JPH10279323A - 板ガラスの曲げ量算出方法、その算出装置及び板ガラスの曲げ成形方法 - Google Patents
板ガラスの曲げ量算出方法、その算出装置及び板ガラスの曲げ成形方法Info
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- JPH10279323A JPH10279323A JP8697597A JP8697597A JPH10279323A JP H10279323 A JPH10279323 A JP H10279323A JP 8697597 A JP8697597 A JP 8697597A JP 8697597 A JP8697597 A JP 8697597A JP H10279323 A JPH10279323 A JP H10279323A
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- bending
- glass
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- Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】板ガラスの曲げ量を加熱炉で実際に確認するこ
となく、シミュレーションで算出する。 【解決手段】板ガラスの大きさ、及び各ゾーンのヒータ
温度を設定する。板ガラスを複数の要素に分割して、各
要素が受ける加熱量を算出すると共に各要素毎のガラス
温度を算出し、このガラス温度から各要素毎の撓み量を
演算して、板ガラスの曲げ量を算出する。
となく、シミュレーションで算出する。 【解決手段】板ガラスの大きさ、及び各ゾーンのヒータ
温度を設定する。板ガラスを複数の要素に分割して、各
要素が受ける加熱量を算出すると共に各要素毎のガラス
温度を算出し、このガラス温度から各要素毎の撓み量を
演算して、板ガラスの曲げ量を算出する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は板ガラスの曲げ量算
出方法、その算出装置及び板ガラスの曲げ成形方法に係
り、特に自動車用の窓用板ガラスを所定の曲げ形状に曲
げ成形するための、板ガラスの曲げ量算出方法、その算
出装置及び板ガラスの曲げ成形方法に関する。
出方法、その算出装置及び板ガラスの曲げ成形方法に係
り、特に自動車用の窓用板ガラスを所定の曲げ形状に曲
げ成形するための、板ガラスの曲げ量算出方法、その算
出装置及び板ガラスの曲げ成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の窓用板ガラスを曲げ成形する場
合、所定の寸法形状に切断した板ガラスを、リング状の
曲げ型上に載置して、複数の加熱ゾーンに搬送しなが
ら、板ガラスの軟化温度(通常550〜650°C程
度)以上まで加熱する。これにより、板ガラスは自重に
より変形して曲げ型の形状に沿った形に曲げ成形され
る。
合、所定の寸法形状に切断した板ガラスを、リング状の
曲げ型上に載置して、複数の加熱ゾーンに搬送しなが
ら、板ガラスの軟化温度(通常550〜650°C程
度)以上まで加熱する。これにより、板ガラスは自重に
より変形して曲げ型の形状に沿った形に曲げ成形され
る。
【0003】従来、前記加熱ゾーンのヒータ温度は、目
標とする板ガラスの曲げ量に基づいて経験的に設定され
ている。そして、量産前において、サンプル用の板ガラ
スを加熱ゾーンで曲げ成形して、できあがった板ガラス
の曲げ形状と、目標とする曲げ量とを比較している。そ
して、曲げ形状が許容値から外れた場合には、前記ヒー
タ温度をフィードバックして変更している。
標とする板ガラスの曲げ量に基づいて経験的に設定され
ている。そして、量産前において、サンプル用の板ガラ
スを加熱ゾーンで曲げ成形して、できあがった板ガラス
の曲げ形状と、目標とする曲げ量とを比較している。そ
して、曲げ形状が許容値から外れた場合には、前記ヒー
タ温度をフィードバックして変更している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
板ガラスの曲げ成形方法では、加熱ゾーンのヒータ温度
を経験的に設定しているので、板ガラスの曲げ形状が許
容値内であるか否かを実機上で確認しなければならない
という欠点がある。よって、従来の板ガラスの曲げ成形
方法では、量産に至るまでに手間がかかるという欠点が
ある。
板ガラスの曲げ成形方法では、加熱ゾーンのヒータ温度
を経験的に設定しているので、板ガラスの曲げ形状が許
容値内であるか否かを実機上で確認しなければならない
という欠点がある。よって、従来の板ガラスの曲げ成形
方法では、量産に至るまでに手間がかかるという欠点が
ある。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、板ガラスの曲げ量を実機で確認することなく、
シミュレーションで算出することができる板ガラスの曲
げ量算出方法、その算出装置及び板ガラスの曲げ成形方
法を提供することを目的とする。
もので、板ガラスの曲げ量を実機で確認することなく、
シミュレーションで算出することができる板ガラスの曲
げ量算出方法、その算出装置及び板ガラスの曲げ成形方
法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成する為に、板ガラスを曲げ型上に載置した状態で、複
数の加熱ゾーン内に搬送することにより板ガラスを加熱
して所定の曲げ形状の板ガラスを得るための板ガラスの
曲げ量算出方法において、前記板ガラスの大きさ、及び
前記各加熱ゾーンの各ヒータの予備設定温度を設定し、
前記板ガラスを複数の要素に分割し、前記板ガラスが加
熱ゾーン内に搬送されていく過程における各時刻におい
て、前記各要素が受けるヒータからの輻射加熱量及び雰
囲気温度からの対流加熱量を加算して、各加熱ゾーンに
おいて各要素が受ける加熱量を各要素毎に算出し、前記
各要素が各時刻に受ける加熱量に基づいて各要素毎の各
時刻におけるガラス温度を算出し、予め取得しているガ
ラス温度と板ガラスの撓み速度との関係から、前記算出
した各要素毎のガラス温度に基づいて、各時刻における
各要素毎の撓み量を演算し、前記演算して得られた各要
素毎の撓み量に基づいて、板ガラス全体の曲げ量を算出
することを特徴としている。
成する為に、板ガラスを曲げ型上に載置した状態で、複
数の加熱ゾーン内に搬送することにより板ガラスを加熱
して所定の曲げ形状の板ガラスを得るための板ガラスの
曲げ量算出方法において、前記板ガラスの大きさ、及び
前記各加熱ゾーンの各ヒータの予備設定温度を設定し、
前記板ガラスを複数の要素に分割し、前記板ガラスが加
熱ゾーン内に搬送されていく過程における各時刻におい
て、前記各要素が受けるヒータからの輻射加熱量及び雰
囲気温度からの対流加熱量を加算して、各加熱ゾーンに
おいて各要素が受ける加熱量を各要素毎に算出し、前記
各要素が各時刻に受ける加熱量に基づいて各要素毎の各
時刻におけるガラス温度を算出し、予め取得しているガ
ラス温度と板ガラスの撓み速度との関係から、前記算出
した各要素毎のガラス温度に基づいて、各時刻における
各要素毎の撓み量を演算し、前記演算して得られた各要
素毎の撓み量に基づいて、板ガラス全体の曲げ量を算出
することを特徴としている。
【0007】本発明によれば、まず、外部入力手段によ
って、曲げ対象の板ガラスの大きさ、及び各加熱ゾーン
の各ヒータの予備設定温度を加熱量算出手段に入力す
る。これにより、初期設定が終了する。次に、加熱量演
算手段は、板ガラスを複数の要素に分割し、そして、入
力されたヒータの温度に基づき、各加熱ゾーンにおいて
各要素がヒータから受ける輻射加熱量、及び雰囲気温度
から受ける対流加熱量を算出し、この算出結果から各加
熱ゾーンにおいて各要素が受ける加熱量を各要素毎に算
出する。
って、曲げ対象の板ガラスの大きさ、及び各加熱ゾーン
の各ヒータの予備設定温度を加熱量算出手段に入力す
る。これにより、初期設定が終了する。次に、加熱量演
算手段は、板ガラスを複数の要素に分割し、そして、入
力されたヒータの温度に基づき、各加熱ゾーンにおいて
各要素がヒータから受ける輻射加熱量、及び雰囲気温度
から受ける対流加熱量を算出し、この算出結果から各加
熱ゾーンにおいて各要素が受ける加熱量を各要素毎に算
出する。
【0008】次いで、前記加熱量に基づいて、ガラス温
度算出手段が各要素毎の各加熱ゾーンの各時刻における
ガラス温度を算出する。そして、撓み量算出手段は、予
め取得しているガラス温度と撓み速度との関係から、前
記算出した各要素毎のガラス温度に基づいて、各要素毎
の撓み量を演算する。
度算出手段が各要素毎の各加熱ゾーンの各時刻における
ガラス温度を算出する。そして、撓み量算出手段は、予
め取得しているガラス温度と撓み速度との関係から、前
記算出した各要素毎のガラス温度に基づいて、各要素毎
の撓み量を演算する。
【0009】そして、算出手段は、前記積算して得た各
要素毎の撓み量に基づいて板ガラス全体の板ガラスの曲
げ量を算出する。これにより、本発明は、板ガラスの曲
げ量を実機で確認するこなく、シミュレーションで算出
することができる。
要素毎の撓み量に基づいて板ガラス全体の板ガラスの曲
げ量を算出する。これにより、本発明は、板ガラスの曲
げ量を実機で確認するこなく、シミュレーションで算出
することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る板ガラスの曲げ量算出方法及び算出装置の好ましい実
施の形態について詳説する。図1には、板ガラスを曲げ
成形する加熱炉10と、その加熱炉10を統括制御する
コンピュータ12とが示されている。コンピュータ12
は、加熱炉10の各加熱ゾーンのヒータ温度を設定する
と共に曲げ対象板ガラスの諸条件を入力するキーボード
14、板ガラスの曲げ量を算出するためのシミュレーシ
ョン算出プログラムを有するコンピュータ本体16、及
び演算結果や加熱炉10の各種機能及び稼働状況を表示
するディスプレイ18を備えている。加熱炉10とコン
ピュータ12とは、各種データの交換が可能に接続され
ており、キーボード14で入力されたヒータ温度によ
り、各加熱ゾーンのヒータが温度制御され、また、それ
らのヒータの実際の温度情報が伝送されてディスプレイ
18に表示される。
る板ガラスの曲げ量算出方法及び算出装置の好ましい実
施の形態について詳説する。図1には、板ガラスを曲げ
成形する加熱炉10と、その加熱炉10を統括制御する
コンピュータ12とが示されている。コンピュータ12
は、加熱炉10の各加熱ゾーンのヒータ温度を設定する
と共に曲げ対象板ガラスの諸条件を入力するキーボード
14、板ガラスの曲げ量を算出するためのシミュレーシ
ョン算出プログラムを有するコンピュータ本体16、及
び演算結果や加熱炉10の各種機能及び稼働状況を表示
するディスプレイ18を備えている。加熱炉10とコン
ピュータ12とは、各種データの交換が可能に接続され
ており、キーボード14で入力されたヒータ温度によ
り、各加熱ゾーンのヒータが温度制御され、また、それ
らのヒータの実際の温度情報が伝送されてディスプレイ
18に表示される。
【0011】前記加熱炉10は図1に示すように2階建
てに構成され、1階部分が曲げ型20の復路を構成し、
上階部分がNo. 1〜No.5までの加熱ゾーンを構成
している。なお、No. 1、2の加熱ゾーンは、板ガラ
スを常温から軟化温度まで加熱する加熱ゾーンであり、
No. 3、4の加熱ゾーンは実際に曲げ成形を行う成形
ゾーン、No. 5は除冷ゾーンである。
てに構成され、1階部分が曲げ型20の復路を構成し、
上階部分がNo. 1〜No.5までの加熱ゾーンを構成
している。なお、No. 1、2の加熱ゾーンは、板ガラ
スを常温から軟化温度まで加熱する加熱ゾーンであり、
No. 3、4の加熱ゾーンは実際に曲げ成形を行う成形
ゾーン、No. 5は除冷ゾーンである。
【0012】1階と2階とは、その両側でエレベータ2
2、24によって連結されている。曲げ成形前の板ガラ
ス(図2参照:なお、同図は板ガラスをn×nの要素に
分割したことを示すための網目模様を模式的に示してい
る)26は、エレベータ22の位置に戻された曲げ型2
0上に載置された後、エレベータ22の上昇移動により
No. 1の加熱ゾーンの直前にある待機室28まで搬送
される。そして、前記板ガラスは、曲げ型20と共に、
搬送コンベア30によってNo. 1の加熱ゾーン内に搬
送され、そして、搬送コンベア30によるタクト搬送に
よってNo. 1〜No. 4の加熱ゾーン内に順に各ゾー
ン内を断続的に搬送されながら加熱される。ここで板ガ
ラスは、受熱によって軟化し、そして板ガラスの重力作
用によって曲げ型20の形状に沿った曲げ形状に成形さ
れる。曲げ成形された板ガラスは、搬送コンベア32に
よってNo. 5の除冷ゾーンに搬送され、ここで所定の
温度まで除冷されたのち出口室34に搬送される。
2、24によって連結されている。曲げ成形前の板ガラ
ス(図2参照:なお、同図は板ガラスをn×nの要素に
分割したことを示すための網目模様を模式的に示してい
る)26は、エレベータ22の位置に戻された曲げ型2
0上に載置された後、エレベータ22の上昇移動により
No. 1の加熱ゾーンの直前にある待機室28まで搬送
される。そして、前記板ガラスは、曲げ型20と共に、
搬送コンベア30によってNo. 1の加熱ゾーン内に搬
送され、そして、搬送コンベア30によるタクト搬送に
よってNo. 1〜No. 4の加熱ゾーン内に順に各ゾー
ン内を断続的に搬送されながら加熱される。ここで板ガ
ラスは、受熱によって軟化し、そして板ガラスの重力作
用によって曲げ型20の形状に沿った曲げ形状に成形さ
れる。曲げ成形された板ガラスは、搬送コンベア32に
よってNo. 5の除冷ゾーンに搬送され、ここで所定の
温度まで除冷されたのち出口室34に搬送される。
【0013】出口室34に搬送された板ガラスは、前記
エレベータ24によって下降され、そして、取り出し用
のアーム36上に載せられた後、このアーム36の退避
動作によって図示しない後工程に移送される。板ガラス
が取り外された曲げ型20は、1階に設けられた搬送コ
ンベア38によって、先とは逆方向に搬送され、その終
端位置であるエレベータ22の位置まで移動される。そ
して、曲げ型20は、エレベータ22上において、曲げ
成形前の板ガラス26が載置されるまで待機される。な
お、前記エレベータ22は、板ガラスがNo. 1の加熱
ゾーンに搬送されると1階まで下降移動され、曲げ型2
0が復帰位置するまでその位置に待機している。
エレベータ24によって下降され、そして、取り出し用
のアーム36上に載せられた後、このアーム36の退避
動作によって図示しない後工程に移送される。板ガラス
が取り外された曲げ型20は、1階に設けられた搬送コ
ンベア38によって、先とは逆方向に搬送され、その終
端位置であるエレベータ22の位置まで移動される。そ
して、曲げ型20は、エレベータ22上において、曲げ
成形前の板ガラス26が載置されるまで待機される。な
お、前記エレベータ22は、板ガラスがNo. 1の加熱
ゾーンに搬送されると1階まで下降移動され、曲げ型2
0が復帰位置するまでその位置に待機している。
【0014】図3は、加熱炉10のNo. 1〜5までの
各加熱ゾーンに設けられたヒータの配置図である。各加
熱ゾーンは天井ヒータ40、サイドヒータ42、及び床
ヒータ44を有している。No. 1、2の天井ヒータ4
0A、40Bは3台のヒータA〜Cを備え、その配置位
置も同じ位置に設定されている。No. 3、4の天井ヒ
ータ40C、40Dは5台のヒータA〜Eを備えている
が、その配置位置は異なる。No. 5の天井ヒータ40
EのヒータAは1台であり、除冷のために他のゾーンの
ヒータと比較して低温に設定される。
各加熱ゾーンに設けられたヒータの配置図である。各加
熱ゾーンは天井ヒータ40、サイドヒータ42、及び床
ヒータ44を有している。No. 1、2の天井ヒータ4
0A、40Bは3台のヒータA〜Cを備え、その配置位
置も同じ位置に設定されている。No. 3、4の天井ヒ
ータ40C、40Dは5台のヒータA〜Eを備えている
が、その配置位置は異なる。No. 5の天井ヒータ40
EのヒータAは1台であり、除冷のために他のゾーンの
ヒータと比較して低温に設定される。
【0015】No. 1〜5までの各加熱ゾーンのサイド
ヒータ42A〜42Eはそれぞれ1台のヒータAを有
し、それらの配置位置も同じ位置に設定されている。N
o. 1〜5までの各加熱ゾーンの床ヒータ44A〜44
Eはそれぞれ3台のヒータA〜Cを有し、それらの配置
位置も同じ位置に設定されている。成形前の板ガラス2
6は、No. 1〜5の加熱ゾーンに順に断続的に搬送さ
れ、各ゾーンの各ヒータからの輻射加熱、ゾーン内の雰
囲気温度からの対流加熱によって加熱される。
ヒータ42A〜42Eはそれぞれ1台のヒータAを有
し、それらの配置位置も同じ位置に設定されている。N
o. 1〜5までの各加熱ゾーンの床ヒータ44A〜44
Eはそれぞれ3台のヒータA〜Cを有し、それらの配置
位置も同じ位置に設定されている。成形前の板ガラス2
6は、No. 1〜5の加熱ゾーンに順に断続的に搬送さ
れ、各ゾーンの各ヒータからの輻射加熱、ゾーン内の雰
囲気温度からの対流加熱によって加熱される。
【0016】次に、図1に示したコンピュータ本体16
に搭載されているシミュレーション算出プログラムにつ
いて説明する。前記プログラムは、キーボード14から
板ガラス26の大きさ、板厚、及びNo. 1〜5までの
各ソーンの各ヒータ温度が入力されると、板ガラス26
を図2に示すように複数の要素(n×n)に分割する。
に搭載されているシミュレーション算出プログラムにつ
いて説明する。前記プログラムは、キーボード14から
板ガラス26の大きさ、板厚、及びNo. 1〜5までの
各ソーンの各ヒータ温度が入力されると、板ガラス26
を図2に示すように複数の要素(n×n)に分割する。
【0017】図4、図5は、板ガラス26の各要素が受
ける熱量の算出方法を説明するための模式図である。図
4には、天井ヒータがNo.1〜No.13まで配置さ
れたゾーンが示され、また、図示していないが、同ゾー
ンにはサイドヒータ、及び床ヒータが備えられている。
それらのヒータによって加熱される板ガラス26はn×
nの要素に分割されている。ここで図4に示す計算面要
素〔i、j〕が受ける熱容量を着目すると、前記コンピ
ュータ本体16は前記熱容量pCp(A G D)を次式で算出す
る。
ける熱量の算出方法を説明するための模式図である。図
4には、天井ヒータがNo.1〜No.13まで配置さ
れたゾーンが示され、また、図示していないが、同ゾー
ンにはサイドヒータ、及び床ヒータが備えられている。
それらのヒータによって加熱される板ガラス26はn×
nの要素に分割されている。ここで図4に示す計算面要
素〔i、j〕が受ける熱容量を着目すると、前記コンピ
ュータ本体16は前記熱容量pCp(A G D)を次式で算出す
る。
【0018】 pCp(A G D)・dTG /dt =Qr1 +Qr2 +Qr2 −Qr4 −Qc1 −Qc2 (W)…(1) TG :板ガラスの要素温度(計算面要素は集中熱容量体
として扱う) Qr1 :全ヒータから受ける輻射熱量であり、次式で算出
する。 Qr2 :雰囲気温度から受ける対流熱量であり、次式で算
出する。
として扱う) Qr1 :全ヒータから受ける輻射熱量であり、次式で算出
する。 Qr2 :雰囲気温度から受ける対流熱量であり、次式で算
出する。
【0019】 Qr3 :炉床から受ける輻射熱量であり、次式で算出す
る。 Qr4 :板ガラスの自己輻射熱であり、次式で算出する。
る。 Qr4 :板ガラスの自己輻射熱であり、次式で算出する。
【0020】Qr4 =2Ag σTk4 εg …(5) Qc1 :板ガラスの上面対流であり、次式で算出する。 Qc1 =Ag(Tg −T1)k …(6) Qc2 :板ガラスの下面対流であり、次式で算出する。 Qc2 =Ag(Tg −T2)k …(7) a:ステファン・ボルツマン定数 Tk:炉内要素No.kの表面温度 εk:炉内要素No.kの放射熱 Ak:炉内要素No.kの面積 Fgk:ガラス要素から炉内要素No.kを見た形態係数 εg:ガラスの放射熱 Tg:ガラス要素の絶対温度 Ag:ガラス要素の面積 T1:炉内上部雰囲気温度(絶対温度) T2:炉内下部雰囲気温度(絶対温度) k:炉内対流伝熱係数 本実施の形態における板ガラスは、各加熱ゾーン内を断
続的に搬送される。そのため、予め設定されたタクトに
応じて、各加熱ゾーンに滞在する時間が予め設定されて
いる。こうして1ゾーンにおける各要素の受ける熱容量
と1ゾーンにおけつ板ガラスの滞在時間から、1ゾーン
に滞在しているときの各要素毎のガラス温度を算出す
る。この算出を2〜5ゾーンについて前のゾーンのガラ
ス温度を考慮しながら順次行うことによって各ゾーンに
おける(各時刻における)各要素のガラス温度が得られ
る。
続的に搬送される。そのため、予め設定されたタクトに
応じて、各加熱ゾーンに滞在する時間が予め設定されて
いる。こうして1ゾーンにおける各要素の受ける熱容量
と1ゾーンにおけつ板ガラスの滞在時間から、1ゾーン
に滞在しているときの各要素毎のガラス温度を算出す
る。この算出を2〜5ゾーンについて前のゾーンのガラ
ス温度を考慮しながら順次行うことによって各ゾーンに
おける(各時刻における)各要素のガラス温度が得られ
る。
【0021】次いで、前記ガラス温度に基づいて、各要
素毎の撓み量を演算する。この演算方法は、熱容量算出
と同様にシミュレーションによって以下のように行う。
まず、撓み量を演算する前に、ガラス温度に対するガラ
スの撓み速度を取得する必要がある。この撓み速度を加
熱時間で積算すれば、各要素毎の撓み量を得ることがで
きるからである。
素毎の撓み量を演算する。この演算方法は、熱容量算出
と同様にシミュレーションによって以下のように行う。
まず、撓み量を演算する前に、ガラス温度に対するガラ
スの撓み速度を取得する必要がある。この撓み速度を加
熱時間で積算すれば、各要素毎の撓み量を得ることがで
きるからである。
【0022】図6に、ガラス温度とガラスの撓み速度と
の関係を示す。同図に示すように、撓み速度は、ガラス
温度が略580℃以下ではほぼ0であるが、580℃を
超えると急激に増加する傾向にある。この関係は、図7
に示す大きさの板ガラス1をシミュレーション算出する
ことにより得ている。即ち、同図に示す板ガラス1を徐
々に軟化点温度まで加熱した場合における中央部の測定
点Pの撓み量を算出した。これにより、図6のガラス温
度とガラスの撓み速度との関係を取得した。
の関係を示す。同図に示すように、撓み速度は、ガラス
温度が略580℃以下ではほぼ0であるが、580℃を
超えると急激に増加する傾向にある。この関係は、図7
に示す大きさの板ガラス1をシミュレーション算出する
ことにより得ている。即ち、同図に示す板ガラス1を徐
々に軟化点温度まで加熱した場合における中央部の測定
点Pの撓み量を算出した。これにより、図6のガラス温
度とガラスの撓み速度との関係を取得した。
【0023】したがって、図6に示した関係図から、前
記算出した各ゾーン(各時刻)における各要素毎のガラ
ス温度に基づいて各要素毎の撓み量を演算し、各ゾーン
における各要素の撓み量を積算することによって全ゾー
ンに搬送された板ガラスの各要素の撓み量を得ることが
できる。なお、この場合各ゾーン毎にわけて全撓み量を
得ずとも、全ゾーンにわたって得られている各時刻にお
ける各要素の撓み量を直接求めることもできる。さら
に、演算して得られた各要素毎の撓み量を積算すると、
板ガラス全体の曲げ量を算出することができる。これに
より、板ガラス26の曲げ量を実機で確認するこなく、
得ることができる。
記算出した各ゾーン(各時刻)における各要素毎のガラ
ス温度に基づいて各要素毎の撓み量を演算し、各ゾーン
における各要素の撓み量を積算することによって全ゾー
ンに搬送された板ガラスの各要素の撓み量を得ることが
できる。なお、この場合各ゾーン毎にわけて全撓み量を
得ずとも、全ゾーンにわたって得られている各時刻にお
ける各要素の撓み量を直接求めることもできる。さら
に、演算して得られた各要素毎の撓み量を積算すると、
板ガラス全体の曲げ量を算出することができる。これに
より、板ガラス26の曲げ量を実機で確認するこなく、
得ることができる。
【0024】次に、上記の如く構成された本発明の板ガ
ラスの曲げ量算出装置の作用について図8のフローチャ
ートを参照しながら説明する。まず、曲げ対象の板ガラ
ス26の大きさ、板厚をキーボード14で入力すると共
に、No. 1〜5までの各ゾーンにおける天井ヒータ4
0、サイドヒータ42、及び床ヒータ44の各ヒータの
予備設定温度をキーボード14で入力して設定する。こ
れにより、初期設定が終了する(ステップ100)。
ラスの曲げ量算出装置の作用について図8のフローチャ
ートを参照しながら説明する。まず、曲げ対象の板ガラ
ス26の大きさ、板厚をキーボード14で入力すると共
に、No. 1〜5までの各ゾーンにおける天井ヒータ4
0、サイドヒータ42、及び床ヒータ44の各ヒータの
予備設定温度をキーボード14で入力して設定する。こ
れにより、初期設定が終了する(ステップ100)。
【0025】次に、前記初期設定が終了すると、コンピ
ュータ本体16は、板ガラスを図2に示したように複数
の要素(n×n)に分割する。次いで、入力したヒータ
の予備設定温度に基づき、各ゾーンにおいて各要素がヒ
ータから受ける輻射加熱量と、雰囲気温度から受ける対
流加熱量とを前記(1)式により算出すると共に、必要
に応じて板ガラスの板厚方向に伝導する熱量を算出する
ことにより、各ゾーンにおいて各要素が受ける加熱量を
算出する(ステップ200)。
ュータ本体16は、板ガラスを図2に示したように複数
の要素(n×n)に分割する。次いで、入力したヒータ
の予備設定温度に基づき、各ゾーンにおいて各要素がヒ
ータから受ける輻射加熱量と、雰囲気温度から受ける対
流加熱量とを前記(1)式により算出すると共に、必要
に応じて板ガラスの板厚方向に伝導する熱量を算出する
ことにより、各ゾーンにおいて各要素が受ける加熱量を
算出する(ステップ200)。
【0026】一方、常温の板ガラスから1ゾーンの温度
で板ガラスの各要素の温度がどのように変化するか非定
常算出を行う。これは、1ゾーンにおいて各要素が受け
る加熱量が得られているので、1ゾーン内に板ガラスが
滞在する時間より、1ゾーン最終温度を得るものであ
る。次に、1ゾーン最終温度を2ゾーンでの初期温度と
して、2ゾーンの温度で板ガラスの各要素の温度がどの
ように変化するか非定常算出を行う。次いで、同様に、
3ゾーン〜5ゾーンまでの非定常算出を行う。これによ
り、各加熱ゾーンにおいて、板ガラスの各要素のガラス
温度を算出できる(ステップ300)。なお、板ガラス
の搬送タクトが定められているので、上記ガラス温度は
各時刻におけるガラス温度として扱うこともできる。
で板ガラスの各要素の温度がどのように変化するか非定
常算出を行う。これは、1ゾーンにおいて各要素が受け
る加熱量が得られているので、1ゾーン内に板ガラスが
滞在する時間より、1ゾーン最終温度を得るものであ
る。次に、1ゾーン最終温度を2ゾーンでの初期温度と
して、2ゾーンの温度で板ガラスの各要素の温度がどの
ように変化するか非定常算出を行う。次いで、同様に、
3ゾーン〜5ゾーンまでの非定常算出を行う。これによ
り、各加熱ゾーンにおいて、板ガラスの各要素のガラス
温度を算出できる(ステップ300)。なお、板ガラス
の搬送タクトが定められているので、上記ガラス温度は
各時刻におけるガラス温度として扱うこともできる。
【0027】次いで、板ガラスの粘弾性挙動等に基づい
て予め取得している、図6に示すガラス温度と撓み速度
(V)との関係から、前記算出した各要素毎のガラス温
度に基づいて、各要素毎の撓み量を演算する(ステップ
400)。そして、演算して得た各要素毎の撓み量に基
づいて板ガラス全体の板ガラスの曲げ量を算出する(ス
テップ500)。
て予め取得している、図6に示すガラス温度と撓み速度
(V)との関係から、前記算出した各要素毎のガラス温
度に基づいて、各要素毎の撓み量を演算する(ステップ
400)。そして、演算して得た各要素毎の撓み量に基
づいて板ガラス全体の板ガラスの曲げ量を算出する(ス
テップ500)。
【0028】これにより、本実施の形態は、板ガラスの
曲げ量を実機で確認するこなく、シミュレーションで算
出することができる。そして、本実施例では、算出した
板ガラスの形状と、板ガラスの所望のデザイン形状とを
比較して形状偏差を求め(ステップ600)、この結果
をディスプレイ18上に表示する(ステップ700)。
そして、この形状偏差が許容値内か否かを判別し、許容
値内であれば、前述した入力条件で板ガラスの曲げ成形
を行う。これとは逆に、許容値外であれば、入力条件の
うちヒータの予備設定温度を変更して前述した手順で再
度算出を、形状偏差が許容値内になるまで行う。
曲げ量を実機で確認するこなく、シミュレーションで算
出することができる。そして、本実施例では、算出した
板ガラスの形状と、板ガラスの所望のデザイン形状とを
比較して形状偏差を求め(ステップ600)、この結果
をディスプレイ18上に表示する(ステップ700)。
そして、この形状偏差が許容値内か否かを判別し、許容
値内であれば、前述した入力条件で板ガラスの曲げ成形
を行う。これとは逆に、許容値外であれば、入力条件の
うちヒータの予備設定温度を変更して前述した手順で再
度算出を、形状偏差が許容値内になるまで行う。
【0029】これにより、本実施の形態では、所望のデ
ザイン形状の板ガラスを得ることができる。本実施の形
態では、板ガラスの色については言及していないが、近
年、自動車用板ガラスは、車種の多様化により種々の色
のものが採用され、従来の透明色だけでなく、ブロンズ
色、グリーン色が多く見られるようになってきている。
ザイン形状の板ガラスを得ることができる。本実施の形
態では、板ガラスの色については言及していないが、近
年、自動車用板ガラスは、車種の多様化により種々の色
のものが採用され、従来の透明色だけでなく、ブロンズ
色、グリーン色が多く見られるようになってきている。
【0030】このような色付きの板ガラスは、当然その
色によって熱吸収率が異なるので、撓み速度も透明の板
ガラスと比較して速くなる。したがって、板ガラスの色
に応じた、ガラス温度と撓み速度との関係を予め取得し
ておけば、多種の色の板ガラスの曲げ量算出にも対応す
ることができる。ところで、上記実施の形態では、板ガ
ラスを各加熱ゾーン毎に断続的に搬送し、全ゾーン間に
搬送させている。これは各ゾーン毎に板ガラスを停止さ
せ、所定時間板ガラスを各ゾーンに滞在させるものであ
るが、全ゾーンにわたって板ガラスを連続的にほぼ一定
の速度で搬送させることもできる。この場合、各ゾーン
における各要素のガラス温度のかわりに各時刻における
各要素のガラス温度を得ることによって、全ゾーンにわ
たって搬送された後の各要素毎の撓み量を得ることがで
きる。
色によって熱吸収率が異なるので、撓み速度も透明の板
ガラスと比較して速くなる。したがって、板ガラスの色
に応じた、ガラス温度と撓み速度との関係を予め取得し
ておけば、多種の色の板ガラスの曲げ量算出にも対応す
ることができる。ところで、上記実施の形態では、板ガ
ラスを各加熱ゾーン毎に断続的に搬送し、全ゾーン間に
搬送させている。これは各ゾーン毎に板ガラスを停止さ
せ、所定時間板ガラスを各ゾーンに滞在させるものであ
るが、全ゾーンにわたって板ガラスを連続的にほぼ一定
の速度で搬送させることもできる。この場合、各ゾーン
における各要素のガラス温度のかわりに各時刻における
各要素のガラス温度を得ることによって、全ゾーンにわ
たって搬送された後の各要素毎の撓み量を得ることがで
きる。
【0031】通常得ようとする板ガラスの曲げ形状は、
各部位によって曲率が異なるように設定されているの
で、板ガラスには温度分布が与えられる。そのため、こ
の温度分布を与えやすいように、前述の実施の形態のよ
うに板ガラスを各ゾーン毎に断続的に搬送することが好
ましい。
各部位によって曲率が異なるように設定されているの
で、板ガラスには温度分布が与えられる。そのため、こ
の温度分布を与えやすいように、前述の実施の形態のよ
うに板ガラスを各ゾーン毎に断続的に搬送することが好
ましい。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る板ガ
ラスの曲げ量算出方法及びその算出装置によれば、板ガ
ラスの大きさ、及び加熱ゾーンのヒータ温度を設定した
のち、板ガラスを複数の要素に分割して、各要素が受け
る加熱量を算出すると共に各要素毎のガラス温度を算出
し、このガラス温度から各要素毎の撓み量を演算して、
板ガラスの曲げ量を算出したので、板ガラスの曲げ量を
実機で確認するこなく、シミュレーションで算出するこ
とができる。
ラスの曲げ量算出方法及びその算出装置によれば、板ガ
ラスの大きさ、及び加熱ゾーンのヒータ温度を設定した
のち、板ガラスを複数の要素に分割して、各要素が受け
る加熱量を算出すると共に各要素毎のガラス温度を算出
し、このガラス温度から各要素毎の撓み量を演算して、
板ガラスの曲げ量を算出したので、板ガラスの曲げ量を
実機で確認するこなく、シミュレーションで算出するこ
とができる。
【0033】こうして得られる曲げ形状をヒータの温度
設定にフィードバックすることによって、サンプル用の
板ガラスの曲げ成形をすることなく、あるいはサンプル
成形の回数を少なくして、所望の形状の板ガラス成形を
実現できる。
設定にフィードバックすることによって、サンプル用の
板ガラスの曲げ成形をすることなく、あるいはサンプル
成形の回数を少なくして、所望の形状の板ガラス成形を
実現できる。
【図1】本実施の形態の板ガラスの曲げ量算出方法が適
用された加熱炉の説明図
用された加熱炉の説明図
【図2】図1に示した加熱炉で曲げ成形される板ガラス
の説明図
の説明図
【図3】図1に示した加熱炉の各加熱ゾーンのヒータ配
置を示す説明図
置を示す説明図
【図4】板ガラスの要素が受ける熱容量を説明するため
の模式図
の模式図
【図5】板ガラスの1つの要素が受ける熱容量を説明す
るための模式図
るための模式図
【図6】ガラス温度と撓み速度との関係を示す説明図
【図7】撓み速度のシミュレーション算出を説明するた
めの説明図
めの説明図
【図8】本実施の形態の板ガラスの曲げ量算出方法のフ
ローチャート
ローチャート
10…加熱炉 12…コンピュータ 14…キーボード 16…コンピュータ本体 18…ディスプレイ 20…曲げ型 26…板ガラス No. 1〜5…加熱ゾーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小西 正哲 神奈川県横浜市神奈川区羽沢町1150番地 旭硝子株式会社中央研究所内
Claims (4)
- 【請求項1】板ガラスを曲げ型上に載置した状態で、複
数の加熱ゾーン内に搬送することにより板ガラスを加熱
して所定の曲げ形状の板ガラスを得るための板ガラスの
曲げ量算出方法において、 前記板ガラスの大きさ、及び前記各加熱ゾーンの各ヒー
タの予備設定温度を設定し、 前記板ガラスを複数の要素に分割し、前記板ガラスが加
熱ゾーン内に搬送されていく過程における各時刻におい
て、前記各要素が受けるヒータからの輻射加熱量及び雰
囲気温度からの対流加熱量を加算して、各加熱ゾーンに
おいて各要素が受ける加熱量を各要素毎に算出し、 前記各要素が各時刻に受ける加熱量に基づいて各要素毎
の各時刻におけるガラス温度を算出し、 予め取得しているガラス温度と板ガラスの撓み速度との
関係から、前記算出した各要素毎のガラス温度に基づい
て、各時刻における各要素毎の撓み量を演算し、 前記演算して得られた各要素毎の撓み量に基づいて、板
ガラス全体の曲げ量を算出することを特徴とする板ガラ
スの曲げ量算出方法。 - 【請求項2】前記算出された前記板ガラス全体の曲げ量
を、該板ガラスの目標曲げ量と比較して、その曲げ量の
差が許容値から外れた場合には、該外れた部分に対応す
るヒータの予備設定温度を変更して、曲げ量の差を許容
値内に設定することを特徴とする請求項1記載の板ガラ
スの曲げ量算出方法。 - 【請求項3】板ガラスを曲げ型上に載置した状態で、複
数の加熱ゾーン内に搬送することにより板ガラスを加熱
して所定の曲げ形状の板ガラスを得るための板ガラスの
曲げ量算出装置において、 前記板ガラスの大きさ、及び前記各加熱ゾーンの各ヒー
タの予備設定温度を設定する外部入力手段と、 前記板ガラスを複数の要素に分割し、前記板ガラスが加
熱ゾーン内に搬送されていく過程における各時刻におい
て、前記各要素が受けるヒータからの輻射加熱量と雰囲
気温度からの対流加熱量を加算して、各時刻において各
要素が受ける加熱量を各要素毎に算出する加熱量算出手
段と、 前記加熱量に基づいて、各時刻における各要素毎のガラ
ス温度を算出するガラス温度算出手段と、 予め取得しているガラス温度と板ガラスの撓み速度との
関係から、前記算出した各時刻における各要素毎のガラ
ス温度に基づいて、各要素毎の撓み量を演算する撓み量
算出手段と、 前記演算して得られた各要素毎の撓み量に基づいて、板
ガラス全体の曲げ量を算出する算出手段と、 を備えたことを特徴とする板ガラスの曲げ量算出装置。 - 【請求項4】板ガラスを曲げ型上に載置した状態で、複
数のヒータがそれぞれ配設された複数の加熱ゾーン内
に、前記曲げ型を各加熱ゾーン毎に断続的に搬送するこ
とにより板ガラスを加熱して所定の曲げ形状に成形する
板ガラスの成形方法において、 前記板ガラスの大きさ、及び前記各加熱ゾーンの各ヒー
タの予備設定温度を設定する第1のステップと、 前記板ガラスを複数の要素に分割し、各加熱ゾーンにお
いて各要素が受ける加熱量と各加熱ゾーンにおける板ガ
ラスの滞在時間から、各加熱ゾーンにおける各要素毎の
ガラス温度を算出する第2のステップと、 予め取得しているガラス温度と板ガラスの撓み速度との
関係から、前記算出した各加熱ゾーン毎における各要素
毎のガラス温度に基づいて、各加熱ゾーンにおける板ガ
ラスの各要素の撓み量を算出する第3のステップと、 前記演算して得られた各加熱ゾーン毎における各要素毎
の撓み量に基づいて、全加熱ゾーンにわたり搬送された
板ガラス全体の曲げ量を算出する第4のステップと、 前記板ガラス全体の曲げ量を予め設定された板ガラスの
所望のデザイン形状を比較して形状偏差を求める第5の
ステップと、 を、前記形状偏差が許容値内になるまで各ヒータの予備
設定温度を変更しながら順次行い、前記形状偏差が許容
値内になったときのヒータの予備設定温度を前記各加熱
ゾーンの各ヒータの設定温度として、板ガラスが載置さ
れた曲げ型を各加熱ゾーン内に搬送させることを特徴と
する板ガラスの成形方法。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8697597A JPH10279323A (ja) | 1997-04-04 | 1997-04-04 | 板ガラスの曲げ量算出方法、その算出装置及び板ガラスの曲げ成形方法 |
| PCT/JP1998/001558 WO1998045214A1 (en) | 1997-04-04 | 1998-04-03 | Glass plate bending method and apparatus |
| BR9804808A BR9804808A (pt) | 1997-04-04 | 1998-04-03 | Processo e aparelho para dobrar chapas de vidro |
| EP98911206A EP0928779A4 (en) | 1997-04-04 | 1998-04-03 | METHOD AND DEVICE FOR BENDING GLASS PANES |
| US09/194,422 US6240746B1 (en) | 1997-04-04 | 1998-04-03 | Glass plate bending method and apparatus |
| CN98800420A CN1222896A (zh) | 1997-04-04 | 1998-04-03 | 玻璃板弯曲成形方法及其装置 |
| CZ983948A CZ394898A3 (cs) | 1997-04-04 | 1998-04-03 | Způsob a technické zařízení k tvarování skleněných tabulí |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8697597A JPH10279323A (ja) | 1997-04-04 | 1997-04-04 | 板ガラスの曲げ量算出方法、その算出装置及び板ガラスの曲げ成形方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10279323A true JPH10279323A (ja) | 1998-10-20 |
Family
ID=13901883
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8697597A Withdrawn JPH10279323A (ja) | 1997-04-04 | 1997-04-04 | 板ガラスの曲げ量算出方法、その算出装置及び板ガラスの曲げ成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10279323A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004099094A1 (ja) * | 2003-05-09 | 2004-11-18 | Asahi Glass Company, Limited | ガラス板の加熱方法及び加熱炉 |
| WO2010090227A1 (ja) * | 2009-02-03 | 2010-08-12 | 旭硝子株式会社 | ガラス板の品質検査方法及び品質検査プログラム |
| CN102951835A (zh) * | 2012-11-27 | 2013-03-06 | 常州市南新玻璃有限公司 | 一种变曲钢化玻璃制作装置及制作工艺 |
| CN102951834A (zh) * | 2012-11-28 | 2013-03-06 | 洛阳兰迪玻璃机器股份有限公司 | 一种玻璃钢化机组 |
-
1997
- 1997-04-04 JP JP8697597A patent/JPH10279323A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004099094A1 (ja) * | 2003-05-09 | 2004-11-18 | Asahi Glass Company, Limited | ガラス板の加熱方法及び加熱炉 |
| WO2010090227A1 (ja) * | 2009-02-03 | 2010-08-12 | 旭硝子株式会社 | ガラス板の品質検査方法及び品質検査プログラム |
| JP5403375B2 (ja) * | 2009-02-03 | 2014-01-29 | 旭硝子株式会社 | ガラス板の品質検査方法及びガラス板の形状測定方法 |
| US8793089B2 (en) | 2009-02-03 | 2014-07-29 | Asahi Glass Company, Limited | Method for inspecting quality of glass plate |
| CN102951835A (zh) * | 2012-11-27 | 2013-03-06 | 常州市南新玻璃有限公司 | 一种变曲钢化玻璃制作装置及制作工艺 |
| CN102951834A (zh) * | 2012-11-28 | 2013-03-06 | 洛阳兰迪玻璃机器股份有限公司 | 一种玻璃钢化机组 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060612 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Effective date: 20060621 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 |