JPH10272717A - 感熱接着シート及びそれを用いた情報記録体 - Google Patents
感熱接着シート及びそれを用いた情報記録体Info
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- JPH10272717A JPH10272717A JP9661897A JP9661897A JPH10272717A JP H10272717 A JPH10272717 A JP H10272717A JP 9661897 A JP9661897 A JP 9661897A JP 9661897 A JP9661897 A JP 9661897A JP H10272717 A JPH10272717 A JP H10272717A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 剥がしカールが生ずることなく開封性に優
れ、より多くの情報を伝達することができる葉書を製造
するのに好適な感熱接着シート、及び、それを用いた、
破棄が容易な情報記録体。 【解決手段】情報記録面(Ea,Eb)を有する1又は
2以上の記録材(E)の前記情報記録面同士を感熱接着
するための感熱接着シート及びそれを用いた情報記録
体。感熱接着シートは、支持体(A)とその片面に設け
た球状微粒子形態の熱可塑性樹脂層(B)からなる積層
体の両面に感熱接着剤層(C,C’)を形成させた感熱
接着シート(D)である。
れ、より多くの情報を伝達することができる葉書を製造
するのに好適な感熱接着シート、及び、それを用いた、
破棄が容易な情報記録体。 【解決手段】情報記録面(Ea,Eb)を有する1又は
2以上の記録材(E)の前記情報記録面同士を感熱接着
するための感熱接着シート及びそれを用いた情報記録
体。感熱接着シートは、支持体(A)とその片面に設け
た球状微粒子形態の熱可塑性樹脂層(B)からなる積層
体の両面に感熱接着剤層(C,C’)を形成させた感熱
接着シート(D)である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録材の情報記録
面同士を剥離可能に感熱接着することのできる感熱接着
シート及びそれを用いた情報記録体に関し、特に、葉書
と同一の郵便料金で、より多くの情報を伝達するために
用いる感熱接着シート及びそれを用いた情報記録体に関
する。
面同士を剥離可能に感熱接着することのできる感熱接着
シート及びそれを用いた情報記録体に関し、特に、葉書
と同一の郵便料金で、より多くの情報を伝達するために
用いる感熱接着シート及びそれを用いた情報記録体に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、社会保険庁、銀行、証券会社、郵
便局、電力会社等から各種支払通知書、受領書及び満期
通知書等のような書類の郵送が激増している。このよう
なプライバシーに係わる通知書は、従来、封書により郵
送されていたが、これらの書類の増大に伴い、郵送コス
トが莫大にならざるを得ないという問題点があった。
便局、電力会社等から各種支払通知書、受領書及び満期
通知書等のような書類の郵送が激増している。このよう
なプライバシーに係わる通知書は、従来、封書により郵
送されていたが、これらの書類の増大に伴い、郵送コス
トが莫大にならざるを得ないという問題点があった。
【0003】そこで、最近においては、宛先人毎のデー
ターをコンピューターによって管理することにより発送
作業の省力化を図っている。即ち、コンピューターに入
力されたデーターは、発送時に宛先人毎に連続してプリ
ントアウトされる。この時、連続記録用紙の片面には、
宛先と通信文が同時に印刷され、これを宛先人毎に切り
離し、宛先だけ外から見えるような窓付の封書に入れて
発送されている。
ターをコンピューターによって管理することにより発送
作業の省力化を図っている。即ち、コンピューターに入
力されたデーターは、発送時に宛先人毎に連続してプリ
ントアウトされる。この時、連続記録用紙の片面には、
宛先と通信文が同時に印刷され、これを宛先人毎に切り
離し、宛先だけ外から見えるような窓付の封書に入れて
発送されている。
【0004】このようにすることによって、宛先と通信
文の不一致を防ぐことができ、また、宛名書等の作業を
省略することができる。しかしながら、封書は葉書に比
べて郵送料が高いので、最近、内部に情報を隠蔽するこ
とのできる様々な葉書が提案され実用化されている。例
えば、表面に情報を記録することのできる感熱接着剤層
を紙製支持体の片面に形成せしめた封緘葉書がある(実
開平1−148371号公報)が、この封緘葉書は、感
熱接着剤の表面に情報を記録した後、これを2つ折りに
して感熱接着剤同士を剥離可能な接着強度で熱圧着し、
2つ折りにして葉書サイズにするものである。
文の不一致を防ぐことができ、また、宛名書等の作業を
省略することができる。しかしながら、封書は葉書に比
べて郵送料が高いので、最近、内部に情報を隠蔽するこ
とのできる様々な葉書が提案され実用化されている。例
えば、表面に情報を記録することのできる感熱接着剤層
を紙製支持体の片面に形成せしめた封緘葉書がある(実
開平1−148371号公報)が、この封緘葉書は、感
熱接着剤の表面に情報を記録した後、これを2つ折りに
して感熱接着剤同士を剥離可能な接着強度で熱圧着し、
2つ折りにして葉書サイズにするものである。
【0005】しかしながら、上記の封緘葉書は、剥離面
となる感熱接着剤層の表面に情報を記録するため、他面
に記録内容が転写されたり、感熱接着剤層の接着強度の
調整が難しいために剥がしカールが発生して情報の判読
が困難となる等の欠点がある。この欠点を解決するため
に、熱圧着の温度と圧力を調整して感熱接着剤層同士の
剥離を適度なものとしようとしても、この方法による剥
離性の調整は極めて難しく接着不良による自然剥離を起
こしたり、ダイレクトメール等のように、情報記録面の
全面がインクで覆われる記録材の場合には感熱接着でき
ず、一体化物を得ることができない。
となる感熱接着剤層の表面に情報を記録するため、他面
に記録内容が転写されたり、感熱接着剤層の接着強度の
調整が難しいために剥がしカールが発生して情報の判読
が困難となる等の欠点がある。この欠点を解決するため
に、熱圧着の温度と圧力を調整して感熱接着剤層同士の
剥離を適度なものとしようとしても、この方法による剥
離性の調整は極めて難しく接着不良による自然剥離を起
こしたり、ダイレクトメール等のように、情報記録面の
全面がインクで覆われる記録材の場合には感熱接着でき
ず、一体化物を得ることができない。
【0006】そこで、本発明者等は、先に、2枚の葉書
サイズの記録材に情報記録した後、各記録材の情報記録
面同士を再剥離可能に感熱接着することのできる両面接
着性を有する感熱接着シート及びそれを用いた情報記録
体を提案した(特開平4−126298号公報)。しか
しながら、この感熱接着シートを用いた情報記録体の場
合には、情報記録した2枚の葉書サイズの記録材の情報
記録面間に感熱接着シートを挟んで感熱接着させる際
に、熱溶融した合成樹脂塗工層が記録体の切り口部から
はみ出し、支持体と合成樹脂塗工層間の剥離界面を樹脂
で覆うため開封不良となり易く、また、高濃度のインク
で覆われた記録材表面と合成樹脂塗工層との接着性が劣
るという点で満足できるものはなかった。
サイズの記録材に情報記録した後、各記録材の情報記録
面同士を再剥離可能に感熱接着することのできる両面接
着性を有する感熱接着シート及びそれを用いた情報記録
体を提案した(特開平4−126298号公報)。しか
しながら、この感熱接着シートを用いた情報記録体の場
合には、情報記録した2枚の葉書サイズの記録材の情報
記録面間に感熱接着シートを挟んで感熱接着させる際
に、熱溶融した合成樹脂塗工層が記録体の切り口部から
はみ出し、支持体と合成樹脂塗工層間の剥離界面を樹脂
で覆うため開封不良となり易く、また、高濃度のインク
で覆われた記録材表面と合成樹脂塗工層との接着性が劣
るという点で満足できるものはなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の第1
の目的は、記録情報を破壊することなく、より多くの情
報を葉書に持たせることのできる感熱接着シートを提供
することにある。本発明の第2の目的は、剥がしカール
を生ずることなく葉書の開封性に優れる、より多くの情
報を伝達することのできる葉書として機能すると共に、
破棄に際してはシュレッダーを使用しなくても手で容易
に破ることのできる情報記録体を提供することにある。
の目的は、記録情報を破壊することなく、より多くの情
報を葉書に持たせることのできる感熱接着シートを提供
することにある。本発明の第2の目的は、剥がしカール
を生ずることなく葉書の開封性に優れる、より多くの情
報を伝達することのできる葉書として機能すると共に、
破棄に際してはシュレッダーを使用しなくても手で容易
に破ることのできる情報記録体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の上記の諸目的
は、情報記録面(Ea,Eb)を有する1又は2以上の
記録材(E)の前記情報記録面同士を感熱接着するため
の感熱接着シートにおいて、該感熱接着シートが、支持
体(A)とその片面に設けた球状微粒子形態の熱可塑性
樹脂層(B)とからなる積層体の両面に感熱接着剤層
(C,C’)を形成させた感熱接着シート(D)であっ
て、前記支持体(A)と熱可塑性樹脂層(B)との界面
の180度剥離強度が、20℃、65%RHの環境下、
剥離速度500mm/分で10〜100g/50mmで
あると共に、前記記録材(E)の情報記録面(Ea,E
b)間に挿入して感熱接着させた時の、前記各感熱接着
剤層(C,C’)と情報記録面(Ea,Eb)との界面
の180度剥離強度が、20℃、65%RHの環境下、
剥離速度500mm/分で300g/50mm以上であ
ることを特徴とする感熱接着シート及びそれを用いた情
報記録体によって達成された。
は、情報記録面(Ea,Eb)を有する1又は2以上の
記録材(E)の前記情報記録面同士を感熱接着するため
の感熱接着シートにおいて、該感熱接着シートが、支持
体(A)とその片面に設けた球状微粒子形態の熱可塑性
樹脂層(B)とからなる積層体の両面に感熱接着剤層
(C,C’)を形成させた感熱接着シート(D)であっ
て、前記支持体(A)と熱可塑性樹脂層(B)との界面
の180度剥離強度が、20℃、65%RHの環境下、
剥離速度500mm/分で10〜100g/50mmで
あると共に、前記記録材(E)の情報記録面(Ea,E
b)間に挿入して感熱接着させた時の、前記各感熱接着
剤層(C,C’)と情報記録面(Ea,Eb)との界面
の180度剥離強度が、20℃、65%RHの環境下、
剥離速度500mm/分で300g/50mm以上であ
ることを特徴とする感熱接着シート及びそれを用いた情
報記録体によって達成された。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の感熱接着シート及
びそれを用いた情報記録体を図面に基づいて更に詳述す
る。図1は、本発明の感熱接着シートの断面構成図であ
り、図2は、図1の感熱接着シートを用いた場合の本発
明の情報記録体の断面構成図である。図において、符号
Aは支持体、Bは熱可塑性樹脂の水系球状微粒子分散体
を塗布・乾燥してなる熱可塑性樹脂層、C及びC’は感
熱接着剤層、Dは本発明の感熱接着シート、EはDと共
に本発明の記録体を構成する記録材、Ea及びEbは該
記録材の情報記録面を表す。
びそれを用いた情報記録体を図面に基づいて更に詳述す
る。図1は、本発明の感熱接着シートの断面構成図であ
り、図2は、図1の感熱接着シートを用いた場合の本発
明の情報記録体の断面構成図である。図において、符号
Aは支持体、Bは熱可塑性樹脂の水系球状微粒子分散体
を塗布・乾燥してなる熱可塑性樹脂層、C及びC’は感
熱接着剤層、Dは本発明の感熱接着シート、EはDと共
に本発明の記録体を構成する記録材、Ea及びEbは該
記録材の情報記録面を表す。
【0010】本発明で使用する支持体としては、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリアミド、トリアセテート等の透明な合成樹脂フ
ィルムを用いることができるが、中でも、耐熱性、寸法
安定性、強度及びコスト等の点から、ポリエチレンテレ
フタレートフィルムを使用することが好ましい。
チレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリアミド、トリアセテート等の透明な合成樹脂フ
ィルムを用いることができるが、中でも、耐熱性、寸法
安定性、強度及びコスト等の点から、ポリエチレンテレ
フタレートフィルムを使用することが好ましい。
【0011】支持体(A)の片面に積層される熱可塑性
樹脂層(B)は、感熱接着シートによって一体化された
情報記録体を剥離して内部の記録情報を読む場合の剥離
安定性を図るために、水系球状微粒子分散体として塗布
した熱可塑性樹脂を完全溶融させない温度以下で乾燥し
て形成することが好ましい。熱可塑性樹脂が完全に溶融
する温度で乾燥すると、球状微粒子形態の熱可塑性樹脂
がその形態を保てなくなるので均一な塗工層となる。こ
のような均一な塗工層は、支持体(A)との濡れ性が向
上して接着性が増すので、所望の剥離強度が得られなく
なるので好ましくない。
樹脂層(B)は、感熱接着シートによって一体化された
情報記録体を剥離して内部の記録情報を読む場合の剥離
安定性を図るために、水系球状微粒子分散体として塗布
した熱可塑性樹脂を完全溶融させない温度以下で乾燥し
て形成することが好ましい。熱可塑性樹脂が完全に溶融
する温度で乾燥すると、球状微粒子形態の熱可塑性樹脂
がその形態を保てなくなるので均一な塗工層となる。こ
のような均一な塗工層は、支持体(A)との濡れ性が向
上して接着性が増すので、所望の剥離強度が得られなく
なるので好ましくない。
【0012】従って、本発明における熱可塑性樹脂層
(B)の形成に際しては、熱可塑性樹脂の球状微粒子形
態が維持された熱可塑性樹脂層とするために、70〜1
20℃程度の乾燥温度で成膜させることが好ましい。乾
燥温度が120℃以上では、樹脂が完全に溶融して均一
な塗膜(球状微粒子形態でない)となり、70℃以下の
乾燥温度では、乾燥不良、及び、乾燥不良に伴う塗膜強
度低下により、剥離の安定性が低下し易くなるため好ま
しくない。
(B)の形成に際しては、熱可塑性樹脂の球状微粒子形
態が維持された熱可塑性樹脂層とするために、70〜1
20℃程度の乾燥温度で成膜させることが好ましい。乾
燥温度が120℃以上では、樹脂が完全に溶融して均一
な塗膜(球状微粒子形態でない)となり、70℃以下の
乾燥温度では、乾燥不良、及び、乾燥不良に伴う塗膜強
度低下により、剥離の安定性が低下し易くなるため好ま
しくない。
【0013】本発明においては、支持体(A)上に球状
微粒子形態で形成された熱可塑性樹脂層(B)と支持体
(A)との界面の、20℃、65%RHの環境下で、剥
離速度500mm/分における180度剥離強度が10
〜100g/50mmであることが必要である。剥離強
度が10g/50mm未満では、郵送時に情報記録体
(葉書)が自然剥離を起こし易くなるため好ましくな
い。また、剥離強度が100g/50mm以上では、情
報記録体の開封時に、記録体の損傷及び剥がしカールが
大きくなるため好ましくない。尚、上記剥離強度の測定
は、JIS Z−0237規格に準じて行う。
微粒子形態で形成された熱可塑性樹脂層(B)と支持体
(A)との界面の、20℃、65%RHの環境下で、剥
離速度500mm/分における180度剥離強度が10
〜100g/50mmであることが必要である。剥離強
度が10g/50mm未満では、郵送時に情報記録体
(葉書)が自然剥離を起こし易くなるため好ましくな
い。また、剥離強度が100g/50mm以上では、情
報記録体の開封時に、記録体の損傷及び剥がしカールが
大きくなるため好ましくない。尚、上記剥離強度の測定
は、JIS Z−0237規格に準じて行う。
【0014】本発明で使用する熱可塑性樹脂の水系球状
微粒子分散体とは、粒径が0.1〜20.0μm、好ま
しくは0.1〜10.0μmの球状熱可塑性樹脂を水中
に分散した分散物を意味する。上記の熱可塑性樹脂は、
公知のものの中から適宜選択することができるが、本発
明においては、特に、エチレン−α−オレフィンコポリ
マー樹脂とアイオノマー樹脂との混合物(H)に、低分
子量ポリエチレン樹脂を配合させた混合物から成り、エ
チレン−α−オレフィンコポリマー樹脂とアイオノマー
樹脂との配合比率が重量比で90/10〜30/70で
あって、その混合物(H)と低分子量ポリエチレン樹脂
との配合比率が99/1〜70/30となるように調整
された混合物を用いることが好ましい。
微粒子分散体とは、粒径が0.1〜20.0μm、好ま
しくは0.1〜10.0μmの球状熱可塑性樹脂を水中
に分散した分散物を意味する。上記の熱可塑性樹脂は、
公知のものの中から適宜選択することができるが、本発
明においては、特に、エチレン−α−オレフィンコポリ
マー樹脂とアイオノマー樹脂との混合物(H)に、低分
子量ポリエチレン樹脂を配合させた混合物から成り、エ
チレン−α−オレフィンコポリマー樹脂とアイオノマー
樹脂との配合比率が重量比で90/10〜30/70で
あって、その混合物(H)と低分子量ポリエチレン樹脂
との配合比率が99/1〜70/30となるように調整
された混合物を用いることが好ましい。
【0015】混合物(H)の配合比率において、エチレ
ン−α−オレフィンコポリマー樹脂の配合比率が90重
量%以上では、支持体(A)との接着性が増大し、所望
の剥離強度が得られ難くなるため好ましくない。また、
配合比率が30重量%未満では、支持体(A)との接着
性が低下し、得られた情報記録体が郵送時に自然剥離し
易く、一体化状態を維持し得なくなるため好ましくな
い。
ン−α−オレフィンコポリマー樹脂の配合比率が90重
量%以上では、支持体(A)との接着性が増大し、所望
の剥離強度が得られ難くなるため好ましくない。また、
配合比率が30重量%未満では、支持体(A)との接着
性が低下し、得られた情報記録体が郵送時に自然剥離し
易く、一体化状態を維持し得なくなるため好ましくな
い。
【0016】更に、混合物(H)と低分子量ポリエチレ
ン樹脂との配合比率において、混合物(H)の配合比率
が99重量%以上では、支持体(A)に熱可塑性樹脂層
(B)を形成させて巻取ったロールにブロッキンク゛現
象が発生し易いため好ましくない。また、配合比率が7
0重量%未満では、振動剥離現象(俗称:ジッピング)
の発生により、剥離の均一性が損なわれるため好ましく
ない。
ン樹脂との配合比率において、混合物(H)の配合比率
が99重量%以上では、支持体(A)に熱可塑性樹脂層
(B)を形成させて巻取ったロールにブロッキンク゛現
象が発生し易いため好ましくない。また、配合比率が7
0重量%未満では、振動剥離現象(俗称:ジッピング)
の発生により、剥離の均一性が損なわれるため好ましく
ない。
【0017】また、支持体(A)及び熱可塑性樹脂層
(B)の表面に形成される感熱接着剤層(C,C’)に
使用する合成樹脂は、エチレン酢酸ビニル共重合体、酢
酸ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、エチレンアクリル酸
エチル共重合体、エチレンアクリル酸共重合体、ポリア
ミド樹脂、ポリウレタン樹脂等の中から選択された少な
くとも1種の樹脂を使用することが好ましい。
(B)の表面に形成される感熱接着剤層(C,C’)に
使用する合成樹脂は、エチレン酢酸ビニル共重合体、酢
酸ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、エチレンアクリル酸
エチル共重合体、エチレンアクリル酸共重合体、ポリア
ミド樹脂、ポリウレタン樹脂等の中から選択された少な
くとも1種の樹脂を使用することが好ましい。
【0018】上記の感熱接着剤層には、情報記録面との
感熱接着性の低下及び透明性低下による情報記録内容の
判読性を低下させない範囲で、無機及び/又は有機の顔
料を配合することができる。具体的には、20重量%以
内の範囲で、無機及び/又は有機の顔料を配合させれば
良いが、特に3〜15重量%配合させることが好まし
い。
感熱接着性の低下及び透明性低下による情報記録内容の
判読性を低下させない範囲で、無機及び/又は有機の顔
料を配合することができる。具体的には、20重量%以
内の範囲で、無機及び/又は有機の顔料を配合させれば
良いが、特に3〜15重量%配合させることが好まし
い。
【0019】本発明の情報記録体に使用する記録材
(E)は、通常の葉書に使用する紙やコンピューター印
刷用紙等の、公知の材料の中から適宜選択して使用する
ことができる。本発明の情報記録体は、本発明の感熱接
着シート(D)を記録材(E)の情報記録面Ea及びE
b間に挟み、100℃以下の温度で感熱接着して葉書大
に一体化せしめたものである。
(E)は、通常の葉書に使用する紙やコンピューター印
刷用紙等の、公知の材料の中から適宜選択して使用する
ことができる。本発明の情報記録体は、本発明の感熱接
着シート(D)を記録材(E)の情報記録面Ea及びE
b間に挟み、100℃以下の温度で感熱接着して葉書大
に一体化せしめたものである。
【0020】また、本発明の情報記録体は、例えば、第
2図の如く2枚の葉書大の記録材(E)の情報記録面同
士を貼着させて一体化することも、第3図及び第4図の
如く、コンピューターの印刷用紙に一度に3面を同時印
刷した記録材(E)をS型折り叉はZ型折りにして、相
対向する情報記録面同士を一体化することもできる。後
者の場合には、葉書内部に情報記録面を4面設けること
ができるので、より多量の情報量を有する葉書とするこ
とができる。
2図の如く2枚の葉書大の記録材(E)の情報記録面同
士を貼着させて一体化することも、第3図及び第4図の
如く、コンピューターの印刷用紙に一度に3面を同時印
刷した記録材(E)をS型折り叉はZ型折りにして、相
対向する情報記録面同士を一体化することもできる。後
者の場合には、葉書内部に情報記録面を4面設けること
ができるので、より多量の情報量を有する葉書とするこ
とができる。
【0021】以上、本発明の感熱接着シート(D)を葉
書に用いる場合について詳述したが、本発明の感熱接着
シート(D)は葉書以外の用途にも使用することができ
るのは当然である。このような用途として、例えば、封
書に入れる書類を2つ折りにし、その情報記録面に本発
明の感熱接着シート(D)を挿入して感熱接着すれば、
痕跡が残らないように封書を開封しても書類自体に痕跡
が残ることになり、又、外部から封書内の書類内容を透
かして見ることもできないので、従来の封書による郵送
よりも更にプライバシー防止効果に優れたものとするこ
とができる。
書に用いる場合について詳述したが、本発明の感熱接着
シート(D)は葉書以外の用途にも使用することができ
るのは当然である。このような用途として、例えば、封
書に入れる書類を2つ折りにし、その情報記録面に本発
明の感熱接着シート(D)を挿入して感熱接着すれば、
痕跡が残らないように封書を開封しても書類自体に痕跡
が残ることになり、又、外部から封書内の書類内容を透
かして見ることもできないので、従来の封書による郵送
よりも更にプライバシー防止効果に優れたものとするこ
とができる。
【0022】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明の感熱接着シ
ートは記録材への感熱接着性に優れると共に、剥がしカ
ールを発生させることがなく剥離することができる上、
記録情報を他面へ転移させることもないので、情報を記
録した記録材の記録面同士を剥離可能に接着させるのに
好適である。また、本発明の情報記録体は、特にその大
きさを葉書サイズとすることにより、葉書の郵送料金で
従来の2倍以上の情報量を送ることができる上、プライ
バシー保護に優れた情報伝達手段として有用である。
ートは記録材への感熱接着性に優れると共に、剥がしカ
ールを発生させることがなく剥離することができる上、
記録情報を他面へ転移させることもないので、情報を記
録した記録材の記録面同士を剥離可能に接着させるのに
好適である。また、本発明の情報記録体は、特にその大
きさを葉書サイズとすることにより、葉書の郵送料金で
従来の2倍以上の情報量を送ることができる上、プライ
バシー保護に優れた情報伝達手段として有用である。
【0023】
【実施例】以下、本発明を実施例によって更に詳述する
が、本発明は、これによって限定されるものではない。
尚、明細書中の配合比率は、重量%を表す。
が、本発明は、これによって限定されるものではない。
尚、明細書中の配合比率は、重量%を表す。
【0024】実施例1.厚さ16μmのポリエチレンテ
レフタレートフィルム支持体(A)の片面に、100℃
以下の温度では溶融はみ出しを起こすことのないエチレ
ン−α−オレフィンコポリマー樹脂の水系球状微粒子分
散体[商品名:ケミパールA100、三井石油化学工業
(株)製]とアイオノマー樹脂[商品名:ケミパールS
A100、三井石油化学工業(株)製]の水系球状微粒
子分散体を、前者/後者の固形分比率が90/10とな
るように混合すると共に、その混合物(H)と低分子量
ポリエチレン樹脂 [商品名:ケミパールW400、三井
石油化学工業(株)製] の水系微粒子分散体を、その固
形分比率が70/30となるように混合して塗布液を調
製した。
レフタレートフィルム支持体(A)の片面に、100℃
以下の温度では溶融はみ出しを起こすことのないエチレ
ン−α−オレフィンコポリマー樹脂の水系球状微粒子分
散体[商品名:ケミパールA100、三井石油化学工業
(株)製]とアイオノマー樹脂[商品名:ケミパールS
A100、三井石油化学工業(株)製]の水系球状微粒
子分散体を、前者/後者の固形分比率が90/10とな
るように混合すると共に、その混合物(H)と低分子量
ポリエチレン樹脂 [商品名:ケミパールW400、三井
石油化学工業(株)製] の水系微粒子分散体を、その固
形分比率が70/30となるように混合して塗布液を調
製した。
【0025】得られた塗布液を塗布し、120℃の温度
で乾燥させ、球状微粒子形態の熱可塑性樹脂層(B)を
支持体(A)上に10μmの厚さとなるように形成さ
せ、積層体を作製した。次に、その積層体の両面に、酢
酸ビニル樹脂(C,C’)[商品名:モビニールDC、
ヘキスト合成(株)製]からなる感熱接着剤層を夫々1
0μmの厚さとなるように塗布・乾燥し、感熱接着シー
ト(D)を作製した。
で乾燥させ、球状微粒子形態の熱可塑性樹脂層(B)を
支持体(A)上に10μmの厚さとなるように形成さ
せ、積層体を作製した。次に、その積層体の両面に、酢
酸ビニル樹脂(C,C’)[商品名:モビニールDC、
ヘキスト合成(株)製]からなる感熱接着剤層を夫々1
0μmの厚さとなるように塗布・乾燥し、感熱接着シー
ト(D)を作製した。
【0026】次いで、第3図の如く、コンピュ−タ−か
らの情報を印刷した坪量90g/m2 の記録材の情報記
録面(Ea,Eb)同士が当接するように、折線Pで折
返すと共に折線Oで反対側に折り返し、各相対向する面
間に、先に作製した感熱接着シートを挿入し、表面温度
が100〜110℃の熱ロール間に通して感熱接着させ
た後、充分冷却した。
らの情報を印刷した坪量90g/m2 の記録材の情報記
録面(Ea,Eb)同士が当接するように、折線Pで折
返すと共に折線Oで反対側に折り返し、各相対向する面
間に、先に作製した感熱接着シートを挿入し、表面温度
が100〜110℃の熱ロール間に通して感熱接着させ
た後、充分冷却した。
【0027】上記の如く作製した葉書は、支持体(A)
と可塑性樹脂層(B)との界面で自然剥離がないにもか
かわらず、剥がしカールを発生させることがなく容易に
剥がすことができた。また、記録情報が他面に転移され
ることもなく、良好に判読することができた。次に、こ
の情報記録体の180度剥離強度を、20℃、65%R
Hの環境下、500mm/分の剥離速度で測定したとこ
ろ、支持体(A)と熱可塑性樹脂層(B)との界面の剥
離強度は60g/50mmであり、記録材と各感熱接着
剤層(C,C’)との界面における剥離強度は300g
/50mm以上であった。
と可塑性樹脂層(B)との界面で自然剥離がないにもか
かわらず、剥がしカールを発生させることがなく容易に
剥がすことができた。また、記録情報が他面に転移され
ることもなく、良好に判読することができた。次に、こ
の情報記録体の180度剥離強度を、20℃、65%R
Hの環境下、500mm/分の剥離速度で測定したとこ
ろ、支持体(A)と熱可塑性樹脂層(B)との界面の剥
離強度は60g/50mmであり、記録材と各感熱接着
剤層(C,C’)との界面における剥離強度は300g
/50mm以上であった。
【0028】また、得られた葉書1000枚の開封性試
験を行った結果、記録材への感熱接着性が良好であると
共に、感熱接着時の熱による接着剤のはみ出しもなく、
開封性が良好である上、振動剥離現象の発生もなくスム
ーズに剥がすことができた。更に、使用済みの感熱接着
シートの支持体は分別破棄することができるのでリサイ
クル使用が可能であること、及び、作製した感熱接着シ
ートを巻き取って40℃の環境下に1カ月間保存して
も、ブロッキングの発生がなく、長期の保存性に優れる
ことが確認できた。尚、葉書の全重量は郵便法の規格内
であり、郵便葉書として使用することができることも確
認された。
験を行った結果、記録材への感熱接着性が良好であると
共に、感熱接着時の熱による接着剤のはみ出しもなく、
開封性が良好である上、振動剥離現象の発生もなくスム
ーズに剥がすことができた。更に、使用済みの感熱接着
シートの支持体は分別破棄することができるのでリサイ
クル使用が可能であること、及び、作製した感熱接着シ
ートを巻き取って40℃の環境下に1カ月間保存して
も、ブロッキングの発生がなく、長期の保存性に優れる
ことが確認できた。尚、葉書の全重量は郵便法の規格内
であり、郵便葉書として使用することができることも確
認された。
【0029】実施例2.熱可塑性樹脂層(B)用塗布液
として、混合物(H)と低分子量ポリエチレン樹脂
(I)の配合比率を99/1とした他は、実施例1と同
様にして感熱接着シート(D)を作製した。得られた葉
書は、支持体(A)と熱可塑性樹脂層(B)との間の剥
離強度が85g/50mmであった他は実施例1と同様
であり、葉書としての必要性能を充分備えていた。
として、混合物(H)と低分子量ポリエチレン樹脂
(I)の配合比率を99/1とした他は、実施例1と同
様にして感熱接着シート(D)を作製した。得られた葉
書は、支持体(A)と熱可塑性樹脂層(B)との間の剥
離強度が85g/50mmであった他は実施例1と同様
であり、葉書としての必要性能を充分備えていた。
【0030】実施例3.熱可塑性樹脂層(B)用塗布液
として、エチレン−α−オレフィンコポリマー樹脂とア
イオノマー樹脂との配合比率を30/70となるように
配合した塗布液を使用した他は、実施例1と全く同様に
して感熱接着シート(D)を作製した。得られた葉書
は、支持体(A)と熱可塑性樹脂層(B)との間の剥離
強度が30g/50mmであった他は実施例1と同様で
あり、葉書としての必要性能を充分備えていた。
として、エチレン−α−オレフィンコポリマー樹脂とア
イオノマー樹脂との配合比率を30/70となるように
配合した塗布液を使用した他は、実施例1と全く同様に
して感熱接着シート(D)を作製した。得られた葉書
は、支持体(A)と熱可塑性樹脂層(B)との間の剥離
強度が30g/50mmであった他は実施例1と同様で
あり、葉書としての必要性能を充分備えていた。
【0031】実施例4.感熱接着剤として、酢酸ビニル
樹脂(C,C’)[商品名:モビニールDC、ヘキスト
合成(株)製]と無機顔料[商品名:サイリシア44
5、シリカ、富士シリシア化学(株)製]との配合比率
が80/20からなる感熱接着剤を使用した他は、実施
例1と全く同様にして感熱接着シート(D)を作製し
た。得られた葉書の情報記録面同士との感熱接着性は十
分であった。また、剥離強度は75g/50mmであ
り、葉書開封後の記録情報の判読性も良好である上、実
施例1と同様に、葉書としての必要性能を充分備えてい
た。
樹脂(C,C’)[商品名:モビニールDC、ヘキスト
合成(株)製]と無機顔料[商品名:サイリシア44
5、シリカ、富士シリシア化学(株)製]との配合比率
が80/20からなる感熱接着剤を使用した他は、実施
例1と全く同様にして感熱接着シート(D)を作製し
た。得られた葉書の情報記録面同士との感熱接着性は十
分であった。また、剥離強度は75g/50mmであ
り、葉書開封後の記録情報の判読性も良好である上、実
施例1と同様に、葉書としての必要性能を充分備えてい
た。
【0032】実施例5.熱可塑性樹脂層の乾燥温度を7
0℃とした他は、実施例1と同様にして感熱接着シート
(D)を作製した。得られた葉書は、支持体(A)と熱
可塑性樹脂層(B)との間の剥離強度が65g/50m
mであった他は、実施例1と全く同様であり、葉書とし
ての必要性能を充分備えていた。
0℃とした他は、実施例1と同様にして感熱接着シート
(D)を作製した。得られた葉書は、支持体(A)と熱
可塑性樹脂層(B)との間の剥離強度が65g/50m
mであった他は、実施例1と全く同様であり、葉書とし
ての必要性能を充分備えていた。
【0033】比較例1.熱可塑性樹脂層(B)用の塗布
液として、エチレン−α−オレフィンコポリマー樹脂と
アイオノマー樹脂との配合比率を91/9となるように
配合した塗布液を使用した他、実施例1と全く同様にし
て感熱接着シート(D)を作製した。得られた葉書は、
支持体(A)と熱可塑性樹脂層(B)の間に剥離強度が
115g/50mmであり、葉書開封時に剥離強度が重
いため、情報記録体の損傷及び記録情報の判読性が不良
であった。また、剥がしカールもやや強かった。
液として、エチレン−α−オレフィンコポリマー樹脂と
アイオノマー樹脂との配合比率を91/9となるように
配合した塗布液を使用した他、実施例1と全く同様にし
て感熱接着シート(D)を作製した。得られた葉書は、
支持体(A)と熱可塑性樹脂層(B)の間に剥離強度が
115g/50mmであり、葉書開封時に剥離強度が重
いため、情報記録体の損傷及び記録情報の判読性が不良
であった。また、剥がしカールもやや強かった。
【0034】比較例2.熱可塑性樹脂層(B)用の塗布
液として、エチレン−α−オレフィンコポリマー樹脂と
アイオノマー樹脂との配合比率を29/71となるよう
に配合した塗布液を使用した他は、実施例1と全く同様
にし感熱接着シート(D)を作製した。得られた葉書
は、支持体(A)と熱可塑性樹脂層(B)との間の剥離
強度が5g/50mmであり、葉書を手で5回折り曲げ
たところ、葉書の開封口が剥離し、葉書の一体化性に劣
ることが確認された。
液として、エチレン−α−オレフィンコポリマー樹脂と
アイオノマー樹脂との配合比率を29/71となるよう
に配合した塗布液を使用した他は、実施例1と全く同様
にし感熱接着シート(D)を作製した。得られた葉書
は、支持体(A)と熱可塑性樹脂層(B)との間の剥離
強度が5g/50mmであり、葉書を手で5回折り曲げ
たところ、葉書の開封口が剥離し、葉書の一体化性に劣
ることが確認された。
【0035】比較例3.熱可塑性樹脂層(B)用の塗布
液として、混合物(H)と低分子量ポリエチレン樹脂
(I)の配合比率を100/0となるよう配合した塗布
液を使用した他は、実施例1と全く同様にして感熱接着
シート(D)を作製した。支持体(A)の片面に熱可塑
性樹脂層(B)を形成させて巻き取ったロール巻取を4
0℃の環境下に1カ月間保存したところ、ブロッキング
現象の発生が確認され保存性が劣るものであった。
液として、混合物(H)と低分子量ポリエチレン樹脂
(I)の配合比率を100/0となるよう配合した塗布
液を使用した他は、実施例1と全く同様にして感熱接着
シート(D)を作製した。支持体(A)の片面に熱可塑
性樹脂層(B)を形成させて巻き取ったロール巻取を4
0℃の環境下に1カ月間保存したところ、ブロッキング
現象の発生が確認され保存性が劣るものであった。
【0036】比較例4.熱可塑性樹脂層(B)用の塗布
液として、混合物(H)と低分子量ポリエチレン樹脂
(I)の配合比率を69/31となるよう配合した塗布
液を使用した他、実施例1と全く同様にして感熱接着シ
ート(D)を作製した。開封する際に振動剥離現象が発
生し、剥離の均一性が損なわれると共に離音発生に剥離
音発生による違和感があった。実施例1〜5及び比較例
1〜4で得た葉書の作製条件は表1に、又、それらの評
価結果は表2に示した通りである。
液として、混合物(H)と低分子量ポリエチレン樹脂
(I)の配合比率を69/31となるよう配合した塗布
液を使用した他、実施例1と全く同様にして感熱接着シ
ート(D)を作製した。開封する際に振動剥離現象が発
生し、剥離の均一性が損なわれると共に離音発生に剥離
音発生による違和感があった。実施例1〜5及び比較例
1〜4で得た葉書の作製条件は表1に、又、それらの評
価結果は表2に示した通りである。
【0037】
【表1】
【0038】
【表2】
【0039】尚、表中の記録材への感熱接着性、剥離強
度、葉書の開封率、葉書の剥離状態、剥がしカール発生
度合い、情報の判読性、葉書の損傷及び葉書の一体化性
並びにシートの巻取適性は次のようにして評価した。 1)記録材への感熱接着性 葉書を開封した時、情報記録した記録材表面と感熱接着
剤層との間に入った白斑点(気泡)の混入度合いを目視
により評価した。
度、葉書の開封率、葉書の剥離状態、剥がしカール発生
度合い、情報の判読性、葉書の損傷及び葉書の一体化性
並びにシートの巻取適性は次のようにして評価した。 1)記録材への感熱接着性 葉書を開封した時、情報記録した記録材表面と感熱接着
剤層との間に入った白斑点(気泡)の混入度合いを目視
により評価した。
【0040】2)剥離強度 葉書(n=3)を50mm×140mmの大きさに裁断
し、JIS Z−0237規格に準じて、20℃、65
%RHの環境下、500mm/分の剥離速度で剥離抵抗
を測定し、3枚の平均値を剥離強度として表示した。 3)葉書の開封率 葉書1000枚について開封性試験を行い、開封率を下
記の計算式により算出した。 開封率(%)={正常に剥がすことのできた葉書枚数/
全葉書枚数(1000)}×100
し、JIS Z−0237規格に準じて、20℃、65
%RHの環境下、500mm/分の剥離速度で剥離抵抗
を測定し、3枚の平均値を剥離強度として表示した。 3)葉書の開封率 葉書1000枚について開封性試験を行い、開封率を下
記の計算式により算出した。 開封率(%)={正常に剥がすことのできた葉書枚数/
全葉書枚数(1000)}×100
【0041】4)葉書の剥離状態 葉書を手で剥がす際に、振動剥離現象の発生により葉書
の開封がスム−ズに行えるか否かを官能及び目視により
判断した。 ○:振動剥離現象なし △:軽度な振動剥離現象がある ×:振動剥離現象が強い 5)剥がしカール発生度合 葉書を開封した時に発生したカール度合を、目視により
評価した。 ○:カール発生がない △:ややカール発生がある ×:カールが非常に強い
の開封がスム−ズに行えるか否かを官能及び目視により
判断した。 ○:振動剥離現象なし △:軽度な振動剥離現象がある ×:振動剥離現象が強い 5)剥がしカール発生度合 葉書を開封した時に発生したカール度合を、目視により
評価した。 ○:カール発生がない △:ややカール発生がある ×:カールが非常に強い
【0042】6)記録体の損傷 葉書を開封した時に、情報記録体に損傷が発生するか否
かを評価した。 ○:損傷がない ×:損傷がある 7)記録情報の判読性 葉書を開封した状態で、記録情報の判読の可否を目視に
より判断した。 ○:判読良好 △:やや判断し難い ×:判読不良 尚、判読不良は、記録情報の他面への転移、紙層破壊に
よる記録情報の欠落及びカール、接着不良による影響で
ある。
かを評価した。 ○:損傷がない ×:損傷がある 7)記録情報の判読性 葉書を開封した状態で、記録情報の判読の可否を目視に
より判断した。 ○:判読良好 △:やや判断し難い ×:判読不良 尚、判読不良は、記録情報の他面への転移、紙層破壊に
よる記録情報の欠落及びカール、接着不良による影響で
ある。
【0043】8)記録体の一体化性 葉書の剥離開封口を手で5回上下に折り曲げた際に、開
封口の剥離の可否を目視により評価した。 ○:剥離しない ×:剥離する 9)シートの保存性 巻き取った積層体或いは感熱接着シートを40℃の環境
下に保存した後、巻取ロールに発生したブロッキング度
合いを目視により評価した。 ○:ブロッキングなし △:軽薄なブロンキングの発生がある。 △:ロールに発生したブロッキング程度が非常に強い 以上の実施例及び比較例の結果は、本発明の有効性を実
証するものである。
封口の剥離の可否を目視により評価した。 ○:剥離しない ×:剥離する 9)シートの保存性 巻き取った積層体或いは感熱接着シートを40℃の環境
下に保存した後、巻取ロールに発生したブロッキング度
合いを目視により評価した。 ○:ブロッキングなし △:軽薄なブロンキングの発生がある。 △:ロールに発生したブロッキング程度が非常に強い 以上の実施例及び比較例の結果は、本発明の有効性を実
証するものである。
【図1】本発明の感熱接着シートの断面構成図である。
【図2】本発明の図1の感熱接着シートを用いた場合の
本発明の情報記録体の断面構成図である。
本発明の情報記録体の断面構成図である。
【図3】S型折りにして本発明の記録体を作製すること
のできる記録剤の実例を示した図である。
のできる記録剤の実例を示した図である。
【図4】Z型折りにして本発明の記録体を作製すること
のできる記録材の実例を示した図である。
のできる記録材の実例を示した図である。
【図5】図4の記録材を用いた情報記録体の断面構成図
である。
である。
A 支持体 B 熱可塑性樹脂層 C 感熱接着剤層 C’ 感熱接着剤層 D 感熱接着シート E 記録材 Ea 情報記録面 Eb 情報記録面
Claims (3)
- 【請求項1】 情報記録面(Ea,Eb)を有する1又
は2以上の記録材(E)の前記情報記録面同士を感熱接
着するための感熱接着シートにおいて、該感熱接着シー
トが、支持体(A)とその片面に設けた球状微粒子形態
の熱可塑性樹脂層(B)とからなる積層体の両面に感熱
接着剤層(C,C’)を形成させた感熱接着シート
(D)であって、前記熱可塑性樹脂層(B)の樹脂が、
エチレン−α−オレフィンコポリマー樹脂とアイオノマ
ー樹脂とが重量比で90/10〜30/70の割合で配
合された混合物(H)、及び、低分子量ポリエチレン樹
脂とが重量比で99/1〜70/30の配合比率で混合
された樹脂であると共に、前記支持体(A)と熱可塑性
樹脂層(B)との界面の180度剥離強度が、20℃、
65%RHの環境下、剥離速度500mm/分で10〜
100g/50mmであると共に、前記記録材(E)の
情報記録面(Ea,Eb)間に挿入して感熱接着させた
時の、前記各感熱接着剤層(C,C’)と情報記録面
(Ea,Eb)との界面の180度剥離強度が、20
℃、65%RHの環境下、剥離速度500mm/分で3
00g/50mm以上であることを特徴とする感熱接着
シート。 - 【請求項2】 少なくとも2面以上の情報記録面を有す
る1叉は2以上の記録材(E)の情報記録面(Ea,E
b)間に、請求項1に記載された感熱接着シート(D)
を挟み、100℃以下の温度で一体化せしめてなる情報
記録体。 - 【請求項3】 情報記録体が、葉書として郵送し得るも
のである請求項2に記載された情報記録体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9661897A JPH10272717A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 感熱接着シート及びそれを用いた情報記録体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9661897A JPH10272717A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 感熱接着シート及びそれを用いた情報記録体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10272717A true JPH10272717A (ja) | 1998-10-13 |
Family
ID=14169846
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9661897A Pending JPH10272717A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 感熱接着シート及びそれを用いた情報記録体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10272717A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006247842A (ja) * | 2005-03-08 | 2006-09-21 | Daio Paper Corp | 隠蔽用紙 |
-
1997
- 1997-03-31 JP JP9661897A patent/JPH10272717A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006247842A (ja) * | 2005-03-08 | 2006-09-21 | Daio Paper Corp | 隠蔽用紙 |
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