JPH10277023A - 水平置きx線ct装置 - Google Patents

水平置きx線ct装置

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JPH10277023A
JPH10277023A JP9084127A JP8412797A JPH10277023A JP H10277023 A JPH10277023 A JP H10277023A JP 9084127 A JP9084127 A JP 9084127A JP 8412797 A JP8412797 A JP 8412797A JP H10277023 A JPH10277023 A JP H10277023A
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JP
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ray
interference
horizontal
ceiling
gantry
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JP9084127A
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Takahiro Ishii
高弘 石井
Masatoshi Tomura
正俊 戸村
Atsushi Matsumoto
淳 松本
Yasuhiro Seki
泰宏 関
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水平置きX線CT装置を支持する天井・床間
の支柱を無くし、広い作業スペースを提供する。天井か
らX線CT装置を降下させる際に、患者や椅子型寝台と
X線CT装置との間の干渉がないことを事前に確認する
ことができるX線CT装置を提供する。 【解決手段】 水平置きX線CT装置1の架台3を昇降
させる昇降機構5を検査室の天井17上に設置する。被
検体が挿入される検査孔11の半径より小さい所定の半
径の円周状照射域を持つ干渉検査用光線21を下方に向
けて照射する干渉防止装置9をさらに備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被検体を水平にス
ライスすることができる水平置きX線CT装置に係り、
特に被検体とX線CT装置との干渉を予め検査する干渉
防止装置を備えたX線CT装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりスキャン面を水平とした水平置
きX線CT装置がある。この水平置きX線CT装置は、
例えば、特開平8−266650号「放射線治療装置」
に用いられるX線CTとして知られている。
【0003】この水平置きX線CT装置は、例えば図8
に示されるように、検査室の床と天井とを接続する支柱
905に昇降用駆動部909を介して水平置きX線CT
装置の架台907が架設されている。昇降用駆動部90
9は、水平置きX線CT装置を昇降させるものであり、
使用時には、立位または座位の患者の周囲に架台907
が降下してデータ収集を行い、不使用時には検査室の天
井へ架台907を退避させることができるようになって
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の水平置きX線CT装置においては、天井と床との間
に支柱があるため、作業スペースを広く取れなかった
り、他の検査装置や治療装置等との併用が困難となるこ
とや、患者へのアクセスが良くないという問題点があっ
た。
【0005】また、患者をスキャンするため天井からX
線CT装置を降下させる際に、患者や椅子型寝台とX線
CT装置との間の干渉が生じる恐れがあるという問題点
があった。
【0006】以上の問題点に鑑み、本発明の目的は、水
平置きX線CT装置を支持する天井・床間の支柱を無く
し、広い作業スペースを提供するとともに、他装置との
併用を容易にし、患者へのアクセスをよくすることであ
る。
【0007】また、本発明の他の目的は、天井からX線
CT装置を降下させる際に、患者や椅子型寝台とX線C
T装置との間の干渉がないことを事前に確認し、高い安
全性を確保することができるX線CT装置を提供するこ
とである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は次の構成を有する。
【0009】すなわち、請求項1記載の発明は、X線C
T装置の架台を使用時に検査室内の天井から下降させ、
不使用時に検査室の天井へ上昇させる昇降機構を備えた
水平置きX線CT装置において、前記昇降機構を前記検
査室の天井上に設置したことを要旨とする水平置きX線
CT装置である。
【0010】また、請求項2記載の発明は、X線CT装
置の架台を使用時に検査室内の天井から下降させ、不使
用時に検査室の天井へ上昇させる昇降機構を備えた水平
置きX線CT装置において、被検体が挿入される検査孔
の半径より小さい所定の半径の円周状照射域を持つ干渉
検査用光線を下方に向けて照射する干渉防止装置をさら
に備えたことを要旨とする水平置きX線CT装置であ
る。
【0011】また、請求項3記載の発明は、請求項2に
記載の水平置きX線CT装置において、前記干渉検査用
光線は可視レーザ光線であることを要旨とする。
【0012】また、請求項4記載の発明は、請求項2ま
たは請求項3に記載の水平置きX線CT装置において、
前記干渉防止装置は、前記干渉検査用光線を発する光源
と、該光源からの光を回転中心から前記所定の半径の位
置で下方に照射する回転体と、を備えたことを要旨とす
る。
【0013】また、請求項5記載の発明は、請求項2ま
たは請求項3に記載の水平置きX線CT装置において、
前記干渉防止装置は、前記干渉検査用光線を発する光源
と、回転駆動手段により水平面内に回転されるとともに
前記光源からの光を放射状に反射する第1の反射手段
と、第1の反射手段の周囲に配設されかつ円錐斜面を輪
切りにした円環状の反射面を有する第2の反射手段と、
を備えて成り、前記光源から発せられた光が第1及び第
2の反射手段により順次反射されて前記円周状照射域を
照射することを要旨とする。
【0014】
【発明の実施の形態】次に図面を参照して、本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は本発明に係るX線C
T装置の実施形態を示す正面図であり、図2は同側面図
である。
【0015】図1によれば、X線CT装置1は、架台3
と、架台3を昇降させる昇降機構5と、被検体を載置す
る椅子型寝台7と、被検体または椅子型寝台7と架台3
との干渉を事前に検査するための干渉防止装置9と、図
示されない操作卓とを備えて構成されている。
【0016】架台3は、中央に被検体が挿入される検査
孔11を有し、検査孔11を挟んで対向する位置にX線
管13および検出器15とを内蔵し、図示されない回転
機構によって、水平面内にX線管13およびX線検出器
15を回転させ、被検体の周囲からX線投影データを収
集することができるようになっている。
【0017】架台3により収集された投影データは、図
示されない操作卓と一体になった画像再構成装置により
再構成され、操作卓上の表示装置画面に断層像として表
示することができる。
【0018】昇降機構5は、架台3を昇降させる手段で
あり、不使用時には実線で示すように検査室の天井17
へ架台3を上昇させるとともに、使用時には1点鎖線で
示す3aの位置まで架台3を降下させることができる。
【0019】椅子型寝台7は、被検体の姿勢を座位に固
定するものであり、図示されない放射線治療装置を使用
する際にアイソセンタ回りに被検体を回転可能させるた
めと、被検体の椅子型寝台7への乗り降りが容易となる
ように、昇降機能が組み込まれた図示されないターンテ
ーブル上に設置されている。なお図中符号7aは、椅子
型寝台7が上昇した位置を示している。
【0020】干渉防止装置9は、図2に示すように中心
軸上の位置(アイソセンタ位置とも呼ぶ)9と格納位置
9aとの間を自由に移動可能なように設けられ、中心軸
上の位置9に引き出されたとき、架台3の検査孔11の
半径よりやや小さい半径の円形を描く干渉検査用レーザ
光21を鉛直下方に照射して、架台3と被検体および椅
子型寝台7との干渉を事前に検査することができるもの
である。
【0021】X線CT装置1が設置された検査室は、例
えば放射線治療装置等による治療室を兼ねる様に設計さ
れており、X線CT装置により被検体のデータ収集を行
った後、X線CT装置を天井へ退避させて、他の検査装
置、例えばX線管及びI.I.からなるX線診断装置の
利用や放射線治療等を行うことができる。
【0022】本発明に係る水平置きX線CT装置は、天
井と床との間の支柱が無く、昇降機構を天井の上に設け
たので、被検体の回りに広い作業スペースが得られると
ともに、他の検査装置や治療装置等との併用を容易に
し、患者へのアクセスをよくすることができる。
【0023】次に昇降装置5の構成の詳細と、架台3の
昇降動作について、図1および図2を参照して詳細に説
明する。中二階フロア31には、昇降機構5全体を支持
固定する固定フレーム51が例えば埋め込みボルト等に
より固定され、この固定フレーム51の上にモータ5
3、減速機55、シャフト57、ギアボックス59が設
けられている。
【0024】モータ53は、正逆回転可能なモータであ
り、例えば正転時に架台3を上昇させ、逆転時に架台3
を下降させる原動力である。減速機55は、モータ53
の回転を減速して左右に伸延するシャフト57に伝え
る。
【0025】シャフト57の両端部の設けられたそれぞ
れのギアボックス59の中には、図示されない互いに嵌
合する2つの傘歯車が設けられ、シャフト57の回転方
向を垂直下方に変換する。すなわち、シャフト57の回
転は、ギアボックス59の中の第1の傘歯車を回転さ
せ、これに嵌合する第2の傘歯車から鉛直下方へ伸延す
るボールネジ61に伝えられる。
【0026】なお、左側のギアボックス59には、非常
用の手回しハンドル59aが設けられ、制御系の故障時
や、非常用電源さえも停電した場合に、人手によってシ
ャフト57を回転し、架台3を昇降させることができる
ので、非常の場合に被検体が架台3の検査孔11に拘束
され続けることはない。
【0027】左右2つのボールネジ61には、それぞれ
ボールネジナット63が螺合し、ボールネジナット63
は、架台3を吊り下げる左右それぞれのアーム65の上
端部に固着されている。そしてアーム65の下端部は架
台3が固定されている。これにより、ボールネジ61の
回転により架台3が昇降することができる。
【0028】またアーム65は、その三方を取り囲むア
ームガイド67の中に挿通され、アーム65およびアー
ムガイド67間には、後述される図示されないLMガイ
ド77が複数設けられ、振動することなくアーム65が
アームガイド67に沿って円滑に上下方向へ滑動できる
ようになっている。
【0029】アームガイド67から露出するアーム65
の部分は、例えばゴム製の伸縮自在な蛇腹構造を有する
アームカバー69により覆われているので、グリスによ
る汚損や異物の巻き込み等の事故の恐れがない。
【0030】また、それぞれのアーム65の上部にはそ
れぞれチェーン71の一端が固着され、それぞれのチェ
ーン71の他端にはバランスウェイト75が固着されて
いる。それぞれのチェーン71の中央部は、固定フレー
ム51の上部に回動可能に設けられたスプロケット73
にそれぞれ掛け回されているので、架台3の重量(例え
ば、1トン)と、バランスウエイト75二つ分の重さと
がほぼ釣り合うように設定されている。
【0031】このバランスウエイト75を設けたことに
より、ボールネジ61及びボールネジナット63間に
は、架台3の重量がかかることなく、モータ53による
回転力がボールネジ61およびボールネジナット63に
より上下方向の直線運動に円滑に変換され、架台3を昇
降させることができる。
【0032】なお安全性の見地から、架台3の重量より
2つのバランスウエイト75の合計重量の方を若干重め
にしておけば、故障時に架台3が上昇する方向へ動くの
で、その落下を防止し高い安全性を確保することができ
る。
【0033】図3は、アーム及びアームガイドの構造を
示す横断面図である。架台3は、左右(図3では上下に
表示されている)2本のアーム65により吊り下げられ
ている。各アーム65に固着されたボールネジナット6
3がそれぞれ正逆回転するボールネジ61により上下に
駆動されることにより、架台3の昇降動作が行われる。
【0034】図1に示された固定フレーム51より垂下
する2本のアームガイド67は、それぞれのアーム65
を垂直方向に滑動するよう案内し、アームガイド67と
アーム65との対向面には、それぞれLMガイド(リニ
アモーション・ボールベアリング)77が設けられ、静
止摩擦および動摩擦を軽減し、滑らかにアーム65が滑
動するようになっている。
【0035】図4は、干渉防止装置9の内部構造を示す
斜視図であり、図5は干渉防止装置9を中心軸上の位置
と格納位置(図2に示す9a)との間を移動させる干渉
防止装置の格納機構の構成を示す斜視図である。
【0036】図4に示すように、干渉防止装置9は、可
視領域(例えば、赤色)のレーザ光を発するレーザ装置
101と、水平面内を回転する回転体103と、この回
転体を駆動するモータ105と、回転体の下方に設けら
れたアクリル等の透明保護板107と、を備えて構成さ
れている。
【0037】回転体103は、円形の2枚のアルミニウ
ム板109、111と、このアルミニウム板の半径方向
にそって互いに120°の角度を成すように2枚のアル
ミニウム板109、111の間に配置された3本のアル
ミニウム管113、115、117と、アルミニウム板
109、111の中央部に固定された第1のペンタプリ
ズム119と、1本のアルミニウム管113の外側端部
に固定された第2のペンタプリズム121と、第1のペ
ンタプリズム119の上方に固着された第1歯付プーリ
123及び中空の回転軸125とを備えている。
【0038】さらに回転体103を構成する2枚のアル
ミニウム板109、111に挟まれた空間には、アルミ
ニウム管およびペンタプリズムが配設される部分を除い
て、発泡ポリウレタンや発泡スチロール等の充填剤12
7を充填して、回転時の空気抵抗および風切り音を減少
させている。
【0039】モータ105の軸には、第2の歯付プーリ
129が固着され、第1、第2歯付プーリ123、12
9の間には歯付ベルト131が掛け回されている。これ
により、モータ105の回転が第2の歯付プーリ12
9、歯付ベルト131、第1の歯付プーリ123を介し
て回転体103に伝えられ、例えば、回転体103を2
0〜30rpsの回転速度で回転させることができる。
【0040】一方、レーザ装置101が鉛直下方に向け
て発するレーザ光は、回転体の中空回転軸125を通し
て、第1のペンタプリズム119に入射する。次いで、
レーザ光は、第1のペンタプリズム119により水平方
向に反射され、アルミニウム管113の中を伝搬し、第
2のペンタプリズム121により鉛直下方に反射され、
円周状のレーザ光照射領域133を形成する。
【0041】この第2のペンタプリズム121による反
射位置の回転中心からの距離は、図1の架台3の検査孔
11の半径よりやや小さく(例えば、10〜20mm程
度)設定され、かつ回転体103の中心軸と検査孔11
の中心軸とが一致するように干渉防止装置の使用位置
(アイソセンタ位置ともいう)が設定されているので、
第2のペンタプリズム121から下方に照射されるレー
ザ光133は、検査孔の内側を通る円筒形の軌跡を成
し、この円筒形の内部にある被検体や椅子型寝台の部分
は、架台が降下してもこれと接触しないことが保証され
る。
【0042】すなわち、対象物が干渉防止装置9が発す
る円筒形のレーザ光線の軌跡を横切らなければ、架台の
降下に対して安全域にあり、この円筒形のレーザ光線の
軌跡を横切って、対象物からレーザ光線の反射が見えれ
ば、その対象物は架台と干渉する可能性があることが判
定できる。これにより、架台を降下させる前に、事前の
干渉チェックを行うことができる。
【0043】次に、干渉防止装置の格納機構について説
明する。干渉防止装置9は、その格納機構201によっ
て、格納位置(図2に示す9aの位置)と使用位置であ
るアイソセンタ位置とを水平に往復できるようになって
いる。
【0044】図5は干渉防止装置の格納機構を説明する
斜視図である。図5において、格納機構201のため
に、干渉防止装置9には、ボールネジナット203と、
ボールベアリング軸受け205、本体9の左右両側にそ
れぞれ2つづつ設けられた4つのコロ玉207、及び格
納側リミットSW209が設けられている。
【0045】一方X線CT装置のフレーム側には、ギヤ
ードモータ211、傘歯車213、215、転造ボール
ネジ217、パイプシャフト219、多心ケーブル22
1、アイソセンタ側リミットSW223、および図示し
ないレールが設けられている。
【0046】干渉防止装置の格納機構201による格納
・引出動作は、以下のようにして行われる。まず、正逆
回転可能なギヤードモータ211の回転は、傘歯車21
3、215を介して転造ボールネジ217を正逆に回転
させる。転造ボールネジ217の正逆回転は、干渉防止
装置9に取り付けられたボールネジナット203を図中
左右に動かす力となり、図示しないレール上をコロ玉2
07が転がりつつ、干渉防止装置9が動く。
【0047】干渉防止装置9のボールネジナット203
が設けられた側の反対側には、ボールベアリング軸受2
05を介してパイプシャフト219が挿通されているの
で、ボールネジナット203が駆動力を受けたとき、干
渉防止装置が円滑に滑動することができる。また、パイ
プシャフト221の中には、干渉防止装置9のレーザ用
電源、モータ用電源等を供給する多心ケーブル221が
挿通されている。
【0048】格納側リミットSW209およびアイソセ
ンタ側リミットSW223は、それぞれ、干渉防止装置
の移動が格納位置、アイソセンタ位置に達したことを検
出するリミットスイッチであり、図示されない制御回路
に伝えられ、ギヤードモータ211の回転を停止させる
制御に利用される。こうして、干渉防止装置9は、格納
位置とアイソセンタ位置との間を移動することができ
る。
【0049】次に、干渉防止装置の他の実施形態につい
て説明する。図6は、干渉防止装置の第2の実施形態を
示す要部斜視図である。図6によれば、第2実施形態の
干渉防止装置は、モータ301と、モータ301の軸に
固着された第1の歯付プーリ303と、回転軸305に
軸支された円盤状の回転体307と、回転体307に搭
載され鉛直下方にレーザ光を照射する半導体レーザ装置
309と、電流制限用の抵抗器311と、回転体307
の上面に形成された同心円環状の2本のスリップリング
313、315と、それぞれのスリップリング313、
315に接触して外部の電源装置317との電気的接続
を行う2つ接触子319、321と、回転体307の軸
に固着された第2の歯付プーリ323と、第1および第
2プーリ間に掛け回された歯付ベルト325と、を備え
て構成されている。
【0050】モータ301の回転により回転体307が
回転することは、第1の実施形態と同様である。半導体
レーザ装置309は小型軽量であり、回転体307に直
接搭載して容易に回転させることができる。
【0051】回転体307上の回路は、以下のように接
続されている。まず、スリップリング313は抵抗器3
11の一方の端子に接続され、抵抗器311の他方の端
子は半導体レーザ装置(半導体レーザダイオード)30
9のアノードに接続され、半導体レーザ装置309のカ
ソードはスリップリング315に接続されている。
【0052】上記構成の回転体上の回路に対して、電源
装置317から接触子319、321を介してそれぞれ
のスリップリング313、315にそれぞれ正、負の直
流電圧を供給することにより、半導体レーザ装置309
からレーザ光を照射することができる。
【0053】半導体レーザ装置309が必要とする電力
は、直流低電圧の小電力であり、スリップリング31
3、315を介して、外部の電源装置317から容易に
供給することができる。
【0054】また、干渉防止装置の保守性を考慮すれ
ば、スリップリングを介することなく、非接触的に半導
体レーザ装置用電力を供給することもできる。例えば、
回転体の回転軸と同軸にロータリトランスを設け、ロー
タリトランスにより電磁結合的に高周波電力を供給し、
回転体上に設置した整流・平滑回路により直流電力に変
換して半導体レーザ装置に電力を供給してもよい。
【0055】半導体レーザ装置309は、回転体の回転
中心から架台の検査孔(図1の符号11)の半径よりや
や小さい位置から鉛直下方にレーザ光327を照射する
ように取り付けられているので、第1の実施形態と同様
に円筒形のレーザ照射領域を形成することができる。
【0056】これにより、このレーザ照射領域を横切ら
ない被検体または椅子型寝台の部分は、X線CT装置の
架台が降下する際に、これと干渉しないことを予め確認
することができる。
【0057】図7は、干渉防止装置の第3の実施形態を
示す要部斜視図である。図7によれば、第3実施形態の
干渉防止装置は、鉛直下方にレーザ光を照射するレーザ
装置401、回転駆動手段であるモータ403、モータ
403の軸に固着されたブラケット405、このブラケ
ット405に取り付けられた第1の反射手段であるペン
タプリズム407、ペンタプリズム407の周囲を囲む
ように配設されかつ円錐斜面を輪切りにした円環状の反
射面を有する第2の反射手段である反射鏡409、およ
び反射鏡409を支持する図示されないフレームを備え
て構成されている。なお、図7では、反射鏡409の断
面を示すために手前の半分が切り取られ向こう側の半分
だけ描かれている。
【0058】レーザ装置401が鉛直下方に照射するレ
ーザ光の光軸は、モータ403の回転軸と一致する様に
配置されている。モータ403の回転によりペンタプリ
ズム407が回転するので、ペンタプリズム407に入
射したレーザ光は、回転するペンタプリズム407によ
り放射状に反射され、次いで反射鏡409により反射さ
れて、鉛直下方に照射される。
【0059】反射鏡409は、回転体の回転中心から架
台の検査孔(図1の符号11)の半径よりやや小さい位
置から鉛直下方にレーザ光を照射するように取り付けら
れているので、第1の実施形態と同様に円筒形のレーザ
照射領域411を形成する。これにより、レーザ照射領
域を横切らない被検体または椅子型寝台の部分は、X線
CT装置の架台が降下する際に、これと干渉しないこと
を予め検査することができるので安全性が確保されるこ
とは他の実施形態と同様である。
【0060】本実施の形態においては、回転させるべき
ものは、第1の反射手段であるペンタプリズム407及
びこれをモータの軸に取り付けるブラケット405のみ
となり、回転部を小さくすることができるとともに、こ
の回転部を駆動するモータも小出力のもので充分であ
る。また、回転部にはレーザ装置が搭載されないので、
これに給電する機構も不要である。
【0061】さらに、第2の反射手段である円環状の反
射鏡409は、小さい継ぎ目があっても実用上支障がな
いので、複数(例えば、4、8)の互いに等しい形状の
セグメントに分割して製造し、1つの反射鏡として組み
立てることができる。この場合、各セグメントは、一定
幅の円弧を曲げた形状となるので、例えば鏡面研磨され
たステンレス薄板等で容易に作成することができる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の本発
明によれば、水平置きX線CT装置を支持する天井・床
間の支柱を無くし、広い作業スペースを提供することが
できるという効果を奏する。
【0063】また、請求項1記載の本発明によれば、水
平置きX線CT装置と他装置との併用を容易にし、患者
へのアクセス性を向上させることができるという効果を
奏する。
【0064】さらに、請求項2ないし請求項5に記載の
本発明によれば、天井からX線CT装置を降下させる際
に、患者や椅子型寝台とX線CT装置との間の干渉がな
いことを事前に確認し、高い安全性を確保できるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るX線CT装置の第1実施形態を示
す正面図である。
【図2】本発明に係るX線CT装置の第1実施形態を示
す側面図である。
【図3】アーム及びアームガイドの構造を示す横断面図
である。
【図4】干渉防止装置の第1の実施形態を示す要部斜視
図である。
【図5】干渉防止装置の格納機構を示す斜視図である。
【図6】干渉防止装置の第2の実施形態を示す要部斜視
図である。
【図7】干渉防止装置の第3の実施形態を示す要部斜視
図である。
【図8】従来の水平置きX線CT装置の構成を示す正面
図である。
【符号の説明】
1…X線CT装置、3…架台、5…昇降機構、7…椅子
型寝台、9…干渉防止装置、11…検査孔、13…X線
管、15…検出器、17…天井、21…干渉検査用レー
ザ光、31…中二階フロア、51…固定フレーム、53
…モータ、55…減速機、57…シャフト、59…ギア
ボックス、61…ボールネジ、63…ボールネジナッ
ト、65…アーム、67…アームガイド、69…アーム
カバー、71…チェーン、73…スプロケット、75…
バランスウエイト、77…LMガイド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関 泰宏 栃木県大田原市下石上1385番の1 株式会 社東芝那須工場内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X線CT装置の架台を使用時に検査室内
    の天井から下降させ、不使用時に検査室の天井へ上昇さ
    せる昇降機構を備えた水平置きX線CT装置において、 前記昇降機構を前記検査室の天井上に設置したことを特
    徴とする水平置きX線CT装置。
  2. 【請求項2】 X線CT装置の架台を使用時に検査室内
    の天井から下降させ、不使用時に検査室の天井へ上昇さ
    せる昇降機構を備えた水平置きX線CT装置において、 被検体が挿入される検査孔の半径より小さい所定の半径
    の円周状照射域を持つ干渉検査用光線を下方に向けて照
    射する干渉防止装置をさらに備えたことを特徴とする水
    平置きX線CT装置。
  3. 【請求項3】 前記干渉検査用光線は可視レーザ光線で
    あることを特徴とする請求項2に記載の水平置きX線C
    T装置。
  4. 【請求項4】 前記干渉防止装置は、 前記干渉検査用光線を発する光源と、 該光源からの光を回転中心から前記所定の半径の位置で
    下方に照射する回転体と、 を備えたことを特徴とする請求項2または請求項3に記
    載の水平置きX線CT装置。
  5. 【請求項5】 前記干渉防止装置は、 前記干渉検査用光線を発する光源と、 回転駆動手段により水平面内に回転されるとともに前記
    光源からの光を放射状に反射する第1の反射手段と、 第1の反射手段の周囲に配設されかつ円錐斜面を輪切り
    にした円環状の反射面を有する第2の反射手段と、 を備えて成り、 前記光源から発せられた光が第1及び第2の反射手段に
    より順次反射されて前記円周状照射域を照射することを
    特徴とする請求項2または請求項3に記載の水平置きX
    線CT装置。
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