JPH1027944A - 光半導体素子とその製造方法,及び光半導体モジュールとその製造方法 - Google Patents

光半導体素子とその製造方法,及び光半導体モジュールとその製造方法

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JPH1027944A
JPH1027944A JP18059196A JP18059196A JPH1027944A JP H1027944 A JPH1027944 A JP H1027944A JP 18059196 A JP18059196 A JP 18059196A JP 18059196 A JP18059196 A JP 18059196A JP H1027944 A JPH1027944 A JP H1027944A
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JP
Japan
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ridge structure
layer
forming
insulating film
alignment marker
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Application number
JP18059196A
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English (en)
Inventor
Motoko Kato
素子 加藤
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 活性領域との相対的な位置ずれが少ないアラ
イメントマーカを備えた光半導体素子,及びその製造方
法を提供すること。 【解決手段】 半導体レーザ1のコンタクト層15の、
上記リッジ構造17に対して所定の間隔を隔てた位置
に、所定の平面形状を有するアライメントマーカ30を
設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は光半導体素子とそ
の製造方法、及び光半導体モジュールとその製造方法に
関し、特に光半導体モジュールに用いられる光半導体素
子とその製造方法、及び光ファイバ付の光半導体モジュ
ールとその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の半導体レーザと光ファイバ
とを備えたレーザモジュールの構造を示す斜視図であ
り、図において、1は半導体レーザ、2はモニタ用のフ
ォトダイオード、3はSiからなるサブマウント、4は
光ファイバ、5はボンディングワイヤ、6は金属フレー
ム、7はフェルール、9はコネクタ係止部、8はサブマ
ウント上に設けられたV溝、10はパッケージである。
この半導体レーザは、光ファイバ4と光半導体素子であ
る半導体レーザ1とをサブマウント3上に位置決めして
載置した後、これをフレーム6上に取り付け、ワイヤボ
ンディング等を行い、パッケージ10内に封止するよう
にしたものである。そして、半導体レーザ1は、その活
性領域、つまり、発光領域が、光ファイバ4の光軸の延
長上に位置するように載置されている。
【0003】一般家庭で使用される光通信用の送受信機
等に用いられる光半導体モジュールは、低コスト化する
ことが必要である。図5に示すような、半導体レーザ1
と光ファイバ4とをモジュール化した低価格のレーザモ
ジュールにおいては、半導体レーザ1と光ファイバ4と
の位置あわせは、まずSiからなるサブマウント3上に
設けられたV溝8内に光ファイバ4を固定し、半導体レ
ーザ1は、この半導体レーザ1の表面上に所定のパター
ンとなるよう設けられた表面電極(図示せず)の端部等
をアライメント用のマーカとして、この表面電極の端部
がサブマウント3の所定の位置に配置されるようにサブ
マウント3上の,該半導体レーザ1を載置する位置を調
整して位置決めされる。この電極のアライメント用マー
カとして用いる部分と、半導体レーザ1の発光領域とな
る部分との相対的な位置関係は、表面電極がマスクパタ
ーン等を用いた転写技術を利用して形成されているため
予め分かっている。そのため、半導体レーザ1の発光領
域が光ファイバ4の光軸上に配置された状態におけるア
ライメント用マーカが配置される位置を予め求めてお
き、このような位置にアライメント用マーカが位置する
ように半導体レーザを載置する位置を調整することによ
り、半導体レーザ1を、その発光領域が光ファイバ4の
光軸の延長上に位置するように位置決めして載置するこ
とができる。
【0004】図6は従来の半導体レーザの製造方法を示
す断面工程図であり、図において、11は基板、12は
下クラッド層、13は活性層、14は上クラッド層、1
5はコンタクト層、16は電流ブロック層、17はリッ
ジ構造、18は表面電極、19は裏面電極、20は絶縁
膜である。
【0005】また、図8はこの従来の半導体レーザの製
造方法を示すフローチャートであり、S1〜S9は製造
方法における各ステップを示している。
【0006】次に従来の半導体レーザの製造方法につい
て図6を用いて説明する。まず、図6(a) に示すよう
に、ウエハ形状(図示せず)の基板11上に、下クラッ
ド層12、活性層13、上クラッド層14を順次結晶成
長させた後(ステップS1)、該上クラッド層14上に
ストライプ形状の絶縁膜20を形成し、これをマスクと
して基板11に達する深さまで選択的なエッチングを行
い、図6(b)に示すようにリッジ構造17を形成する
(ステップS2)。このリッジ構造17内の活性層13
がレーザの活性領域(発光領域)となる。次に絶縁膜2
0を選択成長用マスクとして用いてリッジ構造17を埋
め込むように電流ブロック層16を形成し(ステップS
3)、さらに絶縁膜20を除去した後(ステップS
4)、図6(d) に示すように、リッジ構造17上,及び
電流ブロック層16上にコンタクト層15を形成し(ス
テップS5)、図6(e) に示すように、コンタクト層1
5上に表面電極18を形成し(ステップS7)、さらに
基板1の裏面側に裏面電極19を形成する(ステップS
8)。実際には、コンタクト層15上に行われる表面プ
ロセスとして、表面電極18を形成する工程の他に、表
面電極18とコンタクト層15との接触面を所定の形状
とするための絶縁膜を形成する工程や、プロセスメサを
形成する工程等が含まれ、また、基板11の裏面に行わ
れる裏面プロセスとしては基板11の裏面を研磨する工
程等がさらに含まれているがここでは省略している。最
後に、ウエハから素子分離を行い(ステップS9)、半
導体レーザを得る。
【0007】ここで、従来の半導体レーザの製造方法に
おいては、ステップS2に示したリッジ形成工程におい
て、ウエハ上の半導体レーザの素子形成を行わない領域
上にも、ストライプ状の絶縁膜20を形成する工程を利
用して所定の形状の絶縁膜を形成しておき、リッジ構造
17を形成するエッチングの際に、この絶縁膜の下部も
エッチングしないようにして、ウエハ上の素子を形成し
ない領域上に、その後に結晶成長を行っても認識可能な
大きさや形状,面方位を有するエピマーカ(図示せず)
を形成するようにする。そして、電流ブロック層16を
形成し、ストライプ状の絶縁膜20と、エピマーカを形
成するために用いた絶縁膜を除去し、ウエハ全面にコン
タクト層18を形成した後、さらに、ステップS6とし
て、上記エピマーカに合わせて、ウエハの半導体レーザ
を形成しない領域上のコンタクト層18上に、エッチン
グによりその後の表面電極を形成する工程等の表面プロ
セスの位置合わせの基準に用いられる表面プロセス用ア
ライメントマーカ(図示せず)を形成する。この表面プ
ロセス用アライメントマーカは、上記エピマーカ上にも
コンタクト層18が形成されてこのエピマーカが認識し
にくくなってその後のプロセスに用いることが困難とな
るために、その後の表面電極を形成する工程等の表面プ
ロセスにおける位置合わせを容易とするために設けられ
るものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
半導体レーザ等の光半導体素子においては、エピマーカ
をウエハ上の素子を形成しない領域に形成し、このエピ
マーカに対して位置合わせを行って、ウエハ上の素子形
成を行わない領域上のコンタクト層に対して、その後の
表面プロセスに位置決めの基準として用いるための表面
プロセス用アライメントマーカを形成していた。しか
し、エピマーカは、リッジ構造17を形成する工程、即
ち活性層13の活性領域(発光領域)を形成する工程に
おいて形成されるため、このエピマーカと活性領域との
相対的な位置関係は設計通りのものとなっており、位置
ずれ等はほとんどないが、このエピマーカに対する表面
プロセス用アライメントマーカの合わせ精度は2〜5μ
mである。さらにこの表面プロセス用アライメントマー
カを用いて表面電極を形成する際の合わせ精度は約2μ
mである。したがって、表面電極の位置は設計した位置
に対して4〜7μmずれ、その結果、表面電極の位置と
光半導体素子の活性領域との相対的な位置関係は4〜7
μmずれることになる。
【0009】このため、従来の半導体レーザの表面電極
の一部を実装時のアライメント用のマーカとして用いて
位置合わせを行っていた図5に示すような従来のレーザ
モジュールにおいては、光ファイバ4と半導体レーザ1
の発光領域との間で、4〜7μmの位置ずれが生じてい
た。このような光ファイバと半導体レーザの発光領域と
の間に生じる位置ずれが、結合効率のばらつきが生じる
原因となっていた。したがって、高性能なレーザモジュ
ールを歩留りよく得るためには、光ファイバと半導体レ
ーザの発光領域との間の位置合わせ精度を向上させ、結
合効率のばらつきを低減する必要があった。
【0010】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたものであり、活性領域との相対的な位置
ずれが少ないアライメント用のマーカを備えた光半導体
素子,及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0011】また、この発明は上記のような問題点を解
消するためになされたものであり、光ファイバと光半導
体素子の活性領域との位置合わせ精度に優れた光半導体
モジュール及びその製造方法を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係る光半導体
素子は、半導体基板上に配置された下クラッド層,活性
層,上クラッド層からなり、その少なくとも上部にリッ
ジ形状に成形されてなるリッジ構造を備えた半導体積層
構造と、上記リッジ構造を埋め込むように配置された電
流ブロック層と、上記リッジ構造上,及び電流ブロック
層上に配置された、その表面の上記リッジ構造に対して
所定の間隔を隔てた位置に所定の平面形状を有する隆起
部またはくぼみ部からなるアライメントマーカを備えた
コンタクト層と、該コンタクト層上の上記リッジ構造の
上部に配置された表面電極と、上記基板の裏面側に配置
された裏面電極とを備えるようにしたものである。
【0013】また、この発明に係る光半導体素子は、半
導体基板上に配置された下クラッド層,活性層,上クラ
ッド層からなり、その少なくとも上部に、リッジ形状に
成形されてなるリッジ構造と,該リッジ構造部に対して
所定の間隔を隔てて所定の平面形状の柱状に成形されて
なるアライメントマーカとを備えた半導体積層構造と、
上記リッジ構造,及びアライメントマーカを埋め込むよ
うに配置された電流ブロック層と、上記リッジ構造上,
及び電流ブロック層上のみに配置されたコンタクト層
と、該コンタクト層上の上記リッジ構造の上部に配置さ
れた表面電極と、上記基板の裏面側に配置された裏面電
極とを備えるようにしたものである。
【0014】また、この発明に係る半導体素子の製造方
法は、ウエハ形状の半導体基板上に下クラッド層,活性
層,上クラッド層を結晶成長させる工程と、上記半導体
基板の素子形成を行う領域の該上クラッド層上に、スト
ライプ形状の絶縁膜を形成し、この絶縁膜をマスクとし
て上記上クラッド層の表面から所定の深さまで選択的に
エッチングを行い、上記ストライプ形状の絶縁膜の下部
にリッジ構造を形成する工程と、上記絶縁膜をマスクと
して、上記リッジ構造を埋め込むように電流ブロック層
を選択成長させる工程と、上記絶縁膜を除去し、上記リ
ッジ構造上,及び電流ブロック層上にコンタクト層を成
長させる工程と、上記半導体基板の素子形成を行う領域
の上記コンタクト層表面の上記リッジ構造から所定の間
隔を隔てた位置に、所定の平面形状を有する隆起部また
はくぼみ部からなるアライメントマーカを形成するとと
もに、上記半導体基板の素子形成を行わない領域の上記
コンタクト層表面に所定の平面形状を有する隆起部また
はくぼみ部からなる表面プロセス用アライメントマーカ
を形成する工程と、該表面プロセス用アライメントマー
カを用いて位置決めを行い、該コンタクト層上の上記リ
ッジ構造の上部に表面電極を形成する工程と、上記半導
体基板の裏面側に裏面電極を形成する工程と、上記半導
体基板の素子形成を行う領域をウエハ形状の半導体基板
から分離する工程とを備えるようにしたものである。
【0015】また、この発明に係る光半導体素子の製造
方法は、半導体基板上に下クラッド層,活性層,上クラ
ッド層を結晶成長させる工程と、該上クラッド層上に、
ストライプ形状の第1の絶縁膜と,該第1の絶縁膜に対
して所定の間隔を隔てた位置に配置された所定の平面形
状の第2の絶縁膜とを形成する工程と、上記第1,第2
の絶縁膜とをマスクとして該上クラッド層の表面から所
定の深さまで選択的にエッチングを行い、上記第1の絶
縁膜の下部にリッジ構造を形成するとともに、上記第2
の絶縁膜の下部にアライメントマーカを形成する工程
と、上記第1,第2の絶縁膜をマスクとして、上記リッ
ジ構造,及びアライメントマーカを埋め込むように電流
ブロック層を選択成長させる工程と、上記第1の絶縁膜
のみを除去する工程と、上記第2の絶縁膜上を除く領域
上にコンタクト層を成長させる工程と、該コンタクト層
上の上記リッジ構造の上部に表面電極を形成する工程
と、上記基板の裏面側に裏面電極を形成する工程とを備
えるようにしたものである。
【0016】また、この発明に係る光半導体モジュール
は、載置台と、この載置台上に位置決めして載置してな
る光ファイバと、上記載置台上に位置決めして載置して
なる上記光半導体素子とを備え、上記光半導体素子は、
上記活性層のリッジ構造内またはリッジ構造の下部に位
置する領域が上記光ファイバの光軸の延長上に配置され
るよう、上記アライメントマーカを位置の基準に用い
て、位置決めして載置されてなるようにしたものであ
る。
【0017】また、この発明に係る光半導体モジュール
の製造方法は、載置台と光ファイバとを用意し、該載置
台上に上記光ファイバを位置決めして載置する工程と、
上記光半導体素子を用意し、上記アライメントマーカを
位置の基準に用いて、上記活性層のリッジ構造内または
リッジ構造の下部に位置する領域が上記光ファイバの光
軸の延長上に配置されるよう、上記光半導体素子を上記
載置台上に位置決めして載置する工程とを備えるように
したものである。
【0018】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は本発明の実施の形態1に係る半導
体レーザの構造を示す斜視図(図1(a))、該斜視図にお
ける1b−1b線による断面図(図1(b)),及び該半導体レ
ーザと光ファイバとをサブマウント上に実装してなるレ
ーザモジュールの構造を示す図(図1(c))であり、図に
おいて、1は半導体レーザ、3はSiからなるサブマウ
ント、4は光ファイバ、8は光ファイバ4を位置決めす
るためのV溝で、半導体レーザ1は、その活性領域(発
光領域)が光ファイバ4の光軸の延長上に配置されるよ
う位置決めされてサブマウント3上に配置されている。
11は基板、12は下クラッド層、13は活性層、14
は上クラッド層、15はコンタクト層、16は電流ブロ
ック層、17はリッジ構造、18は表面電極、19は裏
面電極、30はアライメントマーカである。この実施の
形態1においては平面形状が円形である2つのアライメ
ントマーカ30を、レーザ共振器端面近傍のリッジ構造
17を挟んで対称となる位置に設けているが、このアラ
イメントマーカの数はいくつでもよく、また、このアラ
イメントマーカは認識し易い形状であればどのような平
面形状であってもよく、さらに、このアライメントマー
カの位置はレーザ特性に影響を与えなければどのような
位置に設けられていても良い。
【0019】また、図2は本発明の実施の形態1に係る
半導体レーザの製造方法を示す工程図であり、図1(a)
の1b−1b線による断面に相当する部分の断面図を表して
いる。図において図1と同一符号は同一又は相当する部
分を示しており、20は絶縁膜である。
【0020】また、図7は本発明の実施の形態1に係る
半導体レーザの製造方法を示すフローチャートであり、
図においてS1〜S9はこの製造方法における各ステッ
プを示している。
【0021】次に製造方法について図2,及び図7を用
いて説明する。まず、図2(a) に示すようにウエハ形状
(図示せず)の基板11上に下クラッド層12,活性層
13,上クラッド層14を順次結晶成長させる(ステッ
プS1)。続いて、上クラッド層14上にストライプ形
状の絶縁膜20を設ける。このときウエハの半導体レー
ザの素子形成を行う領域以外の領域上に、所定の平面形
状を有する絶縁膜(図示せず)も同時に形成しておく。
さらに、図2(b) に示すように、この絶縁膜20及び所
定の平面形状を有する絶縁膜をマスクとして下クラッド
層12に達する深さまでウエットエッチングを行い絶縁
膜20の下方にリッジ構造17を形成するとともに、上
記所定の平面形状を有する絶縁膜の下方にエピマーカ
(図示せず)を形成する(ステップS2)。これによ
り、その上部にリッジ構造17を備えた半導体積層構造
を得る。なお、通常上記エピマーカはウエハの周辺部に
数カ所設けられる。
【0022】次に、図2(c) に示すように、上記絶縁膜
20及び所定の平面形状を有する絶縁膜をマスクとして
上記リッジ構造17とエピマーカを埋め込むように電流
ブロック層16を形成し(ステップS3)、上記絶縁膜
を全て除去した後(ステップS4)、さらにコンタクト
層15をウエハ上に成長させる(ステップS5)。
【0023】その後、表面電極形成等の表面プロセスの
位置合わせの基準に用いる,所定の平面形状を有する表
面プロセス用アライメントマーカ(図示せず)を、ウエ
ハ上の半導体レーザを形成する領域以外の領域上,例え
ばウエハの周辺部に、上記エピマーカに位置合わせをし
て上記コンタクト層15の表面を所定の深さまでエッチ
ングすることにより形成する(ステップS6)。これと
同時に、半導体レーザの素子形成される領域上の,活性
層13との相対的な位置関係が予め分かっている位置の
コンタクト層15の表面をエッチングすることにより、
円形等の所定の平面形状を有するくぼみ部からなるアラ
イメントマーカ30を形成する(図2(d))。なお、アラ
イメントマーカ30を形成する領域の周辺部をエッチン
グ除去することにより隆起部からなるアライメントマー
カを設けるようにしてもよい。その後、コンタクト層1
5上の少なくともリッジ構造17の上部領域に表面電極
18を形成し(ステップS7)、基板11の裏面側に裏
面電極19を形成し(ステップS8)、ウエハから半導
体レーザの各素子を切り離して(ステップS9)、図1
に示すような半導体レーザを得る。
【0024】次に、この半導体レーザを用いた半導体レ
ーザモジュールの製造方法について説明する。まずSi
からなるサブマウント3上に設けられたV溝8内に光フ
ァイバ4を固定し、半導体レーザ1は、上記アライメン
トマーカ30を基準とし、このアライメントマーカ30
がサブマウント3の所定の位置に位置するように、サブ
マウント3上の半導体レーザ1を載置する位置を調整し
て位置決めされる。このアライメントマーカ30と、半
導体レーザ1の発光領域となる部分、すなわちリッジ構
造17内の活性層13との相対的な位置関係は、アライ
メントマーカが転写技術を利用して形成されているた
め、予め分かっている。そのため、半導体レーザ1の発
光領域が光ファイバ4の光軸上に配置された状態におけ
るアライメントマーカ30の位置を予め求めておき、こ
のような位置にアライメントマーカ30が位置するよう
半導体レーザ1の載置する位置を調整することにより、
半導体レーザ1をその発光領域が光ファイバ4の光軸の
延長上に位置するように位置決めして載置することがで
きる。例えば、この位置決めは、アライメントマーカ3
0とサブマウント3の端部との水平方向の距離を予め求
めておき、このような位置にアライメントマーカ30が
配置されるように半導体レーザ1の載置する位置を位置
決めすることにより行われる。このようにして、半導体
レーザ1を、その発光領域が光ファイバ4の光軸の延長
上に配置されるように位置決めして載置してなる半導体
レーザモジュールを得ることができる。
【0025】ここで、本実施の形態1においては、ステ
ップS6に示したウエハ上に電極形成用アライメントマ
ーカを作成する工程において同時に作製したアライメン
トマーカ30を用いて、半導体レーザ1をサブマウント
3上に位置決めしており、アライメントマーカ30の半
導体レーザ1の発光領域に対する相対的な位置合わせ精
度は、表面プロセス用アライメントマーカの位置合わせ
精度と同じ精度つまり2〜5μmとなっているので、こ
の半導体レーザ1の光ファイバ4に対する位置合わせ精
度は2〜5μmとなる。これに対し、上述した従来の技
術においては、上記表面プロセス用アライメントマーカ
に対して、さらに合わせ精度が2μmずれて形成される
表面電極をマーカとして用いてサブマウント上に半導体
レーザの位置合わせをしていたので、発光領域とアライ
メントマーカとして用いる表面電極の相対的な位置ずれ
が4〜7μmとなり、その結果、半導体レーザ1の光フ
ァイバ4に対する位置合わせ精度は4〜7μmとなって
いた。従って、本実施の形態1においては、アライメン
トマーカ30を用いて位置合わせをすることにより、従
来は4〜7μmであった半導体レーザと光ファイバとの
位置合わせ精度を2〜5μmと高くすることができ、こ
の結果、半導体レーザと光ファイバとの結合効率を良く
することができる。
【0026】また、アライメントマーカ30は半導体レ
ーザ1を形成する工程のうちのウエハ上に電極形成用ア
ライメントマーカを形成する工程と同時に形成されるた
め、従来のプロセスにおいて新たなプロセスを加える必
要がなく、この結果、容易にアライメントマーカ30と
半導体レーザ1の発光領域との位置合わせ精度を向上さ
せることができる。
【0027】このように本実施の形態1によれば、コン
タクト層15の、リッジ構造17に対して所定の間隔を
隔てた位置に、所定の平面形状を有するアライメントマ
ーカ30を設けるようにしたから、ウエハ上の半導体レ
ーザ1を形成しない領域上に表面プロセス用アライメン
トマークを形成する工程において、同時にアライメント
マーカ30を形成することにより、このアライメントマ
ーカ30を位置精度よく形成することができ、半導体レ
ーザの発光領域との位置合わせ精度に優れたアライメン
トマーカを備えた半導体レーザを提供できる効果があ
る。
【0028】また、この半導体レーザ1を上記アライメ
ントマーカ30を位置の基準として、光ファイバ4が位
置決めして載置されているサブマウント3上に、位置決
めして載置するようにしたから、半導体レーザと光ファ
イバとの間の位置合わせ精度を向上させることができ、
結合効率に優れたレーザモジュールを歩留りよく得るこ
とができる効果がある。
【0029】実施の形態2.図3は本発明の実施の形態
2に係る半導体レーザの構造を示す斜視図(図3(a)),
及びこの斜視図の3b−3b線による断面図(図3(b))であ
り、図において、図1と同一符号は同一または相当する
部分を示しており、50は半導体レーザ、31はアライ
メントマーカである。
【0030】また、図4は本発明の実施の形態1に係る
半導体レーザの製造方法を示す工程図であり、図4(a)
の3b−3b線による断面に相当する部分の断面図を表して
いる。図において図1と同一符号は同一又は相当する部
分を示しており、21はマーカ形成用絶縁膜である。
【0031】また、図9は本発明の実施の形態2に係る
半導体レーザの製造方法を示すフローチャートであり、
図においてS1〜S9はこの製造方法における各ステッ
プを示している。
【0032】次に製造方法について図4,及び図9を用
いて説明する。まず、図4(a) に示すようにウエハ状の
基板11上に下クラッド層12,活性層13,上クラッ
ド層14を順次結晶成長させる(ステップS1)。続い
て、上クラッド層14上にストライプ形状の絶縁膜20
を形成すると同時に、該絶縁膜20の両側の,該絶縁膜
20に対して所定の間隔を隔てた位置に、平面形状が円
形であるマーカ形成用の絶縁膜21を設ける。さらに、
図4(b) に示すように、この絶縁膜20及び絶縁膜21
をマスクとして下クラッド層12に達する深さまでウエ
ットエッチングを行い絶縁膜20の下方にリッジ構造1
7を形成するとともに、絶縁膜21の下方にアライメン
トマーカ31を形成する(ステップS2)。これによ
り、その上部にリッジ構造17とアライメントマーカ3
1とを備えた半導体積層構造を得る。なお、このとき、
図示していないが、上記実施の形態1と同様にウエハ上
には、エピマーカを形成しておくようにする。
【0033】次に、図4(c) に示すように、上記絶縁膜
20及び絶縁膜21をマスクとして上記リッジ構造17
とアライメントマーカ31とを埋め込むようにブロック
層16を形成し(ステップS3)、その後、転写を行っ
て、上記絶縁膜21のみを覆うようにレジスト(図示せ
ず)を形成し、このレジストをマスクとして上記絶縁膜
22のみを選択的に除去し(ステップS4)、上記レジ
ストを除去した後、コンタクト層16を成長させる(ス
テップS5)。この時、絶縁膜21上にはコンタクト層
16の成長は起こらず、その結果、アライメントマーカ
31を半導体レーザの上方から認識することができるよ
うになる。
【0034】続いて、上記実施の形態1と同様に、表面
電極形成等の表面プロセスの位置合わせの基準に用いる
表面プロセス用アライメントマーカ(図示せず)をウエ
ハの周辺部等に、上記エピマーカに位置合わせをして上
記コンタクト層16の表面を所定の深さまでエッチング
することにより形成する(ステップS6)。その後、絶
縁膜21を除去した後、コンタクト層15上のリッジ構
造17が形成されている領域上を含む領域上に表面電極
18を形成し(ステップS7)、基板11の裏面側に裏
面電極19を形成し(ステップS8)、素子分離を行い
(ステップS9)、図3に示すような半導体レーザ50
を得る。なお、絶縁膜21は除去せずに残すようにして
もよい。
【0035】この実施の形態2においては、アライメン
トマーカ31は、リッジ構造17をを形成する工程と同
じ工程(ステップS2)により同時に形成されたもので
あり、アライメントマーカ31を形成するためにマスク
合わせ等を別々の工程で行う必要がなく、半導体レーザ
50の発光領域とアライメントマーカ31との相対的な
位置関係は、ほぼ設計通りの位置関係になるとともに、
その後のプロセスにおいてもこれらの相対的な位置関係
は変化せずずれたりしないため、アライメントマーカ3
1と半導体レーザ50の発光領域との相対的な位置ずれ
は非常に少なくなる。この結果、上記実施の形態1に示
した半導体レーザよりも、さらに発光領域との相対的な
位置ずれが少ないアライメントマーカを備えた半導体レ
ーザを得ることができる効果がある。
【0036】また、この半導体レーザ50を、図1(c)
に示した上記実施の形態1に係るレーザモジュールのよ
うな半導体レーザと光ファイバ4とモジュール化したレ
ーザモジュールに用いた場合、上記アライメントマーカ
31を用いてサブマウント3上に半導体レーザ50を位
置決めして載置することにより、上記実施の形態1に示
した半導体レーザを用いた場合よりも、発光領域を配置
する位置を高精度に調整して光ファイバ4と発光領域と
の間の位置決めを容易にかつ高精度に行うことができ、
結合効率に優れたレーザモジュールを歩留りよく得るこ
とができる効果がある。
【0037】なお、上記実施の形態1,2においては、
半導体レーザについて説明したが、本発明はフォトダイ
オード等のその他の光半導体素子においても適用できる
ものであり、このような場合においても上記実施の形態
と同様の効果を奏する。
【0038】また、上記実施の形態1,2においては、
光ファイバと半導体レーザとをモジュール化してなる光
半導体モジュールについて説明したが、本発明は、半導
体レーザとその他の部材とをモジュール化してなるレー
ザモジュールや、光半導体素子とその他の素子や部材と
をモジュール化してなる光半導体モジュールにおいても
適用できるものであり、このような場合においても上記
実施の形態1,2と同様の効果を奏する。
【0039】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る光半導体
素子によれば、半導体基板上に配置された下クラッド
層,活性層,上クラッド層からなり、その少なくとも上
部にリッジ形状に成形されてなるリッジ構造を備えた半
導体積層構造と、上記リッジ構造を埋め込むように配置
された電流ブロック層と、上記リッジ構造上,及び電流
ブロック層上に配置された、その表面の上記リッジ構造
に対して所定の間隔を隔てた位置に所定の平面形状を有
する隆起部またはくぼみ部からなるアライメントマーカ
を備えたコンタクト層と、該コンタクト層上の上記リッ
ジ構造の上部に配置された表面電極と、上記基板の裏面
側に配置された裏面電極とを備えるようにしたから、表
面電極を形成する工程等の表面プロセスに用いる表面プ
ロセス用アライメントマーカをウエハ上の光半導体素子
を形成する領域以外の領域に形成する工程において、同
時に光半導体素子のコンタクト層上にアライメントマー
カを形成でき、活性領域との相対的な位置ずれが少ない
アライメントマーカを備えた光半導体素子を提供できる
効果がある。
【0040】また、この発明に係る光半導体素子によれ
ば、半導体基板上に配置された下クラッド層,活性層,
上クラッド層からなり、その少なくとも上部に、リッジ
形状に成形されてなるリッジ構造と,該リッジ構造部に
対して所定の間隔を隔てて所定の平面形状の柱状に成形
されてなるアライメントマーカとを備えた半導体積層構
造と、上記リッジ構造,及びアライメントマーカを埋め
込むように配置された電流ブロック層と、上記リッジ構
造上,及び電流ブロック層上のみに配置されたコンタク
ト層と、該コンタクト層上の上記リッジ構造の上部に配
置された表面電極と、上記基板の裏面側に配置された裏
面電極とを備える構成としたから、リッジ構造を形成す
る工程において、同時にアライメントマーカを形成する
ことができ、活性領域との相対的な位置ずれが少ないア
ライメントマーカを備えた光半導体素子を提供できる効
果がある。
【0041】また、この発明に係る半導体素子の製造方
法によれば、ウエハ形状の半導体基板上に下クラッド
層,活性層,上クラッド層を結晶成長させる工程と、上
記半導体基板の素子形成を行う領域の該上クラッド層上
に、ストライプ形状の絶縁膜を形成し、この絶縁膜をマ
スクとして上記上クラッド層の表面から所定の深さまで
選択的にエッチングを行い、上記ストライプ形状の絶縁
膜の下部にリッジ構造を形成する工程と、上記絶縁膜を
マスクとして、上記リッジ構造を埋め込むように電流ブ
ロック層を選択成長させる工程と、上記絶縁膜を除去
し、上記リッジ構造上,及び電流ブロック層上にコンタ
クト層を成長させる工程と、上記半導体基板の素子形成
を行う領域の上記コンタクト層表面の上記リッジ構造か
ら所定の間隔を隔てた位置に、所定の平面形状を有する
隆起部またはくぼみ部からなるアライメントマーカを形
成するとともに、上記半導体基板の素子形成を行わない
領域の上記コンタクト層表面に所定の平面形状を有する
隆起部またはくぼみ部からなる表面プロセス用アライメ
ントマーカを形成する工程と、該表面プロセス用アライ
メントマーカを用いて位置決めを行い、該コンタクト層
上の上記リッジ構造の上部に表面電極を形成する工程
と、上記半導体基板の裏面側に裏面電極を形成する工程
と、上記半導体基板の素子形成を行う領域をウエハ形状
の半導体基板から分離する工程とを備えるようにしたか
ら、表面電極を形成する工程等の表面プロセスに用いる
表面プロセス用アライメントマーカをウエハ上の光半導
体素子を形成する領域以外の領域に形成する工程におい
て、同時に光半導体素子のコンタクト層上にアライメン
トマーカを形成でき、活性領域との相対的な位置ずれが
少ないアライメントマーカを備えた光半導体素子を提供
できる効果がある。
【0042】また、この発明に係る光半導体素子の製造
方法によれば、半導体基板上に下クラッド層,活性層,
上クラッド層を結晶成長させる工程と、該上クラッド層
上に、ストライプ形状の第1の絶縁膜と,該第1の絶縁
膜に対して所定の間隔を隔てた位置に配置された所定の
平面形状の第2の絶縁膜とを形成する工程と、上記第
1,第2の絶縁膜とをマスクとして該上クラッド層の表
面から所定の深さまで選択的にエッチングを行い、上記
第1の絶縁膜の下部にリッジ構造を形成するとともに、
上記第2の絶縁膜の下部にアライメントマーカを形成す
る工程と、上記第1,第2の絶縁膜をマスクとして、上
記リッジ構造,及びアライメントマーカを埋め込むよう
に電流ブロック層を選択成長させる工程と、上記第1の
絶縁膜のみを除去する工程と、上記第2の絶縁膜上を除
く領域上にコンタクト層を成長させる工程と、該コンタ
クト層上の上記リッジ構造の上部に表面電極を形成する
工程と、上記基板の裏面側に裏面電極を形成する工程と
を備えるようにしたから、リッジ構造を形成する工程に
おいて、同時にアライメントマーカを形成することがで
き、活性領域との相対的な位置ずれが少ないアライメン
トマーカを備えた光半導体素子を提供できる効果があ
る。
【0043】また、この発明に係る光半導体モジュール
によれば、載置台と、この載置台上に位置決めして載置
してなる光ファイバと、上記載置台上に位置決めして載
置してなる上記光半導体素子とを備え、上記光半導体素
子は、上記活性層のリッジ構造内またはリッジ構造の下
部に位置する領域が上記光ファイバの光軸の延長上に配
置されるよう、上記アライメントマーカを位置の基準に
用いて、位置決めして載置されてなるようにしたから、
活性領域との相対的な位置ずれが少ないアライメントマ
ーカを基準として用いて光半導体素子の位置決めを行う
ことができ、光ファイバと光半導体素子の活性領域との
位置合わせ精度に優れた光半導体モジュールを提供でき
る効果がある。
【0044】また、この発明に係る光半導体モジュール
の製造方法によれば、載置台と光ファイバとを用意し、
該載置台上に上記光ファイバを位置決めして載置する工
程と、上記光半導体素子を用意し、上記アライメントマ
ーカを位置の基準に用いて、上記活性層のリッジ構造内
またはリッジ構造の下部に位置する領域が上記光ファイ
バの光軸の延長上に配置されるよう、上記光半導体素子
を上記載置台上に位置決めして載置する工程とを備える
ようにしたから、活性領域との相対的な位置ずれが少な
いアライメントマーカを基準として用いて光半導体素子
の位置決めを行うことができ、光ファイバと光半導体素
子の活性領域との位置合わせ精度に優れた光半導体モジ
ュールを提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る半導体レーザ及
びレーザモジュールの構造を示す図である。
【図2】 本発明の実施の形態1に係る半導体レーザの
製造方法を示す断面図である。
【図3】 本発明の実施の形態2に係る半導体レーザの
構造を示す図である。
【図4】 本発明の実施の形態2に係る半導体レーザの
製造方法を示す断面図である。
【図5】 従来のレーザモジュールの構造を示す斜視図
である。
【図6】 従来の半導体レーザの製造方法を示す断面図
である。
【図7】 本発明の実施の形態1に係る半導体レーザの
製造方法を示すフローチャートである。
【図8】 従来の半導体レーザの製造方法を示すフロー
チャートである。
【図9】 本発明の実施の形態2に係る半導体レーザの
製造方法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1,50 半導体レーザ、2 モニタフォトダイオー
ド、3 サブマウント、4 光ファイバ、5 ボンディ
ングワイヤ、6 フレーム、7 フェルール、8 V
溝、9 コネクタ係止部、10 パッケージ、11 基
板、12 下クラッド層、13 活性層、14 上クラ
ッド層、15 コンタクト層、16 電流ブロック層、
17 リッジ構造、18 表面電極、19 裏面電極、
20 絶縁膜、21 マーカ形成用絶縁膜、30,31
アライメントマーカ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に配置された下クラッド
    層,活性層,上クラッド層からなり、その少なくとも上
    部にリッジ形状に成形されてなるリッジ構造を備えた半
    導体積層構造と、 上記リッジ構造を埋め込むように配置された電流ブロッ
    ク層と、 上記リッジ構造上,及び電流ブロック層上に配置され
    た、その表面の上記リッジ構造に対して所定の間隔を隔
    てた位置に所定の平面形状を有する隆起部またはくぼみ
    部からなるアライメントマーカを備えたコンタクト層
    と、 該コンタクト層上の上記リッジ構造の上部に配置された
    表面電極と、 上記基板の裏面側に配置された裏面電極とを備えたこと
    を特徴とする光半導体素子。
  2. 【請求項2】 半導体基板上に配置された下クラッド
    層,活性層,上クラッド層からなり、その少なくとも上
    部に、リッジ形状に成形されてなるリッジ構造と,該リ
    ッジ構造部に対して所定の間隔を隔てて所定の平面形状
    を有する柱状に成形されてなるアライメントマーカとを
    備えた半導体積層構造と、 上記リッジ構造,及びアライメントマーカを埋め込むよ
    うに配置された電流ブロック層と、 上記リッジ構造上,及び電流ブロック層上のみに配置さ
    れたコンタクト層と、 該コンタクト層上の上記リッジ構造の上部に配置された
    表面電極と、 上記基板の裏面側に配置された裏面電極とを備えたこと
    を特徴とする光半導体素子。
  3. 【請求項3】 ウエハ形状の半導体基板上に下クラッド
    層,活性層,上クラッド層を結晶成長させる工程と、 上記半導体基板の素子形成を行う領域の該上クラッド層
    上に、ストライプ形状の絶縁膜を形成し、この絶縁膜を
    マスクとして上記上クラッド層の表面から所定の深さま
    で選択的にエッチングを行い、上記ストライプ形状の絶
    縁膜の下部にリッジ構造を形成する工程と、 上記絶縁膜をマスクとして、上記リッジ構造を埋め込む
    ように電流ブロック層を選択成長させる工程と、 上記絶縁膜を除去し、上記リッジ構造上,及び電流ブロ
    ック層上にコンタクト層を成長させる工程と、 上記半導体基板の素子形成を行う領域上の上記コンタク
    ト層表面の上記リッジ構造から所定の間隔を隔てた位置
    に、所定の平面形状を有する隆起部またはくぼみ部から
    なるアライメントマーカを形成するとともに、上記半導
    体基板の素子形成を行わない領域上の上記コンタクト層
    表面に、所定の平面形状を有する隆起部またはくぼみ部
    からなる表面プロセス用アライメントマーカを形成する
    工程と、 該表面プロセス用アライメントマーカを用いて位置決め
    を行い、該コンタクト層上の上記リッジ構造の上部に表
    面電極を形成する工程と、 上記半導体基板の裏面側に裏面電極を形成する工程と、 上記半導体基板の素子形成を行う領域をウエハ形状の半
    導体基板から分離する工程とを備えたことを特徴とする
    光半導体素子の製造方法。
  4. 【請求項4】 半導体基板上に下クラッド層,活性層,
    上クラッド層を結晶成長させる工程と、 該上クラッド層上に、ストライプ形状の第1の絶縁膜
    と,該第1の絶縁膜に対して所定の間隔を隔てた位置に
    配置された所定の平面形状を有する第2の絶縁膜とを形
    成する工程と、 上記第1,第2の絶縁膜とをマスクとして該上クラッド
    層の表面から所定の深さまで選択的にエッチングを行
    い、上記第1の絶縁膜の下部にリッジ構造を形成すると
    ともに、上記第2の絶縁膜の下部にアライメントマーカ
    を形成する工程と、 上記第1,第2の絶縁膜をマスクとして、上記リッジ構
    造,及びアライメントマーカを埋め込むように電流ブロ
    ック層を選択成長させる工程と、 上記第1の絶縁膜のみを除去する工程と、 上記第2の絶縁膜上を除く領域上にコンタクト層を成長
    させる工程と、 該コンタクト層上の上記リッジ構造の上部に表面電極を
    形成する工程と、 上記基板の裏面側に裏面電極を形成する工程とを備えた
    ことを特徴とする光半導体素子の製造方法。
  5. 【請求項5】 載置台と、 該載置台上に位置決めして載置してなる光ファイバと、 上記載置台上に位置決めして載置してなる請求項1また
    は2に記載の光半導体素子とを備え、 上記光半導体素子は、上記活性層のリッジ構造内または
    リッジ構造の下部に位置する領域が上記光ファイバの光
    軸の延長上に配置されるよう、上記アライメントマーカ
    を位置の基準に用いて、位置決めして載置されてなるも
    のであることを特徴とする光半導体モジュール。
  6. 【請求項6】 載置台と光ファイバとを用意し、該載置
    台上に上記光ファイバを位置決めして載置する工程と、 請求項1または2に記載の光半導体素子を用意し、上記
    アライメントマーカを位置の基準に用いて、上記活性層
    のリッジ構造内またはリッジ構造の下部に位置する領域
    が上記光ファイバの光軸の延長上に配置されるよう、上
    記光半導体素子を上記載置台上に位置決めして載置する
    工程とを備えたことを特徴とする光半導体モジュールの
    製造方法。
JP18059196A 1996-07-10 1996-07-10 光半導体素子とその製造方法,及び光半導体モジュールとその製造方法 Pending JPH1027944A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002033545A (ja) * 2000-07-13 2002-01-31 Mitsubishi Electric Corp 光モジュールおよび光素子
JP2009111088A (ja) * 2007-10-29 2009-05-21 Sumitomo Electric Ind Ltd 光半導体デバイスの作製方法
KR101276196B1 (ko) * 2012-03-12 2013-06-18 주식회사 한성시스코 레이저 마커
JP2019134058A (ja) * 2018-01-31 2019-08-08 浜松ホトニクス株式会社 光半導体素子及び光モジュール
CN114188820A (zh) * 2022-02-14 2022-03-15 常州承芯半导体有限公司 垂直腔面发射激光器的形成方法

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