JPH10275577A - スペーサとその製法及び表示装置 - Google Patents

スペーサとその製法及び表示装置

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JPH10275577A
JPH10275577A JP7978297A JP7978297A JPH10275577A JP H10275577 A JPH10275577 A JP H10275577A JP 7978297 A JP7978297 A JP 7978297A JP 7978297 A JP7978297 A JP 7978297A JP H10275577 A JPH10275577 A JP H10275577A
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rear plate
injection molding
injection
electron
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JP7978297A
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English (en)
Inventor
Hiroki Kisu
浩樹 木須
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Original Assignee
Canon Inc
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  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
  • Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 真空容器内のスペーサの材料の選択と形成方
法により機械的強度や高温時の流動性、絶縁耐圧、及び
沿面耐圧に優れ、大量生産に向いた低コストな製造方法
によるスペーサを提供することを課題とする。 【解決手段】 フェースプレートとリアプレートとから
成る真空容器内に備える大気圧に抗するスペーサにおい
て、射出成型にて前記フェースプレート又は前記リアプ
レートに直接成形されることを特徴とする。フェースプ
レートとリアプレートとから成る真空容器内に具備され
る大気圧に抗するスペーサの製造方法において、前記リ
アプレートを乾燥し、射出成型機のノズルの温度を射出
される溶融液晶ポリマーを収納するシリンダーの温度よ
り高めに設定し、前記リアプレート上の金型に前記溶融
液晶ポリマーを前記シリンダーの全ストローク中95〜
98%を高射出速度で射出し、つぎに前記全ストローク
中の残余を低射出速度で射出することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスぺーサの製法及び
スぺーサを応用した画像形成装置を含む表示装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子放出素子を利用した画像形成
装置として、冷陰極電子放出素子を多数形成した電子源
基板と、透明電極および蛍光体を具備した陽極基板とを
平行に対向させ、真空に排気した平面型の電子線表示パ
ネルが知られている。このような画像形成装置におい
て、電界放出型電子放出素子を用いたものは、例えば、
I.Brodie,“Advanced technology:flat cold-cathode C
RTs",Information Display,1/89,17(1989)に開示された
ものがある。また、表面伝導型電子放出素子を用いたも
のは、例えば、USP5066883等に開示されてい
る。平面型の電子線表示パネルは、現在広く用いられて
いる陰極線管(cathode ray tube;CRT)表示装置に
比べ、軽量化、大画面化を図ることができ、また、液晶
を利用した平面型表示パネルやプラズマ・ディスプレ
イ、エレクトロルミネッセント・ディスプレイ等の他の
平面型表示パネルに比べて、より高輝度、高品質な画像
を提供することができる。図13(a)〜(c)に、電
子放出素子を利用した画像形成装置の一例として、従来
の平面型電子線表示パネルの概略構成図を示す。ここ
で、図13(a)は表示パネルの一部の外観を、(b)
は内部基板上の概略図を、(c)は、図13(a)にお
けるA−A´断面図である。
【0003】図13に示される従来の平面型電子線表示
パネルの構成について詳述すると、図中、150は電子
源基板であるリアプレート、120は陽極基板であるフ
ェースプレート、160は外枠であり、これらにより真
空外囲器を構成している。また、130は電子放出素子
であり、1411および1421は、電子放出素子13
0に電圧を印加するための電極である。141(信号電
極側)及び142(走査電極側)は電極配線であり、そ
れぞれ、電極1411,1421に接続されている。ま
た、121はフェースプレート120の基体であるガラ
ス基板、123は透明電極、122は蛍光体である。さ
らに、110はスぺーサで、リアプレート150とフェ
ースプレート120を所定間隔に保持するとともに、大
気圧に対する支持部材として配置されている。
【0004】この電子線表示パネルにおいて画像を形成
するには、マトリックス状に配置された走査配線142
と信号配線141に所定の電圧を順次印加することで、
マトリックスの交点に位置する所定の電子放出素子13
0を選択的に駆動し、電子放出素子130の電子放出部
から放出された電子を蛍光体122に照射して、所定の
位置に輝点を得て、画像を形成する。なお、透明電極1
23は、放出電子を加速してより高い輝度の輝点を得る
ために、電子放出素子130に対して正電位となるよう
に高電圧が印加される。ここで、印加される電圧は、蛍
光体122の性能にもよるが、数百Vから数十kV程度
の電圧である。従って、リアプレート150とフェース
プレート120間の距離(正確には配線141と透明電
極123との距離)dは、この印加電圧によって真空の
絶縁破壊(すなわち放電)が生じないようにするため、
百μmから数mm程度に設定されるのが一般的である。
【0005】また、表示パネルの表示面積が大きくなる
に従い、外囲器内部の真空と外部の大気圧差による基板
の変形を抑えるためには、リアプレート基板150およ
びフェースプレート基板121を厚くする必要がでてき
た。基板を厚くすることは表示パネルの重量を増加させ
るだけでなく、斜め方向から見た時に歪みを生ずる。そ
こで、スぺーサ110を適宜配置させることにより、リ
アプレート150とフェースプレート120の強度負担
を軽減でき、軽量化、低コスト化、大画面化が可能とな
るので、平面型電子線表示パネルの利点を十分に発揮す
ることができる様になる。
【0006】このスぺーサ110に使用される材質とし
ては、(1)十分な耐大気圧強度(圧縮強度)を有する
こと、(2)製造工程及び高真空形成工程における加熱
工程に耐えうる耐熱性を有し、(3)表示パネルの基
板、外枠等との熱膨張係数の整合が取れていること、
(4)高電圧印加に耐えうる絶縁耐圧を有する高抵抗体
(絶縁体)であること、(5)高真空を維持するため
に、ガス放出レートが小さいこと、(6)寸法を精度良
く加工でき、量産性に優れること、等が要求され、一般
的にはガラス材料が用いられる。
【0007】一方、『Advanced technology:flat cold-
cathode CRTs』(Information Display 1/89の17〜1
9頁)やUSP5,063,327において、Ivor Brodi
e氏は、ポリイミドを用いたスぺーサを開示している。
これは感光性のポリイミドをスピン法で基板に塗布し、
前ベークした後、フォトリソグラフィー(マスク露光、
現像、洗浄)の工程を経て真空ベークを行う手法であ
り、最終的には陰極基板表面に100ミクロンの高さの
ポリイミドスぺーサを作っている。さらに感光性のポリ
イミドを利用した例としてUSP5,371,433等も
挙げることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようなポリイミドスぺーサ材料を使用した場合、以下に
述べるような問題がある。
【0009】一般的なガラス材料は、機械強度、熱物
性、放出ガス特性については比較的良好な材料である。
また、加工性、量産性もよいので、スぺーサとして使用
しやすい材料である。しかし、絶縁耐圧については、特
に表面の帯電(二次電子放出が原因と考えられる。)に
より沿面放電を生じやすいので、あまり大きな高電圧を
印加することはできず、十分な明るさの表示を行うこと
は困難である。
【0010】一方、ポリイミド樹脂をフォトリソグラフ
ィの手法でスぺーサを形成する場合、機械強度はガラス
材料に劣るものの、配置するスぺーサの個数を増やすこ
とが容易なので、耐大気圧強度を得ることができる。ま
た、耐熱性、放出ガス特性については、ガラス材料に比
べて若干劣る場合があるが、適当なアニーリング処理等
を施すことでガラス製の外囲器中で問題なく用いること
ができる。電気物性については、絶縁耐性は良好で、沿
面耐圧も高い。しかしながら、加工性については、以下
のような問題がある。
【0011】上述のフォトリソグラフィ加工によると、
一回の工程でできるポリイミドスぺーサの高さは、せい
ぜい数〜数十ミクロンであり、所望の高さdを得るため
には、何回も工程を繰り返す必要がある。従って、現実
的に利用可能なスぺーサの高さは精々数百ミクロン程度
以下となり、フェースプレートに印加できる電圧は制限
されてしまう。このため、現行のCRTで用いられてい
る性能の高い高加速蛍光体(加速電圧数kV〜数十kV
程度)は使用しにくく、輝度、色純度等の性能の劣る低
加速蛍光体を用いなければならなかった。
【0012】また、一般のエンプラ(エンジニアリング
プラスティック)樹脂をインジェクションでフェースプ
レート又はリアプレートに成型しようとした場合、樹脂
粘度が高く、細い部分には上手く樹脂が充填出来ない場
合があった。
【0013】従って、本発明では、ガラス材料に比べ、
機械的強度は劣るが高温時の流動性、絶縁耐圧、及び沿
面耐圧の優れた溶融液晶ポリマー(Thermotropic Liqui
d Crystal Polymer;LCP)を用いたスペーサに着目
し、LCPスぺーサの前記フォトリソグラフィー法に代
わる、高さを高く形成出来、かつ、大量生産に向いた低
コストな製造方法によるスペーサを提供することを目的
とする。更には、高温時での流動性のよさに着目し、高
精細対応の細いリブ幅のスぺーサの製造を目的とする。
また同時に、機械強度が劣るため配置するスぺーサの個
数は増えるが、そのスぺーサを配置するプロセスの煩雑
さを解消するスぺーサの製造方法を提供することを目的
とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上記に鑑み成さ
れたものであり、 (1)本発明のスぺーサはLCPから成り、射出成型法
で製造されることを特徴とする。 (2)本発明の表示装置は、複数の冷陰極型電子放出素
子を形成した基板と、発光材料を形成した透明基板と
を、スぺーサを介して対向させた構造を有し、該スぺー
サが上記条件を満たすスぺーサであることを特徴とす
る。 (3)本発明の表示装置は、冷陰極型電子放出素子が表
面伝導型電子放出素子であることを特徴する。
【0015】具体的には、本発明によるスペーサは、フ
ェースプレートとリアプレートとから成る真空容器内に
備える大気圧に抗するスペーサにおいて、射出成型にて
前記フェースプレート又は前記リアプレートに直接成形
されることを特徴とする。また、上記スぺーサにおい
て、スぺーサが溶融液晶ポリマーから成ることを特徴と
する。また、スぺーサは前記フェースプレート又は前記
リアプレートを穿った位置に前記射出成型によりテーパ
ー状に形成されていることを特徴とする。また、前記ス
ぺーサは前記リアプレートを穿った位置に前記射出成型
によりテーパー状に形成され、前記フェースプレートの
穿ち部分に挿入される突起を有していることを特徴とす
る。
【0016】また、内部が真空の外周器内に、複数の冷
陰極型電子放出素子を形成した基板と、該電子放出素子
から放出される電子線の照射により画像形成する画像形
成部材と、該外周器を支持するためのスペーサとを備え
る表示装置において、前記スペーサが射出成型にて前記
基板又は前記画像形成部材に直接形成され、且つ前記ス
ペーサが溶融液晶ポリマーから成ることを特徴とする。
また、上記冷陰極型電子放出素子が表面伝導型電子放出
素子であることを特徴とする。さらに、上記表示装置に
おいて、前記冷陰極型電子放出素子の電極は行方向配線
と列方向配線に接続され、前記スペーサは前記行方向配
線又は前記列方向配線上に射出成型されることを特徴と
する。
【0017】さらに、フェースプレートとリアプレート
とから成る真空容器内に具備される大気圧に抗するスペ
ーサの製造方法において、前記リアプレートを乾燥し、
射出成型機のノズルの温度を射出される溶融液晶ポリマ
ーを収納するシリンダーの温度より高めに設定し、前記
リアプレート上の金型に前記溶融液晶ポリマーを前記シ
リンダーの全ストローク中95〜98%を高射出速度で
射出し、つぎに前記全ストローク中の残余を低射出速度
で射出することを特徴とする。また、上記スペーサの製
造方法において、前記射出成型機のノズルはリアプレー
トの平面サイドに配置され、射出成型後金型を除去した
後に前記ノズルからの注入部の前記液晶ポリマーを切断
することを特徴とする。また、前記スペーサは平板状又
は円柱形状であることを特徴とする。さらに、上記スペ
ーサの製造方法において、前記リアプレート上には電子
放出素子が形成され、前記電子放出素子の電極は行方向
配線と列方向配線に接続され、前記スペーサは前記行方
向配線又は前記列方向配線上に射出成型されることを特
徴とする。
【0018】[作用]上記により、耐熱性があり、リブ
幅が細く、放出ガス量が少なく、ギャップ高さも大きく
取れ、大気圧に対しても強度があり、量産性に優れたコ
ストの安いスぺーサの量産が可能になると同時に、これ
を用いた表示装置の性能向上にもつながった。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、本発明
の実施形態について説明する。
【0020】[実施形態1]図1は、本実施形態に用い
た表示パネルの斜視図であり、図2に示した形状のスぺ
ーサ1−1を用いた。又、内部構造を示すためにパネル
の1部を切り欠いて示している。パネルのサイズは縦横
150mm×250mmである。
【0021】図中、2はフェースプレート、2−1はガ
ラス基板、2−2は蛍光体、2−3はメタルバックとし
てのアノード電極、5はリアプレート、6は側壁であ
り、フェースプレート2と,リアプレート5,側壁6と
により表示パネルの内部を真空に維持するための気密容
器を形成している。気密容器を組み立てるにあたって
は、各部材の接合部に十分な強度と気密性を保持させる
ため、封着する必要があるが、たとえばポリベンゾイミ
ダゾールを接合部に塗布し、大気中あるいは窒素雰囲気
中で、摂氏300度で20分以上焼成することにより封
着を達成した。
【0022】リアプレート5には、直接配線が印刷され
ており配線基板もかねている。該基板上には電子放出素
子3がn×m個形成されている。本実施形態ではn=1
60,m=720とした。ここで、n,mは2以上の整
数であり、目的とする表示画素数に応じて適宜設定され
る。たとえば、高品位テレビジョンの表示を目的とした
表示装置においては、n=3000,m=1000以上
の数を設定することが望ましい。前記電子放出素子3
は、m本の行方向配線(信号線4−2)とn本の列方向
配線(走査線4−1)により単純配線されている。前
記、行方向配線(信号線4−2)と列方向配線(走査線
4−1)によって構成される部分をマルチ電子ビーム源
又は相対的に電子源と呼ぶ。
【0023】また、行方向配線用のX方向配線端子D0
x1〜D0xmおよび列方向配線用のY方向配線端子D0y1
〜D0ynおよび高圧端子Hvは、当該表示パネルと不図
示の電気回路とを電気的に接続するために設けた気密構
造の電気接続用端子である。D0x1〜D0xmはマルチ電
子ビーム源の行方向配線(信号線4−2)と、D0y1
D0ynはマルチ電子ビーム源の列方向配線(走査線4−
1)と、Hvはフェースプレートのアノード電極2−3
と電気的に接続している。
【0024】本実施形態の電子放出素子3は、例えば特
開平7−45221号公報に記載されている前述の表面
伝導型電子放出素子を用いることができる。さらに、先
端の尖った、円錐状、角錐状あるいは針状の金属やシリ
コン、若しくはダイヤモンドを含むカーボン材料等から
成る電界放出型電子放出素子やMIM型素子等を用いる
こともできる。
【0025】上記表面伝導型電子放出素子は、青板ガラ
スや石英ガラス、セラミック等の絶縁基板上にNiやC
r,Au,Mo,W,Pt,Ti,Al,Cu,Pd等
の金属や合金、金属酸化物等の導電性電極対を形成し、
該導電性電極対上にPdや,Pt,Ag,Au等の貴金
属元素を含む有機化合物を加熱焼成して得られるPd
や,Pt,Ag,Au,PdO等の導電性薄膜を形成
し、通電フォーミング処理を施すことにより該導電性薄
膜中に電子放出部を形成し、さらに真空容器内で活性化
処理及び安定化処理を施して製造される。この表面伝導
型電子放出素子は、行方向配線(信号線4−2)と列方
向配線(走査線4−1)とが接続された導電性電極対に
走査信号と画像入力信号とを印加することにより、電子
放出部から電子線を放出し、フェースプレート側に高電
圧を印加することにより、そのフェースプレート側の蛍
光体に電子線を照射して、蛍光を発光させることで画像
表示を行うことができる。
【0026】図2は図1のA−A´の断面模式図であ
り、各部の番号符号中、図1と同一符号は同一機能を有
している。スぺーサ1−1は直接走査線4−1およびフ
ェースプレート2と接続し、フェースプレート2とリア
プレート5が受ける大気圧を支えている。4−1−1は
走査線電極、4−2−1は信号線電極である。
【0027】本実施形態では、スペーサ1−1は、走査
線4−1の一部に貫通孔を設け、更にリアプレート5側
にも対応部分に入り口部の幅w5(70μm),底部の
幅w2(125μ)の凹部を穿っておき、そこに直接L
CPをインジェクションで射出成型してある。この様な
構成になっているので、スぺーサ1−1を型からぬく時
に、スぺーサ1−1がリアプレート5側に残るようにな
っている。また、スぺーサ1−1の上部の幅w1(10
0μm)は底辺部幅w2(125μm)より狭くなって
おり、これは、金型からスぺーサ1−1を抜きやすくし
ている。さらに、スぺーサ1−1上部の幅w1の部分か
らフェースプレート2の蛍光体2−2との距離w4(2
0μm)では、スぺーサ幅は急激にテーパー状になって
いるが、これは脱型時スぺーサ1−1の先端を型から分
離しやすいようにしたものである。またスぺーサ1−1
の走査線4−1方向の長さと幅は、大気圧を支える強度
で決定され、本実施形態では長さ70mmのものを採用
した。またスぺーサーの高さdは1mmとしている。
【0028】またスぺーサ1−1は両プレート2,5に
対し、片方のみで固定される必要はなく、上部をフェー
スプレート2とポリイミド接着剤等で固定してもよい。
【0029】また、スぺーサ1−1の本数はスぺーサ材
料の強度を考慮して、大気圧を十分支持しうる数に設計
されている。
【0030】さらに、ガラス基板2−1の下面には、蛍
光体2−2、メタルバック(アノード電極)2−3が形
成されている。本実施形態では、カラー表示装置である
ため、蛍光体2−2の部分には陰極線管CRTの分野で
用いられる赤、緑、青、の3原色の蛍光体が塗り分けら
れている。各色の蛍光体2−5は、たとえば図3(a)
に示すようにストライプ状に塗り分けられ、蛍光体2−
5のストライプの間には黒色の光吸収体2−4が設けて
ある。黒色の光吸収体2−4を設ける目的は、電子ビー
ムの照射位置に多少のずれがあっても表示色にずれが生
じないようにする事や、外光の反射を防止して表示コン
トラストを向上することや、又、上記黒色の光吸収体が
導電性の場合には、電子ビームによる蛍光体2−5のチ
ャージアップを防止する事などである。黒色の光吸収体
2−4には、黒鉛を主成分として用いたが、上記の目的
に適するものであればこれ以外の材料を用いても良い。
【0031】また、3原色の蛍光体の塗り分け方は前記
図3(a)に示したストライプ状の配列に限られるもの
ではなく、たとえば図3(b)に示すようなRGB蛍光
体2−5のデルタ状配列や、それ以外の配列であっても
よい。
【0032】なお、モノクロームの表示パネルを作成す
る場合には、単色の蛍光体材料を蛍光体2−5に用いれ
ばよく、また黒色導電材料は必ずしも用いなくともよ
い。
【0033】また、加速電圧の印加用として又蛍光体2
−2の高輝度化を目的として、フェースプレート2と蛍
光体2−2との間に、たとえばITOを材料とする不図
示の透明電極を設けてもよい。
【0034】メタルバック2−3を設ける目的は、蛍光
体2−2が発する光の一部を鏡面反射して光利用率を向
上させる事や、負イオンの衝突から蛍光体2−2を保護
する事や、電子ビーム加速電圧を印加するための電極と
して作用させる事や、蛍光体2−2を励起した電子の導
電路として作用させる事などである。メタルバック2−
3は、蛍光体2−2をフェースプレート2上に形成した
後、蛍光体2−2の表面を平滑化処理し、その上にアル
ミを真空蒸着する方法により形成した。なお、蛍光体2
−2に低加速電子線励起用の蛍光体材料を用いた場合に
は、メタルバック2−3は用いない場合も有る。この場
合、フェースプレート2と蛍光体2−2との間に透明電
極を設けて、透明電極に電子ビーム加速電圧を印加す
る。
【0035】また、気密容器内部を真空に排気するに
は、気密容器を組み立てた後、不図示の排気管と真空ポ
ンプとを接続し、気密容器内を1.3×10-5Pa程度
の真空度まで排気する。その後、排気管を封止するが、
気密容器内の真空度を維持するために、封止の直前ある
いは封止後に気密容器内の所定の位置にゲッター膜(不
図示)を形成する。ゲッター膜とは、たとえばBaを主
成分とするゲッター材料をヒーターもしくは高周波加熱
により加熱し蒸着して形成した膜であり、該ゲッター膜
の吸着作用により気密容器内は1.3×10-3ないしは
1.3×10-5Pa程度の真空度に維持される。
【0036】以上、本発明実施形態の表示パネルの基本
構成と製法を説明した。以下、本実施形態に用いたスぺ
ーサについて説明する。
【0037】[溶融液晶ポリマーの説明] 〈特徴と分子構造〉溶融液晶ポリマー(Thermotropic L
iquid Crystal Polymer;LCP)は、溶融状態で液晶
性を示す高耐熱タイプの熱可塑性樹脂で、射出成型が可
能であり、流動性が他のエンプラ(エンジニアリングプ
ラスチック)に比較してきわめて良好である特徴を持っ
ている。
【0038】また、射出成型によって得られた製品は、
スキン・コア構造という液晶ポリマーに特有な構造を持
ち、一方でポリマーが剛直な棒状高分子であるため、溶
融状態において高度に配向し、繊維強化の効果を持って
いる。これが自己繊維補強ポリマーといわれる由縁で、
LCPが世の中で注目を浴びるようになった大きな要因
の一つである。
【0039】また、LCPの固体状態から融解するのに
必要なエネルギーは一般のエンプラの1/10〜1/1
00にすぎない。従って、個化速度が速く、バリになり
難く、成型サイクルを短くしたり、低い金型温度でも十
分な物性が得られる。このことは、射出成型に必要とさ
れる各種のコスト低減に大きな役割を果たしている。
【0040】さらに、LCPの特徴の一つである耐熱性
は、便宜上、樹脂荷重撓み温度(TDUL)を指標とし
て3つのタイプに分けられる。一般的にTDUL≧26
0℃の場合をタイプIとして、TDUL≦220℃の場
合をタイプIIIとして分類され、中間の温度領域のLC
PはタイプIIに分類されている以上のようなLPCの持
つ各種の特性は、パラヒドロキシ安息香酸にどのような
モノマーを使用して直線性の剛直鎖を共重合させるかに
よって決まる。一般に使用されるモノマーとしてはテレ
フタル酸、ビフェノール類、2,6−ナフタレンジカル
ボン酸、ヒドロキシナフトエ酸、イソフタル酸等があ
る。その外にも、アミド結合やエーテル結合を含むLC
Pもある。
【0041】〈流動特性〉LCPは他のエンプラに比較
して流動性が非常に良好であるのみならず、個化速度が
非常に速く、バリの発生が少ない。金型内へLCP樹脂
を充填する際には、適切な溶融樹脂温度と剪断応力速度
により、きわめて低粘度で流入するが、金型内で冷却さ
れ、剪断速度が低下すると、急激に粘度が上昇し、短時
間で個化する。この際に成型品の表面にスキン層と呼ば
れる高度に分子配向した薄い個化層が出来るため、微小
な間隙に樹脂が流入せず、バリの発生が抑制される。
【0042】従って、LCPを射出成型に用いる場合に
は、可能な限り高速で射出を実施し、充填時間を可能な
限り短くするような対策をとることが必要である。
【0043】〈耐熱特性〉フラットパネルディスプレイ
のスぺーサとしてLCPを使用する場合、パネルの封着
工程やべーク工程(300℃以上)があるため、使用可
能なLCPはタイプIに限定される。具体的には、住友
化学工業(株)の「スミカスーパー」のE4000,E
5000シリーズ、日本石油化学(株)の「FC11
0、G430」、出光石油化学(株)の「300X」、
東ソー(株)「HAG−140」、デュポン(株)の
「ゼナイト」等があげられる。上記のほかにも、Dartco
社の「ザイダー」、Hoechst Celanese社の「ベクト
ラ」、三菱化学(株)の「ノバキュレート」、ユニチカ
の「ロットラン」、上野製薬(株)の「UENO LC
P」、東レの「シベラス」等も使用可能である。
【0044】〈特性と寸法安定性〉LPCは自己強化特
性を持っているともに、薄肉化するほど単位断面積当た
りの機械特性(強度や弾性率)が向上する。これは成型
品の表面に樹脂が非常に強く配向したスキン層が形成さ
れるためである。
【0045】従って、LCPにて射出成型された部品の
表面を切削加工等によって除去すると、全体の機械的強
度は通常の結晶性樹脂並みに低下するので注意が必要で
ある。またLCPは、分子結合がポリエステル結合であ
るので、吸水率が小さいためスぺーサ形成後、パネル化
前の間の、環境変化による寸法変化も小さくスぺーサ付
きパネルの工程途中の保管が楽である。
【0046】沿面耐圧は10kV/mmと高く、高圧が
印加されるパネル内では、放電防止に効果がある。
【0047】以下に製造方法の図を用いて詳細に説明す
る。
【0048】〈射出成形加工〉LCPは、溶融粘度の温
度依存性、剪断速度依存性がそれぞれ他のエンプラに比
較して大きいため、射出条件下に於いてはきわめて低粘
度となり、優れた薄肉流動性を示す。
【0049】LCPは汎用の射出成型機を用いる事によ
り、成型が可能である。図4(a)は実際の射出成型機
の様子を示す図であり、7はプランジャー、1−0は射
出成形材料であるLCPであり、8はトーピードー、9
はヒーター、10は加熱シリンダー、11はノズル、1
2はスプルー、金型A,Bから成っている。5は前述の
リアプレートである。このような構成において、ホッパ
ー内の材料のLCP1−0を加熱シリンダー10内でヒ
ーター9により加熱溶融し、プランジャー7で閉じた金
型A及びB内部に射出し、成型するのである。金型A,
Bは常に温度調節されており、金型A,Bの材料1−0
を固化させるのである。
【0050】以下に成型条件を示す。
【0051】(1)予備乾燥 吸水率が極めて低いため、長時間の乾燥や特殊なホッパ
ドライアは不要である。但し、スぺーサ1−1の肉厚が
高精細用に薄くなった場合には、金型A,B内部を成型
時の安定性、品質管理上130〜150℃で3時間以上
乾燥することが望ましい。
【0052】(2)成型温度 本実施形態では高流動性が要求されるので、ノズルの温
度を若干高めに設定する。またシリンダー10の後部の
温度を10〜20℃低めに設定することも、流動性に効
果がある。
【0053】(3)金型温度 個化速度が速いため、物性に対する金型温度の影響はほ
とんど認められない。但し、スぺーサは薄肉の製品を成
型する事になるので、金型温度は高めの160〜190
℃に設定した。
【0054】(4)射出圧力と温度 LCPは溶融温度が低いために、通常のエンプラに比べ
低い圧力で成型が可能である。本実施形態では射出圧力
として320kg/cm2 と言う低い射出圧力で成型し
た。
【0055】(5)射出速度 溶融樹脂温度は、溶融粘度や、剪断速度に大きく影響を
及ぼすので成型ストロークのほぼ100%に近い充填速
度にあり、本実施形態では0.3秒の充填時間に設定し
た。充填速度が小さくなれば粘度は著しく増加し、樹脂
の流れはすぐに停止して個化してしまう。従って、スト
ロークの95〜98%にわたって高射出速度を取り、次
いでストロークの終わりに低い(50〜75%減)速度
を取ると、細長い部分の充填がバリを発生させずに行う
ことが出来た。
【0056】さてこのようにして、ノズル11からスプ
ルー12を通り金型Aに射出されたLCPは、図4
(a)に示すように、図5(a)の注入溝14の底にあ
る、注入穴15を通り、ついで図5(b)の金型Bの注
入穴16を通り、スぺーサ1−1用のキャビティー17
に導かれる。
【0057】次いで、金型B内のLCPが硬化した後
に、図4(b)に示すように、まず型Aを矢印の方向へ
引き上げることにより、キャビティー内のLCPと型A
内のLCPを分離、切断する。ついで図4(c)に示す
ように、更に矢印方向に金型を持ち上げることで、型A
内のLCPは除去されスぺーサ1−1はリアプレート5
に残ることになる。図2,図4に示すように、スぺーサ
1−1の下部の形状でアンカー効果を持たせ、スぺーサ
1−1をリアプレート5に強固に固定させ、金型Bを抜
いた時に、リアプレート5から脱落するのを防止してい
る。しかし、LCPとリアプレート5の接着力は強固な
ので、特にアンカー効果を持たせる構成にしなくても良
い。この場合、上配線部にスぺーサ1−1の為の孔を穿
つ必要が無くなるので、工程が簡略化出来る効果もあ
る。
【0058】図6(a)には、リアプレート5に立った
LCPのスぺーサ1−1をパネルにした場合の断面を示
した。図6(a)は、リアプレート5に射出成形された
スぺーサ1−1と支持枠6とフェースプレート2とから
構成された断面図を示している。図6(b)は前記パネ
ルを上から見た図を示してある。この図からもわかるよ
うに、短時間に多数のスぺーサ1−1をリアプレート5
に立てることが可能となった。
【0059】このように流動性の良いLCPを射出成型
による製造方法に使うことで、スぺーサ1−1のリブが
薄く、高さの高い物が容易に多量に生産されるようにな
った。同時にスぺーサ1−1とリアプレート5の垂直だ
けを正確に出しておけば、スぺーサ1−1をリアプレー
ト5に垂直に立てる精度は他の方法に比べて、格段に改
善された。更には、この様な方法で製造されたスぺーサ
1−1を表面伝導型電子放出素子等の冷陰極型電子放出
素子を用いた表示装置に使用することで、ハンドリング
が楽になり、組み立て性能が格段に向上するという効果
も出てくる。その結果、工程の短縮化、製造コストのダ
ウンが可能になると云う効果も発生した。
【0060】また、LCPのスペーサは、沿面耐圧も高
いことから、パネル内部の放電防止にも効果が大きく、
LCPとすることにより、放電を防止することが可能に
なった。
【0061】さらに、LCPの真空における、放出ガス
レートは1.3×10-5Pal(リットル)/cm2
ec以下で非常に小さく、表示装置の寿命を伸ばす効果
も認められた。
【0062】また、スぺーサ1−1はリアプレート5で
はなくフェースプレート2側に射出成型してもよい。こ
の場合は、射出時の熱経歴がリアプレート5に及ばない
ので、電子源の単品不良が低減する効果もある。
【0063】[実施形態2]図7(a)は、水平方向か
らLCPを射出にて注入する方法を示している。なお、
各構成部材の符号が図4(a)と同一符号の場合は同一
機能を有している。本実施形態では、横方向一個所から
LCPを注入する場合を示し、スぺーサ1−2の形状は
図8に示すように各部分が一体化した形状になるが、L
CPは流動性が良いので、この様な注入方法も可能であ
る。次いで図7(b)に示すように金型18を矢印の方
法へ移動した後、注入部LCP1−2−1をカッター等
で除去するのである。その様子を図7(c)に示す。
【0064】このスぺーサ1−2をパネルに入れた場合
の断面図を図9(a)に、正面図を図9(b)に示す。
図において、当該画像形成装置はリアプレート5と射出
成形されたスペーサ1−2と支持枠6とフェースプレー
ト2とからなる例を示している。
【0065】この場合は、縦横のスぺーサ1−2の高さ
に凹凸を有して異なるように作ってあるので、パネル内
部を真空に引く場合も一様に引くことが出来る。また縦
と横のスぺーサ1−2がつながっているので、縦だけ又
は横だけの場合に比べて強度が向上し、スぺーサ1−2
の総断面積も、少なくて済むという効果もある。更に
は、横方向から注入した場合、LCPの流れ方向の線膨
張係数は0.8×10-5/℃とリヤプレート5(青板ガ
ラス)と同等である。これはパネルが各種の熱工程を経
ても、リヤプレート5とスぺーサ1−2がずれたり、浮
いたりしないことを示しており、パネルの収率アップに
大いに貢献している。
【0066】また、図10(a)の断面図と図10
(b)の正面図に示すように、スぺーサ1−2をパネル
全面に配置するのではなく、上記LCPの射出工程を一
枚のリヤプレート5に対して数回にわたり行うことも可
能である。これは、配線の位置精度は、小さい領域では
出るのであるが、パネルが大版化(40インチ等)した
時には、位置精度の誤差が積み重なるのである。従っ
て、パネルの、端と端ではどうしても配線の位置精度は
出なくなるのである。この様な時に、狭い範囲で数回に
わたり、大気圧を支える量のスぺーサを、リアプレート
上にインジェクションで成型すれば、配線の上にぴった
りと重なったスぺーサを作ることが出来るのである。
【0067】[実施形態3]図11はスぺーサが一本ず
つ独立して成型した場合を示している。図11(a)は
断面図、図11(b)は正面図である。この場合、スぺ
ーサ1−3同士の間隙は大きくなるので、パネル内部に
真空に引く場合、ひきやすくなる。又、スぺーサ1−3
が二次電子によってチャージアップして、電子線からの
電子が曲げられるような場合でも、板状のスぺーサに比
べその影響は格段に少なくなり、ほとんど気にならない
レベルになる。またこの場合、スぺーサ1−3の成型は
上部から垂直方向にLCPが注入されることになり、実
施形態1による射出成形機を用いることができる。この
場合、スぺーサ1−3の流れ直角方向の線膨張係数は
2.2×10-5/℃であるが、スぺーサ1−3の設置面
積が少ないので、リヤプレート5に対する熱工程中での
ずれ、はがれは発生しないと言う効果もある。
【0068】[実施形態4]図12(a)はLCPを形
成したスぺーサ1−4の上部に突起を残し、それに対抗
するフェースプレート2の部分に溝を穿ったものであ
る。この様な構成にすることで、スぺーサ1−4及びリ
アプレート5に対する位置出しがより容易になる。ま
た、スぺーサ1−4をフェースプレート2の穿ち部に挿
入しているので、パネル化後、製品完成後も含めて振
動、衝撃に強くなり、少々乱暴な取り扱いがなされて
も、パネル内部でスぺーサーがずれたり、倒れたりする
ことが無くなった。また、フェースプレートは溝を穿つ
のではなく、印刷等で突起部19を作り図12(b)の
ようにスぺーサ1−4を保持する構成にしても効果は同
じように得ることが出来る。更に突起部19はLCPで
作ってもよい。
【0069】なお、上記実施形態では、それぞれ特定の
形状ののスペーサ例を示したが、その他射出成型される
形状としては、例えば図13(a)(b)にスペーサ基
体に各電子源又は複数の電子源に対応して、マトリクス
状やライン状に空隙を設けてもよく、適宜設定し得る。
スペーサの利用は、表示装置が大型化するに従って効果
が顕著になる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のスぺーサ
を用いることで以下のような効果がある。
【0071】(1)スぺーサ材として、スぺーサ材料
に、LCPを使うことで、耐熱性が得られるので、フリ
ット工程や、ベーキングの工程に十分耐えられるように
なった。またLCPの真空における、放出ガスレートは
1.3×10-5Pal/cm2 sec以下で非常に小さ
く、表示装置の寿命を伸ばす効果も認められた。
【0072】(2)製法として、射出成型法による製造
方法を行うことで、スぺーサの幅が薄く、高さの高い物
が容易に安いコストで多量に生産されるようになった。
【0073】(3)表示装置として、表示装置として
は、この様な方法で製造されたスぺーサーを表面伝導型
電子放出素子等の冷陰極型電子放出素子を用いた表示装
置に使用することで、ハンドリングが楽になり、組み立
て性能が格段に向上すると言う効果も出てくる。その結
果、工程の短縮化、製造コストのダウンが可能になると
云う効果も発生した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施形態1の表示装置を示す斜視
図である。
【図2】本発明による実施形態1の表示装置の構成を示
す断面図である。
【図3】本発明による実施形態1の蛍光体の構成を示す
図である。
【図4】本発明による実施形態の射出成型法を示す断面
図である。
【図5】本発明による実施形態の射出成型法に用いる部
材の平面図である。
【図6】本発明による実施形態の射出成型法を示す断面
図と平面図である。
【図7】本発明による実施形態の射出成型法を示す断面
図である。
【図8】本発明による実施形態の射出成型法により成形
された平面図である。
【図9】本発明による実施形態の射出成型法により成形
された断面図と平面図である。
【図10】本発明による実施形態の射出成型法により成
形された断面図と平面図である。
【図11】本発明による実施形態の射出成型法により成
形された断面図と平面図である。
【図12】本発明による実施形態を示す断面図である。
【図13】本発明に用いられ得るスペーサの形状の概観
図である。
【図14】従来例の表示装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 スぺーサー 2 フェースプレート 3 表面伝導型電子放出素子 5 リアプレート 6 側壁 7 プランジャー 8 トーピード 9 ヒーター 10 加熱シリンダー 11 ノズル 12 スプルー 13 ヒーター 14 注入溝 15 注入穴 16 注入穴 17 キャビティー 18 金型 19 突起部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フェースプレートとリアプレートとから
    成る真空容器内に備える大気圧に抗するスペーサにおい
    て、 射出成型にて前記フェースプレート又は前記リアプレー
    トに直接成形されることを特徴とするスペーサ。
  2. 【請求項2】 前記スぺーサが溶融液晶ポリマーから成
    ることを特徴とする請求項1に記載のスペーサ。
  3. 【請求項3】 前記スペーサは前記フェースプレート又
    は前記リアプレートを穿った位置に前記射出成型により
    テーパー状に形成されていることを特徴とする請求項1
    又は2に記載のスペーサ。
  4. 【請求項4】 前記スぺーサは前記リアプレートを穿っ
    た位置に前記射出成型によりテーパー状に形成され、前
    記フェースプレートの穿ち部分に挿入される突起を有し
    ていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項
    に記載のスペーサ。
  5. 【請求項5】 内部が真空の外周器内に、複数の冷陰極
    型電子放出素子を形成した基板と、該電子放出素子から
    放出される電子線の照射により画像形成する画像形成部
    材と、該外周器を支持するためのスペーサとを備える表
    示装置において、 前記スペーサが射出成型にて前記基板又は前記画像形成
    部材に直接形成され、且つ前記スペーサが溶融液晶ポリ
    マーから成ることを特徴とする表示装置。
  6. 【請求項6】 前記冷陰極型電子放出素子が表面伝導型
    電子放出素子であることを特徴とする請求項5に記載の
    表示装置。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6に記載の表示装置におい
    て、前記冷陰極型電子放出素子の電極は行方向配線と列
    方向配線に接続され、前記スペーサは前記行方向配線又
    は前記列方向配線上に射出成型されることを特徴とする
    表示装置。
  8. 【請求項8】 フェースプレートとリアプレートとから
    成る真空容器内に具備される大気圧に抗するスペーサの
    製造方法において、 前記リアプレートを乾燥し、射出成型機のノズルの温度
    を射出される溶融液晶ポリマーを収納するシリンダーの
    温度より高めに設定し、前記リアプレート上の金型に前
    記溶融液晶ポリマーを前記シリンダーの全ストローク中
    95〜98%を高射出速度で射出し、つぎに前記全スト
    ローク中の残余を低射出速度で射出することを特徴とす
    るスペーサの製造方法。
  9. 【請求項9】 前記射出成型機のノズルはリアプレート
    の平面サイドに配置され、射出成型後金型を除去した後
    に前記ノズルからの注入部の前記液晶ポリマーを切断す
    ることを特徴とする請求項8に記載のスペーサの製造方
    法。
  10. 【請求項10】 前記スペーサは平板状又は円柱形状で
    あることを特徴とする請求項8に記載のスペーサの製造
    方法。
  11. 【請求項11】 前記リアプレート上には電子放出素子
    が形成され、前記電子放出素子の電極は行方向配線と列
    方向配線に接続され、前記スペーサは前記行方向配線又
    は前記列方向配線上に射出成型されることを特徴とする
    請求項8乃至10のいずれか1項に記載のスペーサの製
    造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000052728A1 (fr) * 1999-03-04 2000-09-08 Canon Kabushiki Kaisha Dispositif etanche a l'air, dispositif a faisceau electronique, et dispositif de formation d'images
US9163119B2 (en) 2008-12-31 2015-10-20 Sk Chemicals Co., Ltd. Method for preparing polyarylene sulfide with reduced free iodine content

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