JPH10278376A - プリント装置 - Google Patents
プリント装置Info
- Publication number
- JPH10278376A JPH10278376A JP8660897A JP8660897A JPH10278376A JP H10278376 A JPH10278376 A JP H10278376A JP 8660897 A JP8660897 A JP 8660897A JP 8660897 A JP8660897 A JP 8660897A JP H10278376 A JPH10278376 A JP H10278376A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- medium
- gap
- printing
- print head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Ink Jet (AREA)
- Common Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 所定曲率半径のプリント面を有するプリント
媒体に対し、刷版を用いてプリントを行う必要がある。 【解決手段】 プリント媒体19をそのプリント面26
の曲率中心と同軸に駆動回転する媒体回転手段21〜2
4と、プリント媒体19の中心Lとの対向方向にプリン
ト面26との間隔を検出するギャップセンサ27および
プリントヘッド25を摺動自在に保持するブラケット3
0と、プリント媒体19の中心Lと同軸にギャップ調整
板33を駆動回転させる調整板駆動手段35〜37と、
ギャップ調整板33とギャップセンサ27およびプリン
トヘッド25とを連結してギャップ調整板33の回転を
プリント媒体19の中心Lと対向する方向へのギャップ
センサ27およびプリントヘッド25の直線移動に変換
する動力伝達機構31〜34とを具え、プリント面26
とプリントヘッド25との間隔が一定となるように調整
板駆動手段35〜37を制御する。
媒体に対し、刷版を用いてプリントを行う必要がある。 【解決手段】 プリント媒体19をそのプリント面26
の曲率中心と同軸に駆動回転する媒体回転手段21〜2
4と、プリント媒体19の中心Lとの対向方向にプリン
ト面26との間隔を検出するギャップセンサ27および
プリントヘッド25を摺動自在に保持するブラケット3
0と、プリント媒体19の中心Lと同軸にギャップ調整
板33を駆動回転させる調整板駆動手段35〜37と、
ギャップ調整板33とギャップセンサ27およびプリン
トヘッド25とを連結してギャップ調整板33の回転を
プリント媒体19の中心Lと対向する方向へのギャップ
センサ27およびプリントヘッド25の直線移動に変換
する動力伝達機構31〜34とを具え、プリント面26
とプリントヘッド25との間隔が一定となるように調整
板駆動手段35〜37を制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円筒状物などの所
定曲率半径のプリント面を有するプリント媒体に対して
プリントを行うプリント装置に関する。
定曲率半径のプリント面を有するプリント媒体に対して
プリントを行うプリント装置に関する。
【0002】
【従来の技術】缶詰や茶筒などの円筒状物の外周面に絵
や模様などのデザイン柄、あるいは商品の名称や使用方
法の説明・注意事項、さらには生産者名の表示などの品
質保証に関する事項をプリントする方法としては、紙や
フィルムなどに上述した表記内容をスクリーン印刷やオ
フセット印刷などにより行い、この印刷済みの紙やフィ
ルムなどを円筒状物の外周面に巻き付けて接着したり、
あるいは円筒状物の外周面に上述した表記内容をスクリ
ーン印刷によってプリントすることが一般的に行われて
いる。
や模様などのデザイン柄、あるいは商品の名称や使用方
法の説明・注意事項、さらには生産者名の表示などの品
質保証に関する事項をプリントする方法としては、紙や
フィルムなどに上述した表記内容をスクリーン印刷やオ
フセット印刷などにより行い、この印刷済みの紙やフィ
ルムなどを円筒状物の外周面に巻き付けて接着したり、
あるいは円筒状物の外周面に上述した表記内容をスクリ
ーン印刷によってプリントすることが一般的に行われて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】紙やフィルムなどの印
刷物を円筒状物の外周面に貼り付けたり、あるいは円筒
状物の外周面にスクリーン印刷によって直接プリントす
るようにした従来の方法では、表記内容が変わったり、
あるい円筒状物の寸法などが変更となる度に刷版を新た
に作り直す必要がある上、この刷版の製作に要する日時
を必要とする。このため、表記内容の迅速な変更ができ
ないばかりか、刷版の製造コストが嵩むという不具合が
生ずる。
刷物を円筒状物の外周面に貼り付けたり、あるいは円筒
状物の外周面にスクリーン印刷によって直接プリントす
るようにした従来の方法では、表記内容が変わったり、
あるい円筒状物の寸法などが変更となる度に刷版を新た
に作り直す必要がある上、この刷版の製作に要する日時
を必要とする。このため、表記内容の迅速な変更ができ
ないばかりか、刷版の製造コストが嵩むという不具合が
生ずる。
【0004】このような不具合は、印刷機に対する刷版
のセッティングなどに時間が掛かることから、特に小ロ
ット生産の商品の場合に顕著となる。しかも、表記内容
が商品のシリアル番号や製造日時などの個々に異なって
いたり、日々で異なるものでは、そのための専用の印刷
機をさらに付設しなければならず、設備コストが嵩む欠
点を有する。
のセッティングなどに時間が掛かることから、特に小ロ
ット生産の商品の場合に顕著となる。しかも、表記内容
が商品のシリアル番号や製造日時などの個々に異なって
いたり、日々で異なるものでは、そのための専用の印刷
機をさらに付設しなければならず、設備コストが嵩む欠
点を有する。
【0005】
【発明の目的】本発明の目的は、刷版を必要とするスク
リーン印刷などによらず、それぞれ所定曲率半径のプリ
ント面を有する多種類のプリント媒体に対してプリント
を直接行うことが可能なプリント装置を提供することに
ある。
リーン印刷などによらず、それぞれ所定曲率半径のプリ
ント面を有する多種類のプリント媒体に対してプリント
を直接行うことが可能なプリント装置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によるプリント装
置は、所定曲率半径のプリント面を有するプリント媒体
にプリントヘッドを用いてプリントを行うプリント装置
であって、前記プリント媒体を把持する媒体把持手段
と、前記プリント面の曲率中心が回転中心となるよう
に、前記媒体把持手段を所定速度で駆動回転させる媒体
回転手段と、この媒体回転手段の回転中心との対向方向
に前記プリントヘッドを摺動自在に保持するブラケット
と、前記媒体回転手段の回転中心との対向方向に摺動自
在に前記ブラケットに保持されて前記プリントヘッドと
前記プリント面との間隔を検出するためのギャップセン
サと、前記媒体回転手段の回転中心と同軸の回転中心を
有するギャップ調整板と、このギャップ調整板を駆動回
転させる調整板駆動手段と、前記ギャップ調整板と前記
ギャップセンサおよび前記プリントヘッドとを連結して
当該ギャップ調整板の回転を前記媒体回転手段の回転中
心と対向する方向への前記ギャップセンサおよび前記プ
リントヘッドの直線移動に変換する動力伝達機構と、前
記プリント面と前記プリントヘッドとの間隔が一定とな
るように、前記ギャップセンサからの検出信号に基づい
て前記調整板駆動手段を制御する制御手段とを具えたこ
とを特徴とするものである。
置は、所定曲率半径のプリント面を有するプリント媒体
にプリントヘッドを用いてプリントを行うプリント装置
であって、前記プリント媒体を把持する媒体把持手段
と、前記プリント面の曲率中心が回転中心となるよう
に、前記媒体把持手段を所定速度で駆動回転させる媒体
回転手段と、この媒体回転手段の回転中心との対向方向
に前記プリントヘッドを摺動自在に保持するブラケット
と、前記媒体回転手段の回転中心との対向方向に摺動自
在に前記ブラケットに保持されて前記プリントヘッドと
前記プリント面との間隔を検出するためのギャップセン
サと、前記媒体回転手段の回転中心と同軸の回転中心を
有するギャップ調整板と、このギャップ調整板を駆動回
転させる調整板駆動手段と、前記ギャップ調整板と前記
ギャップセンサおよび前記プリントヘッドとを連結して
当該ギャップ調整板の回転を前記媒体回転手段の回転中
心と対向する方向への前記ギャップセンサおよび前記プ
リントヘッドの直線移動に変換する動力伝達機構と、前
記プリント面と前記プリントヘッドとの間隔が一定とな
るように、前記ギャップセンサからの検出信号に基づい
て前記調整板駆動手段を制御する制御手段とを具えたこ
とを特徴とするものである。
【0007】本発明によると、プリント媒体を媒体把持
手段で把持し、プリント媒体のプリント面の曲率中心を
回転中心として、媒体回転手段によりプリント媒体を所
定速度で駆動回転させる。
手段で把持し、プリント媒体のプリント面の曲率中心を
回転中心として、媒体回転手段によりプリント媒体を所
定速度で駆動回転させる。
【0008】一方、調整板駆動手段を作動させることに
より、ギャップ調整板が回転してブラケットに取り付け
られたギャップセンサおよびプリントヘッドが媒体回転
手段の回転中心との対向方向に移動し、プリント媒体の
プリント面とギャップセンサおよびプリントヘッドとの
間隔が変わる。
より、ギャップ調整板が回転してブラケットに取り付け
られたギャップセンサおよびプリントヘッドが媒体回転
手段の回転中心との対向方向に移動し、プリント媒体の
プリント面とギャップセンサおよびプリントヘッドとの
間隔が変わる。
【0009】ここで、ブラケットに取り付けられたギャ
ップセンサは、プリントヘッドとプリント媒体のプリン
ト面との間隔を検出してこれを制御手段に出力する。制
御手段は、ギャップセンサからの検出信号に基づき、プ
リント媒体とプリントヘッドとの間隔が所定間隔となる
ように、調整板駆動手段の作動を制御する。
ップセンサは、プリントヘッドとプリント媒体のプリン
ト面との間隔を検出してこれを制御手段に出力する。制
御手段は、ギャップセンサからの検出信号に基づき、プ
リント媒体とプリントヘッドとの間隔が所定間隔となる
ように、調整板駆動手段の作動を制御する。
【0010】この結果、プリントヘッドとプリント媒体
のプリント面との間隔が常に一定となった状態でプリン
トが行われる。
のプリント面との間隔が常に一定となった状態でプリン
トが行われる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明によるプリント装置におい
て、動力伝達機構は、ギャップ調整板に形成された複数
のスクロール溝と、ギャップセンサおよびプリントヘッ
ドにそれぞれ突設されてこれらスクロール溝にそれぞれ
係合する係合ピンとを有するものであってもよく、この
場合、係合ピンは、ブラケットに形成されてこのブラケ
ットに対するギャップセンサおよびプリントヘッドの摺
動を案内するための摺動案内溝に係合していることが好
ましい。
て、動力伝達機構は、ギャップ調整板に形成された複数
のスクロール溝と、ギャップセンサおよびプリントヘッ
ドにそれぞれ突設されてこれらスクロール溝にそれぞれ
係合する係合ピンとを有するものであってもよく、この
場合、係合ピンは、ブラケットに形成されてこのブラケ
ットに対するギャップセンサおよびプリントヘッドの摺
動を案内するための摺動案内溝に係合していることが好
ましい。
【0012】また、プリント媒体が円筒体であってもよ
く、この場合、媒体把持手段は、円筒体の内周面に当接
する複数の把持ジョーを有することが好ましい。
く、この場合、媒体把持手段は、円筒体の内周面に当接
する複数の把持ジョーを有することが好ましい。
【0013】一方、プリントヘッドは、インクを吐出す
る吐出口がプリント媒体のプリント面と対向するように
形成されたインクジェットヘッドであってもよく、この
場合、ブラケットは、異なる色相のインクをそれぞれ吐
出する複数のインクジェットヘッドを放射状に支持する
ものであってもよい。また、吐出口は、媒体回転手段の
回転中心に沿ってプリント媒体のプリント領域の全幅に
亙って配列しているものであってもよい。さらに、イン
クジェットヘッドは、インクを吐出するための吐出エネ
ルギー発生部を有するものであってもよく、この場合、
吐出エネルギー発生部は、熱エネルギーを発生する電気
熱変換体を有するものであることが好ましい。
る吐出口がプリント媒体のプリント面と対向するように
形成されたインクジェットヘッドであってもよく、この
場合、ブラケットは、異なる色相のインクをそれぞれ吐
出する複数のインクジェットヘッドを放射状に支持する
ものであってもよい。また、吐出口は、媒体回転手段の
回転中心に沿ってプリント媒体のプリント領域の全幅に
亙って配列しているものであってもよい。さらに、イン
クジェットヘッドは、インクを吐出するための吐出エネ
ルギー発生部を有するものであってもよく、この場合、
吐出エネルギー発生部は、熱エネルギーを発生する電気
熱変換体を有するものであることが好ましい。
【0014】
【実施例】本発明を円筒体の外周面に対してプリントを
行うインクジェットプリンタに応用した一実施例につい
て、その側面構造を表す図1、そのII−II矢視断面構造
を表す図2、その平面形状を表す図3、図1中の主要部
を抽出拡大した図4、動力伝達機構の概要を示す図5を
参照しながら詳細に説明するが、本発明はこのような円
筒体の外周面に対してプリントを行うインクジェットプ
リンタに限らず、プリント面が円筒体以外の一定曲率半
径を持つプリント媒体や、他の形式のプリント装置にも
当然応用することができる。
行うインクジェットプリンタに応用した一実施例につい
て、その側面構造を表す図1、そのII−II矢視断面構造
を表す図2、その平面形状を表す図3、図1中の主要部
を抽出拡大した図4、動力伝達機構の概要を示す図5を
参照しながら詳細に説明するが、本発明はこのような円
筒体の外周面に対してプリントを行うインクジェットプ
リンタに限らず、プリント面が円筒体以外の一定曲率半
径を持つプリント媒体や、他の形式のプリント装置にも
当然応用することができる。
【0015】なお、本実施例におけるインクジェットプ
リンタとしては、複写機のように画像を読み取って複写
する形式のものもあるが、一般的にはコンピュータと接
続され、このコンピュータ内に作成された画像プリント
データを転送してプリントを行うものである。
リンタとしては、複写機のように画像を読み取って複写
する形式のものもあるが、一般的にはコンピュータと接
続され、このコンピュータ内に作成された画像プリント
データを転送してプリントを行うものである。
【0016】すなわち、枠状をなす筺体11には、一直
線状に並ぶ一対のねじ軸12, 13がそれぞれ回転自在
に取り付けられ、一方のねじ軸(以下、これを従動ねじ
軸と呼称する)12は、他方のねじ軸(以下、これを駆
動ねじ軸と呼称する)13との対向方向に沿って位置調
整可能となっている。これらねじ軸12, 13には、先
端部に円錐面14を形成した調整ナット15がそれぞれ
螺合されている。また、ねじ軸12, 13の先端部に一
体的に設けられた端板16には、円周方向に等間隔に本
実施例では3つの把持ジョー17がねじ軸12, 13の
軸線Lとの対向方向に移動自在に取り付けられ、これら
把持ジョー17には、調整ナット15の円錐面14と対
応した斜面18がそれぞれ形成され、調整ナット15と
端板16とに挟まれた状態となっている。駆動ねじ軸1
3側の把持ジョー17には、ねじ軸12, 13の軸線L
方向に沿った円筒体19の位置を常に一定に設定できる
ように、円筒体19の一端面に当接し得るストッパ20
がその端板16と反対側に形成されている。
線状に並ぶ一対のねじ軸12, 13がそれぞれ回転自在
に取り付けられ、一方のねじ軸(以下、これを従動ねじ
軸と呼称する)12は、他方のねじ軸(以下、これを駆
動ねじ軸と呼称する)13との対向方向に沿って位置調
整可能となっている。これらねじ軸12, 13には、先
端部に円錐面14を形成した調整ナット15がそれぞれ
螺合されている。また、ねじ軸12, 13の先端部に一
体的に設けられた端板16には、円周方向に等間隔に本
実施例では3つの把持ジョー17がねじ軸12, 13の
軸線Lとの対向方向に移動自在に取り付けられ、これら
把持ジョー17には、調整ナット15の円錐面14と対
応した斜面18がそれぞれ形成され、調整ナット15と
端板16とに挟まれた状態となっている。駆動ねじ軸1
3側の把持ジョー17には、ねじ軸12, 13の軸線L
方向に沿った円筒体19の位置を常に一定に設定できる
ように、円筒体19の一端面に当接し得るストッパ20
がその端板16と反対側に形成されている。
【0017】なお、把持ジョー17にはこれらをねじ軸
12, 13の軸線L側に付勢する図示しない付勢手段か
設けられている。従って、ねじ軸12, 13の回転を拘
束した状態で調整ナット15を回転し、これを端板16
側に移動することにより、端板16と調整ナット15の
円錐面14との間隔が狭まり、これに伴って把持ジョー
17が付勢手段による付勢力に抗してねじ軸12, 13
の軸線Lから離れる方向に放射状に拡がる。逆に、端板
16から離れるように調整ナット15を回転することに
より、把持ジョー17は付勢手段による付勢力によって
ねじ軸12, 13の軸線L側に引っ込む。
12, 13の軸線L側に付勢する図示しない付勢手段か
設けられている。従って、ねじ軸12, 13の回転を拘
束した状態で調整ナット15を回転し、これを端板16
側に移動することにより、端板16と調整ナット15の
円錐面14との間隔が狭まり、これに伴って把持ジョー
17が付勢手段による付勢力に抗してねじ軸12, 13
の軸線Lから離れる方向に放射状に拡がる。逆に、端板
16から離れるように調整ナット15を回転することに
より、把持ジョー17は付勢手段による付勢力によって
ねじ軸12, 13の軸線L側に引っ込む。
【0018】本実施例では、円筒体19の軸線方向に沿
った長さに応じて従動ねじ軸12を駆動ねじ軸13との
対向方向に位置調整を行い、これら把持ジョー17を円
筒体19の両端部に差し込み、この円筒体19の内周面
に把持ジョー17を押し当てることにより、円筒体19
の軸線とねじ軸12, 13の軸線Lとが自動的に同軸と
なるように円筒体19を把持するようにしている。つま
り、ねじ軸12, 13, 調整ナット15, 把持ジョー1
7などで本発明による内拡式の媒体把持手段を構成して
いるが、円筒体19の軸線とねじ軸12, 13の軸線L
とが同軸となるように円筒体19を把持可能でありさえ
すれば、本実施例以外の媒体把持手段を採用することも
当然可能である。
った長さに応じて従動ねじ軸12を駆動ねじ軸13との
対向方向に位置調整を行い、これら把持ジョー17を円
筒体19の両端部に差し込み、この円筒体19の内周面
に把持ジョー17を押し当てることにより、円筒体19
の軸線とねじ軸12, 13の軸線Lとが自動的に同軸と
なるように円筒体19を把持するようにしている。つま
り、ねじ軸12, 13, 調整ナット15, 把持ジョー1
7などで本発明による内拡式の媒体把持手段を構成して
いるが、円筒体19の軸線とねじ軸12, 13の軸線L
とが同軸となるように円筒体19を把持可能でありさえ
すれば、本実施例以外の媒体把持手段を採用することも
当然可能である。
【0019】駆動ねじ軸13の基端側には、従動歯車2
1が一体的に取り付けられており、筺体11に回転自在
に取り付けられた伝達歯車22を介して従動歯車21と
噛み合う駆動歯車23を有する媒体駆動モータ24が筺
体11に取り付けられている。これら従動歯車21, 伝
達歯車22, 駆動歯車23など共に本発明による媒体回
転手段を構成する媒体駆動モータ24は、ステッピング
モータなどのように円筒体19を所定速度で安定して駆
動可能なものを採用することが望ましい。
1が一体的に取り付けられており、筺体11に回転自在
に取り付けられた伝達歯車22を介して従動歯車21と
噛み合う駆動歯車23を有する媒体駆動モータ24が筺
体11に取り付けられている。これら従動歯車21, 伝
達歯車22, 駆動歯車23など共に本発明による媒体回
転手段を構成する媒体駆動モータ24は、ステッピング
モータなどのように円筒体19を所定速度で安定して駆
動可能なものを採用することが望ましい。
【0020】ねじ軸12, 13の上方には、インクジェ
ットヘッド25と円筒体19のプリント面、つまり外周
面26との距離を検出するための非接触式のギャップセ
ンサ27を収容するセンサホルダ28と、プリント面と
なる円筒体19の外周面26にインクを吐出するための
複数のインクジェットヘッド25をそれぞれ収容するヘ
ッドホルダ29とをねじ軸12, 13の軸線Lとの対向
方向に摺動自在に支持する一対のブラケット30が設け
られている。これらブラケット30には、センサホルダ
28およびヘッドホルダ29に突設された係合ピン31
を摺動自在に係合保持する摺動案内溝32がそれぞれ形
成されており、これら摺動案内溝32はねじ軸12, 1
3の軸線Lとの対向方向に延びている。
ットヘッド25と円筒体19のプリント面、つまり外周
面26との距離を検出するための非接触式のギャップセ
ンサ27を収容するセンサホルダ28と、プリント面と
なる円筒体19の外周面26にインクを吐出するための
複数のインクジェットヘッド25をそれぞれ収容するヘ
ッドホルダ29とをねじ軸12, 13の軸線Lとの対向
方向に摺動自在に支持する一対のブラケット30が設け
られている。これらブラケット30には、センサホルダ
28およびヘッドホルダ29に突設された係合ピン31
を摺動自在に係合保持する摺動案内溝32がそれぞれ形
成されており、これら摺動案内溝32はねじ軸12, 1
3の軸線Lとの対向方向に延びている。
【0021】駆動ねじ軸13の軸線Lと同軸状をなすよ
うにこの駆動ねじ軸13に対して回転自在に取り付けら
れた環状のギャップ調整板33には、摺動案内溝32に
対して斜めに傾斜した方向に延びる所定曲率半径のスク
ロール溝34が円周方向に沿って等間隔で形成されてお
り、一方のブラケット30の摺動案内溝32から突出す
る係合ピン31は、これらスクロール溝34にも係合し
た状態となっている。このギャップ調整板33の外周に
形成された従動歯車35には、筺体11に取り付けられ
た調整板駆動モータ36の駆動歯車37が噛み合ってい
る。従動歯車35や駆動歯車37などと共に本発明の調
整板駆動手段を構成する調整板駆動モータ36も、先の
媒体駆動モータ24と同様な安定駆動が可能なステッピ
ングモータを採用することが好ましい。
うにこの駆動ねじ軸13に対して回転自在に取り付けら
れた環状のギャップ調整板33には、摺動案内溝32に
対して斜めに傾斜した方向に延びる所定曲率半径のスク
ロール溝34が円周方向に沿って等間隔で形成されてお
り、一方のブラケット30の摺動案内溝32から突出す
る係合ピン31は、これらスクロール溝34にも係合し
た状態となっている。このギャップ調整板33の外周に
形成された従動歯車35には、筺体11に取り付けられ
た調整板駆動モータ36の駆動歯車37が噛み合ってい
る。従動歯車35や駆動歯車37などと共に本発明の調
整板駆動手段を構成する調整板駆動モータ36も、先の
媒体駆動モータ24と同様な安定駆動が可能なステッピ
ングモータを採用することが好ましい。
【0022】従って、調整板駆動モータ36を正逆転駆
動することにより、ギャップ調整板33が正逆回転し、
その回転方向および回転角度に応じた分だけ、ねじ軸1
2,13の軸線Lとの対向方向にセンサホルダ28およ
び各ヘッドホルダ29が同期して変位し、円筒体19の
外周面26と各インクジェットヘッド25との間隔、す
なわちヘッドギャップが最適な間隔に制御される。つま
り、上述した係合ピン31, 摺動案内溝32, スクロー
ル溝34などで本発明による動力伝達機構が構成されて
いる。
動することにより、ギャップ調整板33が正逆回転し、
その回転方向および回転角度に応じた分だけ、ねじ軸1
2,13の軸線Lとの対向方向にセンサホルダ28およ
び各ヘッドホルダ29が同期して変位し、円筒体19の
外周面26と各インクジェットヘッド25との間隔、す
なわちヘッドギャップが最適な間隔に制御される。つま
り、上述した係合ピン31, 摺動案内溝32, スクロー
ル溝34などで本発明による動力伝達機構が構成されて
いる。
【0023】円筒体19の着脱に際してギャップセンサ
27およびインクジェットヘッド25をねじ軸12, 1
3の軸線Lから最も遠い位置、つまり待機位置に待機さ
せるため、係合ピン31がスクロール溝34の外周端側
に位置する状態において、ギャップ調整板33に設けた
ドッグ38の位置を検出する待機位置検出センサ39が
筺体11に取り付けられている。つまり、待機位置検出
センサ39がドッグ38を検出した時に調整板駆動モー
タ36を停止することにより、ギャップセンサ27およ
びインクジェットヘッド25を待機位置に位置決めする
ことができる。
27およびインクジェットヘッド25をねじ軸12, 1
3の軸線Lから最も遠い位置、つまり待機位置に待機さ
せるため、係合ピン31がスクロール溝34の外周端側
に位置する状態において、ギャップ調整板33に設けた
ドッグ38の位置を検出する待機位置検出センサ39が
筺体11に取り付けられている。つまり、待機位置検出
センサ39がドッグ38を検出した時に調整板駆動モー
タ36を停止することにより、ギャップセンサ27およ
びインクジェットヘッド25を待機位置に位置決めする
ことができる。
【0024】本実施例では、装着可能な最大の長さの円
筒体19の軸線方向に沿った外周面26の全域と対向す
るように、ねじ軸12, 13の軸線Lに沿って図示しな
いインクの吐出口を配列したフルラインタイプのインク
ジェットヘッド25を採用しており、色相がそれぞれ異
なる4種類のインクを吐出してカラープリントを可能と
している。このようなフルラインタイプのインクジェッ
トヘッド25に代えて、インクジェットヘッド25が円
筒体19の軸線方向に走査移動するシリアルスキャンタ
イプのインクジェットヘッド25や、他の構造のプリン
トヘッドを搭載することも当然可能である。
筒体19の軸線方向に沿った外周面26の全域と対向す
るように、ねじ軸12, 13の軸線Lに沿って図示しな
いインクの吐出口を配列したフルラインタイプのインク
ジェットヘッド25を採用しており、色相がそれぞれ異
なる4種類のインクを吐出してカラープリントを可能と
している。このようなフルラインタイプのインクジェッ
トヘッド25に代えて、インクジェットヘッド25が円
筒体19の軸線方向に走査移動するシリアルスキャンタ
イプのインクジェットヘッド25や、他の構造のプリン
トヘッドを搭載することも当然可能である。
【0025】次に、本実施例におけるインクジェットプ
リンタを用いて円筒体19に対するプリント操作につい
て説明する。
リンタを用いて円筒体19に対するプリント操作につい
て説明する。
【0026】オペレータは、まず従動ねじ軸12を駆動
ねじ軸13から離れる方向に移動し、円筒体19の一端
側を駆動ねじ軸13側の把持ジョー17に嵌合する。こ
の場合、把持ジョー17に形成されたストッパ20に円
筒体19の一端面を押し当て、インクジェットプリンタ
に対するねじ軸12, 13の軸線L方向に沿った円筒体
19の位置決めを行う。これにより、円筒体19の外周
面26のプリント領域の全域に亙ってプリントが可能で
あると共に円筒体19の外周面26の任意位置に対する
プリントが可能となる。そして、従動ねじ軸12を駆動
ねじ軸13側に移動してその把持ジョー17を円筒体1
9の他端側に差し込み、ねじ軸12, 13の回転を拘束
した状態で調整ナット15を端板16側に回し、把持ジ
ョー17を円筒体19の内周壁に押し当てることによ
り、円筒体19を把持する。この時、ギャップセンサ2
7およびインクジェットヘッド25は、図5中、二点鎖
線で示すように、円筒体19から最も離れた待機位置に
て待機状態となっている。
ねじ軸13から離れる方向に移動し、円筒体19の一端
側を駆動ねじ軸13側の把持ジョー17に嵌合する。こ
の場合、把持ジョー17に形成されたストッパ20に円
筒体19の一端面を押し当て、インクジェットプリンタ
に対するねじ軸12, 13の軸線L方向に沿った円筒体
19の位置決めを行う。これにより、円筒体19の外周
面26のプリント領域の全域に亙ってプリントが可能で
あると共に円筒体19の外周面26の任意位置に対する
プリントが可能となる。そして、従動ねじ軸12を駆動
ねじ軸13側に移動してその把持ジョー17を円筒体1
9の他端側に差し込み、ねじ軸12, 13の回転を拘束
した状態で調整ナット15を端板16側に回し、把持ジ
ョー17を円筒体19の内周壁に押し当てることによ
り、円筒体19を把持する。この時、ギャップセンサ2
7およびインクジェットヘッド25は、図5中、二点鎖
線で示すように、円筒体19から最も離れた待機位置に
て待機状態となっている。
【0027】この状態からプリント開始信号が入力され
ると、調整板駆動モータ36が正転作動してギャップ調
整板33が図1中、右回りに回転し、円筒体19の外周
面26とギャップセンサ27および各インクジェットヘ
ッド25との間隔が近づき始める。そして、これがあら
かじめ設定した最適のヘッドギャップ量に到達すると、
ギャップセンサ27からの信号を受けて調整板駆動モー
タ36が停止し、さらに媒体駆動モータ24が回転を始
めて円筒体19の回転を開始し、この円筒体19の回転
に伴って各インクジェットヘッド25の吐出口からイン
クが吐出され、図示しないコンピュータより転送された
プリント幅およびプリント長などの画像情報を基にプリ
ント円筒体19の外周面26に対するプリントが行われ
る。
ると、調整板駆動モータ36が正転作動してギャップ調
整板33が図1中、右回りに回転し、円筒体19の外周
面26とギャップセンサ27および各インクジェットヘ
ッド25との間隔が近づき始める。そして、これがあら
かじめ設定した最適のヘッドギャップ量に到達すると、
ギャップセンサ27からの信号を受けて調整板駆動モー
タ36が停止し、さらに媒体駆動モータ24が回転を始
めて円筒体19の回転を開始し、この円筒体19の回転
に伴って各インクジェットヘッド25の吐出口からイン
クが吐出され、図示しないコンピュータより転送された
プリント幅およびプリント長などの画像情報を基にプリ
ント円筒体19の外周面26に対するプリントが行われ
る。
【0028】なお、本実施例ではフルラインのインクジ
ェットヘッド25であるため、プリントは円筒体19が
1回転した段階で終了となり、媒体駆動モータ24は停
止する。この回転制御は、媒体駆動モータ24がステッ
ピングモータであることから、ギャップセンサ27の信
号に基づき、所定のパルスを送ることで回転体の1回転
制御を行っているが、この回転精度を向上させるため、
駆動ねじ軸13の回転角を検出するためのロータリエン
コーダなどの回転角度検出手段を設けるか、あるいは駆
動ねじ軸13の外周面26に位置指標を設けると共に1
回転毎にその位置指標を検出するセンサを設けること
で、円筒体19の回転角度の制御や位置補正を行っても
良い。
ェットヘッド25であるため、プリントは円筒体19が
1回転した段階で終了となり、媒体駆動モータ24は停
止する。この回転制御は、媒体駆動モータ24がステッ
ピングモータであることから、ギャップセンサ27の信
号に基づき、所定のパルスを送ることで回転体の1回転
制御を行っているが、この回転精度を向上させるため、
駆動ねじ軸13の回転角を検出するためのロータリエン
コーダなどの回転角度検出手段を設けるか、あるいは駆
動ねじ軸13の外周面26に位置指標を設けると共に1
回転毎にその位置指標を検出するセンサを設けること
で、円筒体19の回転角度の制御や位置補正を行っても
良い。
【0029】円筒体19に対するプリントが終了する
と、ギャップセンサ27の信号に基づいた図示しないタ
イマ手段により、再び調整板駆動モータ36が逆転駆動
され、これに伴ってギャップ調整板33が図1中、左回
りに回転する。そして、ギャップ調整板33に設けられ
たドッグ38を待機位置検出センサ39が検知した時点
で、ギャップ制御モータが停止する。この後、オペレー
タが円筒体19を取り外してプリント操作を終了する。
と、ギャップセンサ27の信号に基づいた図示しないタ
イマ手段により、再び調整板駆動モータ36が逆転駆動
され、これに伴ってギャップ調整板33が図1中、左回
りに回転する。そして、ギャップ調整板33に設けられ
たドッグ38を待機位置検出センサ39が検知した時点
で、ギャップ制御モータが停止する。この後、オペレー
タが円筒体19を取り外してプリント操作を終了する。
【0030】なお、本実施例においては、円筒体19の
外周面26とインクジェットヘッド25の距離を直接検
知し、その信号に基づいて外周面26とインクジェット
ヘッド25との間隔を制御しているが、この検出手段と
してねじ軸12, 13の軸線Lを中心とする円筒体19
の外径を検出し、この演算情報に基づいて円筒体19の
外周面26とインクジェットヘッド25との間隔を制御
しても良い。
外周面26とインクジェットヘッド25の距離を直接検
知し、その信号に基づいて外周面26とインクジェット
ヘッド25との間隔を制御しているが、この検出手段と
してねじ軸12, 13の軸線Lを中心とする円筒体19
の外径を検出し、この演算情報に基づいて円筒体19の
外周面26とインクジェットヘッド25との間隔を制御
しても良い。
【0031】このようなインクジェット方式を用いたプ
リント装置の場合、インクジェットヘッド25から円筒
体19に対して吐出されるインク滴の着弾精度は、画像
形成において大きな比重を占める。特に、フルラインタ
イプのインクジェットヘッド25においては、各吐出口
の吐出方向の曲がりが着弾精度を決定的に支配している
ため、このインク滴の着弾精度の維持にはインクジェッ
トヘッド25と円筒体19の外周面26との距離を所定
の距離に制御しておく必要がある。上述した実施例にお
いては、円筒体19の外径を検知し、その信号に基づい
てそのインクジェットヘッド25の接近量を決定してい
るため、円筒体19の外径の大小に関わらず、また複数
のインクジェットヘッド25に対しても、プリントヘッ
ドと円筒体19の外周面26との距離、つまりヘッドギ
ャップは常に一定に制御される。
リント装置の場合、インクジェットヘッド25から円筒
体19に対して吐出されるインク滴の着弾精度は、画像
形成において大きな比重を占める。特に、フルラインタ
イプのインクジェットヘッド25においては、各吐出口
の吐出方向の曲がりが着弾精度を決定的に支配している
ため、このインク滴の着弾精度の維持にはインクジェッ
トヘッド25と円筒体19の外周面26との距離を所定
の距離に制御しておく必要がある。上述した実施例にお
いては、円筒体19の外径を検知し、その信号に基づい
てそのインクジェットヘッド25の接近量を決定してい
るため、円筒体19の外径の大小に関わらず、また複数
のインクジェットヘッド25に対しても、プリントヘッ
ドと円筒体19の外周面26との距離、つまりヘッドギ
ャップは常に一定に制御される。
【0032】本実施例においては、中空の円筒体19の
外周面26に対するインクジェットプリンタについて説
明したが、本発明はこれに限るものでなく、中実の円柱
状プリント媒体あるいはロール紙などのように、所定の
曲率半径を持ったプリント媒体のプリント面へのプリン
ト装置に対しても適用することができる。
外周面26に対するインクジェットプリンタについて説
明したが、本発明はこれに限るものでなく、中実の円柱
状プリント媒体あるいはロール紙などのように、所定の
曲率半径を持ったプリント媒体のプリント面へのプリン
ト装置に対しても適用することができる。
【0033】なお、本発明は、特にインクジェット方式
の中でも、液体の吐出を行わせるために利用されるエネ
ルギーとして熱エネルギーを発生する手段(例えば、電
気熱変換体やレーザ光など)を具え、前記熱エネルギー
により液体の状態変化を生起させる方式のインクジェッ
トプリンタにおいて優れた効果をもたらすものである。
かかる方式によれば、プリントの高密度化および高精細
化が達成できるからである。
の中でも、液体の吐出を行わせるために利用されるエネ
ルギーとして熱エネルギーを発生する手段(例えば、電
気熱変換体やレーザ光など)を具え、前記熱エネルギー
により液体の状態変化を生起させる方式のインクジェッ
トプリンタにおいて優れた効果をもたらすものである。
かかる方式によれば、プリントの高密度化および高精細
化が達成できるからである。
【0034】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書や、同第474
0796号明細書に開示されている基本的な原理を用い
て行うものが好ましい。この方式は、いわゆるオンデマ
ンド型およびコンティニュアス型の何れにも適用可能で
あるが、特に、オンデマンド型の場合には、液体が保持
されているシートや流路に対応して配置される電気熱変
換体に、プリント情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギーを発生
させ、インクジェットヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じ
させ、結果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体内
の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成長お
よび収縮により、吐出口を介して液体を吐出させ、少な
くとも1つの液滴を形成する。この駆動信号をパルス形
状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が行われるの
で、特に応答性に優れた液体の吐出が達成でき、より好
ましい。このパルス形状の駆動信号としては、米国特許
第4463359号明細書や、同第4345262号明
細書に記載されているようなものが適している。なお、
上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許第4
313124号明細書に記載されている条件を採用する
と、さらに優れたプリントを行うことができる。
ば、米国特許第4723129号明細書や、同第474
0796号明細書に開示されている基本的な原理を用い
て行うものが好ましい。この方式は、いわゆるオンデマ
ンド型およびコンティニュアス型の何れにも適用可能で
あるが、特に、オンデマンド型の場合には、液体が保持
されているシートや流路に対応して配置される電気熱変
換体に、プリント情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギーを発生
させ、インクジェットヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じ
させ、結果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体内
の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成長お
よび収縮により、吐出口を介して液体を吐出させ、少な
くとも1つの液滴を形成する。この駆動信号をパルス形
状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が行われるの
で、特に応答性に優れた液体の吐出が達成でき、より好
ましい。このパルス形状の駆動信号としては、米国特許
第4463359号明細書や、同第4345262号明
細書に記載されているようなものが適している。なお、
上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許第4
313124号明細書に記載されている条件を採用する
と、さらに優れたプリントを行うことができる。
【0035】また、インクジェットヘッドの構成として
は、上述の各明細書に開示されているような吐出口と流
路と電気熱変換体との組合せ構成(直線状液流路または
直角液流路)の他に、熱作用部が屈曲する領域に配置さ
れている構成を開示する米国特許第4558333号明
細書や、米国特許第4459600号明細書を用いた構
成も本発明に含まれるものである。加えて、複数の電気
熱変換体に対し、共通するスリットを電気熱変換体の吐
出部とする構成を開示する特開昭59−123670号
公報や、熱エネルギーの圧力波を吸収する開孔を吐出部
に対応させる構成を開示した特開昭59−138461
号公報に基いた構成としても、本発明の効果は有効であ
る。すなわち、インクジェットヘッドの形態がどのよう
なものであっても、本発明によればプリントを確実に効
率良く行うことができるようになるからである。
は、上述の各明細書に開示されているような吐出口と流
路と電気熱変換体との組合せ構成(直線状液流路または
直角液流路)の他に、熱作用部が屈曲する領域に配置さ
れている構成を開示する米国特許第4558333号明
細書や、米国特許第4459600号明細書を用いた構
成も本発明に含まれるものである。加えて、複数の電気
熱変換体に対し、共通するスリットを電気熱変換体の吐
出部とする構成を開示する特開昭59−123670号
公報や、熱エネルギーの圧力波を吸収する開孔を吐出部
に対応させる構成を開示した特開昭59−138461
号公報に基いた構成としても、本発明の効果は有効であ
る。すなわち、インクジェットヘッドの形態がどのよう
なものであっても、本発明によればプリントを確実に効
率良く行うことができるようになるからである。
【0036】また、本発明のインクジェット装置の構成
として、インクジェットヘッドの吐出回復手段や、予備
的な補助手段などを付加することは本発明の効果を一層
安定できるので、好ましいものである。これらを具体的
に挙げれば、インクジェットヘッドに対してのキャッピ
ング手段や、クリーニング手段, 加圧あるいは吸引手
段, 電気熱変換体やこれとは別の加熱素子あるいはこれ
らの組み合わせを用いて加熱を行う予備加熱手段、プリ
ントとは別の吐出を行なう予備吐出手段を挙げることが
できる。
として、インクジェットヘッドの吐出回復手段や、予備
的な補助手段などを付加することは本発明の効果を一層
安定できるので、好ましいものである。これらを具体的
に挙げれば、インクジェットヘッドに対してのキャッピ
ング手段や、クリーニング手段, 加圧あるいは吸引手
段, 電気熱変換体やこれとは別の加熱素子あるいはこれ
らの組み合わせを用いて加熱を行う予備加熱手段、プリ
ントとは別の吐出を行なう予備吐出手段を挙げることが
できる。
【0037】また、搭載されるインクジェットヘッドの
種類や個数についても、例えば単色のインクに対応して
1個のみが設けられたものの他、プリント色や濃度を異
にする複数のインクに対応して複数個数設けられるもの
であってもよい。すなわち、例えばインクジェット装置
のプリントモードとしては黒色などの主流色のみのプリ
ントモードだけではなく、インクジェットヘッドを一体
的に構成するか、複数個の組み合わせによるか何れでも
よいが、異なる色の複色カラーまたは混色によるフルカ
ラーの各プリントモードの少なくとも一つを備えた装置
にも本発明は極めて有効である。この場合、プリント媒
体に応じてインクのプリント性を調整するための処理液
(プリント性向上液)をインクジェットヘッドからプリ
ント媒体に吐出することも有効である。
種類や個数についても、例えば単色のインクに対応して
1個のみが設けられたものの他、プリント色や濃度を異
にする複数のインクに対応して複数個数設けられるもの
であってもよい。すなわち、例えばインクジェット装置
のプリントモードとしては黒色などの主流色のみのプリ
ントモードだけではなく、インクジェットヘッドを一体
的に構成するか、複数個の組み合わせによるか何れでも
よいが、異なる色の複色カラーまたは混色によるフルカ
ラーの各プリントモードの少なくとも一つを備えた装置
にも本発明は極めて有効である。この場合、プリント媒
体に応じてインクのプリント性を調整するための処理液
(プリント性向上液)をインクジェットヘッドからプリ
ント媒体に吐出することも有効である。
【0038】さらに加えて、以上説明した本発明の実施
例においては、室温やそれ以下で固化し、室温で軟化も
しくは液化するものを用いても良く、あるいはインクジ
ェット方式では液体自体を30℃以上70℃以下の範囲
内で温度調整を行って液体の粘性を安定吐出範囲にある
ように温度制御するものが一般的であるから、使用プリ
ント信号付与時に液状をなすものを用いてもよい。加え
て、熱エネルギーによる昇温を、固形状態から液体状態
への状態変化のエネルギーとして使用させることで積極
的に防止するため、または液体の蒸発を防止するため、
放置状態で固化し加熱によって液化するものを用いても
よい。何れにしても熱エネルギーのプリント信号に応じ
た付与によって液化し、液体が吐出されるものや、プリ
ント媒体に到達する時点ではすでに固化し始めるものな
どのような、熱エネルギーの付与によって初めて液化す
る性質のものを使用する場合も本発明は適用可能であ
る。このような場合の液体は、特開昭54−56847
号公報あるいは特開昭60−71260号公報に記載さ
れるような、多孔質シート凹部または貫通孔に液状又は
固形物として保持された状態で、電気熱変換体に対して
対向するような形態としてもよい。本発明においては、
上述した各液体に対して最も有効なものは、上述した膜
沸騰方式を実行するものである。
例においては、室温やそれ以下で固化し、室温で軟化も
しくは液化するものを用いても良く、あるいはインクジ
ェット方式では液体自体を30℃以上70℃以下の範囲
内で温度調整を行って液体の粘性を安定吐出範囲にある
ように温度制御するものが一般的であるから、使用プリ
ント信号付与時に液状をなすものを用いてもよい。加え
て、熱エネルギーによる昇温を、固形状態から液体状態
への状態変化のエネルギーとして使用させることで積極
的に防止するため、または液体の蒸発を防止するため、
放置状態で固化し加熱によって液化するものを用いても
よい。何れにしても熱エネルギーのプリント信号に応じ
た付与によって液化し、液体が吐出されるものや、プリ
ント媒体に到達する時点ではすでに固化し始めるものな
どのような、熱エネルギーの付与によって初めて液化す
る性質のものを使用する場合も本発明は適用可能であ
る。このような場合の液体は、特開昭54−56847
号公報あるいは特開昭60−71260号公報に記載さ
れるような、多孔質シート凹部または貫通孔に液状又は
固形物として保持された状態で、電気熱変換体に対して
対向するような形態としてもよい。本発明においては、
上述した各液体に対して最も有効なものは、上述した膜
沸騰方式を実行するものである。
【0039】さらに加えて、本発明にかかるプリンタの
形態としては、コンピュータなどの情報処理機器の画像
出力端末として用いられるものの他、リーダなどと組合
せた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシミ
リ装置や捺染装置の形態を採るものなどであってもよ
い。
形態としては、コンピュータなどの情報処理機器の画像
出力端末として用いられるものの他、リーダなどと組合
せた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシミ
リ装置や捺染装置の形態を採るものなどであってもよ
い。
【0040】
【発明の効果】本発明のプリント装置によると、ギャッ
プセンサとプリントヘッドとをプリント媒体のプリント
面を囲むように放射状に配置し、ギャップセンサからの
検出値に基づいてギャップ調整板を駆動回転し、ブラケ
ットに対してプリントヘッドを媒体回転手段の回転中心
と対向する方向に移動し、プリントヘッドとプリント媒
体のプリント面との間隔を一定に保持するようにしたの
で、スクリーン印刷などの刷版を必要とする方法を用い
なくとも、プリント媒体のプリント面にプリントを直接
行うことができ、少量生産で多種類のプリント媒体に対
するプリント操作を従来のものよりも簡略化することが
できる。
プセンサとプリントヘッドとをプリント媒体のプリント
面を囲むように放射状に配置し、ギャップセンサからの
検出値に基づいてギャップ調整板を駆動回転し、ブラケ
ットに対してプリントヘッドを媒体回転手段の回転中心
と対向する方向に移動し、プリントヘッドとプリント媒
体のプリント面との間隔を一定に保持するようにしたの
で、スクリーン印刷などの刷版を必要とする方法を用い
なくとも、プリント媒体のプリント面にプリントを直接
行うことができ、少量生産で多種類のプリント媒体に対
するプリント操作を従来のものよりも簡略化することが
できる。
【0041】しかも、曲率半径の異なるプリント面を持
ったプリント媒体に対しても、プリントヘッドがプリン
ト面の曲率中心との対向方向に移動してプリント面との
間隔を一定に保持するため、色ずれや濃度むらのない良
好なカラープリントを行うことができる。
ったプリント媒体に対しても、プリントヘッドがプリン
ト面の曲率中心との対向方向に移動してプリント面との
間隔を一定に保持するため、色ずれや濃度むらのない良
好なカラープリントを行うことができる。
【図1】本発明によるプリント装置の一実施例の側面形
状を表す機構概念図である。
状を表す機構概念図である。
【図2】図1中のII−II矢視断面図である。
【図3】図1に示した実施例の平面図である。
【図4】図1に示した実施例の主要部を抽出拡大した概
念図である。
念図である。
【図5】図1に示した実施例におけるプリントヘッドの
移動範囲を示す機構概念図である。
移動範囲を示す機構概念図である。
11 筺体 12 従動ねじ軸 13 駆動ねじ軸 14 円錐面 15 調整ナット 16 端板 17 把持ジョー 18 斜面 19 円筒体 20 ストッパ 21 従動歯車 22 伝達歯車 23 駆動歯車 24 媒体駆動モータ 25 インクジェットヘッド 26 外周面 27 ギャップセンサ 28 センサホルダ 29 ヘッドホルダ 30 ブラケット 31 係合ピン 32 摺動案内溝 33 ギャップ調整板 34 スクロール溝 35 従動歯車 36 調整板駆動モータ 37 駆動歯車 38 ドッグ 39 待機位置検出センサ L ねじ軸の軸線
Claims (10)
- 【請求項1】 所定曲率半径のプリント面を有するプリ
ント媒体にプリントヘッドを用いてプリントを行うプリ
ント装置であって、 前記プリント媒体を把持する媒体把持手段と、 前記プリント面の曲率中心が回転中心となるように、前
記媒体把持手段を所定速度で駆動回転させる媒体回転手
段と、 この媒体回転手段の回転中心との対向方向に前記プリン
トヘッドを摺動自在に保持するブラケットと、 前記媒体回転手段の回転中心との対向方向に摺動自在に
前記ブラケットに保持されて前記プリントヘッドと前記
プリント面との間隔を検出するためのギャップセンサ
と、 前記媒体回転手段の回転中心と同軸の回転中心を有する
ギャップ調整板と、 このギャップ調整板を駆動回転させる調整板駆動手段
と、 前記ギャップ調整板と前記ギャップセンサおよび前記プ
リントヘッドとを連結して当該ギャップ調整板の回転を
前記媒体回転手段の回転中心と対向する方向への前記ギ
ャップセンサおよび前記プリントヘッドの直線移動に変
換する動力伝達機構と、 前記プリント面と前記プリントヘッドとの間隔が一定と
なるように、前記ギャップセンサからの検出信号に基づ
いて前記調整板駆動手段を制御する制御手段とを具えた
ことを特徴とするプリント装置。 - 【請求項2】 前記動力伝達機構は、前記ギャップ調整
板に形成された複数のスクロール溝と、前記ギャップセ
ンサおよび前記プリントヘッドにそれぞれ突設されてこ
れらスクロール溝にそれぞれ係合する係合ピンとを有す
ることを特徴とする請求項1に記載のプリント装置。 - 【請求項3】 前記係合ピンは、前記ブラケットに形成
されてこのブラケットに対する前記ギャップセンサおよ
び前記プリントヘッドの摺動を案内するための摺動案内
溝に係合していることを特徴とする請求項2に記載のプ
リント装置。 - 【請求項4】 前記プリント媒体が円筒体であることを
特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載のプリ
ント装置。 - 【請求項5】 前記媒体把持手段は、前記円筒体の内周
面に当接する複数の把持ジョーを有することを特徴とす
る請求項4に記載のプリント装置。 - 【請求項6】 前記プリントヘッドは、インクを吐出す
る吐出口が前記プリント媒体のプリント面と対向するよ
うに形成されたインクジェットヘッドであることを特徴
とする請求項1から請求項5の何れかに記載のプリント
装置。 - 【請求項7】 前記ブラケットは、異なる色相のインク
をそれぞれ吐出する複数の前記インクジェットヘッドを
放射状に支持するものであることを特徴とする請求項6
に記載のプリント装置。 - 【請求項8】 前記吐出口は、前記媒体回転手段の回転
中心に沿って前記プリント媒体のプリント領域の全幅に
亙って配列していることを特徴とする請求項6または請
求項7に記載のプリント装置。 - 【請求項9】 前記インクジェットヘッドは、インクを
吐出するための吐出エネルギー発生部を有することを特
徴とする請求項6から請求項8の何れかに記載のプリン
ト装置。 - 【請求項10】 前記吐出エネルギー発生部は、熱エネ
ルギーを発生する電気熱変換体を有することを特徴とす
る請求項9に記載のプリント装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8660897A JPH10278376A (ja) | 1997-04-04 | 1997-04-04 | プリント装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8660897A JPH10278376A (ja) | 1997-04-04 | 1997-04-04 | プリント装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10278376A true JPH10278376A (ja) | 1998-10-20 |
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ID=13891739
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8660897A Pending JPH10278376A (ja) | 1997-04-04 | 1997-04-04 | プリント装置 |
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|---|---|
| JP (1) | JPH10278376A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2008036944A (ja) * | 2006-08-04 | 2008-02-21 | Olympus Corp | 画像記録装置 |
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| JP2017094749A (ja) * | 2017-02-15 | 2017-06-01 | セイコーエプソン株式会社 | インクジェット記録装置 |
-
1997
- 1997-04-04 JP JP8660897A patent/JPH10278376A/ja active Pending
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