JPH10273356A - 無機質成形板、その製造方法及びフォーミング装置 - Google Patents
無機質成形板、その製造方法及びフォーミング装置Info
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- JPH10273356A JPH10273356A JP9464097A JP9464097A JPH10273356A JP H10273356 A JPH10273356 A JP H10273356A JP 9464097 A JP9464097 A JP 9464097A JP 9464097 A JP9464097 A JP 9464097A JP H10273356 A JPH10273356 A JP H10273356A
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- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の課題は、寸法安定性、防火性及び耐
凍結融解性に優れるとともに、強度を保持した無機質成
形板を提供することにある。 【解決手段】 硬化性無機材料と、ガラス繊維と、木質
補強材とを含有する混合物の硬化物からなる単層の無機
質成形板、ならびに硬化性無機材料と本質補強材とを含
有する混合物の硬化物からなる表裏層と、硬化性無機材
料とガラス繊維と木質補強材とを含有する混合物の硬化
物からなる芯層とによって構成されている三層構造の無
機質成形板。
凍結融解性に優れるとともに、強度を保持した無機質成
形板を提供することにある。 【解決手段】 硬化性無機材料と、ガラス繊維と、木質
補強材とを含有する混合物の硬化物からなる単層の無機
質成形板、ならびに硬化性無機材料と本質補強材とを含
有する混合物の硬化物からなる表裏層と、硬化性無機材
料とガラス繊維と木質補強材とを含有する混合物の硬化
物からなる芯層とによって構成されている三層構造の無
機質成形板。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築材に好適な、寸法
安定性等の性能に優れた無機質成形板に関するものであ
る。
安定性等の性能に優れた無機質成形板に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、建築用材料としてセメント等
の硬化性無機材料を使用した無機質成形板が提供されて
いる。この無機質成形板の強度を向上させるとともに軽
量化を図るために、一般的に上記硬化性無機材料には木
質繊維が配合される。また、無機質成形板の衝撃強度を
高めるために、有機合成繊維の配合が行われることもあ
る。
の硬化性無機材料を使用した無機質成形板が提供されて
いる。この無機質成形板の強度を向上させるとともに軽
量化を図るために、一般的に上記硬化性無機材料には木
質繊維が配合される。また、無機質成形板の衝撃強度を
高めるために、有機合成繊維の配合が行われることもあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、繊維補
強材として木質繊維のみを配合した場合、吸水等による
膨潤が原因となって基板の寸法変化が比較的大きいとい
う問題がある。また防火性や耐凍結融解性に対しても、
木質繊維の挙動が影響するという傾向がある。一方、有
機合成繊維は表面が平滑であり、また無機質マトリック
ス及び水との親和力が小さいため、無機質マトリックス
との接着力が弱い。従って、繊維補強材として有機合成
繊維のみを配合した場合、無機質マトリックスの結合力
が弱く、曲げ強度が大幅に低下するという問題がある。
居住空間のシェルターとなる住宅の外壁面は、人が健康
で快適な生活を送ることができるように、耐久性、耐候
性、防火性等に優れたものであることが要求される。従
って、本発明の課題は、寸法安定性、防火性及び耐凍結
融解性に優れるとともに、強度を保持した無機質成形板
を提供することである。
強材として木質繊維のみを配合した場合、吸水等による
膨潤が原因となって基板の寸法変化が比較的大きいとい
う問題がある。また防火性や耐凍結融解性に対しても、
木質繊維の挙動が影響するという傾向がある。一方、有
機合成繊維は表面が平滑であり、また無機質マトリック
ス及び水との親和力が小さいため、無機質マトリックス
との接着力が弱い。従って、繊維補強材として有機合成
繊維のみを配合した場合、無機質マトリックスの結合力
が弱く、曲げ強度が大幅に低下するという問題がある。
居住空間のシェルターとなる住宅の外壁面は、人が健康
で快適な生活を送ることができるように、耐久性、耐候
性、防火性等に優れたものであることが要求される。従
って、本発明の課題は、寸法安定性、防火性及び耐凍結
融解性に優れるとともに、強度を保持した無機質成形板
を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題に鑑み鋭意研究
の結果、本発明者らは、補強材としてガラス繊維と木質
補強材とを組み合わせたものを使用することにより、寸
法安定性、防火性及び耐凍結融解性に優れるとともに、
強度の高い無機質成形板が得られることを見出し、本発
明を完成した。
の結果、本発明者らは、補強材としてガラス繊維と木質
補強材とを組み合わせたものを使用することにより、寸
法安定性、防火性及び耐凍結融解性に優れるとともに、
強度の高い無機質成形板が得られることを見出し、本発
明を完成した。
【0005】即ち、本発明は、硬化性無機材料と、ガラ
ス繊維と、木質補強材とを含有する混合物の硬化物から
なる無機質成形板、更には硬化性無機材料と本質補強材
とを含有する混合物の硬化物からなる表裏層と、硬化性
無機材料とガラス繊維と木質補強材とを含有する混合物
の硬化物からなる芯層とによって構成されている三層構
造の無機質成形板を提供するものである。本発明の無機
質成形板は、硬化性無機材料とガラス繊維と木質補強材
とを含有する原料混合物を、型板上に散布してマットを
フォーミングし、水分存在下に圧締養生硬化する乾式な
いし半乾式法で製造することが望ましいが、更に望まし
くは、少なくとも該ガラス繊維の方向性が一定に保たれ
るように型板上に散布する。三層構造の無機質成形板を
製造する場合も、硬化性無機材料と木質補強材とを含有
する表裏層用混合物を型板上に散布して表層又は裏層マ
ットをフォーミングし、該表層又は裏層マットの上に、
硬化性無機材料とガラス繊維と木質補強材とを含有する
芯層用混合物を散布して芯層マットをフォーミングし、
該芯層マットの上に、硬化性無機材料と本質補強材とを
主成分とする表裏層用混合物を散布して表層又は裏層マ
ットをフォーミングし、得られた三層構造のマットを水
分存在下に圧締養生硬化する乾式ないし半乾式法で製造
することが望ましく、更に望ましくは、該芯層に含まれ
る少なくともガラス繊維の方向性が一定に保たれるよう
に該芯層用混合物を表層又は裏層マット上に散布する。
本発明では、更に、チャンバーの上部には原料混合物の
散布手段を配置し、チャンバーの下部には型板が搬送導
入され、該原料混合物の散布手段と該型板との間には、
多数のスリットが並設されている振動篩を該スリットと
直交する方向に振動するように介在させたフォーミング
装置も提供される。
ス繊維と、木質補強材とを含有する混合物の硬化物から
なる無機質成形板、更には硬化性無機材料と本質補強材
とを含有する混合物の硬化物からなる表裏層と、硬化性
無機材料とガラス繊維と木質補強材とを含有する混合物
の硬化物からなる芯層とによって構成されている三層構
造の無機質成形板を提供するものである。本発明の無機
質成形板は、硬化性無機材料とガラス繊維と木質補強材
とを含有する原料混合物を、型板上に散布してマットを
フォーミングし、水分存在下に圧締養生硬化する乾式な
いし半乾式法で製造することが望ましいが、更に望まし
くは、少なくとも該ガラス繊維の方向性が一定に保たれ
るように型板上に散布する。三層構造の無機質成形板を
製造する場合も、硬化性無機材料と木質補強材とを含有
する表裏層用混合物を型板上に散布して表層又は裏層マ
ットをフォーミングし、該表層又は裏層マットの上に、
硬化性無機材料とガラス繊維と木質補強材とを含有する
芯層用混合物を散布して芯層マットをフォーミングし、
該芯層マットの上に、硬化性無機材料と本質補強材とを
主成分とする表裏層用混合物を散布して表層又は裏層マ
ットをフォーミングし、得られた三層構造のマットを水
分存在下に圧締養生硬化する乾式ないし半乾式法で製造
することが望ましく、更に望ましくは、該芯層に含まれ
る少なくともガラス繊維の方向性が一定に保たれるよう
に該芯層用混合物を表層又は裏層マット上に散布する。
本発明では、更に、チャンバーの上部には原料混合物の
散布手段を配置し、チャンバーの下部には型板が搬送導
入され、該原料混合物の散布手段と該型板との間には、
多数のスリットが並設されている振動篩を該スリットと
直交する方向に振動するように介在させたフォーミング
装置も提供される。
【0006】上記ガラス繊維と上記木質補強材との重量
比は、1:0.25〜1:1であるのが望ましく、該ガラス
繊維は耐アルカリガラス繊維であるのが望ましく、該ガ
ラス繊維の繊維長は8〜35mmであるのが望ましく、該ガ
ラス繊維はチョップドストランドであるのが望ましい。
また、上記ガラス繊維の方向性を一定に保つ方法とし
て、例えば複数のスリットを有し、該スリットに対して
垂直方向に振動する篩体を使用して、前記原料混合物を
篩別しながら散布する方法が挙げられる。上記原料混合
物は、乾式又は半乾式で混合したものであるのが望まし
い。
比は、1:0.25〜1:1であるのが望ましく、該ガラス
繊維は耐アルカリガラス繊維であるのが望ましく、該ガ
ラス繊維の繊維長は8〜35mmであるのが望ましく、該ガ
ラス繊維はチョップドストランドであるのが望ましい。
また、上記ガラス繊維の方向性を一定に保つ方法とし
て、例えば複数のスリットを有し、該スリットに対して
垂直方向に振動する篩体を使用して、前記原料混合物を
篩別しながら散布する方法が挙げられる。上記原料混合
物は、乾式又は半乾式で混合したものであるのが望まし
い。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の無機質成形板は、主として硬化性無機材料とガ
ラス繊維と木質補強材とを原料とするものである。 〔硬化性無機材料〕本発明に使用する硬化性無機材料と
しては、ポルトランドセメント、高炉セメント、シリカ
セメント、フライアッシュセメント、アルミナセメント
等のセメント類、二水石膏、半水石膏、無水石膏、消石
灰、生石灰等の活性石灰含有物質とケイ砂、ケイ石の粉
末、シリカヒューム、高炉スラグ、フライアッシュ、シ
ラスバルーン、パーライト等のケイ酸含有物質とを混合
した混合物、上記セメント類と上記ケイ酸含有物質との
混合物等が例示され、上記セメント類は水存在下におい
て水和反応によって硬化し、上記活性石灰含有物質と上
記ケイ酸含有物質との混合物は水熱反応によってケイ酸
カルシウムの硬化体となる。セメント類−ケイ酸含有物
質混合物の場合は、通常セメント類とケイ酸含有物質と
の重量比が40:60〜70:30程度になるように混合する。
本発明の無機質成形板は、主として硬化性無機材料とガ
ラス繊維と木質補強材とを原料とするものである。 〔硬化性無機材料〕本発明に使用する硬化性無機材料と
しては、ポルトランドセメント、高炉セメント、シリカ
セメント、フライアッシュセメント、アルミナセメント
等のセメント類、二水石膏、半水石膏、無水石膏、消石
灰、生石灰等の活性石灰含有物質とケイ砂、ケイ石の粉
末、シリカヒューム、高炉スラグ、フライアッシュ、シ
ラスバルーン、パーライト等のケイ酸含有物質とを混合
した混合物、上記セメント類と上記ケイ酸含有物質との
混合物等が例示され、上記セメント類は水存在下におい
て水和反応によって硬化し、上記活性石灰含有物質と上
記ケイ酸含有物質との混合物は水熱反応によってケイ酸
カルシウムの硬化体となる。セメント類−ケイ酸含有物
質混合物の場合は、通常セメント類とケイ酸含有物質と
の重量比が40:60〜70:30程度になるように混合する。
【0008】〔ガラス繊維〕本発明に使用するガラス繊
維としては、Eガラス、Cガラス、Sガラス等からなる
ものが挙げられるが、アルカリ分との混合による重量減
少率を低下させるために、耐アルカリガラス繊維(AR
G)を用いるのが望ましい。ガラス繊維の繊維長は8〜
35mmであるのが望ましい。該繊維長が8mm未満では無機
質成形板の補強効果が低下し、35mmを超えると、他の原
料との混合工程で繊維が切断されたり、木質繊維とのか
らまりによりファイバーボールが形成されたりするおそ
れがあるからである。特に望ましい繊維長は、10〜35mm
である。なお、複数の異なった繊維長を有するガラス繊
維を使用してもよい。ガラス繊維は、無機質成形板の強
度の面からチョップドストランドとして用いるのが望ま
しい。ストランドとしては、直径13.5〜18.0μmの単繊
維を50〜400本集束させたものが望ましい。集束剤とし
ては、特に限定されないが、例えば酢酸ビニル系のもの
を使用することができる。
維としては、Eガラス、Cガラス、Sガラス等からなる
ものが挙げられるが、アルカリ分との混合による重量減
少率を低下させるために、耐アルカリガラス繊維(AR
G)を用いるのが望ましい。ガラス繊維の繊維長は8〜
35mmであるのが望ましい。該繊維長が8mm未満では無機
質成形板の補強効果が低下し、35mmを超えると、他の原
料との混合工程で繊維が切断されたり、木質繊維とのか
らまりによりファイバーボールが形成されたりするおそ
れがあるからである。特に望ましい繊維長は、10〜35mm
である。なお、複数の異なった繊維長を有するガラス繊
維を使用してもよい。ガラス繊維は、無機質成形板の強
度の面からチョップドストランドとして用いるのが望ま
しい。ストランドとしては、直径13.5〜18.0μmの単繊
維を50〜400本集束させたものが望ましい。集束剤とし
ては、特に限定されないが、例えば酢酸ビニル系のもの
を使用することができる。
【0009】〔木質補強材〕本発明に使用する木質補強
材としては、木粉、木質繊維、パルプ、木質繊維束、木
毛、木片、竹繊維、麻繊維等が例示される。木質補強材
として望ましいものは木質繊維及び木質繊維束であり、
特に望ましいものは分枝及び/又は湾曲及び/又は折曲
させることによって嵩高くされた木質繊維束である。該
嵩高木質繊維束は望ましくは主幹の径が約0.1 〜2.0 m
m、主幹の実長が約2〜35mm、更に望ましくは10〜30mm
の範囲にあり、嵩比重は約0.03〜0.05 g/cm3の範囲にあ
る。このような嵩高木質繊維束は、三層構造の無機質成
形板の芯層に使用する木質補強材として特に有用であ
る。該嵩高木質繊維束を製造するには、水酸化ナトリウ
ム、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カルシウム等の薬液に木
材を浸漬したり、木材を蒸気で加熱したり、あるいは上
記薬液浸漬と蒸気加熱とを併用したりすることによっ
て、木材中に含まれる木質単繊維のバインダーの役割を
しているリグニン、ヘミセルロース、樹脂等を完全に溶
解させることなく膨潤させるにとどめた上で、上記バイ
ンダーを残存させつつ解繊すればよい。このように解繊
したものは、上記バインダーのうち特にリグニンを略完
全に除去して解繊したパルプ繊維に比して径が大きい。
解繊は、例えばグラインディングディスクにより行わ
れ、解繊の程度の調節は該グラインディングディスク間
隔を調節することによって行われる。
材としては、木粉、木質繊維、パルプ、木質繊維束、木
毛、木片、竹繊維、麻繊維等が例示される。木質補強材
として望ましいものは木質繊維及び木質繊維束であり、
特に望ましいものは分枝及び/又は湾曲及び/又は折曲
させることによって嵩高くされた木質繊維束である。該
嵩高木質繊維束は望ましくは主幹の径が約0.1 〜2.0 m
m、主幹の実長が約2〜35mm、更に望ましくは10〜30mm
の範囲にあり、嵩比重は約0.03〜0.05 g/cm3の範囲にあ
る。このような嵩高木質繊維束は、三層構造の無機質成
形板の芯層に使用する木質補強材として特に有用であ
る。該嵩高木質繊維束を製造するには、水酸化ナトリウ
ム、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カルシウム等の薬液に木
材を浸漬したり、木材を蒸気で加熱したり、あるいは上
記薬液浸漬と蒸気加熱とを併用したりすることによっ
て、木材中に含まれる木質単繊維のバインダーの役割を
しているリグニン、ヘミセルロース、樹脂等を完全に溶
解させることなく膨潤させるにとどめた上で、上記バイ
ンダーを残存させつつ解繊すればよい。このように解繊
したものは、上記バインダーのうち特にリグニンを略完
全に除去して解繊したパルプ繊維に比して径が大きい。
解繊は、例えばグラインディングディスクにより行わ
れ、解繊の程度の調節は該グラインディングディスク間
隔を調節することによって行われる。
【0010】上記嵩高木質繊維束は分枝及び/又は湾曲
及び/又は折曲しているため排除体積が大きく、したが
って嵩高く密度の小さい無機質成形板(芯層)を与える
が、相互の絡み合いは強固であるから、密度は小さいが
強度の大きい構造が得られる。更に木質補強材として望
ましい他のものは、竹繊維、麻繊維等の剛性のある繊維
である。このような剛性繊維は、上記嵩高木質繊維束と
同様に、その剛性により密度は小さいが強度の大きい構
造を与えるため、芯層の木質補強材として特に有用であ
る。
及び/又は折曲しているため排除体積が大きく、したが
って嵩高く密度の小さい無機質成形板(芯層)を与える
が、相互の絡み合いは強固であるから、密度は小さいが
強度の大きい構造が得られる。更に木質補強材として望
ましい他のものは、竹繊維、麻繊維等の剛性のある繊維
である。このような剛性繊維は、上記嵩高木質繊維束と
同様に、その剛性により密度は小さいが強度の大きい構
造を与えるため、芯層の木質補強材として特に有用であ
る。
【0011】〔その他の成分〕本発明の無機質成形板に
は、上記硬化性無機質材料、ガラス繊維及び木質補強材
以外の成分として、塩化マグネシウム、硫酸マグネシウ
ム、塩化カルシウム、硫酸カルシウム、アルミン酸ナト
リウム、アルミン酸カリウム、硫酸アルミニウム、水ガ
ラス等の硬化促進剤、バーミキュライト、ベントナイト
等の鉱物粉末、ワックス、パラフィン、シリコン等の撥
水剤、合成樹脂エマルジョン等の補強材、発泡性熱可塑
性プラスチックビーズ、プラスチック発泡体等が添加さ
れてもよい。上記例示は本発明を限定するものではな
い。
は、上記硬化性無機質材料、ガラス繊維及び木質補強材
以外の成分として、塩化マグネシウム、硫酸マグネシウ
ム、塩化カルシウム、硫酸カルシウム、アルミン酸ナト
リウム、アルミン酸カリウム、硫酸アルミニウム、水ガ
ラス等の硬化促進剤、バーミキュライト、ベントナイト
等の鉱物粉末、ワックス、パラフィン、シリコン等の撥
水剤、合成樹脂エマルジョン等の補強材、発泡性熱可塑
性プラスチックビーズ、プラスチック発泡体等が添加さ
れてもよい。上記例示は本発明を限定するものではな
い。
【0012】〔無機質成形板の組成〕本発明の無機質成
形板においては、上記硬化性無機材料と、ガラス繊維及
び木質補強材の混合補強材との重量比は、通常82:18〜
70:30とする。混合補強材の比率が上記範囲未満の場合
には補強効果は十分でなくなり、また上記範囲を超える
と硬化性無機材料の固結が阻害され、かえって強度が低
下する傾向にある。ガラス繊維と木質補強材との重量比
は、1:0.25〜1:1であるのが望ましい。ガラス繊維
の比率が上記範囲未満の場合は、本発明の効果、即ち優
れた寸法安定性、防火性及び耐凍結融解性という効果が
得られにくく、ガラス繊維の比率が上記範囲を超える場
合には、重量がかさみ、曲げ強度も低下する。無機質成
形板が三層構造の場合には、表裏層における上記硬化性
無機材料と木質補強材との重量比は通常90:10〜80:20
とする。木質補強材の比率が上記範囲未満の場合は該木
質補強材による補強効果が十分でなく、また上記範囲を
超える場合には耐火性が十分でなくなる。芯層における
硬化性無機材料と、ガラス繊維及び木質補強材の混合補
強材との重量比は、単層の場合と同様とする。表裏層部
分は意匠性を高くするために、密度を大きくして緻密に
するのが望ましく、芯層部分は強度を高くするととも
に、密度を小さくして軽量にし、クッション性を付与す
るのが望ましい。このためには、少なくとも表裏層の木
質補強材として、篩目2mm以下の木粉を30〜70重量%含
有するものを使用するのが望ましい。一方、芯層とし
て、ガラス繊維と木質補強材、特に上記嵩高木質繊維束
や竹繊維、麻繊維等の剛性繊維とを組み合わせたものを
使用するのが望ましい。
形板においては、上記硬化性無機材料と、ガラス繊維及
び木質補強材の混合補強材との重量比は、通常82:18〜
70:30とする。混合補強材の比率が上記範囲未満の場合
には補強効果は十分でなくなり、また上記範囲を超える
と硬化性無機材料の固結が阻害され、かえって強度が低
下する傾向にある。ガラス繊維と木質補強材との重量比
は、1:0.25〜1:1であるのが望ましい。ガラス繊維
の比率が上記範囲未満の場合は、本発明の効果、即ち優
れた寸法安定性、防火性及び耐凍結融解性という効果が
得られにくく、ガラス繊維の比率が上記範囲を超える場
合には、重量がかさみ、曲げ強度も低下する。無機質成
形板が三層構造の場合には、表裏層における上記硬化性
無機材料と木質補強材との重量比は通常90:10〜80:20
とする。木質補強材の比率が上記範囲未満の場合は該木
質補強材による補強効果が十分でなく、また上記範囲を
超える場合には耐火性が十分でなくなる。芯層における
硬化性無機材料と、ガラス繊維及び木質補強材の混合補
強材との重量比は、単層の場合と同様とする。表裏層部
分は意匠性を高くするために、密度を大きくして緻密に
するのが望ましく、芯層部分は強度を高くするととも
に、密度を小さくして軽量にし、クッション性を付与す
るのが望ましい。このためには、少なくとも表裏層の木
質補強材として、篩目2mm以下の木粉を30〜70重量%含
有するものを使用するのが望ましい。一方、芯層とし
て、ガラス繊維と木質補強材、特に上記嵩高木質繊維束
や竹繊維、麻繊維等の剛性繊維とを組み合わせたものを
使用するのが望ましい。
【0013】芯層には、更に密度を小さくするためにフ
ライアッシュ、シラスバルーン、パーライト、ガラスバ
ルーン等の無機質微細中空体、軽石粒状体、ALC粗砕
品等の無機発泡体や、プラスチック発泡体等の有機質中
空体、あるいは発泡性熱可塑性プラスチックビーズなど
を使用してもよい。
ライアッシュ、シラスバルーン、パーライト、ガラスバ
ルーン等の無機質微細中空体、軽石粒状体、ALC粗砕
品等の無機発泡体や、プラスチック発泡体等の有機質中
空体、あるいは発泡性熱可塑性プラスチックビーズなど
を使用してもよい。
【0014】三層構造の無機質成形板の場合、望ましい
表裏層及び芯層の主な原料の組成は下記の通りである。 表裏層: セメント類及び活性石灰含有物質 30〜60重量% ケイ酸含有物質 30〜55 〃 木粉(篩目2mm以下) 5〜10 〃 他の木質補強材 5〜10 〃 芯層: セメント類及び活性石灰含有物質 30〜59重量% ケイ酸含有物質 25〜54 〃 ガラス繊維 8〜20 〃 木質補強材 8〜20 〃 中空体 0〜20 〃 本発明の無機質成形板の表裏層の厚みは、該無機質成形
板の意匠性、強度等を考慮して全体の厚みの10〜30%と
するのが望ましい。
表裏層及び芯層の主な原料の組成は下記の通りである。 表裏層: セメント類及び活性石灰含有物質 30〜60重量% ケイ酸含有物質 30〜55 〃 木粉(篩目2mm以下) 5〜10 〃 他の木質補強材 5〜10 〃 芯層: セメント類及び活性石灰含有物質 30〜59重量% ケイ酸含有物質 25〜54 〃 ガラス繊維 8〜20 〃 木質補強材 8〜20 〃 中空体 0〜20 〃 本発明の無機質成形板の表裏層の厚みは、該無機質成形
板の意匠性、強度等を考慮して全体の厚みの10〜30%と
するのが望ましい。
【0015】本発明の無機質成形板では、補強材として
ガラス繊維と木質補強材とを組み合わせて使用している
ため、寸法安定性が高く、また防火性及び耐凍結融解性
に優れる。特に、吸水による寸法変化率が小さいという
利点がある。また、全部ガラス繊維としたものと比較し
ても、軽量性、曲げ強度等の面で優れている。表裏層の
木質補強材として篩目2mm以下の微細な木粉を使用した
無機質成形板では、表面に凹凸模様が形成されても、表
面が略均一に緻密な構造となり、粗構造部分が形成され
ないようになる。また、特に芯層部分の木質補強材とし
て分枝及び/又は湾曲及び/又は折曲させて嵩高くされ
た嵩高木質繊維束や竹繊維、麻繊維等の剛性繊維を使用
した無機質成形板は、構造が粗になり低密度になるが、
繊維の絡み合いや剛性により機械的強度は大きくなる。
ガラス繊維と木質補強材とを組み合わせて使用している
ため、寸法安定性が高く、また防火性及び耐凍結融解性
に優れる。特に、吸水による寸法変化率が小さいという
利点がある。また、全部ガラス繊維としたものと比較し
ても、軽量性、曲げ強度等の面で優れている。表裏層の
木質補強材として篩目2mm以下の微細な木粉を使用した
無機質成形板では、表面に凹凸模様が形成されても、表
面が略均一に緻密な構造となり、粗構造部分が形成され
ないようになる。また、特に芯層部分の木質補強材とし
て分枝及び/又は湾曲及び/又は折曲させて嵩高くされ
た嵩高木質繊維束や竹繊維、麻繊維等の剛性繊維を使用
した無機質成形板は、構造が粗になり低密度になるが、
繊維の絡み合いや剛性により機械的強度は大きくなる。
【0016】〔無機質成形板の製造〕本発明の無機質成
形板の製造方法としては、工程の連続化が容易で装置も
簡単な乾式ないし半乾式法を採用することが望ましい。
上記乾式法は、原料混合物を下型板上に散布してマット
をフォーミングし、該マットに加水すると共に圧締養生
硬化する方法であり、上記半乾式法は含水率25〜45重量
%に調節した原料混合物を下型板上に散布してマットを
フォーミングし、圧締養生硬化する方法である。このと
き、原料混合物は、繊維補強材、特にガラス繊維の方向
性を一定に保つように散布するのが望ましい。このよう
に繊維の方向性を保持することにより、無機質成形板に
優れた強度を付与することができる。繊維補強材の方向
性を一定に保つ方法として、例えば多数のスリットが並
設されている振動篩を該スリットと直交する方向に振動
するように介在させて、上記原料混合物中の繊維を配向
しながら散布する方法がある。連続製造法においては、
上記下型板は多数個ベルトコンベアー上に載置される。
下型板上に散布した原料混合物のマットは所望によりロ
ール等によって若干押圧し、該マットの上面に上型板を
載置する。
形板の製造方法としては、工程の連続化が容易で装置も
簡単な乾式ないし半乾式法を採用することが望ましい。
上記乾式法は、原料混合物を下型板上に散布してマット
をフォーミングし、該マットに加水すると共に圧締養生
硬化する方法であり、上記半乾式法は含水率25〜45重量
%に調節した原料混合物を下型板上に散布してマットを
フォーミングし、圧締養生硬化する方法である。このと
き、原料混合物は、繊維補強材、特にガラス繊維の方向
性を一定に保つように散布するのが望ましい。このよう
に繊維の方向性を保持することにより、無機質成形板に
優れた強度を付与することができる。繊維補強材の方向
性を一定に保つ方法として、例えば多数のスリットが並
設されている振動篩を該スリットと直交する方向に振動
するように介在させて、上記原料混合物中の繊維を配向
しながら散布する方法がある。連続製造法においては、
上記下型板は多数個ベルトコンベアー上に載置される。
下型板上に散布した原料混合物のマットは所望によりロ
ール等によって若干押圧し、該マットの上面に上型板を
載置する。
【0017】次いで、該マットを水分存在下で圧締予備
硬化し、所望の形状に成形する。圧締予備硬化は、通常
圧締圧10〜30kg/cm2 、温度60〜80℃、時間10〜30時間
程度で行い、加熱は通常蒸気で行う。圧締は、二つの上
下型板間に上記マットを挟圧することによって行うが、
上型板及び/又は下型板の型板面には所望により凹凸模
様を設けておく。
硬化し、所望の形状に成形する。圧締予備硬化は、通常
圧締圧10〜30kg/cm2 、温度60〜80℃、時間10〜30時間
程度で行い、加熱は通常蒸気で行う。圧締は、二つの上
下型板間に上記マットを挟圧することによって行うが、
上型板及び/又は下型板の型板面には所望により凹凸模
様を設けておく。
【0018】上記圧締予備硬化によって得られた予備硬
化物をオートクレーブ中で養生する。養生条件は、通常
温度160 〜200 ℃、時間5〜10時間である。このオート
クレーブ養生により、活性石灰含有物質とケイ酸含有物
質とのケイ酸カルシウム反応は完全に行われる。以上の
ようにして、所望により両面又は片面に上型板及び/又
は下型板の凹凸模様が逆転写された凹凸模様を有する本
発明の無機質成形板が製造される。
化物をオートクレーブ中で養生する。養生条件は、通常
温度160 〜200 ℃、時間5〜10時間である。このオート
クレーブ養生により、活性石灰含有物質とケイ酸含有物
質とのケイ酸カルシウム反応は完全に行われる。以上の
ようにして、所望により両面又は片面に上型板及び/又
は下型板の凹凸模様が逆転写された凹凸模様を有する本
発明の無機質成形板が製造される。
【0019】上記半乾式法によって三層構造の無機質成
形板を製造する場合には、下型板上に上記表裏層の原料
混合物(以下混合物Aとする)をマット状に散布し、次
いでその上に上記芯層の原料混合物(以下混合物Bとす
る)をマット状に散布し、更にその上に上記混合物Aを
マット状に散布する。混合物A及び混合物Bには、硬化
反応のためにそれぞれ水を25〜45重量%添加しておく。
芯層のマットをフォーミングする場合、上述したように
篩により繊維を配向しながら散布することが望ましい。
そして上記と同様にして三層マットを圧締養生硬化す
る。なお、混合物Bの木質補強材として分枝及び/又は
湾曲及び/又は折曲された上記嵩高木質繊維束を用いる
と、混合物Bがほぐれ易くなり、下型板上に均一に散布
し易くなる。
形板を製造する場合には、下型板上に上記表裏層の原料
混合物(以下混合物Aとする)をマット状に散布し、次
いでその上に上記芯層の原料混合物(以下混合物Bとす
る)をマット状に散布し、更にその上に上記混合物Aを
マット状に散布する。混合物A及び混合物Bには、硬化
反応のためにそれぞれ水を25〜45重量%添加しておく。
芯層のマットをフォーミングする場合、上述したように
篩により繊維を配向しながら散布することが望ましい。
そして上記と同様にして三層マットを圧締養生硬化す
る。なお、混合物Bの木質補強材として分枝及び/又は
湾曲及び/又は折曲された上記嵩高木質繊維束を用いる
と、混合物Bがほぐれ易くなり、下型板上に均一に散布
し易くなる。
【0020】〔フォーミング装置〕本発明の三層構造を
有する無機質成形板を製造することのできるフォーミン
グ装置の一具体例を図1(側面図)に示す。本具体例に
おけるフォーミング装置は、表裏層形成用のフォーミン
グチャンバー1aと、芯層形成用のフォーミングチャン
バー1bと、表裏層形成用のフォーミングチャンバー1
cとを有し、各フォーミングチャンバー1a,1b,1
cの底部には搬送ベルトコンベア2が設置されている。
該搬送ベルトコンベア2の上には、表面に凹凸模様を有
する下型板3が配置され、該下型板3は該搬送ベルトコ
ンベア2によって矢印イ方向へ搬送される。
有する無機質成形板を製造することのできるフォーミン
グ装置の一具体例を図1(側面図)に示す。本具体例に
おけるフォーミング装置は、表裏層形成用のフォーミン
グチャンバー1aと、芯層形成用のフォーミングチャン
バー1bと、表裏層形成用のフォーミングチャンバー1
cとを有し、各フォーミングチャンバー1a,1b,1
cの底部には搬送ベルトコンベア2が設置されている。
該搬送ベルトコンベア2の上には、表面に凹凸模様を有
する下型板3が配置され、該下型板3は該搬送ベルトコ
ンベア2によって矢印イ方向へ搬送される。
【0021】各フォーミングチャンバー1a,1b,1
cの上方には供給ベルトコンベア4a,4b,4cが配
置され、該供給ベルトコンベア4a,4b,4cの末端
には上側に上部供給ブラシ5a,5b,5c、下側に下
部供給ブラシ6a,6b,6cが配置されて散布装置を
構成している。また、供給ベルトコンベア4a,4b,
4cの上方には原料搬送コンベア41a,41b,41cが配
置され、搬送した原料を供給ベルトコンベア4a,4
b,4c上に落下させるようになっている。
cの上方には供給ベルトコンベア4a,4b,4cが配
置され、該供給ベルトコンベア4a,4b,4cの末端
には上側に上部供給ブラシ5a,5b,5c、下側に下
部供給ブラシ6a,6b,6cが配置されて散布装置を
構成している。また、供給ベルトコンベア4a,4b,
4cの上方には原料搬送コンベア41a,41b,41cが配
置され、搬送した原料を供給ベルトコンベア4a,4
b,4c上に落下させるようになっている。
【0022】各々の上記フォーミングチャンバー1a,
1b,1cの一方の側には、ケーシング71a,71b,71
c内に収納されている送風機72a,72b,72cと、該送
風機72a,72b,71cに分配ダクト74a,74b,74cを
介して連通する送風口73a,73b,73cとからなる主送
風装置7a,7b,7cが配置されている。該送風口73
a,73b,73cの反対側には、該送風口73a,73b,73
cから吹付けられた空気を回収して循環させるために、
循環経路81a,81b,81cと、該循環経路81a,81b,
81cにダクト82a,82b,82cを介して連通する副送風
装置83a,83b,83cとが配置され、該副送風装置83
a,83b,83cの送風口84a,84b,84cから、送風口
73a,73b,73c方向に風が吹き付けられるようになっ
ている。更に、上記フォーミングチャンバー1a,1
b,1c内には、上記送風口73a,73b,73cと相対す
るように篩体9a,9b,9cが設置されている。篩体
9a,9cは傾斜角度調節可能及び前後移動可能に設置
されており、篩体9bは傾斜角度調節可能、前後移動可
能及び左右振動可能に設置されている。篩体9bの望ま
しい傾斜角度は、10〜30°である。
1b,1cの一方の側には、ケーシング71a,71b,71
c内に収納されている送風機72a,72b,72cと、該送
風機72a,72b,71cに分配ダクト74a,74b,74cを
介して連通する送風口73a,73b,73cとからなる主送
風装置7a,7b,7cが配置されている。該送風口73
a,73b,73cの反対側には、該送風口73a,73b,73
cから吹付けられた空気を回収して循環させるために、
循環経路81a,81b,81cと、該循環経路81a,81b,
81cにダクト82a,82b,82cを介して連通する副送風
装置83a,83b,83cとが配置され、該副送風装置83
a,83b,83cの送風口84a,84b,84cから、送風口
73a,73b,73c方向に風が吹き付けられるようになっ
ている。更に、上記フォーミングチャンバー1a,1
b,1c内には、上記送風口73a,73b,73cと相対す
るように篩体9a,9b,9cが設置されている。篩体
9a,9cは傾斜角度調節可能及び前後移動可能に設置
されており、篩体9bは傾斜角度調節可能、前後移動可
能及び左右振動可能に設置されている。篩体9bの望ま
しい傾斜角度は、10〜30°である。
【0023】ここで、篩体9bの正面図を、フォーミン
グチャンバー1bを含めて図2に示す。本具体例におけ
る篩体9bは、先端の両脇及び後端の中央の位置で3本
の吊下ワイヤ91によって吊り下げられている。篩体9b
の一方の側(図中では左)の略中央部は、振動桿92を介
して振動カム93に連結しており、回転装置によって振動
カム93が回転すると、振動桿92の往復運動により該篩体
9bは矢印Z方向に往復振動する。
グチャンバー1bを含めて図2に示す。本具体例におけ
る篩体9bは、先端の両脇及び後端の中央の位置で3本
の吊下ワイヤ91によって吊り下げられている。篩体9b
の一方の側(図中では左)の略中央部は、振動桿92を介
して振動カム93に連結しており、回転装置によって振動
カム93が回転すると、振動桿92の往復運動により該篩体
9bは矢印Z方向に往復振動する。
【0024】篩体9bの構造の一具体例を図3及び図4
に詳細に示す。図3は平面図であり、図4は側面図であ
る。篩体9bは、ボルト900 を用いて組み立てられた四
角形の篩枠901 の中に複数の篩棒902 を差渡してなり、
各篩棒902 間は空隙部(スリット)903 を構成する。篩
体9bの先端(図中では左)の両脇及び後端(図中では
右)の中央には、上記吊下ワイヤ91が連結される吊下ワ
イヤ連結リング904,904',904''が設置されている。ま
た、篩体9bの両側の中央には、振動桿92が連結され得
る振動桿連結リング905 が設置されている。なお、振動
桿連結リング905は、篩体9bの片側のみに設置しても
よい。上記篩棒902 の断面図を図5に示す。該篩棒902
は、散布する原料の配向を良好に行うために、上辺が山
形になっている。該篩棒902 の数、間隔等、あるいは該
篩体9bの振動数、振動幅等は、散布する原料中に含ま
れるガラス繊維(ストランド)の径、量等に応じて適宜
設定すればよい。
に詳細に示す。図3は平面図であり、図4は側面図であ
る。篩体9bは、ボルト900 を用いて組み立てられた四
角形の篩枠901 の中に複数の篩棒902 を差渡してなり、
各篩棒902 間は空隙部(スリット)903 を構成する。篩
体9bの先端(図中では左)の両脇及び後端(図中では
右)の中央には、上記吊下ワイヤ91が連結される吊下ワ
イヤ連結リング904,904',904''が設置されている。ま
た、篩体9bの両側の中央には、振動桿92が連結され得
る振動桿連結リング905 が設置されている。なお、振動
桿連結リング905は、篩体9bの片側のみに設置しても
よい。上記篩棒902 の断面図を図5に示す。該篩棒902
は、散布する原料の配向を良好に行うために、上辺が山
形になっている。該篩棒902 の数、間隔等、あるいは該
篩体9bの振動数、振動幅等は、散布する原料中に含ま
れるガラス繊維(ストランド)の径、量等に応じて適宜
設定すればよい。
【0025】〔フォーミング装置の使用〕上記フォーミ
ング装置を使用して、無機質成形板を製造する方法を説
明する。まず、含水率を調節した原料混合物Aを、原料
搬送コンベア41aから供給ベルトコンベア4a上に落と
す。該供給ベルトコンベア4aにより該原料混合物Aを
矢印ロ方向に搬送し、該供給ベルトコンベア4aの末端
において矢印ハ方向に回転する上部供給ブラシ5a及び
矢印ハ’方向に回転する下部供給ブラシ6aによって該
原料混合物Aをほぐしつつ、フォーミングチャンバー1
a内後段より落下させる。
ング装置を使用して、無機質成形板を製造する方法を説
明する。まず、含水率を調節した原料混合物Aを、原料
搬送コンベア41aから供給ベルトコンベア4a上に落と
す。該供給ベルトコンベア4aにより該原料混合物Aを
矢印ロ方向に搬送し、該供給ベルトコンベア4aの末端
において矢印ハ方向に回転する上部供給ブラシ5a及び
矢印ハ’方向に回転する下部供給ブラシ6aによって該
原料混合物Aをほぐしつつ、フォーミングチャンバー1
a内後段より落下させる。
【0026】フォーミングチャンバー1a内に落下した
原料混合物Aは、先ず主送風装置7aの送風口73aから
矢印ニに示す前段方向に吹付けられる風により、矢印ホ
に示すように前段方向に配向される。配向された原料混
合物Aは、次いで篩体9aによって篩別され、更に送風
口73aから吹き付けられる風によって風選される。そし
て、原料混合物A中のより微細な粉体はフォーミングチ
ャンバー1a内においてより前段位の下型板3上に落下
堆積し、より粗大な粉体はフォーミングチャンバー1内
においてより後段位の下型板3上に落下堆積する。
原料混合物Aは、先ず主送風装置7aの送風口73aから
矢印ニに示す前段方向に吹付けられる風により、矢印ホ
に示すように前段方向に配向される。配向された原料混
合物Aは、次いで篩体9aによって篩別され、更に送風
口73aから吹き付けられる風によって風選される。そし
て、原料混合物A中のより微細な粉体はフォーミングチ
ャンバー1a内においてより前段位の下型板3上に落下
堆積し、より粗大な粉体はフォーミングチャンバー1内
においてより後段位の下型板3上に落下堆積する。
【0027】更に詳しく説明すると、微細な粉体は、下
型板3直上で副送風装置83aの送風口84aから矢印トに
示す後段方向に吹付けられる風により、矢印チに示すよ
うに若干後段方向に配向される。そして最も粗大な粉体
は、篩体9aに引っ掛かった後、該篩体9aから矢印ヘ
に示すように落下してフォーミングチャンバー1a内に
おいて最後段位の下型板3上に堆積する。該下型板3
は、前述したように搬送ベルトコンベア2によりフォー
ミングチャンバー1a内を前段側から後段側へ搬送され
るため、下型板3上には最下位(無機質成形板の表裏
面)に最も微細な粉体が堆積され、上方(無機質成形板
の芯層側)に向かうにしたがって粒度が粗大な粉体が堆
積されることになる。このようにして、下へ行くにした
がって粒度が微細になる構造を有する表層又は裏層マッ
トがフォーミングされる。
型板3直上で副送風装置83aの送風口84aから矢印トに
示す後段方向に吹付けられる風により、矢印チに示すよ
うに若干後段方向に配向される。そして最も粗大な粉体
は、篩体9aに引っ掛かった後、該篩体9aから矢印ヘ
に示すように落下してフォーミングチャンバー1a内に
おいて最後段位の下型板3上に堆積する。該下型板3
は、前述したように搬送ベルトコンベア2によりフォー
ミングチャンバー1a内を前段側から後段側へ搬送され
るため、下型板3上には最下位(無機質成形板の表裏
面)に最も微細な粉体が堆積され、上方(無機質成形板
の芯層側)に向かうにしたがって粒度が粗大な粉体が堆
積されることになる。このようにして、下へ行くにした
がって粒度が微細になる構造を有する表層又は裏層マッ
トがフォーミングされる。
【0028】次に、含水率を調節した原料混合物Bを、
原料搬送コンベア41bから供給ベルトコンベア4b上に
落とす。該供給ベルトコンベア4bにより該原料混合物
Bを矢印リ方向に搬送し、該供給ベルトコンベア4bの
末端において矢印ヌ方向に回転する上部供給ブラシ5b
及び矢印ヌ’方向に回転する下部供給ブラシ6bによっ
て該原料混合物Bをほぐしつつ、フォーミングチャンバ
ー1b内前段より落下させる。
原料搬送コンベア41bから供給ベルトコンベア4b上に
落とす。該供給ベルトコンベア4bにより該原料混合物
Bを矢印リ方向に搬送し、該供給ベルトコンベア4bの
末端において矢印ヌ方向に回転する上部供給ブラシ5b
及び矢印ヌ’方向に回転する下部供給ブラシ6bによっ
て該原料混合物Bをほぐしつつ、フォーミングチャンバ
ー1b内前段より落下させる。
【0029】フォーミングチャンバー1b内に落下した
原料混合物Bは、主送風装置7bの送風口73bから矢印
ルに示す後段方向に吹付けられる風により、矢印ヲに示
すように後段方向に配向される。配向された原料混合物
Bは、篩体9bを通過した後、下型板3上に落下堆積す
る。このとき、図2に示すように、篩体9bは回転する
振動カム93によって振動桿92を介して矢印Z方向に往復
振動しているため、原料混合物B中の繊維補強材は前後
方向の方向性が付されながら下型板3上に落下堆積す
る。なお、篩体9bの傾斜角は篩体9aの傾斜角よりも
小さく設定されているため、原料混合物B中の粒子の大
きさによる落下位置の違いはほとんどない。このように
して、上記表層又は裏層マットの上に、繊維補強材の前
後方向の方向性が略一定に保たれた芯層マットがフォー
ミングされる。
原料混合物Bは、主送風装置7bの送風口73bから矢印
ルに示す後段方向に吹付けられる風により、矢印ヲに示
すように後段方向に配向される。配向された原料混合物
Bは、篩体9bを通過した後、下型板3上に落下堆積す
る。このとき、図2に示すように、篩体9bは回転する
振動カム93によって振動桿92を介して矢印Z方向に往復
振動しているため、原料混合物B中の繊維補強材は前後
方向の方向性が付されながら下型板3上に落下堆積す
る。なお、篩体9bの傾斜角は篩体9aの傾斜角よりも
小さく設定されているため、原料混合物B中の粒子の大
きさによる落下位置の違いはほとんどない。このように
して、上記表層又は裏層マットの上に、繊維補強材の前
後方向の方向性が略一定に保たれた芯層マットがフォー
ミングされる。
【0030】最後に、含水率を調節した原料混合物A
を、上記原料混合物Aと同様にして上記芯層マット上に
フォーミングする。但し、フォーミングチャンバー1a
とフォーミングチャンバー1cとは前後の向きが逆に配
置されているため、フォーミングチャンバー1cで得ら
れる表裏マットは、フォーミングチャンバー1aで得ら
れる上記表裏マットとは逆に、最下位(無機質成形板の
芯層側)に最も粗大な粉体が堆積され、上方(無機質成
形板の表又は裏面)に行くにしたがって粒度が微細にな
る構造を有する。
を、上記原料混合物Aと同様にして上記芯層マット上に
フォーミングする。但し、フォーミングチャンバー1a
とフォーミングチャンバー1cとは前後の向きが逆に配
置されているため、フォーミングチャンバー1cで得ら
れる表裏マットは、フォーミングチャンバー1aで得ら
れる上記表裏マットとは逆に、最下位(無機質成形板の
芯層側)に最も粗大な粉体が堆積され、上方(無機質成
形板の表又は裏面)に行くにしたがって粒度が微細にな
る構造を有する。
【0031】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に具体的に説
明するが、本発明の範囲はこれらの実施例に限定される
ものではない。 〔実施例1〜3,比較例1〜2〕(1) 混合物A(表裏
層)の組成は下記の通りであった。 ポルトランドセメント 47.5重量% ケイ砂 31.7重量% 木片*1 13.8重量% 木粉*2 6.0重量% 破損板粉砕品 1.0重量% *1:平均篩目4.5 mm,平均厚み0.6 mm *2:篩目2mm以下 なお、硬化促進剤として塩化マグネシウムをセメントに
対して2.0 重量%、防水剤としてパラフィンエマルジョ
ンを固形分に対して0.35重量%使用した。
明するが、本発明の範囲はこれらの実施例に限定される
ものではない。 〔実施例1〜3,比較例1〜2〕(1) 混合物A(表裏
層)の組成は下記の通りであった。 ポルトランドセメント 47.5重量% ケイ砂 31.7重量% 木片*1 13.8重量% 木粉*2 6.0重量% 破損板粉砕品 1.0重量% *1:平均篩目4.5 mm,平均厚み0.6 mm *2:篩目2mm以下 なお、硬化促進剤として塩化マグネシウムをセメントに
対して2.0 重量%、防水剤としてパラフィンエマルジョ
ンを固形分に対して0.35重量%使用した。
【0032】(2) 混合物B(芯層)の組成は下記の通り
であった。 試料1(実施例1) ポルトランドセメント 32.8重量% 石炭灰 21.8重量% 木片*1 4.6重量% 無機軽量体*2 2.3重量% 破損板粉砕品 27.2重量% 木繊維*3 2.8重量% ガラス繊維*4 8.5重量% 試料2(実施例2) ポルトランドセメント 32.8重量% 石炭灰 21.8重量% 木片*1 4.6重量% 無機軽量体*2 2.3重量% 破損板粉砕品 27.2重量% 木繊維*3 5.7重量% ガラス繊維*4 5.7重量% 試料3(実施例3) ポルトランドセメント 32.8重量% 石炭灰 21.8重量% 木片*1 4.6重量% 無機軽量体*2 2.3重量% 破損板粉砕品 27.2重量% 木繊維*3 8.5重量% ガラス繊維*4 2.8重量% 試料4(比較例1) ポルトランドセメント 32.8重量% 石炭灰 21.8重量% 木片*1 4.6重量% 無機軽量体*2 2.3重量% 破損板粉砕品 27.2重量% 木繊維*3 0.0重量% ガラス繊維*4 11.3重量% 試料5(比較例2) ポルトランドセメント 32.8重量% 石炭灰 21.8重量% 木片*1 4.6重量% 無機軽量体*2 2.3重量% 破損板粉砕品 27.2重量% 木繊維*3 11.3重量% ガラス繊維*4 0.0重量% *1:平均篩目4.5 mm,平均厚み0.6 mm *2:ブレーン値 3200cm2/g *3:平均繊維径1.0 mm,繊維長8〜35mmの分枝及び/又は湾曲及び/又は 折曲した嵩高木質繊維束 *4:ARG,チョップドストランド,繊維長8〜35mm 単繊維(直径13.5μm)×200 本,集束剤…酢酸ビニル系 なお、硬化促進剤として塩化マグネシウムをセメントに
対して2.0 重量%、防水剤としてパラフィンエマルジョ
ンを固形分に対して0.35重量%使用した。
であった。 試料1(実施例1) ポルトランドセメント 32.8重量% 石炭灰 21.8重量% 木片*1 4.6重量% 無機軽量体*2 2.3重量% 破損板粉砕品 27.2重量% 木繊維*3 2.8重量% ガラス繊維*4 8.5重量% 試料2(実施例2) ポルトランドセメント 32.8重量% 石炭灰 21.8重量% 木片*1 4.6重量% 無機軽量体*2 2.3重量% 破損板粉砕品 27.2重量% 木繊維*3 5.7重量% ガラス繊維*4 5.7重量% 試料3(実施例3) ポルトランドセメント 32.8重量% 石炭灰 21.8重量% 木片*1 4.6重量% 無機軽量体*2 2.3重量% 破損板粉砕品 27.2重量% 木繊維*3 8.5重量% ガラス繊維*4 2.8重量% 試料4(比較例1) ポルトランドセメント 32.8重量% 石炭灰 21.8重量% 木片*1 4.6重量% 無機軽量体*2 2.3重量% 破損板粉砕品 27.2重量% 木繊維*3 0.0重量% ガラス繊維*4 11.3重量% 試料5(比較例2) ポルトランドセメント 32.8重量% 石炭灰 21.8重量% 木片*1 4.6重量% 無機軽量体*2 2.3重量% 破損板粉砕品 27.2重量% 木繊維*3 11.3重量% ガラス繊維*4 0.0重量% *1:平均篩目4.5 mm,平均厚み0.6 mm *2:ブレーン値 3200cm2/g *3:平均繊維径1.0 mm,繊維長8〜35mmの分枝及び/又は湾曲及び/又は 折曲した嵩高木質繊維束 *4:ARG,チョップドストランド,繊維長8〜35mm 単繊維(直径13.5μm)×200 本,集束剤…酢酸ビニル系 なお、硬化促進剤として塩化マグネシウムをセメントに
対して2.0 重量%、防水剤としてパラフィンエマルジョ
ンを固形分に対して0.35重量%使用した。
【0033】(3) 上記混合物A,Bを用いて、図1〜5
に示すフォーミング装置によりマットを形成した。混合
物A,Bにはそれぞれ水を28〜35重量%添加し、表層マ
ットの厚みは試料厚みの13.6%、芯層マットの厚みは試
料厚みの72.8%、裏層マットの厚みは試料厚みの13.6%
となるように、フォーミングを行った。得られた三層構
造のマットの上から上型板を当接し、プレス圧力26 kgf
/cm2で圧締した後、硬化室において温度70℃、相対湿度
95%以上で8時間加熱して硬化させた。脱型後、再び高
温高圧下(165 ℃,6.2kgf/cm2)で7時間養生した。
に示すフォーミング装置によりマットを形成した。混合
物A,Bにはそれぞれ水を28〜35重量%添加し、表層マ
ットの厚みは試料厚みの13.6%、芯層マットの厚みは試
料厚みの72.8%、裏層マットの厚みは試料厚みの13.6%
となるように、フォーミングを行った。得られた三層構
造のマットの上から上型板を当接し、プレス圧力26 kgf
/cm2で圧締した後、硬化室において温度70℃、相対湿度
95%以上で8時間加熱して硬化させた。脱型後、再び高
温高圧下(165 ℃,6.2kgf/cm2)で7時間養生した。
【0034】(4) 以上のようにして製造した試料1〜5
について、絶乾比重、厚み、曲げ強度、吸水率、吸水膨
潤率、吸水寸法変化率、凍結融解厚み膨潤率及び防火性
能を測定、評価した。曲げ強度はJIS A−1408
に準拠して測定し、吸水率はJIS A−5905に準
拠して24時間浸漬後に測定し、吸水寸法変化率はJIS
A−5414に準拠して24時間浸漬後に測定し、凍結
融解厚み膨潤率はJIS A−1435に準拠して30サ
イクル後の厚み膨潤率を測定し、防火性能に関してはJ
IS A−1321に準拠して無機質成形板の裏面温度
を測定した。測定した結果を表1に示す。
について、絶乾比重、厚み、曲げ強度、吸水率、吸水膨
潤率、吸水寸法変化率、凍結融解厚み膨潤率及び防火性
能を測定、評価した。曲げ強度はJIS A−1408
に準拠して測定し、吸水率はJIS A−5905に準
拠して24時間浸漬後に測定し、吸水寸法変化率はJIS
A−5414に準拠して24時間浸漬後に測定し、凍結
融解厚み膨潤率はJIS A−1435に準拠して30サ
イクル後の厚み膨潤率を測定し、防火性能に関してはJ
IS A−1321に準拠して無機質成形板の裏面温度
を測定した。測定した結果を表1に示す。
【0035】
【表1】
【0036】表1に示されるように、試料1〜3の無機
質成形板は吸水による寸法変化率が小さく、凍結融解性
能に優れ、また一定の曲げ強度を保持している。これに
対し、試料4の無機質成形板は吸水寸法安定性及び凍結
融解性能に優れるものの、曲げ強度が小さく、比重も1
より大きくなっている。また、試料5の無機質成形板
は、曲げ強度は高いが吸水寸法安定性、凍結融解性能及
び防火性に劣る。
質成形板は吸水による寸法変化率が小さく、凍結融解性
能に優れ、また一定の曲げ強度を保持している。これに
対し、試料4の無機質成形板は吸水寸法安定性及び凍結
融解性能に優れるものの、曲げ強度が小さく、比重も1
より大きくなっている。また、試料5の無機質成形板
は、曲げ強度は高いが吸水寸法安定性、凍結融解性能及
び防火性に劣る。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、寸法安定性、防火性及
び耐凍結融解性に優れるとともに、一定の強度を保持し
た無機質成形板が得られる。
び耐凍結融解性に優れるとともに、一定の強度を保持し
た無機質成形板が得られる。
【図1】本発明のフォーミング装置の一具体例を示す概
略側面図である。
略側面図である。
【図2】本発明における篩体(及びフォーミング装置)
の一具体例を示す概略正面図である。
の一具体例を示す概略正面図である。
【図3】本発明における篩体の一具体例を示す平面図で
ある。
ある。
【図4】本発明における篩体の一具体例を示す側面図で
ある。
ある。
【図5】本発明における篩棒の一具体例を示す断面図で
ある。
ある。
1a,1c…表裏層形成用のフォーミングチャンバー 1b…芯層形成用のフォーミングチャンバー 2…搬送ベルトコンベア 3…下型板 4a,4b,4c…供給ベルトコンベア 41a,41b,41c…原料搬送コンベア 5a,5b,5c…上部供給ブラシ 6a,6b,6c…下部供給ブラシ 7a,7b,7c…主送風装置 71a,71b,71c…ケーシング 72a,72b,72c…送風機 73a,73b,73c…送風口 74a,74b,74c…分配ダクト 81a,81b,81c…循環経路 82a,82b,82c…ダクト 83a,83b,83c…副送風装置 84a,84b,84c…送風口 9a,9c…篩体 9b…左右振動可能な篩体 91…吊下ワイヤ 92…振動桿 93…振動カム 900 …ボルト 901 …篩枠 902 …篩棒 903 …空隙部(スリット) 904,904',904''…吊下ワイヤ連結リング 905 …振動桿連結リング A,B…原料混合物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C04B 18:26)
Claims (13)
- 【請求項1】 硬化性無機材料と、ガラス繊維と、木質
補強材とを含有する混合物の硬化物からなる無機質成形
板。 - 【請求項2】 少なくとも前記ガラス繊維が略一定の方
向に配向されている請求項1記載の無機質成形板。 - 【請求項3】 硬化性無機材料と本質補強材とを含有す
る混合物の硬化物からなる表裏層と、硬化性無機材料と
ガラス繊維と木質補強材とを含有する混合物の硬化物か
らなる芯層とによって構成されている無機質成形板。 - 【請求項4】 少なくとも前記ガラス繊維が略一定の方
向に配向されている請求項3記載の無機質成形板。 - 【請求項5】 前記ガラス繊維と前記木質補強材との重
量比が1:0.25〜1:1であることを特徴とする請求項
1乃至4いずれか記載の無機質成形板。 - 【請求項6】 前記ガラス繊維が耐アルカリガラス繊維
であることを特徴とする請求項1乃至4いずれか記載の
無機質成形板。 - 【請求項7】 前記ガラス繊維の繊維長が8〜35mmであ
ることを特徴とする請求項1乃至4いずれか記載の無機
質成形板。 - 【請求項8】 前記ガラス繊維がチョップドストランド
であることを特徴とする請求項1乃至4いずれか記載の
無機質成形板。 - 【請求項9】 硬化性無機材料とガラス繊維と木質補強
材とを含有する原料混合物を、少なくとも該ガラス繊維
の方向性が一定に保たれるように、型板上に散布してマ
ットをフォーミングし、水分存在下に圧締養生硬化する
ことを特徴とする無機質成形板の製造方法。 - 【請求項10】 前記ガラス繊維の方向性を一定に保つ
ために、多数のスリットが並設されている振動篩を該ス
リットと直交する方向に振動するように介在させて、前
記原料混合物を散布することを特徴とする請求項9記載
の無機質成形板の製造方法。 - 【請求項11】 硬化性無機材料と本質補強材とを含有
する表裏層用混合物を型板上に散布して表層又は裏層マ
ットをフォーミングし、該表層又は裏層マットの上に、
硬化性無機材料とガラス繊維と木質補強材とを含有する
芯層用混合物を、少なくとも該ガラス繊維の方向性が一
定に保たれるように散布して芯層マットをフォーミング
し、該芯層マットの上に、硬化性無機材料と本質補強材
とを含有する表裏層用混合物を散布して表層又は裏層マ
ットをフォーミングし、得られた三層構造のマットを水
分存在下に圧締養生硬化することを特徴とする無機質成
形板の製造方法。 - 【請求項12】 前記ガラス繊維の方向性を一定に保つ
ために、多数のスリットが並設されている振動篩を該ス
リットと直交する方向に振動するように介在させて、前
記芯層用混合物を散布することを特徴とする請求項11
記載の無機質成形板の製造方法。 - 【請求項13】 チャンバーの上部には原料混合物の散
布手段を配置し、該チャンバーの下部には型板が搬送導
入され、該原料混合物の散布手段と該型板との間には、
多数のスリットが並設されている振動篩を該スリットと
直交する方向に振動するように介在させたフォーミング
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9464097A JPH10273356A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 無機質成形板、その製造方法及びフォーミング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9464097A JPH10273356A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 無機質成形板、その製造方法及びフォーミング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10273356A true JPH10273356A (ja) | 1998-10-13 |
Family
ID=14115874
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9464097A Withdrawn JPH10273356A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 無機質成形板、その製造方法及びフォーミング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10273356A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000309011A (ja) * | 1999-04-27 | 2000-11-07 | Tokyu Constr Co Ltd | 短繊維補強構造部材およびその製造方法 |
| JP2008275551A (ja) * | 2007-05-07 | 2008-11-13 | Misawa Homes Co Ltd | 凍結融解試験方法 |
| JP2017013360A (ja) * | 2015-07-01 | 2017-01-19 | ケイミュー株式会社 | 建築板 |
| JP2018515357A (ja) * | 2015-03-09 | 2018-06-14 | エテックス・サービシーズ・ナムローゼ・フエンノートシャップEtex Services Nv | 繊維セメントシートを製造するための方法および装置 |
-
1997
- 1997-03-28 JP JP9464097A patent/JPH10273356A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000309011A (ja) * | 1999-04-27 | 2000-11-07 | Tokyu Constr Co Ltd | 短繊維補強構造部材およびその製造方法 |
| JP2008275551A (ja) * | 2007-05-07 | 2008-11-13 | Misawa Homes Co Ltd | 凍結融解試験方法 |
| JP2018515357A (ja) * | 2015-03-09 | 2018-06-14 | エテックス・サービシーズ・ナムローゼ・フエンノートシャップEtex Services Nv | 繊維セメントシートを製造するための方法および装置 |
| JP2017013360A (ja) * | 2015-07-01 | 2017-01-19 | ケイミュー株式会社 | 建築板 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040601 |