JPH10272758A - 印刷方法、印刷物及び印刷装置 - Google Patents

印刷方法、印刷物及び印刷装置

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JPH10272758A
JPH10272758A JP9081259A JP8125997A JPH10272758A JP H10272758 A JPH10272758 A JP H10272758A JP 9081259 A JP9081259 A JP 9081259A JP 8125997 A JP8125997 A JP 8125997A JP H10272758 A JPH10272758 A JP H10272758A
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JP
Japan
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printing
alignment mark
screen
substrate
printed
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Application number
JP9081259A
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English (en)
Inventor
Youjirou Yano
陽児郎 矢野
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Screen Printers (AREA)
  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
  • Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のパターンを重ね合わせ印刷する際に、
位置合わせ基準となるアライメントマークの輪郭の変
形。 【解決手段】 複数の印刷スクリーンを用いて被印刷物
に重ね合わせ印刷する際、被印刷物である基板10に第
1印刷スクリーンを用いて基準アライメントマークMre
fを印刷する。基準アライメントマークMrefの直径は、
他の印刷スクリーンによって基準アライメントマークM
ref上に印刷されるアライメントマークMの直径よりも
大きく設定する。また、基準アライメントマークMref
とアライメントマークMの大きさは、基準アライメント
マークの直径xが、印刷装置の撮像カメラの有効撮像領
域の径をZ、印刷位置合わせマージンをb、印刷パター
ンの変形マージンをa、アライメントマークMの直径を
yとした場合に、Z−(b+a)≧x≧y+aを満たす
ように設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、印刷スクリーン
を用い、被印刷物、例えば基板などに誘電体層、電極層
など様々な材料層を形成するためのスクリーン印刷に関
し、特に印刷スクリーンと被印刷物との位置合わせのた
めの構成に関する。
【0002】
【従来の技術】スクリーン印刷(厚膜印刷とも言われ
る)は、印刷スクリーンを被印刷物に近接配置し、所望
パターンのスクリーンメッシュからペースト状の印刷材
料を被印刷物に転写する印刷方法であり、例えばプラズ
マディスプレイパネル(PDP)を構成する基板に電極
層、誘電体層、障壁部或いは蛍光体層などのパターンを
形成したり、CRT(Cathode Ray Tube)の蛍光体層或
いはプリンタヘッド基板の電極層や誘電体層等などの形
成に用いられている。
【0003】スクリーン印刷では、1つの被印刷物に対
して複数の印刷スクリーンを順次用いて様々なパターン
を重ね合わせ印刷したり、他の方法(例えば、フォトリ
ソグラフィ)によって形成されたパターンに対して所望
のパターンを印刷する場合があり、このような場合には
被印刷物と印刷スクリーンとの位置合わせをより厳密に
行う必要がある。
【0004】被印刷物と印刷スクリーンとの位置合わせ
には、被印刷物に印刷された例えば円形などの一定の形
状のアライメントマークが用いられている。以下、図1
0を用いて、この位置合わせの方法について説明する。
【0005】まず、第1印刷スクリーンを用いて、被印
刷物(ここではガラス等の基板10)に第1印刷パター
ン12を形成し、同時に、基板10上の所定の位置に基
準アライメントマークMrefを形成する。
【0006】また、予め第2印刷スクリーンによって透
明な素基板に第2パターンを印刷して位置合わせ用基板
20が形成されている。そして、CCD等のカメラの前
に第2パターンの印刷された位置合わせ用基板20をセ
ットし、カメラの視野領域内の画像データからアライメ
ントマークMの輪郭を抽出して形状を認識し、中心位置
を検出する。
【0007】また、基準アライメントマークMrefの形
成された基板10を上記カメラの前に配置して、基板1
0にカメラのピントを合わせて、上記同様の手順によ
り、カメラの同一視野領域内で、基準アライメントマー
クMrefを認識して中心位置を検出する。更に、アライ
メントマークMの中心位置に基準アライメントマークM
refが一致するように基板10が載置された基台を制御
し、位置合わせ用基板20に対する基板10の相対位置
を決定する。その後、基板10を基台ごと第2印刷スク
リーンのセットされた印刷装置の印刷部に搬入し、位置
合わせ用基板20に対する基板10の位置制御量に基づ
いて、第2印刷スクリーンに対する基板10の位置を制
御し、第2印刷スクリーンと基板10とを位置決めす
る。
【0008】このように、基準アライメントマークMre
fと、次に印刷する第2印刷スクリーンに対応するアラ
イメントマークMとを位置合わせして、第2印刷スクリ
ーンの第2パターンを基板10に転写することで、第2
印刷スクリーンを基板10の所望の位置に印刷する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】スクリーン印刷では、
ペースト状の印刷材料をスクリーンメッシュから落とし
込むようにして転写している。このため、パターンを被
印刷物に実際に印刷した場合、位置合わせ精度の誤差に
よる位置ずれに加え、スクリーンパターンに対して被印
刷物上に形成される印刷材料のパターンの伸縮による変
形による位置ずれも発生する。よって、基板10に形成
された基準アライメントMref上に、次の印刷工程でア
ライメントマークM(1〜n)がずれて形成される場合も
多い。
【0010】ところが、従来の印刷方法においては、各
印刷スクリーンで印刷されるアライメントマークMと基
準アライメントマークMrefとを同じ大きさとしてい
た。従って、アライメントマークMの印刷時の位置ずれ
により、図11に示すように、基準アライメントマーク
Mrefの形成領域からアライメントマークMがはみ出す
可能性が高かった。マークの認識は、撮像カメラからの
視野エリア内の画像データ内に、決められた基準パター
ンに一致する輪郭を備えたパターンが存在するかどうか
を検出することで行っている。従って、アライメントマ
ークM(1〜n)が基準アライメントマークMrefの形成
領域からはみ出して形成され、見かけ上、基準アライメ
ントマークMrefの輪郭が変形した場合には、認識シス
テム側に設定されている基準パターンに、基板10上の
マークの形状が一致しなる。このため、基板10上の基
準アライメントマークMrefを認識することができなく
なるという問題があった。
【0011】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、複数のパターンを位置精度よ
く重ね合わせて印刷することを可能とする方法及び印刷
装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数の印刷
スクリーンを用いて被印刷物に印刷する際に、アライメ
ントマークを用いて前記各印刷スクリーンの被印刷物に
対する位置合わせを行う印刷方法であって、前記被印刷
物に第1印刷スクリーンを用いて基準アライメントマー
クを印刷し、第2印刷スクリーンによって印刷され前記
基準アライメントマークより小さく設定されたアライメ
ントマークと、基準アライメントマークとの中心位置が
一致するように前記被印刷物と前記第2印刷スクリーン
との相対位置を決定し、前記第2印刷スクリーンを用い
て前記被印刷物に第2パターンを印刷することを特徴と
するものである。
【0013】また、この発明では、前記アライメントマ
ークが前記第2印刷スクリーンを用いて位置合わせ用基
板に印刷され、この位置合わせ用基板のアライメントマ
ークの中心位置と、前記基準アライメントマークとの中
心位置が一致するように前記被印刷物と前記位置合わせ
用基板との相対位置を決定し、前記決定した被印刷物と
前記位置合わせ用基板との相対位置に基づいて前記被印
刷物と前記第2印刷スクリーンとの相対位置を決定する
ことを特徴とするものである。
【0014】更に、この発明は、複数の印刷スクリーン
を用いて複数のパターンが印刷された印刷物であって、
印刷する際に被印刷物と前記印刷スクリーンとの位置合
わせを行うための位置合わせ用のアライメントマークが
形成され、前記アライメントマークのうち第1印刷スク
リーンによって印刷され、後の印刷において被印刷物と
第2印刷スクリーンとの位置合わせ基準とされる基準ア
ライメントマークが、前記第2印刷スクリーンによって
前記基準アライメントマーク上に印刷されたアライメン
トマークよりも大きく設定されていることを特徴とする
ものである。
【0015】また、この発明の上記印刷方法又は印刷物
において、前記基準アライメントマークの直径xは、印
刷装置のアライメントマーク撮像部の有効撮像領域の径
をZとし、これに対する印刷位置合わせマージンをbと
し、印刷パターンの変形マージンをaとし、前記アライ
メントマークの直径をyとした場合に、Z−(b+a)
≧x≧y+aを満たすことを特徴とするものである。
【0016】更に、この発明は、複数の印刷スクリーン
を用いて被印刷物に印刷する際に、アライメントマーク
を用いて前記各印刷スクリーンの被印刷物に対する位置
合わせを行う印刷方法であって、前記被印刷物に第1印
刷スクリーンを用いて基準アライメントマークを印刷
し、前記基準アライメントマークの形成領域外の所定位
置に、第2印刷スクリーンを用いて前記被印刷物上に印
刷されるアライメントマークの仮想マークを発生し、前
記仮想マークと、前記基準アライメントマークとが一致
するように前記被印刷物と前記第2印刷スクリーンの相
対位置を決定して、前記被印刷物に前記第2印刷スクリ
ーンを用いて第2パターンを印刷することを特徴とする
ものである。
【0017】また、この発明は、アライメントマークを
用いて印刷スクリーンと被印刷物とを位置合わせして、
被印刷物上に複数の印刷スクリーンのパターンを順次印
刷する印刷装置であって、前記被印刷物に第1印刷スク
リーンを用いて印刷された基準アライメントマークと、
第2印刷スクリーンによって形成されるアライメントマ
ークとを別の撮像領域で検出する画像処理手段と、いず
れか一方の領域内で検出された前記マークの仮想マーク
を他方の領域の所定位置に発生させ、前記仮想マークと
前記他方の領域内で検出されたマークとが一致するよう
に前記被印刷物と前記第2印刷スクリーンとの相対位置
を決定するアライメント制御手段と、を備え、前記第1
印刷スクリーンによって第1パターンが印刷された被印
刷物に前記第2印刷スクリーンを用いて第2パターンを
印刷し、前記基準アライメントマークの形成領域外に前
記第2印刷スクリーンのアライメントマークを形成する
ことを特徴とするものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施の形
態について、図面を用いて説明する。
【0019】実施の形態1.図1は、実施の形態1にお
ける被印刷物に印刷された基準アライメントマークと、
次に印刷されるアライメントマークとの関係を示す図で
ある。
【0020】この実施の形態1では、図1(a)に示す
ように、各印刷工程での位置合わせの基準となる基準ア
ライメントマークMrefの大きさを、各印刷スクリーン
によって印刷されるアライメントマークM(1〜n)より
も大きく設定している。
【0021】基準アライメントマークMrefは、図1
(b)のように、被印刷物である基板10(例えばガラ
ス基板)に、基準パターンとなる第1パターン12を第
1印刷スクリーンによって印刷する際に同時に形成さ
れ、基板10の所定位置、例えば印刷方向に平行又は直
交する線上に形成される。
【0022】このような基準アライメントマークMref
と、第2印刷スクリーンによって形成されるアライメン
トマークM1との中心位置が一致するように基板10と
第2印刷スクリーンとの相対位置を決定して印刷するこ
とで、例えば、図1(c)に示すように、第1パターン
上に第2パターン23が形成される。
【0023】印刷装置側で、基板10と印刷スクリーン
との相対位置を基準アライメントマークMrefの中心と
アライメントマークM(1〜n)の中心とが完全に一致す
るように制御しても、実際には、図1(a)に示すよう
に、基準アライメントマークMref上に形成される各印
刷スクリーンのアライメントマークM(1〜n)は、基準
アライメントマークMrefの中心に対してその中心がず
れることがある。
【0024】しかし、アライメントマークMの印刷位置
が多少ずれても、基準アライメントマークMrefをアラ
イメントマークMよりも大きく設定するので、アライメ
ントマークMが基準アライメントマークMrefの形成領
域外にはみ出して輪郭が変化することはない。このた
め、複数の印刷スクリーンを用いて印刷を行い、基準ア
ライメントマークMref上に各印刷スクリーンのアライ
メントマークMが形成されても、常に第1パターン12
の基準アライメントマークMrefを位置合わせの基準と
して用いることができる。
【0025】以下、図2、図3及び図4に基づいて、こ
の実施の形態1において用いられる印刷装置の構成及び
印刷方法について具体的に説明する。
【0026】図2は、印刷装置の位置合わせ機構の概略
を示している。また、図3及び図4は印刷における位置
合わせ手順を示している。
【0027】印刷装置では、基板10に形成された基準
アライメントマークMrefと次に印刷する印刷スクリー
ン40との相対位置を決定するためのアライメント部
と、決定された相対位置で実際に基板10に印刷スクリ
ーン40によってパターンを印刷する印刷部とを備え
る。アライメント部には、アライメントマーク撮像部を
なすCCD等が用いられた撮像カメラ30が設けられて
いる。
【0028】撮像カメラ30の前には、次に印刷する第
2印刷スクリーン40の第2パターンが透明な素基板に
印刷された位置合わせ用基板42と、既に第1パターン
が印刷された基板10とが配置される。撮像カメラ30
から得られる画像データは、画像処理部32でパターン
認識され、ここで、画像データ内から基準アライメント
マークMrefやアライメントマークMが検出される。
【0029】検出結果はモニタ38に出力されると共に
アライメント制御部34に供給され、アライメント制御
部34は2つのマークの中心位置が互いに一致するよう
にアライメント制御信号を発生する。基板位置制御部3
6は、このアライメント制御信号に基づいて、アライメ
ント部で位置合わせ用基板42に対して基板10の位置
を変更する。基板10の位置は、基板10を載置した基
台50の位置をXY方向に制御して変更する。基板位置
制御部36は、基台50の制御量を記憶する。なお、基
板10自体を基台50上で移動させてもよい。
【0030】基準アライメントマークMrefとアライメ
ントマークMとの位置合わせが終了すると、基板10
は、基台50ごと印刷部に搬送され、既にアライメント
部での位置合わせ用基板42と対応した位置にセットさ
れている第2印刷スクリーン40の前に搬入される。基
板位置制御部36は記憶した制御量に基づいて印刷部に
搬入された基台50の位置を制御し、第2印刷スクリー
ン40に対する基板10の位置を決定する。なお、アラ
イメント部で基板10の位置を直接制御する場合には、
印刷部で基台50を所定位置に配置することで第2印刷
スクリーン40に対する基板10の位置がアライメント
部での位置合わせ結果に応じて決められる。
【0031】基板10と第2印刷スクリーン40との位
置が決まると、スキージを移動させて、第2印刷スクリ
ーン40のスクリーンメッシュからペースト状の印刷材
料を基板10に転写し、これにより第1パターンの印刷
されている基板10に第2印刷スクリーン40の第2パ
ターンが印刷されることとなる。
【0032】なお、上記印刷装置において、基板10と
第2印刷スクリーン40とを直接位置合わせする方法も
採用可能であるが、スクリーン印刷では、一般的に、上
述のように印刷スクリーン40によって印刷された位置
合わせ用基板42と基板10との位置合わせを行うこと
で、第2印刷スクリーン40と基板10との相対位置を
決定している。印刷スクリーン40に形成されているス
クリーンパターンと、実際に印刷されたスクリーンパタ
ーンとでは、印刷材料、スクリーン及びパターンなどに
起因する相違が大きい。そこで、より精度を向上するた
めに、印刷スクリーン40と基板10とを直接位置合わ
せせず、実際に印刷スクリーン40で印刷されたパター
ンのアライメントマークMと基板10に印刷された基準
アライメントマークMrefとを位置合わせして、印刷ス
クリーン40と基板10との相対位置を決定している。
【0033】次に、基準アライメントマークMrefと位
置合わせ用基板42のアライメントマークMとを用いた
位置合わせ手順について説明する。
【0034】まず、印刷工程において、基板10に後の
印刷工程の位置合わせの基準となる基準アライメントマ
ークMrefを含む第1パターンを形成する(S1)。な
お、この第1パターンは、位置合わせの基準となる最初
のパターンであり、必ずしも基板10上に形成される最
初の層には限らない。例えば、PDPの前面基板におい
て、各放電セルで表示データに基づいた放電を行わせる
ためのX、Y電極の透明電極パターンが前面基板におけ
る基準となる第1パターンに相当するが、この透明電極
パターンの下層、つまり第1パターンの形成前に、基板
10には印刷によって基板全面に誘電体層が形成されて
いる。
【0035】また、予め素基板にアライメントマークM
1を含む第2パターンを印刷して位置合わせ用基板42
が形成される(S4)。得られた位置合わせ用基板42
を撮像カメラ30の前にセットし、位置合わせ用基板4
2に撮像カメラ30のピントを合わせ、画像処理部32
が、撮像カメラ30から供給される有効視野エリア(有
効撮像領域)60内の画像データからアライメントマー
クM1の輪郭を抽出し、有効視野エリア60内でアライ
メントマークM1の存在を認識する(S5)。アライメ
ントマークM1を認識すると画像処理部32は、認識し
たマークM1からその中心位置を検出する(S6)。ア
ライメントマークM1の中心が有効視野エリア60の基
準中心に一致していない場合には、オペレータがモニタ
38を見ながら位置合わせ用基板42の設置位置を調整
し、或いはアライメント制御部34が位置合わせ用基板
42の制御量を検出してその設置位置を自動的に調整し
て、図3(b)に示すように、アライメントマークM1
を基準中心に一致させる。
【0036】第1パターンが印刷された基板10は焼結
工程を経て、既に位置合わせ用基板42がセットされて
いる印刷装置のアライメント部に搬入され、位置合わせ
用基板42と同様に、図2の撮像カメラ30の前に仮配
置される。
【0037】撮像カメラ30は、その有効視野エリア6
0内で、基板10上にピントを合わせ、撮像した画像デ
ータを画像処理部32に供給する。画像処理部32は、
得られた画像データから基準アライメントマークMref
の輪郭を抽出する。さらに、その輪郭と記憶されている
基準パターンとを比較して、有効視野エリア60内にお
いて基準アライメントマークMrefの存在を認識する
(S2)。なお、基準アライメントマークMrefがエリ
ア60内に存在しない場合は、基準アライメントマーク
Mrefが有効視野エリア60に入るまで基板10の位置
を調整する。基準アライメントマークMrefを認識する
と画像処理部32は、図3(a)に示すように、認識し
たマークMrefの中心位置を検出する(S3)。
【0038】画像処理部32にて基準アライメントマー
クMref及びアライメントマークMの中心位置がそれぞ
れ検出されると、アライメント制御部34は、基準アラ
イメントマークMrefの中心がアライメントマークM1の
中心に一致するように(図3(c)参照)アライメント
制御信号を発生し、基板位置制御部36がこの制御信号
に基づいて基板10の位置(具体的には、基台50)の
位置を制御する(S7)。
【0039】アライメント制御部34は、順次、アライ
メントマークM1の中心に基準アライメントマークMref
の中心が一致したかどうか判定し(S8)、一致しなけ
れば(No)更に基板10の位置を調整し、一致すると
(Yes)、第2印刷スクリーンによる実際の印刷工程
に移り、基板10は、基台50ごと印刷装置の印刷部に
搬送される。アライメント制御部34は、アライメント
マークM1の中心に基準アライメントマークMrefの中心
を一致させるための制御データを一旦記憶する。
【0040】印刷部に基板10が搬入されると、基板位
置制御部36は、アライメント制御部34が一旦記憶し
た制御データに基づいて、既にセットされている第2印
刷スクリーン40に対する基板10の相対位置を制御す
る(実際には基台50位置を制御する)。第2印刷スク
リーン40に対して基板10の位置が決められると、次
に第2印刷スクリーン40によって基板10に実際に第
2パターンが印刷される。また第2パターン印刷後、基
板10には焼結が施され第2パターンが第1パターン上
に形成される(S9)。
【0041】基準アライメントマークMrefを位置決め
の基準マークとして用いて更に第3、第4・・n+1の印
刷スクリーンによる印刷を行う場合には、印刷スクリー
ンを変更して上記S2〜S9の工程を繰り返す。以上の
ようにして基板10上には基準アライメントマークMre
fに基づいてそれぞれ位置合わせして印刷した複数のパ
ターンが形成される。
【0042】図3(e)は、複数の印刷工程を経た後の
基板10の基準アライメントマークMrefの形成領域の
平面を示している。上述のように基準アライメントマー
クMrefの直径を各印刷スクリーンによって印刷される
アライメントマークM(1〜n)の直径よりも大きく設定
することで、基準アライメントマークMref上に形成さ
れるアライメントマークMの形成位置が多少ずれても、
基準アライメントマークMrefの輪郭形状は変化してい
ない。このため、各印刷工程で基板に形成されたマーク
の輪郭抽出により基準アライメントマークMrefを認識
するステップ(S2)において、常に、第1パターンの
基準アライメントマークMrefの輪郭を抽出することが
でき、このマークMrefの存在を認識することができ
る。
【0043】次に、図5に基づいて、基準アライメント
マークMrefと各印刷スクリーンで印刷されるアライメ
ントマークMとの大きさの関係を説明する。
【0044】印刷スクリーンによって印刷されるアライ
メントマークM(1〜n)は、互いに同一の大きさに設定
されている。そして、上述のようにパターン認識する必
要があることから、アライメントマークMの直径yは、
撮像カメラ30での撮像精度、印刷スクリーンのパター
ンや印刷材料などによって決まる最小直径以上に設定す
る(最小直径は、例えば、0.5mm程度)。
【0045】次に、基準アライメントマークMrefの直
径xは、印刷スクリーンで実際に基板に印刷した場合の
パターンの変形範囲を±α(例えば、α=0.35m
m)とすると、上記アライメントマークの直径yに対
し、パターンの変形マージンa(a=2α)を加算した
値[y+a]以上とする。基準アライメントマークMre
fの直径xの最小値を[y+a]とすることにより通常
の印刷工程でのアライメントマークMの印刷位置のずれ
が基準アライメントマークMrefの形成領域内に収ま
る。
【0046】また、基準アライメントマークMrefの直
径xの上限は、撮像カメラ30の有効撮像領域の径(一
辺の長さ)をZ(通常、4〜10mm)とし、位置合わ
せ精度を±β(例えば、β=5μm)とすると、エリア
の径Zから位置合わせ余裕b(b=2β)と、マークM
refのパターンの変形マージンaとを減算した値とな
る。
【0047】つまり、この実施の形態1において、基準
アライメントマークMrefの直径xは、アライメントマ
ークMの直径yより少なくともパターン変形マージンa
以上大きくし、次式(1)のような範囲とする。
【0048】
【数1】 Z−(b+a) ≧ x ≧ y+a ・・・・(1) 例えば、エリアの径Zが4mm角で、位置合わせ余裕a
が5μm、パターンの変形余裕bが0.7mmである場
合に、アライメントマークの直径yを0.8mm(一般
的に、マークとして本来的に取り得る直径x、yの範囲
は、0.5〜1.5mm)とした場合、基準アライメン
トマークMrefの直径xを1.5mmに設定する。この
場合、基準アライメントマークMrefの直径xとアライ
メントマークMの直径yとの比は、ほぼ2:1に設定さ
れている。基準アライメントマークMrefとアライメン
トマークMとで直径が2倍程度違えば、アライメントマ
ークMの形成位置が多少ずれても、基準アライメントマ
ークMrefの形成領域に形成されるアライメントマーク
M(1〜n)がはみ出すことはほとんどない。従って、各
印刷工程において、常時、第1パターンの基準アライメ
ントマークMrefを基準として位置合わせを実行するこ
とが可能となる。
【0049】実施の形態2.図6は、実施の形態2にお
ける被印刷物に印刷された基準アライメントマークと、
次に印刷されるアライメントマークとの位置関係を示す
図である。
【0050】実施の形態1では、基準アライメントマー
クMref上に次の印刷スクリーンのアライメントマーク
Mが形成される場合に、基準アライメントマークMref
をアライメントマークMより所定量大きく設定すること
で、正確な位置合わせを実現している。これに対して実
施の形態2では、図6(a)及び図6(b)に示すよう
に、基板上で基準アライメントマークMrefが形成され
る領域と、各印刷スクリーンによって印刷されるアライ
メントマークMsとの形成領域とが重ならないようにず
らしている。
【0051】このように基準アライメントMrefとアラ
イメントマークMsとの形成位置をずらすことで、複数
の印刷工程を経ても基準アライメントマークMref上に
は、マークMsが形成されることがなく、各工程で、常
時、基準アライメントマークMrefを位置合わせの基準
マークとして使用することを可能としている。
【0052】例えば、図6(a)のように各印刷パター
ンと第1パターンとの位置ずれによって、本来完全に重
なるはずの複数の各アライメントマークMs(1〜n)が
ずれても、基準アライメントマークMrefの輪郭形状に
は影響を与えない。
【0053】また、後述するように、同一印刷スクリー
ンを用いたシフト印刷が実行される場合にも、図6
(b)に示すようにアライメントマークMs(1〜n)が
一定量づつシフトされて形成されていても、基準アライ
メントマークMrefには影響がなく、各印刷工程におい
て、基準アライメントマークMrefを利用した位置合わ
せに支障をきたすことはない。
【0054】シフト印刷は、例えばPDP場合、背面基
板の蛍光体層の形成に用いられる。PDPの背面基板に
は、各放電セルを特定するアドレス電極配線が形成され
る。このアドレス電極配線が本実施の形態2の第1パタ
ーンに相当し、アドレス電極配線に対応して赤(R)、
青(B)、緑(G)の各蛍光体層がアドレス電極配線2
本おきにそれぞれ形成される。各色の蛍光体層はアドレ
ス電極配線1本ずつ位置が異なるだけで、同一のパター
ンである。そこで、このような場合、同一の印刷スクリ
ーンを用い、このスクリーンを所定量ずつシフトさせて
それぞれ印刷を行ういわゆるシフト印刷が行われる。な
お、PDPにおいては、実際には蛍光体層を印刷する前
にアドレス電極配線の各間隙に印刷によって障壁部が形
成される。
【0055】実施の形態1のように基準アライメントマ
ークMrefの形成領域に、後の印刷工程のアライメント
マークMを形成する印刷方法をシフト印刷に適用した場
合、シフト量が大きいと、基準アライメントマークMre
fの形成領域の外にアライメントマークMが形成されて
しまう可能性があり、好ましくない。
【0056】実施の形態2では、基準アライメントマー
クMrefとアライメントマークMsとが重ならないので、
このようなシフト印刷が印刷工程中に含まれる場合に有
効である。図7は、実施の形態2の印刷方法をシフト印
刷に適用した場合において、各印刷ステップで基板上に
形成される印刷パターンを示している。図7(a)に示
すように、基板10には第1印刷スクリーンによって第
1パターン12を形成する。基準アライメントマークM
refもこの第1パターンと同時に基板10の所定位置に
形成される。
【0057】第1パターン12が形成された基板10上
に、第2印刷スクリーンを用いて第2パターンを印刷す
る場合には、後述するように、上記基準アライメントマ
ークMrefと第2印刷スクリーンによって形成されるア
ライメントマークMs(1〜n)との中心位置が一定の関
係でずれるように位置合わせする。これによって、図7
(b)のように、基板10上には第2シフトパターン2
5が形成される。
【0058】また、基準アライメントマークMrefに近
接する領域には、この基準アライメントマークMrefと
重なることなく、第2パターンの第1シフト位置に対応
した位置にアライメントマークMs1が形成される。次
に、同一の第2印刷スクリーンを所定量シフトし、図7
(c)に示すように、基板10に第2シフトパターン2
7を印刷する。これにより、基準アライメントマークM
refの近接領域に、前記基準アライメントマークMrefに
対して所定の位置関係で、かつ前記アライメントマーク
Ms1に対して第2印刷スクリーンのシフト量だけずれた
位置にアライメントマークMs2が形成されることとなる
(図6(b)参照)。そして、シフト印刷を行っても、
各アライメントマークMsが基準アライメントマークMr
efと重ならない位置に形成され、基準アライメントマー
クMrefの輪郭形状は変化しない。
【0059】以下、実施の形態2の具体的な位置合わせ
処理方法について図8及び図9に基づいて説明する。
【0060】印刷装置の構成は、基本的に上述の図2の
印刷装置と同様であるが、実施の形態2においては、ア
ライメントマークMsと、基準アライメントマークMref
とを別の視野エリア内で検出するためにマーク撮像シス
テムを複数系統(ここでは、2系統)とし、撮像カメラ
30を2台設置している。
【0061】第2印刷スクリーンを用いて素基板にアラ
イメントマークMsを含む第2パターンを印刷して位置
合わせ用基板42を形成する(S21)。得られた位置
合わせ用基板42を撮像カメラ30の前にセットし、撮
像カメラ30のピントを第1撮像領域(第1有効視野エ
リア)62において位置合わせ用基板42に合わせ、画
像処理部32が、第1撮像領域62の画像データからア
ライメントマークMsの輪郭を抽出し、第1撮像領域6
2内でアライメントマークMsの存在を認識し、その中
心を検出する(S22)。アライメントマークMsの中
心が第1撮像領域62の基準中心に一致していない場合
には、位置合わせ用基板42の設置位置を自動又は手動
で調整して、図8(a)に示すように、アライメントマ
ークMsを第1撮像領域62の基準中心に一致させる。
【0062】アライメント制御部34は、図8(b)に
示すように、第1撮像領域62で検出したアライメント
マークMsの中心位置に対応した仮想中心を第2撮像領
域(第2有効視野エリア)64内に発生する(S2
3)。次に、シフト印刷のために、画像処理部32は、
第2撮像領域64内で仮想中心を所定量だけシフトさせ
(S24)、シフト位置にアライメントマークMsの仮
想中心を仮想シフト中心として設定する(S25)。な
お、図8(b)に示す例では、X軸方向に一定量だけ仮
想中心をシフトさせている。
【0063】一方、基板10には第1印刷スクリーンで
第1パターン(基準アライメントマークMrefを含む)
を印刷する(S26)。第1パターンが印刷され焼結工
程を経た基板10は、既に位置合わせ用基板42がセッ
トされている印刷装置のアライメント部に搬入され、図
2の撮像カメラ30の前に配置される。撮像カメラ30
は、第2撮像領域64内で、基板10上にピントを合わ
せ、撮像した画像データを画像処理部32に供給する。
【0064】画像処理部32は、図8(c)に示すよう
に得られた画像データから第2撮像領域64内の基準ア
ライメントマークMrefの輪郭を抽出し、その輪郭と記
憶されている基準パターンとを比較して、第2撮像領域
64内において基準アライメントマークMrefの存在を
認識する(S27)。更に、基準アライメントマークM
refを認識すると画像処理部32は、図8(c)に示す
ように、認識したマークMrefの中心位置を検出する
(S28)。
【0065】画像処理部32は、第2撮像領域64にお
いて、検出した基準アライメントマークMrefの中心を
アライメントマークMsの仮想シフト中心に一致するよ
うに(図8(c)参照)アライメント制御信号を発生
し、基板位置制御部36がこの制御信号に基づいて基板
10(具体的には、基台50)の位置を制御する(S2
9)。
【0066】画像処理部32は、随時撮像カメラ30か
ら得られる第2撮像領域64の画像データに基づいて基
準アライメントマークMrefの位置を検出し、アライメ
ント制御部34は、基準アライメントマークMrefの中
心とアライメントマークMsの仮想シフト中心とが一致
するかどうかを順次判定する(S30)。判定の結果、
一致しない場合には(No)、図8(d)のように、ア
ライメントマークM1の中心に基準アライメントマーク
Mrefの中心が一致するまで基板10の位置を調整す
る。一致した場合(Yes)、アライメント制御部34
は、アライメントマークMsの仮想シフト中心に基準ア
ライメントマークMrefの中心を一致させるための制御
データを記憶する。基板10は、基台50ごと印刷装置
の印刷部に搬送される。
【0067】印刷部に基板10が搬入されると、基板位
置制御部36は、アライメント制御部34が一旦記憶し
た制御データに基づいて、既にセットされている第2印
刷スクリーン40に対し、基板10の位置を制御する。
位置決め後、第2印刷スクリーン40によって基板10
に第2シフトパターンが印刷され、焼結される(S3
1)。但し、焼結することなく連続して次の印刷を行う
場合もある。
【0068】以上により、例えば基板10には、図7
(b)に示すように第2シフトパターン25が印刷さ
れ、基準アライメントマークMrefの近接領域には、第
2印刷スクリーンによるアライメントマークMs1が形成
されることとなる。
【0069】図6(b)又は図7に示すように第2印刷
スクリーン40によるシフト印刷を行う場合には、ステ
ップS32にて、第2印刷スクリーンによる印刷が完了
していないとして(No)、ステップS24に戻る。そ
して、基板10は、再び位置合わせ用基板42が配置さ
れているアライメント部に搬送される。
【0070】アライメント制御部34は、第2撮像領域
64において発生したアライメントマークMsの仮想中
心を予め設定されたシフト量だけシフトし(S24)、
シフトした位置にアライメントマークMs2に対応する仮
想中心を仮想シフト中心として設定する(S25)。
【0071】また、第2シフトパターン(例えば図7の
パターン25)が印刷された基板10は、アライメント
部に搬入され撮像カメラ30の前に仮配置される。そし
て、第2撮像領域64内で、基板10上の基準アライメ
ントマークMrefが認識され(S27)、マークの中心
位置が検出される(S28)。
【0072】画像処理部32は、第2撮像領域64にお
いて、検出した基準アライメントマークMrefの中心が
アライメントマークMs2の仮想シフト中心に一致するよ
うに(図8(c)参照)アライメント制御信号を発生す
る。基板位置制御部36はこの制御信号に基づいて基板
10の位置を制御する(S29)。
【0073】基準アライメントマークMrefの中心とア
ライメントマークMs2の仮想シフト中心とが一致すると
(S30)、その際の位置合わせ用基板42と基板10
との相対位置に対応して、印刷部における第2印刷スク
リーン40と基板10との相対位置が制御され、印刷が
行われる(S31)。これによって、例えば図7(c)
に示すように、第1パターン12、第2シフトパターン
25に加えて、さらに第2シフトパターン27が印刷さ
れる。
【0074】また、ステップS32において、同一印刷
スクリーンを用いたシフト印刷が終了した場合又はシフ
ト印刷を行わず次の印刷スクリーンによるパターンを印
刷する場合には(Yes)、次の印刷スクリーンによる
印刷工程へと進む。次の印刷スクリーンによる印刷を行
う場合には、印刷スクリーンを変更して上記S21〜S
25、及びS27〜S32の手順を繰り返す。
【0075】以上の手順により、基板10には、各パタ
ーンと共に基準アライメントマークMrefと、各印刷ス
クリーンの印刷によって形成される複数のアライメント
マークMsとが、図6(a)及び図6(b)に示すよう
に、それぞれ別の領域に形成されることとなる。
【0076】従って、シフト印刷により複数のアライメ
ントマークMsが異なる位置に形成された場合でも、ま
たアライメントマークMsが図6(a)のように一部ず
れて重なった場合と同様、常時、基板10と印刷スクリ
ーンとの位置合わせを基準アライメントマークMrefを
基準として実行する事ができる。このため、この実施の
形態2の手法により、各パターンの印刷位置精度を向上
することが可能となる。
【0077】なお、基準アライメントマークMrefとア
ライメントマークMsとの大きさに関しては、実施の形
態1のように、基準アライメントマークMrefを大きく
してもよいが、2つのマークMrefとMsとは重なること
がないので、両方とも同じ大きさとしても良い。
【0078】更に、また上述の実施の形態1及び実施の
形態2では、マークとして円形の元についてのみ説明し
たが、各マーク形状自体は必ずしも円形である必要はな
い。但し、円形が輪郭抽出によるパターン認識が容易で
ある。
【0079】
【発明の効果】以上のように、この発明では、被印刷物
に複数のパターンを印刷する際に、第1印刷スクリーン
を用いて印刷された位置合わせの基準となる基準アライ
メントマークの大きさを第2印刷スクリーンを用いて印
刷されるアライメントマークより大きくする。これによ
り、第1印刷スクリーンによって基準アライメントマー
クを含む第1パターンが形成された被印刷物上に、第2
印刷スクリーンによってアライメントマークを含む第2
パターンが印刷された場合に、位置ずれが発生しても、
基準アライメントマークの形成領域外にアライメントマ
ークがはみ出してしまうことを防止できる。従って、複
数の印刷工程において、常時、輪郭の変化しない基準ア
ライメントマークを位置合わせの基準とすることがで
き、印刷における位置合わせ精度を向上させることが可
能となり、また各パターンを精度良く印刷できるので、
高精細な印刷が成された印刷物が得られる。
【0080】また、この発明において、印刷装置のアラ
イメントマーク撮像部の有効撮像領域の径をZとし、こ
れに対する印刷位置合わせマージンをbとし、印刷パタ
ーンの変形マージンをaとし、前記アライメントマーク
の直径をyとした場合に、基準アライメントマークの直
径xを、Z−(b+a)≧x≧y+aを満たすように設
定すれば、基準アライメントマークとアライメントマー
クの大きさを印刷装置において適正な値とすることがで
きる。
【0081】更に、この発明では、被印刷物に第1印刷
スクリーンを用いて印刷された基準アライメントマーク
と、第2印刷スクリーンによって形成されるアライメン
トマークとを被印刷物上の別の領域にそれぞれ形成す
る。このような構成によっても、アライメントマークの
形成位置が基準アライメントマークに対して多少ずれて
も、基準アライメントマークの形成領域からアライメン
トマークが一部はみ出して形成されることが確実に防止
される。従って複数の各印刷工程において、常時、輪郭
形状の変化しない基準アライメントマークを位置合わせ
の基準として位置決めできるので、互いのパターンを位
置精度良く被印刷物に形成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における基準アライ
メントマークMrefとアライメントマークMとの関係を
示す図である。
【図2】 この発明の印刷装置の位置合わせ機構の概略
構成を示す図である。
【図3】 実施の形態1における印刷時の位置合わせ手
順を示す図である。
【図4】 実施の形態1における位置合わせ及び印刷手
順を示す図である。
【図5】 実施の形態1における基準アライメントマー
クMrefとアライメントマークMとの大きさの関係を示
す図である。
【図6】 この発明の実施の形態2における基準アライ
メントマークMrefとアライメントマークMsとの関係を
示す図である。
【図7】 実施の形態2の印刷方法をシフト印刷に適用
した場合に基板上に印刷されるパターンを示している。
【図8】 実施の形態2における印刷時の位置合わせ手
順を示す図である。
【図9】 実施の形態2における位置合わせ及び印刷手
順を示す図である。
【図10】 従来の印刷方法における位置合わせ方法を
説明するための図である。
【図11】 従来の印刷方法によって基板上に形成され
る基準アライメントマークとアライメントマークとを示
す図である。
【符号の説明】
10 基板、12 第1パターン、20 位置合わせ用
基板、23 第2パターン、25,27 第2シフトパ
ターン、30 撮像カメラ、32 画像処理部、34
アライメント制御部、36 基板位置制御部、38 モ
ニタ、40 印刷スクリーン(第2印刷スクリーン)、
42 位置合わせ用基板、50 基台、60 有効視野
エリア(有効撮像領域)、62 第1撮像領域、64
第2撮像領域。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の印刷スクリーンを用いて被印刷物
    に印刷する際に、アライメントマークを用いて前記各印
    刷スクリーンの被印刷物に対する位置合わせを行う印刷
    方法であって、 前記被印刷物に第1印刷スクリーンを用いて基準アライ
    メントマークを印刷し、 第2印刷スクリーンによって印刷され前記基準アライメ
    ントマークより小さく設定されたアライメントマーク
    と、前記基準アライメントマークと、の中心位置が一致
    するように前記被印刷物と前記第2印刷スクリーンとの
    相対位置を決定し、 前記第2印刷スクリーンを用いて前記被印刷物に第2パ
    ターンを印刷することを特徴とする印刷方法。
  2. 【請求項2】 前記アライメントマークは、前記第2印
    刷スクリーンを用いて位置合わせ用基板に印刷され、前
    記位置合わせ用基板のアライメントマークの中心位置
    と、前記基準アライメントマークとの中心位置が一致す
    るように前記被印刷物と前記位置合わせ用基板との相対
    位置を決定し、 前記決定した被印刷物と前記位置合わせ用基板との相対
    位置に基づいて前記被印刷物と前記第2印刷スクリーン
    との相対位置を決定することを特徴とする印刷方法。
  3. 【請求項3】 複数の印刷スクリーンを用いて複数のパ
    ターンが印刷された印刷物であって、 印刷する際に被印刷物と前記印刷スクリーンとの位置合
    わせを行うための位置合わせ用のアライメントマークが
    形成され、 前記アライメントマークのうち第1印刷スクリーンによ
    って印刷され、後の印刷において被印刷物と第2印刷ス
    クリーンとの位置合わせ基準とされる基準アライメント
    マークが、前記第2印刷スクリーンによって前記基準ア
    ライメントマーク上に印刷されたアライメントマークよ
    りも大きく設定されていることを特徴とする印刷物。
  4. 【請求項4】 前記基準アライメントマークの直径x
    は、 印刷装置のアライメントマーク撮像部の有効撮像領域の
    径をZとし、これに対する印刷位置合わせマージンをb
    とし、印刷パターンの変形マージンをaとし、前記アラ
    イメントマークの直径をyとした場合に、 Z−(b+a) ≧ x ≧ y+aを満たすことを特
    徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の印刷方法又は
    印刷物。
  5. 【請求項5】 複数の印刷スクリーンを用いて被印刷物
    に印刷する際に、アライメントマークを用いて前記各印
    刷スクリーンの被印刷物に対する位置合わせを行う印刷
    方法であって、 前記被印刷物に第1印刷スクリーンを用いて基準アライ
    メントマークを印刷し、 前記基準アライメントマークの形成領域外の所定位置
    に、第2印刷スクリーンを用いて前記被印刷物上に印刷
    されるアライメントマークの仮想マークを発生し、 前記仮想マークと、前記基準アライメントマークとが一
    致するように前記被印刷物と前記第2印刷スクリーンの
    相対位置を決定して、前記被印刷物に前記第2印刷スク
    リーンを用いて第2パターンを印刷することを特徴とす
    る印刷方法。
  6. 【請求項6】 アライメントマークを用いて印刷スクリ
    ーンと被印刷物とを位置合わせして、被印刷物上に複数
    の印刷スクリーンのパターンを順次印刷する印刷装置で
    あって、 前記被印刷物に第1印刷スクリーンを用いて印刷された
    基準アライメントマークと、第2印刷スクリーンによっ
    て形成されるアライメントマークとを別の撮像領域にお
    いて検出する画像処理手段と、 いずれか一方の領域内で検出された前記マークの仮想マ
    ークを他方の領域の所定位置に発生させ、前記仮想マー
    クと前記他方の領域内で検出されたマークとが一致する
    ように前記被印刷物と前記第2印刷スクリーンとの相対
    位置を決定するアライメント制御手段と、を備え、 前記第1印刷スクリーンによって第1パターンが印刷さ
    れた被印刷物に前記第2印刷スクリーンを用いて第2パ
    ターンを印刷し、 前記基準アライメントマークの形成領域外に前記第2印
    刷スクリーンのアライメントマークを形成することを特
    徴とする印刷装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005216699A (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Pioneer Plasma Display Corp プラズマ表示装置及びその製造方法、並びにプラズマディスプレイパネルの製造方法
JP2009196205A (ja) * 2008-02-21 2009-09-03 Dainippon Printing Co Ltd 印刷機のアライメント機構及び印刷機のアライメント方法
JP2010262434A (ja) * 2009-05-01 2010-11-18 Ihi Corp マーキング制御システム及びこれを用いてマーキングされた部材同士の位置合わせ方法
KR101211312B1 (ko) 2005-09-21 2012-12-11 엘지디스플레이 주식회사 표시패널의 제조방법

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