JPH10273928A - バルコニー等の手摺り壁構造とその施工方法 - Google Patents
バルコニー等の手摺り壁構造とその施工方法Info
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- JPH10273928A JPH10273928A JP7927597A JP7927597A JPH10273928A JP H10273928 A JPH10273928 A JP H10273928A JP 7927597 A JP7927597 A JP 7927597A JP 7927597 A JP7927597 A JP 7927597A JP H10273928 A JPH10273928 A JP H10273928A
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Landscapes
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 バルコニー等の駆体の軽量化が図れ、現場作
業が大幅に簡略化され、作業期間を短縮化でき、しかも
手摺り壁の構成部材の工業化が容易でコストダウンが図
れるうえに、外観は従来のコンクリート手摺り壁と遜色
がなく見栄えの良いバルコニー等の手摺り壁構造とその
施工方法を提供する。 【解決手段】 建物の垂直な外壁から外方へほぼ水平に
張り出して設けられるバルコニー等の鉄筋コンクリート
系床版Yの先端部Y1に垂直に立設されるプレキャスト
手摺りフレーム2およびプレキャスト外壁板10を備え
たバルコニーの手摺り壁1であって、手摺りフレーム2
の長手方向に間隔をあけて配設されている支柱3の下端
部を鉄筋コンクリート系床版Yの先端部Y1に沿って埋
設・固定することにより、手摺りフレーム2を鉄筋コン
クリート系床版Yの先端部Y1に垂直に立設し、手摺り
フレーム2の外面の適所に、外壁板10を固設すること
により壁部分1aを構成している。
業が大幅に簡略化され、作業期間を短縮化でき、しかも
手摺り壁の構成部材の工業化が容易でコストダウンが図
れるうえに、外観は従来のコンクリート手摺り壁と遜色
がなく見栄えの良いバルコニー等の手摺り壁構造とその
施工方法を提供する。 【解決手段】 建物の垂直な外壁から外方へほぼ水平に
張り出して設けられるバルコニー等の鉄筋コンクリート
系床版Yの先端部Y1に垂直に立設されるプレキャスト
手摺りフレーム2およびプレキャスト外壁板10を備え
たバルコニーの手摺り壁1であって、手摺りフレーム2
の長手方向に間隔をあけて配設されている支柱3の下端
部を鉄筋コンクリート系床版Yの先端部Y1に沿って埋
設・固定することにより、手摺りフレーム2を鉄筋コン
クリート系床版Yの先端部Y1に垂直に立設し、手摺り
フレーム2の外面の適所に、外壁板10を固設すること
により壁部分1aを構成している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、集合住宅などの
建物におけるバルコニーやベランダやテラスなど(以
下、バルコニー等という)の鉄筋コンクリート系床版
(スラブともいう)の先端部に沿って設けられる手摺り
壁構造に関するもので、詳しくはプレキャスト手摺りフ
レームおよびプレキャスト外壁板を備えた手摺り壁構造
に関するものである。
建物におけるバルコニーやベランダやテラスなど(以
下、バルコニー等という)の鉄筋コンクリート系床版
(スラブともいう)の先端部に沿って設けられる手摺り
壁構造に関するもので、詳しくはプレキャスト手摺りフ
レームおよびプレキャスト外壁板を備えた手摺り壁構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の手摺り壁構造は、スラブ
の施工と同様に現場でコンクリートを打設することによ
り形成されていた。また、一般的に、手摺り壁に隣接し
て柵状の手摺り部分が設けられている。そして、鉄筋コ
ンクリート系の手摺り壁は、現場でスラブ側の型枠とと
もに型枠を組み、それぞれの型枠内に配筋し、コンクリ
ートを流し込み、固化させて形成している。こうした施
工には、多くの労力と時間を要することから、例えば、
特開平3−244723号公報に記載の片持ちスラブの
構造が提案されている。
の施工と同様に現場でコンクリートを打設することによ
り形成されていた。また、一般的に、手摺り壁に隣接し
て柵状の手摺り部分が設けられている。そして、鉄筋コ
ンクリート系の手摺り壁は、現場でスラブ側の型枠とと
もに型枠を組み、それぞれの型枠内に配筋し、コンクリ
ートを流し込み、固化させて形成している。こうした施
工には、多くの労力と時間を要することから、例えば、
特開平3−244723号公報に記載の片持ちスラブの
構造が提案されている。
【0003】この片持ちスラブ構造は、プレキャスト
(PCとも略す)手摺り壁と、コンクリート現場打ちの
スラブとからなり、PC手摺り壁は内部に補強用鉄筋を
配置するとともに、補強用鉄筋の一部(スラブ内に及ぶ
長さ)を手摺り壁の下部から突出させ、またPC手摺り
壁の上端部又はスラブ側下部の少なくとも一方にナット
アンカーを設けたものである。
(PCとも略す)手摺り壁と、コンクリート現場打ちの
スラブとからなり、PC手摺り壁は内部に補強用鉄筋を
配置するとともに、補強用鉄筋の一部(スラブ内に及ぶ
長さ)を手摺り壁の下部から突出させ、またPC手摺り
壁の上端部又はスラブ側下部の少なくとも一方にナット
アンカーを設けたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に記載の片持ちスラブ構造においても、次のような課
題がある。
報に記載の片持ちスラブ構造においても、次のような課
題がある。
【0005】 PC手摺り壁は、型枠を用いて形成す
るのに比べて施工が簡単であるが、内部に配筋される鉄
筋が露出しないようにコンクリートの厚みを厚くする必
要があるため、重量が大きく軽量化の面では改善されて
いない。
るのに比べて施工が簡単であるが、内部に配筋される鉄
筋が露出しないようにコンクリートの厚みを厚くする必
要があるため、重量が大きく軽量化の面では改善されて
いない。
【0006】 PC手摺り壁は、下部から突出させた
鉄筋をスラブに埋設して定着するため、型枠等を用いて
スラブを形成する際に、PC手摺り壁を型枠上に起立さ
せた後、前記鉄筋の突出部を型枠内に挿入した状態でコ
ンクリートを打設することで、スラブとPC手摺り壁を
一体にするものである。このため、コンクリートの打設
作業の始めからコンクリートが完全に固化するまで、P
C手摺り壁を起立させておく必要があるとともに、こう
した作業は熟練を要すうえに手間もかかる。
鉄筋をスラブに埋設して定着するため、型枠等を用いて
スラブを形成する際に、PC手摺り壁を型枠上に起立さ
せた後、前記鉄筋の突出部を型枠内に挿入した状態でコ
ンクリートを打設することで、スラブとPC手摺り壁を
一体にするものである。このため、コンクリートの打設
作業の始めからコンクリートが完全に固化するまで、P
C手摺り壁を起立させておく必要があるとともに、こう
した作業は熟練を要すうえに手間もかかる。
【0007】この発明は上述の点に鑑みなされたもの
で、バルコニー等の駆体の軽量化が図れ、現場作業が大
幅に簡略化され、作業期間を短縮化でき、しかも手摺り
壁の構成部材の工業化が容易でコストダウンが図れるう
えに、外観は従来のコンクリート手摺り壁と遜色がなく
見栄えの良いバルコニー等の手摺り壁構造とその施工方
法を提供することを目的としている。
で、バルコニー等の駆体の軽量化が図れ、現場作業が大
幅に簡略化され、作業期間を短縮化でき、しかも手摺り
壁の構成部材の工業化が容易でコストダウンが図れるう
えに、外観は従来のコンクリート手摺り壁と遜色がなく
見栄えの良いバルコニー等の手摺り壁構造とその施工方
法を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明にかかるバルコニー等の手摺り壁構造は、a)
建物の垂直な外壁から外方へほぼ水平に張り出して設け
られるバルコニー等の鉄筋コンクリート系床版の先端部
に垂直に立設されるプレキャスト手摺りフレームおよび
プレキャスト外壁板を備えたバルコニーの手摺り壁構造
であって、b)前記手摺りフレームの長手方向に間隔をあ
けて配設されている支柱の下端部を前記鉄筋コンクリー
ト系床版の先端部に沿って埋設・固定することにより、
前記手摺りフレームを前記鉄筋コンクリート系床版の先
端部に垂直に立設し、c)前記プレキャスト手摺りフレー
ムの外面の適所に、前記外壁板を固設することを特徴と
している。
めに本発明にかかるバルコニー等の手摺り壁構造は、a)
建物の垂直な外壁から外方へほぼ水平に張り出して設け
られるバルコニー等の鉄筋コンクリート系床版の先端部
に垂直に立設されるプレキャスト手摺りフレームおよび
プレキャスト外壁板を備えたバルコニーの手摺り壁構造
であって、b)前記手摺りフレームの長手方向に間隔をあ
けて配設されている支柱の下端部を前記鉄筋コンクリー
ト系床版の先端部に沿って埋設・固定することにより、
前記手摺りフレームを前記鉄筋コンクリート系床版の先
端部に垂直に立設し、c)前記プレキャスト手摺りフレー
ムの外面の適所に、前記外壁板を固設することを特徴と
している。
【0009】上記の構成を有する本発明にかかるバルコ
ニー等の手摺り壁構造によれば、通常、手摺りフレーム
に隣接して設けられる手摺り壁の壁部分を、スラブ先端
部に立設した手摺りフレームにプレキャスト外壁板を取
り付けるだけで、簡単に形成でき、したがって従来のよ
うに壁部分用型枠を用いたり、配筋したり、コンクリー
トを打設したりするなどの現場作業を省略でき、短期間
で手摺り壁を完成できる。また従来の鉄筋コンクリート
系手摺り壁構造と比較して、外壁板の居室側(内側)に
手摺りフレームが連続的に設けられているので、例えば
洗濯物干しなどの各種金物を任意の位置に簡単に取り付
けることができ便利である。
ニー等の手摺り壁構造によれば、通常、手摺りフレーム
に隣接して設けられる手摺り壁の壁部分を、スラブ先端
部に立設した手摺りフレームにプレキャスト外壁板を取
り付けるだけで、簡単に形成でき、したがって従来のよ
うに壁部分用型枠を用いたり、配筋したり、コンクリー
トを打設したりするなどの現場作業を省略でき、短期間
で手摺り壁を完成できる。また従来の鉄筋コンクリート
系手摺り壁構造と比較して、外壁板の居室側(内側)に
手摺りフレームが連続的に設けられているので、例えば
洗濯物干しなどの各種金物を任意の位置に簡単に取り付
けることができ便利である。
【0010】請求項2記載のように、d)前記外壁板に押
出成形板を使用できる。
出成形板を使用できる。
【0011】請求項2の発明によれば、例えばモルタル
製の押出成形板を使用することにより、取り扱いが容易
になるうえに、従来の鉄筋コンクリート系外壁に比べて
軽量で、鉄筋コンクリート系床版の支持強度を軽減で
き、バルコニー等の全体重量を軽減できる。また、特に
モルタル製などの押出成形板を用いることにより、その
表面にタイル貼りも可能になる。
製の押出成形板を使用することにより、取り扱いが容易
になるうえに、従来の鉄筋コンクリート系外壁に比べて
軽量で、鉄筋コンクリート系床版の支持強度を軽減で
き、バルコニー等の全体重量を軽減できる。また、特に
モルタル製などの押出成形板を用いることにより、その
表面にタイル貼りも可能になる。
【0012】請求項3記載のように、e)前記鉄筋コンク
リート系床版の先端垂直壁を第2押出成形板で構成する
とともに、f)第2押出成形板および前記押出成形板の外
面に共通のタイルを貼り付け、g)前記押出成形板側タイ
ルと前記第2押出成形板側タイルの隙間をシーリングす
るとよい。
リート系床版の先端垂直壁を第2押出成形板で構成する
とともに、f)第2押出成形板および前記押出成形板の外
面に共通のタイルを貼り付け、g)前記押出成形板側タイ
ルと前記第2押出成形板側タイルの隙間をシーリングす
るとよい。
【0013】請求項3の発明によれば、床版の先端垂直
壁をプレキャストの第2押出成形板で形成するので、こ
の第2押出成形板を床版の型枠の一部として使用でき、
第2押出成形板をコンクリートに打ち込んで使用するこ
とにより、現場作業を簡略化できるとともに、仕上げ作
業が容易になり、しかも仕上がりが良好である。また手
摺り外壁板の外観がバルコニーの床版の先端垂直壁と共
通なうえに、シーリングにより接続されて一体感が出る
ので、従来の現場打ちのコンクリート系手摺り外壁と同
様な仕上がりが期待できる。
壁をプレキャストの第2押出成形板で形成するので、こ
の第2押出成形板を床版の型枠の一部として使用でき、
第2押出成形板をコンクリートに打ち込んで使用するこ
とにより、現場作業を簡略化できるとともに、仕上げ作
業が容易になり、しかも仕上がりが良好である。また手
摺り外壁板の外観がバルコニーの床版の先端垂直壁と共
通なうえに、シーリングにより接続されて一体感が出る
ので、従来の現場打ちのコンクリート系手摺り外壁と同
様な仕上がりが期待できる。
【0014】請求項4記載のように、h)前記支柱の下部
に、前記押出成形板の垂直方向に貫通する中空部に嵌挿
可能な突起を備えた取付金物を外向きに突設し、取付金
物の突起を前記押出成形板の中空部に嵌挿するととも
に、i)前記押出成形板の中空部に嵌挿可能な突起を備え
た蓋板兼用取付金物を、その突起を前記押出成形板の中
空部に下向きに嵌挿し前記取付金物とで前記押出成形板
を挟持して前記支柱の上部に取り付けることが好まし
い。
に、前記押出成形板の垂直方向に貫通する中空部に嵌挿
可能な突起を備えた取付金物を外向きに突設し、取付金
物の突起を前記押出成形板の中空部に嵌挿するととも
に、i)前記押出成形板の中空部に嵌挿可能な突起を備え
た蓋板兼用取付金物を、その突起を前記押出成形板の中
空部に下向きに嵌挿し前記取付金物とで前記押出成形板
を挟持して前記支柱の上部に取り付けることが好まし
い。
【0015】請求項5記載のように、j)前記支柱の下部
に、前記押出成形板の垂直方向に貫通する中空部に挿入
可能な突起を備えた取付金物を外向きに突設し、取付金
物の突起を前記押出成形板の中空部に嵌挿するととも
に、k)前記押出成形板の上端部に嵌合可能な門形で内面
にクッション材を装着した蓋板兼用取付金物を、その凹
所を前記押出成形板の上端部に下向きに嵌着し前記取付
金物とで前記押出成形板を挟持して前記支柱の上部に取
り付けてもよい。
に、前記押出成形板の垂直方向に貫通する中空部に挿入
可能な突起を備えた取付金物を外向きに突設し、取付金
物の突起を前記押出成形板の中空部に嵌挿するととも
に、k)前記押出成形板の上端部に嵌合可能な門形で内面
にクッション材を装着した蓋板兼用取付金物を、その凹
所を前記押出成形板の上端部に下向きに嵌着し前記取付
金物とで前記押出成形板を挟持して前記支柱の上部に取
り付けてもよい。
【0016】請求項4および請求項5の発明によれば、
押出成形板を上下の取付金物で挟持して手摺りフレーム
の支柱に簡単に固設でき、しかも押出成形板の少なくと
も上面の中空部の孔は蓋板兼用取付金物で塞がれるの
で、雨水等が中空部に浸入することがない。
押出成形板を上下の取付金物で挟持して手摺りフレーム
の支柱に簡単に固設でき、しかも押出成形板の少なくと
も上面の中空部の孔は蓋板兼用取付金物で塞がれるの
で、雨水等が中空部に浸入することがない。
【0017】請求項6記載のように、m)前記外壁板およ
び前記第2押出成形板をあらかじめ前記手摺りフレーム
に一体化しておいてもよい。
び前記第2押出成形板をあらかじめ前記手摺りフレーム
に一体化しておいてもよい。
【0018】請求項6の発明によれば、工場等で外壁板
を手摺りフレームに一体化でき、大量に生産することで
コストダウンが図れる。また取り扱いが容易で、現場で
外壁板を取り付ける手間が省け、作業性も向上する。
を手摺りフレームに一体化でき、大量に生産することで
コストダウンが図れる。また取り扱いが容易で、現場で
外壁板を取り付ける手間が省け、作業性も向上する。
【0019】本発明にかかるバルコニー等の手摺り壁構
造の施工方法(請求項7)は、A)建物の垂直な外壁から
外方へほぼ水平に張り出して鉄筋コンクリート系床版を
型枠等を用いて現場打ちにより形設し、B)前記鉄筋コン
クリート系床版の先端部に沿って所定の間隔をあけて複
数の孔を穿設し、C)プレキャスト手摺りフレームを、そ
の長手方向に所定の間隔で設けた支柱の下端部を前記各
孔に挿入したのちモルタル等を流し込んで埋設・固定す
ることにより立設し、D)前記手摺りフレームの外面の適
所に、プレキャスト外壁板を取付金物を介して固設する
ものである。
造の施工方法(請求項7)は、A)建物の垂直な外壁から
外方へほぼ水平に張り出して鉄筋コンクリート系床版を
型枠等を用いて現場打ちにより形設し、B)前記鉄筋コン
クリート系床版の先端部に沿って所定の間隔をあけて複
数の孔を穿設し、C)プレキャスト手摺りフレームを、そ
の長手方向に所定の間隔で設けた支柱の下端部を前記各
孔に挿入したのちモルタル等を流し込んで埋設・固定す
ることにより立設し、D)前記手摺りフレームの外面の適
所に、プレキャスト外壁板を取付金物を介して固設する
ものである。
【0020】本発明の施工方法によれば、鉄筋コンクリ
ート系床版の先端部に沿って手摺りフレームを立設した
後に、手摺りフレームに対して必要な長さのプレキャス
ト外壁板を取り付けるので、手摺りフレームだけの部分
と外壁板の部分との割合を任意に設定できるとともに、
外壁板の部分も任意に設定でき、あらゆる種類の建物の
スパン割寸法に対しても、両者を交互にバランスよく配
置できる。
ート系床版の先端部に沿って手摺りフレームを立設した
後に、手摺りフレームに対して必要な長さのプレキャス
ト外壁板を取り付けるので、手摺りフレームだけの部分
と外壁板の部分との割合を任意に設定できるとともに、
外壁板の部分も任意に設定でき、あらゆる種類の建物の
スパン割寸法に対しても、両者を交互にバランスよく配
置できる。
【0021】請求項8記載のように、E)前記外壁板およ
び前記第2押出成形板を、あらかじめ前記手摺りフレー
ムに一体化しておくとよい。
び前記第2押出成形板を、あらかじめ前記手摺りフレー
ムに一体化しておくとよい。
【0022】請求項8の発明によれば、外壁板と手摺り
フレームとをあらかじめ工場等で取り付けることになる
ので、プレキャスト製品の省力化、工業化に有効であ
る。
フレームとをあらかじめ工場等で取り付けることになる
ので、プレキャスト製品の省力化、工業化に有効であ
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明のバルコニー等の手
摺り壁構造についてその実施の形態を図面に基づいて説
明し、併せて施工方法の実施の形態についても説明す
る。
摺り壁構造についてその実施の形態を図面に基づいて説
明し、併せて施工方法の実施の形態についても説明す
る。
【0024】図1はバルコニーの手摺り壁構造の実施例
を示す正面図、図2は図1のII−II線拡大断面図、図3
は手摺り壁構造の他の実施例を示す拡大断面図、図4は
施工途中の状態における手摺り壁の壁部分の実施例を示
す平面図である。
を示す正面図、図2は図1のII−II線拡大断面図、図3
は手摺り壁構造の他の実施例を示す拡大断面図、図4は
施工途中の状態における手摺り壁の壁部分の実施例を示
す平面図である。
【0025】図1に示すように、本例の手摺り壁1は手
摺りフレーム2を含み、この手摺りフレーム2を挟んで
両側に設けられている。手摺り壁1の壁部分1aの表面
(外面)およびバルコニーの床版Yの立ち上がり壁の表
面に、それぞれタイルが貼着されている。手摺りフレー
ム2の上面から上方に一部が突出する複数本の支柱3の
上端に、手摺りパイプ4が一連に掛け渡されている。手
摺り壁1の壁部分1aは正面から見ると、手摺りフレー
ム2と面一に見えるが、実際には図2のように手摺りフ
レーム2より前方に位置する。
摺りフレーム2を含み、この手摺りフレーム2を挟んで
両側に設けられている。手摺り壁1の壁部分1aの表面
(外面)およびバルコニーの床版Yの立ち上がり壁の表
面に、それぞれタイルが貼着されている。手摺りフレー
ム2の上面から上方に一部が突出する複数本の支柱3の
上端に、手摺りパイプ4が一連に掛け渡されている。手
摺り壁1の壁部分1aは正面から見ると、手摺りフレー
ム2と面一に見えるが、実際には図2のように手摺りフ
レーム2より前方に位置する。
【0026】図2に示すように、鉄筋コンクリート系の
建物の外壁(図示せず)から、鉄筋コンクリート系床版
(スラブともいわれる)Yが外方に向け水平に張り出し
て設けられている。スラブYの内部には鉄筋(図示せ
ず)が配筋されており、通常は型枠を組み、コンクリー
トを現場で打設することによって形成される。スラブY
の先端部Y1はやや高く形成され、その先端部Y1のす
ぐ内側に一段低くした雨水受溝Zが形成されている。先
端部Y1に沿ってその長手方向に一定の間隔をあけて孔
Y2が穿設される。孔Y2の間隔は、手摺りフレーム2
の長手方向に所定間隔で配設された支柱3の間隔に対応
(一致)している。また、スラブYの先端の立面(垂直
壁)には、図1のように長方形のタイル11を横向きに
し規則的に配列して貼着している。タイル11および貼
着パターンは、建物の外壁に貼着されるタイル(図示せ
ず)と共通にしている。なお、タイル11を貼り付ける
際の向きは縦でもよい。
建物の外壁(図示せず)から、鉄筋コンクリート系床版
(スラブともいわれる)Yが外方に向け水平に張り出し
て設けられている。スラブYの内部には鉄筋(図示せ
ず)が配筋されており、通常は型枠を組み、コンクリー
トを現場で打設することによって形成される。スラブY
の先端部Y1はやや高く形成され、その先端部Y1のす
ぐ内側に一段低くした雨水受溝Zが形成されている。先
端部Y1に沿ってその長手方向に一定の間隔をあけて孔
Y2が穿設される。孔Y2の間隔は、手摺りフレーム2
の長手方向に所定間隔で配設された支柱3の間隔に対応
(一致)している。また、スラブYの先端の立面(垂直
壁)には、図1のように長方形のタイル11を横向きに
し規則的に配列して貼着している。タイル11および貼
着パターンは、建物の外壁に貼着されるタイル(図示せ
ず)と共通にしている。なお、タイル11を貼り付ける
際の向きは縦でもよい。
【0027】手摺りフレーム2は、工場等生産されるプ
レキャスト製品で本例ではステンレス材からなり、支柱
3を挟んで両側に多数のパイプ2aが縦格子状に一定間
隔で配設されている。支柱3の下端部3aはやや細くな
っており、手摺りフレーム2を立てた状態で、各孔Y2
に挿入したのちモルタルやグラウトを孔Y2の隙間に充
填して固化させることにより、手摺りフレーム2をスラ
ブYの先端部に沿って立設する。支柱3あるいは支柱3
とパイプ2aの下部に、L形の取付金物6を取付板5を
介してそれぞれ溶接により固設する。また、支柱3ある
いは支柱3とパイプ2aの上部に、後述する蓋板兼用取
付金物8の接続金具7をそれぞれ溶接により固設する。
レキャスト製品で本例ではステンレス材からなり、支柱
3を挟んで両側に多数のパイプ2aが縦格子状に一定間
隔で配設されている。支柱3の下端部3aはやや細くな
っており、手摺りフレーム2を立てた状態で、各孔Y2
に挿入したのちモルタルやグラウトを孔Y2の隙間に充
填して固化させることにより、手摺りフレーム2をスラ
ブYの先端部に沿って立設する。支柱3あるいは支柱3
とパイプ2aの下部に、L形の取付金物6を取付板5を
介してそれぞれ溶接により固設する。また、支柱3ある
いは支柱3とパイプ2aの上部に、後述する蓋板兼用取
付金物8の接続金具7をそれぞれ溶接により固設する。
【0028】本例では、手摺り壁の壁部分1aの外面を
構成する外壁板として、モルタル製のプレキャスト押出
成形板10を使用している。図4に示すように、この押
出成形板10は垂直方向に貫通する多数の長方形状の中
空部10aを有し、所定長さ(例えば、600mm〜1
200mm)からなる。一端面に凹状部10bを持ち、
他端面に凸状部10cを持っており、凸状部10cを凹
状部10b内に嵌入させることにより、長手方向に相互
に接続できる。なお、他の押出成形板10を接続しない
場合には、凹状部10bおよび凸状部10cは切断され
る。また、本例では外壁をタイル面に仕上げるので、押
出成形板10の一面に、あらかじめ長方形のタイル11
を規則的に配列して貼着しておく。タイル11および貼
着パターンは、建物の外壁のタイルと共通にしている。
構成する外壁板として、モルタル製のプレキャスト押出
成形板10を使用している。図4に示すように、この押
出成形板10は垂直方向に貫通する多数の長方形状の中
空部10aを有し、所定長さ(例えば、600mm〜1
200mm)からなる。一端面に凹状部10bを持ち、
他端面に凸状部10cを持っており、凸状部10cを凹
状部10b内に嵌入させることにより、長手方向に相互
に接続できる。なお、他の押出成形板10を接続しない
場合には、凹状部10bおよび凸状部10cは切断され
る。また、本例では外壁をタイル面に仕上げるので、押
出成形板10の一面に、あらかじめ長方形のタイル11
を規則的に配列して貼着しておく。タイル11および貼
着パターンは、建物の外壁のタイルと共通にしている。
【0029】前記取付金物6の水平部上面に、押出成形
板10の中空部10aに嵌挿可能な長方形の突起6aを
上向きに突設し、また蓋板兼用取付金物8に中空部10
aに嵌挿可能な長方形の突起8aを下向きに突設してい
る。そして、押出成形板10を、取付金物6の突起6a
に中空部10aを嵌挿することにより、垂直に立設して
いる。また、押出成形板10の上面には、蓋板兼用取付
金物8を突起8aを中空部10aに嵌挿することにより
取り付け、中空部10aを塞いでいる。この状態で、蓋
板兼用取付金物8の接続片8bを接続金具7にボルト・
ナット12により接続し、押出成形板10を上下の取付
金物6・8により挟持して支柱3等に固設している。さ
らに、取付金物6の垂直部と押出成形板10の隙間に硬
質ゴムなどのクッション材13を装着し、またスラブY
の立面のタイル11上端と押出成形板10のタイル11
の下端との隙間および押出成形板10のタイル11の上
端と取付金物8との隙間にシーリング14を充填してい
る。
板10の中空部10aに嵌挿可能な長方形の突起6aを
上向きに突設し、また蓋板兼用取付金物8に中空部10
aに嵌挿可能な長方形の突起8aを下向きに突設してい
る。そして、押出成形板10を、取付金物6の突起6a
に中空部10aを嵌挿することにより、垂直に立設して
いる。また、押出成形板10の上面には、蓋板兼用取付
金物8を突起8aを中空部10aに嵌挿することにより
取り付け、中空部10aを塞いでいる。この状態で、蓋
板兼用取付金物8の接続片8bを接続金具7にボルト・
ナット12により接続し、押出成形板10を上下の取付
金物6・8により挟持して支柱3等に固設している。さ
らに、取付金物6の垂直部と押出成形板10の隙間に硬
質ゴムなどのクッション材13を装着し、またスラブY
の立面のタイル11上端と押出成形板10のタイル11
の下端との隙間および押出成形板10のタイル11の上
端と取付金物8との隙間にシーリング14を充填してい
る。
【0030】上記した施工方法に変えて次のように実施
することができる。すなわち、図3に示すように、手摺
りフレーム2の支柱3の下端側を下方に延長したもの
(図2の延長部分17bを有するもの)を使用するとと
もに、支柱3の下端に円板15の中心部より上向きに延
設した連結杆16を連結したものを使用する。押出成形
板10はあらかじめ工場等で生産した際に、支柱3に取
付金物6、8等を介して固設しておくとともに、第2押
出成形板17の上端を押出成形板10の下端にあらかじ
め工場で連結しておく。また、第2押出成形板17の上
下方向の中間位置に取付金物17aを取り付け、第2押
出成形板17を取付金物17aを介して支柱3(図2の
延長部17b)に接続しておく。水平な型枠板18の上
に、円板15を下にして手摺りフレーム2を立設すると
ともに、押出成形板10および第2押出成形板17を垂
直に配置する。なお、押出成形板10および第2押出成
形板17の表面へのタイル11の貼着および押出成形板
10と第2押出成形板17との連結箇所の隙間へのシー
リング14の充填などの各作業は、工場であらかじめ行
っておくことができる。
することができる。すなわち、図3に示すように、手摺
りフレーム2の支柱3の下端側を下方に延長したもの
(図2の延長部分17bを有するもの)を使用するとと
もに、支柱3の下端に円板15の中心部より上向きに延
設した連結杆16を連結したものを使用する。押出成形
板10はあらかじめ工場等で生産した際に、支柱3に取
付金物6、8等を介して固設しておくとともに、第2押
出成形板17の上端を押出成形板10の下端にあらかじ
め工場で連結しておく。また、第2押出成形板17の上
下方向の中間位置に取付金物17aを取り付け、第2押
出成形板17を取付金物17aを介して支柱3(図2の
延長部17b)に接続しておく。水平な型枠板18の上
に、円板15を下にして手摺りフレーム2を立設すると
ともに、押出成形板10および第2押出成形板17を垂
直に配置する。なお、押出成形板10および第2押出成
形板17の表面へのタイル11の貼着および押出成形板
10と第2押出成形板17との連結箇所の隙間へのシー
リング14の充填などの各作業は、工場であらかじめ行
っておくことができる。
【0031】また、上記蓋板兼用取付金物8に変えて門
形の蓋板兼用取付金物8’を使用する。この取付金物
8’は両側垂直部8kの内面に硬質ゴム板(クッション
材)13’を接着したもので、突起8aを備えていな
い。したがって、取付金物8’に押出成形板10の上端
部を嵌め込んで装着することができる。なお、符号1
4’はシーリングである。
形の蓋板兼用取付金物8’を使用する。この取付金物
8’は両側垂直部8kの内面に硬質ゴム板(クッション
材)13’を接着したもので、突起8aを備えていな
い。したがって、取付金物8’に押出成形板10の上端
部を嵌め込んで装着することができる。なお、符号1
4’はシーリングである。
【0032】さらに、第2押出成形板17を型枠の一部
とし、型枠内に鉄筋を配筋してコンクリートを打設す
る。コンクリートが固化した状態で、第2押出成形板1
7はコンクリートと一体に固定され、スラブYの一部を
構成することになる。このようにすれば、スラブY用の
コンクリートの打設作業と同時に、手摺りフレーム2お
よび押出成形板10の施工は終了する。その他の構成に
ついては上記実施例と共通するので、共通の部材は同一
の符号を用いて図示し、説明を省略する。
とし、型枠内に鉄筋を配筋してコンクリートを打設す
る。コンクリートが固化した状態で、第2押出成形板1
7はコンクリートと一体に固定され、スラブYの一部を
構成することになる。このようにすれば、スラブY用の
コンクリートの打設作業と同時に、手摺りフレーム2お
よび押出成形板10の施工は終了する。その他の構成に
ついては上記実施例と共通するので、共通の部材は同一
の符号を用いて図示し、説明を省略する。
【0033】以上、手摺り壁構造について二つの実施例
を挙げ、それぞれの実施例についての施工方法を説明し
たが、本発明の手摺り壁構造は次のように実施すること
ができる。
を挙げ、それぞれの実施例についての施工方法を説明し
たが、本発明の手摺り壁構造は次のように実施すること
ができる。
【0034】(a) プレキャスト床版を使用し、工場で手
摺りフレーム2および押出成形板10をあらかじめ取り
付けておき、プレキャスト床版をスラブYに打ち込んで
コンクリートを打設することにより形成できる。これに
より、現場作業が省略化され施工期間が一層短縮され
る。
摺りフレーム2および押出成形板10をあらかじめ取り
付けておき、プレキャスト床版をスラブYに打ち込んで
コンクリートを打設することにより形成できる。これに
より、現場作業が省略化され施工期間が一層短縮され
る。
【0035】(b) 押出成形板10の表面にコンクリート
壁材を吹き付け、仕上げ加工する。
壁材を吹き付け、仕上げ加工する。
【0036】(c) 押出成形板10に代えて強化ガラス板
を、手摺りフレーム2の一面に装着する。
を、手摺りフレーム2の一面に装着する。
【0037】(d) 上記したようにあらかじめ工場で、手
摺りフレーム2・押出成形板10(外壁板)および第2
押出成形板17を一体化するとともに、シーリング14
・14’の充填も終了した状態で現場へ搬送する。
摺りフレーム2・押出成形板10(外壁板)および第2
押出成形板17を一体化するとともに、シーリング14
・14’の充填も終了した状態で現場へ搬送する。
【0038】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
この発明にかかるバルコニー等の手摺り壁構造とその施
工方法には、下記のような優れた効果がある。
この発明にかかるバルコニー等の手摺り壁構造とその施
工方法には、下記のような優れた効果がある。
【0039】(1) 請求項1の発明では、バルコニー等の
駆体全体の軽量化が図れ、現場作業が大幅に簡略化さ
れ、作業期間を短縮化でき、しかも手摺り壁の構成部材
の工業化が容易でコストダウンが図れるうえに、外観は
従来のコンクリート手摺り壁と遜色がなく見栄えが良
い。また、手摺りフレームに隣接して設けられる手摺り
外壁部分を、鉄筋コンクリート系床版に立設した手摺り
フレームにプレキャスト外壁板を取り付けるだけで、簡
単に形成できるので、従来のように型枠を用いたり、配
筋したり、コンクリートを打設したりするなどの現場作
業を省略でき、短期間で手摺り壁を完成できる。さら
に、従来のコンクリート系手摺り壁構造に比べて、外壁
板の居室側(内側)に手摺りフレームが連続的に設けら
れているので、例えば洗濯物干しなどの各種金物を任意
の位置に簡単に取り付けることができ、便利である。
駆体全体の軽量化が図れ、現場作業が大幅に簡略化さ
れ、作業期間を短縮化でき、しかも手摺り壁の構成部材
の工業化が容易でコストダウンが図れるうえに、外観は
従来のコンクリート手摺り壁と遜色がなく見栄えが良
い。また、手摺りフレームに隣接して設けられる手摺り
外壁部分を、鉄筋コンクリート系床版に立設した手摺り
フレームにプレキャスト外壁板を取り付けるだけで、簡
単に形成できるので、従来のように型枠を用いたり、配
筋したり、コンクリートを打設したりするなどの現場作
業を省略でき、短期間で手摺り壁を完成できる。さら
に、従来のコンクリート系手摺り壁構造に比べて、外壁
板の居室側(内側)に手摺りフレームが連続的に設けら
れているので、例えば洗濯物干しなどの各種金物を任意
の位置に簡単に取り付けることができ、便利である。
【0040】(2) 請求項2の発明では、モルタル製など
の押出成形板を使用することにより、軽量で取り扱いが
容易になるうえに、従来のコンクリート系外壁に比べて
構造が簡単で大幅に軽く、鉄筋コンクリート系床版の支
持強度を軽減でき、バルコニー等の駆体の全体重量を軽
減できる。
の押出成形板を使用することにより、軽量で取り扱いが
容易になるうえに、従来のコンクリート系外壁に比べて
構造が簡単で大幅に軽く、鉄筋コンクリート系床版の支
持強度を軽減でき、バルコニー等の駆体の全体重量を軽
減できる。
【0041】(3) 請求項3の発明では、床版の先端垂直
壁をプレキャストの第2押出成形板で形成するので、第
2押出成形板を打込み型枠として使用することにより、
現場作業を簡略化できるとともに、仕上げ作業も容易に
なる。しかも仕上がりが良好で、手摺り外壁板の外観が
床版の先端垂直壁と共通なうえに、シーリングにより接
続されて一体感があるので、従来の現場打ちのコンクリ
ート系手摺り外壁とほぼ同様な仕上がりになる。
壁をプレキャストの第2押出成形板で形成するので、第
2押出成形板を打込み型枠として使用することにより、
現場作業を簡略化できるとともに、仕上げ作業も容易に
なる。しかも仕上がりが良好で、手摺り外壁板の外観が
床版の先端垂直壁と共通なうえに、シーリングにより接
続されて一体感があるので、従来の現場打ちのコンクリ
ート系手摺り外壁とほぼ同様な仕上がりになる。
【0042】(4) 請求項4および請求項5の発明では、
押出成形板を上下の取付金物で挟持して手摺りフレーム
の支柱に簡単に固設でき、しかも押出成形板の少なくと
も上面の中空部の孔は蓋板兼用取付金物で塞がれるの
で、雨水や塵芥等が中空部に浸入することがなく、体裁
もよい。
押出成形板を上下の取付金物で挟持して手摺りフレーム
の支柱に簡単に固設でき、しかも押出成形板の少なくと
も上面の中空部の孔は蓋板兼用取付金物で塞がれるの
で、雨水や塵芥等が中空部に浸入することがなく、体裁
もよい。
【0043】(5) 請求項6の発明では、工場等で外壁板
および第2押出成形板を手摺りフレームに一体化でき、
大量に生産することでコストダウンが図れるとともに、
取り扱いが容易で、現場で外壁板を取り付ける手間が省
け、作業性も向上する。
および第2押出成形板を手摺りフレームに一体化でき、
大量に生産することでコストダウンが図れるとともに、
取り扱いが容易で、現場で外壁板を取り付ける手間が省
け、作業性も向上する。
【0044】(6) 請求項7の発明では、コンクリート床
版の先端部に沿って手摺りフレームを立設した後に、手
摺りフレームに対して必要な長さのプレキャスト外壁板
を取り付けるので、手摺りフレームだけの部分と外壁板
の部分との割合を任意に設定できるとともに、外壁板の
位置も任意に設定でき、あらゆる種類の建物のスパン割
寸法に対しても、両者を交互にバランスよく配置でき
る。
版の先端部に沿って手摺りフレームを立設した後に、手
摺りフレームに対して必要な長さのプレキャスト外壁板
を取り付けるので、手摺りフレームだけの部分と外壁板
の部分との割合を任意に設定できるとともに、外壁板の
位置も任意に設定でき、あらゆる種類の建物のスパン割
寸法に対しても、両者を交互にバランスよく配置でき
る。
【0045】(7) 請求項8の発明では、外壁板と第2押
出成形板と手摺りフレームとをあらかじめ工場等で取り
付けることになるので、プレキャスト製品の省力化およ
び工業化を有効に図れる。
出成形板と手摺りフレームとをあらかじめ工場等で取り
付けることになるので、プレキャスト製品の省力化およ
び工業化を有効に図れる。
【図1】本発明にかかるバルコニーの手摺り壁構造の実
施例を示す正面図である。
施例を示す正面図である。
【図2】図1のII−II線拡大断面図である。
【図3】手摺り壁構造の他の実施例を示す拡大断面図
で、図2に相当する図面である。
で、図2に相当する図面である。
【図4】施工途中の状態における手摺り壁の壁部分の実
施例を示す平面図である。
施例を示す平面図である。
1 手摺り壁 1a壁部分 2 手摺りフレーム 3 支柱 4 手摺りパイプ 6 取付金物 7 接続金具 8・8' 蓋板兼用取付金物 10 押出成形板 11 タイル 13・13' クッション材 14・14' シーリング 17 第2押出成形板 18 形枠板 Y スラブ(鉄筋コンクリート系床版) Y1先端部 Y2孔 Z 雨水受溝
Claims (8)
- 【請求項1】 建物の垂直な外壁から外方へほぼ水平に
張り出して設けられるバルコニー等の鉄筋コンクリート
系床版の先端部に垂直に立設されるプレキャスト手摺り
フレームおよびプレキャスト外壁板を備えたバルコニー
の手摺り壁構造であって、 前記手摺りフレームの長手方向に間隔をあけて配設され
ている支柱の下端部を前記鉄筋コンクリート系床版の先
端部に沿って埋設・固定することにより、前記手摺りフ
レームを前記鉄筋コンクリート系床版の先端部に垂直に
立設し、 前記手摺りフレームの外面の適所に、前記外壁板を固設
したことを特徴とするバルコニー等の手摺り壁構造。 - 【請求項2】 前記外壁板が押出成形板である請求項1
記載のバルコニー等の手摺り壁構造。 - 【請求項3】 前記鉄筋コンクリート系床版の先端垂直
壁を第2押出成形板で構成するとともに、第2押出成形
板および前記押出成形板の外面に共通のタイルを貼り付
け、前記押出成形板側タイルと前記第2押出成形板側タ
イルの隙間をシーリングした請求項2記載のバルコニー
等の手摺り壁構造。 - 【請求項4】 前記支柱の下部に、前記押出成形板の垂
直方向に貫通する中空部に挿入可能な突起を備えた取付
金物を外向きに突設し、取付金物の突起を前記押出成形
板の中空部に嵌挿するとともに、前記押出成形板の中空
部に嵌挿可能な突起を備えた蓋板兼用取付金物を、その
突起を前記押出成形板の中空部に下向きに嵌挿し前記取
付金物とで前記押出成形板を挟持して前記支柱の上部に
取り付けた請求項2又は3記載のバルコニー等の手摺り
壁構造。 - 【請求項5】 前記支柱の下部に、前記押出成形板の垂
直方向に貫通する中空部に挿入可能な突起を備えた取付
金物を外向きに突設し、取付金物の突起を前記押出成形
板の中空部に嵌挿するとともに、前記押出成形板の上端
部に嵌合可能な門形で内面にクッション材を装着した蓋
板兼用取付金物を、その凹所を前記押出成形板の上端部
に下向きに嵌着し前記取付金物とで前記押出成形板を挟
持して前記支柱の上部に取り付けた請求項2又は3記載
のバルコニー等の手摺り壁構造。 - 【請求項6】 前記外壁板および前記第2押出成形板を
あらかじめ前記手摺りフレームに一体化した請求項1〜
5のいずれかに記載のバルコニー等の手摺り壁構造。 - 【請求項7】 建物の垂直な外壁から外方へほぼ水平に
張り出して鉄筋コンクリート系床版を型枠等を用いて現
場打ちにより形設し、 前記鉄筋コンクリート製床版の先端部に沿って所定の間
隔をあけて複数の孔を穿設し、 プレキャスト手摺りフレームを、その長手方向に所定の
間隔で設けた支柱の下端部を前記各孔に挿入したのちモ
ルタル等を流し込んで埋設・固定することにより立設
し、 前記手摺りフレームの外面の適所に、プレキャスト外壁
板を取付金物を介して固設することを特徴とするバルコ
ニー等の手摺り壁の施工方法。 - 【請求項8】 前記外壁板および前記第2押出成形板
を、あらかじめ前記手摺りフレームに一体化した請求項
7記載のバルコニー等の手摺り壁の施工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7927597A JPH10273928A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | バルコニー等の手摺り壁構造とその施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7927597A JPH10273928A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | バルコニー等の手摺り壁構造とその施工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10273928A true JPH10273928A (ja) | 1998-10-13 |
Family
ID=13685325
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7927597A Pending JPH10273928A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | バルコニー等の手摺り壁構造とその施工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10273928A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100567381B1 (ko) | 2005-12-19 | 2006-04-03 | (주)원양건축사사무소 | 건축물 옥상 벽체 강화구조물 |
-
1997
- 1997-03-31 JP JP7927597A patent/JPH10273928A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100567381B1 (ko) | 2005-12-19 | 2006-04-03 | (주)원양건축사사무소 | 건축물 옥상 벽체 강화구조물 |
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