JPH10275445A - 磁気テープカセット用リール - Google Patents
磁気テープカセット用リールInfo
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- JPH10275445A JPH10275445A JP7817897A JP7817897A JPH10275445A JP H10275445 A JPH10275445 A JP H10275445A JP 7817897 A JP7817897 A JP 7817897A JP 7817897 A JP7817897 A JP 7817897A JP H10275445 A JPH10275445 A JP H10275445A
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 28
- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims description 18
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- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 16
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- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 7
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 樹脂の流れを均一にして変形の少ない下フラ
ンジにより、記録特性及び再生特性を安定させることが
可能な磁気テープカセット用リールを提供する。 【解決手段】 磁気テープカセット用リール1は、円形
の下フランジ11と、下フランジ11の中央部に突設さ
れた磁気テープを巻回する円筒形状のリールハブ12
と、リールハブ12の外周面に設けられた磁気テープを
固定するためのクランプ凹部13と、リールハブ12の
上端面に設けられた溶着ボス15と、溶着ボス15に溶
着された円形の上フランジとを備える。そして、リール
ハブ12の外周面に3個のクランプ凹部13を円周方向
に等間隔で設け、前記リールハブ上端面であって前記各
クランプ凹部13に対して等距離となる位置に設けられ
た樹脂注入用のゲート19から注入された樹脂により成
形される。
ンジにより、記録特性及び再生特性を安定させることが
可能な磁気テープカセット用リールを提供する。 【解決手段】 磁気テープカセット用リール1は、円形
の下フランジ11と、下フランジ11の中央部に突設さ
れた磁気テープを巻回する円筒形状のリールハブ12
と、リールハブ12の外周面に設けられた磁気テープを
固定するためのクランプ凹部13と、リールハブ12の
上端面に設けられた溶着ボス15と、溶着ボス15に溶
着された円形の上フランジとを備える。そして、リール
ハブ12の外周面に3個のクランプ凹部13を円周方向
に等間隔で設け、前記リールハブ上端面であって前記各
クランプ凹部13に対して等距離となる位置に設けられ
た樹脂注入用のゲート19から注入された樹脂により成
形される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気テープを巻装
する磁気テープカセット用リールに関し、特に、ビデオ
テープカセットなど磁気テープカセットに適用して好適
なテープ用リールに関する。
する磁気テープカセット用リールに関し、特に、ビデオ
テープカセットなど磁気テープカセットに適用して好適
なテープ用リールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば磁気テープを巻取り或
いは繰り出し可能とする種々の形態の磁気テープカセッ
ト用リールが使用されている。この磁気テープカセット
用リールには、例えば図4に示すような形態のものがあ
る。
いは繰り出し可能とする種々の形態の磁気テープカセッ
ト用リールが使用されている。この磁気テープカセット
用リールには、例えば図4に示すような形態のものがあ
る。
【0003】図4に示した従来の磁気テープカセット用
リール5は、円形の下フランジ51に磁気テープT(想
像線にて一部分を示す)を巻回するための芯部分である
リールハブ52が突設されている。このリールハブ52
の外周面には、前記磁気テープTの端部を固定するため
クランプ凹部53が設けられている。このクランプ凹部
53に磁気テープTを固定するときには、磁気テープT
の端部をクランプ凹部53に対応させ、その上からクラ
ンプ部材54を嵌着することによって、磁気テープTを
固定する。
リール5は、円形の下フランジ51に磁気テープT(想
像線にて一部分を示す)を巻回するための芯部分である
リールハブ52が突設されている。このリールハブ52
の外周面には、前記磁気テープTの端部を固定するため
クランプ凹部53が設けられている。このクランプ凹部
53に磁気テープTを固定するときには、磁気テープT
の端部をクランプ凹部53に対応させ、その上からクラ
ンプ部材54を嵌着することによって、磁気テープTを
固定する。
【0004】また、リールハブ52の上端面には複数、
例えば3個の溶着ボス55が設けられている。そして、
リールハブ52の上端面に円形の上フランジ56が載置
され、この上フランジ56のボス孔57に溶着ボス55
が嵌め込まれて溶着される。また、磁気テープTの端部
の取り付け状態が悪いときには、クランプ凹部53から
クランプ部材54を抜き出すため、上フランジ56にク
ランプ部材54より僅かに大きな抜出孔58が必要に応
じて設けられている。
例えば3個の溶着ボス55が設けられている。そして、
リールハブ52の上端面に円形の上フランジ56が載置
され、この上フランジ56のボス孔57に溶着ボス55
が嵌め込まれて溶着される。また、磁気テープTの端部
の取り付け状態が悪いときには、クランプ凹部53から
クランプ部材54を抜き出すため、上フランジ56にク
ランプ部材54より僅かに大きな抜出孔58が必要に応
じて設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、従来の磁
気テープカセット用リール5においては、クランプ凹部
53は必要不可欠の構成である。したがって、リール成
形時の成形金型において、例えばリールハブ52の中央
に位置するように設けられた樹脂注入用のゲートから注
入された樹脂は、クランプ凹部53を形成するために金
型においてコアが配置される。その為、樹脂が下フラン
ジを形成する射出空間へ押し出され広がっていくとき
に、樹脂の流れが不均一(コアによって樹脂の流れが妨
害される)になる。このため、下フランジ51の樹脂の
充填度合いが相違する。このため、下フランジ51は変
形してしまうことが多く、また、この変形部分が一カ所
に集中する結果、変形が大きくなる傾向にあった。この
ように、下フランジ51において変形が大きい場合は、
磁気テープカセット用リール5が回転するとき(テープ
走行時)のフランジ面の面振れが大きくなるという問題
があった。この面振れは、テープ走行性の低下の原因と
なり、磁気テープの記録特性及び再生特性を悪化させる
大きな要因であった。
気テープカセット用リール5においては、クランプ凹部
53は必要不可欠の構成である。したがって、リール成
形時の成形金型において、例えばリールハブ52の中央
に位置するように設けられた樹脂注入用のゲートから注
入された樹脂は、クランプ凹部53を形成するために金
型においてコアが配置される。その為、樹脂が下フラン
ジを形成する射出空間へ押し出され広がっていくとき
に、樹脂の流れが不均一(コアによって樹脂の流れが妨
害される)になる。このため、下フランジ51の樹脂の
充填度合いが相違する。このため、下フランジ51は変
形してしまうことが多く、また、この変形部分が一カ所
に集中する結果、変形が大きくなる傾向にあった。この
ように、下フランジ51において変形が大きい場合は、
磁気テープカセット用リール5が回転するとき(テープ
走行時)のフランジ面の面振れが大きくなるという問題
があった。この面振れは、テープ走行性の低下の原因と
なり、磁気テープの記録特性及び再生特性を悪化させる
大きな要因であった。
【0006】また、従来の磁気テープカセット用リール
5において、上フランジ56とリーリハブ52との組み
付けの際に、組み付け後においてクランプ部材54を抜
出孔58から取り出し可能なように、上フランジ56に
形成された抜出孔58とクランク凹部53とを位置合わ
せしなければならない。この位置合わせ操作は、磁気テ
ープカセット用リール5の組立性を低下させる大きな要
因であった。
5において、上フランジ56とリーリハブ52との組み
付けの際に、組み付け後においてクランプ部材54を抜
出孔58から取り出し可能なように、上フランジ56に
形成された抜出孔58とクランク凹部53とを位置合わ
せしなければならない。この位置合わせ操作は、磁気テ
ープカセット用リール5の組立性を低下させる大きな要
因であった。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、第1の目的は、樹脂の不均一な流れによって
生じる磁気テープの記録特性及び再生特性の低下を防止
できる磁気テープカセット用リールを提供することにあ
る。また、第2の目的は、上フランジのリールハブへの
取り付けにおいて、その取り付け位置を選択する必要が
無く容易に組み付け位置を決めることができ、組み立て
性を向上させることが可能な磁気テープカセット用リー
ルを提供することにある。
のであり、第1の目的は、樹脂の不均一な流れによって
生じる磁気テープの記録特性及び再生特性の低下を防止
できる磁気テープカセット用リールを提供することにあ
る。また、第2の目的は、上フランジのリールハブへの
取り付けにおいて、その取り付け位置を選択する必要が
無く容易に組み付け位置を決めることができ、組み立て
性を向上させることが可能な磁気テープカセット用リー
ルを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の上記第1の目的
は、下フランジとその中央部に突設されて磁気テープを
巻回する円筒形状のリールハブと、前記リールハブの上
端面に組み付けられた上フランジとを有し、前記リール
ハブの外周面に設けられ前記磁気テープを固定するため
にクランプ部材を嵌着するクランプ凹部を備えた磁気テ
ープカセット用リールにおいて、前記リールハブの外周
面に少なくとも2つの前記クランプ凹部が円周方向に等
間隔で設けられられており、前記リールハブ上端面であ
って前記少なくとも2つのクランプ凹部に対して等距離
となる位置に設けられた樹脂注入用のゲートから注入さ
れた樹脂により成形されたことを特徴とする磁気テープ
カセット用リールにより達成される。
は、下フランジとその中央部に突設されて磁気テープを
巻回する円筒形状のリールハブと、前記リールハブの上
端面に組み付けられた上フランジとを有し、前記リール
ハブの外周面に設けられ前記磁気テープを固定するため
にクランプ部材を嵌着するクランプ凹部を備えた磁気テ
ープカセット用リールにおいて、前記リールハブの外周
面に少なくとも2つの前記クランプ凹部が円周方向に等
間隔で設けられられており、前記リールハブ上端面であ
って前記少なくとも2つのクランプ凹部に対して等距離
となる位置に設けられた樹脂注入用のゲートから注入さ
れた樹脂により成形されたことを特徴とする磁気テープ
カセット用リールにより達成される。
【0009】そして、本発明の好ましい実施形態とし
て、前記クランプ凹部と同数の前記ゲートが設けられて
成形される。上記構成によれば、リールハブの外周面に
複数のクランプ凹部が円周方向で等間隔に設けられるこ
とで、成形金型において、クランプ凹部を形成するため
のコアを下フランジ平面形状(円形状)の中心線に対し
て対称の位置に配置することができる。したがって、樹
脂注入用のゲートをコアに対して等距離の位置に配置す
ることができ、これにより下フランジを構成する射出空
間へ樹脂が広がるときに対照的な流れをつくることがで
きる。この結果、下フランジの平面における樹脂充填の
偏りを防止することができ、下フランジの変形量を小さ
く抑えることができる。
て、前記クランプ凹部と同数の前記ゲートが設けられて
成形される。上記構成によれば、リールハブの外周面に
複数のクランプ凹部が円周方向で等間隔に設けられるこ
とで、成形金型において、クランプ凹部を形成するため
のコアを下フランジ平面形状(円形状)の中心線に対し
て対称の位置に配置することができる。したがって、樹
脂注入用のゲートをコアに対して等距離の位置に配置す
ることができ、これにより下フランジを構成する射出空
間へ樹脂が広がるときに対照的な流れをつくることがで
きる。この結果、下フランジの平面における樹脂充填の
偏りを防止することができ、下フランジの変形量を小さ
く抑えることができる。
【0010】また、本発明の第2の目的は、下フランジ
とその中央部に突設されて磁気テープを巻回するリール
ハブの上端面に組み付けられる上フランジとを有し、前
記リールハブの外周面に前記テープを固定するためにク
ランプ部材を嵌着するクランプ凹部を備え、かつ前記ク
ランプ部に嵌着されたクランプ部材を抜き出し可能な形
状を有する抜出孔が前記上フランジに少なくとも2個形
成された磁気テープカセット用リールにおいて、前記リ
ールハブと前記上フランジには、互いに溶着係合する溶
着ボス及びボス孔が夫々少なくとも2個づつ前記リール
ハブと前記上フランジの円周方向に等間隔に設けられて
おり、前記上フランジに設けた前記抜出孔は、前記ボス
孔に対する位置が前記リールハブに設けた前記クランプ
凹部の前記ボスに対する位置に対して平面的に見て一致
するように形成されたことを特徴とする磁気テープカセ
ット用リールにより達成される。上記構成によれば、上
フランジに設けた前記抜出孔の前記ボス孔に対する位置
が、前記リールハブに設けた前記クランプ凹部の前記ボ
スに対する位置に対して平面的に見て一致するように形
成されているので、上フランジの溶着位置に拘わらず何
れかの抜出孔がクランプ凹部に整合配置される。
とその中央部に突設されて磁気テープを巻回するリール
ハブの上端面に組み付けられる上フランジとを有し、前
記リールハブの外周面に前記テープを固定するためにク
ランプ部材を嵌着するクランプ凹部を備え、かつ前記ク
ランプ部に嵌着されたクランプ部材を抜き出し可能な形
状を有する抜出孔が前記上フランジに少なくとも2個形
成された磁気テープカセット用リールにおいて、前記リ
ールハブと前記上フランジには、互いに溶着係合する溶
着ボス及びボス孔が夫々少なくとも2個づつ前記リール
ハブと前記上フランジの円周方向に等間隔に設けられて
おり、前記上フランジに設けた前記抜出孔は、前記ボス
孔に対する位置が前記リールハブに設けた前記クランプ
凹部の前記ボスに対する位置に対して平面的に見て一致
するように形成されたことを特徴とする磁気テープカセ
ット用リールにより達成される。上記構成によれば、上
フランジに設けた前記抜出孔の前記ボス孔に対する位置
が、前記リールハブに設けた前記クランプ凹部の前記ボ
スに対する位置に対して平面的に見て一致するように形
成されているので、上フランジの溶着位置に拘わらず何
れかの抜出孔がクランプ凹部に整合配置される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の一実施形態に係る磁気テープカセット用リールを詳細
に説明する。図1は、第1の発明に係る磁気テープカセ
ット用リールを示す斜視図である。図1に示す磁気テー
プカセット用リール1は、従来と同様に円形の下フラン
ジ11に磁気テープ(図示せず)を巻回するための円筒
形状のリールハブ12が突設されている。また、リール
ハブ12の上端面には複数、例えば3個の溶着ボス15
が設けられている。そして、リールハブ12の上端面に
円形の上フランジ16が載置され、この上フランジ16
の3個のボス孔17に溶着ボス15が嵌め込まれて溶着
される。
の一実施形態に係る磁気テープカセット用リールを詳細
に説明する。図1は、第1の発明に係る磁気テープカセ
ット用リールを示す斜視図である。図1に示す磁気テー
プカセット用リール1は、従来と同様に円形の下フラン
ジ11に磁気テープ(図示せず)を巻回するための円筒
形状のリールハブ12が突設されている。また、リール
ハブ12の上端面には複数、例えば3個の溶着ボス15
が設けられている。そして、リールハブ12の上端面に
円形の上フランジ16が載置され、この上フランジ16
の3個のボス孔17に溶着ボス15が嵌め込まれて溶着
される。
【0012】ただし、この磁気テープカセット用リール
1は、従来と異なりリールハブ12の外周面に、磁気テ
ープ(図示せず)の端部を固定可能な複数、本実施形態
では2個のクランプ凹部13,13が等間隔で設けられ
ている。これらクランプ凹部13,13は、奥広がりの
凹溝状に形成されている。また、各クランプ凹部13に
嵌着するクランプ部材14は、両端部が段付き状になっ
ており、クランプ部材14をクランプ凹部13に押し込
むように嵌着した後は、リールハブ12の径方向に取り
外すことはできないが、上方には抜き出すことができる
ようになっている。
1は、従来と異なりリールハブ12の外周面に、磁気テ
ープ(図示せず)の端部を固定可能な複数、本実施形態
では2個のクランプ凹部13,13が等間隔で設けられ
ている。これらクランプ凹部13,13は、奥広がりの
凹溝状に形成されている。また、各クランプ凹部13に
嵌着するクランプ部材14は、両端部が段付き状になっ
ており、クランプ部材14をクランプ凹部13に押し込
むように嵌着した後は、リールハブ12の径方向に取り
外すことはできないが、上方には抜き出すことができる
ようになっている。
【0013】そして、クランプ凹部13,13の任意の
片方に磁気テープの端部を対応させて、その上からクラ
ンプ部材14を嵌着することによって、磁気テープを固
定することができる。なお、もう一方のクランプ凹部1
3にもクランプ部材14が嵌着される。更に、磁気テー
プの端部の取り付け状態が悪いときには、クランプ凹部
13からクランプ部材14を取り出す必要がある。その
ため、上フランジ16にはクランプ部材14より僅かに
大きな抜出孔18が設けられている。
片方に磁気テープの端部を対応させて、その上からクラ
ンプ部材14を嵌着することによって、磁気テープを固
定することができる。なお、もう一方のクランプ凹部1
3にもクランプ部材14が嵌着される。更に、磁気テー
プの端部の取り付け状態が悪いときには、クランプ凹部
13からクランプ部材14を取り出す必要がある。その
ため、上フランジ16にはクランプ部材14より僅かに
大きな抜出孔18が設けられている。
【0014】下フランジ11の成形は、成形金型の射出
空間に適宜樹脂を射出することにより行われる。以下、
この成形時の樹脂の射出について、図2を参照して説明
する。なお、図2は上フランジ16を取り付ける前の下
フランジ11を上方から見た図であるが、この図におい
て射出用のゲート19を対応させて便宜上説明する。
空間に適宜樹脂を射出することにより行われる。以下、
この成形時の樹脂の射出について、図2を参照して説明
する。なお、図2は上フランジ16を取り付ける前の下
フランジ11を上方から見た図であるが、この図におい
て射出用のゲート19を対応させて便宜上説明する。
【0015】図2に示すようにリールハブ12の上端面
側でクランプ凹部13,13が形成される位置(実際に
は射出空間を埋める適宜形状のコア等が設けられる)の
間に、複数の樹脂注入用のゲート19,19が設けら
れ、この樹脂注入用のゲート19,19から金型(図示
せず)内に樹脂が注入されることにより成形が行われ
る。前記ゲート19,19は、クランプ凹部13,13
と同数にするのが好ましく、また、クランプ凹部13,
13に対して等距離となる位置に設けるのが好ましい。
側でクランプ凹部13,13が形成される位置(実際に
は射出空間を埋める適宜形状のコア等が設けられる)の
間に、複数の樹脂注入用のゲート19,19が設けら
れ、この樹脂注入用のゲート19,19から金型(図示
せず)内に樹脂が注入されることにより成形が行われ
る。前記ゲート19,19は、クランプ凹部13,13
と同数にするのが好ましく、また、クランプ凹部13,
13に対して等距離となる位置に設けるのが好ましい。
【0016】このように、本実施形態における磁気テー
プカセット用リール1は、下フランジ11に複数のクラ
ンプ凹部13,13が等間隔で設けられ、これらクラン
プ凹部13,13の間で等距離に位置するように設けら
れた複数のゲート19,19から注入された樹脂で成形
される。そこで、ゲート19,19及び下フランジ11
のクランプ凹部13,13を含めた全ての部分がほぼ点
対称形に近い構成になる。
プカセット用リール1は、下フランジ11に複数のクラ
ンプ凹部13,13が等間隔で設けられ、これらクラン
プ凹部13,13の間で等距離に位置するように設けら
れた複数のゲート19,19から注入された樹脂で成形
される。そこで、ゲート19,19及び下フランジ11
のクランプ凹部13,13を含めた全ての部分がほぼ点
対称形に近い構成になる。
【0017】従って、ゲート19,19から注入された
樹脂が下フランジ11を形成する射出空間内に広がって
いく時の流れ方は、下フランジ11の平面形状に対して
バランスのとれた流れとなり、全体的に均一に流れる。
したがって、樹脂充填のばらつきを抑えることができ、
変形を小さく抑えることができる。そのため、磁気テー
プカセット用リール1の回転中に面振れが起こるのを防
止することができ、これによって、磁気テープの記録特
性及び再生特性を安定させることができる。なお、上述
の磁気テープカセット用リール1では、クランプ凹部1
3を2個設けた場合について説明したが、クランプ凹部
13は3個以上設けることもできる。この場合も、各ク
ランプ凹部13を等間隔で配置するのが好ましい。
樹脂が下フランジ11を形成する射出空間内に広がって
いく時の流れ方は、下フランジ11の平面形状に対して
バランスのとれた流れとなり、全体的に均一に流れる。
したがって、樹脂充填のばらつきを抑えることができ、
変形を小さく抑えることができる。そのため、磁気テー
プカセット用リール1の回転中に面振れが起こるのを防
止することができ、これによって、磁気テープの記録特
性及び再生特性を安定させることができる。なお、上述
の磁気テープカセット用リール1では、クランプ凹部1
3を2個設けた場合について説明したが、クランプ凹部
13は3個以上設けることもできる。この場合も、各ク
ランプ凹部13を等間隔で配置するのが好ましい。
【0018】図3は、第2の発明に係る磁気テープカセ
ット用リール2を示す斜視図である。なお、上述の第1
の発明に係る磁気テープカセット用リール1と同一の構
成部分には同一の符号を付けて詳細な説明を省略する。
図3に示す磁気テープカセット用リール2は、下フラン
ジ11のクランプ凹部13に嵌着されたクランプ部材1
4を取り出すために、上フランジ16に溶着ボス15と
同数の抜出孔21が設けられている。
ット用リール2を示す斜視図である。なお、上述の第1
の発明に係る磁気テープカセット用リール1と同一の構
成部分には同一の符号を付けて詳細な説明を省略する。
図3に示す磁気テープカセット用リール2は、下フラン
ジ11のクランプ凹部13に嵌着されたクランプ部材1
4を取り出すために、上フランジ16に溶着ボス15と
同数の抜出孔21が設けられている。
【0019】本実施形態では、互いに溶着係合する溶着
ボス15及びボス孔17が3個づつ前記リールハブ12
と前記上フランジ16の円周方向に等間隔に設けられて
おり、前記上フランジ16に設けた抜出孔21は、前記
ボス孔17に対する位置が前記リールハブ12に設けた
前記クランプ凹部13の前記ボス孔17に対する位置に
対して平面的に見て一致するように円周方向に等間隔に
3個設けられている。
ボス15及びボス孔17が3個づつ前記リールハブ12
と前記上フランジ16の円周方向に等間隔に設けられて
おり、前記上フランジ16に設けた抜出孔21は、前記
ボス孔17に対する位置が前記リールハブ12に設けた
前記クランプ凹部13の前記ボス孔17に対する位置に
対して平面的に見て一致するように円周方向に等間隔に
3個設けられている。
【0020】このように、第2の発明の磁気テープカセ
ット用リール2は、上フランジ16に設けた前記抜出孔
21の前記ボス孔17に対する位置が、前記リールハブ
12に設けた前記クランプ凹部13の前記ボス孔17に
対する位置に対して平面的に見て一致するように形成さ
れているので、上フランジ16をリールハブ12に取り
付けるときに、上フランジ16の各ボス孔17に任意の
溶着ボス15を嵌め込むだけで、何れかの抜出孔21が
クランプ部材14に整合配置される。従って、上フラン
ジ16を下フランジ11に取り付けるときには、溶着ボ
ス15との位置関係を決めるだけで済むので、自動組立
も容易になる。なお、上述の実施形態では溶着ボス15
が3個の場合について説明したが、溶着ボス15は2個
又は4個以上とすることができ、この場合も溶着ボス1
5と同数の抜出孔21を設ければ良い。
ット用リール2は、上フランジ16に設けた前記抜出孔
21の前記ボス孔17に対する位置が、前記リールハブ
12に設けた前記クランプ凹部13の前記ボス孔17に
対する位置に対して平面的に見て一致するように形成さ
れているので、上フランジ16をリールハブ12に取り
付けるときに、上フランジ16の各ボス孔17に任意の
溶着ボス15を嵌め込むだけで、何れかの抜出孔21が
クランプ部材14に整合配置される。従って、上フラン
ジ16を下フランジ11に取り付けるときには、溶着ボ
ス15との位置関係を決めるだけで済むので、自動組立
も容易になる。なお、上述の実施形態では溶着ボス15
が3個の場合について説明したが、溶着ボス15は2個
又は4個以上とすることができ、この場合も溶着ボス1
5と同数の抜出孔21を設ければ良い。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明に係る
磁気テープカセット用リールは、リールハブの外周面に
複数のクランプ凹部が等間隔で設けられることで、成形
金型においてクランプ凹部を形成するためのコアを下フ
ランジ平面形状の中心線に対して対称の位置に配置する
ことができ、樹脂注入用のゲートをコアに対して等距離
の位置に配置することができる。そこで、下フランジを
構成する射出空間へ樹脂が広がるときに対照的な流れを
つくることができ、下フランジの平面における樹脂充填
の偏りを防止することができ、下フランジの変形量を小
さく抑えることができる。したがって、第1の発明によ
れば、磁気テープカセット用リールの回転中に面振れが
起こるのを防止でき、これによって、磁気テープの記録
特性及び再生特性を安定させることができる。
磁気テープカセット用リールは、リールハブの外周面に
複数のクランプ凹部が等間隔で設けられることで、成形
金型においてクランプ凹部を形成するためのコアを下フ
ランジ平面形状の中心線に対して対称の位置に配置する
ことができ、樹脂注入用のゲートをコアに対して等距離
の位置に配置することができる。そこで、下フランジを
構成する射出空間へ樹脂が広がるときに対照的な流れを
つくることができ、下フランジの平面における樹脂充填
の偏りを防止することができ、下フランジの変形量を小
さく抑えることができる。したがって、第1の発明によ
れば、磁気テープカセット用リールの回転中に面振れが
起こるのを防止でき、これによって、磁気テープの記録
特性及び再生特性を安定させることができる。
【0022】また、第2の発明の磁気テープカセット用
リールは、上フランジに設けた前記抜出孔の前記ボス孔
に対する位置が、前記リールハブに設けた前記クランプ
凹部の前記ボスに対する位置に対して平面的に見て一致
するように形成されているので、上フランジの溶着位置
に拘わらず何れかの抜出孔がクランプ凹部に整合配置さ
れる。したがって、第2の発明によれば、上フランジを
リールハブに取り付けるときには、溶着ボスとの位置関
係だけを決めれば済むので、上フランジとリールハブと
の組み付けが容易になり、自動組立をも容易にでき、組
立性に優れた磁気テープカセット用リールを提供するこ
とができる。
リールは、上フランジに設けた前記抜出孔の前記ボス孔
に対する位置が、前記リールハブに設けた前記クランプ
凹部の前記ボスに対する位置に対して平面的に見て一致
するように形成されているので、上フランジの溶着位置
に拘わらず何れかの抜出孔がクランプ凹部に整合配置さ
れる。したがって、第2の発明によれば、上フランジを
リールハブに取り付けるときには、溶着ボスとの位置関
係だけを決めれば済むので、上フランジとリールハブと
の組み付けが容易になり、自動組立をも容易にでき、組
立性に優れた磁気テープカセット用リールを提供するこ
とができる。
【図1】第1の発明に係る磁気テープカセット用リール
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】第1の発明に係る磁気テープカセット用リール
の下フランジの成形方法を説明するための平面図であ
る。
の下フランジの成形方法を説明するための平面図であ
る。
【図3】第2の発明に係る磁気テープカセット用リール
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図4】従来例の磁気テープカセット用リールを示す斜
視図である。
視図である。
1,2 磁気テープカセット用リール 11 下フランジ 12 リールハブ 13 クランプ凹部 14 クランプ部材 15 溶着ボス 16 上フランジ 19 樹脂注入用のゲート 21 抜出孔
Claims (3)
- 【請求項1】 下フランジとその中央部に突設されて磁
気テープを巻回する円筒形状のリールハブと、前記リー
ルハブの上端面に組み付けられた上フランジとを有し、
前記リールハブの外周面に設けられ前記磁気テープを固
定するためにクランプ部材を嵌着するクランプ凹部を備
えた磁気テープカセット用リールにおいて、 前記リールハブの外周面に少なくとも2つの前記クラン
プ凹部が円周方向に等間隔で設けられられており、前記
リールハブ上端面であって前記少なくとも2つのクラン
プ凹部に対して等距離となる位置に設けられた樹脂注入
用のゲートから注入された樹脂により成形されたことを
特徴とする磁気テープカセット用リール。 - 【請求項2】 前記クランプ凹部と同数の前記ゲートが
設けられて成形されたことを特徴とする請求項1に記載
の磁気テープカセット用リール。 - 【請求項3】 下フランジとその中央部に突設されて磁
気テープを巻回するリールハブの上端面に組み付けられ
る上フランジとを有し、前記リールハブの外周面に前記
テープを固定するためにクランプ部材を嵌着するクラン
プ凹部を備え、かつ前記クランプ部に嵌着されたクラン
プ部材を抜き出し可能な形状を有する抜出孔が前記上フ
ランジに少なくとも2個形成された磁気テープカセット
用リールにおいて、 前記リールハブと前記上フランジには、互いに溶着係合
する溶着ボス及びボス孔が夫々少なくとも2個づつ前記
リールハブと前記上フランジの円周方向に等間隔に設け
られており、前記上フランジに設けた前記抜出孔は、前
記ボス孔に対する位置が前記リールハブに設けた前記ク
ランプ凹部の前記ボスに対する位置に対して平面的に見
て一致するように形成されたことを特徴とする磁気テー
プカセット用リール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7817897A JPH10275445A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 磁気テープカセット用リール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7817897A JPH10275445A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 磁気テープカセット用リール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10275445A true JPH10275445A (ja) | 1998-10-13 |
Family
ID=13654720
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7817897A Pending JPH10275445A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 磁気テープカセット用リール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10275445A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100992955B1 (ko) | 2008-10-07 | 2010-11-09 | 엘지이노텍 주식회사 | 스핀들 모터의 클램프 장치 |
-
1997
- 1997-03-28 JP JP7817897A patent/JPH10275445A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100992955B1 (ko) | 2008-10-07 | 2010-11-09 | 엘지이노텍 주식회사 | 스핀들 모터의 클램프 장치 |
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