JPH10274065A - 内燃機関のバルブ特性制御装置 - Google Patents
内燃機関のバルブ特性制御装置Info
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- JPH10274065A JPH10274065A JP9082617A JP8261797A JPH10274065A JP H10274065 A JPH10274065 A JP H10274065A JP 9082617 A JP9082617 A JP 9082617A JP 8261797 A JP8261797 A JP 8261797A JP H10274065 A JPH10274065 A JP H10274065A
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- valve
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
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- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】オイル異常を検出するためのセンサ等を設ける
ことなく、オイル粘度低下等のオイル異常を検出するこ
とのできる内燃機関のバルブ特性制御装置を提供する。 【解決手段】エンジン11のクランクシャフト15は、
タイミングベルト29によって、吸気及び排気バルブ2
3,24を開閉駆動するための吸気及び排気カムシャフ
ト25,26に連結される。吸気カムシャフト25には
オイルの油圧によって駆動されるバルブタイミング可変
機構(VVT機構)27が設けられ、同機構27の駆動
により吸気バルブ23の開閉タイミングが調整される。
電子制御ユニット92は、実際のVVT進角量がエンジ
ン11の運転状態に基づき算出される目標VVT進角量
に近づくよう、VVT機構27に供給されるオイルの油
圧を制御して同機構27を駆動する。そして、それら進
角量をそれぞれ積算して得られる目標積算値及び実積算
値の比に基づきオイルの異常が検出される。
ことなく、オイル粘度低下等のオイル異常を検出するこ
とのできる内燃機関のバルブ特性制御装置を提供する。 【解決手段】エンジン11のクランクシャフト15は、
タイミングベルト29によって、吸気及び排気バルブ2
3,24を開閉駆動するための吸気及び排気カムシャフ
ト25,26に連結される。吸気カムシャフト25には
オイルの油圧によって駆動されるバルブタイミング可変
機構(VVT機構)27が設けられ、同機構27の駆動
により吸気バルブ23の開閉タイミングが調整される。
電子制御ユニット92は、実際のVVT進角量がエンジ
ン11の運転状態に基づき算出される目標VVT進角量
に近づくよう、VVT機構27に供給されるオイルの油
圧を制御して同機構27を駆動する。そして、それら進
角量をそれぞれ積算して得られる目標積算値及び実積算
値の比に基づきオイルの異常が検出される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関に設けら
れたバルブの開閉特性を可変とする油圧式のバルブ特性
可変機構を備えたバルブ特性制御装置に係り、詳しくは
バルブ特性可変機構を駆動するためのオイルの異常を検
出する装置に関するものである。
れたバルブの開閉特性を可変とする油圧式のバルブ特性
可変機構を備えたバルブ特性制御装置に係り、詳しくは
バルブ特性可変機構を駆動するためのオイルの異常を検
出する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、車載用エンジン等の内燃機関
は、そのシリンダブロック内にピストンが往復移動可能
に設けられ、ピストンはコンロッドを介して内燃機関の
クランクシャフト(出力軸)に連結されている。そし
て、ピストンの往復移動は、コンロッドによりクランク
シャフトの回転へと変換されるようになっている。
は、そのシリンダブロック内にピストンが往復移動可能
に設けられ、ピストンはコンロッドを介して内燃機関の
クランクシャフト(出力軸)に連結されている。そし
て、ピストンの往復移動は、コンロッドによりクランク
シャフトの回転へと変換されるようになっている。
【0003】シリンダブロックにはシリンダヘッドが取
り付けられ、シリンダヘッドとピストンの頭部との間に
は燃焼室が設けられている。更に、シリンダヘッドに
は、燃焼室に連通する吸気通路及び排気通路と、燃焼室
内へ向けて燃料を噴射する燃料噴射弁と、燃焼室内の混
合ガスに対し点火を行なうための点火プラグとが設けら
れている。また、シリンダヘッドには、クランクシャフ
トの回転に伴って回転する吸気及び排気カムシャフト
と、吸気及び排気カムシャフトの回転により開閉駆動さ
れる吸気及び排気バルブとが設けられている。その吸気
バルブは開閉駆動されることにより燃焼室と吸気通路と
を連通・遮断し、排気バルブは開閉駆動されることによ
り燃焼室と排気通路とを連通・遮断する。
り付けられ、シリンダヘッドとピストンの頭部との間に
は燃焼室が設けられている。更に、シリンダヘッドに
は、燃焼室に連通する吸気通路及び排気通路と、燃焼室
内へ向けて燃料を噴射する燃料噴射弁と、燃焼室内の混
合ガスに対し点火を行なうための点火プラグとが設けら
れている。また、シリンダヘッドには、クランクシャフ
トの回転に伴って回転する吸気及び排気カムシャフト
と、吸気及び排気カムシャフトの回転により開閉駆動さ
れる吸気及び排気バルブとが設けられている。その吸気
バルブは開閉駆動されることにより燃焼室と吸気通路と
を連通・遮断し、排気バルブは開閉駆動されることによ
り燃焼室と排気通路とを連通・遮断する。
【0004】そして、内燃機関の吸気行程においては、
吸気バルブにより燃焼室と吸気通路とが連通されるとと
もに排気バルブにより燃焼室と排気通路とが遮断され、
ピストンの移動によって吸気通路を介して燃焼室へ空気
が吸入される。このとき、燃料噴射弁から燃焼室へ向か
って燃料が噴射され、その空気と燃料とからなる混合ガ
スが燃焼室に充填される。その後、内燃機関の圧縮行程
において、吸気バルブにより燃焼室と吸気通路とが遮断
され、ピストンの移動により燃焼室内の混合ガスが圧縮
される。圧縮された混合ガスは点火プラグにより点火さ
れて爆発し、その爆発力によりピストンが前記と逆方向
に移動して内燃機関は爆発行程に移る。その後、内燃機
関の排気行程において、排気バルブにより燃焼室と排気
通路とが連通され、ピストンの移動により燃焼室内の排
気ガスが排気通路を介して外部へ排出される。
吸気バルブにより燃焼室と吸気通路とが連通されるとと
もに排気バルブにより燃焼室と排気通路とが遮断され、
ピストンの移動によって吸気通路を介して燃焼室へ空気
が吸入される。このとき、燃料噴射弁から燃焼室へ向か
って燃料が噴射され、その空気と燃料とからなる混合ガ
スが燃焼室に充填される。その後、内燃機関の圧縮行程
において、吸気バルブにより燃焼室と吸気通路とが遮断
され、ピストンの移動により燃焼室内の混合ガスが圧縮
される。圧縮された混合ガスは点火プラグにより点火さ
れて爆発し、その爆発力によりピストンが前記と逆方向
に移動して内燃機関は爆発行程に移る。その後、内燃機
関の排気行程において、排気バルブにより燃焼室と排気
通路とが連通され、ピストンの移動により燃焼室内の排
気ガスが排気通路を介して外部へ排出される。
【0005】上記構成の内燃機関にあっては、出力の向
上やエミッションの低減等を意図して、吸気バルブや排
気バルブの開閉タイミング及びリフト量などの開閉特性
を適宜に変更することが行われる。このようにバルブ特
性を変更する装置としては、例えば特開平7−2337
43号公報に記載されたバルブタイミング制御装置が知
られている。
上やエミッションの低減等を意図して、吸気バルブや排
気バルブの開閉タイミング及びリフト量などの開閉特性
を適宜に変更することが行われる。このようにバルブ特
性を変更する装置としては、例えば特開平7−2337
43号公報に記載されたバルブタイミング制御装置が知
られている。
【0006】同装置は、例えば吸気カムシャフトのクラ
ンクシャフトに対する相対回転位相を変更させるように
移動する駆動部材と、駆動部材の移動方向両側に設けら
れた油圧室と、それら油圧室に対してオイルを供給する
油圧制御機構とを備えている。そして、油圧制御機構に
よって油圧室に適宜オイルを給排し、同オイルの油圧で
駆動部材を移動させることで、クランクシャフトに対す
る吸気カムシャフトの相対回転位相が変更される。この
ようにクランクシャフトに対する吸気カムシャフトの相
対回転位相を変更することで、吸気バルブの開閉タイミ
ングが変更されることとなる。
ンクシャフトに対する相対回転位相を変更させるように
移動する駆動部材と、駆動部材の移動方向両側に設けら
れた油圧室と、それら油圧室に対してオイルを供給する
油圧制御機構とを備えている。そして、油圧制御機構に
よって油圧室に適宜オイルを給排し、同オイルの油圧で
駆動部材を移動させることで、クランクシャフトに対す
る吸気カムシャフトの相対回転位相が変更される。この
ようにクランクシャフトに対する吸気カムシャフトの相
対回転位相を変更することで、吸気バルブの開閉タイミ
ングが変更されることとなる。
【0007】なお、こうしたバルブの開閉タイミングの
変更は、例えば内燃機関の低回転時に吸気バルブの開閉
タイミングを遅らせたり、内燃機関の高回転時に吸気バ
ルブの開閉タイミングを早めたりする際に行われる。こ
れは内燃機関の低回転時にはバルブオーバラップを短く
して回転の安定を図り、内燃機関の高回転時には吸気バ
ルブの開弁を早めて同機関の吸気効率を高めるためであ
る。
変更は、例えば内燃機関の低回転時に吸気バルブの開閉
タイミングを遅らせたり、内燃機関の高回転時に吸気バ
ルブの開閉タイミングを早めたりする際に行われる。こ
れは内燃機関の低回転時にはバルブオーバラップを短く
して回転の安定を図り、内燃機関の高回転時には吸気バ
ルブの開弁を早めて同機関の吸気効率を高めるためであ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、駆動部材を
移動させるために油圧室に供給されるオイルは、そのオ
イルによる油圧を効率よく駆動部材に伝達するという意
味において、ある程度の粘度を有していることが好まし
い。しかし実情として、オイルは、その使用とともに劣
化したりして粘度が低下する場合がある。また、同オイ
ルに燃料等が混じったりすることがあっても、その粘度
は低下する。そして、オイルの粘度がこうして低下する
場合には、その油圧を駆動部材に効率よく伝達すること
ができなくなり、結果としてバルブタイミング制御装置
の駆動応答性が低下するなど、ドライバビリティを悪化
させることとなる。
移動させるために油圧室に供給されるオイルは、そのオ
イルによる油圧を効率よく駆動部材に伝達するという意
味において、ある程度の粘度を有していることが好まし
い。しかし実情として、オイルは、その使用とともに劣
化したりして粘度が低下する場合がある。また、同オイ
ルに燃料等が混じったりすることがあっても、その粘度
は低下する。そして、オイルの粘度がこうして低下する
場合には、その油圧を駆動部材に効率よく伝達すること
ができなくなり、結果としてバルブタイミング制御装置
の駆動応答性が低下するなど、ドライバビリティを悪化
させることとなる。
【0009】なお、オイル粘度の低下等によるオイル異
常を検出する適宜のセンサを設け、そのセンサによるオ
イル異常の検出に基づいてオイル交換時期を判断するこ
とも考えられるが、この場合には上記センサを設けるた
めの手間や費用が無視できないものとなる。
常を検出する適宜のセンサを設け、そのセンサによるオ
イル異常の検出に基づいてオイル交換時期を判断するこ
とも考えられるが、この場合には上記センサを設けるた
めの手間や費用が無視できないものとなる。
【0010】本発明はこのような実情に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、オイル異常を検出するため
のセンサ等を設けることなく、オイル粘度低下等のオイ
ル異常を検出することのできる内燃機関のバルブ特性制
御装置を提供することにある。
ものであって、その目的は、オイル異常を検出するため
のセンサ等を設けることなく、オイル粘度低下等のオイ
ル異常を検出することのできる内燃機関のバルブ特性制
御装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成させるた
め、請求項1記載の発明では、内燃機関におけるバルブ
の開閉特性を変化させるバルブ特性可変機構と、前記バ
ルブ特性可変機構にオイルの給排を行って同機構を油圧
駆動する駆動手段と、内燃機関の運転状態を検出する運
転状態検出手段と、前記運転状態検出手段の検出結果に
基づき前記バルブの開閉特性目標値を決定する目標値決
定手段と、前記バルブの実際の開閉特性を検出する実特
性検出手段と、前記バルブの開閉特性目標値と実際の開
閉特性とに基づき前記駆動手段を制御する制御手段と、
前記検出されるバルブの実際の開閉特性の特性推移に基
づいて、前記バルブ特性可変機構に給排されるオイルの
異常を検出するオイル異常検出手段とを備えた。
め、請求項1記載の発明では、内燃機関におけるバルブ
の開閉特性を変化させるバルブ特性可変機構と、前記バ
ルブ特性可変機構にオイルの給排を行って同機構を油圧
駆動する駆動手段と、内燃機関の運転状態を検出する運
転状態検出手段と、前記運転状態検出手段の検出結果に
基づき前記バルブの開閉特性目標値を決定する目標値決
定手段と、前記バルブの実際の開閉特性を検出する実特
性検出手段と、前記バルブの開閉特性目標値と実際の開
閉特性とに基づき前記駆動手段を制御する制御手段と、
前記検出されるバルブの実際の開閉特性の特性推移に基
づいて、前記バルブ特性可変機構に給排されるオイルの
異常を検出するオイル異常検出手段とを備えた。
【0012】同構成にあっては、バルブの開閉特性目標
値と実際の開閉特性とに基づき、バルブ特性可変機構に
オイルの給排を行って同機構を油圧制御する。このと
き、オイル異常検出手段がバルブの実際の開閉特性の特
性推移に基づきオイルの異常を検出するため、オイル異
常を検出するためのセンサ等を設けることなく同オイル
異常を検出することができるようになる。
値と実際の開閉特性とに基づき、バルブ特性可変機構に
オイルの給排を行って同機構を油圧制御する。このと
き、オイル異常検出手段がバルブの実際の開閉特性の特
性推移に基づきオイルの異常を検出するため、オイル異
常を検出するためのセンサ等を設けることなく同オイル
異常を検出することができるようになる。
【0013】請求項2記載の発明では、前記オイル異常
検出手段は、内燃機関の運転状態に基づき変化する前記
バルブの開閉特性目標値を積算して得られる目標積算値
と、同じく内燃機関の運転状態に基づき変化する前記バ
ルブの実際の開閉特性を積算して得られる実特性積算値
とに基づいてオイル異常を検出するものとした。
検出手段は、内燃機関の運転状態に基づき変化する前記
バルブの開閉特性目標値を積算して得られる目標積算値
と、同じく内燃機関の運転状態に基づき変化する前記バ
ルブの実際の開閉特性を積算して得られる実特性積算値
とに基づいてオイル異常を検出するものとした。
【0014】一般に、バルブの開閉特性目標値と実際の
開閉特性とは、内燃機関の運転状態に基づき頻繁に変動
する。しかし、同構成にあっては、それら開閉特性目標
値及び実際の開閉特性を積算して得られる目標積算値及
び実特性積算値に基づきオイル異常を検出するため、上
記開閉特性目標値及び実際の開閉特性が頻繁に変動する
にも拘らず、オイル異常を的確に検出することができる
ようになる。
開閉特性とは、内燃機関の運転状態に基づき頻繁に変動
する。しかし、同構成にあっては、それら開閉特性目標
値及び実際の開閉特性を積算して得られる目標積算値及
び実特性積算値に基づきオイル異常を検出するため、上
記開閉特性目標値及び実際の開閉特性が頻繁に変動する
にも拘らず、オイル異常を的確に検出することができる
ようになる。
【0015】請求項3記載の発明では、前記オイル異常
検出手段は、前記バルブにおける実際の開閉特性の変化
速度を測定し、その測定した変化速度に基づいて、前記
バルブ特性可変機構に給排されるオイルの異常を検出す
るものとした。
検出手段は、前記バルブにおける実際の開閉特性の変化
速度を測定し、その測定した変化速度に基づいて、前記
バルブ特性可変機構に給排されるオイルの異常を検出す
るものとした。
【0016】同構成によれば、バルブにおける実際の開
閉特性の変化速度から同開閉特性の特性推移を知ること
ができるため、その開閉特性の変化速度に基づきオイル
異常を的確に検出することができるようになる。
閉特性の変化速度から同開閉特性の特性推移を知ること
ができるため、その開閉特性の変化速度に基づきオイル
異常を的確に検出することができるようになる。
【0017】請求項4記載の発明では、前記オイル異常
検出手段は、前記バルブの実際の開閉特性が、同バルブ
の開閉特性目標値に達するまでの時間に基づいて、前記
バルブ特性可変機構に給排されるオイルの異常を検出す
るものとした。
検出手段は、前記バルブの実際の開閉特性が、同バルブ
の開閉特性目標値に達するまでの時間に基づいて、前記
バルブ特性可変機構に給排されるオイルの異常を検出す
るものとした。
【0018】同構成によれば、バルブにおける実際の開
閉特性が開閉特性目標値に達するまでの時間から同開閉
特性の特性推移を知ることができるため、その時間に基
づきオイル異常を的確に検出することができるようにな
る。
閉特性が開閉特性目標値に達するまでの時間から同開閉
特性の特性推移を知ることができるため、その時間に基
づきオイル異常を的確に検出することができるようにな
る。
【0019】請求項5記載の発明では、前記バルブ特性
可変機構に給排されるオイルの温度を検出若しくは推定
する手段を更に備え、前記オイル異常検出手段は、前記
検出若しくは推定されるオイルの温度が所定の温度領域
にあることを条件に前記オイル異常の検出を行うものと
した。
可変機構に給排されるオイルの温度を検出若しくは推定
する手段を更に備え、前記オイル異常検出手段は、前記
検出若しくは推定されるオイルの温度が所定の温度領域
にあることを条件に前記オイル異常の検出を行うものと
した。
【0020】一般に、オイル粘度の低下に基づきバルブ
特性可変機構の駆動応答性が低下し易いオイル温度領域
では、オイルが正常な場合と粘度低下した場合とで同機
構の駆動応答性が大きく異なる。そのため、同構成にお
いて、上記オイル温度領域にてオイル異常の検出を行う
ことにより、オイル粘度の低下によるオイルの異常を検
出し易くなる。
特性可変機構の駆動応答性が低下し易いオイル温度領域
では、オイルが正常な場合と粘度低下した場合とで同機
構の駆動応答性が大きく異なる。そのため、同構成にお
いて、上記オイル温度領域にてオイル異常の検出を行う
ことにより、オイル粘度の低下によるオイルの異常を検
出し易くなる。
【0021】請求項6記載の発明では、前記オイルの供
給量を求める手段を更に備え、前記オイル異常検出手段
は、前記求まるオイル供給量が所定の範囲にあることを
条件に前記オイル異常の検出を行うものとした。
給量を求める手段を更に備え、前記オイル異常検出手段
は、前記求まるオイル供給量が所定の範囲にあることを
条件に前記オイル異常の検出を行うものとした。
【0022】一般に、バルブ特性可変機構へ供給される
オイルの量が少なくなるオイル供給量領域では、オイル
が正常な場合と粘度低下した場合とで同機構の駆動応答
性が大きく異なる。そのため、同構成において、上記オ
イル供給量領域にてオイル異常の検出を行うことによ
り、オイル粘度の低下によるオイルの異常を検出し易く
なる。
オイルの量が少なくなるオイル供給量領域では、オイル
が正常な場合と粘度低下した場合とで同機構の駆動応答
性が大きく異なる。そのため、同構成において、上記オ
イル供給量領域にてオイル異常の検出を行うことによ
り、オイル粘度の低下によるオイルの異常を検出し易く
なる。
【0023】請求項7記載の発明では、前記オイル異常
検出手段が前記バルブ特性可変機構に給排されるオイル
の異常を検出したとき、内燃機関における運転状態のフ
ェイルセーフを実行するフェイルセーフ手段を更に備え
た。
検出手段が前記バルブ特性可変機構に給排されるオイル
の異常を検出したとき、内燃機関における運転状態のフ
ェイルセーフを実行するフェイルセーフ手段を更に備え
た。
【0024】同構成によれば、バルブ特性可変機構に給
排されるオイルの異常が発生したとき、フェイルセーフ
手段によって内燃機関の運転状態のフェイルセーフが実
行されるため、オイル異常時にも同機関の運転状態をオ
イル正常時と同じ状態に保持することができるようにな
る。
排されるオイルの異常が発生したとき、フェイルセーフ
手段によって内燃機関の運転状態のフェイルセーフが実
行されるため、オイル異常時にも同機関の運転状態をオ
イル正常時と同じ状態に保持することができるようにな
る。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるバルブタイ
ミング制御装置を、直列4気筒の車載用エンジンに適用
した一実施形態を図1〜図8に従って説明する。
ミング制御装置を、直列4気筒の車載用エンジンに適用
した一実施形態を図1〜図8に従って説明する。
【0026】図1に示すように、エンジン11は、往復
移動するピストン12が設けられたシリンダブロック1
3と、シリンダブロック13の下側に設けられたオイル
パン13aと、シリンダブロック13の上側に設けられ
たシリンダヘッド14とから構成されている。このエン
ジン11の下部には出力軸であるクランクシャフト15
が回転可能に支持され、同クランクシャフト15にはコ
ンロッド16を介してピストン12が連結されている。
そして、ピストン12の往復移動は、そのコンロッド1
6によって、クランクシャフト15の回転へと変換され
るようになっている。
移動するピストン12が設けられたシリンダブロック1
3と、シリンダブロック13の下側に設けられたオイル
パン13aと、シリンダブロック13の上側に設けられ
たシリンダヘッド14とから構成されている。このエン
ジン11の下部には出力軸であるクランクシャフト15
が回転可能に支持され、同クランクシャフト15にはコ
ンロッド16を介してピストン12が連結されている。
そして、ピストン12の往復移動は、そのコンロッド1
6によって、クランクシャフト15の回転へと変換され
るようになっている。
【0027】クランクシャフト15の端部には、クラン
ク側シグナルロータ17が取り付けられている。このク
ランク側シグナルロータ17の外周部には、複数の突起
17aがクランクシャフト15の軸線を中心とする等角
度毎に設けられている。また、クランク側シグナルロー
タ17の側方には、同ロータ17の突起17aを検出し
て検出信号を出力するクランクセンサ18が設けられて
いる。そして、クランクシャフト15が回転して、クラ
ンク側シグナルロータ17の各突起17aが順次クラン
クセンサ18の側方を通過することにより、同クランク
センサ18からそれら各突起17aの通過に対応したパ
ルス状の検出信号が出力されるようになる。
ク側シグナルロータ17が取り付けられている。このク
ランク側シグナルロータ17の外周部には、複数の突起
17aがクランクシャフト15の軸線を中心とする等角
度毎に設けられている。また、クランク側シグナルロー
タ17の側方には、同ロータ17の突起17aを検出し
て検出信号を出力するクランクセンサ18が設けられて
いる。そして、クランクシャフト15が回転して、クラ
ンク側シグナルロータ17の各突起17aが順次クラン
クセンサ18の側方を通過することにより、同クランク
センサ18からそれら各突起17aの通過に対応したパ
ルス状の検出信号が出力されるようになる。
【0028】一方、ピストン12の上側には燃焼室19
が設けられている。この燃焼室19には、シリンダヘッ
ド14に設けられた吸気通路20及び排気通路21が接
続されている。また、シリンダヘッド14には、吸気通
路20と燃焼室19とを連通・遮断する吸気バルブ2
3、排気通路21と燃焼室19とを連通・遮断する排気
バルブ24、並びに、回転可能に支持された吸気及び排
気カムシャフト25,26が設けられている。
が設けられている。この燃焼室19には、シリンダヘッ
ド14に設けられた吸気通路20及び排気通路21が接
続されている。また、シリンダヘッド14には、吸気通
路20と燃焼室19とを連通・遮断する吸気バルブ2
3、排気通路21と燃焼室19とを連通・遮断する排気
バルブ24、並びに、回転可能に支持された吸気及び排
気カムシャフト25,26が設けられている。
【0029】この吸気カムシャフト25の一端部にはプ
ーリ27aを備えたバルブタイミング可変機構(VVT
機構)27が設けられ、排気カムシャフト26の一端部
にはプーリ28が取り付けられている。それらプーリ2
7a,28は、タイミングベルト29を介して、上記ク
ランクシャフト15に取り付けられたプーリ15aに連
結されている。そして、クランクシャフト15の回転が
タイミングベルト29を介して吸気及び排気カムシャフ
ト25,26に伝達されることによって、それら吸気及
び排気カムシャフト25,26が回転するようになって
いる。
ーリ27aを備えたバルブタイミング可変機構(VVT
機構)27が設けられ、排気カムシャフト26の一端部
にはプーリ28が取り付けられている。それらプーリ2
7a,28は、タイミングベルト29を介して、上記ク
ランクシャフト15に取り付けられたプーリ15aに連
結されている。そして、クランクシャフト15の回転が
タイミングベルト29を介して吸気及び排気カムシャフ
ト25,26に伝達されることによって、それら吸気及
び排気カムシャフト25,26が回転するようになって
いる。
【0030】吸気カムシャフト25及び排気カムシャフ
ト26には、吸気バルブ23の上端に当接する吸気カム
31、及び、排気バルブ24の上端に当接する排気カム
32がそれぞれ設けられている。そして、吸気カムシャ
フト25及び排気カムシャフト26が回転すると、吸気
カム31及び排気カム32により吸気バルブ23及び排
気バルブ24が開閉される。この吸気バルブ23の開閉
により吸気通路20と燃焼室19とが連通・遮断され、
排気バルブ24の開閉により排気通路21と燃焼室19
とが連通・遮断される。
ト26には、吸気バルブ23の上端に当接する吸気カム
31、及び、排気バルブ24の上端に当接する排気カム
32がそれぞれ設けられている。そして、吸気カムシャ
フト25及び排気カムシャフト26が回転すると、吸気
カム31及び排気カム32により吸気バルブ23及び排
気バルブ24が開閉される。この吸気バルブ23の開閉
により吸気通路20と燃焼室19とが連通・遮断され、
排気バルブ24の開閉により排気通路21と燃焼室19
とが連通・遮断される。
【0031】吸気及び排気カムシャフト25,26の他
端部には、それぞれ吸気及び排気側シグナルロータ3
3,34が取り付けられている。それらロータ33,3
4の外周部には、それぞれ一つの突起33a,34aが
設けられている。また、吸気側及び排気側シグナルロー
タ33,34の側方には、それらロータ33,34の突
起33a,34aを検出して検出信号を出力する吸気及
び排気カムセンサ35,36がそれぞれ設けられてい
る。そして、吸気及び排気カムシャフト25,26が回
転すると、吸気及び排気側シグナルロータ33,34の
突起33a,34aが所定周期毎に吸気及び排気カムセ
ンサ35,36の側方を通過する。この状態にあって
は、吸気及び排気カムセンサ35,36から上記突起3
3a,33bの通過に対応した所定間隔毎に検出信号が
出力されるようになる。
端部には、それぞれ吸気及び排気側シグナルロータ3
3,34が取り付けられている。それらロータ33,3
4の外周部には、それぞれ一つの突起33a,34aが
設けられている。また、吸気側及び排気側シグナルロー
タ33,34の側方には、それらロータ33,34の突
起33a,34aを検出して検出信号を出力する吸気及
び排気カムセンサ35,36がそれぞれ設けられてい
る。そして、吸気及び排気カムシャフト25,26が回
転すると、吸気及び排気側シグナルロータ33,34の
突起33a,34aが所定周期毎に吸気及び排気カムセ
ンサ35,36の側方を通過する。この状態にあって
は、吸気及び排気カムセンサ35,36から上記突起3
3a,33bの通過に対応した所定間隔毎に検出信号が
出力されるようになる。
【0032】次に、エンジン11における燃料系、点火
系及び吸排気系などの構造を、図2に基づいて詳しく説
明する。同図に示されるように、エンジン11のシリン
ダブロック13には、同エンジン11における冷却水の
温度を検出するための水温センサ41が設けられてい
る。また、シリンダヘッド14には燃焼室19と連通す
る吸気ポート42及び排気ポート43が設けられ、それ
ら吸気及び排気ポート42,43にはそれぞれ吸気管4
4及び排気管45が接続されている。この吸気管44内
及び吸気ポート42内は前記吸気通路20となってお
り、排気管45内及び排気ポート43内は前記排気通路
21となっている。
系及び吸排気系などの構造を、図2に基づいて詳しく説
明する。同図に示されるように、エンジン11のシリン
ダブロック13には、同エンジン11における冷却水の
温度を検出するための水温センサ41が設けられてい
る。また、シリンダヘッド14には燃焼室19と連通す
る吸気ポート42及び排気ポート43が設けられ、それ
ら吸気及び排気ポート42,43にはそれぞれ吸気管4
4及び排気管45が接続されている。この吸気管44内
及び吸気ポート42内は前記吸気通路20となってお
り、排気管45内及び排気ポート43内は前記排気通路
21となっている。
【0033】吸気管44の上流部には、スロットルバル
ブ46が設けられている。スロットルバルブ46の開度
(スロットル開度)は、自動車の室内に設けられたアク
セルペダル47の踏込量(アクセル開度)に基づき調節
され、このスロットルバルブ46の開度調節により燃焼
室19内へ吸入される空気の量が調節される。そして、
スロットルバルブ46の近傍にはスロットルセンサ46
aが設けられている。このスロットルセンサ46aは、
スロットル開度を検出して同開度に対応した検出信号を
出力する。また、アクセルペダル47にはアクセルセン
サ47aが設けられている。このアクセルセンサ47a
は、アクセル開度を検出して同開度に対応した検出信号
を出力する。
ブ46が設けられている。スロットルバルブ46の開度
(スロットル開度)は、自動車の室内に設けられたアク
セルペダル47の踏込量(アクセル開度)に基づき調節
され、このスロットルバルブ46の開度調節により燃焼
室19内へ吸入される空気の量が調節される。そして、
スロットルバルブ46の近傍にはスロットルセンサ46
aが設けられている。このスロットルセンサ46aは、
スロットル開度を検出して同開度に対応した検出信号を
出力する。また、アクセルペダル47にはアクセルセン
サ47aが設けられている。このアクセルセンサ47a
は、アクセル開度を検出して同開度に対応した検出信号
を出力する。
【0034】吸気管44内の吸気通路20には、スロッ
トルバルブ46を迂回して同バルブ46の上流側と下流
側とを連通するバイパス通路49が接続されている。バ
イパス通路49には、同通路49を流れる空気流量を調
節するリニアソレノイド式のアイドル・スピード・コン
トロール・バルブ(ISCV)49aが設けられてい
る。ISCV49aは電磁ソレノイド49bに対する印
加電圧のデューティ制御に基づいて開度調節され、その
開度調節によりバイパス通路49を流れる空気の量が調
節される。
トルバルブ46を迂回して同バルブ46の上流側と下流
側とを連通するバイパス通路49が接続されている。バ
イパス通路49には、同通路49を流れる空気流量を調
節するリニアソレノイド式のアイドル・スピード・コン
トロール・バルブ(ISCV)49aが設けられてい
る。ISCV49aは電磁ソレノイド49bに対する印
加電圧のデューティ制御に基づいて開度調節され、その
開度調節によりバイパス通路49を流れる空気の量が調
節される。
【0035】更に、吸気管44には、スロットルバルブ
46よりも下流側に位置する吸気通路20内の圧力を検
出する吸気圧センサ48が設けられている。この吸気圧
センサ48は、上記検出した圧力に対応する検出信号を
出力するようになっている。また、吸気管44における
燃焼室19側の端部には、燃焼室19内へ向かって燃料
を噴射するための燃料噴射弁50が設けられている。こ
の燃料噴射弁50は、吸気通路20内の空気が燃焼室1
9へ吸入されるとき、燃焼室19へ向けて燃料を噴射
し、燃料及び空気からなる混合ガスを形成する。
46よりも下流側に位置する吸気通路20内の圧力を検
出する吸気圧センサ48が設けられている。この吸気圧
センサ48は、上記検出した圧力に対応する検出信号を
出力するようになっている。また、吸気管44における
燃焼室19側の端部には、燃焼室19内へ向かって燃料
を噴射するための燃料噴射弁50が設けられている。こ
の燃料噴射弁50は、吸気通路20内の空気が燃焼室1
9へ吸入されるとき、燃焼室19へ向けて燃料を噴射
し、燃料及び空気からなる混合ガスを形成する。
【0036】一方、シリンダヘッド14には、点火プラ
グ51が設けられている。そして、その点火プラグ51
により燃焼室19内に充填された混合ガスに対して点火
が行われることにより、混合ガスが爆発して排気ガスに
なり排気通路21へ送り出される。点火プラグ51は、
エンジン11に設けられたディストリビュータ52を介
して、イグナイタ53に接続されている。そして、イグ
ナイタ53はディストリビュータ52を介して点火プラ
グ51へ高電圧を印加するようになっており、点火プラ
グ51の点火時期はイグナイタ53が出力する高電圧の
出力タイミングによって決定される。
グ51が設けられている。そして、その点火プラグ51
により燃焼室19内に充填された混合ガスに対して点火
が行われることにより、混合ガスが爆発して排気ガスに
なり排気通路21へ送り出される。点火プラグ51は、
エンジン11に設けられたディストリビュータ52を介
して、イグナイタ53に接続されている。そして、イグ
ナイタ53はディストリビュータ52を介して点火プラ
グ51へ高電圧を印加するようになっており、点火プラ
グ51の点火時期はイグナイタ53が出力する高電圧の
出力タイミングによって決定される。
【0037】こうしたエンジン11にあっては、その吸
気行程において、吸気バルブ23により燃焼室19と吸
気通路20とが連通されるとともに、排気バルブ24に
より燃焼室19と排気通路21とが遮断される。このと
き、ピストン12の下降によって燃焼室19内に負圧が
発生し、その負圧により燃焼室19へ吸気通路20を介
して空気が吸入される。また、燃料噴射弁50からは、
燃焼室19に吸入される空気の量に対応した量の燃料が
同燃焼室19へ向かって噴射され、その結果、燃焼室1
9には空気と燃料とからなる混合ガスが充填される。
気行程において、吸気バルブ23により燃焼室19と吸
気通路20とが連通されるとともに、排気バルブ24に
より燃焼室19と排気通路21とが遮断される。このと
き、ピストン12の下降によって燃焼室19内に負圧が
発生し、その負圧により燃焼室19へ吸気通路20を介
して空気が吸入される。また、燃料噴射弁50からは、
燃焼室19に吸入される空気の量に対応した量の燃料が
同燃焼室19へ向かって噴射され、その結果、燃焼室1
9には空気と燃料とからなる混合ガスが充填される。
【0038】その後、エンジン11の圧縮行程におい
て、燃焼室19と排気通路21とが排気バルブ24によ
り遮断されたままの状態で、吸気バルブ23により燃焼
室19と吸気通路20とが遮断される。そして、ピスト
ン12の上昇により、燃焼室19内の混合ガスは圧縮さ
れる。
て、燃焼室19と排気通路21とが排気バルブ24によ
り遮断されたままの状態で、吸気バルブ23により燃焼
室19と吸気通路20とが遮断される。そして、ピスト
ン12の上昇により、燃焼室19内の混合ガスは圧縮さ
れる。
【0039】燃焼室19内で圧縮された混合ガスは、点
火プラグ51により点火されて爆発し、その爆発力によ
ってピストン12が下降してエンジン11は爆発行程に
移る。この爆発行程により、エンジン11は駆動力を得
ることとなる。
火プラグ51により点火されて爆発し、その爆発力によ
ってピストン12が下降してエンジン11は爆発行程に
移る。この爆発行程により、エンジン11は駆動力を得
ることとなる。
【0040】その後、エンジン11の排気行程におい
て、燃焼室19と吸気通路20とが吸気バルブ23によ
り遮断されたままの状態で、排気バルブ24により燃焼
室19と排気通路24とが連通される。そして、燃焼室
19内で燃焼した混合ガスは、ピストン12の上昇によ
り、排気ガスとして排気通路21を介し外部へ排出され
る。
て、燃焼室19と吸気通路20とが吸気バルブ23によ
り遮断されたままの状態で、排気バルブ24により燃焼
室19と排気通路24とが連通される。そして、燃焼室
19内で燃焼した混合ガスは、ピストン12の上昇によ
り、排気ガスとして排気通路21を介し外部へ排出され
る。
【0041】また、エンジン11がアイドル状態のとき
には、アクセルペダル47の踏込量が「0」で、且つス
ロットルバルブ46が全閉になるため、燃焼室19へ吸
入される空気はその大部分がパイパス通路49を通過す
ることとなる。従って、エンジン11がアイドル状態の
場合には、ISCV49aを開度調節して燃焼室19へ
吸入される空気の量を調節することにより、エンジン1
1のアイドル回転数が調節されるようになる。
には、アクセルペダル47の踏込量が「0」で、且つス
ロットルバルブ46が全閉になるため、燃焼室19へ吸
入される空気はその大部分がパイパス通路49を通過す
ることとなる。従って、エンジン11がアイドル状態の
場合には、ISCV49aを開度調節して燃焼室19へ
吸入される空気の量を調節することにより、エンジン1
1のアイドル回転数が調節されるようになる。
【0042】次に、吸気バルブ23の開閉タイミングを
調整するための前記VVT機構27を、図3に基づいて
詳しく説明する。同図に示されるように、VVT機構2
7が取り付けられた吸気カムシャフト25は、シリンダ
ヘッド14の軸受部14aによって支持されている。そ
のVVT機構27はプーリ27aを備え、同プーリ27
aは吸気カムシャフト25が貫通する筒部61と、筒部
61の外周面から突出する円板部62と、円板部62の
外周面に設けられた複数の外歯63とから構成されてい
る。このプーリ27aの外歯63には、前記タイミング
ベルト29が掛装されている。
調整するための前記VVT機構27を、図3に基づいて
詳しく説明する。同図に示されるように、VVT機構2
7が取り付けられた吸気カムシャフト25は、シリンダ
ヘッド14の軸受部14aによって支持されている。そ
のVVT機構27はプーリ27aを備え、同プーリ27
aは吸気カムシャフト25が貫通する筒部61と、筒部
61の外周面から突出する円板部62と、円板部62の
外周面に設けられた複数の外歯63とから構成されてい
る。このプーリ27aの外歯63には、前記タイミング
ベルト29が掛装されている。
【0043】また、プーリ27aには吸気カムシャフト
25の端部を覆うように設けられたカバー64が、ボル
ト65及びピン66により固定されている。カバー64
の内周面において吸気カムシャフト25の端部に対応す
る位置には、内歯67が周方向に沿って複数設けられて
いる。一方、吸気カムシャフト25の先端には、中空ボ
ルト68及びピン69によりインナキャップ70が固定
されている。インナキャップ70の外周面には外歯71
が周方向に沿って複数設けられ、各外歯71は上記カバ
ー64の各内歯67と対向している。各外歯71と各内
歯67との間には、筒状に形成されたリングギヤ72
が、吸気カムシャフト25の軸線方向へ移動できるよう
に設けられている。リングギヤ72の外周面には前記内
歯67と噛み合う斜歯73が設けられ、リングギヤ72
の内周面には前記外歯71と噛み合う平歯74が設けら
れている。この平歯74は吸気カムシャフト25の軸線
方向へ直線状に延びている。
25の端部を覆うように設けられたカバー64が、ボル
ト65及びピン66により固定されている。カバー64
の内周面において吸気カムシャフト25の端部に対応す
る位置には、内歯67が周方向に沿って複数設けられて
いる。一方、吸気カムシャフト25の先端には、中空ボ
ルト68及びピン69によりインナキャップ70が固定
されている。インナキャップ70の外周面には外歯71
が周方向に沿って複数設けられ、各外歯71は上記カバ
ー64の各内歯67と対向している。各外歯71と各内
歯67との間には、筒状に形成されたリングギヤ72
が、吸気カムシャフト25の軸線方向へ移動できるよう
に設けられている。リングギヤ72の外周面には前記内
歯67と噛み合う斜歯73が設けられ、リングギヤ72
の内周面には前記外歯71と噛み合う平歯74が設けら
れている。この平歯74は吸気カムシャフト25の軸線
方向へ直線状に延びている。
【0044】従って、こうしたVVT機構27におい
て、エンジン11の駆動によりクランクシャフト15が
回転し、その回転がタイミングベルト29を介してプー
リ27aに伝達されると、プーリ27a及び吸気カムシ
ャフト25が一体に回転する。この吸気カムシャフト2
5の回転に伴なって吸気バルブ23(図1)が開閉駆動
されることは、前述したとおりである。
て、エンジン11の駆動によりクランクシャフト15が
回転し、その回転がタイミングベルト29を介してプー
リ27aに伝達されると、プーリ27a及び吸気カムシ
ャフト25が一体に回転する。この吸気カムシャフト2
5の回転に伴なって吸気バルブ23(図1)が開閉駆動
されることは、前述したとおりである。
【0045】そして、リングギヤ72がプーリ27a側
(図面右方)へ移動すると、リングギヤ72における上
記斜歯73の作用により、プーリ27aと吸気カムシャ
フト25との相対回転位相が変化し、吸気カムシャフト
25はクランクシャフト15に対し例えば遅角する側に
制御されるようになる。即ち、このとき、吸気バルブ2
3の開閉タイミングは遅くなる。また、リングギヤ72
がカバー64側(図面左方)へ移動すると、同じくリン
グギヤ72における斜歯73の作用により、プーリ27
aと吸気カムシャフト25との相対回転位相が前記と逆
方向に変化し、吸気カムシャフト25はクランクシャフ
ト15に対し例えば進角する側に制御されるようにな
る。即ち、このとき、吸気バルブ23の開閉タイミング
は早くなる。
(図面右方)へ移動すると、リングギヤ72における上
記斜歯73の作用により、プーリ27aと吸気カムシャ
フト25との相対回転位相が変化し、吸気カムシャフト
25はクランクシャフト15に対し例えば遅角する側に
制御されるようになる。即ち、このとき、吸気バルブ2
3の開閉タイミングは遅くなる。また、リングギヤ72
がカバー64側(図面左方)へ移動すると、同じくリン
グギヤ72における斜歯73の作用により、プーリ27
aと吸気カムシャフト25との相対回転位相が前記と逆
方向に変化し、吸気カムシャフト25はクランクシャフ
ト15に対し例えば進角する側に制御されるようにな
る。即ち、このとき、吸気バルブ23の開閉タイミング
は早くなる。
【0046】なお、吸気バルブ23は通常、エンジン1
1の低回転時に開閉タイミングが遅らされ、エンジン1
1の高回転時には開閉タイミングが早められる。これは
エンジン11の低回転時にはエンジン回転の安定を図る
とともに、エンジン11の高回転時には燃焼室19への
混合ガスの吸入効率を向上させるためである。
1の低回転時に開閉タイミングが遅らされ、エンジン1
1の高回転時には開閉タイミングが早められる。これは
エンジン11の低回転時にはエンジン回転の安定を図る
とともに、エンジン11の高回転時には燃焼室19への
混合ガスの吸入効率を向上させるためである。
【0047】次に、同VVT機構27にあって、こうし
たリングギヤ72の移動を油圧制御するための構造につ
いて説明する。上記カバー64の内側は、リングギヤ7
2により遅角側油圧室75と進角側油圧室76とに区画
されている。そして、吸気カムシャフト25の内部に
は、これら遅角側油圧室75及び進角側油圧室76にそ
れぞれ接続される遅角制御油路77及び進角制御油路7
8が通っている。その遅角制御油路77は、中空ボルト
68の内部を通って遅角側油圧室75に連通するととも
に、シリンダヘッド14の内部を通ってオイルコントロ
ールバルブ(OCV)79に繋がっている。また、進角
制御油路78は、プーリ27aの筒部61を通って進角
側油圧室76に連通するとともに、シリンダヘッド14
の内部を通ってOCV79に繋がっている。
たリングギヤ72の移動を油圧制御するための構造につ
いて説明する。上記カバー64の内側は、リングギヤ7
2により遅角側油圧室75と進角側油圧室76とに区画
されている。そして、吸気カムシャフト25の内部に
は、これら遅角側油圧室75及び進角側油圧室76にそ
れぞれ接続される遅角制御油路77及び進角制御油路7
8が通っている。その遅角制御油路77は、中空ボルト
68の内部を通って遅角側油圧室75に連通するととも
に、シリンダヘッド14の内部を通ってオイルコントロ
ールバルブ(OCV)79に繋がっている。また、進角
制御油路78は、プーリ27aの筒部61を通って進角
側油圧室76に連通するとともに、シリンダヘッド14
の内部を通ってOCV79に繋がっている。
【0048】同OCV79には、供給通路80及び排出
通路81が接続されている。そして、供給通路80はク
ランクシャフト15の回転に伴って駆動されるオイルポ
ンプPを介してオイルパン13aに繋がっており、排出
通路81は直接オイルパン13aに繋がっている。ま
た、オイルパン13aには、VVT機構27を駆動する
ためのオイルの温度を検出し、その検出したオイル温度
に対応する検出信号を出力する油温センサ13bが設け
られている。
通路81が接続されている。そして、供給通路80はク
ランクシャフト15の回転に伴って駆動されるオイルポ
ンプPを介してオイルパン13aに繋がっており、排出
通路81は直接オイルパン13aに繋がっている。ま
た、オイルパン13aには、VVT機構27を駆動する
ためのオイルの温度を検出し、その検出したオイル温度
に対応する検出信号を出力する油温センサ13bが設け
られている。
【0049】一方、OCV79はケーシング83を備
え、ケーシング83には第1及び第2の給排ポート8
4,85と、第1及び第2の排出ポート86,87と、
供給ポート88とが設けられている。これら第1及び第
2の給排ポート84,85には、上記遅角制御油路77
及び進角制御油路78がそれぞれ接続されている。更
に、供給ポート88には上記供給通路80が接続され、
第1及び第2の排出ポート86,87には上記排出通路
81が接続されている。また、ケーシング83内には、
四つの弁部89aを有してコイルスプリング90及び電
磁ソレノイド91によりそれぞれ逆の方向に付勢される
スプール89が設けられている。
え、ケーシング83には第1及び第2の給排ポート8
4,85と、第1及び第2の排出ポート86,87と、
供給ポート88とが設けられている。これら第1及び第
2の給排ポート84,85には、上記遅角制御油路77
及び進角制御油路78がそれぞれ接続されている。更
に、供給ポート88には上記供給通路80が接続され、
第1及び第2の排出ポート86,87には上記排出通路
81が接続されている。また、ケーシング83内には、
四つの弁部89aを有してコイルスプリング90及び電
磁ソレノイド91によりそれぞれ逆の方向に付勢される
スプール89が設けられている。
【0050】従って、電磁ソレノイド91の消磁状態に
おいては、スプール89がコイルスプリング90の付勢
力によりケーシング83の一端側(図3中右側)に配置
されて、第1の給排ポート84と第1の排出ポート86
とが連通し、第2の給排ポート85が供給ポート88と
連通する。この状態では、オイルパン13a内のオイル
が、供給通路80、OCV79及び進角制御油路78を
介して、VVT機構27の進角側油圧室76へ供給され
る。また、VVT機構27の遅角側油圧室75内にあっ
たオイルは、遅角制御油路77、OCV79及び排出通
路81介してオイルパン13a内へ戻される。その結
果、リングギヤ72が遅角側油圧室75へ向かって移動
され、前述したように吸気バルブ23の開閉タイミング
が早められるようになっている。
おいては、スプール89がコイルスプリング90の付勢
力によりケーシング83の一端側(図3中右側)に配置
されて、第1の給排ポート84と第1の排出ポート86
とが連通し、第2の給排ポート85が供給ポート88と
連通する。この状態では、オイルパン13a内のオイル
が、供給通路80、OCV79及び進角制御油路78を
介して、VVT機構27の進角側油圧室76へ供給され
る。また、VVT機構27の遅角側油圧室75内にあっ
たオイルは、遅角制御油路77、OCV79及び排出通
路81介してオイルパン13a内へ戻される。その結
果、リングギヤ72が遅角側油圧室75へ向かって移動
され、前述したように吸気バルブ23の開閉タイミング
が早められるようになっている。
【0051】一方、電磁ソレノイド91が励磁されたと
きには、スプール89がコイルスプリング90の付勢力
に抗してケーシング83の他端側(図3中左側)に配置
されて、第2の給排ポート85が第2の排出ポート87
と連通し、第1の給排ポート84が供給ポート88と連
通する。この状態では、オイルパン13a内のオイル
が、供給通路80、OCV79及び遅角制御油路77を
介してVVT機構27の遅角側油圧室75へ供給され
る。また、VVT機構27の進角側油圧室76内にあっ
たオイルは、進角制御油路78、OCV79及び排出通
路81を介してオイルパン13a内へ戻される。その結
果、リングギヤ72が進角側油圧室76へ向かって移動
され、前述したように吸気バルブ23の開閉タイミング
が遅らされるようになっている。
きには、スプール89がコイルスプリング90の付勢力
に抗してケーシング83の他端側(図3中左側)に配置
されて、第2の給排ポート85が第2の排出ポート87
と連通し、第1の給排ポート84が供給ポート88と連
通する。この状態では、オイルパン13a内のオイル
が、供給通路80、OCV79及び遅角制御油路77を
介してVVT機構27の遅角側油圧室75へ供給され
る。また、VVT機構27の進角側油圧室76内にあっ
たオイルは、進角制御油路78、OCV79及び排出通
路81を介してオイルパン13a内へ戻される。その結
果、リングギヤ72が進角側油圧室76へ向かって移動
され、前述したように吸気バルブ23の開閉タイミング
が遅らされるようになっている。
【0052】更に、電磁ソレノイド91への給電を制御
し、スプール89をケーシング83の中間に位置させる
と、第1及び第2の給排ポート84,85が閉塞され、
それら給排ポート84,85を通じてのオイルの移動が
禁止される。この状態では、遅角側及び進角側油圧室7
5,76に対してオイルの給排が行われず、それら油圧
室75,76内にオイルが充填保持されて、リングギヤ
72は固定される。その結果、吸気バルブ23の開閉タ
イミングは、リングギヤ72が固定されたときの状態に
保持されるようになっている。
し、スプール89をケーシング83の中間に位置させる
と、第1及び第2の給排ポート84,85が閉塞され、
それら給排ポート84,85を通じてのオイルの移動が
禁止される。この状態では、遅角側及び進角側油圧室7
5,76に対してオイルの給排が行われず、それら油圧
室75,76内にオイルが充填保持されて、リングギヤ
72は固定される。その結果、吸気バルブ23の開閉タ
イミングは、リングギヤ72が固定されたときの状態に
保持されるようになっている。
【0053】次に、本実施形態におけるバルブタイミン
グ制御装置の電気的構成を図4に基づいて説明する。こ
のバルブタイミング制御装置は、点火時期制御、燃料噴
射時期制御、燃料噴射量制御、アイドル回転数制御及び
バルブタイミング制御など、エンジン11の運転状態を
制御するための電子制御ユニット(以下「ECU」とい
う)92を備えている。このECU92は、ROM9
3、CPU94、RAM95及びバックアップRAM9
6等を備える論理演算回路として構成されている。
グ制御装置の電気的構成を図4に基づいて説明する。こ
のバルブタイミング制御装置は、点火時期制御、燃料噴
射時期制御、燃料噴射量制御、アイドル回転数制御及び
バルブタイミング制御など、エンジン11の運転状態を
制御するための電子制御ユニット(以下「ECU」とい
う)92を備えている。このECU92は、ROM9
3、CPU94、RAM95及びバックアップRAM9
6等を備える論理演算回路として構成されている。
【0054】ここで、ROM62は各種制御プログラム
や、その各種制御プログラムを実行する際に参照される
マップ等が記憶されるメモリであり、CPU94はRO
M93に記憶された各種制御プログラムやマップに基づ
いて演算処理を実行する。また、RAM95はCPU9
4での演算結果や各センサから入力されたデータ等を一
時的に記憶するメモリであり、バックアップRAM96
はエンジン11の停止時に保存すべきデータを記憶する
不揮発性のメモリである。そして、ROM93、CPU
94、RAM95及びバックアップRAM96は、バス
97を介して互いに接続されるとともに、外部入力回路
98及び外部出力回路99と接続されている。
や、その各種制御プログラムを実行する際に参照される
マップ等が記憶されるメモリであり、CPU94はRO
M93に記憶された各種制御プログラムやマップに基づ
いて演算処理を実行する。また、RAM95はCPU9
4での演算結果や各センサから入力されたデータ等を一
時的に記憶するメモリであり、バックアップRAM96
はエンジン11の停止時に保存すべきデータを記憶する
不揮発性のメモリである。そして、ROM93、CPU
94、RAM95及びバックアップRAM96は、バス
97を介して互いに接続されるとともに、外部入力回路
98及び外部出力回路99と接続されている。
【0055】外部入力回路98には、前記油温センサ1
3b、クランクセンサ18、吸気カムセンサ35、排気
カムセンサ36、水温センサ41、スロットルセンサ4
6a、アクセルセンサ47a及び吸気圧センサ48が接
続されている。また、外部出力回路99には、ISCV
49a、燃料噴射弁50、イグナイタ53、OCV79
及び警告灯100が接続されている。この警告灯100
は、オイル異常の発生を知らせるために自動車の計器パ
ネル等に設けられる。
3b、クランクセンサ18、吸気カムセンサ35、排気
カムセンサ36、水温センサ41、スロットルセンサ4
6a、アクセルセンサ47a及び吸気圧センサ48が接
続されている。また、外部出力回路99には、ISCV
49a、燃料噴射弁50、イグナイタ53、OCV79
及び警告灯100が接続されている。この警告灯100
は、オイル異常の発生を知らせるために自動車の計器パ
ネル等に設けられる。
【0056】このように構成されたECU92は、上記
各センサ13b,18,35,36,41,46a,4
7a,48の検出信号から求められるエンジン11の運
転状態に基づき、VVT機構27に対するオイルの給排
をOCV79により制御して同機構27を駆動する。こ
のVVT機構27の駆動により、吸気バルブ23の開閉
タイミングがエンジン11の運転状態に対して適切な状
態となるよう、クランクシャフト15に対する吸気カム
シャフト25の相対回転位相が変化する。即ち、ECU
92は、スロットル開度等によって表されるエンジン1
1の負荷と同エンジン11の回転数とに基づいて、クラ
ンクシャフト15に対する吸気カムシャフト25の目標
相対回転角度を決定する。そして、ECU92は、クラ
ンクシャフト15に対する吸気カムシャフト25の相対
回転角度を、上記目標相対回転角度に近づけるべくVV
T機構27を駆動する。
各センサ13b,18,35,36,41,46a,4
7a,48の検出信号から求められるエンジン11の運
転状態に基づき、VVT機構27に対するオイルの給排
をOCV79により制御して同機構27を駆動する。こ
のVVT機構27の駆動により、吸気バルブ23の開閉
タイミングがエンジン11の運転状態に対して適切な状
態となるよう、クランクシャフト15に対する吸気カム
シャフト25の相対回転位相が変化する。即ち、ECU
92は、スロットル開度等によって表されるエンジン1
1の負荷と同エンジン11の回転数とに基づいて、クラ
ンクシャフト15に対する吸気カムシャフト25の目標
相対回転角度を決定する。そして、ECU92は、クラ
ンクシャフト15に対する吸気カムシャフト25の相対
回転角度を、上記目標相対回転角度に近づけるべくVV
T機構27を駆動する。
【0057】例えば、エンジン11のアイドル時に全閉
となるスロットル開度が、図7(b)に示すように増加
して同図に実線で示す態様で推移した場合、上記目標相
対回転角度の決定に基づき目標VVT進角量θt (図7
(a))が算出される。この目標VVT進角量θt は、
上記スロットル開度の変化に対応して、図7(a)に二
点鎖線で示す態様で推移することとなる。そして、クラ
ンクシャフト15に対する吸気カムシャフト25の相対
回転角度が上記目標相対回転角度に近づくように、EC
U92によってVVT機構27が駆動制御されると、実
際のVVT進角量θrealは図7(a)に実線で示す態様
で推移する。
となるスロットル開度が、図7(b)に示すように増加
して同図に実線で示す態様で推移した場合、上記目標相
対回転角度の決定に基づき目標VVT進角量θt (図7
(a))が算出される。この目標VVT進角量θt は、
上記スロットル開度の変化に対応して、図7(a)に二
点鎖線で示す態様で推移することとなる。そして、クラ
ンクシャフト15に対する吸気カムシャフト25の相対
回転角度が上記目標相対回転角度に近づくように、EC
U92によってVVT機構27が駆動制御されると、実
際のVVT進角量θrealは図7(a)に実線で示す態様
で推移する。
【0058】図7(a)から明らかなように、その実際
のVVT進角量θrealの推移は、目標VVT進角量θt
の推移に対して若干遅れるようになる。これは、VVT
機構27を駆動するためにOCV79を制御して同機構
27にオイルを供給開始してから、そのオイルの油圧が
同機構27のリングギヤ72に働いて同ギヤ72が移動
開始するまでに時間がかかるためである。
のVVT進角量θrealの推移は、目標VVT進角量θt
の推移に対して若干遅れるようになる。これは、VVT
機構27を駆動するためにOCV79を制御して同機構
27にオイルを供給開始してから、そのオイルの油圧が
同機構27のリングギヤ72に働いて同ギヤ72が移動
開始するまでに時間がかかるためである。
【0059】また、こうしたVVT機構27の駆動応答
時間はオイルの粘度に起因して変化し、そのオイルの粘
度が過度に低い場合にはVTT機構27の駆動応答性が
低下することとなる。これは、オイル粘度が過度に低い
と、オイルの油圧を効率よくリングギヤ72に伝えるこ
とができなくなり、目標VVT進角量θt の変化量に対
して実際のVVT進角量θrealの変化量が小さくなるた
めである。
時間はオイルの粘度に起因して変化し、そのオイルの粘
度が過度に低い場合にはVTT機構27の駆動応答性が
低下することとなる。これは、オイル粘度が過度に低い
と、オイルの油圧を効率よくリングギヤ72に伝えるこ
とができなくなり、目標VVT進角量θt の変化量に対
して実際のVVT進角量θrealの変化量が小さくなるた
めである。
【0060】次に、本実施形態によるオイル異常検出手
順について図5及び図6を参照して説明する。この図5
及び図6は、劣化によるオイル粘度低下などのオイル異
常を検出するための処理ルーチンを示すフローチャート
である。同処理ルーチンは、ECU92を通じて例えば
1秒毎の時間割り込みにて実行される。
順について図5及び図6を参照して説明する。この図5
及び図6は、劣化によるオイル粘度低下などのオイル異
常を検出するための処理ルーチンを示すフローチャート
である。同処理ルーチンは、ECU92を通じて例えば
1秒毎の時間割り込みにて実行される。
【0061】同処理ルーチンにおいてECU92は、ス
テップS101の処理で、後述する判定終了フラグF1
として「0」がRAM95にセットされているか否かを
判断する。そして、「F1=0」でない場合にはステッ
プS114に進み、F1=「0」である場合にはステッ
プS102に進む。
テップS101の処理で、後述する判定終了フラグF1
として「0」がRAM95にセットされているか否かを
判断する。そして、「F1=0」でない場合にはステッ
プS114に進み、F1=「0」である場合にはステッ
プS102に進む。
【0062】ECU92は、ステップS102の処理と
して、アクセルセンサ47aからの検出信号に基づき、
エンジン11の運転状態がアイドルオンした後の初めて
のアイドルオフ状態か否かを判断する。即ち、スロット
ルバルブ46が、全閉状態から初めて開いた状態へと変
化したか否か(スロットル開度が図7(b)のA点であ
るか否か)が判断される。そして、ステップS102に
おいて、YESと判断された場合にはステップS103
に進み、NOと判断された場合にはステップS104に
進む。
して、アクセルセンサ47aからの検出信号に基づき、
エンジン11の運転状態がアイドルオンした後の初めて
のアイドルオフ状態か否かを判断する。即ち、スロット
ルバルブ46が、全閉状態から初めて開いた状態へと変
化したか否か(スロットル開度が図7(b)のA点であ
るか否か)が判断される。そして、ステップS102に
おいて、YESと判断された場合にはステップS103
に進み、NOと判断された場合にはステップS104に
進む。
【0063】ECU92は、ステップS103の処理と
して、目標VVT進角量θt を積算することによって得
られる目標積算値Q(図7(a)参照)を「0」に設定
するとともに、実際のVVT進角量θrealを積算するこ
とによって得られる実積算値S(図7(a)参照)を
「0」に設定する。続いてステップS104で、ECU
92は、油温センサ13bからの検出信号に基づき、V
VT機構27を駆動するためのオイルの油温が80℃〜
100℃の範囲内にあるか否かを判断する。
して、目標VVT進角量θt を積算することによって得
られる目標積算値Q(図7(a)参照)を「0」に設定
するとともに、実際のVVT進角量θrealを積算するこ
とによって得られる実積算値S(図7(a)参照)を
「0」に設定する。続いてステップS104で、ECU
92は、油温センサ13bからの検出信号に基づき、V
VT機構27を駆動するためのオイルの油温が80℃〜
100℃の範囲内にあるか否かを判断する。
【0064】ここで、上記オイル温度領域(80℃〜1
00℃)では一般に、図8に実線で示すオイルが新品の
状態でのVVT機構27の駆動速度と、図8に破線で示
すオイル粘度が低下した状態でのVVT機構27の駆動
速度とが大きく異なる。従って、上記オイル温度領域に
おいては、VVT機構27の駆動応答性が低下に基づく
オイル異常の検出が容易になる。
00℃)では一般に、図8に実線で示すオイルが新品の
状態でのVVT機構27の駆動速度と、図8に破線で示
すオイル粘度が低下した状態でのVVT機構27の駆動
速度とが大きく異なる。従って、上記オイル温度領域に
おいては、VVT機構27の駆動応答性が低下に基づく
オイル異常の検出が容易になる。
【0065】そして、ステップS104において、NO
と判断された場合にはステップS113に進み、判定終
了フラグF1として「1」をRAM95にセットした
後、この処理ルーチンを一旦終了する。この場合、オイ
ル異常判定を最初からやり直すこととなる。また、ステ
ップS104において、YESと判断された場合にはス
テップS105に進む。
と判断された場合にはステップS113に進み、判定終
了フラグF1として「1」をRAM95にセットした
後、この処理ルーチンを一旦終了する。この場合、オイ
ル異常判定を最初からやり直すこととなる。また、ステ
ップS104において、YESと判断された場合にはス
テップS105に進む。
【0066】ステップS105へ進んだ後、ECU92
は、エンジン11がアイドルオンした後に初めてアイド
ルオフ状態になったときから所定時間T1が経過したか
否かを判断する。この時間T1は、オイル異常を検出す
るのに十分なデータ(目標積算値Q、実積算値S)を得
るのに必要な値(本実施形態では3秒)に設定されてい
る。そして、ステップS105において、NOと判断さ
れた場合にはステップS106(図6)に進む。
は、エンジン11がアイドルオンした後に初めてアイド
ルオフ状態になったときから所定時間T1が経過したか
否かを判断する。この時間T1は、オイル異常を検出す
るのに十分なデータ(目標積算値Q、実積算値S)を得
るのに必要な値(本実施形態では3秒)に設定されてい
る。そして、ステップS105において、NOと判断さ
れた場合にはステップS106(図6)に進む。
【0067】ECU92は、ステップS106の処理と
して、前回の目標積算値Qi-1 に今回算出された目標V
VT進角量θtiを加算することにより、今回の目標積算
値Qi を設定する。続いてECU92は、ステップS1
07の処理として、前回の実積算値Si-1 に今回求めら
れた実際のVVT進角量θreali を加算することによ
り、今回の実積算値Si を設定する。このように目標積
算値Qi と実積算値Siとを設定した後、ECU92は
この処理ルーチンを一旦終了させる。
して、前回の目標積算値Qi-1 に今回算出された目標V
VT進角量θtiを加算することにより、今回の目標積算
値Qi を設定する。続いてECU92は、ステップS1
07の処理として、前回の実積算値Si-1 に今回求めら
れた実際のVVT進角量θreali を加算することによ
り、今回の実積算値Si を設定する。このように目標積
算値Qi と実積算値Siとを設定した後、ECU92は
この処理ルーチンを一旦終了させる。
【0068】一方、上記ステップS105(図5)にお
いて、YESと判断された場合にはステップS108に
進む。ECU92は、ステップS108の処理として、
目標積算値Qが所定値aよりも大きいか否かを判断す
る。なお、この所定値aは、オイル異常を的確に検出す
るのに十分なVVT機構27の駆動があったかどうかチ
ェックするためのものであって、同オイル異常を的確に
検出可能な値に設定されている。
いて、YESと判断された場合にはステップS108に
進む。ECU92は、ステップS108の処理として、
目標積算値Qが所定値aよりも大きいか否かを判断す
る。なお、この所定値aは、オイル異常を的確に検出す
るのに十分なVVT機構27の駆動があったかどうかチ
ェックするためのものであって、同オイル異常を的確に
検出可能な値に設定されている。
【0069】そして、「Q>a」でない場合にはステッ
プS113に進み、終了判定フラグF1として「1」を
RAM95にセットした後、この処理ルーチンを一旦終
了する。この場合、オイル異常判定を最初からやり直す
こととなる。また、「Q>a」である場合にはステップ
S109(図6)に進む。
プS113に進み、終了判定フラグF1として「1」を
RAM95にセットした後、この処理ルーチンを一旦終
了する。この場合、オイル異常判定を最初からやり直す
こととなる。また、「Q>a」である場合にはステップ
S109(図6)に進む。
【0070】ECU92は、ステップS109の処理と
して、実積算値Sと目標積算値Qとの比(Q/S)が所
定値bよりも小さいか否かを判断する。その実積算値S
と目標積算値Qとの比は、オイル粘度に基づいて変化す
ることとなる。即ち、オイル粘度が低くなると、VVT
機構27の駆動応答性が低下するため、実積算値Sが目
標積算値Qに対して小さくなる。従って、実積算値Sと
目標積算値Qとの比に基づいて、オイル粘度低下等のオ
イル異常を検出することが可能になる。また、所定値b
はオイル異常を判定するためのしきい値であって、所定
値bが大きくなるとオイル異常の判定基準が厳しくな
り、所定値bが小さくなるとオイル異常の判定基準が緩
くなる。なお、本実施形態の所定値bは、オイル異常を
誤検出することなく、且つ的確に同オイル異常を検出す
ることができる値に設定されている。
して、実積算値Sと目標積算値Qとの比(Q/S)が所
定値bよりも小さいか否かを判断する。その実積算値S
と目標積算値Qとの比は、オイル粘度に基づいて変化す
ることとなる。即ち、オイル粘度が低くなると、VVT
機構27の駆動応答性が低下するため、実積算値Sが目
標積算値Qに対して小さくなる。従って、実積算値Sと
目標積算値Qとの比に基づいて、オイル粘度低下等のオ
イル異常を検出することが可能になる。また、所定値b
はオイル異常を判定するためのしきい値であって、所定
値bが大きくなるとオイル異常の判定基準が厳しくな
り、所定値bが小さくなるとオイル異常の判定基準が緩
くなる。なお、本実施形態の所定値bは、オイル異常を
誤検出することなく、且つ的確に同オイル異常を検出す
ることができる値に設定されている。
【0071】そして、上記ステップS109において、
「(Q/S)<b」であると判断した場合にはステップ
S110に進み、同ステップS110にてオイルが正常
である旨判定した後にステップS113に進む。また、
ステップS109において、「(Q/S)<b」でない
と判断した場には、ステップS111に進み、ECU9
2は警告灯100を点灯させる。更に、続くステップS
112において、ECU92は、オイル異常フラグF2
として「1」をRAM95にセットする。ECU92
は、オイル異常フラグF2が「1」にセットされると、
例えば緩い加速時における点火時期進角量を制限するこ
とによりフェイルセーフを実行する。
「(Q/S)<b」であると判断した場合にはステップ
S110に進み、同ステップS110にてオイルが正常
である旨判定した後にステップS113に進む。また、
ステップS109において、「(Q/S)<b」でない
と判断した場には、ステップS111に進み、ECU9
2は警告灯100を点灯させる。更に、続くステップS
112において、ECU92は、オイル異常フラグF2
として「1」をRAM95にセットする。ECU92
は、オイル異常フラグF2が「1」にセットされると、
例えば緩い加速時における点火時期進角量を制限するこ
とによりフェイルセーフを実行する。
【0072】ここで一般に、アクセル開度の増加による
自動車の加速時には、吸気バルブ23の開弁を早めると
ともに点火時期を進角させ、燃焼室19への空気の吸入
効率を向上させた状態で、混合ガスへの最適な点火状態
を得られるようにしている。しかし、オイル粘度の低下
等のオイル異常が発生してVVT機構27の駆動速度が
低下しているときには、吸気バルブ23の開弁が予定ど
おりに早まらず、点火時期のみが適正な時期から進角し
た状態になってノッキングが発生することとなる。その
ため、本実施形態では、オイル粘度低下等のオイル異常
時には、フェイルセーフとして上記点火時期進角量を制
限し、ノッキングの防止を図るようにしている。
自動車の加速時には、吸気バルブ23の開弁を早めると
ともに点火時期を進角させ、燃焼室19への空気の吸入
効率を向上させた状態で、混合ガスへの最適な点火状態
を得られるようにしている。しかし、オイル粘度の低下
等のオイル異常が発生してVVT機構27の駆動速度が
低下しているときには、吸気バルブ23の開弁が予定ど
おりに早まらず、点火時期のみが適正な時期から進角し
た状態になってノッキングが発生することとなる。その
ため、本実施形態では、オイル粘度低下等のオイル異常
時には、フェイルセーフとして上記点火時期進角量を制
限し、ノッキングの防止を図るようにしている。
【0073】上記ステップ110の正常判定後、或いは
ステップS112においてオイル異常フラグF2を
「1」にセットした後、ECU92は、ステップS11
3の処理で、判定終了フラグF1として「1」をRAM
95にセットする。そして、判定終了フラグF1を
「1」にセットした後、ECU92はこの処理を一旦終
了させる。
ステップS112においてオイル異常フラグF2を
「1」にセットした後、ECU92は、ステップS11
3の処理で、判定終了フラグF1として「1」をRAM
95にセットする。そして、判定終了フラグF1を
「1」にセットした後、ECU92はこの処理を一旦終
了させる。
【0074】こうして判定終了フラグF1が「1」にセ
ットされると、上記ステップS101(図5)において
「F1=0」でないと判断され、ステップS114に進
むこととなる。ECU92は、ステップS114の処理
として、判定終了フラグF1が「1」にセットされてか
ら所定時間T2が経過したか否かを判断する。この時間
T2は、どのような時間間隔でオイル異常判定を実行す
るか決定するためのものであって、同時間T2を大きく
設定すると上記時間間隔が長くなり、同時間T2を大き
く設定すると上記時間間隔は短くなる。
ットされると、上記ステップS101(図5)において
「F1=0」でないと判断され、ステップS114に進
むこととなる。ECU92は、ステップS114の処理
として、判定終了フラグF1が「1」にセットされてか
ら所定時間T2が経過したか否かを判断する。この時間
T2は、どのような時間間隔でオイル異常判定を実行す
るか決定するためのものであって、同時間T2を大きく
設定すると上記時間間隔が長くなり、同時間T2を大き
く設定すると上記時間間隔は短くなる。
【0075】そして、上記ステップS114において、
NOと判断された場合にはこの処理ルーチンを一旦終了
させる。また、YESと判断された場合にはステップS
115に進み、ECU92は判定終了フラグF1として
「0」をRAM95にセットした後、この処理ルーチン
を一旦終了させる。
NOと判断された場合にはこの処理ルーチンを一旦終了
させる。また、YESと判断された場合にはステップS
115に進み、ECU92は判定終了フラグF1として
「0」をRAM95にセットした後、この処理ルーチン
を一旦終了させる。
【0076】以上詳述した処理を実行する本実施形態に
よれば、以下に示す効果が得られるようになる。 ・オイル異常を検出するためのセンサ等を設けることな
く、劣化等に起因するオイル粘度低下などのオイル異常
を的確に検出することができる。
よれば、以下に示す効果が得られるようになる。 ・オイル異常を検出するためのセンサ等を設けることな
く、劣化等に起因するオイル粘度低下などのオイル異常
を的確に検出することができる。
【0077】・一般に、目標VVT進角量θt 及び実際
のVVT進角量θrealは、エンジン11の負荷や回転数
などの運転状態に基づき頻繁に変動する。しかし、本実
施形態では、目標VVT進角量θt 及び実際のVVT進
角量θrealを積算することによって得られる目標積算値
Q及び実積算値Sの比(Q/S)に基づきオイル異常を
検出するため、それら進角量θt ,θrealが頻繁に変動
するにも拘らずオイル異常を的確に検出することができ
る。
のVVT進角量θrealは、エンジン11の負荷や回転数
などの運転状態に基づき頻繁に変動する。しかし、本実
施形態では、目標VVT進角量θt 及び実際のVVT進
角量θrealを積算することによって得られる目標積算値
Q及び実積算値Sの比(Q/S)に基づきオイル異常を
検出するため、それら進角量θt ,θrealが頻繁に変動
するにも拘らずオイル異常を的確に検出することができ
る。
【0078】・本実施形態では、オイルが新品の状態で
のVVT機構27の駆動速度と、オイル粘度が低下した
状態でのVVT機構27の駆動速度とが大きく異なるオ
イル温度領域(80℃〜100℃)にて、オイルが異常
か否かの判定を行うようにした。そのため、VVT機構
27の駆動応答性低下に基づくオイル異常の判定を容易
且つ的確なものとすることができる。
のVVT機構27の駆動速度と、オイル粘度が低下した
状態でのVVT機構27の駆動速度とが大きく異なるオ
イル温度領域(80℃〜100℃)にて、オイルが異常
か否かの判定を行うようにした。そのため、VVT機構
27の駆動応答性低下に基づくオイル異常の判定を容易
且つ的確なものとすることができる。
【0079】・オイル異常が検出されてオイル異常フラ
グF2が「1」にセットされると、ECU92は自動車
の加速時における点火時期の進角量を制限することによ
りフェイルセーフを実行する。従って、オイル異常が生
じている自動車を加速させる際に、吸気バルブ23の開
弁が適正に早まらない状態で点火時期が過度に進角され
てノッキングが発生するのを防止することができるよう
になる。
グF2が「1」にセットされると、ECU92は自動車
の加速時における点火時期の進角量を制限することによ
りフェイルセーフを実行する。従って、オイル異常が生
じている自動車を加速させる際に、吸気バルブ23の開
弁が適正に早まらない状態で点火時期が過度に進角され
てノッキングが発生するのを防止することができるよう
になる。
【0080】なお、本実施形態は、例えば以下のように
変更することもできる。 ・本実施形態のバルブタイミング可変機構(VVT機
構)27に代えて、ベーン式のバルブタイミング可変機
構を採用してもよい。この場合も、上記実施形態と同様
の効果を得ることができる。
変更することもできる。 ・本実施形態のバルブタイミング可変機構(VVT機
構)27に代えて、ベーン式のバルブタイミング可変機
構を採用してもよい。この場合も、上記実施形態と同様
の効果を得ることができる。
【0081】・本実施形態では、吸気バルブ23の開閉
タイミングを可変とするバルブタイミング可変機構(V
VT機構)27に本発明を適用したが、これに代えて、
若しくはこれに併せて吸気バルブ23のバルブリフト量
を可変とするバルブリフト量可変機構に本発明を適用し
てもよい。そのバルブリフト量可変機構としては、カム
選択式のものやカム移動式のものが考えられる。
タイミングを可変とするバルブタイミング可変機構(V
VT機構)27に本発明を適用したが、これに代えて、
若しくはこれに併せて吸気バルブ23のバルブリフト量
を可変とするバルブリフト量可変機構に本発明を適用し
てもよい。そのバルブリフト量可変機構としては、カム
選択式のものやカム移動式のものが考えられる。
【0082】カム選択式のバルブリフト量可変機構で
は、吸気カムシャフトにカムプロフィールの異なる複数
のカムが設けられる。そして、バルブリフト量可変機構
に供給されるオイルの油圧によって同機構は駆動され、
その駆動により複数のカムの内から吸気バルブを駆動す
るカムを選択し、同バルブのバルブリフト量を調整す
る。また、カム移動式のバルブリフト量可変機構では、
吸気カムシャフトの軸線方向にカムプロフィールが連続
的に変化する立体カムを設け、オイルの油圧により立体
カムのカム位置を吸気カムシャフトの軸線方向に変化さ
せ、吸気バルブのバルブリフト量を調整する。
は、吸気カムシャフトにカムプロフィールの異なる複数
のカムが設けられる。そして、バルブリフト量可変機構
に供給されるオイルの油圧によって同機構は駆動され、
その駆動により複数のカムの内から吸気バルブを駆動す
るカムを選択し、同バルブのバルブリフト量を調整す
る。また、カム移動式のバルブリフト量可変機構では、
吸気カムシャフトの軸線方向にカムプロフィールが連続
的に変化する立体カムを設け、オイルの油圧により立体
カムのカム位置を吸気カムシャフトの軸線方向に変化さ
せ、吸気バルブのバルブリフト量を調整する。
【0083】これらの場合には、吸気バルブを駆動する
カム或いはカム位置の切換にかかる同バルブの開閉特性
の特性推移に基づき、オイル異常が検出される。 ・本実施形態では、吸気バルブ23の開閉タイミングを
可変とするVVT機構27を例示したが、排気バルブ2
4の開閉タイミングを可変とするVVT機構に本発明を
適用してもよい。また、上記バルブリフト量可変機構
も、排気バルブのバルブリフト量を可変とするものであ
ってもよい。
カム或いはカム位置の切換にかかる同バルブの開閉特性
の特性推移に基づき、オイル異常が検出される。 ・本実施形態では、吸気バルブ23の開閉タイミングを
可変とするVVT機構27を例示したが、排気バルブ2
4の開閉タイミングを可変とするVVT機構に本発明を
適用してもよい。また、上記バルブリフト量可変機構
も、排気バルブのバルブリフト量を可変とするものであ
ってもよい。
【0084】・本実施形態では、目標VVT進角量θt
を積算することにより得られる目標積算値Qと、実際の
VVT進角量θrealを積算することにより得られる実積
算値Sとの比に基づき、オイルの異常を検出するように
したが、本発明これに限定されない。例えば、クランク
センサ18と吸気及び排気カムセンサ35,36とから
の検出信号に基づきVVT機構27の駆動速度を求め、
その求めたVVT機構27の駆動速度からオイル異常を
検出するようにしてもよい。この場合、そのVVT機構
27の駆動速度から吸気バルブ23の開閉特性の特性推
移を知ることができるため、そのVVT機構27の駆動
速度に基づきオイル異常を的確に検出することができ
る。
を積算することにより得られる目標積算値Qと、実際の
VVT進角量θrealを積算することにより得られる実積
算値Sとの比に基づき、オイルの異常を検出するように
したが、本発明これに限定されない。例えば、クランク
センサ18と吸気及び排気カムセンサ35,36とから
の検出信号に基づきVVT機構27の駆動速度を求め、
その求めたVVT機構27の駆動速度からオイル異常を
検出するようにしてもよい。この場合、そのVVT機構
27の駆動速度から吸気バルブ23の開閉特性の特性推
移を知ることができるため、そのVVT機構27の駆動
速度に基づきオイル異常を的確に検出することができ
る。
【0085】・上記目標積算値Qと実積算値Sとの比に
基づきオイル異常を検出するのにか代えて、実際のVV
T進角量θt が目標VVT進角量θrealと同じ値になる
までの時間に基づきオイル異常を検出するようにしても
よい。この場合、実際のVVT進角量θt が目標VVT
進角量θrealと同じ値になるまでの時間から吸気バルブ
23の開閉特性の特性推移を知ることができるため、そ
の時間に基づきオイル異常を的確に検出することができ
る。
基づきオイル異常を検出するのにか代えて、実際のVV
T進角量θt が目標VVT進角量θrealと同じ値になる
までの時間に基づきオイル異常を検出するようにしても
よい。この場合、実際のVVT進角量θt が目標VVT
進角量θrealと同じ値になるまでの時間から吸気バルブ
23の開閉特性の特性推移を知ることができるため、そ
の時間に基づきオイル異常を的確に検出することができ
る。
【0086】・目標積算値Qと実積算値Sとの比に基づ
きオイル異常を検出するのではなく、例えば目標積算値
Qと実積算値Sとの差に基づきオイル異常を検出するよ
うにしてもよい。
きオイル異常を検出するのではなく、例えば目標積算値
Qと実積算値Sとの差に基づきオイル異常を検出するよ
うにしてもよい。
【0087】・VVT機構27を駆動するためのオイル
は、エンジン11のクランクシャフト15の回転に伴い
駆動されるオイルポンプPによって同機構27に供給さ
れるため、オイルポンプPのオイル吐出が少なくなるエ
ンジン11の低回転時には、オイル粘度低下などのオイ
ル異常に基づきVVT機構27の駆動応答性が低下し易
い。こうした特性をふまえて、VVT機構27へのオイ
ル供給量が少ないエンジン11の低回転時のみに、オイ
ル異常の検出を行うようにしてもよい。この場合、エン
ジン11の低回転時には、上記の理由により、オイルが
正常な場合と粘度低下した場合とでVVT機構27の駆
動応答性が大きく異なるため、オイルの粘度低下による
オイルの異常を検出し易くなる。
は、エンジン11のクランクシャフト15の回転に伴い
駆動されるオイルポンプPによって同機構27に供給さ
れるため、オイルポンプPのオイル吐出が少なくなるエ
ンジン11の低回転時には、オイル粘度低下などのオイ
ル異常に基づきVVT機構27の駆動応答性が低下し易
い。こうした特性をふまえて、VVT機構27へのオイ
ル供給量が少ないエンジン11の低回転時のみに、オイ
ル異常の検出を行うようにしてもよい。この場合、エン
ジン11の低回転時には、上記の理由により、オイルが
正常な場合と粘度低下した場合とでVVT機構27の駆
動応答性が大きく異なるため、オイルの粘度低下による
オイルの異常を検出し易くなる。
【0088】・上記のようにエンジン11の低回転時の
みにオイル異常判定を実行するのに代えて、VVT機構
27へ供給されるオイルの供給量を算出するとともに、
その算出結果に基づいて当該オイル供給量の少ないとき
にオイル異常判定を実行するようにしてもよい。この場
合、図3に示すように、供給通路80においてオイルポ
ンプPよりも下流側に、OCV79を介してVVT機構
27へ供給されるオイルの油圧を検出し、その検出した
油圧に対応する検出信号を出力する油圧センサ82を設
ける。そして、油圧センサ82からの検出信号と供給通
路80のオイル流通断面積とからVVT機構27へ供給
されるオイルの供給量を算出する。この場合も、上記の
効果に準じた効果が得られるようになる。
みにオイル異常判定を実行するのに代えて、VVT機構
27へ供給されるオイルの供給量を算出するとともに、
その算出結果に基づいて当該オイル供給量の少ないとき
にオイル異常判定を実行するようにしてもよい。この場
合、図3に示すように、供給通路80においてオイルポ
ンプPよりも下流側に、OCV79を介してVVT機構
27へ供給されるオイルの油圧を検出し、その検出した
油圧に対応する検出信号を出力する油圧センサ82を設
ける。そして、油圧センサ82からの検出信号と供給通
路80のオイル流通断面積とからVVT機構27へ供給
されるオイルの供給量を算出する。この場合も、上記の
効果に準じた効果が得られるようになる。
【0089】・本実施形態では、VVT進角時において
のオイル異常検出手順を説明したが、これと同様にVV
T遅角時においてオイル異常検出を行ってもよい。 ・本実施形態では、フェイルセーフとして自動車の加速
時における点火時期の進角量を制限するようにしたが、
本発明はこれに限定されない。即ち、オイル異状時のフ
ェイルセーフとして、アイドル時におけるエンジン回転
数の目標値を大きくしたりしてもよい。
のオイル異常検出手順を説明したが、これと同様にVV
T遅角時においてオイル異常検出を行ってもよい。 ・本実施形態では、フェイルセーフとして自動車の加速
時における点火時期の進角量を制限するようにしたが、
本発明はこれに限定されない。即ち、オイル異状時のフ
ェイルセーフとして、アイドル時におけるエンジン回転
数の目標値を大きくしたりしてもよい。
【0090】・本実施形態では、ステップS105の所
定時間T1が3秒である場合を例示したが、その所定時
間T1の値を適宜変更してもよい。 ・本実施形態では、ISCV49aの開度を制御してア
イドル時における燃焼室19への吸入空気量を調節した
が、これに代えて電子制御式のスロットルバルブを採用
し、同バルブの開度制御によりアイドル時の吸入空気量
を調節してもよい。
定時間T1が3秒である場合を例示したが、その所定時
間T1の値を適宜変更してもよい。 ・本実施形態では、ISCV49aの開度を制御してア
イドル時における燃焼室19への吸入空気量を調節した
が、これに代えて電子制御式のスロットルバルブを採用
し、同バルブの開度制御によりアイドル時の吸入空気量
を調節してもよい。
【0091】このような電子制御式のスロットルバルブ
を採用した場合、同バルブはアクセルペダルに連結され
るのではなくステップモータに連結され、同モータより
開閉される。アクセルペダルの近傍にはアクセルセンサ
が設けられ、同センサから運転者によるアクセルペダル
の踏込量、即ちアクセル開度に応じた検出信号がECU
92の外部入力回路98に出力される。スロットルバル
ブの開度(スロットル開度)は、アクセル開度及びエン
ジン回転数等に応じてステップモータが制御されること
により調節される。
を採用した場合、同バルブはアクセルペダルに連結され
るのではなくステップモータに連結され、同モータより
開閉される。アクセルペダルの近傍にはアクセルセンサ
が設けられ、同センサから運転者によるアクセルペダル
の踏込量、即ちアクセル開度に応じた検出信号がECU
92の外部入力回路98に出力される。スロットルバル
ブの開度(スロットル開度)は、アクセル開度及びエン
ジン回転数等に応じてステップモータが制御されること
により調節される。
【0092】・本実施形態では、VVT機構27を駆動
するためのオイルの温度が80℃〜100℃のとき、オ
イルが異常であるか否かの判定を実行したが、そのオイ
ル異常判定を実行するオイル温度領域を適宜変更しても
よい。また、これを割愛して全オイル温度領域でオイル
異常判定を実行するようにしてもよい。
するためのオイルの温度が80℃〜100℃のとき、オ
イルが異常であるか否かの判定を実行したが、そのオイ
ル異常判定を実行するオイル温度領域を適宜変更しても
よい。また、これを割愛して全オイル温度領域でオイル
異常判定を実行するようにしてもよい。
【0093】・オイル異常を判定するオイル温度領域を
定める場合であれ、必ずしも油温センサ13b等を設け
る設ける必要はない。例えば水温センサ41により検出
されるエンジン11の冷却水温に基づき、オイル温度を
推定する構成とすることもできる。
定める場合であれ、必ずしも油温センサ13b等を設け
る設ける必要はない。例えば水温センサ41により検出
されるエンジン11の冷却水温に基づき、オイル温度を
推定する構成とすることもできる。
【0094】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、オイル異
常検出手段がバルブにおける実際の開閉特性の特性推移
に基づきオイルの異常を検出する。従って、オイル異常
を検出するためのセンサ等を設けることなく、そのオイ
ル異常を検出することができるようになる。
常検出手段がバルブにおける実際の開閉特性の特性推移
に基づきオイルの異常を検出する。従って、オイル異常
を検出するためのセンサ等を設けることなく、そのオイ
ル異常を検出することができるようになる。
【0095】請求項2記載の発明によれば、バルブの開
閉特性目標値及び実際の開閉特性が、内燃機関の運転状
態に基づき頻繁に変動しても、それら開閉特性目標値及
び実特性値を積算して得られる目標積算値及び実特性積
算値に基づいて、オイル異常を的確に検出することがで
きる。
閉特性目標値及び実際の開閉特性が、内燃機関の運転状
態に基づき頻繁に変動しても、それら開閉特性目標値及
び実特性値を積算して得られる目標積算値及び実特性積
算値に基づいて、オイル異常を的確に検出することがで
きる。
【0096】請求項3記載の発明によれば、バルブにお
ける実際の開閉特性の変化速度から同開閉特性の特性推
移を知ることができるため、その開閉特性の変化速度に
基づきオイル異常を的確に検出することができる。
ける実際の開閉特性の変化速度から同開閉特性の特性推
移を知ることができるため、その開閉特性の変化速度に
基づきオイル異常を的確に検出することができる。
【0097】請求項4記載の発明によれば、バルブにお
ける実際の開閉特性が開閉特性目標値に達するまでの時
間から同開閉特性の特性推移を知ることができるため、
その時間に基づきオイル異常を的確に検出することがで
きる。
ける実際の開閉特性が開閉特性目標値に達するまでの時
間から同開閉特性の特性推移を知ることができるため、
その時間に基づきオイル異常を的確に検出することがで
きる。
【0098】請求項5記載の発明によれば、オイル粘度
の低下に基づきバルブ特性可変機構の駆動応答性が低下
し易いオイル温度領域では、オイルが正常な場合と粘度
低下した場合とで同機構の駆動応答性が大きく異なるた
め、上記オイル温度領域にてオイル異常の検出を行うこ
とにより、オイル粘度低下によるオイル異常が検出し易
くなる。
の低下に基づきバルブ特性可変機構の駆動応答性が低下
し易いオイル温度領域では、オイルが正常な場合と粘度
低下した場合とで同機構の駆動応答性が大きく異なるた
め、上記オイル温度領域にてオイル異常の検出を行うこ
とにより、オイル粘度低下によるオイル異常が検出し易
くなる。
【0099】請求項6記載の発明によれば、バルブ特性
可変機構へ供給されるオイルの量が少なくなるオイル供
給量領域では、オイルが正常な場合と粘度低下した場合
とで同機構の駆動応答性が大きく異なるため、上記オイ
ル供給量領域にてオイル異常の検出を行うことにより、
オイル粘度低下によるオイル異常が検出し易くなる。
可変機構へ供給されるオイルの量が少なくなるオイル供
給量領域では、オイルが正常な場合と粘度低下した場合
とで同機構の駆動応答性が大きく異なるため、上記オイ
ル供給量領域にてオイル異常の検出を行うことにより、
オイル粘度低下によるオイル異常が検出し易くなる。
【0100】請求項7記載の発明によれば、バルブ特性
可変機構に給排されるオイルの異常が発生したとき、フ
ェイルセーフ手段によって内燃機関の運転状態のフェイ
ルセーフが実行されるため、オイル異常時にも同機関の
運転状態をオイル正常時と同じ状態に保持することがで
きる。
可変機構に給排されるオイルの異常が発生したとき、フ
ェイルセーフ手段によって内燃機関の運転状態のフェイ
ルセーフが実行されるため、オイル異常時にも同機関の
運転状態をオイル正常時と同じ状態に保持することがで
きる。
【図1】本実施形態のバルブ特性制御装置を適用したエ
ンジン全体を示す斜視図。
ンジン全体を示す斜視図。
【図2】同エンジンの点火系、燃料系及び吸排気系を示
す断面図。
す断面図。
【図3】バルブタイミング可変機構及びOCVの構成を
示す断面図。
示す断面図。
【図4】バルブタイミング制御装置の電気的構成を示す
ブロック図。
ブロック図。
【図5】オイル異常の検出手順を示すフローチャート。
【図6】オイル異常の検出手順を示すフローチャート。
【図7】スロットル開度の推移、及び同スロットル開度
の推移に対応する目標VVT進角量と実際のVVT進角
量との推移を示すタイムチャート。
の推移に対応する目標VVT進角量と実際のVVT進角
量との推移を示すタイムチャート。
【図8】油温とVVT機構の駆動速度との関係を示すグ
ラフ。
ラフ。
11…エンジン、13b…油温センサ、18…クランク
センサ、23…吸気バルブ、24…排気バルブ、27…
バルブタイミング可変機構(VVT機構)、35…吸気
カムセンサ、36…排気カムセンサ、41…水温セン
サ、46a…スロットルセンサ、47a…アクセルセン
サ、48…吸気圧センサ、79…OCV、82…油圧セ
ンサ、92…電子制御ユニット(ECU)、P…オイル
ポンプ。
センサ、23…吸気バルブ、24…排気バルブ、27…
バルブタイミング可変機構(VVT機構)、35…吸気
カムセンサ、36…排気カムセンサ、41…水温セン
サ、46a…スロットルセンサ、47a…アクセルセン
サ、48…吸気圧センサ、79…OCV、82…油圧セ
ンサ、92…電子制御ユニット(ECU)、P…オイル
ポンプ。
Claims (7)
- 【請求項1】内燃機関におけるバルブの開閉特性を変化
させるバルブ特性可変機構と、 前記バルブ特性可変機構にオイルの給排を行って同機構
を油圧駆動する駆動手段と、 内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、 前記運転状態検出手段の検出結果に基づき前記バルブの
開閉特性目標値を決定する目標値決定手段と、 前記バルブの実際の開閉特性を検出する実特性検出手段
と、 前記バルブの開閉特性目標値と実際の開閉特性とに基づ
き前記駆動手段を制御する制御手段と、 前記検出されるバルブの実際の開閉特性の特性推移に基
づいて、前記バルブ特性可変機構に給排されるオイルの
異常を検出するオイル異常検出手段と、 を備える内燃機関のバルブ特性制御装置。 - 【請求項2】前記オイル異常検出手段は、内燃機関の運
転状態に基づき変化する前記バルブの開閉特性目標値を
積算して得られる目標積算値と、同じく内燃機関の運転
状態に基づき変化する前記バルブの実際の開閉特性を積
算して得られる実特性積算値とに基づいてオイル異常を
検出するものである請求項1記載の内燃機関のバルブ特
性制御装置。 - 【請求項3】前記オイル異常検出手段は、前記バルブに
おける実際の開閉特性の変化速度を測定し、その測定し
た変化速度に基づいて、前記バルブ特性可変機構に給排
されるオイルの異常を検出するものである請求項1記載
の内燃機関のバルブ特性制御装置。 - 【請求項4】前記オイル異常検出手段は、前記バルブの
実際の開閉特性が同バルブの開閉特性目標値に達するま
での時間に基づいて、前記バルブ特性可変機構に給排さ
れるオイルの異常を検出するものである請求項1記載の
内燃機関のバルブ特性制御装置。 - 【請求項5】請求項1〜4のいずれかに記載の内燃機関
のバルブ特性制御装置において、 前記バルブ特性可変機構に給排されるオイルの温度を検
出若しくは推定する手段を更に備え、 前記オイル異常検出手段は、前記検出若しくは推定され
るオイルの温度が所定の温度領域にあることを条件に前
記オイル異常の検出を行うものであることを特徴とする
内燃機関のバルブ特性制御装置。 - 【請求項6】請求項1〜5のいずれかに記載の内燃機関
のバルブ特性制御装置において、 前記オイルの供給量を求める手段を更に備え、 前記オイル異常検出手段は、前記求まるオイル供給量が
所定の範囲にあることを条件に前記オイル異常の検出を
行うものであることを特徴とする内燃機関のオイル特性
制御装置。 - 【請求項7】請求項1〜6のいずれかに記載の内燃機関
のバルブ特性制御装置において、 前記オイル異常検出手段が前記バルブ特性可変機構に給
排されるオイルの異常を検出したとき、内燃機関におけ
る運転状態のフェイルセーフを実行するフェイルセーフ
手段を更に備えたことを特徴とする内燃機関のバルブ特
性制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9082617A JPH10274065A (ja) | 1997-04-01 | 1997-04-01 | 内燃機関のバルブ特性制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9082617A JPH10274065A (ja) | 1997-04-01 | 1997-04-01 | 内燃機関のバルブ特性制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10274065A true JPH10274065A (ja) | 1998-10-13 |
Family
ID=13779438
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9082617A Pending JPH10274065A (ja) | 1997-04-01 | 1997-04-01 | 内燃機関のバルブ特性制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10274065A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008309166A (ja) * | 2008-09-29 | 2008-12-25 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の可変バルブタイミング機構の異常検出装置 |
-
1997
- 1997-04-01 JP JP9082617A patent/JPH10274065A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008309166A (ja) * | 2008-09-29 | 2008-12-25 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の可変バルブタイミング機構の異常検出装置 |
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