JPH10272861A - 印刷用円筒状ブランケット - Google Patents

印刷用円筒状ブランケット

Info

Publication number
JPH10272861A
JPH10272861A JP8172697A JP8172697A JPH10272861A JP H10272861 A JPH10272861 A JP H10272861A JP 8172697 A JP8172697 A JP 8172697A JP 8172697 A JP8172697 A JP 8172697A JP H10272861 A JPH10272861 A JP H10272861A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
cylindrical
blanket
fiber
printing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8172697A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Ishibashi
宣行 石橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KIN YOSHA KK
Original Assignee
KIN YOSHA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KIN YOSHA KK filed Critical KIN YOSHA KK
Priority to JP8172697A priority Critical patent/JPH10272861A/ja
Publication of JPH10272861A publication Critical patent/JPH10272861A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Printing Plates And Materials Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】比較的簡単な構成でありながら長期に渡って安
定な印刷を可能とする印刷用円筒状ブランケットを提供
する。 【解決手段】円筒状スリーブ(11)と、円筒状スリー
ブ(11)の円周面上に形成され、圧縮性層(13)お
よびその上に形成された表面弾性層(15)を有するシ
ームレスの円筒状層構造とを備えた円筒状ブランケット
である。表面弾性層(15)の直下には、短繊維(14
b)を分散させた弾性基材(14a)からなる円筒状伸
び止め層(14)が設けられている。各短繊維(14
b)は、実質的に円周方向に沿って配列されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オフセット印刷用
円筒状ブランケットに係り、より具体的には、オフセッ
ト印刷のうち、いわゆるギャップレス印刷またはスリー
ブオフセット印刷方式で使用される円筒状ブランケット
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、オフセット印刷に使用されるブラ
ンケットは、一般に、シート状であり、これをブランケ
ット胴に取り付けるには、これをブランケット胴に巻つ
け、その両端部をブランケット胴に設けたギャップに挿
入することを要する。このようなシート状ブランケット
を装着したブランケット胴にあっては、上記ギャップに
対応するブランケット部分には、たとえギャップが狭い
ものであっても、凹みが生じ、これに版胴や圧胴が当接
するときの衝撃により印刷機が振動するため、印刷速度
の向上が困難であった。また、上記ギャップに対応する
ブランケット部分は、印刷に関与し得ないので、むだと
なる。
【0003】そこで、近時、装着のためにブランケット
胴にギャップを設ける必要がない円筒状ブランケットが
提案され(特開平3−128247号公報、同5−30
1483号公報、同5−138865号公報、同6−3
40187号公報等参照)、この円筒状ブランケットを
用いたギャップレス印刷またはスリーブオフセット印刷
方式が実用に供されてもいる。
【0004】この円筒状ブランケットは、基本的には、
円筒状スリーブの周りに接着層を介してスポンジゴム等
からなる圧縮性層を形成し、その上に表面ゴム層を形成
した構造を有する。
【0005】ところで、印刷用ブランケットは、ブラン
ケット胴に装着された状態で版胴に押圧されたとき、そ
の表面ゴム層が版胴によりくぼみ、このくぼみの周辺部
にバルジと称するふくらみが発生する。このバルジは、
ブランケットの実効的円周長を増加させるため、印刷物
におけるダブリやスラーの発生をもたらす。この現象
は、ブランケットがシート状であるか、円筒状であるか
を問わずに発生する。
【0006】そこで、円筒状ブランケットにあっては、
この現象を最小限に抑制するために、表面ゴム層と圧縮
性層との間に、直径0.13〜0.76mm、好ましく
は約0.4mmの糸を隣接する糸との間に所定の間隔を
おいて螺旋状に巻回することが提案されている(例え
ば、特開平5−301483号公報参照)。この巻回さ
れた糸層は、それ自体伸長しないため、表面ゴム層の伸
びを防止し、バルジ発生を抑制することができる。
【0007】しかし、オフセット印刷機において印圧
は、0.1mm程度に設定されることが通常であるか
ら、上記太さの糸を巻回した円筒状ブランケットを長期
にわたって使用すると、糸が偏平化し、その結果表面ゴ
ム層に凹凸が生じ、縦すじとなって印刷物に転写されて
しまう。
【0008】すなわち、糸を巻回する場合、まず糸をゴ
ム接着剤(ゴム糊)中にディッピングし、これをブラン
ケットに固定しながら巻回するが、ゴム糊が糸の中心部
まで到達・含浸せず、ゴム糊の未浸透部分が残ることが
多い。表面ゴム層側から印圧が数百万回繰り返し印加さ
れるブランケットにあっては、その未浸透部分に起因し
て糸が偏平化する結果、糸同士の隣接間隔が狭まり、そ
こに存在するゴム層部分が盛り上がり、表面ゴム層に凹
凸を生じさせる。
【0009】これを解決するためには、糸をゴム糊によ
り十分に含浸させることが必要であるが、それにはゴム
糊中での糸の滞留時間を長くする必要があり、効率的で
ない。また、より細い糸を使用することも考えられる
が、細い糸を使用すると、これを螺旋状に巻回するとき
に糸の送り時間に時間を要することとなる。これを避け
るために、複数本の糸をまとめて巻回すると、糸を円周
方向に沿って均一に配列されることが困難であるばかり
でなく、糸同士が重なり合うなどの不都合を生じる。
【0010】さらに、糸を巻回する代わりに布、フィル
ム、不織布等のシートを巻つけることも考えられるが、
この場合、シートに継ぎ目が生じたり、重合部で段差が
生じてしまう。また、プラスチックスリーブを被せるこ
とも考えられるが、硬すぎたり、接着性が悪い等の問題
があり、実用には適さない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明
は、上記従来の問題点を解決し、比較的簡単な構成であ
りながら長期に渡って安定な印刷を可能とする印刷用円
筒状ブランケットを提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、円筒状スリーブと、該円筒状スリーブの
円周面上に形成され、圧縮性層およびその上に形成され
た表面弾性層を有する円筒状層構造とを備え、該円筒状
層構造は、該圧縮性層と表面弾性層との間に、該表面弾
性層と接して、短繊維を分散させた弾性物質からなる円
筒状伸び止め層を有し、該短繊維は、実質的に該円筒状
スリーブの円周方向に沿って配列されていることを特徴
とする印刷用円筒状ブランケットを提供する。
【0013】短繊維は、0.5mmないし8mmの長さ
を有することが好ましい。また、伸び止め層は、弾性物
質の2ないし15重量%の割合で短繊維を含有すること
が好ましい。さらに、短繊維は、綿繊維、ビニロン繊
維、ナイロン繊維、ポリエステル繊維、芳香族ポリアミ
ド繊維、ガラス繊維、カーボン繊維、アルミナ繊維、ス
テンレススチール繊維またはその混合物から選ぶことが
できる。
【0014】さらにまた、本発明によれば、上記印刷用
円筒状ブランケットの製造方法であって、円筒状スリー
ブ上に圧縮性層を形成した後、円筒状スリーブを回転さ
せながら、弾性物質前駆体および短繊維を含む混合物に
溶媒を配合してなる糊状物質をドクターコート法により
圧縮性層上に均一に塗布することによって短繊維を円周
方向に沿って配列させ、これを乾燥して伸び止め層を形
成し、その上に表面弾性層を形成することを特徴とする
印刷用円筒状ブランケットの製造方法が提供される。使
用するドクターブレードは、繊維の引っ掛かりを防ぐた
めに、エッジ部が丸みを帯びたものであることが好まし
い。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。全図にわたり、同一箇所・部材
は、同一符号で示されている。図1は、本発明の一つの
実施の形態に係る円筒状ブランケットを示す斜視図であ
り、図2は、図1の線II−IIに沿った断面図(拡大され
ている)である。これら図にも示されるように、本発明
の円筒状ブランケット10は、表面弾性(ゴム)層と圧
縮性層との間に伸び止め層を介在させた以外は、通常の
円筒状ブランケットの構造を有する。
【0016】すなわち、この円筒状ブランケット10
は、各層の支持体として円筒状スリーブ11を備え、円
筒状スリーブ11の全周には圧縮性層13と表面ゴム層
15を含む円筒状の層構造が均一な厚さにシームレスの
状態で形成されている。円筒状層構造は、圧縮性層13
と表面ゴム層15との間に形成された伸び止め層14を
表面ゴム層15の直下に含む。図1および図2に示す形
態では、円筒状層構造は、円筒状スリーブ11と接する
クッション層12を有する。
【0017】本発明において、円筒状スリーブ11は、
ニッケル等の金属により0.125mm〜0.15mm
の厚さに形成することができる。本発明において、クッ
ション層12は、各種固形(ソリッド)ゴムで形成する
ことができ、特にニトリルブタジエンゴム(NBR)で
形成することが好ましい。なお、このクッション層12
は、場合により省略することができる。クッション層1
2は、これを設ける場合、0.5mmないし1.0mm
の厚さに形成することができる。このックッション層1
2は、ドクターコーティング法等の常法により形成する
ことができる。
【0018】クッション層12の全周には、圧縮性層1
3が均一な厚さに形成されている。圧縮性層13は、弾
性材料、特にNBR等のゴムの多孔質体からなり、通常
スポンジゴム層と称されるものでもある。圧縮性層13
は、通常、0.2mmないし0.4mmの厚さを有す
る。この圧縮性層13も、ドクターコーティング法等の
常法により形成することができる。
【0019】圧縮性層13の全周には、本発明による伸
び止め層14が均一な厚さで形成されている。この伸び
止め層14は、ゴム弾性を有する材料、特にNBR等の
ゴムからなる固形(ソリッド)弾性基材14a中に多数
の短繊維14bが分散されてなるものであり、各短繊維
14bは、円筒状ブランケットの円周方向に実質的に配
列している。すなわち、図2に最もよく示されるよう
に、各短繊維14bは、円周方向に伸びている。
【0020】短繊維14bは、長さ方向に非伸縮性のも
のであり、それ自体撚られていない。そのような短繊維
として好適なものは、綿短繊維、ビニロン短繊維、ナイ
ロン短繊維、ポリエステル短繊維、芳香族ポリアミド短
繊維(アラミド短繊維)(代表的には、帝人製コーネッ
クス、デュポン製ケブラー)、ガラス短繊維、チラノ短
繊維(代表的には、宇部興産製のもの)、アルミナ短繊
維、ステンレススチール短繊維(代表的には、日本精綿
製ナスロン)のようなスチール短繊維等である。その中
でも、ゴム特にNBRとの接着性、伸びにくさ、耐熱
性、耐薬品性、強度、柔軟性、取り扱い易さ、コスト等
を勘案すると、綿およびビニロン短繊維が特に好まし
い。
【0021】短繊維14bの長さは、伸び止め層14の
形成に支障を来さない範囲でできるだけ長いことが望ま
しいが、通常、0.5mmないし8mm程度の長さの短
繊維を使用し得る。8mmよりも長いと、短繊維同士が
絡みあって伸び止め層14中での均一分散と円周方向へ
の配列が達成し得ないことがある。
【0022】短繊維の太さ(直径)は、0.02〜0.
1mmであることが好ましい。このように細い短繊維を
用いることにより、印圧による繊維の偏平を回避するこ
とができる。
【0023】伸び止め層14中に配合される短繊維14
bの量は、表面ゴム層15に対する伸び止め効果、伸び
止め層14中での均一分散と円周方向への配列性、さら
にはコーティングの均一性等を考慮して決定される。す
なわち、短繊維14bの量が少な過ぎると伸び止め効果
が十分に得られず、また多すぎると短繊維14bの伸び
止め層14中での均一分散と円周方向への配列性および
コーティングの均一性が十分に得られない。短繊維14
bの量は、短繊維の材質および長さ、後に説明するゴム
コンパウンド(弾性基材14aの構成原料)の組成、伸
び止め層14の形成の際に使用する溶媒の量等にも依存
するので一概には規定できないが、ゴムコンパウンド
(溶媒を除く)、すなわち弾性基材14aの重量の2な
いし15%の割合が好ましい。
【0024】弾性基材14a中に短繊維14bを均一分
散させた伸び止め層14の厚さは、圧縮性層13の圧縮
特性を損なうことなく十分な伸び止め効果を奏するに十
分な厚さを有する。伸び止め層14の厚さが厚すぎる
と、その下に位置する圧縮性層13の圧縮特性を減衰さ
せ、またその厚さが薄すぎると、十分な伸び止め効果が
得られない。この厚さは、短繊維14bの材質、長さ、
配合量等にも依存するので一概に規定できないが、0.
1〜0.4mmの範囲内にあることが好ましい。
【0025】さて、この伸び止め層14は、以下のよう
に形成することができる。すなわち、まず、円筒スリー
ブ11にクッション層12および圧縮性層13を形成し
た円筒状スリーブ11を回転させながら、所定のゴム糊
状物質をドクターコーティング法により塗布する。より
具体的には、図3に示すように、クッション層、圧縮性
層を形成した円筒状スリーブ11を矢印で示す方向に回
転させながら、上記糊状物質31をドクターブレード3
2を用いて塗布する。この塗布により糊状物質31中の
各短繊維14bは、円周方向に配列する。使用するドク
ターブレード32は、コーティングエッジ部が丸みを帯
びていることが望ましい。例えば、図4に示すように、
エッジ部32aをゴム糊状物質と接する側とは反対側に
曲げて曲面を形成したり、図5に示すように、エッジ部
に円柱状体33を連設することによって、コーティング
エッジ部に丸みを設けることができる。このような丸み
を帯びたエッジ部を有するドクターブレードを使用する
ことによって、ゴム糊状物質31中の短繊維の分散が不
均一であっても、あるいは粘度が不均一であっても、均
一な伸び止め層14を形成することができるとともに、
短繊維を円周方向に沿って配列させることができること
がわかった。
【0026】上記糊状物質は、加硫等により弾性物質に
変換されて弾性基材14aを形成する弾性物質前駆体
(一般には通常使用されているゴムコンパウンド)にト
ルエン、メチルエチルケトン等の溶媒を混合して糊状と
なし、これに短繊維を上記割合で配合して調製される。
塗布の良好な均一性および短繊維の円周方向への良好な
配列を達成するためには、ゴム糊状物質の粘度は、15
ないし50ポイズであることが望ましく、したがって、
溶媒の量は、ゴムコンパウンドの重量の250%〜30
0%程度とすることが望ましい。
【0027】再び図1および図2を参照すると、以上述
べたように伸び止め層14を形成した後、最上層として
の表面弾性(ゴム)層15を形成する。この表面ゴム層
15は、通常、0.2ないし0.4mmの厚さを有し、
ドクターコーティング法等の常法により形成することが
できる。
【0028】以上の構成の円筒状ブランケットにおい
て、伸び止め層14は、版胴等によって印加される印圧
による表面ゴム層15の伸びを有効に防止する。すなわ
ち、伸び止め層14中に実質的に円周方向に配列する多
数の短繊維は、それ自体伸びることがないため伸び止め
層14の伸びを阻止し、もって、表面ゴム層15の伸び
を防止する。かくして、本発明の円筒状ブランケット
は、表面ゴム層のバルジの発生を防止して、長期にわた
ってダブリ、スラー等のない高品質の印刷物を提供する
ことができる。
【0029】図6は、本発明の第2の実施の形態に係る
円筒状ブランケットを示すものであって、図2の断面と
直交する方向の断面に対応する断面図である。この円筒
状ブランケット60は、圧縮性層13の全周面に、巻回
された糸62からなり隣接する糸同士がゴム63により
結合された非伸縮性層61を形成した以外は、図1およ
び図2に関して説明した円筒状ブランケット10と同じ
構造を有する。
【0030】図6に示す円筒状ブランケット60は、非
伸縮性層61を除いて上記円筒状ブランケット10と同
じ方法により製造することができる。非伸縮性層61
は、上記既知の方法に従い、例えば直径0.2ないし
0.3mmの糸をゴムコンパウンド中に浸漬した後、圧
縮性層13の周りに巻回し、ゴムコンパウンドを加熱加
硫させることによって形成することができる。このよう
な非伸縮性層61を設けることによって、伸び止め層1
4の存在と相俟って、長期にわたりダブリ、スラー等の
ないより一層安定した印刷物を提供することができる。
【0031】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明する。 実施例1 本実施例では、図1および図2に関して説明した構造と
同様の構造の円筒状ブランケットを作製した。すなわ
ち、外径170mmのニッケルスリーブ11にクッショ
ン層12として硬さ60゜のNBRソリッドゴム層を形
成し、その上に圧縮性層としてNBRのスポンジゴム層
13を形成し、これらを加硫し、研磨した。一方、下記
表1に示す組成のゴムコンパウンドを調製し、これにト
ルエンを加えて糊状物質を調製し、このゴム糊に長さ3
mm、直径0.02mmのビニロン短繊維をゴムコンパ
ウンド100重量部に対して3重量%の割合で混合し、
この混合物を図3に関して説明したようにドクターコー
ト法により乾燥後の厚さが0.3mmとなるように塗布
し、乾燥した。このとき、ブランケット胴の主軸回転速
度を25回転/分に設定し、20分間でコーティングが
終了した。こうして得られた伸び止め層の上に表面層形
成用ゴム糊を同様に0.5mmの厚さにコートし、加硫
した後、これを0.3mmの厚さまで研磨した。こうし
て、外径174mm、面長910mmの円筒状ブランケ
ットを得た。
【0032】 表1 成 分 配合量(重量部) NBR JSR N232S 100 (日本合成ゴム製ニトリル・ブタジエンゴム) 亜鉛華1号 5 (酸化亜鉛) 硫黄 2 ソクシノールDM 1.5 (住友化学製加硫促進剤) ノクラックSP 2.0 (大内新興化学製老化防止剤) セライト505 40 (充填剤:Johns −Manville社製ケイ藻土) ハイシル233 15 (補強剤:Pittsburgh Plate Glass 社製含水シリカ) チタン白 5 (着色剤:酸化チタン) 実施例2 圧縮性層形成後、伸び止め層を形成する前に、直径0.
3mmの糸を実施例1で使用したゴム糊に浸漬しながら
0.4mmの送りピッチで巻回した以外は、実施例1と
同様にして、図3に示す構造を有する外径174mm、
面長910mmの円筒状ブランケットを得た。
【0033】比較例 実施例1と同様にしてニッケルスリーブ上にクッション
層および圧縮性層を形成した後、直径0.3mmの糸を
実施例1で使用したゴム糊に浸漬しながら0.4mmの
送りピッチで均一に巻回した。しかる後、実施例1と同
様に表面ゴム層を形成し、円筒状ブランケットを得た。
【0034】実施例1〜2および比較例で得た円筒状ブ
ランケットを用い、ギャップレス印刷機により印刷を行
い、印刷のずれおよびスジムラおよびブランケットのヘ
タリを調べた。結果を下記表2に示す。
【0035】 表 2 実施例1 実施例2 比較例 10万部印刷後のズレ 1.0mm 0.7mm 2.5mm 300万部印刷後のスジムラ なし なし 有 300万部印刷後のヘタリ 0.03mm 0.05mm 0.06mm
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来の問題点を解決し、比較的簡単な構成でありながら
長期に渡って安定な印刷を可能とする印刷用円筒状ブラ
ンケットが提供され、また、この円筒状ブランケットの
製造も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一の実施の形態に係る円筒状ブランケ
ットを概略的に示す斜視図。
【図2】図1の線II−IIに沿った断面図。
【図3】本発明の円筒状ブランケットの製造方法を説明
するための斜視図。
【図4】本発明の円筒状ブランケットを製造する際に使
用するドクターブレードを示す概略斜視図。
【図5】本発明の円筒状ブランケットを製造する際に使
用する別のドクターブレードを示す概略斜視図。
【図6】本発明の別の実施の形態に係る円筒状ブランケ
ットを示す概略断面図。
【符号の説明】
11…円筒状スリーブ 12…クッション層 13…圧縮性層 14…伸び止め層 14a…弾性基材 14b…短繊維 15…表面ゴム層 32…ドクターブレード 60…非伸縮性層

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状スリーブと、該円筒状スリーブの
    円周面上に形成され、圧縮性層およびその上に形成され
    た表面弾性層を有する円筒状層構造とを備え、該円筒状
    層構造は、該圧縮性層と表面弾性層との間に、該表面弾
    性層と接して、短繊維を分散させた弾性物質からなる円
    筒状伸び止め層を有し、該短繊維は、実質的に該円筒状
    スリーブの円周方向に沿って配列されていることを特徴
    とする印刷用円筒状ブランケット。
  2. 【請求項2】 短繊維が、0.5mmないし8mmの長
    さを有する請求項1記載の印刷用円筒状ブランケット。
  3. 【請求項3】 伸び止め層が、弾性物質の2ないし15
    重量%の割合で短繊維を含有する請求項1または2記載
    の印刷用円筒状ブランケット。
  4. 【請求項4】 短繊維が、綿繊維、ビニロン繊維、ナイ
    ロン繊維、ポリエステル繊維、芳香族ポリアミド繊維、
    ガラス繊維、カーボン繊維、アルミナ繊維、ステンレス
    スチール繊維またはその混合物からなる請求項1ないし
    3のいずれか1項記載の印刷用円筒状ブランケット。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の印刷用円筒状ブランケッ
    トの製造方法であって、円筒状スリーブ上に圧縮性層を
    形成した後、円筒状スリーブを回転させながら、弾性物
    質前駆体および短繊維を含む混合物に溶媒を配合してな
    る糊状物質をドクターコート法により圧縮性層上に均一
    に塗布することによって短繊維を円周方向に沿って配列
    させ、これを乾燥して伸び止め層を形成し、その上に表
    面弾性層を形成することを特徴とする印刷用円筒状ブラ
    ンケットの製造方法。
  6. 【請求項6】 エッジ部が丸みを帯びたドクターブレー
    ドを使用して糊状物質を塗布することを特徴とする請求
    項5記載の製造方法。
JP8172697A 1997-03-31 1997-03-31 印刷用円筒状ブランケット Pending JPH10272861A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8172697A JPH10272861A (ja) 1997-03-31 1997-03-31 印刷用円筒状ブランケット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8172697A JPH10272861A (ja) 1997-03-31 1997-03-31 印刷用円筒状ブランケット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10272861A true JPH10272861A (ja) 1998-10-13

Family

ID=13754428

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8172697A Pending JPH10272861A (ja) 1997-03-31 1997-03-31 印刷用円筒状ブランケット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10272861A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5553541A (en) Gapless tubular printing blanket
US5304267A (en) Method of making a gapless tubular printing blanket
EP0372719B1 (en) Printing blanket construction having non-textured surface
EP0884176B1 (en) Printing blanket and method for securing same to a cylinder
CA2527807C (en) Metal-backed printing blanket
JP3467456B2 (ja) 印刷用ブランケット
JP2010149526A (ja) 印刷用ゴムブランケット
JPH06183172A (ja) オフセット・ゴムブランケットスリーブ
EP0874738B1 (en) Preparation of cylindrical blanket by spreading of compressible layer
JP3638326B2 (ja) ブランケット胴のためのブランケット
US6289809B1 (en) Blanket for offset printing and method of manufacturing the same
JPH10272861A (ja) 印刷用円筒状ブランケット
EP0727326B1 (en) Printing blanket
JPH10272860A (ja) 印刷用シート状ブランケット
JPH0717114B2 (ja) オフセットブランケット
EA002198B1 (ru) Съемная втулка, способ ее изготовления и комбинация съемной втулки и держателя
JP2720315B2 (ja) 印刷ロールおよび印刷機
JP3201956B2 (ja) 印刷用ブランケット
JP3126333B2 (ja) 印刷用ブランケット
US2787213A (en) Dampener for offset lithographic printing
JPH0634375Y2 (ja) 高速練条機用トップローラ
JP4264936B2 (ja) 印刷用ブランケット
JP2005138327A (ja) 中間転写部材
JP3422436B2 (ja) 印刷用オフセットブランケット
JP2000238459A (ja) 印刷用ブランケット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20040324

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Effective date: 20050517

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050524

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051004