JPH10276363A - 露光制御装置およびこれを用いたカメラ、並びにフィードバック制御装置およびその制御方法 - Google Patents
露光制御装置およびこれを用いたカメラ、並びにフィードバック制御装置およびその制御方法Info
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- JPH10276363A JPH10276363A JP9080398A JP8039897A JPH10276363A JP H10276363 A JPH10276363 A JP H10276363A JP 9080398 A JP9080398 A JP 9080398A JP 8039897 A JP8039897 A JP 8039897A JP H10276363 A JPH10276363 A JP H10276363A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 制御ループのループゲインを変えた場合に、
制御の応答性が変わるため、収束目標値に収束できない
場合が発生する。 【解決手段】 CCD撮像素子11のシャッタスピード
を利用して撮像画面の明るさを自動的に制御するととも
に、その制御ループのループゲインが外部から与えられ
るループゲイン情報に応じて可変な露光制御装置17に
おいて、外部から与えられるループゲイン情報に基づい
て不感帯幅計算処理部19で不感帯幅を計算し、その不
感帯幅情報に応じて、即ちループゲインに応じてAE制
御処理部18で設定される制御ループの不感帯幅を決め
る。
制御の応答性が変わるため、収束目標値に収束できない
場合が発生する。 【解決手段】 CCD撮像素子11のシャッタスピード
を利用して撮像画面の明るさを自動的に制御するととも
に、その制御ループのループゲインが外部から与えられ
るループゲイン情報に応じて可変な露光制御装置17に
おいて、外部から与えられるループゲイン情報に基づい
て不感帯幅計算処理部19で不感帯幅を計算し、その不
感帯幅情報に応じて、即ちループゲインに応じてAE制
御処理部18で設定される制御ループの不感帯幅を決め
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、露光制御装置およ
びこれを用いたカメラ、並びにフィードバック制御装置
およびその制御方法に関する。
びこれを用いたカメラ、並びにフィードバック制御装置
およびその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】CCD(Charge Coupled Device) タイプ
等の固体撮像素子を撮像デバイスとして用いたカメラに
は、一般的に、CCD撮像素子内の各画素(光電変換素
子)に蓄積された信号電荷を、シャッタパルスの印加に
よって例えば半導体基板側に掃き出すいわゆる電子シャ
ッタ機能が備えられており、フィールド期間内における
電荷蓄積時間、即ち露光時間を、シャッタパルスを印加
する間隔、即ちシャッタスピードを変えることによって
制御することができる。これが、シャッタスピードを利
用した自動露光(AE;Automatic Exposure)制御装置
である。
等の固体撮像素子を撮像デバイスとして用いたカメラに
は、一般的に、CCD撮像素子内の各画素(光電変換素
子)に蓄積された信号電荷を、シャッタパルスの印加に
よって例えば半導体基板側に掃き出すいわゆる電子シャ
ッタ機能が備えられており、フィールド期間内における
電荷蓄積時間、即ち露光時間を、シャッタパルスを印加
する間隔、即ちシャッタスピードを変えることによって
制御することができる。これが、シャッタスピードを利
用した自動露光(AE;Automatic Exposure)制御装置
である。
【0003】この自動露光制御装置においては、例え
ば、CCD撮像素子から出力される映像信号中の輝度情
報を画面の明るさ情報として取り込み、この輝度情報の
AE収束目標値に対する差分を求めるとともに、この差
分に応じたシャッタスピード情報を設定し、このシャッ
タスピード情報に基づいてCCD撮像素子に与えるシャ
ッタパルスの発生タイミングを制御する制御ループによ
って露光(露出)制御を行うようになっている。
ば、CCD撮像素子から出力される映像信号中の輝度情
報を画面の明るさ情報として取り込み、この輝度情報の
AE収束目標値に対する差分を求めるとともに、この差
分に応じたシャッタスピード情報を設定し、このシャッ
タスピード情報に基づいてCCD撮像素子に与えるシャ
ッタパルスの発生タイミングを制御する制御ループによ
って露光(露出)制御を行うようになっている。
【0004】シャッタパルスはタイミングジェネレータ
で発生されることになるが、タイミングジェネレータは
連続的なシャッタスピード設定はできず、離散的なシャ
ッタスピードをとることになる。よって、得られる露光
時間も離散値をとる。これにより、AE収束目標値に収
束する際に、目標値近傍で発振状態(ハンチング)にな
る。これを防ぐために、AE制御処理では、AE制御に
おけるAE収束目標値に対して幅を持たせている。以
下、これを不感帯という。
で発生されることになるが、タイミングジェネレータは
連続的なシャッタスピード設定はできず、離散的なシャ
ッタスピードをとることになる。よって、得られる露光
時間も離散値をとる。これにより、AE収束目標値に収
束する際に、目標値近傍で発振状態(ハンチング)にな
る。これを防ぐために、AE制御処理では、AE制御に
おけるAE収束目標値に対して幅を持たせている。以
下、これを不感帯という。
【0005】この不感帯は、制御対象(AE制御では、
タイミングジェネレータ)の制御精度に応じて決めるの
が望ましい。そのため、シャッタスピードに応じて適切
な不感帯幅をその都度設定することにより、AE収束目
標値への収束精度を向上させた露光制御装置が知られて
いる(特開平6−62323号公報参照)。ただし、不
感帯は可変にしなくても、固定でも良い。
タイミングジェネレータ)の制御精度に応じて決めるの
が望ましい。そのため、シャッタスピードに応じて適切
な不感帯幅をその都度設定することにより、AE収束目
標値への収束精度を向上させた露光制御装置が知られて
いる(特開平6−62323号公報参照)。ただし、不
感帯は可変にしなくても、固定でも良い。
【0006】不感帯を固定にする場合には、制御対象の
制御精度が最悪になるところの不感帯を設定する。AE
制御ループにおいては、不感帯がシャッタスピードに関
係することから、従来は一般的に、シャッタスピードを
変えたときの露光時間の変化率、即ち{(前回の露光時
間−今回の露光時間)/前回の露光時間}が最大のとき
を基準にして不感帯幅を広めに設定し、いかなるシャッ
タスピードが設定された場合であっても、発振状態に陥
らないようにしていた。
制御精度が最悪になるところの不感帯を設定する。AE
制御ループにおいては、不感帯がシャッタスピードに関
係することから、従来は一般的に、シャッタスピードを
変えたときの露光時間の変化率、即ち{(前回の露光時
間−今回の露光時間)/前回の露光時間}が最大のとき
を基準にして不感帯幅を広めに設定し、いかなるシャッ
タスピードが設定された場合であっても、発振状態に陥
らないようにしていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、AE制御ル
ープのループゲインを可変にしてAE制御の応答性を任
意に設定できるようにしたい、という要望がある。ルー
プゲインを上げることで応答性が早くなり、ループゲイ
ンを下げることで応答性が遅くなる。しかしながら、ル
ープゲインを下げた場合には、AE制御の応答性が遅く
なり、AE制御が収束目標値に向けて不感帯にゆっくり
入ることになることから、不感帯がシャッタスピードに
応じて、あるいは固定的に広めに設定されていると、不
感帯に入った時点で制御が終了し、AE収束目標値から
離れたところに収束してしまうという懸念がある。
ープのループゲインを可変にしてAE制御の応答性を任
意に設定できるようにしたい、という要望がある。ルー
プゲインを上げることで応答性が早くなり、ループゲイ
ンを下げることで応答性が遅くなる。しかしながら、ル
ープゲインを下げた場合には、AE制御の応答性が遅く
なり、AE制御が収束目標値に向けて不感帯にゆっくり
入ることになることから、不感帯がシャッタスピードに
応じて、あるいは固定的に広めに設定されていると、不
感帯に入った時点で制御が終了し、AE収束目標値から
離れたところに収束してしまうという懸念がある。
【0008】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、制御ループのループ
ゲインを変えた場合であっても、収束目標値に確実に収
束可能な露光制御装置およびこれを備えたカメラ、並び
にフィードバック制御装置およびその制御方法を提供す
ることを目的とする。
であり、その目的とするところは、制御ループのループ
ゲインを変えた場合であっても、収束目標値に確実に収
束可能な露光制御装置およびこれを備えたカメラ、並び
にフィードバック制御装置およびその制御方法を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による露光制御装
置は、固体撮像素子のシャッタスピードを利用して撮像
画面の明るさを自動的に制御するとともに、その制御ル
ープのループゲインが可変な露光制御装置であって、固
体撮像素子から与えられる輝度情報の目標値に対する差
分を検出する差分検出手段と、この差分検出手段で検出
された差分情報に対して不感帯を設定するとともに、ル
ープゲインに応じて不感帯幅が可変な不感帯設定手段
と、この不感帯設定手段を経た差分情報に基づいてシャ
ッタスピードを設定するシャッタスピード設定手段とを
備えた構成となっている。
置は、固体撮像素子のシャッタスピードを利用して撮像
画面の明るさを自動的に制御するとともに、その制御ル
ープのループゲインが可変な露光制御装置であって、固
体撮像素子から与えられる輝度情報の目標値に対する差
分を検出する差分検出手段と、この差分検出手段で検出
された差分情報に対して不感帯を設定するとともに、ル
ープゲインに応じて不感帯幅が可変な不感帯設定手段
と、この不感帯設定手段を経た差分情報に基づいてシャ
ッタスピードを設定するシャッタスピード設定手段とを
備えた構成となっている。
【0010】上記構成の露光制御装置において、差分検
出手段は、固体撮像素子から輝度情報を取り込み、この
輝度情報を目標値と比較することで差分を検出する。こ
の差分情報が基本的に制御すべき値となるのであるが、
不感帯設定手段は、目標値近傍での発振を防ぐために、
この差分情報に対して不感帯を設けるとともに、その不
感帯幅をループゲインに応じて設定する。したがって、
不感帯設定手段からは不感帯幅外の差分情報が出力され
る。シャッタスピード設定手段は、この不感帯幅外の差
分情報に応じてシャッタスピードを制御し、露光時間を
設定する。
出手段は、固体撮像素子から輝度情報を取り込み、この
輝度情報を目標値と比較することで差分を検出する。こ
の差分情報が基本的に制御すべき値となるのであるが、
不感帯設定手段は、目標値近傍での発振を防ぐために、
この差分情報に対して不感帯を設けるとともに、その不
感帯幅をループゲインに応じて設定する。したがって、
不感帯設定手段からは不感帯幅外の差分情報が出力され
る。シャッタスピード設定手段は、この不感帯幅外の差
分情報に応じてシャッタスピードを制御し、露光時間を
設定する。
【0011】本発明によるフィードバック制御装置は、
フィードバック制御ループのループゲインが可変であ
り、制御対象の制御量の目標値に対する偏差を検出する
偏差検出手段と、この偏差検出手段によって検出された
偏差情報に対して不感帯を設定するとともに、ループゲ
インに応じて不感帯幅が可変な不感帯設定手段と、この
不感帯設定手段を経た偏差情報に基づいて制御対象を制
御する制御手段とを備えた構成となっている。
フィードバック制御ループのループゲインが可変であ
り、制御対象の制御量の目標値に対する偏差を検出する
偏差検出手段と、この偏差検出手段によって検出された
偏差情報に対して不感帯を設定するとともに、ループゲ
インに応じて不感帯幅が可変な不感帯設定手段と、この
不感帯設定手段を経た偏差情報に基づいて制御対象を制
御する制御手段とを備えた構成となっている。
【0012】上記構成のフィードバック制御装置におい
て、偏差検出手段は、制御対象の制御量を取り込み、こ
の制御量を目標値と比較することで偏差を検出する。こ
の偏差情報が基本的に制御すべき値となるのであるが、
不感帯設定手段は、目標値近傍での発振を防ぐために、
この偏差情報に対して不感帯を設けるとともに、その不
感帯幅をループゲインに応じて設定する。したがって、
不感帯設定手段からは不感帯幅外の偏差情報が出力され
る。制御手段は、この不感帯幅外の偏差情報に応じて制
御対象を制御する。
て、偏差検出手段は、制御対象の制御量を取り込み、こ
の制御量を目標値と比較することで偏差を検出する。こ
の偏差情報が基本的に制御すべき値となるのであるが、
不感帯設定手段は、目標値近傍での発振を防ぐために、
この偏差情報に対して不感帯を設けるとともに、その不
感帯幅をループゲインに応じて設定する。したがって、
不感帯設定手段からは不感帯幅外の偏差情報が出力され
る。制御手段は、この不感帯幅外の偏差情報に応じて制
御対象を制御する。
【0013】本発明によるフィードバック制御方法は、
フィードバック制御ループのループゲインが可変なフィ
ードバック制御装置において、制御対象の制御量の目標
値に対する偏差を検出するとともに、この検出した偏差
情報に対してループゲインに応じた不感帯幅を設定し、
この不感帯幅外の偏差情報に基づいて制御対象を制御す
るようにする。
フィードバック制御ループのループゲインが可変なフィ
ードバック制御装置において、制御対象の制御量の目標
値に対する偏差を検出するとともに、この検出した偏差
情報に対してループゲインに応じた不感帯幅を設定し、
この不感帯幅外の偏差情報に基づいて制御対象を制御す
るようにする。
【0014】このフィードバック制御方法においては、
制御対象の制御量を目標値と比較することで偏差を検出
する。この偏差情報が基本的に制御すべき値となるので
あるが、目標値近傍での発振を防ぐために、この偏差情
報に対して不感帯を設けるとともに、その不感帯幅をル
ープゲインに応じて設定する。そして、この不感帯幅外
の偏差情報に応じて制御対象を制御する。
制御対象の制御量を目標値と比較することで偏差を検出
する。この偏差情報が基本的に制御すべき値となるので
あるが、目標値近傍での発振を防ぐために、この偏差情
報に対して不感帯を設けるとともに、その不感帯幅をル
ープゲインに応じて設定する。そして、この不感帯幅外
の偏差情報に応じて制御対象を制御する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は、本発明が適
用されるカメラのシステム全体を示す基本構成図であ
る。
図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は、本発明が適
用されるカメラのシステム全体を示す基本構成図であ
る。
【0016】図1において、固体撮像素子、例えばCC
D撮像素子11の撮像面上には、被写体(図示せず)か
らの像光が、レンズ12などを含む光学系を介して入射
される。CCD撮像素子11は、タイミングジェネレー
タ(TG)13から発生される各種のタイミング信号に
よって露光時間(シャッタスピード)、信号電荷の読み
出し、垂直転送、水平転送などの制御が行われることに
より、入射光を画素単位で電気信号に変換して映像信号
として出力する。
D撮像素子11の撮像面上には、被写体(図示せず)か
らの像光が、レンズ12などを含む光学系を介して入射
される。CCD撮像素子11は、タイミングジェネレー
タ(TG)13から発生される各種のタイミング信号に
よって露光時間(シャッタスピード)、信号電荷の読み
出し、垂直転送、水平転送などの制御が行われることに
より、入射光を画素単位で電気信号に変換して映像信号
として出力する。
【0017】CCD撮像素子11から出力される映像信
号は、プリアンプ14に供給されて信号成分がサンプル
ホールドされるとともに、適正なレベルに合わせるため
にゲインコントロール(AGC)が行われる。プリアン
プ14を経た映像信号は、A/Dコンバータ15でアナ
ログ信号からディジタル信号に変換されてDSP(Digit
al Signal Processor;ディジタル信号処理)回路16に
供給され、このDSP回路16で様々な処理がなされた
後、映像信号として出力される。
号は、プリアンプ14に供給されて信号成分がサンプル
ホールドされるとともに、適正なレベルに合わせるため
にゲインコントロール(AGC)が行われる。プリアン
プ14を経た映像信号は、A/Dコンバータ15でアナ
ログ信号からディジタル信号に変換されてDSP(Digit
al Signal Processor;ディジタル信号処理)回路16に
供給され、このDSP回路16で様々な処理がなされた
後、映像信号として出力される。
【0018】また、CCD撮像素子11に備えられてい
る電子シャッタ機能を利用し、このCCD撮像素子11
に印加するシャッタパルスの間隔、即ちシャッタスピー
ドを変えることによって自動露光(AE)制御を行うた
めの露光制御装置17が設けられている。
る電子シャッタ機能を利用し、このCCD撮像素子11
に印加するシャッタパルスの間隔、即ちシャッタスピー
ドを変えることによって自動露光(AE)制御を行うた
めの露光制御装置17が設けられている。
【0019】この露光制御装置17は、DSP回路16
から与えられる輝度情報に基づいてシャッタスピード情
報を求め、このシャッタスピード情報に基づいてタイミ
ングジェネレータ13から出力されるシャッタパルスの
タイミングを制御するとともに、外部から与えられるル
ープゲイン情報に応じてAE制御ループのループゲイン
が可変なAE制御処理部18と、外部から与えられるル
ープゲイン情報に基づいて不感帯幅を計算し、AE制御
ループの不感帯幅を設定する不感帯幅計算処理部19と
から構成されている。
から与えられる輝度情報に基づいてシャッタスピード情
報を求め、このシャッタスピード情報に基づいてタイミ
ングジェネレータ13から出力されるシャッタパルスの
タイミングを制御するとともに、外部から与えられるル
ープゲイン情報に応じてAE制御ループのループゲイン
が可変なAE制御処理部18と、外部から与えられるル
ープゲイン情報に基づいて不感帯幅を計算し、AE制御
ループの不感帯幅を設定する不感帯幅計算処理部19と
から構成されている。
【0020】図2に、AE制御処理部18を例えばハー
ドウェアで構成した場合の回路構成の一例を示す。この
AE制御処理部18は、AE収束目標値を設定する目標
値設定回路21と、図1のDSP回路16から与えられ
る輝度情報のAE収束目標値に対する差分を検出する差
分検出回路22と、この差分検出回路22の差分出力を
基準電圧V1,V2(V1>V2)と比較する比較回路
23,24と、これら比較回路23,24の各比較結果
に基づいてシャッタスピード情報を設定するシャッタス
ピード設定回路25とを備えている。
ドウェアで構成した場合の回路構成の一例を示す。この
AE制御処理部18は、AE収束目標値を設定する目標
値設定回路21と、図1のDSP回路16から与えられ
る輝度情報のAE収束目標値に対する差分を検出する差
分検出回路22と、この差分検出回路22の差分出力を
基準電圧V1,V2(V1>V2)と比較する比較回路
23,24と、これら比較回路23,24の各比較結果
に基づいてシャッタスピード情報を設定するシャッタス
ピード設定回路25とを備えている。
【0021】このAE制御処理部18において、差分検
出回路22、比較回路23,24およびシャッタスピー
ド設定回路25がAE制御ループ中に存在し、これら回
路の各ゲインがループゲインを決める。そして、このル
ープゲインは、外部から与えられるループゲイン情報に
基づいてループゲイン設定回路26によって設定され
る。すなわち、AE制御ループのループゲインは、外部
から与えられるループゲイン情報に応じて可変となって
いる。
出回路22、比較回路23,24およびシャッタスピー
ド設定回路25がAE制御ループ中に存在し、これら回
路の各ゲインがループゲインを決める。そして、このル
ープゲインは、外部から与えられるループゲイン情報に
基づいてループゲイン設定回路26によって設定され
る。すなわち、AE制御ループのループゲインは、外部
から与えられるループゲイン情報に応じて可変となって
いる。
【0022】また、比較回路23は、差分検出回路22
の差分出力が基準電圧V1よりも高いとき“H”レベル
(高レベル)の比較結果を出力し、比較回路24は差分
検出回路22の差分出力が基準電圧V2よりも低いとき
“H”レベルの比較結果を出力する。シャッタスピード
設定回路25は、比較回路23から“H”レベルの比較
結果が出力されたときシャッタスピードを遅くするため
のシャッタスピード情報を、比較回路24から“H”レ
ベルの比較結果が出力されたときシャッタスピードを速
くするためのシャッタスピード情報を出力する。このシ
ャッタスピード情報は、図1のタイミングジェネレータ
13に供給される。
の差分出力が基準電圧V1よりも高いとき“H”レベル
(高レベル)の比較結果を出力し、比較回路24は差分
検出回路22の差分出力が基準電圧V2よりも低いとき
“H”レベルの比較結果を出力する。シャッタスピード
設定回路25は、比較回路23から“H”レベルの比較
結果が出力されたときシャッタスピードを遅くするため
のシャッタスピード情報を、比較回路24から“H”レ
ベルの比較結果が出力されたときシャッタスピードを速
くするためのシャッタスピード情報を出力する。このシ
ャッタスピード情報は、図1のタイミングジェネレータ
13に供給される。
【0023】また、シャッタスピード設定回路25は、
比較回路23,24が共に“L”レベル(低レベル)の
比較結果を出力したときはシャッタスピードを制御する
ためのシャッタスピード情報を出力しない。すなわち、
比較回路23の基準電圧V1は不感帯の上限値に相当
し、比較回路24の基準電圧V2は不感帯の下限値に相
当する。
比較回路23,24が共に“L”レベル(低レベル)の
比較結果を出力したときはシャッタスピードを制御する
ためのシャッタスピード情報を出力しない。すなわち、
比較回路23の基準電圧V1は不感帯の上限値に相当
し、比較回路24の基準電圧V2は不感帯の下限値に相
当する。
【0024】この不感帯の上限値および下限値、即ち比
較回路23,24における基準電圧V1,V2は、図1
の不感帯幅計算処理部19から与えられる不感帯情報に
基づいて不感帯幅設定回路27によって設定される。不
感帯幅計算処理部19では外部から与えられるループゲ
イン情報に基づいて不感帯情報の計算が行われることか
ら、AE制御ループの不感帯幅は、外部から与えられる
ループゲイン情報に応じて可変となっている。
較回路23,24における基準電圧V1,V2は、図1
の不感帯幅計算処理部19から与えられる不感帯情報に
基づいて不感帯幅設定回路27によって設定される。不
感帯幅計算処理部19では外部から与えられるループゲ
イン情報に基づいて不感帯情報の計算が行われることか
ら、AE制御ループの不感帯幅は、外部から与えられる
ループゲイン情報に応じて可変となっている。
【0025】図3に、不感帯幅計算処理部19の構成の
一例を示す。この不感帯幅計算処理部19は、例えば不
感帯データをテーブルとして持ち、AE制御処理部18
から与えられるシャッタスピード情報に対応した不感帯
データを出力する不感帯データ変換処理部31と、外部
から与えられるループゲイン情報に応じた乗算係数を設
定する係数設定部32と、不感帯データ変換処理部31
から出力される不感帯データに係数設定部32で設定さ
れた乗算係数を乗ずる乗算器33とから構成され、その
乗算器33の乗算出力を不感帯情報としてAE制御処理
部18に供給する。
一例を示す。この不感帯幅計算処理部19は、例えば不
感帯データをテーブルとして持ち、AE制御処理部18
から与えられるシャッタスピード情報に対応した不感帯
データを出力する不感帯データ変換処理部31と、外部
から与えられるループゲイン情報に応じた乗算係数を設
定する係数設定部32と、不感帯データ変換処理部31
から出力される不感帯データに係数設定部32で設定さ
れた乗算係数を乗ずる乗算器33とから構成され、その
乗算器33の乗算出力を不感帯情報としてAE制御処理
部18に供給する。
【0026】なお、本例に係る不感帯幅計算処理部19
では、不感帯幅がシャッタスピード情報に応じて可変な
場合を例に採ったが、必ずしも可変である必要はなく、
固定の場合であっても良い。ただし、可変の場合の方
が、シャッタスピードに応じて適切な不感帯幅をその都
度設定できるため、AE収束目標値への収束精度を向上
できる利点がある。不感帯を固定にする場合は、例え
ば、露光時間の変化率が最大のときを基準にして不感帯
幅を設定し、その固定の不感帯データを乗算器33に供
給するようにすれば良い。
では、不感帯幅がシャッタスピード情報に応じて可変な
場合を例に採ったが、必ずしも可変である必要はなく、
固定の場合であっても良い。ただし、可変の場合の方
が、シャッタスピードに応じて適切な不感帯幅をその都
度設定できるため、AE収束目標値への収束精度を向上
できる利点がある。不感帯を固定にする場合は、例え
ば、露光時間の変化率が最大のときを基準にして不感帯
幅を設定し、その固定の不感帯データを乗算器33に供
給するようにすれば良い。
【0027】図4に、ループゲインに応じて変化する不
感帯幅とAE収束目標値の関係の一例を示す。図4にお
いて、(a)はシャッタスピードに応じて、あるいは固
定的にあらかじめ設定されている不感帯幅を、(b)は
ループゲイン=0.5の場合の不感帯幅を、(c)はル
ープゲイン=0.25の場合の不感帯幅を、(d)はル
ープゲイン=0.125の場合の不感帯幅をそれぞれ示
している。
感帯幅とAE収束目標値の関係の一例を示す。図4にお
いて、(a)はシャッタスピードに応じて、あるいは固
定的にあらかじめ設定されている不感帯幅を、(b)は
ループゲイン=0.5の場合の不感帯幅を、(c)はル
ープゲイン=0.25の場合の不感帯幅を、(d)はル
ープゲイン=0.125の場合の不感帯幅をそれぞれ示
している。
【0028】図4から明らかなように、ループゲインが
小のときは不感帯幅が狭めに設定され、ループゲインが
大のときは不感帯幅が広めに設定される。ループゲイン
が小のときには、AE制御の応答性が遅いことから、A
E収束目標値に時間をかけて徐々に収束する。したがっ
て、一回の制御処理の補正量が小さいため、ループゲイ
ンに対する不感帯幅を狭く設定したことにより、AE収
束目標値の近傍に確実に収束できる。
小のときは不感帯幅が狭めに設定され、ループゲインが
大のときは不感帯幅が広めに設定される。ループゲイン
が小のときには、AE制御の応答性が遅いことから、A
E収束目標値に時間をかけて徐々に収束する。したがっ
て、一回の制御処理の補正量が小さいため、ループゲイ
ンに対する不感帯幅を狭く設定したことにより、AE収
束目標値の近傍に確実に収束できる。
【0029】一方、ループゲインが大のときには、AE
制御の応答性が速いことから、AE収束目標値に時間を
かけずに急速に収束する。したがって、一回の制御処理
の補正量が大きいため、ループゲインに対する不感帯幅
を広く設定したことにより、AE収束目標値の近傍で発
振状態に陥ることなく、AE収束目標値の近傍に確実に
収束できる。
制御の応答性が速いことから、AE収束目標値に時間を
かけずに急速に収束する。したがって、一回の制御処理
の補正量が大きいため、ループゲインに対する不感帯幅
を広く設定したことにより、AE収束目標値の近傍で発
振状態に陥ることなく、AE収束目標値の近傍に確実に
収束できる。
【0030】上述したように、CCD撮像素子11の露
光時間をシャッタスピードを利用して制御する露光制御
装置において、AE制御ループのループゲインに応じて
不感帯幅を自動的に設定するようにしたことにより、ル
ープゲインに対応して不感帯幅を再設定する必要がない
とともに、ループゲインに応じてAE制御の応答性が遅
い方向に、あるいは速い方向に変化しても、その影響を
受けることなくAE収束目標値の近傍に確実に収束でき
る。
光時間をシャッタスピードを利用して制御する露光制御
装置において、AE制御ループのループゲインに応じて
不感帯幅を自動的に設定するようにしたことにより、ル
ープゲインに対応して不感帯幅を再設定する必要がない
とともに、ループゲインに応じてAE制御の応答性が遅
い方向に、あるいは速い方向に変化しても、その影響を
受けることなくAE収束目標値の近傍に確実に収束でき
る。
【0031】したがって、最低限必要な不感帯幅の設定
を行えば、ループゲインの変更があっても、AE制御ル
ープの応答性に応じた最適な不感帯幅が自動的に設定さ
れるため、AE制御系が発振状態になってしまうことを
気にすることなく、ループゲインの変更によってAE制
御の応答性を任意に設定できるようになり、使い勝手が
向上する。
を行えば、ループゲインの変更があっても、AE制御ル
ープの応答性に応じた最適な不感帯幅が自動的に設定さ
れるため、AE制御系が発振状態になってしまうことを
気にすることなく、ループゲインの変更によってAE制
御の応答性を任意に設定できるようになり、使い勝手が
向上する。
【0032】なお、上記実施形態では、AE制御処理部
18をハードウェアで構成した場合について説明した
が、ソフトウェアによって同様の機能を持たせることも
可能であり、ハードウェアで構成した場合と同様の作用
効果を得ることができる。ここで、AE制御処理部18
をソフトウェアで構成した場合におけるAE制御の手順
の一例を、図5のフローチャートを用いて説明する。な
お、このルーチンの処理は、所定のサイクルで繰り返し
て実行されるものとする。
18をハードウェアで構成した場合について説明した
が、ソフトウェアによって同様の機能を持たせることも
可能であり、ハードウェアで構成した場合と同様の作用
効果を得ることができる。ここで、AE制御処理部18
をソフトウェアで構成した場合におけるAE制御の手順
の一例を、図5のフローチャートを用いて説明する。な
お、このルーチンの処理は、所定のサイクルで繰り返し
て実行されるものとする。
【0033】先ず、初期設定により、AE制御ループの
ループゲインや不感帯などを所定の値(幅)に設定する
(ステップS11)。次に、外部から与えられるループ
ゲイン情報によってループゲインの変更があるか否かを
判断し(ステップS12)、変更有りの場合には、外部
から与えられるループゲイン情報に応じたループゲイン
を設定し(ステップS13)、続いて不感帯幅計算処理
部19において外部から与えられるループゲイン情報に
基づいて計算された不感帯幅情報を取り込んでそれに応
じて不感帯幅を変更する(ステップS14)。
ループゲインや不感帯などを所定の値(幅)に設定する
(ステップS11)。次に、外部から与えられるループ
ゲイン情報によってループゲインの変更があるか否かを
判断し(ステップS12)、変更有りの場合には、外部
から与えられるループゲイン情報に応じたループゲイン
を設定し(ステップS13)、続いて不感帯幅計算処理
部19において外部から与えられるループゲイン情報に
基づいて計算された不感帯幅情報を取り込んでそれに応
じて不感帯幅を変更する(ステップS14)。
【0034】次に、DSP回路16から輝度情報を取り
込み(ステップS15)、この取り込んだ輝度情報のA
E収束目標値に対する差分を求め(ステップS16)、
この差分がステップS14で設定した不感帯幅内である
か否かを判断する(ステップS17)。不感帯幅内であ
れば、AE収束目標値の近傍に収束している訳であるか
ら、一連の処理を終了する。
込み(ステップS15)、この取り込んだ輝度情報のA
E収束目標値に対する差分を求め(ステップS16)、
この差分がステップS14で設定した不感帯幅内である
か否かを判断する(ステップS17)。不感帯幅内であ
れば、AE収束目標値の近傍に収束している訳であるか
ら、一連の処理を終了する。
【0035】不感帯幅内でなければ、輝度情報のAE収
束目標値に対する差分が、不感帯の上限値以上であるか
否かを判断し(ステップS18)、上限値以上であれ
ば、シャッタスピードをアップ(速く)するためのシャ
ッタスピード情報を出力し(ステップS19)、一連の
処理を終了する。一方、上限値以上でなければ、続いて
不感帯の下限値以下であるか否かを判断し(ステップS
20)、下限値以下であれば、シャッタスピードをダウ
ン(遅く)するためのシャッタスピード情報を出力し
(ステップS21)、一連の処理を終了する。
束目標値に対する差分が、不感帯の上限値以上であるか
否かを判断し(ステップS18)、上限値以上であれ
ば、シャッタスピードをアップ(速く)するためのシャ
ッタスピード情報を出力し(ステップS19)、一連の
処理を終了する。一方、上限値以上でなければ、続いて
不感帯の下限値以下であるか否かを判断し(ステップS
20)、下限値以下であれば、シャッタスピードをダウ
ン(遅く)するためのシャッタスピード情報を出力し
(ステップS21)、一連の処理を終了する。
【0036】なお、以上説明した実施形態では、カメラ
システムにおける露光制御装置に適用した場合について
説明したが、本発明は、露光制御装置への適用に限られ
るものではなく、自動的に被写体のピントを合わせ続け
るオートフォーカス(AF;Automatic Focussing)制御
装置や、色あいの調整を自動的に行うオートホワイトバ
ランス(AWB;Automatic White Balance)制御装置な
どにも同様に適用可能である。
システムにおける露光制御装置に適用した場合について
説明したが、本発明は、露光制御装置への適用に限られ
るものではなく、自動的に被写体のピントを合わせ続け
るオートフォーカス(AF;Automatic Focussing)制御
装置や、色あいの調整を自動的に行うオートホワイトバ
ランス(AWB;Automatic White Balance)制御装置な
どにも同様に適用可能である。
【0037】また、本発明は、カメラシステムへの適用
に限られるものではなく、モータの速度制御などの一般
的なフィードバック制御装置にも適用可能である。以
下、一般的なフィードバック制御装置に適用した場合に
ついて説明する。
に限られるものではなく、モータの速度制御などの一般
的なフィードバック制御装置にも適用可能である。以
下、一般的なフィードバック制御装置に適用した場合に
ついて説明する。
【0038】図6は、不感帯を付加したフィードバック
制御装置の基本構成の一例を示すブロック図である。図
6において、制御対象41とは被制御装置のことであ
り、これは機械、プロセスなどに相当する。制御部42
は、不感帯設定部43を介して供給される偏差信号を増
幅するとともに、位相補償などの制御を行う。不感帯設
定部43は、収束目標値近傍での発振を防ぐために、偏
差信号に対して不感帯を設定する。検出部44は、制御
変数(量)を検知する一種のセンサである。比較部45
は、設定値(目標値)から主フィードバック量を差し引
き、これを偏差信号として出力する。
制御装置の基本構成の一例を示すブロック図である。図
6において、制御対象41とは被制御装置のことであ
り、これは機械、プロセスなどに相当する。制御部42
は、不感帯設定部43を介して供給される偏差信号を増
幅するとともに、位相補償などの制御を行う。不感帯設
定部43は、収束目標値近傍での発振を防ぐために、偏
差信号に対して不感帯を設定する。検出部44は、制御
変数(量)を検知する一種のセンサである。比較部45
は、設定値(目標値)から主フィードバック量を差し引
き、これを偏差信号として出力する。
【0039】ここで、フィードバック制御ループのゲイ
ンは、制御対象41、制御部42および不感帯設定部4
3などの各ゲインによって決まり、外部から与えられる
ループゲイン情報に応じて可変となっている。このルー
プゲイン情報は、不感帯幅計算処理部46にも与えられ
るようになっている。不感帯幅計算処理部46は、外部
から与えられるループゲイン情報に基づいて不感帯幅を
計算し、不感帯設定部43の不感帯幅を制御する。図7
に、ループゲインによって不感帯幅を変化させた場合の
入出力の関係を示す。
ンは、制御対象41、制御部42および不感帯設定部4
3などの各ゲインによって決まり、外部から与えられる
ループゲイン情報に応じて可変となっている。このルー
プゲイン情報は、不感帯幅計算処理部46にも与えられ
るようになっている。不感帯幅計算処理部46は、外部
から与えられるループゲイン情報に基づいて不感帯幅を
計算し、不感帯設定部43の不感帯幅を制御する。図7
に、ループゲインによって不感帯幅を変化させた場合の
入出力の関係を示す。
【0040】次に、上記構成のフィードバック制御装置
における制御方法の手順について、図8のフローチャー
トを用いて説明する。
における制御方法の手順について、図8のフローチャー
トを用いて説明する。
【0041】先ず、初期設定により、ループゲインや不
感帯などを所定の値(幅)に設定する(ステップS3
1)。次に、外部から与えられるループゲイン情報によ
ってループゲインの変更があるか否かを判断し(ステッ
プS32)、変更有りの場合には、外部から与えられる
ループゲイン情報に応じたループゲインを設定し(ステ
ップS33)、続いて不感帯幅計算処理部46において
外部から与えられるループゲイン情報に基づいて計算さ
れた不感帯幅情報を取り込んでそれに応じて不感帯幅を
変更する(ステップS34)。
感帯などを所定の値(幅)に設定する(ステップS3
1)。次に、外部から与えられるループゲイン情報によ
ってループゲインの変更があるか否かを判断し(ステッ
プS32)、変更有りの場合には、外部から与えられる
ループゲイン情報に応じたループゲインを設定し(ステ
ップS33)、続いて不感帯幅計算処理部46において
外部から与えられるループゲイン情報に基づいて計算さ
れた不感帯幅情報を取り込んでそれに応じて不感帯幅を
変更する(ステップS34)。
【0042】続いて、設定値(目標値)に対する制御変
数(制御量)の偏差を求め(ステップS35)、この偏
差信号に基づいて不感帯を用いた制御を行う(ステップ
S36)。この不感帯を用いた制御では、偏差信号が不
感帯幅内であるか否かを判断し、不感帯幅内であれば、
設定値の近傍に収束している訳であるから、制御対象4
1に対する制御は行わない。一方、不感帯幅内でなけれ
ば、不感帯の上限値以上であるか、下限値以下であるか
を判断し、その判断結果に基づいて制御対象41に対す
る制御を行う。
数(制御量)の偏差を求め(ステップS35)、この偏
差信号に基づいて不感帯を用いた制御を行う(ステップ
S36)。この不感帯を用いた制御では、偏差信号が不
感帯幅内であるか否かを判断し、不感帯幅内であれば、
設定値の近傍に収束している訳であるから、制御対象4
1に対する制御は行わない。一方、不感帯幅内でなけれ
ば、不感帯の上限値以上であるか、下限値以下であるか
を判断し、その判断結果に基づいて制御対象41に対す
る制御を行う。
【0043】このように、不感帯を付加したフィードバ
ック制御装置において、制御ループのループゲインに応
じて不感帯幅を自動的に設定するようにしたことによ
り、ループゲインに対応して不感帯幅を再設定する必要
がないとともに、ループゲインに応じて制御の応答性が
変化しても、その影響を受けることなく設定値の近傍に
確実に収束できる。
ック制御装置において、制御ループのループゲインに応
じて不感帯幅を自動的に設定するようにしたことによ
り、ループゲインに対応して不感帯幅を再設定する必要
がないとともに、ループゲインに応じて制御の応答性が
変化しても、その影響を受けることなく設定値の近傍に
確実に収束できる。
【0044】したがって、最低限必要な不感帯幅の設定
を行うことにより、ループゲインの変更があっても、制
御ループの応答性に応じた最適な不感帯幅が自動的に設
定されるため、制御系が発振状態になってしまうことを
気にすることなく、ループゲインの変更によって制御の
応答性を任意に設定できるようになり、使い勝手が向上
する。
を行うことにより、ループゲインの変更があっても、制
御ループの応答性に応じた最適な不感帯幅が自動的に設
定されるため、制御系が発振状態になってしまうことを
気にすることなく、ループゲインの変更によって制御の
応答性を任意に設定できるようになり、使い勝手が向上
する。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
制御ループのループゲインが可変な露光制御装置におい
て、ループゲインに応じて不感帯幅を設定するようにし
たことにより、ループゲインに対応して不感帯幅を再設
定する必要がないとともに、ループゲインに応じてAE
制御の応答性が変化しても、その影響を受けることなく
AE収束目標値の近傍に確実に収束できることになる。
制御ループのループゲインが可変な露光制御装置におい
て、ループゲインに応じて不感帯幅を設定するようにし
たことにより、ループゲインに対応して不感帯幅を再設
定する必要がないとともに、ループゲインに応じてAE
制御の応答性が変化しても、その影響を受けることなく
AE収束目標値の近傍に確実に収束できることになる。
【0046】また、本発明によれば、ループゲインが可
変なフィードバック制御装置において、ループゲインに
応じて不感帯幅を設定するようにしたことにより、ルー
プゲインに対応して不感帯幅を再設定する必要がないと
ともに、ループゲインに応じて制御の応答性が変化して
も、その影響を受けることなく収束目標値の近傍に確実
に収束できることになる。
変なフィードバック制御装置において、ループゲインに
応じて不感帯幅を設定するようにしたことにより、ルー
プゲインに対応して不感帯幅を再設定する必要がないと
ともに、ループゲインに応じて制御の応答性が変化して
も、その影響を受けることなく収束目標値の近傍に確実
に収束できることになる。
【図1】本発明が適用されるカメラのシステム全体を示
す基本構成図である。
す基本構成図である。
【図2】AE制御処理部の構成の一例を示すブロック図
である。
である。
【図3】不感帯幅計算処理部の構成の一例を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図4】ループゲインに応じて変化する不感帯幅とAE
収束目標値の関係図である。
収束目標値の関係図である。
【図5】AE制御の手順を示すフローチャートである。
【図6】不感帯を付加したフィードバック制御装置の基
本構成の一例を示すブロック図である。
本構成の一例を示すブロック図である。
【図7】ループゲインによって不感帯幅を変化させた場
合の入出力特性図である。
合の入出力特性図である。
【図8】本発明によるフィードバック制御方法の手順を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
11 CCD撮像素子 13 タイミングジェネレー
タ 16 DSP(デジタル信号処理)回路 17 露光
制御装置 18 AE制御処理部 19,46 不感帯幅計算処
理部 21 目標値設定回路 22 差分検出回路 2
3,24 比較回路 25 シャッタスピード設定回路 26 ループゲイ
ン設定回路 27 不感帯幅設定回路 31 不感帯データ変換処
理部 33 乗算器 41 制御対象 42 制御部 43 不感帯設定
部 44 検出部
タ 16 DSP(デジタル信号処理)回路 17 露光
制御装置 18 AE制御処理部 19,46 不感帯幅計算処
理部 21 目標値設定回路 22 差分検出回路 2
3,24 比較回路 25 シャッタスピード設定回路 26 ループゲイ
ン設定回路 27 不感帯幅設定回路 31 不感帯データ変換処
理部 33 乗算器 41 制御対象 42 制御部 43 不感帯設定
部 44 検出部
Claims (5)
- 【請求項1】 固体撮像素子のシャッタスピードを利用
して撮像画面の明るさを自動的に制御するとともに、そ
の制御ループのループゲインが可変な露光制御装置であ
って、 前記固体撮像素子から与えられる輝度情報の目標値に対
する差分を検出する差分検出手段と、 前記差分検出手段で検出された差分情報に対して不感帯
を設定するとともに、前記ループゲインに応じて不感帯
幅が可変な不感帯設定手段と、 前記不感帯設定手段を経た前記差分情報に基づいて前記
シャッタスピードを設定するシャッタスピード設定手段
とを備えたことを特徴とする露光制御装置。 - 【請求項2】 前記不感帯設定手段は、前記シャッタス
ピードに対応した不感帯幅を設定することを特徴とする
露光制御装置。 - 【請求項3】 入射光を電気信号に変換して出力する固
体撮像素子と、この固体撮像素子の撮像面上に被写体か
らの入射光を導く光学系と、前記固体撮像素子のシャッ
タスピードを利用して撮像画面の明るさを自動的に制御
するとともに、その制御ループのループゲインが可変な
露光制御装置とを有するカメラであって、 前記露光制御装置は、 前記固体撮像素子から与えられる輝度情報の目標値に対
する差分を検出する差分検出手段と、 前記差分検出手段で検出された差分情報に対して不感帯
を設定するとともに、前記ループゲインに応じて不感帯
幅が可変な不感帯設定手段と、 前記不感帯設定手段を経た前記差分情報に基づいて前記
シャッタスピードを設定するシャッタスピード設定手段
とを備えたことを特徴とするカメラ。 - 【請求項4】 フィードバック制御ループのループゲイ
ンが可変なフィードバック制御装置であって、 制御対象の制御量の目標値に対する偏差を検出する偏差
検出手段と、 前記偏差検出手段によって検出された偏差情報に対して
不感帯を設定するとともに、前記ループゲインに応じて
不感帯幅が可変な不感帯設定手段と、 前記不感帯設定手段を経た前記偏差情報に基づいて前記
制御対象を制御する制御手段とを備えたことを特徴とす
るフィードバック制御装置。 - 【請求項5】 フィードバック制御ループのループゲイ
ンが可変なフィードバック制御装置において、 制御対象の制御量の目標値に対する偏差を検出するとと
もに、この検出した偏差情報に対して前記ループゲイン
に応じた不感帯幅を設定し、 この不感帯幅外の前記偏差情報に基づいて前記制御対象
を制御することを特徴とするフィードバック制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9080398A JPH10276363A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 露光制御装置およびこれを用いたカメラ、並びにフィードバック制御装置およびその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9080398A JPH10276363A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 露光制御装置およびこれを用いたカメラ、並びにフィードバック制御装置およびその制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10276363A true JPH10276363A (ja) | 1998-10-13 |
| JPH10276363A5 JPH10276363A5 (ja) | 2004-10-07 |
Family
ID=13717190
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9080398A Pending JPH10276363A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 露光制御装置およびこれを用いたカメラ、並びにフィードバック制御装置およびその制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10276363A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100887075B1 (ko) * | 2007-11-09 | 2009-03-04 | 삼성전기주식회사 | P.i.d.기법을 이용한 이미지 센서의 자동노출제어방법 |
| US7675568B2 (en) | 2005-11-07 | 2010-03-09 | Canon Kabushiki Kaisha | Apparatus and method for controlling diaphragm of imaging apparatus |
| JP2014022993A (ja) * | 2012-07-19 | 2014-02-03 | Nikon Corp | 撮像装置及び撮像方法 |
| JP2014022828A (ja) * | 2012-07-13 | 2014-02-03 | Toshiba Corp | カメラモジュール |
-
1997
- 1997-03-31 JP JP9080398A patent/JPH10276363A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7675568B2 (en) | 2005-11-07 | 2010-03-09 | Canon Kabushiki Kaisha | Apparatus and method for controlling diaphragm of imaging apparatus |
| KR100887075B1 (ko) * | 2007-11-09 | 2009-03-04 | 삼성전기주식회사 | P.i.d.기법을 이용한 이미지 센서의 자동노출제어방법 |
| JP2014022828A (ja) * | 2012-07-13 | 2014-02-03 | Toshiba Corp | カメラモジュール |
| JP2014022993A (ja) * | 2012-07-19 | 2014-02-03 | Nikon Corp | 撮像装置及び撮像方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050802 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050930 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060110 |