JPH10275900A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH10275900A
JPH10275900A JP10001655A JP165598A JPH10275900A JP H10275900 A JPH10275900 A JP H10275900A JP 10001655 A JP10001655 A JP 10001655A JP 165598 A JP165598 A JP 165598A JP H10275900 A JPH10275900 A JP H10275900A
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JP
Japan
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layer
forming
oxide layer
nitride layer
nitride
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JP10001655A
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English (en)
Inventor
Kiyoko Yoshida
聖子 吉田
Yoshitaka Tsunashima
祥隆 綱島
Takashi Nakao
隆 中尾
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄いON誘電体構造を形成しても窒化膜の表
面が粗くなるのを抑制でき、誘電体構造の物理的及び電
気的特性の低下を防止できる半導体装置の製造方法を提
供することを目的とする。 【解決手段】 基板を準備し(ステップ1)、二酸化シ
リコン等の酸化層を形成(ステップ2)した後、分圧が
800ミリトール以上のアンモニアを含む雰囲気中で上
記酸化層をアニールし(ステップ4)、その後、窒化シ
リコン層等の窒化層を堆積する(ステップ5)ことを特
徴とする。NH3 を用いて酸化層を焼成した上に窒化層
を形成すると、窒化層の表面を平坦化でき、物理的及び
電気的特性を改良した誘電体構造が得られる。すなわ
ち、この発明の製造方法に従って形成された誘電体構造
は、後に行われる酸化工程に対する耐性が良好であり、
表面面積が小さいために表面準位を減少でき、リーク電
流を低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置の製
造方法に関するもので、特に誘電体構造の形成方法に係
り、更に詳しくは、酸化層上に窒化層を形成する方法、
基板上に誘電体を形成する方法、及びキャパシタの形成
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、ダイナミック・ランダム・アク
セス・メモリ(DRAM)で使用される通常のメモリセ
ル10の回路図を示している。メモリセル10は、電荷
を蓄積するための蓄積キャパシタ15と、電荷転送を制
御するためのMOS転送トランジスタ(あるいは転送ゲ
ート)20とを含んでいる。MOS転送トランジスタ2
0のソース・ドレイン通路の一端はビット線BLに接続
され、他端はキャパシタ15の第1の電極に接続されて
いる。このキャパシタ15の第2の電極は、接地電位等
の所定の電位に接続されている。上記MOS転送トラン
ジスタ20のゲートはワード線WLに接続されており、
記憶キャパシタ15とビット線BLとの間の電荷の移動
を制御することによってデータの読み出しと書き込みを
行う。上記MOS転送トランジスタ20と蓄積キャパシ
タ15を小さくすることによって、メモリチップ上での
メモリセルの集積密度を増加させることが望まれてい
る。しかしながら、蓄積キャパシタ15はデータを正確
にメモリセルから読み出し且つ書き込むために十分な電
荷を蓄積する必要があり、サイズを小さくしても十分な
容量を備えていることが要求される。メモリセルの集積
密度が増加するに従って、メモリセルのキャパシタの誘
電体層は薄くなる。キャパシタの誘電体層を薄くする
と、誘電体係数が大きくなり、小さいメモリセルで大き
な容量を確保でき、集積密度が高いメモリセルを製造で
きる。
【0003】従来、セルキャパシタのための誘電体とし
て広く用いられてきた一つの構造は、ON(酸化物/窒
化物)誘電体構造である。この誘電体構造は、例えば、
熱成長された二酸化シリコン(SiO2 )層上に(例え
ば化学気相成長によって)窒化シリコン(Si34
層を形成することによって製造できる。しかしながら、
熱成長された酸化物上に窒化シリコンを化学気相成長す
る場合、堆積が開始する前に通常“潜伏時間”がある。
すなわち、窒化シリコンが酸化物上に堆積し始める前に
幾らかの遅延がある。この潜伏時間中、酸化物上でアイ
ランド状成長プロセスによって堆積が実際に行われ、結
果的には堆積された窒化膜の表面が粗くなってしまう。
【0004】図8は、酸化層上に形成した厚さ52オン
グストロームの窒化シリコン層の表面粗さの原子間力顕
微鏡(AFM)写真である。図8に示した表面は、平均
値が0.320nm、標準偏差(RMS)が0.404
nm、及び表面の最上点と最下点間の差が2.839n
mである。窒化層の表面におけるこれらの変動によっ
て、誘電体構造の物理的及び電気的特性が低下する。例
えば、窒化層を堆積形成した後、いわゆるONO(酸化
物/窒化物/酸化物)誘電体構造を形成するために上記
窒化層の酸化が実行されるが、薄い窒化層の表面が粗い
と、その後に行われる酸化に対する耐性が低下する。す
なわち、第2の酸化層を形成するための酸化中、品質の
粗悪な薄い窒化層は下方にある基板を酸化から保護する
ことができず、この結果、第1の酸化層の厚さが増加し
てしまう。更に、多数の凹凸を有する粗い表面は、表面
面積が大きく且つ電荷をトラップし得る多数の表面準位
を有することになる。このトラップされた電荷は、誘電
体構造が組込まれるデバイスの電気的特性に悪影響を及
ぼす可能性がある。しかも、品質の粗悪な誘電体によっ
て高いレベルのリーク電流が生じることがある(破壊電
圧が低下する)。誘電体構造のこれらの粗悪な特性によ
って、メモリセルのサイズを低減するのに悪影響が及ぼ
される。
【0005】また、上記ON構造は、浅いトレンチ型素
子分離(STI)の底部層としても使用されるが、この
構造においては、窒化物が、結晶欠陥等の原因となる後
の酸化工程に対して基板を保護するのに役立つ。セルキ
ャパシタの誘電体用のONO構造では、後の酸化工程か
ら基板を保護し、且つ高い素子分離電圧を有するために
後酸化に対する耐性が改良され、表面準位が少なく、リ
ーク電流のレベルが低いことが望まれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の半
導体装置の製造方法は、薄いON誘電体構造を形成する
と窒化膜の表面が粗くなり、誘電体構造の物理的及び電
気的特性が低下するという問題があった。
【0007】この発明は上記のような事情に鑑みてなさ
れたもので、その目的とするところは、薄いON誘電体
構造を形成しても窒化膜の表面が粗くなるのを抑制で
き、誘電体構造の物理的及び電気的特性の低下を防止で
きる半導体装置の製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に記
載した酸化層上に窒化層を形成する方法は、酸化層を形
成する工程と、アンモニアを含み、このアンモニアの分
圧が800ミリトール以上の雰囲気中で前記酸化層をア
ニールする工程と、前記酸化層上に窒化層を堆積する工
程とを具備することを特徴としている。
【0009】また、この発明の請求項12に記載した基
板上に誘電体を形成する方法は、基板上に第1の酸化層
を形成する工程と、アンモニアを含む雰囲気中で850
℃以上の温度で前記第1の酸化層をアニールする工程
と、前記第1の酸化層上に窒化層を堆積する工程とを具
備することを特徴としている。
【0010】更に、この発明の請求項14に記載したキ
ャパシタの形成方法は、第1の導電層を形成する工程
と、前記導電層上に第1の酸化層を形成する工程と、ア
ンモニアを含む雰囲気中で850℃以上の温度で前記第
1の酸化層をアニールする工程と、前記第1の酸化層上
に窒化層を形成する工程と、前記窒化層上に第2の導電
層を形成する工程とを具備することを特徴としている。
【0011】すなわち、この発明における酸化物/窒化
物構造を形成するための方法は、酸化層の形成後で、且
つ窒化層の形成の前にアンモニア(NH3 )アニールあ
るいは焼成を行うことを特徴としている。約850℃以
上の温度で約6トール(Torr)の分圧でNH3 を用
いて熱処理すると、窒化層の物理的特性を著しく改良で
き(窒化層の表面を平坦化でき)、誘電体構造の物理的
及び電気的特性を改良できる。すなわち、この発明の半
導体装置の製造方法に従って形成された誘電体構造は、
後酸化に対する耐性が良好であり、表面面積が小さいた
めに表面準位を減少でき、リーク電流を低減できる。こ
の発明の上述及びその他の特徴および効果は、添付図面
に関連して以下の詳細な説明の内容からより良く理解さ
れる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。この発明の概略的な半導
体装置の製造方法は、図1を参照して説明される。まず
最初に、基板を準備する(ステップ1)。この発明は、
特定のタイプの基板に限定されることはない。例示的な
基板は、シリコン(Si)、ポリシリコン、ガリウム砒
素(GaAs)、及びタングステン(W)、チタン(T
i)、アルミニウム(Al)等の金属、及びアルミニウ
ム銅(Al−Cu)等の合金を含んでいるが、もちろん
これらに限定されるものではない。また、本明細書にお
いて使用される“基板”とは、平坦な基板に限定されな
い。例えば、以下に詳細に説明されるように、シリコン
基板にトレンチが形成された基板であってもよい。
【0013】次に、上記基板上に酸化層を形成する(ス
テップ2)。この酸化層は自然酸化層でないことが望ま
しく、また少なくとも約5オングストロームの厚さを有
していることが好ましく、さらには少なくとも約10オ
ングストロームの厚さを有していることがより好まし
い。上記酸化層は、例えば減圧化学気相成長(LPCV
D)やテトラエチルオルトケイ酸(Si(OC2
5 ))(TEOS)PECVD等のプラズマ増強化学気
相成長(PECVD)のような任意の周知技術により堆
積することができる。また、上記酸化層は、適切な温度
と圧力状態を用いた熱酸化によって形成することもでき
る。必要に応じて、酸化層を清浄にするためにHF、希
釈されたHF、H22 、HCl、NH3 (液体)、オ
ゾン、あるいはこれらのいくつかの混合物等の洗浄液を
使用する清浄プロセス(ステップ3)を施しても良い
が、この工程は必ずしも施さなくても良い。
【0014】その後、温度約850℃以上、約6トール
の分圧下でアンモニア(NH3 )焼成あるいはアニール
を行う(ステップ4)。分圧は少なくとも800ミリト
ールであることが好ましいが、分圧が6トール以下の場
合、温度は850℃より高くするべきである。この発明
の効果は、上記アンモニアを用いた熱処理時の温度と圧
力の様々な組合わせによって達成でき、圧力が低い場合
には高い温度で熱処理することにより同様な効果が得ら
れる。また、例えばN2 やAr等の不活性ガスがNH3
に含まれていても良いが、もちろんこれらのガスは必須
でない。一般的に、NH3 焼成のための分圧は、次に施
される窒化物の堆積のためのNH3 の分圧よりも大き
い。同様に、NH3 焼成のための温度は、次に施される
窒化物の堆積のためのNH3 の温度よりも高い。NH3
焼成は、従来のどのような熱処理炉によっても行える
が、高速熱アニール(RTA)で行うこともできる。上
記焼成は5分以上行われることが好ましく、さらには3
0分以上行われることがより好ましい。
【0015】その後、酸化層上に窒化層を形成する(ス
テップ5)。この窒化層は、NH3を含む雰囲気中で温
度約700乃至800℃、分圧約200乃至600ミリ
トールで堆積工程によって形成する。この堆積工程は、
NH3 焼成と同じ炉を用い、この炉の加熱状態を変える
ことによって行うこともできる。従って、焼成工程と堆
積工程は、同一工程内で行うこともできる。
【0016】上述したような形成方法に従って形成され
たON誘電体構造は、従来の方法で形成されたON誘電
体構造を著しく改良できる。第1に、約30オングスト
ロームにまで薄膜化できる窒化層の、後酸化に対する耐
性が良好である、ということである。後酸化に対する耐
性が良好な薄い窒化膜を形成できるので、非常に薄い誘
電体を形成でき、容量が大きく且つサイズの小さいキャ
パシタを製造することができる。加えて、上述したよう
な工程で形成した窒化膜は、表面が平坦になる。平坦な
表面は粗い表面よりも面積が小さいので、表面準位の数
を減少でき、これによってトラップされる電荷の数を減
少できる。また、品質の良い誘電体が形成できるのでリ
ーク電流も低減できる。
【0017】この発明による半導体装置の製造方法は、
ONO(酸化物/窒化物/酸化物)膜を形成するときに
特に有効である。この発明によれば、2つの酸化層間の
窒化層を非常に薄くすることができる。これによって、
誘電体の実効的な厚さを減少でき、この結果、キャパシ
タの容量を大きくできる。また、窒化層の平坦な表面に
よって、高い破壊電圧が得られる(すなわち、リーク電
流を低減できる)。
【0018】次に、半導体メモリセルのキャパシタのた
めの誘電体の形成にこの発明を適用する例を図2を参照
して説明する。本明細書において参照されている256
MビットのBEST(埋設ストラップ)セルが参照文献
“IEDM Technical Digest”(1
993, pp.627−630)に記載されている。
図2に示すように、埋設Nウェル領域31は半導体基板
30の表面領域上に形成され、Pウェル領域32はNウ
ェル領域31の表面領域上に形成される。トレンチ33
は、Pウェル領域32の表面からNウェル領域31に延
在するように形成されている。酸化物/窒化物/酸化物
(ONO)誘電層34は、トレンチ33の底部に形成さ
れる。次に、第1のN+ 型ポリシリコン層35は、トレ
ンチ33の底部に埋め込み形成される。第2のN+ 型ポ
リシリコン層37は、ポリシリコン層35上のトレンチ
33に埋め込み形成される。第3のN+ 型ポリシリコン
層38は、トレンチ33の最上部に形成される。埋設ス
トラップ39は、Pウェル領域32の表面領域からトレ
ンチ33の側壁部分に延在するように形成される。ワー
ド線として働くゲート電極(ポリシリコン層)41は、
Pウェル領域32上及びトレンチ33上のSTI(浅い
トレンチ分離)上に設けられる。窒化シリコン膜47
は、上記ゲート電極41上に形成される。窒化シリコン
からなるスペーサ48は、ゲート電極41、窒化シリコ
ン膜47、及び埋設ストラップ39の露出面上に形成さ
れる。上述した構造上には、BPSG等の絶縁層42が
形成される。ビット線コンタクト部は、ゲート電極41
に隣接した絶縁層42に設けられ、第4のN+ 型ポリシ
リコン層44で充填される。ソース/ドレイン領域とし
て働くN- 型拡散層49は、コンタクト部43の底部の
Pウェル領域32中に形成される。ビット線45は、絶
縁層42上に形成され、上記ポリシリコン層44を介し
てN- 型拡散層49と電気的に接続される。上記ゲート
電極41とトレンチ33との間の領域は、活性領域とし
て使用される。
【0019】上記のような構成を有するBESTセル
は、次のようなプロセスに従って製造される。まず最初
に、埋設Nウェル領域31とPウェル領域32を半導体
基板30中に形成し、その後、半導体基板30にトレン
チ33を形成する。次に、ONO(酸化物/窒化物/酸
化物)膜34を、トレンチ33の内部壁上に形成する。
このONO膜の代りに、ON膜を形成しても良い。上記
ONO膜34は、この発明による技術を使用して形成す
る。すなわち、トレンチ33によって露出されたシリコ
ン基板の一部上に、例えば熱酸化等により酸化層を形成
する。次に、NH3 を含む雰囲気中で850℃以上(好
ましくは約950℃以上)の温度でアンモニアの分圧が
少なくとも6トールの状態で焼成あるいはアニールを行
う。このアニールの後に、窒化シリコン層を堆積形成す
る。その後、必要に応じて、上記堆積形成した窒化シリ
コン層上に酸化層を形成するための酸化処理を行う。こ
の後、キャパシタを形成するようにトレンチ33を第1
のN+ 型ポリシリコン層35で充填する。ONO層34
はキャパシタの絶縁膜として機能し、N+ 型ポリシリコ
ン層35と埋設Nウェル領域31が電極として機能す
る。その後、上記ポリシリコン層35は、Pウェル領域
32とNウェル領域31との接合面の下方までエッチバ
ックし、トレンチ33の上部の内部壁上に酸化物カラー
膜36を形成する。第2のN+ 型ポリシリコン領域37
は、トレンチ33の残りを充填することによって形成す
る。第2のN+ 型ポリシリコン層37と酸化物カラー膜
36をエッチバックした後、第3のN+ 型ポリシリコン
層38をトレンチ33の残りの部分に充填する。埋設ス
トラップ39は、不純物をN+ 型ポリシリコン領域から
外方拡散することによって形成する。STI40を形成
した後、ゲート絶縁膜(図示せず)を介して半導体基板
上にワード線として機能するゲート電極(ポリシリコ
ン)41を形成する。上述した構造上にBPSG等の絶
縁膜42を形成し、その表面をリフローや化学機械研磨
(CMP)等の方法によって平坦化する。その後、ビッ
ト線コンタクト部(コンタクト孔)43をゲート電極4
1と自己整合的に形成し、コンタクト孔を第4のN+
ポリシリコン層44で充填する。そして、絶縁膜42上
に導電層を形成した後、ビット線45を形成するように
パターニングする。このビット線45は、N- 型拡散層
49と電気的に接続され、ポリシリコン層44を介して
ソース/ドレインとして働く。
【0020】もちろん、上述したメモリセルを形成する
方法は、単なる例示の目的のためのものであり、この発
明はこの例に制限されるものではない。加えて、上述し
たような誘電体構造を形成する方法はトレンチ型キャパ
シタへの適用に限定されず、スタック型キャパシタにも
適用できる。広義において、上述した誘電体構造の形成
方法は、ON構造が形成され、特に薄いON構造が要求
される部分であればどこにでも適用可能である。 [例1]図3は、この発明の技術に従ってNH3 焼成の
後に形成した窒化層がパンチスルー酸化に対して良好に
保護するかどうか(すなわち、“後酸化の耐性が良好か
どうか”)を表す試験結果を示している。上述したよう
に、パンチスルー酸化に対する保護とは、(例えばON
O構造を形成するための)連続する酸化工程によって下
部の基板がさらに酸化され、これによって窒化層が形成
されている下地酸化層の厚さが増加されるのを防ぐ窒化
層の能力のことである。図3には、様々な厚さと様々な
形成方法での窒化シリコン層の後酸化に対する耐性が示
されている。試験は、800℃で60分間のウェット酸
化の期間中に325±8オングストローム酸化される条
件を用い、酸化層上に形成した窒化シリコン層に対して
行った。分圧が6トールで950℃でのNH3 焼成後に
洗浄していない酸化層上に形成された窒化層の場合(図
3において黒く塗りつぶした三角形で示している)、約
30オングストロームもの薄い窒化層に対しても、下部
の酸化層が酸化処理によって実質的に変化しないで残っ
ていることがわかる。これは、NH3 焼成せずに洗浄し
ていない酸化層上に形成した窒化層(図3において
“×”で示している)、あるいは700℃あるいは85
0℃でNH3 焼成した後に洗浄していない酸化層上に形
成した窒化層と比較しても著しく改良されている。 [例2]4つの異なる200mmの半導体ウェハの表面
粗さを原子間力顕微鏡(AFM)によって評価した。ウ
ェハ1(図8参照)は、二酸化シリコン(SiO2 )層
上に52オングストロームの窒化シリコン(Si3
4 )層が形成されているウェハである。ウェハ2(図4
参照)は、二酸化シリコン層に洗浄処理が施され、この
二酸化シリコン層上に52オングストロームの窒化シリ
コン層が形成されているウェハである。ウェハ3(図5
参照)は酸化層だけが形成されたウェハである。ウェハ
4(図6参照)はこの発明の形成方法に従って処理され
たウェハである。すなわち、二酸化シリコン層が形成さ
れ、温度950℃、分圧6トールでアンモニアを用いて
熱処理され、61オングストロームの厚さを有する窒化
シリコン層が堆積されたウェハである。以下の表1、図
8、図4乃至図6に要約された表面特性と粗さの分析結
果は、各ウェハの中央における3000×3000オン
グストロームの面積の区域において測定されたものであ
る。表面の粗さのデータは下表1で説明される。表1に
は粗さのデータRms、Ra、Rmaxが示されてい
る。ここで、Rmsは表面の標準偏差であり、Raは表
面の平均値であり、Rmaxは表面上の最上点と最下点
の間の差である。
【0021】
【表1】
【0022】表1、図8、図4乃至図6から分かるよう
に、この発明の技術に従って形成されたNH3 焼成を用
いたウェハ4の酸化/窒化層の表面は、図8及び図4の
酸化/窒化層よりも表面の粗さが著しく少ない。実際
に、この発明に従って形成された酸化/窒化層の表面
は、図5の熱酸化膜に匹敵する平滑さを有していること
がわかる。
【0023】なお、この発明を添付図面を参照して詳細
に説明してきたが、この発明は特許請求の範囲によって
のみ技術的範囲が限定される。更に、本明細書において
参照された文献は、この発明の開示の基本であると考え
られる任意の主題に関して参照されていると解釈すべき
である。
【0024】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
薄いON誘電体構造を形成しても窒化膜の表面が粗くな
るのを抑制でき、誘電体構造の物理的及び電気的特性の
低下を防止できる半導体装置の製造方法が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る半導体装置の製造
方法について説明するためのもので、誘電体構造の形成
工程を概略的に示すフローチャート。
【図2】半導体メモリセルのキャパシタのための誘電体
にこの発明を適用する例について説明するための回路
図。
【図3】この発明に従って形成された窒化層のパンチス
ルー酸化の試験結果を示す図。
【図4】この発明の効果について説明するためのもの
で、二酸化シリコン層に洗浄処理が施され、この二酸化
シリコン層上に52オングストロームの窒化シリコン層
が形成されているウェハの原子間力顕微鏡写真。
【図5】この発明の効果について説明するためのもの
で、酸化層だけが形成されたウェハの原子間力顕微鏡写
真。
【図6】この発明の形成方法に従って処理されたウェハ
の原子間力顕微鏡写真。
【図7】ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ
(DRAM)において使用される通常のメモリセルの回
路図。
【図8】従来の半導体装置の製造方法について説明する
ためのもので、酸化層上に52オングストロームの厚さ
の窒化シリコン層が形成されたウェハの原子間力顕微鏡
写真。
【符号の説明】
30…半導体基板、31…埋設Nウェル領域、32…P
ウェル領域、33…トレンチ、34…酸化物/窒化物/
酸化物(ONO)誘電層、35…第1のN+ 型ポリシリ
コン層、37…第2のN+ 型ポリシリコン層、38…第
3のN+ 型ポリシリコン層、39…埋設ストラップ、4
1…ゲート電極、42…絶縁層、43…コンタクト部、
44…第4のN+ 型ポリシリコン層、45…ビット線、
47…窒化シリコン膜、48…スペーサ、49…N-
拡散層。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸化層を形成する工程と、 アンモニアを含み、このアンモニアの分圧が800ミリ
    トール以上の雰囲気中で前記酸化層をアニールする工程
    と、 前記酸化層上に窒化層を堆積する工程とを具備すること
    を特徴とする酸化層上に窒化層を形成する方法。
  2. 【請求項2】 前記酸化層は、二酸化シリコン層である
    ことを特徴とする請求項1に記載の酸化層上に窒化層を
    形成する方法。
  3. 【請求項3】 前記二酸化シリコン層の厚さは、約5オ
    ングストローム以上であることを特徴とする請求項2に
    記載の酸化層上に窒化層を形成する方法。
  4. 【請求項4】 前記窒化層は、窒化シリコン層であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の酸化層上に窒化層を形
    成する方法。
  5. 【請求項5】 前記アニールは、前記窒化層を堆積する
    工程の直前に、前記窒化層を堆積する装置により施され
    ることを特徴とする請求項1に記載の酸化層上に窒化層
    を形成する方法。
  6. 【請求項6】 前記アニールの温度は、前記窒化層を堆
    積する工程中の温度以上であることを特徴とする請求項
    1に記載の酸化層上に窒化層を形成する方法。
  7. 【請求項7】 前記アニール工程は、850℃以上の温
    度で行うことを特徴とする請求項1に記載の酸化層上に
    窒化層を形成する方法。
  8. 【請求項8】 前記アニール工程中の圧力は、前記窒化
    層を堆積する工程中の圧力以上であることを特徴とする
    請求項7に記載の酸化層上に窒化層を形成する方法。
  9. 【請求項9】 前記窒化層は、少なくとも30オングス
    トロームの厚さを有していることを特徴とする請求項7
    に記載の酸化層上に窒化層を形成する方法。
  10. 【請求項10】 前記酸化層は、アニールの前に洗浄液
    を使用して洗浄されることを特徴とする請求項7に記載
    の酸化層上に窒化層を形成する方法。
  11. 【請求項11】 前記アニール工程の温度は、約950
    ℃であることを特徴とする請求項1に記載の酸化層上に
    窒化層を形成する方法。
  12. 【請求項12】 基板上に第1の酸化層を形成する工程
    と、 アンモニアを含む雰囲気中で850℃以上の温度で前記
    第1の酸化層をアニールする工程と、 前記第1の酸化層上に窒化層を堆積する工程とを具備す
    ることを特徴とする基板上に誘電体を形成する方法。
  13. 【請求項13】 前記窒化層上に第2の酸化層を形成す
    る工程を更に具備することを特徴とする請求項12に記
    載の基板上に誘電体を形成する方法。
  14. 【請求項14】 第1の導電層を形成する工程と、 前記導電層上に第1の酸化層を形成する工程と、 アンモニアを含む雰囲気中で850℃以上の温度で前記
    第1の酸化層をアニールする工程と、 前記第1の酸化層上に窒化層を形成する工程と、 前記窒化層上に第2の導電層を形成する工程とを具備す
    ることを特徴とするキャパシタの形成方法。
  15. 【請求項15】 前記第2の導電層を形成する前に、前
    記窒化層上に第2の酸化層を形成する工程を更に具備す
    ることを特徴とする請求項14に記載のキャパシタの形
    成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007194239A (ja) * 2006-01-17 2007-08-02 Fujitsu Ltd 半導体装置の製造方法

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