JPH10281184A - 駆動力伝達装置 - Google Patents
駆動力伝達装置Info
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- JPH10281184A JPH10281184A JP9100909A JP10090997A JPH10281184A JP H10281184 A JPH10281184 A JP H10281184A JP 9100909 A JP9100909 A JP 9100909A JP 10090997 A JP10090997 A JP 10090997A JP H10281184 A JPH10281184 A JP H10281184A
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- Japan
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- clutch
- cam mechanism
- piston
- cam
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- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 クラッチの係合力を可及的に増大することの
可能な駆動力伝達装置を提供する。 【解決手段】 相対回転可能に配置されたカップリング
ケース1およびシャフト6と、カップリングケース1と
シャフト6との間のトルクの伝達を制御するメインクラ
ッチ12と、クラッチ12を係合させる押圧力を出力す
る動作状態または押圧力が解除される非動作状態に切り
換え可能なカム機構と、カム機構を動作状態または非動
作状態に相互に切り換える電磁石20およびパイロット
クラッチ29とを備えた駆動力伝達装置において、別個
に構成された第1カム機構30および第2カム機構31
とを有し、第1カム機構30と第2カム機構31とが半
径方向の内外周に並列に配置されている。
可能な駆動力伝達装置を提供する。 【解決手段】 相対回転可能に配置されたカップリング
ケース1およびシャフト6と、カップリングケース1と
シャフト6との間のトルクの伝達を制御するメインクラ
ッチ12と、クラッチ12を係合させる押圧力を出力す
る動作状態または押圧力が解除される非動作状態に切り
換え可能なカム機構と、カム機構を動作状態または非動
作状態に相互に切り換える電磁石20およびパイロット
クラッチ29とを備えた駆動力伝達装置において、別個
に構成された第1カム機構30および第2カム機構31
とを有し、第1カム機構30と第2カム機構31とが半
径方向の内外周に並列に配置されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両のトランス
ミッション、トランスファ、デファレンシャルなどに適
用される駆動力伝達装置に関するものである。
ミッション、トランスファ、デファレンシャルなどに適
用される駆動力伝達装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両の駆動力伝達装置には複数
の回転部材が配置されており、エンジンの出力が複数の
回転部材を介して車輪に伝達される。また、駆動力伝達
装置において、複数の回転部材同士の間にクラッチが配
置されている場合は、必要に応じてクラッチの係合・解
放を行うことで、トルクの伝達または遮断を任意に切り
換えることが可能である。
の回転部材が配置されており、エンジンの出力が複数の
回転部材を介して車輪に伝達される。また、駆動力伝達
装置において、複数の回転部材同士の間にクラッチが配
置されている場合は、必要に応じてクラッチの係合・解
放を行うことで、トルクの伝達または遮断を任意に切り
換えることが可能である。
【0003】このような駆動力伝達装置の一例が特開平
3−282019号公報に記載されている。この公報に
記載された駆動力伝達装置は、中空に形成されたキャリ
ヤと、キャリヤの内部に挿入された連結軸(第1回転部
材)と、キャリヤの内部に配置され、かつ、連結軸と相
対回転可能なハブ(第2回転部材)とを備えている。連
結軸とハブとが軸線上に配置され、キャリヤと連結軸と
の間には軸受が装着されている。
3−282019号公報に記載されている。この公報に
記載された駆動力伝達装置は、中空に形成されたキャリ
ヤと、キャリヤの内部に挿入された連結軸(第1回転部
材)と、キャリヤの内部に配置され、かつ、連結軸と相
対回転可能なハブ(第2回転部材)とを備えている。連
結軸とハブとが軸線上に配置され、キャリヤと連結軸と
の間には軸受が装着されている。
【0004】また、キャリヤには環状の電磁石(切換機
構)が取り付けられ、ボルトにより電磁石とキャリヤと
が回り止め固定されている。さらに、連結軸には円筒状
の側壁が固定されており、側壁と電磁石との間には所定
のエアギャップが設定されている。さらに、側壁の外周
にはドラムが接続されており、ドラムとハブとの間に
は、メインクラッチとパイロットクラッチ(切換機構)
とが配置されている。
構)が取り付けられ、ボルトにより電磁石とキャリヤと
が回り止め固定されている。さらに、連結軸には円筒状
の側壁が固定されており、側壁と電磁石との間には所定
のエアギャップが設定されている。さらに、側壁の外周
にはドラムが接続されており、ドラムとハブとの間に
は、メインクラッチとパイロットクラッチ(切換機構)
とが配置されている。
【0005】パイロットクラッチは、ドラムの内周にス
プライン嵌合された複数のクラッチディスクと、ハブの
外周に軸線方向に移動可能に取り付けられたカム部材
と、カム部材の外周にスプライン嵌合された複数のクラ
ッチプレートと、電磁力により側壁側に吸引されるアー
マチュア(切換機構)とにより構成されている。
プライン嵌合された複数のクラッチディスクと、ハブの
外周に軸線方向に移動可能に取り付けられたカム部材
と、カム部材の外周にスプライン嵌合された複数のクラ
ッチプレートと、電磁力により側壁側に吸引されるアー
マチュア(切換機構)とにより構成されている。
【0006】また、メインクラッチは、ドラムの内周に
スプライン嵌合された複数のクラッチディスクと、ハブ
のフランジにスプライン嵌合された複数のクラッチプレ
ートとにより構成されている。さらに、カム部材とメイ
ンクラッチとの間には、軸線方向に移動可能な環状の押
圧部材が配置されている。さらにまた、カム部材(カム
機構)と押圧部材(カム機構)との対向面には溝が別個
に形成され、各溝には傾斜面が形成されている。そし
て、溝同士の間にはボール(カム機構)が挿入されてい
る。
スプライン嵌合された複数のクラッチディスクと、ハブ
のフランジにスプライン嵌合された複数のクラッチプレ
ートとにより構成されている。さらに、カム部材とメイ
ンクラッチとの間には、軸線方向に移動可能な環状の押
圧部材が配置されている。さらにまた、カム部材(カム
機構)と押圧部材(カム機構)との対向面には溝が別個
に形成され、各溝には傾斜面が形成されている。そし
て、溝同士の間にはボール(カム機構)が挿入されてい
る。
【0007】上記構成の駆動力伝達装置によれば、電磁
石に電流が供給されない場合はパイロットクラッチが解
放されており、連結軸のトルクはハブに伝達されない。
また、電磁石に電流が供給された場合は、側壁、アーマ
チュアを磁束が通過して電磁力によりアーマチュアが側
壁側に吸引される。すると、パイロットクラッチが係合
されてカム部材が回転され、カム部材と押圧部材とが所
定角度相対回転されて溝の傾斜面にボールが押し付けら
れて押圧部材が軸線方向に動作し、メインクラッチが係
合される。その結果、連結軸のトルクがメインクラッチ
を介してハブに伝達される。
石に電流が供給されない場合はパイロットクラッチが解
放されており、連結軸のトルクはハブに伝達されない。
また、電磁石に電流が供給された場合は、側壁、アーマ
チュアを磁束が通過して電磁力によりアーマチュアが側
壁側に吸引される。すると、パイロットクラッチが係合
されてカム部材が回転され、カム部材と押圧部材とが所
定角度相対回転されて溝の傾斜面にボールが押し付けら
れて押圧部材が軸線方向に動作し、メインクラッチが係
合される。その結果、連結軸のトルクがメインクラッチ
を介してハブに伝達される。
【0008】ここで、カム部材、ボールがパイロットク
ラッチの内周側に配置されているため、パイロットクラ
ッチの係合力(トルク)が、半径差に応じてカム部材に
増大伝達され、押圧部材の軸線方向の押圧力が可及的に
増大される。その結果、メインクラッチの係合力が増大
されてトルクの伝達機能が向上する。
ラッチの内周側に配置されているため、パイロットクラ
ッチの係合力(トルク)が、半径差に応じてカム部材に
増大伝達され、押圧部材の軸線方向の押圧力が可及的に
増大される。その結果、メインクラッチの係合力が増大
されてトルクの伝達機能が向上する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に記載された駆動力伝達装置では、車両の走行状態に
よりメインクラッチの係合力(トルク容量)が不十分に
なる可能性があった。
報に記載された駆動力伝達装置では、車両の走行状態に
よりメインクラッチの係合力(トルク容量)が不十分に
なる可能性があった。
【0010】この発明は上記事情を背景としてなされた
もので、クラッチのトルク容量を可及的に増大させるこ
との可能な駆動力伝達装置を提供することを目的として
いる。
もので、クラッチのトルク容量を可及的に増大させるこ
との可能な駆動力伝達装置を提供することを目的として
いる。
【0011】
【課題を解決するための手段およびその作用】上記目的
を達成するため請求項1の発明は、相対回転可能に配置
された第1回転部材および第2回転部材と、前記第1回
転部材と前記第2回転部材との間のトルクの伝達を制御
するクラッチと、このクラッチを係合させる押圧力を出
力する動作状態または押圧力が解除される非動作状態に
切り換え可能なカム機構と、このカム機構を動作状態ま
たは非動作状態に相互に切り換える切換機構とを備えた
駆動力伝達装置において、前記カム機構が複数配置さ
れ、各カム機構が並列に配置されていることを特徴とす
る。
を達成するため請求項1の発明は、相対回転可能に配置
された第1回転部材および第2回転部材と、前記第1回
転部材と前記第2回転部材との間のトルクの伝達を制御
するクラッチと、このクラッチを係合させる押圧力を出
力する動作状態または押圧力が解除される非動作状態に
切り換え可能なカム機構と、このカム機構を動作状態ま
たは非動作状態に相互に切り換える切換機構とを備えた
駆動力伝達装置において、前記カム機構が複数配置さ
れ、各カム機構が並列に配置されていることを特徴とす
る。
【0012】請求項1の発明によれば、切換機構によ
り、並列に配置された複数のカム機構が動作状態と非動
作状態とに切り換えられる。複数のカム機構が非動作状
態に制御された場合は、複数のカム機構による押圧力が
解除されてクラッチが解放されるため、第1回転部材と
第2回転部材との間でトルクの伝達が行われない。
り、並列に配置された複数のカム機構が動作状態と非動
作状態とに切り換えられる。複数のカム機構が非動作状
態に制御された場合は、複数のカム機構による押圧力が
解除されてクラッチが解放されるため、第1回転部材と
第2回転部材との間でトルクの伝達が行われない。
【0013】一方、複数のカム機構が動作状態に制御さ
れた場合は、複数のカム機構から別個に押圧力が出力さ
れ、この押圧力によりクラッチが係合される。その結
果、クラッチの係合力、つまりトルク容量が可及的に増
大され、第1回転部材からクラッチを介して第2回転部
材に伝達されるトルクの伝達機能が向上する。
れた場合は、複数のカム機構から別個に押圧力が出力さ
れ、この押圧力によりクラッチが係合される。その結
果、クラッチの係合力、つまりトルク容量が可及的に増
大され、第1回転部材からクラッチを介して第2回転部
材に伝達されるトルクの伝達機能が向上する。
【0014】請求項2の発明は、請求項1の構成に加
え、前記各カム機構が半径方向の内外周に並列に配置さ
れていることを特徴とする。
え、前記各カム機構が半径方向の内外周に並列に配置さ
れていることを特徴とする。
【0015】請求項2の発明によれば、請求項1と同様
の作用を得られる他、各カム機構の押圧力が半径方向に
分散され、クラッチの半径方向の係合圧がほぼ均等にな
り、安定したトルク伝達特性が得られる。
の作用を得られる他、各カム機構の押圧力が半径方向に
分散され、クラッチの半径方向の係合圧がほぼ均等にな
り、安定したトルク伝達特性が得られる。
【0016】請求項1または請求項2に記載された複数
のカム機構としては、各カム機構が別々の部品により独
立して構成されている場合と、各カム機構の部品の一部
が共通化されて一体的に構成されている場合とが例示さ
れる。
のカム機構としては、各カム機構が別々の部品により独
立して構成されている場合と、各カム機構の部品の一部
が共通化されて一体的に構成されている場合とが例示さ
れる。
【0017】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の駆動力伝達装
置の実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。この
駆動力伝達装置は、車両のトランスミッション、トラン
スファ、デファレンシャルなどに適用されるが、この実
施例ではプロペラシャフトとデファレンシャルとのトル
ク伝達経路に適用した場合に基づいて説明する。
置の実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。この
駆動力伝達装置は、車両のトランスミッション、トラン
スファ、デファレンシャルなどに適用されるが、この実
施例ではプロペラシャフトとデファレンシャルとのトル
ク伝達経路に適用した場合に基づいて説明する。
【0018】図1は駆動力伝達装置の一実施例を示す正
面半断面図である。図1において、カップリングケース
1は、軸線Aを中心として回転可能に配置された円筒部
2と、円筒部2の一端側に固定された環状のカバー3と
を備えている。円筒部2の内周には円周方向に複数の内
歯4が形成されている。また、カバー3は軸線A方向の
断面形状がほぼL字形に成形され、カバー3の内端面に
は、軸線Aを中心として同一円周上に受圧部5が突出し
て形成されている。上記構成のカップリングケース1が
のカバー3が、例えばプロペラシャフト(図示せず)に
連結される。
面半断面図である。図1において、カップリングケース
1は、軸線Aを中心として回転可能に配置された円筒部
2と、円筒部2の一端側に固定された環状のカバー3と
を備えている。円筒部2の内周には円周方向に複数の内
歯4が形成されている。また、カバー3は軸線A方向の
断面形状がほぼL字形に成形され、カバー3の内端面に
は、軸線Aを中心として同一円周上に受圧部5が突出し
て形成されている。上記構成のカップリングケース1が
のカバー3が、例えばプロペラシャフト(図示せず)に
連結される。
【0019】一方、カップリングケース1の内部には、
軸線Aを中心として回転可能なシャフト6が配置されて
いる。このシャフト6は円筒状に成形され、シャフト6
の外周には大径部7と、大径部7よりも小径の中径部8
と、中径部8よりも小径の小径部9とが形成されてい
る。この大径部7、中径部8、小径部9は、シャフト6
のカバー3側から離れる方向に順次形成されている。大
径部7の外周には円周方向に複数の外歯7Aが形成され
ている。
軸線Aを中心として回転可能なシャフト6が配置されて
いる。このシャフト6は円筒状に成形され、シャフト6
の外周には大径部7と、大径部7よりも小径の中径部8
と、中径部8よりも小径の小径部9とが形成されてい
る。この大径部7、中径部8、小径部9は、シャフト6
のカバー3側から離れる方向に順次形成されている。大
径部7の外周には円周方向に複数の外歯7Aが形成され
ている。
【0020】上記構成のシャフト6の内周には、例えば
デファレンシャル(図示せず)のピニオンシャフト(図
示せず)がスプライン嵌合される。そして、カバー3の
内周に配置された環状のブッシュ10によりシャフト6
の一端側が支持され、大径部6のカバー3側の端面と、
カバー3の内端面との間には環状のプレート11が配置
されている。
デファレンシャル(図示せず)のピニオンシャフト(図
示せず)がスプライン嵌合される。そして、カバー3の
内周に配置された環状のブッシュ10によりシャフト6
の一端側が支持され、大径部6のカバー3側の端面と、
カバー3の内端面との間には環状のプレート11が配置
されている。
【0021】前記カップリングケース1の内周面と、シ
ャフト6の大径部7との間にはメインクラッ12が配置
されている。メインクラッチ12は、カップリングケー
ス1の内歯4にスプライン嵌合された複数のクラッチデ
ィスク13と、大径部7の外歯7Aにスプライン嵌合さ
れた複数のクラッチプレート14とを備えた、いわゆる
湿式多板クラッチである。
ャフト6の大径部7との間にはメインクラッ12が配置
されている。メインクラッチ12は、カップリングケー
ス1の内歯4にスプライン嵌合された複数のクラッチデ
ィスク13と、大径部7の外歯7Aにスプライン嵌合さ
れた複数のクラッチプレート14とを備えた、いわゆる
湿式多板クラッチである。
【0022】複数のクラッチディスク13および複数の
クラッチプレート14はいずれも環状に構成され、複数
のクラッチディスク13と複数のクラッチプレート14
とが交互に配置されている。そして、複数のクラッチデ
ィスク13の内径が複数のクラッチプレート14の外径
よりも小さく設定されている。
クラッチプレート14はいずれも環状に構成され、複数
のクラッチディスク13と複数のクラッチプレート14
とが交互に配置されている。そして、複数のクラッチデ
ィスク13の内径が複数のクラッチプレート14の外径
よりも小さく設定されている。
【0023】一方、前記円筒部2の開口端側には、メイ
ンクラッチ12から所定間隔をおいて環状の回転子15
が配置されている。この回転子15は軸線Aを中心とし
て回転可能であり、回転子15は、半径方向の断面形状
がほぼL字形の内筒部16と、内筒部16の外周に固定
された環状の遮断部材17と、遮断部材17の外周に固
定された外筒部18とを備えている。
ンクラッチ12から所定間隔をおいて環状の回転子15
が配置されている。この回転子15は軸線Aを中心とし
て回転可能であり、回転子15は、半径方向の断面形状
がほぼL字形の内筒部16と、内筒部16の外周に固定
された環状の遮断部材17と、遮断部材17の外周に固
定された外筒部18とを備えている。
【0024】内筒部16および外筒部18は鉄などの磁
性材料により構成され、遮断部材17は非磁性材料によ
り構成されている。そして、回転子15の外筒部18が
円筒部2の内周に溶接などにより回転不能に固定されて
おり、カップリングケース1と回転子15とが一体回転
される。なお、内筒部16の内周には環状のブッシュ1
9が配置されており、ブッシュ19によりシャフト5の
小径部9が保持されている。
性材料により構成され、遮断部材17は非磁性材料によ
り構成されている。そして、回転子15の外筒部18が
円筒部2の内周に溶接などにより回転不能に固定されて
おり、カップリングケース1と回転子15とが一体回転
される。なお、内筒部16の内周には環状のブッシュ1
9が配置されており、ブッシュ19によりシャフト5の
小径部9が保持されている。
【0025】さらに、内筒部16の端面と、シャフト6
の中径部8と小径部9との段差面とが当接されている。
つまり、シャフト6が、内筒部16とプレート11とに
より挟持され、カップリングプレート1とシャフト6と
が軸線A方向に位置決めされている。
の中径部8と小径部9との段差面とが当接されている。
つまり、シャフト6が、内筒部16とプレート11とに
より挟持され、カップリングプレート1とシャフト6と
が軸線A方向に位置決めされている。
【0026】上記のように構成された回転子15は、内
筒部16と外筒部18との間に環状の空間が形成され、
この環状の空間に電磁石20が配置されている。電磁石
20は、磁性材料により構成された環状の鉄心21と、
鉄心21に巻き付けられたコイル22と、コイル22に
電流を供給するリード線23とを備えている。
筒部16と外筒部18との間に環状の空間が形成され、
この環状の空間に電磁石20が配置されている。電磁石
20は、磁性材料により構成された環状の鉄心21と、
鉄心21に巻き付けられたコイル22と、コイル22に
電流を供給するリード線23とを備えている。
【0027】そして、鉄心21と回転子15の内筒部1
6との間にはラジアル軸受24が装着され、電磁石20
と回転子15とが相対回転可能に構成されている。さら
に、鉄心21に装着されたスナップリング25と、内筒
部16に装着されたスナップリング26とにより、電磁
石20と回転子15とラジアル軸受24とが軸線A方向
に位置決めされている。また、鉄心21と回転子15と
がラジアル軸受24により半径方向に位置決めされ、鉄
心21の内周と内筒部16との間のエアギャップBと、
鉄心21の外周と外筒部18との間のエアギャップCと
が設定されている。
6との間にはラジアル軸受24が装着され、電磁石20
と回転子15とが相対回転可能に構成されている。さら
に、鉄心21に装着されたスナップリング25と、内筒
部16に装着されたスナップリング26とにより、電磁
石20と回転子15とラジアル軸受24とが軸線A方向
に位置決めされている。また、鉄心21と回転子15と
がラジアル軸受24により半径方向に位置決めされ、鉄
心21の内周と内筒部16との間のエアギャップBと、
鉄心21の外周と外筒部18との間のエアギャップCと
が設定されている。
【0028】なお、鉄心21には、ねじ27により回転
止め28が取り付けられており、回転止め28が、例え
ばデファレンシャルキャリヤ(図示せず)の一部に係止
されて電磁石20が回転不能に支持されている。
止め28が取り付けられており、回転止め28が、例え
ばデファレンシャルキャリヤ(図示せず)の一部に係止
されて電磁石20が回転不能に支持されている。
【0029】上記のように構成された円筒部2とカバー
3とシャフト6と回転子15とにより取り囲まれた空間
に環状のカップリングオイル室Dが形成され、カップリ
ングオイル室Dにはオイルが封入されている。このカッ
プリングオイル室Dは密封装置(図示せず)により液密
にシールされている。
3とシャフト6と回転子15とにより取り囲まれた空間
に環状のカップリングオイル室Dが形成され、カップリ
ングオイル室Dにはオイルが封入されている。このカッ
プリングオイル室Dは密封装置(図示せず)により液密
にシールされている。
【0030】そして、カップリングオイル室Dには、前
記メインクラッチ12の他、パイロットクラッチ29、
第1カム機構30、第2カム機構31とが配置されてい
る。以下、パイロットクラッチ29、第1カム機構3
0、第2カム機構31の構成を具体的に説明する。
記メインクラッチ12の他、パイロットクラッチ29、
第1カム機構30、第2カム機構31とが配置されてい
る。以下、パイロットクラッチ29、第1カム機構3
0、第2カム機構31の構成を具体的に説明する。
【0031】パイロットクラッチ29は、複数のクラッ
チディスク32と複数のクラッチプレート33と環状の
アーマチュア34とを備えた、いわゆる湿式多板クラッ
チである。複数のクラッチディスク32および複数のク
ラッチプレート33は環状に構成され、交互に配置され
ている。そして、複数のクラッチディスク32および複
数のクラッチプレート33は、アーマチュア34と回転
子15との間に配置されている。また、アーマチュア3
4は磁性材料により構成されている。
チディスク32と複数のクラッチプレート33と環状の
アーマチュア34とを備えた、いわゆる湿式多板クラッ
チである。複数のクラッチディスク32および複数のク
ラッチプレート33は環状に構成され、交互に配置され
ている。そして、複数のクラッチディスク32および複
数のクラッチプレート33は、アーマチュア34と回転
子15との間に配置されている。また、アーマチュア3
4は磁性材料により構成されている。
【0032】第1カム機構30はパイロットクラッチ2
9の半径方向の内側に配置されており、第1カム機構3
0は、シャフト6の中径部8の外周に相対回転可能に取
り付けられたリング35と、シャフト6の外歯7Aにス
プライン嵌合された環状の第1ピストン36と、リング
35と第1ピストン36との間に配置されたボール37
とを備えている。
9の半径方向の内側に配置されており、第1カム機構3
0は、シャフト6の中径部8の外周に相対回転可能に取
り付けられたリング35と、シャフト6の外歯7Aにス
プライン嵌合された環状の第1ピストン36と、リング
35と第1ピストン36との間に配置されたボール37
とを備えている。
【0033】リング35の外周には、複数のクラッチプ
レート33およびアーマチュア34がスプライン嵌合さ
れ、リング35と回転子15の内筒部16との間には、
スラストベアリング38と環状のプレート39とが介在
されている。このようにして、リング35と回転子15
とが相対回転可能に構成されている。
レート33およびアーマチュア34がスプライン嵌合さ
れ、リング35と回転子15の内筒部16との間には、
スラストベアリング38と環状のプレート39とが介在
されている。このようにして、リング35と回転子15
とが相対回転可能に構成されている。
【0034】図2は第1カム機構30の構成を示す断面
図であり、リング35と第1ピストン36との対向面に
は、別個に断面台形の溝40,41が円周方向に複数形
成されている。各溝40,41には傾斜面42,43が
それぞれ形成されている。そして、各溝40,41の間
には複数のボール37が別個に配置されている。
図であり、リング35と第1ピストン36との対向面に
は、別個に断面台形の溝40,41が円周方向に複数形
成されている。各溝40,41には傾斜面42,43が
それぞれ形成されている。そして、各溝40,41の間
には複数のボール37が別個に配置されている。
【0035】第2カム機構31は、メインクラッチ12
の係合面、具体的には複数のクラッチディスク13と複
数のクラッチプレート14との係合面の軸線A方向の投
影領域を含む位置に配置されている。また、第2カム機
構31は、第1カム機構30よりも半径方向の外周側に
配置されている。つまり、第1カム機構30と第2カム
機構31とが、半径方向の内外周に並列に配置されてい
る。この第2カム機構31は、アーマチュア34の外周
を取り囲むリング44と、リング44とメインクラッチ
12との間に配置された環状の第2ピストン45と、リ
ング44と第2ピストン45との対向面間に配置された
ボール46とを備えている。
の係合面、具体的には複数のクラッチディスク13と複
数のクラッチプレート14との係合面の軸線A方向の投
影領域を含む位置に配置されている。また、第2カム機
構31は、第1カム機構30よりも半径方向の外周側に
配置されている。つまり、第1カム機構30と第2カム
機構31とが、半径方向の内外周に並列に配置されてい
る。この第2カム機構31は、アーマチュア34の外周
を取り囲むリング44と、リング44とメインクラッチ
12との間に配置された環状の第2ピストン45と、リ
ング44と第2ピストン45との対向面間に配置された
ボール46とを備えている。
【0036】リング44は、アーマチュア34の外周に
配置された円筒部47と、この円筒部47に形成された
内向きフランジ48とを備えている。この円筒部47の
内周には前記複数のクラッチディスク32がスプライン
嵌合されている。
配置された円筒部47と、この円筒部47に形成された
内向きフランジ48とを備えている。この円筒部47の
内周には前記複数のクラッチディスク32がスプライン
嵌合されている。
【0037】図3は第2カム機構31の構成を示す断面
図であり、リング44と第2ピストン45との対向面に
は、別個に断面台形の溝49,50が円周方向に複数形
成されている。各溝49,50には傾斜面51,52が
それぞれ形成されている。この傾斜面51,52の軸線
Aに対する傾斜角度は、第1カム機構30の傾斜面4
2,43の軸線Aに対する傾斜角度と同一に設定されて
いる。そして、各溝51,52の間に複数のボール46
が別個に配置されている。さらに、溝51,52、ボー
ル46が、複数のクラッチディスク13と複数のクラッ
チプレート14との係合面の軸線A方向の投影領域内に
配置されている。
図であり、リング44と第2ピストン45との対向面に
は、別個に断面台形の溝49,50が円周方向に複数形
成されている。各溝49,50には傾斜面51,52が
それぞれ形成されている。この傾斜面51,52の軸線
Aに対する傾斜角度は、第1カム機構30の傾斜面4
2,43の軸線Aに対する傾斜角度と同一に設定されて
いる。そして、各溝51,52の間に複数のボール46
が別個に配置されている。さらに、溝51,52、ボー
ル46が、複数のクラッチディスク13と複数のクラッ
チプレート14との係合面の軸線A方向の投影領域内に
配置されている。
【0038】また、第2ピストン45の内径は第1ピス
トン36の外径よりも小径に設定されており、第1ピス
トン36の端面と第2ピストン45の端面との間には、
スラスト軸受53が介在されている。このスラスト軸受
53は、前記メインクラッチ12の係合面の投影領域よ
りも内周側に配置されている。
トン36の外径よりも小径に設定されており、第1ピス
トン36の端面と第2ピストン45の端面との間には、
スラスト軸受53が介在されている。このスラスト軸受
53は、前記メインクラッチ12の係合面の投影領域よ
りも内周側に配置されている。
【0039】ここで、図1ないし図3の実施例と請求項
との対応関係を説明すれば、カップリングケース1が請
求項1の第1回転部材に相当し、シャフト6が請求項1
の第2回転部材に相当し、回転子15、電磁石20、パ
イロットクラッチ29、アーマチュア34が請求項1の
切換機構に相当する。また、図1ないし図3の実施例で
は、複数のカム機構としての第1カム機構30と第2カ
ム機構31とが、別々の部品により独立して構成されて
おり、第1カム機構30と第2カム機構31とが別個に
動作して軸線A方向の押圧力を生じる。
との対応関係を説明すれば、カップリングケース1が請
求項1の第1回転部材に相当し、シャフト6が請求項1
の第2回転部材に相当し、回転子15、電磁石20、パ
イロットクラッチ29、アーマチュア34が請求項1の
切換機構に相当する。また、図1ないし図3の実施例で
は、複数のカム機構としての第1カム機構30と第2カ
ム機構31とが、別々の部品により独立して構成されて
おり、第1カム機構30と第2カム機構31とが別個に
動作して軸線A方向の押圧力を生じる。
【0040】つぎに上記構成の駆動力伝達装置の動作を
説明する。まず、電磁石20のコイル22に電流が供給
されていない場合は、パイロットクラッチ29が解放さ
れている。このため、第1カム機構30および第2カム
機構31が非動作状態に制御されている。
説明する。まず、電磁石20のコイル22に電流が供給
されていない場合は、パイロットクラッチ29が解放さ
れている。このため、第1カム機構30および第2カム
機構31が非動作状態に制御されている。
【0041】つまり、カップリングケース1のトルクに
より第1ピストン45とリング44とが一体的に回転さ
れており、第2カム機構31の押圧力が解除されてい
る。また、リング35および第1ピストン36が停止し
ており、第1カム機構30の押圧力が解除されている。
したがって、メインクラッチ12が解放され、カップリ
ングケース1のトルクはシャフト6に伝達されない。
より第1ピストン45とリング44とが一体的に回転さ
れており、第2カム機構31の押圧力が解除されてい
る。また、リング35および第1ピストン36が停止し
ており、第1カム機構30の押圧力が解除されている。
したがって、メインクラッチ12が解放され、カップリ
ングケース1のトルクはシャフト6に伝達されない。
【0042】一方、電磁石20のコイル22に電流が供
給されると、鉄心21、外筒18、内筒16、アーマチ
ュア34を結ぶ磁気回路が形成され、電磁石20の磁気
吸引力によりアーマチュア34が回転子15側に移動す
る。その結果、複数のクラッチディスク32および複数
のクラッチプレート33が、アーマチュア34と回転子
15とにより挟持され、パイロットクラッチ29が係合
される。
給されると、鉄心21、外筒18、内筒16、アーマチ
ュア34を結ぶ磁気回路が形成され、電磁石20の磁気
吸引力によりアーマチュア34が回転子15側に移動す
る。その結果、複数のクラッチディスク32および複数
のクラッチプレート33が、アーマチュア34と回転子
15とにより挟持され、パイロットクラッチ29が係合
される。
【0043】パイロットクラッチ29が係合されると、
カップリングケース1のトルクの一部が回転子15、パ
イロットクラッチ29を介して第1カム機構30のリン
グ35に伝達される。すると、図2に矢印で示すよう
に、リング35と第1ピストン36とが所定角度相対回
転されてボール37が傾斜面42,43に挟持され、リ
ング35と第1ピストン36とを軸線A方向に隔離させ
る荷重が発生する。
カップリングケース1のトルクの一部が回転子15、パ
イロットクラッチ29を介して第1カム機構30のリン
グ35に伝達される。すると、図2に矢印で示すよう
に、リング35と第1ピストン36とが所定角度相対回
転されてボール37が傾斜面42,43に挟持され、リ
ング35と第1ピストン36とを軸線A方向に隔離させ
る荷重が発生する。
【0044】ここで、リング35の移動がスラスト軸受
33および回転子15により規制されているため、第1
ピストン36がメインクラッチ12側に押圧される。つ
まり、第1カム機構30が動作状態に制御される。そし
て、第1カム機構30から出力された押圧力はスラスト
軸受53を介して第2ピストン45に伝達される。
33および回転子15により規制されているため、第1
ピストン36がメインクラッチ12側に押圧される。つ
まり、第1カム機構30が動作状態に制御される。そし
て、第1カム機構30から出力された押圧力はスラスト
軸受53を介して第2ピストン45に伝達される。
【0045】上記動作中、第1カム機構30がパイロッ
トクラッチ29よりも半径方向の内側に配置されている
ため、その半径差に応じてパイロットクラッチ29から
リング35に伝達されるトルクが増大されて第1ピスト
ン36の押圧力が高められる。
トクラッチ29よりも半径方向の内側に配置されている
ため、その半径差に応じてパイロットクラッチ29から
リング35に伝達されるトルクが増大されて第1ピスト
ン36の押圧力が高められる。
【0046】一方、パイロットクラッチ29の係合によ
り、リング44と第2ピストン45とが所定角度相対回
転されてボール46が傾斜面51,52に挟持され、リ
ング44と第2ピストン45とを軸線A方向に隔離させ
る荷重が発生する。ここで、リング44は回転子15に
より軸線A方向の移動が規制されているため、第2ピス
トン45がメインクラッチ12側に押圧される。つま
り、第2カム機構31が動作状態に制御される。そし
て、第1カム機構31から出力された押圧力がメインク
ラッチ12に作用する。
り、リング44と第2ピストン45とが所定角度相対回
転されてボール46が傾斜面51,52に挟持され、リ
ング44と第2ピストン45とを軸線A方向に隔離させ
る荷重が発生する。ここで、リング44は回転子15に
より軸線A方向の移動が規制されているため、第2ピス
トン45がメインクラッチ12側に押圧される。つま
り、第2カム機構31が動作状態に制御される。そし
て、第1カム機構31から出力された押圧力がメインク
ラッチ12に作用する。
【0047】このようにして、第2ピストン45には、
第1ピストン36による軸線A方向の押圧力と、ボール
46による軸線A方向の押圧力とが作用し、2つの押圧
力により第2ピストン45がメインクラッチ12側に動
作される。その結果、複数のクラッチディスク13およ
び複数のクラッチプレート14が、第2ピストン45と
受圧部5とにより挟持されてメインクラッチ12が係合
される。
第1ピストン36による軸線A方向の押圧力と、ボール
46による軸線A方向の押圧力とが作用し、2つの押圧
力により第2ピストン45がメインクラッチ12側に動
作される。その結果、複数のクラッチディスク13およ
び複数のクラッチプレート14が、第2ピストン45と
受圧部5とにより挟持されてメインクラッチ12が係合
される。
【0048】このように、図1ないし図3の実施例で
は、パイロットクラッチ29が係合されると、カップリ
ングケース1のトルクの一部が、並列に配置された第1
カム機構30と第2カム機構31とに伝達され、第1カ
ム機構30および第2カム機構31が動作状態に切り換
えられ、別個に軸線A方向の押圧力を出力する。そし
て、2つの押圧力がメインクラッチ12に伝達されてメ
インクラッチ12が係合される。このため、メインクラ
ッチ12の係合力、つまりトルク容量が可及的に増大さ
れ、カップリングケース1からメインクラッチ12を介
してシャフト6に伝達されるトルクの伝達機能が向上す
る。
は、パイロットクラッチ29が係合されると、カップリ
ングケース1のトルクの一部が、並列に配置された第1
カム機構30と第2カム機構31とに伝達され、第1カ
ム機構30および第2カム機構31が動作状態に切り換
えられ、別個に軸線A方向の押圧力を出力する。そし
て、2つの押圧力がメインクラッチ12に伝達されてメ
インクラッチ12が係合される。このため、メインクラ
ッチ12の係合力、つまりトルク容量が可及的に増大さ
れ、カップリングケース1からメインクラッチ12を介
してシャフト6に伝達されるトルクの伝達機能が向上す
る。
【0049】ところで、この種の駆動力伝達装置で、ク
ラッチの係合力(トルク容量)を増大させるための構成
として、メインクラッチまたはパイロットクラッチを構
成するクラッチディスクおよびクラッチプレートの枚数
を増加させたり、メインクラッチまたはパイロットクラ
ッチを構成するクラッチディスクおよびクラッチプレー
トの半径を増大させたり、カム部材および押圧部材に形
成される溝の傾斜面の角度を変更したり、電磁石に供給
される電流を増大させるなどの手段により、メインクラ
ッチのトルク容量を増大させることが考えられる。
ラッチの係合力(トルク容量)を増大させるための構成
として、メインクラッチまたはパイロットクラッチを構
成するクラッチディスクおよびクラッチプレートの枚数
を増加させたり、メインクラッチまたはパイロットクラ
ッチを構成するクラッチディスクおよびクラッチプレー
トの半径を増大させたり、カム部材および押圧部材に形
成される溝の傾斜面の角度を変更したり、電磁石に供給
される電流を増大させるなどの手段により、メインクラ
ッチのトルク容量を増大させることが考えられる。
【0050】しかしながら、メインクラッチを構成する
クラッチディスクおよびクラッチプレートの枚数を増加
させた場合は、メインクラッチが軸線方向に大型化し、
かつ、大重量化する問題がある。また、メインクラッチ
の係合・解放の応答性が低下してトルクの伝達機能が損
なわれる可能性があった。
クラッチディスクおよびクラッチプレートの枚数を増加
させた場合は、メインクラッチが軸線方向に大型化し、
かつ、大重量化する問題がある。また、メインクラッチ
の係合・解放の応答性が低下してトルクの伝達機能が損
なわれる可能性があった。
【0051】パイロットクラッチを構成するクラッチデ
ィスクおよびクラッチプレートの枚数を増加させた場合
は、パイロットクラッチが軸線方向に大型化し、かつ、
大重量化する問題がある。また、アーマチュアに作用す
る磁気吸引力が低下するため、クラッチディスクおよび
クラッチプレートの枚数の増大に比例するトルク容量の
増加が見込まれなかった。
ィスクおよびクラッチプレートの枚数を増加させた場合
は、パイロットクラッチが軸線方向に大型化し、かつ、
大重量化する問題がある。また、アーマチュアに作用す
る磁気吸引力が低下するため、クラッチディスクおよび
クラッチプレートの枚数の増大に比例するトルク容量の
増加が見込まれなかった。
【0052】メインクラッチまたはパイロットクラッチ
を構成するクラッチディスクおよびクラッチプレートの
半径を増大させた場合は、メインクラッチまたはパイロ
ットクラッチが半径方向に大型化し、かつ、大重量化す
る問題がある。
を構成するクラッチディスクおよびクラッチプレートの
半径を増大させた場合は、メインクラッチまたはパイロ
ットクラッチが半径方向に大型化し、かつ、大重量化す
る問題がある。
【0053】カム部材および押圧部材に形成される溝の
傾斜面の角度を変更した場合は、溝とボールとの食い付
き作用を防止するため、溝の傾斜面の角度の変更には限
界があり、メインクラッチで所期の係合力を発生させる
ことが困難である。
傾斜面の角度を変更した場合は、溝とボールとの食い付
き作用を防止するため、溝の傾斜面の角度の変更には限
界があり、メインクラッチで所期の係合力を発生させる
ことが困難である。
【0054】電磁石に供給する電流値を増大させた場合
は、電磁石のコイルの駆動回路および冷却装置が大型化
する問題があった。このため、上記のような対策はいず
れも実用性に乏しいものであった。
は、電磁石のコイルの駆動回路および冷却装置が大型化
する問題があった。このため、上記のような対策はいず
れも実用性に乏しいものであった。
【0055】これに対して、図1ないし図3の実施例で
は、第1カム機構30および第2カム機構31によりメ
インクラッチ12に作用する押圧力の増大が行われてい
るため、メインクラッチ12またはパイロットクラッチ
29が、軸線A方向または半径方向に大型化したり、大
重量化したりすることが抑制される。さらに、電磁石2
0の駆動回路や冷却装置の大型化が抑制される。
は、第1カム機構30および第2カム機構31によりメ
インクラッチ12に作用する押圧力の増大が行われてい
るため、メインクラッチ12またはパイロットクラッチ
29が、軸線A方向または半径方向に大型化したり、大
重量化したりすることが抑制される。さらに、電磁石2
0の駆動回路や冷却装置の大型化が抑制される。
【0056】さらに、この実施例では、第2ピストン4
5に作用するボール46の押圧力が、メインクラッチ1
2の係合面の軸線A方向の投影領域内に設定されている
ため、第1ピストン36から第2ピストン45に加わる
第1の押圧力により第2ピストン45が弾性変形しにく
く、第2ピストン45に入力される2つの押圧力が有効
にメインクラッチ12に伝達され、メインクラッチ12
の係合力が可及的に高められる。したがって、カップリ
ングケース1からメインクラッチ12を介してシャフト
6に伝達されるトルクの伝達機能が一層向上する。な
お、機構上は、ボール46の押圧力が、メインクラッチ
12の係合面の軸線A方向の投影領域外に作用する構成
を採用することも可能である。
5に作用するボール46の押圧力が、メインクラッチ1
2の係合面の軸線A方向の投影領域内に設定されている
ため、第1ピストン36から第2ピストン45に加わる
第1の押圧力により第2ピストン45が弾性変形しにく
く、第2ピストン45に入力される2つの押圧力が有効
にメインクラッチ12に伝達され、メインクラッチ12
の係合力が可及的に高められる。したがって、カップリ
ングケース1からメインクラッチ12を介してシャフト
6に伝達されるトルクの伝達機能が一層向上する。な
お、機構上は、ボール46の押圧力が、メインクラッチ
12の係合面の軸線A方向の投影領域外に作用する構成
を採用することも可能である。
【0057】図4は、第1カム機構30および第2カム
機構31のほかの構成例を示す部分的な正面断面図であ
る。図4の実施例では第1カム機構30および第2カム
機構31からメインクラッチ12に作用する押圧力の経
路が、図1ないし図3の実施例とは異なる。
機構31のほかの構成例を示す部分的な正面断面図であ
る。図4の実施例では第1カム機構30および第2カム
機構31からメインクラッチ12に作用する押圧力の経
路が、図1ないし図3の実施例とは異なる。
【0058】図4において、第1カム機構30の第1ピ
ストン36の外周に外向きフランジ54が形成されてい
る。この外向きフランジ54の外径は、メインクラッチ
12のクラッチディスク13の内径よりも大きく設定さ
れている。この外向きフランジ54の端面とクラッチプ
レート14の端面とが対向して配置されている。
ストン36の外周に外向きフランジ54が形成されてい
る。この外向きフランジ54の外径は、メインクラッチ
12のクラッチディスク13の内径よりも大きく設定さ
れている。この外向きフランジ54の端面とクラッチプ
レート14の端面とが対向して配置されている。
【0059】一方、第2カム機構31の第2ピストン4
5は、リング44と外向きフランジ54との間に配置さ
れている。そして、第2ピストン45の端面と外向きフ
ランジ54の端面との間にスラスト軸受55が介在され
ている。そのほかの構成は、図1ないし図3の実施例と
同様である。
5は、リング44と外向きフランジ54との間に配置さ
れている。そして、第2ピストン45の端面と外向きフ
ランジ54の端面との間にスラスト軸受55が介在され
ている。そのほかの構成は、図1ないし図3の実施例と
同様である。
【0060】図4の実施例においては、パイロットクラ
ッチ29が係合されると、図1ないし図3の実施例と同
様の作用により、第1ピストン36および第2ピストン
45を軸線A方向にメインクラッチ12に向けて移動さ
せる押圧力が発生する。そして、図4の実施例では、第
1ピストン36の押圧力がメインクラッチ12のクラッ
チプレート14に直接伝達される。一方、第2ピストン
45の押圧力は、スラスト軸受55、第1ピストン36
を介してメインクラッチ12に伝達される。この図4の
実施例の場合も、図1ないし図3の実施例と同様の効果
を得られる。
ッチ29が係合されると、図1ないし図3の実施例と同
様の作用により、第1ピストン36および第2ピストン
45を軸線A方向にメインクラッチ12に向けて移動さ
せる押圧力が発生する。そして、図4の実施例では、第
1ピストン36の押圧力がメインクラッチ12のクラッ
チプレート14に直接伝達される。一方、第2ピストン
45の押圧力は、スラスト軸受55、第1ピストン36
を介してメインクラッチ12に伝達される。この図4の
実施例の場合も、図1ないし図3の実施例と同様の効果
を得られる。
【0061】図5は、第1カム機構30および第2カム
機構31のほかの構成例を示す部分的な正面断面図であ
る。図5の実施例では第1カム機構30および第2カム
機構31からメインクラッチ12に作用する押圧力の経
路が、図1ないし図3の実施例、図4の実施例とは異な
る。
機構31のほかの構成例を示す部分的な正面断面図であ
る。図5の実施例では第1カム機構30および第2カム
機構31からメインクラッチ12に作用する押圧力の経
路が、図1ないし図3の実施例、図4の実施例とは異な
る。
【0062】図5の実施例では、クラッチプレート14
のうち、第1カム機構30および第2カム機構31と対
面する箇所に配置されているクラッチプレート14Aの
外径が、その他のクラッチプレート14の外径よりも小
さく設定されている。また、複数のクラッチディスク1
3の内径が、クラッチプレート14Aの外径よりも小さ
く設定されている。
のうち、第1カム機構30および第2カム機構31と対
面する箇所に配置されているクラッチプレート14Aの
外径が、その他のクラッチプレート14の外径よりも小
さく設定されている。また、複数のクラッチディスク1
3の内径が、クラッチプレート14Aの外径よりも小さ
く設定されている。
【0063】さらに、第1カム機構30の第1ピストン
36の外径が、クラッチプレート14Aの外径よりも小
さく、かつ、クラッチディスク13の内径よりも大きく
設定されている。一方、第2カム機構31の第2ピスト
ン45の外径は、クラッチプレート14Aの外径よりも
大きく設定されている。
36の外径が、クラッチプレート14Aの外径よりも小
さく、かつ、クラッチディスク13の内径よりも大きく
設定されている。一方、第2カム機構31の第2ピスト
ン45の外径は、クラッチプレート14Aの外径よりも
大きく設定されている。
【0064】つまり、図5の実施例では、第1ピストン
36の端面とクラッチディスク14Aの端面とが対向さ
れ、第2ピストン45の端面とクラッチディスク13の
端面とが対向して配置されている。そのほかの構成は、
図1ないし図3の実施例と同様である。
36の端面とクラッチディスク14Aの端面とが対向さ
れ、第2ピストン45の端面とクラッチディスク13の
端面とが対向して配置されている。そのほかの構成は、
図1ないし図3の実施例と同様である。
【0065】図5の実施例においては、パイロットクラ
ッチ29が係合されると、図1ないし図3の実施例と同
様の作用により、第1ピストン36および第2ピストン
45を軸線A方向にメインクラッチ12側に向けて移動
させる押圧力が発生する。そして、図5の実施例では、
第1ピストン36の押圧力がメインクラッチ12のクラ
ッチプレート14Aに伝達される一方、第2ピストン4
5の押圧力はクラッチディスク13に伝達され、メイン
クラッチ12が係合される。
ッチ29が係合されると、図1ないし図3の実施例と同
様の作用により、第1ピストン36および第2ピストン
45を軸線A方向にメインクラッチ12側に向けて移動
させる押圧力が発生する。そして、図5の実施例では、
第1ピストン36の押圧力がメインクラッチ12のクラ
ッチプレート14Aに伝達される一方、第2ピストン4
5の押圧力はクラッチディスク13に伝達され、メイン
クラッチ12が係合される。
【0066】この図5の実施例においても、図1ないし
図3の実施例と同様の効果を得られる。また、図5の実
施例においては、第1ピストン36の押圧力と第2ピス
トン45の押圧力とが別個にメインクラッチ12に作用
する構成であるため、第1ピストン36と第2ピストン
45との間で相互に押圧力を伝達させるためのスラスト
軸受が不要であり、図1ないし図3の実施例、図4の実
施例に比べて部品点数を減少させることが可能である。
図3の実施例と同様の効果を得られる。また、図5の実
施例においては、第1ピストン36の押圧力と第2ピス
トン45の押圧力とが別個にメインクラッチ12に作用
する構成であるため、第1ピストン36と第2ピストン
45との間で相互に押圧力を伝達させるためのスラスト
軸受が不要であり、図1ないし図3の実施例、図4の実
施例に比べて部品点数を減少させることが可能である。
【0067】また、図5の実施例によれば、第1カム機
構30の押圧力と、第2カム機構31の押圧力とが、メ
インクラッチ12に対して半径方向の内外周に別個に作
用するため、メインクラッチ12の半径方向の係合力が
ほぼ均一化されて安定したトルク伝達機能が得られる。
構30の押圧力と、第2カム機構31の押圧力とが、メ
インクラッチ12に対して半径方向の内外周に別個に作
用するため、メインクラッチ12の半径方向の係合力が
ほぼ均一化されて安定したトルク伝達機能が得られる。
【0068】なお、上記各実施例において、回転子15
とリング44との間にスラスト軸受を配置することも可
能である。また、この発明では、パイロットクラッチ2
9の係合力を、3組のカム機構を用いて押圧力に変換す
ることも可能である。例えば、図1の実施例でリング4
7の外周側に他のリングと第3ピストンとを配置し、第
3ピストンをカップリングケース1の内周にスプライン
嵌合させ、リングの内周とリング35との間に複数のク
ラッチプレートと複数のクラッチディスクとを配置す
る。そして、第3ピストンとリングとの間にボールを配
置する。このようにして3組目のカム機構を配置して、
このカム機構の第3ピストンの押圧力がピストン45に
伝達される構成にする。
とリング44との間にスラスト軸受を配置することも可
能である。また、この発明では、パイロットクラッチ2
9の係合力を、3組のカム機構を用いて押圧力に変換す
ることも可能である。例えば、図1の実施例でリング4
7の外周側に他のリングと第3ピストンとを配置し、第
3ピストンをカップリングケース1の内周にスプライン
嵌合させ、リングの内周とリング35との間に複数のク
ラッチプレートと複数のクラッチディスクとを配置す
る。そして、第3ピストンとリングとの間にボールを配
置する。このようにして3組目のカム機構を配置して、
このカム機構の第3ピストンの押圧力がピストン45に
伝達される構成にする。
【0069】このように構成すれば、図1ないし図3の
実施例と同様の作用が発生する他、パイロットクラッチ
29の係合により3組目のカム機構により得られた押圧
力が第2ピストン45を介してメインクラッチ12に伝
達される。したがって、図1ないし図3の実施例と同様
の効果を得られる。
実施例と同様の作用が発生する他、パイロットクラッチ
29の係合により3組目のカム機構により得られた押圧
力が第2ピストン45を介してメインクラッチ12に伝
達される。したがって、図1ないし図3の実施例と同様
の効果を得られる。
【0070】さらに、この発明では複数のカム機構の部
品の一部を共通化して各カム機構を一体的に構成し、各
カム機構を半径方向の内外周に並列に配置することも可
能である。具体的には、まず、環状のリングと環状のピ
ストンとを軸線方向に配置し、環状のリングと環状のピ
ストンとの対向面の異なる円周上に複数の溝を別個に形
成する。そして、各溝に複数のボールが別個に配置す
る。
品の一部を共通化して各カム機構を一体的に構成し、各
カム機構を半径方向の内外周に並列に配置することも可
能である。具体的には、まず、環状のリングと環状のピ
ストンとを軸線方向に配置し、環状のリングと環状のピ
ストンとの対向面の異なる円周上に複数の溝を別個に形
成する。そして、各溝に複数のボールが別個に配置す
る。
【0071】つまり、環状のリングと環状のピストンと
が共通化され、円周方向の内外周に溝とボールとが並列
に配置されていることになる。ここで、リング、ピスト
ン、溝、ボールは、図1ないし図5に示されたものとほ
ぼ同様に構成すればよい。なお、内外周に配置された各
溝および各ボールの円周方向の位相は、一致または不一
致のいずれに設定することも可能である。
が共通化され、円周方向の内外周に溝とボールとが並列
に配置されていることになる。ここで、リング、ピスト
ン、溝、ボールは、図1ないし図5に示されたものとほ
ぼ同様に構成すればよい。なお、内外周に配置された各
溝および各ボールの円周方向の位相は、一致または不一
致のいずれに設定することも可能である。
【0072】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、切換機
構により、並列に配置された複数のカム機構が動作状態
と非動作状態とに切り換えられる。複数のカム機構が非
動作状態に制御された場合は、複数のカム機構による押
圧力が解除されてクラッチが解放されるため、第1回転
部材と第2回転部材との間でトルクの伝達が行われな
い。
構により、並列に配置された複数のカム機構が動作状態
と非動作状態とに切り換えられる。複数のカム機構が非
動作状態に制御された場合は、複数のカム機構による押
圧力が解除されてクラッチが解放されるため、第1回転
部材と第2回転部材との間でトルクの伝達が行われな
い。
【0073】一方、複数のカム機構が動作状態に制御さ
れた場合は、複数のカム機構から別個に押圧力が出力さ
れ、この押圧力によりクラッチが係合される。その結
果、クラッチの係合力、つまりトルク容量が可及的に増
大され、第1回転部材からクラッチを介して第2回転部
材に伝達されるトルクの伝達機能が向上する。
れた場合は、複数のカム機構から別個に押圧力が出力さ
れ、この押圧力によりクラッチが係合される。その結
果、クラッチの係合力、つまりトルク容量が可及的に増
大され、第1回転部材からクラッチを介して第2回転部
材に伝達されるトルクの伝達機能が向上する。
【図1】この発明の駆動力伝達装置の実施例を示す正面
断面図である。
断面図である。
【図2】図1に示された第1カム機構の構成を示す部分
的な断面図である。
的な断面図である。
【図3】図1に示された第2カム機構の構成を示す部分
的な断面図である。
的な断面図である。
【図4】この発明の駆動力伝達装置の他の実施例を示す
部分的な正面断面図である。
部分的な正面断面図である。
【図5】この発明の駆動力伝達装置のさらに他の実施例
を示す部分的な正面断面図である。
を示す部分的な正面断面図である。
1 カップリングケース 6 シャフト 12 メインクラッチ 15 回転子 20 電磁石 29 パイロットクラッチ 30 第1カム機構 31 第2カム機構 34 アーマチュア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大葉 充 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 相対回転可能に配置された第1回転部材
および第2回転部材と、前記第1回転部材と前記第2回
転部材との間のトルクの伝達を制御するクラッチと、こ
のクラッチを係合させる押圧力を出力する動作状態また
は押圧力が解除される非動作状態に切り換え可能なカム
機構と、このカム機構を動作状態または非動作状態に相
互に切り換える切換機構とを備えた駆動力伝達装置にお
いて、 前記カム機構が複数配置され、各カム機構が並列に配置
されていることを特徴とする駆動力伝達装置。 - 【請求項2】 前記各カム機構が、半径方向の内外周に
並列に配置されていることを特徴とする請求項1に記載
の駆動力伝達装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10090997A JP3186641B2 (ja) | 1997-04-03 | 1997-04-03 | 駆動力伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10090997A JP3186641B2 (ja) | 1997-04-03 | 1997-04-03 | 駆動力伝達装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10281184A true JPH10281184A (ja) | 1998-10-20 |
| JP3186641B2 JP3186641B2 (ja) | 2001-07-11 |
Family
ID=14286477
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10090997A Expired - Fee Related JP3186641B2 (ja) | 1997-04-03 | 1997-04-03 | 駆動力伝達装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3186641B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007327651A (ja) * | 2007-09-14 | 2007-12-20 | Gkn ドライブライン トルクテクノロジー株式会社 | 電磁式トルク伝達装置及びその組み付け方法 |
-
1997
- 1997-04-03 JP JP10090997A patent/JP3186641B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007327651A (ja) * | 2007-09-14 | 2007-12-20 | Gkn ドライブライン トルクテクノロジー株式会社 | 電磁式トルク伝達装置及びその組み付け方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3186641B2 (ja) | 2001-07-11 |
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