JPH10275747A - 電気二重層コンデンサ - Google Patents
電気二重層コンデンサInfo
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- JPH10275747A JPH10275747A JP9094611A JP9461197A JPH10275747A JP H10275747 A JPH10275747 A JP H10275747A JP 9094611 A JP9094611 A JP 9094611A JP 9461197 A JP9461197 A JP 9461197A JP H10275747 A JPH10275747 A JP H10275747A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】水溶液系電解液とのぬれ性がよく、内部抵抗が
小さく、且つ均一で薄く大面積の製膜性・機械的強度に
優れた水溶液系電気二重層コンデンサ用電極の提供。 【解決手段】活性炭粉末6、親水基を持つ高分子バイン
ダーおよび可塑剤5を充分混合した後、薄膜に製膜・乾
燥して電極4を作成する。高分子バインダーとして親水
基を持つものを使用することにより、水溶液系電解液と
電極とのぬれ性がよくなり、電解液と電極の接触抵抗を
低減できる。また可塑剤を添加することによって、薄型
電極を作成するために必要な高分子バインダーの量が低
減でき、内部抵抗が小さくかつ薄型の水溶液系電気二重
層コンデンサが得られる。
小さく、且つ均一で薄く大面積の製膜性・機械的強度に
優れた水溶液系電気二重層コンデンサ用電極の提供。 【解決手段】活性炭粉末6、親水基を持つ高分子バイン
ダーおよび可塑剤5を充分混合した後、薄膜に製膜・乾
燥して電極4を作成する。高分子バインダーとして親水
基を持つものを使用することにより、水溶液系電解液と
電極とのぬれ性がよくなり、電解液と電極の接触抵抗を
低減できる。また可塑剤を添加することによって、薄型
電極を作成するために必要な高分子バインダーの量が低
減でき、内部抵抗が小さくかつ薄型の水溶液系電気二重
層コンデンサが得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気二重層コンデ
ンサに関し、特に活性炭を電極に用いた水溶液系電気二
重層コンデンサに関する。
ンサに関し、特に活性炭を電極に用いた水溶液系電気二
重層コンデンサに関する。
【0002】
【従来の技術】電気二重層コンデンサ(electric doub
le layer capacitor)は、導電性ゴムあるいは金属箔
のような集電体上に活性炭からなる2個の電極を、イオ
ン透過膜を介して対峙せしめ、硫酸イオンなどの電気二
重層形成イオンを含む希硫酸等を電解液として用いた構
成を有している。電解液としては、硫酸水溶液などの水
溶液系電解液を用いるものと、プロピレンカーボネー
ト、γ−ブチロラクトン、アセトニトリル、ジメチルホ
ルムアミドのような有機溶媒に電解質を添加した有機電
解液系電解液を用いるものの2種類がある。電気二重層
コンデンサにおける電解液の選択は、その性能を大きく
左右するため非常に重要である。以下に、水溶液系の電
解液を用いた電気二重層コンデンサと、有機溶媒系の電
解液を用いた電気二重層コンデンサの特徴についてそれ
ぞれ説明する。
le layer capacitor)は、導電性ゴムあるいは金属箔
のような集電体上に活性炭からなる2個の電極を、イオ
ン透過膜を介して対峙せしめ、硫酸イオンなどの電気二
重層形成イオンを含む希硫酸等を電解液として用いた構
成を有している。電解液としては、硫酸水溶液などの水
溶液系電解液を用いるものと、プロピレンカーボネー
ト、γ−ブチロラクトン、アセトニトリル、ジメチルホ
ルムアミドのような有機溶媒に電解質を添加した有機電
解液系電解液を用いるものの2種類がある。電気二重層
コンデンサにおける電解液の選択は、その性能を大きく
左右するため非常に重要である。以下に、水溶液系の電
解液を用いた電気二重層コンデンサと、有機溶媒系の電
解液を用いた電気二重層コンデンサの特徴についてそれ
ぞれ説明する。
【0003】まず水溶液系の電気二重層コンデンサの特
徴であるが、その長所は、電解液の電気抵抗が低いため
に、電気二重層コンデンサ自身の内部抵抗を小さくする
ことができる、ということである。このため、大電流負
荷放電を要する用途に適している。また、大気中の水分
を吸湿しても、特性上影響が無いために、外装が比較的
簡単でよい、ことである。一方、水溶液系の短所は、水
の電気分解が1.23Vで生ずるため、単セルあたりの
耐電圧を水の電気分解電圧以下にする必要がある、とい
うことである。このため、実際の製品の耐電圧は1V程
度に設定されている。
徴であるが、その長所は、電解液の電気抵抗が低いため
に、電気二重層コンデンサ自身の内部抵抗を小さくする
ことができる、ということである。このため、大電流負
荷放電を要する用途に適している。また、大気中の水分
を吸湿しても、特性上影響が無いために、外装が比較的
簡単でよい、ことである。一方、水溶液系の短所は、水
の電気分解が1.23Vで生ずるため、単セルあたりの
耐電圧を水の電気分解電圧以下にする必要がある、とい
うことである。このため、実際の製品の耐電圧は1V程
度に設定されている。
【0004】次に、有機電解液系の特徴であるが、その
長所は、有機溶媒の耐電圧が比較的高いために、単セル
あたりの耐電圧が、3V前後と比較的高い、ことであ
る。一方、有機電解液系の短所は、電解液の電気抵抗が
高いため、電気二重層コンデンサ自身の内部抵抗が比較
的高い、ことである。また、大気中の水分を吸湿すると
耐電圧の低下または、水の電気分解によるガスの発生が
起こるために、使用環境下において水分の侵入を受けな
いような気密性の高い外装が必要である。
長所は、有機溶媒の耐電圧が比較的高いために、単セル
あたりの耐電圧が、3V前後と比較的高い、ことであ
る。一方、有機電解液系の短所は、電解液の電気抵抗が
高いため、電気二重層コンデンサ自身の内部抵抗が比較
的高い、ことである。また、大気中の水分を吸湿すると
耐電圧の低下または、水の電気分解によるガスの発生が
起こるために、使用環境下において水分の侵入を受けな
いような気密性の高い外装が必要である。
【0005】電気二重層コンデンサの電極材料として
は、通常、活性炭が用いられ、粉末あるいは繊維状で使
用される。
は、通常、活性炭が用いられ、粉末あるいは繊維状で使
用される。
【0006】活性炭粉末を用いた電極としては、活性炭
粉末と硫酸水溶液などの電解液を混合したペースト状の
電極が使用されてきた。この電極では、活性炭粉末同士
の接触を保つために、電解液量の適性化および電極への
加圧が必要である。
粉末と硫酸水溶液などの電解液を混合したペースト状の
電極が使用されてきた。この電極では、活性炭粉末同士
の接触を保つために、電解液量の適性化および電極への
加圧が必要である。
【0007】また、水溶液系では、特にパワー用途を中
心に、活性炭粉末、ポリメタクリル酸メチルおよびフェ
ノール樹脂粉末を混合し、熱硬化させた後、高温で炭化
して得られるマクロポアとミクロポアを有する活性炭粉
末/炭素複合材料が用いられている。しかし、この方法
では、熱硬化時および高温での炭化時に、電極に熱が均
一にかからないため、薄い電極を作成しようとすると、
電極が反ってしまう。この結果、活性炭粉末/炭素複合
材料系では、数百ミクロン以下と薄く、且つ、大面積の
電極を作成することは、難しい。
心に、活性炭粉末、ポリメタクリル酸メチルおよびフェ
ノール樹脂粉末を混合し、熱硬化させた後、高温で炭化
して得られるマクロポアとミクロポアを有する活性炭粉
末/炭素複合材料が用いられている。しかし、この方法
では、熱硬化時および高温での炭化時に、電極に熱が均
一にかからないため、薄い電極を作成しようとすると、
電極が反ってしまう。この結果、活性炭粉末/炭素複合
材料系では、数百ミクロン以下と薄く、且つ、大面積の
電極を作成することは、難しい。
【0008】また、活性炭繊維を用いた電極は、通常、
活性炭繊維を織った活性炭繊維布を用いているため、厚
みが厚くなり、また、大面積の電極を作成することがで
きなかった。
活性炭繊維を織った活性炭繊維布を用いているため、厚
みが厚くなり、また、大面積の電極を作成することがで
きなかった。
【0009】そこで、活性炭粉末とバインダーを混合し
て薄膜電極を作成することが、提案されている。
て薄膜電極を作成することが、提案されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】分極性電極、および導
電性接着剤に、バインダーを用いた電気二重層コンデン
サの従来の技術について、以下に示す。
電性接着剤に、バインダーを用いた電気二重層コンデン
サの従来の技術について、以下に示す。
【0011】まず、プロピレンカーボネート、γ−ブチ
ロラクトン、アセトニトリル、ジメチルホルムアミドな
どの有機系溶媒を用いた有機電解液系電気二重層コンデ
ンサ用電極として、活性炭と水溶性バインダーからフィ
ルムを作成する例、および活性炭、水溶性バインダーと
導電性付与剤からフィルムを作成する例が、特開平4−
65814号公報に開示されている。
ロラクトン、アセトニトリル、ジメチルホルムアミドな
どの有機系溶媒を用いた有機電解液系電気二重層コンデ
ンサ用電極として、活性炭と水溶性バインダーからフィ
ルムを作成する例、および活性炭、水溶性バインダーと
導電性付与剤からフィルムを作成する例が、特開平4−
65814号公報に開示されている。
【0012】しかしながら、この従来の薄膜電極の形成
方法には、次のような問題点がある。すなわち、一般
に、バインダーとして用いる高分子は、電気的に絶縁性
であるため、電極にバインダーを添加すると、電極の内
部抵抗が大きくなり、ひいては電気二重層コンデンサの
内部抵抗を増大させることになる。このため、活性炭に
対するバインダーの添加量は、この観点から、少ないほ
ど望ましいにもかかわらず、バインダーの添加量を低減
する方法は、開示されていない。また、接触抵抗は電極
と電解液、双方の性質に左右されることは当然のことで
あるが、この従来の技術(上記公報)では、有機溶媒系
二重層コンデンサについてのみ言及されており、水溶液
系電気二重層コンデンサについては、まったく検討され
ていない。
方法には、次のような問題点がある。すなわち、一般
に、バインダーとして用いる高分子は、電気的に絶縁性
であるため、電極にバインダーを添加すると、電極の内
部抵抗が大きくなり、ひいては電気二重層コンデンサの
内部抵抗を増大させることになる。このため、活性炭に
対するバインダーの添加量は、この観点から、少ないほ
ど望ましいにもかかわらず、バインダーの添加量を低減
する方法は、開示されていない。また、接触抵抗は電極
と電解液、双方の性質に左右されることは当然のことで
あるが、この従来の技術(上記公報)では、有機溶媒系
二重層コンデンサについてのみ言及されており、水溶液
系電気二重層コンデンサについては、まったく検討され
ていない。
【0013】次に、分極性電極として、活性炭またはカ
ーボンブラックとPTFE粉末の混合物、導電性接着剤
として黒鉛またはカーボブラックとバインダーの混合物
を用いた例(特開昭62−200715号公報)や、分
極性電極として繊維状カーボン材料、導電層として黒鉛
またはカーボンブラック等とバインダーの混合物を用い
た例(特開昭59−3915号公報)が挙げられる。こ
れら従来の技術においては、バインダーは専ら導電性接
着剤として電極と集電体を接着させるために使用されて
いる。
ーボンブラックとPTFE粉末の混合物、導電性接着剤
として黒鉛またはカーボブラックとバインダーの混合物
を用いた例(特開昭62−200715号公報)や、分
極性電極として繊維状カーボン材料、導電層として黒鉛
またはカーボンブラック等とバインダーの混合物を用い
た例(特開昭59−3915号公報)が挙げられる。こ
れら従来の技術においては、バインダーは専ら導電性接
着剤として電極と集電体を接着させるために使用されて
いる。
【0014】このように、上記従来の技術では、電気二
重層コンデンサ、特に水溶液系の電気二重層コンデンサ
において、活性炭と高分子バインダーを用いた場合に、
電極と水溶液系電解液とのぬれ性をよくすることによ
り、電極と水溶液系電解液との接触抵抗を低減し、コン
デンサの内部抵抗を減少させることは、提案されていな
い。また、薄型の電極を作成するために加える高分子バ
インダーの添加量を減少させることも、これまで報告さ
れていない。
重層コンデンサ、特に水溶液系の電気二重層コンデンサ
において、活性炭と高分子バインダーを用いた場合に、
電極と水溶液系電解液とのぬれ性をよくすることによ
り、電極と水溶液系電解液との接触抵抗を低減し、コン
デンサの内部抵抗を減少させることは、提案されていな
い。また、薄型の電極を作成するために加える高分子バ
インダーの添加量を減少させることも、これまで報告さ
れていない。
【0015】そして、親水基を持つ高分子をバインダー
として用いる例として、セラミックコンデンサ用の内部
電極用シート形成時に用いる例が報告されている(特開
平8−111346号公報、特開平5−97504号公
報、特開平4−186812号公報、特開平3−184
206号公報)。しかし、グリーンシートを作成した後
に、乾燥・焼結を行い、バインダーは熱分解してしまう
ため、最終製品には、バインダーは残らない。
として用いる例として、セラミックコンデンサ用の内部
電極用シート形成時に用いる例が報告されている(特開
平8−111346号公報、特開平5−97504号公
報、特開平4−186812号公報、特開平3−184
206号公報)。しかし、グリーンシートを作成した後
に、乾燥・焼結を行い、バインダーは熱分解してしまう
ため、最終製品には、バインダーは残らない。
【0016】この従来の技術においては、セラミックコ
ンデンサ製造時のグリーンシートのハンドリング性を保
つために、一時的に高分子バインダーとして親水基をも
つポリビニルブチラールを利用しているものである。
ンデンサ製造時のグリーンシートのハンドリング性を保
つために、一時的に高分子バインダーとして親水基をも
つポリビニルブチラールを利用しているものである。
【0017】上記した従来の技術の問題点をまとめると
下記記載の通りである。
下記記載の通りである。
【0018】(1)第1の問題点は、水溶液系の電気二
重層コンデンサ用薄型電極として、電解液とのぬれ性が
よく、電解液と電極との接触抵抗が小さい電極が得られ
ていないことである。
重層コンデンサ用薄型電極として、電解液とのぬれ性が
よく、電解液と電極との接触抵抗が小さい電極が得られ
ていないことである。
【0019】その理由は、薄型電極を作成するために
は、バインダーを使う必要があるが、バインダーとして
用いられる高分子は、一般に、有機溶媒とのぬれ性はよ
いが、水溶液とのぬれ性はよくないためである。このた
め電極/電解液間の接触抵抗が水溶液系電解液の場合、
有機溶媒系電解液より大きくなり、ひいては電気二重層
コンデンサ自身の内部抵抗を増大させるためである。
は、バインダーを使う必要があるが、バインダーとして
用いられる高分子は、一般に、有機溶媒とのぬれ性はよ
いが、水溶液とのぬれ性はよくないためである。このた
め電極/電解液間の接触抵抗が水溶液系電解液の場合、
有機溶媒系電解液より大きくなり、ひいては電気二重層
コンデンサ自身の内部抵抗を増大させるためである。
【0020】(2)第2の問題点は、高分子バインダー
を添加した薄型の電極において電極自身の抵抗が増大す
ることである。電極の抵抗増大により、コンデンサ全体
の内部抵抗も増大する。コンデンサ全体の内部抵抗が大
きくなると、コンデンサの急速充電特性や大電流放電特
性が悪化する。故に薄型電極を作成するために使用する
高分子バインダーの添加量は、できる限り少なくする必
要がある。
を添加した薄型の電極において電極自身の抵抗が増大す
ることである。電極の抵抗増大により、コンデンサ全体
の内部抵抗も増大する。コンデンサ全体の内部抵抗が大
きくなると、コンデンサの急速充電特性や大電流放電特
性が悪化する。故に薄型電極を作成するために使用する
高分子バインダーの添加量は、できる限り少なくする必
要がある。
【0021】その理由は、一般に高分子バインダーは絶
縁性であるため、高分子バインダーを添加すると、電極
自身の抵抗を増大させ、コンデンサ全体の内部抵抗が増
大してしまうためである。
縁性であるため、高分子バインダーを添加すると、電極
自身の抵抗を増大させ、コンデンサ全体の内部抵抗が増
大してしまうためである。
【0022】したがって、本発明は、上記従来技術の問
題点を解消すべくなされたものであって、その目的は、
水溶液系電解液とのぬれ性がよく、内部抵抗が小さく、
且つ均一で薄く大面積の製膜性・機械的強度に優れた水
溶液系電気二重層コンデンサ用電極の提供することにあ
る。
題点を解消すべくなされたものであって、その目的は、
水溶液系電解液とのぬれ性がよく、内部抵抗が小さく、
且つ均一で薄く大面積の製膜性・機械的強度に優れた水
溶液系電気二重層コンデンサ用電極の提供することにあ
る。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の電気二重層コンデンサは、活性炭粉末と親
水基を持つ高分子バインダーおよび可塑剤からなる電極
を用いたことを特徴とする。
め、本発明の電気二重層コンデンサは、活性炭粉末と親
水基を持つ高分子バインダーおよび可塑剤からなる電極
を用いたことを特徴とする。
【0024】本発明においては、前記親水基を持つ高分
子バインダーとしてポリビニルピロリドン、ポリビニル
ブチラール、ポリビニルアセテート等から選ばれた高分
子バインダーを用いたことを特徴とする。
子バインダーとしてポリビニルピロリドン、ポリビニル
ブチラール、ポリビニルアセテート等から選ばれた高分
子バインダーを用いたことを特徴とする。
【0025】また、本発明においては、前記可塑剤とし
てブチルフタリルブチルグリコレート等から選ばれた可
塑剤を用いたことを特徴とする。
てブチルフタリルブチルグリコレート等から選ばれた可
塑剤を用いたことを特徴とする。
【0026】さらに、本発明においては、硫酸などの水
溶液系の電解液を用いたことを特徴とする。
溶液系の電解液を用いたことを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について以下
に説明する。本発明の電気二重層コンデンサは、その好
ましい実施の形態において、活性炭粉末と親水基を持つ
高分子バインダーおよび可塑剤からなる電極を用いたも
のである。まず、活性炭粉末、親水基を持つ高分子バイ
ンダーおよび可塑剤を、適当な溶媒中で充分攪拌混合し
てスラリーを調製する。調製したスラリーを、スクリー
ン印刷、ドクターブレード等の製膜装置により、略10
〜500ミクロン(μm)の薄膜電極シートに製膜す
る。得られた薄膜電極シートを、親水基を持つ高分子バ
インダーおよび可塑剤が熱分解しない温度で乾燥させ
て、水溶液系電気二重層コンデンサ用の電極(図1の
4)とする。
に説明する。本発明の電気二重層コンデンサは、その好
ましい実施の形態において、活性炭粉末と親水基を持つ
高分子バインダーおよび可塑剤からなる電極を用いたも
のである。まず、活性炭粉末、親水基を持つ高分子バイ
ンダーおよび可塑剤を、適当な溶媒中で充分攪拌混合し
てスラリーを調製する。調製したスラリーを、スクリー
ン印刷、ドクターブレード等の製膜装置により、略10
〜500ミクロン(μm)の薄膜電極シートに製膜す
る。得られた薄膜電極シートを、親水基を持つ高分子バ
インダーおよび可塑剤が熱分解しない温度で乾燥させ
て、水溶液系電気二重層コンデンサ用の電極(図1の
4)とする。
【0028】上述の活性炭粉末(図1の5)、親水基を
持つ高分子バインダー、および可塑剤(図1の6)から
なる水溶液系電気二重層コンデンサ用電極(図1の4)
は、活性炭粉末に親水基を持つ高分子バインダーを添加
することにより、活性炭同士を強く接着し、薄型の電極
を作成することができる。
持つ高分子バインダー、および可塑剤(図1の6)から
なる水溶液系電気二重層コンデンサ用電極(図1の4)
は、活性炭粉末に親水基を持つ高分子バインダーを添加
することにより、活性炭同士を強く接着し、薄型の電極
を作成することができる。
【0029】一般に、バインダーとして用いられる高分
子は、有機溶媒とのぬれ性はよいが、水溶液とのぬれ性
はよくない。このため電極/電解液間の接触抵抗が水溶
液系電解液の場合、有機溶媒系電解液より大きくなり、
ひいては電気二重層コンデンサ自身の内部抵抗を増大さ
せてしまう。
子は、有機溶媒とのぬれ性はよいが、水溶液とのぬれ性
はよくない。このため電極/電解液間の接触抵抗が水溶
液系電解液の場合、有機溶媒系電解液より大きくなり、
ひいては電気二重層コンデンサ自身の内部抵抗を増大さ
せてしまう。
【0030】しかし、本発明の実施の形態においては、
高分子バインダーとして親水基を持つものを選択するこ
と、及び、この高分子バインダーが熱分解しない条件で
乾燥を行うため電極シート乾燥後も高分子バインダーが
存在することにより、水溶液系電解液と電極とのぬれ性
をよくすることができる。故に、電極と水溶液系電解液
との接触抵抗を低減することができる。つまり、水溶液
系電気二重層コンデンサにおいて親水基を持つ高分子を
バインダーとして用いることにより、コンデンサ全体の
内部抵抗を小さくすることができる。
高分子バインダーとして親水基を持つものを選択するこ
と、及び、この高分子バインダーが熱分解しない条件で
乾燥を行うため電極シート乾燥後も高分子バインダーが
存在することにより、水溶液系電解液と電極とのぬれ性
をよくすることができる。故に、電極と水溶液系電解液
との接触抵抗を低減することができる。つまり、水溶液
系電気二重層コンデンサにおいて親水基を持つ高分子を
バインダーとして用いることにより、コンデンサ全体の
内部抵抗を小さくすることができる。
【0031】また、一般に高分子バインダーは絶縁性で
あるため、高分子バインダーのみを添加した薄型の電極
では、電極自身の抵抗が増大する。電極の抵抗増大によ
り、コンデンサ全体の内部抵抗も増大することから、コ
ンデンサの急速充電特性や大電流放電特性が悪化する。
このため、薄型電極を作成するために使用する高分子バ
インダーの添加量は、できる限り少なくする必要があ
る。
あるため、高分子バインダーのみを添加した薄型の電極
では、電極自身の抵抗が増大する。電極の抵抗増大によ
り、コンデンサ全体の内部抵抗も増大することから、コ
ンデンサの急速充電特性や大電流放電特性が悪化する。
このため、薄型電極を作成するために使用する高分子バ
インダーの添加量は、できる限り少なくする必要があ
る。
【0032】本発明は、その好ましい実施の形態では、
可塑剤を添加することにより高分子バインダーの添加量
を減らすことができるため、電極自身の内部抵抗が小さ
くできる。
可塑剤を添加することにより高分子バインダーの添加量
を減らすことができるため、電極自身の内部抵抗が小さ
くできる。
【0033】以上より、内部抵抗が小さく、膜厚が均一
で、大面積化が容易に可能な、製膜性および機械的強度
に優れた水溶液系電気二重層コンデンサ用薄型電極を得
ることができる。
で、大面積化が容易に可能な、製膜性および機械的強度
に優れた水溶液系電気二重層コンデンサ用薄型電極を得
ることができる。
【0034】このように、本発明における親水基を持つ
高分子バインダーは、親水基を持つことにより、水溶液
系電解液と薄型電極の接触抵抗を低減する働きをする。
よって、上記特開昭62−200715号公報や上記特
開昭59−3915号公報に記載の上記従来例のバイン
ダーとは全く異なるものである。
高分子バインダーは、親水基を持つことにより、水溶液
系電解液と薄型電極の接触抵抗を低減する働きをする。
よって、上記特開昭62−200715号公報や上記特
開昭59−3915号公報に記載の上記従来例のバイン
ダーとは全く異なるものである。
【0035】また親水基を持つ高分子をバインダーとし
て用いる従来例として説明した上記特開平8−1113
46号公報、特開平5−97504号公報、特開平4−
186812号公報、特開平3−184206号公報
は、前述したように、セラミックコンデンサ製造時のグ
リーンシートのハンドリング性を保つために、一時的に
高分子バインダーとして親水基をもつポリビニルブチラ
ールを利用しているもので、本発明のように、電気二重
層コンデンサにおける電極としての利用を目的としたも
のではなく、本発明の構成要素である活性炭と高分子バ
インダー及び可塑剤からなる電極及び水溶液系電解液か
らなる電気二重層コンデンサとは、その構成要素が全く
異なるものである。
て用いる従来例として説明した上記特開平8−1113
46号公報、特開平5−97504号公報、特開平4−
186812号公報、特開平3−184206号公報
は、前述したように、セラミックコンデンサ製造時のグ
リーンシートのハンドリング性を保つために、一時的に
高分子バインダーとして親水基をもつポリビニルブチラ
ールを利用しているもので、本発明のように、電気二重
層コンデンサにおける電極としての利用を目的としたも
のではなく、本発明の構成要素である活性炭と高分子バ
インダー及び可塑剤からなる電極及び水溶液系電解液か
らなる電気二重層コンデンサとは、その構成要素が全く
異なるものである。
【0036】本発明においては、高分子バインダーが熱
分解しない条件で乾燥を行うため、電極シート乾燥後も
高分子バインダーが活性炭同士を接着する働きをもち、
薄型電極形成のみならず、電極の内部抵抗低減により薄
型でかつ低抵抗の電気二重層コンデンサを実現するとい
う作用効果を奏する。
分解しない条件で乾燥を行うため、電極シート乾燥後も
高分子バインダーが活性炭同士を接着する働きをもち、
薄型電極形成のみならず、電極の内部抵抗低減により薄
型でかつ低抵抗の電気二重層コンデンサを実現するとい
う作用効果を奏する。
【0037】
【実施例】上記した本発明の実施の形態について更に詳
細に説明すべく、本発明の実施例を図面を参照して以下
に説明する。本発明の実施例では、活性炭、親水基を持
つ高分子バインダー、可塑剤を溶媒中で充分攪拌混合し
て、粘度数百〜数千cpのスラリーを得る。高分子バイ
ンダーの添加量は、3〜30wt%以下、可塑剤の添加
量は、高分子バインダーに対して0.1〜10wt%が
よい。スラリーを調製するための溶媒は、高分子バイン
ダーが溶解する溶媒であれば、特に限定されないが、例
えば、1−メトキシ−2−プロパノール、2−(2−ブ
トキシエトキシ)エタノールなどのアルコール溶媒が、
挙げられる。
細に説明すべく、本発明の実施例を図面を参照して以下
に説明する。本発明の実施例では、活性炭、親水基を持
つ高分子バインダー、可塑剤を溶媒中で充分攪拌混合し
て、粘度数百〜数千cpのスラリーを得る。高分子バイ
ンダーの添加量は、3〜30wt%以下、可塑剤の添加
量は、高分子バインダーに対して0.1〜10wt%が
よい。スラリーを調製するための溶媒は、高分子バイン
ダーが溶解する溶媒であれば、特に限定されないが、例
えば、1−メトキシ−2−プロパノール、2−(2−ブ
トキシエトキシ)エタノールなどのアルコール溶媒が、
挙げられる。
【0038】得られたスラリーを、スクリーン印刷、ド
クターブレード等により10〜500ミクロンの薄膜に
製膜した電極を、高分子バインダー及び可塑剤が熱分解
しない温度で乾燥させて、電極シートを作成する。
クターブレード等により10〜500ミクロンの薄膜に
製膜した電極を、高分子バインダー及び可塑剤が熱分解
しない温度で乾燥させて、電極シートを作成する。
【0039】この電極シート、集電体(図1の1)、セ
パレータ(図1の2)を所定の大きさにし、水溶液系の
電解液を注入することにより、図1に示すような電気二
重層コンデンサを得る。なお、図1には、電気二重層コ
ンデンサの断面と電極4の部分拡大図が示されている。
パレータ(図1の2)を所定の大きさにし、水溶液系の
電解液を注入することにより、図1に示すような電気二
重層コンデンサを得る。なお、図1には、電気二重層コ
ンデンサの断面と電極4の部分拡大図が示されている。
【0040】本発明の各種実施例を以下に説明する。
【0041】[実施例1]活性炭粉末、親水基を持つ高
分子バインダーとしてポリビニルブチラールを活性炭重
量に対して7wt%、可塑剤としてブチルフタリルブチ
ルグリコレートをポリビニルブチラール重量に対して
0.5wt%添加して、溶媒中で充分攪拌混合すること
によりスラリーを調製した。本実施例では、1−メトキ
シ−2−プロパノールと2−(2−ブトキシエトキシ)
エタノールの混合溶媒を用いたが、溶媒は特に限定され
ない。調製したスラリーの粘度は3000cpであっ
た。
分子バインダーとしてポリビニルブチラールを活性炭重
量に対して7wt%、可塑剤としてブチルフタリルブチ
ルグリコレートをポリビニルブチラール重量に対して
0.5wt%添加して、溶媒中で充分攪拌混合すること
によりスラリーを調製した。本実施例では、1−メトキ
シ−2−プロパノールと2−(2−ブトキシエトキシ)
エタノールの混合溶媒を用いたが、溶媒は特に限定され
ない。調製したスラリーの粘度は3000cpであっ
た。
【0042】スラリーをドクターブレード装置にて製膜
後、80℃で20分間乾燥して電極シートを得た。
後、80℃で20分間乾燥して電極シートを得た。
【0043】この電極を用いて、図1に示すような電気
二重層コンデンサを作成し(電解液は40wt%硫酸で
ある)、単位容量あたりの内部抵抗(1kHzでのES
R;equivalent series resistance)を測定したとこ
ろ、84.8[mΩ/F]であった。また、この電極シ
ートのみでのハンドリングが可能であった。
二重層コンデンサを作成し(電解液は40wt%硫酸で
ある)、単位容量あたりの内部抵抗(1kHzでのES
R;equivalent series resistance)を測定したとこ
ろ、84.8[mΩ/F]であった。また、この電極シ
ートのみでのハンドリングが可能であった。
【0044】[実施例2]活性炭粉末、親水基を持つ高
分子バインダーとしてポリビニルブチラールを活性炭重
量に対して5wt%、可塑剤としてブチルフタリルブチ
ルグリコレートをポリビニルブチラール重量に対して
0.5wt%添加して、溶媒中で充分攪拌混合すること
によりスラリーを調製した。本実施例では、1−メトキ
シ−2−プロパノールと2−(2−ブトキシエトキシ)
エタノールの混合溶媒を用いたが、溶媒は特に限定され
ない。調製したスラリーの粘度は2800cpであっ
た。
分子バインダーとしてポリビニルブチラールを活性炭重
量に対して5wt%、可塑剤としてブチルフタリルブチ
ルグリコレートをポリビニルブチラール重量に対して
0.5wt%添加して、溶媒中で充分攪拌混合すること
によりスラリーを調製した。本実施例では、1−メトキ
シ−2−プロパノールと2−(2−ブトキシエトキシ)
エタノールの混合溶媒を用いたが、溶媒は特に限定され
ない。調製したスラリーの粘度は2800cpであっ
た。
【0045】スラリーをドクターブレード装置にて製膜
後、80℃で20分間乾燥して電極シートを得た。
後、80℃で20分間乾燥して電極シートを得た。
【0046】この電極を用いて、図1に示すような電気
二重層コンデンサを作成し(電解液は40wt%硫酸で
ある)、単位容量あたりの内部抵抗(1kHzでのES
R)を測定したところ、61.7[mΩ/F]であっ
た。
二重層コンデンサを作成し(電解液は40wt%硫酸で
ある)、単位容量あたりの内部抵抗(1kHzでのES
R)を測定したところ、61.7[mΩ/F]であっ
た。
【0047】また、実施例1と同様に、この電極シート
のみでのハンドリングが可能であった。
のみでのハンドリングが可能であった。
【0048】[比較例1]活性炭粉末、親水基を持たな
い高分子バインダーとしてポリテトラフルオロエチレン
を活性炭重量に対して7wt%添加し、可塑剤としてブ
チルフタリルブチルグリコレートをポリビニルブチラー
ル重量に対して0.5wt%添加して、溶媒中で充分攪
拌混合することによりスラリーを調製した(溶媒は、N
−メチル−2−ピロリドンを用いた)。
い高分子バインダーとしてポリテトラフルオロエチレン
を活性炭重量に対して7wt%添加し、可塑剤としてブ
チルフタリルブチルグリコレートをポリビニルブチラー
ル重量に対して0.5wt%添加して、溶媒中で充分攪
拌混合することによりスラリーを調製した(溶媒は、N
−メチル−2−ピロリドンを用いた)。
【0049】スラリーをドクターブレード装置にて製膜
後、100℃で20分間乾燥して電極シートを得た。
後、100℃で20分間乾燥して電極シートを得た。
【0050】この電極を用いて、図1に示すような電気
二重層コンデンサを作成し(電解液は40wt%硫酸で
ある)、単位容量あたりの内部抵抗(1kHzでのES
R)を測定したところ、102.5[mΩ/F]であっ
た。
二重層コンデンサを作成し(電解液は40wt%硫酸で
ある)、単位容量あたりの内部抵抗(1kHzでのES
R)を測定したところ、102.5[mΩ/F]であっ
た。
【0051】[比較例2]活性炭粉末、親水基を持つ高
分子バインダーとしてポリビニルブチラールを活性炭重
量に対して5wt%添加して、溶媒中で充分攪拌混合す
ることによりスラリーを調製した(実施例と同様、1−
メチル−2−プロパノールと2−(2−ブトキシエトキ
シ)エタノールの混合溶媒を用いた)。
分子バインダーとしてポリビニルブチラールを活性炭重
量に対して5wt%添加して、溶媒中で充分攪拌混合す
ることによりスラリーを調製した(実施例と同様、1−
メチル−2−プロパノールと2−(2−ブトキシエトキ
シ)エタノールの混合溶媒を用いた)。
【0052】スラリーをドクターブレード装置にて製膜
後、80℃で20分間乾燥して電極シートを得た。
後、80℃で20分間乾燥して電極シートを得た。
【0053】電極シートのみのハンドリングは不可であ
ったため、内部抵抗の測定は行っていない。
ったため、内部抵抗の測定は行っていない。
【0054】実施例1および比較例1との比較より、水
溶液系電気二重層コンデンサにおいて、電極に用いるバ
インダーの水に対する親和性、すなわちそのバインダー
が親水性であるか、または疎水性であるかにより、コン
デンサの内部抵抗が異なる。このため、水溶液系電気二
重層コンデンサのバインダーとしては、親水基を持つ高
分子バインダーが適している。
溶液系電気二重層コンデンサにおいて、電極に用いるバ
インダーの水に対する親和性、すなわちそのバインダー
が親水性であるか、または疎水性であるかにより、コン
デンサの内部抵抗が異なる。このため、水溶液系電気二
重層コンデンサのバインダーとしては、親水基を持つ高
分子バインダーが適している。
【0055】また実施例2および比較例2との比較よ
り、可塑剤を添加するとバインダー量が少なくても機械
的強度に優れた電極シートが得られることがわかる。
り、可塑剤を添加するとバインダー量が少なくても機械
的強度に優れた電極シートが得られることがわかる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
内部抵抗が小さく、均一で薄く、大面積が可能かつ製膜
性・機械的強度に優れた水溶液系電気二重層コンデンサ
用電極が、容易に得られるようになった。
内部抵抗が小さく、均一で薄く、大面積が可能かつ製膜
性・機械的強度に優れた水溶液系電気二重層コンデンサ
用電極が、容易に得られるようになった。
【0057】その理由は、本発明においては、水溶液系
電解液とのなじみがよい親水基を持つ高分子をバインダ
ーとして用いたこと、および可塑剤を添加することによ
り高分子バインダーの添加量を少なくすることが可能に
なるからである。
電解液とのなじみがよい親水基を持つ高分子をバインダ
ーとして用いたこと、および可塑剤を添加することによ
り高分子バインダーの添加量を少なくすることが可能に
なるからである。
【図1】電気二重層コンデンサの断面図である。
1 集電体 2 セパレータ 3 ガスケット 4 電極 5 親水基を有する高分子バインダー及び可塑剤 6 活性炭粉末 7 水溶液系電解液
Claims (6)
- 【請求項1】活性炭粉末と親水基を持つ高分子バインダ
ーおよび可塑剤からなる電極を用いたことを特徴とする
電気二重層コンデンサ。 - 【請求項2】前記親水基を持つ高分子バインダーとして
ポリビニルピロリドン、ポリビニルブチラール、ポリビ
ニルアセテート等から選ばれた高分子バインダーを用い
たことを特徴とする請求項1記載の電気二重層コンデン
サ。 - 【請求項3】前記可塑剤としてブチルフタリルブチルグ
リコレート等から選ばれた可塑剤を用いたことを特徴と
する請求項2記載の電気二重層コンデンサ。 - 【請求項4】硫酸などの水溶液系の電解液を用いたこと
を特徴とする請求項3記載の電気二重層コンデンサ。 - 【請求項5】活性炭粉末に親水基を持つ高分子バインダ
ーを添加するとともに、可塑剤を添加し、前記高分子バ
インダー及び前記可塑剤が熱分解しない条件で乾燥して
作製された電極シートが前記親水基を持つ高分子バイン
ダーを含むようにしてなる電極を備えたことを特徴とす
る電気二重層コンデンサ。 - 【請求項6】集電体及び分極性電極をセパレータを介し
て対向配置して構成されてなる水溶液系電気二重層コン
デンサにおいて、請求項5記載の電極を分極性電極とし
て用いたことを特徴とする電気二重層コンデンサ。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9094611A JPH10275747A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 電気二重層コンデンサ |
| US09/050,638 US6031712A (en) | 1997-03-28 | 1998-03-27 | Electric double layer capacitor |
| DE69836776T DE69836776T2 (de) | 1997-03-28 | 1998-03-27 | Elektrischer Doppelschichtkondensator |
| EP98105633A EP0867901B1 (en) | 1997-03-28 | 1998-03-27 | Electric double layer capacitor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9094611A JPH10275747A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 電気二重層コンデンサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10275747A true JPH10275747A (ja) | 1998-10-13 |
Family
ID=14115054
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9094611A Pending JPH10275747A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 電気二重層コンデンサ |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6031712A (ja) |
| EP (1) | EP0867901B1 (ja) |
| JP (1) | JPH10275747A (ja) |
| DE (1) | DE69836776T2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101198297B1 (ko) | 2011-04-12 | 2012-11-07 | 한국전기연구원 | 전기이중층 커패시터용 탄소-폴리테트라플루오로에틸렌-친수성 바인더 시트 전극 및 그 제조방법 |
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