JPH10273069A - 車体の補強方法 - Google Patents
車体の補強方法Info
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- JPH10273069A JPH10273069A JP7975997A JP7975997A JPH10273069A JP H10273069 A JPH10273069 A JP H10273069A JP 7975997 A JP7975997 A JP 7975997A JP 7975997 A JP7975997 A JP 7975997A JP H10273069 A JPH10273069 A JP H10273069A
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- reinforcing
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D29/00—Superstructures, understructures, or sub-units thereof, characterised by the material thereof
- B62D29/001—Superstructures, understructures, or sub-units thereof, characterised by the material thereof characterised by combining metal and synthetic material
- B62D29/002—Superstructures, understructures, or sub-units thereof, characterised by the material thereof characterised by combining metal and synthetic material a foamable synthetic material or metal being added in situ
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D21/00—Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted
- B62D21/09—Means for mounting load bearing surfaces
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Architecture (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、自動車生産ラインにおいて、閉断
面構造を有する車体の閉断面部分内に発泡硬化した補強
材を充填して、該車体を補強する方法を提供する。 【解決手段】 本発明の補強方法は、上記閉断面部分内
に適当間隔で設けられた1個または複数個の仕切板に、
凸状部を設置し、次いで該凸状部に、固型棒状の熱硬化
発泡性補強材を保持せしめた後、電着工程および焼付け
塗装工程を経て、熱硬化発泡性補強材を発泡硬化せしめ
ることを特徴とする。
面構造を有する車体の閉断面部分内に発泡硬化した補強
材を充填して、該車体を補強する方法を提供する。 【解決手段】 本発明の補強方法は、上記閉断面部分内
に適当間隔で設けられた1個または複数個の仕切板に、
凸状部を設置し、次いで該凸状部に、固型棒状の熱硬化
発泡性補強材を保持せしめた後、電着工程および焼付け
塗装工程を経て、熱硬化発泡性補強材を発泡硬化せしめ
ることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体の補強方法、
更に詳しくは、自動車生産ラインにおいて、閉断面構造
を有する車体ピラー等の閉断面部分内に発泡硬化した補
強材を充填して、該車体構造部材を補強する方法であっ
て、特に上記の充填発泡硬化補強材を形成する発泡性補
強材として、固型棒状の熱硬化タイプを用い、これを特
定箇所にかつ一定条件下に取付け、電着工程後の焼付け
塗装工程で発泡硬化せしめる方法に関する。
更に詳しくは、自動車生産ラインにおいて、閉断面構造
を有する車体ピラー等の閉断面部分内に発泡硬化した補
強材を充填して、該車体構造部材を補強する方法であっ
て、特に上記の充填発泡硬化補強材を形成する発泡性補
強材として、固型棒状の熱硬化タイプを用い、これを特
定箇所にかつ一定条件下に取付け、電着工程後の焼付け
塗装工程で発泡硬化せしめる方法に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】近年、自
動車業界では、車の安全強化と防音・制振のため車体全
体の強度と剛性を確保することが叫ばれている。その中
で、車体のねじれ等の微小変形で応力の集中する接合部
位および衝撃などの多くの負荷が加わる部分、たとえば
シートベルト装置のベルトアンカーが装着され、閉断面
構造を有するセンタピラーや、その他前部のフロントピ
ラーおよび底部のロッカー部ピラー等の車体の閉断面構
造を有する車体構造部材の剛性強度の付与が望まれ、近
時では、車体重量の軽量化と合せて、該車体構造部材の
閉断面部分内に発泡硬化した補強材を充填する工夫がな
されつつある。
動車業界では、車の安全強化と防音・制振のため車体全
体の強度と剛性を確保することが叫ばれている。その中
で、車体のねじれ等の微小変形で応力の集中する接合部
位および衝撃などの多くの負荷が加わる部分、たとえば
シートベルト装置のベルトアンカーが装着され、閉断面
構造を有するセンタピラーや、その他前部のフロントピ
ラーおよび底部のロッカー部ピラー等の車体の閉断面構
造を有する車体構造部材の剛性強度の付与が望まれ、近
時では、車体重量の軽量化と合せて、該車体構造部材の
閉断面部分内に発泡硬化した補強材を充填する工夫がな
されつつある。
【0003】そこで、このような車体構造部材への充填
発泡硬化補強材による補強方法は一般に、自動車生産ラ
インにおける、車体組立工程→電着工程→焼付け塗装工
程の中で行われ、たとえば図3で示されるように、先
ず、車体組立工程に際し、たとえば車体ピラー11の閉
断面部分を形成する一対の対向表面の一方12に、固型
シート状の熱硬化発泡性補強材13をその自己粘着性あ
るいは別途設けた粘着層(図示せず)を介して貼着した
後、電着工程(電着液浸漬)に供して未硬化の電着膜14
(一部のみ図示)を形成し、次いで焼付け塗装工程で加熱
発泡(発泡硬化)を行って、電着硬化膜14'と同時に充
填発泡硬化補強材15を形成するようになっている。な
お、この場合、車体ピラー11の閉断面部分には、その
長手方向に沿って適当間隔で1個または複数個の仕切板
16が設けられており、かかる仕切板16は、形成され
る発泡硬化補強材15のタレ止めによる完全充填を行な
うことが意図されている。
発泡硬化補強材による補強方法は一般に、自動車生産ラ
インにおける、車体組立工程→電着工程→焼付け塗装工
程の中で行われ、たとえば図3で示されるように、先
ず、車体組立工程に際し、たとえば車体ピラー11の閉
断面部分を形成する一対の対向表面の一方12に、固型
シート状の熱硬化発泡性補強材13をその自己粘着性あ
るいは別途設けた粘着層(図示せず)を介して貼着した
後、電着工程(電着液浸漬)に供して未硬化の電着膜14
(一部のみ図示)を形成し、次いで焼付け塗装工程で加熱
発泡(発泡硬化)を行って、電着硬化膜14'と同時に充
填発泡硬化補強材15を形成するようになっている。な
お、この場合、車体ピラー11の閉断面部分には、その
長手方向に沿って適当間隔で1個または複数個の仕切板
16が設けられており、かかる仕切板16は、形成され
る発泡硬化補強材15のタレ止めによる完全充填を行な
うことが意図されている。
【0004】しかしながら、この固型シート状の熱硬化
発泡性補強材を用いる従来法では、以下に示すような問
題点がある。 i)上記熱硬化発泡性補強材は、その貼着後電着工程への
移動(搬送)中あるいは電着工程(電着液への浸漬)中に、
その粘着力の程度によっては、たとえば、粘着力が低い
と、簡単に脱落したりあるいは貼着位置がずれたりし、
逆に安定保持のため粘着力をあまりに高めると、作業者
への付着が起こり、作業性が低下する。このように固型
シート状の貼着方法では、該貼着固定の信頼性が極めて
低い。また、かかる粘着力は、季節による気温差によっ
ても容易に変動するため、その調整・管理に難点があ
る。 ii)上記(i)の粘着力とは全く無関係とは云えないが、少
なくとも平滑面以外の面への貼着は不可能乃至少なくと
もかなりの困難を来たす。 iii)焼付け塗装工程の加熱発泡時に、該熱硬化発泡性補
強材の低粘度化による流れ落ちが起って、図示の如く、
薄層部(15A)が形成され、このことは、強度低下は云
うまでもなく、防錆性にも多大の悪影響を与える。
発泡性補強材を用いる従来法では、以下に示すような問
題点がある。 i)上記熱硬化発泡性補強材は、その貼着後電着工程への
移動(搬送)中あるいは電着工程(電着液への浸漬)中に、
その粘着力の程度によっては、たとえば、粘着力が低い
と、簡単に脱落したりあるいは貼着位置がずれたりし、
逆に安定保持のため粘着力をあまりに高めると、作業者
への付着が起こり、作業性が低下する。このように固型
シート状の貼着方法では、該貼着固定の信頼性が極めて
低い。また、かかる粘着力は、季節による気温差によっ
ても容易に変動するため、その調整・管理に難点があ
る。 ii)上記(i)の粘着力とは全く無関係とは云えないが、少
なくとも平滑面以外の面への貼着は不可能乃至少なくと
もかなりの困難を来たす。 iii)焼付け塗装工程の加熱発泡時に、該熱硬化発泡性補
強材の低粘度化による流れ落ちが起って、図示の如く、
薄層部(15A)が形成され、このことは、強度低下は云
うまでもなく、防錆性にも多大の悪影響を与える。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、かかる従
来法の問題点を解決するため鋭意検討を進めたところ、
上記熱硬化発泡性補強材として、固型棒状の熱硬化タイ
プを用い、これを上述の仕切板へ、スタッドボルトのよ
うな凸状部を介してかつ一定条件下に取付ければ、従来
法とは異なり、機械的にかつ確実に該発泡性補強材を固
定することができ、その固定信頼性は極めて高く、かつ
薄層部の形成もなく、所定の閉断面部分の空間を完全に
充填しうることを見出し、本発明を完成させるに至っ
た。
来法の問題点を解決するため鋭意検討を進めたところ、
上記熱硬化発泡性補強材として、固型棒状の熱硬化タイ
プを用い、これを上述の仕切板へ、スタッドボルトのよ
うな凸状部を介してかつ一定条件下に取付ければ、従来
法とは異なり、機械的にかつ確実に該発泡性補強材を固
定することができ、その固定信頼性は極めて高く、かつ
薄層部の形成もなく、所定の閉断面部分の空間を完全に
充填しうることを見出し、本発明を完成させるに至っ
た。
【0006】すなわち、本発明は、自動車生産ラインに
おいて、閉断面構造を有する車体の閉断面部分内に発泡
硬化した補強材を充填して、該車体を補強する方法であ
って、上記閉断面部分内に適当間隔で設けられた1個ま
たは複数個の仕切板に、凸状部を設置し、次いで該凸状
部に、固型棒状の熱硬化発泡性補強材を保持せしめた
後、電着工程および焼付け塗装工程を経て、熱硬化発泡
性補強材を発泡硬化せしめることを特徴とする車体の補
強方法を提供するものである。
おいて、閉断面構造を有する車体の閉断面部分内に発泡
硬化した補強材を充填して、該車体を補強する方法であ
って、上記閉断面部分内に適当間隔で設けられた1個ま
たは複数個の仕切板に、凸状部を設置し、次いで該凸状
部に、固型棒状の熱硬化発泡性補強材を保持せしめた
後、電着工程および焼付け塗装工程を経て、熱硬化発泡
性補強材を発泡硬化せしめることを特徴とする車体の補
強方法を提供するものである。
【0007】本発明で用いる固型棒状の熱硬化発泡性補
強材(以下、単に発泡性補強材ということもある)として
は、熱硬化タイプで常温固体を呈するものであれば、そ
の種類や組成に制限はなく、たとえばポリウレタン系、
ポリ塩化ビニル系、ポリエチレン系、発泡ゴム系、フェ
ノール樹脂系、スチロール樹脂系、ABS樹脂系、エポ
キシ樹脂系、ポリオレフィン樹脂系等が挙げられるが、
その中でも、特にエポキシ樹脂系が好適である。以下、
かかるエポキシ樹脂系について詳述する。このエポキシ
樹脂系の発泡性補強材は一般に、各種のエポキシ樹脂
(たとえばグリシジルエーテル型、グリシジルエステル
型、グリシジルアミン型、線状脂肪族エポキサイド型、
脂環族エポキサイド型など)、加熱活性硬化剤(一般に8
0〜200℃の温度範囲で活性を示し、たとえばジシア
ンジアミド、4,4'−ジアミノジフェニルスルホン、2
−n−ヘプタデシルイミダゾールなどのイミダゾール誘
導体;イソフタル酸ジヒドラジド;N,N−ジアルキル尿
素誘導体;N,N−ジアルキルチオ尿素誘導体等)および
発泡剤(一般に常温で他成分と混合しても安定で、かつ
加熱により分解してガスを発生する物質、たとえばアゾ
ジカルボンアミド、アゾビスイソブチロニトリルなどの
アゾ化合物;ジニトロソペンタメチレンテトラミンなど
のニトロソ化合物;p−トルエンスルホニルヒドラジド、
4,4'−オキシベンゼンスルホニルヒドラジドなどのス
ルホヒドラジド化合物、および加熱発泡性の未膨張バル
ーン等)から成り、さらに適当な充填剤(たとえば炭酸カ
ルシウム、タルク、アスベスト、ケイ酸類、カーボンブ
ラックなど)および必要に応じてエポキシ樹脂用反応性
希釈剤(ブチルグリシジルエーテル、長鎖アルコールの
モノグリシジルエーテルなど)、熱可塑性ポリマー(アク
リル系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、ポリオレフィン系ポリ
マー等)、可塑剤(ジオクチルフタレートなどのフタル酸
系;トリクレジルホスフェートなどのリン酸系)、不活性
希釈剤(パインオイルなど)、発泡助剤、整泡剤を配合し
た系で構成され、通常、下記組成分配合によって常温粘
稠固体を呈する。 組成分 重量部 エポキシ樹脂 100 加熱活性硬化剤 0.1〜20 発泡剤 0.1〜20 充填剤 50〜300 その他(熱可塑性ポリマー等) 0.1〜100
強材(以下、単に発泡性補強材ということもある)として
は、熱硬化タイプで常温固体を呈するものであれば、そ
の種類や組成に制限はなく、たとえばポリウレタン系、
ポリ塩化ビニル系、ポリエチレン系、発泡ゴム系、フェ
ノール樹脂系、スチロール樹脂系、ABS樹脂系、エポ
キシ樹脂系、ポリオレフィン樹脂系等が挙げられるが、
その中でも、特にエポキシ樹脂系が好適である。以下、
かかるエポキシ樹脂系について詳述する。このエポキシ
樹脂系の発泡性補強材は一般に、各種のエポキシ樹脂
(たとえばグリシジルエーテル型、グリシジルエステル
型、グリシジルアミン型、線状脂肪族エポキサイド型、
脂環族エポキサイド型など)、加熱活性硬化剤(一般に8
0〜200℃の温度範囲で活性を示し、たとえばジシア
ンジアミド、4,4'−ジアミノジフェニルスルホン、2
−n−ヘプタデシルイミダゾールなどのイミダゾール誘
導体;イソフタル酸ジヒドラジド;N,N−ジアルキル尿
素誘導体;N,N−ジアルキルチオ尿素誘導体等)および
発泡剤(一般に常温で他成分と混合しても安定で、かつ
加熱により分解してガスを発生する物質、たとえばアゾ
ジカルボンアミド、アゾビスイソブチロニトリルなどの
アゾ化合物;ジニトロソペンタメチレンテトラミンなど
のニトロソ化合物;p−トルエンスルホニルヒドラジド、
4,4'−オキシベンゼンスルホニルヒドラジドなどのス
ルホヒドラジド化合物、および加熱発泡性の未膨張バル
ーン等)から成り、さらに適当な充填剤(たとえば炭酸カ
ルシウム、タルク、アスベスト、ケイ酸類、カーボンブ
ラックなど)および必要に応じてエポキシ樹脂用反応性
希釈剤(ブチルグリシジルエーテル、長鎖アルコールの
モノグリシジルエーテルなど)、熱可塑性ポリマー(アク
リル系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、ポリオレフィン系ポリ
マー等)、可塑剤(ジオクチルフタレートなどのフタル酸
系;トリクレジルホスフェートなどのリン酸系)、不活性
希釈剤(パインオイルなど)、発泡助剤、整泡剤を配合し
た系で構成され、通常、下記組成分配合によって常温粘
稠固体を呈する。 組成分 重量部 エポキシ樹脂 100 加熱活性硬化剤 0.1〜20 発泡剤 0.1〜20 充填剤 50〜300 その他(熱可塑性ポリマー等) 0.1〜100
【0008】本発明で用いる凸状部を形成するものとし
て、スタッドボルトなどがあり、上述の車体ピラー等の
構造部材内に設けられた仕切板へ直接もしくは間接的に
設置でき、かつその凸状部が上記固型棒状の熱硬化発泡
性補強材を差込んで保持しうるものであれば、形状およ
び材質に何ら制限はないが、たとえば形状としては、図
1の(A)〜(C)に示されるような、 (A)ロウソク立てに類する構造のもの(この場合、発泡
性補強材の底面に突刺すことができ、発泡性補強材側に
特別の細工は不要); (B)凸状部にネジ山を設けたもの(左側)(この場合、該
ネジ山に螺合する、右側に示すナットを発泡性補強材の
底面に埋め込んでおく);または (C)左側に示す形状のスタッドボルト(この場合、その
凸状部に嵌合する、右側に示す凹型クリップを発泡性補
強材の底面に埋め込んでおく) が例示される。なお、かかる凸状部を上記仕切板へ設置
するには、通常、アーク溶接により仕切板へ固定すれば
よい。
て、スタッドボルトなどがあり、上述の車体ピラー等の
構造部材内に設けられた仕切板へ直接もしくは間接的に
設置でき、かつその凸状部が上記固型棒状の熱硬化発泡
性補強材を差込んで保持しうるものであれば、形状およ
び材質に何ら制限はないが、たとえば形状としては、図
1の(A)〜(C)に示されるような、 (A)ロウソク立てに類する構造のもの(この場合、発泡
性補強材の底面に突刺すことができ、発泡性補強材側に
特別の細工は不要); (B)凸状部にネジ山を設けたもの(左側)(この場合、該
ネジ山に螺合する、右側に示すナットを発泡性補強材の
底面に埋め込んでおく);または (C)左側に示す形状のスタッドボルト(この場合、その
凸状部に嵌合する、右側に示す凹型クリップを発泡性補
強材の底面に埋め込んでおく) が例示される。なお、かかる凸状部を上記仕切板へ設置
するには、通常、アーク溶接により仕切板へ固定すれば
よい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図2に基づき本発明に係る
車体の補強方法について詳述する。先ず、車体の閉断面
部分を有する構造部材の模型1内に設けられている仕切
板6にスタッドボルト7(簡略化のため模式的に図示)を
上述の方法で設置しておく。次に、該スタッドボルト7
に所定の発泡性補強材3を差込み、この場合、発泡性補
強材3の底面が仕切板6の表面から浮いた状態となるよ
うに発泡性補強材3を保持する(換言すれば、次の電着
工程で仕切板6の全面にわたり電着液と接触するのに十
分な隙間を確保する)。この状態で次の電着工程に供し
て未硬化の電着膜4(一部のみ図示)を形成し、次いで焼
付け塗装工程で加熱発泡(発泡硬化)を行って、電着硬化
膜4'の形成と同時に、所定の閉断面部分の空間のすみ
ずみに及ぶ所望の発泡硬化補強材5を形成することがで
きる。なお、使用する発泡性補強材3の大きさは、充填
すべき発泡硬化補強材の容量および加熱発泡倍率と閉断
面部分の空間容量、形状等に応じて設定すればよい。た
とえば、3倍程度の発泡倍率に設計するものである。
車体の補強方法について詳述する。先ず、車体の閉断面
部分を有する構造部材の模型1内に設けられている仕切
板6にスタッドボルト7(簡略化のため模式的に図示)を
上述の方法で設置しておく。次に、該スタッドボルト7
に所定の発泡性補強材3を差込み、この場合、発泡性補
強材3の底面が仕切板6の表面から浮いた状態となるよ
うに発泡性補強材3を保持する(換言すれば、次の電着
工程で仕切板6の全面にわたり電着液と接触するのに十
分な隙間を確保する)。この状態で次の電着工程に供し
て未硬化の電着膜4(一部のみ図示)を形成し、次いで焼
付け塗装工程で加熱発泡(発泡硬化)を行って、電着硬化
膜4'の形成と同時に、所定の閉断面部分の空間のすみ
ずみに及ぶ所望の発泡硬化補強材5を形成することがで
きる。なお、使用する発泡性補強材3の大きさは、充填
すべき発泡硬化補強材の容量および加熱発泡倍率と閉断
面部分の空間容量、形状等に応じて設定すればよい。た
とえば、3倍程度の発泡倍率に設計するものである。
【0010】
【実施例】次に実施例を挙げて、本発明をより具体的に
説明する。 実施例1 発泡性補強材は、下記組成から成る。 組成 重量部 エポキシ樹脂(油化シェル社製、エピコート1001)−−− 45 潜在性硬化剤(ジシアンジアミド) −−− 5 発泡剤(アゾジカルボンアミド) −−− 3 充填剤(カーボンブラック) −−− 42 その他(熱可塑性ポリマー等) −−− 5 かかる組成物を70℃にて攪拌混合し、次いで該混合物
を押出しながら、冷却、成形を行い、4×4×15cmの
固型棒状の発泡性補強材を得る。なお、該補強材に対
し、図1の(C)(右側)で示した凹型のクリップ(樹脂成
形品)を、所定の箇所(底面)に埋め込む。次に、図2に
示されるような閉断面構造部材の模型箱(5×5×30c
m)の仕切板6上に、図1の(C)(左側)に示したスタッド
ボルト(ポップリベットファスナー社製)をアーク溶接で
固定した後、該スタッドボルトに対し上述の発泡性補強
材を、その凹型クリップによる嵌合を介してワンタッチ
で差込む。次いで、箱内を170℃で20分間加熱し
て、発泡硬化補強材を形成せしめる(発泡倍率3倍に設
定)。模型箱から発泡硬化補強材を取出したところ、す
みずみまで完全に充填されており、また切断面は均一な
発泡状態を呈し、模型箱の全周辺に強固に接着していた
ことが認められる。さらに、箱内の隙間(0.2mm)から
の流出もなかった。
説明する。 実施例1 発泡性補強材は、下記組成から成る。 組成 重量部 エポキシ樹脂(油化シェル社製、エピコート1001)−−− 45 潜在性硬化剤(ジシアンジアミド) −−− 5 発泡剤(アゾジカルボンアミド) −−− 3 充填剤(カーボンブラック) −−− 42 その他(熱可塑性ポリマー等) −−− 5 かかる組成物を70℃にて攪拌混合し、次いで該混合物
を押出しながら、冷却、成形を行い、4×4×15cmの
固型棒状の発泡性補強材を得る。なお、該補強材に対
し、図1の(C)(右側)で示した凹型のクリップ(樹脂成
形品)を、所定の箇所(底面)に埋め込む。次に、図2に
示されるような閉断面構造部材の模型箱(5×5×30c
m)の仕切板6上に、図1の(C)(左側)に示したスタッド
ボルト(ポップリベットファスナー社製)をアーク溶接で
固定した後、該スタッドボルトに対し上述の発泡性補強
材を、その凹型クリップによる嵌合を介してワンタッチ
で差込む。次いで、箱内を170℃で20分間加熱し
て、発泡硬化補強材を形成せしめる(発泡倍率3倍に設
定)。模型箱から発泡硬化補強材を取出したところ、す
みずみまで完全に充填されており、また切断面は均一な
発泡状態を呈し、模型箱の全周辺に強固に接着していた
ことが認められる。さらに、箱内の隙間(0.2mm)から
の流出もなかった。
【0011】
【発明の効果】以上の構成から成る本発明方法によれ
ば、発泡性補強材を車体の閉断面部分を有する構造部材
に設けた仕切板上に容易かつ確実強固に設置できること
から、電着工程への移動(搬送)中に、あるいは電着工程
における電着液浸漬時の水圧によって、発泡性補強材が
設置箇所から脱落もしくはずれるといった事態を回避
し、かつ閉断面構造部材の空間のすみずみまで電着硬化
膜を形成できる。しかも、焼付け塗装工程での流れ落ち
の問題もなく、所定空間の完全充填を果しうることが認
められる。
ば、発泡性補強材を車体の閉断面部分を有する構造部材
に設けた仕切板上に容易かつ確実強固に設置できること
から、電着工程への移動(搬送)中に、あるいは電着工程
における電着液浸漬時の水圧によって、発泡性補強材が
設置箇所から脱落もしくはずれるといった事態を回避
し、かつ閉断面構造部材の空間のすみずみまで電着硬化
膜を形成できる。しかも、焼付け塗装工程での流れ落ち
の問題もなく、所定空間の完全充填を果しうることが認
められる。
【図1】 本発明方法で用いる凸状部の具体例および該
凸状部と発泡性補強材側との結合状態の組合せを示す斜
視図である。
凸状部と発泡性補強材側との結合状態の組合せを示す斜
視図である。
【図2】 本発明方法の具体的態様を示す簡略断面図で
ある。
ある。
【図3】 従来方法の具体的態様を示す簡略断面図であ
る。
る。
1 車体の閉断面構造部材の模型 3 発泡性補強材 4 未硬化の電着膜 4' 電着硬化膜 6 仕切板 7 スタッドボルト
Claims (4)
- 【請求項1】 自動車生産ラインにおいて、閉断面構造
を有する車体の閉断面部分内に発泡硬化した補強材を充
填して、該車体を補強する方法であって、 上記閉断面部分内に適当間隔で設けられた1個または複
数個の仕切板に、凸状部を設置し、次いで該凸状部に、
固型棒状の熱硬化発泡性補強材を保持せしめた後、電着
工程および焼付け塗装工程を経て、熱硬化発泡性補強材
を発泡硬化せしめることを特徴とする車体の補強方法。 - 【請求項2】 固型棒状の熱硬化発泡性補強材が、エポ
キシ樹脂系の常温粘稠固体を呈するもので、かつロウソ
ク立てにロウソクを突刺すが如くに、凸状部に差込んで
保持される請求項1に記載の補強方法。 - 【請求項3】 凸状部にネジ山を設け、そして固型棒状
の熱硬化発泡性補強材の底面に上記ネジ山に螺合するナ
ットを埋め込んでおく請求項1に記載の補強方法。 - 【請求項4】 凸状部に嵌合するクリップを固型棒状の
熱硬化発泡性補強材の底面に埋め込んでおく請求項1に
記載の補強方法。
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|---|---|---|---|
| JP7975997A JPH10273069A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 車体の補強方法 |
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Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7975997A JPH10273069A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 車体の補強方法 |
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| JPH10273069A true JPH10273069A (ja) | 1998-10-13 |
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Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP7975997A Pending JPH10273069A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 車体の補強方法 |
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| JP (1) | JPH10273069A (ja) |
| WO (1) | WO1998043868A1 (ja) |
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- 1997-03-31 JP JP7975997A patent/JPH10273069A/ja active Pending
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| WO1998043868A1 (en) | 1998-10-08 |
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