JPH10272709A - 罫線装置 - Google Patents

罫線装置

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Publication number
JPH10272709A
JPH10272709A JP9095252A JP9525297A JPH10272709A JP H10272709 A JPH10272709 A JP H10272709A JP 9095252 A JP9095252 A JP 9095252A JP 9525297 A JP9525297 A JP 9525297A JP H10272709 A JPH10272709 A JP H10272709A
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JP
Japan
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ruled line
roll
ruled
crease
corrugated cardboard
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Application number
JP9095252A
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English (en)
Inventor
Mitsuhiro Ishizuka
光裕 石塚
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Isowa Corp
Original Assignee
Isowa Industry Co Ltd
Isowa Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 段ボールシートの厚みや硬度等の加工条件に
応じて良好な罫線を確実に形成すると共に、オーダ変更
に迅速に対応する。 【解決手段】 段ボールシート20の供給ラインを挟む
上下の関係で、上回転軸24と下回転軸26とが平行に
配設され、両回転軸24,26は相互に反対方向に回転
する。上回転軸24に、軸方向に離間して複数の雄罫線
ロール28が一体的に回転するよう配設され、下回転軸
26に、各雄罫線ロール28と対向する関係で複数の雌
罫線ロール30が回転自在に配設される。雄罫線ロール
28の外周に、形状や寸法の異なる第1凸部28aと第
2凸部28bが形成され、雌罫線ロール30の外周に、
雄罫線ロール28に形成された凸部28a,28bと対
応する第1凹部30aと第2凹部30bが形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一対の罫線ロー
ルの間に段ボールシートを供給することにより、該シー
トにその供給方向と平行な折曲げ用の罫線(縦罫)を形成
する罫線装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】所定寸法長に切断された段ボールシート
を加工して、製函用のブランクを製造するためには、そ
れに先立ち該シートに所要の溝切り(スロッティング)お
よび縦罫入れ(クリージング)を施す必要がある。この用
途には、一般にフレキソプリンタスロッタと称する複合
装置が好適に使用される。例えば、この複合装置は、フ
レキソ印刷機、罫線装置(クリーザ)、溝切り装置(スロ
ッタ)等の各ユニットを直列配置して構成され、これら
のユニットを通過する段ボールシートに所要の印刷を施
すと共に、縦罫(クリーズ)および溝(スロット)が順次形
成されるようになっている。
【0003】従来の罫線装置では、段ボールシートの供
給ラインを挟む上下に、相互に反対方向に回転する雄罫
線ロールと雌罫線ロールとが対向配置されている。また
一般的には雄罫線ロールの外周に凸部が形成されると共
に、雌罫線ロールの外周には凸部と対応する凹部が形成
され、両ロールの間を通過する段ボールシートに、供給
ラインと平行な縦罫を形成するよう構成される。なお、
罫線ロールの形状としては、凸型、凹型、平型等があ
り、夫々が所要の組合わせで使用される場合もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記段ボールシートに
は、A段やB段の両面段ボールシートや、あるいはAB
段の複両面段ボールシート等のように厚みの異なる複数
の種類がある。しかるに、前記罫線装置の雄罫線ロール
および雌罫線ロールに形成された凸部および凹部は一種
類であって、全ての種類の段ボールシートに良好な縦罫
を確実に形成することは困難であった。例えば、雄罫線
ロールと雌罫線ロールとの隙間を、中間の厚み寸法の段
ボールシートに合わせて設定した場合、Bフルートの両
面段ボールシートのように厚みの薄いシートでは、縦罫
が弱すぎることとなり、後工程での製函が良好に行なわ
れないばかりか、製函された箱に歪みを生ずる問題があ
る。また逆に、複両面段ボールシートのように厚みの厚
いシートでは、縦罫が強すぎることとなり、縦罫部分で
罫線割れを生ずる問題等もある。更に、雄罫線ロールと
雌罫線ロールの隙間を隙間調整手段を用いて最適の隙間
に設定したとしても、中芯紙やライナ等の材質、坪量
(単位面積当りの重量)等が異なると、罫線ロールの形状
や材質等を当該段ボールシートに合ったものに換えない
と複数種のシートに常に良好な縦罫を確実に形成するこ
とは困難であった。
【0005】なお、段ボールシートの各種類毎に、その
厚みや材質、坪量等の加工条件に応じた凸部および凹部
を形成した雄罫線ロールおよび雌罫線ロールを選択して
交換することで、各種の段ボールシートに良好な縦罫を
確実に形成することはできる。しかし、オーダ変更毎に
両ロールを着脱交換する作業には極めて時間が掛かり、
生産能力を低下させる原因となる。また、段ボールシー
トの各種類毎に対応する雄罫線ロールおよび雌罫線ロー
ルを用意することは、コストが嵩むと共に保管・管理が
煩雑となる難点も指摘される。
【0006】
【発明の目的】本発明は、前述した従来の技術に内在し
ている前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案
されたものであって、段ボールシートの厚みや材質、坪
量等の加工条件に応じて良好な罫線(縦罫)を確実に形成
し得ると共に、オーダ変更に迅速に対応し得る罫線装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した問題点を解決
し、所期の目的を好適に達成するため本発明は、段ボー
ルシートの供給ラインを挟んで上下の関係で対向配置し
た一方の罫線ロールと他方の罫線ロールとを備え、両罫
線ロールの間に供給された段ボールシートに供給ライン
と平行な罫線を形成する罫線装置において、前記一方の
罫線ロールの外周に、周方向に複数の異なる形状の罫型
を形成し、前記段ボールシートの厚みや材質、坪量等の
加工条件に応じて罫型を選択的に用いて該シートに罫線
を形成するよう構成したことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る罫線装置につ
き、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以
下説明する。図1は、本発明の好適な実施例に係る罫線
装置を示す概略構成図であり、図2は、実施例に係る罫
線装置が採用されるフレキソプリンタスロッタの概略構
成図である。
【0009】図に示すフレキソプリンタスロッタ10
は、シート供給装置12、フレキソ印刷機14、罫線装
置16および溝切り装置18の各ユニットを直列配置し
て構成される。そして、所定寸法長に裁断された段ボー
ルシート20はシート供給装置12に多数積層貯留さ
れ、この装置12に設けたキッカー22により、最下部
のシート20が1枚当てずつ下流側に配設したフレキソ
印刷装置14に向けて水平に送出し供給されるようにな
っている。フレキソ印刷装置14は、例えば2色刷り印
刷の場合、全く同じ構成の第1印刷ユニット14a,第
2印刷ユニット14bの直列群で構成され、段ボールシ
ート20が各印刷ユニット14a,14bを通過する際
に所要色彩のフレキソ印刷が施される。
【0010】前記印刷ユニット14a,14bを通過し
所要の印刷がなされた段ボールシート20は、その下流
に設けられた罫線装置16に供給されて所要のクリージ
ング加工を施され、更に溝切り装置18に供給されて所
要のスロッティング加工が施される。このように所要の
印刷が施され、更にクリージング加工およびスロッティ
ング加工が施されたブランク21(図4(b)参照)は、図
示しない下流側に設けた製函機に供給されて、ここで所
要の箱体に組立てられる。
【0011】前記罫線装置16では、図1に示す如く、
段ボールシート20の供給ラインを挟む上下の関係で、
供給ラインと交差する方向(横方向)に延在する上回転軸
24と下回転軸26とが平行に配設され、両回転軸2
4,26は相互に反対方向に回転するよう構成される。
上回転軸24には、軸方向に離間して複数の雄罫線ロー
ル(一方の罫線ロール)28が一体的に回転するよう配設
され、また下回転軸26には、各雄罫線ロール28と対
向する関係で複数の雌罫線ロール(他方の罫線ロール)3
0が回転自在に配設されている。前記雄罫線ロール28
の外周には、形状や寸法の異なる罫型としての第1凸部
28aと第2凸部28bが形成されると共に、前記雌罫
線ロール30の外周には、雄罫線ロール28に形成され
た凸部28a,28bと対応する罫型としての第1凹部
30aと第2凹部30bが形成される。そして、各対を
なす第1凸部28aと第1凹部30aまたは第2凸部2
8bと第2凹部30bが対向する罫入れ部位を通過する
段ボールシート20に、供給ラインと平行な縦罫32を
形成するよう構成される。
【0012】実施例では一方の対をなす第1凸部28a
と第1凹部30aは、例えばA段やB段等の厚みが薄く
て坪量の少ない両面段ボールシートに縦罫32を形成す
るのに適した形状に設定され、他方の対をなす第2凸部
28bと第2凹部30bは、例えばAB段等の厚みの厚
い複両面段ボールシートや強化中芯を用いた両面段ボー
ルシートに縦罫32を形成するのに適した形状に設定さ
れている。また、当該フレキソプリンタスロッタ10で
図4(b)に示すA型箱用のブランク21を形成する場合
は、前記上下の回転軸24,26に雄罫線ロール28と
雌罫線ロール30とが夫々4個設けられ、ブランク21
にはシート供給方向と交差する横方向に離間する4個所
に縦罫32が形成される。なお、雄罫線ロール28およ
び雌罫線ロール30は、段ボールシート20のオーダ変
更に際して回転軸24,26の軸方向に移動調整可能に
構成されている。
【0013】前記上下の回転軸24,26は、罫線装置
16に連結される他のユニットを駆動する既存の共通駆
動源(例えば、コルゲータラインにおけるラインシャフ
ト)に、該回転軸24,26を回転制御する手段としての
差動装置34を介して連結されて、前記雄罫線ロール2
8および雌罫線ロール30を段ボールシート20の送給
速度と一致する周速で相互に反対方向に回転駆動するよ
う構成されている。図2に示す如く、前記差動装置34
に制御信号を出力する制御装置36には、段ボールシー
ト20の段種、シートの種類、材質、厚み、坪量等の各
種の加工条件が入力されるようになっている。制御装置
36では、入力された縦罫32を形成するべき段ボール
シート20の加工条件に応じて、前記雄罫線ロール28
および雌罫線ロール30の第1凸部28aと第1凹部3
0aまたは第2凸部28bと第2凹部30bの何れかを
用いて段ボールシート20に縦罫32を形成することを
決定する。そして、制御装置36から差動装置34に制
御信号が出力され、該差動装置34は、雄罫線ロール2
8および雌罫線ロール30の対をなす第1凸部28aと
第1凹部30aまたは第2凸部28bと第2凹部30b
が、段ボールシート20の罫線形成予定位置で対向して
該位置に縦罫32を形成するよう両回転軸24,26の
回転を制御する。
【0014】なお、生産するオーダの各種の加工条件
は、予め上位の生産管理装置(図示せず)に入力されるよ
うになっているので、該管理装置から演算装置等を介し
て制御装置36に情報を供給して差動装置34を制御す
るようにしてもよい。また、雄罫線ロール28および雌
罫線ロール30の夫々を別々の差動装置により差動させ
る構成を採用することも可能である。
【0015】前記溝切り装置18は、図1に示す如く、
相互に反対方向に回転するスロッタ軸38および受刃軸
40が上下の関係で対向的に配設され、スロッタ軸38
には、周方向に離間して2つの溝切り刃42,42を備
えた円盤状のホルダ44が、前記罫線装置16における
各雄罫線ロール28と対応する位置に夫々配設されてい
る。また受刃軸40には、前記溝切り刃42と対応的に
協働する2枚の受刃46,46(一方のみ図示)を備えた
円盤状のホルダ48が、前記罫線装置16における各雌
罫線ロール30と対応する位置に夫々配設される。そし
て、各対応の溝切り刃42と受刃46,46との間に供
給された縦罫32が形成された段ボールシート20に
は、その縦罫32と一致する供給方向の前後両端部に、
所要深さの溝50が形成され、図4(b)に示すA型箱用
のブランク21が形成される。
【0016】図4(b)に示すブランク21において、シ
ート両端に夫々形成される溝50,50間における縦罫
32の長さLに対し、前記雄罫線ロール28に形成され
る第1凸部28aおよび雌罫線ロール30に形成される
第1凹部30aの周長L1,L 2(図4(a)参照)は、好適
にはL≦L1,L2となるよう設定される。実施例の雄罫
線ロール28の第2凸部28bおよび雌罫線ロール30
の第2凹部30bの周長は、夫々第1凸部28aおよび
第1凹部30aの周長L1,L2と同一に設定されてい
る。ちなみに、溝50,50間の長さLは、製函された
箱の深さを規定するものである。
【0017】なお、前記第1凸部28aの周長L1およ
び第1凹部30aの周長L2に関しては、縦罫32の長
さLより第1凹部30aや第1凹部30aの周長L1,L
2が、αやβ分短かくてもよく、例えばL1<L≦(L1
α+β),L2<L≦(L2+α+β)となる関係であっても
よい(図9参照)。但し、αやβは、縦罫32での折曲げ
に支障を来すことのない値に設定される。また、図9で
はαやβが左右両側に存在するよう図示したが、左右の
何れか側にのみ存在する場合であってもよい。そして、
前述したように第1凸部28aの周長L1および第1凹
部30aの周長L2を設定した場合においても、αやβ
の領域に全く縦罫32が施されないものではなく、第2
凸部28bおよび第2凹部30bにより縦罫32が施さ
れるものである。
【0018】
【実施例の作用】次に、前述した実施例に係る罫線装置
の作用につき説明する。段ボールシート20の厚みや材
質、坪量等の加工条件のデータが制御装置36に入力さ
れると、制御装置36では、そのデータに基づいて雄罫
線ロール28および雌罫線ロール30における何れの凸
部28a,28bまたは凹部30a,30bを選択して使
用するかが決定される。例えば薄物の段ボールシート2
0に縦罫32を形成する場合は、第1凸部28aと第1
凹部30aを選択使用するよう差動装置34に制御信号
が出される。
【0019】すなわち、段ボールシート20における罫
線形成予定位置において、図5に示す如く、雄罫線ロー
ル28の第1凸部28aと雌罫線ロール30の第1凹部
30aとが対向するように、両回転軸24,26の回転
が差動装置34により制御される。そして、上流側のフ
レキソ印刷装置14で所要の印刷が施された段ボールシ
ート20が雄罫線ロール28と雌罫線ロール30との間
に供給されると、該シート20には第1凸部28aと第
1凹部30aとにより罫線形成予定位置に縦罫32が形
成される。縦罫32が形成された段ボールシート20
は、下流側において溝切り装置18により所要のスロッ
ティング加工が施される。このように所要の印刷が施さ
れ、更にクリージング加工およびスロッティング加工が
施されたブランク21は、下流側の製函機で所要の箱体
に組立てられる。
【0020】前述したように薄物の段ボールシート20
には、その加工条件に応じた形状や寸法の第1凸部28
aと第1凹部30aを選択して縦罫32を形成するの
で、当該縦罫32が弱すぎたり強すぎることはない。従
って、後工程での製函が良好になされると共に、縦罫部
で罫線割れを生ずるのは回避される。
【0021】次に、オーダ変更により厚物の段ボールシ
ート20や硬度の高い段ボールシート20に縦罫32を
形成する場合は、その加工条件が前記制御装置36に入
力されることで、該装置36では、前記雄罫線ロール2
8および雌罫線ロール30の第2凸部28bと第2凹部
30bを使用するよう差動装置34に制御信号が出され
る。
【0022】すなわち、段ボールシート20における罫
線形成予定位置において、図6に示す如く、雄罫線ロー
ル28の第2凸部28bと雌罫線ロール30の第2凹部
30bとが対向するように、両回転軸24,26の回転
が差動装置34により制御される。そして、上流側のフ
レキソ印刷装置14で所要の印刷が施された段ボールシ
ート20が雄罫線ロール28と雌罫線ロール30との間
に供給されると、該シート20には第2凸部28bと第
2凹部30bとにより罫線形成予定位置に縦罫32が形
成される。縦罫32が形成された段ボールシート20
は、下流側において溝切り装置18により所要のスロッ
ティング加工が施された後、前述したと同様に製函機で
所要の箱体に組立てられる。
【0023】前述したように、厚物の段ボールシート2
0の場合においても、その加工条件に応じた形状や寸法
の第2凸部28bと第2凹部30bを選択して縦罫32
を形成するので、当該縦罫32が弱すぎたり強すぎるこ
とはなく、後工程での製函が良好になされると共に、縦
罫部で罫線割れを生ずるのは回避される。
【0024】このように、実施例に係る罫線装置16で
は、段ボールシート20の厚みや材質、坪量等の加工条
件に応じて最適な縦罫32を形成するための凸部28
a,28bや凹部30a,30bを選択して使用するの
で、各種類の段ボールシート20に良好な縦罫32を確
実に形成することができる。従って、後工程での製函を
良好に行ない得ると共に、縦罫部で罫線割れを防止し得
る。また、雄罫線ロール28および雌罫線ロール30に
形成した凸部28a,28bおよび凹部30a,30bを
選択するだけであるので、オーダ変更に際しての段取り
替え時間を短縮することができ、生産能力を向上させ得
る。
【0025】
【変形例について】図7は、実施例に係る罫線装置16
の変形例を示すものであって、同一構成の罫線ユニット
16a,16bを溝切り装置18の上流側に直列に配設
してある。上流側の第1罫線ユニット16aでは、雄罫
線ロール28の外周に第1凸部28aと第2凸部28b
とが形成されると共に、雌罫線ロール30の外周に第1
凹部30aと第2凹部30bとが形成される。また、下
流側の第2罫線ユニット16bでは、雄罫線ロール28
の外周に第3凸部28cと第4凸部28dとが形成され
ると共に、雌罫線ロール30の外周に第3凹部30cと
第4凹部30dとが形成される。前記両ユニット16
a,16bにおける第1〜第4の凸部28a,28b,2
8c,28dおよび第1〜第4の凹部30a,30b,3
0c,30dは、夫々異なる形状や寸法に形成されて、
段ボールシート20の加工条件に応じて使い分けられる
よう構成される。なお、両ユニット16a,16bは、
不使用時には段ボールシート20の供給ラインから離間
して罫入れ不能な状態に保持し得るよう構成される。
【0026】すなわち、図7に示す変形例の罫線装置1
6では、4つの異なる種類の凸部28a,28b,28
c,28dおよび凹部30a,30b,30c,30dを、
段ボールシート20の加工条件に応じて選択して使用し
得るので、該シート20の加工条件を細かく分類して各
種類の段ボールシート20に良好な縦罫32を確実に形
成することが可能となる。なお、段ボールシート20の
種類によっては、第1罫線ユニット16aで縦罫32を
形成した後に、更に第2罫線ユニット16bで縦罫32
を形成することもできる。
【0027】図8は、雄罫線ロール28の変形例を示す
ものであって、その外周には形状や寸法の異なる3種類
の凸部28a,28b,28cが形成され、各凸部28
a,28b,28cを段ボールシート20の種類に応じて
選択使用し得るよう構成される。なお、この変形例にお
いても各凸部28a,28b,28cの周長は、好適には
前記ブランク21に形成される溝50,50間の長さL
以上に設定されるが、生産上の支障がない限りLより短
かくても可能である。また、図8に示す雄罫線ロール2
8を使用する場合は、対応する3種類の凹部が形成され
た雌罫線ロール30が使用される。
【0028】
【変更例について】前述した実施例や変形例では、雄罫
線ロールに形成した複数の凸部に対応して雌罫線ロール
に複数の凹部を形成した場合につき説明したが、各種の
凸部に対応する単一の凹部を形成するものであってもよ
い。また雌罫線ロールに関しては、その外周を弾性変形
可能な軟質のウレタンやゴムを材質とする材料により平
坦に形成し、各種の凸部に対応させ得るようにすること
が可能である。なお、実施例や変形例では雄罫線ロール
を一方の罫線ロールとして説明し、雌罫線ロールを他方
の罫線ロールとして説明したが、その逆であってもよ
い。すなわち、単1の凸部が形成された雄罫線ロール
と、段ボールシートの加工条件に応じた複数の凹部が形
成された雌罫線ロールとの組合わせを採ることができ
る。
【0029】また、前述した変形例に示す罫線ユニット
を供給ラインに沿って3基以上直列に配置したり、雄罫
線ロールおよび雌罫線ロールに形状や寸法の異なる4つ
以上の凸部および凹部を形成することも可能である。更
には、実施例や変形例では罫型として凸型または凹型を
例に挙げたが、平型であってもよく、また対をなす罫型
としては凸型と凸型、凸型と平型、平型と平型、平型と
凹型等の組合わせを適宜に採用し得るものである。な
お、一方および他方の罫線ロールに複数の罫型を夫々に
形成した構成において、一方の罫線ロールの罫型に他方
の罫線ロールの罫型を対応させなくてもよく、任意の罫
型を選択することが可能である。
【0030】更にまた、実施例では両罫線ロールを、印
刷機におけるラインシャフトからの動力を差動装置を介
して伝達して回転するよう構成したが、独立したモータ
により両罫線ロールを回転するようにしてもよい。例え
ば、段ボールシートの加工条件に応じた制御信号を制御
装置からモータに出力し、対応する凸部や凹部を用いる
ように両罫線ロールを回転制御させる。また、実施例で
はブランク21の4個所に縦罫32を形成する場合につ
き説明したが、図9に示すC位置またはB位置とD位置
にのみ縦罫32を形成することも可能である。すなわ
ち、例えば後工程の製函機(フォルダグルア)に供給され
て折曲げられる個所(B位置とD位置)にのみ縦罫32を
形成する仕様にも対応し得る。
【0031】
【発明の効果】以上に説明した如く、本発明に係る罫線
装置によれば、一方の罫線ロールの外周に複数の異なる
罫型を形成することで、段ボールシートの厚みや材質、
坪量等の加工条件に応じて罫型を選択使用することがで
き、各種類の段ボールシートに良好な罫線を確実に形成
することができる。従って、後工程での製函が良好に行
なわれ、美麗な箱を形成し得ると共に、罫線部での罫線
割れも好適に防止し得る。また、オーダ変更に際して罫
線ロールを交換する必要はないので、段取り替えを短時
間で行なうことができ、生産能力を向上させ得る利点を
有する。更には、構造が簡単でコストを低廉に抑えるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る罫線装置の概略構成図で
ある。
【図2】実施例に係る罫線装置が採用されるフレキソプ
リンタスロッタの概略構成図である。
【図3】実施例に係る罫線装置の制御ブロック図であ
る。
【図4】実施例に係る罫線装置の両罫線ロールに形成さ
れた凸部および凹部の周長とブランクに形成される縦罫
の長さとの関係を示す説明図である。
【図5】実施例に係る罫線装置で薄物の段ボールシート
に縦罫を形成する場合の説明図である。
【図6】実施例に係る罫線装置で厚物の段ボールシート
に縦罫を形成する場合の説明図である。
【図7】本発明の変形例に係る罫線装置の概略構成図で
ある。
【図8】本発明の罫線装置における雄罫線ロールの変形
例を示す概略図である。
【図9】実施例に係る罫線装置の両罫線ロールに形成さ
れた凸部および凹部の周長とブランクに形成される縦罫
の長さとの別の関係を示す説明図である。
【符号の説明】
20 段ボールシート 28 雄罫線ロール(一方の罫線ロール) 28a 第1凸部 28b 第2凸部 30 雌罫線ロール(他方の罫線ロール) 30a 第1凹部 30b 第2凹部 32 縦罫(罫線) 34 差動装置(回転制御手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 段ボールシート(20)の供給ラインを挟ん
    で上下の関係で対向配置した一方の罫線ロール(28)と他
    方の罫線ロール(30)とを備え、両罫線ロール(28,30)の
    間に供給された段ボールシート(20)に供給ラインと平行
    な罫線(32)を形成する罫線装置において、 前記一方の罫線ロール(28)の外周に、周方向に複数の異
    なる形状の罫型(28a,28b)を形成し、前記段ボールシー
    ト(20)の厚みや材質、坪量等の加工条件に応じて罫型(2
    8a,28b)を選択的に用いて該シート(20)に罫線(32)を形
    成するよう構成したことを特徴とする罫線装置。
  2. 【請求項2】 前記段ボールシート(20)の罫線形成予定
    位置に、該シート(20)の加工条件に対応する罫型(28a,2
    8b)が到来するように一方の罫線ロール(28)を回転制御
    する手段(34)を備える請求項1記載の罫線装置。
  3. 【請求項3】 前記他方の罫線ロール(30)の外周に、単
    一の罫型または複数の罫型(30a,30b)が形成されている
    請求項1記載の罫線装置。
  4. 【請求項4】 前記他方の罫線ロール(30)の外周に、前
    記一方の罫線ロール(28)の外周に形成した複数の罫型(2
    8a,28b)と対応する複数の罫型(30a,30b)が形成され、前
    記段ボールシート(20)の罫線形成予定位置に、該シート
    (20)の加工条件に対応する一方の罫線ロール(28)の罫型
    (28a,28b)および他方の罫線ロール(30)の罫型(30a,30b)
    が到来するように、一方の罫線ロール(28)および他方の
    罫線ロール(30)を回転制御する手段(34)を備える請求項
    1記載の罫線装置。
JP9095252A 1997-03-28 1997-03-28 罫線装置 Pending JPH10272709A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111873546A (zh) * 2020-06-30 2020-11-03 浙江博莱特纸容器有限公司 瓦楞纸纵切防爆压线加工设备
CN112389021A (zh) * 2020-10-28 2021-02-23 广东台一精工机械有限公司 一种可变换线型的压线单元及压线机构

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