JPH10279876A - 水性ボールペン用顔料インキ組成物 - Google Patents
水性ボールペン用顔料インキ組成物Info
- Publication number
- JPH10279876A JPH10279876A JP9980297A JP9980297A JPH10279876A JP H10279876 A JPH10279876 A JP H10279876A JP 9980297 A JP9980297 A JP 9980297A JP 9980297 A JP9980297 A JP 9980297A JP H10279876 A JPH10279876 A JP H10279876A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink composition
- pigment
- water
- writing
- alkyl ether
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【解決手段】 顔料及び水溶性樹脂と水溶性溶剤を含有
する水性ボールペンインキ組成物において、下記一般式
(1)で示されるジポリオキシエチレンアルキルエーテ
ルリン酸、及びまたは一般式(2)で示されるトリポリ
オキシエチレンアルキルエーテルリン酸が含有されてい
ることを特徴とする水性ボールペン用顔料インキ組成
物。 式中、Rは炭素数4以上の飽和または不飽和炭化水素を
示す。また、nは6以上の数を表す。 式中、Rは炭素数4以上の飽和または不飽和炭化水素を
示す。また、nは6以上の数を表す。 【効果】 潤滑性に優れ、金属チップのボール座の摩滅
がなく、筆記中均一なインキ流出を維持し、均一な筆記
線濃度、長い筆記距離を持ち、金属チップの腐食を抑制
する効果があり、筆記感触が極めて良好なる水性ボール
ペン用顔料インキ組成物となる。
する水性ボールペンインキ組成物において、下記一般式
(1)で示されるジポリオキシエチレンアルキルエーテ
ルリン酸、及びまたは一般式(2)で示されるトリポリ
オキシエチレンアルキルエーテルリン酸が含有されてい
ることを特徴とする水性ボールペン用顔料インキ組成
物。 式中、Rは炭素数4以上の飽和または不飽和炭化水素を
示す。また、nは6以上の数を表す。 式中、Rは炭素数4以上の飽和または不飽和炭化水素を
示す。また、nは6以上の数を表す。 【効果】 潤滑性に優れ、金属チップのボール座の摩滅
がなく、筆記中均一なインキ流出を維持し、均一な筆記
線濃度、長い筆記距離を持ち、金属チップの腐食を抑制
する効果があり、筆記感触が極めて良好なる水性ボール
ペン用顔料インキ組成物となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、着色剤として顔
料を用いた水性ボールペンインキに関し、更に詳しく言
えば、先端チップ部が金属であり、充填されるインキ
が、顔料及び水溶性樹脂と水溶性溶剤を含有する水性ボ
ールペン用顔料インキ組成物に関するものである。
料を用いた水性ボールペンインキに関し、更に詳しく言
えば、先端チップ部が金属であり、充填されるインキ
が、顔料及び水溶性樹脂と水溶性溶剤を含有する水性ボ
ールペン用顔料インキ組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の金属チップを使用したボールペン
は、染料、樹脂、溶媒としてベンジルアルコール、フェ
ニルグリコールやオレイン酸等を使用した油性ボールペ
ン用インキや染料および水性媒体からなる水性インキを
使用した水性ボールペン用インキを用いてきたが、それ
らは染料を使用しているために耐光性や耐水性が劣る欠
点がある。それらの欠点を解決するために、顔料を使用
した水性ボールペン用顔料インキが提案されるようにな
った。しかし、水性顔料インキは、使用する着色剤であ
る顔料が、水および溶剤に不溶解である為に、顔料を如
何に微粒子にし、かつ安定に分散させ長時間安定性に優
れると共に、潤滑性のある水性ボールペ用顔料インキで
なければならないという課題がある。上記の課題を解決
するために例えば、N−アシルサルコシンの金属塩及び
/またはアミン塩を含有したインキ(特開昭62−27
479)、分子末端に第1級もしくは第2級のアルコー
ル基を有するポリエーテルポリオールを含有したインキ
(特開昭62−127372)、ポリグリセリン脂肪酸
エステルを含んだもの(特開平2−38474)、アル
カリ金属、アンモニウム又はアルカノール塩とした有機
リン酸エステルを含有したもの(特公平1−4943
2)、N−アシルメチルタウリン酸のアルカリ金属塩及
び/またはアミン塩を含有したインキ(特開平4−16
4977)等が提案されているものの筆記線のにじみが
大きくなったり、顔料が凝集してしまうなどの問題が生
じてしまうため、十分な潤滑効果が得られるだけの量を
添加することができず筆記が進むにつれボール受け座が
摩滅して筆記感触が悪くなると共に、カスレや字割れ、
点字などとなり筆記状態は極めて悪く、筆記距離が短い
という欠点が解決されない。
は、染料、樹脂、溶媒としてベンジルアルコール、フェ
ニルグリコールやオレイン酸等を使用した油性ボールペ
ン用インキや染料および水性媒体からなる水性インキを
使用した水性ボールペン用インキを用いてきたが、それ
らは染料を使用しているために耐光性や耐水性が劣る欠
点がある。それらの欠点を解決するために、顔料を使用
した水性ボールペン用顔料インキが提案されるようにな
った。しかし、水性顔料インキは、使用する着色剤であ
る顔料が、水および溶剤に不溶解である為に、顔料を如
何に微粒子にし、かつ安定に分散させ長時間安定性に優
れると共に、潤滑性のある水性ボールペ用顔料インキで
なければならないという課題がある。上記の課題を解決
するために例えば、N−アシルサルコシンの金属塩及び
/またはアミン塩を含有したインキ(特開昭62−27
479)、分子末端に第1級もしくは第2級のアルコー
ル基を有するポリエーテルポリオールを含有したインキ
(特開昭62−127372)、ポリグリセリン脂肪酸
エステルを含んだもの(特開平2−38474)、アル
カリ金属、アンモニウム又はアルカノール塩とした有機
リン酸エステルを含有したもの(特公平1−4943
2)、N−アシルメチルタウリン酸のアルカリ金属塩及
び/またはアミン塩を含有したインキ(特開平4−16
4977)等が提案されているものの筆記線のにじみが
大きくなったり、顔料が凝集してしまうなどの問題が生
じてしまうため、十分な潤滑効果が得られるだけの量を
添加することができず筆記が進むにつれボール受け座が
摩滅して筆記感触が悪くなると共に、カスレや字割れ、
点字などとなり筆記状態は極めて悪く、筆記距離が短い
という欠点が解決されない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、こ
のような従来の水性ボールペン用顔料インキが有する欠
点を改良し、潤滑性に優れ金属チップのボール座の摩滅
がなく、筆記中均一なインキ流出を維持し、均一な筆記
線濃度、長い筆記距離を持ち、金属チップの腐食を抑制
する効果があり、筆記感触が極めて良好なる水性ボール
ペン用顔料インキ組成物を提供することである。
のような従来の水性ボールペン用顔料インキが有する欠
点を改良し、潤滑性に優れ金属チップのボール座の摩滅
がなく、筆記中均一なインキ流出を維持し、均一な筆記
線濃度、長い筆記距離を持ち、金属チップの腐食を抑制
する効果があり、筆記感触が極めて良好なる水性ボール
ペン用顔料インキ組成物を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述した問
題点を解決するために種々検討した結果、顔料及び水溶
性樹脂と水溶性溶剤を含有する水性ボールペン用顔料イ
ンキ組成物において、前記一般式(1)で示されるジポ
リオキシエチレンアルキルエーテルリン酸及び/又は、
前記一般式(2)で示されるトリポリオキシエチレンア
ルキルエーテルリン酸を含有されることにより有効であ
ることを見出し、この発明を完成したものである。
題点を解決するために種々検討した結果、顔料及び水溶
性樹脂と水溶性溶剤を含有する水性ボールペン用顔料イ
ンキ組成物において、前記一般式(1)で示されるジポ
リオキシエチレンアルキルエーテルリン酸及び/又は、
前記一般式(2)で示されるトリポリオキシエチレンア
ルキルエーテルリン酸を含有されることにより有効であ
ることを見出し、この発明を完成したものである。
【0005】
【発明の実施の形態】即ちこの発明は、水性ボールペン
用顔料インキ組成物において、ジポリオキシエチレンア
ルキルエーテルリン酸、及びまたはトリポリオキシエチ
レンアルキルエーテルリン酸を含有させることにより、
潤滑性に優れ金属チップのボール座の摩擦がなく、筆記
中均一なインキ流出を維持し、均一な筆記線濃度、長い
筆記距離を持ち、金属チップの腐食を抑制する効果があ
り、筆記感触が極めて良好なる水性ボールペン用顔料イ
ンキ組成物となる。
用顔料インキ組成物において、ジポリオキシエチレンア
ルキルエーテルリン酸、及びまたはトリポリオキシエチ
レンアルキルエーテルリン酸を含有させることにより、
潤滑性に優れ金属チップのボール座の摩擦がなく、筆記
中均一なインキ流出を維持し、均一な筆記線濃度、長い
筆記距離を持ち、金属チップの腐食を抑制する効果があ
り、筆記感触が極めて良好なる水性ボールペン用顔料イ
ンキ組成物となる。
【0006】この発明において使用するジポリオキシエ
チレンアルキルエーテルリン酸、及びまたはトリポリオ
キシエチレンアルキルエーテルリン酸を含有させること
により、先端に金属チップを用いた顔料水性ボールペン
インキにおいて金属チップの内部表面、つまりボールと
ボール受け座の間に層を形成させるために筆記感触を向
上させる。前記一般式(1)で示されるジポリオキシエ
チレンアルキルエーテルリン酸及び、一般式(2)で示
されるトリポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸
のRが示すものは、炭素数4以上の飽和または不飽和炭
化水素であり、具体的にはブチル、アミル、ヘキシル、
ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデシル、ド
デシル、トリデシル、テトラデシル、ペンタデシル、ヘ
キサデシル、ヘプタデシル、オクタデシル、ノナデシ
ル、ブテニル、ヘキセニル、オレイル等である。又、ポ
リオキシエチレンの付加数nは6以上であることが必要
であり、6未満だと水との溶解・分散力が劣り、短期間
でインキが凝集してしまい安定性に欠ける。前記一般式
(1)で示されるジポリオキシエチレンアルキルエーテ
ルリン酸、及びまたは一般式(2)で示されるトリポリ
オキシエチレンアルキルエーテルリン酸は単独又は混合
して使用可能である。その添加量は該組成物全量あたり
0.5〜3.0重量%の範囲で添加使用できる。0.5
重量%未満の添加では層の形成が不十分なのか筆記感触
の向上が不十分であり、2.0重量%以上の添加では筆
記感触は向上するものの、金属チップ先端より自然にイ
ンキが洩れ出す先洩れ現象が起こるようになり、より好
ましい添加量は該組成物全量あたり0.8〜2.0重量
%の範囲であった。この発明の水性ボールペン用顔料イ
ンキ組成物が何故、良好な筆記感触を与えるのか定かで
はないが、イオン性のジポリオキシエチレンアルキルエ
ーテルリン酸又はトリポリオキシエチレンアルキルエー
テルリン酸の解離によって生じるアニオンが金属チップ
の内部表面、ボール、顔料粒子の表面に吸着することに
より、ボールとボール受け座の間に層を形成することに
なり、極圧添加剤の効果と潤滑効果をあわせて発揮する
ものと考えられる。この発明の水性ボールペン用顔料イ
ンキ組成物に用いる顔料については特に制限はなく、通
常の顔料水性ボールペンインキ組成物に用いられている
無機及び有機顔料の中から任意のものを使用することが
できる。その使用量は、該組成物あたり5〜30重量
%、好ましくは8〜20重量%の範囲で選ばれる。
チレンアルキルエーテルリン酸、及びまたはトリポリオ
キシエチレンアルキルエーテルリン酸を含有させること
により、先端に金属チップを用いた顔料水性ボールペン
インキにおいて金属チップの内部表面、つまりボールと
ボール受け座の間に層を形成させるために筆記感触を向
上させる。前記一般式(1)で示されるジポリオキシエ
チレンアルキルエーテルリン酸及び、一般式(2)で示
されるトリポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸
のRが示すものは、炭素数4以上の飽和または不飽和炭
化水素であり、具体的にはブチル、アミル、ヘキシル、
ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデシル、ド
デシル、トリデシル、テトラデシル、ペンタデシル、ヘ
キサデシル、ヘプタデシル、オクタデシル、ノナデシ
ル、ブテニル、ヘキセニル、オレイル等である。又、ポ
リオキシエチレンの付加数nは6以上であることが必要
であり、6未満だと水との溶解・分散力が劣り、短期間
でインキが凝集してしまい安定性に欠ける。前記一般式
(1)で示されるジポリオキシエチレンアルキルエーテ
ルリン酸、及びまたは一般式(2)で示されるトリポリ
オキシエチレンアルキルエーテルリン酸は単独又は混合
して使用可能である。その添加量は該組成物全量あたり
0.5〜3.0重量%の範囲で添加使用できる。0.5
重量%未満の添加では層の形成が不十分なのか筆記感触
の向上が不十分であり、2.0重量%以上の添加では筆
記感触は向上するものの、金属チップ先端より自然にイ
ンキが洩れ出す先洩れ現象が起こるようになり、より好
ましい添加量は該組成物全量あたり0.8〜2.0重量
%の範囲であった。この発明の水性ボールペン用顔料イ
ンキ組成物が何故、良好な筆記感触を与えるのか定かで
はないが、イオン性のジポリオキシエチレンアルキルエ
ーテルリン酸又はトリポリオキシエチレンアルキルエー
テルリン酸の解離によって生じるアニオンが金属チップ
の内部表面、ボール、顔料粒子の表面に吸着することに
より、ボールとボール受け座の間に層を形成することに
なり、極圧添加剤の効果と潤滑効果をあわせて発揮する
ものと考えられる。この発明の水性ボールペン用顔料イ
ンキ組成物に用いる顔料については特に制限はなく、通
常の顔料水性ボールペンインキ組成物に用いられている
無機及び有機顔料の中から任意のものを使用することが
できる。その使用量は、該組成物あたり5〜30重量
%、好ましくは8〜20重量%の範囲で選ばれる。
【0007】水溶性樹脂としては、水溶性アクリル樹
脂、架橋型アクリル酸樹脂、カルボキシメチルセルロー
ス、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、メ
チルセルロース、カルボキシセルロース、ヒドロキシメ
チルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチル
セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、アルギン
酸ナトリウム、酢酸ビニルとポリビニルピロリドンの共
重合体などが挙げられる。これらの水溶性樹脂は一種ま
たは二種以上混合して使用することができるが、該組成
物あたり0.1〜0.4重量%の範囲で含有される。こ
の含有量が0.1重量%未満ではインキ組成物に適する
粘性が得られず、0.4重量%を越えるとインキ組成物
の粘度が高くなりすぎるために、使用時のインキの流出
が少なくカスレや点字が発生し、筆記感触が重く筆記性
が悪くなる。
脂、架橋型アクリル酸樹脂、カルボキシメチルセルロー
ス、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、メ
チルセルロース、カルボキシセルロース、ヒドロキシメ
チルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチル
セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、アルギン
酸ナトリウム、酢酸ビニルとポリビニルピロリドンの共
重合体などが挙げられる。これらの水溶性樹脂は一種ま
たは二種以上混合して使用することができるが、該組成
物あたり0.1〜0.4重量%の範囲で含有される。こ
の含有量が0.1重量%未満ではインキ組成物に適する
粘性が得られず、0.4重量%を越えるとインキ組成物
の粘度が高くなりすぎるために、使用時のインキの流出
が少なくカスレや点字が発生し、筆記感触が重く筆記性
が悪くなる。
【0008】水溶性有機溶剤としては、プロピレングリ
コール、ジプロピレングリコール、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、ジエチレングリコールモノ
ブチルエーテル、トリエチレングリコール、テトラエチ
レングリコール、グリセリン、ポリエチレングリコー
ル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリ
エチレングリコールモノエチルエーテル等の中から一種
または二種以上混合して使用でき、通常10〜40重量
%の範囲で用いられる。
コール、ジプロピレングリコール、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、ジエチレングリコールモノ
ブチルエーテル、トリエチレングリコール、テトラエチ
レングリコール、グリセリン、ポリエチレングリコー
ル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリ
エチレングリコールモノエチルエーテル等の中から一種
または二種以上混合して使用でき、通常10〜40重量
%の範囲で用いられる。
【0009】さらに上記主成分の他、一般的に用いられ
ている顔料分散剤、防錆剤、防腐剤、潤湿剤、消泡剤等
も添加し使用できることができる。顔料分散剤として
は、アクリル・スチレン共重合体、マレイン酸・スチレ
ン共重合体、およびそれらの中和塩などが例示でき、防
錆剤としては、ベンゾトリアゾール、トリルトリアゾー
ル、ジシクロヘキシルアンモニウムナイトレート等が例
示できる。防腐剤としては安息香酸ナトリウム、ソルビ
ン酸カリウム、ペンタクロロフェノールナトリウムなど
が例示でき、潤湿剤としては尿素や尿素誘導体の吸湿性
物質を使用できる。
ている顔料分散剤、防錆剤、防腐剤、潤湿剤、消泡剤等
も添加し使用できることができる。顔料分散剤として
は、アクリル・スチレン共重合体、マレイン酸・スチレ
ン共重合体、およびそれらの中和塩などが例示でき、防
錆剤としては、ベンゾトリアゾール、トリルトリアゾー
ル、ジシクロヘキシルアンモニウムナイトレート等が例
示できる。防腐剤としては安息香酸ナトリウム、ソルビ
ン酸カリウム、ペンタクロロフェノールナトリウムなど
が例示でき、潤湿剤としては尿素や尿素誘導体の吸湿性
物質を使用できる。
【0010】
【実施例】次に実施例、比較例によりこの発明を具体的
に説明する。
に説明する。
【0011】
【表1】
【0012】実施例1〜4及び比較例1〜3はそれぞれ
表1に記載ように、エチレングリコール、グリセリン等
の水溶性溶剤、水を計量し、攪拌しながら、水溶性樹脂
である架橋型アクリル酸樹脂、ヒドロキシプロピルセル
ロース等を加え、完全に溶解させ、これに顔料、顔料分
散剤であるアクリル・スチレン共重合体を加え、顔料を
均一に分散させた後、ジオキシエチレンアルキルエーテ
ルリン酸及びまたはトリオキシエチレンアルキルリン酸
のアニオン界面活性剤を添加し、さらに尿素、ベンゾト
リアゾール、ソルビン酸カリウムの添加剤を加え、攪拌
を続け、最後にpH値が7.5〜9.0になるようにト
リエチルアミンまたはトリエタノールアミンを添加し、
ボールペンインキ組成物を得た。
表1に記載ように、エチレングリコール、グリセリン等
の水溶性溶剤、水を計量し、攪拌しながら、水溶性樹脂
である架橋型アクリル酸樹脂、ヒドロキシプロピルセル
ロース等を加え、完全に溶解させ、これに顔料、顔料分
散剤であるアクリル・スチレン共重合体を加え、顔料を
均一に分散させた後、ジオキシエチレンアルキルエーテ
ルリン酸及びまたはトリオキシエチレンアルキルリン酸
のアニオン界面活性剤を添加し、さらに尿素、ベンゾト
リアゾール、ソルビン酸カリウムの添加剤を加え、攪拌
を続け、最後にpH値が7.5〜9.0になるようにト
リエチルアミンまたはトリエタノールアミンを添加し、
ボールペンインキ組成物を得た。
【0013】上記実施例1〜4及び比較例1〜3で得ら
れたインキの物性値を表2に示す。
れたインキの物性値を表2に示す。
【0014】
【表2】
【0015】上記実施例1〜4及び比較例1〜3で得ら
れたインキ約0.8gを直径3.5mmのポリエチレン
製パイプに充填し、これに水性ボールペン用金属(洋
白)チップを装着し、インキ後端部にはインキ乾燥・流
出防止用グリースを装填した後、遠心力を利用してパイ
プ内部の空気を除去し、筆記感触、潤滑性及びチップの
腐食の有無を試験した結果を表3に示す。
れたインキ約0.8gを直径3.5mmのポリエチレン
製パイプに充填し、これに水性ボールペン用金属(洋
白)チップを装着し、インキ後端部にはインキ乾燥・流
出防止用グリースを装填した後、遠心力を利用してパイ
プ内部の空気を除去し、筆記感触、潤滑性及びチップの
腐食の有無を試験した結果を表3に示す。
【0016】
【表3】
【0017】
【発明の効果】上記詳細に記載した通り、その効果は顔
料及び水溶性樹脂と水溶性溶剤を含有する水性ボールペ
ン用顔料インキ組成物において、ジポリオキシエチレン
アルキルエーテルリン酸及びまたはトリポリオキシエチ
レンアルキルエーテルリン酸を含有させることにより、
潤滑性に優れ金属チップのボール座の摩滅がなく、筆記
中均一なインキ流出を維持し、均一な筆記線濃度、長い
筆記距離を持ち、金属チップの腐食を抑制する効果があ
り、筆記感触が極めて良好なる水性ボールペン用顔料イ
ンキ組成物となる。
料及び水溶性樹脂と水溶性溶剤を含有する水性ボールペ
ン用顔料インキ組成物において、ジポリオキシエチレン
アルキルエーテルリン酸及びまたはトリポリオキシエチ
レンアルキルエーテルリン酸を含有させることにより、
潤滑性に優れ金属チップのボール座の摩滅がなく、筆記
中均一なインキ流出を維持し、均一な筆記線濃度、長い
筆記距離を持ち、金属チップの腐食を抑制する効果があ
り、筆記感触が極めて良好なる水性ボールペン用顔料イ
ンキ組成物となる。
Claims (1)
- 【請求項1】 顔料及び水溶性樹脂と水溶性有機溶剤を
含有する水性ボールペン用顔料インキ組成物において、
下記一般式(1) 【化1】 で示されるジポリオキシエチレンアルキルエーテルリン
酸、及びまたは一般式(2) 【化2】 で示されるトリポリオキシエチレンアルキルエーテルリ
ン酸が含有されていることを特徴とする水性ボールペン
用顔料インキ組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9980297A JPH10279876A (ja) | 1997-04-02 | 1997-04-02 | 水性ボールペン用顔料インキ組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9980297A JPH10279876A (ja) | 1997-04-02 | 1997-04-02 | 水性ボールペン用顔料インキ組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10279876A true JPH10279876A (ja) | 1998-10-20 |
Family
ID=14257020
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9980297A Pending JPH10279876A (ja) | 1997-04-02 | 1997-04-02 | 水性ボールペン用顔料インキ組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10279876A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7241335B2 (en) * | 2002-04-25 | 2007-07-10 | Sakura Color Products Corporation | Aqueous ink for ball point pens |
| WO2010084971A1 (ja) | 2009-01-23 | 2010-07-29 | ぺんてる株式会社 | ボールペン用インキ及びこれを用いたボールペン |
| JP2015174944A (ja) * | 2014-03-17 | 2015-10-05 | 三菱鉛筆株式会社 | 水性ボールペン用インク組成物 |
| JP2020180199A (ja) * | 2019-04-24 | 2020-11-05 | 株式会社パイロットコーポレーション | 水性ボールペン用インキ組成物およびそれを用いた水性ボールペン |
-
1997
- 1997-04-02 JP JP9980297A patent/JPH10279876A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7241335B2 (en) * | 2002-04-25 | 2007-07-10 | Sakura Color Products Corporation | Aqueous ink for ball point pens |
| WO2010084971A1 (ja) | 2009-01-23 | 2010-07-29 | ぺんてる株式会社 | ボールペン用インキ及びこれを用いたボールペン |
| US8771410B2 (en) | 2009-01-23 | 2014-07-08 | Pentel Kabushiki Kaisha | Ink for ballpoint pens and ballpoint pen using same |
| JP2015174944A (ja) * | 2014-03-17 | 2015-10-05 | 三菱鉛筆株式会社 | 水性ボールペン用インク組成物 |
| JP2020180199A (ja) * | 2019-04-24 | 2020-11-05 | 株式会社パイロットコーポレーション | 水性ボールペン用インキ組成物およびそれを用いた水性ボールペン |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP2540784B1 (en) | W/o-type emulsion ink composition for writing utensil and writing utensil | |
| JPWO2014103959A1 (ja) | 水性インキ組成物及び水性ボールペン | |
| WO1998026016A1 (fr) | Composition d'encre a base d'eau pour stylo a bille | |
| US6706101B1 (en) | Double-color ink and writing utensil containing the same | |
| JP2019026838A (ja) | 油性ボールペン用インキ組成物 | |
| US6706103B2 (en) | Water-based metallic ink composition and writing instrument using same | |
| JP2006206739A (ja) | 筆記具用水性インキ組成物 | |
| WO2000012638A1 (fr) | Encre pseudoplastique à base aqueuse pour stylo bille | |
| JPH10279876A (ja) | 水性ボールペン用顔料インキ組成物 | |
| JPH0149432B2 (ja) | ||
| KR101043053B1 (ko) | 유성 볼펜용 유성 잉크 조성물 | |
| JP2651770B2 (ja) | ペン体に直接供給する水性ボールペン用インク | |
| US7241335B2 (en) | Aqueous ink for ball point pens | |
| JP7210264B2 (ja) | 筆記具用水性インキ組成物 | |
| JPWO1998026015A1 (ja) | 擬塑性水性ボールペン用インキ | |
| JPH06166845A (ja) | ボールペン用水性インキ組成物 | |
| US6645284B2 (en) | Ink composition for water based ballpoint pen | |
| EP0675181B1 (en) | Aqueous ink composition for ball-point pen | |
| JP7370241B2 (ja) | 水性ボールペン用インキ組成物およびそれを用いた水性ボールペン | |
| JP2000080317A (ja) | 水性ボールペン用顔料インキ組成物 | |
| JP2005002136A (ja) | ボールペン用水性インキ組成物 | |
| JPH08209055A (ja) | 直液式水性ボールペン用インキ | |
| JPH08120206A (ja) | 水性ボールペン用蛍光インキ組成物 | |
| JP2024159594A (ja) | 筆記具用インキ組成物 | |
| JP7325183B2 (ja) | 水性ボールペン用インキ組成物およびそれを用いた水性ボールペン |