JPH10276871A - 覆いとその製造方法 - Google Patents

覆いとその製造方法

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JPH10276871A
JPH10276871A JP30715097A JP30715097A JPH10276871A JP H10276871 A JPH10276871 A JP H10276871A JP 30715097 A JP30715097 A JP 30715097A JP 30715097 A JP30715097 A JP 30715097A JP H10276871 A JPH10276871 A JP H10276871A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベビーカーに乳幼児を乗せたときに用いる乳
幼児用の防寒具としては、乳幼児の上から保温用の布を
覆い被せ、この布に付いた紐をベビーカーの適所へ縛り
つけるようにしたものがあった。この防寒具は、紐を強
く引っ張った状態にしないと、布が風によってばたつい
て十分な防寒性は得られないものであったが、紐を強く
引っ張ることにより、乳幼児をベビーカーへはりつけ状
に圧迫することになる。従って、乳幼児は身動きがし難
くなるということがあった。 【解決手段】 乳幼児の足を入れる袋部分2と、これよ
り乳幼児の胸部側へ延びる前掛け本体3とを有したもの
とし、前掛け本体3には、乳幼児自身の背中でベビーカ
ーへ押し付け可能な上部入れ込み部4を設け、また袋部
分2には、乳幼児自身の臀部でベビーカーへ押し付け可
能な下部入れ込み部6を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート装置等用の
覆いとその製造方法とに関するもので、ここでシート装
置とは身障者のように歩行が不自由なときに腰掛けたま
ま移動できるように、椅子に車輪をつけた車椅子および
乳幼児等の所謂ベビーカーのシート装置を含むものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、防寒等のために身障者,乳幼児等
の腰掛者に用いる覆いには多種多様なものがあるが、そ
の中でベビーカー等シート装置への適用性を考慮したも
のには、実開平2−102874号公報(以下、「第1
従来例」と言う)、実開平3−17976号公報(以
下、「第2従来例」と言う)及び実開平5−71077
号公報(以下、「第3従来例」と言う)等に記載のもの
が知られている。
【0003】第1従来例の覆いは、乳幼児(腰掛者すな
わち、利用者)の背中を包む背当て部分と、この背当て
部分の足側を折り返して両側部を所定領域だけ接合した
袋部分と、この袋部分から乳幼児の胸部方向へ延ばした
前掛け部分とを有している。この第1従来例の覆いを使
用するには、予め、ベビーカーのシート面に対して袋部
分が足側となるように背当て部分を敷き、背当て部分の
外周部に取り付けた紐をベビーカーの適所へ縛りつける
と共に、ベビーカーのシート面上に設けられているシー
トベルトを背当て部分に設けた孔から引き出しておく。
【0004】そして、背当て部分の上へ乳幼児を寝か
せ、そ股間を介して上記シートベルトを所定にセット
し、その後、乳幼児に前掛け部分を被せてその外周部に
取り付けた紐を、ベビーカーの適所へ縛りつけるという
ものであった。第2従来例の覆いは、袋部分と前掛け部
分とだけを有したものであった。この袋部分は、ベビー
カーのシート面前端部へ引っ掛けることで覆いとしての
位置決めをしつつ、乳幼児の足入れにも利用するように
なっている。
【0005】この第2従来例の覆いを使用するには、ベ
ビーカーに乗った乳幼児の足側から、ベビーカーのシー
ト面前端部もろとも袋部分を嵌め入れつつ前掛け部分を
乳幼児に被せるようにし、その後、前掛け部分の外周部
に取り付けた紐をベビーカーの適所へ縛りつけるという
ものであった。第3従来例の覆いは、その外形が略平坦
な長方形状をしており、両側の短辺部分にベビーカーへ
の取付ベルトが取り付けられたものであった。また、こ
の覆いには乳幼児の頭部を通す開口と、両手を通す開口
とが形成され、各開口にはそれぞれ、フードや袖が取り
付けられていた。
【0006】この第3従来例の覆いを使用するには、ベ
ビーカーに乗った乳幼児の上から覆いを被せてその頭部
用開口から乳幼児の頭部を出し、必要に応じてフードを
被せ、また、腕用開口から袖へと乳幼児の腕を差し通す
ようにする。そして、取付ベルトによって覆いをベビー
カーに固定するというものであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】第1従来例の覆いは、
必要に応じて着脱するものではなく、ベビーカーへ取り
付けたまま使用することが前提となっており、裏を返せ
ば、覆いを用いないときにはこれが邪魔になるというこ
とがあった。また、覆いが長期にわたってベビーカーに
付けっぱなしとされがちであるため、不衛生になるとい
う欠点もあった。
【0008】第2従来例の覆いは、乳幼児、身障者等の
腰掛者(利用者)の足が袋部分の内部でベビーカー(車
椅子)のシート面上へ押し付けられ、また上方へ浮かす
ことができない状態に拘束されるので、腰掛者が足を動
かし難くなるということがあった。なお、これら第1及
び第2従来例によって防寒性を得ようとする場合には、
いずれも、乳幼児、身障者等の腰掛者に被せた前掛け部
分が風によってばたつかないように、紐による引っ張り
を強くしなければならないが、このようにすると前掛け
部分によって腰掛者がベビーカー(車椅子)にはりつけ
られたかたちとなり、腰掛者(利用者)に更に窮屈なお
もいを強いることになるという欠点があった。
【0009】また、紐をベビーカーに対して縛りつけた
りほどいたりする手間が面倒であるという欠点もあっ
た。第3従来例の覆いも、乳幼児、身障者、老人等の腰
掛者の頭部や両腕を各開口へ通しているため、腰掛者の
動きを更に一層、拘束するものとなっている。のみなら
ず、この第3従来例の覆いでは、覆いの外周部とベビー
カー(車椅子)との間から隙間風が入り込み、そもそも
十分な防寒作用を果たしていないという欠点もあった。
【0010】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であって、乳幼児のベビーカー、身障者、老人等の車椅
子等のシート装置に対する着脱を容易且つ迅速に行える
ようにすると共に、腰掛者に対して身動きを無用に拘束
することがなく、それでいて防寒性等に関して十分な効
果が得られるようにした覆いと、この覆いを簡単且つ綺
麗に製造できるようにした覆いの製造方法とを提供する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明に係る覆いでは、足入れ袋部と、この足入れ袋部にお
ける口部から利用者の胸部へ向けて設けられた前掛け本
体と、この前掛け本体の先部からその中央部に空間を残
しつつ、二股状に延出して利用者の肩越しに背側へ巻き
掛け可能になった上部入れ込み部と、上記足入れ袋部に
おける口部から利用者の臀部へ向けて設けられた下部入
れ込み部とを有している。
【0012】この覆いは、足入れ袋部と前掛け本体とを
有しているために第2従来例と似た感じを受けるが、足
入れ袋部は、利用者の足だけを入れるもので、ベビーカ
ー等車椅子のシート面前端部等は入れない。従って、第
2従来例とは異なり、足を窮屈にしたり動かし難くした
りすることはないし、また、利用者への装着も簡単にな
る。
【0013】前掛け本体に設けられた上部入れ込み部
は、利用者の肩越しに背側へ巻き掛けることで、利用者
自身によってシート装置へ押し付けられることになる。
従って、抜け出ることがない。また、足入れ袋部に設け
られた下部入れ込み部は、腰掛者(利用者)の臀部や大
腿部等で敷かれる状態となり、やはり腰掛者(利用者)
自身によってシート装置へ押し付けられることになる。
従って、ズリ落ちることがない。
【0014】このように、本発明の覆いは、上下部の入
れ込み部によって腰掛者に対する位置ズレや風によるめ
くれが防止されるものであり、しかも、紐や釦等による
強制的で且つ一義的寸法関係を招く止め付けは行ってい
ないために、腰掛者(利用者)に対して拘束感、窮屈
感、圧迫感等を与えることがないし、この覆いを着用し
た乳幼児等の腰掛者(利用者)が例えば乳母車で寝込ん
だりしても、腰掛者(利用者)に対しての拘束感がな
く、安心である。
【0015】なお、前掛け本体に対して、左右両側から
腰掛者の背側へ巻き掛け可能にする横入れ込み部をも設
けておくと、覆いの位置ズレや風によるめくれが一層防
止できるものとなると共に、横方からの風侵入を防止し
て防寒性を高めることもできる。この横入れ込み部を設
ける場合、前掛け本体は、その幅方向寸法を必要最小限
に近い寸法に形成できるため、生地の無駄を省くことに
繋がると共に、着用時にベビーカー等のシート装置から
側方へはみ出す部分を可及的に小さくでき、邪魔になら
ないという利点に繋がる。
【0016】ところで、多くの場合、車椅子等のシート
装置、特に、乳幼児用シート装置には乳幼児まわりを取
り囲むようにするサークル部材が設けられている。そこ
で、前掛け本体に対し、このサークル部材へ係脱可能に
した係止手段を設けるとよい。この係止手段は、覆い
が、例えば突風等の強い力によってシート装置から外さ
れることがないようにするためのもので、第1従来例や
第2従来例の紐が前掛け部分を広げた状態に保持させた
り、或いは前掛け部分が風によってばたつくのを防止し
たりしているのとは、作用的に異なると言える。
【0017】具体的な構造としては、サークル部材を抱
え込み可能な長さを有して、その一端部を前掛け本体の
裏面(腰掛者へ向く側)に結合させたベルト部材と、こ
のベルト部材の先端部と前掛け本体の裏面の他部適所と
に設けた面ファスナとにより、ベルト部材をサークル部
材まわりで輪状にしたり解除したりできるようにする。
【0018】このような係止手段は、その必要数を少な
くでき、且つ係脱が極めて簡単且つ迅速にできるので、
シート装置へ覆いを着脱することが、簡単且つ迅速にな
る利点がある。上記シート装置のシート面上には、シー
トベルトが一体又は着脱可能に接続されるようになって
いるが、下部入れ込み部に対して例えば中央部に切欠状
のベルト通し部を設けることで、このシートベルトとの
干渉を防止させるのが好適である。
【0019】足入れ袋部は、材料生地を前後方向で二つ
折りした後に左右両側を接合することによって形成する
ことができるが、このとき袋底部の少なくとも一方の隅
部に開口部を形成させると、足に対するムレを防止でき
る利点がある。一方、本発明に係る覆いの製造方法で
は、まず、二つ折りによって足入れ袋部を形成可能にし
た袋展開部と、この袋展開部の一方の折り面側に延長形
成される前掛け形成部と、この前掛け形成部の先部から
その中央部に空間を残しつつ、二股状に延長形成される
上部入れ込み形成部と、上記袋展開部の他方の折り面側
に延長形成される下部入れ込み形成部とを有した材料生
地を形成する。
【0020】この材料生地には、織布や不織布はもとよ
り、可撓性乃至柔軟性を有する各種のシート材を用いる
ことができる。また、これらの材料を適宜組み合わせ
て、綿等を間に挟み込んだ積層材を用いることも可能で
ある。この後、上記材料生地の全周に輪郭に沿って縁取
り材を取り付けるが、この輪郭における外隅及び内隅を
曲線によって囲まれるようにしておくと、縁取り材とし
て一本に繋がったものをそのまま用いられるようにな
る。そのため、取付作業が容易且つ迅速に行えると共
に、取付後の見栄えも好適となる。
【0021】なお、この場合、縁取り材は、下部入れ込
み形成部まわりに取付開始部と取付終了部とを配してお
けば、製造後の下部入れ込み形成部(下部入れ込み部)
が製品として、また使用状態において見えにくい部分に
該当するため、全体としての見栄えを悪くしないという
利点に繋がる。更に、取付開始部や取付終了部が利用者
に当たらないため、ゴワツキ感の発生を防止できるとい
う利点もある。
【0022】上記のようにして縁取り材を取り付けた後
は、袋展開部を二つ折りにしてその両側の合わせ部分を
所定領域にわたって接合することで、足入れ袋部を形成
させる。この接合は、材料生地の材質にもよるが、縫着
をはじめ接着等によるものでもよい。
【0023】なお、前記したように足入れ袋部における
袋底部の隅部に開口部を形成させるには、材料生地を形
成させる過程で、その袋展開部において二つ折りをする
ときの両端部に対応する部分に対して、その内側へえぐ
るようなカーブを形成しておけばよい。すなわち、この
カーブ部分は、袋展開部を二つ折りにして足入れ袋部を
形成させるときに、未接合にさせるためのものである。
また、このカーブ部分を設けることによって、二つ折り
がし易くなり、皺やゴワツキの発生を抑えることができ
るという利点もある。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を、専ら乳幼児用のベビーカーのシート装置と
して説明するが、本発明に係る覆いは、身障者、老人等
を対象とする車椅子の腰掛者用のシート装置に対しても
適用可能である。図2は本発明に係る覆い1の第1実施
形態を示す正面図であり、図3は同、背面図である。ま
た、図1はこの覆い1の使用状態を示した側断面図であ
る。
【0025】この覆い1は、足入れ袋部2と、この足入
れ袋部2における口部の約半周部分に設けられた前掛け
本体3とを有している。また、前掛け本体3には、その
先部から二股状に延出する上部入れ込み部4が設けられ
ていると共に、左右両側方へ向けて延出する横入れ込み
部5が設けられている。
【0026】更に、足入れ袋部2には、その口部の残り
半周部分(前掛け本体3の裏側に対応する部分)に下部
入れ込み部6が設けられている。そして、この覆い1の
外周部には、上記各部2〜6の全周にわたるように縁取
り材8が設けられている。なお、本実施形態の覆い1
は、図4にその展開図を示すように一枚ものとして裁断
した生地材料10によって形成しているので、上記各部
2〜6における明確な区分はしていない。
【0027】足入れ袋部2は、文字通り乳幼児、身障
者、老人等の腰掛者(利用者)の両足を包み込むように
した部位である。ただ、利用者の年齢、体長、姿勢等に
よっては、必ずしもその使いかた(足を入れる度合)が
限定されるものではない。この足入れ袋部2は、利用者
が足を前後・左右へ所定範囲で自由に動かせる十分な内
部広さを有し、且つ大きすぎない程度に形成されてい
る。
【0028】なお、この足入れ袋部2は、後述するよう
に生地材料10(図4参照)の所定部位を前後に二つ折
りにし、その左右両側部を縫着等によって接合したもの
であるが、折り位置の両端部だけは未接合状態にして、
袋底部の隅部に適度な大きさの開口部2aが形成される
ようになっている。これらの開口部2aは、乳幼児の足
ムレを防止するとともに袋底部に残った泥等のゴミを効
果的に排出するためのものである。
【0029】前掛け本体3は、足入れ袋部2から出る乳
幼児等の利用者(腰掛者)の上半身を、その首部近傍ま
でにわたって覆うようにした部位である。従って、腹部
や胸部等を確実に覆うことができる。また、両腕部まわ
りや脇腹部から背側への横まわりは、この前掛け本体3
の両側に設けられた横入れ込み部5との共同作用によっ
て覆うようにしている。
【0030】上部入れ込み部4は、乳幼児等の利用者
(腰掛者)の首前部からその両側を通って肩越しに背側
へ巻き掛けるようにした部位である。従って、その中央
部に形成された空間は首挿入空間12となっている。下
部入れ込み部6は、利用者の臀部や大腿部等の下に敷く
ようにする部位である。この下部入れ込み部6の先部は
二股状に形成されている。
【0031】ところで、図9に示すようにベビーカー等
のシート装置15には、一般に、シート面16に乗った
乳幼児(利用者)まわりを取り囲むようになったサーク
ル部材18が設けられている。そこで、上記前掛け本体
3の裏面(乳幼児等の利用者へ向く側)には、このサー
クル部材18を抱え込んで、覆い1がシート装置15か
ら外れないようにするための係止手段20が設けられて
いる。
【0032】この係止手段20は、一端部が前掛け本体
3の裏面に結合されたベルト部材21と、このベルト部
材21の先端部及び前掛け本体3の裏面の他部適所に設
けられた面ファスナ22,23とを有している。従っ
て、図6に示すようにサークル部材18まわりへベルト
部材21を掛け回して、その先端側の面ファスナ22を
前掛け本体3側の面ファスナ23に係合させ、輪状にし
たり(図1参照)、又はこれを解除したりする。
【0033】また一方、上記シート装置15には、シー
ト面16上にシートベルト25の一端部が接続されてい
る。このシートベルト25は、図5に示すように乳幼
児、身障者、老人等の利用者(腰掛者)の股間部から引
き出すセンターベルト26と、利用者の臀部両側からこ
のセンターベルト26の先端部に設けられた環部26a
を貫通させた状態で互いに連結可能になったサイドベル
ト27,28とを有したものである。
【0034】これに対し、このシート面16へ敷くこと
になる下部入れ込み部6には、上記のようにその先端部
が二股になって中央に空間が形成されているので、セン
ターベルト26との干渉が回避される構造になってい
る。即ち、この下部入れ込み部6の中央の空間はベルト
通し部30となっている。このような構成の覆い1を使
用するには、まず、図5に示すように乳幼児用シート装
置15のシート面16上へ下部入れ込み部6を敷く。こ
のとき、足入れ袋部2をシート面16の前側へ垂らし、
ベルト通し部30をシートベルト25のセンターベルト
26へ嵌めるようにする。
【0035】次に、この下部入れ込み部6の上から利用
者(図示略)を乗せ(腰掛る)、シートベルト25を所
定状態にセットする。なお、予めシート面16上に利用
者を乗せておき、またシートベルト25のセットも終え
た後、乳幼児の大腿部下側から臀部下側へ向けて下部入
れ込み部6を差し込むようにしてもよい。そして、利用
者の足を足入れ袋部2へ入れる。
【0036】次に、図6に示すようにシート装置15の
サークル部材18へ係止手段20が届くようになるまで
前掛け本体3を引き上げ、サークル部材18まわりへベ
ルト部材21を掛け回して、その先端側の面ファスナ2
2を前掛け本体3側の面ファスナ23に係合させる。次
に、図7に示すように利用者の首へ空間12を嵌めるよ
うに前掛け本体3を引き上げ、後頭部側で上部入れ込み
部4を交差させる。そして、そのまま交差部を、利用者
の背中とシート面16との間へ差し込む。
【0037】そして最後に、図8に示すように横入れ込
み部5を利用者の背中とシート面16との間へ差し込
む。このきとき横入れ込み部5は、サークル部材18の
上側を通してもよいし下側を通してもよい。すなわち、
本発明に係る覆い1はシート装置15に対しては、ベル
ト部材21による唯一の接続であって、下部入れ込み部
6は乳幼児の大腿部で押えられ、上部入れ込み部4は利
用者の肩によって押えられており、この上下入れ込み部
4,5間での前掛け本体3は唯一のベルト部材21で接
続されている故に、利用者(腰掛者)の拘束はなく、自
由な動きに追従できるし、シート装置15で利用者が寝
込んだとしても手足は勿論首の拘束はなく安全なのであ
る。
【0038】なお、シート装置15においてシート面1
6をリクライングさせることは可能であり、必要に応じ
て、上部入れ込み部4や横入れ込み部5等の差込量を調
節すればよい。次に、覆い1を製造する方法について説
明する。前記したようにこの覆い1は、図4に示した一
枚ものの材料生地10によって形成している。
【0039】この材料生地10は、例えばキルト生地等
の一枚物を裁断したもので、二つ折りによって上記足入
れ袋部2を形成する袋展開部50と、この袋展開部50
の一方の折り面側に延長形成されて上記前掛け本体3を
形成する前掛け形成部51と、この前掛け形成部51に
更に延長形成されて上記上部入れ込み部4を形成する上
部入れ込み形成部52と、袋展開部50の他方の折り面
側に延長形成されて上記下部入れ込み部6を形成する下
部入れ込み形成部53とを有している。
【0040】この材料生地10を一枚生地から裁断する
場合には、輪郭に生じる外隅及び内隅が全て曲線によっ
て囲まれるようにしてある。即ち、鋭角及び鈍角の角部
は一体生じていない。そのため、この材料生地10に対
して縁取り材8(図3参照)を取り付ける場合に、この
縁取り材8として、一本に繋がったものをそのまま用い
られる(本実施形態では2.5mの定尺のものを用い
た)ようになる。そのため、取付作業が容易且つ迅速に
行えると共に、取付後の見栄えも好適となる。
【0041】なお、上記袋展開部50には、折り位置の
両端部に対応させて、その内側へえぐるようなカーブ5
6を形成しておく。このカーブ56は、足入れ袋部2と
したときの開口部2aを形成させるためのものである。
またこのカーブ56は、二つ折りを容易にし、且つ皺や
ゴワツキの発生を抑えることになる。縁取り材8の取り
付けは、縫着によって行えばよいが、下部入れ込み形成
部53の股間中央部X等を取付開始部及び取付終了部に
すると、見栄えを悪くせず、また利用者にゴワツキ感を
与えることがない。
【0042】縁取り材8の取付後は、袋展開部50を二
つ折りにしてその両側の合わせ部分を所定領域(Y)に
わたって接合することで、足入れ袋部2を形成させる。
材料生地10を裁断した後の適当な時期に、前掛け形成
部51の所定箇所へ、係止手段20としてのベルト部材
21や面ファスナ23を取り付ける。このようにして本
発明の覆い1を得ることができる。
【0043】図10は、本発明に係る覆い1の第2実施
形態を示している。この第2実施形態が第1実施形態と
異なるところは、前掛け本体3から横入れ込み部5にか
けた領域に、利用者の腕を通すための開口60が形成さ
れている点にある。図示は省略するが、この開口60に
対して、前掛け本体3の正面側となる開口周部に袖を設
けたり、それより下方側にポケットを設けたりすること
もできる。
【0044】このような開口60を設けると、第3従来
例と似たかたちになるが、本発明の覆い1では利用者の
首に対する拘束がないため、開口60へ腕を通したとし
ても、利用者(腰掛者)の身動きを拘束しすぎるといっ
たことにはならない。また本発明の覆い1は、第3従来
例とは異なり、シート装置15に対してではなく、腰掛
者の身体にフィットするかたちで着用されるので、開口
60へ腕を通したとき、開口60は最も脇下へ近づいた
状態となる。従って、腕の動きそのものも、自由度が広
がることになる。
【0045】なお勿論、この開口60を設けたからとい
って、必ず腕を通さなければならないものでもない。そ
の他の構成及び作用・効果は、第1実施形態と同様であ
るので、ここでの詳説は省略する。図11は、本発明に
係る覆い1の第3実施形態を示している。この第3実施
形態が第1実施形態と異なるところは、前掛け本体3の
中央領域を中心として、横入れ込み部5や足入れ袋部2
の一部に及ぶ領域が、着脱可能なカバー材62と、その
下に隠されるメッシュ生地(図示略)との二重構造にな
っている点にある。
【0046】カバー材62は、材料生地10と同質材に
よって形成すればよい。またメッシュ生地は、例えばレ
ース生地のようなものを用いてもよいし、これよりも目
開きの粗いものや逆に微細なものを用いてもよい。カバ
ー材62の着脱は、例えばその全周にジッパー装置を設
けたり、複数箇所に釦や面ファスナ等を設けたりするこ
とによって可能になる。
【0047】このような構成の覆い1では、カバー材6
2を外すことにより、メッシュ生地による通気性が得ら
れるようになる。従ってこの覆い1は、夏期等において
虫除けや日除け等として使用できることになる。なお、
覆い1を全体として、材料生地10と、これと略同形状
にしたメッシュ生地とを張り合わせた構造にし、且つこ
れらを着脱可能にするようにしてもよい。また、覆い1
の全体又は一部を防水性生地で作成すると、例えば、雨
季においての雨合羽の代用とすることもできる。
【0048】その他の構成及び作用・効果は、第1実施
形態と同様であるので、ここでの詳説は省略する。図1
2は、本発明に係る覆い1の第4実施形態を示してい
る。この第4実施形態が第1実施形態と異なるところ
は、上部入れ込み部4に対して、一方側には表向きで面
ファスナ65が設けられ、他方側には裏向きで面ファス
ナ66が設けられている点にある。
【0049】従って、この第4実施形態では、乳幼児の
首へ首嵌め空間12を通した後(7参照)、上部入れ込
み部4を左右交差させた状態で面ファスナ65,66を
互いに係合させることができるようになっている。な
お、上部入れ込み部4は、前記したように乳幼児の背中
とシート面16との間で挟み込まれることによって、そ
もそも抜け出すことがないので、上部入れ込み部4の交
差状態は緩めに設定して面ファスナ65,66を係合さ
せるようにするとよい。
【0050】その他の構成及び作用・効果は、第1実施
形態と同様であるので、ここでの詳説は省略する。とこ
ろで、本発明は、上記実施形態に限定されるものではな
い。例えば、本発明の覆い1は、シート装置15とし
て、ベビーカーの他、自動車用チャイルドシートや、ベ
ビーラック等に対しても適用できる。
【0051】また、覆い1の各部(足入れ袋部2、前掛
け本体3、上部入れ込み部4、横入れ込み部5、下部入
れ込み部6)は、一体の生地によって形成することが限
定されるものではなく、部分的に別生地を結合させるこ
とで形成してもよい。前掛け本体3に設ける係止手段2
0は、ベルト部材21と面ファスナ23との上下位置関
係を逆とすることもできるし、これらを前掛け本体3の
正面側(外側)へ設けてもよい。また、面ファスナ2
2,23に代えて釦等を設けてもよい。
【0052】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る覆いによれば、シート装置に対する着脱が容易且
つ迅速に行えるようになる。また、利用者に対して身動
きを無用に拘束することがなく、それでいて防寒性等に
関して十分な効果が得られる。また、本発明に係る覆い
の製造方法によれば、この覆いを簡単且つ綺麗に製造で
きるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の使用状態を示す側断面図であ
る。
【図2】本発明に係る覆いの第1実施形態を示す正面図
である。
【図3】図2に対応する背面図である。
【図4】第1実施形態の覆いを製造する場合の材料生地
を示す展開図である。
【図5】覆いの下部入れ込み部をシート装置のシート面
へ敷く状況を示す斜視図である。
【図6】覆いの係止手段をシート装置のサークル部材へ
装着する状況を示す斜視図である。
【図7】覆いの上部入れ込み部を乳幼児に対して装着さ
せる状況を示す斜視図である。
【図8】覆いの横入れ込み部を乳幼児に対して装着させ
る状況を示す斜視図である。
【図9】シート装置の一例としてベビーカーを示す斜視
図である。
【図10】本発明に係る覆いの第2実施形態を示す正面
図である。
【図11】本発明に係る覆いの第3実施形態を示す正面
図である。
【図12】本発明に係る覆いの第4実施形態を示す正面
図である。
【符号の説明】
1 覆い 2 足入れ袋部 2a 開口部 3 前掛け本体 4 上部入れ込み部 5 横入れ込み部 6 下部入れ込み部 8 縁取り材 10 材料生地 12 首嵌め空間 15 乳幼児用シート装置 16 シート面 18 サークル部材 20 係止手段 25 シートベルト 30 ベルト通し部 50 袋展開部 51 前掛け形成部 52 上部入れ込み形成部 53 下部入れ込み形成部 56 えぐるようなカーブ X 取付開始部と取付終了部の配置部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 足入れ袋部(2)と、該足入れ袋部
    (2)の口部から利用者の胸部へ向けて設けられた前掛
    け本体(3)と、該前掛け本体(3)の先部からその中
    央部に空間(12)を残しつつ二股状に延出して利用者
    の肩越しに背側へ巻き掛け可能になった上部入れ込み部
    (4)と、上記足入れ袋部(2)から利用者の臀部へ向
    けて設けられた下部入れ込み部(6)とを有しているこ
    とを特徴とする覆い。
  2. 【請求項2】 前記前掛け本体(3)には、利用者用シ
    ート装置(15)に具備された利用者囲み用のサークル
    部材(18)に対して係脱可能にした係止手段(20)
    が設けられており、前記下部入れ込み部(6)には、上
    記利用者用シート装置(15)のシート面(16)上に
    接続されるシートベルト(25)に対して干渉防止可能
    にしたベルト通し部(30)が設けられていることを特
    徴とする請求項1記載の覆い。
  3. 【請求項3】 前記前掛け本体(3)には、左右両側か
    ら利用者の背側へ巻き掛け可能に横入れ込み部(5)が
    設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2
    記載の覆い。
  4. 【請求項4】 前記足入れ袋部(2)は、材料生地(1
    0)を二つ折りして左右両側を接合することによって形
    成されており、袋底部の少なくとも一方の隅部に開口部
    (2a)が形成されていることを特徴とする請求項1乃
    至請求項3のいずれかに記載の覆い。
  5. 【請求項5】 二つ折りによって足入れ袋部(2)を形
    成可能にした袋展開部(50)と、該袋展開部(50)
    の一方の折り面側に延長形成される前掛け形成部(5
    1)と、該前掛け形成部(51)の先部からその中央部
    に空間(12)を残しつつ二股状に延長形成される上部
    入れ込み形成部(52)と、上記袋展開部(50)の他
    方の折り面側に延長形成される下部入れ込み形成部(5
    3)とを有した材料生地(10)を裁断するとき、該材
    料生地(10)の輪郭における外隅及び内隅は全て曲線
    によって囲まれるように裁断し、 次にこの材料生地(10)の輪郭に沿って縁取り材
    (8)を取り付け、袋展開部(50)を二つ折りにして
    その両側の合わせ部分を接合することを特徴とする覆い
    の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記材料生地(10)の袋展開部(5
    0)には、縁取り材(8)を取り付けるのに先立って、
    折り位置の両端部に対応する部分を内側へえぐるように
    カーブさせておくことを特徴とする請求項5記載の覆い
    の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記縁取り材(8)は、下部入れ込み形
    成部(53)まわりに取付開始部と取付終了部とを配し
    て一体的な取り付けを行うことを特徴とする請求項5又
    は請求項6記載の覆いの製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002224216A (ja) * 2001-01-31 2002-08-13 Sachiko Naka 注射用固定袋
JP2006263341A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Aprica Kassai Inc 育児器具の足カバー
KR100953983B1 (ko) * 2008-03-10 2010-04-21 김성식 유모차덮개
JP2015217834A (ja) * 2014-05-19 2015-12-07 オージーケー技研株式会社 幼児用座席装置

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