JPH10278536A - サスペンション制御方法 - Google Patents
サスペンション制御方法Info
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- JPH10278536A JPH10278536A JP9088469A JP8846997A JPH10278536A JP H10278536 A JPH10278536 A JP H10278536A JP 9088469 A JP9088469 A JP 9088469A JP 8846997 A JP8846997 A JP 8846997A JP H10278536 A JPH10278536 A JP H10278536A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 所定の制御則にしたがって車両のサスペンシ
ョンを制御する方法に免疫的アルゴリズムを適用して制
御則のパラメータを最適化することにより、経時変化、
環境変化等のサスペンションの使用状況にかかわらずサ
スペンションを常に最適に制御することである。 【解決手段】 スカイフック制御則にしたがって車両の
サスペンションを制御するサスペンション制御方法にお
いて、車両状態を抗原とし、サスペンションの制御量を
抗体とする免疫アルゴリズムで演算し(ステージ1)、
この演算結果に基づいて前記車両のサスペンションを制
御する(ステージ2)。
ョンを制御する方法に免疫的アルゴリズムを適用して制
御則のパラメータを最適化することにより、経時変化、
環境変化等のサスペンションの使用状況にかかわらずサ
スペンションを常に最適に制御することである。 【解決手段】 スカイフック制御則にしたがって車両の
サスペンションを制御するサスペンション制御方法にお
いて、車両状態を抗原とし、サスペンションの制御量を
抗体とする免疫アルゴリズムで演算し(ステージ1)、
この演算結果に基づいて前記車両のサスペンションを制
御する(ステージ2)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、所定の制御則に
したがって車両のサスペンションを制御するサスペンシ
ョン制御方法に関するものである。
したがって車両のサスペンションを制御するサスペンシ
ョン制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等の車両のサスペンション
制御方法として、特開平5−294122号公報に記載
されている方法が存在する。このサスペンション制御方
法は、スカイフック理論に基づきばね上速度、ばね上及
びばね下の相対速度、スカイフック減衰係数よりショッ
クアブソーバに要求される減衰係数を求め、この減衰係
数に基づいてショックアブソーバの制御段をアクチュエ
ータにより制御している。
制御方法として、特開平5−294122号公報に記載
されている方法が存在する。このサスペンション制御方
法は、スカイフック理論に基づきばね上速度、ばね上及
びばね下の相対速度、スカイフック減衰係数よりショッ
クアブソーバに要求される減衰係数を求め、この減衰係
数に基づいてショックアブソーバの制御段をアクチュエ
ータにより制御している。
【0003】かかるサスペンション制御方法によれば、
ショックアブソーバの減衰係数がスカイフック理論に基
づき求められる所定の減衰係数に近い値になるようにシ
ョックアブソーバの制御段が制御されるので、かかる制
御が行われない場合に比較してショックアブソーバの減
衰力を良好に制御でき車体の振動を抑制することができ
る。
ショックアブソーバの減衰係数がスカイフック理論に基
づき求められる所定の減衰係数に近い値になるようにシ
ョックアブソーバの制御段が制御されるので、かかる制
御が行われない場合に比較してショックアブソーバの減
衰力を良好に制御でき車体の振動を抑制することができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
サスペンション制御方法においては、車両のショックア
ブソーバの持つ減衰力を固定として扱うため、経時変
化、環境変化等に応じた適切なサスペンション制御を行
うことができなかった。
サスペンション制御方法においては、車両のショックア
ブソーバの持つ減衰力を固定として扱うため、経時変
化、環境変化等に応じた適切なサスペンション制御を行
うことができなかった。
【0005】この発明の課題は、所定の制御則にしたが
って車両のサスペンションを制御する方法に免疫的アル
ゴリズムを適用して制御則のパラメータを最適化するこ
とにより、経時変化、環境変化等のサスペンションの使
用状況にかかわらずサスペンションを常に最適に制御す
ることである。
って車両のサスペンションを制御する方法に免疫的アル
ゴリズムを適用して制御則のパラメータを最適化するこ
とにより、経時変化、環境変化等のサスペンションの使
用状況にかかわらずサスペンションを常に最適に制御す
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のサスペン
ション制御方法は、所定の制御則にしたがって車両のサ
スペンションを制御するサスペンション制御方法におい
て、車両状態を抗原とし、サスペンションの制御のため
の情報を抗体として免疫アルゴリズムで演算し、この演
算結果に基づいて前記車両のサスペンションを制御する
ことを特徴とする。
ション制御方法は、所定の制御則にしたがって車両のサ
スペンションを制御するサスペンション制御方法におい
て、車両状態を抗原とし、サスペンションの制御のため
の情報を抗体として免疫アルゴリズムで演算し、この演
算結果に基づいて前記車両のサスペンションを制御する
ことを特徴とする。
【0007】この請求項1記載のサスペンション制御方
法によれば、減衰力制御における減衰力を免疫アルゴリ
ズムを用いて求めることで、環境が変化した場合であっ
ても速やかに減衰力の最適値を求めることができる。
法によれば、減衰力制御における減衰力を免疫アルゴリ
ズムを用いて求めることで、環境が変化した場合であっ
ても速やかに減衰力の最適値を求めることができる。
【0008】また、請求項2記載のサスペンション制御
方法は、請求項1記載のサスペンション制御方法の前記
車両状態をばね上加速度とし、前記サスペンションの制
御のための情報をスカイフック減衰係数及び各制御段の
減衰係数として、前記免疫的アルゴリズムにおいて前記
抗原と前記抗体間の親和度及び前記抗体と前記抗体間の
親和度を演算し、この演算結果に基づいて前記車両のサ
スペンションを制御するための前記減衰係数の組合せを
設定することを特徴とする。
方法は、請求項1記載のサスペンション制御方法の前記
車両状態をばね上加速度とし、前記サスペンションの制
御のための情報をスカイフック減衰係数及び各制御段の
減衰係数として、前記免疫的アルゴリズムにおいて前記
抗原と前記抗体間の親和度及び前記抗体と前記抗体間の
親和度を演算し、この演算結果に基づいて前記車両のサ
スペンションを制御するための前記減衰係数の組合せを
設定することを特徴とする。
【0009】この請求項2記載のサスペンション制御方
法によれば、抗原と抗体間の親和度及び各抗体間の親和
度に基づき車両のサスペンションを制御するための減衰
係数の組合せを設定するため、環境が変化した場合であ
っても速やかに減衰係数の組み合わせの最適値を求める
ことができる。
法によれば、抗原と抗体間の親和度及び各抗体間の親和
度に基づき車両のサスペンションを制御するための減衰
係数の組合せを設定するため、環境が変化した場合であ
っても速やかに減衰係数の組み合わせの最適値を求める
ことができる。
【0010】また、請求項3記載のサスペンション制御
方法は、請求項1記載のサスペンション制御方法の前記
車両状態をばね上加速度とし、前記サスペンションの制
御のための情報を減衰係数として、前記ばね上加速度を
所定の周波数帯域毎に各領域に分割し、この分割した各
領域に対応させてその領域において過去に用いた減衰係
数を記憶し、各領域に対応して記憶されている減衰係数
の何れかを選択して前記免疫的アルゴリズムによる演算
を行うことを特徴とする。
方法は、請求項1記載のサスペンション制御方法の前記
車両状態をばね上加速度とし、前記サスペンションの制
御のための情報を減衰係数として、前記ばね上加速度を
所定の周波数帯域毎に各領域に分割し、この分割した各
領域に対応させてその領域において過去に用いた減衰係
数を記憶し、各領域に対応して記憶されている減衰係数
の何れかを選択して前記免疫的アルゴリズムによる演算
を行うことを特徴とする。
【0011】この請求項3記載のサスペンション制御方
法によれば、各領域、例えば、ばね上加速度のP.S.
Dの各領域のパワーに応じて何れかの領域を選択し、こ
の領域に対応して記憶されている減衰係数を用いて免疫
的アルゴリズムの制御を行うため、抗体の最適値への収
束を早めることができる。
法によれば、各領域、例えば、ばね上加速度のP.S.
Dの各領域のパワーに応じて何れかの領域を選択し、こ
の領域に対応して記憶されている減衰係数を用いて免疫
的アルゴリズムの制御を行うため、抗体の最適値への収
束を早めることができる。
【0012】また、請求項4記載のサスペンション制御
方法は、請求項3記載のサスペンション制御方法の前記
減衰係数の更新を当該領域に対応して記憶されている減
衰係数を他の領域に対応して記憶されている減衰係数と
比較し、親和度が所定値以上の減衰係数について、他の
領域に対応して記憶されている減衰係数を当該領域に対
応して記憶されている減衰係数に置き換えることにより
行うことを特徴とする。
方法は、請求項3記載のサスペンション制御方法の前記
減衰係数の更新を当該領域に対応して記憶されている減
衰係数を他の領域に対応して記憶されている減衰係数と
比較し、親和度が所定値以上の減衰係数について、他の
領域に対応して記憶されている減衰係数を当該領域に対
応して記憶されている減衰係数に置き換えることにより
行うことを特徴とする。
【0013】この請求項4記載のサスペンション制御方
法によれば、当該領域に対応して記憶されている減衰係
数(直前まで使用していた減衰係数)と他の領域に対応
して記憶されている減衰係数(直前まで使用していなか
った減衰係数)との親和度が所定値以上の場合に、この
減衰係数について他の領域の減衰係数を当該領域の減衰
係数に置き換えるため、他の領域に対応して記憶されて
いる減衰係数を用いてサスペンション制御を行う場合で
も制御のつながりを良好とすることができる。
法によれば、当該領域に対応して記憶されている減衰係
数(直前まで使用していた減衰係数)と他の領域に対応
して記憶されている減衰係数(直前まで使用していなか
った減衰係数)との親和度が所定値以上の場合に、この
減衰係数について他の領域の減衰係数を当該領域の減衰
係数に置き換えるため、他の領域に対応して記憶されて
いる減衰係数を用いてサスペンション制御を行う場合で
も制御のつながりを良好とすることができる。
【0014】また、請求項5記載のサスペンション制御
方法は、請求項3記載のサスペンション制御方法の前記
免疫的アルゴリズムによる演算においては、更に、前記
ばね上加速度の前記周波数帯域毎の各領域における信号
のから求めた値が設定されたしきい値を超えずかつ前記
各領域のいずれにおいても前記ばね上加速度を小さくす
る減衰係数を選択することを特徴とする。
方法は、請求項3記載のサスペンション制御方法の前記
免疫的アルゴリズムによる演算においては、更に、前記
ばね上加速度の前記周波数帯域毎の各領域における信号
のから求めた値が設定されたしきい値を超えずかつ前記
各領域のいずれにおいても前記ばね上加速度を小さくす
る減衰係数を選択することを特徴とする。
【0015】この請求項5記載のサスペンション制御方
法によれば、P.S.Dのしきい値を設定し、これを超え
ないような減衰係数を選択することで、試行回数の削減
を図ることができて乗り心地の低下を抑制することがで
きる。
法によれば、P.S.Dのしきい値を設定し、これを超え
ないような減衰係数を選択することで、試行回数の削減
を図ることができて乗り心地の低下を抑制することがで
きる。
【0016】また、請求項6記載のサスペンション制御
方法は、請求項1記載のサスペンション制御方法におけ
る前記車両状態をばね上加速度とし、前記サスペンショ
ンの制御のための情報を減衰力に対する加速度しきい値
として、前記免疫的アルゴリズムにおいて前記抗原と前
記抗体間の親和度を演算し、この演算結果に基づいて前
記車両のサスペンションを制御するための減衰力と加速
度しきい値の関係を設定することを特徴とする。
方法は、請求項1記載のサスペンション制御方法におけ
る前記車両状態をばね上加速度とし、前記サスペンショ
ンの制御のための情報を減衰力に対する加速度しきい値
として、前記免疫的アルゴリズムにおいて前記抗原と前
記抗体間の親和度を演算し、この演算結果に基づいて前
記車両のサスペンションを制御するための減衰力と加速
度しきい値の関係を設定することを特徴とする。
【0017】この請求項6記載のサスペンション制御方
法によれば、ショックアブソーバの各制御段とばね上加
速度の関係を最適に設定できる。
法によれば、ショックアブソーバの各制御段とばね上加
速度の関係を最適に設定できる。
【0018】また、請求項7記載のサスペンション制御
方法は、請求項1記載のサスペンション制御方法におけ
る前記車両状態をばね上加速度とし、前記サスペンショ
ンの制御量を減衰力に対するショックアブソーバ軸力の
変化率として、前記免疫的アルゴリズムで前記抗体と前
記抗原の親和度を演算し、この演算結果に基づいて前記
車両のサスペンションを制御するための減衰力と軸力変
化率のしきい値の関係を設定することを特徴とする。
方法は、請求項1記載のサスペンション制御方法におけ
る前記車両状態をばね上加速度とし、前記サスペンショ
ンの制御量を減衰力に対するショックアブソーバ軸力の
変化率として、前記免疫的アルゴリズムで前記抗体と前
記抗原の親和度を演算し、この演算結果に基づいて前記
車両のサスペンションを制御するための減衰力と軸力変
化率のしきい値の関係を設定することを特徴とする。
【0019】この請求項7記載のサスペンション制御方
法によれば、路面入力を示すショックアブソーバの軸力
変化率に対するショックアブソーバの各制御段のしきい
値を最適に設定できる。
法によれば、路面入力を示すショックアブソーバの軸力
変化率に対するショックアブソーバの各制御段のしきい
値を最適に設定できる。
【0020】また、請求項8記載のサスペンション制御
方法は、請求項1記載のサスペンション制御方法におい
て、前記車両状態をアンチスクォート制御中のばね上加
速度ピーク値とし、前記サスペンションの制御量を例え
ば車両速度、エンジン回転数、エンジン回転数の微分値
等の車両状態量として、前記免疫的アルゴリズムにおい
て前記抗原と前記抗体間の親和度を演算し、この演算結
果に基づいてアンチスクォート制御の開始条件を設定す
ることを特徴とする。
方法は、請求項1記載のサスペンション制御方法におい
て、前記車両状態をアンチスクォート制御中のばね上加
速度ピーク値とし、前記サスペンションの制御量を例え
ば車両速度、エンジン回転数、エンジン回転数の微分値
等の車両状態量として、前記免疫的アルゴリズムにおい
て前記抗原と前記抗体間の親和度を演算し、この演算結
果に基づいてアンチスクォート制御の開始条件を設定す
ることを特徴とする。
【0021】この請求項8記載のサスペンション制御方
法によれば、アンチスクォート制御を開始する最適な条
件を車両速度、エンジン回転数、エンジン回転数の微分
値等車両状態量に基づき最適に設定することができる。
法によれば、アンチスクォート制御を開始する最適な条
件を車両速度、エンジン回転数、エンジン回転数の微分
値等車両状態量に基づき最適に設定することができる。
【0022】また、請求項9記載のサスペンション制御
方法は、請求項1記載のサスペンション制御方法におい
て、前記車両状態をアンチダイブ制御中のばね上加速度
ピーク値とし、前記サスペンションの制御のための情報
を例えば車両速度に対応したショックアブソーバの目標
制御段等の車両状態量として、前記免疫的アルゴリズム
において前記抗原と前記抗体間の親和度を演算し、この
演算結果に基づいてアンチダイブ制御の開始条件を設定
することを特徴とする。
方法は、請求項1記載のサスペンション制御方法におい
て、前記車両状態をアンチダイブ制御中のばね上加速度
ピーク値とし、前記サスペンションの制御のための情報
を例えば車両速度に対応したショックアブソーバの目標
制御段等の車両状態量として、前記免疫的アルゴリズム
において前記抗原と前記抗体間の親和度を演算し、この
演算結果に基づいてアンチダイブ制御の開始条件を設定
することを特徴とする。
【0023】この請求項9記載のサスペンション制御方
法によれば、車両速度に対応したショックアブソーバの
目標制御段を最適に設定することができる。
法によれば、車両速度に対応したショックアブソーバの
目標制御段を最適に設定することができる。
【0024】また、請求項10記載のサスペンション制
御方法は、請求項1又は請求項2記載のサスペンション
制御方法において、更に前記免疫的アルゴリズムにより
各輪における抗原抗体間の親和度を演算すると共にこの
各輪における抗原抗体間の親和度の偏差を検出し、この
偏差に基づいてばね上加速度検出手段の異常状態を検出
することを特徴とする。
御方法は、請求項1又は請求項2記載のサスペンション
制御方法において、更に前記免疫的アルゴリズムにより
各輪における抗原抗体間の親和度を演算すると共にこの
各輪における抗原抗体間の親和度の偏差を検出し、この
偏差に基づいてばね上加速度検出手段の異常状態を検出
することを特徴とする。
【0025】この請求項10記載のサスペンション制御
方法によれば、ばね上加速度検出手段が異常である場合
には、この異常なばね上加速度検出手段を有する輪では
適切なサスペンション制御が行えないため他輪と同じ抗
体を用いて制御を行った場合、抗原抗体間の親和度が大
きくなる。従って、各輪における抗原抗体間の親和度の
差により、ばね上加速度検出手段の異常を検出すること
ができる。
方法によれば、ばね上加速度検出手段が異常である場合
には、この異常なばね上加速度検出手段を有する輪では
適切なサスペンション制御が行えないため他輪と同じ抗
体を用いて制御を行った場合、抗原抗体間の親和度が大
きくなる。従って、各輪における抗原抗体間の親和度の
差により、ばね上加速度検出手段の異常を検出すること
ができる。
【0026】また、請求項11記載のサスペンション制
御方法は、請求項1、請求項2及び請求項10の何れか
一項に記載のサスペンション制御方法において、更に前
記免疫的アルゴリズムにより各輪における抗体間の親和
度を演算し、この各輪の抗体間の親和度に基づいてばね
上加速度検出手段の異常状態を検出することを特徴とす
る。
御方法は、請求項1、請求項2及び請求項10の何れか
一項に記載のサスペンション制御方法において、更に前
記免疫的アルゴリズムにより各輪における抗体間の親和
度を演算し、この各輪の抗体間の親和度に基づいてばね
上加速度検出手段の異常状態を検出することを特徴とす
る。
【0027】この請求項11記載のサスペンション制御
方法によれば、ばね上加速度検出手段が異常である場合
には、抗体の一致度合いが低くなることから抗体間の親
和度が小さくなる。従って、各輪間の抗体の親和度に基
づきばね上加速度検出手段の異常を検出することができ
る。
方法によれば、ばね上加速度検出手段が異常である場合
には、抗体の一致度合いが低くなることから抗体間の親
和度が小さくなる。従って、各輪間の抗体の親和度に基
づきばね上加速度検出手段の異常を検出することができ
る。
【0028】また、請求項12記載のサスペンション制
御方法は、請求項1記載のサスペンション制御方法にお
いて、前記車両状態をロールレートとし、前記サスペン
ションの制御のための情報をロールレートのしきい値と
して、前記免疫的アルゴリズムにおいて前記抗原と前記
抗体間の親和度を演算し、この演算結果に基づいて操舵
角検出手段の異常状態を検出することを特徴とする。
御方法は、請求項1記載のサスペンション制御方法にお
いて、前記車両状態をロールレートとし、前記サスペン
ションの制御のための情報をロールレートのしきい値と
して、前記免疫的アルゴリズムにおいて前記抗原と前記
抗体間の親和度を演算し、この演算結果に基づいて操舵
角検出手段の異常状態を検出することを特徴とする。
【0029】この請求項12記載のサスペンション制御
方法によれば、アンチロール制御中に操舵角検出手段に
異常が発生すると抗原抗体間の親和度に変化が生じて各
抗体親和度の一致度合いが変化するところから異常を検
出することができる。
方法によれば、アンチロール制御中に操舵角検出手段に
異常が発生すると抗原抗体間の親和度に変化が生じて各
抗体親和度の一致度合いが変化するところから異常を検
出することができる。
【0030】また、請求項13記載のサスペンション制
御方法は、請求項1又は請求項2記載のサスペンション
制御方法において、更に、前記免疫的アルゴリズムによ
り各輪における抗原抗体間の親和度を演算すると共にこ
の各輪における抗原抗体間の親和度の偏差を検出し、こ
の偏差に基づいて車高センサの異常状態を検出すること
を特徴とする。
御方法は、請求項1又は請求項2記載のサスペンション
制御方法において、更に、前記免疫的アルゴリズムによ
り各輪における抗原抗体間の親和度を演算すると共にこ
の各輪における抗原抗体間の親和度の偏差を検出し、こ
の偏差に基づいて車高センサの異常状態を検出すること
を特徴とする。
【0031】この請求項13記載のサスペンション制御
方法によれば、車高センサに異常が発生すると抗原抗体
間の親和度に変化が生じて各抗体親和度の一致度合いが
変化するところから異常を検出することができる。
方法によれば、車高センサに異常が発生すると抗原抗体
間の親和度に変化が生じて各抗体親和度の一致度合いが
変化するところから異常を検出することができる。
【0032】また、請求項14記載のサスペンション制
御方法は、請求項1記載のサスペンション制御方法にお
いて、前記車両状態をピッチレートとし、前記サスペン
ションの制御のための情報を減衰力として、前記免疫的
アルゴリズムにおいて前記抗原と前記抗体間の親和度を
演算し、この演算により求められた各抗体の親和度偏差
及びブレーキランプスイッチ情報からブレーキランプス
イッチの異常を検出することを特徴とする。
御方法は、請求項1記載のサスペンション制御方法にお
いて、前記車両状態をピッチレートとし、前記サスペン
ションの制御のための情報を減衰力として、前記免疫的
アルゴリズムにおいて前記抗原と前記抗体間の親和度を
演算し、この演算により求められた各抗体の親和度偏差
及びブレーキランプスイッチ情報からブレーキランプス
イッチの異常を検出することを特徴とする。
【0033】この請求項14記載のサスペンション制御
方法によれば、ピッチレートと減衰力、即ちショックア
ブソーバの各制御段の減衰係数により抗原抗体間の親和
度を演算する。従って、ブレーキランプスイッチに異常
が発生すると抗原抗体間の親和度に変化が生じるため、
ブレーキランプスイッチ情報と各抗体の親和度の変化状
態からブレーキランプスイッチの異常を検出することが
できる。
方法によれば、ピッチレートと減衰力、即ちショックア
ブソーバの各制御段の減衰係数により抗原抗体間の親和
度を演算する。従って、ブレーキランプスイッチに異常
が発生すると抗原抗体間の親和度に変化が生じるため、
ブレーキランプスイッチ情報と各抗体の親和度の変化状
態からブレーキランプスイッチの異常を検出することが
できる。
【0034】また、請求項15記載のサスペンション制
御方法は、請求項1記載のサスペンション制御方法にお
いて、前記車両状態をピッチレートとし、前記サスペン
ションの制御のための情報を減衰力として、前記免疫的
アルゴリズムにおいて前記抗原と前記抗体間の親和度を
演算し、この演算により求められた各抗体の親和度偏差
及びスロットル開度情報からスロットル開度センサの異
常を検出することを特徴とする。
御方法は、請求項1記載のサスペンション制御方法にお
いて、前記車両状態をピッチレートとし、前記サスペン
ションの制御のための情報を減衰力として、前記免疫的
アルゴリズムにおいて前記抗原と前記抗体間の親和度を
演算し、この演算により求められた各抗体の親和度偏差
及びスロットル開度情報からスロットル開度センサの異
常を検出することを特徴とする。
【0035】この請求項15記載のサスペンション制御
方法によれば、ピッチレートと減衰力、即ちショックア
ブソーバの各制御段の減衰係数により抗原抗体間の親和
度を演算する。従って、スロットル開度センサに異常が
発生すると抗原抗体間の親和度に変化が生じるため、ス
ロットル開度情報と各抗体の親和度の変化状態からスロ
ットル開度センサの異常を検出することができる。
方法によれば、ピッチレートと減衰力、即ちショックア
ブソーバの各制御段の減衰係数により抗原抗体間の親和
度を演算する。従って、スロットル開度センサに異常が
発生すると抗原抗体間の親和度に変化が生じるため、ス
ロットル開度情報と各抗体の親和度の変化状態からスロ
ットル開度センサの異常を検出することができる。
【0036】また、請求項16記載のサスペンション制
御方法は、請求項1記載のサスペンション制御方法にお
いて、前記車両状態をばね上状態量とし、前記サスペン
ションの制御のための情報を減衰力及び減衰力可変手段
の応答性として、前記免疫的アルゴリズムにおいて前記
抗原と前記抗体間の親和度を演算し、この演算結果に基
づいて前記ばね上状態量に対する前記減衰力及び前記減
衰力可変手段の応答性を設定することを特徴とする。
御方法は、請求項1記載のサスペンション制御方法にお
いて、前記車両状態をばね上状態量とし、前記サスペン
ションの制御のための情報を減衰力及び減衰力可変手段
の応答性として、前記免疫的アルゴリズムにおいて前記
抗原と前記抗体間の親和度を演算し、この演算結果に基
づいて前記ばね上状態量に対する前記減衰力及び前記減
衰力可変手段の応答性を設定することを特徴とする。
【0037】この請求項16記載のサスペンション制御
方法によれば、ばね上状態量、例えば加速度の積分値に
基づきアクチュエータの通電時間及びショックアブソー
バの各制御段の減衰係数の組合せを最適に設定すること
ができる。
方法によれば、ばね上状態量、例えば加速度の積分値に
基づきアクチュエータの通電時間及びショックアブソー
バの各制御段の減衰係数の組合せを最適に設定すること
ができる。
【0038】また、請求項17記載のサスペンション制
御方法は、請求項1又は請求項2記載のサスペンション
制御方法において、前記車両状態をばね上状態量とし、
前記サスペンションの制御のための情報をスカイフック
減衰係数及び振動モードに対する制御ゲインとして、前
記免疫的アルゴリズムにおいて前記抗原と前記抗体間の
親和度を演算し、この演算結果に基づいて前記ばね上状
態に対する前記制御ゲインを設定することを特徴とす
る。
御方法は、請求項1又は請求項2記載のサスペンション
制御方法において、前記車両状態をばね上状態量とし、
前記サスペンションの制御のための情報をスカイフック
減衰係数及び振動モードに対する制御ゲインとして、前
記免疫的アルゴリズムにおいて前記抗原と前記抗体間の
親和度を演算し、この演算結果に基づいて前記ばね上状
態に対する前記制御ゲインを設定することを特徴とす
る。
【0039】この請求項17記載のサスペンション制御
方法によれば、ばね上状態、例えば加速度に基づき、振
動モード(ヒーブ、ピッチ、ロール)に対する制御ゲイ
ン及びスカイフック減衰係数を最適に設定することがで
きる。
方法によれば、ばね上状態、例えば加速度に基づき、振
動モード(ヒーブ、ピッチ、ロール)に対する制御ゲイ
ン及びスカイフック減衰係数を最適に設定することがで
きる。
【0040】また、請求項18記載のサスペンション制
御方法は、請求項1又は請求項2記載のサスペンション
制御方法において、前記車両状態をばね上状態量とし、
前記サスペンションの制御のための情報を減衰力変更手
段の駆動関係値として、前記免疫的アルゴリズムにおい
て前記抗原と前記抗体間の親和度を演算し、この演算結
果に基づいて前記ばね上状態に対する前記減衰力変更手
段の駆動関係値を設定することを特徴とする。
御方法は、請求項1又は請求項2記載のサスペンション
制御方法において、前記車両状態をばね上状態量とし、
前記サスペンションの制御のための情報を減衰力変更手
段の駆動関係値として、前記免疫的アルゴリズムにおい
て前記抗原と前記抗体間の親和度を演算し、この演算結
果に基づいて前記ばね上状態に対する前記減衰力変更手
段の駆動関係値を設定することを特徴とする。
【0041】この請求項18記載のサスペンション制御
方法によれば、ばね上状態に基づいて駆動関係値、例え
ば通電時間、最大許容切換段数、駆動電圧を最適に制御
することで、制御段の切替え時の異音を低減することが
できる。
方法によれば、ばね上状態に基づいて駆動関係値、例え
ば通電時間、最大許容切換段数、駆動電圧を最適に制御
することで、制御段の切替え時の異音を低減することが
できる。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態にかかるサスペンション制御方法について
説明する。
の実施の形態にかかるサスペンション制御方法について
説明する。
【0043】まず、この発明の実施の形態にかかるサス
ペンション制御方法において用いられる免疫的アルゴリ
ズム(Immune Algorithm:以下IAという)の概略につ
いて説明する。
ペンション制御方法において用いられる免疫的アルゴリ
ズム(Immune Algorithm:以下IAという)の概略につ
いて説明する。
【0044】IAとは、図1(A),(B)に示す生物
の持つ免疫反応(抗原・抗体反応)をプログラミングテ
クニックに導入しアルゴリズム化したものであり、処理
する対象の線形・非線形・数学的記述の可否を問わず利
用できるものである。
の持つ免疫反応(抗原・抗体反応)をプログラミングテ
クニックに導入しアルゴリズム化したものであり、処理
する対象の線形・非線形・数学的記述の可否を問わず利
用できるものである。
【0045】ここで、生物の持つ免疫反応とは、過去に
経験した抗原の刺戟を受けた場合には、記憶細胞に保存
された抗体の中から抗原に合致する抗体を探し出し、こ
の抗体を大量に増殖して抗原を捕獲し無害な物質として
体外へ放出し(図1(A))、また、過去に経験したこ
とのない抗原の刺戟を受けた場合には、記憶細胞に保存
された抗体の情報から新しい抗体を作り出し、この抗体
を大量に増殖して抗原を捕獲し無害な物質として体外へ
放出しすると共に、作り出した抗体を記憶細胞に記憶す
る(図1(B))、という生体内部で行われる反応であ
る。
経験した抗原の刺戟を受けた場合には、記憶細胞に保存
された抗体の中から抗原に合致する抗体を探し出し、こ
の抗体を大量に増殖して抗原を捕獲し無害な物質として
体外へ放出し(図1(A))、また、過去に経験したこ
とのない抗原の刺戟を受けた場合には、記憶細胞に保存
された抗体の情報から新しい抗体を作り出し、この抗体
を大量に増殖して抗原を捕獲し無害な物質として体外へ
放出しすると共に、作り出した抗体を記憶細胞に記憶す
る(図1(B))、という生体内部で行われる反応であ
る。
【0046】図2は、IAをフローチャートで示したも
のである。まず、システムの入力情報として抗原を認識
する(ステップ1)。ここで、「抗原」とは、取り巻く
環境のうちシステムに入力される刺戟のことである(図
3(A))。
のである。まず、システムの入力情報として抗原を認識
する(ステップ1)。ここで、「抗原」とは、取り巻く
環境のうちシステムに入力される刺戟のことである(図
3(A))。
【0047】次に、初期抗体群の生成を行う(ステップ
2)。即ち、有効な抗体を保存したデータベース(記憶
細胞)から抗体を読み出すことにより、過去において有
効であった抗体群を生成する。ここで、「抗体」とは、
刺戟を無害化するために処理すべき情報群のことであ
る。即ち、図3(B)に示すように、抗体mは、1〜n
で示されるn個の情報群により構成される。
2)。即ち、有効な抗体を保存したデータベース(記憶
細胞)から抗体を読み出すことにより、過去において有
効であった抗体群を生成する。ここで、「抗体」とは、
刺戟を無害化するために処理すべき情報群のことであ
る。即ち、図3(B)に示すように、抗体mは、1〜n
で示されるn個の情報群により構成される。
【0048】次に、抗体間の親和度の演算、即ち、ステ
ップ2の処理において生成した抗体について、抗体の類
似性を表わす抗体間の親和度を演算する(ステップ
3)。ここで、「抗体間の親和度」とは、抗体間の類似
性を判定するための指標であり、各抗体間で1つの親和
度を有する(図3(C))。
ップ2の処理において生成した抗体について、抗体の類
似性を表わす抗体間の親和度を演算する(ステップ
3)。ここで、「抗体間の親和度」とは、抗体間の類似
性を判定するための指標であり、各抗体間で1つの親和
度を有する(図3(C))。
【0049】次に、システムでの試行、抗原・抗体間の
親和度の演算を行う(ステップ4)。ここで、「抗体と
抗原の親和度」とは、抗体が抗原に対してどれだけ効き
目を持っているかを判定するための指標であり、図3
(D)に示すように、各抗体に対して1つの親和度を有
する。
親和度の演算を行う(ステップ4)。ここで、「抗体と
抗原の親和度」とは、抗体が抗原に対してどれだけ効き
目を持っているかを判定するための指標であり、図3
(D)に示すように、各抗体に対して1つの親和度を有
する。
【0050】次に、抗体の濃度を表わす飽和度を演算す
る(ステップ5)。ここで、「飽和度」とは、抗体を記
憶すべきか否かを判断するための指標であり、各抗体に
対して1つの飽和度を有する。なお、抗体mの飽和度
は、抗体mの飽和度=(予め定めた記憶させたいと思う
抗体間の親和度を超えた抗体の数)/(全抗体の数)に
より定められる。
る(ステップ5)。ここで、「飽和度」とは、抗体を記
憶すべきか否かを判断するための指標であり、各抗体に
対して1つの飽和度を有する。なお、抗体mの飽和度
は、抗体mの飽和度=(予め定めた記憶させたいと思う
抗体間の親和度を超えた抗体の数)/(全抗体の数)に
より定められる。
【0051】次に、記憶細胞へ保存する抗体が存在する
か否かの判断を行う(ステップ6)。このステップ6の
処理において記憶細胞へ保存する抗体、即ち、しきい値
を超えた飽和度を持つ抗体が存在すると判断された場合
には、ステップ7の処理に進む。
か否かの判断を行う(ステップ6)。このステップ6の
処理において記憶細胞へ保存する抗体、即ち、しきい値
を超えた飽和度を持つ抗体が存在すると判断された場合
には、ステップ7の処理に進む。
【0052】ステップ7においては、記憶細胞とサプレ
ッサ細胞(抗体の作りすぎを抑制する細胞)への分化及
びサプレッサ細胞による抗体の抑制を行う。即ち、記憶
細胞の個数が最大数を超えた場合、現在保存しようとし
ている抗体と記憶細胞中の最も親和度の高い抗体(最も
似ている抗体)とを交換する。また、ここでできた記憶
細胞をサプレッサ細胞にコピーすると共にこのコピーし
たサプレッサ細胞、即ち、新サプレッサ細胞の抗体と旧
サプレッサ細胞の抗体との親和度を計算し、親和度がし
きい値以上の旧サプレッサ細胞の抗体を抹消して新サプ
レッサ細胞の抗体に置き換える。
ッサ細胞(抗体の作りすぎを抑制する細胞)への分化及
びサプレッサ細胞による抗体の抑制を行う。即ち、記憶
細胞の個数が最大数を超えた場合、現在保存しようとし
ている抗体と記憶細胞中の最も親和度の高い抗体(最も
似ている抗体)とを交換する。また、ここでできた記憶
細胞をサプレッサ細胞にコピーすると共にこのコピーし
たサプレッサ細胞、即ち、新サプレッサ細胞の抗体と旧
サプレッサ細胞の抗体との親和度を計算し、親和度がし
きい値以上の旧サプレッサ細胞の抗体を抹消して新サプ
レッサ細胞の抗体に置き換える。
【0053】上述のステップ6においてnoと判断され
た場合及びステップ7の処理が終了した場合に、抗原抗
体間の親和度が劣るn個の抗体を抹消すると共に次世代
に残る期待値(確率)を演算する(ステップ8)。ここ
で期待値とは、増殖の促進と抑制をバランスさせるため
の指標であり、その抗体を保存するか、捨てるかの確率
である。なお、各抗体は、1つの期待値を有する。ま
た、抗体mの期待値は、抗体mの期待値=(抗体と抗原
の親和度)×(サプレッサ細胞との親和度との積の補
数)/(抗体mの飽和度)×(抗体と抗原の親和度の総
和)で定められる。
た場合及びステップ7の処理が終了した場合に、抗原抗
体間の親和度が劣るn個の抗体を抹消すると共に次世代
に残る期待値(確率)を演算する(ステップ8)。ここ
で期待値とは、増殖の促進と抑制をバランスさせるため
の指標であり、その抗体を保存するか、捨てるかの確率
である。なお、各抗体は、1つの期待値を有する。ま
た、抗体mの期待値は、抗体mの期待値=(抗体と抗原
の親和度)×(サプレッサ細胞との親和度との積の補
数)/(抗体mの飽和度)×(抗体と抗原の親和度の総
和)で定められる。
【0054】次に、抗体の交配を行う(ステップ9)。
但し、ここでは期待値の高いものほど選択されやすくな
り、期待値の高い抗体が交配に用いられる。ここで抗体
の総数がNになるように交配により抗体の産生を行う。
この免疫的アルゴリズムの処理を繰り返すことにより新
しい抗体が産生され抗体の進化が継続して進むこととな
る。
但し、ここでは期待値の高いものほど選択されやすくな
り、期待値の高い抗体が交配に用いられる。ここで抗体
の総数がNになるように交配により抗体の産生を行う。
この免疫的アルゴリズムの処理を繰り返すことにより新
しい抗体が産生され抗体の進化が継続して進むこととな
る。
【0055】なお、IAによる抗体の交配は、抗体間に
おいて抗体情報を組み替える方法の如き任意の操作によ
り行われてよいが、主として「抗体情報の交換による交
叉」、「一つの抗体情報内における交叉」、「突然変
異」の三つの態様にて行われる。 ここで、図4に示さ
れた情報1a〜naにより構成される抗体aと情報1b
〜nbにより構成される抗体bとの間における交配を例
にとり、上記三つの態様について説明する。
おいて抗体情報を組み替える方法の如き任意の操作によ
り行われてよいが、主として「抗体情報の交換による交
叉」、「一つの抗体情報内における交叉」、「突然変
異」の三つの態様にて行われる。 ここで、図4に示さ
れた情報1a〜naにより構成される抗体aと情報1b
〜nbにより構成される抗体bとの間における交配を例
にとり、上記三つの態様について説明する。
【0056】まず、「抗体情報の交換による交叉」は、
図4(A)に示されているように、一方の抗体のn個の
情報の一部が他方の抗体の対応する情報に入れ替えられ
るものであり、何れの情報を入れ替えるか及び何れの抗
体の組合せについて交叉が行われるかは確率的に決定さ
れる。
図4(A)に示されているように、一方の抗体のn個の
情報の一部が他方の抗体の対応する情報に入れ替えられ
るものであり、何れの情報を入れ替えるか及び何れの抗
体の組合せについて交叉が行われるかは確率的に決定さ
れる。
【0057】また、「一つの抗体情報内における交叉」
は、図4(B)に示されているように、二つの抗体の互
いに対応する抗体情報の一部が相互に入れ替えられるも
のであり、例えば抗体情報が8桁の数であるとすると、
新しい抗体の或る抗体情報の前半の4桁が抗体aの数に
設定され後半の4桁が抗体bの数に設定される。この場
合にも何れの抗体の何れの情報部分を入れ替えるか及び
何れの抗体の組合せについて交叉が行われるかは確率的
に決定される。
は、図4(B)に示されているように、二つの抗体の互
いに対応する抗体情報の一部が相互に入れ替えられるも
のであり、例えば抗体情報が8桁の数であるとすると、
新しい抗体の或る抗体情報の前半の4桁が抗体aの数に
設定され後半の4桁が抗体bの数に設定される。この場
合にも何れの抗体の何れの情報部分を入れ替えるか及び
何れの抗体の組合せについて交叉が行われるかは確率的
に決定される。
【0058】また、「突然変異」は、図4(C)に示さ
れているように、一方の抗体のn個の情報の一部が他方
の抗体の対応する抗体情報と対立する抗体情報に入れ替
えられるものであり、この場合にも何れの情報を入れ替
えるか及びいずれの抗体の組合せについて交叉が行われ
るかは確率的に決定される。
れているように、一方の抗体のn個の情報の一部が他方
の抗体の対応する抗体情報と対立する抗体情報に入れ替
えられるものであり、この場合にも何れの情報を入れ替
えるか及びいずれの抗体の組合せについて交叉が行われ
るかは確率的に決定される。
【0059】第1の実施の形態 次に、図5〜図11を参照して、この発明の第1の実施
の形態にかかるサスペンション制御方法について説明す
る。
の形態にかかるサスペンション制御方法について説明す
る。
【0060】図5は、第1の実施の形態にかかるサスペ
ンション制御方法において用いられる減衰力制御装置の
概略構成図である。図5において、減衰力制御装置10
はスカイフック制御ブロック12及びIA制御ブロック
14を有している。また、符号16で示すものは、1〜
nの制御段を有する減衰力可変式のショックアブソーバ
であり、ショックアブソーバ16は減衰力制御装置10
によりアクチュエータ18を介して制御段が制御される
ことにより減衰力、厳密には減衰係数が制御される。
ンション制御方法において用いられる減衰力制御装置の
概略構成図である。図5において、減衰力制御装置10
はスカイフック制御ブロック12及びIA制御ブロック
14を有している。また、符号16で示すものは、1〜
nの制御段を有する減衰力可変式のショックアブソーバ
であり、ショックアブソーバ16は減衰力制御装置10
によりアクチュエータ18を介して制御段が制御される
ことにより減衰力、厳密には減衰係数が制御される。
【0061】スカイフック制御ブロック12は、例えば
車高センサ20により検出され、フィルタ(図示せず)
によりバンドパスフィルタ処理された車高Hを微分する
ことによりばね上とばね下との間の相対速度、即ちショ
ックアブソーバ16のストローク速度Vpを演算し、ま
た例えば車輪に近接した位置において車体に設けられた
上下加速度センサ22により検出され、フィルタ(図示
せず)によりバンドパスフィルタ処理された車体の上下
加速度Gzを積分することによりばね上速度Vzを演算
する。
車高センサ20により検出され、フィルタ(図示せず)
によりバンドパスフィルタ処理された車高Hを微分する
ことによりばね上とばね下との間の相対速度、即ちショ
ックアブソーバ16のストローク速度Vpを演算し、ま
た例えば車輪に近接した位置において車体に設けられた
上下加速度センサ22により検出され、フィルタ(図示
せず)によりバンドパスフィルタ処理された車体の上下
加速度Gzを積分することによりばね上速度Vzを演算
する。
【0062】また、スカイフック制御ブロック12は、
演算されたストローク速度Vp、ばね上速度Vz及びI
A制御ブロック14より入力されるスカイフック減衰係
数Csに基づき、数式1にしたがった演算を行うことに
より、ショックアブソーバ16に要求される減衰係数C
reqを演算する。
演算されたストローク速度Vp、ばね上速度Vz及びI
A制御ブロック14より入力されるスカイフック減衰係
数Csに基づき、数式1にしたがった演算を行うことに
より、ショックアブソーバ16に要求される減衰係数C
reqを演算する。
【0063】
【数1】
【0064】また、スカイフック制御ブロック12は、
IA制御ブロック14より入力されるn個の減衰係数C
i(i=1〜n)のうち数式1にしたがって演算された
減衰係数Creqに最も近い減衰係数Caを選定し、シ
ョックアブソーバ16の目標制御段Saを減衰係数Ca
に対応する制御段に設定する。そして、ショックアブソ
ーバ16の制御段を目標制御段Saに制御するための制
御信号をアクチュエータ18へ出力してショックアブソ
ーバ16の減衰力を制御する。
IA制御ブロック14より入力されるn個の減衰係数C
i(i=1〜n)のうち数式1にしたがって演算された
減衰係数Creqに最も近い減衰係数Caを選定し、シ
ョックアブソーバ16の目標制御段Saを減衰係数Ca
に対応する制御段に設定する。そして、ショックアブソ
ーバ16の制御段を目標制御段Saに制御するための制
御信号をアクチュエータ18へ出力してショックアブソ
ーバ16の減衰力を制御する。
【0065】更に、スカイフック制御ブロック12は、
IA制御ブロック14より入力される新しい抗体情報に
基づきスカイフック理論にしたがって各抗体毎にショッ
クアブソーバ16の制御を所定時間試行する。
IA制御ブロック14より入力される新しい抗体情報に
基づきスカイフック理論にしたがって各抗体毎にショッ
クアブソーバ16の制御を所定時間試行する。
【0066】一方、IA制御ブロック14は、図6に示
されているように、一つのスカイフック減衰係数Cs
(j)とn個の減衰係数C1(j)〜Cn(j)とによ
り構成されるm個の抗体I(j)(j=1〜m)よりな
る抗体群を図示しないデータベースに記憶している。な
お、各抗体情報は例えば「0」と「1」とよりなる8桁
の数として表現される。
されているように、一つのスカイフック減衰係数Cs
(j)とn個の減衰係数C1(j)〜Cn(j)とによ
り構成されるm個の抗体I(j)(j=1〜m)よりな
る抗体群を図示しないデータベースに記憶している。な
お、各抗体情報は例えば「0」と「1」とよりなる8桁
の数として表現される。
【0067】次に、図7〜図9を参照して第1の実施の
形態にかかるサスペンション制御について説明する。
形態にかかるサスペンション制御について説明する。
【0068】図7は、このサスペンション制御をスカイ
フック制御ブロック12において実施されるスカイフッ
ク制御及びIA制御ブロック14において実施されるI
A制御に分け、それぞれの制御の流れを示すものであ
る。この図7に示すように、スカイフック制御において
は、抗体の試行(ステージ1)、最も抗原抗体間の親和
度の良い抗体を用いたスカイフック制御(ステージ2)
が繰り返され、IA制御においては、新世代の抗体の産
生(ステージ1)、休み(ステージ2)が繰り返され
る。
フック制御ブロック12において実施されるスカイフッ
ク制御及びIA制御ブロック14において実施されるI
A制御に分け、それぞれの制御の流れを示すものであ
る。この図7に示すように、スカイフック制御において
は、抗体の試行(ステージ1)、最も抗原抗体間の親和
度の良い抗体を用いたスカイフック制御(ステージ2)
が繰り返され、IA制御においては、新世代の抗体の産
生(ステージ1)、休み(ステージ2)が繰り返され
る。
【0069】まず、スカイフック制御における抗体の試
行(ステージ1)について説明する。なお、抗体の試行
は、図8に示すフローチャートのステップ13の処理に
おいて行われるが、スカイフック制御の当初において
は、まず、抗体をシステムに取り込むためにステップ1
0〜ステップ12の処理が行われる。
行(ステージ1)について説明する。なお、抗体の試行
は、図8に示すフローチャートのステップ13の処理に
おいて行われるが、スカイフック制御の当初において
は、まず、抗体をシステムに取り込むためにステップ1
0〜ステップ12の処理が行われる。
【0070】まず、ステップ10において、システムの
入力情報として抗原を認識する。即ち、IA制御ブロッ
ク14は、上下加速度センサ22よりバンドパスフィル
タ24を介してばね上加速度を取り込む。
入力情報として抗原を認識する。即ち、IA制御ブロッ
ク14は、上下加速度センサ22よりバンドパスフィル
タ24を介してばね上加速度を取り込む。
【0071】次に、ステップ11において、初期抗体群
の生成を行う。即ち、抗原(ばね上加速度)に対する抗
体としてスカイフック減衰係数Cs及び各制御段の減衰
係数C1〜Cnから構成される抗体I(j)(j=1〜
m)(図6参照)をIA制御ブロック14内のデータベ
ース(図示せず)から読み出す。
の生成を行う。即ち、抗原(ばね上加速度)に対する抗
体としてスカイフック減衰係数Cs及び各制御段の減衰
係数C1〜Cnから構成される抗体I(j)(j=1〜
m)(図6参照)をIA制御ブロック14内のデータベ
ース(図示せず)から読み出す。
【0072】次に、ステップ12において、抗体間の親
和度の演算を行う。即ち、抗体間の親和度は、各抗体情
報の差の2乗の総和として算出される。即ち、抗体Kと
抗体Jの親和度ξKJは、次に示す数式2により求められ
る。
和度の演算を行う。即ち、抗体間の親和度は、各抗体情
報の差の2乗の総和として算出される。即ち、抗体Kと
抗体Jの親和度ξKJは、次に示す数式2により求められ
る。
【0073】
【数2】
【0074】次に、ステップ13において、抗体の試行
を行うことにより抗原と各抗体間の親和度の演算を行う
(ステップ13)。即ち、図9のフローチャートに示す
ように、まず、ステップ20においてタイマのカウント
値Tが0にリセットされると共にjが1にセットされ、
ステップ21において減衰力を制御するための制御パラ
メータ、即ちスカイフック減衰係数及びn個の減衰係数
が抗体I(j)の値であるCs(j)及びn個のC1
(j)〜Cn(j)に設定される。
を行うことにより抗原と各抗体間の親和度の演算を行う
(ステップ13)。即ち、図9のフローチャートに示す
ように、まず、ステップ20においてタイマのカウント
値Tが0にリセットされると共にjが1にセットされ、
ステップ21において減衰力を制御するための制御パラ
メータ、即ちスカイフック減衰係数及びn個の減衰係数
が抗体I(j)の値であるCs(j)及びn個のC1
(j)〜Cn(j)に設定される。
【0075】次に、ステップ22において、制御パラメ
ータが抗体I(j)の値に設定された状態で図10に示
すフローチャートにしたがってスカイフック理論に基づ
くショックアブソーバ16の減衰力制御(試行)が行わ
れる。
ータが抗体I(j)の値に設定された状態で図10に示
すフローチャートにしたがってスカイフック理論に基づ
くショックアブソーバ16の減衰力制御(試行)が行わ
れる。
【0076】即ち、ステップ30において減衰力制御の
パラメータが抗体I(j)の値に設定され、ステップ3
1において車高センサ20により検出され、バンドパス
フィルタ処理された車高Hを示す信号及び上下加速度セ
ンサ22により検出されバンドパスフィルタ処理された
車体の上下加速度Gzを示す信号の読み込みが行われ
る。
パラメータが抗体I(j)の値に設定され、ステップ3
1において車高センサ20により検出され、バンドパス
フィルタ処理された車高Hを示す信号及び上下加速度セ
ンサ22により検出されバンドパスフィルタ処理された
車体の上下加速度Gzを示す信号の読み込みが行われ
る。
【0077】次に、ステップ32において車高Hを微分
することによりショックアブソーバ16のストローク速
度Vpが演算され、ステップ33において車体の上下加
速度Gzを積分することによりばね上速度Vzが演算さ
れる。
することによりショックアブソーバ16のストローク速
度Vpが演算され、ステップ33において車体の上下加
速度Gzを積分することによりばね上速度Vzが演算さ
れる。
【0078】次に、ステップ34において、ステップ3
0において設定されたスカイフック減衰係数Cs(j)
及び算出されたストローク速度Vp及びばね上速度Vz
に基づき数式3にしたがってスカイフックの演算が行わ
れ、ショックアブソーバ16に要求される減衰係数Cr
eqが求められる。
0において設定されたスカイフック減衰係数Cs(j)
及び算出されたストローク速度Vp及びばね上速度Vz
に基づき数式3にしたがってスカイフックの演算が行わ
れ、ショックアブソーバ16に要求される減衰係数Cr
eqが求められる。
【0079】
【数3】
【0080】次に、ステップ35において減衰係数Cr
eqが負であるか否かの判別が行われ、noと判別され
たときにはそのままステップ37へ進み、yesと判別
されたときにはステップ36において、減衰係数Cre
qが0に設定される。
eqが負であるか否かの判別が行われ、noと判別され
たときにはそのままステップ37へ進み、yesと判別
されたときにはステップ36において、減衰係数Cre
qが0に設定される。
【0081】次に、ステップ37において、減衰係数C
reqに最も近い減衰係数Caがステップ30において
設定された各制御段の減衰係数C1(j)〜Cn(j)
より選定され、選定された減衰係数に対応するショック
アブソーバ16の制御段が目標制御段Saとして設定さ
れる。また、ステップ38においてはショックアブソー
バ16の制御段を目標制御段Saに設定するための制御
信号がアクチュエータ18へ出力され、これによりショ
ックアブソーバ16の制御段が目標制御段Saに制御さ
れる。
reqに最も近い減衰係数Caがステップ30において
設定された各制御段の減衰係数C1(j)〜Cn(j)
より選定され、選定された減衰係数に対応するショック
アブソーバ16の制御段が目標制御段Saとして設定さ
れる。また、ステップ38においてはショックアブソー
バ16の制御段を目標制御段Saに設定するための制御
信号がアクチュエータ18へ出力され、これによりショ
ックアブソーバ16の制御段が目標制御段Saに制御さ
れる。
【0082】次に、図9のステップ23においてタイマ
のカウント値TがT1(正の定数)インクリメントさ
れ、ステップ24において、タイマのカウント値Tが基
準値Tc1(正の定数)を越えているか否かの判別、即
ち抗体I(j)を用いたスカイフック制御が所定の試行
時間(例えば、10秒程度)の間行われたか否かの判別
が行われる。ここで、noと判別されたとき(試行時間
が経過していないとき)にはステップ22へ戻り、抗体
I(j)を用いたスカイフック制御が続行される。一
方、yesと判別されたとき(試行時間が経過している
とき)にはステップ25へ進む。
のカウント値TがT1(正の定数)インクリメントさ
れ、ステップ24において、タイマのカウント値Tが基
準値Tc1(正の定数)を越えているか否かの判別、即
ち抗体I(j)を用いたスカイフック制御が所定の試行
時間(例えば、10秒程度)の間行われたか否かの判別
が行われる。ここで、noと判別されたとき(試行時間
が経過していないとき)にはステップ22へ戻り、抗体
I(j)を用いたスカイフック制御が続行される。一
方、yesと判別されたとき(試行時間が経過している
とき)にはステップ25へ進む。
【0083】次に、タイマのカウント値Tが0にリセッ
トされた時点以降における車体の上下加速度Gzの中
で、バンドパスフィルタ24を通過した1HZ前後の領
域の上下加速度Gz(車体の大きなあおりに対応する加
速度)が積分されることにより抗原抗体間の親和度ν
(j)が演算される(ステップ25)。
トされた時点以降における車体の上下加速度Gzの中
で、バンドパスフィルタ24を通過した1HZ前後の領
域の上下加速度Gz(車体の大きなあおりに対応する加
速度)が積分されることにより抗原抗体間の親和度ν
(j)が演算される(ステップ25)。
【0084】次に、ステップ26において、jが1イン
クリメントされ、ステップ27において、jがmを越え
ているか否かの判別、即ち試行対象の全ての抗体I
(j)について試行が行われたか否かの判別が行われ
る。この判別によりnoと判別されたときにはステップ
28においてタイマのカウント値Tを0にリセットした
後に、ステップ21へ戻り残りの抗体I(j)について
試行を行い、全ての抗体I(1)〜I(m)について抗
原抗体間の親和度ν(j)が演算される。一方、ステッ
プ27においてyesと判別されたときには、全ての抗
体I(1)〜I(m)についての試行が終了している場
合であるため、図8のステップ14へ進む。
クリメントされ、ステップ27において、jがmを越え
ているか否かの判別、即ち試行対象の全ての抗体I
(j)について試行が行われたか否かの判別が行われ
る。この判別によりnoと判別されたときにはステップ
28においてタイマのカウント値Tを0にリセットした
後に、ステップ21へ戻り残りの抗体I(j)について
試行を行い、全ての抗体I(1)〜I(m)について抗
原抗体間の親和度ν(j)が演算される。一方、ステッ
プ27においてyesと判別されたときには、全ての抗
体I(1)〜I(m)についての試行が終了している場
合であるため、図8のステップ14へ進む。
【0085】次に、IA制御における新世代の抗体の産
生(ステージ1)について説明する。この新世代の抗体
の産生は、図8のステップ14〜ステップ18において
行われる。図8のステップ14〜ステップ18の処理
は、図2のステップ5〜ステップ9に示す処理と同一の
処理であり、しきい値を超えた飽和度を持つ抗体を記憶
細胞、即ちデータベースに記憶させ(ステップ15、1
6)、システムにおいて試行を行っている抗体の中で抗
体抗原間の親和度の劣るn個の抗体を抹消させ、抗体の
交配を行ない抹消した個数分の抗体の産生を行う(ステ
ップ17、18)。
生(ステージ1)について説明する。この新世代の抗体
の産生は、図8のステップ14〜ステップ18において
行われる。図8のステップ14〜ステップ18の処理
は、図2のステップ5〜ステップ9に示す処理と同一の
処理であり、しきい値を超えた飽和度を持つ抗体を記憶
細胞、即ちデータベースに記憶させ(ステップ15、1
6)、システムにおいて試行を行っている抗体の中で抗
体抗原間の親和度の劣るn個の抗体を抹消させ、抗体の
交配を行ない抹消した個数分の抗体の産生を行う(ステ
ップ17、18)。
【0086】なお、図8のステップ12〜ステップ18
の処理は、図7に示すステージ1の間に複数回繰り返さ
れる。従って、新しい抗体が順次生まれ抗原に対して効
き目を有する抗体を順次記憶細胞(データベース)に記
憶させながらIA制御が継続される。
の処理は、図7に示すステージ1の間に複数回繰り返さ
れる。従って、新しい抗体が順次生まれ抗原に対して効
き目を有する抗体を順次記憶細胞(データベース)に記
憶させながらIA制御が継続される。
【0087】次に、図11を参照してサスペンション制
御において抗体の試行(ステージ1)に続いて行われる
最も抗原抗体間の親和度の良い抗体を用いたスカイフッ
ク制御(ステージ2)について説明する。まず、ステッ
プ40においてタイマのカウント値Tが0にリセットさ
れ、ステップ41において、図8のステップ13におい
て演算されている抗原抗体間の親和度νの最も小さい、
即ち、最も抗原に対して効き目を有する(車体の大きな
あおりを最も減少させる)抗体I(j)を選択し、この
抗体I(j)を用いてスカイフック理論に基づくショッ
クアブソーバ16の減衰力の制御を行う。なお、このス
カイフック理論に基づくショックアブソーバ16の減衰
力の制御は、図10のフローチャートに示す処理にした
がって行われる。
御において抗体の試行(ステージ1)に続いて行われる
最も抗原抗体間の親和度の良い抗体を用いたスカイフッ
ク制御(ステージ2)について説明する。まず、ステッ
プ40においてタイマのカウント値Tが0にリセットさ
れ、ステップ41において、図8のステップ13におい
て演算されている抗原抗体間の親和度νの最も小さい、
即ち、最も抗原に対して効き目を有する(車体の大きな
あおりを最も減少させる)抗体I(j)を選択し、この
抗体I(j)を用いてスカイフック理論に基づくショッ
クアブソーバ16の減衰力の制御を行う。なお、このス
カイフック理論に基づくショックアブソーバ16の減衰
力の制御は、図10のフローチャートに示す処理にした
がって行われる。
【0088】また、ステップ42において、タイマのカ
ウント値TがT2(正の定数)インクリメントされ、ス
テップ43において、タイマのカウント値Tが基準値T
c2(正の定数)を越えているか否かの判別が行われ
る。ここでnoと判別されたときにはステップ41へ戻
り、この抗体I(j)を用いたスカイフック制御を続
け、yesと判別されたときには、この抗体I(j)を
用いたスカイフック制御を終了する。なお、基準値Tc
2には予め1時間程度の値が設定される。
ウント値TがT2(正の定数)インクリメントされ、ス
テップ43において、タイマのカウント値Tが基準値T
c2(正の定数)を越えているか否かの判別が行われ
る。ここでnoと判別されたときにはステップ41へ戻
り、この抗体I(j)を用いたスカイフック制御を続
け、yesと判別されたときには、この抗体I(j)を
用いたスカイフック制御を終了する。なお、基準値Tc
2には予め1時間程度の値が設定される。
【0089】以上説明したように、この第1の実施形態
においては、図7に示すように、ステージ1〜2の順に
スカイフック制御及びIA制御が実行され、ステージ2
が完了するとステージ1〜2が再度繰返し実行される。
即ち、ステージ1において新世代の抗体I(j)の各抗
体毎に10秒程度ずつスカイフックの制御を試行しなが
ら車両を走行させ、試行終了後ステージ2において最も
抗原抗体間の親和度の良い抗体I(j)を用いてスカイ
フック制御を実施しながら1時間程度、車両を走行させ
る。
においては、図7に示すように、ステージ1〜2の順に
スカイフック制御及びIA制御が実行され、ステージ2
が完了するとステージ1〜2が再度繰返し実行される。
即ち、ステージ1において新世代の抗体I(j)の各抗
体毎に10秒程度ずつスカイフックの制御を試行しなが
ら車両を走行させ、試行終了後ステージ2において最も
抗原抗体間の親和度の良い抗体I(j)を用いてスカイ
フック制御を実施しながら1時間程度、車両を走行させ
る。
【0090】従って、この第1の実施形態にかかるサス
ペンション制御方法によれば、サスペンションスプリン
グ等に経時変化が生じても、スカイフック減衰係数及び
ショックアブソーバの目標制御段を求めるための各制御
段の減衰係数を最適に設定し、これによりスカイフック
理論に基づくショックアブソーバの制御を常に最適に実
行して車体の振動を最適に制御することができる。
ペンション制御方法によれば、サスペンションスプリン
グ等に経時変化が生じても、スカイフック減衰係数及び
ショックアブソーバの目標制御段を求めるための各制御
段の減衰係数を最適に設定し、これによりスカイフック
理論に基づくショックアブソーバの制御を常に最適に実
行して車体の振動を最適に制御することができる。
【0091】第2の実施の形態 次に、図12〜図15を参照して、この発明の第2の実
施の形態にかかるサスペンション制御方法について説明
する。
施の形態にかかるサスペンション制御方法について説明
する。
【0092】まず、この第2の実施の形態にかかるサス
ペンション制御方法においては、第1の実施の形態にか
かるサスペンション制御方法において用いられる減衰力
制御装置と略同一の減衰力制御装置が用いられる(図5
参照)。なお、この第2の実施の形態にかかる減衰力制
御装置10のIA制御ブロック14の図示しないデータ
ベースは、記憶細胞(IA制御で用いられる抗体を記
憶)、サプレッサ細胞(IA制御で用いられる記憶細胞
に対応して設けられた抗体の増殖を抑制するための細
胞)、記憶細胞A(ばね上加速度に低周波の加速度が多
い状況で効き目を有する抗体を記憶)、サプレッサ細胞
A(記憶細胞Aに対応して設けられた抗体の増殖を抑制
するための細胞)、記憶細胞B(ばね上加速度に中周波
の加速度が多い状況で効き目を有する抗体を記憶)、サ
プレッサ細胞B(記憶細胞Bに対応して設けられた抗体
の増殖を抑制するための細胞)、記憶細胞C(ばね上加
速度に高周波の加速度が多い状況で効き目を有する抗体
を記憶)、サプレッサ細胞C(記憶細胞Cに対応して設
けられた抗体の増殖を抑制するための細胞)を含んで構
成されている。
ペンション制御方法においては、第1の実施の形態にか
かるサスペンション制御方法において用いられる減衰力
制御装置と略同一の減衰力制御装置が用いられる(図5
参照)。なお、この第2の実施の形態にかかる減衰力制
御装置10のIA制御ブロック14の図示しないデータ
ベースは、記憶細胞(IA制御で用いられる抗体を記
憶)、サプレッサ細胞(IA制御で用いられる記憶細胞
に対応して設けられた抗体の増殖を抑制するための細
胞)、記憶細胞A(ばね上加速度に低周波の加速度が多
い状況で効き目を有する抗体を記憶)、サプレッサ細胞
A(記憶細胞Aに対応して設けられた抗体の増殖を抑制
するための細胞)、記憶細胞B(ばね上加速度に中周波
の加速度が多い状況で効き目を有する抗体を記憶)、サ
プレッサ細胞B(記憶細胞Bに対応して設けられた抗体
の増殖を抑制するための細胞)、記憶細胞C(ばね上加
速度に高周波の加速度が多い状況で効き目を有する抗体
を記憶)、サプレッサ細胞C(記憶細胞Cに対応して設
けられた抗体の増殖を抑制するための細胞)を含んで構
成されている。
【0093】また、このサスペンション制御方法におい
ては、第1の実施の形態のサスペンション制御方法と同
様に、サスペンション制御をスカイフック制御ブロック
12において実施されるスカイフック制御及びIA制御
ブロック14において実施されるIA制御に分け、スカ
イフック制御においては、抗体の試行(ステージ1)、
最も抗原抗体間の親和度の良い抗体を用いたスカイフッ
ク制御(ステージ2)が繰り返され、IA制御において
は、新世代の抗体の産生(ステージ1)、休み(ステー
ジ2)が繰り返される(図7参照)。
ては、第1の実施の形態のサスペンション制御方法と同
様に、サスペンション制御をスカイフック制御ブロック
12において実施されるスカイフック制御及びIA制御
ブロック14において実施されるIA制御に分け、スカ
イフック制御においては、抗体の試行(ステージ1)、
最も抗原抗体間の親和度の良い抗体を用いたスカイフッ
ク制御(ステージ2)が繰り返され、IA制御において
は、新世代の抗体の産生(ステージ1)、休み(ステー
ジ2)が繰り返される(図7参照)。
【0094】次に、第2の実施の形態にかかるサスペン
ション制御の中で、スカイフック制御における抗体の試
行(ステージ1)について説明する。なお、抗体の試行
は、図12に示すフローチャートのステップ60の処理
において行われるが、この抗体の試行の前にステップ5
0〜ステップ59の処理が行われる。
ション制御の中で、スカイフック制御における抗体の試
行(ステージ1)について説明する。なお、抗体の試行
は、図12に示すフローチャートのステップ60の処理
において行われるが、この抗体の試行の前にステップ5
0〜ステップ59の処理が行われる。
【0095】まず、システムの入力情報として抗原を認
識する。即ち、IA制御ブロック14は、上下加速度セ
ンサ22よりバンドパスフィルタ24を介してばね上加
速度を取り込む(ステップ50)。
識する。即ち、IA制御ブロック14は、上下加速度セ
ンサ22よりバンドパスフィルタ24を介してばね上加
速度を取り込む(ステップ50)。
【0096】次に、走行時におけるばね上加速度のP.
S.D(power spectral density)を算出し、図15に示
すように低周波領域(α)、中周波領域(β)、高周波
領域(γ)に分類する(ステップ51)。また、数式4
にしたがって各領域のパワーの割合(a:α領域の割
合、b:β領域の割合、c:γ領域の割合)を算出する
(ステップ52)。
S.D(power spectral density)を算出し、図15に示
すように低周波領域(α)、中周波領域(β)、高周波
領域(γ)に分類する(ステップ51)。また、数式4
にしたがって各領域のパワーの割合(a:α領域の割
合、b:β領域の割合、c:γ領域の割合)を算出する
(ステップ52)。
【0097】
【数4】
【0098】次に、算出したa,b,cの大小関係を示
すフラグをたてる。即ち、a>band a>cの判定
を行い(ステップ53)、ここでyesと判断された場
合には、フラグq=1(ばね上加速度に低周波の加速度
が多い状況)とする(ステップ54)。また、ステップ
53においてnoと判断された場合には、b>aand
b>cの判定を行い(ステップ55)、ここでyes
と判断された場合には、フラグq=2(ばね上加速度に
中周波の加速度が多い状況)とする(ステップ56)。
また、ステップ55においてnoと判断された場合に
は、フラグq=3(ばね上加速度に高周波の加速度が多
い状況)とする(ステップ57)。
すフラグをたてる。即ち、a>band a>cの判定
を行い(ステップ53)、ここでyesと判断された場
合には、フラグq=1(ばね上加速度に低周波の加速度
が多い状況)とする(ステップ54)。また、ステップ
53においてnoと判断された場合には、b>aand
b>cの判定を行い(ステップ55)、ここでyes
と判断された場合には、フラグq=2(ばね上加速度に
中周波の加速度が多い状況)とする(ステップ56)。
また、ステップ55においてnoと判断された場合に
は、フラグq=3(ばね上加速度に高周波の加速度が多
い状況)とする(ステップ57)。
【0099】次に、フラグq(今回の処理で立てたフラ
グ)とフラグq old(前回の処理で立てたフラグ)を比
較することによりフラグqが変更されたか、即ち車両の
走行状況が変化したか否かの判断を行う(ステップ5
8)。ここでyesと判断された場合には、図13
(A)のフローチャートで示す処理に進む。ここでは、
フラグq oldが1、2、3のいずれの値であるかを判断
し、フラグq old=1と判断した場合(ステップ70)
には、図13(B)のフローチャートで示す処理に、フ
ラグq old=2と判断した場合(ステップ71)には、
図13(C)のフローチャートで示す処理に、フラグq
old=3と判断した場合には、図13(D)のフローチ
ャートで示す処理にそれぞれ進む。
グ)とフラグq old(前回の処理で立てたフラグ)を比
較することによりフラグqが変更されたか、即ち車両の
走行状況が変化したか否かの判断を行う(ステップ5
8)。ここでyesと判断された場合には、図13
(A)のフローチャートで示す処理に進む。ここでは、
フラグq oldが1、2、3のいずれの値であるかを判断
し、フラグq old=1と判断した場合(ステップ70)
には、図13(B)のフローチャートで示す処理に、フ
ラグq old=2と判断した場合(ステップ71)には、
図13(C)のフローチャートで示す処理に、フラグq
old=3と判断した場合には、図13(D)のフローチ
ャートで示す処理にそれぞれ進む。
【0100】上述のステップ70においてフラグq old
=1と判断した場合には、IA制御において使用してい
る記憶細胞(当初記憶細胞Aから読み出したもの)を記
憶細胞A(ばね上加速度に低周波の加速度が多い状況で
効き目を有する抗体を記憶)に戻す(ステップ80)。
次に、記憶細胞Aと記憶細胞B間の親和度を演算し(ス
テップ81)、記憶細胞B(ばね上加速度に中周波の加
速度が多い状況で効き目を有する抗体を記憶)の更新を
行う(ステップ82)。即ち、記憶細胞Aの抗体と記憶
細胞Bの抗体が似ている場合に、この似ている記憶細胞
Bの抗体を記憶細胞Aの抗体に置き換える。従って、記
憶細胞Bにおいて特有の抗体を残しつつ記憶細胞Aの抗
体を記憶細胞Bに反映させ、記憶細胞Bの更新を行うこ
とができる。
=1と判断した場合には、IA制御において使用してい
る記憶細胞(当初記憶細胞Aから読み出したもの)を記
憶細胞A(ばね上加速度に低周波の加速度が多い状況で
効き目を有する抗体を記憶)に戻す(ステップ80)。
次に、記憶細胞Aと記憶細胞B間の親和度を演算し(ス
テップ81)、記憶細胞B(ばね上加速度に中周波の加
速度が多い状況で効き目を有する抗体を記憶)の更新を
行う(ステップ82)。即ち、記憶細胞Aの抗体と記憶
細胞Bの抗体が似ている場合に、この似ている記憶細胞
Bの抗体を記憶細胞Aの抗体に置き換える。従って、記
憶細胞Bにおいて特有の抗体を残しつつ記憶細胞Aの抗
体を記憶細胞Bに反映させ、記憶細胞Bの更新を行うこ
とができる。
【0101】また、記憶細胞Aと記憶細胞C間の親和度
を演算し(ステップ83)、記憶細胞C(ばね上加速度
に高周波の加速度が多い状況で効き目を有する抗体を記
憶)の更新を行う(ステップ84)。即ち、この記憶細
胞Cの更新は、記憶細胞Bの更新と同様に行われ、記憶
細胞Cにおいて特有の抗体を残しつつ記憶細胞Aの抗体
を記憶細胞Cに反映させ、記憶細胞Cの更新を行う。そ
して、図14のフローチャートで示す処理に進む。
を演算し(ステップ83)、記憶細胞C(ばね上加速度
に高周波の加速度が多い状況で効き目を有する抗体を記
憶)の更新を行う(ステップ84)。即ち、この記憶細
胞Cの更新は、記憶細胞Bの更新と同様に行われ、記憶
細胞Cにおいて特有の抗体を残しつつ記憶細胞Aの抗体
を記憶細胞Cに反映させ、記憶細胞Cの更新を行う。そ
して、図14のフローチャートで示す処理に進む。
【0102】また、上述のステップ71においてフラグ
q old=2と判断した場合には、IA制御において使用
している記憶細胞(当初記憶細胞Bから読み出したも
の)を記憶細胞Bに戻す(ステップ90)。そして、上
述のステップ81〜ステップ84の処理と同様の処理を
行うことにより、記憶細胞A及び記憶細胞Cの更新を行
い(ステップ91〜ステップ94)、図14のフローチ
ャートで示す処理に進む。
q old=2と判断した場合には、IA制御において使用
している記憶細胞(当初記憶細胞Bから読み出したも
の)を記憶細胞Bに戻す(ステップ90)。そして、上
述のステップ81〜ステップ84の処理と同様の処理を
行うことにより、記憶細胞A及び記憶細胞Cの更新を行
い(ステップ91〜ステップ94)、図14のフローチ
ャートで示す処理に進む。
【0103】更に、上述のステップ71においてフラグ
q old=3と判断した場合には、IA制御において使用
している記憶細胞(当初記憶細胞Cから読み出したも
の)を記憶細胞Cに戻す(ステップ100)。そして、
上述のステップ81〜ステップ84の処理と同様の処理
を行うことにより、記憶細胞A及び記憶細胞Bの更新を
行い(ステップ101〜ステップ104)、図14のフ
ローチャートで示す処理に進む。
q old=3と判断した場合には、IA制御において使用
している記憶細胞(当初記憶細胞Cから読み出したも
の)を記憶細胞Cに戻す(ステップ100)。そして、
上述のステップ81〜ステップ84の処理と同様の処理
を行うことにより、記憶細胞A及び記憶細胞Bの更新を
行い(ステップ101〜ステップ104)、図14のフ
ローチャートで示す処理に進む。
【0104】次に、図14のステップ110において
は、フラグq=1か否かの判断を行う。ここでyesと
判断された場合には、記憶細胞(IA制御で用いる記憶
細胞)に記憶細胞Aをコピーし、サプレッサ細胞(IA
制御で用いるサプレッサ細胞)にサプレッサ細胞Aをコ
ピーする(ステップ111)。即ち、フラグq=1の場
合には、ばね上加速度に低周波の加速度が多い状況で車
両が走行中であることから、この状況で効き目を有する
記憶細胞A及びこの記憶細胞Aに対応したサプレッサ細
胞Aを用いてIA制御を行う。
は、フラグq=1か否かの判断を行う。ここでyesと
判断された場合には、記憶細胞(IA制御で用いる記憶
細胞)に記憶細胞Aをコピーし、サプレッサ細胞(IA
制御で用いるサプレッサ細胞)にサプレッサ細胞Aをコ
ピーする(ステップ111)。即ち、フラグq=1の場
合には、ばね上加速度に低周波の加速度が多い状況で車
両が走行中であることから、この状況で効き目を有する
記憶細胞A及びこの記憶細胞Aに対応したサプレッサ細
胞Aを用いてIA制御を行う。
【0105】また、ステップ110においてnoと判断
された場合には、フラグq=2か否かの判断を行う(ス
テップ112)。ここでyesと判断された場合には、
記憶細胞に記憶細胞Bをコピーし、サプレッサ細胞にサ
プレッサ細胞Bをコピーする(ステップ113)。即
ち、フラグq=2の場合には、ばね上加速度に中周波の
加速度が多い状況で車両が走行中であることから、この
状況で効き目を有する記憶細胞B及びこの記憶細胞Bに
対応したサプレッサ細胞Bを用いてIA制御を行う。
された場合には、フラグq=2か否かの判断を行う(ス
テップ112)。ここでyesと判断された場合には、
記憶細胞に記憶細胞Bをコピーし、サプレッサ細胞にサ
プレッサ細胞Bをコピーする(ステップ113)。即
ち、フラグq=2の場合には、ばね上加速度に中周波の
加速度が多い状況で車両が走行中であることから、この
状況で効き目を有する記憶細胞B及びこの記憶細胞Bに
対応したサプレッサ細胞Bを用いてIA制御を行う。
【0106】更に、ステップ112においてnoと判断
された場合には、記憶細胞に記憶細胞Cをコピーし、サ
プレッサ細胞にサプレッサ細胞Cをコピーする(ステッ
プ114)。即ち、フラグq=3の場合には、ばね上加
速度に高周波の加速度が多い状況で車両が走行中である
ことから、この状況で効き目を有する記憶細胞C及びこ
の記憶細胞Cに対応したサプレッサ細胞Cを用いてIA
制御を行う。
された場合には、記憶細胞に記憶細胞Cをコピーし、サ
プレッサ細胞にサプレッサ細胞Cをコピーする(ステッ
プ114)。即ち、フラグq=3の場合には、ばね上加
速度に高周波の加速度が多い状況で車両が走行中である
ことから、この状況で効き目を有する記憶細胞C及びこ
の記憶細胞Cに対応したサプレッサ細胞Cを用いてIA
制御を行う。
【0107】次に、ステップ115において、抗体群の
生成を行う。即ち、抗原(ばね上加速度)に対する抗体
としてスカイフック減衰係数Cs及び各段の減衰係数C
1〜Cnから構成される抗体I(j)(j=1〜m)を
IA制御ブロック内のデータベース(記憶細胞)から読
み出し、図12に示すフローチャートのステップ59に
進む。
生成を行う。即ち、抗原(ばね上加速度)に対する抗体
としてスカイフック減衰係数Cs及び各段の減衰係数C
1〜Cnから構成される抗体I(j)(j=1〜m)を
IA制御ブロック内のデータベース(記憶細胞)から読
み出し、図12に示すフローチャートのステップ59に
進む。
【0108】次に、ステップ59において、抗体間の親
和度の演算を行う。即ち、抗体間の親和度は、上述の第
1の実施の形態で求めたのと同様にして上記数式2によ
り求められる。
和度の演算を行う。即ち、抗体間の親和度は、上述の第
1の実施の形態で求めたのと同様にして上記数式2によ
り求められる。
【0109】次に、抗体の試行を行うことにより抗原と
各抗体間の親和度の演算を行う(ステップ60)。即
ち、上述の第1の実施の形態と同様に、図9及び図10
のフローチャートに示す処理により、各抗体について試
行(スカイフック制御)を行うことにより、抗原抗体間
の親和度ν(j)が演算される。
各抗体間の親和度の演算を行う(ステップ60)。即
ち、上述の第1の実施の形態と同様に、図9及び図10
のフローチャートに示す処理により、各抗体について試
行(スカイフック制御)を行うことにより、抗原抗体間
の親和度ν(j)が演算される。
【0110】次に、IA制御における新世代の抗体の産
生(ステージ1)について説明する。この新世代の抗体
の産生は、図12のフローチャートのステップ61〜ス
テップ68において行われる。ここで図12のステップ
61〜ステップ67の処理は、図2のステップ5〜ステ
ップ9に示す処理と同一の処理であり、しきい値を超え
た飽和度を持つ抗体を記憶細胞、即ちデータベースに記
憶させ(ステップ61〜64)、システムにおいて試行
を行っている抗体の中で抗体抗原間の親和度の劣るn個
の抗体を抹消させ、抗体の交配を行ない抹消した個数分
の抗体の産生を行う(ステップ65〜67)。
生(ステージ1)について説明する。この新世代の抗体
の産生は、図12のフローチャートのステップ61〜ス
テップ68において行われる。ここで図12のステップ
61〜ステップ67の処理は、図2のステップ5〜ステ
ップ9に示す処理と同一の処理であり、しきい値を超え
た飽和度を持つ抗体を記憶細胞、即ちデータベースに記
憶させ(ステップ61〜64)、システムにおいて試行
を行っている抗体の中で抗体抗原間の親和度の劣るn個
の抗体を抹消させ、抗体の交配を行ない抹消した個数分
の抗体の産生を行う(ステップ65〜67)。
【0111】そして、フラグqをフラグq oldに記憶さ
せステップ50に戻る。なお、図12の処理は、サスペ
ンション制御のステージ1(図7参照)の間に複数回繰
り返される。従って、新しい抗体が順次生まれ抗体の進
化が継続して進むこととなる。
せステップ50に戻る。なお、図12の処理は、サスペ
ンション制御のステージ1(図7参照)の間に複数回繰
り返される。従って、新しい抗体が順次生まれ抗体の進
化が継続して進むこととなる。
【0112】また、サスペンション制御において抗体の
試行(ステージ1)に続いて行われる最も抗原抗体間の
親和度の良い抗体を用いたスカイフック制御(ステージ
2)は、第1の実施の形態のサスペンション制御と同様
に図11に示すフローチャートにしたがって実施され
る。
試行(ステージ1)に続いて行われる最も抗原抗体間の
親和度の良い抗体を用いたスカイフック制御(ステージ
2)は、第1の実施の形態のサスペンション制御と同様
に図11に示すフローチャートにしたがって実施され
る。
【0113】以上説明したように、この第2の実施形態
においては、サスペンション制御のステージ1〜2の順
にスカイフック制御及びIA制御が実行され、ステージ
2が完了するとステージ1〜2が再度繰返し実行され
る。即ち、ステージ1において抗体を試行しながら車両
を走行させ、試行終了後ステージ2において最も評価値
の良い抗体を用いてスカイフック制御を実施しながら車
両を所定時間走行させる。
においては、サスペンション制御のステージ1〜2の順
にスカイフック制御及びIA制御が実行され、ステージ
2が完了するとステージ1〜2が再度繰返し実行され
る。即ち、ステージ1において抗体を試行しながら車両
を走行させ、試行終了後ステージ2において最も評価値
の良い抗体を用いてスカイフック制御を実施しながら車
両を所定時間走行させる。
【0114】従って、この第2の実施形態にかかるサス
ペンション制御方法によれば、車両が走行している状況
に対応させて記憶細胞を複数設け、それぞれの記憶細胞
に記憶されている抗体を用いて記憶細胞毎にIA制御を
行うため、早期に最適解に収束することが可能となり車
両の走行している状況に応じてショックアブソーバの制
御を常に最適に実行して車体の振動を最適に制御するこ
とができる。
ペンション制御方法によれば、車両が走行している状況
に対応させて記憶細胞を複数設け、それぞれの記憶細胞
に記憶されている抗体を用いて記憶細胞毎にIA制御を
行うため、早期に最適解に収束することが可能となり車
両の走行している状況に応じてショックアブソーバの制
御を常に最適に実行して車体の振動を最適に制御するこ
とができる。
【0115】また、記憶細胞A、記憶細胞B、記憶細胞
Cの間で、親和度が所定値以上似ている抗体がある場合
には、例えば記憶細胞Aの抗体情報を記憶細胞B、記憶
細胞Cの抗体情報の内、似ているものと置き換えること
により記憶細胞B、記憶細胞Cの抗体情報の更新を行う
ため、車両の走行状況が変化してスカイフック制御に用
いる記憶細胞が変わった場合であっても制御のつながり
を良好なものとすることができる。
Cの間で、親和度が所定値以上似ている抗体がある場合
には、例えば記憶細胞Aの抗体情報を記憶細胞B、記憶
細胞Cの抗体情報の内、似ているものと置き換えること
により記憶細胞B、記憶細胞Cの抗体情報の更新を行う
ため、車両の走行状況が変化してスカイフック制御に用
いる記憶細胞が変わった場合であっても制御のつながり
を良好なものとすることができる。
【0116】第3の実施の形態 次に、図16〜図19を参照して、この発明の第3の実
施の形態にかかるサスペンション制御方法について説明
する。
施の形態にかかるサスペンション制御方法について説明
する。
【0117】まず、この第3の実施の形態にかかるサス
ペンション制御方法においては、第2の実施の形態にか
かるサスペンション制御方法において用いられる減衰力
制御装置と略同一の減衰力制御装置が用いられる(図5
参照)。また、このサスペンション制御方法において
は、スカイフック制御において、抗体の試行、ノミナル
値(どのような車両走行状況においても一定の効き目を
有する万能抗体)を用いたスカイフック制御が繰り返さ
れ、IA制御において、新世代の抗体の産生が繰り返さ
れる。
ペンション制御方法においては、第2の実施の形態にか
かるサスペンション制御方法において用いられる減衰力
制御装置と略同一の減衰力制御装置が用いられる(図5
参照)。また、このサスペンション制御方法において
は、スカイフック制御において、抗体の試行、ノミナル
値(どのような車両走行状況においても一定の効き目を
有する万能抗体)を用いたスカイフック制御が繰り返さ
れ、IA制御において、新世代の抗体の産生が繰り返さ
れる。
【0118】この第3の実施の形態にかかるサスペンシ
ョン制御においては、図16に示すように、IA制御ブ
ロック14は、上下加速度センサ22よりバンドパスフ
ィルタ24を介してばね上加速度を取り込むことにより
抗原を認識し、走行時におけるばね上加速度のP.S.
Dを算出して低周波領域(α)、中周波領域(β)、高
周波領域(γ)に分類する(ステップ120、12
1)。なお、このステップ120及びステップ121の
処理は、第2の実施の形態における図12に示すフロー
チャートのステップ50及びステップ51と同一の処理
である。
ョン制御においては、図16に示すように、IA制御ブ
ロック14は、上下加速度センサ22よりバンドパスフ
ィルタ24を介してばね上加速度を取り込むことにより
抗原を認識し、走行時におけるばね上加速度のP.S.
Dを算出して低周波領域(α)、中周波領域(β)、高
周波領域(γ)に分類する(ステップ120、12
1)。なお、このステップ120及びステップ121の
処理は、第2の実施の形態における図12に示すフロー
チャートのステップ50及びステップ51と同一の処理
である。
【0119】次に、P.S.DがPsdMaxを越えた
か否かの判断が行われる(ステップ122)。即ち、図
19に示すようにPsdMax(破線で示す)は、予め
定められており、ステップ121において求められた
P.S.D(実線で示す)がPsdMaxを越えたか否
かの判断が行われ、noと判断された場合には、図18
(B)のフローチャートに示すステップ186に進む。
か否かの判断が行われる(ステップ122)。即ち、図
19に示すようにPsdMax(破線で示す)は、予め
定められており、ステップ121において求められた
P.S.D(実線で示す)がPsdMaxを越えたか否
かの判断が行われ、noと判断された場合には、図18
(B)のフローチャートに示すステップ186に進む。
【0120】ステップ186においては、ia flg=1か否
かの判断が行われ、noと判断された場合には図16の
ステップ120に戻る。従って、P.S.DがPsdM
axを越えない間は、ステップ120〜ステップ12
2、ステップ186の処理が繰り返される。なお、この
間はスカイフック制御において、ノミナル値(万能抗
体)を用いたスカイフック制御が実施され続ける。
かの判断が行われ、noと判断された場合には図16の
ステップ120に戻る。従って、P.S.DがPsdM
axを越えない間は、ステップ120〜ステップ12
2、ステップ186の処理が繰り返される。なお、この
間はスカイフック制御において、ノミナル値(万能抗
体)を用いたスカイフック制御が実施され続ける。
【0121】一方、上述のステップ122において、
P.S.DがPsdMaxを越えたと判断された場合に
は、ステップ123に進み、ia flg=1 としてスカイフ
ック制御による抗体の試行が開始される。即ち、P.
S.Dの各領域のパワーの割合(a:α領域の割合、
b:β領域の割合、c:γ領域の割合)を算出し、各領
域a,b,cの大小関係を判断しフラグをたてる(ステ
ップ124〜ステップ129)。
P.S.DがPsdMaxを越えたと判断された場合に
は、ステップ123に進み、ia flg=1 としてスカイフ
ック制御による抗体の試行が開始される。即ち、P.
S.Dの各領域のパワーの割合(a:α領域の割合、
b:β領域の割合、c:γ領域の割合)を算出し、各領
域a,b,cの大小関係を判断しフラグをたてる(ステ
ップ124〜ステップ129)。
【0122】また、フラグq(今回の処理で立てたフラ
グ)とフラグq old(前回の処理で立てたフラグ)を比
較することによりフラグqが変更されたか否か、車両の
走行状況が変化したか否かの判断を行なう(ステップ1
30)。また、フラグq oldが1、2、3のいずれの値
であるかを判断し、フラグq old=1と判断した場合
(図17(A)のステップ145)には、図17(B)
のフローチャートで示す処理に、フラグq old=2と判
断した場合(図17(A)のステップ146)には、図
17(C)のフローチャートで示す処理に、フラグq o
ld=3と判断した場合には、図17(D)のフローチャ
ートで示す処理にそれぞれ進む。
グ)とフラグq old(前回の処理で立てたフラグ)を比
較することによりフラグqが変更されたか否か、車両の
走行状況が変化したか否かの判断を行なう(ステップ1
30)。また、フラグq oldが1、2、3のいずれの値
であるかを判断し、フラグq old=1と判断した場合
(図17(A)のステップ145)には、図17(B)
のフローチャートで示す処理に、フラグq old=2と判
断した場合(図17(A)のステップ146)には、図
17(C)のフローチャートで示す処理に、フラグq o
ld=3と判断した場合には、図17(D)のフローチャ
ートで示す処理にそれぞれ進む。
【0123】なお、このステップ124〜ステップ13
0、図17(A)のステップ145及びステップ146
の処理は、第2の実施の形態における図12に示すフロ
ーチャートのステップ52〜ステップ58、図13
(A)のステップ70及びステップ71の処理と同一の
処理である。
0、図17(A)のステップ145及びステップ146
の処理は、第2の実施の形態における図12に示すフロ
ーチャートのステップ52〜ステップ58、図13
(A)のステップ70及びステップ71の処理と同一の
処理である。
【0124】上述のステップ145においてフラグq o
ld=1と判断した場合には、IA制御において使用して
いる記憶細胞を記憶細胞A(ばね上加速度に低周波の加
速度が多い状況で効き目を有する抗体を記憶)に戻す
(ステップ150)。次に、記憶細胞Aと記憶細胞B
(ばね上加速度に中周波の加速度が多い状況で効き目を
有する抗体を記憶)との間の親和度を演算すると共に
(ステップ151)、記憶細胞Aと記憶細胞C(ばね上
加速度に高周波の加速度が多い状況で効き目を有する抗
体を記憶)との間の親和度を演算する(ステップ15
2)。
ld=1と判断した場合には、IA制御において使用して
いる記憶細胞を記憶細胞A(ばね上加速度に低周波の加
速度が多い状況で効き目を有する抗体を記憶)に戻す
(ステップ150)。次に、記憶細胞Aと記憶細胞B
(ばね上加速度に中周波の加速度が多い状況で効き目を
有する抗体を記憶)との間の親和度を演算すると共に
(ステップ151)、記憶細胞Aと記憶細胞C(ばね上
加速度に高周波の加速度が多い状況で効き目を有する抗
体を記憶)との間の親和度を演算する(ステップ15
2)。
【0125】次に、仮のノミナル値の更新を行う(ステ
ップ153)。即ち、記憶細胞Aの抗体の中で記憶細胞
Bの抗体及び記憶細胞Cの抗体との親和度が最も高く、
かつ抗原との親和度が高いものを仮のノミナル値として
記憶する。そして、記憶細胞B及び記憶細胞Cの更新を
行う(ステップ154、155)。即ち、記憶細胞Aの
抗体と記憶細胞B、記憶細胞Cの抗体が似ている場合
に、この似ている記憶細胞B、記憶細胞Cの抗体を記憶
細胞Aの抗体に置き換える。従って、記憶細胞B記憶細
胞Cにおいて特有の抗体を残しつつ記憶細胞B、記憶細
胞Cの更新を行うことができる。その後、図18(A)
のフローチャートで示す処理に進む。
ップ153)。即ち、記憶細胞Aの抗体の中で記憶細胞
Bの抗体及び記憶細胞Cの抗体との親和度が最も高く、
かつ抗原との親和度が高いものを仮のノミナル値として
記憶する。そして、記憶細胞B及び記憶細胞Cの更新を
行う(ステップ154、155)。即ち、記憶細胞Aの
抗体と記憶細胞B、記憶細胞Cの抗体が似ている場合
に、この似ている記憶細胞B、記憶細胞Cの抗体を記憶
細胞Aの抗体に置き換える。従って、記憶細胞B記憶細
胞Cにおいて特有の抗体を残しつつ記憶細胞B、記憶細
胞Cの更新を行うことができる。その後、図18(A)
のフローチャートで示す処理に進む。
【0126】また、上述のステップ146においてフラ
グq old=2と判断した場合には、IA制御において使
用している記憶細胞を記憶細胞Bに戻す(ステップ16
0)。そして、上述のステップ151〜ステップ155
の処理と同様の処理を行うことにより、仮のノミナル値
の更新、記憶細胞A及び記憶細胞Cの更新を行い(ステ
ップ161〜ステップ165)、図18(A)のフロー
チャートで示す処理に進む。
グq old=2と判断した場合には、IA制御において使
用している記憶細胞を記憶細胞Bに戻す(ステップ16
0)。そして、上述のステップ151〜ステップ155
の処理と同様の処理を行うことにより、仮のノミナル値
の更新、記憶細胞A及び記憶細胞Cの更新を行い(ステ
ップ161〜ステップ165)、図18(A)のフロー
チャートで示す処理に進む。
【0127】更に、上述のステップ146においてフラ
グq old=3と判断した場合には、IA制御において使
用している記憶細胞を記憶細胞Cに戻す(ステップ17
0)。そして、上述のステップ151〜ステップ155
の処理と同様の処理を行うことにより、記憶細胞A及び
記憶細胞Bの更新を行い(ステップ171〜ステップ1
75)、図18(A)のフローチャートで示す処理に進
む。
グq old=3と判断した場合には、IA制御において使
用している記憶細胞を記憶細胞Cに戻す(ステップ17
0)。そして、上述のステップ151〜ステップ155
の処理と同様の処理を行うことにより、記憶細胞A及び
記憶細胞Bの更新を行い(ステップ171〜ステップ1
75)、図18(A)のフローチャートで示す処理に進
む。
【0128】次に、図18(A)のフローチャートで示
す処理においては、フラグqの値に応じて記憶細胞A、
記憶細胞B、記憶細胞Cの何れかを記憶細胞にコピーす
ると共に、サプレッサ細胞A、サプレッサ細胞B、サプ
レッサ細胞Cの何れかをサプレッサ細胞コピーする(ス
テップ180〜ステップ184)。そして、ステップ1
85において抗体群の生成を行い、図16に示すフロー
チャートのステップ131に進む。なお、このステップ
180〜ステップ185の処理は、第2の実施の形態に
おける図14のステップ110〜ステップ115の処理
と同一の処理である。
す処理においては、フラグqの値に応じて記憶細胞A、
記憶細胞B、記憶細胞Cの何れかを記憶細胞にコピーす
ると共に、サプレッサ細胞A、サプレッサ細胞B、サプ
レッサ細胞Cの何れかをサプレッサ細胞コピーする(ス
テップ180〜ステップ184)。そして、ステップ1
85において抗体群の生成を行い、図16に示すフロー
チャートのステップ131に進む。なお、このステップ
180〜ステップ185の処理は、第2の実施の形態に
おける図14のステップ110〜ステップ115の処理
と同一の処理である。
【0129】次に、ステップ131〜ステップ140に
おいては、抗体間の親和度の演算、抗体の試行を行うこ
とにより抗原と各抗体間の親和度の演算を行い、更に新
世代の抗体の産生を行い、フラグqをフラグq oidに記
憶させステップ120に戻る。なお、このステップ13
1〜ステップ140の処理は、第2の実施の形態におけ
る図12のステップ59〜ステップ68の処理と同一の
処理である。
おいては、抗体間の親和度の演算、抗体の試行を行うこ
とにより抗原と各抗体間の親和度の演算を行い、更に新
世代の抗体の産生を行い、フラグqをフラグq oidに記
憶させステップ120に戻る。なお、このステップ13
1〜ステップ140の処理は、第2の実施の形態におけ
る図12のステップ59〜ステップ68の処理と同一の
処理である。
【0130】上述のステップ122においてnoと判断
され、図18(B)のステップ186においてia flg=1
と判断された場合には、図17(B)のステップ15
3、図17(C)のステップ163、図17(D)のス
テップ173の何れかで更新した仮のノミナル値をノミ
ナル値として記憶する(ステップ188)。そしてia f
lg=0として(ステップ188)図16のステップ120
に戻る。これによりステップ122においてP.S.D
がPsdMaxを越えたと判断されるまで、新しいノミ
ナル値(万能抗体)を用いたサスペンション制御が行わ
れる。
され、図18(B)のステップ186においてia flg=1
と判断された場合には、図17(B)のステップ15
3、図17(C)のステップ163、図17(D)のス
テップ173の何れかで更新した仮のノミナル値をノミ
ナル値として記憶する(ステップ188)。そしてia f
lg=0として(ステップ188)図16のステップ120
に戻る。これによりステップ122においてP.S.D
がPsdMaxを越えたと判断されるまで、新しいノミ
ナル値(万能抗体)を用いたサスペンション制御が行わ
れる。
【0131】以上説明したように、この第3の実施形態
においては、P.S.DがPsdMaxを越えたと判断
されるまでノミナル値(万能抗体)を用いてサスペンシ
ョン制御を行い、P.S.DがPsdMaxを越えたと
判断されたときにIA制御を実施する。
においては、P.S.DがPsdMaxを越えたと判断
されるまでノミナル値(万能抗体)を用いてサスペンシ
ョン制御を行い、P.S.DがPsdMaxを越えたと
判断されたときにIA制御を実施する。
【0132】従って、この第3の実施形態にかかるサス
ペンション制御方法によれば、どのような車両走行状況
においても効き目を有する抗体(減衰係数)を用いてサ
スペンションの制御を行い、IA制御はP.S.DがP
sdMaxを越えたと判断された場合にのみ行われるた
め、抗体の試行回数を減少させることができ乗り心地の
低下を抑制することができる。
ペンション制御方法によれば、どのような車両走行状況
においても効き目を有する抗体(減衰係数)を用いてサ
スペンションの制御を行い、IA制御はP.S.DがP
sdMaxを越えたと判断された場合にのみ行われるた
め、抗体の試行回数を減少させることができ乗り心地の
低下を抑制することができる。
【0133】第4の実施の形態 次に、図20〜図24を参照して、この発明の第4の実
施の形態にかかるサスペンション制御方法について説明
する。
施の形態にかかるサスペンション制御方法について説明
する。
【0134】図20は、第4の実施の形態にかかるサス
ペンション制御方法において用いられる減衰力制御装置
の概略構成図である。この減衰力制御装置101は、第
1の実施の形態にかかる減衰力制御装置10のスカイフ
ック制御ブロック12を減衰力アダプティブ制御ブロッ
ク26に変更したものである。
ペンション制御方法において用いられる減衰力制御装置
の概略構成図である。この減衰力制御装置101は、第
1の実施の形態にかかる減衰力制御装置10のスカイフ
ック制御ブロック12を減衰力アダプティブ制御ブロッ
ク26に変更したものである。
【0135】次に、図21〜図24を参照して第4の実
施の形態にかかるサスペンション制御について説明す
る。図21は、このサスペンション制御を減衰力アダプ
ティブ制御ブロック26において実施される減衰力アダ
プティブ制御及びIA制御ブロック14において実施さ
れるIA制御に分け、それぞれの制御の流れを示すもの
である。
施の形態にかかるサスペンション制御について説明す
る。図21は、このサスペンション制御を減衰力アダプ
ティブ制御ブロック26において実施される減衰力アダ
プティブ制御及びIA制御ブロック14において実施さ
れるIA制御に分け、それぞれの制御の流れを示すもの
である。
【0136】この図21に示すように、減衰力アダプテ
ィブ制御においては、抗体の試行(ステージ1)、最も
抗原抗体間の親和度の良い抗体を用いた減衰力アダプテ
ィブ制御(ステージ2)が繰り返され、IA制御におい
ては、新世代の抗体の産生(ステージ1)、休み(ステ
ージ2)が繰り返される。
ィブ制御においては、抗体の試行(ステージ1)、最も
抗原抗体間の親和度の良い抗体を用いた減衰力アダプテ
ィブ制御(ステージ2)が繰り返され、IA制御におい
ては、新世代の抗体の産生(ステージ1)、休み(ステ
ージ2)が繰り返される。
【0137】まず、減衰力アダプティブ制御における抗
体の試行(ステージ1)について説明する。図22のフ
ローチャートに示すように、まずシステムの入力情報と
して抗原の認識が行われる(ステップ190)。即ち、
IA制御ブロック14は、上下加速度センサ22からば
ね上加速度を取り込むことにより抗原を認識する。
体の試行(ステージ1)について説明する。図22のフ
ローチャートに示すように、まずシステムの入力情報と
して抗原の認識が行われる(ステップ190)。即ち、
IA制御ブロック14は、上下加速度センサ22からば
ね上加速度を取り込むことにより抗原を認識する。
【0138】次に、初期抗体群の生成を行う(ステップ
191)。即ち、抗原(ばね上加速度)に対する抗体と
して図23に示す抗体I(j)(j=1〜m)をIA制
御ブロック14内のデータベース(図示せず)から読み
出す。ここで各抗体I(j)は、ショックアブソーバ1
6の各制御段に対応した加速度のしきい値A1(j)〜
An(j)(j=1〜m)から構成される。
191)。即ち、抗原(ばね上加速度)に対する抗体と
して図23に示す抗体I(j)(j=1〜m)をIA制
御ブロック14内のデータベース(図示せず)から読み
出す。ここで各抗体I(j)は、ショックアブソーバ1
6の各制御段に対応した加速度のしきい値A1(j)〜
An(j)(j=1〜m)から構成される。
【0139】次に、抗体間の親和度の演算を行う(ステ
ップ192)。抗体間の親和度ξは、各抗体情報間の差
の2乗の総和として算出される。即ち、抗体Kと抗体J
の親和度ξKJは、次に示す数式5により求められる。
ップ192)。抗体間の親和度ξは、各抗体情報間の差
の2乗の総和として算出される。即ち、抗体Kと抗体J
の親和度ξKJは、次に示す数式5により求められる。
【0140】
【数5】
【0141】次に、抗体の試行を行うことにより抗原と
各抗体間の親和度の演算を行う(ステップ193)。こ
の抗体の試行は、減衰力アダプティブ制御ブロック26
において行われるものであり、図24のフローチャート
で示す処理に基づき行われる。即ち、図24に示すフロ
ーチャートは、第1の実施の形態の説明で用いた図9に
示すフローチャートのステップ22(スカイフック制
御)をステップ202(減衰力アダプティブ制御)に変
更したものである。
各抗体間の親和度の演算を行う(ステップ193)。こ
の抗体の試行は、減衰力アダプティブ制御ブロック26
において行われるものであり、図24のフローチャート
で示す処理に基づき行われる。即ち、図24に示すフロ
ーチャートは、第1の実施の形態の説明で用いた図9に
示すフローチャートのステップ22(スカイフック制
御)をステップ202(減衰力アダプティブ制御)に変
更したものである。
【0142】ステップ202においては、上下加速度セ
ンサ22から車体の上下加速度Gzを取り込み、この車
体の上下加速度Gzに対応した抗体I(j)の加速度の
しきい値により定められるショックアブソーバ16の制
御段が目標制御段Saとして設定される。そして、ショ
ックアブソーバ16の制御段を目標制御段Saに設定す
るための制御信号がアクチュエータ18へ出力される。
ンサ22から車体の上下加速度Gzを取り込み、この車
体の上下加速度Gzに対応した抗体I(j)の加速度の
しきい値により定められるショックアブソーバ16の制
御段が目標制御段Saとして設定される。そして、ショ
ックアブソーバ16の制御段を目標制御段Saに設定す
るための制御信号がアクチュエータ18へ出力される。
【0143】なお、ステップ200〜ステップ201及
びステップ203〜ステップ208においては、図9に
示すフローチャートのステップ20〜ステップ21及び
ステップ23〜ステップ28と同一の処理が行なわれ、
各抗体I(j)について抗原抗体間の親和度ν1〜νmが
算出される。即ち、各抗体I(j)について順次試行を
行い各抗体I(j)の試行時間分、車体の上下加速度G
zを積分することにより、各抗体I(j)についての抗
原抗体間の親和度ν1〜νmが演算される。そして、この
各抗体についての抗原抗体間の親和度ν1〜νmを算出し
た後に、図22のステップ194に進む。
びステップ203〜ステップ208においては、図9に
示すフローチャートのステップ20〜ステップ21及び
ステップ23〜ステップ28と同一の処理が行なわれ、
各抗体I(j)について抗原抗体間の親和度ν1〜νmが
算出される。即ち、各抗体I(j)について順次試行を
行い各抗体I(j)の試行時間分、車体の上下加速度G
zを積分することにより、各抗体I(j)についての抗
原抗体間の親和度ν1〜νmが演算される。そして、この
各抗体についての抗原抗体間の親和度ν1〜νmを算出し
た後に、図22のステップ194に進む。
【0144】次に、IA制御における新世代の抗体の産
生(ステージ1)について説明する。新世代の抗体の産
生は、図22に示すフローチャートのステップ194〜
ステップ198において行われる。図22のステップ1
94〜ステップ198の処理は、図2に示すフローチャ
ートのステップ5〜ステップ9に示す処理と同一の処理
であり、しきい値を超えた飽和度を持つ抗体を記憶細
胞、即ちデータベースに記憶させ(ステップ195、1
96)、システムにおいて試行を行っている抗体の中で
抗体抗原間の親和度の劣るn個の抗体を抹消させ、抗体
の交配を行ない抹消した個数分の抗体の産生を行う(ス
テップ197、198)。
生(ステージ1)について説明する。新世代の抗体の産
生は、図22に示すフローチャートのステップ194〜
ステップ198において行われる。図22のステップ1
94〜ステップ198の処理は、図2に示すフローチャ
ートのステップ5〜ステップ9に示す処理と同一の処理
であり、しきい値を超えた飽和度を持つ抗体を記憶細
胞、即ちデータベースに記憶させ(ステップ195、1
96)、システムにおいて試行を行っている抗体の中で
抗体抗原間の親和度の劣るn個の抗体を抹消させ、抗体
の交配を行ない抹消した個数分の抗体の産生を行う(ス
テップ197、198)。
【0145】なお、図22のステップ192〜ステップ
198の処理は、図21に示すステージ1の間に複数回
繰り返される。従って、新しい抗体が順次生まれ、抗体
に対して試行を行うことにより抗原抗体間の親和度の劣
る抗体を抹消するため、抗原抗体間の親和度の優れる、
即ち車体の上下加速度を小さくする能力に優れる抗体が
蓄積されることになる。
198の処理は、図21に示すステージ1の間に複数回
繰り返される。従って、新しい抗体が順次生まれ、抗体
に対して試行を行うことにより抗原抗体間の親和度の劣
る抗体を抹消するため、抗原抗体間の親和度の優れる、
即ち車体の上下加速度を小さくする能力に優れる抗体が
蓄積されることになる。
【0146】また、減衰力アダプティブ制御において抗
体の試行(ステージ1)に続き、ステージ2の制御、即
ち、最も抗原抗体間の親和度の良い抗体を用いた減衰力
アダプティブ制御が上述の図24に示すフローチャート
のステップ202と同様の処理により、一定時間行われ
る。即ち、上述の抗原抗体間の親和度ν1〜νmの中で最
も小さい値の親和度を有する抗体を用いた減衰力アダプ
ティブ制御が一定時間行われる。なお、このサスペンシ
ョン制御方法においては、図21に示すように、ステー
ジ1〜2の順に減衰力アダプティブ制御及びIA制御が
実行され、ステージ2が完了するとステージ1〜2が再
度繰返し実行される。
体の試行(ステージ1)に続き、ステージ2の制御、即
ち、最も抗原抗体間の親和度の良い抗体を用いた減衰力
アダプティブ制御が上述の図24に示すフローチャート
のステップ202と同様の処理により、一定時間行われ
る。即ち、上述の抗原抗体間の親和度ν1〜νmの中で最
も小さい値の親和度を有する抗体を用いた減衰力アダプ
ティブ制御が一定時間行われる。なお、このサスペンシ
ョン制御方法においては、図21に示すように、ステー
ジ1〜2の順に減衰力アダプティブ制御及びIA制御が
実行され、ステージ2が完了するとステージ1〜2が再
度繰返し実行される。
【0147】従って、この第4の実施形態にかかるサス
ペンション制御方法によれば、サスペンションスプリン
グ等に経時変化により環境変化が生じても、その状況に
応じて最も優れた減衰力アダプティブ制御を行うことが
できる。
ペンション制御方法によれば、サスペンションスプリン
グ等に経時変化により環境変化が生じても、その状況に
応じて最も優れた減衰力アダプティブ制御を行うことが
できる。
【0148】第5の実施の形態 次に、図25〜図29を参照して、この発明の第5の実
施の形態にかかるサスペンション制御方法について説明
する。
施の形態にかかるサスペンション制御方法について説明
する。
【0149】図25は、第5の実施の形態にかかるサス
ペンション制御方法において用いられる減衰力制御装置
の概略構成図である。この減衰力制御装置102は、第
1の実施の形態にかかる減衰力制御装置10のスカイフ
ック制御ブロック12を路面入力制御ブロック28に変
更し、ショックアブソーバ16の軸力を検出する荷重セ
ンサ30を追加したものである。
ペンション制御方法において用いられる減衰力制御装置
の概略構成図である。この減衰力制御装置102は、第
1の実施の形態にかかる減衰力制御装置10のスカイフ
ック制御ブロック12を路面入力制御ブロック28に変
更し、ショックアブソーバ16の軸力を検出する荷重セ
ンサ30を追加したものである。
【0150】即ち、荷重センサ30は、ショックアブソ
ーバ16の内部又はそれと車体との連結部に備えられて
おり、荷重センサ30により検出されたショックアブソ
ーバ16の軸力は、路面入力制御ブロック28に入力さ
れ、路面入力制御ブロック28においてショックアブソ
ーバ16の軸力の変化率が演算される。
ーバ16の内部又はそれと車体との連結部に備えられて
おり、荷重センサ30により検出されたショックアブソ
ーバ16の軸力は、路面入力制御ブロック28に入力さ
れ、路面入力制御ブロック28においてショックアブソ
ーバ16の軸力の変化率が演算される。
【0151】次に、図26〜図29を参照して第5の実
施の形態にかかるサスペンション制御について説明す
る。図26は、このサスペンション制御を路面入力制御
ブロック28において実施される路面入力制御及びIA
制御ブロック14において実施されるIA制御に分け、
それぞれの制御の流れを示すものである。この図26に
示すように、路面入力制御においては、抗体の試行(ス
テージ1)、最も抗原抗体間の親和度の良い抗体を用い
た路面入力制御(ステージ2)が繰り返され、IA制御
においては、新世代の抗体の産生(ステージ1)、休み
(ステージ2)が繰り返される。
施の形態にかかるサスペンション制御について説明す
る。図26は、このサスペンション制御を路面入力制御
ブロック28において実施される路面入力制御及びIA
制御ブロック14において実施されるIA制御に分け、
それぞれの制御の流れを示すものである。この図26に
示すように、路面入力制御においては、抗体の試行(ス
テージ1)、最も抗原抗体間の親和度の良い抗体を用い
た路面入力制御(ステージ2)が繰り返され、IA制御
においては、新世代の抗体の産生(ステージ1)、休み
(ステージ2)が繰り返される。
【0152】まず、路面入力制御における抗体の試行
(ステージ1)について説明する。図27のフローチャ
ートに示すように、システムの入力情報として抗原を認
識する(ステップ210)。即ち、IA制御ブロック1
4は、上下加速度センサ22からばね上加速度を取り込
むことにより抗原を認識する。
(ステージ1)について説明する。図27のフローチャ
ートに示すように、システムの入力情報として抗原を認
識する(ステップ210)。即ち、IA制御ブロック1
4は、上下加速度センサ22からばね上加速度を取り込
むことにより抗原を認識する。
【0153】次に、初期抗体群の生成を行う(ステップ
211)。即ち、抗原(ばね上加速度)に対する抗体と
して図28に示す抗体I(j)(j=1〜m)をIA制
御ブロック14内のデータベース(図示せず)から読み
出す。ここで各抗体Iは、ショックアブソーバ16の軸
力の変化率のしきい値A1(j)〜An(j)(j=1
〜m)から構成される。
211)。即ち、抗原(ばね上加速度)に対する抗体と
して図28に示す抗体I(j)(j=1〜m)をIA制
御ブロック14内のデータベース(図示せず)から読み
出す。ここで各抗体Iは、ショックアブソーバ16の軸
力の変化率のしきい値A1(j)〜An(j)(j=1
〜m)から構成される。
【0154】次に、抗体間の親和度の演算を行う(ステ
ップ212)。抗体間の親和度ξは、各抗体情報間の差
の2乗の総和として算出される。即ち、抗体Kと抗体J
の親和度ξKJは、次に示す数式6により求められる。
ップ212)。抗体間の親和度ξは、各抗体情報間の差
の2乗の総和として算出される。即ち、抗体Kと抗体J
の親和度ξKJは、次に示す数式6により求められる。
【0155】
【数6】
【0156】次に、抗体の試行を行うことにより抗原と
各抗体間の親和度の演算を行う(ステップ213)。こ
の抗体の試行は、路面入力制御ブロック28において行
われ、図29のフローチャートで示す処理に基づき行わ
れる。即ち、図29に示すフローチャートは、第1の実
施の形態の説明で用いた図9のフローチャートのステッ
プ22(スカイフック制御)をステップ222(路面入
力制御)に変更したものである。
各抗体間の親和度の演算を行う(ステップ213)。こ
の抗体の試行は、路面入力制御ブロック28において行
われ、図29のフローチャートで示す処理に基づき行わ
れる。即ち、図29に示すフローチャートは、第1の実
施の形態の説明で用いた図9のフローチャートのステッ
プ22(スカイフック制御)をステップ222(路面入
力制御)に変更したものである。
【0157】ステップ222においては、荷重センサ3
0から取り込んだショックアブソーバ16の軸力からシ
ョックアブソーバ16の軸力の変化率を演算し、このシ
ョックアブソーバ16の軸力の変化率に対応したショッ
クアブソーバ16の制御段が目標制御段Saとして設定
される。即ち、抗体I(j)は、ショックアブソーバ1
6の各制御段に対応する軸力変化率に関するしきい値を
有しているため、演算により求められたショックアブソ
ーバ16の軸力変化率に対応するしきい値の制御段が目
標制御段Saとして設定される。そして、ショックアブ
ソーバ16の制御段を目標制御段Saに設定するための
制御信号がアクチュエータ18へ出力される。
0から取り込んだショックアブソーバ16の軸力からシ
ョックアブソーバ16の軸力の変化率を演算し、このシ
ョックアブソーバ16の軸力の変化率に対応したショッ
クアブソーバ16の制御段が目標制御段Saとして設定
される。即ち、抗体I(j)は、ショックアブソーバ1
6の各制御段に対応する軸力変化率に関するしきい値を
有しているため、演算により求められたショックアブソ
ーバ16の軸力変化率に対応するしきい値の制御段が目
標制御段Saとして設定される。そして、ショックアブ
ソーバ16の制御段を目標制御段Saに設定するための
制御信号がアクチュエータ18へ出力される。
【0158】なお、ステップ220〜ステップ221及
びステップ223〜ステップ228においては、図9の
フローチャートのステップ20〜ステップ21及びステ
ップ23〜ステップ28と同一の処理が行なわれ、各抗
体(抗体1〜抗体m)について抗原抗体間の親和度ν1
〜νmが算出される。即ち、車体の上下加速度Gzが各
抗体毎に試行時間分積分され、抗原抗体間の親和度ν1
〜νmが演算される。そして、この各抗体についての抗
原抗体間の親和度ν1〜νmを算出した後に、図27のス
テップ214に進む。
びステップ223〜ステップ228においては、図9の
フローチャートのステップ20〜ステップ21及びステ
ップ23〜ステップ28と同一の処理が行なわれ、各抗
体(抗体1〜抗体m)について抗原抗体間の親和度ν1
〜νmが算出される。即ち、車体の上下加速度Gzが各
抗体毎に試行時間分積分され、抗原抗体間の親和度ν1
〜νmが演算される。そして、この各抗体についての抗
原抗体間の親和度ν1〜νmを算出した後に、図27のス
テップ214に進む。
【0159】次に、IA制御における新世代の抗体の産
生(ステージ1)について説明する。新世代の抗体の産
生は、図27のステップ214〜ステップ218におい
て行われる。図27のステップ214〜ステップ218
の処理は、図2のステップ5〜ステップ9に示す処理と
同一の処理であり、しきい値を超えた飽和度を持つ抗体
を記憶細胞、即ちデータベースに記憶させ(ステップ2
15、216)、システムにおいて試行を行っている抗
体の中で抗体抗原間の親和度の最も劣る抗体等を抹消さ
せ、抗体の交配を行ない抹消した個数分の抗体の産生を
行う(ステップ217、218)。
生(ステージ1)について説明する。新世代の抗体の産
生は、図27のステップ214〜ステップ218におい
て行われる。図27のステップ214〜ステップ218
の処理は、図2のステップ5〜ステップ9に示す処理と
同一の処理であり、しきい値を超えた飽和度を持つ抗体
を記憶細胞、即ちデータベースに記憶させ(ステップ2
15、216)、システムにおいて試行を行っている抗
体の中で抗体抗原間の親和度の最も劣る抗体等を抹消さ
せ、抗体の交配を行ない抹消した個数分の抗体の産生を
行う(ステップ217、218)。
【0160】なお、図27に示すフローチャートのステ
ップ212〜ステップ218の処理は、図26に示すス
テージ1の間に複数回繰り返される。従って、新しい抗
体が順次生まれ抗体の進化が継続して進むこととなる。
ップ212〜ステップ218の処理は、図26に示すス
テージ1の間に複数回繰り返される。従って、新しい抗
体が順次生まれ抗体の進化が継続して進むこととなる。
【0161】また、路面入力制御において抗体の試行
(ステージ1)に続き、最も抗原抗体間の親和度の良い
抗体Iを用いた路面入力制御(ステージ2)が一定時間
行われる。即ち、抗原抗体間の親和度の値が最も小さい
抗体I(j)を用い、荷重センサ30から取り込んだシ
ョックアブソーバ16の軸力からショックアブソーバ1
6の軸力の変化率を演算し、このショックアブソーバ1
6の軸力の変化率に対応したショックアブソーバ16の
制御段を抗体I(j)を参照して目標制御段Saとして
設定することにより路面入力制御を行う。
(ステージ1)に続き、最も抗原抗体間の親和度の良い
抗体Iを用いた路面入力制御(ステージ2)が一定時間
行われる。即ち、抗原抗体間の親和度の値が最も小さい
抗体I(j)を用い、荷重センサ30から取り込んだシ
ョックアブソーバ16の軸力からショックアブソーバ1
6の軸力の変化率を演算し、このショックアブソーバ1
6の軸力の変化率に対応したショックアブソーバ16の
制御段を抗体I(j)を参照して目標制御段Saとして
設定することにより路面入力制御を行う。
【0162】この第5の実施形態においては、図26に
示すように、ステージ1〜2の順に路面入力制御及びI
A制御が実行され、ステージ2が完了するとステージ1
〜2が再度繰返し実行される。即ち、ステージ1におい
て抗体を試行しながら車両を走行させ、試行終了後ステ
ージ2において最も抗原抗体間の親和度の良い抗体を用
いて路面入力制御を実施しながら車両を走行させる。
示すように、ステージ1〜2の順に路面入力制御及びI
A制御が実行され、ステージ2が完了するとステージ1
〜2が再度繰返し実行される。即ち、ステージ1におい
て抗体を試行しながら車両を走行させ、試行終了後ステ
ージ2において最も抗原抗体間の親和度の良い抗体を用
いて路面入力制御を実施しながら車両を走行させる。
【0163】従って、この第5の実施形態にかかるサス
ペンション制御方法によれば、サスペンションスプリン
グ等に経時変化により環境変化が生じても、その状況に
応じて最も優れた路面入力制御を行うことができる。
ペンション制御方法によれば、サスペンションスプリン
グ等に経時変化により環境変化が生じても、その状況に
応じて最も優れた路面入力制御を行うことができる。
【0164】第6の実施の形態 次に、図30〜図34を参照して、この発明の第6の実
施の形態にかかるサスペンション制御方法について説明
する。
施の形態にかかるサスペンション制御方法について説明
する。
【0165】図30は、第6の実施の形態にかかるサス
ペンション制御方法において用いられる減衰力制御装置
の概略構成図である。この減衰力制御装置103は、第
1の実施の形態にかかる減衰力制御装置10のスカイフ
ック制御ブロック12をアンチスクォート制御ブロック
32に変更し、車両速度を検出する車速センサ34及び
エンジンの回転数を検出する回転数センサ36を備える
ものである。
ペンション制御方法において用いられる減衰力制御装置
の概略構成図である。この減衰力制御装置103は、第
1の実施の形態にかかる減衰力制御装置10のスカイフ
ック制御ブロック12をアンチスクォート制御ブロック
32に変更し、車両速度を検出する車速センサ34及び
エンジンの回転数を検出する回転数センサ36を備える
ものである。
【0166】アンチスクォート制御ブロック32には、
車速センサ34により検出され図示しないフィルタによ
りバンドパス処理された車速Vを示す信号が入力され、
また、アンチスクォート制御ブロック32には、回転数
センサ36により検出されたエンジン回転数NEを示す
信号が入力され、エンジンの回転数の微分値dNEが演
算される。
車速センサ34により検出され図示しないフィルタによ
りバンドパス処理された車速Vを示す信号が入力され、
また、アンチスクォート制御ブロック32には、回転数
センサ36により検出されたエンジン回転数NEを示す
信号が入力され、エンジンの回転数の微分値dNEが演
算される。
【0167】次に、図31〜図34を参照して第6の実
施の形態にかかるサスペンション制御について説明す
る。図31は、このサスペンション制御をアンチスクォ
ート制御ブロック32において実施されるアンチスクォ
ート制御及びIA制御ブロック14において実施される
IA制御に分け、それぞれの制御の流れを示すものであ
る。
施の形態にかかるサスペンション制御について説明す
る。図31は、このサスペンション制御をアンチスクォ
ート制御ブロック32において実施されるアンチスクォ
ート制御及びIA制御ブロック14において実施される
IA制御に分け、それぞれの制御の流れを示すものであ
る。
【0168】この図31に示すように、アンチスクォー
ト制御においては、抗体の試行(ステージ1)、最も抗
原抗体間の親和度の良い抗体を用いたアンチスクォート
制御(ステージ2)が繰り返され、IA制御において
は、新世代の抗体の産生(ステージ1)、休み(ステー
ジ2)が繰り返される。
ト制御においては、抗体の試行(ステージ1)、最も抗
原抗体間の親和度の良い抗体を用いたアンチスクォート
制御(ステージ2)が繰り返され、IA制御において
は、新世代の抗体の産生(ステージ1)、休み(ステー
ジ2)が繰り返される。
【0169】まず、アンチスクォート制御における抗体
の試行(ステージ1)について説明する。図32のフロ
ーチャートに示すように、システムの入力情報として抗
原を認識する(ステップ230)。即ち、IA制御ブロ
ック14は、上下加速度センサ22から取り込んだばね
上加速度からアンチスクォート制御中におけるばね上加
速度のピーク値を抗原として認識する。
の試行(ステージ1)について説明する。図32のフロ
ーチャートに示すように、システムの入力情報として抗
原を認識する(ステップ230)。即ち、IA制御ブロ
ック14は、上下加速度センサ22から取り込んだばね
上加速度からアンチスクォート制御中におけるばね上加
速度のピーク値を抗原として認識する。
【0170】次に、初期抗体群の生成を行う(ステップ
231)。即ち、抗原(アンチスクォート制御中におけ
るばね上加速度のピーク値)に対する抗体として図33
に示す抗体I(j)(j=1〜m)をIA制御ブロック
14内のデータベース(図示せず)から読み出す。ここ
で各抗体Iは、アンチスクォート制御の開始の条件とな
る車両速度SPD(j)、制御開始エンジン回転数の微
分値dNE(j)、エンジン回転数NE(j)により構
成される。従って、車速センサ34、回転数センサ36
により検出された値が各抗体I(j)が有する車両速度
SPD(j)、制御開始エンジン回転数の微分値dNE
(j)、エンジン回転数NE(j)を越えた場合に、ア
ンチスクォート制御が行われることになる。
231)。即ち、抗原(アンチスクォート制御中におけ
るばね上加速度のピーク値)に対する抗体として図33
に示す抗体I(j)(j=1〜m)をIA制御ブロック
14内のデータベース(図示せず)から読み出す。ここ
で各抗体Iは、アンチスクォート制御の開始の条件とな
る車両速度SPD(j)、制御開始エンジン回転数の微
分値dNE(j)、エンジン回転数NE(j)により構
成される。従って、車速センサ34、回転数センサ36
により検出された値が各抗体I(j)が有する車両速度
SPD(j)、制御開始エンジン回転数の微分値dNE
(j)、エンジン回転数NE(j)を越えた場合に、ア
ンチスクォート制御が行われることになる。
【0171】次に、抗体間の親和度の演算を行う(ステ
ップ232)。抗体間の親和度ξは、各抗体情報間の差
の2乗の総和として算出される。即ち、抗体Kと抗体J
の親和度ξKJは、次に示す数式7により求められる。
ップ232)。抗体間の親和度ξは、各抗体情報間の差
の2乗の総和として算出される。即ち、抗体Kと抗体J
の親和度ξKJは、次に示す数式7により求められる。
【0172】
【数7】
【0173】次に、抗体の試行を行うことにより抗原と
各抗体間の親和度の演算を行う(ステップ233)。こ
の抗体の試行は、アンチスクォート制御ブロック32に
おいて、図34のフローチャートで示す処理に基づき行
われる。即ち、図34に示すフローチャートは、第1の
実施の形態の説明で用いた図9のフローチャートのステ
ップ22(スカイフック制御)をステップ242(アン
チスクォート制御)に変更したものである。
各抗体間の親和度の演算を行う(ステップ233)。こ
の抗体の試行は、アンチスクォート制御ブロック32に
おいて、図34のフローチャートで示す処理に基づき行
われる。即ち、図34に示すフローチャートは、第1の
実施の形態の説明で用いた図9のフローチャートのステ
ップ22(スカイフック制御)をステップ242(アン
チスクォート制御)に変更したものである。
【0174】ステップ242においては、車速センサ3
4により検出された車両速度SPD、回転数センサ36
により検出されたエンジンの回転NE、エンジン回転数
に基づき演算されたエンジン回転数の微分値dNEが、
抗体I(j)がしきい値として有する車両速度SPD、
エンジンの回転NE、エンジン回転数の微分値dNEを
超えた場合に、現在のショックアブソーバ16の制御段
よりも所定段上の制御段が目標制御段Saとして設定さ
れる。そして、ショックアブソーバ16の制御段を目標
制御段Saに設定するための制御信号がアクチュエータ
18へ出力される。
4により検出された車両速度SPD、回転数センサ36
により検出されたエンジンの回転NE、エンジン回転数
に基づき演算されたエンジン回転数の微分値dNEが、
抗体I(j)がしきい値として有する車両速度SPD、
エンジンの回転NE、エンジン回転数の微分値dNEを
超えた場合に、現在のショックアブソーバ16の制御段
よりも所定段上の制御段が目標制御段Saとして設定さ
れる。そして、ショックアブソーバ16の制御段を目標
制御段Saに設定するための制御信号がアクチュエータ
18へ出力される。
【0175】なお、ステップ240〜ステップ241及
びステップ243〜ステップ248においては、図9の
フローチャートのステップ20〜ステップ21及びステ
ップ23〜ステップ28と同一の処理が行なわれ、各抗
体I(j)について抗原抗体間の親和度ν1〜νmが算出
される。即ち、試行時間内における上下加速度センサ2
2の検出値の最大値を各抗体(抗体1〜抗体m)につい
て抗原抗体間の親和度ν(j)とする。そして、この各
抗体についての抗原抗体間の親和度ν(j)を算出した
後に、図32に示すフローチャートのステップ234に
進む。
びステップ243〜ステップ248においては、図9の
フローチャートのステップ20〜ステップ21及びステ
ップ23〜ステップ28と同一の処理が行なわれ、各抗
体I(j)について抗原抗体間の親和度ν1〜νmが算出
される。即ち、試行時間内における上下加速度センサ2
2の検出値の最大値を各抗体(抗体1〜抗体m)につい
て抗原抗体間の親和度ν(j)とする。そして、この各
抗体についての抗原抗体間の親和度ν(j)を算出した
後に、図32に示すフローチャートのステップ234に
進む。
【0176】次に、IA制御における新世代の抗体の産
生(ステージ1)について説明する。新世代の抗体の産
生は、図32に示すフローチャートのステップ234〜
ステップ238において行われる。図32のステップ2
34〜ステップ238の処理は、図2のステップ5〜ス
テップ9に示す処理と同一の処理であり、しきい値を超
えた飽和度を持つ抗体を記憶細胞、即ちデータベースに
記憶させ(ステップ235、236)、システムにおい
て試行を行っている抗体の中で抗体抗原間の親和度の劣
るn個の抗体を抹消させ、抗体の交配を行ない抹消した
個数分の抗体の産生を行う(ステップ237、23
8)。
生(ステージ1)について説明する。新世代の抗体の産
生は、図32に示すフローチャートのステップ234〜
ステップ238において行われる。図32のステップ2
34〜ステップ238の処理は、図2のステップ5〜ス
テップ9に示す処理と同一の処理であり、しきい値を超
えた飽和度を持つ抗体を記憶細胞、即ちデータベースに
記憶させ(ステップ235、236)、システムにおい
て試行を行っている抗体の中で抗体抗原間の親和度の劣
るn個の抗体を抹消させ、抗体の交配を行ない抹消した
個数分の抗体の産生を行う(ステップ237、23
8)。
【0177】なお、図32のステップ232〜ステップ
238の処理は、図31に示すステージ1の間に複数回
繰り返される。従って、新しい抗体が順次生まれ抗体の
進化が継続して進むこととなる。
238の処理は、図31に示すステージ1の間に複数回
繰り返される。従って、新しい抗体が順次生まれ抗体の
進化が継続して進むこととなる。
【0178】また、アンチスクォート制御において抗体
の試行(ステージ1)に続き、最も抗原抗体間の親和度
の良い抗体を用いたアンチスクォート制御(ステージ
2)が一定時間行われる。即ち、最も小さい値の抗原抗
体間の親和度を有する抗体を用いて、この抗体がしきい
値として有している車両速度SPD、エンジンの回転N
E、エンジン回転数の微分値dNEを超えた場合に、シ
ョックアブソーバ16の制御段を現在のショックアブソ
ーバ16の制御段よりも所定段上の制御段に上げる制御
が一定時間続けられる。
の試行(ステージ1)に続き、最も抗原抗体間の親和度
の良い抗体を用いたアンチスクォート制御(ステージ
2)が一定時間行われる。即ち、最も小さい値の抗原抗
体間の親和度を有する抗体を用いて、この抗体がしきい
値として有している車両速度SPD、エンジンの回転N
E、エンジン回転数の微分値dNEを超えた場合に、シ
ョックアブソーバ16の制御段を現在のショックアブソ
ーバ16の制御段よりも所定段上の制御段に上げる制御
が一定時間続けられる。
【0179】なお、この減衰力制御装置103は、アン
チスクォート制御に永久に入れなくなることを防止する
ためにエンジン回転数の微分値dNEの最大値を記憶し
ており、交配により産生された抗体のエンジン回転数の
微分値dNEが記憶している最大値を超えないようにし
ている。
チスクォート制御に永久に入れなくなることを防止する
ためにエンジン回転数の微分値dNEの最大値を記憶し
ており、交配により産生された抗体のエンジン回転数の
微分値dNEが記憶している最大値を超えないようにし
ている。
【0180】以上説明したように、この第6の実施形態
においては、図31に示すように、ステージ1〜2の順
にアンチスクォート制御及びIA制御が実行され、ステ
ージ2が完了するとステージ1〜2が再度繰返し実行さ
れる。即ち、ステージ1において抗体を試行しながら車
両を走行させ、試行終了後ステージ2において最も抗原
抗体間の親和度の値の小さい抗体を用いてアンチスクォ
ート制御を実施しながら車両を走行させる。
においては、図31に示すように、ステージ1〜2の順
にアンチスクォート制御及びIA制御が実行され、ステ
ージ2が完了するとステージ1〜2が再度繰返し実行さ
れる。即ち、ステージ1において抗体を試行しながら車
両を走行させ、試行終了後ステージ2において最も抗原
抗体間の親和度の値の小さい抗体を用いてアンチスクォ
ート制御を実施しながら車両を走行させる。
【0181】従って、この第6の実施形態にかかるサス
ペンション制御方法によれば、サスペンションスプリン
グ等に経時変化が生じた場合でも適切なアンチスクォー
ト制御の開始条件を設定することができる。
ペンション制御方法によれば、サスペンションスプリン
グ等に経時変化が生じた場合でも適切なアンチスクォー
ト制御の開始条件を設定することができる。
【0182】第7の実施の形態 次に、図35〜図40を参照して、この発明の第7の実
施の形態にかかるサスペンション制御方法について説明
する。
施の形態にかかるサスペンション制御方法について説明
する。
【0183】図35は、第7の実施の形態にかかるサス
ペンション制御方法において用いられる減衰力制御装置
の概略構成図である。この減衰力制御装置104は、第
1の実施の形態にかかる減衰力制御装置10のスカイフ
ック制御ブロック12をアンチダイブ制御ブロック38
に変更すると共に、図示しないブレーキペダルが踏み込
まれた場合にオンされるブレーキスイッチ40を備える
ものである。
ペンション制御方法において用いられる減衰力制御装置
の概略構成図である。この減衰力制御装置104は、第
1の実施の形態にかかる減衰力制御装置10のスカイフ
ック制御ブロック12をアンチダイブ制御ブロック38
に変更すると共に、図示しないブレーキペダルが踏み込
まれた場合にオンされるブレーキスイッチ40を備える
ものである。
【0184】また、図中、符号16FL,16FR,1
6RL,16RRで示すものは、前左輪、前右輪、後左
輪、後右輪のそれぞれに備えられているショックアブソ
ーバであり、符号18FL,18FR,18RL,18
RRで示すものは、ショックアブソーバ16FL,16
FR,16RL,16RRを制御するためのアクチュエ
ータである。
6RL,16RRで示すものは、前左輪、前右輪、後左
輪、後右輪のそれぞれに備えられているショックアブソ
ーバであり、符号18FL,18FR,18RL,18
RRで示すものは、ショックアブソーバ16FL,16
FR,16RL,16RRを制御するためのアクチュエ
ータである。
【0185】次に、図36〜図40を参照して第7の実
施の形態にかかるサスペンション制御について説明す
る。図36は、このサスペンション制御をアンチダイブ
制御ブロック38において実施されるアンチダイブ制御
及びIA制御ブロック14において実施されるIA制御
に分け、それぞれの制御の流れを示すものである。
施の形態にかかるサスペンション制御について説明す
る。図36は、このサスペンション制御をアンチダイブ
制御ブロック38において実施されるアンチダイブ制御
及びIA制御ブロック14において実施されるIA制御
に分け、それぞれの制御の流れを示すものである。
【0186】この図36に示すように、アンチダイブ制
御においては、抗体の試行(ステージ1)、最も抗原抗
体間の親和度の良い抗体を用いたアンチダイブ制御(ス
テージ2)が繰り返され、IA制御においては、新世代
の抗体の産生(ステージ1)、休み(ステージ2)が繰
り返される。
御においては、抗体の試行(ステージ1)、最も抗原抗
体間の親和度の良い抗体を用いたアンチダイブ制御(ス
テージ2)が繰り返され、IA制御においては、新世代
の抗体の産生(ステージ1)、休み(ステージ2)が繰
り返される。
【0187】まず、アンチダイブ制御における抗体の試
行(ステージ1)について説明する。図37のフローチ
ャートに示すように、システムの入力情報として抗原を
認識する(ステップ250)。即ち、IA制御ブロック
14は、上下加速度センサ22から取り込んだばね上加
速度からアンチダイブ制御中におけるばね上加速度のピ
ーク値を抗原として認識する。
行(ステージ1)について説明する。図37のフローチ
ャートに示すように、システムの入力情報として抗原を
認識する(ステップ250)。即ち、IA制御ブロック
14は、上下加速度センサ22から取り込んだばね上加
速度からアンチダイブ制御中におけるばね上加速度のピ
ーク値を抗原として認識する。
【0188】次に、初期抗体群の生成を行う(ステップ
251)。即ち、抗原(アンチダイブ制御中におけるば
ね上加速度のピーク値)に対する抗体として図38に示
す抗体I(j)(j=1〜m)をIA制御ブロック14
内のデータベース(図示せず)から読み出す。ここで各
抗体I(j)は、前輪のショックアブソーバ16FL,
16FRについて車速Vの低速域、中速域、高速域にそ
れぞれ対応する三つの目標制御段Sfanz(j)(z
=a、b、c)と前後輪のショックアブソーバの目標制
御段の目標段差Ds(j)とを抗原情報とするm個の抗
体I(j)(j=1〜m)により構成されている。
251)。即ち、抗原(アンチダイブ制御中におけるば
ね上加速度のピーク値)に対する抗体として図38に示
す抗体I(j)(j=1〜m)をIA制御ブロック14
内のデータベース(図示せず)から読み出す。ここで各
抗体I(j)は、前輪のショックアブソーバ16FL,
16FRについて車速Vの低速域、中速域、高速域にそ
れぞれ対応する三つの目標制御段Sfanz(j)(z
=a、b、c)と前後輪のショックアブソーバの目標制
御段の目標段差Ds(j)とを抗原情報とするm個の抗
体I(j)(j=1〜m)により構成されている。
【0189】次に、抗体間の親和度の演算を行う(ステ
ップ252)。即ち、抗体Kと抗体Jの親和度ξKJは、
次に示す数式8により求められる。
ップ252)。即ち、抗体Kと抗体Jの親和度ξKJは、
次に示す数式8により求められる。
【0190】
【数8】
【0191】次に、抗体の試行を行うことにより抗原と
各抗体間の親和度の演算を行う(ステップ253)。こ
の抗体の試行は、アンチダイブ制御ブロック38におい
て、図39のフローチャートで示す処理に基づき行われ
る。即ち、図39に示すフローチャートは、第1の実施
の形態の説明で用いた図9のフローチャートのステップ
22(スカイフック制御)をステップ262(アンチダ
イブ制御)に変更したものである。
各抗体間の親和度の演算を行う(ステップ253)。こ
の抗体の試行は、アンチダイブ制御ブロック38におい
て、図39のフローチャートで示す処理に基づき行われ
る。即ち、図39に示すフローチャートは、第1の実施
の形態の説明で用いた図9のフローチャートのステップ
22(スカイフック制御)をステップ262(アンチダ
イブ制御)に変更したものである。
【0192】アンチダイブ制御(ステップ262)は、
図40のフローチャートにしたがって実行される。即
ち、まず車速Vを示す信号及びブレーキスイッチ40か
らオン−オフ信号の読み込みが行われ(ステップ27
0)、ブレーキスイッチ40がオンであるか否かの判別
が行われる(ステップ271)。ここでnoと判断され
た場合にはステップ272へ進み、yesと判断された
場合にはステップ273へ進む。
図40のフローチャートにしたがって実行される。即
ち、まず車速Vを示す信号及びブレーキスイッチ40か
らオン−オフ信号の読み込みが行われ(ステップ27
0)、ブレーキスイッチ40がオンであるか否かの判別
が行われる(ステップ271)。ここでnoと判断され
た場合にはステップ272へ進み、yesと判断された
場合にはステップ273へ進む。
【0193】ステップ272においては、前輪のショッ
クアブソーバ16FL、16FRの目標制御段Sfan
及び後輪のショックアブソーバ16RL、16RRの目
標制御段Sranが標準値に決定される。一方、ステッ
プ273においては車速Vに基づき車速域が判定され、
試行中の抗体の抗体情報より前輪のショックアブソーバ
16FL、16FRの目標制御段Sfanが決定され
る。
クアブソーバ16FL、16FRの目標制御段Sfan
及び後輪のショックアブソーバ16RL、16RRの目
標制御段Sranが標準値に決定される。一方、ステッ
プ273においては車速Vに基づき車速域が判定され、
試行中の抗体の抗体情報より前輪のショックアブソーバ
16FL、16FRの目標制御段Sfanが決定され
る。
【0194】次に、ステップ274においてはSfan
+Ds(j)として後輪のショックアブソーバ16R
L、16RRの目標制御段Sranが決定される。そし
て、目標制御段Sfan及びSranに対応する制御信
号がそれぞれ前輪のアクチュエータ18FL、18FR
及び後輪のアクチュエータ18RL、18RRに出力さ
れる(ステップ275)。
+Ds(j)として後輪のショックアブソーバ16R
L、16RRの目標制御段Sranが決定される。そし
て、目標制御段Sfan及びSranに対応する制御信
号がそれぞれ前輪のアクチュエータ18FL、18FR
及び後輪のアクチュエータ18RL、18RRに出力さ
れる(ステップ275)。
【0195】なお、ステップ260〜ステップ261及
びステップ263〜ステップ268においては、図9の
フローチャートのステップ20〜ステップ21及びステ
ップ23〜ステップ28と同一の処理が行なわれ、各抗
体I(j)について抗原抗体間の親和度ν1〜νmが算出
される。即ち、各抗体(抗体1〜抗体m)のそれぞれの
試行時間内における上下加速度センサ22の検出値の最
大値を各抗体について抗原抗体間の親和度ν(j)とす
る。そして、この各抗体についての抗原抗体間の親和度
ν(j)を算出した後に、図37に示すフローチャート
のステップ254に進む。
びステップ263〜ステップ268においては、図9の
フローチャートのステップ20〜ステップ21及びステ
ップ23〜ステップ28と同一の処理が行なわれ、各抗
体I(j)について抗原抗体間の親和度ν1〜νmが算出
される。即ち、各抗体(抗体1〜抗体m)のそれぞれの
試行時間内における上下加速度センサ22の検出値の最
大値を各抗体について抗原抗体間の親和度ν(j)とす
る。そして、この各抗体についての抗原抗体間の親和度
ν(j)を算出した後に、図37に示すフローチャート
のステップ254に進む。
【0196】次に、IA制御における新世代の抗体の産
生(ステージ1)について説明する。新世代の抗体の産
生は、図37のステップ254〜ステップ258におい
て行われる。図37のステップ254〜ステップ258
の処理は、図2のステップ5〜ステップ9に示す処理と
同一の処理であり、しきい値を超えた飽和度を持つ抗体
を記憶細胞、即ちデータベースに記憶させ(ステップ2
55、256)、システムにおいて試行を行っている抗
体の中で抗体抗原間の親和度の劣るn個の抗体を抹消さ
せ、抗体の交配を行ない抹消した個数分の抗体の産生を
行う(ステップ257、258)。
生(ステージ1)について説明する。新世代の抗体の産
生は、図37のステップ254〜ステップ258におい
て行われる。図37のステップ254〜ステップ258
の処理は、図2のステップ5〜ステップ9に示す処理と
同一の処理であり、しきい値を超えた飽和度を持つ抗体
を記憶細胞、即ちデータベースに記憶させ(ステップ2
55、256)、システムにおいて試行を行っている抗
体の中で抗体抗原間の親和度の劣るn個の抗体を抹消さ
せ、抗体の交配を行ない抹消した個数分の抗体の産生を
行う(ステップ257、258)。
【0197】なお、抗体を産生した場合に、抗体の目標
制御段Sfanz(j)が下限値Sanminより小さ
い場合には、目標制御段Sfanz(j)が下限値Sa
nminに設定される。また、目標制御段Sfanz
(j)が上限値Sanmaxより大きい場合には、目標
制御段Sfanz(j)が上限値Sanmaxに設定さ
れる。
制御段Sfanz(j)が下限値Sanminより小さ
い場合には、目標制御段Sfanz(j)が下限値Sa
nminに設定される。また、目標制御段Sfanz
(j)が上限値Sanmaxより大きい場合には、目標
制御段Sfanz(j)が上限値Sanmaxに設定さ
れる。
【0198】また、抗体の目標段差Ds(j)について
も下限値Dsminより小さい場合には、目標段差Ds
(j)が下限値Dsminに設定され、目標段差Ds
(j)が上限値Dsmaxより大きい場合には、目標段
差Ds(j)が上限値Dsmaxに設定される。
も下限値Dsminより小さい場合には、目標段差Ds
(j)が下限値Dsminに設定され、目標段差Ds
(j)が上限値Dsmaxより大きい場合には、目標段
差Ds(j)が上限値Dsmaxに設定される。
【0199】上述の図37のステップ252〜ステップ
258の処理は、図36に示すステージ1の間に複数回
繰り返される。従って、新しい抗体が順次生まれ抗体の
進化が継続して進むこととなる。
258の処理は、図36に示すステージ1の間に複数回
繰り返される。従って、新しい抗体が順次生まれ抗体の
進化が継続して進むこととなる。
【0200】また、アンチダイブ制御において抗体の試
行(ステージ1)に続き、最も評価結果の良い抗体を用
いたアンチダイブ制御(ステージ2)が一定時間行われ
る。即ち、最も小さい値の抗原抗体間の親和度を有する
抗体を用いて、図40のフローチャートに示すアンチダ
イブ制御御が一定時間続けられる。
行(ステージ1)に続き、最も評価結果の良い抗体を用
いたアンチダイブ制御(ステージ2)が一定時間行われ
る。即ち、最も小さい値の抗原抗体間の親和度を有する
抗体を用いて、図40のフローチャートに示すアンチダ
イブ制御御が一定時間続けられる。
【0201】以上説明したように、この第7の実施形態
においては、図36に示すように、ステージ1〜2の順
にアンチダイブ制御及びIA制御が実行され、ステージ
2が完了するとステージ1〜2が再度繰返し実行され
る。即ち、ステージ1において抗体を試行しながら車両
を走行させ、試行終了後ステージ2において最も抗原抗
体間の親和度値の小さい抗体を用いてアンチダイブ制御
を実施しながら車両を走行させる。
においては、図36に示すように、ステージ1〜2の順
にアンチダイブ制御及びIA制御が実行され、ステージ
2が完了するとステージ1〜2が再度繰返し実行され
る。即ち、ステージ1において抗体を試行しながら車両
を走行させ、試行終了後ステージ2において最も抗原抗
体間の親和度値の小さい抗体を用いてアンチダイブ制御
を実施しながら車両を走行させる。
【0202】従って、この第7の実施形態にかかるサス
ペンション制御方法によれば、サスペンションスプリン
グ等に経時変化が生じた場合でも車両の制動時における
前輪及び後輪のショックアブソーバの減衰力を最適に制
御して車体のノーズダイブを最適に制御することができ
る。
ペンション制御方法によれば、サスペンションスプリン
グ等に経時変化が生じた場合でも車両の制動時における
前輪及び後輪のショックアブソーバの減衰力を最適に制
御して車体のノーズダイブを最適に制御することができ
る。
【0203】また、前輪の目標制御段Sfanが必ず上
限値以上で下限値以下の値に設定されると共に、目標段
差Ds(j)が必ず下限値以上で上限値以下の値に設定
されるので、抗体の交配により前輪の目標制御段及び目
標段差が発散して不適切な値に設定され、これによりシ
ョックアブソーバの減衰力が不適切な値に制御されるこ
とを確実に防止することができる。
限値以上で下限値以下の値に設定されると共に、目標段
差Ds(j)が必ず下限値以上で上限値以下の値に設定
されるので、抗体の交配により前輪の目標制御段及び目
標段差が発散して不適切な値に設定され、これによりシ
ョックアブソーバの減衰力が不適切な値に制御されるこ
とを確実に防止することができる。
【0204】第8の実施の形態 次に、図41〜図44を参照して、この発明の第8の実
施の形態にかかるサスペンション制御方法について説明
する。
施の形態にかかるサスペンション制御方法について説明
する。
【0205】図41は、第8の実施の形態にかかるサス
ペンション制御方法において用いられる減衰力制御装置
の概略構成図である。この減衰力制御装置105は、第
1の実施の形態にかかる減衰力制御装置10の上下加速
度センサ22を前左輪FL、前右輪FR、後左輪RL、
後右輪RRのそれぞれに備える(上下加速度センサ22
FL,22FR,22RL,22RR)と共に、上下加
速度センサ22FL,22FR,22RL,22RRの
異常を報知する警報装置42を備えるものである。
ペンション制御方法において用いられる減衰力制御装置
の概略構成図である。この減衰力制御装置105は、第
1の実施の形態にかかる減衰力制御装置10の上下加速
度センサ22を前左輪FL、前右輪FR、後左輪RL、
後右輪RRのそれぞれに備える(上下加速度センサ22
FL,22FR,22RL,22RR)と共に、上下加
速度センサ22FL,22FR,22RL,22RRの
異常を報知する警報装置42を備えるものである。
【0206】また、図中、符号16FL,16FR,1
6RL,16RRで示すものは、各輪に備えられている
ショックアブソーバであり、符号18FL,18FR,
18RL,18RRで示すものは、各輪に備えられてい
るショックアブソーバ16FL,16FR,16RL,
16RRを制御するためのアクチュエータである。
6RL,16RRで示すものは、各輪に備えられている
ショックアブソーバであり、符号18FL,18FR,
18RL,18RRで示すものは、各輪に備えられてい
るショックアブソーバ16FL,16FR,16RL,
16RRを制御するためのアクチュエータである。
【0207】次に、図42〜図44を参照して第8の実
施の形態にかかるサスペンション制御について説明す
る。
施の形態にかかるサスペンション制御について説明す
る。
【0208】図42は、このサスペンション制御をスカ
イフック制御ブロック12において実施されるスカイフ
ック制御及びIA制御ブロック14において実施される
IA制御に分け、それぞれの制御の流れを示すものであ
る。この図42に示すように、スカイフック制御におい
ては、抗体の試行(ステージ1)、最も抗原抗体間の親
和度の良い抗体を用いたスカイフック制御(ステージ
2)が繰り返され、IA制御においては、Gセンサの異
常判定、新世代の抗体の産生(ステージ1)、休み(ス
テージ2)が繰り返される。
イフック制御ブロック12において実施されるスカイフ
ック制御及びIA制御ブロック14において実施される
IA制御に分け、それぞれの制御の流れを示すものであ
る。この図42に示すように、スカイフック制御におい
ては、抗体の試行(ステージ1)、最も抗原抗体間の親
和度の良い抗体を用いたスカイフック制御(ステージ
2)が繰り返され、IA制御においては、Gセンサの異
常判定、新世代の抗体の産生(ステージ1)、休み(ス
テージ2)が繰り返される。
【0209】まず、スカイフック制御における抗体の試
行(ステージ1)について説明する。図43のフローチ
ャートに示すように、システムの入力情報として抗原を
認識する(ステップ280)。即ち、IA制御ブロック
14は、上下加速度センサ22FL,22FR,22R
L,22RRよりバンドパスフィルタ24を介して4輪
のばね上加速度を取り込む。
行(ステージ1)について説明する。図43のフローチ
ャートに示すように、システムの入力情報として抗原を
認識する(ステップ280)。即ち、IA制御ブロック
14は、上下加速度センサ22FL,22FR,22R
L,22RRよりバンドパスフィルタ24を介して4輪
のばね上加速度を取り込む。
【0210】次に、初期抗体群の生成を行う(ステップ
281)。即ち、抗原(4輪のばね上加速度)に対する
抗体として図44に示す抗体I(j)(j=1〜m)を
IA制御ブロック14内のデータベース(図示せず)か
ら読み出す。ここで各抗体Iは、各輪に対応したスカイ
フック減衰係数CsFL,CsFR,CsRL,CsRR及び各
段の設定減衰係数C1FL,C1FR,C1RL,C1RR〜C
nFL,CnFR,CnRL,CnRRから構成される。
281)。即ち、抗原(4輪のばね上加速度)に対する
抗体として図44に示す抗体I(j)(j=1〜m)を
IA制御ブロック14内のデータベース(図示せず)か
ら読み出す。ここで各抗体Iは、各輪に対応したスカイ
フック減衰係数CsFL,CsFR,CsRL,CsRR及び各
段の設定減衰係数C1FL,C1FR,C1RL,C1RR〜C
nFL,CnFR,CnRL,CnRRから構成される。
【0211】次に、抗体間の親和度の演算を行う(ステ
ップ282)。抗体間の親和度ξは、各抗体情報間の差
の2乗の総和として算出される。即ち、抗体Kと抗体J
の親和度ξKJは、次に示す数式9により求められる。
ップ282)。抗体間の親和度ξは、各抗体情報間の差
の2乗の総和として算出される。即ち、抗体Kと抗体J
の親和度ξKJは、次に示す数式9により求められる。
【0212】
【数9】
【0213】次に、抗体の試行を行うことにより抗原と
各抗体間の親和度の演算を行う(ステップ283)。こ
の抗体の試行は、第1の実施の形態の説明で用いた図9
及び図10のフローチャートで示す処理により行われ、
各抗体I(j)について抗原抗体間の親和度νFL(前左
輪),νFR(前右輪),νRL(後左輪),νRR(後右
輪)が算出される。即ち、車体の各輪に設けられた上下
加速度センサ22FL,22FR,22RL,22RR
により検出された上下加速度Gzの中で、バンドパスフ
ィルタ24を通過した1HZ前後の領域の上下加速度G
zが各輪毎に試行時間分積分され、抗原抗体間の親和度
νFL,νFR,νRL,νRRが演算される。この各抗体につ
いての抗原抗体間の親和度νFL,νFR,νRL,νRRが算
出された後に、図43に示すフローチャートのステップ
284に進む。
各抗体間の親和度の演算を行う(ステップ283)。こ
の抗体の試行は、第1の実施の形態の説明で用いた図9
及び図10のフローチャートで示す処理により行われ、
各抗体I(j)について抗原抗体間の親和度νFL(前左
輪),νFR(前右輪),νRL(後左輪),νRR(後右
輪)が算出される。即ち、車体の各輪に設けられた上下
加速度センサ22FL,22FR,22RL,22RR
により検出された上下加速度Gzの中で、バンドパスフ
ィルタ24を通過した1HZ前後の領域の上下加速度G
zが各輪毎に試行時間分積分され、抗原抗体間の親和度
νFL,νFR,νRL,νRRが演算される。この各抗体につ
いての抗原抗体間の親和度νFL,νFR,νRL,νRRが算
出された後に、図43に示すフローチャートのステップ
284に進む。
【0214】次に、IA制御における上下加速度センサ
22FL,22FR,22RL,22RRの異常の判
定、新世代の抗体の産生(ステージ1)について説明す
る。この上下加速度センサ22FL,22FR,22R
L,22RRの異常の判定は、図43のステップ284
〜ステップ293において行われる。
22FL,22FR,22RL,22RRの異常の判
定、新世代の抗体の産生(ステージ1)について説明す
る。この上下加速度センサ22FL,22FR,22R
L,22RRの異常の判定は、図43のステップ284
〜ステップ293において行われる。
【0215】即ち、まずステップ284において前左輪
の抗原抗体間の親和度νFLと前右輪の抗原抗体間の親和
度νFRの差の絶対値が所定値ν0よりも小さい(各抗体
が抗原に対して同様な効き目を有する)か否かの判断が
行われる。なお、この判断は抗体1〜抗体mの全てにつ
いて行われ、全てについて小さいと判断された場合には
ステップ289に進む。一方、何れかの抗体間において
親和度νFLと親和度νFRの差の絶対値が所定値ν0より
も大きい場合(効き目の異なる抗体が存在する)には
ステップ285に進み、前輪についての抗体情報間の親
和度ξKJFが所定値ξ0よりも大きい、即ち前輪について
の抗体情報が似ているか否かの判断が行われる。
の抗原抗体間の親和度νFLと前右輪の抗原抗体間の親和
度νFRの差の絶対値が所定値ν0よりも小さい(各抗体
が抗原に対して同様な効き目を有する)か否かの判断が
行われる。なお、この判断は抗体1〜抗体mの全てにつ
いて行われ、全てについて小さいと判断された場合には
ステップ289に進む。一方、何れかの抗体間において
親和度νFLと親和度νFRの差の絶対値が所定値ν0より
も大きい場合(効き目の異なる抗体が存在する)には
ステップ285に進み、前輪についての抗体情報間の親
和度ξKJFが所定値ξ0よりも大きい、即ち前輪について
の抗体情報が似ているか否かの判断が行われる。
【0216】このステップ285において抗体情報間の
親和度ξKJFの何れかが所定値ξ0よりも大きい場合、即
ち前輪についての抗体情報の中に似ていないものが存在
する場合にはステップ289に進む。一方、抗体情報間
の親和度ξKJFの全てが所定値ξ0よりも小さい場合に
は、効き目の異なる抗体が存在するにもかかわらず全て
の抗体が似ている場合であるため、上下加速度センサ2
2FL又は上下加速度センサ22FRに異常があるとし
てステップ286に進む。
親和度ξKJFの何れかが所定値ξ0よりも大きい場合、即
ち前輪についての抗体情報の中に似ていないものが存在
する場合にはステップ289に進む。一方、抗体情報間
の親和度ξKJFの全てが所定値ξ0よりも小さい場合に
は、効き目の異なる抗体が存在するにもかかわらず全て
の抗体が似ている場合であるため、上下加速度センサ2
2FL又は上下加速度センサ22FRに異常があるとし
てステップ286に進む。
【0217】ステップ286においては、前左輪につい
ての抗体情報間の親和度ξKJFLと前右輪についての抗体
情報間の親和度ξKJFRのいずれが大きいか、即ち前左輪
についての抗体情報と前右輪についての抗体情報のいず
れが似ているかの判断を行う。ここでξKJFRが小さいと
判断された場合には、前右輪についての抗体情報が似て
いるにもかかわらず抗原に対する効き目が異なっている
ため、前右輪の上下加速度センサ22FRに異常がある
として警報装置42において報知を行う(ステップ28
7)。
ての抗体情報間の親和度ξKJFLと前右輪についての抗体
情報間の親和度ξKJFRのいずれが大きいか、即ち前左輪
についての抗体情報と前右輪についての抗体情報のいず
れが似ているかの判断を行う。ここでξKJFRが小さいと
判断された場合には、前右輪についての抗体情報が似て
いるにもかかわらず抗原に対する効き目が異なっている
ため、前右輪の上下加速度センサ22FRに異常がある
として警報装置42において報知を行う(ステップ28
7)。
【0218】一方、ξKJFRが小さくない判断された場合
には、前左輪についての抗体情報が似ているにもかかわ
らず抗原に対する効き目が異なっているため、前左輪の
上下加速度センサ22FLに異常があるとして警報装置
42において報知を行う(ステップ288)。
には、前左輪についての抗体情報が似ているにもかかわ
らず抗原に対する効き目が異なっているため、前左輪の
上下加速度センサ22FLに異常があるとして警報装置
42において報知を行う(ステップ288)。
【0219】また、ステップ289において後左輪の抗
原抗体間の親和度νRLと後右輪の抗原抗体間の親和度ν
RRの差の絶対値が所定値ν0よりも小さい(各抗体が抗
原に対して同様な効き目を有する)か否かの判断が行わ
れる。なお、この判断も抗体1〜抗体mの全てについて
行われ、全てについて小さいと判断された場合にはステ
ップ294に進む。一方、何れかの抗体間において親和
度νRLと親和度νRRの差の絶対値が所定値ν0よりも大
きい場合(効き目の異なる抗体が存在する)には ステ
ップ290に進み、後輪についての抗体情報間の親和度
ξKJRが所定値ξ0よりも大きい、即ち後輪についての抗
体情報が似ているか否かの判断が行われる。
原抗体間の親和度νRLと後右輪の抗原抗体間の親和度ν
RRの差の絶対値が所定値ν0よりも小さい(各抗体が抗
原に対して同様な効き目を有する)か否かの判断が行わ
れる。なお、この判断も抗体1〜抗体mの全てについて
行われ、全てについて小さいと判断された場合にはステ
ップ294に進む。一方、何れかの抗体間において親和
度νRLと親和度νRRの差の絶対値が所定値ν0よりも大
きい場合(効き目の異なる抗体が存在する)には ステ
ップ290に進み、後輪についての抗体情報間の親和度
ξKJRが所定値ξ0よりも大きい、即ち後輪についての抗
体情報が似ているか否かの判断が行われる。
【0220】このステップ290において抗体情報間の
親和度ξKJRの何れかが所定値ξ0よりも大きい場合、即
ち後輪についての抗体情報の中に似ていないものが存在
する場合にはステップ294に進む。一方、抗体情報間
の親和度ξKJRの全てが所定値ξ0よりも小さい場合に
は、効き目の異なる抗体が存在するにもかかわらず全て
の抗体が似ている場合であるため、上下加速度センサ2
2RL又は上下加速度センサ22RRに異常があるとし
てステップ291に進む。
親和度ξKJRの何れかが所定値ξ0よりも大きい場合、即
ち後輪についての抗体情報の中に似ていないものが存在
する場合にはステップ294に進む。一方、抗体情報間
の親和度ξKJRの全てが所定値ξ0よりも小さい場合に
は、効き目の異なる抗体が存在するにもかかわらず全て
の抗体が似ている場合であるため、上下加速度センサ2
2RL又は上下加速度センサ22RRに異常があるとし
てステップ291に進む。
【0221】ステップ291においては、後左輪につい
ての抗体情報間の親和度ξKJRLと後右輪についての抗体
情報間の親和度ξKJRRのいずれが大きいか、即ち後左輪
についての抗体情報と後右輪についての抗体情報のいず
れが似ているかの判断を行う。ここでξKJRRが小さいと
判断された場合には、後右輪についての抗体情報が似て
いるにもかかわらず抗原に対する効き目が異なっている
ため、後右輪の上下加速度センサ22RRに異常がある
として警報装置42において報知を行う(ステップ29
3)。
ての抗体情報間の親和度ξKJRLと後右輪についての抗体
情報間の親和度ξKJRRのいずれが大きいか、即ち後左輪
についての抗体情報と後右輪についての抗体情報のいず
れが似ているかの判断を行う。ここでξKJRRが小さいと
判断された場合には、後右輪についての抗体情報が似て
いるにもかかわらず抗原に対する効き目が異なっている
ため、後右輪の上下加速度センサ22RRに異常がある
として警報装置42において報知を行う(ステップ29
3)。
【0222】一方、ξKJRRが小さくないと判断された場
合には、後左輪についての抗体情報が似ているにもかか
わらず抗原に対する効き目が異なっているため、後左輪
の上下加速度センサ22FLに異常があるとして警報装
置42において報知を行う(ステップ292)。
合には、後左輪についての抗体情報が似ているにもかか
わらず抗原に対する効き目が異なっているため、後左輪
の上下加速度センサ22FLに異常があるとして警報装
置42において報知を行う(ステップ292)。
【0223】次に、新世代の抗体の産生について説明す
る。この新世代の抗体の産生は、図43のステップ29
4〜ステップ298において行われる。図43のステッ
プ294〜ステップ298の処理は、図2のステップ5
〜ステップ9に示す処理と同一の処理であり、しきい値
を超えた飽和度を持つ抗体を記憶細胞、即ちデータベー
スに記憶させ(ステップ295、296)、システムに
おいて試行を行っている抗体の中で抗体抗原間の親和度
の劣るn個の抗体を抹消させ、抗体の交配を行ない抹消
した個数分の抗体の産生を行う(ステップ297、29
8)。
る。この新世代の抗体の産生は、図43のステップ29
4〜ステップ298において行われる。図43のステッ
プ294〜ステップ298の処理は、図2のステップ5
〜ステップ9に示す処理と同一の処理であり、しきい値
を超えた飽和度を持つ抗体を記憶細胞、即ちデータベー
スに記憶させ(ステップ295、296)、システムに
おいて試行を行っている抗体の中で抗体抗原間の親和度
の劣るn個の抗体を抹消させ、抗体の交配を行ない抹消
した個数分の抗体の産生を行う(ステップ297、29
8)。
【0224】なお、図43のステップ282〜ステップ
298の処理は、図42に示すステージ1の間に複数回
繰り返される。従って、新しい抗体が順次生まれ抗体の
進化が継続して進むこととなる。
298の処理は、図42に示すステージ1の間に複数回
繰り返される。従って、新しい抗体が順次生まれ抗体の
進化が継続して進むこととなる。
【0225】また、サスペンション制御において抗体の
試行(ステージ1)に続いて行われる最も抗原抗体間の
親和度の良い抗体を用いたスカイフック制御(ステージ
2)は、第1の実施の形態の説明で用いた図11のフロ
ーチャートで示す処理により行われる。
試行(ステージ1)に続いて行われる最も抗原抗体間の
親和度の良い抗体を用いたスカイフック制御(ステージ
2)は、第1の実施の形態の説明で用いた図11のフロ
ーチャートで示す処理により行われる。
【0226】以上説明したように、この第8の実施形態
においては、図42に示すように、ステージ1〜2の順
にスカイフック制御及びIA制御が実行され、ステージ
2が完了するとステージ1〜2が再度繰返し実行され
る。即ち、ステージ1において抗体を試行しながら抗原
抗体間の親和度ν、抗体抗体間の親和度ξに基づき上下
加速度センサ22FL,22FR,22RL,22RR
の異常を検知し、試行終了後ステージ2において最も抗
原抗体間の親和度の値の小さい抗体を用いてスカイフッ
ク制御を実施しながら車両を走行させる。
においては、図42に示すように、ステージ1〜2の順
にスカイフック制御及びIA制御が実行され、ステージ
2が完了するとステージ1〜2が再度繰返し実行され
る。即ち、ステージ1において抗体を試行しながら抗原
抗体間の親和度ν、抗体抗体間の親和度ξに基づき上下
加速度センサ22FL,22FR,22RL,22RR
の異常を検知し、試行終了後ステージ2において最も抗
原抗体間の親和度の値の小さい抗体を用いてスカイフッ
ク制御を実施しながら車両を走行させる。
【0227】従って、この第8の実施形態にかかるサス
ペンション制御方法によれば、スカイフック制御にIA
を取り入れたことにより、上下加速度センサの異常を的
確に検出することができる。
ペンション制御方法によれば、スカイフック制御にIA
を取り入れたことにより、上下加速度センサの異常を的
確に検出することができる。
【0228】第9の実施の形態 次に、図45〜図49を参照して、この発明の第9の実
施の形態にかかるサスペンション制御方法について説明
する。
施の形態にかかるサスペンション制御方法について説明
する。
【0229】図45は、第9の実施の形態にかかるサス
ペンション制御方法において用いられる減衰力制御装置
の概略構成図である。この減衰力制御装置106は、第
1の実施の形態にかかる減衰力制御装置10のスカイフ
ック制御ブロック12をアンチロール制御ブロック44
に変更すると共に、車両の速度を検出する車速センサ3
4、ステアリングホイールの回転角速度を検出する角速
度センサ46及び角速度センサ46の異常を報知する警
報装置42を備えるものである。
ペンション制御方法において用いられる減衰力制御装置
の概略構成図である。この減衰力制御装置106は、第
1の実施の形態にかかる減衰力制御装置10のスカイフ
ック制御ブロック12をアンチロール制御ブロック44
に変更すると共に、車両の速度を検出する車速センサ3
4、ステアリングホイールの回転角速度を検出する角速
度センサ46及び角速度センサ46の異常を報知する警
報装置42を備えるものである。
【0230】次に、図46〜図49を参照して第9の実
施の形態にかかるサスペンション制御について説明す
る。
施の形態にかかるサスペンション制御について説明す
る。
【0231】図46は、このサスペンション制御をアン
チロール制御ブロック44において実施されるアンチロ
ール制御及びIA制御ブロック14において実施される
IA制御に分け、それぞれの制御の流れを示すものであ
る。この図46に示すように、アンチロール制御におい
ては、抗体の試行(ステージ1)、最も抗原抗体間の親
和度の良い抗体を用いたアンチロール制御(ステージ
2)が繰り返され、IA制御においては、角速度センサ
の異常判定、新世代の抗体の産生(ステージ1)、休み
(ステージ2)が繰り返される。
チロール制御ブロック44において実施されるアンチロ
ール制御及びIA制御ブロック14において実施される
IA制御に分け、それぞれの制御の流れを示すものであ
る。この図46に示すように、アンチロール制御におい
ては、抗体の試行(ステージ1)、最も抗原抗体間の親
和度の良い抗体を用いたアンチロール制御(ステージ
2)が繰り返され、IA制御においては、角速度センサ
の異常判定、新世代の抗体の産生(ステージ1)、休み
(ステージ2)が繰り返される。
【0232】まず、アンチロール制御における抗体の試
行(ステージ1)について説明する。図47のフローチ
ャートに示すように、システムの入力情報として抗原を
認識する(ステップ300)。即ち、IA制御ブロック
14は、車速センサ34から車両速度を取り込むと共に
角速度センサ46からステアリングホイールの角速度を
取り込むことにより抗原としてロールレートを認識す
る。
行(ステージ1)について説明する。図47のフローチ
ャートに示すように、システムの入力情報として抗原を
認識する(ステップ300)。即ち、IA制御ブロック
14は、車速センサ34から車両速度を取り込むと共に
角速度センサ46からステアリングホイールの角速度を
取り込むことにより抗原としてロールレートを認識す
る。
【0233】次に、初期抗体群の生成を行う(ステップ
301)。即ち、抗原(ロールレート)に対する抗体と
して図48に示す抗体I(j)(j=1〜m)をIA制
御ブロック14内のデータベース(図示せず)から読み
出す。ここで各抗体Iは、ショックアブソーバ16の各
制御段に対応したロールレートのしきい値G1(1)〜
Gn(1)から構成される。
301)。即ち、抗原(ロールレート)に対する抗体と
して図48に示す抗体I(j)(j=1〜m)をIA制
御ブロック14内のデータベース(図示せず)から読み
出す。ここで各抗体Iは、ショックアブソーバ16の各
制御段に対応したロールレートのしきい値G1(1)〜
Gn(1)から構成される。
【0234】次に、抗体間の親和度の演算を行う(ステ
ップ302)。抗体間の親和度ξは、各抗体情報間の差
の絶対値の総和として算出される。即ち、抗体Kと抗体
Jの親和度ξKJは、次に示す数式10により求められ
る。
ップ302)。抗体間の親和度ξは、各抗体情報間の差
の絶対値の総和として算出される。即ち、抗体Kと抗体
Jの親和度ξKJは、次に示す数式10により求められ
る。
【0235】
【数10】
【0236】次に、抗体の試行を行うことにより抗原と
各抗体間の親和度の演算を行う(ステップ303)。こ
の抗体の試行は、図49のフローチャートで示す処理に
基づき行われる。即ち、図49に示すフローチャート
は、第1の実施の形態の説明で用いた図9のフローチャ
ートのステップ22(スカイフック制御)をステップ3
22(アンチロール制御)に変更したものである。
各抗体間の親和度の演算を行う(ステップ303)。こ
の抗体の試行は、図49のフローチャートで示す処理に
基づき行われる。即ち、図49に示すフローチャート
は、第1の実施の形態の説明で用いた図9のフローチャ
ートのステップ22(スカイフック制御)をステップ3
22(アンチロール制御)に変更したものである。
【0237】ステップ322においては、ステップ32
1で設定された抗体I(j)についてアンチロール制御
(試行)を行う。即ち、車速センサ34により車両速度
を検出すると共に、角速度センサ46によりステアリン
グホイールの回転角速度を検出し車両のロールレートを
演算する。この演算により求められたロールレートが超
える抗体I(j)のロールレートのしきい値に対応する
ショックアブソーバ16の制御段を目標制御段Saとし
て設定する。そして、ショックアブソーバ16の制御段
を目標制御段Saに設定するための制御信号がアクチュ
エータ18へ出力する。
1で設定された抗体I(j)についてアンチロール制御
(試行)を行う。即ち、車速センサ34により車両速度
を検出すると共に、角速度センサ46によりステアリン
グホイールの回転角速度を検出し車両のロールレートを
演算する。この演算により求められたロールレートが超
える抗体I(j)のロールレートのしきい値に対応する
ショックアブソーバ16の制御段を目標制御段Saとし
て設定する。そして、ショックアブソーバ16の制御段
を目標制御段Saに設定するための制御信号がアクチュ
エータ18へ出力する。
【0238】なお、ステップ320〜ステップ321及
びステップ323〜ステップ328においては、図9の
フローチャートのステップ20〜ステップ21及びステ
ップ23〜ステップ28と同一の処理が行なわれる。即
ち、ステップ321において抗体1〜抗体mが順次設定
され、各抗体I(j)について抗原抗体間の親和度ν1
〜νmが算出される。即ち、ステアリングホイール操作
の1周期分中の最大ロール角が抗原抗体間の親和度とし
て算出される。この各抗体についてのて抗原抗体間の親
和度ν1〜νmを算出した後に図47のステップ304に
進む。
びステップ323〜ステップ328においては、図9の
フローチャートのステップ20〜ステップ21及びステ
ップ23〜ステップ28と同一の処理が行なわれる。即
ち、ステップ321において抗体1〜抗体mが順次設定
され、各抗体I(j)について抗原抗体間の親和度ν1
〜νmが算出される。即ち、ステアリングホイール操作
の1周期分中の最大ロール角が抗原抗体間の親和度とし
て算出される。この各抗体についてのて抗原抗体間の親
和度ν1〜νmを算出した後に図47のステップ304に
進む。
【0239】次に、IA制御における角速度センサ46
の異常の判定、新世代の抗体の産生(ステージ1)につ
いて説明する。この角速度センサ46の異常の判定は、
図47のステップ304〜ステップ307において行わ
れる。即ち、ステップ304においてρKJが算出され
る。次に、ステップ305においてρKJが予め定められ
ているρ0よりも大きいか否かの判断がなされる。即
ち、抗体I(K)と抗体I(J)がロールレートを小さ
くするために同程度の効き目を有するか否かの判断を行
う。ここでyesと判断された場合には、抗原に対する
効き目が異なる場合であるためステップ306に進み、
抗体I(K)と抗体I(J)の親和度ξKJが所定の値ξ
0よりも大きいか否かの判断が行われる。
の異常の判定、新世代の抗体の産生(ステージ1)につ
いて説明する。この角速度センサ46の異常の判定は、
図47のステップ304〜ステップ307において行わ
れる。即ち、ステップ304においてρKJが算出され
る。次に、ステップ305においてρKJが予め定められ
ているρ0よりも大きいか否かの判断がなされる。即
ち、抗体I(K)と抗体I(J)がロールレートを小さ
くするために同程度の効き目を有するか否かの判断を行
う。ここでyesと判断された場合には、抗原に対する
効き目が異なる場合であるためステップ306に進み、
抗体I(K)と抗体I(J)の親和度ξKJが所定の値ξ
0よりも大きいか否かの判断が行われる。
【0240】ステップ306においてyesと判断され
た場合には、抗体I(K)と抗体I(J)を用いた場合
に抗原に対する効き目が異なり、抗体I(K)と抗体I
(J)が似ていない場合であるため、角速度センサ46
は正常に作動しているとしてステップ308に進む。
た場合には、抗体I(K)と抗体I(J)を用いた場合
に抗原に対する効き目が異なり、抗体I(K)と抗体I
(J)が似ていない場合であるため、角速度センサ46
は正常に作動しているとしてステップ308に進む。
【0241】一方、ステップ306においてnoと判断
された場合には、角速度センサ46に異常が発生したと
判断し警報装置42において報知を行う。即ち、抗体I
(K)と抗体I(J)とのロールレートに対する効き目
が異なる場合には、抗体I(K)と抗体I(J)とは似
ていない(親和度ξKJが大きい)ずであるため、抗体I
(K)と抗体I(J)とが似ている場合には角速度セン
サ46に異常が発生したと判断する。
された場合には、角速度センサ46に異常が発生したと
判断し警報装置42において報知を行う。即ち、抗体I
(K)と抗体I(J)とのロールレートに対する効き目
が異なる場合には、抗体I(K)と抗体I(J)とは似
ていない(親和度ξKJが大きい)ずであるため、抗体I
(K)と抗体I(J)とが似ている場合には角速度セン
サ46に異常が発生したと判断する。
【0242】次に、新世代の抗体の産生について説明す
る。この新世代の抗体の産生は、図47のステップ30
8〜ステップ312において行われる。図47のステッ
プ308〜ステップ321の処理は、図2のステップ5
〜ステップ9に示す処理と同一の処理であり、しきい値
を超えた飽和度を持つ抗体を記憶細胞、即ちデータベー
スに記憶させ(ステップ309、310)、システムに
おいて試行を行っている抗体の中で抗体抗原間の親和度
の劣るn個の抗体を抹消させ、抗体の交配を行ない抹消
した個数分の抗体の産生を行う(ステップ311、31
2)。
る。この新世代の抗体の産生は、図47のステップ30
8〜ステップ312において行われる。図47のステッ
プ308〜ステップ321の処理は、図2のステップ5
〜ステップ9に示す処理と同一の処理であり、しきい値
を超えた飽和度を持つ抗体を記憶細胞、即ちデータベー
スに記憶させ(ステップ309、310)、システムに
おいて試行を行っている抗体の中で抗体抗原間の親和度
の劣るn個の抗体を抹消させ、抗体の交配を行ない抹消
した個数分の抗体の産生を行う(ステップ311、31
2)。
【0243】なお、図47のステップ302〜ステップ
312の処理は、図46に示すステージ1の間に複数回
繰り返される。従って、新しい抗体が順次生まれ抗体の
進化が継続して進むこととなる。
312の処理は、図46に示すステージ1の間に複数回
繰り返される。従って、新しい抗体が順次生まれ抗体の
進化が継続して進むこととなる。
【0244】また、アンチロール制御において新抗体の
試行(ステージ1)に続き、最も抗原抗体間の親和度の
値の小さい抗体を用いたアンチロール制御(ステージ
2)が一定時間行われる。
試行(ステージ1)に続き、最も抗原抗体間の親和度の
値の小さい抗体を用いたアンチロール制御(ステージ
2)が一定時間行われる。
【0245】従って、この第9の実施形態にかかるサス
ペンション制御方法によれば、アンチロール制御にIA
を取り入れたことにより、角速度センサの異常を的確に
検出することができる。
ペンション制御方法によれば、アンチロール制御にIA
を取り入れたことにより、角速度センサの異常を的確に
検出することができる。
【0246】第10の実施の形態 次に、図50〜図52を参照して、この発明の第10の
実施の形態にかかるサスペンション制御方法について説
明する。
実施の形態にかかるサスペンション制御方法について説
明する。
【0247】図50は、第10の実施の形態にかかるサ
スペンション制御方法において用いられる減衰力制御装
置の概略構成図である。この減衰力制御装置107は、
第1の実施の形態にかかる減衰力制御装置10の車高セ
ンサ20及び上下加速度センサ22を前左輪FL、前右
輪FR、後左輪RL、後右RRのそれぞれに備える(車
高センサ20FL,20FR,20RL,20RR、上
下加速度センサ22FL,22FR,22RL,22R
R)と共に、車高センサ20FL,20FR,20R
L,20RRの異常を報知する警報装置42を備えるも
のである。
スペンション制御方法において用いられる減衰力制御装
置の概略構成図である。この減衰力制御装置107は、
第1の実施の形態にかかる減衰力制御装置10の車高セ
ンサ20及び上下加速度センサ22を前左輪FL、前右
輪FR、後左輪RL、後右RRのそれぞれに備える(車
高センサ20FL,20FR,20RL,20RR、上
下加速度センサ22FL,22FR,22RL,22R
R)と共に、車高センサ20FL,20FR,20R
L,20RRの異常を報知する警報装置42を備えるも
のである。
【0248】また、図中、符号16FL,16FR,1
6RL,16RRで示すものは、各輪に備えられている
ショックアブソーバであり、符号18FL,18FR,
18RL,18RRで示すものは、各輪に備えられてい
るショックアブソーバ16FL,16FR,16RL,
16RRを制御するためのアクチュエータである。
6RL,16RRで示すものは、各輪に備えられている
ショックアブソーバであり、符号18FL,18FR,
18RL,18RRで示すものは、各輪に備えられてい
るショックアブソーバ16FL,16FR,16RL,
16RRを制御するためのアクチュエータである。
【0249】次に、図51〜図52に参照して第10の
実施の形態にかかるサスペンション制御について説明す
る。
実施の形態にかかるサスペンション制御について説明す
る。
【0250】図51は、このサスペンション制御をスカ
イフック制御ブロック12において実施されるスカイフ
ック制御及びIA制御ブロック14において実施される
IA制御に分け、それぞれの制御の流れを示すものであ
る。この図51に示すように、スカイフック制御におい
ては、抗体の試行(ステージ1)、最も抗原抗体間の親
和度の良い抗体を用いたスカイフック制御(ステージ
2)が繰り返され、IA制御においては、車高センサの
異常判定、新世代の抗体の産生(ステージ1)、休み
(ステージ2)が繰り返される。
イフック制御ブロック12において実施されるスカイフ
ック制御及びIA制御ブロック14において実施される
IA制御に分け、それぞれの制御の流れを示すものであ
る。この図51に示すように、スカイフック制御におい
ては、抗体の試行(ステージ1)、最も抗原抗体間の親
和度の良い抗体を用いたスカイフック制御(ステージ
2)が繰り返され、IA制御においては、車高センサの
異常判定、新世代の抗体の産生(ステージ1)、休み
(ステージ2)が繰り返される。
【0251】まず、スカイフック制御における抗体の試
行(ステージ1)について説明する。図52のフローチ
ャートに示すように、システムの入力情報として抗原を
認識する(ステップ330)。即ち、IA制御ブロック
14は、上下加速度センサ22FL,22FR,22R
L,22RRよりバンドパスフィルタ24を介して4輪
のばね上加速度を取り込む。
行(ステージ1)について説明する。図52のフローチ
ャートに示すように、システムの入力情報として抗原を
認識する(ステップ330)。即ち、IA制御ブロック
14は、上下加速度センサ22FL,22FR,22R
L,22RRよりバンドパスフィルタ24を介して4輪
のばね上加速度を取り込む。
【0252】次に、初期抗体群の生成を行う(ステップ
331)。即ち、抗原(4輪のばね上加速度)に対する
抗体として抗体I(j)(j=1〜m)をIA制御ブロ
ック14内のデータベース(図示せず)から読み出す。
なお、抗体I(j)は、第8の実施の形態で用いた抗体
と同一の抗体であり、各輪に対応したスカイフック減衰
係数CsFL,CsFR,CsRL,CsRR及び各段の設定減
衰係数C1FL,C1FR,C1RL,C1RR〜CnFL,Cn
FR,CnRL,CnRRから構成される(図44参照)。
331)。即ち、抗原(4輪のばね上加速度)に対する
抗体として抗体I(j)(j=1〜m)をIA制御ブロ
ック14内のデータベース(図示せず)から読み出す。
なお、抗体I(j)は、第8の実施の形態で用いた抗体
と同一の抗体であり、各輪に対応したスカイフック減衰
係数CsFL,CsFR,CsRL,CsRR及び各段の設定減
衰係数C1FL,C1FR,C1RL,C1RR〜CnFL,Cn
FR,CnRL,CnRRから構成される(図44参照)。
【0253】次に、抗体間の親和度の演算を行う(ステ
ップ332)。抗体間の親和度ξは、各抗体情報間の差
の2乗の総和として算出される。即ち、抗体Kと抗体J
の親和度ξKJは、次に示す数式11により求められる。
ップ332)。抗体間の親和度ξは、各抗体情報間の差
の2乗の総和として算出される。即ち、抗体Kと抗体J
の親和度ξKJは、次に示す数式11により求められる。
【0254】
【数11】
【0255】次に、抗体の試行を行うことにより抗原と
各抗体間の親和度の演算を行う(ステップ333)。こ
の抗体の試行は、第1の実施の形態の説明で用いた図9
及び図10のフローチャートで示す処理により行われ、
第8の実施の形態と同様に各抗体について抗原抗体間の
親和度νFL,νFR,νRL,νRRが算出される。そして、
各抗体(抗体1〜抗体m)について抗原抗体間の親和度
νFL,νFR,νRL,νRRを算出した後に、図52のステ
ップ334に進む。
各抗体間の親和度の演算を行う(ステップ333)。こ
の抗体の試行は、第1の実施の形態の説明で用いた図9
及び図10のフローチャートで示す処理により行われ、
第8の実施の形態と同様に各抗体について抗原抗体間の
親和度νFL,νFR,νRL,νRRが算出される。そして、
各抗体(抗体1〜抗体m)について抗原抗体間の親和度
νFL,νFR,νRL,νRRを算出した後に、図52のステ
ップ334に進む。
【0256】次に、IA制御における車高センサ20F
L,20FR,20RL,20RRの異常の判定、新世
代の抗体の産生(ステージ1)について説明する。この
車高センサ20FL,20FR,20RL,20RRの
異常の判定は、図52のステップ334〜ステップ34
3において行われる。
L,20FR,20RL,20RRの異常の判定、新世
代の抗体の産生(ステージ1)について説明する。この
車高センサ20FL,20FR,20RL,20RRの
異常の判定は、図52のステップ334〜ステップ34
3において行われる。
【0257】まず、ξKJFが0にほぼ等しいか、即ち前
左輪と前右輪のスカイフック減衰係数が略等しいか否か
の判断を行い(ステップ334)、ここで等しくないと
判断した場合にはステップ335に進み、前左輪の抗原
抗体間の親和度νFLと前右輪の抗原抗体間の親和度νFR
とがほぼ等しいかの判断を行う。ここで、ほぼ等しいと
判断された場合には、前左輪と前右輪のスカイフック減
衰係数が異なるにもかかわらず抗体に対する効き目がほ
ぼ等しい場合であるため、前左輪の車高センサ22FL
又は、前右輪の車高センサ22FRの何れかに異常があ
ると判断してステップ336に進む。
左輪と前右輪のスカイフック減衰係数が略等しいか否か
の判断を行い(ステップ334)、ここで等しくないと
判断した場合にはステップ335に進み、前左輪の抗原
抗体間の親和度νFLと前右輪の抗原抗体間の親和度νFR
とがほぼ等しいかの判断を行う。ここで、ほぼ等しいと
判断された場合には、前左輪と前右輪のスカイフック減
衰係数が異なるにもかかわらず抗体に対する効き目がほ
ぼ等しい場合であるため、前左輪の車高センサ22FL
又は、前右輪の車高センサ22FRの何れかに異常があ
ると判断してステップ336に進む。
【0258】ステップ336においては、ξKJFL>ξ
KJFRの判断を行いyesと判断された場合には前右輪の
車高センサ22FRが異常と判断して警報装置42によ
り警報を行う(ステップ337)。一方、noと判断さ
れた場合には前左輪の車高センサ22FLが異常と判断
して警報装置42により警報を行う(ステップ33
8)。
KJFRの判断を行いyesと判断された場合には前右輪の
車高センサ22FRが異常と判断して警報装置42によ
り警報を行う(ステップ337)。一方、noと判断さ
れた場合には前左輪の車高センサ22FLが異常と判断
して警報装置42により警報を行う(ステップ33
8)。
【0259】なお、後左輪と後右輪についても同様の判
断を行い(ステップ339,340,341)後右輪の
車高センサ22RRについての異常の報知(ステップ3
42)又は後左輪の車高センサ22RLについての異常
の報知(ステップ343)を行う。
断を行い(ステップ339,340,341)後右輪の
車高センサ22RRについての異常の報知(ステップ3
42)又は後左輪の車高センサ22RLについての異常
の報知(ステップ343)を行う。
【0260】次に、新世代の抗体の産生について説明す
る。この新世代の抗体の産生は、図52のステップ34
4〜ステップ348において行われる。図52のステッ
プ344〜ステップ348の処理は、図2のステップ5
〜ステップ9に示す処理と同一の処理であり、しきい値
を超えた飽和度を持つ抗体を記憶細胞、即ちデータベー
スに記憶させ(ステップ345、346)、システムに
おいて試行を行っている抗体の中で抗体抗原間の親和度
の劣るn個の抗体を抹消させ、抗体の交配を行ない抹消
した個数分の抗体の産生を行う(ステップ347、34
8)。
る。この新世代の抗体の産生は、図52のステップ34
4〜ステップ348において行われる。図52のステッ
プ344〜ステップ348の処理は、図2のステップ5
〜ステップ9に示す処理と同一の処理であり、しきい値
を超えた飽和度を持つ抗体を記憶細胞、即ちデータベー
スに記憶させ(ステップ345、346)、システムに
おいて試行を行っている抗体の中で抗体抗原間の親和度
の劣るn個の抗体を抹消させ、抗体の交配を行ない抹消
した個数分の抗体の産生を行う(ステップ347、34
8)。
【0261】なお、図52のステップ332〜ステップ
348の処理は、図51に示すステージ1の間に複数回
繰り返される。従って、新しい抗体が順次生まれ抗体の
進化が継続して進むこととなる。
348の処理は、図51に示すステージ1の間に複数回
繰り返される。従って、新しい抗体が順次生まれ抗体の
進化が継続して進むこととなる。
【0262】また、サスペンション制御において抗体の
試行(ステージ1)に続いて行われる最も抗原抗体間の
親和度の値の小さい抗体を用いたスカイフック制御(ス
テージ2)は、第1の実施の形態の説明で用いた図11
のフローチャートで示す処理により行われる。
試行(ステージ1)に続いて行われる最も抗原抗体間の
親和度の値の小さい抗体を用いたスカイフック制御(ス
テージ2)は、第1の実施の形態の説明で用いた図11
のフローチャートで示す処理により行われる。
【0263】以上説明したように、この第10の実施形
態においては、図51に示すように、ステージ1〜2の
順にスカイフック制御及びIA制御が実行され、ステー
ジ2が完了するとステージ1〜2が再度繰返し実行され
る。即ち、ステージ1において抗体の試行、車高センサ
の異常判定、新世代の抗体の産生を行いながら車両を走
行させ、ステージ2において最も抗原抗体の親和度の良
い抗体を用いてスカイフック制御を実施しながら車両を
走行させる。
態においては、図51に示すように、ステージ1〜2の
順にスカイフック制御及びIA制御が実行され、ステー
ジ2が完了するとステージ1〜2が再度繰返し実行され
る。即ち、ステージ1において抗体の試行、車高センサ
の異常判定、新世代の抗体の産生を行いながら車両を走
行させ、ステージ2において最も抗原抗体の親和度の良
い抗体を用いてスカイフック制御を実施しながら車両を
走行させる。
【0264】従って、この第10の実施形態にかかるサ
スペンション制御方法によれば、スカイフック制御にI
Aを取り入れたことにより、車高センサの異常の検出を
的確に行うことができる。
スペンション制御方法によれば、スカイフック制御にI
Aを取り入れたことにより、車高センサの異常の検出を
的確に行うことができる。
【0265】第11の実施の形態 次に、図53〜図56を参照して、この発明の第11の
実施の形態にかかるサスペンション制御方法について説
明する。
実施の形態にかかるサスペンション制御方法について説
明する。
【0266】図53は、第11の実施の形態にかかるサ
スペンション制御方法において用いられる減衰力制御装
置の概略構成図である。この減衰力制御装置108は、
第1の実施の形態にかかる減衰力制御装置10のスカイ
フック制御ブロック12をアンチダイブ制御ブロック3
8に変更し、図示しないブレーキが踏み込まれた場合に
オンされるブレーキランプスイッチ48を備え、更に、
ブレーキランプスイッチの異常を報知する警報装置42
を備えるものである。
スペンション制御方法において用いられる減衰力制御装
置の概略構成図である。この減衰力制御装置108は、
第1の実施の形態にかかる減衰力制御装置10のスカイ
フック制御ブロック12をアンチダイブ制御ブロック3
8に変更し、図示しないブレーキが踏み込まれた場合に
オンされるブレーキランプスイッチ48を備え、更に、
ブレーキランプスイッチの異常を報知する警報装置42
を備えるものである。
【0267】次に、図54〜図56を参照して第11の
実施の形態にかかるサスペンション制御について説明す
る。
実施の形態にかかるサスペンション制御について説明す
る。
【0268】図54は、このサスペンション制御をアン
チダイブ制御ブロック38において実施されるアンチダ
イブ制御及びIA制御ブロック14において実施される
IA制御に分け、それぞれの制御の流れを示すものであ
る。この図54に示すように、アンチダイブ制御におい
ては、抗体の試行(ステージ1)、最も抗原抗体間の親
和度の良い抗体を用いたアンチダイブ制御(ステージ
2)が繰り返され、IA制御においては、ブレーキラン
プスイッチの異常判定、新世代の抗体の産生(ステージ
1)、休み(ステージ2)が繰り返される。
チダイブ制御ブロック38において実施されるアンチダ
イブ制御及びIA制御ブロック14において実施される
IA制御に分け、それぞれの制御の流れを示すものであ
る。この図54に示すように、アンチダイブ制御におい
ては、抗体の試行(ステージ1)、最も抗原抗体間の親
和度の良い抗体を用いたアンチダイブ制御(ステージ
2)が繰り返され、IA制御においては、ブレーキラン
プスイッチの異常判定、新世代の抗体の産生(ステージ
1)、休み(ステージ2)が繰り返される。
【0269】まず、アンチダイブ制御における抗体の試
行(ステージ1)について説明する。図55のフローチ
ャートに示すように、システムの入力情報として抗原を
認識する(ステップ350)。即ち、IA制御ブロック
14は、車高センサ20により検出した車高に基づき車
両のピッチレートγを求め抗原として認識する。
行(ステージ1)について説明する。図55のフローチ
ャートに示すように、システムの入力情報として抗原を
認識する(ステップ350)。即ち、IA制御ブロック
14は、車高センサ20により検出した車高に基づき車
両のピッチレートγを求め抗原として認識する。
【0270】次に、初期抗体群の生成を行う(ステップ
351)。即ち、抗原(車両のピッチレートγ)に対す
る抗体として抗体I(j)(j=1〜m)をIA制御ブ
ロック14内のデータベース(図示せず)から読み出
す。なお、図56に示すように抗体I(j)は、ショッ
クアブソーバ16の各制御段の減衰係数C1(j)〜C
n(j)(j=1〜m)から構成される。
351)。即ち、抗原(車両のピッチレートγ)に対す
る抗体として抗体I(j)(j=1〜m)をIA制御ブ
ロック14内のデータベース(図示せず)から読み出
す。なお、図56に示すように抗体I(j)は、ショッ
クアブソーバ16の各制御段の減衰係数C1(j)〜C
n(j)(j=1〜m)から構成される。
【0271】次に、抗体間の親和度の演算を行う(ステ
ップ352)。即ち、抗体Kと抗体Jの親和度ξKJは、
次に示す数式12により求められる。
ップ352)。即ち、抗体Kと抗体Jの親和度ξKJは、
次に示す数式12により求められる。
【0272】
【数12】
【0273】次に、抗体の試行を行うことにより抗原と
各抗体間の親和度の演算を行う(ステップ353)。こ
の抗体の試行は、第7の実施の形態の説明で用いた図3
9及び図40のフローチャートで示す処理により行われ
る。即ち、ブレーキランプスイッチ48がオンされた場
合に、前輪の目標制御段Sfan及び後輪の目標制御段
Sranを決定し前輪のショックアブソーバ16の制御
段を目標制御段Sfanに、後輪のショックアブソーバ
16の制御段を目標制御段Sranに変更することでア
ンチダイブ制御(試行)を実行する。また、各抗体につ
いて試行を行うことにより、各抗体について抗原抗体間
の親和度γ(j)及びν(j)が算出される。即ち、図
示しないABS(アンチロックブレーキシステム)のE
CU(電子制御ユニット)からの車体減速度を親和度γ
(j)とし、試行時間内におけるピッチレートを親和度
ν(j)とする。そして、各抗体(抗体1〜抗体m)に
ついて抗原抗体間の親和度γ(j)及びν(j)を算出
した後に、図55のステップ354に進む。
各抗体間の親和度の演算を行う(ステップ353)。こ
の抗体の試行は、第7の実施の形態の説明で用いた図3
9及び図40のフローチャートで示す処理により行われ
る。即ち、ブレーキランプスイッチ48がオンされた場
合に、前輪の目標制御段Sfan及び後輪の目標制御段
Sranを決定し前輪のショックアブソーバ16の制御
段を目標制御段Sfanに、後輪のショックアブソーバ
16の制御段を目標制御段Sranに変更することでア
ンチダイブ制御(試行)を実行する。また、各抗体につ
いて試行を行うことにより、各抗体について抗原抗体間
の親和度γ(j)及びν(j)が算出される。即ち、図
示しないABS(アンチロックブレーキシステム)のE
CU(電子制御ユニット)からの車体減速度を親和度γ
(j)とし、試行時間内におけるピッチレートを親和度
ν(j)とする。そして、各抗体(抗体1〜抗体m)に
ついて抗原抗体間の親和度γ(j)及びν(j)を算出
した後に、図55のステップ354に進む。
【0274】次に、IA制御におけるブレーキランプス
イッチ48の異常の判定、新世代の抗体の産生(ステー
ジ1)について説明する。このブレーキランプスイッチ
48の異常の判定は、図55のステップ354〜ステッ
プ359において行われる。
イッチ48の異常の判定、新世代の抗体の産生(ステー
ジ1)について説明する。このブレーキランプスイッチ
48の異常の判定は、図55のステップ354〜ステッ
プ359において行われる。
【0275】まず、抗体I(K)と抗体I(J)の親和
度ξKJがしきい値ξ0以下であるか、即ち。抗体I
(K)と抗体I(J)とが似ているか否かの判断を行う
(ステップ354)。ここでyesと判断された場合に
はステップ355に進み、抗体I(K)の抗原に対する
親和度νKと抗体I(J)の抗原に対する親和度νJとの
差の絶対値がしきい値ν0と以下であるか否かの判断が
行われる(ステップ355)。ここでyesと判断され
た場合には、抗体I(K)と抗体I(J)とが似てお
り、抗体に対する効き目も同様であることからステップ
356に進む。
度ξKJがしきい値ξ0以下であるか、即ち。抗体I
(K)と抗体I(J)とが似ているか否かの判断を行う
(ステップ354)。ここでyesと判断された場合に
はステップ355に進み、抗体I(K)の抗原に対する
親和度νKと抗体I(J)の抗原に対する親和度νJとの
差の絶対値がしきい値ν0と以下であるか否かの判断が
行われる(ステップ355)。ここでyesと判断され
た場合には、抗体I(K)と抗体I(J)とが似てお
り、抗体に対する効き目も同様であることからステップ
356に進む。
【0276】ステップ356においては、抗体I(K)
の抗原に対する親和度γKと抗体I(J)の抗原に対す
る親和度γJとの差の絶対値がしきい値γ0以上であるか
否かの判断が行われる。ここでyesと判断された場合
には、抗体I(K)と抗体I(J)を用いた場合のピッ
チレートの差が小さいにもかかわらず車体減速度が、し
きい値γ0よりも大きい場合であることから、警報装置
42においてブレーキランプスイッチ48が固着してい
ることを報知する(ステップ357)。
の抗原に対する親和度γKと抗体I(J)の抗原に対す
る親和度γJとの差の絶対値がしきい値γ0以上であるか
否かの判断が行われる。ここでyesと判断された場合
には、抗体I(K)と抗体I(J)を用いた場合のピッ
チレートの差が小さいにもかかわらず車体減速度が、し
きい値γ0よりも大きい場合であることから、警報装置
42においてブレーキランプスイッチ48が固着してい
ることを報知する(ステップ357)。
【0277】また、ステップ355において、親和度ν
Kと親和度νJとの差の絶対値がしきい値ν0以下でない
と判断された場合にはステップ358に進む。ステップ
358においては、抗体I(K)の抗原に対する親和度
γKと抗体I(J)の抗原に対する親和度γJとの差の絶
対値がしきい値γ0以上であるか否かの判断が行われ
る。ここでnoと判断された場合には、抗体I(K)と
抗体I(J)を用いた場合のピッチレートの差が大きい
にもかかわらず車体減速度がしきい値γ0よりも小さい
場合であることから、警報装置42においてブレーキラ
ンプスイッチ48が開放異常となっていること、即ち、
常にオフ状態となってオンしない状態であることを報知
する(ステップ359)。
Kと親和度νJとの差の絶対値がしきい値ν0以下でない
と判断された場合にはステップ358に進む。ステップ
358においては、抗体I(K)の抗原に対する親和度
γKと抗体I(J)の抗原に対する親和度γJとの差の絶
対値がしきい値γ0以上であるか否かの判断が行われ
る。ここでnoと判断された場合には、抗体I(K)と
抗体I(J)を用いた場合のピッチレートの差が大きい
にもかかわらず車体減速度がしきい値γ0よりも小さい
場合であることから、警報装置42においてブレーキラ
ンプスイッチ48が開放異常となっていること、即ち、
常にオフ状態となってオンしない状態であることを報知
する(ステップ359)。
【0278】なお、ステップ354でnoと判断された
場合及びステップ358でyesと判断された場合に
は、いずれもブレーキランプスイッチ48に異常がない
場合であることからステップ360に進む。
場合及びステップ358でyesと判断された場合に
は、いずれもブレーキランプスイッチ48に異常がない
場合であることからステップ360に進む。
【0279】次に、新世代の抗体の産生について説明す
る。この新世代の抗体の産生は、図55のステップ36
0〜ステップ364において行われる。図55のステッ
プ360〜ステップ364の処理は、図2のステップ5
〜ステップ9に示す処理と同一の処理であり、しきい値
を超えた飽和度を持つ抗体を記憶細胞、即ちデータベー
スに記憶させ(ステップ361、362)、システムに
おいて試行を行っている抗体の中で抗体抗原間の親和度
の劣るn個の抗体を抹消させ、抗体の交配を行ない抹消
した個数分の抗体の産生を行う(ステップ363、36
4)。
る。この新世代の抗体の産生は、図55のステップ36
0〜ステップ364において行われる。図55のステッ
プ360〜ステップ364の処理は、図2のステップ5
〜ステップ9に示す処理と同一の処理であり、しきい値
を超えた飽和度を持つ抗体を記憶細胞、即ちデータベー
スに記憶させ(ステップ361、362)、システムに
おいて試行を行っている抗体の中で抗体抗原間の親和度
の劣るn個の抗体を抹消させ、抗体の交配を行ない抹消
した個数分の抗体の産生を行う(ステップ363、36
4)。
【0280】なお、図55のステップ352〜ステップ
364の処理は、図54に示すステージ1の間に複数回
繰り返される。従って、新しい抗体が順次生まれ抗体の
進化が継続して進むこととなる。
364の処理は、図54に示すステージ1の間に複数回
繰り返される。従って、新しい抗体が順次生まれ抗体の
進化が継続して進むこととなる。
【0281】また、サスペンション制御において抗体の
試行(ステージ1)に続いて行われる最も抗原抗体間の
親和度の値の小さい抗体を用いたアンチダイブ制御は、
第7の実施の形態の説明で用いた図40のフローチャー
トで示す処理により行われる。
試行(ステージ1)に続いて行われる最も抗原抗体間の
親和度の値の小さい抗体を用いたアンチダイブ制御は、
第7の実施の形態の説明で用いた図40のフローチャー
トで示す処理により行われる。
【0282】以上説明したように、この第11の実施形
態においては、図54に示すように、ステージ1〜2の
順にアンチダイブ制御及びIA制御が実行され、ステー
ジ2が完了するとステージ1〜2が再度繰返し実行され
る。即ち、ステージ1において抗体の試行を行うと共
に、この試行の際に演算された抗原抗体間の親和度に基
づきブレーキランプスイッチの異常の検出を行う。
態においては、図54に示すように、ステージ1〜2の
順にアンチダイブ制御及びIA制御が実行され、ステー
ジ2が完了するとステージ1〜2が再度繰返し実行され
る。即ち、ステージ1において抗体の試行を行うと共
に、この試行の際に演算された抗原抗体間の親和度に基
づきブレーキランプスイッチの異常の検出を行う。
【0283】従って、この第11の実施形態にかかるサ
スペンション制御方法によれば、アンチダイブ制御にI
Aを取り入れたことにより、ブレーキランプスイッチの
異常の検出を的確に行うことができる。
スペンション制御方法によれば、アンチダイブ制御にI
Aを取り入れたことにより、ブレーキランプスイッチの
異常の検出を的確に行うことができる。
【0284】第12の実施の形態 次に、図57〜図59を参照して、この発明の第12の
実施の形態にかかるサスペンション制御方法について説
明する。
実施の形態にかかるサスペンション制御方法について説
明する。
【0285】図57は、第12の実施の形態にかかるサ
スペンション制御方法において用いられる減衰力制御装
置の概略構成図である。この減衰力制御装置109は、
第1の実施の形態にかかる減衰力制御装置10のスカイ
フック制御ブロック12をアンチスクォート制御ブロッ
ク32に変更し、スロットルの開度αを検出するスロッ
トルセンサ50及びスロットルセンサ50のの異常を報
知する警報装置42を備えるものである。
スペンション制御方法において用いられる減衰力制御装
置の概略構成図である。この減衰力制御装置109は、
第1の実施の形態にかかる減衰力制御装置10のスカイ
フック制御ブロック12をアンチスクォート制御ブロッ
ク32に変更し、スロットルの開度αを検出するスロッ
トルセンサ50及びスロットルセンサ50のの異常を報
知する警報装置42を備えるものである。
【0286】次に、図58〜図59を参照して第12の
実施の形態にかかるサスペンション制御について説明す
る。
実施の形態にかかるサスペンション制御について説明す
る。
【0287】図58は、このサスペンション制御をアン
チスクォート制御ブロック32において実施されるアン
チスクォート制御及びIA制御ブロック14において実
施されるIA制御に分け、それぞれの制御の流れを示す
ものである。この図58に示すように、アンチスクォー
ト制御においては、抗体の試行(ステージ1)、最も抗
原抗体間の親和度の良い抗体を用いたアンチスクォート
制御(ステージ2)が繰り返され、IA制御において
は、スロットルセンサ50の異常判定、新世代の抗体の
産生(ステージ1)、休み(ステージ2)が繰り返され
る。
チスクォート制御ブロック32において実施されるアン
チスクォート制御及びIA制御ブロック14において実
施されるIA制御に分け、それぞれの制御の流れを示す
ものである。この図58に示すように、アンチスクォー
ト制御においては、抗体の試行(ステージ1)、最も抗
原抗体間の親和度の良い抗体を用いたアンチスクォート
制御(ステージ2)が繰り返され、IA制御において
は、スロットルセンサ50の異常判定、新世代の抗体の
産生(ステージ1)、休み(ステージ2)が繰り返され
る。
【0288】まず、アンチスクォート制御における抗体
の試行(ステージ1)について説明する。図59のフロ
ーチャートに示すように、システムの入力情報として抗
原を認識する(ステップ370)。即ち、IA制御ブロ
ックは、車高センサ20により検出した車高に基づき車
両のピッチレートγを求め抗原として認識する。
の試行(ステージ1)について説明する。図59のフロ
ーチャートに示すように、システムの入力情報として抗
原を認識する(ステップ370)。即ち、IA制御ブロ
ックは、車高センサ20により検出した車高に基づき車
両のピッチレートγを求め抗原として認識する。
【0289】次に、初期抗体群の生成を行う(ステップ
371)。即ち、抗原(車両のピッチレートγ)に対す
る抗体として抗体I(j)(j=1〜m)をIA制御ブ
ロック内のデータベース(図示せず)から読み出す。な
お、抗体Iは、第11の実施の形態で用いた抗体と同様
に、ショックアブソーバ16の各制御段の減衰係数C1
(j)〜Cn(j)(j=1〜m)から構成される(図
56参照)。
371)。即ち、抗原(車両のピッチレートγ)に対す
る抗体として抗体I(j)(j=1〜m)をIA制御ブ
ロック内のデータベース(図示せず)から読み出す。な
お、抗体Iは、第11の実施の形態で用いた抗体と同様
に、ショックアブソーバ16の各制御段の減衰係数C1
(j)〜Cn(j)(j=1〜m)から構成される(図
56参照)。
【0290】次に、抗体間の親和度の演算を行う(ステ
ップ372)。即ち、抗体Kと抗体Jの親和度ξは、次
に示す数式13により求められる。
ップ372)。即ち、抗体Kと抗体Jの親和度ξは、次
に示す数式13により求められる。
【0291】
【数13】
【0292】次に、抗体の試行を行うことにより抗原と
各抗体間の親和度の演算を行う(ステップ373)。こ
の抗体の試行は、第6の実施の形態の説明で用いた図3
4のフローチャートで示す処理により行われる。即ち車
高センサ20及びスロットルセンサ50の検出値に基づ
き加速状態であることが判定された場合に各抗体につい
て抗原抗体間の親和度ν(j)が算出される。即ち、試
行時間内におけるピッチレートのピークツーピーク値を
親和度ν(j)とする。そして、各抗体(抗体1〜抗体
m)について抗原抗体間の親和度ν(j)を算出した後
に、図59のステップ374に進む。
各抗体間の親和度の演算を行う(ステップ373)。こ
の抗体の試行は、第6の実施の形態の説明で用いた図3
4のフローチャートで示す処理により行われる。即ち車
高センサ20及びスロットルセンサ50の検出値に基づ
き加速状態であることが判定された場合に各抗体につい
て抗原抗体間の親和度ν(j)が算出される。即ち、試
行時間内におけるピッチレートのピークツーピーク値を
親和度ν(j)とする。そして、各抗体(抗体1〜抗体
m)について抗原抗体間の親和度ν(j)を算出した後
に、図59のステップ374に進む。
【0293】次に、IA制御におけるスロットルセンサ
50の異常の判定、新世代の抗体の産生(ステージ1)
について説明する。このスロットルセンサ50の異常の
判定は、図59のステップ374〜ステップ380にお
いて行われる。
50の異常の判定、新世代の抗体の産生(ステージ1)
について説明する。このスロットルセンサ50の異常の
判定は、図59のステップ374〜ステップ380にお
いて行われる。
【0294】まず、抗体I(K)の抗原に対する親和度
νKと抗体I(J)の抗原に対する親和度νJとの差の絶
対値がしきい値ν0以上であるか否かの判断が行われる
(ステップ374)。ここでyesと判断された場合に
は、ステップ375に進み抗体I(K)と抗体I(J)
の親和度ξKJがしきい値ξ0以下であるか、即ち。抗体
I(K)と抗体I(J)とが似ているか否かの判断を行
う。ここでnoと判断された場合には、抗体I(K)と
抗体I(J)の抗原に対する効き目に差が有るにもかか
わらず抗体I(K)と抗体I(J)が似ている場合であ
ることから、スロットルセンサ50の開度がしきい値α
0よりも小さいことを条件として(ステップ376)、
スロットルセンサ50の異常を警報装置42により報知
する(ステップ377)。一方、ステップ375におい
てyesと判断された場合には、抗体I(K)と抗体I
(J)の抗原に対する効き目に差が有る場合に抗体I
(K)と抗体I(J)が似ていない場合であることか
ら、スロットルセンサ50に異常がないとしてステップ
381に進む。
νKと抗体I(J)の抗原に対する親和度νJとの差の絶
対値がしきい値ν0以上であるか否かの判断が行われる
(ステップ374)。ここでyesと判断された場合に
は、ステップ375に進み抗体I(K)と抗体I(J)
の親和度ξKJがしきい値ξ0以下であるか、即ち。抗体
I(K)と抗体I(J)とが似ているか否かの判断を行
う。ここでnoと判断された場合には、抗体I(K)と
抗体I(J)の抗原に対する効き目に差が有るにもかか
わらず抗体I(K)と抗体I(J)が似ている場合であ
ることから、スロットルセンサ50の開度がしきい値α
0よりも小さいことを条件として(ステップ376)、
スロットルセンサ50の異常を警報装置42により報知
する(ステップ377)。一方、ステップ375におい
てyesと判断された場合には、抗体I(K)と抗体I
(J)の抗原に対する効き目に差が有る場合に抗体I
(K)と抗体I(J)が似ていない場合であることか
ら、スロットルセンサ50に異常がないとしてステップ
381に進む。
【0295】また、上述のステップ374においてno
と判断された場合には、ステップ378に進み抗体I
(K)と抗体I(J)の親和度ξKJがしきい値ξ0以上
であるか、即ち、抗体I(K)と抗体I(J)とが似て
いるか否かの判断を行う。ここでnoと判断された場合
には、抗体I(K)と抗体I(J)の抗原に対する効き
目に差がないにもかかわらず抗体I(K)と抗体I
(J)が似ていない場合であることから、スロットルセ
ンサ50の開度がしきい値α0よりも小さくないことを
条件として(ステップ379)、スロットルセンサ50
の異常を警報装置42により報知する(ステップ38
0)。一方、ステップ378においてyesと判断され
た場合には、抗体I(K)と抗体I(J)の抗原に対す
る効き目に差がない場合に抗体I(K)と抗体I(J)
が似ている場合であることから、スロットルセンサ50
に異常がないとしてステップ381に進む。
と判断された場合には、ステップ378に進み抗体I
(K)と抗体I(J)の親和度ξKJがしきい値ξ0以上
であるか、即ち、抗体I(K)と抗体I(J)とが似て
いるか否かの判断を行う。ここでnoと判断された場合
には、抗体I(K)と抗体I(J)の抗原に対する効き
目に差がないにもかかわらず抗体I(K)と抗体I
(J)が似ていない場合であることから、スロットルセ
ンサ50の開度がしきい値α0よりも小さくないことを
条件として(ステップ379)、スロットルセンサ50
の異常を警報装置42により報知する(ステップ38
0)。一方、ステップ378においてyesと判断され
た場合には、抗体I(K)と抗体I(J)の抗原に対す
る効き目に差がない場合に抗体I(K)と抗体I(J)
が似ている場合であることから、スロットルセンサ50
に異常がないとしてステップ381に進む。
【0296】次に、新世代の抗体の産生について説明す
る。この新世代の抗体の産生は、図59のステップ38
1〜ステップ385において行われる。図59のステッ
プ381〜ステップ385の処理は、図2のステップ5
〜ステップ9に示す処理と同一の処理であり、しきい値
を超えた飽和度を持つ抗体を記憶細胞、即ちデータベー
スに記憶させ(ステップ382、383)、システムに
おいて試行を行っている抗体の中で抗体抗原間の親和度
の劣るn個の抗体を抹消させ、抗体の交配を行ない抹消
した個数分の抗体の産生を行う(ステップ384、38
5)。
る。この新世代の抗体の産生は、図59のステップ38
1〜ステップ385において行われる。図59のステッ
プ381〜ステップ385の処理は、図2のステップ5
〜ステップ9に示す処理と同一の処理であり、しきい値
を超えた飽和度を持つ抗体を記憶細胞、即ちデータベー
スに記憶させ(ステップ382、383)、システムに
おいて試行を行っている抗体の中で抗体抗原間の親和度
の劣るn個の抗体を抹消させ、抗体の交配を行ない抹消
した個数分の抗体の産生を行う(ステップ384、38
5)。
【0297】なお、図59のステップ372〜ステップ
385の処理は、図58に示すステージ1の間に複数回
繰り返される。従って、新しい抗体が順次生まれ抗体の
進化が継続して進むこととなる。
385の処理は、図58に示すステージ1の間に複数回
繰り返される。従って、新しい抗体が順次生まれ抗体の
進化が継続して進むこととなる。
【0298】以上説明したように、この第12の実施形
態においては、図58に示すように、ステージ1〜2の
順にアンチスクォート制御及びIA制御が実行され、ス
テージ2が完了するとステージ1〜2が再度繰返し実行
される。即ち、ステージ1において抗体の試行を行うと
共に、この試行の際に演算された抗原抗体間の親和度に
基づきスロットルセンサ50の異常の検出を行う。
態においては、図58に示すように、ステージ1〜2の
順にアンチスクォート制御及びIA制御が実行され、ス
テージ2が完了するとステージ1〜2が再度繰返し実行
される。即ち、ステージ1において抗体の試行を行うと
共に、この試行の際に演算された抗原抗体間の親和度に
基づきスロットルセンサ50の異常の検出を行う。
【0299】従って、この第12の実施形態にかかるサ
スペンション制御方法によれば、アンチスクォート制御
にIAを取り入れたことにより、スロットルセンサの異
常の検出を的確に行うことができる。
スペンション制御方法によれば、アンチスクォート制御
にIAを取り入れたことにより、スロットルセンサの異
常の検出を的確に行うことができる。
【0300】第13の実施の形態 次に、図60〜図64を参照して、この発明の第13の
実施の形態にかかるサスペンション制御方法について説
明する。
実施の形態にかかるサスペンション制御方法について説
明する。
【0301】図60は第13の実施の形態にかかるサス
ペンション制御方法において用いられる減衰力制御装置
の概略構成図である。この減衰力制御装置110は、第
1の実施の形態にかかる減衰力制御装置10と略同一の
構成を有するものである。この図60において符号16
で示すものは、1〜nの制御段を有する減衰力可変式の
ショックアブソーバであり、ショックアブソーバ16は
スカイフック制御ブロック12によりステップモータ式
のアクチュエータ18を介して制御段が制御されること
により減衰力、厳密には減衰係数が制御される。
ペンション制御方法において用いられる減衰力制御装置
の概略構成図である。この減衰力制御装置110は、第
1の実施の形態にかかる減衰力制御装置10と略同一の
構成を有するものである。この図60において符号16
で示すものは、1〜nの制御段を有する減衰力可変式の
ショックアブソーバであり、ショックアブソーバ16は
スカイフック制御ブロック12によりステップモータ式
のアクチュエータ18を介して制御段が制御されること
により減衰力、厳密には減衰係数が制御される。
【0302】また、図61に示すように、アクチュエー
タ18はショックアブソーバ16の減衰力制御弁に接続
され周方向に互いに隔置された複数の永久磁石(図示せ
ず)を有するロータ60と、ロータ60をその永久磁石
と共働して電磁力により回転させるための複数の相巻線
62A〜62Dを備えたステータ62とを有している。
一対の相巻線62A〜62Dには、駆動電流が所定の通
電時間Teずつ通電され、通電される相巻線62A〜6
2Dが順次変化されることによりロータ60が1ステッ
プずつ回転する。これによりロータ60が所望のステッ
プ分回転して減衰力制御弁を駆動し位置決めする。
タ18はショックアブソーバ16の減衰力制御弁に接続
され周方向に互いに隔置された複数の永久磁石(図示せ
ず)を有するロータ60と、ロータ60をその永久磁石
と共働して電磁力により回転させるための複数の相巻線
62A〜62Dを備えたステータ62とを有している。
一対の相巻線62A〜62Dには、駆動電流が所定の通
電時間Teずつ通電され、通電される相巻線62A〜6
2Dが順次変化されることによりロータ60が1ステッ
プずつ回転する。これによりロータ60が所望のステッ
プ分回転して減衰力制御弁を駆動し位置決めする。
【0303】なお、アクチュエータ18は、ロータ60
のストッパ64とステータ62のストッパ66とを含む
リセット機構68を有する。制御の開始時にはこのリセ
ット機構68によりアクチュエータ18のリセットが行
われる。即ち、ロータ60のストッパ64がステータ6
2のストッパ66に当たるよう制御段低減方向へロータ
が回転されアクチュエータ18の初期化が行われる。ス
カイフック制御ブロック12はその初期化により割り出
される基準位置からの増減段数の履歴に基づき現在の制
御段を判定する。
のストッパ64とステータ62のストッパ66とを含む
リセット機構68を有する。制御の開始時にはこのリセ
ット機構68によりアクチュエータ18のリセットが行
われる。即ち、ロータ60のストッパ64がステータ6
2のストッパ66に当たるよう制御段低減方向へロータ
が回転されアクチュエータ18の初期化が行われる。ス
カイフック制御ブロック12はその初期化により割り出
される基準位置からの増減段数の履歴に基づき現在の制
御段を判定する。
【0304】また、スカイフック制御ブロック12の駆
動電源12Aよりアクチュエータ18へ通電時間Teの
駆動電流が供給されることにより、ショックアブソーバ
16の制御段の昇段又は降段が行われる。
動電源12Aよりアクチュエータ18へ通電時間Teの
駆動電流が供給されることにより、ショックアブソーバ
16の制御段の昇段又は降段が行われる。
【0305】次に、図62〜図64を参照して第13の
実施の形態にかかるサスペンション制御について説明す
る。このサスペンション制御においては、第1の実施の
形態と同様に、スカイフック制御において抗体の試行
(ステージ1)、最も抗原抗体間の親和度の良い抗体を
用いたスカイフック制御(ステージ2)が繰り返され、
IA制御において新世代の抗体の産生(ステージ1)、
休み(ステージ2)が繰り返される(図7参照)。
実施の形態にかかるサスペンション制御について説明す
る。このサスペンション制御においては、第1の実施の
形態と同様に、スカイフック制御において抗体の試行
(ステージ1)、最も抗原抗体間の親和度の良い抗体を
用いたスカイフック制御(ステージ2)が繰り返され、
IA制御において新世代の抗体の産生(ステージ1)、
休み(ステージ2)が繰り返される(図7参照)。
【0306】まず、スカイフック制御における抗体の試
行(ステージ1)について説明する。図62のフローチ
ャートに示すように、システムの入力情報として抗原を
認識する(ステップ390)。即ち、IA制御ブロック
14は、上下加速度センサ22からばね上加速度を取り
込み、ばね上加速度の積分値を求めこれを抗原として認
識する。
行(ステージ1)について説明する。図62のフローチ
ャートに示すように、システムの入力情報として抗原を
認識する(ステップ390)。即ち、IA制御ブロック
14は、上下加速度センサ22からばね上加速度を取り
込み、ばね上加速度の積分値を求めこれを抗原として認
識する。
【0307】次に、初期抗体群の生成を行う(ステップ
391)。即ち、抗原(ばね上加速度の積分値)に対す
る抗体として図63に示す抗体I(j)(j=1〜m)
をIA制御ブロック14内のデータベース(図示せず)
から読み出す。ここで抗体Iは、通電時間(ステップモ
ータ応答性)Te(j)とn個の減衰係数C1(j)〜
Cn(j)との組合せを抗体情報とするm個の抗体I
(j)(j=1〜m)から構成される。
391)。即ち、抗原(ばね上加速度の積分値)に対す
る抗体として図63に示す抗体I(j)(j=1〜m)
をIA制御ブロック14内のデータベース(図示せず)
から読み出す。ここで抗体Iは、通電時間(ステップモ
ータ応答性)Te(j)とn個の減衰係数C1(j)〜
Cn(j)との組合せを抗体情報とするm個の抗体I
(j)(j=1〜m)から構成される。
【0308】次に、抗体間の親和度の演算を行う(ステ
ップ392)。即ち、抗体Kと抗体Jの親和度ξKJは、
次に示す数式14により求められる。
ップ392)。即ち、抗体Kと抗体Jの親和度ξKJは、
次に示す数式14により求められる。
【0309】
【数14】
【0310】次に、抗体の試行を行うことにより抗原と
各抗体間の親和度の演算を行う(ステップ393)。こ
の抗体の試行はスカイフック制御ブロック12において
行われるものであり、第1の実施の形態の説明で用いた
図9のフローチャートで示す処理に基づき行われる。即
ち、制御パラメータを抗体I(j)に設定してスカイフ
ック制御(試行)を一定時間行なう。
各抗体間の親和度の演算を行う(ステップ393)。こ
の抗体の試行はスカイフック制御ブロック12において
行われるものであり、第1の実施の形態の説明で用いた
図9のフローチャートで示す処理に基づき行われる。即
ち、制御パラメータを抗体I(j)に設定してスカイフ
ック制御(試行)を一定時間行なう。
【0311】なお、図9のフローチャートのステップ2
2の処理(スカイフック制御)は、図64のフローチャ
ートに基づき行われる。即ち、アクチュエータ18の制
御パラメータがスカイフック制御ブロック12において
選択された(図9のステップ21参照)抗体I(j)の
抗体情報に設定され(ステップ400)、車高センサ2
0により検出されバンドパスフィルタ処理された車高H
を示す信号及び上下加速度センサ22により検出されバ
ンドパスフィルタ処理された車体の上下加速度Gzを示
す信号の読み込みが行わる(ステップ401)。
2の処理(スカイフック制御)は、図64のフローチャ
ートに基づき行われる。即ち、アクチュエータ18の制
御パラメータがスカイフック制御ブロック12において
選択された(図9のステップ21参照)抗体I(j)の
抗体情報に設定され(ステップ400)、車高センサ2
0により検出されバンドパスフィルタ処理された車高H
を示す信号及び上下加速度センサ22により検出されバ
ンドパスフィルタ処理された車体の上下加速度Gzを示
す信号の読み込みが行わる(ステップ401)。
【0312】次に、車高Hを微分することによりショッ
クアブソーバのストローク速度Vpが演算され(ステッ
プ402)、車体の上下加速度Gzを積分することによ
りばね上速度Vzが演算される(ステップ403)。ま
た、ショックアブソーバ16に要求される減衰係数Cr
eqが演算される(ステップ404)。
クアブソーバのストローク速度Vpが演算され(ステッ
プ402)、車体の上下加速度Gzを積分することによ
りばね上速度Vzが演算される(ステップ403)。ま
た、ショックアブソーバ16に要求される減衰係数Cr
eqが演算される(ステップ404)。
【0313】次に、減衰係数Creqが負であるか否か
の判別が行われ(ステップ405)、noと判別された
ときにはそのままステップ407へ進み、yesと判別
されたときにはステップ406において減衰係数Cre
qが0に設定される。次に、目標制御段Saを求めるた
めの各制御段の減衰係数がステップ400において選択
されたC1(j)〜Cn(j)に設定され、このC1
(j)〜Cn(j)より減衰係数Creqに最も近い減
衰係数Caが選定され、選定された減衰係数に対応する
ショックアブソーバの制御段が目標制御段Saとして設
定される(ステップ407)。
の判別が行われ(ステップ405)、noと判別された
ときにはそのままステップ407へ進み、yesと判別
されたときにはステップ406において減衰係数Cre
qが0に設定される。次に、目標制御段Saを求めるた
めの各制御段の減衰係数がステップ400において選択
されたC1(j)〜Cn(j)に設定され、このC1
(j)〜Cn(j)より減衰係数Creqに最も近い減
衰係数Caが選定され、選定された減衰係数に対応する
ショックアブソーバの制御段が目標制御段Saとして設
定される(ステップ407)。
【0314】次に、アクチュエータ18へ供給される駆
動電流の通電時間Teがステップ402において選択さ
れた抗体の通電時間Te(j)に設定され、ショックア
ブソーバの制御段を目標制御段Saに設定するための駆
動電流が通電時間Te(j)の間、アクチュエータ18
へ出力される。これによりショックアブソーバの制御段
が目標制御段に制御され、ショックアブソーバの制御段
が目標制御段に制御された状態でスカイフック制御(試
行)が行われる。
動電流の通電時間Teがステップ402において選択さ
れた抗体の通電時間Te(j)に設定され、ショックア
ブソーバの制御段を目標制御段Saに設定するための駆
動電流が通電時間Te(j)の間、アクチュエータ18
へ出力される。これによりショックアブソーバの制御段
が目標制御段に制御され、ショックアブソーバの制御段
が目標制御段に制御された状態でスカイフック制御(試
行)が行われる。
【0315】次に、抗原抗体間の親和度のν(j)の演
算を行う(図9のステップ25参照)。即ち、上下加速
度センサ22により検出された車体の上下加速度Gzを
フィルタを介して取り込み、試行時間分積分して抗原抗
体間の親和度ν(j)を求める。
算を行う(図9のステップ25参照)。即ち、上下加速
度センサ22により検出された車体の上下加速度Gzを
フィルタを介して取り込み、試行時間分積分して抗原抗
体間の親和度ν(j)を求める。
【0316】なお、抗体の試行は抗体1〜抗体mの各抗
体について行われ、各抗体(抗体1〜抗体m)について
抗原抗体間の親和度のν(j)が求められる。そして、
この各抗体についてのて抗原抗体間の親和度ν1〜νmを
算出した後に、図62に示すフローチャートのステップ
394に進む。
体について行われ、各抗体(抗体1〜抗体m)について
抗原抗体間の親和度のν(j)が求められる。そして、
この各抗体についてのて抗原抗体間の親和度ν1〜νmを
算出した後に、図62に示すフローチャートのステップ
394に進む。
【0317】次に、IA制御における新世代の抗体の産
生(ステージ1)について説明する。新世代の抗体の産
生は、図62のステップ394〜ステップ398におい
て行われる。図62のステップ392〜ステップ398
の処理は、図2のステップ5〜ステップ9に示す処理と
同一の処理であり、しきい値を超えた飽和度を持つ抗体
を記憶細胞、即ちデータベースに記憶させ(ステップ3
95、396)、システムにおいて試行を行っている抗
体の中で抗体抗原間の親和度の劣るn個の抗体等を抹消
させ、抗体の交配を行ない抹消した個数分の抗体の産生
を行う(ステップ397、398)。
生(ステージ1)について説明する。新世代の抗体の産
生は、図62のステップ394〜ステップ398におい
て行われる。図62のステップ392〜ステップ398
の処理は、図2のステップ5〜ステップ9に示す処理と
同一の処理であり、しきい値を超えた飽和度を持つ抗体
を記憶細胞、即ちデータベースに記憶させ(ステップ3
95、396)、システムにおいて試行を行っている抗
体の中で抗体抗原間の親和度の劣るn個の抗体等を抹消
させ、抗体の交配を行ない抹消した個数分の抗体の産生
を行う(ステップ397、398)。
【0318】なお、図62のステップ392〜ステップ
398の処理は、スカイフック制御及びIA制御のステ
ージ1(図7参照)の間に複数回繰り返される。従っ
て、新しい抗体が順次生まれ抗体の進化が継続して進む
こととなる。
398の処理は、スカイフック制御及びIA制御のステ
ージ1(図7参照)の間に複数回繰り返される。従っ
て、新しい抗体が順次生まれ抗体の進化が継続して進む
こととなる。
【0319】また、スカイフック制御において抗体の試
行(ステージ1)に続き、ステージ2の制御、即ち、最
も抗原抗体間の親和度の値の小さい抗体を用いたスカイ
フック制御が上述の図10のフローチャートの処理によ
り一定時間行われる。
行(ステージ1)に続き、ステージ2の制御、即ち、最
も抗原抗体間の親和度の値の小さい抗体を用いたスカイ
フック制御が上述の図10のフローチャートの処理によ
り一定時間行われる。
【0320】以上説明したように、この第13の実施形
態においては、ステージ1〜2の順にスカイフック制御
及びIA制御が実行され、ステージ2が完了するとステ
ージ1〜2が再度繰返し実行される。即ち、ステージ1
において抗体を試行しながら車両を走行させ、試行終了
後ステージ2において最も抗原との親和度の良い抗体、
即ち通電時間Te及び減衰係数C1(j)〜Cn(j)
に基づいてスカイフック制御によるショックアブソーバ
の減衰力の制御が実行される。
態においては、ステージ1〜2の順にスカイフック制御
及びIA制御が実行され、ステージ2が完了するとステ
ージ1〜2が再度繰返し実行される。即ち、ステージ1
において抗体を試行しながら車両を走行させ、試行終了
後ステージ2において最も抗原との親和度の良い抗体、
即ち通電時間Te及び減衰係数C1(j)〜Cn(j)
に基づいてスカイフック制御によるショックアブソーバ
の減衰力の制御が実行される。
【0321】従って、この第13の実施形態によれば、
駆動電源12Aの電圧が低下し、通電時間Teが不足し
てアクチュエータ16に脱調が生じるようになると、抗
体の試行によって得られた抗原との親和度が最も良い抗
体、即ち、通電時間Teがその低い駆動電圧に適した比
較的長い値に設定されるので、これに対応してアクチュ
エータの昇段及び後段の速度が低下され、脱調が頻繁に
生じたり脱調が更に悪化する虞れが低減される。
駆動電源12Aの電圧が低下し、通電時間Teが不足し
てアクチュエータ16に脱調が生じるようになると、抗
体の試行によって得られた抗原との親和度が最も良い抗
体、即ち、通電時間Teがその低い駆動電圧に適した比
較的長い値に設定されるので、これに対応してアクチュ
エータの昇段及び後段の速度が低下され、脱調が頻繁に
生じたり脱調が更に悪化する虞れが低減される。
【0322】また、通電時間Teが長くなり過ぎると、
ショックアブソーバの減衰力が応答性よく制御されなく
なり、そのため抗原抗体間の親和度が低下するので、交
配、試行、評価の繰返しによって通電時間が過剰の抗体
が抹消されることにより通電時間が過剰に長く設定され
ることが抑制され、これによりショックアブソーバの減
衰力制御の応答性が著しく損なわれることも防止され
る。
ショックアブソーバの減衰力が応答性よく制御されなく
なり、そのため抗原抗体間の親和度が低下するので、交
配、試行、評価の繰返しによって通電時間が過剰の抗体
が抹消されることにより通電時間が過剰に長く設定され
ることが抑制され、これによりショックアブソーバの減
衰力制御の応答性が著しく損なわれることも防止され
る。
【0323】更に、ショックアブソーバ等に経時変化が
生じても、その経時変化に伴うショックアブソーバの実
際の各制御段の減衰係数の変化に対応して減衰係数Ci
(j)が最適に設定されるので、ショックアブソーバ等
の経時変化に拘らずスカイフック理論に基づくショック
アブソーバの制御を最適に実行して車体の振動を最適に
制御することができる。
生じても、その経時変化に伴うショックアブソーバの実
際の各制御段の減衰係数の変化に対応して減衰係数Ci
(j)が最適に設定されるので、ショックアブソーバ等
の経時変化に拘らずスカイフック理論に基づくショック
アブソーバの制御を最適に実行して車体の振動を最適に
制御することができる。
【0324】第14の実施の形態 次に、図65〜図68を参照して、この発明の第14の
実施の形態にかかるサスペンション制御方法について説
明する。
実施の形態にかかるサスペンション制御方法について説
明する。
【0325】図65は、第14の実施の形態にかかるサ
スペンション制御方法において用いられる減衰力制御装
置の概略構成図である。この減衰力制御装置111は、
第1の実施の形態にかかる減衰力制御装置10の車高セ
ンサ20及び上下加速度センサ22を前左輪fl、前右
輪fr、後左輪rl、後右輪rrのそれぞれに備える
(車高センサ20fl,20fr,20rl,20r
r、上下加速度センサ22fl,22fr,22rl,
22rr)ものである。
スペンション制御方法において用いられる減衰力制御装
置の概略構成図である。この減衰力制御装置111は、
第1の実施の形態にかかる減衰力制御装置10の車高セ
ンサ20及び上下加速度センサ22を前左輪fl、前右
輪fr、後左輪rl、後右輪rrのそれぞれに備える
(車高センサ20fl,20fr,20rl,20r
r、上下加速度センサ22fl,22fr,22rl,
22rr)ものである。
【0326】また、図中、符号16fl,16fr,1
6rl,16rrで示すものは、各輪に備えられている
ショックアブソーバであり、符号18fl,18fr,
18rl,18rrで示すものは、各輪に備えられてい
るショックアブソーバ16fl,16fr,16rl,
16rrを制御するためのアクチュエータである。
6rl,16rrで示すものは、各輪に備えられている
ショックアブソーバであり、符号18fl,18fr,
18rl,18rrで示すものは、各輪に備えられてい
るショックアブソーバ16fl,16fr,16rl,
16rrを制御するためのアクチュエータである。
【0327】次に、図66〜図68にしたがって第14
の実施の形態にかかるサスペンション制御について説明
する。このサスペンション制御においては、第1の実施
の形態と同様に、スカイフック制御において抗体の試行
(ステージ1)、最も抗原抗体間の親和度の良い抗体を
用いたスカイフック制御(ステージ2)が繰り返され、
IA制御において新世代の抗体の産生(ステージ1)、
休み(ステージ2)が繰り返される(図7参照)。
の実施の形態にかかるサスペンション制御について説明
する。このサスペンション制御においては、第1の実施
の形態と同様に、スカイフック制御において抗体の試行
(ステージ1)、最も抗原抗体間の親和度の良い抗体を
用いたスカイフック制御(ステージ2)が繰り返され、
IA制御において新世代の抗体の産生(ステージ1)、
休み(ステージ2)が繰り返される(図7参照)。
【0328】まず、スカイフック制御における抗体の試
行(ステージ1)について説明する。図66のフローチ
ャートに示すように、システムの入力情報として抗原を
認識する(ステップ410)。即ち、IA制御ブロック
14は、上下加速度センサ22fl,22fr,22r
l,22rrからばね上加速度を取り込み、ばね上の上
下速度を求めこれを抗原として認識する。
行(ステージ1)について説明する。図66のフローチ
ャートに示すように、システムの入力情報として抗原を
認識する(ステップ410)。即ち、IA制御ブロック
14は、上下加速度センサ22fl,22fr,22r
l,22rrからばね上加速度を取り込み、ばね上の上
下速度を求めこれを抗原として認識する。
【0329】次に、初期抗体群の生成を行う(ステップ
411)。即ち、抗原(ばね上の上下速度)に対する抗
体として図67に示す抗体I(j)(j=1〜m)をI
A制御ブロック14内のデータベース(図示せず)から
読み出す。ここで抗体Iは、一つのスカイフック減衰係
数Cs(j)と各モード(ヒーブモード、ピッチモー
ド、ロールモード)の重み係数KH(j)、KP
(j)、KR(j)との組合せを抗体情報とする抗体I
(j)(j=1〜m)により構成される。
411)。即ち、抗原(ばね上の上下速度)に対する抗
体として図67に示す抗体I(j)(j=1〜m)をI
A制御ブロック14内のデータベース(図示せず)から
読み出す。ここで抗体Iは、一つのスカイフック減衰係
数Cs(j)と各モード(ヒーブモード、ピッチモー
ド、ロールモード)の重み係数KH(j)、KP
(j)、KR(j)との組合せを抗体情報とする抗体I
(j)(j=1〜m)により構成される。
【0330】次に、抗体間の親和度の演算を行う(ステ
ップ412)。即ち、抗体Kと抗体Jの親和度ξKJは、
次に示す数式15により求められる。
ップ412)。即ち、抗体Kと抗体Jの親和度ξKJは、
次に示す数式15により求められる。
【0331】
【数15】
【0332】次に、抗体の試行を行うことにより抗原と
各抗体間の親和度の演算を行う(ステップ413)。こ
の抗体の試行は、スカイフック制御ブロック12におい
て行われるものであり、第1の実施の形態の説明で用い
た図9のフローチャートで示す処理に基づき行われる。
即ち、制御パラメータを抗体I(j)に設定してスカイ
フック制御(試行)を一定時間行なう。
各抗体間の親和度の演算を行う(ステップ413)。こ
の抗体の試行は、スカイフック制御ブロック12におい
て行われるものであり、第1の実施の形態の説明で用い
た図9のフローチャートで示す処理に基づき行われる。
即ち、制御パラメータを抗体I(j)に設定してスカイ
フック制御(試行)を一定時間行なう。
【0333】なお、図9のフローチャートのステップ2
2の処理(スカイフック制御)は、図68のフローチャ
ートに基づき行われる。即ち、アクチュエータ18の制
御パラメータがスカイフック制御ブロック12において
選択された(図9のステップ21参照)抗体I(j)の
抗体情報に設定され(ステップ420)、車高センサ2
0fl,20fr,20rl,20rrにより検出され
バンドパスフィルタ処理された車高Hを示す信号及び上
下加速度センサ22fl,22fr,22rl,22r
rにより検出されバンドパスフィルタ処理された車体の
上下加速度Gzを示す信号の読み込みが行わる(ステッ
プ421)。
2の処理(スカイフック制御)は、図68のフローチャ
ートに基づき行われる。即ち、アクチュエータ18の制
御パラメータがスカイフック制御ブロック12において
選択された(図9のステップ21参照)抗体I(j)の
抗体情報に設定され(ステップ420)、車高センサ2
0fl,20fr,20rl,20rrにより検出され
バンドパスフィルタ処理された車高Hを示す信号及び上
下加速度センサ22fl,22fr,22rl,22r
rにより検出されバンドパスフィルタ処理された車体の
上下加速度Gzを示す信号の読み込みが行わる(ステッ
プ421)。
【0334】次に、各輪の車高Hk(k=fl、fr、
rl、rr)を微分することにより各ショックアブソー
バのストローク速度Vpkが演算され(ステップ42
2)、各輪の車体の上下加速度Gzk(k=fl、f
r、rl、rr)を積分することによりばね上速度Vz
kが演算される(ステップ423)。
rl、rr)を微分することにより各ショックアブソー
バのストローク速度Vpkが演算され(ステップ42
2)、各輪の車体の上下加速度Gzk(k=fl、f
r、rl、rr)を積分することによりばね上速度Vz
kが演算される(ステップ423)。
【0335】次に、数式16にしたがって車体速度のヒ
ーブモード成分Gh、ピッチモード成分Gp、ロールモ
ード成分Grが演算される(ステップ424)。
ーブモード成分Gh、ピッチモード成分Gp、ロールモ
ード成分Grが演算される(ステップ424)。
【0336】
【数16】
【0337】また、数式17したがってヒーブモード成
分Gha、ピッチモード成分Gpa、ロールモード成分
Graに重みが乗算されることにより、重み付け後の各
モード成分Gha、Gpa、Graが演算される(ステ
ップ425)。
分Gha、ピッチモード成分Gpa、ロールモード成分
Graに重みが乗算されることにより、重み付け後の各
モード成分Gha、Gpa、Graが演算される(ステ
ップ425)。
【0338】
【数17】
【0339】更に、数式18にしたがって各輪の補正後
のばね上速度Vzak(k=fl、fr、rl、rr)
が演算される(ステップ426)。
のばね上速度Vzak(k=fl、fr、rl、rr)
が演算される(ステップ426)。
【0340】
【数18】
【0341】次に、ステップ102において設定された
スカイフック減衰係数Cs(j)、ステップ422にお
いて演算されたストローク速度Vpk及び上記ばね上速
度Vzakに基づき下記の数式19に従ってスカイフッ
クの演算が行われることにより、各ショックアブソーバ
16に要求される減衰係数Creqk(k=fl、f
r、rl、rr)が演算される(ステップ427)。
スカイフック減衰係数Cs(j)、ステップ422にお
いて演算されたストローク速度Vpk及び上記ばね上速
度Vzakに基づき下記の数式19に従ってスカイフッ
クの演算が行われることにより、各ショックアブソーバ
16に要求される減衰係数Creqk(k=fl、f
r、rl、rr)が演算される(ステップ427)。
【0342】
【数19】
【0343】次に、減衰係数Creqkが負であるか否
かの判別が行われ(ステップ428)、ここでnoと判
断された場合にはステップ430へ進み、yesと判断
された場合にはステップ429において減衰係数Cre
qkが0に設定される。なお、ステップ428及びステ
ップ429の処理は、前左輪(k=fl)、前右輪(k
=fr)、後左輪(k=rl)、後右輪(k=rr)の
順に各輪について行われる。
かの判別が行われ(ステップ428)、ここでnoと判
断された場合にはステップ430へ進み、yesと判断
された場合にはステップ429において減衰係数Cre
qkが0に設定される。なお、ステップ428及びステ
ップ429の処理は、前左輪(k=fl)、前右輪(k
=fr)、後左輪(k=rl)、後右輪(k=rr)の
順に各輪について行われる。
【0344】次に、減衰係数Creqkに最も近い減衰
係数Cakがショックアブソーバの各制御段に対応する
減衰係数より選定され、その選定された減衰係数に対応
する各ショックアブソーバの制御段が目標制御段Sak
として設定される(ステップ430)。そしてショック
アブソーバの制御段を目標制御段Saに設定するための
制御信号がアクチュエータ18へ出力され、これにより
各ショックアブソーバの制御段が目標制御段に制御され
る(ステップ431)。
係数Cakがショックアブソーバの各制御段に対応する
減衰係数より選定され、その選定された減衰係数に対応
する各ショックアブソーバの制御段が目標制御段Sak
として設定される(ステップ430)。そしてショック
アブソーバの制御段を目標制御段Saに設定するための
制御信号がアクチュエータ18へ出力され、これにより
各ショックアブソーバの制御段が目標制御段に制御され
る(ステップ431)。
【0345】次に、抗原抗体間の親和度のν(j)の演
算を行う(図9のステップ25参照)。即ち、上下加速
度センサ22fl,22fr,22rl,22rrによ
り検出されバンドパスフィルタ処理された車体の上下加
速度Gzを試行時間分積分して抗原抗体間の親和度ν
(j)を求める。
算を行う(図9のステップ25参照)。即ち、上下加速
度センサ22fl,22fr,22rl,22rrによ
り検出されバンドパスフィルタ処理された車体の上下加
速度Gzを試行時間分積分して抗原抗体間の親和度ν
(j)を求める。
【0346】なお、抗体の試行は抗体1〜抗体mの各抗
体について行われ、各抗体について抗原抗体間の親和度
のν(j)が求められる。そして、この各抗体について
の抗原抗体間の親和度ν1〜νmを算出した後に、図66
のステップ414に進む。
体について行われ、各抗体について抗原抗体間の親和度
のν(j)が求められる。そして、この各抗体について
の抗原抗体間の親和度ν1〜νmを算出した後に、図66
のステップ414に進む。
【0347】次に、IA制御における新世代の抗体の産
生(ステージ1)について説明する。新世代の抗体の産
生は、図66のステップ414〜ステップ418におい
て行われる。図66のステップ414〜ステップ418
の処理は、図2のステップ5〜ステップ9に示す処理と
同一の処理であり、しきい値を超えた飽和度を持つ抗体
を記憶細胞、即ちデータベースに記憶させ(ステップ4
15、416)、システムにおいて試行を行っている抗
体の中で抗体抗原間の親和度の劣るn個の抗体等を抹消
させ、抗体の交配を行ない抹消した個数分の抗体の産生
を行う(ステップ417、418)。
生(ステージ1)について説明する。新世代の抗体の産
生は、図66のステップ414〜ステップ418におい
て行われる。図66のステップ414〜ステップ418
の処理は、図2のステップ5〜ステップ9に示す処理と
同一の処理であり、しきい値を超えた飽和度を持つ抗体
を記憶細胞、即ちデータベースに記憶させ(ステップ4
15、416)、システムにおいて試行を行っている抗
体の中で抗体抗原間の親和度の劣るn個の抗体等を抹消
させ、抗体の交配を行ない抹消した個数分の抗体の産生
を行う(ステップ417、418)。
【0348】なお、新しい抗体を産生した場合には、ヒ
ーブモードの重みKH(j)が下限値KHminより小
さいか否かの判別が行われ、小さいと判別されたときに
は重みKH(j)が下限値KHminに設定される。ま
た、ヒーブモードの重みKH(j)が上限値KHmax
より大きいか否かの判別が行われ、大きいと判別された
ときには、重みKH(j)が上限値KHmaxに設定さ
れる。ピッチモードの重みKP(j)、ロールモードの
重みKR(j)についても同様の処理が行われる。
ーブモードの重みKH(j)が下限値KHminより小
さいか否かの判別が行われ、小さいと判別されたときに
は重みKH(j)が下限値KHminに設定される。ま
た、ヒーブモードの重みKH(j)が上限値KHmax
より大きいか否かの判別が行われ、大きいと判別された
ときには、重みKH(j)が上限値KHmaxに設定さ
れる。ピッチモードの重みKP(j)、ロールモードの
重みKR(j)についても同様の処理が行われる。
【0349】また、上述の図66のステップ412〜ス
テップ418の処理は、スカイフック制御及びIA制御
のステージ1(図7参照)の間に複数回繰り返される。
従って、新しい抗体が順次生まれ抗体の進化が継続して
進むこととなる。
テップ418の処理は、スカイフック制御及びIA制御
のステージ1(図7参照)の間に複数回繰り返される。
従って、新しい抗体が順次生まれ抗体の進化が継続して
進むこととなる。
【0350】また、スカイフック制御において新抗体の
試行(ステージ1)に続き、ステージ2の制御、即ち、
最も抗原抗体間の親和度の値の小さい抗体を用いたスカ
イフック制御が上述の図10のフローチャートの処理に
より一定時間行われる。
試行(ステージ1)に続き、ステージ2の制御、即ち、
最も抗原抗体間の親和度の値の小さい抗体を用いたスカ
イフック制御が上述の図10のフローチャートの処理に
より一定時間行われる。
【0351】以上説明したように、この第14の実施形
態においては、ステージ1〜2の順にスカイフック制御
及びIA制御が実行され、ステージ2が完了するとステ
ージ1〜2が再度繰返し実行される。即ち、ステージ1
において抗体を試行しながら車両を走行させ、試行終了
後ステージ2において最も抗原との親和度の良い抗体に
基づいてスカイフック制御によるショックアブソーバの
減衰力の制御が実行される。
態においては、ステージ1〜2の順にスカイフック制御
及びIA制御が実行され、ステージ2が完了するとステ
ージ1〜2が再度繰返し実行される。即ち、ステージ1
において抗体を試行しながら車両を走行させ、試行終了
後ステージ2において最も抗原との親和度の良い抗体に
基づいてスカイフック制御によるショックアブソーバの
減衰力の制御が実行される。
【0352】この第14の実施の形態によれば、各輪の
ばね上加速度に基づきばね上速度Vzkが演算されると
共に各輪のばね上速度に基づき車体速度の各モード成分
Gh、Gp、Grが演算され、各モード成分に重み付け
が行われることにより補正後の各モード成分Gha、G
pa、Graが演算される。また、補正後の各モード成
分に基づき補正後の各輪のばね上速度Vzakが演算さ
れ、補正後の各輪のばね上速度に基づきスカイフックの
演算が行われることにより各輪のショックアブソーバに
要求される減衰係数Creqkが演算され、スカイフッ
ク減衰係数及び各モード成分に対する重みKH、KP、
KRがIAにより最適化される。
ばね上加速度に基づきばね上速度Vzkが演算されると
共に各輪のばね上速度に基づき車体速度の各モード成分
Gh、Gp、Grが演算され、各モード成分に重み付け
が行われることにより補正後の各モード成分Gha、G
pa、Graが演算される。また、補正後の各モード成
分に基づき補正後の各輪のばね上速度Vzakが演算さ
れ、補正後の各輪のばね上速度に基づきスカイフックの
演算が行われることにより各輪のショックアブソーバに
要求される減衰係数Creqkが演算され、スカイフッ
ク減衰係数及び各モード成分に対する重みKH、KP、
KRがIAにより最適化される。
【0353】従って、各モード成分の重みが一定の値に
設定される従来の場合に比してショックアブソーバの減
衰力を最適に制御し、これによりショックアブソーバ等
に経時変化が生じても車体のヒーブモード、ピッチモー
ド、ロールモードの振動を最適に制御することができ
る。
設定される従来の場合に比してショックアブソーバの減
衰力を最適に制御し、これによりショックアブソーバ等
に経時変化が生じても車体のヒーブモード、ピッチモー
ド、ロールモードの振動を最適に制御することができ
る。
【0354】また、新しい抗体のスカイフック減衰係数
Cs(j)が必ず下限値Csmin以上で上限値Csm
ax以下の値に設定され、また抗体の各モード成分の重
み(KH(j)、KP(j)、KR(j))がそれぞれ
下限値以上で上限値以下の値に設定されるので、抗体の
交配によりスカイフック減衰係数や各モード成分の重み
が発散して不適切な設定されることを確実に防止し、こ
れにより上限値及び下限値が設定されない場合に比して
早くスカイフック減衰係数等をそれらの最適値に到達さ
せることができる。
Cs(j)が必ず下限値Csmin以上で上限値Csm
ax以下の値に設定され、また抗体の各モード成分の重
み(KH(j)、KP(j)、KR(j))がそれぞれ
下限値以上で上限値以下の値に設定されるので、抗体の
交配によりスカイフック減衰係数や各モード成分の重み
が発散して不適切な設定されることを確実に防止し、こ
れにより上限値及び下限値が設定されない場合に比して
早くスカイフック減衰係数等をそれらの最適値に到達さ
せることができる。
【0355】第15の実施の形態 次に、図69〜図71を参照して、この発明の第15の
実施の形態にかかるサスペンション制御方法について説
明する。
実施の形態にかかるサスペンション制御方法について説
明する。
【0356】この第15の実施の形態にかかるサスペン
ション制御方法においては、第13の実施の形態で用い
たのと同一の減衰力制御装置が用いられる(図60、図
61参照)。
ション制御方法においては、第13の実施の形態で用い
たのと同一の減衰力制御装置が用いられる(図60、図
61参照)。
【0357】次に、この第15の実施の形態にかかるサ
スペンション制御について説明する。このサスペンショ
ン制御においては、第1の実施の形態と同様に、スカイ
フック制御において抗体の試行(ステージ1)、最も抗
原抗体間の親和度の良い抗体を用いたスカイフック制御
(ステージ2)が繰り返され、IA制御において新世代
の抗体の産生(ステージ1)、休み(ステージ2)が繰
り返される(図7参照)。
スペンション制御について説明する。このサスペンショ
ン制御においては、第1の実施の形態と同様に、スカイ
フック制御において抗体の試行(ステージ1)、最も抗
原抗体間の親和度の良い抗体を用いたスカイフック制御
(ステージ2)が繰り返され、IA制御において新世代
の抗体の産生(ステージ1)、休み(ステージ2)が繰
り返される(図7参照)。
【0358】まず、スカイフック制御における抗体の試
行(ステージ1)について説明する。図69のフローチ
ャートに示すように、システムの入力情報として抗原を
認識する(ステップ440)。即ち、IA制御ブロック
14は、上下加速度センサ22から取り込んだばね上加
速度及びロッド加速度を抗原として認識する。
行(ステージ1)について説明する。図69のフローチ
ャートに示すように、システムの入力情報として抗原を
認識する(ステップ440)。即ち、IA制御ブロック
14は、上下加速度センサ22から取り込んだばね上加
速度及びロッド加速度を抗原として認識する。
【0359】次に、初期抗体群の生成を行う(ステップ
441)。即ち、抗原(ばね上加速度及びロッド加速
度)に対する抗体として図70に示す抗体I(j)(j
=1〜m)をIA制御ブロック14内のデータベース
(図示せず)から読み出す。ここで抗体I(j)は、通
電時間(Te(j))、最大切換段数(Sg(j))及
び駆動電圧(Vd(j))により構成される。
441)。即ち、抗原(ばね上加速度及びロッド加速
度)に対する抗体として図70に示す抗体I(j)(j
=1〜m)をIA制御ブロック14内のデータベース
(図示せず)から読み出す。ここで抗体I(j)は、通
電時間(Te(j))、最大切換段数(Sg(j))及
び駆動電圧(Vd(j))により構成される。
【0360】次に、抗体間の親和度の演算を行う(ステ
ップ442)。即ち、抗体Kと抗体Jの親和度ξKJは、
次に示す数式20により求められる。
ップ442)。即ち、抗体Kと抗体Jの親和度ξKJは、
次に示す数式20により求められる。
【0361】
【数20】
【0362】なお、各重み係数の関係は、切り換え異音
対策への寄与度からβ>α>γとされる。
対策への寄与度からβ>α>γとされる。
【0363】次に、抗体の試行を行うことにより抗原と
各抗体間の親和度の演算を行う(ステップ443)。こ
の抗体の試行は、スカイフック制御ブロック12におい
て行われるものであり、第1の実施の形態の説明で用い
た図9のフローチャートで示す処理に基づき行われる。
即ち、順次制御パラメータを抗体I(j)に設定してス
カイフック制御(試行)を一定時間行なう。
各抗体間の親和度の演算を行う(ステップ443)。こ
の抗体の試行は、スカイフック制御ブロック12におい
て行われるものであり、第1の実施の形態の説明で用い
た図9のフローチャートで示す処理に基づき行われる。
即ち、順次制御パラメータを抗体I(j)に設定してス
カイフック制御(試行)を一定時間行なう。
【0364】なお、図9のフローチャートのステップ2
2の処理(スカイフック制御)は、図71に示すフロー
チャートに基づき行われる。即ち、アクチュエータ18
の制御パラメータがスカイフック制御ブロック12にお
いて選択された(図9のステップ21参照)抗体I
(j)の抗体情報に設定され(ステップ450)、車高
センサ20により検出されバンドパスフィルタ処理され
た車高Hを示す信号及び上下加速度センサ22により検
出されバンドパスフィルタ処理された車体の上下加速度
Gzを示す信号の読み込みが行わる(ステップ45
1)。
2の処理(スカイフック制御)は、図71に示すフロー
チャートに基づき行われる。即ち、アクチュエータ18
の制御パラメータがスカイフック制御ブロック12にお
いて選択された(図9のステップ21参照)抗体I
(j)の抗体情報に設定され(ステップ450)、車高
センサ20により検出されバンドパスフィルタ処理され
た車高Hを示す信号及び上下加速度センサ22により検
出されバンドパスフィルタ処理された車体の上下加速度
Gzを示す信号の読み込みが行わる(ステップ45
1)。
【0365】次に、車高Hを微分することによりショッ
クアブソーバのストローク速度Vpが演算され(ステッ
プ452)、車体の上下加速度Gzを積分することによ
りばね上速度Vzが演算される(ステップ453)。ま
た、ショックアブソーバ16に要求される減衰係数Cr
eqが演算される(ステップ454)。
クアブソーバのストローク速度Vpが演算され(ステッ
プ452)、車体の上下加速度Gzを積分することによ
りばね上速度Vzが演算される(ステップ453)。ま
た、ショックアブソーバ16に要求される減衰係数Cr
eqが演算される(ステップ454)。
【0366】次に、減衰係数Creqが負であるか否か
の判別が行われ(ステップ455)、noと判断された
ときにはそのままステップ457へ進み、yesと判断
されたときにはステップ456において減衰係数Cre
qが0に設定される。次に、目標制御段を求めるための
各制御段の減衰係数がステップ450において選択され
たC1(j)〜Cn(j)に設定され、このC1(j)
〜Cn(j)より減衰係数Creqに最も近い減衰係数
Caが選定され、選定された減衰係数に対応するショッ
クアブソーバの制御段が目標制御段Saとして設定され
る(ステップ457)。
の判別が行われ(ステップ455)、noと判断された
ときにはそのままステップ457へ進み、yesと判断
されたときにはステップ456において減衰係数Cre
qが0に設定される。次に、目標制御段を求めるための
各制御段の減衰係数がステップ450において選択され
たC1(j)〜Cn(j)に設定され、このC1(j)
〜Cn(j)より減衰係数Creqに最も近い減衰係数
Caが選定され、選定された減衰係数に対応するショッ
クアブソーバの制御段が目標制御段Saとして設定され
る(ステップ457)。
【0367】次に、現在の制御段をSpとして制御段の
変化幅Sa−Spがステップ450において選択された
抗体の最大許容切換段数Sg(j)を越えているか否か
の判別が行われ、noと判断されたときにはステップ4
60へ進み、yesと判断された場合にはステップ45
9において目標制御段SaがSp+Sg(j)に設定さ
れる。
変化幅Sa−Spがステップ450において選択された
抗体の最大許容切換段数Sg(j)を越えているか否か
の判別が行われ、noと判断されたときにはステップ4
60へ進み、yesと判断された場合にはステップ45
9において目標制御段SaがSp+Sg(j)に設定さ
れる。
【0368】ステップ460においては、Sa−Spが
−Sg(j)未満であるか否かの判別が行われ、noと
判断された場合にはそのままステップ462へ進み、y
esと判断された場合にはステップ461において目標
制御弁SaがSp−Sg(j)に設定される。ステップ
462においては駆動電流の通電時間及び駆動電圧がそ
れぞれ450において設定されたTe(j)及びVd
(j)に設定された状態で、ショックアブソーバの制御
段を目標制御段Saに設定するための駆動電流がアクチ
ュエータ18へ出力され、これによりショックアブソー
バの制御段が目標制御段に制御される。
−Sg(j)未満であるか否かの判別が行われ、noと
判断された場合にはそのままステップ462へ進み、y
esと判断された場合にはステップ461において目標
制御弁SaがSp−Sg(j)に設定される。ステップ
462においては駆動電流の通電時間及び駆動電圧がそ
れぞれ450において設定されたTe(j)及びVd
(j)に設定された状態で、ショックアブソーバの制御
段を目標制御段Saに設定するための駆動電流がアクチ
ュエータ18へ出力され、これによりショックアブソー
バの制御段が目標制御段に制御される。
【0369】次に、抗原抗体間の親和度のν(j)の演
算を行う(図9のステップ25参照)。即ち、上下加速
度センサ22により検出された車体の上下加速度Gzフ
ィルタを介して取り込み、試行時間分積分して抗原抗体
間の親和度νを求める。
算を行う(図9のステップ25参照)。即ち、上下加速
度センサ22により検出された車体の上下加速度Gzフ
ィルタを介して取り込み、試行時間分積分して抗原抗体
間の親和度νを求める。
【0370】なお、抗体の試行は抗体1〜抗体mの各抗
体について行われ、各抗体について抗原抗体間の親和度
のν(j)が求められる。そして、この各抗体について
の抗原抗体間の親和度ν1〜νmを算出した後に、図69
のステップ444に進む。
体について行われ、各抗体について抗原抗体間の親和度
のν(j)が求められる。そして、この各抗体について
の抗原抗体間の親和度ν1〜νmを算出した後に、図69
のステップ444に進む。
【0371】次に、IA制御における新世代の抗体の産
生(ステージ1)について説明する。新世代の抗体の産
生は、図69のステップ444〜ステップ448におい
て行われる。図69のステップ442〜ステップ448
の処理は、図2のステップ5〜ステップ9に示す処理と
同一の処理であり、しきい値を超えた飽和度を持つ抗体
を記憶細胞、即ちデータベースに記憶させ(ステップ4
45、446)、システムにおいて試行を行っている抗
体の中で抗体抗原間の親和度の劣るn個の抗体等を抹消
させ、抗体の交配を行ない抹消した個数分の抗体の産生
を行う(ステップ447、448)。
生(ステージ1)について説明する。新世代の抗体の産
生は、図69のステップ444〜ステップ448におい
て行われる。図69のステップ442〜ステップ448
の処理は、図2のステップ5〜ステップ9に示す処理と
同一の処理であり、しきい値を超えた飽和度を持つ抗体
を記憶細胞、即ちデータベースに記憶させ(ステップ4
45、446)、システムにおいて試行を行っている抗
体の中で抗体抗原間の親和度の劣るn個の抗体等を抹消
させ、抗体の交配を行ない抹消した個数分の抗体の産生
を行う(ステップ447、448)。
【0372】なお、図69のステップ442〜ステップ
448の処理は、スカイフック制御及びIA制御のステ
ージ1(図7参照)の間に複数回繰り返される。従っ
て、新しい抗体が順次生まれ抗体の進化が継続して進む
こととなる。
448の処理は、スカイフック制御及びIA制御のステ
ージ1(図7参照)の間に複数回繰り返される。従っ
て、新しい抗体が順次生まれ抗体の進化が継続して進む
こととなる。
【0373】また、スカイフック制御において抗体の試
行(ステージ1)に続き、ステージ2の制御、即ち、最
も抗原抗体間の親和度の良い抗体を用いたスカイフック
制御が上述の図10のフローチャートの処理により一定
時間行われる。
行(ステージ1)に続き、ステージ2の制御、即ち、最
も抗原抗体間の親和度の良い抗体を用いたスカイフック
制御が上述の図10のフローチャートの処理により一定
時間行われる。
【0374】この第15の実施の形態のサスペンション
制御方法によれば、抗原抗体間の親和度の最も高い抗体
の通電時間Te及び駆動電圧Vdによりスカイフック制
御によるショックアブソーバの減衰力の制御が実行さ
れ、またこの場合制御段の最大切り換え幅が評価値が最
も高い抗体の最大許容切換段数に制限される。
制御方法によれば、抗原抗体間の親和度の最も高い抗体
の通電時間Te及び駆動電圧Vdによりスカイフック制
御によるショックアブソーバの減衰力の制御が実行さ
れ、またこの場合制御段の最大切り換え幅が評価値が最
も高い抗体の最大許容切換段数に制限される。
【0375】従ってスカイフック理論に基づくショック
アブソーバの減衰力制御において、制御段切り換え時の
異音の発生を防止しつつできるだけ応答性よくショック
アブソーバの減衰力を制御することができる。
アブソーバの減衰力制御において、制御段切り換え時の
異音の発生を防止しつつできるだけ応答性よくショック
アブソーバの減衰力を制御することができる。
【0376】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、減衰力制
御における減衰力を免疫アルゴリズムを用いて求めるこ
とで、環境が変化した場合であっても速やかに減衰力の
最適値を求めることができる。
御における減衰力を免疫アルゴリズムを用いて求めるこ
とで、環境が変化した場合であっても速やかに減衰力の
最適値を求めることができる。
【0377】また、請求項2記載の発明によれば、抗原
と抗体間の親和度及び各抗体間の親和度に基づき車両の
サスペンションを制御するための減衰係数の組合せを設
定するため、環境が変化した場合であっても速やかに減
衰係数の組み合わせの最適値を求めることができる。
と抗体間の親和度及び各抗体間の親和度に基づき車両の
サスペンションを制御するための減衰係数の組合せを設
定するため、環境が変化した場合であっても速やかに減
衰係数の組み合わせの最適値を求めることができる。
【0378】また、請求項3記載の発明によれば、車両
の走行状況に応じて何れかの領域を選択し、この領域に
対応して記憶されている減衰係数を用いて免疫的アルゴ
リズムの制御を行うため、抗体の最適値への収束を早め
ることができる。
の走行状況に応じて何れかの領域を選択し、この領域に
対応して記憶されている減衰係数を用いて免疫的アルゴ
リズムの制御を行うため、抗体の最適値への収束を早め
ることができる。
【0379】また、請求項4記載の発明によれば、当該
領域に対応して記憶されている減衰係数と他の領域に対
応して記憶されている減衰係数との親和度が所定値以上
の場合に、この減衰係数について他の領域の減衰係数を
当該領域の減衰係数に置き換えるため、他の領域に対応
して記憶されている減衰係数を用いてサスペンション制
御を行う場合でも制御のつながりを良好とすることがで
きる。
領域に対応して記憶されている減衰係数と他の領域に対
応して記憶されている減衰係数との親和度が所定値以上
の場合に、この減衰係数について他の領域の減衰係数を
当該領域の減衰係数に置き換えるため、他の領域に対応
して記憶されている減衰係数を用いてサスペンション制
御を行う場合でも制御のつながりを良好とすることがで
きる。
【0380】また、請求項5記載の発明によれば、P.
S.Dのしきい値を設定し、これを超えないような減衰
係数を選択することで、試行回数の削減を図ることがで
き乗り心地の低下を抑制することができる。
S.Dのしきい値を設定し、これを超えないような減衰
係数を選択することで、試行回数の削減を図ることがで
き乗り心地の低下を抑制することができる。
【0381】また、請求項6記載の発明によれば、ショ
ックアブソーバの各制御段とばね上加速度の関係を最適
に設定でき、最適なアダプティブ制御を実施することが
できる。
ックアブソーバの各制御段とばね上加速度の関係を最適
に設定でき、最適なアダプティブ制御を実施することが
できる。
【0382】また、請求項7記載の発明によれば、路面
入力を示すショックアブソーバの軸力変化率に対するシ
ョックアブソーバの各制御段のしきい値を最適に設定で
き、最適な路面入力制御を実施することができる。
入力を示すショックアブソーバの軸力変化率に対するシ
ョックアブソーバの各制御段のしきい値を最適に設定で
き、最適な路面入力制御を実施することができる。
【0383】また、請求項8記載の発明によれば、アン
チスクォート制御を開始する最適な条件を車両速度、エ
ンジン回転数、エンジン回転数の微分値等車両状態量に
基づき最適に設定することができ、最適なアンチスクォ
ート制御を実施することができる。
チスクォート制御を開始する最適な条件を車両速度、エ
ンジン回転数、エンジン回転数の微分値等車両状態量に
基づき最適に設定することができ、最適なアンチスクォ
ート制御を実施することができる。
【0384】また、請求項9記載の発明によれば、車両
速度に対応したショックアブソーバの目標制御段を設定
することができ、最適なアンチダイブ制御を実施するこ
とができる。
速度に対応したショックアブソーバの目標制御段を設定
することができ、最適なアンチダイブ制御を実施するこ
とができる。
【0385】また、請求項10記載の発明によれば、各
輪における抗原抗体間の親和度の差に基づき、的確にば
ね上加速度検出手段の異常を検出することができる。
輪における抗原抗体間の親和度の差に基づき、的確にば
ね上加速度検出手段の異常を検出することができる。
【0386】また、請求項11記載の発明によれば、各
輪間の抗体の親和度に基づき、的確にばね上加速度検出
手段の異常を検出することができる。
輪間の抗体の親和度に基づき、的確にばね上加速度検出
手段の異常を検出することができる。
【0387】また、請求項12記載の発明によれば、抗
原抗体間の親和度に変化に基づいて的確に操舵角検出手
段の異常を検出することができる。
原抗体間の親和度に変化に基づいて的確に操舵角検出手
段の異常を検出することができる。
【0388】また、請求項13記載の発明によれば、抗
原抗体間の親和度の変化に基づいて的確に車高センサの
異常を検出することができる。
原抗体間の親和度の変化に基づいて的確に車高センサの
異常を検出することができる。
【0389】また、請求項14記載の発明によれば、ブ
レーキランプスイッチ情報と各抗体の親和度の変化状態
からブレーキランプスイッチの異常を的確に検出するこ
とかできる。
レーキランプスイッチ情報と各抗体の親和度の変化状態
からブレーキランプスイッチの異常を的確に検出するこ
とかできる。
【0390】また、請求項15記載の発明によれば、ス
ロットル開度センサに異常が発生すると抗原抗体間の親
和度に変化が生じるため、スロットル開度情報と各抗体
の親和度の変化状態からスロットル開度センサの異常を
検出することができる。
ロットル開度センサに異常が発生すると抗原抗体間の親
和度に変化が生じるため、スロットル開度情報と各抗体
の親和度の変化状態からスロットル開度センサの異常を
検出することができる。
【0391】また、請求項16記載の発明によれば、ば
ね上状態量、例えば加速度の積分値に基づきアクチュエ
ータの通電時間及びショックアブソーバの各制御段の減
衰係数の組合せを最適に設定することができる。
ね上状態量、例えば加速度の積分値に基づきアクチュエ
ータの通電時間及びショックアブソーバの各制御段の減
衰係数の組合せを最適に設定することができる。
【0392】また、請求項17記載の発明によれば、ば
ね上状態、例えば加速度に基づき、振動モードに対する
制御ゲイン及びスカイフック減衰係数を最適に設定する
ことができる。
ね上状態、例えば加速度に基づき、振動モードに対する
制御ゲイン及びスカイフック減衰係数を最適に設定する
ことができる。
【0393】また、請求項18記載の発明によれば、ば
ね上状態に基づいて駆動関係値、例えば通電時間、最大
切換段数及び駆動電圧を最適に制御することで、ショッ
クアブソーバの制御段の切替え時の異音を低減すること
ができる。
ね上状態に基づいて駆動関係値、例えば通電時間、最大
切換段数及び駆動電圧を最適に制御することで、ショッ
クアブソーバの制御段の切替え時の異音を低減すること
ができる。
【図1】生物の持つ免疫反応を説明するための図であ
る。
る。
【図2】免疫的アルゴリズムを示すフローチャートであ
る。
る。
【図3】免疫的アルゴリズムで用いられる語句を説明す
るための図である。
るための図である。
【図4】免疫的アルゴリズムで用いられる抗体の交配を
説明するための図である。
説明するための図である。
【図5】第1の実施の形態にかかるサスペンション制御
方法で用いられる減衰力制御装置の概略構成図である。
方法で用いられる減衰力制御装置の概略構成図である。
【図6】第1の実施の形態にかかるサスペンション制御
方法における抗体を説明するための図である。
方法における抗体を説明するための図である。
【図7】第1の実施の形態にかかるサスペンション制御
を実行するための制御の流れを説明するための図であ
る。
を実行するための制御の流れを説明するための図であ
る。
【図8】第1の実施の形態にかかるサスペンション制御
方法を説明するためのフローチャートである。
方法を説明するためのフローチャートである。
【図9】第1の実施の形態にかかるサスペンション制御
方法におけるスカイフック制御の試行を説明するための
フローチャートである。
方法におけるスカイフック制御の試行を説明するための
フローチャートである。
【図10】第1の実施の形態にかかるサスペンション制
御方法におけるスカイフック制御を説明するためのフロ
ーチャートである。
御方法におけるスカイフック制御を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図11】第1の実施の形態にかかるサスペンション制
御方法におけるスカイフック制御を説明するためのフロ
ーチャートである。
御方法におけるスカイフック制御を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図12】第2の実施の形態にかかるサスペンション制
御方法を説明するためのフローチャートである。
御方法を説明するためのフローチャートである。
【図13】第2の実施の形態にかかるサスペンション制
御方法を説明するためのフローチャートである。
御方法を説明するためのフローチャートである。
【図14】第2の実施の形態にかかるサスペンション制
御方法を説明するためのフローチャートである。
御方法を説明するためのフローチャートである。
【図15】第2の実施の形態にかかるサスペンション制
御方法において用いるP.S.Dを説明するための図で
ある。
御方法において用いるP.S.Dを説明するための図で
ある。
【図16】第3の実施の形態にかかるサスペンション制
御方法を説明するためのフローチャートである。
御方法を説明するためのフローチャートである。
【図17】第3の実施の形態にかかるサスペンション制
御方法を説明するためのフローチャートである。
御方法を説明するためのフローチャートである。
【図18】第3の実施の形態にかかるサスペンション制
御方法を説明するためのフローチャートである。
御方法を説明するためのフローチャートである。
【図19】第3の実施の形態にかかるサスペンション制
御方法に用いられるP.S.Dのノミナル値を示すグラ
フである。
御方法に用いられるP.S.Dのノミナル値を示すグラ
フである。
【図20】第4の実施の形態にかかるサスペンション制
御方法で用いられる減衰力制御装置の概略構成図であ
る。
御方法で用いられる減衰力制御装置の概略構成図であ
る。
【図21】第4の実施の形態にかかるサスペンション制
御を実行するための制御の流れを説明するための図であ
る。
御を実行するための制御の流れを説明するための図であ
る。
【図22】第4の実施の形態にかかるサスペンション制
御方法を説明するためのフローチャートである。
御方法を説明するためのフローチャートである。
【図23】第4の実施の形態にかかるサスペンション制
御方法における抗体を説明するための図である。
御方法における抗体を説明するための図である。
【図24】第4の実施の形態にかかるサスペンション制
御方法における減衰力アダプティブ制御の試行を説明す
るためのフローチャートである。
御方法における減衰力アダプティブ制御の試行を説明す
るためのフローチャートである。
【図25】第5の実施の形態にかかるサスペンション制
御方法で用いられる減衰力制御装置の概略構成図であ
る。
御方法で用いられる減衰力制御装置の概略構成図であ
る。
【図26】第5の実施の形態にかかるサスペンション制
御を実行するための制御の流れを説明するための図であ
る。
御を実行するための制御の流れを説明するための図であ
る。
【図27】第5の実施の形態にかかるサスペンション制
御方法を説明するためのフローチャートである。
御方法を説明するためのフローチャートである。
【図28】第5の実施の形態にかかるサスペンション制
御方法における抗体を説明するための図である。
御方法における抗体を説明するための図である。
【図29】第5の実施の形態にかかるサスペンション制
御方法における路面入力制御の試行を説明するためのフ
ローチャートである。
御方法における路面入力制御の試行を説明するためのフ
ローチャートである。
【図30】第6の実施の形態にかかるサスペンション制
御方法で用いられる減衰力制御装置の概略構成図であ
る。
御方法で用いられる減衰力制御装置の概略構成図であ
る。
【図31】第6の実施の形態にかかるサスペンション制
御を実行するための制御の流れを説明するための図であ
る。
御を実行するための制御の流れを説明するための図であ
る。
【図32】第6の実施の形態にかかるサスペンション制
御方法を説明するためのフローチャートである。
御方法を説明するためのフローチャートである。
【図33】第6の実施の形態にかかるサスペンション制
御方法における抗体を説明するための図である。
御方法における抗体を説明するための図である。
【図34】第6の実施の形態にかかるサスペンション制
御方法におけるアンチスクォート制御の試行を説明する
ためのフローチャートである。
御方法におけるアンチスクォート制御の試行を説明する
ためのフローチャートである。
【図35】第7の実施の形態にかかるサスペンション制
御方法で用いられる減衰力制御装置の概略構成図であ
る。
御方法で用いられる減衰力制御装置の概略構成図であ
る。
【図36】第7の実施の形態にかかるサスペンション制
御を実行するための制御の流れを説明するための図であ
る。
御を実行するための制御の流れを説明するための図であ
る。
【図37】第7の実施の形態にかかるサスペンション制
御方法を説明するためのフローチャートである。
御方法を説明するためのフローチャートである。
【図38】第7の実施の形態にかかるサスペンション制
御方法における抗体を説明するための図である。
御方法における抗体を説明するための図である。
【図39】第7の実施の形態にかかるサスペンション制
御方法におけるアンチスクォート制御の試行を説明する
ためのフローチャートである。
御方法におけるアンチスクォート制御の試行を説明する
ためのフローチャートである。
【図40】第7の実施の形態にかかるサスペンション制
御方法におけるアンチスクォート制御を説明するための
フローチャートである。
御方法におけるアンチスクォート制御を説明するための
フローチャートである。
【図41】第8の実施の形態にかかるサスペンション制
御方法で用いられる減衰力制御装置の概略構成図であ
る。
御方法で用いられる減衰力制御装置の概略構成図であ
る。
【図42】第8の実施の形態にかかるサスペンション制
御を実行するための制御の流れを説明するための図であ
る。
御を実行するための制御の流れを説明するための図であ
る。
【図43】第8の実施の形態にかかるサスペンション制
御方法を説明するためのフローチャートである。
御方法を説明するためのフローチャートである。
【図44】第8の実施の形態にかかるサスペンション制
御方法における抗体を説明するための図である。
御方法における抗体を説明するための図である。
【図45】第9の実施の形態にかかるサスペンション制
御方法で用いられる減衰力制御装置の概略構成図であ
る。
御方法で用いられる減衰力制御装置の概略構成図であ
る。
【図46】第9の実施の形態にかかるサスペンション制
御を実行するための制御の流れを説明するための図であ
る。
御を実行するための制御の流れを説明するための図であ
る。
【図47】第9の実施の形態にかかるサスペンション制
御方法を説明するためのフローチャートである。
御方法を説明するためのフローチャートである。
【図48】第9の実施の形態にかかるサスペンション制
御方法における抗体を説明するための図である。
御方法における抗体を説明するための図である。
【図49】第9の実施の形態にかかるサスペンション制
御方法におけるアンチロール制御を説明するためのフロ
ーチャートである。
御方法におけるアンチロール制御を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図50】第10の実施の形態にかかるサスペンション
制御方法で用いられる減衰力制御装置の概略構成図であ
る。
制御方法で用いられる減衰力制御装置の概略構成図であ
る。
【図51】第10の実施の形態にかかるサスペンション
制御を実行するための制御の流れを説明するための図で
ある。
制御を実行するための制御の流れを説明するための図で
ある。
【図52】第10の実施の形態にかかるサスペンション
制御方法を説明するためのフローチャートである。
制御方法を説明するためのフローチャートである。
【図53】第11の実施の形態にかかるサスペンション
制御方法で用いられる減衰力制御装置の概略構成図であ
る。
制御方法で用いられる減衰力制御装置の概略構成図であ
る。
【図54】第11の実施の形態にかかるサスペンション
制御を実行するための制御の流れを説明するための図で
ある。
制御を実行するための制御の流れを説明するための図で
ある。
【図55】第11の実施の形態にかかるサスペンション
制御方法を説明するためのフローチャートである。
制御方法を説明するためのフローチャートである。
【図56】第11の実施の形態にかかるサスペンション
制御方法における抗体を説明するための図である。
制御方法における抗体を説明するための図である。
【図57】第12の実施の形態にかかるサスペンション
制御方法で用いられる減衰力制御装置の概略構成図であ
る。
制御方法で用いられる減衰力制御装置の概略構成図であ
る。
【図58】第12の実施の形態にかかるサスペンション
制御を実行するための制御の流れを説明するための図で
ある。
制御を実行するための制御の流れを説明するための図で
ある。
【図59】第12の実施の形態にかかるサスペンション
制御方法を説明するためのフローチャートである。
制御方法を説明するためのフローチャートである。
【図60】第13の実施の形態にかかるサスペンション
制御方法で用いられる減衰力制御装置の概略構成図であ
る。
制御方法で用いられる減衰力制御装置の概略構成図であ
る。
【図61】第13の実施の形態にかかるサスペンション
制御に用いられるアクチュエータの平面概略図である。
制御に用いられるアクチュエータの平面概略図である。
【図62】第13の実施の形態にかかるサスペンション
制御方法を説明するためのフローチャートである。
制御方法を説明するためのフローチャートである。
【図63】第13の実施の形態にかかるサスペンション
制御方法における抗体を説明するための図である。
制御方法における抗体を説明するための図である。
【図64】第13の実施の形態にかかるサスペンション
制御方法におけるスカイフック制御のフローチャートで
ある。
制御方法におけるスカイフック制御のフローチャートで
ある。
【図65】第14の実施の形態にかかるサスペンション
制御方法で用いられる減衰力制御装置の概略構成図であ
る。
制御方法で用いられる減衰力制御装置の概略構成図であ
る。
【図66】第14の実施の形態にかかるサスペンション
制御方法を説明するためのフローチャートである。
制御方法を説明するためのフローチャートである。
【図67】第14の実施の形態にかかるサスペンション
制御方法における抗体を説明するための図である。
制御方法における抗体を説明するための図である。
【図68】第14の実施の形態にかかるサスペンション
制御方法におけるスカイフック制御のフローチャートで
ある。
制御方法におけるスカイフック制御のフローチャートで
ある。
【図69】第15の実施の形態にかかるサスペンション
制御方法を説明するためのフローチャートである。
制御方法を説明するためのフローチャートである。
【図70】第15の実施の形態にかかるサスペンション
制御方法における抗体を説明するための図である。
制御方法における抗体を説明するための図である。
【図71】第15の実施の形態にかかるサスペンション
制御方法におけるスカイフック制御のフローチャートで
ある。
制御方法におけるスカイフック制御のフローチャートで
ある。
10…減衰力制御装置、12…スカイフック制御ブロッ
ク、14…免疫的アルゴリズム制御ブロック、16…シ
ョックアブソーバ、18…アクチュエータ、20…車高
センサ、22…上下加速度センサ、24…バンドパスフ
ィルタ、26…減衰力アダプティブ制御ブロック、28
…路面入力制御ブロック、30…加重センサ、32…ア
ンチスクォート制御ブロック、34…車速センサ、36
…回転数センサ、38…アンチダイブ制御ブロック、4
0…ブレーキスイッチ、42…警報装置、44…アンチ
ロール制御ブロック、46…角速度センサ、48…ブレ
ーキランプスイッチ、50…スロットルセンサ、60…
ロータ、62…ステータ、101〜111…減衰力制御
装置。
ク、14…免疫的アルゴリズム制御ブロック、16…シ
ョックアブソーバ、18…アクチュエータ、20…車高
センサ、22…上下加速度センサ、24…バンドパスフ
ィルタ、26…減衰力アダプティブ制御ブロック、28
…路面入力制御ブロック、30…加重センサ、32…ア
ンチスクォート制御ブロック、34…車速センサ、36
…回転数センサ、38…アンチダイブ制御ブロック、4
0…ブレーキスイッチ、42…警報装置、44…アンチ
ロール制御ブロック、46…角速度センサ、48…ブレ
ーキランプスイッチ、50…スロットルセンサ、60…
ロータ、62…ステータ、101〜111…減衰力制御
装置。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年5月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0073
【補正方法】変更
【補正内容】
【0073】
【数2】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0212
【補正方法】変更
【補正内容】
【0212】
【数9】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0254
【補正方法】変更
【補正内容】
【0254】
【数11】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0272
【補正方法】変更
【補正内容】
【0272】
【数12】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0291
【補正方法】変更
【補正内容】
【0291】
【数13】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渋谷 浩 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内
Claims (18)
- 【請求項1】 所定の制御則にしたがって車両のサスペ
ンションを制御するサスペンション制御方法において、 車両状態を抗原とし、サスペンションの制御のための情
報を抗体として免疫アルゴリズムで演算し、この演算結
果に基づいて前記車両のサスペンションを制御すること
を特徴とするサスペンション制御方法。 - 【請求項2】 前記車両状態をばね上加速度とし、前記
サスペンションの制御のための情報をスカイフック減衰
係数及び各制御段の減衰係数として、前記免疫的アルゴ
リズムにおいて前記抗原と前記抗体間の親和度及び前記
抗体と前記抗体間の親和度を演算し、この演算結果に基
づいて前記車両のサスペンションを制御するための前記
減衰係数の組合せを設定することを特徴とする請求項1
記載のサスペンション制御方法。 - 【請求項3】 前記車両状態をばね上加速度とし、前記
サスペンションの制御のための情報を減衰係数として、
前記ばね上加速度を所定の周波数帯域毎に各領域に分割
し、この分割した各領域に対応させてその領域において
過去に用いた減衰係数を記憶し、各領域に対応して記憶
されている減衰係数の何れかを選択して前記免疫的アル
ゴリズムによる演算を行うことを特徴とする請求項1記
載のサスペンション制御方法。 - 【請求項4】 前記領域の一つに対応して記憶されてい
る減衰係数を他の領域に対応して記憶されている減衰係
数と比較し、親和度が所定値以上の減衰係数について、
他の領域に対応して記憶されている減衰係数を前記領域
の一つに対応して記憶されている減衰係数に置き換える
ことにより減衰係数の更新を行うことを特徴とする請求
項3記載のサスペンション制御方法。 - 【請求項5】 前記免疫的アルゴリズムによる演算にお
いては、更に、前記ばね上加速度の前記周波数帯域毎の
各領域における信号から求めた値が設定されたしきい値
を超えずかつ前記各領域のいずれにおいても前記ばね上
加速度を小さくする減衰係数を選択することを特徴とす
る請求項3記載のサスペンション制御方法。 - 【請求項6】 前記車両状態をばね上加速度とし、前記
サスペンションの制御のための情報を減衰力に対する加
速度しきい値として、前記免疫的アルゴリズムにおいて
前記抗原と前記抗体間の親和度を演算し、この演算結果
に基づいて前記車両のサスペンションを制御するための
減衰力と加速度しきい値の関係を設定することを特徴と
する請求項1記載のサスペンション制御方法。 - 【請求項7】 前記車両状態をばね上加速度とし、前記
サスペンションの制御のための情報を減衰力に対するシ
ョックアブソーバ軸力の変化率として、前記免疫的アル
ゴリズムで前記抗体と前記抗原の親和度を演算し、この
演算結果に基づいて前記車両のサスペンションを制御す
るための減衰力と軸力変化率のしきい値の関係を設定す
ることを特徴とする請求項1記載のサスペンション制御
方法。 - 【請求項8】 前記車両状態をアンチスクォート制御中
のばね上加速度ピーク値とし、前記サスペンションの制
御のための情報を車両状態量として、前記免疫的アルゴ
リズムにおいて前記抗原と前記抗体間の親和度を演算
し、この演算結果に基づいてアンチスクォート制御の開
始条件を設定することを特徴とする請求項1記載のサス
ペンション制御方法。 - 【請求項9】 前記車両状態をアンチダイブ制御中のば
ね上加速度ピーク値とし、前記サスペンションの制御の
ための情報を車両状態量として、前記免疫的アルゴリズ
ムにおいて前記抗原と前記抗体間の親和度を演算し、こ
の演算結果に基づいてアンチダイブ制御の開始条件を設
定することを特徴とする請求項1記載のサスペンション
制御方法。 - 【請求項10】 更に、前記免疫的アルゴリズムにより
各輪における抗原抗体間の親和度を演算すると共にこの
各輪における抗原抗体間の親和度の偏差を検出し、この
偏差に基づいてばね上加速度検出手段の異常状態を検出
することを特徴とする請求項1又は請求項2記載のサス
ペンション制御方法。 - 【請求項11】 更に、前記免疫的アルゴリズムにより
各輪における抗体間の親和度を演算し、この各輪の抗体
間の親和度に基づいてばね上加速度検出手段の異常状態
を検出することを特徴とする請求項1、請求項2及び請
求項10の何れか一項に記載のサスペンション制御方
法。 - 【請求項12】 前記車両状態をロールレートとし、前
記サスペンションの制御のための情報をロールレートの
しきい値として、前記免疫的アルゴリズムにおいて前記
抗原と前記抗体間の親和度を演算し、この演算結果に基
づいて操舵角検出手段の異常状態を検出することを特徴
とする請求項1記載のサスペンション制御方法。 - 【請求項13】 更に、前記免疫的アルゴリズムにより
各輪における抗原抗体間の親和度を演算すると共にこの
各輪における抗原抗体間の親和度の偏差を検出し、この
偏差に基づいて車高センサの異常状態を検出することを
特徴とする請求項1又は請求項2記載のサスペンション
制御方法。 - 【請求項14】 前記車両状態をピッチレートとし、前
記サスペンションの制御のための情報を減衰力として、
前記免疫的アルゴリズムにおいて前記抗原と前記抗体間
の親和度を演算し、この演算により求められた各抗体の
親和度偏差及びブレーキランプスイッチ情報からブレー
キランプスイッチの異常を検出することを特徴とする請
求項1記載のサスペンション制御方法。 - 【請求項15】 前記車両状態をピッチレートとし、前
記サスペンションの制御のための情報を減衰力として、
前記免疫的アルゴリズムにおいて前記抗原と前記抗体間
の親和度を演算し、この演算により求められた各抗体の
親和度偏差及びスロットル開度情報からスロットル開度
センサの異常を検出することを特徴とする請求項1記載
のサスペンション制御方法。 - 【請求項16】 前記車両状態をばね上状態量とし、前
記サスペンションの制御のための情報を減衰力及び減衰
力可変手段の応答性として、前記免疫的アルゴリズムに
おいて前記抗原と前記抗体間の親和度を演算し、この演
算結果に基づいて前記ばね上状態量に対する前記減衰力
及び前記減衰力可変手段の応答性を設定することを特徴
とする請求項1記載のサスペンション制御方法。 - 【請求項17】 前記車両状態をばね上状態量とし、前
記サスペンションの制御のための情報をスカイフック減
衰係数及び振動モードに対する制御ゲインとして、前記
免疫的アルゴリズムにおいて前記抗原と前記抗体間の親
和度を演算し、この演算結果に基づいて前記ばね上状態
に対する前記制御ゲインを設定することを特徴とする請
求項1又は請求項2記載のサスペンション制御方法。 - 【請求項18】 前記車両状態をばね上状態量とし、前
記サスペンションの制御のための情報を減衰力変更手段
の駆動関係値として、前記免疫的アルゴリズムにおいて
前記抗原と前記抗体間の親和度を演算し、この演算結果
に基づいて前記ばね上状態に対する前記減衰力変更手段
の駆動関係値を設定することを特徴とする請求項1又は
請求項2記載のサスペンション制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9088469A JPH10278536A (ja) | 1997-04-07 | 1997-04-07 | サスペンション制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9088469A JPH10278536A (ja) | 1997-04-07 | 1997-04-07 | サスペンション制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10278536A true JPH10278536A (ja) | 1998-10-20 |
Family
ID=13943641
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9088469A Pending JPH10278536A (ja) | 1997-04-07 | 1997-04-07 | サスペンション制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10278536A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114193994A (zh) * | 2021-12-06 | 2022-03-18 | 江苏大学 | 基于机械记忆元件的理想天棚系统及其半主动悬架系统 |
-
1997
- 1997-04-07 JP JP9088469A patent/JPH10278536A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114193994A (zh) * | 2021-12-06 | 2022-03-18 | 江苏大学 | 基于机械记忆元件的理想天棚系统及其半主动悬架系统 |
| CN114193994B (zh) * | 2021-12-06 | 2024-03-19 | 江苏大学 | 基于机械记忆元件的理想天棚系统及其半主动悬架系统 |
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