JPH1027396A - 多値記録媒体及びその記録再生装置 - Google Patents

多値記録媒体及びその記録再生装置

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JPH1027396A
JPH1027396A JP18289996A JP18289996A JPH1027396A JP H1027396 A JPH1027396 A JP H1027396A JP 18289996 A JP18289996 A JP 18289996A JP 18289996 A JP18289996 A JP 18289996A JP H1027396 A JPH1027396 A JP H1027396A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多値記録と2値記録との互換性を有する多値
記録媒体に記録されたユーザーデータを正確に再現する
ための多値記録媒体及びその記録再生装置を提供し、ま
た、同一の多値記録媒体上に多値記録で記録した部分と
2値記録で記録した部分が混在するような場合にも、ユ
ーザーデータを安定して再生することが可能な新規な多
値記録媒体及びその記録再生装置を提供することにあ
る。 【解決手段】 ユーザーデータを多値記録と2値記録の
いずれを用いてユーザーデータを記録したかを判別可能
な補助情報を用いて、ユーザーデータ再生時の波形等化
を適応的に制御する。その際、誤り訂正用の冗長ビット
を用いて誤り訂正処理を行って、ユーザーデータ再生時
のトラッキングサーボを制御することが望ましい。誤り
訂正用の冗長ビットを用いて誤り訂正処理を行うことに
より、補助情報を正確に生可能となり、結局ユーザーデ
ータ再生時の信頼性が高まる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は多値記録可能な多値
記録媒体及びその記録再生装置に関し、さらに詳細に
は、多値情報と2値情報が混在して記録されていても安
定な再生が可能な多値記録媒体及びその記録再生装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスクや光磁気ディスクのような
記録媒体の記録密度を向上させる手段として、多値情報
を記録する多値記録方法が注目されている。例えば、本
出願人らは、特願平7−109676号において、2層
の磁性層を有する光磁気記録媒体に、光照射の下で4種
類の変調強度の外部磁界を印加することにより4値情報
を記録し、それを再生する方法を示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術では次の問題がある。すなわち、線記録密度が
高くなるにつれて、多値記録と2値記録とで互換性を保
ちつつ安定に記録再生することが困難になるという問題
である。すなわち、2値記録で記録されたユーザーデー
タを多値記録の再生装置で再生したり、逆に多値記録で
記録されたユーザーデータを2値記録の再生装置で再生
したりすることが必ずしも安定してはできない。これは
多値記録した孤立波形と2値記録した孤立波形の形状を
同一にすることが困難であることに起因している。この
ため、同一の多値記録媒体上に多値記録で記録した部分
と2値記録で記録した部分が混在するような場合には、
再生時の不安定さが特に深刻な問題となる。
【0004】本発明の目的は、上記のような不都合を軽
減し、多値記録と2値記録との互換性を有する多値記録
媒体に記録されたユーザーデータを正確に再現するため
の多値記録媒体及びその記録再生装置を提供することに
ある。
【0005】また、本発明の別の目的は、同一の多値記
録媒体上に多値記録で記録した部分と2値記録で記録し
た部分が混在するような場合にも、ユーザーデータを安
定して再生することが可能な新規な多値記録媒体及びそ
の記録再生装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様に従
えば、ユーザーデータを記録可能なユーザーデータ領域
に記録されたマークあたりの情報が多値情報と2値情報
に切り替わる境界部分に、2値情報を記録する際の変調
方式の記録パターンには存在しない記録パターンを記録
する境界領域を設けることを特徴とする多値記録媒体が
提供される。
【0007】本発明の第1の態様の、2値情報を記録す
る際の変調方式の記録パターンには存在しない記録パタ
ーンとしては、例えば2値情報を記録する際の変調方式
としてRLL(2,7)方式を用いた場合には、101
01010といったランレングスが1となる記録パター
ンを用いることができる。境界領域の記録パターンが2
値記録の変調方式では使用しないパターンであることを
あらかじめ設定した装置によって、2値記録と4値記録
の境界部へのアクセスの確実さを増すことができる。
【0008】本発明の第2の態様に従えば、多値記録と
2値記録のいずれの記録方式を用いてもユーザーデータ
の再生を可能とする多値記録媒体において、多値記録と
2値記録のいずれを用いてユーザーデータを記録したか
を判別可能な補助情報が該多値記録媒体に格納されてい
ることを特徴とする多値記録媒体が提供される。
【0009】本発明の第2の態様の、多値記録と2値記
録のいずれを用いてユーザーデータを記録したかを判別
可能な補助情報には、記録時の変調符号化方式に対応す
る情報系列を含んでもよい。また補助情報には誤り訂正
用の冗長ビットを付加することが望ましい。誤り訂正用
の冗長ビット付加によって、補助情報を読み出す際の信
頼性が高まる。
【0010】本発明の第2の態様の上記補助情報は、ユ
ーザーデータを記録する際に多値記録媒体に記録され
る。上記補助情報は、記録が多値記録であったか、2値
記録であったかを判別可能とする識別情報を含むため、
ユーザーデータを再生する際に適応的な処理が可能とな
る。すなわち、ユーザーデータ記録時に多値記録であっ
たと判別した場合と、ユーザーデータ記録時に多値記録
であったと判別した場合とでは、再生にあたっての波形
等化を適応的に切り替えて再生処理を実行できる。補助
情報に含まれている変調符号化方式に対応する情報系列
を再生した信号の特性を利用して補正することができ
る。
【0011】次に、本発明の第3の態様に従えば、ユー
ザーデータが記録される際に、多値記録で記録されたユ
ーザーデータと、2値記録で記録されたユーザーデータ
が同一多値記録媒体上に混在して記録されていることを
特徴とする多値記録媒体が提供される。
【0012】本発明の第3の態様においては、補助情報
中の、記録が多値記録であったか、2値記録であったか
を判別可能とする識別情報が、ユーザーデータの物理ア
ドレスと対応可能とする。このため、ユーザーデータ再
生時に上記識別情報を利用して、再生を所望するアドレ
スのユーザーデータが記録時に多値記録であったか、2
値記録であったかを判別できる。記録時に多値記録か、
2値記録かを判別した後は、本発明の第1の態様同様
に、ユーザーデータを再生する際に適応的な処理が可能
となる。また、補助情報の有無を判別するための情報
と、補助情報の、多値記録媒体上の格納位置を指定可能
な情報が、SFP(Standard Formatted Part)領域に含
有されていることが好ましい。これには、例えば従来の
SFP領域でリザーブとなっていた部分を用いることで
対応できる。
【0013】本発明の第4の態様に従えば、多値記録媒
体の欠陥に関する情報を記録するデータ領域が、多値記
録と2値記録とでは異なるデータ領域であることを特徴
とする多値記録媒体が提供される。
【0014】本発明の第1〜4の態様に従う多値記録媒
体を記録再生するための記録再生装置は、ユーザーデー
タを多値記録と2値記録のいずれを用いてユーザーデー
タを記録したかを判別可能な補助情報を用いて、ユーザ
ーデータ再生時の波形等化を適応的に制御する。その
際、誤り訂正用の冗長ビットを用いて誤り訂正処理を行
って、ユーザーデータ再生時のトラッキングサーボを制
御することが望ましい。誤り訂正用の冗長ビットを用い
て誤り訂正処理を行うことにより、補助情報を正確に生
可能となり、結局ユーザーデータ再生時の信頼性が高ま
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の多値記録媒体及び
その記録再生装置の実施の形態及び実施例を図面を参照
しながら説明する。
【0016】最初に、図1を用いて、本発明の多値記録
媒体上の1トラック内で2値記録領域と多値記録領域が
切り替わる一例を説明する。図1は本発明の境界領域を
説明するための概念図である。図1に示すように、記録
媒体上の1トラック内で2値記録領域と多値記録領域が
切り替わる境界部に境界領域を設ける。境界領域には2
値情報を記録する際の変調方式の記録パターンには存在
しない記録パターンを記録する。2値情報を記録する際
の変調方式の記録パターンには存在しない記録パターン
としては、例えば2値情報を記録する際の変調方式とし
てRLL(2,7)方式を用いた場合には、10101
010といったランレングスが1となる記録パターンを
用いればよい。
【0017】次に、図2を用いて、本発明の多値記録媒
体からMO信号として再生した波形を、多値記録領域、
2値記録領域、境界領域で比較する。図2は波形等化を
する前の再生波形を概念的に示したものである。図2か
ら、多値記録領域と2値記録領域においては再生時の波
形が異なるため、適応的に波形等化を行う方が好適であ
ることがわかる。また図2の境界領域再生波形は2値記
録領域では現れないパターンであるため、再生時に装置
側で境界領域を容易に検出できることがわかる。但し、
多値記録領域の記録パターンを2値記録パターンとして
捉えた場合に、偶然に境界領域のパターンと等しくなる
可能性があるため、例えばサンプルサーボ方式によるア
ドレス管理を併用することが好ましい。
【0018】そこで、アドレス管理を可能にするため
に、図4に示すように、多値/2値補助情報領域を設け
る。多値/2値補助情報領域に記録される多値/2値補
助情報は、多値記録と2値記録のいずれを用いてユーザ
ーデータを記録したかを判別可能な補助情報のことであ
る。図4に示すように、本発明の多値記録媒体上には、
反射領域、コントロール・トラックPEP領域、遷移領
域、コントロール・トラックSFP領域(SFP1)、
製造者用データ領域(Mnfctr1)、多値/2値補
助情報領域(SUB1)、ユーザーデータ領域、 多値
/2値補助情報領域(SUB2)、製造者用データ領域
(Mnfctr2)、コントロール・トラックSFP領
域(SFP2)、リード・アウト領域が配置されてい
る。コントロール・トラックPEP領域には、変調方式
や誤り訂正方式等に関する情報が含まれている。コント
ロール・トラックSFP領域(SFP1)、(SFP
2)には、PEPと同じ情報、媒体情報、システム情
報、リザーブが含まれる。本発明においては、多値/2
値補助情報領域(SUB1)、(SUB2)の有無及び
配置に関する情報を、コントロール・トラックSFP領
域(SFP1)、(SFP2)に格納することが好まし
い。製造者用データ領域(Mnfctr1)、(Mnf
ctr2)は、製造者テスト用領域をガード・バンドで
挟む構成とする。図4においては、ユーザーデータ領域
を、多値/2値補助情報領域(SUB1)と多値/2値
補助情報領域(SUB2)で挟む構成としている。多値
/2値補助情報領域(SUB1)と多値/2値補助情報
領域(SUB2)には、通常のユーザーはアクセスでき
ないような応用システムを構築することが望ましい。
【0019】次に、多値/2値補助情報領域(SUB
1)及び多値/2値補助情報領域(SUB2)に記録さ
れるデータ構造の一例について説明する。本発明の多値
/2値補助情報領域(SUB1)及び多値/2値補助情
報領域(SUB2)に記録する場合のデータ構造の一例
を図5に示す。多値/2値補助情報自体は、2値記録で
記録する。図5においては、多値/2値補助情報領域
(SUB1)及び多値/2値補助情報領域(SUB2)
の各々で、図中のSTART1とSTART2から同じ
データを記録し始めていくことにする。 すなわち、多
値/2値補助情報がユーザーデータ領域の開始部分と終
始部分に2領域ずつ位置するため、同じ多値/2値補助
情報が多値記録媒体上の4箇所に記録されることにな
る。これにより、多値/2値補助情報の再生にあたって
の確実さが増す。START1とSTART2のトラッ
クアドレス及びセクターアドレスは、図5に示すように
多値/2値補助情報領域のちょうど中間にSTART2
が配置されるようにするのが好ましい。これはSTAR
T1とSTART2のトラックアドレス及びセクターア
ドレスが近すぎると一方の付近に欠陥があった場合に両
方とも誤った情報となる可能性が大きくなってしまうか
らである。 START1とSTART2には特定のパ
ターンの2値系列を格納しておき、 多値/2値補助情
報領域の開始位置検出を確実にする。
【0020】次に、上記の多値/2値補助情報が有する
情報について更に説明する。上記の多値/2値補助情報
は、記録時に多値記録と2値記録のいずれを選択したか
を判別可能とする識別情報を含み、記録したユーザーデ
ータの物理アドレスに対応できることが望まれる。それ
には、例えば多値記録媒体の全てのセクターに1ビット
を割り当てておき、多値記録で記録時にアクセスしたセ
クターに対応するビットは1を記録し、2値記録で記録
時にアクセスしたセクターに対応するビットは0を記録
するとしておけばよい。あるいは、FAT(File Alloca
tion Table)形式の、ユーザーデータが記録されたアド
レス、多値記録と2値記録との判別情報を多値/2値補
助情報としてもよい。 多値/2値補助情報には、記録
時の変調符号化方式に対応する情報系列を含んでもよ
い。また多値/2値補助情報には誤り訂正用の冗長ビッ
トを付加してもよい。
【0021】なお、ユーザーデータ領域の開始部分と終
始部分には、通常DDS(Disk Definition Structure)
が配置する。DDSはDMA(Defect Management Area)
の位置を示すために用いられている。DMAは、ディス
ク上の誤り訂正不可能な欠陥に関する情報を記録する領
域で、従来はユーザーデータ領域の開始部分と終始部分
に2領域ずつ位置している。 DMAの最初のセクター
はDDSが配置され、PDL(Primary Defect List)及
びSDL(Secondary Defect List)に関する情報をDD
Sは有する。ここでSDLには、多値記録媒体の欠陥に
関する情報を、多値記録と2値記録とでは異なるデータ
領域に記録してもよい。こうすることによって、再生が
多値記録と2値記録のいずれかに応じて、適応的なディ
フェクト・マネージメントが可能となる。但し、この場
合、ユーザーが記録可能なデータ容量が少なくなる危険
があることを考慮しておく必要がある。
【0022】次に、本発明の多値記録媒体記録再生装置
の構成を説明する。図3は、本発明の多値記録媒体記録
再生装置の構成を説明するための構成図である。図3に
示すように、本発明の多値記録媒体記録再生装置は、多
値記録媒体を回転駆動するためのターンテーブルと、記
録再生のためのレーザー光を多値記録媒体に照射するた
めの光学系と、光磁気記録のために外部磁界を引加する
ための外部磁界印加用コイルと、再生光からの偏光成分
を成分を検出してMO信号及びRF信号を検出するため
の検出系と、多値記録と2値記録の再生の互換性を安定
に保つための多値/2値補正回路から構成されている。
ここで、外部磁界印加用コイルは電源を内部に含む磁界
制御装置及びドライバに連結される。またレーザーはそ
のドライバにより照射タイミング及び出力が制御され、
磁界制御装置及びドライバはレーザーからのレーザー光
照射タイミングと同期して外部磁界が印加されるように
図示しない主制御装置により統括的に制御される。本発
明においては、既に説明したように多値記録と2値記録
の再生の安定性を高めるために、多値/2値補助情報を
多値記録媒体に記録するから、外部磁界印加用コイルに
連結したドライバとレーザーに連結したドライバの両方
が、多値/2値補助情報生成部分と連結する。 MO信
号及びRF信号の検出系は、記録光または再生光のフォ
ーカスエラーを検出するための検出器と、λ/2波長板
と位相板と、P偏光とS偏光を分離するための偏光ビー
ムスプリッターと、各偏光成分を検出するための検出器
と、さらにそれらの偏光成分検出器の出力からMO信号
及びRF信号を求めるMO信号/RF信号検出部分とを
含む。
【0023】記録時には、ドライバにより記録用レーザ
ー出力に調節されたレーザー光が、レーザーからビーム
スプリッターを介して多値記録媒体に照射される。この
時、レーザー光の照射に同期して外部磁界印加用コイル
から外部磁界がその記録部に印加されて光磁気記録が実
行される。記録レーザー光により局所的に加熱されて記
録層のキュリー温度を超えた部分の磁化の向きは、主制
御装置からの記録信号に基づいて印加された外部磁界に
よって制御される。ユーザーデータ記録時において、外
部磁界印加用コイルに連結したドライバとレーザーに連
結したドライバは、連結した多値/2値補助情報生成部
分から生成される多値/2値補助情報を、既に説明した
多値/2値補助情報領域に記録する。
【0024】記録されたデータを再生する場合には、ド
ライバにより再生用レーザー光強度に調節されたレーザ
ー光が、レーザーからビームスプリッターを介して多値
記録媒体に照射される。多値記録媒体からの反射光は、
ビームスプリッターで反射し、波長板及び位相板を介し
て、偏光ビームスプリッターに入射する。偏光ビームス
プリッターでは、直交する二つの偏光成分に分離し、そ
れぞれ対応する検出器で検出される。それらの検出され
たP偏向成分及びS偏向成分から、 MO信号/RF信
号検出部分でMO信号及びRF信号を求める。 MO信
号は多値/2値適応型波形等化回路に入力されて、RF
信号を用いてのクロック発生と平行して、A/D変換さ
れていき、発生したクロックを用いて再生データへと復
号する。なお、境界領域を含むユーザーデータ領域内の
アドレスにアクセスする場合は、復号の際に、A/D変
換された再生パターンが境界領域の再生パターンを含ん
でいることを確認することによって、再生信号の安定性
を高める。
【0025】この際、ユーザーデータ領域に記録されて
いるユーザーデータを再生する前に、必ず多値/2値補
助情報領域を再生することにする。 多値/2値補助情
報領域は、既に説明したように、多値記録媒体上に4箇
所も同じデータが記録されており、誤り訂正も可能であ
るため、確実なデータ再生が可能である。そこで、まず
多値/2値補助情報検出部分で多値/2値補助情報を検
出し、多値/2値適応型波形等化回路に入力する。多値
/2値適応型波形等化回路では、ユーザーデータ再生時
に、多値/2値補助情報に基づいて、適応的に波形等化
を行う。すなわち、多値記録領域の再生には多値記録用
の波形等化を、2値記録領域の再生には2値記録用の波
形等化を行う。このように適応的に波形等化されたMO
信号及びRF信号は、クロック発生と平行して、A/D
変換されていき、発生したクロックを用いて再生データ
へと復号され、安定したユーザーデータの再生が可能と
なる。
【0026】
【発明の効果】本発明によると、ユーザーデータを記録
可能なユーザーデータ領域に記録されたマークあたりの
情報が多値情報と2値情報に切り替わる境界部分に、2
値情報を記録する際の変調方式の記録パターンには存在
しない記録パターンを記録する境界領域を設けた構成で
あるため、境界領域の記録パターンが2値記録の変調方
式では使用しないパターンであることをあらかじめ設定
した装置によって、2値記録と4値記録の境界部へのア
クセスの安定性を高めることが可能となる。
【0027】また、多値/2値補助情報として、再生を
所望するアドレスのユーザーデータが記録が多値記録で
あったか、2値記録であったかを判別可能とする識別情
報を格納する構成をとったため、再生時に適応的な波形
等化が可能となり、再生時の安定性をさらに高めること
ができる。これによって、同一の多値記録媒体上に多値
記録と2値記録で記録されたユーザーデータが混在する
ことが可能となる。
【0028】さらに、多値/2値補助情報には誤り訂正
用の冗長ビットを付加するため、誤り訂正処理が可能と
なり、補助情報を高い信頼度で正確に読み出すことが可
能となる。正確な補助情報を利用することによって、不
安定なユーザーデータ再生を回避できる。
【0029】また、多値記録媒体の欠陥に関する情報を
記録するデータ領域が、多値記録と2値記録とでは異な
るデータ領域であることを特徴とする多値記録媒体によ
って、各々の方式におけるディフェクトマネージメント
が安定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多値記録媒体上の1トラック内に境界
領域が配置された一例を示す概念図である。
【図2】本発明の記録媒体を用いての再生波形の一例で
ある。
【図3】本発明の多値記録媒体記録再生装置の構成を説
明するための構成図である。
【図4】本発明の多値記録媒体上の各データ領域配置の
一例を示す概念図である。
【図5】本発明の多値記録媒体上の多値/2値補助情報
のデータ構造の一例を示す概念図である。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部磁界を印加することによって多値情
    報を記録することが可能な多値記録媒体において、ユー
    ザーデータを記録可能なユーザーデータ領域に記録され
    たマークあたりの情報が多値情報と2値情報に切り替わ
    る境界部分に、2値情報を記録する際の変調方式の記録
    パターンには存在しない記録パターンを記録する境界領
    域を設けることを特徴とする多値記録媒体。
  2. 【請求項2】 外部磁界を印加することによって多値情
    報を記録することが可能な多値記録媒体において、ユー
    ザーデータを記録可能なユーザーデータ領域に記録され
    たマークあたりの情報が多値情報であるか2値情報であ
    るかを判別可能な補助情報が、上記多値記録媒体に格納
    されていることを特徴とする多値記録媒体。
  3. 【請求項3】 上記ユーザーデータ領域に記録されたマ
    ークあたりの情報が多値情報であるか2値情報であるか
    を判別可能な補助情報が、上記ユーザーデータ領域とは
    異なるデータ領域に格納されていることを特徴とする請
    求項1あるいは2に記載の多値記録媒体。
  4. 【請求項4】 上記ユーザーデータ領域に記録されたマ
    ークあたりの情報が多値情報であるか2値情報であるか
    を判別可能な補助情報に、誤り訂正用の冗長ビットを付
    加することを特徴とする請求項1あるいは2に記載の多
    値記録媒体。
  5. 【請求項5】 上記ユーザーデータ領域に、多値情報が
    記録されたユーザーデータと、2値情報が記録されたユ
    ーザーデータが同一多値記録媒体上に混在して記録され
    ていることを特徴とする請求項1あるいは2に記載の多
    値記録媒体。
  6. 【請求項6】 上記ユーザーデータ領域に記録されたマ
    ークあたりの情報が多値情報であるか2値情報であるか
    を判別可能な補助情報が、ユーザーデータの物理アドレ
    スと対応可能なことを特徴とする請求項1〜5のいずれ
    かに記載の多値記録媒体。
  7. 【請求項7】 上記ユーザーデータ領域に記録されたマ
    ークあたりの情報が多値情報であるか2値情報であるか
    を判別可能な補助情報の有無を判別するための情報が、
    SFP領域に含有されていることを特徴とする請求項1
    〜6のいずれかに記載の多値記録媒体。
  8. 【請求項8】 上記ユーザーデータ領域に記録されたマ
    ークあたりの情報が多値情報であるか2値情報であるか
    を判別可能な補助情報の、多値記録媒体上の格納位置を
    指定可能な情報が、SFP領域に含有されていることを
    特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の多値記録媒
    体。
  9. 【請求項9】 多値記録媒体の欠陥に関する情報を記録
    するデータ領域が、多値記録と2値記録とでは異なるデ
    ータ領域であることを特徴とする請求項1〜8のいずれ
    かに記載の多値記録媒体。
  10. 【請求項10】 上記ユーザーデータ領域に記録された
    マークあたりの情報が多値情報であるか2値情報である
    かを判別可能な補助情報を用いて、ユーザーデータ再生
    時の波形等化を適応的に制御することを特徴とする請求
    項1〜9のいずれかに記載の多値記録媒体に記録再生を
    行うための記録再生装置。
  11. 【請求項11】 上記誤り訂正用の冗長ビットを用いて
    誤り訂正処理を行って、上記ユーザーデータ領域に記録
    されたマークあたりの情報が多値情報であるか2値情報
    であるかを判別することを特徴とする請求項10に記載
    の記録再生装置。
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Cited By (8)

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