JPH10273086A - バーハンドル車両用二系統式ブレーキ装置 - Google Patents

バーハンドル車両用二系統式ブレーキ装置

Info

Publication number
JPH10273086A
JPH10273086A JP9080512A JP8051297A JPH10273086A JP H10273086 A JPH10273086 A JP H10273086A JP 9080512 A JP9080512 A JP 9080512A JP 8051297 A JP8051297 A JP 8051297A JP H10273086 A JPH10273086 A JP H10273086A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic
brake
diameter
caliper body
master cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9080512A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshito Hanasato
吉人 花里
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Astemo Ltd
Original Assignee
Nissin Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissin Kogyo Co Ltd filed Critical Nissin Kogyo Co Ltd
Priority to JP9080512A priority Critical patent/JPH10273086A/ja
Publication of JPH10273086A publication Critical patent/JPH10273086A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Braking Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 二系統式ディスクブレーキの小型・軽量化
と、ばね下荷重の軽減を図る。キャリパボディの傾動や
摩擦パッドの偏摩耗を有効に防止する。 【解決手段】 キャリパボディ10を、大径ピストン2
3と小径ピストン24が対向する異径2ポット対向型と
する。キャリパボディ10を、キャリパブラケット17
にスライドピン18,19,19を介してディスク軸方
向へスライド可能に支持する。大径液圧室27を第1液
圧マスタシリンダ11に接続する。小径液圧室28を第
2液圧マスタシリンダ13に接続する。それぞれの液通
孔30に作動液の流通を液圧室側へのみ許容するチェッ
ク弁31を介装する。第2液圧マスタシリンダ13の作
動液にて、小径ピストン24と後輪用のドラムブレーキ
6とを連動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動二輪車や自動
三輪車、三・四輪バギー車等のバーハンドル車両に用い
られるブレーキ装置に係り、詳しくは、少なくとも前輪
ブレーキと後輪ブレーキのいずれか一方が、2ポット対
向型のキャリパボディを用いたディスクブレーキであっ
て、2個のピストンをそれぞれ別のブレーキ系統で作動
するようにしたバーハンドル車両用二系統式ブレーキ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車に用いられる二系統式ブレー
キ装置として、例えば特公昭55−3574号公報や特
開昭56−154378号公報に示されるものがある。
これらの従来技術には、いずれもディスクブレーキが用
いられており、前者の二系統式ブレーキ装置では、ディ
スクブレーキのキャリパボディに、ディスクロータの両
側に配設される双方の作用部に4つのシリンダ孔を対向
配置し、該シリンダ孔のそれぞれにピストンを収容し
て、各ピストンをシリンダ孔底部の液圧室に供給される
作動液にて液圧作動する4ポット対向型を採用し、ディ
スクロータを挟んで対向する1組の液圧室を液通孔にて
連通して、該1組の液圧室のいずれか一方に、第1ブレ
ーキ操作子の操作にて作動液を昇圧する第1液圧マスタ
シリンダを接続し、同じくディスクロータを挟んで対向
する他の1組の液圧室を液通孔にて連通して、該他の1
組の液圧室のいずれか一方に、第2ブレーキ操作子の操
作にて作動液を昇圧する第2液圧マスタシリンダを接続
した構成となっている。
【0003】また、後者の二系統式ブレーキ装置では、
ディスクブレーキのキャリパボディが、2個のピストン
をディスクロータの一側部のみに配置し、制動時にはス
ライドピンを用いてディスク軸方向へスライドさせる片
側並列2ポットのピンスライド型であって、一方の液圧
室に第1ブレーキ操作子に操作される第1液圧マスタシ
リンダを接続し、他方の液圧室に第2ブレーキ操作子に
操作される第2液圧マスタシリンダを接続した構成とな
っており、いずれの二系統式ブレーキ装置も、ディスク
ブレーキを第1ブレーキ操作子と第2ブレーキ操作子の
いずれのブレーキ系統によっても作動できるようにして
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
二系統式ブレーキ装置では、ディスクブレーキを2つの
ブレーキ系統のそれぞれで作動させるためには、少なく
とも4ポット以上の構造を持つキャリパボディが必要で
あるため、ディスクブレーキ全体が大きく重いものとな
り、車体のばね下荷重の増加につながるという不具合が
ある。
【0005】また、後者の二系統式ブレーキ装置では、
2個のピストンを別々のブレーキ系統で操作した場合
に、キャリパボディに偏荷重が作用して制動時のスライ
ド性が損われ、更にこのようなキャリパボディの傾動に
よって、摩擦パッドが偏摩耗する虞がある。
【0006】そこで本発明は、ディスクブレーキの小型
化及び軽量化と、ばね下荷重の軽減を図りつつ、キャリ
パボディの傾動や摩擦パッドの偏摩耗を有効に防止する
ことのできるバーハンドル車両用二系統式ブレーキ装置
を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的に従って、請
求項1の発明では、ディスクブレーキのキャリパボディ
を、ディスクロータの両側に配設される双方の作用部に
一対のシリンダ孔を対向配置し、該シリンダ孔のそれぞ
れにピストンを収容して、各ピストンをシリンダ孔底部
の液圧室に供給される作動液にて液圧作動する2ポット
対向型とし、該キャリパボディを、車体に固設されたキ
ャリパブラケットに、スライドピンを介してディスク軸
方向へスライド可能に支持すると共に、前記液圧室のい
ずれか一方を、第1ブレーキ操作子の操作にて作動液を
昇圧する第1液圧マスタシリンダに接続し、液圧室の他
方を、第2ブレーキ操作子の操作にて作動液を昇圧する
第2液圧マスタシリンダに接続して、各液圧室とこれに
つながる第1液圧マスタシリンダまたは第2液圧マスタ
シリンダとの間に、作動液の流通を液圧室側へのみ許容
するチェック弁を介装する。
【0008】上記請求項1の構成によれば、第1,第2
ブレーキ操作子の操作によって2つの液圧室に作動液が
供給されると、液圧室の拡大によって双方のピストンが
シリンダ孔を開口部方向へ押し出され、ピストンの前方
に配設された各摩擦パッドが、ディスクロータの両側面
へ押圧される。ここで、キャリパボディの双方のピスト
ンが同径の場合には、ディスクロータからピストンを通
してキャリパボディに作用する双方の制動反力が等しく
なるため、キャリパボディはディスク軸方向へスライド
しない。
【0009】また、作動液が液圧室のいずれか一方また
は他方にだけ供給された場合には、作動液供給側のピス
トンが押し出され、当該ピストン前面の摩擦パッドがデ
ィスクロータの一側面へ押圧される。各液圧室と第1,
第2液圧マスタシリンダとの間には、それぞれチェック
弁が介装されているので、液圧室側から液圧マスタシリ
ンダ側への作動液の逆流は生じない。このため、上述の
作動で発生したディスクロータからの制動反力が、作動
液供給側のピストン方向に作用して、キャリパボディが
作動液非供給側のピストンと一体に同方向へスライド
し、当該ピストン前面の摩擦パッドが、ディスクロータ
の他側面へ押圧される。
【0010】請求項2の発明では、請求項1の構成に加
えて、請求項1のディスクブレーキを前輪ブレーキと
し、対向する一対のピストンを異径に形成して、前記い
ずれか一方の液圧室を、第1ブレーキ操作子に操作され
る大径ピストン側の液圧室となし、前記他方の液圧室
を、第2ブレーキ操作子に操作される小径ピストン側の
液圧室となすと共に、前記第2液圧マスタシリンダの作
動液にて小径ピストンと後輪ブレーキとを連動させる。
【0011】上述の請求項2では、第1ブレーキ操作子
の操作で、前輪用ディスクブレーキの大径ピストンが作
動する単独系ブレーキ系統と、第2ブレーキ操作子の操
作で、前輪用ディスクブレーキの小径ピストンと後輪ブ
レーキとが連動する連動系ブレーキ系統の組合わせとな
る。
【0012】このうち、単独系ブレーキ系統のみの作動
では、前輪用ディスクブレーキのキャリパボディの大径
液圧室に供給される作動液によって大径ピストンが押し
出され、大径ピストン前面の摩擦パッドがディスクロー
タの一側面へ押圧される。大径及び小径液圧室と第1,
第2液圧マスタシリンダとの間には、それぞれチェック
弁が介装されているので、液圧室側から液圧マスタシリ
ンダ側への作動液の逆流は生じない。このため、大径ピ
ストンの作動で発生したディスクロータからの制動反力
が大径ピストン方向に作用して、キャリパボディが大径
ピストン方向へスライドし、小径ピストン前面の摩擦パ
ッドが、ディスクロータの他側面へ押圧される。このよ
うに、単独系ブレーキ系統のみの作動では、前輪用ディ
スクブレーキに、大径ピストンの作動による大きな制動
力が作用する。
【0013】また、連動系ブレーキ系統のみの作動で
は、前輪用ディスクブレーキのキャリパボディが、上述
の大径ピストンの場合とは逆に作動して、前輪用ディス
クブレーキに小径ピストンの作動による小さな制動力が
作用しながら、後輪ブレーキが連動する。
【0014】更に、単独系ブレーキ系統と連動系ブレー
キ系統の双方を作動した場合には、小径ピストンと大径
ピストンがそれぞれの摩擦パッドをディスクロータの側
面に押圧するが、小径ピストンに勝る大径ピストン側に
ディスクロータの制動反力が作用するため、キャリパボ
ディが小径ピストンと一体に大径ピストン方向へスライ
ドし、小径ピストン前面の摩擦パッドに、大径ピストン
の制動反力による押圧力が加算される。このように、単
独系ブレーキ系統と連動系ブレーキ系統の双方の作動で
は、前輪用ディスクブレーキに、大径ピストンの作動に
よる大きな制動力が作用する。
【0015】また、請求項3の発明として、バーハンド
ル車両の前輪ブレーキと後輪ブレーキのそれぞれを、キ
ャリパボディが、ディスクロータの両側に配設される双
方の作用部に一対のシリンダ孔を対向配置し、該シリン
ダ孔のそれぞれにピストンを収容して、各ピストンをシ
リンダ孔底部の液圧室に供給される作動液にて液圧作動
する2ポット対向型のディスクブレーキとし、且つ前記
キャリパボディの対向する一対のピストンを異径に形成
して、前輪用ディスクブレーキと後輪用ディスクブレー
キのキャリパボディのそれぞれを、車体に固設されたキ
ャリパブラケットに、スライドピンを介してディスク軸
方向へスライド可能に支持すると共に、前記前輪用ディ
スクブレーキのキャリパボディと後輪用ディスクブレー
キのキャリパボディのそれぞれで対向する液圧室のいず
れか一方づつを、第1ブレーキ操作子の操作にて作動液
を昇圧する第1液圧マスタシリンダに接続し、同じく前
輪用ディスクブレーキのキャリパボディと後輪用ディス
クブレーキのキャリパボディのそれぞれで対向する液圧
室の他方づつを、第2ブレーキ操作子の操作にて作動液
を昇圧する第2液圧マスタシリンダに接続して、各液圧
室とこれにつながる第1液圧マスタシリンダまたは第2
液圧マスタシリンダとの間に、作動液の流通を液圧室側
へのみ許容するチェック弁を介装する。
【0016】上記請求項3の構成によれば、前輪用ディ
スクブレーキと後輪用ディスクブレーキとが、第1ブレ
ーキ操作子と第2ブレーキ操作子のいずれの操作でも連
動する前・後輪二系統式連動ブレーキとなる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1形態例を、図
1及び図2に基づいて詳細に説明する。バーハンドル車
両用のブレーキ装置1は、第1ブレーキ操作子2の操作
にて前輪用のディスクブレーキ3を単独で作動する単独
系ブレーキ系統4と、第2ブレーキ操作子5の操作に
て、上記前輪用ディスクブレーキ3と後輪用のドラムブ
レーキ6とを連動して作動する連動系ブレーキ系統7と
を持っている。
【0018】前輪用のディスクブレーキ3は、キャリパ
ボディ10が、第1ブレーキ操作子2と一体の第1液圧
マスタシリンダ11と液圧配管12を用いて接続され、
同じくキャリパボディ10が、第2ブレーキ操作子5と
一体の第2液圧マスタシリンダ13と液圧配管14,1
5を用いて接続されていて、第1,第2ブレーキ操作子
2,5のいずれの握り操作によっても前輪の制動が可能
な二系統式の液圧式ディスクブレーキで、図示しない前
輪と一体に回転するディスクロータ16と、該ディスク
ロータ16の一側部で車体に固設されるキャリパブラケ
ット17と、該キャリパブラケット17にスライドピン
18,19,19を介してディスク軸方向へスライド可
能に支持される上述のキャリパボディ10と、ディスク
ロータ16を挟んで対向配置される一対の摩擦パッド2
0,20とを持っている。
【0019】上記キャリパボディ10には、ディスクロ
ータ16の両側部に配設される作用部10a,10b
に、ディスクロータ16側へ開口する大径シリンダ孔2
1と小径シリンダ孔22とを対向配置し、これらシリン
ダ孔21,22に、コップ状の大径ピストン23と小径
ピストン24をピストンシール25a,25bを介して
液密且つ移動可能に内挿した2ポット対向型が用いられ
ており、更に本形態例では、キャリパボディ10を、作
用部10a,10bと、ディスクロータ16の外側を跨
いで配設されるブリッジ部10cの半分づつとからなる
一対のキャリパ半体10d,10eに分割し、これらブ
リッジ部10cのディスク回入側と回出側とに連結ボル
ト27,27をねじ込んで一体に連結した分割型のキャ
リパボディとしている。
【0020】大径シリンダ孔21の底壁10fと大径ピ
ストン23との間には大径液圧室27が画成され、小径
シリンダ孔22の底壁10gと小径ピストン24との間
には小径液圧室28が画成されている。底壁10f,1
0gには、それぞれ液圧配管12,15を接続するため
の入力ポート29と、液圧室27,28に連通する液通
孔30とが連設されており、各液通孔30には、チェッ
ク弁31と残圧解除弁32とが並列に設けられている。
【0021】摩擦パッド20,20は、各裏板20aの
上部にハンガーピン26を挿通して、大径ピストン23
と小径ピストン24との間にディスクロータ16を挟ん
で吊持され、両摩擦パッド20,20の両側部にキャリ
パブラケット17のキャリパ支持腕17a,17aが、
ディスクロータ16の外周をディスク軸方向に跨いで配
設されている。キャリパ支持腕17a,17aはそれぞ
れ筒状に形成されていて、このキャリパ支持腕17a,
17aとキャリパ支持腕17a,17aを挟んだキャリ
パボディ10の作用部10a,10bに、前述のスライ
ドピン18,19,19を挿通または係着して、キャリ
パボディ10がディスク軸方向へスライド可能に支持さ
れる。
【0022】前記チェック弁31と残圧解除弁32は、
液通孔30に連通して設けられた大径の加工孔の開口端
をシールボール33やシールプラグ34で液密に閉塞し
て、それぞれの弁室35,36を形成しており、チェッ
ク弁31の弁室35には、球面状の弁体37と圧縮コイ
ルばねを用いたバルブスプリング38とが収容され、ま
た残圧解除弁32の弁室36には、円筒状のフリーピス
トン39が収容されている。
【0023】チェック弁31の弁室35には、作動液の
上流側となる大径液圧室27または小径液圧室28側に
弁座40が設けられ、該弁座40側に弁体37が配設さ
れると共に、該弁体37とシールボール33との間にバ
ルブスプリング38が縮設されており、常時はバルブス
プリング38の弾発力によって弁体37が弁座40に着
座している。
【0024】残圧解除弁32の弁室36は、フリーピス
トン39の外周に嵌合されたリップシール41によっ
て、上流室と下流室とに液密に仕切られている(図1で
は、フリーピストン39が液通孔30の上流側端に位置
しており、下流室が最大容積となっている一方、上流室
が消滅した状態を示している)。弁室36の上流室は、
液通孔30の上流側を介して入力ポート29に連通し、
また弁室36の下流室は、液通孔30の下流側とチェッ
ク弁31の弁室35とを介して大径液圧室27または小
径液圧室28と連通しており、フリーピストン39の移
動に伴って、弁室36の上流室と下流室の容積が反比例
で拡縮するようになっている。
【0025】上述のフリーピストン39の移動は、チェ
ック弁31の弁体37を作動する所定の作動液圧よりも
低い作動液圧と、制動解除後に下流側の大径液圧室27
または小径液圧室28から還流する残留作動液圧とによ
って行なわれるようになっており、このうち、弁室36
の下流室方向への移動は、下流室に開口する下流側の液
通孔30を全閉しない範囲で停止するように設定されて
いる。
【0026】非作動時のチェック弁31は、弁体37が
バルブスプリング38の弾発力によって弁座40に着座
した閉弁状態にあり、液通孔30の連通を遮断してい
る。また、非作動時の残圧解除弁32では、フリーピス
トン39が、下流側の液圧室27,28から弁室36の
下流室に戻された残留液圧によって、弁室36の上流側
端に位置していて、上流室が消失した代わりに、下流側
の液圧室27,28の残留液圧を収容する容積が下流室
に確保されている。
【0027】第1,第2液圧マスタシリンダ11,13
で昇圧された作動液が、前輪用のディスクブレーキ3へ
送られ、キャリパボディ10の入力ポート29から液通
孔30の上流側に供給されると、残圧解除弁32のフリ
ーピストン39が、チェック弁31よりも低い設定の作
動液圧によって、弁室36を図1の位置から下流室方向
へ移動し、下流室内の作動液を下流側の大径液圧室27
または小径液圧室28へ供給して行く。これにより、残
圧解除弁32の弁室36に上流室が形成され、フリーピ
ストン39が、下流室方向へ移動するに伴って徐々に拡
大して行く。
【0028】そして、液通孔30の上流側の作動液圧が
徐々に高まり、チェック弁31の弁体37にバルブスプ
リング38のセット荷重よりも高い所定の作動液圧がか
かると、弁体37がバルブスプリング38を圧縮しなが
ら弁座40から離間して開弁し、チェック弁31よりも
上流側の作動液圧が、チェック弁31からも下流側の液
圧室27,28へ供給され、ピストン23,24がピス
トンシール25a,25bを弾性変形させながら、シリ
ンダ孔21,22を開口部方向へ押し出されて行く。
【0029】また、上述の作動を解除すると、ピストン
23,24が、ピストンシール25a,25bの復元力
によって、液圧室27,28を縮小しながらシリンダ孔
21,22を底壁方向へ復帰して行き、作動液による押
圧を解除されたチェック弁31の弁体37がバルブスプ
リング38の弾発力によって弁座40に着座し、液通孔
30の上流側と下流側との連通が遮断される。
【0030】残圧解除弁32では、下流側のピストン2
3,24がシリンダ孔21,22を底壁方向へ復帰する
ことによって、弁室36の下流室に液圧室27,28か
らの残留液圧が戻され、フリーピストン39が弁室36
を上流室方向へ移動して行く。そして、フリーピストン
39が弁室36の上流側端に位置した状態では、弁室3
6の上流室が消失して、弁室36の下流室に液圧室2
7,28の残留液圧が収容される。
【0031】前記後輪用のドラムブレーキ6には、バッ
クプレート50内に対向する一対の弓形ブレーキシュー
51,51を、カム軸52の回動にてアンカーピン53
を支点に拡開する機械式のドラムブレーキが用いられて
おり、カム軸52には作動レバー54の基端が固着さ
れ、該作動レバー54の先端にワイヤケーブル55が接
続されている。第2液圧マスタシリンダ13に接続され
る液圧配管14は、前輪ブレーキ用の液圧配管15と後
輪ブレーキ用の液圧配管56に分岐されており、該液圧
配管56とワイヤケーブル55との間にケーブルアクチ
ュエータ60が介装されている。
【0032】上記ケーブルアクチュエータ60は、液圧
配管14,56を通して供給される第2液圧マスタシリ
ンダ13の液圧作動力を、機械的牽引力に変換して後輪
用のドラムブレーキ6を作動する作動力変換手段で、シ
リンダボディ61に一端を大気に連通して設けられたシ
リンダ孔62内に、牽引ピストン63の大径部63aと
中径部63bとを収容して、大径部63aとシリンダ孔
62の一端壁との間に大気室64を、中径部63bの外
周に液圧室65をそれぞれ画成している。
【0033】大径部61aとシリンダ孔62の一端壁と
の間にはリターンスプリング66が縮設され、該リター
ンスプリング66の弾発力にて牽引ピストン63をシリ
ンダボディ61の他端方向へ弾発し、該シリンダボディ
61の他端より突出する牽引ピストン63の小径ロッド
63cに前記ワイヤケーブル55が接続されると共に、
液圧室65に連通する入力ポート67に液圧配管56が
接続されている。
【0034】本形態例のバーハンドル車両用のブレーキ
装置1は、以上のように構成されており、単独系ブレー
キ系統4のみを単独で作動した場合には、第1ブレーキ
操作子2の握り操作によって、第1液圧マスタシリンダ
11で昇圧された作動液が、液圧配管12を通して前輪
用ディスクブレーキ3のキャリパボディ10へ送られ
る。
【0035】キャリパボディ10に送られた作動液は、
車体取付け側の作用部10aの入力ポート29から液通
孔30を通って、チェック弁31と残圧解除弁32とを
前述のように作動させ、チェック弁31を開弁して弁室
35から大径液圧室27へ供給される。大径液圧室27
へ供給された作動液は、大径ピストン23を大径シリン
ダ孔21の開口部方向へ押し出し、一方の摩擦パッド2
0を押動して、そのライニング20bをディスクロータ
16の一側面へ摺接させる。この作動では、小径ピスト
ン24による他方の摩擦パッド20の押動はなく、また
小径ピストン24側のチェック弁31は閉じられてい
て、小径液圧室28側から第2液圧マスタシリンダ13
側への作動液の逆流はない。
【0036】この摺接により、キャリパボディ10に
は、大径ピストン23の押圧力と同じ大きさの制動反力
が、ディスクロータ16から一方の摩擦パッド20を通
して大径ピストン23方向へ作用し、キャリパボディ1
0がスライドピン18,19,19の案内にて大径ピス
トン23方向へスライドして、小径液圧室28内の作動
液を大径液圧室27の作動液よりも昇圧し、小径ピスト
ン24が大径ピストン23と同じ高い押圧力で、他方の
摩擦パッド20を押圧して、前輪の制動が行なわれる。
【0037】また、連動ブレーキ系統7のみの単独作動
では、第2ブレーキ操作子5の握り操作によって、第2
液圧マスタシリンダ13で昇圧された作動液の一部が、
液圧配管14,15を通して前輪用のディスクブレーキ
3のキャリパボディ10へ送られ、第2液圧マスタシリ
ンダ13の残りの作動液が、液圧配管14,56を通し
て後輪ブレーキ用のケーブルアクチュエータ60に送ら
れる。
【0038】キャリパボディ10へ送られた作動液は、
反車体取付け側の作用部10bの入力ポート29から液
通孔30を通って、チェック弁31と残圧解除弁32と
を前述のように作動させ、チェック弁31を開弁して弁
室35から小径液圧室28へ供給される。小径液圧室2
8へ供給された作動液は、小径ピストン24を小径シリ
ンダ孔22の開口部方向へ押し出し、他方の摩擦パッド
20を押動して、そのライニング20bをディスクロー
タ16の他側面へ摺接させる。この作動では、大径ピス
トン23による一方の摩擦パッド20の押動はなく、ま
た大径ピストン23側のチェック弁31は閉じられてい
て、大径液圧室27側から第1液圧マスタシリンダ11
側への作動液の逆流はない。
【0039】上述の摺接により、キャリパボディ10に
は、反車体取付け側の作用部10b方向へ、小径ピスト
ン24の押圧力と同じ大きさの制動反力がディスクロー
タ16から他方の摩擦パッド20を通して作用し、キャ
リパボディ10がスライドピン18,19,19の案内
にて小径ピストン24方向へスライドして、大径液圧室
27内の作動液を小径液圧室28の作動液よりも低く昇
圧し、大径ピストン23が小径ピストン24と同じ低い
押圧力で、一方の摩擦パッド20を押圧して、前輪の制
動が行なわれる。
【0040】一方、ケーブルアクチュエータ60へ送ら
れた第2液圧マスタシリンダ13の残りの作動液は、入
力ポート67より液圧室65に供給され、牽引ピストン
63の大径部63aを大気室64方向へ押動して、小径
部63cをシリンダボディ61内に引き込み、小径部6
3cにつながれたワイヤケーブル55を牽引作動する。
牽引ピストン63に牽引される後輪ブレーキ用のワイヤ
ケーブル55は、作動レバー54をカム軸52と共に回
動させ、該カム軸52の回動にてアンカーピン53を支
点にブレーキシュー51,51を拡開して、後輪の制動
が行なわれる。
【0041】また、単独系ブレーキ系統4と連動ブレー
キ系統7との双方の作動では、第1,第2液圧マスタシ
リンダ11,13の作動液が、前輪用ディスクブレーキ
3のキャリパボディ10へ送られ、第2液圧マスタシリ
ンダ13の作動液の一部が、後輪ブレーキ用のケーブル
アクチュエータ60に送られる。
【0042】キャリパボディ10へ送られた作動液は、
作用部10a,10bの各入力ポート29から液通孔3
0を通って大径液圧室27と小径液圧室28へ供給さ
れ、大径ピストン23と小径ピストン24を、それぞれ
のシリンダ孔21,22の開口部方向へ押し出し、ピス
トン21,22が前方の摩擦パッド20,20を押動し
て、ライニング20b,20bをディスクロータ16の
両側面へ摺接させる。
【0043】液圧室27,28に供給された作動液は、
液通孔30,30のそれぞれにチェック弁31が介装さ
れているため、液圧室27,28側から液圧マスタシリ
ンダ11,13側への逆流は生じない。また、双方のピ
ストン23,24による摩擦パッド20,20の押動で
は、小径ピストン24よりも受圧面積が広く、摩擦パッ
ド20に対する押圧力が大きい大径ピストン23側で、
ディスクロータ16からの制動反力が小径ピストン24
よりも大きく作用する。これにより、大径ピストン23
側の制動反力−小径ピストン24側の制動反力の差の分
だけ、キャリパボディ10の大径ピストン23側に制動
反力がかかることとなり、キャリパボディ10は、スラ
イドピン18,19,19の案内にて一方の作用部10
a方向へスライドし、小径液圧室28を縮小して小径液
圧室28内の作動液を昇圧して行く。
【0044】そして、小径液圧室28内の作動液が、第
2液圧マスタシリンダ13からの作動液よりも昇圧する
と、小径ピストン24側のチェック弁31が閉じられ、
小径液圧室28の作動液が大径液圧室27の作動液より
も高められて行き、小径ピストン24が、大径ピストン
23と同じ押圧力で他方の摩擦パッド20を押圧し、そ
のライニング20bをディスクロータ16の他側面へ摺
接させて、前輪の制動が行なわれる。
【0045】このように本形態例は、前輪用のディスク
ブレーキ3に、2ポット対向型のキャリパボディ10を
採用しつつ、このキャリパボディ10を、スライドピン
18,19,19にてディスク軸方向へスライドできる
ようにし、双方の液圧室27,28に通じる液通孔3
0,30にそれぞれチェック弁31を介装するだけの簡
単な構造で、ディスクブレーキ3を二系統式ブレーキと
することができる。
【0046】従って、少なくとも4ポット以上の多ポッ
ト型のキャリパボディを用いていた従来品に較べると、
ディスクブレーキ3の小型・軽量化とばね下荷重の軽減
を図ることができる。また、キャリパボディに片側並列
2ポットを用いた従来品に較べると、キャリパボディ1
0を偏荷重で傾動させることがないので、キャリパボデ
ィ10のスライド性を損なったり、摩擦パッド20のラ
イニング20bを偏摩耗させることがなくなる。
【0047】更に本形態例は、前輪用ディスクブレーキ
3のキャリパボディ10に、大径ピストン23と小径ピ
ストン24とを対向して設け、単独系ブレーキ系統4の
単独作動では、パッド押圧力の大きな大径ピストン23
で前輪用ディスクブレーキ3の制動効力を高めて、バー
ハンドル車両に充分な制動力を確保し、また連動系ブレ
ーキ系統7の単独作動では、パッド押圧力の小さな小径
ピストン24を作動させて、前輪用ディスクブレーキ3
の制動効力を抑えつつ、後輪用のドラムブレーキ6を主
体とする連動となるので、バーハンドル車両の車体前後
部にバランスのよい制動をかけることができる。
【0048】図3は、本発明の第2形態例を示し、本形
態例のバーハンドル車両用のブレーキ装置70は、前輪
用のディスクブレーキ71と後輪用のディスクブレーキ
72とを、第1ブレーキ操作子2と第2ブレーキ操作子
5の操作にてそれぞれに連動する2つの第1連動系ブレ
ーキ系統73と第2連動系ブレーキ系統74の組合わせ
でなっている。
【0049】ディスクブレーキ71,72のそれぞれに
は、第1形態例と同じ一対のキャリパ半体10d,10
eからなる異径2ポット対向型のキャリパボディ10が
用いられており、第1ブレーキ操作子2の第1液圧マス
タシリンダ11につながれた第1連動系ブレーキ系統7
3の液圧配管75は、前輪用キャリパボディ10の大径
ピストン側の入力ポート29と、後輪用キャリパボディ
10の小径ピストン側の入力ポート29とに接続され、
また第2ブレーキ操作子5の第2液圧マスタシリンダ1
3につながれた第2連動系ブレーキ系統74の液圧配管
76は、前輪用キャリパボディ10の小径ピストン側の
入力ポート29と、後輪用キャリパボディ10の大径ピ
ストン側の入力ポート29とに接続されている。
【0050】各入力ポート29へ供給された作動液は、
それぞれのピストン23,24を第1形態例と同様に作
動させて、前輪と後輪を制動する。そして、第1連動系
ブレーキ系統73のみの単独作動では、前輪用のディス
クブレーキ71に大径ピストン23を用いた大きな制動
力が発生し、後輪用のディスクブレーキ72に小径ピス
トン24を用いた小さな制動力が発生する前輪重視の連
動ブレーキとなる。また、第2連動系ブレーキ系統74
のみの単独作動では、前輪用のディスクブレーキ71に
小径ピストン24を用いた小さな制動力が発生し、後輪
用のディスクブレーキ72に大径ピストン23を用いた
大きな制動力が発生する後輪重視の連動ブレーキとな
る。更に、第1,第2連動系ブレーキ系統73,74の
双方の作動では、前・後輪用のいずれのディスクブレー
キ71,72も、大径ピストン23を用いた制動力の大
きな連動ブレーキとなる。
【0051】本形態例はこのように、第1,第2連動系
ブレーキ系統73,74の単独使用によって、前輪重視
と後輪重視のいずれの制動も行なうことができ、更には
第1,第2連動系ブレーキ系統73,74の同時使用に
よって、前・後輪に大径ピストン23による大きな制動
力を付与することができるので、バーハンドル車両の特
性や重量配分,用途,運転状況,或いはライダーの好み
等に合わせて、好適な使い方が可能である。
【0052】更に本形態例は、第1,第2連動系ブレー
キ系統73,74のそれぞれで、前輪用ディスクフレー
キ3のチェック弁31と後輪用ディスクブレーキ3のチ
ェック弁31に用いるバルブスプリング38,38に異
なるセット荷重を設定して、前・後輪用のチェック弁3
1,31の開弁圧力を変えておくことにより、前輪用デ
ィスクブレーキ3と後輪用ディスクブレーキ3のいずれ
か一方を他方に先んじて作動させる先行ブレーキとする
ことができる。
【0053】また本形態例では、前・後輪用のキャリパ
ボディ10,10に、それぞれ大径シリンダ孔21を持
ったキャリパ半体10dと、小径シリンダ孔22を持っ
たキャリパ半体10eとを組合わせ、更に前輪用キャリ
パボディ10の大径側と後輪用キャリパボディ10の小
径側とを連動させ、前輪用キャリパボディ10の小径側
と後輪用キャリパボディ10の大径側とを連動させた
が、連動関係は第2形態例と逆に設定してもよい。
【0054】また、キャリパ半体10d,10eの組合
わせによって、バーハンドル車両に様々な制動特性を持
たせることができるようになる。例えば、大径シリンダ
孔21を持ったキャリパ半体10d,10d同士でキャ
リパボディ10を構成して、前・後輪用ディスクブレー
キのいずれか一方または双方に適用してもよく、或いは
小径シリンダ孔22を持ったキャリパ半体10e,10
e同士でキャリパボディ10を構成して、前・後輪用デ
ィスクブレーキのいずれか一方または双方に適用するこ
ともできる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
の構成によれば、2つのブレーキ系統に操作されるディ
スクブレーキに、2ポット対向型のキャリパボディを用
いることができるので、少なくとも4ポット以上の多ポ
ット型のキャリパボディを必要としていた従来品に較べ
ると、ディスクブレーキの小型・軽量化と、車体のばね
下荷重の軽減を図ることができる。また、キャリパボデ
ィに片側並列2ポットを用いた従来品に較べると、キャ
リパボディを偏荷重で傾動させることがないので、キャ
リパボディのスライド性を損なったり、摩擦パッドのラ
イニングを偏摩耗させることがなくなる。
【0056】また、本発明の請求項2の構成によれば、
第1ブレーキ操作子の操作では、前輪用ディスクブレー
キの制動効力を高めて、バーハンドル車両に充分な制動
力を確保し、また第2ブレーキ操作子の操作では、前輪
用ディスクブレーキの制動効力を抑えつつ、後輪用ブレ
ーキを主体とする連動となるので、バーハンドル車両の
車体前後部にバランスのよい制動をかけることができ
る。
【0057】更に、本発明の請求項3の構成によれば、
前輪用ディスクブレーキと後輪ディスクブレーキを、第
1ブレーキ操作子と第2ブレーキ操作子のいずれの操作
でも連動して作動させながら、前輪用ディスクブレーキ
と後輪用ディスクブレーキのいずれか一方に大きな制動
力を持たせるなど、前輪と後輪に対する制動力配分を自
由に設定することができるので、バーハンドル車両の特
性や重量配分,用途,運転状況,或いはライダーの好み
等に合わせて、好適な使い方が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1形態例を示すバーハンドル車両
用ブレーキ装置の概略図
【図2】 本発明の第1形態例を示すキャリパボディの
一部断面側面図
【図3】 本発明の第2形態例を示すバーハンドル車両
用ブレーキ装置の概略図
【符号の説明】
1…バーハンドル車両用のブレーキ装置 2…第1ブレーキ操作子 3…前輪用のディスクブレーキ 4…単独系ブレーキ系統 5…第2ブレーキ操作子 6…後輪用のドラムブレーキ 10…キャリパボディ 11…第1液圧マスタシリンダ 12,14,15,56…液圧配管 13…第2液圧マスタシリンダ 16…ディスクロータ 17…キャリパブラケット 18,19,19…スライドピン 20…摩擦パッド 10a,10b…作用部 10d,10e…キャリパ半体 21…大径シリンダ孔 22…小径シリンダ孔 23…大径ピストン 24…小径ピストン 27…大径液圧室 28…小径液圧室 29…入力ポート 30…液通孔 31…チェック弁 32…残圧解除弁 35,36…弁室 40…弁座 51…ブレーキシュー 52…カム軸 54…作動レバー 55…ワイヤケーブル 60…ケーブルアクチュエータ 61…シリンダボディ 62…シリンダ孔 63…牽引ピストン 65…液圧室 67…入力ポート 70…バーハンドル車両用のブレーキ装置 71…前輪用のディスクブレーキ 72…後輪用のディスクブレーキ 73…第1連動系ブレーキ系統 74…第2連動系ブレーキ系統 75,76…液圧配管

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクブレーキのキャリパボディを、
    ディスクロータの両側に配設される双方の作用部に一対
    のシリンダ孔を対向配置し、該シリンダ孔のそれぞれに
    ピストンを収容して、各ピストンをシリンダ孔底部の液
    圧室に供給される作動液にて液圧作動する2ポット対向
    型とし、該キャリパボディを、車体に固設されたキャリ
    パブラケットに、スライドピンを介してディスク軸方向
    へスライド可能に支持すると共に、前記液圧室のいずれ
    か一方を、第1ブレーキ操作子の操作にて作動液を昇圧
    する第1液圧マスタシリンダに接続し、液圧室の他方
    を、第2ブレーキ操作子の操作にて作動液を昇圧する第
    2液圧マスタシリンダに接続して、各液圧室とこれにつ
    ながる第1液圧マスタシリンダまたは第2液圧マスタシ
    リンダとの間に、作動液の流通を液圧室側へのみ許容す
    るチェック弁を介装したバーハンドル車両用二系統式ブ
    レーキ装置。
  2. 【請求項2】 前記ディスクブレーキを前輪ブレーキと
    し、前記対向する一対のピストンを異径に形成して、前
    記いずれか一方の液圧室を、前記第1ブレーキ操作子に
    操作される大径ピストン側の液圧室となし、前記他方の
    液圧室を、前記第2ブレーキ操作子に操作される小径ピ
    ストン側の液圧室となすと共に、前記第2液圧マスタシ
    リンダの作動液にて小径ピストンと後輪ブレーキとを連
    動する請求項1に記載のバーハンドル車両用二系統式ブ
    レーキ装置。
  3. 【請求項3】 バーハンドル車両の前輪ブレーキと後輪
    ブレーキのそれぞれを、キャリパボディが、ディスクロ
    ータの両側に配設される双方の作用部に一対のシリンダ
    孔を対向配置し、該シリンダ孔のそれぞれにピストンを
    収容して、各ピストンをシリンダ孔底部の液圧室に供給
    される作動液にて液圧作動する2ポット対向型のディス
    クブレーキとし、且つ前記キャリパボディの対向する一
    対のピストンを異径に形成して、前輪用ディスクブレー
    キと後輪用ディスクブレーキのキャリパボディのそれぞ
    れを、車体に固設されたキャリパブラケットに、スライ
    ドピンを介してディスク軸方向へスライド可能に支持す
    ると共に、前記前輪用ディスクブレーキのキャリパボデ
    ィと後輪用ディスクブレーキのキャリパボディのそれぞ
    れで対向する液圧室のいずれか一方づつを、第1ブレー
    キ操作子の操作にて作動液を昇圧する第1液圧マスタシ
    リンダに接続し、同じく前輪用ディスクブレーキのキャ
    リパボディと後輪用ディスクブレーキのキャリパボディ
    のそれぞれで対向する液圧室の他方づつを、第2ブレー
    キ操作子の操作にて作動液を昇圧する第2液圧マスタシ
    リンダに接続して、各液圧室とこれにつながる第1液圧
    マスタシリンダまたは第2液圧マスタシリンダとの間
    に、作動液の流通を液圧室側へのみ許容するチェック弁
    を介装したバーハンドル車両用二系統式ブレーキ装置。
JP9080512A 1997-03-31 1997-03-31 バーハンドル車両用二系統式ブレーキ装置 Pending JPH10273086A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9080512A JPH10273086A (ja) 1997-03-31 1997-03-31 バーハンドル車両用二系統式ブレーキ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9080512A JPH10273086A (ja) 1997-03-31 1997-03-31 バーハンドル車両用二系統式ブレーキ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10273086A true JPH10273086A (ja) 1998-10-13

Family

ID=13720377

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9080512A Pending JPH10273086A (ja) 1997-03-31 1997-03-31 バーハンドル車両用二系統式ブレーキ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10273086A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103122956A (zh) * 2013-01-22 2013-05-29 陈政文 双推碟式刹车结构

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103122956A (zh) * 2013-01-22 2013-05-29 陈政文 双推碟式刹车结构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0295958A (ja) アンチロック液圧ブレーキ装置
JP2010512496A (ja) ディスクブレーキ
JPH07503922A (ja) 二輪車用油圧式ブレーキ装置及びその装置を有する二輪車
JP2000515615A (ja) 駐車及び常用ブレーキ装置
EP0566133B1 (en) Braking device for automotive vehicle
JPS61171650A (ja) 制動圧発生装置
CN110497998A (zh) 供连动刹车系统用的刹车总泵
US4784241A (en) Integrated disc brake and drum rake construction
JPH10273086A (ja) バーハンドル車両用二系統式ブレーキ装置
JP2009264506A (ja) 車両用ディスクブレーキ
JP3754790B2 (ja) バーハンドル車両用液圧マスタシリンダ装置
JPH10196692A (ja) 二系統式車両用ディスクブレーキ装置
JP3491220B2 (ja) バーハンドル車両用二系統式ディスクブレーキ装置
JPH10250667A (ja) バーハンドル車両用ブレーキ装置
JPH11504299A (ja) 自動車用流体ブレーキ装置
US2244562A (en) Fluid pressure producing device
JPS6182026A (ja) デイスクブレ−キ
GB2409711B (en) Improvements in or relating to braking systems
JP2000280886A (ja) 液圧式バーハンドル車両用ブレーキ装置
JP3463185B2 (ja) バーハンドル車両用二系統式ディスクブレーキ装置
JPH10258787A (ja) バーハンドル車両用連動ブレーキ装置
JP4320974B2 (ja) 制動トルク検出装置
JPH0529386Y2 (ja)
JP2001221266A (ja) バーハンドル車両用ディスクブレーキ装置
JPS6388336A (ja) ディスクブレーキ