JPH10281667A - スクラップ予熱槽を有する溶解炉 - Google Patents
スクラップ予熱槽を有する溶解炉Info
- Publication number
- JPH10281667A JPH10281667A JP8855597A JP8855597A JPH10281667A JP H10281667 A JPH10281667 A JP H10281667A JP 8855597 A JP8855597 A JP 8855597A JP 8855597 A JP8855597 A JP 8855597A JP H10281667 A JPH10281667 A JP H10281667A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scrap
- preheating
- melting furnace
- furnace
- melting
- Prior art date
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- Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
- Furnace Details (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は溶解期から昇熱期にわたり排ガスの
熱を効率よくスクラップ予熱に利用すると共に、スクラ
ップ装入時のスクラップ装入扉にかかる衝撃力を小さく
しスクラップ装入扉の重量を削減し、また予熱槽高さを
低く抑え、建設費を低く抑えることを可能とし、さらに
溶解炉の生産性向上が計れるスクラップ予熱槽を有する
溶解炉を提供することにある。 【解決手段】 金属材料の溶解、溶融金属の精錬等に使
用される溶解炉において、該溶解炉の炉蓋上方に、該溶
解炉の排ガスにより装入スクラップを予熱するようにな
した予熱槽を、平面的に複数個配設すると共に、これら
複数個の予熱槽が、あらかじめ定められたスクラップ装
入位置及びスクラップ予熱位置に順次移動可能に構成さ
れていることを特徴とする。
熱を効率よくスクラップ予熱に利用すると共に、スクラ
ップ装入時のスクラップ装入扉にかかる衝撃力を小さく
しスクラップ装入扉の重量を削減し、また予熱槽高さを
低く抑え、建設費を低く抑えることを可能とし、さらに
溶解炉の生産性向上が計れるスクラップ予熱槽を有する
溶解炉を提供することにある。 【解決手段】 金属材料の溶解、溶融金属の精錬等に使
用される溶解炉において、該溶解炉の炉蓋上方に、該溶
解炉の排ガスにより装入スクラップを予熱するようにな
した予熱槽を、平面的に複数個配設すると共に、これら
複数個の予熱槽が、あらかじめ定められたスクラップ装
入位置及びスクラップ予熱位置に順次移動可能に構成さ
れていることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は金属材料の溶解、溶
融金属の精錬等に使用されるスクラップ予熱槽を有する
溶解炉に関する。
融金属の精錬等に使用されるスクラップ予熱槽を有する
溶解炉に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の溶解炉に於いて、その排ガスを利
用して投入前のスクラップを予熱するシステムは、溶解
炉と集塵設備の間に予熱槽を配し、溶解炉と予熱槽及び
予熱槽と集塵設備間を排ガスダクトで接続し、その予熱
槽の中にスクラップをスクラップバケットごと移送し予
熱するのが一般的であった。
用して投入前のスクラップを予熱するシステムは、溶解
炉と集塵設備の間に予熱槽を配し、溶解炉と予熱槽及び
予熱槽と集塵設備間を排ガスダクトで接続し、その予熱
槽の中にスクラップをスクラップバケットごと移送し予
熱するのが一般的であった。
【0003】ところが溶解炉と予熱槽間の排ガスダクト
は、溶解炉から発生したばかりの非常に高温の排ガスを
通過させるため、全体を水冷しているので、予熱槽に排
ガスが到達したときには排ガスの温度が水冷した分だけ
低下している。そのため排ガスの熱を効率よくスクラッ
プ予熱に利用したことにならず、熱効率の面で大きな問
題となっていた。
は、溶解炉から発生したばかりの非常に高温の排ガスを
通過させるため、全体を水冷しているので、予熱槽に排
ガスが到達したときには排ガスの温度が水冷した分だけ
低下している。そのため排ガスの熱を効率よくスクラッ
プ予熱に利用したことにならず、熱効率の面で大きな問
題となっていた。
【0004】また、予熱済みのスクラップをスクラップ
バケットごと溶解炉まで移送するときに予熱槽及びバケ
ットから吹きあがる白煙、悪臭が工場内の環境面で大き
な問題となっていた。そこで、排ガスの熱を効率よくス
クラップ予熱に利用し、また予熱済みのスクラップを予
熱槽から溶解炉まで移送することなく溶解炉に装入する
方法として各種の提案が行われている。
バケットごと溶解炉まで移送するときに予熱槽及びバケ
ットから吹きあがる白煙、悪臭が工場内の環境面で大き
な問題となっていた。そこで、排ガスの熱を効率よくス
クラップ予熱に利用し、また予熱済みのスクラップを予
熱槽から溶解炉まで移送することなく溶解炉に装入する
方法として各種の提案が行われている。
【0005】例えば、実開昭62ー102991号公報
においては、炉蓋上方に1個の筒上スクラップ予熱塔を
設け、溶解炉の側壁と予熱塔の側壁下部とを予熱塔内の
スクラップが溶解炉側に自然に流入するように連通させ
たことを特徴とした溶解炉が開示されている。また、特
開平3ー505625号公報においては、炉蓋上方に立
設された1個の予熱塔の内部に、少なくとも1個の排ガ
スが通過可能なスクラップ保持扉を開放位置に移動可能
なように配したことを特徴とした溶解炉が開示されてい
る。
においては、炉蓋上方に1個の筒上スクラップ予熱塔を
設け、溶解炉の側壁と予熱塔の側壁下部とを予熱塔内の
スクラップが溶解炉側に自然に流入するように連通させ
たことを特徴とした溶解炉が開示されている。また、特
開平3ー505625号公報においては、炉蓋上方に立
設された1個の予熱塔の内部に、少なくとも1個の排ガ
スが通過可能なスクラップ保持扉を開放位置に移動可能
なように配したことを特徴とした溶解炉が開示されてい
る。
【0006】さらに、特開平4ー309789号公報に
おいては、炉本体に立設された予熱塔の内部に、複数段
の排ガスが通過可能なスクラップ保持扉を設け、スクラ
ップ保持扉を開放位置に移動させる駆動機構を設けた予
熱塔を有することを特徴とした溶解炉が開示されてい
る。
おいては、炉本体に立設された予熱塔の内部に、複数段
の排ガスが通過可能なスクラップ保持扉を設け、スクラ
ップ保持扉を開放位置に移動させる駆動機構を設けた予
熱塔を有することを特徴とした溶解炉が開示されてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】溶解炉でスクラップを
溶解する場合、操業時期として、スクラップを融点まで
加熱し溶解する溶解期と、その後に所定の温度まで昇温
し成分調整する昇熱期に分けられる。実開昭62ー10
2991号公報の場合は、炉蓋上方に1個の筒上スクラ
ップ予熱塔を設けているので、予熱済みのスクラップを
予熱槽の蓋を開けることなく電気炉に装入することがで
き、白煙、悪臭の吹き上がりを低減することができる。
溶解する場合、操業時期として、スクラップを融点まで
加熱し溶解する溶解期と、その後に所定の温度まで昇温
し成分調整する昇熱期に分けられる。実開昭62ー10
2991号公報の場合は、炉蓋上方に1個の筒上スクラ
ップ予熱塔を設けているので、予熱済みのスクラップを
予熱槽の蓋を開けることなく電気炉に装入することがで
き、白煙、悪臭の吹き上がりを低減することができる。
【0008】しかし、溶解炉内のスクラップの溶解に従
って、予熱塔内のスクラップが溶解炉側に自然に流入す
るように構成されているため、昇熱期には予熱塔内にス
クラップが存在しなくなり、昇熱期の排ガスの熱でスク
ラップを予熱できず、熱効率の面で大きな問題となって
いた。
って、予熱塔内のスクラップが溶解炉側に自然に流入す
るように構成されているため、昇熱期には予熱塔内にス
クラップが存在しなくなり、昇熱期の排ガスの熱でスク
ラップを予熱できず、熱効率の面で大きな問題となって
いた。
【0009】また、特開平3ー505625号公報で、
炉蓋上方に立設された1個の予熱塔の内部に、1個の排
ガスが通過可能なスクラップ保持扉を開放位置に移動可
能なように配した場合には、昇熱期にもスクラップ保持
扉を閉状態にして予熱塔内にスクラップを保持し、排ガ
スで予熱することが可能となる。しかし、1個の予熱塔
の内部に、1個の排ガスが通過可能なスクラップ保持扉
を配したため、スクラップ装入位置とスクラップ保持扉
の高低差が大きく、スクラップ装入時の過大な衝撃力が
スクラップ保持扉にかかるため、曲げモーメントが大き
くなり確実にスクラップを保持することは難しく、確実
に保持するためには曲げ強度をかなり大きく取らなけれ
ばならず、スクラップ保持扉の重量が増加するという問
題がある。特に、該スクラップ保持扉は、排ガスが通過
可能とするために耐熱性と曲げ強度の双方を大きくする
のは困難である。
炉蓋上方に立設された1個の予熱塔の内部に、1個の排
ガスが通過可能なスクラップ保持扉を開放位置に移動可
能なように配した場合には、昇熱期にもスクラップ保持
扉を閉状態にして予熱塔内にスクラップを保持し、排ガ
スで予熱することが可能となる。しかし、1個の予熱塔
の内部に、1個の排ガスが通過可能なスクラップ保持扉
を配したため、スクラップ装入位置とスクラップ保持扉
の高低差が大きく、スクラップ装入時の過大な衝撃力が
スクラップ保持扉にかかるため、曲げモーメントが大き
くなり確実にスクラップを保持することは難しく、確実
に保持するためには曲げ強度をかなり大きく取らなけれ
ばならず、スクラップ保持扉の重量が増加するという問
題がある。特に、該スクラップ保持扉は、排ガスが通過
可能とするために耐熱性と曲げ強度の双方を大きくする
のは困難である。
【0010】また、特開平4ー309789号公報の場
合は、炉本体に立設された予熱塔の内部に、複数段の排
ガスが通過可能なスクラップ保持扉を設け、スクラップ
保持扉を開閉位置に移動させる駆動機構を設けたこと
で、スクラップ装入位置とスクラップ保持扉の高低差が
小さくなり、スクラップ装入時のスクラップ保持扉にか
かる衝撃力が小さくなるため、曲げモーメントが小さく
なり、個々のスクラップ保持扉の重量が減少できる。
合は、炉本体に立設された予熱塔の内部に、複数段の排
ガスが通過可能なスクラップ保持扉を設け、スクラップ
保持扉を開閉位置に移動させる駆動機構を設けたこと
で、スクラップ装入位置とスクラップ保持扉の高低差が
小さくなり、スクラップ装入時のスクラップ保持扉にか
かる衝撃力が小さくなるため、曲げモーメントが小さく
なり、個々のスクラップ保持扉の重量が減少できる。
【0011】しかし、予熱塔の内部に複数段の排ガスが
通過可能なスクラップ保持扉を設け、予熱塔内のスクラ
ップ層を複数段設けたことで、各スクラップ保持扉の直
下には、該スクラップ保持扉を開放位置に移動させるた
めの隙間が必要となり、予熱塔の高さが非常に高くなる
ため、予熱槽上部からスクラップを装入する手段及び工
場建屋の高さが非常に高くなり、建設費が増加するとい
う欠点を有していた。本発明は、このような現状に鑑
み、溶解期から昇熱期にわたり排ガスの熱を効率よくス
クラップ予熱に利用すると共に、スクラップ装入時のス
クラップ装入扉にかかる衝撃力を小さくし、個々のスク
ラップ装入扉の重量が減少でき、また予熱槽高さを低く
抑え、建設費を低く抑えることを可能とし、さらに1槽
内のスクラップ予熱中に於いても他の予熱槽にスクラッ
プが装入可能となり溶解炉の生産性向上が計れるスクラ
ップ予熱槽を有する溶解炉を供することを目的とする。
通過可能なスクラップ保持扉を設け、予熱塔内のスクラ
ップ層を複数段設けたことで、各スクラップ保持扉の直
下には、該スクラップ保持扉を開放位置に移動させるた
めの隙間が必要となり、予熱塔の高さが非常に高くなる
ため、予熱槽上部からスクラップを装入する手段及び工
場建屋の高さが非常に高くなり、建設費が増加するとい
う欠点を有していた。本発明は、このような現状に鑑
み、溶解期から昇熱期にわたり排ガスの熱を効率よくス
クラップ予熱に利用すると共に、スクラップ装入時のス
クラップ装入扉にかかる衝撃力を小さくし、個々のスク
ラップ装入扉の重量が減少でき、また予熱槽高さを低く
抑え、建設費を低く抑えることを可能とし、さらに1槽
内のスクラップ予熱中に於いても他の予熱槽にスクラッ
プが装入可能となり溶解炉の生産性向上が計れるスクラ
ップ予熱槽を有する溶解炉を供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】その目的を達成するため
の手段として本発明は、金属材料の溶解、溶融金属の精
錬等に使用される溶解炉において、(1)該溶解炉の炉
蓋上方に、該溶解炉の排ガスにより装入スクラップを予
熱するようになした予熱槽を、平面的に複数個配設する
と共に、これら複数個の予熱槽が、あらかじめ定められ
たスクラップ装入位置及びスクラップ予熱位置に順次移
動可能に構成されていること、(2)前記予熱槽のそれ
ぞれの上部にスクラップの装入口を形成し、下部には開
閉自在で、且つ閉時に炉内排ガスが通過可能なスクラッ
プ供給扉を配設したこと、(3)前記複数の予熱槽を、
回転ローラーを介して架台に支持された回転歯車に所定
間隔で接続し、それぞれの予熱槽を順次スクラップ装入
位置及びスクラップ予熱位置に移動可能に配置したこと
を特徴とする。
の手段として本発明は、金属材料の溶解、溶融金属の精
錬等に使用される溶解炉において、(1)該溶解炉の炉
蓋上方に、該溶解炉の排ガスにより装入スクラップを予
熱するようになした予熱槽を、平面的に複数個配設する
と共に、これら複数個の予熱槽が、あらかじめ定められ
たスクラップ装入位置及びスクラップ予熱位置に順次移
動可能に構成されていること、(2)前記予熱槽のそれ
ぞれの上部にスクラップの装入口を形成し、下部には開
閉自在で、且つ閉時に炉内排ガスが通過可能なスクラッ
プ供給扉を配設したこと、(3)前記複数の予熱槽を、
回転ローラーを介して架台に支持された回転歯車に所定
間隔で接続し、それぞれの予熱槽を順次スクラップ装入
位置及びスクラップ予熱位置に移動可能に配置したこと
を特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明による実施例を例図で示
す。1例として3槽のスクラップ予熱槽を設けた場合の
実施例について記述する。図1は本発明の断面図であ
り、(a)は予熱槽下部のスクラップ供給扉でスクラッ
プを保持し排ガスで予熱中の予熱槽を示し、(b)はス
クラップ供給扉を閉状態にし予熱槽内にスクラップを装
入中の状態を示す図である。図2は図1のA−Aで切断
し、予熱槽1は排ガスで予熱中、予熱槽2は予熱待機
中、予熱槽3はスクラップ装入中の状態を示す横断面図
である。
す。1例として3槽のスクラップ予熱槽を設けた場合の
実施例について記述する。図1は本発明の断面図であ
り、(a)は予熱槽下部のスクラップ供給扉でスクラッ
プを保持し排ガスで予熱中の予熱槽を示し、(b)はス
クラップ供給扉を閉状態にし予熱槽内にスクラップを装
入中の状態を示す図である。図2は図1のA−Aで切断
し、予熱槽1は排ガスで予熱中、予熱槽2は予熱待機
中、予熱槽3はスクラップ装入中の状態を示す横断面図
である。
【0014】図3は図1のB−Bで切断し、予熱槽2が
予熱位置に、予熱槽3が予熱待機位置に移動した状態を
示し、予熱槽1がスクラップ装入位置に移動した状態を
示す横断面図である。図4は2槽のスクラップ予熱槽を
設けた場合の断面図であり、スクラップ装入位置(f)
にある予熱槽、予熱位置(g)にあり予熱中の予熱槽を
示している。
予熱位置に、予熱槽3が予熱待機位置に移動した状態を
示し、予熱槽1がスクラップ装入位置に移動した状態を
示す横断面図である。図4は2槽のスクラップ予熱槽を
設けた場合の断面図であり、スクラップ装入位置(f)
にある予熱槽、予熱位置(g)にあり予熱中の予熱槽を
示している。
【0015】図1,2に示すように、炉蓋5の上方には
予熱後のスクラップ11を炉内に投入するための投入ダ
クト7を設け、該投入ダクト7の上部に3槽の予熱槽1
〜3を設ける。各予熱槽1〜3の下部には1個の開閉自
在で排ガスが通過可能なスクラップ供給扉6、投入ダク
ト7との接続のための下部摺動筒8を設け、また、予熱
槽1上部の排ガスダクト9にはスクラップ予熱中の予熱
槽1と接続するための上部摺動筒10が設けられてい
る。。
予熱後のスクラップ11を炉内に投入するための投入ダ
クト7を設け、該投入ダクト7の上部に3槽の予熱槽1
〜3を設ける。各予熱槽1〜3の下部には1個の開閉自
在で排ガスが通過可能なスクラップ供給扉6、投入ダク
ト7との接続のための下部摺動筒8を設け、また、予熱
槽1上部の排ガスダクト9にはスクラップ予熱中の予熱
槽1と接続するための上部摺動筒10が設けられてい
る。。
【0016】予熱槽1〜3は旋回歯車19と接続されて
おり、この旋回歯車19は架台17に支承される回転ロ
ーラー18で支えられ、回転自由とされている。また、
旋回歯車19は駆動装置21で回転させるピニオン20
とかみあっており、予熱槽1〜3をスクラップ装入位置
(c)、待機位置(d)、予熱位置(e)に移送するこ
とが可能となる。スクラップの装入コンベヤ22はスク
ラップ装入位置(c)にある予熱槽3上に配置され搬送
されたスクラップ23を予熱槽3に装入する(図2)。
おり、この旋回歯車19は架台17に支承される回転ロ
ーラー18で支えられ、回転自由とされている。また、
旋回歯車19は駆動装置21で回転させるピニオン20
とかみあっており、予熱槽1〜3をスクラップ装入位置
(c)、待機位置(d)、予熱位置(e)に移送するこ
とが可能となる。スクラップの装入コンベヤ22はスク
ラップ装入位置(c)にある予熱槽3上に配置され搬送
されたスクラップ23を予熱槽3に装入する(図2)。
【0017】炉蓋5は底を耐火物12で内張りされた炉
殻13の上に配置され、耐火物12の中央には炉底電極
14が配置され、該炉底電極14と上部電極4は特に図
示されていない電源装置に接続されている。炉底電極1
4に電気的に接触された溶解炉16内のスクラップ15
と上部電極4との間にアークを発生させ、スクラップ1
5を溶解する。本図は、直流電気炉の場合について図示
しているが、交流電気炉及びバーナー等の熱源によりス
クラップを溶解する溶解炉についても本発明が摘要され
ることは言うまでもない。
殻13の上に配置され、耐火物12の中央には炉底電極
14が配置され、該炉底電極14と上部電極4は特に図
示されていない電源装置に接続されている。炉底電極1
4に電気的に接触された溶解炉16内のスクラップ15
と上部電極4との間にアークを発生させ、スクラップ1
5を溶解する。本図は、直流電気炉の場合について図示
しているが、交流電気炉及びバーナー等の熱源によりス
クラップを溶解する溶解炉についても本発明が摘要され
ることは言うまでもない。
【0018】炉底電極14に電気的に接触された溶解炉
16内のスクラップ15と上部電極4との間にアークを
発生させ、溶解を開始すると、予熱槽1に装入されたス
クラップ11は開閉自在で閉時に排ガスが通過可能なス
クラップ供給扉6に保持された状態で前記、スクラップ
15を溶解するときに発生する高温の排ガスにより予熱
される。この時予熱槽2には既にスクラップが装入され
予熱待機状態であり、予熱槽3には装入コンベヤ22に
よってスクラップ23が装入されている。
16内のスクラップ15と上部電極4との間にアークを
発生させ、溶解を開始すると、予熱槽1に装入されたス
クラップ11は開閉自在で閉時に排ガスが通過可能なス
クラップ供給扉6に保持された状態で前記、スクラップ
15を溶解するときに発生する高温の排ガスにより予熱
される。この時予熱槽2には既にスクラップが装入され
予熱待機状態であり、予熱槽3には装入コンベヤ22に
よってスクラップ23が装入されている。
【0019】溶解炉16内のスクラップ15の溶解が進
み溶解炉16内のスクラップレベルが下がると、予熱槽
1下部にあるスクラップ供給扉6を開状態にし、予熱さ
れたスクラップ11を溶解炉16内に供給する。供給が
完了すると予熱槽1の上方に接続されている上部摺動筒
10、投入ダクト7と接続されている下部摺動筒8を予
熱槽1から切り離すことで、予熱待機位置(d)にある
予熱槽2を予熱位置(e)に移送可能となる。
み溶解炉16内のスクラップレベルが下がると、予熱槽
1下部にあるスクラップ供給扉6を開状態にし、予熱さ
れたスクラップ11を溶解炉16内に供給する。供給が
完了すると予熱槽1の上方に接続されている上部摺動筒
10、投入ダクト7と接続されている下部摺動筒8を予
熱槽1から切り離すことで、予熱待機位置(d)にある
予熱槽2を予熱位置(e)に移送可能となる。
【0020】図3に示すように予熱スクラップ11を投
入完了した予熱槽1を駆動装置21によりスクラップ装
入位置(C)に、予熱待機位置(d)にある予熱槽2は
予熱位置(e)に移送する。
入完了した予熱槽1を駆動装置21によりスクラップ装
入位置(C)に、予熱待機位置(d)にある予熱槽2は
予熱位置(e)に移送する。
【0021】予熱槽1〜3の移送が完了し下部摺動筒
8、上部摺動筒10を投入ダクト7、排ガスダクト9へ
の接続が完了すると、先に溶解炉16内に投入された予
熱完了後のスクラップ11の溶解開始が可能となる。以
降、前記と同様に各予熱槽1〜3の予熱を順次行い、溶
解炉16内の溶鋼をつくる。この溶鋼を所定の温度まで
昇熱、及び成分調整を完了した時点で溶解炉16より取
鍋に出鋼されることになる。
8、上部摺動筒10を投入ダクト7、排ガスダクト9へ
の接続が完了すると、先に溶解炉16内に投入された予
熱完了後のスクラップ11の溶解開始が可能となる。以
降、前記と同様に各予熱槽1〜3の予熱を順次行い、溶
解炉16内の溶鋼をつくる。この溶鋼を所定の温度まで
昇熱、及び成分調整を完了した時点で溶解炉16より取
鍋に出鋼されることになる。
【0022】図4は2槽のスクラップ予熱槽を設けた場
合の断面図であり、スクラップ装入位置(f)にある予
熱槽3、予熱位置(g)にあり予熱中の予熱槽1を示し
ている。スクラップの装入コンベヤ22はスクラップ装
入位置(f)にある予熱槽3上に配置されることにな
る。
合の断面図であり、スクラップ装入位置(f)にある予
熱槽3、予熱位置(g)にあり予熱中の予熱槽1を示し
ている。スクラップの装入コンベヤ22はスクラップ装
入位置(f)にある予熱槽3上に配置されることにな
る。
【0023】予熱槽1を排ガスで予熱中、予熱槽3はス
クラップ装入中であり、予熱槽1の予熱中スクラップ1
1の予熱及び溶解炉16内への供給が完了すると、予熱
槽1は駆動装置21によりスクラップ装入位置(f)
に、予熱槽3は予熱位置(g)に移送される。以降、前
記と同様に各予熱槽1、3の予熱を順次行い、溶解炉1
6内の溶鋼をつくる。
クラップ装入中であり、予熱槽1の予熱中スクラップ1
1の予熱及び溶解炉16内への供給が完了すると、予熱
槽1は駆動装置21によりスクラップ装入位置(f)
に、予熱槽3は予熱位置(g)に移送される。以降、前
記と同様に各予熱槽1、3の予熱を順次行い、溶解炉1
6内の溶鋼をつくる。
【0024】本図はスクラップの装入をコンベヤで実施
する例であるがバケット装入でも可能であり、またスク
ラップ予熱槽を回転移送ではなく横方向に移送する場合
にも本発明の適応ができる。
する例であるがバケット装入でも可能であり、またスク
ラップ予熱槽を回転移送ではなく横方向に移送する場合
にも本発明の適応ができる。
【0025】
【発明の効果】本発明に於いては、炉蓋上方に2つまた
はそれ以上の複数のスクラップ予熱槽を設け、該スクラ
ップ予熱槽をスクラップ装入位置と予熱位置に移送させ
る移送手段を設けたことにより、各スクラップ予熱槽内
に装入されたスクラップを溶解期から昇熱期にかけて排
ガスで予熱し炉内に供給することが可能となる。
はそれ以上の複数のスクラップ予熱槽を設け、該スクラ
ップ予熱槽をスクラップ装入位置と予熱位置に移送させ
る移送手段を設けたことにより、各スクラップ予熱槽内
に装入されたスクラップを溶解期から昇熱期にかけて排
ガスで予熱し炉内に供給することが可能となる。
【0026】さらに、炉蓋上方に2つまたは複数のスク
ラップ予熱槽を設け、スクラップ装入位置及びスクラッ
プ予熱位置に順次移動可能な構成としているため、各ス
クラップ予熱槽の高さが低くてすむことから、予熱槽上
部からのスクラップ装入時において、スクラップ装入位
置と予熱槽下部に設けた溶解炉へのスクラップ供給扉の
高低差が小さくなり、スクラップ装入時のスクラップ供
給扉にかかる衝撃力が小さくなる。また曲げモーメント
が小さくなり、個々のスクラップ供給扉の重量が減少で
きる。
ラップ予熱槽を設け、スクラップ装入位置及びスクラッ
プ予熱位置に順次移動可能な構成としているため、各ス
クラップ予熱槽の高さが低くてすむことから、予熱槽上
部からのスクラップ装入時において、スクラップ装入位
置と予熱槽下部に設けた溶解炉へのスクラップ供給扉の
高低差が小さくなり、スクラップ装入時のスクラップ供
給扉にかかる衝撃力が小さくなる。また曲げモーメント
が小さくなり、個々のスクラップ供給扉の重量が減少で
きる。
【0027】また、予熱槽下部のスクラップ供給扉は開
閉自在で且つ閉時に炉内排ガスが通過可能な構成である
ため、スクラップを予熱中にスクラップを保持した状態
でなお且つスクラップを排ガスで予熱することが可能と
なるため、予熱塔高さを低くおさえ、建設費を低くおさ
えることができる。
閉自在で且つ閉時に炉内排ガスが通過可能な構成である
ため、スクラップを予熱中にスクラップを保持した状態
でなお且つスクラップを排ガスで予熱することが可能と
なるため、予熱塔高さを低くおさえ、建設費を低くおさ
えることができる。
【0028】さらに、1槽内のスクラップ予熱中に於い
ても他のスクラップ予熱槽内にスクラップが装入可能と
なることからスクラップ装入にかかる時間の短縮が可能
となり溶解炉の生産性向上が計れることになる。
ても他のスクラップ予熱槽内にスクラップが装入可能と
なることからスクラップ装入にかかる時間の短縮が可能
となり溶解炉の生産性向上が計れることになる。
【0029】また、予熱済みのスクラップを予熱槽から
溶解炉まで移送することなく溶解炉に供給することが可
能となり、さらにスクラップを溶解炉に供給する際に、
溶解炉炉蓋を開ける必要がないため、白煙、悪臭の吹き
上がりを低減することができる。また炉殻の高さを低く
でき、上部電極の炉内への挿入長さを短縮できることか
ら、電極の損耗量及び折損頻度を少なくすることが可能
となる。
溶解炉まで移送することなく溶解炉に供給することが可
能となり、さらにスクラップを溶解炉に供給する際に、
溶解炉炉蓋を開ける必要がないため、白煙、悪臭の吹き
上がりを低減することができる。また炉殻の高さを低く
でき、上部電極の炉内への挿入長さを短縮できることか
ら、電極の損耗量及び折損頻度を少なくすることが可能
となる。
【図1】本発明の構造を説明する断面図。
【図2】図1のA−Aで切断した断面図。
【図3】図1のB−Bで切断した断面図。
【図4】2槽のスクラップ予熱槽を設けた場合の断面図
であり、スクラップ装入位置(f)にある予熱槽、予熱
位置(g)にあり予熱中の予熱槽を示している。
であり、スクラップ装入位置(f)にある予熱槽、予熱
位置(g)にあり予熱中の予熱槽を示している。
1…予熱槽1 2…予熱槽2 3…予熱槽3 4…上部電極 5…炉蓋 6…スクラップ供給扉 7…投入ダクト 8…下部摺動筒 9…排ガスダクト 10…上部摺動筒 11…予熱中スクラップ 12…耐火物 13…炉殻 14…炉底電極 15…炉内スクラップ 16…溶解炉 17…架台 18…回転ローラ−ー 19…旋回歯車 20…ピニオン 21…駆動装置 22…装入コンベヤ 23…装入中スクラップ a…排ガスで予熱中の予熱槽 b…スクラップ装入中の予熱槽 c…スクラップ装入位置 d…予熱待機位置 e…予熱位置 f…スクラップ装入位置 g…予熱位置
Claims (3)
- 【請求項1】 金属材料の溶解、溶融金属の精錬等に使
用される溶解炉において、該溶解炉の炉蓋上方に、該溶
解炉の排ガスにより装入スクラップを予熱するようにな
した予熱槽を、平面的に複数個配設すると共に、これら
複数個の予熱槽が、あらかじめ定められたスクラップ装
入位置及びスクラップ予熱位置に順次移動可能に構成さ
れていることを特徴とするスクラップ予熱槽を有する溶
解炉。 - 【請求項2】 予熱槽のそれぞれの上部にスクラップの
装入口を形成し、下部には開閉自在で、且つ閉時に炉内
排ガスが通過可能なスクラップ供給扉を配設したことを
特徴とする請求項1記載のスクラップ予熱槽を有する溶
解炉。 - 【請求項3】 複数の予熱槽を、回転ローラーを介して
架台に支持された回転歯車に所定間隔で接続し、それぞ
れの予熱槽を順次スクラップ装入位置及びスクラップ予
熱位置に移動可能に配置したことを特徴とする請求項1
または2記載のスクラップ予熱槽を有する溶解炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8855597A JPH10281667A (ja) | 1997-04-07 | 1997-04-07 | スクラップ予熱槽を有する溶解炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8855597A JPH10281667A (ja) | 1997-04-07 | 1997-04-07 | スクラップ予熱槽を有する溶解炉 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10281667A true JPH10281667A (ja) | 1998-10-23 |
Family
ID=13946123
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8855597A Pending JPH10281667A (ja) | 1997-04-07 | 1997-04-07 | スクラップ予熱槽を有する溶解炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10281667A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102007058448A1 (de) * | 2007-12-05 | 2009-07-02 | Siemens Ag | Vorrichtung zur Beschickung eines Ofens |
| CN103361455A (zh) * | 2012-04-10 | 2013-10-23 | 西门子Vai金属科技有限责任公司 | 用于阻挡回炉料的阻挡高炉炉身 |
-
1997
- 1997-04-07 JP JP8855597A patent/JPH10281667A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102007058448A1 (de) * | 2007-12-05 | 2009-07-02 | Siemens Ag | Vorrichtung zur Beschickung eines Ofens |
| CN103361455A (zh) * | 2012-04-10 | 2013-10-23 | 西门子Vai金属科技有限责任公司 | 用于阻挡回炉料的阻挡高炉炉身 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040302 |