JPH1027667A - コネクタおよびコネクタの製造方法ならびにコネクタ製造装置 - Google Patents

コネクタおよびコネクタの製造方法ならびにコネクタ製造装置

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JPH1027667A
JPH1027667A JP8183295A JP18329596A JPH1027667A JP H1027667 A JPH1027667 A JP H1027667A JP 8183295 A JP8183295 A JP 8183295A JP 18329596 A JP18329596 A JP 18329596A JP H1027667 A JPH1027667 A JP H1027667A
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terminal
press
fitting
connector
terminals
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JP8183295A
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English (en)
Inventor
Hideaki Terauchi
秀明 寺内
Kiyonori Nakamura
清憲 中村
Shoji Kiryu
昭司 桐生
Koji Osada
孝司 長田
Kiyoji Kawamata
喜代治 川又
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コネクタの製造方法に関し、とくには端子間
が狭ピッチで千鳥配列な端子を基板へ二列同時に圧入さ
せる。 【解決手段】 長さ方向に隣接して基板への圧入部36
および圧入用肩部7とそれらの少なくとも一方に接続部
38,39とをそなえるコネクタ用の端子2が所定間隔
で該圧入用肩部により横方向に並列状態に多数連成され
てなる端子列31を、それぞれの端子を圧入用肩部7の
中間で切断するとともに隣接間の端子2を所定間隔P1
に離間させて互い違いに保持手段の端面に上記圧入用肩
部7が接するようにして保持させ、上記保持手段に保持
された端子32を基板の端子挿入孔に圧入させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板に多数の端子
が高密度に圧入されるコネクタおよびコネクタの製造方
法ならびにコネクタ製造装置に関する。
【0002】電子・通信分野などにおける各種装置に
は、プリント配線板でなる回路基板に多くの回路機能を
搭載構成させ、これらの回路基板を多数並列にシエルフ
などの筐体ユニットにプラグイン挿入させることで、多
様な装置機能を構成させるようにしている。
【0003】このように、プラグイン挿入される回路基
板は筐体の内部背面側に、接続用のプリント配線板でな
るBWB(Back Wiring Board)にコ
ネクタをそれぞれに対応させて配置実装し、回路基板の
背面側に設けられたコネクタと挿入接続させるようにし
ている。
【0004】本発明は、このようなBWBに実装される
コネクタに適用するに好適なことである。このようなコ
ネクタは、基準のピッチ間隔に端子が配列されるのであ
るが、近年、その端子数の増大にともない、コネクタの
大きさを単に大きくすることなく、ピッチ間隔を縮小化
させるとともに、端子サイズも微細化され、高密度化さ
れるようになってきている。
【0005】図28に、BWBに適用されたコネクタの
代表例が、図(a)に要部側断面図、図(b)にコネク
タの正面図、にそれぞれ示される。すなわち、多層のプ
リント配線板でなる回路基板1に多数、このコネクタの
場合には、合計189ピンの端子が、縦列に32ピンの
端子列2と、31ピンの端子列3と、がそれぞれ3列あ
て横方向へ交互に圧入され、保護ならびにガイドとして
のコネクタハウジングである合成樹脂製の枠体5が嵌め
込まれている。なお、符号の6で示される部材は固定板
である。
【0006】コネクタの各端子列2,3の縦方向の間隔
(ピッチ)はそれぞれ、2.54mmであり、横方向隣
接の列間隔(ピッチ)はそれぞれ、1.27mmであっ
て、図からも明らかなように、縦方向へ1/2ピッチず
つずらされた千鳥配列に構成されている。したがって、
端子列2,3の側面視間隔は、1.27mmである。す
なわち、縦横方向の間隔はすべて1.27mmピッチの
インチ系の高密度コネクタである。
【0007】
【従来の技術】上記コネクタの、従来の製造組み立て方
法について、図29の要部側断面図を参照して説明する
と、端子7の圧入用肩部8を固定板6の所定ピッチ間隔
に設けられた孔にそれぞれ圧入配列し、図示状態とす
る。この状態で図示省略の圧入装置で回路基板1の端子
挿入孔9に、一括して圧入用肩部8を図示手前側から押
しつけて圧入部11を押し込む。ついで、枠体5につい
ても端子挿入孔12を端子7に押し込み圧入状態に取り
付ける。
【0008】回路基板1の端子挿入孔9には、スルーホ
ールめっきによる導体層が形成されており、配線パター
ンに接続されていることから、圧入された端子7は、そ
れぞれ所定の回路に圧接接触による接続がなされる。
【0009】図30に示される要部側断面図の、従来の
コネクタ製造組み立て方法によると、所定のピッチ間隔
で圧入用肩部8を挿入させる端子挿入孔の設けられた枠
体5に、端子7の圧入用肩部8を圧入配列させ、図示省
略の圧入装置で、下方に突出された圧入部11を回路基
板1の端子挿入孔9に一括して圧入用肩部8を枠体5内
部側から押しつけて、圧入部11を押し込んだ状態の回
路基板1が二点鎖線に示される。
【0010】図31に示される要部側断面図の、従来の
コネクタ製造組み立て方法によると、図示省略の圧入装
置に端子7を所定ピッチ間隔に整列保持させて、回路基
板1の端子挿入孔9に挿入させるとともに、圧入用肩部
8を図示手前側から押しつけて、圧入部11を押し込み
圧入させ、枠体5の端子挿入孔12を端子7に押し込み
圧入状態に取り付ける。
【0011】上記、端子7は図32の部分拡大平面図に
示されるようであり、図示横方向に長い帯状の金属板に
連続プレス加工により、端子7以外の部分を打ち抜き除
去し、所定のピッチ間隔に正確に端子列15として、長
尺の帯状に形成させたものである。
【0012】端子7の左右(図示上下)には、それぞれ
の端子7が分離しないように間隔を維持させるために、
キャリア16を形成残存させ連続させている。このキャ
リア16部分には加工時の位置を設定させるために正確
なピッチ間隔で、基準となるパイロット孔17が形成さ
れている。
【0013】キャリア16部分は圧入時に、二点鎖線で
示される方か、実線で示される何れかが細径な部分18
で切断除去されて圧入され、圧入後あるいは圧入工程時
に残りのキャリア16部分も除去される。
【0014】図からも明らかなように、圧入用肩部8は
必要幅に設定されて隣接間には間隙19が形成されてい
る。たとえば、端子間隔が2.54mmであると、圧入
用肩部8の幅を、1.54mmとする。したがって、間
隙19の幅は、1.0mmに設定される。
【0015】端子7の材質は電気伝導度が良好で、適宜
な弾性と機械的強度を有する銅合金から選定され、たと
えば、燐青銅板からなり、電気的接触を必要とする部分
には長期信頼性の確保のためにAuめっきが施される。
圧入部11は断面船底形に成型されており、回路基板1
の端子挿入孔9に圧入され、その船縁状部分の弾性変形
で接触接続がなされる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
コネクタの製造方法によると、図32の端子7は端子列
15として、たとえば、2.54mmピッチの連続プレ
ス加工が行なわれたものとすることから、図27に示さ
れるコネクタとするには、32ピンの端子列と、31ピ
ンの端子列に裁断した、2種類の組にあらかじめ予備加
工することが必要で、前工程として所定数の端子列に裁
断をしなければならない。
【0017】ついで、図29または図30に示されるよ
うに、固定板6または枠体5に圧入させて位置決め配列
させることも必要である。このために、固定板6を要す
るか、枠体5に圧入用肩部8を圧入させるための格別な
形状の挿入孔を要する。
【0018】ピッチ間隔の異なるコネクタ、たとえばミ
リメートル系または、より狭ピッチな、2.5mm、2
mm、1.27mm、などに対しては、プレス型や圧入
装置などを新規に作るか、用意しなければならない。
【0019】図32に示されるような端子列15の場
合、打ち抜き廃棄される部分が多く、たとえば、2.5
4mmピッチであると、その割合は60〜70パーセン
トにもおよぶ。
【0020】図29,30,31では、理解を容易とす
るために端子7間の間隔19を拡げてあるが、実際には
図32に示されるように狭いものである。ピッチが微細
化されると間隙19が狭くなり、この部分を打ち抜くに
はプレス型の強度が保証されないことから、打ち抜き速
度を低下させなければならなくなる。
【0021】このために、圧入用肩部8の幅を狭くする
ことは、図33に示されるように、回路基板1の端子挿
入孔9に圧入させるに際して、圧入装置21の孔22に
対して、圧入用肩部8の接触面積が少なくなり、十分な
押圧力を加えることができなくなるといった問題もあ
る。
【0022】図33を説明すると、図(a)は要部断面
図、図(b)は図(a)のA−A矢視の拡大図、であ
る。端子7が固定板6などで整列保持された状態で、圧
入装置21に開けられた端子挿入孔22それぞれにすべ
て挿入されるのであるが、この孔22は、図(b)に示
されるように、端子の対角線によって決められる円形孔
で与えられる。
【0023】このことは、角孔が好ましいことである
が、微細にして多数の角孔を位置精度よく形成すること
は困難なことから加工容易な円形孔となる。したがっ
て、圧入用肩部8に作用する圧入用の押圧力は、図
(b)の円形孔22の外側と点線で示される圧入用肩部
8との範囲内となる。
【0024】本発明は、以上のような種々の問題点にか
んがみて、基板に多数の端子が高密度に圧入されること
に対して従来の問題点の解消される、コネクタおよびコ
ネクタの製造方法ならびにコネクタ製造装置の提供を発
明の課題とするものである。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明手段の構成要旨とするところの、第1の手段
は、長さ方向に隣接して基板への圧入部および圧入用肩
部とそれらの少なくとも一方に接続部とをそなえるコネ
クタ用の端子が所定間隔で横方向に並列状態に多数連成
されてなる端子列を、それぞれの端子の圧入用肩部で保
持し分離させるとともに隣接間の端子を所定間隔に離間
させて互い違いに保持手段の端面に上記圧入用肩部が接
するようにして保持させ、上記保持手段に保持された端
子を基板の端子挿入用孔に圧入させることによりコネク
タを形成させるコネクタの製造方法である。
【0026】上記、第1の手段によると、端子列のそれ
ぞれの端子を保持し分離させるとともに、所定間隔、た
とえば、ピッチ相当距離離間させて互い違いに保持させ
ることで、二列分一括して基板に圧入させることができ
る。
【0027】第2の手段は、長さ方向に隣接して基板へ
の圧入部および圧入用肩部とそれらの少なくとも一方に
接続部とをそなえるコネクタ用の端子が所定間隔で該圧
入用肩部により横方向に並列状態に多数連成されてなる
端子列を、それぞれの端子を圧入用肩部の中間で切断す
るとともに隣接間の端子を所定間隔に離間させて互い違
いに保持手段の端面に上記圧入用肩部が接するようにし
て保持させ、上記保持手段に保持された端子を基板の端
子挿入孔に圧入させることによりコネクタを形成させる
コネクタの製造方法である。
【0028】上記、第2の手段によると、端子列のそれ
ぞれの端子を圧入用肩部の中間部で切断分離すると同時
に、所定間隔、たとえば、ピッチ相当距離離間させて互
い違いに保持させることで、二列分一括して基板に圧入
させることができる。
【0029】第3の手段は、長さ方向に隣接して基板へ
の圧入部および圧入用肩部とそれらの少なくとも一方に
接続部とをそなえるコネクタ用の端子が所定間隔で該圧
入用肩部により横方向に並列状態に多数連成されてなる
端子列をそれぞれの端子を圧入用肩部の中間で切断装置
で切断するとともに隣接間を所定間隔に離間して互い違
いに保持された端子を、それぞれに受け入れるべく所定
間隔に形成された段違いの端子受け溝と、上記端子受け
溝に受け入れられた端子を押さえつける段違いの端子押
さえ部材と、をそなえ、上記端子受け溝の端面に上記端
子の圧入用肩部をあてがって基板の端子挿入孔に圧入さ
せるコネクタ製造装置である。
【0030】上記、第3の手段によると、端子列のそれ
ぞれの端子を圧入用肩部の中間部で切断分離させ、所定
間隔、たとえば、ピッチ相当距離離間させて互い違いに
保持された該端子を、それぞれに端子受け溝に受け入れ
させるとともに端子押さえ部材で押さえつけ保持させ
る。ついで、端子受け溝の端面により圧入用肩部を押さ
えつけて基板に圧入させることができるから、効率的で
ある。
【0031】第4の手段は、長さ方向に隣接して基板へ
の圧入部および圧入用肩部とそれらの少なくとも一方に
接続部とをそなえるコネクタ用の端子が所定間隔で該圧
入用肩部により横方向に並列状態に多数連成されてなる
端子列を、上記それぞれの端子を圧入用肩部の中間で切
断する切断用のパンチとダイ側に段差面とをそなえ、上
記パンチによって切断された端子を交互にダイ面と所定
ストローク位置で該パンチによって上記ダイ側の段差面
とに押さえつけ保持させるようにしたコネクタ製造装置
である。
【0032】上記、第4の手段によると、端子列のそれ
ぞれの端子を圧入用肩部の中間部で切断分離させること
により、パンチによって所定ストローク位置、たとえ
ば、ピッチ相当距離離間させた位置に、ダイ側の段差面
に押さえつけ保持させることで、ダイ面との間に保持さ
れた端子との位置関係が、所定間隔に保持されることに
なる。
【0033】第5の手段は、長さ方向に隣接して基板へ
の圧入部および圧入用肩部とそれらの少なくとも一方に
接続部とをそなえるコネクタ用の端子を個々に所要数並
列させて保持手段に保持させ、上記それぞれの保持手段
間に所定間隔に設定挿入された端子間隔可変部材を取り
外すとともに該保持手段を並列方向に密着させた状態で
保持手段によって基板の端子挿入孔に端子を圧入させる
コネクタの製造方法である。
【0034】上記、第5の手段によると、所定間隔の保
持手段のそれぞれに端子を保持させた状態で、端子間隔
可変部材を取り外し保持手段を並列密着させることによ
り端子のピッチ間隔を所望間隔に狭めることができる。
【0035】第6の手段は、長さ方向に隣接して基板へ
の圧入部および圧入用肩部とそれらの少なくとも一方に
接続部とをそなえるコネクタ用の端子を個々に受け入れ
る端子受け溝と該受け入れられた端子をそれぞれに押さ
えつける端子押さえ部材とを有する端子保持手段と、上
記端子保持手段の隣接間にそれぞれ挿入される端子間隔
可変部材と、からなり、上記端子保持手段によって保持
された端子を基板の端子挿入孔に圧入させるコネクタ製
造装置である。
【0036】上記、第6の手段によると、端子保持手段
のそれぞれに端子を保持させた状態で、端子間隔可変部
材をそれぞれの端子保持手段間に挿入させるか、取り外
すか、により端子のピッチ間隔を所望間隔に拡げること
ができるか、または、狭めることができる。
【0037】第7の手段は、長さ方向に隣接して基板へ
の圧入部および圧入用肩部とそれらの少なくとも一方に
接続部とをそなえるコネクタ用の端子が所定間隔で該圧
入用肩部により横方向に並列状態に多数連成されてなる
端子列を、それぞれの端子を圧入用肩部の中間で切断す
るとともに該圧入用肩部を長さ方向と並行方向に折り曲
げ、該切断された端子を保持手段に保持させて基板の端
子挿入孔に圧入させることによりコネクタを形成させる
コネクタの製造方法である。
【0038】上記、第7の手段によると、端子が圧入用
肩部で所定間隔に多数並列連成されている状態から、該
圧入用肩部は切断されるとともに端子の長さ方向と並行
方向に折り曲げることにより、端子間が所定のピッチ間
隔の状態で隣接端子間に空間が与えられるから、圧入用
肩部幅を狭くすることなく、端子間の電気的絶縁距離が
得られる。
【0039】第8の手段は、長さ方向に隣接して基板へ
の圧入部および圧入用肩部とそれらの少なくとも一方に
接続部とをそなえ該圧入用肩部に長さ方向と並行方向に
折り曲げの形成された端子が基板に隣接されて多数圧入
されてなるコネクタであって、上記圧入された隣接端子
の相互間に上記折り曲げにもとづく間隙が圧入用肩部ど
うし間に形成されてなるコネクタである。
【0040】上記、第8の手段によると、端子の圧入用
肩部が該端子の長さ方向に折り曲げられていることか
ら、折り曲げにもとづく間隙が隣接する圧入用肩部間に
形成され、高密度な端子配列のコネクタとすることがで
きる。
【0041】第9の手段は、上記基板はプリント配線板
であることを特徴とする第1の手段ないし第7の手段の
いずれかに記載のコネクタおよびコネクタの製造方法な
らびにコネクタ製造装置である。
【0042】第9の手段によると、基板をプリント配線
板とすることにより、たとえば、BWBに適用すること
で、電子・通信装置などにおける信号処理を大幅に増大
させる要求に応じることが容易に可能となる。
【0043】
【発明の実施の形態】以下、本発明コネクタおよびコネ
クタの製造方法ならびにコネクタ製造装置について、構
成要旨にもとづいた実施形態により、それぞれ図を参照
しながら具体的詳細に説明する。なお、全図を通じて同
様部分には同一符号を付して示してある。
【0044】図1は、本発明コネクタに適用される端子
列の一実施形態の部分拡大平面図である。端子列31
は、図示横方向に長い帯状の金属板に連続プレス加工に
より、端子32以外の部分を打ち抜き除去し、所定のピ
ッチ間隔に正確な端子列として長尺の帯状に形成させた
ものである。
【0045】端子32の左右(図示上下)のいずれか、
または、両側、図では下側のみに、それぞれの端子32
が分離しないように間隔を維持させるための、キャリア
33を形成残存させ連続させている。このキャリア33
部分には加工時の位置を設定させるために正確なピッチ
間隔で、基準となるパイロット孔34が形成されてい
る。キャリア33部分は適宜な工程において、角錐状に
形成連結された細径な部分35で切断除去される。
【0046】端子32部分は、長さ方向に隣接して回路
基板への圧入部36および圧入用肩部37と、両端に接
続部38,39と、をそなえ、圧入用肩部37でも横方
向に並列状態に連成されている。この圧入用肩部37
は、キャリア33部分が除去された状態でも、後述する
工程までは連成状態に維持される。また、圧入用肩部3
7にもパイロット孔34が設けられている。
【0047】本実施形態によると、端子32のピッチP
0は、1.27mm間隔に設定されている。端子列31
の材質は、電気伝導度が良好で、適宜な弾性と機械的強
度を有する銅合金から選定される。たとえば、燐青銅板
からなり、電気的接触を必要とする部分には長期信頼性
を良好とするためにAuめっきが施される。圧入部36
は断面船底形に成型されており、回路基板の1の端子挿
入孔9に圧入され、その船縁状部分の弾性変形で接触接
続がなされるようになっている。
【0048】図2に、本発明第1のコネクタの製造方法
の概略の一実施形態が示される。図(a)は図1に示さ
れる端子列31のキャリア33の除去された状態の斜視
図、であり、図(b)に本発明方法の斜視図、が示され
る。
【0049】すなわち、図(a)に示されるように、長
さ方向に隣接して基板への圧入部36および圧入用肩部
37と、それらの両方に接続部38,39と、をそなえ
るコネクタ用端子32が所定間隔P0で、圧入用肩部3
7により横方向並列状態に多数連成されてなる端子列3
1である。
【0050】この端子列31を、図(b)に示されるよ
うに、それぞれの端子32を圧入用肩部37の中間で図
示しない切断装置により切断するとともに、隣接間の端
子32を所定間隔P1となるように離間させて、互い違
いに図示しない保持手段によって、保持手段の端面に圧
入用肩部37の端面が接するようにして保持させ、この
保持手段に保持された端子32を基板の端子挿入用孔に
圧入させてコネクタを形成させる。
【0051】上記、図2に示されることを、以下に、各
図を参照して詳述すると、まず、図3に、端子列31の
圧入用肩部37切断装置の要部正面図が示される。切断
装置41は、下型のダイ42と、上型のパンチ43と、
押さえ部材44と、からなる。
【0052】図1、図2の図(a)に示される端子列3
1の連続した圧入用肩部37をダイ42のダイ面45上
に配置し、押さえ部材44で押さえつけ、固定させる。
図示していないが、ダイ面45上にはパイロット孔34
を受け入れ、端子列31をダイ面45上に位置決めさせ
る位置決めピンが配列されているので、正確に位置決め
される。
【0053】ダイ面45は、端子列31の各端子32に
対して、交互に設けられており、それらの間には所定ス
トローク位置に段差面47が設けられている。なお、ダ
イ面45と段差面47それぞれの幅は端子32のピッチ
間隔P0に等しくなるように設定されている。また、ダ
イ面45と段差面47の間隔はP1に正しく設定されて
いる。
【0054】以上の構成で、パンチ43を図(b)に示
されるように降下させることにより、端子列31のすべ
ての圧入用肩部37が剪断により切断され、分離され
る。これにより、それぞれの端子32は圧入用肩部37
の部分で、ダイ面45上に押さえ部材44に押さえつけ
られた端子32と、段差面47上にパンチ43により押
さえつけられた端子32と、の二つのグループに分けら
れる。
【0055】この状態は互い違いに保持されるのである
が、端子32の図示左右方向の平面視間隔の隣接する間
隔はP0であり、図示上下に分離されたグループの端子
32の左右方向間隔は2P0となる。
【0056】ここで重要なことは、正面視上下に分離保
持された端子32間の間隔はP1であることは容易に理
解されよう。本発明においては、このP0とP1とは等
しく設定されており、P0=P1である。すなわち、各
端子32間隔(ピッチ)は等間隔に保持される。
【0057】図4に、本発明コネクタの端子圧入用保持
手段の一実施形態の平面図、図5に側面図、が示され
る。図示右側を前または正面、図示左側を後または背
面、と便宜上称する。
【0058】図において、保持手段51は、正面視凹状
をなす基台52の内部前後方向の凸条部分に4軸リンク
の下側の固定側軸が取り付けられ、その前側に基台52
から突出するように端子受け部材53が設けられてい
る。
【0059】基台52の後方上側には、エアシリンダ5
5を傾動可能な支軸56により支持する支持枠57と、
基台52の凸条上に、エアシリンダ55のピストン軸5
8と係合された連結杆59に連結された可動台61に、
4軸リンクの上側の可動側軸が取り付けられている。な
お、エアシリンダ55の側面に示される符号62は、エ
アの供給排出用チューブ接続口である。
【0060】この可動台61の前面側には、下側の端子
受け部材53に対向するように端子押さえ部材63が平
行状態に設けられている。したがって、エアシリンダ5
5を動作させると、ピストン軸58の進出により、可動
台61とともに端子押さえ部材63が前進し、端子受け
部材53上に接触するよう平行移動される。
【0061】基台52の両側面には、図示しない圧入装
置のロボットアームに支持される係合溝65が前後方向
に形成されている。図6に、図5に示される端子圧入用
保持手段51の、端子受け部材53の正面視拡大図、図
7に平面図、が示される。図7の図示手前側が正面、図
示上方側が背面、である。
【0062】端子受け部材53の上面には多数の端子受
け溝が前後方向に形成されている。端子受け溝は正面視
二段であり、上段と下段に互い違いに形成されている。
上段の端子受け溝71と下段の端子受け溝72の二つの
グループに分けられ、溝幅は図1に示される端子32の
接続部39の圧入用肩部37に近い広幅部を丁度受け入
れるに適合した幅である。また、下段の端子受け溝72
の上方両側は、後述する端子押さえ部材が嵌まり込める
ように広幅な、逃げ溝に形成されている。
【0063】平面視互いに隣接する端子受け溝71,7
2の間隔はP0であり、正面視の段差はP1である。し
たがって、グループにおける隣接間隔は2P0である。
また、段差はP1に設定されており、本実施形態にあっ
ては、P0=P1であって、P0=1.27mm、でも
ある。
【0064】端子受け溝71,72の両側には端子32
を受け入れやすいように、長さ方向に向けて溝の底面に
向けられた面取り73が開口側に拡がるように形成され
ている。また、上段の端子受け溝71の下面は前後方向
に延びる凹溝74であり、下段の端子受け溝72の下面
は凸条75であって、正面視凹凸に形成されている。
【0065】上段の端子受け溝71の側断面が図8の図
(a)に示されるように、前面から背面方向に延びてお
り、下段の端子受け溝72の側段面が図(b)に示され
るように、前面から所要長背面方向に延び、それ以後は
上面に向けて円弧状に切り上げられている。
【0066】図9に、図5に示される端子圧入用保持手
段51の、端子押さえ部材63の側面視拡大図、図10
に正面図、が示される。図9の図示右側が正面、図示左
側が背面、である。
【0067】端子押さえ部材63は正面視互い違いの交
互に二段であり、上段の端子押さえ部材81と、下段の
端子押さえ部材82の二つのグループに分けられ、それ
ぞれ同一形状に構成される。
【0068】すなわち、背面側から前面方向に延びる比
較的に細いアーム部分83と、アーム部分83から前面
方向に延び、下方向に幅が拡がり前面に傾斜する押さえ
部84と、押さえ部84の下面が水平な押さえ面85
と、にそれぞれが形成されてなる。押さえ面85は端子
32が浮き上がることなく、確実に押さえつけることが
できるよう、前後面の中間部は逃げ部分86となってい
る。
【0069】正面視互いに隣接する端子押さえ部材8
1,82の間隔はP0であり、段差はP1である。した
がって、グループにおける隣接間隔は2P0である。ま
た、段差はP1に設定されており、本実施形態にあって
は、P0=P1であって、P0=1.27mm、でもあ
る。
【0070】アーム部分83と押さえ部84との正面視
幅は、P0に等しいか、それよりも僅かに狭いだけであ
るが、押さえ面85の幅は端子受け部材53の端子受け
溝71,72の幅にほぼ等しい。また、アーム部分83
は適宜な弾性で撓み得るように構成されている。
【0071】図11に、図5で説明の端子圧入用保持手
段51の側面図が、基台52の側壁を除去断面した状態
に示される。基台52の凸条91の両側面に4軸リンク
の下側の固定側軸92,92とともにリンクアーム9
3,93の下側が取り付けられており、その上部に配置
される可動台61の両側面の可動側軸94,94にリン
クアーム93,93の上側が取り付けられている。
【0072】エアシリンダ55のピストン軸58が後退
位置にあり、端子受け部材53に対して端子押さえ部材
63は上昇離間位置にあり、丁度くちばし形状をなして
いる。
【0073】図3の図(b)で説明のように、端子列3
1の圧入用肩部37で切断分離され、切断装置41に保
持されている状態の端子32に端子受け部材53を接近
させ、端子受け溝71,72内に沿わさせる。
【0074】このことは、図3ならびに図9、図10の
説明から、上下左右それぞれの間隔が一致していること
により、容易に理解されよう。もちろん、端子32の広
幅な圧入用肩部37の部分を嵌め込むことはできないこ
とから、圧入用肩部37は、端子受け溝71,72の端
面にあてがう状態とする。図11では、このような状態
が示されるが、理解を容易とするために、切断装置41
を図示省略してあるが、切断装置41に圧入用肩部37
が保持されているものである。
【0075】この状態を上面からみると、図13に示さ
れるようである。図13においても便宜上、切断装置4
1を図示省略して示してある。図では端子32の圧入用
肩部37が密接連続しているようにみえるが、実際には
正面視互い違いに、交互に配列されている。
【0076】ついで、エアシリンダ55を動作させピス
トン軸58を進出させて、端子押さえ部材63を前進さ
せることにより、リンクモーションによって端子受け部
材53に受け入れられている端子32それぞれを端子押
さえ部材63の押さえ面85で確実に押さえつけるか
ら、切断装置41のダイ42、パンチ43、押さえ部材
44を上下に開いて退避させる。この状態が図12に示
される。
【0077】図14に、端子32が保持手段51の端子
受け部材53と端子押さえ部材63とにより、保持され
た状態の正面視要部拡大図に示される。実際には、図1
3に示されるように、圧入用肩部37と圧入部36の幅
広な部分が示されるべきであるが、煩雑となり発明の理
解が困難となるために図示省略してある。
【0078】回路基板1には、図27で説明のようにコ
ネクタ構成領域に所定間隔で端子挿入用孔9(図示しな
い)が千鳥形状に配列形成してあり、保持手段51を、
この端子挿入用孔に一致するようにして、紙面の裏側か
ら図示されない回路基板1に接近させ、保持手段51を
回路基板1に向けて押しつけるようにすることで、端子
32が端子挿入用孔に二列分押し込まれる。
【0079】図において、符号の38で示される部分
は、すでに押し込まれた端子32の接続部であり輪郭線
で示してある。これについては、圧入用肩部37、圧入
部36は図示省略してあるが回路基板1で見えないもの
である。
【0080】図からも明らかなように、上段側の端子受
け溝71の直下の端子32の接続部38は、端子受け部
材53の凹溝74内に位置している。このように、すで
に圧入された端子32に干渉しないよう、避けるために
凹溝74が設けられている。したがって、このような順
序に端子32の圧入が行なわれることが肝要なことで、
逆方向の順序に行なうことはできない。
【0081】図15に、本発明コネクタの端子圧入用保
持手段第2の一実施形態の要部正面視拡大図、図17に
平面図、が示される。本実施形態の端子圧入用保持手段
101にあっては、端子列が図18に示されるような各
端子32の圧入用肩部37で連結形成されておらず、隣
接間に所定の間隔が設けられた分離状態で、左右(図示
上下)両端のキャリア33(図は一方のみが示される)
で連結されているものに適用され得る。隣接端子32の
間隔(ピッチ)は、P2に設定されている。
【0082】端子列31−2のキャリア33を図示上側
部分を図示状態に破断除去し、圧入部36側に示される
キャリア33を残した連結状態で、端子圧入用保持手段
101に載置し保持させる。
【0083】図17において、図示手前側が正面、図示
上側が背面、であり、図15は圧入用肩部37と端子接
続部39の脚部102との境界部分で断面した状態が示
される。なお、図17では後述の押さえ部材を図示省略
してあり、図15では圧入用肩部37が二点鎖線で示さ
れている。
【0084】図15を参照して、端子圧入用保持手段1
01の構成を説明すると、端子受け部材105は、端子
受け固定部材106と端子受け可動部材107とからな
り、端子受け固定部材106と端子受け可動部材107
とは交互に配置されている。端子受け可動部材107
は、櫛歯状の端子受け固定部材106に形成された溝1
08内の両側壁面とは摺動移動可能に配置されており、
溝108の底面109は所定位置に設定されている。
【0085】端子受け固定部材106および端子受け可
動部材107には、それぞれ前後方向に向けて端子32
の脚部102を受け入れる、端子受け溝71と72とが
形成されている。
【0086】端子受け溝71,72の両側には脚部10
2を受け入れやすいように、長さ方向に向けて溝の底面
に向けられた面取り73が開口側に拡がるように形成さ
れている。
【0087】端子受け可動部材107の上限位置は、図
15に示されるような端子受け固定部材106と一致す
る位置であって、端子受け溝71,72が同一面に並列
される。このような位置決めは、図示省略の上限を位置
決めするストッパと下方から押し上げるばね付勢力によ
って与えられる。
【0088】端子受け可動部材107の下面と溝108
の底面109との距離間隔はP3に設定されている。隣
接する、端子受け固定部材106の間隔(ピッチ)は、
たとえば、5.08mmであり、端子受け可動部材10
7の間隔(ピッチ)は、同じく、5.08mmである。
したがって、隣接する端子受け固定部材106と端子受
け可動部材107との間隔、P2は2.54mm、であ
る。本実施形態においては、P3も、2.54mmに設
定される。すなわち、P2=P3である。
【0089】端子押さえ部材111は、端子受け固定部
材106の端子受け溝71内に載置収容された端子列3
1−2の端子32の脚部102に対して、固定端子押さ
え部材112がそれぞれに配置され、先端の突条部で脚
部102を押さえつけ保持する。
【0090】端子受け可動部材107の端子受け溝72
内に載置収容された端子列31−2の端子32の脚部1
02に対して、櫛歯状の可動端子押さえ部材113が、
固定端子押さえ部材112をまたぐようにして配置さ
れ、先端の突条部で脚部102を押さえつけ保持する。
【0091】この状態は、端子受け可動部材107のば
ね付勢力以下の力で押さえつけ保持固定させる。したが
って、端子受け可動部材107は、図示状態の押し下げ
られない状態にある。また、可動端子押さえ部材113
の櫛歯状の間隔部分、固定端子押さえ部材112の上側
には、所定高さの空間が与えられる。
【0092】以上の状態で、図18に示される端子列3
1−2の自由端である接続部38とキャリア33とを、
細径な部分35で切断して個々の端子32とするのであ
るが、端子32はすべて端子圧入用保持手段101に保
持されているから、整列状態が維持される。
【0093】可動端子押さえ部材113を、端子受け可
動部材107のばね付勢力以上の力で端子32を端子受
け可動部材107とともに押し下げることにより、溝1
08の底面109に押しつけ、位置決めすることができ
る。
【0094】この状態が図16に示される。押し下げら
れた端子受け可動部材107上の端子32は、端子受け
固定部材106上の端子32とは、P3の間隔距離隔て
られることになる。この状態は、隣接する端子32が左
右方向に間隔P2、上下方向に間隔P3の、互い違いの
千鳥配列されたことになる。
【0095】以上のように、端子圧入用保持手段101
に保持された二列の端子32を、同一間隔で端子挿入用
孔9の形成された回路基板1に挿入させ、圧入させるこ
とで二列同時に端子を千鳥配列に圧入し取り付けること
ができる。
【0096】より多くの複数列の端子32を回路基板に
圧入させるには、前実施形態と同様に、すでに圧入され
ている端子32を避けるような逃げを設けることは適宜
に実施可能なことである。
【0097】本発明コネクタの端子圧入用保持手段第3
の一実施形態の要部平面図が図19に、その正面図が図
21に、それぞれ示される。なお、図19は理解を容易
とするために端子押さえ部材が図示省略されている。
【0098】端子圧入用保持手段121の基本的な主要
構成は、端子受け部材122、端子押さえ部材123、
および、第1の端子間隔可変部材124、からなる。な
お、図19において、図の手前側が前側、上側が背面、
であり、図21では、端子の圧入用肩部は図示省略して
ある。
【0099】端子受け部材122は、前方側が角棒状で
その上面に端子受け溝125が前後方向に形成されたも
ので、背面側は図示省略してあるが板状をなし、機械的
強度が与えられている。端子受け溝125の両側には、
端子を受け入れやすくするための、底面方向に向けて傾
斜し開口方向に拡がる面取り126が形成されている。
【0100】端子受け部材122は、それぞれが独立し
て図示左右方向のみに図示省略のガイド手段により移動
可能に支持されている。端子押さえ部材123は、板状
をなし側面視前面側に傾斜して先細りであり、下端面は
端子受け溝125に嵌まり合えるように突条が形成され
ており、端子受け部材122に対して接近ならびに離間
方向に移動可能で、端子受け部材122に連動して図示
左右方向に移動可能でもある。
【0101】第1の端子間隔可変部材124は、図20
の正面図に示されるように、等間隔にナイフエッジを有
し、それぞれが同一厚さの櫛歯状の挿入部分127をそ
なえてなる。挿入部分127の間隔は端子受け部材12
2を受け入れるに適合されている。
【0102】以上の構成で、並列する端子受け部材12
2の隣接間に第1の端子間隔可変部材124の挿入部分
127を挿入させた状態が、図19および、図21の図
(a)に示されている。
【0103】端子押さえ部材123を、端子受け部材1
22から離間させ、その状態で図18に示される端子列
31−2を端子受け部材122上に載置させることによ
り、端子受け溝125内に端子32の脚部102が丁度
収容される。
【0104】本実施形態にあっては、このように端子受
け部材122の間隔(ピッチ)が端子列31−2の端子
32間隔、P2に一致するように設定されている。すな
わち、第1の端子間隔可変部材124の挿入部分127
の間隔と厚さとが、このようになる関係に設定されてい
ることにほかならない。
【0105】ついで、端子受け部材122の上側に端子
押さえ部材123を接近させて、端子32の脚部102
を押さえつけ保持させる、端子列31−2の自由端であ
る接続部38を連結しているキャリア33を、細径な部
分35で切断し端子32を分離させる。
【0106】この状態で、第1の端子間隔可変部材12
4を退避位置とし、端子受け部材122を接近させて密
着状態とする。この状態が図21の図(b)、および図
22に示され、それぞれの端子32の隣接間隔が接近さ
れ設定される。
【0107】本発明にあっては、端子列31−2の端子
32間隔(ピッチ)P2が、たとえば、2.54mmで
ある場合、挿入部分127の厚さを、0.54mmに設
定することにより、図(b)、および図22に示される
端子32のピッチ間隔P4を、2.00mm間隔に変更
し得るものである。
【0108】このように端子圧入用保持手段121の、
端子受け部材122と端子押さえ部材123とにより保
持された端子32を、同一間隔に端子挿入用孔9の形成
された回路基板1に圧入させることができる。
【0109】したがって、ピッチ間隔を変更する必要の
生じた場合に、新規な端子列製造用のプレス型を用意す
ることなく、ピッチ変換の要求に対して即座に応じるこ
とができる。
【0110】本実施形態にあっては、逆の手順により狭
ピッチから広ピッチに拡げることの要求に対しても、適
用し得ることは、あえて説明するまでもなく容易に理解
されよう。
【0111】本発明コネクタの端子圧入用保持手段の第
4の一実施形態の要部正面図が図23に示される。な
お、図23は理解を容易とするために端子圧入用肩部が
図示省略されている。
【0112】端子圧入用保持手段131の基本的な主要
構成は、端子受け部材122、端子押さえ部材123、
および、第2の端子間隔可変部材132、からなる。本
実施形態の要部平面図は図19と実質同じであり、図1
9における符号の124を第2の端子間隔可変部材13
2に置き換えることで理解され得る。
【0113】端子受け部材122は、前方側が角棒状で
その上面に端子受け溝125が前後方向に形成されたも
ので、背面側は図示省略してあるが板状をなし、機械的
強度が与えられている。端子受け溝125の両側には、
端子を受け入れやすくするための、底面方向に向けて傾
斜し開口方向に拡がる面取り126が形成されている。
【0114】端子受け部材122は、それぞれが独立し
て図示左右方向のみに図示省略のガイド手段により移動
可能に支持されている。端子押さえ部材123は、板状
をなし側面視前面側に傾斜して先細りであり、下端面は
端子受け溝125に嵌まり合えるように突条が形成され
ており、端子受け部材122に対して接近ならびに離間
方向に移動可能で、端子受け部材122に連動して図示
左右方向に移動可能でもある。
【0115】第2の端子間隔可変部材132は、図24
の正面図に示されるように、ナイフエッジを有し、それ
ぞれが同一厚さの、第1の挿入部分133、および、斜
面134に連続する第2の挿入部分135、の二段構成
であり、図示密着状態と、左右方向に分離し離間可能で
もある。
【0116】以上の構成で、並列する端子受け部材12
2の隣接間に第2の端子間隔可変部材132の、第1の
挿入部分133を挿入させて全体を密着させた状態が、
図23に示される。このような状態は上記したように、
図19に示されるようでもある。
【0117】端子押さえ部材123を、端子受け部材1
22から離間させ、その状態で図18に示される端子列
31−2を端子受け部材122上に載置させることによ
り、端子受け溝125内に端子32の脚部102が丁度
収容される。
【0118】図23に示される実施形態にあっては、こ
のように端子受け部材122の間隔(ピッチ)が端子列
31−2の端子32間隔、P2に一致するように設定さ
れている。すなわち、第2の端子間隔可変部材132の
第1の挿入部分133の間隔と厚さとが、このようにな
る関係に設定されていることにほかならない。
【0119】ついで、端子受け部材122の上側に端子
押さえ部材123を接近させて、端子32の脚部102
を押さえつけ保持させる。端子列31−2の自由端であ
る接続部38を連結しているキャリア33を、細径な部
分35で切断し端子32を分離させる。
【0120】この状態で、第2の端子間隔可変部材13
2を退避位置とし、端子受け部材122を接近させて密
着状態とする。この状態が図21の図(b)、および図
22に示され、それぞれの端子32の隣接間隔が接近さ
れ設定される。
【0121】本実施形態にあっては、端子列31−2の
端子間隔(ピッチ)P2が、たとえば、2.54mmで
ある場合、第1の挿入部分133の厚さを、0.54m
mに設定することにより、図(b)、および図22に示
される端子32のピッチ間隔P4を、2.00mmに変
更し得るものである。
【0122】このように端子圧入用保持手段131の、
端子受け部材122と端子押さえ部材123により保持
された端子32を、同一間隔に端子挿入用孔の形成され
た回路基板1に圧入させることができる。
【0123】したがって、ピッチ間隔を変更する必要の
生じた場合に、新規な端子列製造用のプレス型を用意す
ることなく、ピッチ変換の要求に対して即座に応じるこ
とができる。
【0124】図25を参照すると、端子受け部材122
の隣接間に第2の端子間隔変換部材131の第2の挿入
部分135を挿入させた状態の正面図が示されている。
この実施形態によると、図23に示される端子列31−
2の端子32間隔よりも、より広い間隔の端子列の端子
32間隔、P5に対応し得ることは、詳細に説明するま
でもなく理解され得る。この場合、第2の端子間隔可変
部材132はそれぞれが図示左右方向へ離間すること
で、端子受け部材122間に挿入され得る。
【0125】このようにして、P5である端子32間隔
を、第2の端子間隔可変部材131を退避させること
で、図21の図(b)、および図22に示されるよう
に、P4とすることができる。
【0126】以上のようにして、本発明第4の実施形態
によると、任意間隔の複数の端子ピッチの端子列を所望
間隔ピッチに変換し得ることができるものである。ま
た、本実施形態のように二段に限定されるものではな
く、より、多段とすることは任意に設定し実施し得るこ
とでもある。
【0127】本発明コネクタに適用され得る高密度配置
が可能な端子構造について、図26に示される概略図を
参照して以下に説明する。図(a)は平面図、図(b)
は正面図、である。本実施形態によると、端子列は図1
に示されるものから作成し得る。
【0128】まず、図1を参照しキャリア33を切断す
るとともに、端子列31を記述したような各種の端子圧
入保持部材に保持させるのであるが、連続している圧入
用肩部37の中間を、各端子32間で切断し分離させる
とともに、図26の図(b)の正面図に、よく示される
ように切断分離された圧入用肩部37を長さ方向と並行
方向、相反する方向に折り曲げ141,142ることに
より、隣接する端子32−2間の圧入用肩部37−2が
形成され、相互間に間隙143が与えられる。
【0129】したがって、図28に示されるコネクタの
端子2および3の間隔を、2.54mmではなく、間隔
(ピッチ)をP0とした、たとえば、P0=1.27m
mとなるような、高密度間隔のコネクタを得ることがで
きる。当然に、端子圧入用保持部材の端子間隔はP0に
設定させるものとする。本実施形態によると、圧入用肩
部37−2の幅を十分に確保し得るので、信頼性があ
り、回路基板への確実な圧入状態が得られる。
【0130】図27に示される端子32−3は、図26
で説明と実質的に同様であるが、端子列31から圧入用
肩部37を切断分離させるとともに、図(b)の正面図
に、よく示されるように、切断分離された圧入用肩部3
7を長さ方向と並行方向に一方を折り曲げ145ること
により、隣接する端子32−3間の圧入用肩部37−3
が形成され、相互間に間隙146が与えられる。したが
って、本実施形態によっても、同様な高密度間隔のコネ
クタを得ることができる。
【0131】以上、説明のように本発明の実施形態の端
子列は、圧入用肩部を連成させることにより、打ち抜き
加工で廃却される材料を、従来に比して半減させること
が可能である。
【0132】また、端子を圧入させる基板は、プリント
配線板などで構成される回路基板としたが、回路基板に
限定されるものではなく、コネクタを構成する枠体など
の基板に圧入させることによる、コネクタ単体の基板で
あることも含まれることである。
【0133】端子についても、回路基板などにおける導
体パターンと、外部回路との接続を行なわせるために
は、両方を含んで少なくとも、必要とするいずれか一方
に接続部があればよいことである。もちろん、コネクタ
単体の場合には両方に接続部を必要とする。
【0134】端子を互い違いに千鳥配列とすることにつ
いても、縦横方向同一間隔に限らず、異なる間隔とする
ことも必要に応じて任意に適用実施可能なことである。
【0135】
【発明の効果】以上、詳細に説明のように本発明、コネ
クタおよびコネクタの製造方法ならびにコネクタ製造装
置によれば、第1に、コネクタ用の端子が所定間隔で横
方向並列状態に多数連結形成されてなる端子列を、それ
ぞれの端子の圧入用肩部で保持し分離させるとともに、
隣接間の端子を並列方向と直交方向所定間隔離間させ
て、互い違いに保持手段の端面に圧入用肩部が接するよ
うにして保持させ、端子を基板の端子挿入用孔に圧入さ
せてコネクタを形成させる。
【0136】上記方法によると、端子を分離させるとと
もに互い違いの状態で保持手段に保持させ、保持手段に
よって、端子を二列分一括して基板に挿入させることが
できるから、きわめて能率的であり、端子間隔を狭小に
して高密度なコネクタを短時間で製造することが可能と
なる。
【0137】第2に、コネクタ用の端子が所定間隔で、
圧入用肩部で横方向並列状態に多数連結形成されてなる
端子列を、それぞれの圧入用肩部の中間で切断するとと
もに、隣接間の端子を並列方向と直交方向所定間隔離間
させて、互い違いに保持手段の端面に圧入横肩部を接触
させて保持手段に保持させ、端子を基板の端子挿入用孔
に圧入させてコネクタを形成させる。
【0138】上記方法によると、端子列のそれぞれの端
子を圧入用肩部の中間部で切断分離すると同時に、切断
装置に互い違いの状態を保持させ、ついで、その状態を
保持手段に保持させて二列分一括して基板に挿入させる
ことができ、従来の端子固定板などを要することなく能
率的であり、端子間隔を狭小にして高密度なコネクタを
短時間で製造することができる。
【0139】第3に、コネクタ用の端子が所定間隔で圧
入用肩部により横方向並列状態に多数連結形成されてな
る端子列を、圧入用肩部の中間で切断装置により切断す
るとともに、隣接間を並列方向と直交方向に所定間隔離
間させ、互い違いの状態に切断装置に保持させ、その状
態の端子をそれぞれに受け入れる所定間隔に形成された
段違いの端子受け溝と、端子受け溝に受け入れられた端
子を押さえつける段違いの端子押さえ部材と、からな
り、端子受け溝の端面に端子の圧入用肩部をあてがい、
基板の端子挿入孔に端子を圧入させる製造装置である。
【0140】上記装置によると、端子列のそれぞれの端
子を圧入用肩部の中間で切断分離させた状態を、互い違
いの千鳥配列を切断装置に保持させた状態で、それぞれ
に端子受け溝に受け入れさせるとともに端子押さえ部材
で押さえつけ保持させ、ついで、端子受け溝の端面によ
り圧入用肩部を押さえつけて二列分一括して基板に圧入
させることができ、きわめて能率的である。
【0141】第4に、コネクタ用の端子が所定間隔で圧
入用肩部により横方向並列状態に多数連結形成されてな
る端子列を、それぞれの端子を圧入用肩部の中間で切断
する切断用のパンチと、ダイ側に段差面と、をそなえ、
パンチによって切断された端子を交互にダイ面と、所定
ストローク位置でパンチによってダイ側の段差面と、に
押さえつけ保持させるようにした製造装置である。
【0142】上記装置によると、端子列のそれぞれの端
子を圧入用肩部の中間部で切断分離させることにより、
パンチによって所定ストローク位置にダイ側の段差面に
押さえつけ保持させることで、ダイ面との間に保持され
た端子との位置関係が所定の互い違いの千鳥配列に、一
括して正確に保持されることになるから、きわめて能率
的である。
【0143】第5に、コネクタ用の端子を個々に所要数
並列させて保持手段に保持させ、それぞれの保持手段間
に所定間隔に設定挿入された端子間隔変換部材を取り外
すとともに、保持手段を並列方向に密着させた状態で、
保持手段によって基板の端子挿入孔に端子を圧入させ
る。
【0144】上記方法によると、所定間隔の保持手段の
それぞれに端子を保持させた状態で、端子間隔可変部材
を取り外し、保持手段を並列密着させることにより、端
子間隔を所望間隔に狭め設定し得るから、端子間隔の変
化に対応した端子列製造用のプレス型の種類を増加させ
ることなく対応させることができる。端子間隔変換部材
を多段とすることにより、一層好都合なものとなる。
【0145】第6に、コネクタ用の端子を個々に受け入
れる端子受け溝と、端子受け溝に受け入れられた端子を
それぞれに押さえつける端子押さえ部材と、を有する端
子保持手段と、端子保持手段の隣接間にそれぞれ挿入さ
れる端子間隔可変部材と、からなり、端子保持手段によ
って保持された端子を基板の端子挿入孔に圧入させる製
造装置である。
【0146】上記装置によると、端子保持手段のそれぞ
れに端子を保持させた状態で、端子間隔可変部材をそれ
ぞれの端子保持手段間に挿入させるか、取り外すか、に
より端子の間隔を所望間隔に拡げることができるか、ま
たは、狭めることができる。
【0147】第7は、コネクタ用の端子が所定間隔で圧
入用肩部により並列状態に多数連結形成されてなる端子
列を、それぞれの端子を圧入用肩部の中間で切断すると
ともに、圧入用肩部を長さ方向と並行方向に折り曲げ、
切断された端子を保持手段に保持させて基板の端子挿入
孔に圧入させる。
【0148】上記方法によると、端子が圧入用肩部で所
定間隔に多数連結形成されている状態から、圧入用肩部
の中間が切断分離されるとともに、端子の長さ方向と並
行方向に圧入用肩部を折り曲げ、端子間が所定間隔の状
態で隣接端子間に空間が与えられるから、圧入用肩部幅
が十分に確保され、しかも端子間の電気的絶縁空間が得
られ、高密度な端子数のコネクタを製造することができ
る。
【0149】第8は、圧入用肩部に長さ方向と並行方向
に折り曲げの形成された端子が、基板に隣接して多数圧
入されてなるコネクタであって、圧入された隣接端子の
相互間に折り曲げにもとづく間隙が圧入用肩部どうし間
に形成されたことにある。
【0150】上記コネクタによると、端子の圧入用肩部
が端子の長さ方向に折り曲げられていることから、折り
曲げにもとづく間隙が隣接する圧入用肩部間に形成さ
れ、きわめて高密度な端子配列にして多端子なコネクタ
を製造し得る。
【0151】第9は、コネクタの形成される基板はプリ
ント配線板であることにより、たとえば、BWBに適用
すると、信号処理の大幅に増大することに容易に応じる
ことができる。
【0152】以上のように本発明によれば、高密度なコ
ネクタの製造性がきわめて能率的であるなど、実用上の
効果は顕著なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明コネクタに適用される端子列の一実施形
態部分拡大平面図である。
【図2】本発明第1のコネクタの製造方法の概略の一実
施形態である。
【図3】本発明端子列の圧入用肩部切断装置要部正面図
である。
【図4】本発明コネクタの端子圧入用保持手段の一実施
形態平面図である。
【図5】図4の側面図である。
【図6】端子圧入用保持手段の端子受け部材正面視拡大
図である。
【図7】図6の平面図である。
【図8】図7の側断面図である。
【図9】端子圧入用保持手段の端子押さえ部材側面視拡
大図である。
【図10】図9の正面図である。
【図11】図5の側断面図である。
【図12】端子保持状態である。
【図13】端子が端子受け部材の端子受け溝に収容され
た状態である。
【図14】図12の正面視要部拡大図および端子圧入説
明図である。
【図15】本発明コネクタの端子圧入用保持手段第2の
一実施形態要部正面視拡大図である。
【図16】図15の作用説明図である。
【図17】図15の平面図である。
【図18】本発明第2の一実施形態に適用される端子列
の平面図である。
【図19】本発明コネクタの端子圧入用保持手段第3の
一実施形態要部平面図である。
【図20】第1の端子間隔可変部材の正面図である。
【図21】図19の正面図および作用説明図(その1)
である。
【図22】図19の作用説明図(その2)である。
【図23】本発明コネクタの端子圧入用保持手段第4の
一実施形態の要部正面図(その1)である。
【図24】第2の端子間隔可変部材の要部正面図であ
る。
【図25】本発明コネクタの端子圧入用保持手段第4の
一実施形態の要部正面図(その2)である。
【図26】本発明コネクタに適用される端子の一実施形
態である。
【図27】本発明コネクタに適用される端子の一実施形
態である。
【図28】コネクタの要部側断面図と正面図である。
【図29】従来のコネクタ(その1)である。
【図30】従来のコネクタ(その2)である。
【図31】従来のコネクタ(その3)である。
【図32】端子の部分拡大平面図である。
【図33】従来の端子の圧入作用説明図である。
【符号の説明】
1 回路基板 2,3 端子列 5 枠体 9 端子挿入孔 31 端子列 31−2 端子列 32 端子 32−2 端子 32−3 端子 33 キャリア 34 パイロット孔 35 細径な部分 36 圧入部 37 圧入用肩部 37−2 圧入用肩部 37−3 圧入用肩部 38,39 接続部 41 切断装置 42 ダイ 43 パンチ 44 押さえ部材 45 ダイ面 47 段差面 51 保持手段 52 基台 53 端子受け部材 55 エアシリンダ 56 支軸 57 支持枠 58 ピストン軸 59 連結杆 61 可動台 62 チューブ接続口 63 端子押さえ部材 65 係合溝 71,72 端子受け溝 73 面取り 74 凹溝 75 凸条 81,82 端子押さえ部材 83 アーム部分 84 押さえ部 85 押さえ面 86 逃げ部分 91 凸条 92 固定側軸 93 リンクアーム 94 可動側軸 101 端子圧入用保持手段 102 脚部 105 端子受け部材 106 端子受け固定部材 107 端子受け可動部材 108 溝 109 底面 111 端子押さえ部材 112 固定端子押さえ部材 113 可動端子押さえ部材 121 端子圧入用保持手段 122 端子受け部材 123 端子押さえ部材 124 第1の端子間隔可変部材 125 端子受け溝 126 面取り 127 挿入部分 131 端子圧入用保持手段 132 第2の端子間隔可変部材 133 第1の挿入部分 134 斜面 135 第2の挿入部分 141,142 折り曲げ 143 間隙 145 折り曲げ 146 間隙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桐生 昭司 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 長田 孝司 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 川又 喜代治 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長さ方向に隣接して基板への圧入部およ
    び圧入用肩部とそれらの少なくとも一方に接続部とをそ
    なえるコネクタ用の端子が所定間隔で横方向に並列状態
    に多数連成されてなる端子列を、それぞれの端子の圧入
    用肩部で保持し分離させるとともに隣接間の端子を所定
    間隔に離間させて互い違いに保持手段の端面に上記圧入
    用肩部が接するようにして保持させ、上記保持手段に保
    持された端子を基板の端子挿入用孔に圧入させることに
    よりコネクタを形成させることを特徴とするコネクタの
    製造方法。
  2. 【請求項2】 長さ方向に隣接して基板への圧入部およ
    び圧入用肩部とそれらの少なくとも一方に接続部とをそ
    なえるコネクタ用の端子が所定間隔で該圧入用肩部によ
    り横方向に並列状態に多数連成されてなる端子列を、そ
    れぞれの端子を圧入用肩部の中間で切断するとともに隣
    接間の端子を所定間隔に離間させて互い違いに保持手段
    の端面に上記圧入用肩部が接するようにして保持させ、
    上記保持手段に保持された端子を基板の端子挿入孔に圧
    入させることによりコネクタを形成させることを特徴と
    するコネクタの製造方法。
  3. 【請求項3】 長さ方向に隣接して基板への圧入部およ
    び圧入用肩部とそれらの少なくとも一方に接続部とをそ
    なえるコネクタ用の端子が所定間隔で該圧入用肩部によ
    り横方向に並列状態に多数連成されてなる端子列をそれ
    ぞれの端子を圧入用肩部の中間で切断装置で切断すると
    ともに隣接間を所定間隔に離間して互い違いに保持され
    た端子を、それぞれに受け入れるべく所定間隔に形成さ
    れた段違いの端子受け溝と、上記端子受け溝に受け入れ
    られた端子を押さえつける段違いの端子押さえ部材と、
    をそなえ、上記端子受け溝の端面に上記端子の圧入用肩
    部をあてがって基板の端子挿入孔に圧入させることを特
    徴とするコネクタ製造装置。
  4. 【請求項4】 長さ方向に隣接して基板への圧入部およ
    び圧入用肩部とそれらの少なくとも一方に接続部とをそ
    なえるコネクタ用の端子が所定間隔で該圧入用肩部によ
    り横方向に並列状態に多数連成されてなる端子列を、上
    記それぞれの端子を圧入用肩部の中間で切断する切断用
    のパンチとダイ側に段差面とをそなえ、上記パンチによ
    って切断された端子を交互にダイ面と所定ストローク位
    置で該パンチによって上記ダイ側の段差面とに押さえつ
    け保持させるようにしたことを特徴とするコネクタ製造
    装置。
  5. 【請求項5】 長さ方向に隣接して基板への圧入部およ
    び圧入用肩部とそれらの少なくとも一方に接続部とをそ
    なえるコネクタ用の端子を個々に所要数並列させて保持
    手段に保持させ、上記それぞれの保持手段を所定間隔に
    設定するよう保持手段間に挿入された端子間隔可変部材
    を取り外すとともに該保持手段を並列方向に密着させた
    状態で保持手段によって基板の端子挿入孔に端子を圧入
    させることを特徴とするコネクタの製造方法。
  6. 【請求項6】 長さ方向に隣接して基板への圧入部およ
    び圧入用肩部とそれらの少なくとも一方に接続部とをそ
    なえるコネクタ用の端子を個々に受け入れる端子受け溝
    と該受け入れられた端子をそれぞれに押さえつける端子
    押さえ部材とを有する端子保持手段と、上記端子保持手
    段の隣接間にそれぞれ挿入される端子間隔可変部材と、
    からなり、上記端子保持手段によって保持された端子を
    基板の端子挿入孔に圧入させることを特徴とするコネク
    タ製造装置。
  7. 【請求項7】 長さ方向に隣接して基板への圧入部およ
    び圧入用肩部とそれらの少なくとも一方に接続部とをそ
    なえるコネクタ用の端子が所定間隔で該圧入用肩部によ
    り横方向に並列状態に多数連成されてなる端子列を、そ
    れぞれの端子を圧入用肩部の中間で切断するとともに該
    圧入用肩部を長さ方向と並行方向に折り曲げ、該切断さ
    れた端子を保持手段に保持させて基板の端子挿入孔に圧
    入させることによりコネクタを形成させることを特徴と
    するコネクタの製造方法。
  8. 【請求項8】 長さ方向に隣接して基板への圧入部およ
    び圧入用肩部とそれらの少なくとも一方に接続部とをそ
    なえ該圧入用肩部に長さ方向と並行方向に折り曲げの形
    成された端子が基板に隣接されて多数圧入されてなるコ
    ネクタであって、上記圧入された隣接端子の相互間に上
    記折り曲げにもとづく間隙が圧入用肩部どうし間に形成
    されてなることを特徴とするコネクタ。
  9. 【請求項9】 上記基板はプリント配線板であることを
    特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の
    コネクタおよびコネクタの製造方法ならびにコネクタ製
    造装置。
JP8183295A 1996-07-12 1996-07-12 コネクタおよびコネクタの製造方法ならびにコネクタ製造装置 Withdrawn JPH1027667A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010277889A (ja) * 2009-05-29 2010-12-09 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタおよびコネクタの製造方法
JP2011129457A (ja) * 2009-12-21 2011-06-30 Hitachi Automotive Systems Ltd コネクタおよびコネクタの製造方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010277889A (ja) * 2009-05-29 2010-12-09 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタおよびコネクタの製造方法
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