JPH10276854A - 椅 子 - Google Patents
椅 子Info
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- JPH10276854A JPH10276854A JP8705897A JP8705897A JPH10276854A JP H10276854 A JPH10276854 A JP H10276854A JP 8705897 A JP8705897 A JP 8705897A JP 8705897 A JP8705897 A JP 8705897A JP H10276854 A JPH10276854 A JP H10276854A
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- seat
- elastic sheet
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Landscapes
- Non-Insulated Conductors (AREA)
- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】従来構造の座では外観をスマートに仕上げるこ
とが難しく、高い除電効果も期待できないという問題が
ある 【解決手段】座2を、中央に開口部21aを有した座枠
21と、その開口部21aを閉塞する位置に張設した導
電性を有する弾性シート部材22とを備えてなるものに
した。
とが難しく、高い除電効果も期待できないという問題が
ある 【解決手段】座2を、中央に開口部21aを有した座枠
21と、その開口部21aを閉塞する位置に張設した導
電性を有する弾性シート部材22とを備えてなるものに
した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、それ自体の帯電を
効果的に防止できるようにした椅子に関するものであ
る。
効果的に防止できるようにした椅子に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、椅子の帯電が問題となる場合
が少なくない。このような帯電現象の原因として、人が
椅子に着座している間に人体と座部或いは背部との間に
摩擦摺動により誘電分極電荷が発生し、人が椅子から離
れるときに座や背凭れに電荷が残って帯電状態となる場
合や、近時オフィス等に大量に導入されているOA機器
から人体を通じて流れ込んだ電荷が椅子に蓄積されて帯
電状態となる場合等が挙げられる。そして、このように
椅子が帯電すると、例えば次にその椅子に着座しようと
する者が椅子に触れた瞬間に電荷が人体を通じて放電
し、人に不快感やそれ以上の衝撃を与えることが少なく
ない。
が少なくない。このような帯電現象の原因として、人が
椅子に着座している間に人体と座部或いは背部との間に
摩擦摺動により誘電分極電荷が発生し、人が椅子から離
れるときに座や背凭れに電荷が残って帯電状態となる場
合や、近時オフィス等に大量に導入されているOA機器
から人体を通じて流れ込んだ電荷が椅子に蓄積されて帯
電状態となる場合等が挙げられる。そして、このように
椅子が帯電すると、例えば次にその椅子に着座しようと
する者が椅子に触れた瞬間に電荷が人体を通じて放電
し、人に不快感やそれ以上の衝撃を与えることが少なく
ない。
【0003】そこで、近時においては、このような椅子
の帯電を防止するための方策として、全体に略均一な厚
みを有する座板にクッション材を載設し、このクッショ
ン材を被包する位置に導電性のある上張地を配設してこ
の上張地の一部をアースするようにしたものが知られて
いる。
の帯電を防止するための方策として、全体に略均一な厚
みを有する座板にクッション材を載設し、このクッショ
ン材を被包する位置に導電性のある上張地を配設してこ
の上張地の一部をアースするようにしたものが知られて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
座板に荷重をバックアップさせたのでは、座の弾性を考
慮してクッション材をある程度厚肉なものにせざるを得
ず、座板にも座の面積に略対応する大きさのものが必要
になる。このため、材料コストが掛かる上に、座をスマ
ートな外観のものにすることができなくなるという不都
合がある。しかも、上張地上の電荷をアース箇所を通じ
て積極的に除電する場合、上張地の下面にクッション材
が添設されていると電荷の移動が妨げられ易いだけでな
く、上張地の下面が空間に向かって開放されていないた
めコロナ放電にも頼れず、高い除電効果を期待できない
という問題もある。
座板に荷重をバックアップさせたのでは、座の弾性を考
慮してクッション材をある程度厚肉なものにせざるを得
ず、座板にも座の面積に略対応する大きさのものが必要
になる。このため、材料コストが掛かる上に、座をスマ
ートな外観のものにすることができなくなるという不都
合がある。しかも、上張地上の電荷をアース箇所を通じ
て積極的に除電する場合、上張地の下面にクッション材
が添設されていると電荷の移動が妨げられ易いだけでな
く、上張地の下面が空間に向かって開放されていないた
めコロナ放電にも頼れず、高い除電効果を期待できない
という問題もある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本発明は、極力少ない部品点数で座に有効な帯
電防止機能や除電機能を付与することとしている。
ために、本発明は、極力少ない部品点数で座に有効な帯
電防止機能や除電機能を付与することとしている。
【0006】
【発明の実施の形態】すなわち、本発明の椅子は、座
を、中央に開口部を有した座枠と、前記開口部を閉塞す
る位置に張設した導電性を有する弾性シート部材とを具
備してなるものにしたことを特徴とする。このように構
成すれば、座枠に張設した弾性シート部材が開口部にお
いて上下方向に自在に撓ることによって座に有効な弾性
を持ち込める。このため、厚肉なクッション材を採用せ
ずとも座に快適な使用感を付与することができる。しか
も、弾性シート部材の下面にクッション材のような余分
な部材が添設しないため、電荷が移動しようとする際の
物理的妨げを有効に低減することができ、また弾性シー
ト部材から下面側への直接的なコロナ放電にも期待する
ことができる。
を、中央に開口部を有した座枠と、前記開口部を閉塞す
る位置に張設した導電性を有する弾性シート部材とを具
備してなるものにしたことを特徴とする。このように構
成すれば、座枠に張設した弾性シート部材が開口部にお
いて上下方向に自在に撓ることによって座に有効な弾性
を持ち込める。このため、厚肉なクッション材を採用せ
ずとも座に快適な使用感を付与することができる。しか
も、弾性シート部材の下面にクッション材のような余分
な部材が添設しないため、電荷が移動しようとする際の
物理的妨げを有効に低減することができ、また弾性シー
ト部材から下面側への直接的なコロナ放電にも期待する
ことができる。
【0007】高い除電効果を期待するためには、弾性シ
ート部材の上面を露出させて人体が直接接触し得る状態
にし、少なくともその一部をアースした座枠若しくは座
枠周辺に設けたアース箇所に電気的に接続しておくこと
が有効となる。この場合に、人体から弾性シート部材へ
の集電作用をより有効に営ましめるためには、弾性シー
ト部材の上面を毛羽立ちを有したものにしておくことが
望ましい。
ート部材の上面を露出させて人体が直接接触し得る状態
にし、少なくともその一部をアースした座枠若しくは座
枠周辺に設けたアース箇所に電気的に接続しておくこと
が有効となる。この場合に、人体から弾性シート部材へ
の集電作用をより有効に営ましめるためには、弾性シー
ト部材の上面を毛羽立ちを有したものにしておくことが
望ましい。
【0008】少なくとも帯電防止機能を確保した上で椅
子の外観を自由に調製できるようにするためには、弾性
シート部材の上面を上張地で被覆し、上張地の電荷を弾
性シート部材側に集電させるようにすればよい。この場
合にも、弾性シート部材の上面を毛羽立ちを有したもの
にしておけば、弾性シート部材と上張地との接触部を通
じて上張地から弾性シート部材側に効率良く電荷が移動
するので、少なくとも上張地に対する帯電防止の実効を
高めることができる。しかも、上張地自体の素材は限定
されないため、使用感や外観を追求する自由度が確保さ
れることとなる。
子の外観を自由に調製できるようにするためには、弾性
シート部材の上面を上張地で被覆し、上張地の電荷を弾
性シート部材側に集電させるようにすればよい。この場
合にも、弾性シート部材の上面を毛羽立ちを有したもの
にしておけば、弾性シート部材と上張地との接触部を通
じて上張地から弾性シート部材側に効率良く電荷が移動
するので、少なくとも上張地に対する帯電防止の実効を
高めることができる。しかも、上張地自体の素材は限定
されないため、使用感や外観を追求する自由度が確保さ
れることとなる。
【0009】上張地を採用しても除電効果を有効に得る
ためには、弾性シート部材の少なくとも一部をアースし
た座枠若しくは座枠周辺に設けたアース箇所に電気的に
接続しておけばよい。以上において、弾性シート部材か
ら下面側へのコロナ放電を促進するためには、空間に向
かって開放されている弾性シート部材の下面を毛羽立ち
を有したものにしておくことが好ましい。
ためには、弾性シート部材の少なくとも一部をアースし
た座枠若しくは座枠周辺に設けたアース箇所に電気的に
接続しておけばよい。以上において、弾性シート部材か
ら下面側へのコロナ放電を促進するためには、空間に向
かって開放されている弾性シート部材の下面を毛羽立ち
を有したものにしておくことが好ましい。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面を参照して
説明する。図1及び図2に示す椅子は、椅子本体1に静
電気対策を施した状態で座2を取り付けてなるものであ
る。椅子本体1は、下端にキャスタ11aが取着され上
端が後上方に直線状に伸びて横架材12の両端下面に剛
結されてなる左右一対の前脚11と、下端にキャスタ1
3aが取着され上端が前上方に湾曲して伸びるとともに
その中間部が横架材12の上面に剛結されてなる左右一
対の後脚13とから構成されるもので、これら前脚1
1、横架材12及び後脚13によって自立性が付与され
ている。そして、前記後脚13の上端に座受部14を支
持させている。この座受部14は、パイプ部材を無端枠
状に折り曲げることにより成形した前縁部14a、後縁
部14b及び側縁部14cと、側縁部14c間に横架さ
せてなる補強桟14dと、前縁部14a及び補強桟14
dに一定の距離を隔てて対面状態で支持させてなる一対
のブラケット14eとを具備してなるもので、前記後脚
13の上端にこれら両ブラケット14eを支軸13bを
介して遊動可能に支持させている。
説明する。図1及び図2に示す椅子は、椅子本体1に静
電気対策を施した状態で座2を取り付けてなるものであ
る。椅子本体1は、下端にキャスタ11aが取着され上
端が後上方に直線状に伸びて横架材12の両端下面に剛
結されてなる左右一対の前脚11と、下端にキャスタ1
3aが取着され上端が前上方に湾曲して伸びるとともに
その中間部が横架材12の上面に剛結されてなる左右一
対の後脚13とから構成されるもので、これら前脚1
1、横架材12及び後脚13によって自立性が付与され
ている。そして、前記後脚13の上端に座受部14を支
持させている。この座受部14は、パイプ部材を無端枠
状に折り曲げることにより成形した前縁部14a、後縁
部14b及び側縁部14cと、側縁部14c間に横架さ
せてなる補強桟14dと、前縁部14a及び補強桟14
dに一定の距離を隔てて対面状態で支持させてなる一対
のブラケット14eとを具備してなるもので、前記後脚
13の上端にこれら両ブラケット14eを支軸13bを
介して遊動可能に支持させている。
【0011】また、前記横架材12には、前脚11の上
端に略連続する位置より後上方に向けて背支桿15が立
設してある。この背支桿15は、前記横架材12の内部
に収容した図示しないトーションバーに下端を固設さ
れ、該トーションバーを捩じりながら後傾可能とされた
ものであり、左右の背支桿15の上端に背凭れ3を取付
けるとともに、この背凭れ3の下縁中央部に前記座受部
14の後縁部14bを蝶結部材31を介してロッキング
動作可能に吊持させている。
端に略連続する位置より後上方に向けて背支桿15が立
設してある。この背支桿15は、前記横架材12の内部
に収容した図示しないトーションバーに下端を固設さ
れ、該トーションバーを捩じりながら後傾可能とされた
ものであり、左右の背支桿15の上端に背凭れ3を取付
けるとともに、この背凭れ3の下縁中央部に前記座受部
14の後縁部14bを蝶結部材31を介してロッキング
動作可能に吊持させている。
【0012】ところで、前記座受部14及び後脚13に
は金属製のパイプ素材が採用してあり、キャスタ13a
にも導電性のものが採用してあって、これら後脚13及
びキャスタ13aを介して前記座受部14が床面に電気
的に接続され、本発明に係る座枠周辺のアース箇所とさ
れている。そして、この座受部14に、座2を取り付け
ている。図3は取付状態にある座2の底面図であり、図
4は図3におけるIV−IV線端面図、図5は座2を座
受部14から取り外した状態の底面図、図6は更にこの
座2から後述する上張地23を取り除いた状態の平面図
である。すなわち、この座2は、合成樹脂により成形さ
れ中央に開口部21aを有する座枠21と、この座枠2
1の上面側において開口部21aを閉塞する位置に配設
され周縁部をそれぞれ座枠21の開口部周辺に貼着する
ことにより張設されてなる弾性シート部材22と、前記
座枠21を弾性シート部材22もろとも被包し周縁部を
座枠21の下面に巻き込んだ位置に保持させてなる上張
地23とから構成されるもので、前記弾性シート部材2
2には導電性を有し且つ上面側及び下面側に毛羽立ちを
有した素材のものが用いられている。勿論、この弾性シ
ート部材22には、平面方向にある程度有効な引っ張り
強度を有するものが用いられているのは言うまでもな
い。そして、この座枠21の前縁側の下縁2箇所及び後
縁側の下面1箇所よりそれぞれ係合爪21b、21cを
垂下させ、これらの係合爪21b、21cをそれぞれ前
記座受部14の前縁部14a及び後縁部14bに内側か
ら係合させて、該座2を座受部14に取り付けている。
は金属製のパイプ素材が採用してあり、キャスタ13a
にも導電性のものが採用してあって、これら後脚13及
びキャスタ13aを介して前記座受部14が床面に電気
的に接続され、本発明に係る座枠周辺のアース箇所とさ
れている。そして、この座受部14に、座2を取り付け
ている。図3は取付状態にある座2の底面図であり、図
4は図3におけるIV−IV線端面図、図5は座2を座
受部14から取り外した状態の底面図、図6は更にこの
座2から後述する上張地23を取り除いた状態の平面図
である。すなわち、この座2は、合成樹脂により成形さ
れ中央に開口部21aを有する座枠21と、この座枠2
1の上面側において開口部21aを閉塞する位置に配設
され周縁部をそれぞれ座枠21の開口部周辺に貼着する
ことにより張設されてなる弾性シート部材22と、前記
座枠21を弾性シート部材22もろとも被包し周縁部を
座枠21の下面に巻き込んだ位置に保持させてなる上張
地23とから構成されるもので、前記弾性シート部材2
2には導電性を有し且つ上面側及び下面側に毛羽立ちを
有した素材のものが用いられている。勿論、この弾性シ
ート部材22には、平面方向にある程度有効な引っ張り
強度を有するものが用いられているのは言うまでもな
い。そして、この座枠21の前縁側の下縁2箇所及び後
縁側の下面1箇所よりそれぞれ係合爪21b、21cを
垂下させ、これらの係合爪21b、21cをそれぞれ前
記座受部14の前縁部14a及び後縁部14bに内側か
ら係合させて、該座2を座受部14に取り付けている。
【0013】さらに、この実施例では前記弾性シート部
材22を、適宜の手段によって前記座受部14に電気的
に接続している。その手法としては、例えば前記座枠2
1及び弾性シート部材22に図6に示すようなビス挿通
孔4を設けておき、このビス挿通孔4に図示しないビス
を挿通して座受部14の側縁14cに締着することによ
り、ビスの頭を弾性シート部材22に密着させ、ビスの
先端を座受部14に密着させて、弾性シート部材22を
座枠周辺のアース箇所である座受部14に電気的に接続
する手法が挙げられる。勿論、このようにすれば座枠2
1を座受部14に強固に固定する効果が得られるのは言
うまでもない。また、このような構造以外にも、弾性シ
ート部材22の周縁部22aを図4の位置から更に座枠
21の周縁部下面にまで巻き込んで座枠周辺のアース箇
所である座受部14の側縁部14cに直接接触させた
り、座受部14自体をアースされた座枠として用いこれ
に直接弾性シート部材22を張設するなど、その手法は
任意である。
材22を、適宜の手段によって前記座受部14に電気的
に接続している。その手法としては、例えば前記座枠2
1及び弾性シート部材22に図6に示すようなビス挿通
孔4を設けておき、このビス挿通孔4に図示しないビス
を挿通して座受部14の側縁14cに締着することによ
り、ビスの頭を弾性シート部材22に密着させ、ビスの
先端を座受部14に密着させて、弾性シート部材22を
座枠周辺のアース箇所である座受部14に電気的に接続
する手法が挙げられる。勿論、このようにすれば座枠2
1を座受部14に強固に固定する効果が得られるのは言
うまでもない。また、このような構造以外にも、弾性シ
ート部材22の周縁部22aを図4の位置から更に座枠
21の周縁部下面にまで巻き込んで座枠周辺のアース箇
所である座受部14の側縁部14cに直接接触させた
り、座受部14自体をアースされた座枠として用いこれ
に直接弾性シート部材22を張設するなど、その手法は
任意である。
【0014】以上のような構成からなる本実施例の椅子
は、座枠21に張設した弾性シート部材22が開口部2
1aにおいて上下方向に自在に撓ることによって座2に
有効な弾性が持ち込まれることになる。このため、厚肉
なクッション材を座板の上に載置して座を構成する場合
に比べて、座2に薄肉でスマートな外観を整えつつ、快
適な使用感が得られるような弾性を付与することができ
る。しかも、弾性シート部材22の下面にクッション材
を添設させない構造のため、材料コストが節約できる上
に、除電時に弾性シート部材22を通じて移動しようと
する電荷が絶縁体であるクッション材によって妨げられ
る事態も有効に防止することができる。さらに、弾性シ
ート部材22の下面側が空間に向かって開放されている
ため、コロナ放電を通じて弾性シート部材22の電荷が
除電されることも期待することができる。
は、座枠21に張設した弾性シート部材22が開口部2
1aにおいて上下方向に自在に撓ることによって座2に
有効な弾性が持ち込まれることになる。このため、厚肉
なクッション材を座板の上に載置して座を構成する場合
に比べて、座2に薄肉でスマートな外観を整えつつ、快
適な使用感が得られるような弾性を付与することができ
る。しかも、弾性シート部材22の下面にクッション材
を添設させない構造のため、材料コストが節約できる上
に、除電時に弾性シート部材22を通じて移動しようと
する電荷が絶縁体であるクッション材によって妨げられ
る事態も有効に防止することができる。さらに、弾性シ
ート部材22の下面側が空間に向かって開放されている
ため、コロナ放電を通じて弾性シート部材22の電荷が
除電されることも期待することができる。
【0015】特に、本実施例のものは、弾性シート部材
22の上面を上張地23で被覆しており、上張地23側
の電荷を弾性シート部材22側に移動させて集電するよ
うにしているため、椅子の外観を構成する上張地23の
素材が限定される事がなく、自由な調製によって従来同
様、良好な外観や使用感を追求することができる。勿
論、このように弾性シート部材22を上張地23で覆っ
ても、弾性シート部材22の上面を毛羽立ちを有したも
のにしているため、その毛羽立ちを構成する起毛の先端
がいたる所で上張地23の下面に接触し、上張地23側
にある電荷をその接触部を通じて弾性シート部材22側
に効率よく移動させることとなる。さらに、このように
して弾性シート部材22側に移動した電荷の殆どは、上
述したコロナ放電よりも先に座枠21の周辺に設けたア
ース箇所たる座受部14を通じて速やかに除電されるた
め、人が着座している間に発生する電荷のみならず、例
えばカーペット上を歩いて来て着座することにより持ち
込まれる電荷をも極めて高い効率で除電することができ
る。
22の上面を上張地23で被覆しており、上張地23側
の電荷を弾性シート部材22側に移動させて集電するよ
うにしているため、椅子の外観を構成する上張地23の
素材が限定される事がなく、自由な調製によって従来同
様、良好な外観や使用感を追求することができる。勿
論、このように弾性シート部材22を上張地23で覆っ
ても、弾性シート部材22の上面を毛羽立ちを有したも
のにしているため、その毛羽立ちを構成する起毛の先端
がいたる所で上張地23の下面に接触し、上張地23側
にある電荷をその接触部を通じて弾性シート部材22側
に効率よく移動させることとなる。さらに、このように
して弾性シート部材22側に移動した電荷の殆どは、上
述したコロナ放電よりも先に座枠21の周辺に設けたア
ース箇所たる座受部14を通じて速やかに除電されるた
め、人が着座している間に発生する電荷のみならず、例
えばカーペット上を歩いて来て着座することにより持ち
込まれる電荷をも極めて高い効率で除電することができ
る。
【0016】なお、各部の具体的構成は、上述した実施
例のみに限定されるものではない。例えば、上記実施例
において座受部をアースしない場合にも、少なくとも上
張地上の電荷は弾性シート部材側へ移動するため、有効
な帯電防止策になり得る。また、外観や使用感などが問
題とならない場合には、前記実施例において上張地23
を取り除き、弾性シート部材22の上面を直接露出させ
た状態で使用することもできる。このようにすれば、人
体が導電性のある弾性シート部材22に直接接触するの
で、人体から弾性シート部材22側への電荷の移動が更
に促進され、除電効果を一層有効なものにすることがで
きる。
例のみに限定されるものではない。例えば、上記実施例
において座受部をアースしない場合にも、少なくとも上
張地上の電荷は弾性シート部材側へ移動するため、有効
な帯電防止策になり得る。また、外観や使用感などが問
題とならない場合には、前記実施例において上張地23
を取り除き、弾性シート部材22の上面を直接露出させ
た状態で使用することもできる。このようにすれば、人
体が導電性のある弾性シート部材22に直接接触するの
で、人体から弾性シート部材22側への電荷の移動が更
に促進され、除電効果を一層有効なものにすることがで
きる。
【0017】その他の構成も、本発明の趣旨を逸脱しな
い範囲で種々変形が可能である。
い範囲で種々変形が可能である。
【0018】
【発明の効果】本発明は、以上説明した構成であるか
ら、以下に記載される効果を奏する。すなわち、本発明
の椅子は、座を、中央に開口部を有した座枠と、前記開
口部を閉塞する位置に張設した導電性を有する弾性シー
ト部材とから構成したため、クッション部材を省き全体
を薄肉に構成しても開口部における弾性シート部材の撓
りを利用して座に有効な弾性を付与することができる。
しかも、上記弾性シート部材が直接下面側の空間に開放
されるため、電荷の移動の妨げとなるクッション材など
の構成部材を排除することができ、弾性シート部材から
下面側に向けての直接的なコロナ放電も期待することが
できる。また、弾性シート部材の上面を露出させて人体
が直接接触し得る状態にし、少なくともその一部を電気
的にアースすれば、人体或いは座に存在する電荷を高い
効率で速やかに除電することができる。その弾性シート
部材を上面側に毛羽立ちを有したものにした場合には、
人体から弾性シート部材への集電効果をより有効に高め
ることができる。
ら、以下に記載される効果を奏する。すなわち、本発明
の椅子は、座を、中央に開口部を有した座枠と、前記開
口部を閉塞する位置に張設した導電性を有する弾性シー
ト部材とから構成したため、クッション部材を省き全体
を薄肉に構成しても開口部における弾性シート部材の撓
りを利用して座に有効な弾性を付与することができる。
しかも、上記弾性シート部材が直接下面側の空間に開放
されるため、電荷の移動の妨げとなるクッション材など
の構成部材を排除することができ、弾性シート部材から
下面側に向けての直接的なコロナ放電も期待することが
できる。また、弾性シート部材の上面を露出させて人体
が直接接触し得る状態にし、少なくともその一部を電気
的にアースすれば、人体或いは座に存在する電荷を高い
効率で速やかに除電することができる。その弾性シート
部材を上面側に毛羽立ちを有したものにした場合には、
人体から弾性シート部材への集電効果をより有効に高め
ることができる。
【0019】勿論、弾性シート部材の上面を上張地で被
覆しても、上張地の電荷を弾性シート部材側に集電させ
ることができる。そして、このように構成した場合に
は、少なくとも帯電防止機能を確保した上で、上張地を
自由に選定することにより椅子の外観や使用感などを有
効に追求することが可能となる。この場合にも、弾性シ
ート部材の上面に毛羽立ちを付与することによって上張
地から弾性シート部材側への電荷の移動をスムーズにし
て集電効果を高めることができる。勿論、この場合にも
弾性シート部材の少なくとも一部を電気的にアースする
ことで積極的な除電が行えるのは言うまでもない。
覆しても、上張地の電荷を弾性シート部材側に集電させ
ることができる。そして、このように構成した場合に
は、少なくとも帯電防止機能を確保した上で、上張地を
自由に選定することにより椅子の外観や使用感などを有
効に追求することが可能となる。この場合にも、弾性シ
ート部材の上面に毛羽立ちを付与することによって上張
地から弾性シート部材側への電荷の移動をスムーズにし
て集電効果を高めることができる。勿論、この場合にも
弾性シート部材の少なくとも一部を電気的にアースする
ことで積極的な除電が行えるのは言うまでもない。
【0020】以上において、空間に向かって開放されて
いる弾性シート部材の下面にも毛羽立ちを付与すれば、
弾性シート部材から下面側へのコロナ放電を促進する効
果が奏される。
いる弾性シート部材の下面にも毛羽立ちを付与すれば、
弾性シート部材から下面側へのコロナ放電を促進する効
果が奏される。
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図。
【図2】図1の分解斜視図。
【図3】同実施例の底面図。
【図4】図3におけるIV−IV線端面図。
【図5】同実施例の座を示す底面図。
【図6】同実施例の座を上張地を取り除いて示す底面
図。
図。
2…座 21…座枠 21a…開口部 22…弾性シート部材 23…上張地
Claims (7)
- 【請求項1】座を、中央に開口部を有した座枠と、前記
開口部を閉塞する位置に張設した導電性を有する弾性シ
ート部材とを具備してなるものにしたことを特徴とする
椅子。 - 【請求項2】弾性シート部材の上面を露出した状態に
し、少なくともその一部をアースした座枠若しくは座枠
周辺に設けたアース箇所に電気的に接続してなることを
特徴とする請求項1記載の椅子。 - 【請求項3】弾性シート部材の上面を毛羽立ちを有した
ものにしていることを特徴とする請求項2記載の椅子。 - 【請求項4】弾性シート部材の上面を上張地で被覆して
なることを特徴とする請求項1記載の椅子。 - 【請求項5】弾性シート部材の上面を毛羽立ちを有した
ものにしていることを特徴とする請求項4記載の椅子。 - 【請求項6】弾性シート部材の少なくとも一部をアース
した座枠若しくは座枠周辺に設けたアース箇所に電気的
に接続していることを特徴とする請求項4又は5記載の
椅子。 - 【請求項7】弾性シート部材の下面を毛羽立ちを有した
ものにしていることを特徴とする請求項1、2、3、
4、5又は6記載の椅子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9087058A JP3054602B2 (ja) | 1997-04-04 | 1997-04-04 | 椅 子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9087058A JP3054602B2 (ja) | 1997-04-04 | 1997-04-04 | 椅 子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10276854A true JPH10276854A (ja) | 1998-10-20 |
| JP3054602B2 JP3054602B2 (ja) | 2000-06-19 |
Family
ID=13904348
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9087058A Expired - Fee Related JP3054602B2 (ja) | 1997-04-04 | 1997-04-04 | 椅 子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3054602B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6485103B1 (en) * | 1999-07-21 | 2002-11-26 | Delta Tooling Co., Ltd. | Structural unit having net member incorporated therein, seat and method for treating end section of net member |
| JP2003052482A (ja) * | 2001-08-10 | 2003-02-25 | Araco Corp | ネットシート |
| JP2010000302A (ja) * | 2008-06-23 | 2010-01-07 | Norio Kikkai | 敷具 |
| CN103271569A (zh) * | 2013-05-07 | 2013-09-04 | 昆山阿旺特家具有限公司 | 防静电座椅 |
-
1997
- 1997-04-04 JP JP9087058A patent/JP3054602B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6485103B1 (en) * | 1999-07-21 | 2002-11-26 | Delta Tooling Co., Ltd. | Structural unit having net member incorporated therein, seat and method for treating end section of net member |
| JP2003052482A (ja) * | 2001-08-10 | 2003-02-25 | Araco Corp | ネットシート |
| JP2010000302A (ja) * | 2008-06-23 | 2010-01-07 | Norio Kikkai | 敷具 |
| CN103271569A (zh) * | 2013-05-07 | 2013-09-04 | 昆山阿旺特家具有限公司 | 防静电座椅 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3054602B2 (ja) | 2000-06-19 |
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