JPH10276725A - 茶付き鮮魚製品 - Google Patents

茶付き鮮魚製品

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JPH10276725A
JPH10276725A JP9102589A JP10258997A JPH10276725A JP H10276725 A JPH10276725 A JP H10276725A JP 9102589 A JP9102589 A JP 9102589A JP 10258997 A JP10258997 A JP 10258997A JP H10276725 A JPH10276725 A JP H10276725A
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JP
Japan
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fish
tea
fresh
product
powder
Prior art date
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Pending
Application number
JP9102589A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukimasa Kumada
幸正 久万田
Masahiro Kumada
昌弘 久万田
Akiko Yamamoto
明子 山元
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KUMADA KAISAN KK
Original Assignee
KUMADA KAISAN KK
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  • Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)
  • Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 魚類とともに茶葉を食することにより、茶葉
に含まれる脂溶性のビタミン類を摂取可能とし、かつ、
魚の味覚を高めて魚類を苦手とする人でも無理なく食す
ることができる茶付き鮮魚製品の提供を目的とする。 【解決手段】 茶葉を粉砕して得られた茶粉を、魚類の
表面及び裏面の何れか一方、もしくは両方に全面的に付
着した茶付き鮮魚製品の構成にしてある。茶葉は極く微
細化するかやや粒体が混入する程度まで細分化する。鮮
魚の場合は予備加工として、ひらき,3枚おろし,頭部
を残しての背ひらき、もしくは頭部だけ切断する等の処
理を施してから茶粉を全面的に付着する。乾燥した魚の
場合は、つなぎとして水、もしくは砂糖水とか水飴等の
甘味料、酒などを予め魚体の表面に少量塗ってから茶粉
を付着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は茶付き鮮魚製品に関
し、特には各種魚類の切り身とかひらき,1匹そのま
ま、又は頭部だけを落した魚体表面に粉状化した茶を付
着したことにより、魚とともに茶を直接食するようにし
た茶付き鮮魚製品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】お茶の葉には多量のビタミンC,B2
外、タンニン,カルシウム,ナイアシン,各種アミノ酸
が含まれており、お茶を飲むことによって特にビタミン
Cがメラニン色素の生成を抑制して肌を白く保つととも
に肌に弾力性を与え、水分の減少を防止するなどの作用
があって美容上での効果が大きいことが知られている。
しかしお茶の葉に含まれているビタミンA,D,E,K
等は水分に溶解しにくいため、単にお茶を飲んだだけで
は摂取することができない。
【0003】上記ビタミンには脂溶性と水溶性とがあっ
て、脂溶性のものには前記ビタミンA,D,E,Kがあ
り、その他は水溶性である。特にビタミンAは病原菌に
対する抵抗力を与える作用があり、ビタミンDはカルシ
ウムを体内に沈着させて骨の軟化を防止する作用があ
る。ビタミンEは不妊症とか運動マヒを防止する作用が
あり、ビタミンKは血液に凝固性を与える作用がある。
【0004】お茶の効能としては、前記以外にも眠気の
除去とか気分をリフレッシュする作用、肥満の予防と老
化の防止、更にガンとか高血圧症にも効くという効果が
知られている。
【0005】一方、代表的な海産物である魚類は良質な
蛋白源であるとともに種々の栄養素を含んでおり、我国
では古来から食料品として重用されている。通常、魚は
そのまま食用に供するか、切り身,ひらき,干物にする
方法が一般的であり、食べる際には、焼く、煮る、揚げ
る、生のまま刺身にすることが多い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記したようにお茶に
含まれている脂溶性のビタミン類は、単にお茶を飲むだ
けでは摂取することができないので、これらのビタミン
類を摂取するためには、茶葉を直接食べる以外に方法が
ないものと考えられる。しかし我国ではお茶葉を直接食
べるという慣習はなく、味覚上からも問題点が存在する
ため、折角お茶の葉に含まれているビタミンA,D,
E,K等は茶殻とともにむざむざ廃棄しているのが現状
である。
【0007】他方で魚類には脂肪分がかなり含まれてい
る上、特有の生臭さがあるため、魚類を食することを苦
手としたり、敬遠する向きも多々あり、栄養価の高いこ
とは認識していても食べることができない人もいるのが
実状である。
【0008】そこで本発明は、魚類とともに茶葉を食す
ることによって前記脂溶性のビタミン類でも摂取するこ
とができるとともに、茶葉により魚の持つ脂っこさとか
生臭さを緩和・抑制して、魚類を苦手としたり敬遠して
いる人でも無理なく食することができる茶付き鮮魚製品
を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、茶葉を粉砕して得られた茶粉を、魚類の表
面及び裏面の何れか一方、もしくは両方に全面的に付着
したことを基本とする茶付き鮮魚製品を提供する。
【0010】茶葉の粉砕は、極く微細化するかもしくは
やや粒体が混入する程度まで細分化する。使用する魚類
は、鮮魚,冷凍魚及び乾燥した魚の何れでも良い。鮮魚
の場合は予備加工として、ひらき,3枚おろし,頭部を
残しての背ひらき、もしくは頭部だけ切断する等の処理
を施してから茶粉を表面及び裏面の何れか一方、もしく
は両方に全面的に付着する。
【0011】必要に応じて鮮魚の魚体を真水で洗って血
抜きを行い、味付けのために所定時間だけ塩漬け又はみ
りん漬けにし、取り出した魚体の表面に付着している塩
分を真水で洗い落してから茶粉を付着する。
【0012】乾燥した魚の場合は、つなぎとして水、も
しくは砂糖水とか水飴等の甘味料、酒などを予め魚体の
表面に少量塗ってから茶粉を付着する。また、鮮魚の腹
部に切れ目を入れて内臓を取り、茶粉を切れ目から腹部
内に詰め込んだ例と、鮮魚の口部にバキュームのノズル
を挿入し、吸引により内臓を取り出した後に茶粉を口部
から腹部内に詰め込んだ例とを提供する。
【0013】かかる茶付き鮮魚製品によれば、これらの
鮮魚製品を単に焼くか蒸すことによって簡単に食べるこ
とができるとともに、食用時には魚とともに茶葉を一緒
に食べることによって茶葉に含まれている脂溶性のビタ
ミン類でも摂取することができる。また、茶葉によって
魚の持つ脂っこさとか生臭さが緩和・抑制されるため、
魚類を敬遠している人でも無理なく食することが可能と
なる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて本発明にかか
る茶付き鮮魚製品の各種実施例を説明する。図6は本発
明の各実施例で使用する通常の茶葉1の形態を示してい
る。茶葉1としてはせん茶,玄米茶又は緑茶などの中か
ら選択する。勿論他の茶葉でも良く、茶の種類は特に限
定しない。
【0015】図7は上記の茶葉1を粉砕することによっ
て得られた茶粉2の例を示している。この粉砕の度合と
しては、極く微細化するか、やや粒体が混入する程度ま
で細分化する場合とがあり、人が食する際の食感を害さ
ないように粉砕の度合を選択すればよい。この茶粉2を
製造するには、茶葉1をミキサ内に投入して適当な時間
内で粉砕することによって得ることができる。
【0016】次に製品にするための魚類を用意する。魚
類としては、サバ、アジ、カマス、サンマ、イカ、ホッ
ケ、太刀魚等を用いれば好適であるが、食用に適するも
のであればその他の魚類であっても良い。
【0017】使用する魚類として、鮮魚の例と冷凍魚の
例、及び干物のように乾燥した魚の例が考えられる。鮮
魚はそのまま使用可能であるが、冷凍魚の場合は解凍し
てから使用する。乾燥していない魚には水分が約40%
含まれており、乾燥した魚には水分が約5%含まれてい
る。通常、魚の乾燥手段としては、機械干しとか天日干
し等がある。
【0018】魚類として鮮魚を用いる場合には、先ず予
備加工として、ひらき、3枚おろし、頭部を残しての背
ひらき、もしくは頭部だけ切断する等の処理を施す。乾
燥した魚の場合はそのままでよい。
【0019】次に鮮魚の魚体を真水で洗って血抜きを行
い、味付けのために所定時間だけ塩漬け又はみりん漬け
にする。そして取り出した魚体の表面に付着している塩
分は真水で洗い落す。尚、これらの血抜きとか塩漬け又
はみりん漬けにする工程は不可欠の作業ではなく、魚の
種類によっては不要の場合もある。
【0020】予備加工を施した鮮魚と乾燥した魚の表面
及び裏面の何れか一方もしくは両方に、前記茶粉2を全
面的に付着する。鮮魚には水分が約40%も含まれてい
るので、茶粉2の適量をまぶすか振りかけるだけで、全
面にほぼ均等に付着させることができる。
【0021】他方の乾燥した魚の場合は、茶粉2の付着
が完全に行えない場合があるため、つなぎとして水、も
しくは砂糖水とか水飴等の甘味料、酒などを予め魚体の
表面に少量塗ってから茶粉2をまぶすか振りかけること
によって全面に付着させることができる。
【0022】このように茶粉2を付着させた魚体を一体
ずつ真空パックとかトレーパック、もしくは単に透明な
袋に詰めて包装を行い、製品化する。
【0023】次に図1〜図5に基づいて具体的な各種実
施例を説明する。図1の例は鮮魚として3枚におろした
生サバ3を用いており、この生サバ3の表面及び裏面の
何れか一方もしくは両方に前記茶粉2,2を付着する。
生サバ3の持つ水分により、茶粉2,2を振りかけるだ
けで均等に付着させることができる。そして包装機にか
けて真空パックを行って製品とする。
【0024】サバは脂質が多いので、蛋白質を補ったり
胃を丈夫にして体力を付けるといった効能がある。豊富
に含まれているビタミンB2は口内炎などの予防と血液
循環の良化、美肌効果も大きいことで知られている。
【0025】上記生サバ3に代えて乾燥したサバを使用
する場合には、前記したようにつなぎとして水、砂糖
水、酒などを魚体の表面に少量塗った後に茶粉2,2を
振りかけて均等に付着させ、以下同様に真空パックを行
って製品とする。
【0026】図2は鮮魚としての生アジ4を腹ひらきと
し、魚体を真水で洗って血抜きを行ってから味付けのた
めに所定時間みりん漬けにし、表面及び裏面の何れか一
方もしくは両方に茶粉2,2を均等に付着した例であ
る。以下同様に真空パックを行って製品とする。
【0027】図3は鮮魚としての生アジ4の頭部4aを
残して背ひらきとし、魚体を真水で洗って血抜きを行っ
てから味付けのために所定時間だけ塩漬けにし、魚体の
表面に付着している塩分を真水で洗い落してから魚体の
表面及び裏面の何れか一方もしくは両方に茶粉2,2を
均等に付着した例である。以下同様に真空パックを行っ
て製品とする。
【0028】図4は鮮魚として生アジ4の腹部に切れ目
4bを入れて内臓とエラを取り、魚体を真水で洗って血
抜きを行ってから茶粉2,2を切れ目4bから腹部内に
詰め込んだ例である。以下同様に真空パックを行って製
品とする。
【0029】工程を短縮化するため、生アジ4の腹部に
切れ目4bを入れる代わりに図外のバキューム機のノズ
ルを生アジ4の口部4cから挿入し、吸引により内臓を
取り出した後に茶粉2,2を口部4cから腹部内に詰め
込むか、もしくは魚体の表面及び裏面の何れか一方もし
くは両方に茶粉2,2を均等に付着しても良い。
【0030】図5は鮮魚としての生アジ4の頭部をカッ
トして内臓とエラを取り、魚体を真水で洗ってから茶粉
2,2を魚体の表面及び裏面の何れか一方もしくは両方
に均等に付着した例である。以下同様に真空パックを行
って製品とする。
【0031】かかる各種実施例の鮮魚製品を食用に供す
る際には、包装を解除した後、単に焼くか蒸すことによ
って簡単に食べることができる。食用時には魚とともに
茶粉2,2を一緒に食べることが本発明にかかる鮮魚製
品の特徴となっている。
【0032】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かる茶付き鮮魚製品によれば、魚類を食する際に魚とと
もに茶葉を一緒に食べることが可能となり、茶葉に含ま
れている脂溶性のビタミン類でも摂取することができ
る。特にお茶を飲むだけでは摂取することができない脂
溶性のビタミンA,D,E,K等を無理なく摂取して健
康上の効果が大である。
【0033】更に茶葉によって魚の持つ脂っこさとか生
臭さが緩和・抑制されるため、魚類の味覚が高められ、
従来から魚類を敬遠している人でも食することが可能と
なる。従って本発明によれば、魚類とともに茶葉を食す
ることによる健康上の効果と、魚の味覚向上に伴う食欲
増進効果をともに満足する茶付き鮮魚製品を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例として鮮魚に生サバを用いた例
を示す正面図。
【図2】鮮魚に生アジを用いた例を示す正面図。
【図3】鮮魚として生アジの頭部を残して背ひらきとし
た例を示す正面図。
【図4】鮮魚としての生アジの腹部に切れ目を入れて茶
粉を腹部内に詰め込んだ例を示す正面図。
【図5】鮮魚としての生アジの頭部をカットしてから茶
粉を均等に付着した例を示す正面図。
【図6】本発明の各実施例で使用する通常の茶葉の形態
を示す平面図。
【図7】茶葉を粉砕することによって得られた茶粉の例
を示す平面図。
【符号の説明】
1…茶葉 2…茶紛 3…生サバ 4…生アジ 4a…頭部 4b…切れ目

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 茶葉を粉砕して得られた茶粉を、魚類の
    表面及び裏面の何れか一方、もしくは両方に全面的に付
    着したことを特徴とする茶付き鮮魚製品。
  2. 【請求項2】 茶葉の粉砕は、極く微細化するかもしく
    はやや粒体が混入する程度まで細分化するようにした請
    求項1記載の茶付き鮮魚製品。
  3. 【請求項3】 使用する魚類として、鮮魚,冷凍魚及び
    乾燥した魚を用いた請求項1又は2記載の茶付き鮮魚製
    品。
  4. 【請求項4】 鮮魚をひらき、3枚おろし、頭部を残し
    ての背ひらき、もしくは頭部だけ切断する予備加工を施
    してから茶粉を付着したことを特徴とする請求項1,2
    又は3記載の茶付き鮮魚製品。
  5. 【請求項5】 鮮魚の魚体を真水で洗って血抜きを行
    い、味付けのために所定時間だけ塩漬け又はみりん漬け
    にし、取り出した魚体の表面に付着している塩分は真水
    で洗い落してから茶粉を付着したことを特徴とする請求
    項1,2,3又は4記載の茶付き鮮魚製品。
  6. 【請求項6】 乾燥した魚につなぎとして水、もしくは
    砂糖水とか水飴等の甘味料、酒などを予め魚体の表面に
    少量塗ってから茶粉を付着したことを特徴とする請求項
    1,2,3又は4記載の茶付き鮮魚製品。
  7. 【請求項7】 鮮魚の腹部に切れ目を入れて内臓を取
    り、茶粉を切れ目から腹部内に詰め込んだことを特徴と
    する請求項1,2,3又は4記載の茶付き鮮魚製品。
  8. 【請求項8】 鮮魚の口部にバキュームのノズルを挿入
    し、吸引により内臓を取り出した後に茶粉を口部から腹
    部内に詰め込んだことを特徴とする請求項1,2,3又
    は4記載の茶付き鮮魚製品。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004105101A (ja) * 2002-09-19 2004-04-08 Hideo Takahashi 魚のほぐし身及びその製造方法

Cited By (1)

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