JPH10280449A - 沈埋函自動据付装置 - Google Patents

沈埋函自動据付装置

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JPH10280449A
JPH10280449A JP9108104A JP10810497A JPH10280449A JP H10280449 A JPH10280449 A JP H10280449A JP 9108104 A JP9108104 A JP 9108104A JP 10810497 A JP10810497 A JP 10810497A JP H10280449 A JPH10280449 A JP H10280449A
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JP
Japan
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box
gantry
submerged
water
slide mechanism
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JP9108104A
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Inventor
Yoshinari Fujio
良也 藤尾
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Toray Engineering Co Ltd
Original Assignee
Toyo Construction Co Ltd
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Publication date
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  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
  • Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 沈埋函を容易かつ確実に据付けできるように
する。 【解決手段】 インナガントリー11とアウタガントリ
ー13とをスライド機構12を介して結合してなるガン
トリー組立体10を用意し、このガントリー組立体10
を、そのインナガントリー11の内面の油圧チャック1
4を利用して沈埋函1の長さ方向に少なくとも2組取付
け、沈埋函1の内部に設けたバラストタンクに注水して
沈埋函1を沈降させながら、アウタガントリー13に設
けたジェットノズル15からジェット水を噴射させて沈
埋函1を所定の方向へ推進し、着底後、アウタガントリ
ー13の下部の油圧ジャッキ16を伸長させて、沈埋函
1を持上げ、スライド機構12を駆動して沈埋函1の据
付位置を微調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水底トンネルの構
築に用いられる沈埋函を据付けるための沈埋函自動据付
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、沈埋函の据付けには、双胴船形式
のプレーシングバージから沈埋函を吊り降ろし、かつ沈
埋函内部に設けたバラストタンクに注水しながら沈埋函
を沈降させ、ウインチ操作(アンカー作業)によりプレ
ーシングバージを移動させながら所定位置に沈埋函を着
底させるプレーシングバージ方式と、沈埋函上にタワー
を立設すると共に、該タワーに沿って複数のポンツーン
を配置し、ポンツーンから沈埋函を吊り降ろし、かつ沈
埋函内部に設けたバラストタンクに注水しながら沈埋函
を沈降させ、ポンツーン上の吊降ウインチおよびタワー
上の操函ウインチの操作(アンカー作業)により沈埋函
を移動させながら着底させるタワーポンツーン方式とが
主として採用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記プ
レーシングバージ方式によれば、据付け後、プレーシン
グバージを解放するだけで工事は終了するので、航路制
約期間が比較的短いという利点があるものの、間接操函
方式のため沈埋函揺動量が大きく、特に水深が深い場合
にその揺動量が大きくなって、沈埋函の位置決めがきわ
めて困難になるという問題があった。一方、タワーポン
ツーン方式によれば、直接操函方式であるため、位置決
め精度が比較的高いという利点があるものの、据付け後
のタワー撤去に長時間を要するため、航路制約期間が長
くなるという問題があった。また、何れの方式共、面倒
なアンカー作業が必要であるため、沈埋函の据付けに多
くの時間と労力とを要するという問題があった。
【0004】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、その目的とするところは、沈埋函を容易か
つ確実に据付けできるように、もって工事期間の短縮と
工事費用の低減とに大きく寄与する沈埋函自動据付装置
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、沈埋函に脱着可能に固定される門形のイ
ンナガントリーと、該インナガントリーにスライド機構
を介して結合された門形のアウタガントリーとからなる
ガントリー組立体を沈埋函の長さ方向に少なくとも二組
配置し、前記各ガントリー組立体のアウタガントリーに
は、沈埋函内部に設けたバラストタンクに水を給排して
沈埋函を浮沈させるバラスト装置と、沈埋函を任意の方
向へ推進する推進手段と、複数のジャッキを伸長させて
沈埋函を水底から持上げる昇降装置とを配置し、さらに
前記バラストタンク内の水量を検出する水量検出手段
と、前記沈埋函の位置、傾きを検出する位置検出手段お
よび傾斜検出手段とを備えると共に、これら検出手段か
らの信号に基いて前記バラスト装置、推進手段、昇降装
置およびスライド機構の駆動部を制御する制御手段を備
える構成としたことを特徴とする。
【0006】このように構成した沈埋函自動据付装置に
おいては、沈埋函内部のバラストタンクに注水しながら
沈埋函を沈降させると共に、位置検出手段からの情報に
基いて推進手段を制御して沈埋函を所定の方向へ推進
し、据付位置付近に沈埋函を着底させる。そして、この
着底後、昇降装置により沈埋函を水底から持上げ、さら
に位置検出手段からの情報に基いてスライド機構の駆動
部を制御し、沈埋函をインナガントリーと一緒にアウタ
ガントリーと相対移動させ、その位置を微調整して正規
の据付位置に沈埋函を着底させる。
【0007】本発明は、上記スライド機構とインナガン
トリーまたはアウタガントリーとの間に回転体を介装し
てもよいもので、これにより、沈埋函の位置を微調整す
る際、二組のガントリー組立体の相互間でスライド機構
のスライド量を変更して、沈埋函の向きも修正すること
ができる。
【0008】本発明において上記推進手段は、ジェット
ノズルから水ジェットを噴射させる水ジェット装置か
ら、またはモータにより回転駆動されるプロペラを備え
たプロペラ推進機から構成することができる。この場
合、前記ジェットノズルまたはプロペラは、沈埋函を任
意の方向に推進できるようにアウタガントリー上に配置
する。
【0009】また、本発明において上記位置検出手段
は、グローバルポジショニングシステム(GPS)また
は自動追尾型トータルステーションを備える構成とする
ことができる。このようにグローバルポジショニングシ
ステム(GPS)または自動追尾型トータルステーショ
ンを利用することにより、精度の高い位置情報を簡単に
得ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基いて説明する。
【0011】図1乃至図3は、本発明の第1の実施の形
態を示したものである。これらの図において、1は、水
底Aに据付けるべき直方体状の沈埋函で、その内部には
車道用通路2を始め、歩道用通路3や共同溝用通路4が
各一対形成されている。本実施の形態において、この沈
埋函1内の歩道用通路3と共同溝用通路4とはバラスト
タンク5(図2)として用いられるようになっており、
ここでは、前記通路3および4を相互に連通させると共
に、それらを仕切壁6により長さ方向に複数(ここでは
3つ)の室に仕切ることにより、各室を独立したバラス
トタンク5として構成している。なお、沈埋函1を据付
ける水底Aは、実際には、予め水底を掘削して形成した
掘削穴底となっている。
【0012】10は、本発明に係る沈埋函自動据付装置
の機構部を構成するガントリー組立体で、沈埋函1の長
手方向の前・後部の二箇所に設置されている。各ガント
リー組立体10は、沈埋函1に脱着自在に固定される門
形のインナガントリー11と、このインナガントリー1
1に、後に詳述するスライド機構12を介して結合され
た同じく門形のアウタガントリー13とからなってい
る。インナガントリー11は、その左右脚部11aの内
側に設けた複数のチャック(油圧チャック)14を沈埋
函1の左右側面に押圧させることにより、沈埋函1に脱
着可能に固定される。
【0013】一方、アウタガントリー13は、その左右
脚部13aのおもて面の中央と、上・下端面の中間位置
および両側面の中間位置にジェットノズル15を設けて
いる。また、アウタガントリー13は、その左右脚部1
3aの下部に各一対のジャッキ(油圧ジャッキ)16を
設けている。ジェットノズル15は、ジェット水を噴出
することにより沈埋函1を水中で任意の方向へ推進する
役割をなすもの、また油圧ジャッキ16は、水底Aにお
いてそのロッドを伸長させることにより沈埋函1を水底
Aから持上げる役割をなすもので、アウタガントリー1
3の上面には、前記ジェットノズル15にジェット水を
送るためのジェット水供給装置17と、前記油圧ジャッ
キ16に作動油を給排するための油圧給排装置18とが
搭載されている。また、このアウタガントリー13の上
面には、上記バラストタンク5に水を給排するためのバ
ラスト水給排装置19も搭載されている。なお、これら
ジェット水供給装置17、油圧給排装置18およびバラ
スト水給排装置19については、後にさらに述べる。
【0014】アウタガントリー13にはまた、グローバ
ルポジショニングシステム(GPS)を構成するGPS
アンテナ20を上端に有するポール21が取付けられて
いる。ポール21は、沈埋函1が水底Aに着底した状態
でもGPSアンテナ20が水没しないようにその長さが
設定されている。GPSは、沈埋函1の位置(方位、沈
降深さを含む)を検出する役割をなすもので、GPSア
ンテナ20で受信したGPS信号は、作業船(図示略)
上に設置した後述の位置検出器22(図9)に送出され
るようになっている。一方、沈埋函1には、その前後お
よび左右方向の傾きを検出する傾斜計23a、23bが
取付けられており(図3)、これら傾斜計23a、23
bの信号も前記作業船上に設置した後述の姿勢検出器2
4(図9)に送出されるようになっている。
【0015】ここで、上記スライド機構12は、図4お
よび図5に示すように、インナガントリー11の上面中
央に突設した軸25の上端部に回転体26を介して固定
された横スライドフレーム27と、この横スライドフレ
ーム27とアウタガントリー13との間に介装された縦
スライドフレーム28とを備えている。縦スライドフレ
ーム28は、その上部の両側に設けた車輪29を、アウ
タガントリー13の下面に固定した一対の縦レール30
に載せることによりアウタガントリー13の幅方向(図
5の左右方向)へ走行可能となっている。一方、横スラ
イドフレーム27は、その両側に設けた車輪31を縦ス
ライドフレーム28の下部に設けた横レール32に載せ
ることにより、該縦スライドフレーム28の走行方向と
直交する方向へ走行可能となっている。
【0016】アウタガントリー13には縦スライドフレ
ーム28を縦レール30に沿って走行させる縦送り用シ
リンダ33(図5)が、縦スライドフレーム28には横
スライドフレーム27を横レール32に沿って走行させ
る横送り用シリンダ34(図4)がそれぞれ固設されて
いる。これらシリンダ33、34に対する作動油の給排
は、上記アウタガントリー13上の油圧給排装置18に
より共通に行われるようになっており、いま図1または
図3に示すように、前・後のガントリー組立体10の油
圧ジャッキ17により沈埋函1を水底Aから持上げた状
態で、前記シリンダ33または34に作動油を給排する
と、アウタガントリー13を基準に縦スライドフレーム
28または横スライドフレーム27が相互に直交する方
向へ走行駆動され、沈埋函1がその長さ方向X(図3)
またはその幅方向Y(図1)へ移動するようになる。こ
の時、沈埋函1に固定したインナガントリー11とスラ
イド機構12との間に回転体26が介装されているの
で、前・後のガントリー組立体10内の横スライドフレ
ーム27を異なった移動量だけ移動させることができ、
これにより沈埋函1の向きも変更することが可能にな
る。
【0017】一方、アウタガントリー13上のジェット
水供給装置17は、図6に示すようにジェットポンプ3
5とコントロールバルブユニット36とを備えており、
そのコントロールバルブユニット36には、前記した各
ジェットノズル16が各独立の配管37により接続され
ている。コントロールバルブユニット36は、各ジャッ
トノズル16と接続する配管37を選択的に開閉する機
能を有しており、その作動は後述の制御装置50(図
9)により制御されるようになっている。なお、ここで
はジェット水として海水を用いるようにしており、ジェ
ットポンプ35には海水取入用の配管38が接続されて
いる。
【0018】また、アウタガントリー13上の油圧給排
装置18は、図7に示すように油タンク39と、油圧ポ
ンプ40とコントロールバルブユニット41とを備えて
おり、そのコントロールバルブユニット41には、前記
インナガントリー11を沈埋函1に固定するための複数
の油圧チャック14と、アウタガントリー13下部の油
圧ジャッキ16と、スライド機構12を駆動するための
縦送りおよび横送り用シリンダ33、34とが各独立の
配管42a,42b,42cにより接続されている。コ
ントロールバルブユニット41は、油圧チャック14、
油圧ジャッキ16、シリンダ33、34と接続する配管
42a,42b,42cを選択的に開閉する機能を有し
ており、その作動は後述の制御装置50(図9)により
制御されるようになっている。
【0019】さらに、アウタガントリー13上のバラス
ト水給排装置19は、図8に示すように、バラストポン
プ43とコントロールバルブユニット44とを備えてお
り、そのコントロールバルブユニット44には、前記し
た各バラストタンク5が各独立の配管45により接続さ
れている。コントロールバルブユニット44は、各バラ
ストタンク5と接続する配管45を選択的に開閉する機
能を有しており、その作動は後述の制御装置50(図
9)により制御されるようになっている。ここで、前・
後のガントリー組立体10上のバラスト水給排装置19
は、前・後の3つのバラストタンク5に専用的に用いら
れている。また、ジェット水として海水を用いるように
しており、バラストポンプ43には海水取入用の配管4
6が接続されている。なお、バラストタンク5内の水量
は、図9に示すように、各バラストタンク5に設置した
水位センサ47から信号を受ける水量検出器48により
検出されるようになっている。
【0020】制御装置50は、図9に示すように、前記
したバラストタンク5の水量を検出する水量検出器4
8、GPSアンテナ20の信号を取込んで沈埋函1の位
置、方位、沈降深さ等を検出する位置検出器22、およ
び傾斜計23a、23bの信号を取込んで沈埋函1の姿
勢を検出する姿勢検出器24と信号線51a,51b,
51cにて接続されると共に、前記したバラスト水給排
装置19、ジェット水供給装置17および油圧給排装置
18に対して信号線52a,52b,52cにて接続さ
れている。制御装置50は、前記各検出器48、22、
24からの信号に基いて沈埋函1の沈降速度、推進方向
等を演算すると共に制御量を決定し、バラスト水給排装
置19、ジェット水供給装置17および油圧給排装置1
8に制御信号を送出する。制御装置50はまた、モニタ
ー53に映像信号を送出する機能を有しており、これに
よりモニター53には、沈埋函1の現在位置を既設沈埋
函との相関でリアルタイムに表示されるようになってい
る。
【0021】以下、上記のように構成した沈埋函据付装
置による沈埋函1の据付作業を、図10も参照して説明
する。沈埋函1は、据付現場から離れたドライドッグで
製作され、その完成後、本発明に係るガントリー組立体
10が、上記した態様(図1、3)で沈埋函1に取付け
られる。なお、この段階では、沈埋函1の両端開口は蓋
体(図示略)により閉じられ、その内部は空洞となって
いる。また、ドライドッグが、据付現場から遠方にある
場合は、完成した沈埋函1を据付現場の近傍の水底に設
定した仮置き場に一旦沈めることがあり、この場合は、
仮置き場で沈埋函1に前記ガントリー組立体10を取付
けるようにする。
【0022】しかして、上記沈埋函1の製作の間、据付
現場では沈埋函1を埋めるための溝の掘削が行われてお
り、前記ガントリー組立体10を取付けた沈埋函1は、
図10に示すように引船55により、前記掘削を終え
た据付現場に曳航される。そして、沈埋函1を沈降場所
に概略的に位置決めした後、先ずバラスト水給排装置1
9を作動させ、沈埋函1内の複数のバラストタンク5に
バラスト水を供給し、沈埋函1を次第に沈降させる。こ
の時、制御装置50は、傾斜計23a、23bと結ぶ姿
勢検出器24からの信号に基いてコントロールバルブユ
ニット44を制御し、複数のバラストタンク5に対する
注水量を制御して沈埋函1の傾きを修正する。そして、
この沈降開始と同時に、制御装置50は、GBSアンテ
ナ20と結ぶ位置検出器22からの信号に基いて沈埋函
1の推進方向を決定し、ジェット水供給装置17へ制御
信号を送出する。これにより、ジェット水供給装置17
内のコントロールバルブユニット36が作動し、必要な
ジェットノズル15からジェット水が噴射され、沈埋函
1は、図10に示すように既設の沈埋函1Aの近傍に
これと所定の間隙Lを開けて着底する。
【0023】沈埋函1が着底すると、制御装置50から
油圧給排装置18へ制御信号が送出され、油圧給排装置
18のコントロールバルブユニット41が作動して、油
圧ジャッキ16に作動油が供給される。これにより沈埋
函1は、図1および3に示すように水底Aから持上げら
れる。なお、沈埋函1には大きな浮力が作用しているの
で、この沈埋函1を持上げる力はわずかで済み、したが
って油圧ジャッキ16としてはそれほど大型のものは必
要としない。
【0024】次に、制御装置50からの指令でスライド
機構12の駆動源であるシリンダ33,34に作動油が
給排され、沈埋函1は、アウタガントリー13に吊下支
持された状態で、インナガントリー11と一体に移動す
る。すなわち、縦送り用シリンダ33に作動油が給排さ
れることにより沈埋函1は既設の沈埋函1Aに接近する
方向(X方向)へ移動させられ、また、横送り用シリン
ダ34に作動油が給排されることにより沈埋函1は前記
X方向と直交する方向(Y方向)へ移動させられる。こ
の時、前・後のガントリー組立体10で横送り用シリン
ダ34による幅方向(Y方向)の移動量を変えること
で、沈埋函1の向きも微調整される。
【0025】このようにして沈埋函1は、既設の沈埋函
1Aと整列する状態に正確に位置決めされる。その後、
制御装置50からの指令で油圧ジャッキ16が短縮し、
これにより沈埋函1は既設の沈埋函1Aと端面を整合さ
せた状態に位置決めされ、引き続いて既設の沈埋函1A
に対して水圧接合される。図10は、この水圧接合後
の状態を示しており、この水圧接合終了と同時に、制御
装置50からの指令で油圧チャック14が短縮し、ガン
トリー組立体10が沈埋函1から切離される。そして、
作業船56上の起重機57から降ろしたワイヤ58にガ
ントリー組立体10を吊上げて、2つのガントリー組立
体10を沈埋函1から撤去し、これにて1つの沈埋函1
の据付けは完了する。
【0026】図11および12は、本発明の第2の実施
の形態を示したものである。本第2の実施の形態の特徴
とするところは、沈埋函1を推進する推進手段として、
上記ジェットノズル15から水ジェットを噴射させる水
ジェット装置(17)に代えて、プロペラ推進機60を
用いた点にある。プロペラ推進機60は、プロペラ61
を納めた円筒状のプロペラハウジング62とモータ63
を納めた箱形のモータハウジング64とを備えており、
両ハウジングは、モータハウジング64上にプロペラハ
ウジング62を載せた状態で一体化されている。プロペ
ラ61は、プロペラケース65に回転可能に内装した回
転軸(図示略)の先端に装着されており、この回転軸に
は歯車機構(図示略)および動力伝達軸66を介して前
記モータ63の回転が伝達されるようになっている。な
お、本第2の実施の形態において、前記水ジェット装置
に代えてプロペラ推進機60を用いた以外の構造は、上
記第1の実施の形態と同じであるので、ここでは、同一
部分には同一符号を付すと共に、相違する部分について
だけ説明することとする。
【0027】上記プロペラ推進機60は、アウタガント
リー13の左右脚部13aのおもて面と上面とに各一台
設置されている。このうち、アウタガントリー13の脚
部13a上のプロペラ推進機60は、そのプロペラハウ
ジング62の両端開口を上下方向へ指向させた状態で、
アウタガントリー13上に位置固定的に設けられてい
る。一方、アウタガントリー13の上面のプロペラ推進
機60は、そのプロペラハウジング62の両端開口を水
平方向へ指向させた状態で、アウタガントリー13に回
転可能に設けた回転テーブル67上に載置固定されてい
る。回転テーブル67は、その周面に歯部67aを有し
ており、この歯部67aには、アウタガントリー13上
にブラケット68を用いて固設したモータ69の出力軸
69a端の駆動歯車70が噛み合わされている。これに
より、モータ(旋回用モータ)69が回転すると、駆動
歯車70に駆動されて回転テーブル67が回転し、これ
に応じてプロペラ推進機60が旋回して、そのプロペラ
ハウジング62の両端開口が任意の水平方向へ向けられ
るようになる。
【0028】したがっていま、沈埋函1を沈降させた状
態で、アウタガントリー13の脚部13a上のプロペラ
推進機60のモータ63を左回転または右回転させる
と、そのプロペラ61が左回転または右回転し、沈埋函
1は下方または上方へ推進されるようになる。また、ア
ウタガントリー13の上面のプロペラ推進機60のモー
タ63の作動によりそのプロペラ61を回転させなが
ら、旋回用モータ69により回転テーブル67を回転さ
せると、そのプロペラハウジング62が任意の水平方向
へ向けられ、沈埋函1が任意の水平方向へ推進されるよ
うになる。しかして、このプロペラ推進機60の各モー
タ63および旋回用モータ69は、前記制御装置50
(図9)により作動制御されるようになっており、した
がって第1の実施の形態で述べたように、バラストタン
ク5へ注水して沈埋函1を沈降させた後、このプロペラ
推進機60を適宜作動させることで、第1の実施の形態
と同様に沈埋函1を所定の据付位置に着底させることが
できる。なお、アウタガントリー13の上面のプロペラ
推進機60については、そのモータ63すなわちプロペ
ラ61を左または右回転させることで、回転テーブル6
7を90度内で回転させるだけで沈埋函1を任意の水平
方向へ推進することもできる。
【0029】本第2の実施の形態によれば、ジェット水
噴射に比べて推進力の大きいプロペラ推進機60を用い
ているので、沈埋函1の方向制御が容易となり、据付け
に要する時間の短縮を図ることができる。また、プロペ
ラ推進機60としては、市販のものをそのまま用いるこ
とができるので、アウタガントリー13への設置が簡単
となる。
【0030】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
係る沈埋函据付装置によれば、推進手段を制御して沈埋
函を所定の方向へ推進して据付位置に着底させ、さらに
昇降装置とスライド機構とを制御して沈埋函の位置を微
調整して、沈埋函を高精度に据付けることができる。し
かも、面倒なアンカー作業をなくすることができるの
で、据付けに要する時間は大幅に短縮され、自動据付け
による省人化と相まって、工事期間の短縮と工事費用の
低減とに大きく寄与するものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態としての沈埋函据付
装置の機構部とこれを取付ける沈埋函の構造を示す正面
図である。
【図2】沈埋函の構造を示す平面図である。
【図3】図1に示した沈埋函据付装置の機構部の構造と
沈埋函への取付状態を示す側面図である。
【図4】第1の実施の形態におけるガントリー組立体内
のスライド機構の構造を一部断面として示す正面図であ
る。
【図5】第1の実施の形態におけるガントリー組立体内
のスライド機構の構造を一部断面として示す側面図であ
る。
【図6】第1の実施の形態におけるジェット水供給装置
の構造を模式的に示す平面図である。
【図7】第1の実施の形態における油圧系を示す模式図
である。
【図8】第1の実施の形態におけるバラスト水給排装置
の構造を模式的に示す平面図である。
【図9】第1の実施の形態における制御系を示す模式図
である。
【図10】本発明を用いて行う沈埋函の据付け方法を順
を追って示す模式図でる。
【図11】本発明の第2の実施の形態としての沈埋函据
付装置の機構部の構造を示す正面図である。
【図12】第2の実施の形態で用いるプロペラ推進機と
その取付構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 沈埋函 5 バラストタンク 10 ガントリー組立体 11 インナガントリー 12 スライド機構 13 アウタガントリー 14 油圧チャック 15 ジェットノズル 16 油圧ジャッキ 17 ジェット水供給装置 18 油圧給排装置 19 バラスト水給排装置 20 GPSアンテナ 22 位置検出器 23a,23b 傾斜計 24 姿勢検出器 26 回転体 33,34 シリンダ(スライド機構の駆動部) 48 バラスト水検出器 50 制御装置 60 プロペラ推進機 61 プロペラ推進機のプロペラ 63 プロペラ推進機のモータ 67 回転テーブル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 沈埋函に脱着可能に固定される門形のイ
    ンナガントリーと、該インナガントリーにスライド機構
    を介して結合された門形のアウタガントリーとからなる
    ガントリー組立体を沈埋函の長さ方向に少なくとも二組
    配置し、前記各ガントリー組立体のアウタガントリーに
    は、沈埋函内部に設けたバラストタンクに水を給排して
    沈埋函を浮沈させるバラスト装置と、沈埋函を任意の方
    向へ推進する推進手段と、複数のジャッキを伸長させて
    沈埋函を水底から持上げる昇降装置とを配置し、さらに
    前記バラストタンク内の水量を検出する水量検出手段
    と、前記沈埋函の位置、傾きを検出する位置検出手段お
    よび傾斜検出手段とを備えると共に、これら検出手段か
    らの信号に基いて前記バラスト装置、推進手段、昇降装
    置およびスライド機構の駆動部を制御する制御手段を備
    えたことを特徴とする沈埋函自動据付装置。
  2. 【請求項2】 スライド機構とインナガントリーまたは
    アウタガントリーとの間に回転体を介装したことを特徴
    とする請求項1に記載の沈埋函自動据付装置。
  3. 【請求項3】 推進手段が、ジェットノズルから水ジェ
    ットを噴射させる水ジェット装置からなることを特徴と
    する請求項1に記載の沈埋函自動据付装置。
  4. 【請求項4】 推進手段が、モータにより回転駆動され
    るプロペラを備えたプロペラ推進機からなることを特徴
    とする請求項1に記載の沈埋函自動据付装置。
  5. 【請求項5】 位置検出手段が、グローバルポジショニ
    ングシステム(GPS)からなることを特徴とする請求
    項1に記載の沈埋函自動据付装置。
  6. 【請求項6】 位置検出手段が、自動追尾型トータルス
    テーションからなることを特徴とする請求項1に記載の
    沈埋函自動据付装置。
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