JPH102814A - シート材料の貫通抵抗力測定装置、及びシート材料の貫通抵抗力測定方法 - Google Patents
シート材料の貫通抵抗力測定装置、及びシート材料の貫通抵抗力測定方法Info
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- JPH102814A JPH102814A JP17701596A JP17701596A JPH102814A JP H102814 A JPH102814 A JP H102814A JP 17701596 A JP17701596 A JP 17701596A JP 17701596 A JP17701596 A JP 17701596A JP H102814 A JPH102814 A JP H102814A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 シート材料を実際の使用環境と同様の環境下
において貫通試験を行えるシート材料の貫通抵抗力測定
装置、及び方法を提供する。 【解決手段】 試料Tの温度状態を可変設定すること、
試料Tを湿潤状態とすること、試料Tを引張状態とする
こと、押圧部材21aの移動速度を可変制御すること、
押圧部材として各種の形状のものを使用すること等、各
種の試験環境下でシート試料Tの貫通試験を行う。
において貫通試験を行えるシート材料の貫通抵抗力測定
装置、及び方法を提供する。 【解決手段】 試料Tの温度状態を可変設定すること、
試料Tを湿潤状態とすること、試料Tを引張状態とする
こと、押圧部材21aの移動速度を可変制御すること、
押圧部材として各種の形状のものを使用すること等、各
種の試験環境下でシート試料Tの貫通試験を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート材料に押圧
部材を押圧・貫通させたときの貫通抵抗力を測定する装
置、及びシート材料に押圧部材を押圧・貫通させて貫通
抵抗力を測定する方法に関するものである。
部材を押圧・貫通させたときの貫通抵抗力を測定する装
置、及びシート材料に押圧部材を押圧・貫通させて貫通
抵抗力を測定する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄道,道路,港湾,あるいは廃棄
物処分場等においては、止水,遮水,防草,土構造物の
補強等を目的として、不織布,帆布,ゴム,合成樹脂等
からなり「ジオメンブレン」又は「ジオシンセティク
ス」等と呼ばれるシートが使用されていた。このような
シート部材は、上記した止水等の機能を果たすため、例
えばシートの使用時に砕石の稜角部等に接触しても容易
に貫通されない強度(耐貫通性)が要求される。このた
め、シートに尖った部材等を押し当てた場合に貫通する
ときの力(貫通抵抗力)を測定する装置として種々のも
のが考えられている。
物処分場等においては、止水,遮水,防草,土構造物の
補強等を目的として、不織布,帆布,ゴム,合成樹脂等
からなり「ジオメンブレン」又は「ジオシンセティク
ス」等と呼ばれるシートが使用されていた。このような
シート部材は、上記した止水等の機能を果たすため、例
えばシートの使用時に砕石の稜角部等に接触しても容易
に貫通されない強度(耐貫通性)が要求される。このた
め、シートに尖った部材等を押し当てた場合に貫通する
ときの力(貫通抵抗力)を測定する装置として種々のも
のが考えられている。
【0003】例えば、略平面状に展開・保持されたシー
ト試料に対し、針状の部材を略垂直な方向から接近さ
せ、シート試料に押し当て、貫通するときに針状部材が
受ける力を測定する方式のものが知られている(実公平
5−26981号公報参照)。
ト試料に対し、針状の部材を略垂直な方向から接近さ
せ、シート試料に押し当て、貫通するときに針状部材が
受ける力を測定する方式のものが知られている(実公平
5−26981号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のシート
材料の貫通抵抗力測定装置では、乾燥した室温状態で試
験が行われていた。しかしながら、上記したジオメンブ
レンは、自然環境の土の上や土中に載置されたり、引張
られた状態で土中に埋設されることも多く、シートが湿
潤していたり、温度状態の範囲も低温域から高温域まで
広く、さらにシートに応力が作用している場合もある。
したがって、シート材料の貫通抵抗力を正確に評価する
ためには、シートが実際に使用される環境と同様な状態
で試験を行うべきであるが、従来は、貫通抵抗力測定に
おいてそのような環境を実現することはできなかった。
材料の貫通抵抗力測定装置では、乾燥した室温状態で試
験が行われていた。しかしながら、上記したジオメンブ
レンは、自然環境の土の上や土中に載置されたり、引張
られた状態で土中に埋設されることも多く、シートが湿
潤していたり、温度状態の範囲も低温域から高温域まで
広く、さらにシートに応力が作用している場合もある。
したがって、シート材料の貫通抵抗力を正確に評価する
ためには、シートが実際に使用される環境と同様な状態
で試験を行うべきであるが、従来は、貫通抵抗力測定に
おいてそのような環境を実現することはできなかった。
【0005】本発明は上記の問題を解決するためになさ
れたものであり、本発明の解決しようとする課題は、シ
ート材料を実際の使用環境と同様の環境下において貫通
試験を行えるシート材料の貫通抵抗力測定装置、及び方
法を提供することにある。
れたものであり、本発明の解決しようとする課題は、シ
ート材料を実際の使用環境と同様の環境下において貫通
試験を行えるシート材料の貫通抵抗力測定装置、及び方
法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係るシート材料の貫通抵抗力測定装置は、
シート材料からなり略平面状態に展開して保持された試
料に対し、前記略平面に略垂直な方向から押圧部材を接
近移動させ押圧させ貫通させる押圧部材駆動手段と、前
記押圧時及び前記貫通時に前記試料と前記押圧部材の間
に作用する力である貫通抵抗力を計測する力計測手段
と、前記試料の温度状態、又は前記試料の湿度状態、又
は前記試料の応力状態、又は前記試料に対する前記押圧
部材の移動速度、若しくは前記押圧部材の形状を含む試
料環境を設定し維持する試料環境設定手段とを備えたこ
とを特徴とする。
め、本発明に係るシート材料の貫通抵抗力測定装置は、
シート材料からなり略平面状態に展開して保持された試
料に対し、前記略平面に略垂直な方向から押圧部材を接
近移動させ押圧させ貫通させる押圧部材駆動手段と、前
記押圧時及び前記貫通時に前記試料と前記押圧部材の間
に作用する力である貫通抵抗力を計測する力計測手段
と、前記試料の温度状態、又は前記試料の湿度状態、又
は前記試料の応力状態、又は前記試料に対する前記押圧
部材の移動速度、若しくは前記押圧部材の形状を含む試
料環境を設定し維持する試料環境設定手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0007】上記において、好ましくは、前記試料環境
設定手段は、前記試料を加熱又は冷却する加熱冷却手段
と、前記試料の温度を計測する温度計測手段と、前記温
度計測手段から入力される前記試料の温度に基づいて前
記加熱冷却手段を制御し前記試料の温度を設定された設
定温度に維持する温度制御手段とを有する。
設定手段は、前記試料を加熱又は冷却する加熱冷却手段
と、前記試料の温度を計測する温度計測手段と、前記温
度計測手段から入力される前記試料の温度に基づいて前
記加熱冷却手段を制御し前記試料の温度を設定された設
定温度に維持する温度制御手段とを有する。
【0008】また、上記において、好ましくは、前記試
料環境設定手段は、液体を収容し前記試料に前記液体を
浸潤させて前記試料を湿潤状態に維持する容器を有す
る。
料環境設定手段は、液体を収容し前記試料に前記液体を
浸潤させて前記試料を湿潤状態に維持する容器を有す
る。
【0009】また、上記において、好ましくは、前記試
料環境設定手段は、前記略平面内の任意の方向への引張
力を前記試料に作用させる引張手段を有する。
料環境設定手段は、前記略平面内の任意の方向への引張
力を前記試料に作用させる引張手段を有する。
【0010】また、上記において、好ましくは、前記試
料環境設定手段は、前記押圧部材駆動手段を制御し前記
接近移動の速度を設定された設定速度に維持する速度制
御手段を有する。
料環境設定手段は、前記押圧部材駆動手段を制御し前記
接近移動の速度を設定された設定速度に維持する速度制
御手段を有する。
【0011】また、上記において、好ましくは、前記押
圧部材は、先端に略軸対称で略対向する円弧状の2つの
押圧面又は刃を有する棒状部材、先端に略平行な直線状
の2つの押圧面又は刃を有する棒状部材、先端に略一文
字状の押圧面又は刃を有する棒状部材、先端に略円錐状
又は略円錐台形状の押圧面を有する棒状部材、先端に略
凸曲面状の押圧面を有する棒状部材、先端に略円柱状の
押圧面を有する棒状部材、のうちいずれかを選択可能で
あり、前記試料環境設定手段は、前記押圧部材と、前記
押圧部材を選択的に装着可能な押圧部材装着手段を有す
る。
圧部材は、先端に略軸対称で略対向する円弧状の2つの
押圧面又は刃を有する棒状部材、先端に略平行な直線状
の2つの押圧面又は刃を有する棒状部材、先端に略一文
字状の押圧面又は刃を有する棒状部材、先端に略円錐状
又は略円錐台形状の押圧面を有する棒状部材、先端に略
凸曲面状の押圧面を有する棒状部材、先端に略円柱状の
押圧面を有する棒状部材、のうちいずれかを選択可能で
あり、前記試料環境設定手段は、前記押圧部材と、前記
押圧部材を選択的に装着可能な押圧部材装着手段を有す
る。
【0012】また、上記において、好ましくは、前記略
平面内の任意の方向へ前記試料に移動させる試料駆動手
段と、前記試料の移動後所定の位置において前記試料の
移動を停止させるよう前記試料駆動手段を制御し、前記
試料の停止後前記押圧部材の接近移動と押圧と貫通を行
わせるよう前記押圧部材駆動手段を制御する貫通制御手
段とを有する。
平面内の任意の方向へ前記試料に移動させる試料駆動手
段と、前記試料の移動後所定の位置において前記試料の
移動を停止させるよう前記試料駆動手段を制御し、前記
試料の停止後前記押圧部材の接近移動と押圧と貫通を行
わせるよう前記押圧部材駆動手段を制御する貫通制御手
段とを有する。
【0013】また、上記において、好ましくは、前記力
計測手段から入力される前記貫通抵抗力を監視し、前記
貫通抵抗力の経時変化の状態に基づいて前記試料への前
記押圧部材の貫通状態を判断する貫通状態監視手段を有
する。
計測手段から入力される前記貫通抵抗力を監視し、前記
貫通抵抗力の経時変化の状態に基づいて前記試料への前
記押圧部材の貫通状態を判断する貫通状態監視手段を有
する。
【0014】また、本発明に係るシート材料の貫通抵抗
力測定方法は、シート材料からなり略平面状態に展開し
て保持された試料に対し、前記略平面に略垂直な方向か
ら押圧部材を接近移動させ押圧させ貫通させ、前記押圧
時及び前記貫通時に前記試料と前記押圧部材の間に作用
する力である貫通抵抗力を計測するシート材料の貫通抵
抗力測定方法において、前記試料の温度状態、又は前記
試料の湿度状態、又は前記試料の応力状態、又は前記試
料に対する前記押圧部材の移動速度、若しくは前記押圧
部材の形状を含む試料環境を所定の環境に設定し維持し
つつ前記貫通抵抗力の計測を行うようにしたことを特徴
とする。
力測定方法は、シート材料からなり略平面状態に展開し
て保持された試料に対し、前記略平面に略垂直な方向か
ら押圧部材を接近移動させ押圧させ貫通させ、前記押圧
時及び前記貫通時に前記試料と前記押圧部材の間に作用
する力である貫通抵抗力を計測するシート材料の貫通抵
抗力測定方法において、前記試料の温度状態、又は前記
試料の湿度状態、又は前記試料の応力状態、又は前記試
料に対する前記押圧部材の移動速度、若しくは前記押圧
部材の形状を含む試料環境を所定の環境に設定し維持し
つつ前記貫通抵抗力の計測を行うようにしたことを特徴
とする。
【0015】上記において、好ましくは、前記試料の温
度を計測し、計測された前記試料の温度に基づき、前記
試料を加熱又は冷却し、前記試料の温度を所定の温度に
維持する。
度を計測し、計測された前記試料の温度に基づき、前記
試料を加熱又は冷却し、前記試料の温度を所定の温度に
維持する。
【0016】また、上記において、好ましくは、前記試
料に液体を浸潤させて前記試料を湿潤状態に維持する。
料に液体を浸潤させて前記試料を湿潤状態に維持する。
【0017】また、上記において、好ましくは、前記略
平面内の任意の方向への引張力を前記試料に作用させ
る。
平面内の任意の方向への引張力を前記試料に作用させ
る。
【0018】また、上記において、好ましくは、前記押
圧部材の前記接近移動の速度を所定の値に維持する。
圧部材の前記接近移動の速度を所定の値に維持する。
【0019】また、上記において、好ましくは、前記押
圧部材を、先端に略軸対称で略対向する円弧状の2つの
押圧面又は刃を有する棒状部材、先端に略平行な直線状
の2つの押圧面又は刃を有する棒状部材、先端に略一文
字状の押圧面又は刃を有する棒状部材、先端に略円錐状
又は略円錐台形状の押圧面を有する棒状部材、先端に略
凸曲面状の押圧面を有する棒状部材、先端に略円柱状の
押圧面を有する棒状部材、のうちいずれかから選択して
用いる。
圧部材を、先端に略軸対称で略対向する円弧状の2つの
押圧面又は刃を有する棒状部材、先端に略平行な直線状
の2つの押圧面又は刃を有する棒状部材、先端に略一文
字状の押圧面又は刃を有する棒状部材、先端に略円錐状
又は略円錐台形状の押圧面を有する棒状部材、先端に略
凸曲面状の押圧面を有する棒状部材、先端に略円柱状の
押圧面を有する棒状部材、のうちいずれかから選択して
用いる。
【0020】また、上記において、好ましくは、前記略
平面内の任意の方向へ前記試料に移動させ、前記試料の
移動後所定の位置において前記試料の移動を停止させ、
前記試料の停止後前記押圧部材の接近移動と押圧と貫通
を行わせる。
平面内の任意の方向へ前記試料に移動させ、前記試料の
移動後所定の位置において前記試料の移動を停止させ、
前記試料の停止後前記押圧部材の接近移動と押圧と貫通
を行わせる。
【0021】また、上記において、好ましくは、前記貫
通抵抗力を監視し、前記貫通抵抗力の経時変化の状態に
基づいて前記試料への前記押圧部材の貫通状態を判断す
る。
通抵抗力を監視し、前記貫通抵抗力の経時変化の状態に
基づいて前記試料への前記押圧部材の貫通状態を判断す
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発
明の一実施形態であるシート材料の貫通抵抗力測定装置
の全体構成を示す概念図である。図に示すように、この
貫通抵抗力測定装置100は、試料保持部1と、計測部
2と、駆動部3と、制御部4を備えて構成されている。
て、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発
明の一実施形態であるシート材料の貫通抵抗力測定装置
の全体構成を示す概念図である。図に示すように、この
貫通抵抗力測定装置100は、試料保持部1と、計測部
2と、駆動部3と、制御部4を備えて構成されている。
【0023】試料保持部1は、保持台11と、容器12
と、ローラ13a,13bと、蓋14と、カバー15
と、排出栓16と、クリップ17を有している。
と、ローラ13a,13bと、蓋14と、カバー15
と、排出栓16と、クリップ17を有している。
【0024】保持台11は、シート材料からなる試料T
を略平面状態に展開して保持する。保持台11の略中央
には、後述する押圧部材21aが試料Tを貫通した場合
にその先端を受けて収容する孔部11Hが設けられてい
る。
を略平面状態に展開して保持する。保持台11の略中央
には、後述する押圧部材21aが試料Tを貫通した場合
にその先端を受けて収容する孔部11Hが設けられてい
る。
【0025】ローラ13a及び13bには、試料Tの端
部を係合する溝(図示せず)等が設けられており、固定
具(図示せず)等により試料Tの端部を固定し、後述す
る押圧部材21aの貫通時に試料Tが動かないように押
える。
部を係合する溝(図示せず)等が設けられており、固定
具(図示せず)等により試料Tの端部を固定し、後述す
る押圧部材21aの貫通時に試料Tが動かないように押
える。
【0026】容器12は、上部が開放された箱状の部材
であり、保持台11とローラ13a,13bを収容する
とともに、その内部に液体を収容可能な構成となってい
る。容器12の下部には、収容された液体を排出するた
めの排出栓16が設けられている。また、容器12は、
断熱材で形成されており、外部からの熱の侵入、あるい
は内部の熱を逃がさない構造となっている。
であり、保持台11とローラ13a,13bを収容する
とともに、その内部に液体を収容可能な構成となってい
る。容器12の下部には、収容された液体を排出するた
めの排出栓16が設けられている。また、容器12は、
断熱材で形成されており、外部からの熱の侵入、あるい
は内部の熱を逃がさない構造となっている。
【0027】蓋14は、容器12の上部に着脱可能な構
造となっており、容器12と同様な断熱構造となってい
る。蓋14の略中央には開口14Hが設けられており、
貫通試験時には、後述する押圧部材21aが開口14H
を経て試料Tに向かって下降する。また、開口14には
ゴム等の可撓性材料によりジャバラ状に形成されたカバ
ー15が取り付けられており、貫通試験時に開口14H
から熱が侵入又は逃げることを防止している。カバー1
5は、弾性を有するクリップ17により、後述する押圧
部材21aに嵌められる。
造となっており、容器12と同様な断熱構造となってい
る。蓋14の略中央には開口14Hが設けられており、
貫通試験時には、後述する押圧部材21aが開口14H
を経て試料Tに向かって下降する。また、開口14には
ゴム等の可撓性材料によりジャバラ状に形成されたカバ
ー15が取り付けられており、貫通試験時に開口14H
から熱が侵入又は逃げることを防止している。カバー1
5は、弾性を有するクリップ17により、後述する押圧
部材21aに嵌められる。
【0028】計測部2は、押圧部材21aと、ホルダ2
2と、ロードセル23を有している。
2と、ロードセル23を有している。
【0029】押圧部材21aは、略棒状の部材であり、
図2(A),(B)に示すように、その先端に略軸対称
で略対向する円弧状の2つの刃を有しており、後述する
駆動部3によって駆動され、試料Tに接近移動し、試料
Tを押圧し、貫通させる。押圧部材21aの後尾には、
後述するホルダ22に装着するための雄ネジが形成され
ている。
図2(A),(B)に示すように、その先端に略軸対称
で略対向する円弧状の2つの刃を有しており、後述する
駆動部3によって駆動され、試料Tに接近移動し、試料
Tを押圧し、貫通させる。押圧部材21aの後尾には、
後述するホルダ22に装着するための雄ネジが形成され
ている。
【0030】ロードセル23は、力を受けた場合にその
値を電気信号として出力する計測器であり、後述する駆
動部4の取付板38に取付ボルト24等の締結具により
取り付けられる。このロードセル23により、押圧部材
21aを試料Tに押圧させた時、及び貫通させた時に試
料Tと押圧部材21aの間に作用する力(以下、「貫通
抵抗力」という。)を計測がされる。ここに、ロードセ
ル23は力計測手段に相当している。ロードセル23の
下部には、後述するホルダ22に装着するための雄ネジ
が形成された突出部23Mが設けられている。
値を電気信号として出力する計測器であり、後述する駆
動部4の取付板38に取付ボルト24等の締結具により
取り付けられる。このロードセル23により、押圧部材
21aを試料Tに押圧させた時、及び貫通させた時に試
料Tと押圧部材21aの間に作用する力(以下、「貫通
抵抗力」という。)を計測がされる。ここに、ロードセ
ル23は力計測手段に相当している。ロードセル23の
下部には、後述するホルダ22に装着するための雄ネジ
が形成された突出部23Mが設けられている。
【0031】ホルダ22は、略円筒状に形成され、内壁
に雌ネジが形成されており、ロードセル23の突出部2
3Mと押圧部材21aの後尾を螺合により接合すること
ができる。ホルダ22は、押圧部材装着手段に相当して
いる。
に雌ネジが形成されており、ロードセル23の突出部2
3Mと押圧部材21aの後尾を螺合により接合すること
ができる。ホルダ22は、押圧部材装着手段に相当して
いる。
【0032】駆動部3は、モータ31と、プーリ32
と、回転体33と、駆動ベルト34と、昇降軸35と、
ベアリング36と、取付板38を有している。
と、回転体33と、駆動ベルト34と、昇降軸35と、
ベアリング36と、取付板38を有している。
【0033】モータ31は回転駆動源であり、後述する
電源端子49から供給される電源により回転駆動を行
う。プーリ32は、モータ31の軸に取り付けられ駆動
ベルト34を駆動する。
電源端子49から供給される電源により回転駆動を行
う。プーリ32は、モータ31の軸に取り付けられ駆動
ベルト34を駆動する。
【0034】回転体33は、略円筒状の部材であり、そ
の外側には、駆動ベルト34を収容する凹部であるプー
リ部33Pが形成されるとともに、ベアリング36を収
容する凹部が形成されている。ベアリング36は、この
貫通抵抗力測定装置100の固定部であるアーム部37
に設けられた凹部によって支持されるようになってい
る。また、回転体33の内側には、雌ネジが形成されて
いる。一方、昇降軸35は、円柱状の部材であり、その
外側には雄ネジが形成されており、上記した回転体33
の内側の雌ネジと螺合するように構成されている。
の外側には、駆動ベルト34を収容する凹部であるプー
リ部33Pが形成されるとともに、ベアリング36を収
容する凹部が形成されている。ベアリング36は、この
貫通抵抗力測定装置100の固定部であるアーム部37
に設けられた凹部によって支持されるようになってい
る。また、回転体33の内側には、雌ネジが形成されて
いる。一方、昇降軸35は、円柱状の部材であり、その
外側には雄ネジが形成されており、上記した回転体33
の内側の雌ネジと螺合するように構成されている。
【0035】また、昇降軸35の下端には、取付板38
が取り付けられている。取付板38には、上下方向に移
動する場合に誘導するためのガイド部材(図示せず)が
設けられており、この貫通抵抗力測定装置100の固定
部であるアーム部37等に設けられたガイドレール等
(図示せず)に嵌合している。
が取り付けられている。取付板38には、上下方向に移
動する場合に誘導するためのガイド部材(図示せず)が
設けられており、この貫通抵抗力測定装置100の固定
部であるアーム部37等に設けられたガイドレール等
(図示せず)に嵌合している。
【0036】上記のような構成により、モータ31を回
転させると、駆動ベルト34により回転運動が回転体3
3に伝達され、回転体33が固定されたアーム部37に
対して回転する。回転体33の回転により昇降軸35が
下降又は上昇する。この際、ガイド部材(図示せず)等
により、昇降軸35の共回りが防止される。このような
駆動により、試料Tが展開された面に略垂直な方向から
押圧部材21aを接近移動させ、押圧させ、貫通させる
ことができる。この場合、駆動部3は押圧部材駆動手段
に相当している。
転させると、駆動ベルト34により回転運動が回転体3
3に伝達され、回転体33が固定されたアーム部37に
対して回転する。回転体33の回転により昇降軸35が
下降又は上昇する。この際、ガイド部材(図示せず)等
により、昇降軸35の共回りが防止される。このような
駆動により、試料Tが展開された面に略垂直な方向から
押圧部材21aを接近移動させ、押圧させ、貫通させる
ことができる。この場合、駆動部3は押圧部材駆動手段
に相当している。
【0037】制御部4は、コントローラ41と、表示器
42と、操作盤43と、湿度センサ44と、温度センサ
45と、温度調整装置46と、入力端子47と、出力端
子48と、電源端子49を有している。
42と、操作盤43と、湿度センサ44と、温度センサ
45と、温度調整装置46と、入力端子47と、出力端
子48と、電源端子49を有している。
【0038】コントローラ41は、マイクロコンピュー
タ等から構成され、この装置100の各部、例えば、モ
ータ31の回転速度、後述する温度調整装置46の設定
温度等を制御する。また、このコントローラ41には、
電源端子49からの電源が供給され、装置100の各部
に送られる。また、操作盤43からの操作指令に応じて
装置100を制御するとともに、外部のホストコンピュ
ータ等からの指令を入力端子47から受け、装置100
の各部を制御する。また、ロードセル23や後述するセ
ンサ等からの計測信号を受け、所定の演算処理を行い、
表示器42等に表示させるほか、出力端子48から外部
機器へ出力することもできる。
タ等から構成され、この装置100の各部、例えば、モ
ータ31の回転速度、後述する温度調整装置46の設定
温度等を制御する。また、このコントローラ41には、
電源端子49からの電源が供給され、装置100の各部
に送られる。また、操作盤43からの操作指令に応じて
装置100を制御するとともに、外部のホストコンピュ
ータ等からの指令を入力端子47から受け、装置100
の各部を制御する。また、ロードセル23や後述するセ
ンサ等からの計測信号を受け、所定の演算処理を行い、
表示器42等に表示させるほか、出力端子48から外部
機器へ出力することもできる。
【0039】湿度センサ44は、容器12内の湿度を計
測し、コントローラ41に出力する。また、温度センサ
45は、試料Tの近傍に配置され、試料Tの温度を計測
し、コントローラ41に出力する。温度調整装置46
は、内部にヒータ等の加熱装置(図示せず)と、冷媒ガ
ス等を用いたヒートポンプ等の冷却装置(図示せず)を
有しており、コントローラ41からの指令に基づいて所
定の温度となるように調整する。
測し、コントローラ41に出力する。また、温度センサ
45は、試料Tの近傍に配置され、試料Tの温度を計測
し、コントローラ41に出力する。温度調整装置46
は、内部にヒータ等の加熱装置(図示せず)と、冷媒ガ
ス等を用いたヒートポンプ等の冷却装置(図示せず)を
有しており、コントローラ41からの指令に基づいて所
定の温度となるように調整する。
【0040】上記のような構成により、この貫通抵抗力
測定装置100は、以下に説明する各種の貫通試験環境
を実現することができる。
測定装置100は、以下に説明する各種の貫通試験環境
を実現することができる。
【0041】第1に、シート材料が実際の使用環境にお
いて受ける可能性のある温度の範囲、例えば、−20°
C〜100°C程度の温度状態を実現することができ
る。このため、温度センサ45により計測されコントロ
ーラ41に入力される試料Tの温度計測信号に基づき、
コントローラ41が温度調整装置46に温度制御信号を
出力し、試料Tの温度を所定の設定温度に維持するよう
に制御する。この場合、温度調整装置46は加熱冷却手
段に相当し、温度センサ45は温度計測手段に相当し、
コントローラ41は温度制御手段に相当している。ま
た、温度調整装置46と温度センサ45とコントローラ
41は試料環境設定手段を構成している。
いて受ける可能性のある温度の範囲、例えば、−20°
C〜100°C程度の温度状態を実現することができ
る。このため、温度センサ45により計測されコントロ
ーラ41に入力される試料Tの温度計測信号に基づき、
コントローラ41が温度調整装置46に温度制御信号を
出力し、試料Tの温度を所定の設定温度に維持するよう
に制御する。この場合、温度調整装置46は加熱冷却手
段に相当し、温度センサ45は温度計測手段に相当し、
コントローラ41は温度制御手段に相当している。ま
た、温度調整装置46と温度センサ45とコントローラ
41は試料環境設定手段を構成している。
【0042】第2に、シート材料が実際の使用環境にお
いて受ける可能性のある湿潤状態、例えば、水中に浸潤
された状態を実現することができる。このため、容器1
2内に蒸留水Wを入れ、試料Tが蒸留水Wの中に完全に
浸漬されるようにする。この場合、容器12は試料環境
設定手段を構成している。
いて受ける可能性のある湿潤状態、例えば、水中に浸潤
された状態を実現することができる。このため、容器1
2内に蒸留水Wを入れ、試料Tが蒸留水Wの中に完全に
浸漬されるようにする。この場合、容器12は試料環境
設定手段を構成している。
【0043】実際のシート使用環境においては、純粋な
蒸留水だけでなく、酸性やアルカリ性の液体、重金属イ
オン等が溶解した液体、泥水等に浸漬される場合もある
が、このような環境は、容器12に入れる液体のpHや
溶解成分を変えることにより実現することができる。ま
た、図示はしないが、試料Tを完全に液体中に浸漬せ
ず、湿度センサ44で湿度状態を測定しながら貫通試験
を行うようにすれば、湿度環境と貫通抵抗力との関係を
試験することも可能となる。さらに、図示はしないが、
容器12内に送風機等を設け、試料Tを湿潤状態から乾
燥させながら貫通試験を行うようにすれば、湿度環境と
貫通抵抗力との関係を試験することも可能となる。ま
た、排出栓16により容器12内の液体を完全に排出さ
せれば、乾燥状態における貫通試験を行うことができ
る。
蒸留水だけでなく、酸性やアルカリ性の液体、重金属イ
オン等が溶解した液体、泥水等に浸漬される場合もある
が、このような環境は、容器12に入れる液体のpHや
溶解成分を変えることにより実現することができる。ま
た、図示はしないが、試料Tを完全に液体中に浸漬せ
ず、湿度センサ44で湿度状態を測定しながら貫通試験
を行うようにすれば、湿度環境と貫通抵抗力との関係を
試験することも可能となる。さらに、図示はしないが、
容器12内に送風機等を設け、試料Tを湿潤状態から乾
燥させながら貫通試験を行うようにすれば、湿度環境と
貫通抵抗力との関係を試験することも可能となる。ま
た、排出栓16により容器12内の液体を完全に排出さ
せれば、乾燥状態における貫通試験を行うことができ
る。
【0044】第3に、シート材料が実際の使用環境にお
いて受ける可能性のある応力状態、例えば、引張力を受
けた状態を実現することができる。このため、ローラ1
3a,13bで試料Tを固定する際に、保持台11上で
試料Tが展開された略平面内で両ローラを結ぶ方向の引
張力を与える。この場合、ローラ13a,13bは、引
張手段に相当し、試料環境設定手段を構成している。
いて受ける可能性のある応力状態、例えば、引張力を受
けた状態を実現することができる。このため、ローラ1
3a,13bで試料Tを固定する際に、保持台11上で
試料Tが展開された略平面内で両ローラを結ぶ方向の引
張力を与える。この場合、ローラ13a,13bは、引
張手段に相当し、試料環境設定手段を構成している。
【0045】引張力を示す指標としては、引張前の試料
Tの基準長さをL。とし引張後の試料Tの長さをLとし
たとき、 S=(L。−L)/L。 で表わされる伸長歪を採用する方法がある。あるいは、
試料Tの端部に重錘を取り付けて引張状態を実現し、そ
の重錘の重量によって引張力を表現する方法もある。
Tの基準長さをL。とし引張後の試料Tの長さをLとし
たとき、 S=(L。−L)/L。 で表わされる伸長歪を採用する方法がある。あるいは、
試料Tの端部に重錘を取り付けて引張状態を実現し、そ
の重錘の重量によって引張力を表現する方法もある。
【0046】図1に示す例では、試料Tに付与される引
張力は、両ローラ13a,13bを結ぶ方向、すなわち
一軸方向の引張力だが、保持台11をはさんで十文字状
に4個のローラを設置すれば、直交する二軸の引張力を
付与することも可能である。あるいはまた、保持台11
を略円盤状とし、保持台11をはさんで放射状に2n個
のローラを設置すれば、放射状にn軸の引張力を付与す
ることができる。また、図示はしないが、円形枠にシー
トを気密状態となるように嵌め、円形枠の内部に圧縮空
気等を吹き込むことによりシートを引張状態とするよう
にしてもよい。また、保持台11の端縁に図1に示すよ
うなテーパーあるいは曲面を形成しておけば、試料Tを
引張る場合に保持台11の端縁により応力集中を生じさ
せることがない。
張力は、両ローラ13a,13bを結ぶ方向、すなわち
一軸方向の引張力だが、保持台11をはさんで十文字状
に4個のローラを設置すれば、直交する二軸の引張力を
付与することも可能である。あるいはまた、保持台11
を略円盤状とし、保持台11をはさんで放射状に2n個
のローラを設置すれば、放射状にn軸の引張力を付与す
ることができる。また、図示はしないが、円形枠にシー
トを気密状態となるように嵌め、円形枠の内部に圧縮空
気等を吹き込むことによりシートを引張状態とするよう
にしてもよい。また、保持台11の端縁に図1に示すよ
うなテーパーあるいは曲面を形成しておけば、試料Tを
引張る場合に保持台11の端縁により応力集中を生じさ
せることがない。
【0047】第4に、シート材料が実際の使用環境にお
いて受ける可能性のある種々の貫通速度の範囲、例え
ば、0.01mm/分〜100mm/分程度の貫通速度
を実現することができる。これは、シートの下から草の
芽が伸長するような場合やシートが砕石等に緩慢に押し
付けられたような低速貫通状態から、鉄道列車がレール
継目箇所を走行したときに生じる衝撃力によりシートが
砕石等に押圧される場合や鳥類の嘴による破損のような
高速貫通状態までを考慮したものである。このため、コ
ントローラ41が駆動部3のモータ31に速度制御信号
を出力し、試料Tに対する押圧部材21aの接近速度を
所定の設定速度に維持するように制御する。この場合、
コントローラ41は速度制御手段に相当し、試料環境設
定手段を構成している。
いて受ける可能性のある種々の貫通速度の範囲、例え
ば、0.01mm/分〜100mm/分程度の貫通速度
を実現することができる。これは、シートの下から草の
芽が伸長するような場合やシートが砕石等に緩慢に押し
付けられたような低速貫通状態から、鉄道列車がレール
継目箇所を走行したときに生じる衝撃力によりシートが
砕石等に押圧される場合や鳥類の嘴による破損のような
高速貫通状態までを考慮したものである。このため、コ
ントローラ41が駆動部3のモータ31に速度制御信号
を出力し、試料Tに対する押圧部材21aの接近速度を
所定の設定速度に維持するように制御する。この場合、
コントローラ41は速度制御手段に相当し、試料環境設
定手段を構成している。
【0048】第5に、実際に使用されるシート材料の種
類が等方性材料か異方性材料かの別、及び押圧される物
体の尖状部等の相違等を実現することができる。このた
め、本装置100は、ロードセル23にホルダ22を介
して種々の押圧部材を装着可能であり、図1又は図2
(A),(B)に示した形状の押圧部材21aだけでな
く、図2(C)以降に示した種々の押圧部材21b〜2
1iを選択して使用可能である。
類が等方性材料か異方性材料かの別、及び押圧される物
体の尖状部等の相違等を実現することができる。このた
め、本装置100は、ロードセル23にホルダ22を介
して種々の押圧部材を装着可能であり、図1又は図2
(A),(B)に示した形状の押圧部材21aだけでな
く、図2(C)以降に示した種々の押圧部材21b〜2
1iを選択して使用可能である。
【0049】すなわち、押圧部材21bは、図2
(C),(D)に示すように、略棒状の部材であり、そ
の先端に略平行な直線状の2つの刃を有している。後尾
にホルダ22に装着するための雄ネジが形成されている
点は、押圧部材21aと同様である。
(C),(D)に示すように、略棒状の部材であり、そ
の先端に略平行な直線状の2つの刃を有している。後尾
にホルダ22に装着するための雄ネジが形成されている
点は、押圧部材21aと同様である。
【0050】また、押圧部材21cは、図2(E),
(F)に示すように、略棒状の部材であり、その先端に
略一文字状の刃を有している。後尾にホルダ22に装着
するための雄ネジが形成されている点は、押圧部材21
a,21bと同様である。
(F)に示すように、略棒状の部材であり、その先端に
略一文字状の刃を有している。後尾にホルダ22に装着
するための雄ネジが形成されている点は、押圧部材21
a,21bと同様である。
【0051】また、押圧部材21dは、図2(G),
(H)に示すように、略棒状の部材であり、その先端に
略軸対称で略対向する円弧状の2つの押圧面を有してい
る。この押圧面は、平坦面であってもよいし、曲面であ
ってもよい。後尾にホルダ22に装着するための雄ネジ
が形成されている点は、押圧部材21a〜21cと同様
である。
(H)に示すように、略棒状の部材であり、その先端に
略軸対称で略対向する円弧状の2つの押圧面を有してい
る。この押圧面は、平坦面であってもよいし、曲面であ
ってもよい。後尾にホルダ22に装着するための雄ネジ
が形成されている点は、押圧部材21a〜21cと同様
である。
【0052】また、押圧部材21eは、図2(I),
(J)に示すように、略棒状の部材であり、その先端に
略平行な直線状の2つの押圧面を有している。この押圧
面は、平坦面であってもよいし、曲面であってもよい。
後尾にホルダ22に装着するための雄ネジが形成されて
いる点は、押圧部材21a〜21dと同様である。
(J)に示すように、略棒状の部材であり、その先端に
略平行な直線状の2つの押圧面を有している。この押圧
面は、平坦面であってもよいし、曲面であってもよい。
後尾にホルダ22に装着するための雄ネジが形成されて
いる点は、押圧部材21a〜21dと同様である。
【0053】そして、押圧部材21fは、図2(K),
(L)に示すように、略棒状の部材であり、その先端に
略一文字状の押圧面を有している。この押圧面は、平坦
面であってもよいし、曲面であってもよい。後尾にホル
ダ22に装着するための雄ネジが形成されている点は、
押圧部材21a〜21eと同様である。
(L)に示すように、略棒状の部材であり、その先端に
略一文字状の押圧面を有している。この押圧面は、平坦
面であってもよいし、曲面であってもよい。後尾にホル
ダ22に装着するための雄ネジが形成されている点は、
押圧部材21a〜21eと同様である。
【0054】上記した押圧部材21a〜21fは、異方
性のシート材料の場合に、その列理の方向によって、例
えば試料Tの縦方向と横方向とでその貫通抵抗力として
異なる計測値を示すので、異方性シート材料の評価に好
適である。
性のシート材料の場合に、その列理の方向によって、例
えば試料Tの縦方向と横方向とでその貫通抵抗力として
異なる計測値を示すので、異方性シート材料の評価に好
適である。
【0055】また、等方性材料の場合には、上記した押
圧部材のほか、押圧部材21g〜21iも好適である。
押圧部材21gは、図2(M),(N)に示すように、
略棒状の部材であり、その先端に略円錐状の押圧面を有
している。後尾にホルダ22に装着するための雄ネジが
形成されている点は、押圧部材21a〜21fと同様で
ある。また、図示はしないが、略棒状の部材でその先端
に略円錐台形状の押圧面を有したものも押圧部材として
好適である。
圧部材のほか、押圧部材21g〜21iも好適である。
押圧部材21gは、図2(M),(N)に示すように、
略棒状の部材であり、その先端に略円錐状の押圧面を有
している。後尾にホルダ22に装着するための雄ネジが
形成されている点は、押圧部材21a〜21fと同様で
ある。また、図示はしないが、略棒状の部材でその先端
に略円錐台形状の押圧面を有したものも押圧部材として
好適である。
【0056】また、押圧部材21hは、図2(O),
(P)に示すように、略棒状の部材であり、その先端に
略凸曲面状の押圧面を有している。後尾にホルダ22に
装着するための雄ネジが形成されている点は、押圧部材
21a〜21gと同様である。
(P)に示すように、略棒状の部材であり、その先端に
略凸曲面状の押圧面を有している。後尾にホルダ22に
装着するための雄ネジが形成されている点は、押圧部材
21a〜21gと同様である。
【0057】そして、押圧部材21iは、図2(Q),
(R)に示すように、略棒状の部材であり、その先端に
略円柱状の押圧面を有している。後尾にホルダ22に装
着するための雄ネジが形成されている点は、押圧部材2
1a〜21hと同様である。
(R)に示すように、略棒状の部材であり、その先端に
略円柱状の押圧面を有している。後尾にホルダ22に装
着するための雄ネジが形成されている点は、押圧部材2
1a〜21hと同様である。
【0058】上記において、押圧部材21a〜21iと
ホルダ22は試料環境設定手段を構成している。
ホルダ22は試料環境設定手段を構成している。
【0059】第6に、シート材料試料の貫通試験を自動
的に繰り返し多数回数実行することができる。このた
め、例えば、ローラ13a,13bに駆動用のモータ
(図示せず)を取り付け、予めコントローラ41内の記
憶装置(図示せず)に記憶された実験プログラム、又は
入力端子47に入力される外部ホストコンピュータから
の実験制御指令に基づき、コントローラ41がローラ1
3a,13bのモータに駆動制御信号を出力し、試料T
を例えばローラ13bから13aの方向へ移動させ、試
料Tが移動後所定の位置に到達した場合に、ローラ13
a,13bのモータの回転数又は位置センサ(図示せ
ず)等により到達したことを判断し、試料Tの移動を停
止させるようローラ13a,13bのモータを制御し、
試料Tの停止後に駆動部3のモータ31に制御信号を送
り、押圧部材21a等の接近移動と押圧と貫通を行わせ
るよう制御する。この場合、ローラ13a,13bに取
り付けられるモータ(図示せず)は試料駆動手段に相当
し、コントローラ41は貫通制御手段に相当している。
このように構成すれば、夜間等を利用して自動的に貫通
試験を行い、多数のデータを採取することが可能とな
る。
的に繰り返し多数回数実行することができる。このた
め、例えば、ローラ13a,13bに駆動用のモータ
(図示せず)を取り付け、予めコントローラ41内の記
憶装置(図示せず)に記憶された実験プログラム、又は
入力端子47に入力される外部ホストコンピュータから
の実験制御指令に基づき、コントローラ41がローラ1
3a,13bのモータに駆動制御信号を出力し、試料T
を例えばローラ13bから13aの方向へ移動させ、試
料Tが移動後所定の位置に到達した場合に、ローラ13
a,13bのモータの回転数又は位置センサ(図示せ
ず)等により到達したことを判断し、試料Tの移動を停
止させるようローラ13a,13bのモータを制御し、
試料Tの停止後に駆動部3のモータ31に制御信号を送
り、押圧部材21a等の接近移動と押圧と貫通を行わせ
るよう制御する。この場合、ローラ13a,13bに取
り付けられるモータ(図示せず)は試料駆動手段に相当
し、コントローラ41は貫通制御手段に相当している。
このように構成すれば、夜間等を利用して自動的に貫通
試験を行い、多数のデータを採取することが可能とな
る。
【0060】第7に、シート材料試料の貫通試験を自動
的に実行した場合に、ロードセル23から入力される貫
通抵抗力をコントローラ41により監視し、貫通抵抗力
の経時変化の状態に基づいて試料Tへの押圧部材21a
等の貫通状態を判断することが可能である。このために
は、予め、実験により、貫通抵抗力の経時変化の状態に
関する特性曲線を作成し、コントローラ41内のROM
等の記憶装置(図示せず)に記憶させておく必要があ
る。
的に実行した場合に、ロードセル23から入力される貫
通抵抗力をコントローラ41により監視し、貫通抵抗力
の経時変化の状態に基づいて試料Tへの押圧部材21a
等の貫通状態を判断することが可能である。このために
は、予め、実験により、貫通抵抗力の経時変化の状態に
関する特性曲線を作成し、コントローラ41内のROM
等の記憶装置(図示せず)に記憶させておく必要があ
る。
【0061】例えば、図3に示すような貫通抵抗力の経
時変化曲線が挙げられる。図上のaの部分は、押圧部材
が試料に押圧した後に試料の表面内に貫入した状態を示
しており、貫入した直後に抵抗力が一時的に低下するこ
とを示している。次に、図上のbの部分は、押圧部材が
さらに移動し試料の裏面に貫入した状態を示しており、
貫入した直後に抵抗力が一時的に低下することを示して
いる。そして、図上のcの部分は、押圧部材が試料を完
全に貫通した状態を示しており、貫通した後には押圧部
材と試料との貫通摩擦力が生じていることを示してい
る。このような特性曲線をコントローラ41内のROM
等の記憶装置(図示せず)に記憶させることにより、貫
通抵抗力の零からの増加の後、貫通抵抗力が低下した部
分が何回目のものであるかを探すことにより、試料への
貫通状態を特定することが可能となる。
時変化曲線が挙げられる。図上のaの部分は、押圧部材
が試料に押圧した後に試料の表面内に貫入した状態を示
しており、貫入した直後に抵抗力が一時的に低下するこ
とを示している。次に、図上のbの部分は、押圧部材が
さらに移動し試料の裏面に貫入した状態を示しており、
貫入した直後に抵抗力が一時的に低下することを示して
いる。そして、図上のcの部分は、押圧部材が試料を完
全に貫通した状態を示しており、貫通した後には押圧部
材と試料との貫通摩擦力が生じていることを示してい
る。このような特性曲線をコントローラ41内のROM
等の記憶装置(図示せず)に記憶させることにより、貫
通抵抗力の零からの増加の後、貫通抵抗力が低下した部
分が何回目のものであるかを探すことにより、試料への
貫通状態を特定することが可能となる。
【0062】また、他の特性曲線として、図4に示すよ
うな貫通速度と貫通抵抗力との関係曲線を用いることも
できる。図に示すように、貫通抵抗力は、貫通速度に依
存し、貫通速度が低速度の場合の貫通抵抗力は、貫通速
度が高速度の場合の貫通抵抗力に比べ、約1/2〜1/
3に低下する。また、曲線の傾きについても、部分d,
e,fのように異なる。このような特性曲線をコントロ
ーラ41内のROM等の記憶装置(図示せず)に記憶さ
せることによっても、試料への貫通状態を判断すること
が可能となる。
うな貫通速度と貫通抵抗力との関係曲線を用いることも
できる。図に示すように、貫通抵抗力は、貫通速度に依
存し、貫通速度が低速度の場合の貫通抵抗力は、貫通速
度が高速度の場合の貫通抵抗力に比べ、約1/2〜1/
3に低下する。また、曲線の傾きについても、部分d,
e,fのように異なる。このような特性曲線をコントロ
ーラ41内のROM等の記憶装置(図示せず)に記憶さ
せることによっても、試料への貫通状態を判断すること
が可能となる。
【0063】上記において、コントローラ41は貫通状
態監視手段に相当している。
態監視手段に相当している。
【0064】なお、本発明は、上記各実施形態に限定さ
れるものではない。上記各実施形態及び各実施例は、例
示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的
思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏
するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範
囲に包含される。
れるものではない。上記各実施形態及び各実施例は、例
示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的
思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏
するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範
囲に包含される。
【0065】例えば、上記各実施形態においては、シー
ト試料の貫通試験環境を装置によって実現する例につい
て説明したが、本発明はこれには限定されず、人間によ
って、手動で操作したり、判断は人間によって行うよう
にしてもよい。
ト試料の貫通試験環境を装置によって実現する例につい
て説明したが、本発明はこれには限定されず、人間によ
って、手動で操作したり、判断は人間によって行うよう
にしてもよい。
【0066】また、上記各実施形態においては、シート
として、鉄道,道路,港湾,あるいは廃棄物処分場等に
おいて、止水,遮水,防草,土構造物の補強等を目的と
して用いられる、不織布,帆布,ゴム,合成樹脂等から
なるシートを例に挙げて説明したが、本発明はこれには
限定されず、包装紙、パッケージ用シート材、医療用部
材、フィルム、風船等に使用される薄膜部材であっても
よい。
として、鉄道,道路,港湾,あるいは廃棄物処分場等に
おいて、止水,遮水,防草,土構造物の補強等を目的と
して用いられる、不織布,帆布,ゴム,合成樹脂等から
なるシートを例に挙げて説明したが、本発明はこれには
限定されず、包装紙、パッケージ用シート材、医療用部
材、フィルム、風船等に使用される薄膜部材であっても
よい。
【0067】また、上記各実施形態においては、押圧部
材として、21a〜21iに示すように断面が円形の棒
状部材を例に挙げて説明したが、本発明はこれには限定
されず、他の断面形状、例えば、楕円断面、n角形断面
(n:3以上の自然数)、十文字状断面、星形状断面等
であってもよい。
材として、21a〜21iに示すように断面が円形の棒
状部材を例に挙げて説明したが、本発明はこれには限定
されず、他の断面形状、例えば、楕円断面、n角形断面
(n:3以上の自然数)、十文字状断面、星形状断面等
であってもよい。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
シート試料の貫通試験において、試料の温度状態、又は
試料の湿度状態、又は試料の応力状態、又は試料に対す
る押圧部材の移動速度、若しくは押圧部材の形状を含む
試料環境を設定し維持する試料環境設定手段を設けたの
で、シート試料を実際の使用環境と同様の環境下におい
て貫通試験を行うことができ、シート材料の貫通抵抗力
について、より精密な評価を行うことができる。
シート試料の貫通試験において、試料の温度状態、又は
試料の湿度状態、又は試料の応力状態、又は試料に対す
る押圧部材の移動速度、若しくは押圧部材の形状を含む
試料環境を設定し維持する試料環境設定手段を設けたの
で、シート試料を実際の使用環境と同様の環境下におい
て貫通試験を行うことができ、シート材料の貫通抵抗力
について、より精密な評価を行うことができる。
【図1】本発明の一実施形態であるシート材料の貫通抵
抗力測定装置の全体構成を示す概念図である。
抗力測定装置の全体構成を示す概念図である。
【図2】図1に示すシート材料の貫通抵抗力測定装置に
使用する押圧部材の形状例を示す図である。
使用する押圧部材の形状例を示す図である。
【図3】図1に示すシート材料の貫通抵抗力測定装置に
おけるコントローラの制御に使用する特性曲線の例を示
す図(1)である。
おけるコントローラの制御に使用する特性曲線の例を示
す図(1)である。
【図4】図1に示すシート材料の貫通抵抗力測定装置に
おけるコントローラの制御に使用する特性曲線の例を示
す図(2)である。
おけるコントローラの制御に使用する特性曲線の例を示
す図(2)である。
1 試料保持部 2 計測部 3 駆動部 4 制御部 11 保持台 11H 孔部 12 容器 13a,13b ローラ 14 蓋 14H 開口 15 カバー 16 排出栓 17 クリップ 21 押圧部材 22 ホルダ 23 ロードセル 23M 突出部 24 取付ボルト 31 モータ 32 プーリ 33 回転体 33P プーリ部 34 駆動ベルト 35 昇降軸 36 ベアリング 37 アーム部 38 取付板 41 コントローラ 42 表示器 43 操作盤 44 湿度センサ 45 温度センサ 46 温度調整装置 47 入力端子 48 出力端子 49 電源端子 100 貫通抵抗力測定装置 T 試料 W 水
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 実 東京都国分寺市光町二丁目8番地38 財団 法人鉄道総合技術研究所内 (72)発明者 矢口 直幸 東京都国分寺市光町二丁目8番地38 財団 法人鉄道総合技術研究所内 (72)発明者 山崎 隆 東京都日野市多摩平2−5−1公団住宅83 棟401号
Claims (16)
- 【請求項1】 シート材料からなり略平面状態に展開し
て保持された試料に対し、前記略平面に略垂直な方向か
ら押圧部材を接近移動させ押圧させ貫通させる押圧部材
駆動手段と、 前記押圧時及び前記貫通時に前記試料と前記押圧部材の
間に作用する力である貫通抵抗力を計測する力計測手段
と、 前記試料の温度状態、又は前記試料の湿度状態、又は前
記試料の応力状態、又は前記試料に対する前記押圧部材
の移動速度、若しくは前記押圧部材の形状を含む試料環
境を設定し維持する試料環境設定手段とを備えたことを
特徴とするシート材料の貫通抵抗力測定装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載されたシート材料の貫通
抵抗力測定装置において、 前記試料環境設定手段は、 前記試料を加熱又は冷却する加熱冷却手段と、 前記試料の温度を計測する温度計測手段と、 前記温度計測手段から入力される前記試料の温度に基づ
いて前記加熱冷却手段を制御し前記試料の温度を設定さ
れた設定温度に維持する温度制御手段とを有することを
特徴とするシート材料の貫通抵抗力測定装置。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載されたシー
ト材料の貫通抵抗力測定装置において、 前記試料環境設定手段は、 液体を収容し前記試料に前記液体を浸潤させて前記試料
を湿潤状態に維持する容器を有することを特徴とするシ
ート材料の貫通抵抗力測定装置。 - 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のうちのいずれ
か1項に記載されたシート材料の貫通抵抗力測定装置に
おいて、 前記試料環境設定手段は、 前記略平面内の任意の方向への引張力を前記試料に作用
させる引張手段を有することを特徴とするシート材料の
貫通抵抗力測定装置。 - 【請求項5】 請求項1ないし請求項4に記載されたシ
ート材料の貫通抵抗力測定装置において、 前記試料環境設定手段は、前記押圧部材駆動手段を制御
し前記接近移動の速度を設定された設定速度に維持する
速度制御手段を有することを特徴とするシート材料の貫
通抵抗力測定装置。 - 【請求項6】 請求項1ないし請求項5に記載されたシ
ート材料の貫通抵抗力測定装置において、 前記押圧部材は、先端に略軸対称で略対向する円弧状の
2つの押圧面又は刃を有する棒状部材、先端に略平行な
直線状の2つの押圧面又は刃を有する棒状部材、先端に
略一文字状の押圧面又は刃を有する棒状部材、先端に略
円錐状又は略円錐台形状の押圧面を有する棒状部材、先
端に略凸曲面状の押圧面を有する棒状部材、先端に略円
柱状の押圧面を有する棒状部材、のうちいずれかを選択
可能であり、 前記試料環境設定手段は、前記押圧部材と、前記押圧部
材を選択的に装着可能な押圧部材装着手段を有すること
を特徴とするシート材料の貫通抵抗力測定装置。 - 【請求項7】 請求項1ないし請求項6に記載されたシ
ート材料の貫通抵抗力測定装置において、 前記略平面内の任意の方向へ前記試料に移動させる試料
駆動手段と、 前記試料の移動後所定の位置において前記試料の移動を
停止させるよう前記試料駆動手段を制御し、前記試料の
停止後前記押圧部材の接近移動と押圧と貫通を行わせる
よう前記押圧部材駆動手段を制御する貫通制御手段とを
有することを特徴とするシート材料の貫通抵抗力測定装
置。 - 【請求項8】 請求項1ないし請求項7に記載されたシ
ート材料の貫通抵抗力測定装置において、 前記力計測手段から入力される前記貫通抵抗力を監視
し、前記貫通抵抗力の経時変化の状態に基づいて前記試
料への前記押圧部材の貫通状態を判断する貫通状態監視
手段を有することを特徴とするシート材料の貫通抵抗力
測定装置。 - 【請求項9】 シート材料からなり略平面状態に展開し
て保持された試料に対し、前記略平面に略垂直な方向か
ら押圧部材を接近移動させ押圧させ貫通させ、前記押圧
時及び前記貫通時に前記試料と前記押圧部材の間に作用
する力である貫通抵抗力を計測するシート材料の貫通抵
抗力測定方法において、 前記試料の温度状態、又は前記試料の湿度状態、又は前
記試料の応力状態、又は前記試料に対する前記押圧部材
の移動速度、若しくは前記押圧部材の形状を含む試料環
境を所定の環境に設定し維持しつつ前記貫通抵抗力の計
測を行うようにしたことを特徴とするシート材料の貫通
抵抗力測定方法。 - 【請求項10】 請求項9に記載されたシート材料の貫
通抵抗力測定方法において、 前記試料の温度を計測し、計測された前記試料の温度に
基づき、前記試料を加熱又は冷却し、前記試料の温度を
所定の温度に維持することを特徴とするシート材料の貫
通抵抗力測定方法。 - 【請求項11】 請求項9又は請求項10に記載された
シート材料の貫通抵抗力測定方法において、 前記試料に液体を浸潤させて前記試料を湿潤状態に維持
することを特徴とするシート材料の貫通抵抗力測定方
法。 - 【請求項12】 請求項9ないし請求項11のうちのい
ずれか1項に記載されたシート材料の貫通抵抗力測定方
法において、 前記略平面内の任意の方向への引張力を前記試料に作用
させることを特徴とするシート材料の貫通抵抗力測定方
法。 - 【請求項13】 請求項9ないし請求項12に記載され
たシート材料の貫通抵抗力測定方法において、 前記押圧部材の前記接近移動の速度を所定の値に維持す
ることを特徴とするシート材料の貫通抵抗力測定方法。 - 【請求項14】 請求項9ないし請求項13に記載され
たシート材料の貫通抵抗力測定方法において、 前記押圧部材を、先端に略軸対称で略対向する円弧状の
2つの押圧面又は刃を有する棒状部材、先端に略平行な
直線状の2つの押圧面又は刃を有する棒状部材、先端に
略一文字状の押圧面又は刃を有する棒状部材、先端に略
円錐状又は略円錐台形状の押圧面を有する棒状部材、先
端に略凸曲面状の押圧面を有する棒状部材、先端に略円
柱状の押圧面を有する棒状部材、のうちいずれかから選
択して用いることを特徴とするシート材料の貫通抵抗力
測定方法。 - 【請求項15】 請求項9ないし請求項14に記載され
たシート材料の貫通抵抗力測定方法において、 前記略平面内の任意の方向へ前記試料に移動させ、前記
試料の移動後所定の位置において前記試料の移動を停止
させ、前記試料の停止後前記押圧部材の接近移動と押圧
と貫通を行わせることを特徴とするシート材料の貫通抵
抗力測定方法。 - 【請求項16】 請求項9ないし請求項15に記載され
たシート材料の貫通抵抗力測定方法において、 前記貫通抵抗力を監視し、前記貫通抵抗力の経時変化の
状態に基づいて前記試料への前記押圧部材の貫通状態を
判断することを特徴とするシート材料の貫通抵抗力測定
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17701596A JPH102814A (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | シート材料の貫通抵抗力測定装置、及びシート材料の貫通抵抗力測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17701596A JPH102814A (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | シート材料の貫通抵抗力測定装置、及びシート材料の貫通抵抗力測定方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH102814A true JPH102814A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=16023680
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17701596A Pending JPH102814A (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | シート材料の貫通抵抗力測定装置、及びシート材料の貫通抵抗力測定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH102814A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007127526A (ja) * | 2005-11-04 | 2007-05-24 | Toyota Boshoku Corp | シート用表皮の耐久試験装置とそれを用いた耐久試験方法 |
| JP5490901B2 (ja) * | 2010-08-06 | 2014-05-14 | Ykk株式会社 | 生地評価装置 |
| CN106425684A (zh) * | 2016-08-12 | 2017-02-22 | 浙江工业大学 | 滚压加工力热测试平台 |
| CN107271272A (zh) * | 2016-10-21 | 2017-10-20 | 中国矿业大学 | 一种硬土强度和结构测试的探针试验装置和方法 |
| JP2019035721A (ja) * | 2017-08-21 | 2019-03-07 | 日清オイリオグループ株式会社 | 容器の破壊装置及び容器の破壊強度を測定する方法 |
| EP3391020A4 (en) * | 2015-12-09 | 2019-07-24 | Massachusetts Materials Technologies LLC | MEASURING PROPERTIES OF LOCALLY TRACTIONALLY TENSILE MATERIAL BY MECHANICAL CONTACT |
| KR20210033171A (ko) * | 2019-09-18 | 2021-03-26 | 한양대학교 산학협력단 | 머신러닝 기법을 활용한 탄소-케블라 하이브리드 직물의 충격손상 감지 및 충격자 형상 예측 방법 및 장치 |
| CN114166626A (zh) * | 2021-10-28 | 2022-03-11 | 河海大学 | 现场溶液环境下土工合成材料便携式拉伸试验装置及方法 |
-
1996
- 1996-06-17 JP JP17701596A patent/JPH102814A/ja active Pending
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007127526A (ja) * | 2005-11-04 | 2007-05-24 | Toyota Boshoku Corp | シート用表皮の耐久試験装置とそれを用いた耐久試験方法 |
| JP5490901B2 (ja) * | 2010-08-06 | 2014-05-14 | Ykk株式会社 | 生地評価装置 |
| EP2602605A4 (en) * | 2010-08-06 | 2015-05-20 | Ykk Corp | FABRIC EVALUATION DEVICE |
| US9074973B2 (en) | 2010-08-06 | 2015-07-07 | Ykk Corporation | Cloth evaluation apparatus |
| EP3001172A1 (en) * | 2010-08-06 | 2016-03-30 | YKK Corporation | Cloth evaluation apparatus |
| EP3391020A4 (en) * | 2015-12-09 | 2019-07-24 | Massachusetts Materials Technologies LLC | MEASURING PROPERTIES OF LOCALLY TRACTIONALLY TENSILE MATERIAL BY MECHANICAL CONTACT |
| US11378502B2 (en) | 2015-12-09 | 2022-07-05 | Massachusetts Materials Technologies Llc | Measurement of material properties under local tensile stress through contact mechanics |
| CN106425684A (zh) * | 2016-08-12 | 2017-02-22 | 浙江工业大学 | 滚压加工力热测试平台 |
| CN107271272A (zh) * | 2016-10-21 | 2017-10-20 | 中国矿业大学 | 一种硬土强度和结构测试的探针试验装置和方法 |
| CN107271272B (zh) * | 2016-10-21 | 2019-08-09 | 中国矿业大学 | 一种硬土强度和结构测试的探针试验装置和方法 |
| JP2019035721A (ja) * | 2017-08-21 | 2019-03-07 | 日清オイリオグループ株式会社 | 容器の破壊装置及び容器の破壊強度を測定する方法 |
| KR20210033171A (ko) * | 2019-09-18 | 2021-03-26 | 한양대학교 산학협력단 | 머신러닝 기법을 활용한 탄소-케블라 하이브리드 직물의 충격손상 감지 및 충격자 형상 예측 방법 및 장치 |
| CN114166626A (zh) * | 2021-10-28 | 2022-03-11 | 河海大学 | 现场溶液环境下土工合成材料便携式拉伸试验装置及方法 |
| CN114166626B (zh) * | 2021-10-28 | 2023-09-26 | 河海大学 | 现场溶液环境下土工合成材料便携式拉伸试验装置及方法 |
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