JPH10280353A - 膜式導流堤 - Google Patents
膜式導流堤Info
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- JPH10280353A JPH10280353A JP10385897A JP10385897A JPH10280353A JP H10280353 A JPH10280353 A JP H10280353A JP 10385897 A JP10385897 A JP 10385897A JP 10385897 A JP10385897 A JP 10385897A JP H10280353 A JPH10280353 A JP H10280353A
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- mooring rope
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 比較的短期、かつ、廉価な工事で実現できる
とともに、個々の場所での環境条件に合わせて自由に変
更・調整や移動することができる。 【解決手段】 海流で移動せぬ重量を有し、海底面に設
置した支持重量体1と、支持重量体1と同程度の長さを
有し、海中に浮遊する浮力体3と、支持重量体1及び浮
力体3との間に取り付けた可撓性を有する布状体2と、
海底面に配置されて浮力体3若しくは布状体2との間を
係留ロープ4で連結された錘5とを備えた。
とともに、個々の場所での環境条件に合わせて自由に変
更・調整や移動することができる。 【解決手段】 海流で移動せぬ重量を有し、海底面に設
置した支持重量体1と、支持重量体1と同程度の長さを
有し、海中に浮遊する浮力体3と、支持重量体1及び浮
力体3との間に取り付けた可撓性を有する布状体2と、
海底面に配置されて浮力体3若しくは布状体2との間を
係留ロープ4で連結された錘5とを備えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、海底面に設置し
て海水の流れの変更・調整を行う膜式導流堤に関するも
のである。
て海水の流れの変更・調整を行う膜式導流堤に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】海水の流入が殆どなかったり、外部との
海水の交換が少ない湾内などの閉鎖的な海水域では、例
えば、流れ込む河川や排水等に含まれる汚染物などの影
響で富栄養化してプランクトンなどが異常に発生した
り、貧酸素化して、魚その他の生物に甚大な影響を及ぼ
すといったことが、しばしば発生している。
海水の交換が少ない湾内などの閉鎖的な海水域では、例
えば、流れ込む河川や排水等に含まれる汚染物などの影
響で富栄養化してプランクトンなどが異常に発生した
り、貧酸素化して、魚その他の生物に甚大な影響を及ぼ
すといったことが、しばしば発生している。
【0003】そこで、このような海水域などの近傍で
は、例えば図6に示すように、海底に溝100を堀り、
その溝100の中に海水の流れを呼び込ませる澪を設け
ることが知られている。
は、例えば図6に示すように、海底に溝100を堀り、
その溝100の中に海水の流れを呼び込ませる澪を設け
ることが知られている。
【0004】また、図7に示すように、海底に土やコン
クリートで(潜水)堤101を作り、この(潜水)堤1
01に沿って海水の流れを呼び込ませるものや、図8に
示すように、海底部分の海水を海面部分へ持ち上げて移
動させるようにした湧昇流堤102も知られている。
クリートで(潜水)堤101を作り、この(潜水)堤1
01に沿って海水の流れを呼び込ませるものや、図8に
示すように、海底部分の海水を海面部分へ持ち上げて移
動させるようにした湧昇流堤102も知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の澪や堤を海底に建設するには、大がかりな土木工事を
伴い、またその工期や費用ともに莫大なものとなる。
の澪や堤を海底に建設するには、大がかりな土木工事を
伴い、またその工期や費用ともに莫大なものとなる。
【0006】さらに、このような澪や堤を海底に建設す
ると、自然環境を人為的に変更するので、周囲に測り知
れない深刻な影響をもたらす虞れがある。そこで、これ
らのを建設したときの環境に対する影響を事前に調査す
るため、例えばシュミレーションなどによるアセスメン
ト等を行うことが検討されている。しかしながら、調査
しようとする海域の諸条件をぴったり合せて設定した
り、これらの因果関係等を全て解明することは困難であ
り、換言すればシュミレーションでこれらを正確に再現
して実験・予測し、全ての影響を正しく解明することは
容易なことではない。
ると、自然環境を人為的に変更するので、周囲に測り知
れない深刻な影響をもたらす虞れがある。そこで、これ
らのを建設したときの環境に対する影響を事前に調査す
るため、例えばシュミレーションなどによるアセスメン
ト等を行うことが検討されている。しかしながら、調査
しようとする海域の諸条件をぴったり合せて設定した
り、これらの因果関係等を全て解明することは困難であ
り、換言すればシュミレーションでこれらを正確に再現
して実験・予測し、全ての影響を正しく解明することは
容易なことではない。
【0007】また、一旦建設してしまえば、後に周辺の
環境に不具合を生じたときに、これを解消するため改修
・撤去することは容易ではない。このような事情から、
海流の状況を人工的に変化させて自然環境を改善すると
いうことは実現が難しい。
環境に不具合を生じたときに、これを解消するため改修
・撤去することは容易ではない。このような事情から、
海流の状況を人工的に変化させて自然環境を改善すると
いうことは実現が難しい。
【0008】そこで、この発明は、上記した事情に鑑
み、比較的短期、かつ、廉価な工事で実現できるととも
に、個々の場所での環境条件に合わせて自由に変更・調
整や移動することができる膜式導流堤を提供することを
目的とするものである。
み、比較的短期、かつ、廉価な工事で実現できるととも
に、個々の場所での環境条件に合わせて自由に変更・調
整や移動することができる膜式導流堤を提供することを
目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、海底に設置して海水の流
れの変更・調整を行う膜式導流堤であって、海流で移動
せぬ重量を有し、海底面に設置した支持重量体と、海中
に浮遊する浮力体と、前記支持重量体及び浮力体との間
に取り付けた可撓性を有する布状体と、海底面に配置さ
れて前記浮力体若しくは布状体との間を係留ロープで連
結された錘若しくはアンカとを備えたものである。
め、請求項1にかかる発明は、海底に設置して海水の流
れの変更・調整を行う膜式導流堤であって、海流で移動
せぬ重量を有し、海底面に設置した支持重量体と、海中
に浮遊する浮力体と、前記支持重量体及び浮力体との間
に取り付けた可撓性を有する布状体と、海底面に配置さ
れて前記浮力体若しくは布状体との間を係留ロープで連
結された錘若しくはアンカとを備えたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施例に
ついて添付図面を参照しながら説明する。図1は、この
発明に係る膜式導流堤を示すものであり、この膜式導流
堤は、支持重量体1と、布状体2と、浮力体3と、係留
ロープ4と、錘5とを備えている。
ついて添付図面を参照しながら説明する。図1は、この
発明に係る膜式導流堤を示すものであり、この膜式導流
堤は、支持重量体1と、布状体2と、浮力体3と、係留
ロープ4と、錘5とを備えている。
【0011】支持重量体1は、海流(若しくは潮流)お
よび波による水圧で移動せぬようなある程度大きな重量
を有するものであって、図2に示すように、海水を導入
しようとする湾Bの入口付近の海底に所定に向きで沈め
てある。なお、この支持重量体1は、その重量によって
は、設置現場までの運搬を容易に行えるように、適宜の
手段で自在に分解・連結できるようにしておくと、便利
である。
よび波による水圧で移動せぬようなある程度大きな重量
を有するものであって、図2に示すように、海水を導入
しようとする湾Bの入口付近の海底に所定に向きで沈め
てある。なお、この支持重量体1は、その重量によって
は、設置現場までの運搬を容易に行えるように、適宜の
手段で自在に分解・連結できるようにしておくと、便利
である。
【0012】布状体2は、可撓性を有する幅広幕(カー
テン)状のものであって、この実施例では矩形状に形成
されているものが使用されている。またこの布状体2
は、一定の強度(海流と波の圧力で破損しない程度)を
有するゴム引き布やビニール引き布或いはある程度透水
(通水)性のある布などで形成されており、支持重量体
1に長手方向(幅方向)の一端部(上端部)を取り付け
てある。なお、この布状体2は、特にこのような矩形状
のものに限定されるものではなく、例えば幅広の逆台形
状であってもよい。また、湾内へ穏やかな速さの海水を
送り込む(呼び込む)場合には、例えば一部に孔を開口
させておいたり、透水(通水)性がある程度高いものを
使用する構成などでもよい。
テン)状のものであって、この実施例では矩形状に形成
されているものが使用されている。またこの布状体2
は、一定の強度(海流と波の圧力で破損しない程度)を
有するゴム引き布やビニール引き布或いはある程度透水
(通水)性のある布などで形成されており、支持重量体
1に長手方向(幅方向)の一端部(上端部)を取り付け
てある。なお、この布状体2は、特にこのような矩形状
のものに限定されるものではなく、例えば幅広の逆台形
状であってもよい。また、湾内へ穏やかな速さの海水を
送り込む(呼び込む)場合には、例えば一部に孔を開口
させておいたり、透水(通水)性がある程度高いものを
使用する構成などでもよい。
【0013】浮力体3は、水中に浮遊可能な軽量のもの
(少なくとも比重が1未満)であって、(長手方向の)
長さが支持重量体1と同程度を有するものであり、布状
体1の他端部に取り付けてある。この浮力体3は、1本
の長尺円柱(中空若しくは中実)状のもの(連続一体化
したもの以外に、不連続的にとびとびで設けてもよい)
であって、その形状は設置する水域の形状や流れの状況
等に合わせて適宜のもの、例えば直線状のものでも、ま
た湾曲していてもよいが、水圧で収縮しにくいような強
度のあるものが好ましい。
(少なくとも比重が1未満)であって、(長手方向の)
長さが支持重量体1と同程度を有するものであり、布状
体1の他端部に取り付けてある。この浮力体3は、1本
の長尺円柱(中空若しくは中実)状のもの(連続一体化
したもの以外に、不連続的にとびとびで設けてもよい)
であって、その形状は設置する水域の形状や流れの状況
等に合わせて適宜のもの、例えば直線状のものでも、ま
た湾曲していてもよいが、水圧で収縮しにくいような強
度のあるものが好ましい。
【0014】係留ロープ4は、浮力体3を定位置に係留
・保持させ、この浮力体に取り付けた布状体2を海底面
に対して起立させておくものであり、長期間使用しても
疲労・腐食などが少なく、しかも流水圧で引張されても
切断せぬような強度の高いものが使用されている。この
係留ロープ4は浮力体3の長手方向に沿って複数本使用
されており、各係留ロープ4の一端部は浮力体3にほぼ
等間隔で取り付けてある。なお、この係留ロープは、浮
力体の替わりに布状体に取り付けてもよい。
・保持させ、この浮力体に取り付けた布状体2を海底面
に対して起立させておくものであり、長期間使用しても
疲労・腐食などが少なく、しかも流水圧で引張されても
切断せぬような強度の高いものが使用されている。この
係留ロープ4は浮力体3の長手方向に沿って複数本使用
されており、各係留ロープ4の一端部は浮力体3にほぼ
等間隔で取り付けてある。なお、この係留ロープは、浮
力体の替わりに布状体に取り付けてもよい。
【0015】錘5は、各係留ロープ4の他端部と連結さ
れ海底面に沈められて浮力体3が移動・流失するのを防
止するものであり、係留ロープ4と同数設けてある。ま
た、この錘5は、布状体2に対して海水が流れ込む方向
(図2や図3では左方から右方へ)の上流側に設置され
ており、流れ込む海水をこの錘5と支持重量体1との2
か所で支持する布状体2に包み込むようになっている。
なお、この錘5は、浮力体3と同様に、適宜の手段で係
留ロープ4を簡単に、しかし外れぬように確実に連結で
きる(例えば、シャックルなどを使用してもよい)よう
になっている。また、この実施例では海流で流失するこ
とのない、十分な重量を有する錘を使用してあるが、こ
れ以外にアンカを使用してもよい。このアンカを打つ場
合には、海流の方向を考慮して最適の方向に打つのが好
ましい。
れ海底面に沈められて浮力体3が移動・流失するのを防
止するものであり、係留ロープ4と同数設けてある。ま
た、この錘5は、布状体2に対して海水が流れ込む方向
(図2や図3では左方から右方へ)の上流側に設置され
ており、流れ込む海水をこの錘5と支持重量体1との2
か所で支持する布状体2に包み込むようになっている。
なお、この錘5は、浮力体3と同様に、適宜の手段で係
留ロープ4を簡単に、しかし外れぬように確実に連結で
きる(例えば、シャックルなどを使用してもよい)よう
になっている。また、この実施例では海流で流失するこ
とのない、十分な重量を有する錘を使用してあるが、こ
れ以外にアンカを使用してもよい。このアンカを打つ場
合には、海流の方向を考慮して最適の方向に打つのが好
ましい。
【0016】次に、この実施例の膜式導流堤の設置作業
について説明する。先ず、所望の設置場所に例えば布状
体2を折り畳んで(若しくは分解してもよい)運搬す
る。この場合、分解して運搬する場合には、船上(甲板
など)で予め組立ればよい。投下時には屏風状に折り畳
んでロープなどで仮止めしておくのが好ましいが、クレ
ーン等で吊り下げながら海中へ投入・投下していく。な
お、錘5も支持重量体1に巻装して一体にしておけば、
海中に投下する作業が容易である。
について説明する。先ず、所望の設置場所に例えば布状
体2を折り畳んで(若しくは分解してもよい)運搬す
る。この場合、分解して運搬する場合には、船上(甲板
など)で予め組立ればよい。投下時には屏風状に折り畳
んでロープなどで仮止めしておくのが好ましいが、クレ
ーン等で吊り下げながら海中へ投入・投下していく。な
お、錘5も支持重量体1に巻装して一体にしておけば、
海中に投下する作業が容易である。
【0017】このようにフィッティング(艤装)させ
て、所望の位置及び方向で海中に投下すれば、重量の重
い支持重量体1と錘5とが海底面まで落下して設置され
る。ここで図4に示すように、係留ロープ4と錘5とを
重量支持体1や浮力体3付きの布状体2と別に投下する
場合には、初め長めに設けた係留ロープ4の一端を浮力
体3に取り付けたのち、適宜の手段、例えば錘5の上等
にウインチ等を設けておき、これで適宜の長さ(布状体
2が起立する状態)まで巻き取ってから、他端を錘5に
取り付け直してもよい。また、重量支持体1や錘5の設
置状態は、海底面の状況に応じてできるだけ安定した状
態となるように調整する。
て、所望の位置及び方向で海中に投下すれば、重量の重
い支持重量体1と錘5とが海底面まで落下して設置され
る。ここで図4に示すように、係留ロープ4と錘5とを
重量支持体1や浮力体3付きの布状体2と別に投下する
場合には、初め長めに設けた係留ロープ4の一端を浮力
体3に取り付けたのち、適宜の手段、例えば錘5の上等
にウインチ等を設けておき、これで適宜の長さ(布状体
2が起立する状態)まで巻き取ってから、他端を錘5に
取り付け直してもよい。また、重量支持体1や錘5の設
置状態は、海底面の状況に応じてできるだけ安定した状
態となるように調整する。
【0018】次に、布状体2を開いて浮力体3に吊り下
げれば、これで設置作業が完了する。このときの布状体
2の縦断面形状は、図3において、海流の流圧力をP,
係留ロープ4を引張する張力をTとし、膜体の重量が無
視できるとした場合、次式 R=T/P から,布状体2の湾曲した部分の曲率半径Rを一義的に
求めることができる。なお、この膜式導流堤を海中から
撤去させるには、例えばクレーン船を使用し、重量支持
体1、布状体2、浮力体3をまとめて引き上げる。ま
た、錘5は係留ロープ4から外して潜水夫等によって個
別に回収することができるが、これもまとめて引き上げ
てもよい。
げれば、これで設置作業が完了する。このときの布状体
2の縦断面形状は、図3において、海流の流圧力をP,
係留ロープ4を引張する張力をTとし、膜体の重量が無
視できるとした場合、次式 R=T/P から,布状体2の湾曲した部分の曲率半径Rを一義的に
求めることができる。なお、この膜式導流堤を海中から
撤去させるには、例えばクレーン船を使用し、重量支持
体1、布状体2、浮力体3をまとめて引き上げる。ま
た、錘5は係留ロープ4から外して潜水夫等によって個
別に回収することができるが、これもまとめて引き上げ
てもよい。
【0019】従って、この実施例によれば、図2及び図
3に示すように海中に幕状に張った布状体2に湾B外の
海流(若しくは潮流)が衝突してその流れが同図中下方
の湾B内に向けて変更されるから、湾B外の新鮮な海水
を抱え込んで湾B内に常時強制的に送り込むことができ
る。
3に示すように海中に幕状に張った布状体2に湾B外の
海流(若しくは潮流)が衝突してその流れが同図中下方
の湾B内に向けて変更されるから、湾B外の新鮮な海水
を抱え込んで湾B内に常時強制的に送り込むことができ
る。
【0020】次に、この発明に係る他の実施例について
説明する。図5は、第2実施例の膜式導流堤を示すもの
であり、この膜式導流堤には、先の実施例の構成の他
に、即ち、係留ロープ4及び錘5が設置される布状体2
の一面側だけではなく、これとは反対側にも係留ロープ
4′及び錘5′が設置されている。
説明する。図5は、第2実施例の膜式導流堤を示すもの
であり、この膜式導流堤には、先の実施例の構成の他
に、即ち、係留ロープ4及び錘5が設置される布状体2
の一面側だけではなく、これとは反対側にも係留ロープ
4′及び錘5′が設置されている。
【0021】従って、この第2実施例に係る膜式導流堤
によれば、例えば時間や季節によって譬え海流(若しく
は潮流)の向きが逆向きに変化しても、布状体2を起立
状態に保つことができるから、この布状体2の反対面で
海水を抱え込んで、海流を人工的に所望の向きに変更さ
せることができる。これによって、反対方向に海流の向
きが変化したときに布状体2が弛緩したり横臥して海水
を包持することができなくなる、といったトラブルを防
止することができる。
によれば、例えば時間や季節によって譬え海流(若しく
は潮流)の向きが逆向きに変化しても、布状体2を起立
状態に保つことができるから、この布状体2の反対面で
海水を抱え込んで、海流を人工的に所望の向きに変更さ
せることができる。これによって、反対方向に海流の向
きが変化したときに布状体2が弛緩したり横臥して海水
を包持することができなくなる、といったトラブルを防
止することができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明してきたようにこの発明によれ
ば、海底面に設置した長尺状を有する支持重量体と、海
中に浮遊可能な長尺状の浮力体と、支持重量体及び浮力
体に両端部を取り付けた可撓性を有する幅広布状体と、
浮力体若しくは布状体に取り付けた複数の係留ロープで
連結され海底面に配置されて浮力体が移動・流失するの
を防止する錘若しくは錨とを備えたから、比較的簡易な
構成であって、短期、かつ、廉価な工事で海中に設置で
きるとともに、個々の設置場所での環境条件に合わせて
その形状を最適に形成・調整できる。
ば、海底面に設置した長尺状を有する支持重量体と、海
中に浮遊可能な長尺状の浮力体と、支持重量体及び浮力
体に両端部を取り付けた可撓性を有する幅広布状体と、
浮力体若しくは布状体に取り付けた複数の係留ロープで
連結され海底面に配置されて浮力体が移動・流失するの
を防止する錘若しくは錨とを備えたから、比較的簡易な
構成であって、短期、かつ、廉価な工事で海中に設置で
きるとともに、個々の設置場所での環境条件に合わせて
その形状を最適に形成・調整できる。
【0023】しかも、布状体が折り畳めるから、移動・
運搬が容易であり、周囲の環境に不都合が生じても簡単
に改修や撤去できるから、本願発明のものを仮に(一時
的に)海中に設置しておいて周囲の環境に与える影響を
調査・実験し、この結果から永久構造物を設置するか否
かのデータ等を得るような実験装置としても使用でき
る。
運搬が容易であり、周囲の環境に不都合が生じても簡単
に改修や撤去できるから、本願発明のものを仮に(一時
的に)海中に設置しておいて周囲の環境に与える影響を
調査・実験し、この結果から永久構造物を設置するか否
かのデータ等を得るような実験装置としても使用でき
る。
【図1】この発明に係る膜式導流堤を示す概略斜視図。
【図2】この発明に係る膜式導流堤の設置状態を示す概
略説明図。
略説明図。
【図3】第1実施例に係る膜式導流堤の作用を示す説明
図。
図。
【図4】この発明に係る膜式導流堤の設置状態を示す説
明図。
明図。
【図5】第2実施例の膜式導流堤を示す説明図。
【図6】従来例を示す斜視断面図。
【図7】他の従来例を示す斜視断面図。
【図8】さらに他の従来例を示す斜視断面図。
1 支持重量体 2 布状体 3 浮力体 4 4′ 係留ロープ 5 5′ 錘(アンカ)
Claims (1)
- 【請求項1】 海底に設置して海水の流れの変更・調整
を行う膜式導流堤であって、 海流で移動せぬ重量を有し、海底面に設置した支持重量
体と、 海中に浮遊する浮力体と、 前記支持重量体及び浮力体との間に取り付けた可撓性を
有する布状体と、 海底面に配置されて前記浮力体若しくは布状体との間を
係留ロープで連結された錘若しくはアンカとを備えたこ
とを特徴とする膜式導流堤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10385897A JPH10280353A (ja) | 1997-04-07 | 1997-04-07 | 膜式導流堤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10385897A JPH10280353A (ja) | 1997-04-07 | 1997-04-07 | 膜式導流堤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10280353A true JPH10280353A (ja) | 1998-10-20 |
Family
ID=14365155
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10385897A Pending JPH10280353A (ja) | 1997-04-07 | 1997-04-07 | 膜式導流堤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10280353A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010102882A (ko) * | 2001-10-09 | 2001-11-17 | 황철현 | 조리질원리를 이용한 백사장의 침식방지장치 |
| WO2018155140A1 (ja) * | 2017-02-22 | 2018-08-30 | 義英 土橋 | 幕式水中壁 |
| JP2024509098A (ja) * | 2021-02-24 | 2024-02-29 | ヴァーダーグ リミテッド | 浮力補助堰 |
-
1997
- 1997-04-07 JP JP10385897A patent/JPH10280353A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010102882A (ko) * | 2001-10-09 | 2001-11-17 | 황철현 | 조리질원리를 이용한 백사장의 침식방지장치 |
| WO2018155140A1 (ja) * | 2017-02-22 | 2018-08-30 | 義英 土橋 | 幕式水中壁 |
| JP2024509098A (ja) * | 2021-02-24 | 2024-02-29 | ヴァーダーグ リミテッド | 浮力補助堰 |
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