JPH10274311A - 駆動制御装置及びシート給送装置及び画像形成装置及び画像読取装置 - Google Patents

駆動制御装置及びシート給送装置及び画像形成装置及び画像読取装置

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JPH10274311A
JPH10274311A JP9294797A JP9294797A JPH10274311A JP H10274311 A JPH10274311 A JP H10274311A JP 9294797 A JP9294797 A JP 9294797A JP 9294797 A JP9294797 A JP 9294797A JP H10274311 A JPH10274311 A JP H10274311A
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JP
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gear
control device
drive control
toothless
locking
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JP9294797A
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English (en)
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Naoki Nakamura
直樹 中村
Hidehiko Kajiya
秀彦 梶家
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】動作の安定した、高品質の駆動制御装置を提供
すること。 【解決手段】欠歯歯車4の欠歯部4aと第2歯車9とが
対向し、且つ、両歯車の歯面が干渉しない位置で欠歯歯
車4を係止する係止手段として、フック11と、被係止
爪4bを設け、給送ローラ2がシート1に対して連れ回
ることなどによる、欠歯歯車4の歯面と第2歯車9の歯
面との干渉を防止した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は欠歯歯車を用いた駆
動制御装置、詳しくはプリンタや複写機などの画像形成
装置及び、イメージスキャナなどの画像読取装置に備え
られるシート給送装置に用いられる駆動制御装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機、プリンタ等の画像形成装
置及びイメージスキャナなどの画像読取装置にはシート
給送装置が備えられており、そのシート給送装置には、
給送ローラを欠歯歯車によって駆動制御する駆動制御装
置が用いられることがある。
【0003】この種の駆動制御装置としては、図5に示
すようなものがある。
【0004】これは従来の給送ローラの駆動制御装置を
示す斜視図である。
【0005】101は搬送されて来るシート(或はシー
ト束)、102は給送ローラであり、この給送ローラ1
02と不図示の分離パッドとのニップによりシート10
1を1枚ずつ分離しつつ給送する。
【0006】この給送ローラ102の駆動を制御する駆
動制御装置として、回転軸103、回転軸と連動する欠
歯歯車104、欠歯歯車104と常に噛合する補助歯車
105、補助歯車を介して欠歯歯車に起回転力を伝える
第1歯車106、第1歯車によって回転を開始した欠歯
歯車をそのままの方向に回転させる第2歯車109、第
1,第2歯車の両方に噛合し、両歯車を遊星歯車とする
太陽歯車110、第1歯車106,第2歯車109,太
陽歯車110の3つの歯車の軸を連結する腕108、太
陽歯車を正逆自在に回転する駆動歯車107、を有して
いる。
【0007】このような構成により、以下のようにシー
トの給送が行なわれる。
【0008】まず駆動歯車107が時計回りに回転し太
陽歯車110は反時計回りに、第1歯車106,第2歯
車109は時計回りに回転する。同時に腕108は、太
陽歯車との摩擦により、太陽歯車の軸を支点として反時
計回りに回転する。
【0009】これにより、腕に連結された第1歯車10
6は補助歯車105と噛合し、補助歯車105で回転方
向を逆にされた後、欠歯歯車104に時計方向の起回転
力を与える。
【0010】この起回転力で欠歯歯車4の欠歯部が歯車
9と対向する位置すなわち、ホームポジションを脱する
と、すぐに歯車7が反時計回りに逆回転し始める。そし
て腕108は、時計回りに回転し第2歯車109が欠歯
歯車104と噛合し、欠歯歯車104は再びホームポジ
ションに戻るまで回転する。
【0011】これらの動作により、給送ローラー102
の所定角度(図の場合は360°)の回転制御を実現し
ようとする。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては、第2歯車109が、欠歯歯車104
と噛合して再びホームポジションに戻る際、欠歯歯車1
04の欠歯部が第2歯車109と完全に対向する位置
(互いの歯面が干渉しない位置)にきた時に欠歯歯車1
04が停止する保証はなかった。
【0013】すなわち、第2歯車109と欠歯歯車10
4がホームポジションに位置し、シート1が搬送中の場
合、給送ローラ102とシート101との間で生ずる摩
擦力による回転力が欠歯歯車104に対して作用して、
欠歯歯車104が回転してしまいホームポジションを保
つことが出来なくなる。すなわち、給送ローラー102
及びそれに連動する欠歯歯車104が連れ回りをしてし
まう。
【0014】この場合、ホームポジションを越えて欠歯
歯車104が回転してしまい、第2歯車109の歯面と
欠歯歯車104の歯面が干渉し、変音発生や歯車歯面が
破壊するという問題が生じていた。
【0015】また、第2歯車109から欠歯歯車104
に対し、欠歯歯車104及び回転軸103(給送ローラ
102も含む)を回転するだけの回転力を伝達できなく
なる位置で停止するのであるから、回転軸103の回転
抵抗が大きい(重い)場合、シート101に対し、何ら
かの原因で大きな搬送負荷が与えられた場合等には、完
全にホームポジションになりきらない位置で欠歯歯車が
停止してしまうこともあった。
【0016】この場合にも、第2歯車109の歯面と欠
歯歯車104の歯面が干渉し、変音発生や、ひどい場合
には歯車歯面が破壊するという問題が生じていた。
【0017】本発明は上記従来技術の課題を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、欠歯歯
車と、第2歯車との間の不必要な干渉がなく、動作の安
定した、高品質の駆動制御装置を提供することにある。
また、その駆動制御装置を用いた、高品質のシート供給
装置、画像形成装置、画像読取装置を提供することにあ
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、駆動源による回転を所定角度だけ
回転軸に伝達する欠歯歯車と、待機位置と、静止した欠
歯歯車に対し起回転力を与える起回転位置と、の2つの
位置を移動可能な第1歯車と、第1歯車の起回転力によ
る欠歯歯車の回転により、欠歯歯車と噛合し始める第2
歯車と、を有し、これら第1、第2歯車によって、欠歯
歯車を、その欠歯部が第2歯車に対向する位置から、次
に欠歯部が第2歯車に対向する位置まで、回転させる駆
動制御装置において、欠歯歯車の欠歯部と第2歯車とが
対向し、且つ、両歯車の歯面が干渉しない位置で前記欠
歯歯車を係止する係止手段を設けたことを特徴とする。
【0019】この係止手段は、第1歯車の移動に連動し
て係止を行なってもよい。
【0020】特に係止手段は、第1歯車の移動力を用い
て係止またはその解除を行なってもよい。
【0021】係止手段は、第1歯車の起回転位置への移
動によってその係止を解除してもよい。
【0022】係止手段は、第1歯車の軸に係合する係合
部と、欠歯歯車を係止する係止爪と、を備えてなること
は好適である。
【0023】係止手段は、第1歯車の回転力を用いて係
止の解除を行なってもよい。
【0024】特に係止手段は、第1歯車の起回転時の回
転によって係止の解除を行なうってもよい。
【0025】係止手段は、第1歯車と噛合する歯車部
と、欠歯歯車を係止する係止爪と、を備えてなることは
好適である。また、係止手段は、欠歯歯車の欠歯部と第
2歯車とが対向した位置から、両歯車の歯面が干渉しな
い位置まで欠歯歯車を回転させる付勢手段を有すること
を特徴とする。
【0026】一方、第1歯車は遊星歯車であって、太陽
歯車の回りを遊星移動することにより起回転位置と待機
位置とを移動することは好適である。
【0027】第2歯車は第1歯車と同じく、太陽歯車の
回りを遊星移動する遊星歯車であって、第1歯車、第2
歯車、太陽歯車のそれぞれの軸は1つの腕によって連結
されており、第2歯車が起回転位置の時は第1歯車は欠
歯歯車との非噛合位置にあり、第2歯車が待機位置の時
は第1歯車は欠歯歯車との噛合位置にあるように、2つ
の歯車が連動することも好適である。
【0028】遊星移動を、太陽歯車を回動させることに
よって行なうことも好適である。
【0029】係止手段は腕と一体に設けてもよい。
【0030】シート給送装置であって、上記駆動制御装
置おける回転軸に給送ローラを設け、該給送ローラを所
定角度回転させることでシートの給送を行なうことは好
適である。
【0031】画像形成装置であって、上記シート給送装
置を備えたシート給送部と、該シート給送部により給送
されたシートに対し画像形成を行なう画像形成部と、を
有するものも好適である。
【0032】画像読取装置であって、上記シート給送装
置を備えた原稿給送部と、該原稿給送部により給送され
た原稿の画像を読み取る画像読取部と、を有するものも
好適である。
【0033】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ないかぎりは、この発明の範囲をそれらのみに限定する
趣旨のものではない。
【0034】(実施の形態1)本発明の第1の実施の形
態に係る駆動制御装置を図1を用いて示す。
【0035】図1は駆動制御装置をシート給送装置に用
いた場合の斜視図であり、この図から、シート1及び給
送ローラ2を除いたものが純粋に本実施の形態に係る駆
動制御装置である。以下にその構成を説明する。
【0036】この中で、3はこの駆動制御装置により制
御された駆動の出力をする回転軸、4は回転軸3と連動
し、回転軸3に対しそのまま回転を伝達する欠歯歯車、
5は欠歯歯車4と常に噛合する位置に配置された補助歯
車、6は補助歯車を介して欠歯歯車に起回転力を伝える
第1歯車、9は第1歯車によって回転を開始した欠歯歯
車をそのままの方向に回転させる第2歯車、10は第1
歯車6,第2歯車9の両方に噛合し、両歯車を遊星歯車
とする太陽歯車、8は第1歯車6,第2歯車9,太陽歯
車10の3つの歯車の軸を連結する腕、7は太陽歯車を
正逆自在に回転させる駆動源としての駆動歯車である。
【0037】また、11はフックであり、第1歯車の軸
に係合する係合部11aと、欠歯歯車を係止する係止爪
11bと、そして、フック11の動作の支点となる軸1
1cを持つ。
【0038】一方、欠歯歯車には、欠歯部4aと、係止
爪11bに係止される被係止爪4bと、を備えている。
この係止爪11bと被係止爪4bとにより係止手段が構
成される。以上の構成を有する駆動制御装置により、以
下のように駆動の制御及びシートの給送が行なわれる。
【0039】まず、ホームポジションとして、欠歯歯車
4の欠歯部4aと、第2歯車9は対向する位置にあり、
係止爪11bが被係止爪4bを係止した状態にある。
【0040】そして、回転開始時には、外部から駆動歯
車7を時計回りに回転するように入力する。
【0041】駆動歯車7が時計回りに回転すると、太陽
歯車10は反時計回りに、第1歯車6,第2歯車9は時
計回りに回転する。同時に腕8は、太陽歯車との摩擦に
より、太陽歯車の軸を支点として反時計回りに回動す
る。
【0042】これにより、腕8に連結された第1歯車6
は図の右斜め上方に移動し、第1歯車6の軸と係合する
フック11の係合部11aも上方に付勢される。これに
よりフック11全体は軸11cを中心として時計回りに
回転し、係止爪11bと被係止爪4bの係止は解除され
る。同時に、第1歯車6は起回転位置、すなわち補助歯
車5と噛合する位置に移動し、補助歯車5で回転方向を
逆にされた後、欠歯歯車4に時計方向の起回転力を与え
る。
【0043】この起回転力で欠歯歯車4の欠歯部が歯車
9と対向する位置すなわち、ホームポジションを脱する
と、すぐに歯車7が反時計回りに逆回転し始める。そし
て腕8は、時計回りに回転し、第1歯車6は待機位置に
移動し、第2歯車9は欠歯歯車4と噛合し、欠歯歯車4
は次に再びホームポジションに戻るまで第2歯車9によ
り回転する。
【0044】これらの動作により、給送ローラー2の所
定角度(図の場合は360°)の回転制御を実現させ、
不図示の分離シートと給送ローラとの間のニップを通す
ことによりシートを一枚ずつ分離給送するものである。
【0045】その後、シートは更に下流に設けられた搬
送手段により搬送されることもあり、その際、給送ロー
ラ2が搬送中のシート1との間で生ずる摩擦力により連
れ回りしようとするが、欠歯歯車4の被係止爪4bを、
フック11の係止爪11bが係止することにより、ホー
ムポジションを保つことができる。すなわち、給送ロー
ラ2、回転軸3及び欠歯歯車4の連れ回りを抑えること
ができ、欠歯歯車4の歯面と、第2歯車の歯面との干渉
を防止できる。
【0046】なお、フック11の係合部11aと腕8と
を連動させることにより、フック11を回動させ、爪の
係止及びその解除を行なってもよい。
【0047】また、上記説明したシート給送装置は、画
像形成装置または画像読取装置に応用することができ
る。
【0048】この場合、本願のシート給送装置を備えた
シート給送部と、このシート給送部から給送されたシー
トに対し画像形成を行なう画像形成部と、を備えること
により、シート給送部で安定したシートの給送を行なえ
る、高品質の画像形成装置を提供することができる。
尚、画像形成装置中に設けられた画像形成部等の、シー
ト給送部以外の部分は、従来の構成を適宜応用すればよ
く、ここでは詳細な説明は省略する。
【0049】更に同様に、シート給送装置を備えた原稿
給送部と、この原稿給送部から給送された原稿の画像を
読み取る画像読取部と、を備えることによれば、やはり
原稿給送部で安定した原稿の給送を行なうことができ
る、高品質の画像読取装置を提供することができる。こ
の場合も原稿給送部以外の部分は従来の構成を適宜応用
すればよい。
【0050】(実施の形態2)図2に、本発明の第2の
実施の形態に係る駆動制御装置をシート給送装置に用い
たものの斜視図を示す。
【0051】上記第1の実施の形態では、係止手段とし
て、フック11を設けたが、本実施の形態では、腕8の
一部に係止手段としての係止部8aを設け、欠歯歯車4
の被係止爪と、係止するように構成している。すなわ
ち、回転開始時には腕8そのものが太陽歯車10の軸を
中心に反時計回りに回転するため、腕8の、第2歯車9
側に設けられた係止部8aは被係止爪4bとの係止を解
除し、同時に第1歯車6が起回転位置に移動して欠歯歯
車4を回転させる。その後、すぐに第1歯車6は待機位
置に戻り、欠歯歯車4は第2歯車9により、図のように
欠歯部4aが第2歯車9と対向する位置に来るまで回転
する。そして、同時に係止部8aは被係止爪4bを係止
し、シート1による給送ローラ2、回転軸3及び欠歯歯
車4の連れ回りを防止する。
【0052】その他の構成および作用については第1の
実施の形態と同一なので、同一の構成部分については同
一の符号を付して、その説明は省略する。
【0053】本実施の形態によれば、フックを別部材と
して設ける必要はなく、部品点数、組立工程を少なくす
ることができ、第1の実施の形態に比べ、生産性の向上
が履かれる。
【0054】(実施の形態3)図3(a)に、本発明の
第3の実施の形態に係る駆動制御装置をシート給送装置
に用いたものの斜視図を、(b)にそのA方向から見た
端面図を示す。上記第1の実施の形態では、係止手段と
して、第1歯車6の移動力を利用して係止の解除を行な
うフック11を設けたが、本実施の形態では、第1歯車
6の回転力を利用して係止の解除を行なうフック12を
設けている。
【0055】フック12は、補助歯車5と同軸的に設け
られ、第1歯車6と噛合可能な位置に設けられ補助歯車
よりも若干大きな外径の歯車部12aと、係止爪12b
と、を備えており、この係止爪12bが欠歯歯車4の被
係止爪4bと係止するように構成されている。また、フ
ック12は軸12cを中心として回動可能に設けられ、
不図示の付勢部材(例えばスプリング等の弾性部材)に
よって常時時計回りに回動する方向に付勢されている。
【0056】このような構成により、回転開始時に腕8
が太陽歯車10の軸を中心に反時計回りに回転すると、
まず、第1歯車6と、フック12の歯車部12aと、が
噛合し、付勢部材の付勢力に抗してフック12を反時計
回りに回転させる。これにより、係止爪12bと被係止
爪4bとの係止が解除される(図3(b)の鎖線)。次
に、フック12の反時計回りの回転により第1歯車6と
歯車部12aとの噛合が離れ、第1歯車6が起回転位置
に移動して補助歯車5とが噛合し、欠歯歯車4を回転さ
せる。その後、すぐに第1歯車6は待機位置に戻り、欠
歯歯車4は第2歯車9により、図のように欠歯部4aが
第2歯車9と対向する位置に来るまで回転する。そし
て、付勢力によりもとの位置に戻っていた係止爪12b
は被係止爪4bを係止し、シート1による給送ローラ
2、回転軸3及び欠歯歯車4の連れ回りを防止する。
【0057】その他の構成および作用については第1の
実施の形態と同一なので、同一の構成部分については同
一の符号を付して、その説明は省略する。
【0058】本実施の形態によれば、フックの動作を歯
車同士の噛合によって行なうので、力の伝達率がよく、
確実にフックを動作させることができる。
【0059】(実施の形態4)図4(a)に、本発明の
第4の実施の形態に係る駆動制御装置をシート給送装置
に用いたものの斜視図を、(b)にそのA方向から見た
端面図を、(c)に欠歯歯車4の拡大斜視図を示す。
【0060】第1〜第3の実施の形態においては、連れ
回り等により欠歯歯車4に作用する外部回転力を係止手
段によって支え、欠歯歯車の欠歯部と第2歯車とが対向
し、且つ、両歯車の歯面が干渉しない位置をホームポジ
ションとする発明である。これに対し、回転軸3の回転
抵抗が大きい(重い)場合、或は、シート1に対し、何
らかの原因で大きな搬送負荷が生じた場合等には、完全
にホームポジションになりきらない位置で欠歯歯車が停
止してしまうこともあった。
【0061】したがって、本実施の形態では、その防止
策として、上記実施の形態3に係る係止手段に、欠歯歯
車の欠歯部と第2歯車とが対向した位置から、両歯車の
歯面が干渉しない位置まで前記欠歯歯車を回転させる付
勢手段を設けた。
【0062】ここで、付勢手段といっているのは、主に
図4で4cとして示したC型の座金形状の部材である。
特に図4(c)に示すように、4cの溝部4dのほぼ中
央に被係止爪4bが位置するように配置されている。ま
た、4cの両端4e,4fは斜面になっており、欠歯歯
車4の回転方向の下流側の斜面4eは上流側の斜面4f
よりも、傾斜が急になっている。
【0063】一方、フック12は上記第3の実施の形態
とほぼ同じ構成であるが、軸方向に移動可能に設けられ
ており、スプリング等の弾性部材により欠歯歯車向き
(矢印A方向)に常時押圧されている。
【0064】このような構成により、付勢手段は以下の
ように動作する。なお、便宜上、図4(c)では、欠歯
歯車4に対する係止爪12bの相対位置を鎖線で示す。
(実際には欠歯歯車4が矢印B方向に回転する) ホームポジションにおいては前記実施の形態と同様、係
止爪12bと被係止爪4bとが当接することにより、欠
歯歯車4を係止している状態にある(図4(a),
(b)の実線、(c)の鎖線α)。
【0065】回転開始時に腕8が太陽歯車10の軸を中
心に反時計回りに回転すると、まず、第1歯車6と、フ
ック12の歯車部12aと、が噛合し、付勢部材の付勢
力に抗してフック12を反時計回りに回転させる。これ
により、係止爪12bと被係止爪4bとの係止が解除さ
れる(図4(b)の鎖線、(c)の鎖線β)。
【0066】そして、更に、フック12が反時計回りに
回転することにより第1歯車6と歯車部12aとの噛合
が離れ、第1歯車6が起回転位置に移動して補助歯車5
と噛合し、欠歯歯車4を回転させる(図4(c)の鎖線
γ)。その後、すぐに第1歯車6は待機位置に戻り、同
時に、係止爪12bはフック12に与えられた時計回り
の付勢力によって、係止位置(同図鎖線δ)に戻る。
【0067】欠歯歯車4は第2歯車9により、次に欠歯
部4aが第2歯車9と対向する位置に来るまで回転す
る。その際、係止爪12bは付勢力Cに抗して斜面4f
に沿って軸方向に移動する(同図鎖線ε)。すなわち、
4cは係止爪12bに対してカムとして働く。この際、
係止爪が軸方向にスムーズに移動するために、斜面4f
の傾斜は緩やかな方がよい。
【0068】また、欠歯歯車4の歯面4gが第2歯車9
の歯面とぎりぎり接触する状態において係止爪12bが
存在する位置(同図鎖線ζ)の真下に、斜面4eは配置
されている。これにより、係止爪12bは付勢力Cによ
り斜面4eに沿って軸方向Cの向きに移動する。一方、
欠歯歯車4は、付勢力Cが斜面4eに対して与える力の
B方向成分により、歯面4gと第2歯車9の歯面とが干
渉しない位置まで回転される。この場合には、斜面4e
の傾斜は、付勢力Cが欠歯歯車4に対して与える回転力
が十分な大きさになる程度急であることが望まれる。
【0069】欠歯歯車4が付勢手段によって歯面4gと
第2歯車9の歯面とが干渉しない位置まで回転される
と、係止爪12bが被係止爪4bを係止し、シート1に
よる給送ローラ2、回転軸3及び欠歯歯車4の連れ回り
を防止する。
【0070】その他の構成および作用については第3の
実施の形態と同一なので、同一の構成部分については同
一の符号を付して、その説明は省略する。
【0071】本実施の形態によれば、搬送負荷等にも拘
らず、確実に、欠歯歯車の欠歯部と第2歯車とが対向
し、且つ、両歯車の歯面が干渉しない位置で前記欠歯歯
車を係止することができ、安定して駆動制御を行なうこ
とができる。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
欠歯歯車と、第2歯車との間の不必要な干渉がなく、動
作の安定した、高品質の駆動制御装置を提供することが
できる。また、その駆動制御装置を用いた、高品質のシ
ート供給装置、画像形成装置、画像読取装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る駆動
制御装置をシート給送装置に用いたものの斜視図であ
る。
【図2】図2は、本発明の第2の実施の形態に係る駆動
制御装置をシート給送装置に用いたものの斜視図であ
る。
【図3】図3(a)は、本発明の第3の実施の形態に係
る駆動制御装置をシート給送装置に用いたものの斜視
図、(b)はそのA方向から見た端面図である。
【図4】図4(a)は、本発明の第4の実施の形態に係
る駆動制御装置をシート給送装置に用いたものの斜視
図、(b)はそのA方向から見た端面図、(c)はその
欠歯歯車4の拡大斜視図である。
【図5】図5は従来の駆動制御装置をシート給送装置に
用いたものの斜視図である。
【符号の説明】
1 シート 2 給送ローラー 3 回転軸 4 欠歯歯車 5 駆動歯車 6 第1歯車 7 駆動歯車 8 腕 9 第2歯車 10 太陽歯車 11,12 フック

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動源による回転を所定角度だけ回転軸に
    伝達する欠歯歯車と、 待機位置と、静止した欠歯歯車に対し起回転力を与える
    起回転位置と、の2つの位置を移動可能な第1歯車と、 前記第1歯車の起回転力による、欠歯歯車の回転によ
    り、欠歯歯車と噛合し始める第2歯車と、 を有し、 これら第1、第2歯車によって、欠歯歯車を、その欠歯
    部が第2歯車に対向する位置から、次に欠歯部が第2歯
    車に対向する位置まで、回転させる駆動制御装置におい
    て、 前記欠歯歯車の欠歯部と第2歯車とが対向し、且つ、両
    歯車の歯面が干渉しない位置で前記欠歯歯車を係止する
    係止手段を設けたことを特徴とする駆動制御装置。
  2. 【請求項2】前記係止手段は、前記第1歯車の移動に連
    動して係止を行なうことを特徴とする請求項1に記載の
    駆動制御装置。
  3. 【請求項3】前記係止手段は、前記第1歯車の移動力を
    用いて係止またはその解除を行なうことを特徴とする請
    求項2に記載の駆動制御装置。
  4. 【請求項4】前記係止手段は、前記第1歯車の起回転位
    置への移動によってその係止を解除することを特徴とす
    る請求項3に記載の駆動制御装置。
  5. 【請求項5】前記係止手段は、前記第1歯車の軸に係合
    する係合部と、前記欠歯歯車を係止する係止爪と、を備
    えてなることを特徴とする請求項4に記載の駆動制御装
    置。
  6. 【請求項6】前記係止手段は、前記第1歯車の回転力を
    用いて係止の解除を行なうことを特徴とする請求項2に
    記載の駆動制御装置。
  7. 【請求項7】前記係止手段は、前記第1歯車の起回転時
    の回転によって係止の解除を行なうことを特徴とする請
    求項6に記載の駆動制御装置。
  8. 【請求項8】前記係止手段は、前記第1歯車と噛合する
    歯車部と、前記欠歯歯車を係止する係止爪と、を備えて
    なることを特徴とする請求項6または7に記載の駆動制
    御装置。
  9. 【請求項9】前記係止手段は、前記欠歯歯車の欠歯部と
    第2歯車とが対向した位置から、両歯車の歯面が干渉し
    ない位置まで前記欠歯歯車を回転させる付勢手段を有す
    ることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載
    の駆動制御装置。
  10. 【請求項10】前記第1歯車は遊星歯車であって、太陽
    歯車の回りを遊星移動することにより前記起回転位置と
    前記待機位置とを移動することを特徴とする請求項1〜
    9のいずれか一つに記載の駆動制御装置。
  11. 【請求項11】前記第2歯車は前記第1歯車と同じく、
    前記太陽歯車の回りを遊星移動する遊星歯車であって、
    第1歯車、第2歯車、太陽歯車のそれぞれの軸は1つの
    腕によって連結されており、 第2歯車が起回転位置の時は第1歯車は欠歯歯車との非
    噛合位置にあり、 第2歯車が待機位置の時は第1歯車は欠歯歯車との噛合
    位置にあるように、 2つの歯車が連動することを特徴とする請求項10に記
    載の駆動制御装置。
  12. 【請求項12】前記遊星移動を、前記太陽歯車を回動さ
    せることによって行なうことを特徴とする請求項10ま
    たは11に記載の駆動制御装置。
  13. 【請求項13】前記係止手段を前記腕と一体に設けたこ
    とを特徴とする請求項11または12に記載の駆動制御
    装置。
  14. 【請求項14】前記請求項1〜13のいずれか一つに記
    載の駆動制御装置おける回転軸に給送ローラを設け、該
    給送ローラを所定角度回転させることでシートの給送を
    行なうことを特徴とするシート給送装置。
  15. 【請求項15】前記請求項14に記載のシート給送装置
    を備えたシート給送部と、 該シート給送部により給送されたシートに対し画像形成
    を行なう画像形成部と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
  16. 【請求項16】前記請求項14に記載のシート給送装置
    を備えた原稿給送部と、 該原稿給送部により給送された原稿の画像を読み取る画
    像読取部と、 を有することを特徴とする画像読取装置。
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