JPH10273106A - 包装装置 - Google Patents

包装装置

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JPH10273106A
JPH10273106A JP9496197A JP9496197A JPH10273106A JP H10273106 A JPH10273106 A JP H10273106A JP 9496197 A JP9496197 A JP 9496197A JP 9496197 A JP9496197 A JP 9496197A JP H10273106 A JPH10273106 A JP H10273106A
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folding
package
wrapping paper
reciprocating
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JP9496197A
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Masato Kawasaki
正人 川崎
Kunio Sakamoto
州生 坂本
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YURI ROLL KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紙等の積層体である比較的厚い被包装物を荷
崩れなく包装する。 【解決手段】 給紙装置Dによりほぼ垂直に保持した包
装紙Bに被包装物Aを当接させて第1の往復動フィンガ
手段3に強制的に押し入れる。フィンガ手段3は包装紙
Bと共に被包装物Aの前部を挟持して降下しつつ前方の
搬送台4A上へ引っ張ってゆく。このとき、後折装置の
第2の往復動フィンガ手段5は前方に傾斜されており、
被包装物Aの後部は該傾斜に沿って滑り下りる。このた
め、供給台1と搬送台4Aとの段差が大きくても被包装
物Aの落下の衝撃は軽微であり、積層体は崩れず、また
上下振動もすぐに収まる。その後、第2の往復動フィン
ガ手段5は水平状態になって前方に移動し、包装紙Bの
後方紙片を被包装物Aの前上方に折り畳む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、比較的大きな板状
長方形状の被包装物(例えば、各種厚紙を多数積層した
もの等)をほぼ自動的に包装する包装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本願出願人は、特願昭63−52357
号(特公平6−29051号公報)、特願平6−338
136号(特開平8−175506号公報)等におい
て、板状直方体形状の被包装物を自動的に包装する包装
装置を提案している。この包装装置の基本的な構成は、
略板状直方体状の被包装物を水平に載置する供給台と、
該供給台上の被包装物の前端部に包装紙を1枚ずつ略垂
直状態で待機させる包装紙垂直保持手段と、上記垂直状
態の包装紙に対して当接状態で強制押入れされた被包装
物を包装紙と共に挟持して前方に移送させ、同時に包装
紙の前方紙片を被包装物上後方に折り畳み且つ両側部の
コバ折りを行う第1の往復動フィンガ手段と、上記供給
台より低く被包装物の厚さより大きい段差を有し且つ第
1の往復動フィンガ手段と共に移送された被包装物を受
け止める搬送台と、第1の往復動フィンガ手段をその往
動時に供給台の高さから搬送台の高さに下降させ又その
復動時に搬送台の高さから供給台の高さに上昇させる昇
降手段と、搬送台上に第1の往復動フィンガ手段によっ
て挟持されて前方搬送台上に降下された被包装物上に包
装紙の後側紙片を前方に折り畳み且つ両側部のコバ折り
を行う第2の往復動フィンガ手段と、折り畳まれた前方
紙片と後側紙片との積層部分を貼り合せる貼着手段と、
折り畳まれた包装紙の耳部分の紙片の積層部分を貼り合
せる貼着手段とから成る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の包装装置で
は、第1の往復動フィンガ手段に被包装物を押し入れる
とき該第1の往復動フィンガ手段は第2の往復動フィン
ガ手段の上方に積層した状態に待機されている。このた
め、供給台面と搬送台面との段差が被包装物の厚さ以上
となるように装置を設計する必要がある。第1の往復動
フィンガ手段が被包装物と包装紙とを挟持しつつ前方に
移送するとき、該第1の往復動フィンガ手段は昇降手段
により供給台から搬送台へと下降される。このとき、被
包装物の前方は第1の往復動フィンガ手段により挟持さ
れているが被包装物の後端は保持されていないフリーの
状態になっているため、供給台から搬送台上に落下した
とき衝撃により上下に波打つように振動する。供給台と
搬送台との段差が比較的小さい場合には上記振動の振幅
は小さく速やかに収束するが、段差が大きい場合には振
動が収まるまでに時間を要し、暫時経過した後に次の工
程つまり第2の往復動フィンガ手段による包装紙後部紙
片の折畳みを行なわなければならず作業効率が大幅に低
下してしまう。更に大きな問題は、被包装物が紙等の積
層体である場合、落下の衝撃が大きいと被包装物の前方
が第1の往復動フィンガ手段に挟持されていても積層体
の崩れが生じ、包装作業を継続できなくなることであ
る。
【0004】そこで、従来の包装装置では、落下時の振
動や積層体の崩れが問題とならない程度に供給台と搬送
台との段差を小さく設計するようにしていた。このた
め、包装可能な被包装物の厚さの上限が制限されてしま
い、厚い被包装物を包装することができないという問題
があった。
【0005】また、上記従来の包装装置では、被包装物
が厚くなると、後折を行なうべく第2の往復動フィンガ
手段を後方から被包装物に押し入れたときに、後端部の
包装紙の弛みによって被包装物の後下端の角部がきれい
に折り返されず、丸みを有する形状となってしまうとい
う問題があった。
【0006】また、上記従来の包装装置では、第1及び
第2の往復動フィンガ手段に固設された水平に突出する
上下二枚のコバ折り用フィンガを用いて両側部のコバ折
りを行なっている。コバ折り位置の高さは被包装物の厚
さに応じて変える必要があるから、従来は二枚のコバ折
り用フィンガの取付高さの相違する(例えば5mm毎)
複数のフィンガ部材を用意しておき、被包装物の厚さに
応じて該フィンガ部材を交換するようにしていた。この
ため、被包装物の厚さが変わる度に面倒なフィンガ部材
の交換作業を行なわなければならず、包装作業の効率低
下の一因となっていた。
【0007】ところで、上記包装装置では搬送台の末端
に搬出用の製品ストック台が設置され、該搬送台上で包
装が完了した包装物が順次該製品ストック台上に重積さ
れていく。しかしながら、搬送台により移送された包装
物を順次上から積載してゆく方法では、製品ストック台
上で複数列に積載できるような小さなサイズ(面積)の
包装物であっても一列に積載することしかできない。こ
れでは、製品ストック台の有効利用が図れず、また製品
ストック台を頻繁に交換しなければならず作業効率も劣
化する。
【0008】そこで、従来は搬送台の末端に二列積載が
可能な搬出装置を更に設置するようにしている。この搬
出装置は、搬送台の前方に更に延伸して包装物を上面に
支持する複数のポールを備えたコンベアと、該コンベア
の移送方向の二列積載のそれぞれの包装物の先端位置で
上下移動するストッパとから成り、製品ストック台はコ
ンベアの下方の所定位置に設置される。二列積載の前方
側(搬送台から遠い側)に積載する際には、該包装物の
先端位置のストッパがコンベア面のごく近傍の高さまで
下降され、コンベアのポール上に包装物が載置されて前
方に移送される。コンベア上の包装物はストッパに当接
して止まり、その下面で支持していたポールが通り抜け
ると支持が失われて下方に落下する。これにより、包装
物は製品ストック台上の所定位置に積み重なる。二列重
積載の後方側(搬送台から近い側)に積載する際には、
後方側のストッパが下降し同様にコンベアが通り抜ける
ことにより、製品ストック台上の後方側の所定位置に包
装物が落下する。
【0009】しかしながら、上記搬出装置では製品スト
ック台上にコンベアが覆い被さるように配設され、該製
品ストック台の両側方をコンベアの駆動装置が塞ぐた
め、製品ストック台を側方に移動することが困難であ
る。このため、製品ストック台の交換が面倒であって作
業効率が悪い。また、搬出装置の設置のためのスペース
や製品ストック台の移動のためのスペースを広く確保し
なければならない。更には、コンベアの厚さ以上の高さ
をもって包装物を落下するため、包装物の荷崩れが生じ
易いという問題もある。
【0010】本発明は上記課題を解決するために為され
たもので、その第1の目的とするところは、従来の包装
装置よりも厚い被包装物を作業効率を低下させずに包装
することができる包装装置を提供することにある。
【0011】また、第2の目的とするところは、厚い被
包装物でも後端部の折畳みが見栄え良く行なえる包装装
置を提供することにある。
【0012】また、第3の目的とするところは、コバ折
り用フィンガの交換作業の手間を軽減した作業効率のよ
い包装装置を提供することにある。
【0013】更に、第4の目的とするところは、被包装
物の大きさに応じて製品ストック台に一列積み及び複数
列積みを自在に行なうことができる搬出装置を備えた包
装装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に成された第1の発明に係る包装装置は、 a)略板状直方体状の被包装物を水平に載置するための供
給台と、 b)該供給台上の被包装物の前端部に包装紙を1枚ずつ略
垂直状態で待機させる包装紙垂直保持手段を備える給紙
装置と、 c)前記垂直状態の包装紙に対して当接状態で強制押入れ
された被包装物を該包装紙と共に挟持して前方に移送さ
せ、同時に該包装紙の前方紙片を被包装物上後方に折り
畳み且つ両側部のコバ折りを行う第1の往復動フィンガ
手段と、該第1の往復動フィンガ手段をその往動時に前
記供給台の高さから後記搬送台の高さに下降させ又その
復動時に該搬送台の高さから該供給台の高さに上昇させ
る昇降手段とを備える前折装置と、 d)被包装物の厚さよりも大きい段差をもって前記供給台
より低く設けられ、前記第1の往復動フィンガ手段と共
に移送された被包装物を受け止める搬送台を備える搬送
装置と、 e)前記第1の往復動フィンガ手段によって挟持されて前
記搬送台上に降下された被包装物上に包装紙の後側紙片
を前方に折り畳み且つ両側部のコバ折りを行う第2の往
復動フィンガ手段を備える後折装置と、 f)折り畳まれた前方紙片と後側紙片との積層部を貼着す
る貼着手段を備える胴貼装置と、 g)前記搬送台の後半部に配設され、傾斜板により包装紙
の両耳を掬い上げて折り返す折返手段と、折り返された
包装紙の耳部分の紙片の積層部を貼着する貼着手段とを
備える横貼装置と、を具備する包装装置において、被包
装物を前記第1の往復動フィンガ手段に強制押入れする
とき前記第2の往復動フィンガ手段は該第1の往復動フ
ィンガ手段の下方に待機し、該第1の往復動フィンガ手
段によって挟持されて搬送台へ移送される被包装物が上
方を通過するとき前記第2の往復動フィンガ手段の上部
が供給台側から搬送台側へ下傾して該被包装物の後部を
滑動させ、該被包装物が上方を通過した後に水平状態に
復帰するようにしたことを特徴としている。
【0015】また、上記第1の発明の包装装置は、前記
第2の往復動フィンガ手段を供給台側から搬送台側へ向
けて傾斜するように回動自在とし、第1の往復動フィン
ガ手段によって挟持された被包装物が上方を通過すると
きに搬送台側へ下傾して該被包装物の後部を滑動させ、
該被包装物が上方を通過した後に後折りを行なえるよう
に水平状態に復帰する構成とすることができる。
【0016】また、上記第1の発明の包装装置は、前記
第2の往復動フィンガ手段の回動に応じて供給台の高さ
から搬送台へ向かって下傾する案内板を該第2の往復動
フィンガ手段の上部に設ける構成とすることが後記の理
由により好ましい。
【0017】また、上記第1の発明の包装装置は、前記
第1の往復動フィンガ手段により搬送台上に移送された
被包装物の後端部の直後に搬送台上に、略垂直上方に起
立自在の後部折返部材を設ける構成とすることができ
る。
【0018】また、上記第1の発明の包装装置は、前記
第1及び第2の往復動フィンガ手段は両側部のコバ折り
を行なうために上下に間隔を可変できる二枚のコバ折り
用フィンガ板を有し、該コバ折りフィンガ板の間隔を被
包装物の厚さに応じて調整する構成とすることができ
る。
【0019】この構成の包装装置では、前記第1及び第
2の往復動フィンガ手段の下部コバ折り用フィンガ板の
取付高さを固定すると共に上部コバ折用フィンガ板の取
付高さを上面板に対して固定し、被包装物の厚さに応じ
て該上面板を上下移動させたときに上部及び下部コバ折
り用フィンガ板の間隔も調整されるよう構成することが
好ましい。
【0020】更に後記の理由により、上部コバ折り用フ
ィンガ板の内側に該フィンガ板から略垂直下方に延出す
る板部材を設け、コバ折り時に上部及び下部コバ折りフ
ィンガ板に挟まれた被包装物の側方の包装紙片の外側へ
の弛みを抑える構成とすることが一層好ましい。
【0021】また、上記課題を解決するために成された
第2の発明に係る包装装置は、 a)略板状直方体状の被包装物を水平に載置するための供
給台と、 b)該供給台上の被包装物の前端部に包装紙を1枚ずつ略
垂直状態で待機させる包装紙垂直保持手段を備える給紙
装置と、 c)前記垂直状態の包装紙に対して当接状態で強制押入れ
された被包装物を該包装紙と共に挟持して前方に移送さ
せ、同時に該包装紙の前方紙片を被包装物上後方に折り
畳み且つ両側部のコバ折りを行う第1の往復動フィンガ
手段と、該第1の往復動フィンガ手段をその往動時に前
記供給台の高さから後記搬送台の高さに下降させ又その
復動時に該搬送台の高さから該供給台の高さに上昇させ
る昇降手段とを備える前折装置と、 d)前記供給台より低く且つ被包装物の厚さより大きい段
差を有し、前記第1の往復動フィンガ手段と共に移送さ
れた被包装物を受け止める搬送台を備える搬送装置と、 e)前記第1の往復動フィンガ手段によって挟持されて前
記搬送台上に降下された被包装物上に包装紙の後側紙片
を前方に折り畳み且つ両側部のコバ折りを行う第2の往
復動フィンガ手段とを備える後折装置と、 f)折り畳まれた前方紙片と後側紙片との積層部を貼着す
る貼着手段を備える胴貼装置と、 g)前記搬送台の後半部に配設され、傾斜板により包装紙
の両耳を掬い上げて折り返す折返手段と、折り返された
包装紙の耳部分の紙片の積層部を貼着する貼着手段とを
備える横貼装置と、 h)前記搬送台の後部に配設され、包装の終了した包装物
を整列積載する搬出装置と、 を具備する包装装置において、前記搬出装置は、i)前記
搬送台の末端に該搬送台と略同一高さに設けられた平面
状の搬出テーブルと、該搬出テーブルを前下方に設置さ
れた製品ストック台の上方まで略水平に往復動させるテ
ーブル駆動機構とから成る移送装置と、 j)包装物を前記搬送台の末端より前記搬出テーブル上の
所定位置まで移動すべく該包装物の後方に退避可能に設
けられた押出板と、該押出板を前方に摺動する押出駆動
機構とから成る押出装置と、 k)前記搬出テーブルが前方に往動する際には該搬出テー
ブル上の包装物に接触しない位置まで退避され、該搬出
テーブルの往動後に該包装物の復動を禁止する位置に繰
り出されるストッパと、を備えたことを特徴としてい
る。
【0022】また、上記第2の発明に係る包装装置は、
前記押出装置は前記搬出テーブル上の所定位置に第1の
包装物を押出移動した後に該第1の包装物に密着する位
置まで第2の包装物を押出移動させ、前記水平移送手段
は二個の包装物が載置された後に往動する構成とするこ
とができる。
【0023】
【発明の実施の形態】上記第1の発明に係る包装装置で
は、供給台上に載置された被包装物は垂直状態の包装紙
と共に前折装置の第1の往復動フィンガ手段に強制的に
押し入れられ、該第1の往復動フィンガ手段は被包装物
の前方と包装紙とを挟持して前方に移送させる。昇降手
段が第1の往復動フィンガ手段を供給台の高さから搬送
台の高さへ下降させると、被包装物の前方は搬送台へと
下降する。前方への移送に伴い被包装物は第2の往復動
フィンガ手段の上部を通過するが、このとき該第2の往
復動フィンガ手段の上部は供給台側から搬送台側へ傾斜
しているので、被包装物の後部はその傾斜に沿って供給
台から搬送台へと滑り下りる。このため、被包装物の最
後部が搬送台上に達したときにも下降の衝撃は軽微であ
って、被包装物の後部の振動は小さくごく短時間の内に
収束する。また、被包装物が積層体であっても荷崩れは
が生じない。第2の往復動フィンガ手段の上部を被包装
物が通過し終わると、その傾斜は速やかに水平状態に復
帰し、第2の往復動フィンガ手段が水平前方に移動して
被包装物の後部の後折を行なう。
【0024】構成の一例としては、第2の往復動フィン
ガ手段をその後部側に差し渡した軸部を中心に回動する
ようにし、被包装物が上部を通過する際には搬送台側へ
下傾してその上面が供給台側から搬送台側へ傾斜するよ
うに構成すると構造が簡単になる。被包装物が傾斜した
第2の往復動フィンガ手段の上方を通過した後に該第2
の往復動フィンガ手段は水平状態に復帰され、前方に水
平移動しつつ前方に位置する包装紙の後部紙片を被包装
物の前上方に折り込む。
【0025】第2の往復動フィンガ手段の上面の高さが
被包装物の厚さに応じて調整される構造とされている場
合、上面板の取付高さを下げると該上面板と供給台の高
さとの段差が大きくなる。そこで、このような場合に
は、第2の往復動フィンガ手段の上面板の上方に略供給
台の高さに一辺が固定され、該辺に対向する縁端部が第
2の往復動フィンガ手段の回動に応じて下傾する案内板
を設けるとよい。該案内板は供給台から搬送台上に連な
る滑り板部材として作用し、上面板の取付高さに拘らず
被包装物を静かに滑り下ろすことができる。
【0026】また、搬送台上に略垂直上方に起立自在に
設けられた後部折返部材は、供給台から搬送台への被包
装物及び包装紙の移送時には該移送の障害とならないよ
うに水平に保持される。そして、第1の往復動フィンガ
手段により被包装物が搬送台上に移送されると起立す
る。これにより、包装紙は被包装物の後下端部の直角の
角に沿って上方に折り返される。従って、その後に後方
から第2の往復動フィンガ手段が前進してきたときに、
被包装物の後端部がきれいに折り畳まれる。
【0027】また、第1及び第2の往復動フィンガ手段
に上下に間隔を可変できる二枚のコバ折り用フィンガ板
を設ける構成とすれば、厚さの相違する被包装物の包装
作業の前に該厚さに応じて該コバ折り用フィンガ板の間
隔を調整するのみで準備作業が終了する。これにより、
従来行なっていたフィンガ板の交換作業の手間が不要に
なり、包装作業の効率が良くなる。なお、二枚のコバ折
り用フィンガ板は、例えば、所定の範囲で上下にスライ
ド移動自在に設け、ネジ等の係止部材によりその位置を
固定できるようにしておくとよい。
【0028】また、下部コバ折り用フィンガ板を下面板
に固定すると共に上部コバ折り用フィンガ板を上面板と
一体に上下移動する構成とすれば、被包装物の厚さに応
じて上面板を上下移動させたときに上部コバ折り用フィ
ンガと下部コバ折り用フィンガとの間隔も該被包装物の
厚さに適した間隔に自動的に調整されるので、調整作業
の手間が一層簡素化される。
【0029】また、上記第1の発明に係る包装装置にお
いて厚い被包装物を包装する場合、上下二枚のコバ折り
フィンガの間隔が広くなるため、その間隙に両側部の包
装紙片が食い込み、適正なコバ折りができない恐れがあ
る。しかしながら、上部コバ折り用フィンガ板の内側に
板部材を設けると、該板部材は、第1の往復動フィンガ
手段が被包装物と包装紙を挟持したとき又は第2の往復
動フィンガ手段が被包装物と包装紙を後方からくわえ込
んだときに、上下のコバ折りフィンガ板に挟まれた空間
に側部の包装紙が弛むのを防止するので、コバ折りが適
正に行なえ包装物が見栄え良く仕上がる。
【0030】上記第2の発明に係る包装装置では、搬送
台の末端に包装が終了した包装物が到達すると押出板が
該包装物の後方に設置され、押出駆動機構は該押出板を
前方に摺動させて包装物を搬出テーブル上の所定位置に
押出移動する。次に、ストッパが退避された状態でテー
ブル駆動機構は搬出テーブルを前方に水平往動する。往
動後にストッパが包装物の後方に繰り出され、搬出テー
ブルは水平復動する。該搬出テーブル上の包装物はスト
ッパに当接してその位置に留まり、搬出テーブルが復動
すると支持を失い下方に落下する。落下距離は搬出テー
ブルの厚さに若干のマージンを加えたのみであるので極
めて小さく、落下による荷崩れは殆ど生じない。
【0031】移送方向に二列積みを行なう場合には、押
出板が第1の包装物を前方の所定位置まで押出移動し、
次に該押出板が第2の包装物を後方の所定位置(第1の
包装物に並ぶ位置)まで押出移動する。そして、二個の
包装物が搬出テーブル上に揃った後に搬出テーブルは水
平往動し、上述のように該二個の包装物を下方に落下さ
せる。
【0032】
【実施例】以下、本発明の包装装置の一実施例を図面を
参照して説明する。本実施例の包装装置は、被包装物の
包装を行なうための包装装置本体と該本体の後部に連結
され包装が完了した包装物を搬出パレット上に整列積載
するための搬出装置とから構成される。図1は本実施例
の包装装置本体の斜視図、図2〜図5はこの包装装置本
体の作動状態を示す側面断面図、図6は図2のV部分の
拡大側面図、図7は図2のVI部分の拡大側面図、図8は
図2のVII部分の拡大斜視図、図9は図8のXI部分の詳
細斜視図、図10は図2のX部分の拡大断面図、図11
は図2のX部分の詳細斜視図、図12は図2のVIII部分
の拡大斜視図、図13は図2の左側のAA−AA線の断面
図、図14は図13のIX部分の拡大側面図である。
【0033】まず、本実施例の包装装置本体の概要を図
1により説明する。この包装装置本体は、略板状直方体
状の被包装物Aを水平に載置する供給台1と、該供給台
1上の被包装物Aの前端部に包装紙Bを一枚ずつ略垂直
状態で待機させる包装紙垂直保持手段2から成る給紙装
置Dと、上記垂直状態の包装紙Bに対して当接状態で強
制押入れされた被包装物Aを包装紙Bと共に挟持して前
方に移送させ、同時に包装紙Bの前方紙片を被包装物A
上後方に折り畳み且つ両側部のコバ折りを行う第1の往
復動フィンガ手段3から成る前折装置Eと、上記供給台
1よりも低く被包装物Aの厚さよりも大きい段差を有し
且つ第1の往復動フィンガ手段3と共に移送された被包
装物Aを受け止める搬送台4から成る搬送装置Gと、搬
送台4上に第1の往復動フィンガ手段3によって挟持さ
れて搬送台4上に降下された被包装物A上に包装紙Bの
後側紙片を前方に折り畳み且つ両側部のコバ折りを行う
第2の往復動フィンガ手段5から成る後折装置Fと、折
り畳まれた後側紙片の端部に粘着テープを貼り合せるテ
ープ貼り手段8aから成る胴貼装置Hと、搬送台4の末
端部に配設された包装紙の両耳折返手段6と折り返され
た包装紙の耳部分の端部に粘着テープを貼り合せるテー
プ貼り手段8bとから成る横貼装置I、とから構成され
る。
【0034】次いで、上記構成の包装装置本体の概略的
な作動状態を説明する。まず、図2に示すように包装紙
Bが供給台1上に載置された被包装物Aの前端面に垂直
状態に保持されており、その状態から図3に示すように
被包装物Aを包装紙Bに当接させて手動等により強制的
に押し入れると、被包装物Aの前側が包装紙Bと共に第
1の往復動フィンガ手段3に挟持される。このとき、包
装紙Bは垂直状態から解除され、その前側紙片B1が被
包装物A上を後方に折り曲げられると共に左右両側部の
突出紙片がコバ折りされる。
【0035】図4に示すように、第1の往復動フィンガ
手段3は被包装物Aを包装紙の前側紙片B1と共に挟持
して供給台1から前下方位置の前方搬送台4A上に移動
する。このとき、図3に示すように第2の往復動フィン
ガ手段5は前傾した状態になっているため、被包装物A
は該傾斜に沿って滑り落ちる。被包装物Aが前方搬送台
4A上に降下すると図4に示すように第2の往復動フィ
ンガ手段5は水平状態となり、図5に示すように第1の
往復動フィンガ手段3が被包装物A及び包装紙Bの前面
を挟持した状態のままで、第2の往復動フィンガ手段5
が往動して包装紙Bの後側紙片B2を被包装物A上前方
に折り畳むと共に後部側の左右の突出紙片をコバ折りす
る。この間に、包装紙垂直保持手段2が作動して次の包
装紙Bを垂直待機状態とする。
【0036】次いで、テープ貼り手段8aが後側紙片B
2の端に粘着テープを貼り付けて封緘し、その後第1の
往復動フィンガ手段3は被包装物Aの上方を通って、ま
た第2の往復動フィンガ手段5はそのまま後退して図2
に示す位置に復帰する。
【0037】図3に示すように、既に包装紙Bがコバ折
り段階まで折り畳まれた被包装物A(一点鎖線で示す)
は、第1の往復動フィンガ手段3の往動と前方搬送台4
A上に設けられたベルトコンベア41とによって前方搬
送台4Aと同一高さの渡り板411を通過し、これに連
なる後方搬送台4B上に設けられたベルトコンベア42
によって更に前方に移送されて両耳折返手段6を通過す
る。ここで、コバ折りされていた左右の突出紙片が被包
装物Aの側面と上面に折り返され、後述のテープ貼り手
段8bにてその端部が封緘されて包装が完了し、包装物
(製品)はベルトコンベア42により後述の搬出装置に
送られる。
【0038】次に、図2〜図14を参照して本実施例の
包装装置本体の構成を詳述する。図2に示すように、テ
ーブルリフタ10上には複数の被包装物Aが積層され、
最上部の被包装物Aから逐次水平状態でエアテーブル1
2上に供給される。その後、レベル検出器(図示せず)
の信号を受けて昇降装置11が作動し、テーブルリフタ
10は次の被包装物Aをエアテーブル12上に供給する
位置まで上昇する。エアテーブル12の上面には多数の
孔が設けられ、その孔から空気が噴出するようになって
いるため、重い被包装物でも容易に移動が行なえる。
【0039】包装紙垂直保持手段2は、供給台1に隣接
して機台の両側に設けられたフレーム21と、該フレー
ム21の上方に一端が固定した懸吊チェーン22と、該
懸吊チェーン22を半巻してモータ駆動するギヤスプロ
ケット23と、該ギヤスプロケット23及び上記固定点
の間に保持された錘バー24と、上記懸吊チェーン22
の他端に吊るされた吸引手段25とから成る。錘バー2
4と吸引手段25は両側のフレーム21間に架設され、
それぞれフレーム21に付設された垂直案内レールに沿
って互いに反対方向に上下動可能とされている。また、
機台の下方、搬送装置Gのほぼ直下には、包装紙Bが積
層された包装紙ストック台9が側方の車輪91によって
出し入れ自由に収納されている。
【0040】図5に示すように、吸引手段25はギヤス
プロケット23の回転により包装紙ストック台9上に積
層された包装紙Bの後端上面にまで下降され、包装紙B
を吸引する。そして、ギヤスプロケット23の逆回転に
より、図2に示すように該包装紙Bを垂直状態に保持す
る。この際、吸引手段25の吸引のみでは静電気により
2枚目以降の包装紙Bも吸い上げられる場合があるの
で、図2に示すように、押えロッド26、吸着部材27
等から成る包装紙後部の押え手段28を設けている。
【0041】図7は、その押え手段28周辺の詳細図で
ある。押え手段28は包装紙に対し吸引手段25とは反
対側に設けられており、吸引手段25が引き上げられる
とき、押えロッド26とこれと併設されている吸着部材
27とが作動し、吸着部材27が最上の包装紙Bを吸引
し、吸着部材27とリンク関係にあるシリンダ272の
作動により軸着部271にて軸着されている吸着部材2
7が回転して包装紙Bを少し持ち上げる。その後、押え
ロッド26が包装紙Bの端部を押え、2枚目以降の包装
紙Bを固定する。吸引手段25によって最上部の包装紙
Bのみが引き上げられてゆくと、吸着部材27はその作
動を休止する。これにより、最上部の包装紙Bは吸着部
材27から離れ、吸引手段25の上昇に伴い引っ張られ
てゆく。押えロッド26は包装紙Bの吸引を妨げない程
度で押さえ込んだままでもよい。
【0042】なお、包装紙Bの寸法によって包装紙Bの
後端の位置は変化するので、押えロッド26、吸着部材
27等を固設した基板273は本装置の機台に付設され
たレール274によって水平方向に案内され、その位置
が調節できるようになっている。このような構成によ
り、確実に包装紙B一枚だけの吸引が可能となる。
【0043】包装紙垂直保持手段2の両側のフレーム2
1の後部に横設された後面板21aの下端部は、供給台
1の上面との間に被包装物Aの供給口を形成しており、
折畳み作業中に後続の被包装物Aが供給されないように
シャッタ21bが供給口の開閉を制御するようになって
いる。つまり、図3に示すように第1の往復動フィンガ
手段3が待機状態のときにのみ供給口が開くようになっ
ている。
【0044】第1の往復動フィンガ手段3は、図8
(a)に示すように、上面の水平なフィンガ板31、及
び、底板32とこれに一体に固定された前端の垂直な押
板33を後方開放の略コ字型に組枠した本体30を有し
ている。フィンガ板31は底板32に垂直に設けられた
スライド棒(図示せず)に沿って移動自在で任意の高さ
位置で固定されるようにしている。これにより、包装作
業の開始に先立って、被包装物に厚さに応じてコ字型の
後方開放の高さが調整される。また、フィンガ板31上
面には上下に伸縮駆動する駆動装置35が設けられ、駆
動装置35から伸びるロッド351はフィンガ板31を
貫いて下端がその下面に突出している。このロッド35
1は、上記本体30に押し入れた被包装物を上方から押
さえ付ける機能を有する。
【0045】本体30の内部両側面にはそれぞれ上下に
二枚のコバ折り用フィンガ34a、34bが設けられて
いる。コバ折り用フィンガ34a、34bはフィンガ板
31及び底板32に開口した案内孔313に摺動嵌合す
る二本のロッド312に取り付けられており、ロッド3
12によって所定の範囲内で幅方向に移動自在であって
且つ任意の位置で固定されるようなっている。これによ
り、包装作業の開始に先立って、被包装物の横幅に応じ
て両側のコバ折りフィンガ34a、34bの間隔が調整
される。また、下部コバ折りフィンガ34bの取付高さ
は底板32に対し固定され、一方上部コバ折りフィンガ
34aはフィンガ板31に対し固定されている。従っ
て、上述のようにフィンガ板31の位置を被包装物の厚
さに応じて調整すると、同時に上部コバ折りフィンガ3
4aの取付高さも変わり、両コバ折りフィンガ34a、
34bの間隔が適当に調整される。
【0046】上部コバ折りフィンガ34aは、図9に示
すように、水平板部材341と内側に垂直な垂直部材3
42とから成る。上部のコバ折りは該水平板部材341
の上面に形成された適宜の凸部343とフィンガ板31
の下面との間隙で行なわれるが、被包装物が厚いと上部
コバ折りフィンガ34aと下部コバ折りフィンガ34b
との間隔が大きくなるため、両コバ折りフィンガ34
a、34bの間隙において包装紙の側部が弛んで外側に
膨らみ、整ったコバ折りができなくなる。そこで本装置
では、コバ折りの際に垂直部材342が包装紙の側部を
押さえるようにし、該包装紙の弛みを無くして整ったコ
バ折りが行なえるようにしている。なお、垂直部材34
2の入口側は被包装物の押入を容易に行なうために外側
に傾斜した形状としている。
【0047】なお、このような上部コバ折り用フィンガ
34aの垂直部材342の高さは被包装物の厚さに応じ
て交換することが好ましい。そこで、フィンガ板31を
本体30から取り外して上部コバ折り用フィンガ34a
を上方に容易に取り外し可能とし、垂直部材342の高
さの相違する複数のコバ折り用フィンガ34aを交換す
るようにしている。その場合でも、垂直部材342は被
包装物の側部の包装紙を押さえることのみが目的である
ので、通常、2、3種類程度の高さのコバ折り用フィン
ガ34aを用意しておけば充分である。
【0048】図8(b)に示すように、第1の往復動フ
ィンガ手段3の両側の側面板37は上下方向の長円孔3
6aに摺動嵌合する一対のピン36bを介して、摺動板
36に対し上下方向に往復駆動が可能とされている。摺
動板36の内側に固定されたエアシリンダ364のシリ
ンダ棒が伸張すると第1の往復動フィンガ手段3は最高
位置に押し上げられ、該シリンダ棒が収縮すると第1の
往復動フィンガ手段3は最低位置に下がる。該摺動板3
6は図8(b)に示すようにスライド棒361に沿って
前後摺動自在とされると共に、サーボモータ362によ
り前後に駆動するエンドレスチェーン363の途中に固
着され、該エンドレスチェーン363の駆動により第1
の往復動フィンガ手段3はスライド棒361に沿って前
後に往復駆動する。
【0049】フィンガ板31にはリミットスイッチ31
1が付設され、図3に示すように被包装物Aを包装紙B
と共に第1の往復動フィンガ手段3のコ字型空所内に強
制押入させると、該リミットスイッチ311が作動す
る。すると、この信号を受けて、駆動装置35内のフィ
ンガ用サーボモータに接続されたエンコーダが、予め操
作者が入力しておいた被包装物の寸法(厚さ)に基づい
て算出された停止位置を検出し該サーボモータを停止さ
せる。これにより、該サーボモータの回転駆動力により
伸縮するロッド351下端と底板32とにより被包装物
Aの前側部分が包装紙Bと共に挟持される。
【0050】挟持後、サーボモータ362の作動によっ
て第1の往復動フィンガ手段3は前方搬送台4Aの上に
被包装物Aと包装紙Bとを引っ張っていく。上記押入の
際、包装紙Bは引っ張られ、吸引手段25から開放され
る。フィンガ板31の作用によりその前側紙片B1が被
包装物A上後方に折り畳まれると共に、左右に突出した
紙片も同時にコバ折り用フィンガ34a、34bにより
コバ折りされる。
【0051】第2の往復動フィンガ手段5は、図10
(a)及び図11に示すように、上面の水平なフィンガ
板51と後端の垂直な押板53を前方開放の略L字型に
組枠した本体50を有している。フィンガ板51の下部
左右両側には第1の往復動フィンガ手段3と同様にコバ
折り用フィンガ54a、54bが幅方向に摺動自在に設
けられており、フィンガ板51と上部コバ折り用フィン
ガ54aとは一体となって上下方向に移動可能となって
いる。本体50両側の側面板57後部は両側に備えた摺
動板56に対し軸部55にて軸着され、該側面板57の
前部下方にはエアシリンダ58のシリンダ棒の末端が固
着されている。エアシリンダ58がシリンダ棒を収縮す
ると、第2の往復動フィンガ手段5の本体50は軸部5
5を中心に上方に引き上げられ、図10(a)に示すよ
うに水平状態に保持される。逆に、エアシリンダ58が
シリンダ棒を伸張すると該本体50は軸部55を中心に
下方に押し下げられ、図10(b)のように前方(前方
搬送台4A)に向けて下傾する。
【0052】第2の往復動フィンガ手段5も、上記第1
の往復動フィンガ手段3と同様に被包装物の厚さに応じ
て上面のフィンガ板51の取付高さが調整される。この
ため、上面のフィンガ板51の取付位置を下げた場合、
供給台1と該フィンガ板51との段差が大きくなると共
に、図10(b)のように本体50を下傾させたときフ
ィンガ板51の縁端部が搬送台4Aの上面よりも下方ま
で下がってしまう。この状態で供給台1上から引っ張っ
てきた被包装物Aをフィンガ板51の上面に沿って滑り
落とすと、積層体の崩れを生じる恐れがある。
【0053】そこで本装置では、軸動する本体50の後
方のフレーム59の上端部に適宜の幅を有する案内板5
92を本体50上にかぶさるように蝶着している。該案
内板592は第2の往復動フィンガ手段5が水平状態に
あるときには上面のフィンガ板51の上方に略水平に保
持され、第2の往復動フィンガ手段5が下傾すると応動
して傾斜する。このとき、固定されていない側の案内板
592の縁端部は前方搬送台4Aの上面に接触し又は上
面付近で適宜の係止片に当接して傾斜が規制され、該縁
端部は前方搬送台4Aの上面の高さ近傍に停止する。従
って、フィンガ板51の取付位置に拘らず、案内板59
2は供給台1から搬送台4Aへ連なる傾斜した渡り板と
して機能する。
【0054】本体50、エアシリンダ58等は摺動板5
6が固定された摺動台564上に載置され、該摺動台5
64は上記第1の往復動フィンガ手段3と同様に前後に
架設されたスライド棒561に前後摺動自在に保持され
ると共に、モータ562によりエンドレスに駆動される
チェーン563の途中に固着されている。該チェーン5
63の駆動により第2の往復動フィンガ手段5は前後に
往復駆動する。
【0055】第2の往復動フィンガ手段5は、包装開始
時には図3に示すように第1の往復動フィンガ手段3の
下方に積層して配置される。このとき、エアシリンダ5
8のシリンダ棒の伸張により第2の往復動フィンガ手段
5の本体50及び案内板592は上述の如く下傾されて
いる。上記第1の往復動フィンガ手段3が被包装物Aの
前端部と包装紙Bとを挟持して前方に引っ張ってゆく途
中で、エアシリンダ364が作動して該第1の往復動フ
ィンガ手段3を供給台1の高さから前方搬送台4Aの高
さに下降させる。これにより、図4のように、第1の往
復動フィンガ手段3は被包装物Aの前端部と包装紙Bと
を挟持して前方搬送台4Aの上に着地させ、該被包装物
Aの後端部は傾斜した案内板592上を滑り落ちる。従
って、被包装物Aには落下の大きな衝撃もなく、積層体
であっても崩れ等が発生しない。
【0056】被包装物A全体が前方搬送台4A上に移行
すると、エアシリンダ58はシリンダ棒を伸縮し第2の
往復動フィンガ手段5を水平状態に保持する。このと
き、該第2の往復動フィンガ手段5の前面は被包装物A
と包装紙Bとにより被われている。このとき同時に、図
4に示すように、前方搬送台4A上のベルトコンベア4
1と第2の往復動フィンガ手段5との間に設置されてい
る後部折返板43を垂直に立てる。後部折返板43は、
第1の往復動フィンガ手段3により移送された包装物A
が停止したとき該包装物Aの後端部の直後になる位置に
設けられる。従って、後部折返板43が直立すると被包
装物Aの後端部の包装紙Bが垂直上方に折り返される。
【0057】次いで、図5に示すように第2の往復動フ
ィンガ手段5の往動の開始に伴い、フィンガ板51が被
包装物Aの後部上面に沿って前方に移動し、後側紙片B
2はフィンガ板51によって前方に折り畳まれると共に
後部の左右の突出紙片がコバ折り用フィンガ54a、5
4bによってコバ折りされる。特に被包装物Aが厚い場
合、第2の往復動フィンガ手段5の後方からの押し付け
のみであると、後端部の包装紙が弛んで後下部の角がき
れいに折り畳めないが、上記後部折返板43により一旦
上に折り返した後に第2の往復動フィンガ手段5を押し
付けると該角部もきれいに直角に折り畳める。なお、第
2の往復動フィンガ手段5が往動すると前方搬送台4A
と供給台1との間に間隙ができ、この間を包装紙垂直保
持手段2の吸引手段25が上下する。
【0058】前方搬送台4Aの後部上方には、その貼着
の方向が被包装物Aの進行方向に対して直角方向になる
ように胴貼装置Hのテープ貼り手段8aが付設されてい
る。該テープ貼り手段8aは、第1及び第2の往復動フ
ィンガ手段3、5によって折り畳まれ各フィンガ板3
1、51によって保持されている前側紙片B1と後側紙
片B2とをテープにて接合封緘する。
【0059】この場合、折り畳まれた後側紙片B2の端
部に粘着テープを貼り合わせるとき、被包装物Aの長さ
が第1の往復動フィンガ手段3と第2の往復動フィンガ
手段5のそれぞれのフィンガ板31、51の合計長さに
比して長い場合にはフィンガ板31、51の間にテープ
張り手段8aが降下することができるが、製品の寸法に
より被包装物Aの長さが各フィンガ板31、51の合計
長さに近い場合又はそれよりも短い場合には、フィンガ
板31、51の間にテープ貼り手段8aが降下できな
い。そこで本装置では、図6に示すように、胴貼装置H
にテープ貼り手段8aに隣接して後側紙片B2の端部の
押さえ板81を設けている。入力された製品寸法に基づ
き大小判断を行ない、フィンガ板31、51の間にテー
プ貼り手段8aが降下できないと判断すると、第2の往
復動フィンガ手段5のフィンガ板51が後退して、テー
プ貼り手段8aの降下動作よりも早く押さえ板81が作
動して後側紙片B2の端部を押さえる。しかる後、テー
プ貼り手段8aが降下して前側紙片B1と後側紙片B2を
テープにて接合封緘する。
【0060】前方搬送台4Aにはその長手方向にベルト
コンベア41が設けられており、被包装物Aの胴貼が完
了すると、第1及び第2の往復動フィンガ手段3、5は
被包装物Aを開放して復動し、該被包装物Aはベルトコ
ンベア41と後方搬送台4Bのベルトコンベア42によ
って搬送され、次行程の包装紙の両耳折返手段6とテー
プ貼り手段8bに移動する。復動時には、第1の往復動
フィンガ手段3はエアシリンダ364により上方に押し
上げられて被包装物A上方を戻る。一方、第2の往復動
フィンガ手段5はそのまま水平に後退する。
【0061】本装置では、前方搬送台4Aと後方搬送台
4Bとの間に、該前方搬送台4Aと後方搬送台4Bのそ
れぞれのベルトコンベア41、42と略同一の高さの渡
り板411を設けている。そして、この渡り板411の
上を後記の両耳折返手段6の傾斜板613が可動するの
で、包装紙の両耳折返手段6とテープ貼り手段8bとの
間隔を自由に調整でき、製品寸法に適合した両耳折返作
業とテープ貼り作業とを可能としている。
【0062】後方搬送台4Bの末端部に設けられた両耳
折返手段6は、図12に示すように後方搬送台4Bの中
央部に向かって動く水平な上板611を左右に駆動する
両側の折返部材61と、該折返部材61の内側に上下動
可能に垂設された左右の平行な折込板62と、折返部材
61と折込板62との間に設けられ該折返部材61の折
返部分を側方から加圧して補助する弾支された補助部材
63とから成る。上板611の後端部には傾斜板613
が蝶着されており、傾斜板613の自由端は渡り板41
1に接触して緩やかな傾斜を成している。また、図13
及び図14に示すように、上板611は駆動装置64に
より軸部615を中心に内側に揺動するようになってお
り、折返部材61全体は後方搬送台4Bの中央部方向に
移動する。
【0063】上述のように被包装物Aが進行してきて包
装紙Bの両側のコバ折りされた突出耳部B3が渡り板4
11上を通過すると、傾斜板613を迫り上がって更に
上方に向き、上板611の内側縁により起立するように
なる。被包装物Aが折返部材61の所定の位置にくると
停止し、その後に折込板62が被包装物Aの側部に沿っ
て下降し、起立した突出耳部B3をほぼ垂直に折り込
む。折込板62が上昇した後、折返部材61全体は内側
に移動するが、このとき折返部材61が駆動装置64に
より軸部615を支点に内側に揺動し、上板611は起
立した突出耳部B3を被包装物Aの上面に折り返しつつ
押さえ付ける。なお、補助部材63は被包装物Aの側部
を押さえて折返しを補助する。
【0064】その後に、両耳折返手段6の内側に配設さ
れたテープ貼り手段8bが下降し、突出耳部B3の端部
を封緘して全ての包装作業は完了する。テープ貼り手段
8bは上記テープ貼り手段8aと同様のものでよく、本
願出願人が既に発明した装置によるのが望ましい。その
テープ貼り手段8bの貼合方向は被包装物Aの進行方向
に合致し、左右に一対ずつ配設される。
【0065】なお、以上の説明では胴貼装置H及び横貼
装置Iにそれぞれテープ貼り手段8a、8bを用いてい
たが、他の貼着方法を利用することができる。その一例
としては、接着剤、加熱溶融した鑞材等の貼着剤を滴下
又は吹き付ける貼着剤塗布手段を設け、包装紙Bの貼合
部分の一方に該貼着剤を塗布した後に包装紙を重ね合わ
せて押さえ付けるようにして貼着する。このような貼着
方法によれば、粘着テープを用いた場合よりも貼合部分
の膨らみを薄くすることができるので、例えば、包装後
の製品を積層したときに両側の貼合部分のみが盛り上が
り、中央部が窪むようなことがなくなる。
【0066】次に、上述のような工程にて包装が完了し
た包装物を搬出のために製品ストック台上に整列積載す
る搬出装置について説明する。図15は本実施例の搬出
装置の側面断面図である。
【0067】本実施例の搬出装置は、平板状の搬出テー
ブル100と該搬出テーブル100を前方の製品ストッ
ク台140の上方まで水平にスライド往復動するための
駆動装置とから成る移送装置Jと、後方搬送台4Bによ
り搬送されてきた包装物A1を搬出テーブル100上の
所定の位置まで押出移動する押出板110を備えた押出
装置Kと、搬出口130において搬出テーブル100の
往復動と関連して包装物A3を下方に落下させるストッ
パ120とから構成される。搬出装置の搬出口130外
側に設置される製品ストック台140は前記テーブルリ
フタ10と同様の上下動可能な構成であって、包装物C
が上部に積み重ねられる度に逐次下降する。
【0068】押出装置Kの押出板110は二個の滑車1
11の間に架設されたチェーン112に固定されてお
り、モータ113の回転駆動力により前後に摺動する。
この押出駆動機構116の一端は搬出装置の機台に固設
された軸部114に回動自在に固定され、該軸部114
から離れた箇所で懸吊チェーン115により吊下されて
いる。上方に固設されたエアシリンダ117が懸吊チェ
ーン115を介して押出駆動機構116を牽引すると該
押出駆動機構116は軸部114を支点として回動し、
押出板110が包装物A1の通過の障害にならない位置
まで上方に退避される。
【0069】図16は上記移送装置Jの詳細構成を示す
側面図(a)及び上面図(b)である。搬出テーブル1
00両側方には後方に長く延出したスライドフレーム1
01が設けられ、前後二組のローラ102により挟持さ
れて機台に取り付けられている。スライドフレーム10
1内側には歯を切ったラック103が取り付けられ、モ
ータ106の回転駆動力によりチェーン105を介して
回転されるピニオン104と上記ラック103との歯合
により、搬出テーブル100は前方にスライド往復動さ
れる。
【0070】上記搬出装置では、包装物の一列積みと比
較的な小さなサイズの包装物の二列積みと切り替えて行
なうことができる。まず、一列積みを行なう場合の動作
を図15により説明する。包装物A1が後方搬送台4B
から搬出テーブル100上へ移送されるとき、押出板1
10はチェーン112により最後部まで戻され且つ押出
駆動機構116は押出板110の最下端が包装物A1の
上面よりも高い位置まで懸吊チェーン115により牽引
される。包装が終了した包装物A1が後方搬送台4Bの
末端(つまりベルトコンベア42による搬送の最終点)
に到達すると、懸吊チェーン115は繰り出され押出駆
動機構116を水平状態に下降する。このとき押出板1
10は必ず包装物の後方に位置するように全体が配置さ
れている。次いで、押出板110は入力された製品寸法
に応じた位置(例えばA2の位置)まで包装物を後方か
ら押出移動する。
【0071】その後、モータ106により搬出テーブル
100は上面に包装物A2を載置したまま水平前方にス
ライド移動する。ストッパ120は図示しない駆動装置
により軸部121を中心に回動されるようになってお
り、搬出テーブル100が前方に往動するとき該ストッ
パ120は搬出テーブル100上の包装物A2に接触し
ない位置まで上方に退避されている。また、製品ストッ
ク台140は既に積載した包装物Cの上面と搬出テーブ
ル100下面との間隔が適度な距離(例えば搬出テーブ
ル100が上下に振動しても接触しない程度の距離)を
とって逐次下降するように設定される。
【0072】搬出テーブル100が製品ストック台14
0の上方まで迫り出して所定位置(破線の位置)で停止
すると、ストッパ120が下りて包装物A3の後方を塞
ぐ。搬出テーブル100が水平復動して元の位置へ戻ろ
うとすると該搬出テーブル100上の包装物A3の最後
部はストッパ120に当接し、包装物A3をその位置に
残して下の搬出テーブル100のみが復動する。従っ
て、包装物A3は下方の製品ストック台140に積載さ
れている包装物C上に落下する。この落下距離は搬出テ
ーブル100の厚さと上記距離とを加算しただけである
ので非常に小さく、落下した包装物は殆どずれることな
く整然と積載される。
【0073】次に、包装物の進行方向に二列積みを行な
う場合の動作を図17を参照して説明する。後方搬送台
4Bの末端に到達した包装物L1は、上述の一列積みの
場合と同様に包装物が所定位置(L2の位置)に達する
まで押出板110により後方から押出移動される。その
後、押出板110は再び最後部まで戻されると共に押出
駆動機構116は懸吊チェーン115により上方に牽引
された状態で待機する。次の包装物が後方搬送台4Bの
末端に到達すると押出駆動機構116は降下され、押出
板110は該包装物を後方から押して位置L3まで移動
する。これにより、搬出テーブル100上で二個の包装
物L2、L3は進行方向に密着して並ぶ。
【0074】二個の包装物が準備されると、上述の一列
積みの場合と同様にストッパ120が上方に回動して搬
出口130を開放した状態で搬出テーブル100は水平
往動され、ストッパ120が後側の包装物L5の後方を
塞いだ後に搬出テーブル100は水平復動される。従っ
て、搬出テーブル100上に並んでいた包装物L4、L5
はそのまま下方の製品ストック台140上に落下する。
【0075】この搬出装置では、入力された製品寸法に
応じて押出板110の移動量を制御している。このた
め、二列積み対応可能な範囲にある所定寸法以下の種々
の寸法の包装物を整然と製品ストック台140上に二列
積載することができる。また、包装物の落下位置はスト
ッパ120の位置で決まるので、製品ストック台140
の設置位置を適当に変えることにより、製品ストック台
140上の所定位置に包装物を積載することもできる。
【0076】なお、上記実施例は一例であって、本発明
の趣旨の範囲で適宜変形や修正を行なえることは明かで
ある。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明に係る
包装装置では、前折装置の第1往復動フィンガ手段が被
包装物の前部を挟持して移送する際に後折装置の第2の
往復動フィンガ手段が供給台から搬送台に向かって傾斜
し、その傾斜に沿って被包装物の後部が滑べり下りる。
このため、供給台と搬送台との高低差が大きくとも被包
装物の落下の衝撃が小さい。従って、大きなサイズの被
包装物でも移送時の上下振動が小さくて迅速に該振動が
収まるので、搬送台に移送した後に後折動作を速やかに
実行することができ、包装作業の効率を改善することが
できる。また、被包装物が紙等の薄い部材の積層体であ
っても、衝撃によって積層体が崩れることもない。この
ため、供給台と搬送台との段差を大きくして、従来装置
よりも厚い被包装物まで包装を行なうようにすることが
できる。
【0078】また、被包装物が搬送台上に移送された直
後に該被包装物の後端部の包装紙片を垂直上方に折返す
部材を設けたので、比較的厚い被包装物であっても後端
部の包装紙を弛ませずに被包装物の上前方に折り畳むこ
とができる。このため、包装物の後端下部の角をきれい
に直角に折り畳むことができる。
【0079】また、コバ折り用の二枚のフィンガ板の取
付高さの調整を行なえるようにしたので、従来のように
被包装物の厚さに応じてコバ折り用フィンガ部材を交換
する手間が軽減でき、様々な厚さの被包装物の包装作業
を行なう際の作業効率が向上する。
【0080】更に、コバ折り用の上下二枚のフィンガ板
のうち上部フィンガ板は前折又は後折用の上面フィンガ
板と一体に上下移動できるようにしたので、被包装物の
厚さに応じて前折又は後折用の上面フィンガ板の高さを
調整するとコバ折りの調整も同時に行なえ、包装作業の
効率は一層向上する。
【0081】また、第2の発明に係る包装装置では、搬
送装置の後部に搬出装置を連結し、薄い板状の搬出テー
ブル上の所定位置への包装物を押出移動した後に該搬出
テーブルを製品ストック台上方へ水平往動させ、ストッ
パにより包装物の退路を断った後に搬出テーブルを復動
させて該包装物を下方に落下させるようにしている。こ
のため、包装物の落下距離が極めて小さいので、包装物
を荷崩れなく整然と積載することができる。特に、二列
積載でも荷崩れなく整然と積み上げることができる。
【0082】また、製品ストック台の上方に搬出テーブ
ルが突出するのみであり、従来のように製品ストック台
の側方にコンベアの駆動装置等を設置する必要がないの
で、製品ストック台の側方への移動が容易に行なえ、製
品ストック台の入れ替え作業が効率良く行なえる。更に
は、搬出装置の設置面積も小さくて済むので省スペース
化も図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の包装装置本体の一実施例を示す外観
斜視図。
【図2】 この包装装置本体の作動状態を示す断面図。
【図3】 この包装装置本体の作動状態を示す断面図。
【図4】 この包装装置本体の作動状態を示す断面図。
【図5】 この包装装置本体の作動状態を示す断面図。
【図6】 図2のV部分の拡大側面図。
【図7】 図2のVI部分の拡大側面図。
【図8】 図2のVII部分の拡大斜視図。
【図9】 図8のXI部分の詳細斜視図。
【図10】 図2のX部分の拡大断面図。
【図11】 図2のX部分の詳細斜視図。
【図12】 図2のVIII部分の拡大斜視図。
【図13】 図2の左側のAA−AA線の断面図。
【図14】 図13のIX部分の拡大側面図。
【図15】 本発明の搬出装置の一実施例を示す側面断
面図。
【図16】 図15の搬出テーブルの詳細平面図。
【図17】 この搬出装置の作動状態を示す側面断面
図。
【符号の説明】
A…被包装物 A1、A2、A3、L1、L2、L3、L4、L5…包装物 B…包装紙 B1…前側紙片 B2…後側紙片 B3…コバ折りされた突出耳部 C…包装物(製品) D…給紙装置 E…前折装置 F…後折装置 G…搬送装置 H…胴貼装置 I…横貼装置 J…移送装置 K…押出装置 1…供給台 2…包装紙垂直保持手段 3…第1の往復動フィンガ手段 31…フィンガ板 32…底板 33…押板 34a…上部コ
バ折り用フィンガ 34b…下部コバ折り用フィンガ 341…水平板
部材 342…垂直板部材 4…搬送台 4A…前方搬送台 4B…後方搬送
台 41、42…ベルトコンベア 43…後部折返
板 5…第2の往復動フィンガ手段 51…フィンガ板 53…押板 54a…上部コバ折り用フィンガ 54b…下部コ
バ折り用フィンガ 55…軸部 56…摺動板 57…側面板 58…エアシリ
ンダ 59…フレーム 592…案内板 6…両耳折返手段 8a、8b…テープ貼り手段 100…搬出テーブル 110…押出板 116…押出駆動機構 120…ストッパ 140…製品ストック台

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)略板状直方体状の被包装物を水平に載
    置するための供給台と、 b)該供給台上の被包装物の前端部に包装紙を1枚ずつ略
    垂直状態で待機させる包装紙垂直保持手段を備える給紙
    装置と、 c)前記垂直状態の包装紙に対して当接状態で強制押入れ
    された被包装物を該包装紙と共に挟持して前方に移送さ
    せ、同時に該包装紙の前方紙片を被包装物上後方に折り
    畳み且つ両側部のコバ折りを行う第1の往復動フィンガ
    手段と、該第1の往復動フィンガ手段をその往動時に前
    記供給台の高さから後記搬送台の高さに下降させ又その
    復動時に該搬送台の高さから該供給台の高さに上昇させ
    る昇降手段とを備える前折装置と、 d)前記供給台より低く且つ被包装物の厚さより大きい段
    差を有し、前記第1の往復動フィンガ手段と共に移送さ
    れた被包装物を受け止める搬送台を備える搬送装置と、 e)前記第1の往復動フィンガ手段によって挟持されて前
    記搬送台上に降下された被包装物上に包装紙の後側紙片
    を前方に折り畳み且つ両側部のコバ折りを行う第2の往
    復動フィンガ手段を備える後折装置と、 f)折り畳まれた前方紙片と後側紙片との積層部を貼着す
    る貼着手段を備える胴貼装置と、 g)前記搬送台の後半部に配設され、傾斜板により包装紙
    の両耳を掬い上げて折り返す折返手段と、折り返された
    包装紙の耳部分の紙片の積層部を貼着する貼着手段とを
    備える横貼装置と、 を具備する包装装置において、 被包装物を前記第1の往復動フィンガ手段に強制押入れ
    するとき前記第2の往復動フィンガ手段は該第1の往復
    動フィンガ手段の下方に待機し、該第1の往復動フィン
    ガ手段によって挟持されて搬送台へ移送される被包装物
    が上方を通過するとき前記第2の往復動フィンガ手段の
    上部が供給台側から搬送台側へ下傾して該被包装物の後
    部を滑動させ、該被包装物が上方を通過した後に水平状
    態に復帰するようにしたことを特徴とする包装装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の往復動フィンガ手段は供給台
    側から搬送台側へ向けて傾斜するように回動自在とし、
    第1の往復動フィンガ手段によって挟持された被包装物
    が上方を通過するときに搬送台側へ下傾して該被包装物
    の後部を滑動させ、該被包装物が上方を通過した後に後
    折りを行なえるように水平状態に復帰するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の包装装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の往復動フィンガ手段の回動に
    応じて供給台の高さから搬送台へ向かって下傾する案内
    板を該第2の往復動フィンガ手段の上部に設けたことを
    特徴とする請求項2に記載の包装装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の往復動フィンガ手段により搬
    送台上に移送された被包装物の後端部の直後に搬送台上
    に、略垂直上方に起立自在の後部折返部材を設けたこと
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の包装装
    置。
  5. 【請求項5】 前記第1及び第2の往復動フィンガ手段
    は両側部のコバ折りを行なうために上下に間隔を可変で
    きる二枚のコバ折り用フィンガ板を有し、該コバ折りフ
    ィンガ板の間隔を被包装物の厚さに応じて調整するよう
    にしたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記
    載の包装装置。
  6. 【請求項6】 前記第1及び第2の往復動フィンガ手段
    の下部コバ折り用フィンガ板の取付高さを固定すると共
    に上部コバ折用フィンガ板の取付高さを上面板に対して
    固定し、被包装物の厚さに応じて該上面板を上下移動さ
    せたときに上部及び下部コバ折り用フィンガ板の間隔も
    調整されるようにしたことを特徴とする請求項5に記載
    の包装装置。
  7. 【請求項7】 上部コバ折り用フィンガ板の内側に該フ
    ィンガ板から略垂直下方に延出する板部材を設け、コバ
    折り時に上部及び下部コバ折りフィンガ板に挟まれた被
    包装物の側方の包装紙片の外側への弛みを抑えるように
    したことを特徴とする請求項6に記載の包装装置。
  8. 【請求項8】 a)略板状直方体状の被包装物を水平に載
    置するための供給台と、 b)該供給台上の被包装物の前端部に包装紙を1枚ずつ略
    垂直状態で待機させる包装紙垂直保持手段を備える給紙
    装置と、c)前記垂直状態の包装紙に対して当接状態で強
    制押入れされた被包装物を該包 装紙と共に挟持して前方に移送させ、同時に該包装紙の
    前方紙片を被包装物上後方に折り畳み且つ両側部のコバ
    折りを行う第1の往復動フィンガ手段と、該第1の往復
    動フィンガ手段をその往動時に前記供給台の高さから後
    記搬送台の高さに下降させ又その復動時に該搬送台の高
    さから該供給台の高さに上昇させる昇降手段とを備える
    前折装置と、 d)前記供給台より低く且つ被包装物の厚さより大きい段
    差を有し、前記第1の往復動フィンガ手段と共に移送さ
    れた被包装物を受け止める搬送台を備える搬送装置と、 e)前記第1の往復動フィンガ手段によって挟持されて前
    記搬送台上に降下された被包装物上に包装紙の後側紙片
    を前方に折り畳み且つ両側部のコバ折りを行う第2の往
    復動フィンガ手段を備える後折装置と、 f)折り畳まれた前方紙片と後側紙片との積層部を貼着す
    る貼着手段を備える胴貼装置と、 g)前記搬送台の後半部に配設され、傾斜板により包装紙
    の両耳を掬い上げて折り返す折返手段と、折り返された
    包装紙の耳部分の紙片の積層部を貼着する貼着手段とを
    備える横貼装置と、 h)前記搬送台の後部に配設され、包装の終了した包装物
    を整列積載する搬出装置と、 を具備する包装装置において、前記搬出装置は、 i)前記搬送台の末端に該搬送台と略同一高さに設けられ
    た平面状の搬出テーブルと、該搬出テーブルを前下方に
    設置された製品ストック台の上方まで略水平に往復動さ
    せる駆動機構とから成る水平移送装置と、 j)包装物を前記搬送台の末端より前記搬出テーブル上の
    所定位置まで移動すべく該包装物の後方に退避可能に設
    けられた押出板と、該押出板を前方に摺動する駆動機構
    とから成る押出装置と、 k)前記搬出テーブルが前方に往動する際には該搬出テー
    ブル上の包装物に接触しない位置まで退避され、該搬出
    テーブルの往動後に該包装物の復動を禁止する位置に繰
    り出されるストッパと、 を備えたことを特徴とする包装装置。
  9. 【請求項9】 前記押出装置は、前記搬出テーブル上の
    所定位置に第1の包装物を押出移動した後に該第1の包
    装物に密着する位置まで第2の包装物を押出移動させ、
    前記水平移送手段は二個の包装物が載置された後に往動
    することを特徴とする請求項8に記載の包装装置。
JP9496197A 1997-03-27 1997-03-27 包装装置 Pending JPH10273106A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101300385B1 (ko) * 2012-03-30 2013-08-26 백경율 액체용기의 팩킹장치
CN110862051A (zh) * 2019-12-18 2020-03-06 青岛高测科技股份有限公司 一种多维大负载输送设备
CN113548241A (zh) * 2021-08-27 2021-10-26 振德医疗用品股份有限公司 一种纸包封装设备及其自动化生产工艺
CN119018400A (zh) * 2024-10-15 2024-11-26 佛山市布兰斯家具有限公司 一种沙发包装夹持机械臂

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