JPH1027899A - 電圧駆動型炭化ケイ素サイリスタ - Google Patents

電圧駆動型炭化ケイ素サイリスタ

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JPH1027899A
JPH1027899A JP8182198A JP18219896A JPH1027899A JP H1027899 A JPH1027899 A JP H1027899A JP 8182198 A JP8182198 A JP 8182198A JP 18219896 A JP18219896 A JP 18219896A JP H1027899 A JPH1027899 A JP H1027899A
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layer
conductivity type
region
anode
gate electrode
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JP8182198A
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Katsunori Ueno
勝典 上野
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
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    • H10D18/65Gate-turn-off devices  with turn-off by field effect 
    • H10D18/655Gate-turn-off devices  with turn-off by field effect  produced by insulated gate structures
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
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    • H10D62/127Top-view geometrical layouts of the regions or the junctions of cellular field-effect devices, e.g. multicellular DMOS transistors or IGBTs
    • HELECTRICITY
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    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
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    • H10D62/8325Silicon carbide

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Abstract

(57)【要約】 【課題】制御の容易な電圧駆動型のスイッチング素子
で、しかも高不純物濃度の基板を利用できる炭化ケイ素
(SiC)で、チャネルの移動度に影響されないオン電
圧の低い電圧駆動型SiCサイリスタを得る。 【解決手段】ターンオンのためのMOS型ゲートとター
ンオフのためのMOS型ゲートとを設け、オン時の主電
流がオンチャネル54を通らないようにする。特に、ト
レンチ56を設け、トレンチ56内にゲート電極層を埋
め込んだ形のトレンチゲートとすることによつて、深い
不純物拡散を不要にし、製造を容易にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、炭化ケイ素を用
い、高耐圧、大電流の制御に適する炭化ケイ素サイリス
タに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、高耐圧、大電流を制御する電力用
半導体素子として炭化ケイ素(以下SiCと記す)を基
板結晶とする縦型のMOS型電界効果トランジスタ(以
下MOSFETと記す)の試作が行われている。[例え
ば、Palmour,J.W.他:MaterialsResearch Society Proce
edings,(1994)や Tokura,N.他:Jpn. J. Appl. Phys.Vo
l.34(1995), pp.5567 〜5573 を参照されたい。] こ
れは6H−SiCや4H−SiCなどの単結晶が、かな
り高品質で製造できるようになってきたことによる。こ
れらは、閃亜鉛鉱型とウルツ鉱型とが積層された形のア
ルファ相SiCである。このデバイスは、従来、シリコ
ンを基板結晶として製造されてきたが、SiCでは、比
電界強度が大きいことなどから特性改善が期待されると
して研究されている。また、電力用半導体素子として
は、パワーMOSFETだけではなく、バイポーラ素子
である絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(以下IGB
Tと略す)の検討も始められている。[例えば、Bhall
a,A. 他:Proc. of 6th Internat. Symposium on Power
Semiconductor Devices and IC's,(1994) pp.287 や Ra
mungul,N.他:Technical Digest of Int'l Conf. on Si
C and Related Materials 95(1995), TuP-39 を参照]
これはシリコンの経験からユニポーラ素子の代表であ
るパワーMOSFETよりもIGBTの方が高耐圧、大
電流領域で素子の抵抗を低減することができるからであ
る。
【0003】図7は、プレーナ型のIGBTの部分断面
である。この図は、IGBTの電流をオン・オフする活
性部の単位部分(セルと呼ぶこともある)を示したもの
であり、実際の素子は、この構造が周期的に形成されて
おり、全体で大きな電流を流すことができるようになっ
ている。なお以下で、nまたはpを冠した層、領域等
は、それぞれ電子、正孔を多数キャリアとする層、領域
等を意味するものとする。
【0004】図7において、pコレクタ層2上にn+
ッファ層3を介してnドリフト層4が積層されたシリコ
ン基板1がある。nドリフト層4の表面層に選択的にp
ベース領域5が形成され、そのpベース領域5の表面層
の一部にnエミッタ領域6が形成されている。pベース
領域5の一部にpベース領域5より拡散深さの深いpウ
ェル領域7が形成されている。nエミッタ領域6とnド
リフト層4の表面露出部とに挟まれたpベース領域5の
表面上には、ゲート酸化膜8を介して多結晶シリコンか
らなるゲート電極層9が設けられている。また、nエミ
ッタ領域6とpベース領域5の表面に共通に接触するエ
ミッタ電極11、pコレクタ層2の裏面に接触するコレ
クタ電極12および、ゲート電極層9に接触するゲート
電極10が設けられている。エミッタ電極11は絶縁膜
13を介してゲート電極層9上に延長されていることも
ある。
【0005】このIGBTの動作は、コレクタ電極1
2、エミッタ電極11間に、コレクタ電極12が正の電
圧を加えた状態で、ゲート電極10、エミッタ電極11
間に、一定値以上の正の電圧を加えると、nエミッタ領
域6とnドリフト層4の表面露出部とに挟まれた、ゲー
ト電極層9直下のpベース領域5の表面層に反転層(チ
ャネルと呼ぶ)14を生じ、このチャネル14を通じて
nエミッタ領域6から供給される電子電流が、pnpト
ランジスタのベース電流となって、pnpトランジスタ
がオンし、コレクタ電極12、エミッタ電極11間に電
流が流れる。また、ゲート電極10の電圧を取り去る
と、前記チャネル14が消滅して、電流が停止する(オ
フ状態という)ものである。
【0006】図7のpコレクタ層2の代わりにn+ ドレ
イン層をもつものがパワーMOSFETである。パワー
MOSFETもやはり、ゲート電極へのバイアス電圧の
有無により電流のオン・オフができる。これらのデバイ
スは、ゲート絶縁膜によって絶縁されたゲート構造を有
し、ゲート電極に印加される電圧によって、オン・オフ
のスイッチングができる電圧駆動型の半導体素子であ
る。SiCはシリコンと同様に熱酸化により、良好な半
導体−絶縁膜界面をもつシリコン酸化膜が得られ、その
シリコン酸化膜をゲート絶縁膜として利用することがで
きることから、これらのデバイスへの応用が容易であ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】SiCで、図7に示し
たようなIGBTやパワーMOSFETを作れば、同じ
耐圧のシリコンのIGBTやMOSFETに比べて、n
ドリフト層4の抵抗を大幅に下げられるため、シリコン
の素子よりもオン電圧またはオン抵抗を下げられる可能
性がある。
【0008】ところが、これらのSiCの半導体素子で
は重要な問題がある。それは、IGBTやパワーMOS
FETでは、図6において見られるようにMOS型ゲー
ト部があり、そのゲート電極層9の直下に形成されるチ
ャネル14の抵抗(チャネル抵抗)が直列に接続された
構造をもつことである。すなわち、オン時には、電流は
そのチャネルを流れることになる。そのため、いくらn
ドリフト層4の抵抗が小さくても、チャネル抵抗を同様
にシリコンよりも小さくできなければ全体の抵抗を下げ
ることはできない。
【0009】これまで報告されたSiCMOSFETの
移動度は100cm2 /Vsにも満たない。[Billon,
T.他:Transactions Second Int. High Temperature Ele
ctronics Conf.,(1994),X-29 参照] すなわち、シリ
コン素子よりも小さいチャネル抵抗どころか、むしろシ
リコンよりも大きな値となっている。図8は、パワーM
OSFETにおいて、オン抵抗とチャネル移動度との関
係を示した図である。横軸は素子の耐圧、縦軸はオン抵
抗であり、チャネル移動度をパラメータとしている。こ
の図からわかるようにオン抵抗は数100Vから数kV
の広い範囲にわたって、チャネルの移動度に大きく依存
している。特にチャネル移動度が小さい場合は、オン抵
抗が飽和してしまい、一定値以下に下がらなくなる。従
って、チャネル移動度は、できるだけ大きいことが望ま
しいことになる。
【0010】また、この図では比較のためにシリコンの
パワーMOSFETとIGBTのオン抵抗も示した。こ
の比較では、SiCではチャネル移動度が小さくても、
シリコン半導体素子よりもオン抵抗が小さいように見え
る。しかし、SiCはコストが高価なことから、半導体
素子の面積はできるだけ小さくしたい。そのため、チャ
ネル移動度は依然としてSiC半導体素子にとって重要
な課題である。
【0011】以上の問題に鑑み本発明の目的は、SiC
本来の特性を生かした低オン電圧の電圧駆動型SiCサ
イリスタを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題解決のため本発
明は、SiCを用いた高耐圧サイリスタとして以下の構
造を提案するものである。まず、ターンオンのためのM
OS型ゲートとターンオフのためのMOS型ゲートを有
する。すなわち、順次導電型を異にする五層を有し、該
五層のうち少なくとも第一層ないし第四層はその一部が
一方の表面に露出部を有する炭化ケイ素基板と、その基
板の両主面にそれぞれ設けられた主電極とを有する電圧
駆動型炭化ケイ素サイリスタにおいて、第二層と第四層
とに挟まれた第三層の前記露出部上にゲート絶縁膜を介
して設けられた前記サイリスタを低抵抗状態にするため
のゲート電極層と、第一層と第三層とに挟まれた第二層
の前記露出部上にゲート絶縁膜を介して設けられた前記
サイリスタを高抵抗状態にするためのゲート電極層とを
有するものとする。
【0013】そのようにすれば、電圧駆動型の半導体素
子でありながら、サイリスタのオン状態では主電流がM
OS型ゲート部のチャネルを流れないので、全体のオン
抵抗がチャネル抵抗に依存しない。従って、チャネル抵
抗にかかわらず、SiC本来の低いオン電圧を実現した
サイリスタとなる。例えば、炭化ケイ素からなる、第一
導電型カソード層、第二導電型ドリフト層をこの順に積
層した半導体基板と、第二導電型ドリフト層の表面層に
形成された第一導電型ベース領域と、その第一導電型ベ
ース領域の表面層に形成された第二導電型アノード領域
と、その第二導電型アノード領域の表面層に形成された
第一導電型ソース領域と、第一導電型ソース領域と第一
導電型ベース領域とに挟まれた第二導電型アノード領域
の表面に対向し、ゲート絶縁膜を介して設けられたゲー
ト電極層と、第二導電型アノード領域と第二導電型ドリ
フト層とに挟まれた第一導電型ベース領域の表面に対向
し、ゲート絶縁膜を介して設けられたゲート電極層と、
それらのゲート電極層に接触して設けられたゲート電極
と、第一導電型ソース領域と第二導電型アノード領域と
の表面に共通に接触して設けられたアノード電極と、第
一導電型カソード層の裏面に接触して設けられたカソー
ド電極とを有するものとすれば、電圧駆動型の半導体素
子でありながら、主電流はMOS型ゲート部のチャネル
を流れない。
【0014】また、MOS型ゲート部がトレンチ型であ
ってもよい。すなわち、炭化ケイ素からなる、第一導電
型カソード層、第二導電型ドリフト層、第一導電型ベー
ス層、第二導電型アノード層をこの順に積層した半導体
基板と、第二導電型アノード領域の表面層に形成された
第一導電型ソース領域と、第一導電型ソース領域の表面
から第二導電型アノード層と第一導電型ベース層とを貫
通して形成され第二導電型ドリフト層に達するトレンチ
と、そのトレンチ内にゲート絶縁膜を介して充填された
ゲート電極層と、ゲート電極層に接触して設けられたゲ
ート電極と、第一導電型ソース領域と第二導電型アノー
ド層との表面に共通に接触して設けられたアノード電極
と、第一導電型カソード層の裏面に接触して設けられた
カソード電極とを有するものがよい。
【0015】そのようにすれば、ある程度の厚さを必要
とする第一導電型ベース層、第二導電型アノード層を気
相成長法により形成でき、困難な熱拡散に頼らずに電圧
駆動型サイリスタが実現できる。また、MOS型ゲート
部の少なくとも一部がトレンチ部分ではなく、プレーナ
部分に形成されていてもよい。すなわち、第二導電型ア
ノード層表面から第一導電型ベース層を貫通して形成さ
れ第二導電型ドリフト層に達するトレンチと、第二導電
型アノード層の該トレンチ側壁に面した一部に形成され
た第一導電型側壁領域と、その第一導電型側壁領域と第
一導電型ソース領域とに挟まれた第二導電型アノード層
の表面上およびトレンチ内にゲート絶縁膜を介して設け
られたゲート電極層を有するものがよい。
【0016】サイリスタデバイスの可制御電流はターン
オフ用のゲート部のチャネル抵抗に依存する。そのた
め、ターンオフに使用するMOS型ゲート部のチャネル
抵抗は低いことが望まれる。トレンチ部分に形成される
MOS型ゲート部はエッチングダメージや移動度の結晶
異方性などから抵抗が低くなる可能性がある。そこで、
ターンオフ用のゲート部は、トレンチ部分ではなく、プ
レーナ部分に形成することによって、十分に低い抵抗の
MOS型ゲート部を提供することが可能となる。
【0017】半導体基板である炭化ケイ素がアルファ相
炭化ケイ素であり、電流を流す方向の結晶方向が<00
01>方向であるものとする。アルファ相炭化ケイ素で
あれば、結晶性の良い単結晶が比較的容易に得られ、<
0001>方向は、キャリアの移動度が大きい。
【0018】
【発明の実施の形態】上記課題解決のため本発明の電圧
駆動型の炭化ケイ素サイリスタは、ターンオンのための
MOS型ゲート部とターンオフのためのMOS型ゲート
部とを有するものとする。MOS型ゲート部がトレンチ
内に設けられていてもよく、また、ターンオフ用ゲート
部の少なくとも一部がトレンチ内ではなく、表面部分に
形成されていてもよい。
【0019】以下図面を参照しながら、本発明の実施の
形態を説明する。 [実施例1]図2は本発明第一の実施例のSiCサイリ
スタの部分断面図である。この図はサイリスタのスイッ
チングを行う活性部の単位セルの断面構造を示したもの
である。主として活性部の周辺部分に耐圧を担う部分が
あるが、本発明の本質に関わらないので省略する。
【0020】nカソード層22の上に、p+ バッファ層
23、pドリフト層24が積層された21は6H−Si
Cの基板である。主表面は(0001)面である。pド
リフト層24の表面層に選択的にnベース領域25が、
そのnベース領域25の表面層に選択的にpアノード領
域26が、そのpアノード領域26の表面層に選択的に
nソース領域27が形成されている。nソース領域27
とpベース層24の表面露出部とに挟まれたnベース領
域25およびpアノード領域26の表面上にゲート酸化
膜28を介して多結晶シリコンからなるゲート電極層2
9が形成されており、ゲート電極層29に接触するゲー
ト電極30が設けられている。また、pアノード領域2
6とnソース領域27との表面に共通に接触するアノー
ド電極31、nカソード層22の裏面に接触するカソー
ド電極32が設けられている。アノード電極31は絶縁
膜33を介してゲート電極層30の上に延長してもよ
い。
【0021】次に、実施例1のSiCサイリスタの動作
について説明する。この半導体素子はnカソード層2
2、pドリフト層24、nベース領域25、pアノード
領域26の四層構造のサイリスタにnソース領域27を
加えた五層構造となっている。このサイリスタをオン状
態にするには、アノード電極31に、カソード電極32
に対して正の電圧を印加した状態で、ゲート電極30に
一定値以上の負のバイアスを印加する。そうして、ゲー
ト電極層29直下のnベース領域25の表面層に反転層
すなわちオンチャネル34を生じさせる。するとpアノ
ード領域26から正孔がこのオンチャネル34を通じて
pドリフト層24に流れ、p+ バッファ層23を通って
nカソード領域21に注入される。この正孔電流はnカ
ソード層22、pドリフト層24、nベース領域25か
らなるnpnトランジスタのベース電流となり、npn
トランジスタがオンする。そして、nカソード層21か
ら多量の電子がpベース層24に注入され、nベース領
域25に流れる。この電子は、nベース領域25とpア
ノード領域26間のpn接合の順バイアスによって、p
アノード領域26に流れ、逆にpアノード領域26から
多量の正孔の注入を招く。このようにキャリア増倍を繰
り返して、サイリスタがオンする。すなわち、nベース
領域25の上のゲート電極層29はサイリスタのターン
オンのためのMOSゲートとして働く。アノード電極3
1、カソード電極32間のpnp(p + )n四層部に電
流が流れ始めれば、ゲート電極30の電圧を除去しても
電流は流れ続ける。
【0022】一方、オフする場合は、オン時とは逆に、
ゲート電極31に正のバイアスを印加する。すると前記
のオンチャネル34は閉じ、pアノード領域26からの
正孔電流が供給されない。逆にゲート電極層29直下の
nソース領域27の表面層に反転層すなわちオフチャネ
ル35を生じるので、残った電子電流は、nベース領域
25に入った後、前記オフチャネル35を通って、nソ
ース領域27に達し、アノード電極31から流れ出て、
サイリスタがオフ状態へと移行する。すなわち、pアノ
ード領域26の上のゲート電極層29はサイリスタのタ
ーンオフのためのMOSゲートとして働く。
【0023】このサイリスタはオン状態で直列にMOS
型ゲート部のチャネルが入らないために、そのチャネル
抵抗に全体のオン抵抗が依存しない。従ってSiC本来
の低いオン抵抗を、MOS型ゲート部のチャネル抵抗に
かかわらず実現することができる。また、SiCの場
合、(0001)面を主面とするウェハを使用すること
が多い。その場合、電流を流す方向すなわち、基板表面
に対して平行な方向では、キャリアの移動度が大きく、
望ましい。
【0024】この構造自体は、結晶格子が異なるが既に
シリコンのパワーデバイスで報告されているものであ
る。[Temple, V. A. K.:Technical Digest of IEDM 84
(1984),p.282 参照] しかし、注意すべきことは、オン状態では主電流はMO
S型ゲート部のチャネルを流れていないことである。す
なわち、オンチャネル34はトリガ電流を与えるだけの
役目を果たしており、主電流を流すものではない。その
ため、必ずしもチャネル抵抗が小さい必要はない。従っ
て、上述のようにMOS型ゲート部のチャネル抵抗が課
題となっているSiCにおいては、この構造の電圧駆動
型サイリスタが非常に有効であることが理解できる。
【0025】更に、SiCではバンドギャップが約3e
Vと広いことから、ターンオフ時のpn接合の回復が容
易であるという特徴も電圧駆動サイリスタがSiCに適
している点である。上の例で、p+ バッファ層23は、
pドリフト層24より不純物濃度の高い層で、高耐圧サ
イリスタの空乏層の広がりを抑え、或いはnカソード層
21からのキャリアの注入制御のためであったが、低い
耐圧のサイリスタなどで、このp+バッファ層23の無
い場合もある。
【0026】また、当然のことながら、導電型のp型と
n型とが反転したSiCサイリスタも考えられる。実施
例1においては、ターンオフのためのオフチャネル35
がnチャネル型になっており、移動度が大きい電子がキ
ャリアになるため、逆の場合に比べ、ターンオフできる
電流が大きくなるという利点がある。 [実施例2]実施例1の図1のような構造は、実際のデ
バイス製造のことを考えると、SiCでは難しい問題が
ある。というのは、SiCでは不純物の熱拡散が非常に
遅いため、nベース領域25およびpアノード領域26
を熱拡散により形成するには、1200℃以上の高温で
長時間拡散しなければならないからである。また、図2
の構造はシリコンでも濃度と厚さをコントロールしたn
ベース領域25およびpアノード領域26を形成しなけ
ればならないため、プロセス設計が困難で、イオン注入
量や熱処理条件の設定が難しい。
【0027】そこで、より製造が容易な構造を考案し
た。図1は、本発明第二の実施例の電圧駆動型SiCサ
イリスタの部分断面図である。実施例1との違いは、炭
化ケイ素基板41にトレンチ56が設けられ、その中に
ゲート酸化膜48を介して多結晶シリコンからなるゲー
ト電極層49が埋められていることである。
【0028】すなわち、nカソード層42上に、p+
ッファ層43、pドリフト層44、nベース層45、p
アノード層46を順に積層したSiC基板41を用い
る。pアノード層46の表面層にnソース領域47が形
成されている。nソース領域47の表面からpドリフト
層44に達するトレンチ56が形成され、ゲート酸化膜
48を介して多結晶シリコンのゲート電極層49が埋め
られている。そして、そのゲート電極層49に接触する
ゲート電極50が設けられている。また、pアノード領
域46とnソース領域47との表面に共通に接触するア
ノード電極51、nカソード層42の裏面に接触するカ
ソード電極52が設けられている。アノード電極51
は、絶縁膜53を介してゲート電極層49の上に延長す
ることもできる。
【0029】従ってこの例では、オンチャネル54、オ
フチャネル55がトレンチ56の側面に沿ってSiC基
板41の表面に垂直方向にできることになる。実施例2
のSiCサイリスタは次のような製造方法で製造する。
nカソード層42となるサブストレート上に、p+ バッ
ファ層43、pドリフト層44、nベース層45、pア
ノード層46をエピタキシャル成長法により順に積層し
たSiC基板41を用いる。pアノード層46の表面層
に窒素のイオン注入および熱処理によりnソース領域4
7を形成する。RIE(反応性イオンエッチング)によ
りnソース領域47の表面からpドリフト層44に達す
るトレンチ56を形成したのち、熱酸化によりゲート酸
化膜48を形成する。続いて減圧CVD法により多結晶
シリコンを堆積してゲート電極層49とする。ゲート電
極層49上にPSGを堆積して、ゲート電極層49とカ
ソード電極とを絶縁する絶縁膜53とした後、SiC基
板41上の絶縁膜53に窓を開け、Alをスパッタ蒸着
してアノード電極51とする。同時にゲート電極層49
に接触するゲート電極50も形成する。最後にnカソー
ド層42の裏面側にNiをスパッタ蒸着し、カソード電
極52とする。
【0030】ゲート電極層49としては、多結晶シリコ
ンの他に、高融点金属或いは、シリサイドを用いること
ができる。また、Alのアノード電極51は、nソース
領域47が高不純物濃度なのでオーミック接触をする
が、場合によってはnソース領域47の上部はNiとし
てもよい。各部の主なディメンジョンは、pドリフト層
44の不純物濃度が1×1016cm-3、厚さは8μm、
nベース層45の不純物濃度が1×1017cm-3、厚さ
は2μm、pアノード層の不純物濃度が1×1017cm
-3、厚さは2μmである。トレンチ56間のSiC部の
幅は約15μmである。
【0031】このように、例えばエピタキシャル成長法
によってp+ バッファ層43、pドリフト層44だけで
なく、nベース層45およびpアノード層46を形成す
ることができる。図2のプレーナ構造と異なり、困難な
熱拡散で形成しなくてもよい。こうしてSiCでも製造
が容易な電圧駆動型サイリスタを提供できる。さらに、
エピタキシャル成長法によって、nベース層45および
pアノード層46を形成するために、それらの濃度およ
び厚さを自由にコントロールでき、図2のような二重拡
散法では達成できない濃度プロフィルも実現できて、デ
バイス設計の自由度が広がることになる。
【0032】実施例2のSiCサイリスタの動作は、実
施例1とほぼ同じであるので説明を省略する。 [実施例3]さて、図1の構造の電圧駆動型サイリスタ
のもう一つの問題は、ターンオフ可能な電流を如何に大
きくできるかである。それは、オフチャネル55の抵抗
と密接な関係がある。すなわち、このチャネル55を生
起させることによって、それまで流れていた主電流を、
このオフチャネル55に流す。それにより、nベース層
45とpアノード層46との間のpn接合を回復させる
わけであるが、オフチャネル55の抵抗が大きいと、そ
の接合を回復させることが困難になる。従って、オフチ
ャネル55の抵抗を小さくすることがターンオフ特性を
向上させることになる。
【0033】しかしながら、図1のようなトレンチ構造
でMOS型ゲート部を形成すると、一般にチャネルの移
動度が小さくなる。その理由は、トレンチ56を形成す
るために、ドライエッチング法などを適用するわけであ
るが、その際のダメージが、SiC基板41に残り、M
OS型ゲート部の特性に影響を与えるためである。ま
た、(0001)面を主面とする結晶を用いて図1のよ
うなトレンチ構造にすると、トレンチ56の側壁に沿っ
たオンチャネル、オフチャネルは、(0001)面と垂
直な面(a面)に形成される。こちらの面は界面凖位が
多いことが知られており、[Shenoy, J. N.:J. Appl. P
hys. 79 (1996),p.3042 参照]MOSFETには適さな
い。
【0034】そこで、オフチャネルが(0001)面と
平行な方向にある電圧駆動型サイリスタを考案した。図
3は、本発明第三の実施例の電圧駆動型SiCサイリス
タの部分断面図である。炭化ケイ素基板61にトレンチ
76が設けられ、その中にゲート酸化膜68を介して多
結晶シリコンからなるゲート電極層69が埋められてい
ることは、実施例2と同じであるが、ゲート電極層に基
板表面上に延長部をもつゲート電極層69aと、延長部
の無い69bとの二種類があることが違っている。ま
た、nベース層65、nソース領域67の形も違ってい
る。
【0035】すなわち、図の左側のトレンチ76aの近
傍において、pアノード層66のトレンチ76aの側面
に沿った部分にn側壁領域77が形成され、そのn側壁
領域77から少し離れたpアノード層66の表面層にn
ソース領域67aが形成されている。そして、n側壁領
域77とnソース領域67aとに挟まれたpアノード層
66の表面上のゲート酸化膜68aを介して形成された
延長部をもつゲート電極層69aが設けられている。ゲ
ート電極層69aは図示されない部分でゲート電極層6
9bと接続されている。70はゲート電極層69aと接
続しているゲート電極、71はアノード電極、72はカ
ソード電極である。図の右側部分は実施例2と同じであ
る。細い実線はアノード電極71の接触部分を表してい
る。
【0036】従ってこの例では、図の右側部分では、ゲ
ート電極層69bの側面に沿ってオンチャネル74、オ
フチャネル75ができているが、図の左側部分では、ゲ
ート電極層69aの延長部の直下にオフチャネル75a
があるだけであり、オンチャネルは無いことになる。実
施例3のSiCサイリスタの動作は実施例1と同様に、
ゲート電極70への負のバイアスにより、オンチャネル
74が動作してサイリスタがオンし、ゲート電極70へ
の正のバイアスにより、オフチャネル75、75aが動
作してサイリスタがオフするものである。
【0037】ただし、前述の如く、オフチャネル75a
は(0001)面と平行な方向に形成されるため、移動
度が大きく、(0001)面と垂直な面(a面)に形成
されるオフチャネル75と比べて有効である。オンチャ
ネル74は、図3の左側には形成されなくなってしまう
ため、右側の図2と同様な構造は周期的に必要である。
【0038】図4は、図3の実施例3のSiCサイリス
タのSiC基板表面に於ける部分平面図である。トレン
チ76が周期的にストライプ状に形成されている。トレ
ンチ76内のゲート電極層69aは、両側に延長部を持
っており、その端を点線で示した。トレンチ76間のS
iC基板表面にn側壁領域77、nソース領域67a、
67がストライプ状に形成されている。もう一つのゲー
ト電極層69bには延長部が無い。68はゲート酸化膜
である。
【0039】サイリスタの可制御電流はターンオフのた
めのオフチャネルのチャネル抵抗に依存し、抵抗が小さ
い程可制御電流は大きくなる。そのため、オフチャネル
のチャネル抵抗は低いことが望ましい。トレンチ部分に
形成されるオフチャネル75はエッチングダメージや移
動度の結晶異方性などから抵抗が大きくなる可能性があ
る。そこで、トレンチ部分のオフチャネル75だけでな
く、プレーナ部分にオフチャネル75aを形成すること
によって、チャネル抵抗の十分に低いオフチャネルと
し、可制御電流の大きいサイリスタを提供することが可
能となる。
【0040】一本のゲート電極層の片側に延長部を持
ち、片側は延長部が無いものでもよい。 [実施例4]図5は、本発明第四の実施例のSiCサイ
リスタのSiC基板表面に於ける部分平面図である。
【0041】この例では、一本のゲート電極層89は、
延長部が両側に交互に設けられたものである。トレンチ
間のSiC基板表面にn側壁領域97、nソース領域8
7a、87が短冊状に形成されている。nソース領域8
7a、87およびその間のpアノード層86の表面上に
形成されるゲート電極層89aの延長部の端を点線で、
アノード電極91の端を細線で示した。
【0042】これもプレーナ型のオフチャネルがトレン
チの側壁部分のオフチャネルより有効に働き、可制御電
流の大きいサイリスタとなる。 [実施例5]図6は、本発明第五の実施例のSiCサイ
リスタのSiC基板表面に於ける部分平面図である。
【0043】この例では、格子状に形成されたトレンチ
116内に、ゲート酸化膜108を介して充填されたゲ
ート電極層109の一部に延長部が設けられているもの
である。トレンチ116で囲まれた正方形のSiC基板
表面のpアノード層106にn側壁領域117、nソー
ス領域107a、107がカギ型に形成されている。ゲ
ート電極層109の延長部の端を点線で、アノード電極
111の端を細線で示した。
【0044】この例でもプレーナのオフチャネルが、ト
レンチ116の側壁部分のオフチャネルより有効に働
き、可制御電流の大きいサイリスタとなる。ここでは、
トレンチ116で囲まれるSiC基板の形状が正方形の
例を示した。これらの配置は勿論設計により、自由に配
置することが可能である。また、当然のことながら、こ
れら以外の長方形セルや六角形セルなどの多角形セル
も、容易に適用を考慮される構造であろう。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、タ
ーンオンのためのMOS型ゲート部とターンオフのため
のMOS型ゲート部とを設けた電圧駆動型の炭化ケイ素
サイリスタとすることによって、オン状態で直列にチャ
ネル抵抗が入らず、SiC本来の低いオン電圧を有する
SiCサイリスタを実現することができる。
【0046】MOS型ゲート部がトレンチ内に設けられ
たものとすれば、困難な不純物拡散によらず、製造が容
易になる。またターンオフのためのMOS型ゲート部を
トレンチ内ではなく、表面部分に形成することによっ
て、オフチャネルのチャネル抵抗を低減し、可制御電流
の大きいSiCサイリスタとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第二の実施例のSiC電圧駆動型サイリ
スタの部分断面図
【図2】本発明第一の実施例のSiC電圧駆動型サイリ
スタの部分断面図
【図3】本発明第三の実施例のSiC電圧駆動型サイリ
スタの部分断面図
【図4】本発明第三の実施例のSiC電圧駆動型サイリ
スタの基板表面の平面図
【図5】本発明第四の実施例のSiC電圧駆動型サイリ
スタの基板表面の平面図
【図6】本発明第五の実施例のSiC電圧駆動型サイリ
スタの基板表面の平面図
【図7】シリコンIGBTの部分断面図
【図8】縦型MOSFETのオン抵抗とチャネル移動度
との関係を示す図
【符号の説明】
1 シリコン基板 2 pコレクタ層 3 n+ バッファ層 4 nドリフト層 5 pベース領域 6 nエミッタ領域 8、28、48、68、68a ゲート酸化膜 9、29、49、69、69a、69b、89a、89
b、109a、109b ゲート電極層 10、30、50、70 ゲート電極 11 エミッタ電極 12 コレクタ電極 13、33、53 絶縁膜 21、41、61 SiC基板 22、42 nカソード層 23、43 p+ バッファ層 24、44 pドリフト層 25、45 nベース領域またはnベース層 26、46、66、86、106 pアノード領域また
はpアノード層 27、47、67、67a、87、87a、107、1
07a nソース領域 31、51、71、91、101 アノード電極 32、52、72 カソード電極 34、54、74 オンチャネル 35、55、75、75a オフチャネル 56、76、96、116 トレンチ 77、97、117 n側壁領域

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】順次導電型を異にする五層を有し、該五層
    のうち少なくとも第一層ないし第四層はその一部が一方
    の表面に露出部を有する炭化ケイ素基板と、その基板の
    両主面にそれぞれ設けられた主電極とを有する電圧駆動
    型炭化ケイ素サイリスタにおいて、第二層と第四層とに
    挟まれた第三層の前記露出部上にゲート絶縁膜を介して
    設けられた前記サイリスタを低抵抗状態にするためのゲ
    ート電極層と、第一層と第三層とに挟まれた第二層の前
    記露出部上にゲート絶縁膜を介して設けられた前記サイ
    リスタを高抵抗状態にするためのゲート電極層とを有す
    ることを特徴とする電圧駆動型炭化ケイ素サイリスタ。
  2. 【請求項2】二つのゲート電極層が接続されていること
    を特徴とする請求項1記載の電圧駆動型炭化ケイ素サイ
    リスタ。
  3. 【請求項3】炭化ケイ素からなる、第一導電型カソード
    層、第二導電型ドリフト層をこの順に積層した半導体基
    板と、第二導電型ドリフト層の表面層に形成された第一
    導電型ベース領域と、その第一導電型ベース領域の表面
    層に形成された第二導電型アノード領域と、その第二導
    電型アノード領域の表面層に形成された第一導電型ソー
    ス領域と、第一導電型ソース領域と第一導電型ベース領
    域とに挟まれた第二導電型アノード領域の表面に対向
    し、ゲート絶縁膜を介して設けられたゲート電極層と、
    第二導電型アノード領域と第二導電型ドリフト層とに挟
    まれた第一導電型ベース領域の表面に対向し、ゲート絶
    縁膜を介して設けられたゲート電極層と、ゲート電極層
    に接触して設けられたゲート電極と、第一導電型ソース
    領域と第二導電型アノード領域との表面に共通に接触し
    て設けられたアノード電極と、第一導電型カソード層の
    裏面に接触して設けられたカソード電極とを有すること
    を特徴とする請求項1または2に記載の電圧駆動型炭化
    ケイ素サイリスタ。
  4. 【請求項4】炭化ケイ素からなる、第一導電型カソード
    層、第二導電型ドリフト層、第一導電型ベース層、第二
    導電型アノード層をこの順に積層した半導体基板と、第
    二導電型アノード領域の表面層に形成された第一導電型
    ソース領域と、第一導電型ソース領域の表面から第二導
    電型アノード層と第一導電型ベース層とを貫通して形成
    され第二導電型ドリフト層に達するトレンチと、そのト
    レンチ内にゲート絶縁膜を介して充填されたゲート電極
    層と、ゲート電極層に接触して設けられたゲート電極
    と、第一導電型ソース領域と第二導電型アノード層との
    表面に共通に接触して設けられたアノード電極と、第一
    導電型カソード層の裏面に接触して設けられたカソード
    電極とを有することを特徴とする請求項1または2に記
    載の電圧駆動型炭化ケイ素サイリスタ。
  5. 【請求項5】第二導電型アノード層表面から第一導電型
    ベース層を貫通して形成され第二導電型ドリフト層に達
    するトレンチと、第二導電型アノード層の該トレンチ側
    壁に面した一部に形成された第一導電型側壁領域と、そ
    の第一導電型側壁領域と第一導電型ソース領域とに挟ま
    れた第二導電型アノード層の表面上およびトレンチ内に
    ゲート絶縁膜を介して設けられたゲート電極層を有する
    ことを特徴とする請求項4記載の電圧駆動型炭化ケイ素
    サイリスタ。
  6. 【請求項6】半導体基板がアルファ相炭化ケイ素である
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の
    電力用半導体装置。
  7. 【請求項7】主電流を流す方向が結晶の<0001>方
    向であることを特徴とする請求項6記載の電力用半導体
    装置。
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