JPH10278759A - 操作情報入力機構 - Google Patents

操作情報入力機構

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JPH10278759A
JPH10278759A JP9976397A JP9976397A JPH10278759A JP H10278759 A JPH10278759 A JP H10278759A JP 9976397 A JP9976397 A JP 9976397A JP 9976397 A JP9976397 A JP 9976397A JP H10278759 A JPH10278759 A JP H10278759A
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JP
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accelerator
rod
actuator
predetermined
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JP9976397A
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English (en)
Inventor
Hiroo Sedaka
洋夫 瀬▲高▼
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Braking Elements And Transmission Devices (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 一部の制御が自動である車両の制御におい
て、運転者にとって自然な操作情報入力機構を提供する
こと。 【解決手段】 所定の入力ロッド3からの入力動作に対
応して所定の制動力を発生する制動力発生手段5と、入
力ロッド3の入力側端部に入力動作方向と略垂直に延設
されるピン部材7とを備え、入力ロッド3の近傍に、所
定の固定軸9を中心として入力動作方向に沿って揺動す
るブレーキペダル本体11及びアクチュエータプレート
15とを備え、ブレーキペダル本体11の揺動端部にブ
レーキペダル11aを備えると共に、アクチュエータプ
レート15の揺動端部領域に当該アクチュエータプレー
ト15を揺動させるアクチュエータ13を係合し、ブレ
ーキペダル本体11及びアクチュエータプレート15の
それぞれの中間領域に、ピン部材7が共通に挿入され相
互に係合される所定の長穴17a,17bを形成し、こ
の各長穴17a,17bを入力ロッド3のピン部材7の
原位置から入力動作方向に沿って延設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用の操作情
報入力機構に係り、特にいわゆるASV(Advanced Saf
ety Vehicle)等の一部の運転制御を自動にした車両に
用いられる操作情報入力機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動運転車両のブレーキ制御
の方法としては、車両の油圧系を操作するものが多い。
即ち、ブレーキ装置のマスタシリンダやABSコントロ
ーラ部の周辺に、所定のコントローラやこのコントロー
ラによって自動的に制御されるアクチュエータを取り付
け、制御するものである。このとき、ブレーキ制御とし
て所定のアクチュエータを用いる場合には、いわゆる倍
力装置を介さずに、直接制動装置のマスタシリンダを作
動させるものが多い。
【0003】また、図10に示すように、一般的なブレ
ーキペダル本体111と倍力装置105からなるブレー
キ機構に加えて、所定のブレーキ操作力を発生するアク
チュエータ113を備えるものもある。このアクチュエ
ータ113は、図示しない制御部からの制御信号に応じ
て、ブレーキペダル本体111の一端部に操作力を付勢
するためのものである。即ち、制御部が何らかの原因で
ブレーキ操作の必要性を判断した場合には、アクチュエ
ータ113がブレーキペダル本体111の端部を押圧
し、これに伴ってブレーキペダル本体111が操作方向
に制御され、ブレーキ動作が開始される。
【0004】更に、図11に示すように、アクセル操作
も自動で行われる場合があるが、この場合にもブレーキ
機構と同様に、所定のアクチュエータ(図示略)によっ
て付勢されるアクセル操作力に基づいて、アクセルペダ
ル本体161が操作され、自動でアクセルの制御がなさ
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例には以下のような不都合があった。即ち、ブレーキ
機構の自動化のために油圧系の操作を利用して、ASV
用のブレーキ制御装置自体を製造する場合には、従来の
市販車の油圧系統を大幅に改造する必要が生じる。ま
た、設計作業の段階で非常に手間がかかることはもちろ
んであるが、量産化した場合でも製造コストの上昇を招
来する、という不都合を生じていた。また、複雑な油圧
系統の改造を行った場合には、常に各所での油漏れ等の
問題を考慮しなければならない、という不都合を生じて
いた。
【0006】また、ブレーキ制御として所定のアクチュ
エータを用いる場合には、倍力装置を介さずに直接マス
タシリンダを作動させるため、当該アクチュエータに高
い出力性能が要求され、この結果アクチュエータ自体が
大型化する、という不都合を生じていた。加えて、高出
力で大型のアクチュエータを取り付けるためには、エン
ジンルーム内などに設置スペースを広く確保しなければ
ならない、という不都合を生じていた。
【0007】更に、図10に示すように、ブレーキペダ
ル本体と倍力装置の入力ロッドを直接連結するブレーキ
装置では、アクチュエータで自動的にブレーキ動作を行
うと、これに伴ってブレーキペダル本体も移動してしま
う。このようなアクチュエータ作動時に運転者がブレー
キペダルを操作しようとすると、ブレーキペダル本体の
位置が変化しおり、運転者が違和感を覚える、という不
都合を生じていた。
【0008】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、特に、一部の制御が自動である車両の制御に
おいて、運転者にとって自然な操作情報入力機構を提供
することを、その目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1記載の発明では、所定の入力ロッドか
らの押圧動作に対応して所定の制動力を発生する制動力
発生手段と、入力ロッドの入力側端部に押圧動作方向と
略垂直に延設されるピン部材とを備え、入力ロッドの近
傍に、所定の固定軸を中心として押圧動作方向に沿って
揺動するブレーキペダル本体及びアクチュエータプレー
トとを備え、ブレーキペダル本体の揺動端部にブレーキ
ペダルを備えると共に、アクチュエータプレートの揺動
端部領域に当該アクチュエータプレートを揺動させるア
クチュエータを係合し、ブレーキペダル本体及びアクチ
ュエータプレートのそれぞれの中間領域に、ピン部材が
共通に挿入され相互に係合される所定の長穴を形成し、
この各長穴を入力ロッドのピン部材の原位置から押圧動
作方向に沿って延設する、という構成を採っている。
【0010】以上のように構成されたことで、ブレーキ
ペダル本体が運転者によって操作された場合には、この
操作がピン部材を介して入力ロッドに伝達され、これに
よって制動動作が行われる。また、ピン部材はアクチュ
エータプレートの長穴中を移動するだけであるので、ブ
レーキペダル本体の操作はアクチュエータプレート及び
アクチュエータ側には伝達されない。
【0011】一方、アクチュエータが動作してアクチュ
エータプレートを揺動させた場合には、これに伴ってピ
ン部材を介して入力ロッドに自動ブレーキ操作力が付与
される。これにより、自動的に制動動作が行われる。こ
のとき、ブレーキペダル本体には長穴が形成されてお
り、このピン部材はブレーキペダル本体の長穴内を移動
するだけであるので、アクチュエータによる自動ブレー
キ操作力はブレーキペダル本体には伝達されない。
【0012】また、請求項2記載の発明では、所定の固
定軸を中心に所定の操作方向に揺動自在で且つその揺動
端部にアクセルワイヤが係合されたアクセルロッド本体
と、このアクセルロッド本体の近傍に配設され当該アク
セルロッド本体と略平行に揺動するアクセルペダル本体
と、所定のアクチュエータの作用によりアクセルロッド
本体の近傍においてアクセルロッド本体と略平行に揺動
するアクチュエータロッドとを備え、アクセルペダル本
体の揺動中心を当該アクセルペダル本体の中間部領域に
設定すると共に、この揺動中心をアクセルロッド本体の
固定軸と共通とし、アクセルペダル本体の一端部に、ア
クセルロッド本体に対し操作方向の後方側からアクセル
操作力を付勢する操作力伝達部を設けると共に、アクセ
ルペダル本体の他端部にアクセルペダルを装備し、アク
セルロッド本体に操作方向と略垂直なピン部材を突設す
ると共にアクチュエータロッドにピン部材に対応する長
穴を形成し、この長穴をアクセルロッド本体のピン部材
の原位置から操作方向に延設する、という構成を採って
いる。
【0013】以上のように構成されたことで、アクセル
ペダル本体が運転者によって操作された場合には、この
操作が操作力伝達部を介してアクセルロッド本体に伝達
され、これによってアクセル制御動作が行われる。ま
た、このときアクセルロッド本体には所定のピン部材が
突設されているが、ピン部材はアクチュエータロッドの
長穴中を移動するだけであるので、アクセルペダル本体
の操作はアクチュエータロッド及びアクチュエータ側に
は伝達されない。
【0014】一方、アクチュエータが動作してアクチュ
エータロッドを揺動させた場合には、これに伴ってピン
部材を介して入力ロッドに自動アクセル操作力が付与さ
れる。これにより、自動的にアクセル制御動作が行われ
る。このとき、アクセルペダル本体は、原位置において
アクセルロッド本体の操作方向の後方側から当接してい
るので、アクセルロッド本体の揺動と無関係にアクセル
ペダル本体は原位置に停止する。即ち、アクチュエータ
による自動アクセル操作力はアクセルペダル本体には伝
達されない。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図面に基づ
いて説明する。
【0016】本実施形態にかかる操作情報入力機構1
は、図1及び図2に示すように、所定の入力ロッド3か
らの入力動作に対応して所定の制動力を発生する制動力
発生手段5と、入力ロッド3の入力側端部に入力動作方
向と略垂直に延設されるピン部材7とを備え、入力ロッ
ド3の近傍に、所定の固定軸9を中心として入力動作方
向に沿って揺動するブレーキペダル本体11及びアクチ
ュエータプレート15とを備え、ブレーキペダル本体1
1の揺動端部にブレーキペダル11aを備えると共に、
アクチュエータプレート15の揺動端部領域に当該アク
チュエータプレート15を揺動させるアクチュエータ1
3を係合し、ブレーキペダル本体11及びアクチュエー
タプレート15のそれぞれの中間領域に、ピン部材7が
共通に挿入され相互に係合される所定の長穴17a,1
7bを形成し、この各長穴17a,17bを入力ロッド
3のピン部材7の原位置から入力動作方向に沿って延設
するする点に特徴を有している。尚、図1は説明の便宜
上、操作情報入力機構1を分解した斜視図であり、図2
は操作情報入力機構1を組み立てた場合の斜視図であ
る。
【0017】以下詳細に説明すると、先ず、制動力発生
手段5は、いわゆる倍力装置(又はバキュームサーボ
等)といわれるものであり、エンジン(図示略)の吸気
管内に生じている負圧を利用して、制動力を高めるもの
である。そして、この制動力発生手段5には、所定の入
力ロッド3が装備されている。この入力ロッド3は、後
述する制動操作が行われた時に、これを制動力発生手段
5に伝達するものである。特に、本実施形態では、入力
ロッド3に対し押圧方向に入力動作が付与された場合
に、制動力が発生するようになっている。
【0018】制動力発生手段5の入力ロッド3には、入
力動作方向に対して垂直に、所定のピン部材7が延設さ
れる。このピン部材7は、後述するブレーキペダル本体
11とアクチュエータプレート15の揺動を受けて、入
力ロッド3に対して入力動作を付与するためのものであ
る。より詳しくは、入力ロッド3の端部は板状に形成さ
れ、この端部に所定の貫通孔が形成されている。
【0019】そして、入力ロッド3の端部には、上記し
た板状部を挟むようにプッシュアーム19が係合され
る。このプッシュアーム19にも、入力ロッド3の貫通
孔に対応する貫通孔が形成されており、各貫通孔を通し
てピン部材7が挿入され固定される。このとき、プッシ
ュアーム19はその一端部が所定の固定軸9に固定さ
れ、揺動自在となっている。そして、この揺動運動は、
上記した制動力発生手段5の入力ロッド3の入力方向と
ほぼ一致するように設定されている。尚、プッシュアー
ム19は、入力ロッド3に対する入力動作を確実にする
ためのものであるが、本発明では必ずしも必要となるも
のではない。即ち、入力ロッド3に直接ピン部材7を固
定するようにしても同様に機能するからである。
【0020】次に、ブレーキペダル本体11について説
明する。このブレーキペダル本体11は、その一端部に
所定の貫通孔11bが形成され、この貫通孔11bが所
定の固定軸9に嵌合される。そして、ブレーキペダル本
体11は、この固定軸9を中心に揺動自在となってい
る。また、ブレーキペダル本体11の他端部には、ブレ
ーキペダル11aが装着されており、運転者が足で制動
操作を行えるようになっている。
【0021】また、ブレーキペダル本体11において、
上記したピン部材7に対応する位置には、所定の長穴1
7aが形成されている。この長穴17aは、後述するア
クチュエータ13によって制動動作がなされた場合に、
この動きがブレーキペダル本体11に干渉しないように
するためのものである。従って、ブレーキペダル本体1
1の長穴17aは、入力ロッド3のピン部材7が原位置
(制動力発生手段に対して入力動作がされていない場合
の位置)にあり、ブレーキペダル本体11も原位置にあ
る場合に、ピン部材7の位置から入力ロッド3の入力動
作方向にむかって延設されている。
【0022】本実施形態では、プッシュアーム19を用
いるので、長穴17aはプッシュアーム19の固定軸9
を中心とする円弧状に形成している。尚、本実施形態で
は、固定軸9を上記したプッシュアーム19の固定軸9
と共通としている。但し、共通としない場合であって
も、同様に機能する。
【0023】次に、アクチュエータプレート15につい
て説明する。アクチュエータプレート15は、プッシュ
アーム19と同様に、固定軸9を中心として揺動自在に
固定されている。従って、プッシュアーム19と平行に
揺動することができる。また、アクチュエータプレート
15には、入力ロッド3のピン部材7に対応する位置
に、ブレーキペダル本体11の場合と同様に、所定の長
穴17bが形成されている。この長穴17bは、ブレー
キペダル本体11の場合と逆に、運転者によって制動動
作がなされた場合に、アクチュエータプレート15がこ
れに干渉しないようにするためのものである。従って、
アクチュエータプレート15の長穴17bもプッシュア
ーム19の固定軸9を中心とする円弧状に形成されてい
る。
【0024】また、アクチュエータプレート15には、
所定のアクチュエータ13が係合されている。このアク
チュエータ13は、アクチュエータプレート15に対し
て制動動作を付与するためのものである。より詳しく
は、アクチュエータプレート15に対して、所定のリン
ク部材を介して、アクチュエータプレート15を揺動さ
せるものである。アクチュエータ13は一般的な直流モ
ータが使用されているが、制動動作に用いられるので、
トルクが大きく、且つ回転角度位置が確実に制御できる
ものが好適である。尚、リンク部材を用いずに、直接ア
クチュエータプレート15にアクチュエータ13を係合
するようにしても良いことは当然である。
【0025】本発明の操作情報入力機構1では、図1及
び図2に示すように、入力ロッド3及びプッシュアーム
19をブレーキペダル本体11とアクチュエータプレー
ト15で挟むようにその構成を設定している。しかしな
がら、本発明はこれに限定されるものではなく、ブレー
キペダル本体11とアクチュエータプレート15の長穴
17a,17bとピン部材7との位置関係が上記の条件
を満たすものであれば、ブレーキペダル本体11とアク
チュエータプレート15の位置関係を入れ替えても良い
し、また、ブレーキペダル本体11とアクチュエータプ
レート15を入力ロッド3の一方側にまとめるようにし
てもよい。
【0026】次に、図3に基づいて操作情報入力機構1
の動作について説明する。先ず、図3(A)は、ブレー
キペダル本体11及びアクチュエータ13が共に操作さ
れていない状態である。ピン部材7はブレーキペダル本
体11及びアクチュエータプレート15に形成された各
長穴17a,17bの一端部に接している。図3(B)
は、アクチュエータ13から制動動作が入力された状態
を示している。アクチュエータ13が作動することによ
り、アクチュエータプレート15が回動し、これに伴っ
てピン部材7がプッシュアーム19を押すと共に入力ロ
ッド3を押す。これにより、制動力発生手段(倍力装
置)5に入力動作が付与され、制動力が発生する。
【0027】このとき、ピン部材7はブレーキペダル本
体11の長穴17a内をスライドするため、ブレーキペ
ダル本体11自体には、アクチュエータ13から付与さ
れた力は伝達されない。この際、ブレーキペダル本体1
1を所定のスプリングの力によって、原位置に復帰させ
るように支えておくことにより、その位置を一定に維持
することが可能である。尚、アクチュエータ13からの
制動動作は、倍力装置に対して付与されるので、アクチ
ュエータ13に要求される操作力は少なくて済む。従っ
て、出力の低い小型のアクチュエータを用いることがで
きるので、取付位置の自由度が向上する。また、従来よ
り車両に搭載されている油圧系機器の改造が不要である
ので、操作情報入力機構1を容易に取り付けることがで
きる。
【0028】また、図3(C)は、ブレーキペダル本体
11から制動動作が行われた状態である。この場合もア
クチュエータ13からの入力の場合と同様、ピン部材7
はアクチュエータプレート15の長穴17b内を自由に
移動できるので、アクチュエータプレート15には、ブ
レーキペダル本体11から付与される踏力は伝達されな
い。
【0029】実際に本発明の操作情報入力機構1を車両
に適用する場合には、図4に示すような制御ブロックに
よって制御を行う。即ち、車両には加速度センサ31、
前方車両との車間距離を測定する測距センサ33及び車
速センサ35等を設ける。そして、各情報はCPU37
に伝達され、このCPU37によって様々な判断がなさ
れる。仮にCPU37が、制動動作の必要性を判断した
場合には、アクチュエータコントローラ39に働きか
け、アクチュエータ13を動作させる。具体的には、車
間距離が所定値以下となった場合に、自動的に制動動作
を行う場合等である。この場合に、運転者が実際に操作
する制動動作と干渉せず、違和感のない制御が可能とな
る。
【0030】次に、本発明の他の実施形態について説明
する。当該実施形態では、上記した第1の実施形態と共
通な部分を有しているが、アクセル操作についての発明
である点で相違している。
【0031】即ち、図5及び図6に示すように、本実施
形態の操作情報入力機構51は、所定の固定軸59を中
心に所定の操作方向に揺動自在で且つその揺動端部にア
クセルワイヤ53が係合されたアクセルロッド本体69
と、このアクセルロッド本体69の近傍に配設され当該
アクセルロッド本体69と略平行に揺動するアクセルペ
ダル本体61と、所定のアクチュエータ63の作用によ
りアクセルロッド本体69の近傍においてアクセルロッ
ド本体69と略平行に揺動するアクチュエータロッド6
5とを備え、アクセルペダル本体61の揺動中心を当該
アクセルペダル本体61の中間部領域に設定すると共
に、この揺動中心をアクセルロッド本体69の固定軸5
9と共通とし、アクセルペダル本体61の一端部に、ア
クセルロッド本体69に対し操作方向の後方側からアク
セル操作力を付勢する操作力伝達部62を設けると共
に、アクセルペダル本体61の他端部にアクセルペダル
61aを装備し、アクセルロッド本体69に操作方向と
略垂直なピン部材57を突設すると共に、アクチュエー
タロッド65にピン部材57に対応する長穴67bを形
成し、この長穴67bをアクセルロッド本体61のピン
部材57の原位置から操作方向に向けて延設することに
特徴を有している。
【0032】以下詳細に説明すると、アクセルロッド本
体69はその一端部にアクセルワイヤ53が係合される
一方で、他端部は所定のブラケット70に対して固定軸
59を介して揺動自在に固定される。即ち、アクセルロ
ッド本体69の揺動によってアクセルワイヤ53が引か
れ、これによって図示しないスロットル弁の開閉動作が
行われる。本実施形態では、アクセルワイヤ53を引く
ことによって、スロットル弁が開くタイプのものであ
る。また、アクセルロッド本体69の揺動中心には、ア
クセルロッド本体69を原位置(スロットル弁が開かれ
ていない状態の位置)に復帰させるためのバネ部材70
aが装備されている。このため、アクセルロッド本体6
9が操作されていない場合には、常時原位置に復帰する
ようになっている。
【0033】また、ブラケット70にはアクセルペダル
本体61が、上記した固定軸59を介して揺動自在に固
定されている。そしてこのアクセルペダル本体61に
も、所定のバネ部材70bが装備されており、アクセル
操作がされていない場合に、アクセルペダル本体61を
原位置に復帰させるようになっている。また、アクセル
ペダル本体61は、その長手方向の中間領域に形成され
た貫通孔によってブラケット70に固定されている。こ
のため、アクセルペダル本体61の端部に装備されてい
るアクセルペダル61aを踏み込むと、他端部は逆に手
前側に移動することとなる。即ち、アクセルロッド本体
69とアクセルペダル本体61とは略平行に揺動する。
【0034】アクセルペダル本体61のアクセルペダル
61aと逆側の先端部には、アクセルロッド本体69に
対し、その操作方向後方から当接する操作力伝達部62
が設けられている。この操作力伝達部62は、アクセル
ペダル本体61が運転者によって操作されるのに伴い、
アクセルロッド本体69を揺動させ、アクセルワイヤ5
3を引く方向に作用するものである。
【0035】また、上記したアクセルロッド本体69に
は、所定のピン部材57を介してアクチュエータロッド
65が係合されている。このアクチュエータロッド65
は、アクセルロッド本体69に対して自動アクセル操作
力を付与するものである。即ち、アクチュエータロッド
65の一端部は、直流モータからなるアクチュエータ6
3に係合され、アクチュエータ63の回動によって、往
復運動をするようになっている。また、アクチュエータ
ロッド65には、所定の長穴67bが形成されている。
この長穴67bは、アクセルロッド本体69が原位置に
位置決めされている場合に、ピン部材57が装着されて
いる位置から、アクセルロッド本体65の操作方向に向
かって延設されている。
【0036】次に、図7に基づいて操作情報入力機構5
1の動作について説明する。先ず、図7(A)は、アク
セルペダル本体61及びアクチュエータ63が共に操作
されていない状態である。ピン部材57はアクチュエー
タロッド65に形成された長穴67bの一端部に接して
いる。図7(B)は、アクチュエータ63から自動アク
セル操作力が入力された状態を示している。アクチュエ
ータ63が作動することにより、アクチュエータロッド
65がアクチュエータ63側に引かれ、これに伴ってピ
ン部材57がアクチュエータロッド65に引かれる。ピ
ン部材57が引かれると、アクセルロッド本体69もア
クチュエータ63側に引かれ、結果としてアクセルワイ
ヤ53が引かれる。これによって、自動アクセル制御が
なされる。
【0037】このとき、アクセルペダル本体61は、ア
クセルロッド本体69の操作方向の後方(図中の左方)
から操作力伝達部62を介してアクセルロッド本体69
に当接している。このため、アクチュエータ63の作用
によってアクセルロッド本体69が移動しても、これに
無関係にアクセルペダル本体61は原位置に留まり、ア
クセルペダル本体61自体には、アクチュエータ63か
ら付与された操作力は伝達されない。特に、本実施形態
では、アクセルペダル本体61に所定のバネ部材70b
が固定されているので、確実に原位置に維持される。
【0038】また、図3(C)は、アクセルペダル本体
61からアクセル操作力が付与された状態である。この
場合、アクセルペダル本体61の揺動に伴ってアクセル
ロッド本体69も揺動するが、ピン部材57はアクチュ
エータロッド65の長穴67b内を自由に移動できるの
で、アクチュエータロッド65には、アクセルペダル本
体から付与される踏力は伝達されない。
【0039】実際に本発明の操作情報入力機構51を車
両に適用する場合には、図8に示すような制御ブロック
を用いて制御を行う。即ち、車両には加速度センサ8
1、前方車両との車間距離を測定する測距センサ83及
び車速センサ85等を設ける。測距センサ83にはCC
Dカメラや超音波センサ等を用いる。そして、各情報は
CPU87に伝達され、このCPU87によって様々な
判断がなされる。仮にCPU87が、アクセル操作の必
要性を判断した場合には、アクチュエータコントローラ
89に働きかけ、アクチュエータ63を動作させる。具
体的には、車両が坂道等にさしかかり車速が低下した場
合に、車両前方の状況を確認した上で、自動アクセル操
作を行う場合等である。この場合に、運転者が実際に操
作するアクセルペダル本体の操作と干渉せず、違和感の
ないアクセル制御が可能となる。
【0040】図9に操作情報入力機構の取り付け周辺部
の構造を示す。本発明の操作情報入力機構は、車両室内
のダッシュボードの裏側、即ち、運転者の足元近傍に設
置されている。これは、ブレーキペダル本体11やアク
セルペダル本体61の右方は、エンジンルームや車両室
内の他の部分と比較して、操作情報入力機構を設置する
程度のスペースが空いているからである。当該領域に上
記した操作情報入力機構を取り付けても、他の機構(ス
テアリングシャフト等)と干渉することはない。
【0041】具体的に、図9に示す操作情報入力機構で
は、車両室の床面に所定のブラケットを介してブレーキ
ペダル本体11やアクセルペダル本体61を固定してい
る。そして、当該領域にアクチュエータ固定用のパイプ
91をわたし、このアクチュエータ固定用パイプ91
に、自動制動に用いられるアクチュエータ13としての
直流モータと、自動アクセル操作に用いられるアクチュ
エータ63としての直流モータが固定されている。そし
て、これら各アクチュエータ13,63は、上記したプ
ッシュアームや入力ロッド、そしてアクセルロッド本体
と係合されている。
【0042】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、アクチ
ュエータによる自動制御の影響が、運転者の操作するブ
レーキペダル本体やアクセルペダル本体に及ばず、これ
らの位置が変化しないので、運転者は一部の制御におい
て自動運転がなされている場合でも、違和感を覚えるこ
となく運転を継続することができる、という優れた効果
を生じる。
【0043】また、本発明の操作情報入力機構は、機械
的な連結によってブレーキ系及びアクセル系の機構を実
現しているので、製造コストを抑制することができると
共に、機構の信頼性を高く維持することができる、とい
う優れた効果を生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態を示す操作情報入力機
構の分解斜視図である。
【図2】図1に開示した操作情報入力機構を組み立てた
状態を示す斜視図である。
【図3】図2に開示した操作情報入力機構の動作を説明
する側面図であり、図3(A)はブレーキペダル本体及
びアクチュエータが操作されていない状態を示し、図3
(B)はアクチュエータが操作された状態を示し、図3
(C)はブレーキペダル本体が操作された状態を示す。
【図4】図1に開示した操作情報入力機構を用いた車両
制御の制御ブロックを示す図である。
【図5】本発明の他の実施形態にかかる操作情報入力機
構の分解斜視図を示す。
【図6】図5に開示した操作情報入力機構を組み立てた
斜視図である。
【図7】図6に開示した操作情報入力機構の動作を説明
する側面図であり、図7(A)はアクセルペダル本体及
びアクチュエータが操作されていない状態を示し、図7
(B)はアクチュエータが操作された状態を示し、図7
(C)はアクセルペダル本体が操作された状態を示す。
【図8】図5に開示した操作情報入力機構を用いた車両
制御の制御ブロックを示す図である。
【図9】本発明の操作情報入力機構を車両に取り付けた
状態を示す斜視図である。
【図10】従来例を示す斜視図である。
【図11】他の従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 操作情報入力機構 3 入力ロッド 5 制動力発生手段 7 ピン部材 9 固定軸 11 ブレーキペダル本体 11a ブレーキペダル 13 アクチュエータ 15 アクチュエータプレート 17a,17b 長穴 51 操作情報入力機構 53 アクセルワイヤ 57 ピン部材 59 固定軸 61 アクセルペダル本体 62 操作力伝達部 65 アクチュエータロッド 67b 長穴 69 アクセルロッド本体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の入力ロッドからの押圧動作に対応
    して所定の制動力を発生する制動力発生手段と、前記入
    力ロッドの入力側端部に前記押圧動作方向と略垂直に延
    設されるピン部材とを備え、 前記入力ロッドの近傍に、所定の固定軸を中心として前
    記押圧動作方向に沿って揺動するブレーキペダル本体及
    びアクチュエータプレートとを備え、 前記ブレーキペダル本体の揺動端部にブレーキペダルを
    備えると共に、前記アクチュエータプレートの揺動端部
    領域に当該アクチュエータプレートを揺動させるアクチ
    ュエータを係合し、 前記ブレーキペダル本体及びアクチュエータプレートの
    それぞれの中間領域に、前記ピン部材が共通に挿入され
    相互に係合される所定の長穴を形成し、この各長穴を前
    記入力ロッドのピン部材の原位置から前記押圧動作方向
    に沿って延設したことを特徴とする操作情報入力機構。
  2. 【請求項2】 所定の固定軸を中心に所定の操作方向に
    揺動自在で且つその揺動端部にアクセルワイヤが係合さ
    れたアクセルロッド本体と、このアクセルロッド本体の
    近傍に配設され当該アクセルロッド本体と略平行に揺動
    するアクセルペダル本体と、所定のアクチュエータの作
    用により前記アクセルロッド本体の近傍において前記ア
    クセルロッド本体と略平行に揺動するアクチュエータロ
    ッドとを備え、 前記アクセルペダル本体の揺動中心を当該アクセルペダ
    ル本体の中間部領域に設定すると共に、この揺動中心を
    前記アクセルロッド本体の固定軸と共通とし、 前記アクセルペダル本体の一端部に、前記アクセルロッ
    ド本体に対し前記操作方向の後方側からアクセル操作力
    を付勢する操作力伝達部を設けると共に、前記アクセル
    ペダル本体の他端部にアクセルペダルを装備し、 前記アクセルロッド本体に前記操作方向と略垂直なピン
    部材を突設すると共に前記アクチュエータロッドに前記
    ピン部材に対応する長穴を形成し、この長穴を前記アク
    セルロッド本体のピン部材の原位置から操作方向に延設
    したことを特徴とする操作情報入力機構。
JP9976397A 1997-04-02 1997-04-02 操作情報入力機構 Withdrawn JPH10278759A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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