JPH10281780A - 月・惑星走行車両位置計測システム - Google Patents

月・惑星走行車両位置計測システム

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JPH10281780A
JPH10281780A JP9088157A JP8815797A JPH10281780A JP H10281780 A JPH10281780 A JP H10281780A JP 9088157 A JP9088157 A JP 9088157A JP 8815797 A JP8815797 A JP 8815797A JP H10281780 A JPH10281780 A JP H10281780A
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JP
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lunar
planetary
traveling vehicle
moon
vehicle
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JP9088157A
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English (en)
Inventor
Shinichiro Nishida
信一郎 西田
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、月・惑星走行車両の走行位置の正
確にして高精度な計測を実現することにある。 【解決手段】月着陸機10の位置を基準として、周回衛
星12の周回軌道要素を特定し、月面走行車両11と周
回衛星12との距離を検出して、該周回軌道要素と距離
情報及び月面走行車両11の前回位置に基づいて月面走
行車両11の周回軌道に対する月面位置を算出する。月
面走行車両11のピッチ姿勢角及びロール姿勢角を傾斜
計22で検出し、太陽センサ21で検出した太陽の方向
角と月軌道要素及び時刻データとに基づいて算出した太
陽の方位角より月面走行車両11のヨー姿勢角を検出し
て、ピッチ姿勢角、ロール姿勢角及びヨー姿勢角と走行
距離増分とに基づいて月面走行車両11の3次元経路履
歴を求め、上記周回軌道に対する月面位置に基づいて現
在位置を算出するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば月や惑星
上を自由に走行して月・惑星探査や開拓を実行するのに
供する月・惑星走行車両に係り、特に、その走行位置を
検出するのに用いる月・惑星走行車両位置計測システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、宇宙開発の分野においては、
月探査機を打ち上げて、この月探査機を月に送り込み、
この月探査機に搭載した月面走行車両を月面に降ろし
て、この月面走行車両で月面を走行して月の土等を採取
したりして、月の研究が進められている。このような月
面走行車両は、遠隔的に走行操作され、その月面上の走
行位置を、追尾受信機情報に基づいて追尾されるアンテ
ナジンバルの方位情報と、監視カメラで取得する地形情
報と、予め用意した月の地形図に基づいて解析すること
により、推定する方法が採られている。
【0003】ところが、上記月面走行車両の位置推定方
法では、月面走行車両が月の裏側に走行移動したりする
と、その方位情報の取得が困難となるために、正確な解
析が困難となるという問題を有する。
【0004】また、これによると、予め月の正確な地形
図を用意しなければ、高精度な走行位置を推定すること
が困難であるうえ、地形図から正確な特徴を推定するこ
とが困難であり、信頼性が劣るという問題を有する。係
る問題は、特に、今後の宇宙開発の分野において、進め
られている月を含む各種の月・惑星探査を行う場合の重
大な課題となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来の月面走行車両の位置推定方法では、使用態様に制約
があるうえ、信頼性が劣るという問題を有するという問
題がある。この発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、構成簡易にして、月・惑星走行車両の走行位置の正
確にして高精度な計測を実現し得るようにした月・惑星
走行車両位置計測システムを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、月・惑星の
周回軌道を航行して、位置情報及び周回軌道要素を送出
する周回宇宙航行体と、前記月・惑星上に位置が特定さ
れて配備され、前記周回宇宙航行体からの位置情報を受
信して、その時間履歴に基づいて該周回宇宙航行体の軌
道を特定して、前記周回宇宙航行体に周回軌道要素とし
て送信する月・惑星基地局と、前記月・惑星上を走行
し、前記周回宇宙航行体からの位置情報及び周回軌道要
素を受信する月・惑星走行車両と、この月・惑星走行車
両の車輪の回転角を検出して滑り補正を実行し、月・惑
星走行車両の走行距離増分を算出する走行距離算出手段
と、前記月・惑星走行車両の月・惑星面と略平行な直交
する第1及び第2の軸回り姿勢角を検出する傾斜角検出
手段と、前記月・惑星走行車両に対する太陽の方向角を
検出する太陽センサと、月・惑星軌道要素と時刻データ
と前記月・惑星走行車両の前回位置に基づいて太陽方向
の方位角を算出し、前記太陽センサで検出した太陽の方
向に基づいて前記第1及び第2の軸と略直交する第3の
軸回り姿勢角を算出する姿勢角算出手段と、前記走行距
離算出手段で算出した走行距離増分と前記傾斜角検出手
段で検出した第1及び第2の軸回り姿勢角と前記姿勢角
算出手段で算出した第3の軸回り姿勢角とに基づいて前
記月・惑星走行車両の3次元経路履歴を算出する経路履
歴算出手段と、前記月・惑星走行車両と前記周回宇宙航
行体との相互間の距離を算出し、前記周回宇宙航行体か
らの周回軌道要素及び月・惑星走行車両の前回位置とに
基づいて前記月・惑星走行車両の前記周回宇宙航行体の
周回軌道に対する月・惑星面上での位置を検出する位置
検出手段と、前記経路履歴算出手段で算出した3次元経
路履歴を前記位置検出手段で検出した月・惑星位置に基
づいて校正して現在位置を算出する現在位置算出手段と
を備えて月・惑星走行車両位置計測システムを構成した
ものである。
【0007】上記構成によれば、月・惑星基地局の位置
を基準位置情報として、周回宇宙航行体の位置情報に基
づいて周回軌道要素を特定して、周回宇宙航行体と月・
惑星走行車両との相互間の距離を算出し、周回軌道要素
を周回宇宙航行体を介して月・惑星走行車両に送信する
ことにより、該周回軌道要素と距離情報及び月・惑星走
行車両の前回位置に基づいて月・惑星走行車両の周回軌
道に対する月・惑星面上での位置を算出する。
【0008】また、傾斜角検出手段で月・惑星走行車両
の第1及び第2の軸回り姿勢角を検出し、太陽センサで
検出した太陽の方向角と月・惑星軌道要素及び時刻デー
タとに基づいて第3の軸回り姿勢角を検出し、この第1
乃至第3の軸回り姿勢角と走行距離増分に基づいて月・
惑星走行車両の3次元経路履歴を求める。そして、月・
惑星走行車両の現在位置は、月・惑星装甲車両の3次元
経路履歴と周回宇宙航行体に対する月・惑星位置に基づ
いて算出される。
【0009】従って、月・惑星走行車両の司る走行位置
は、単なる推定でなく、3次元経路履歴に基づいて計測
し、周回宇宙航行体の1周回毎に校正されることによ
り、周回宇宙航行体の1周回に生じる誤差分だけの現在
位置を検出することが可能となり、月・惑星全域に亘っ
て高精度に計測が実現される。
【0010】また、この発明は、月・惑星走行車両と周
回宇宙航行体との距離を周回宇宙航行体の1周回におい
て、該周回宇宙航行体が可視される少なくとも3回以上
距離を算出し、最新の距離情報に基づいて前記月・惑星
走行車両の月・惑星位置を算出するように構成した。上
記構成によれば、発生する誤差が周回宇宙航行体の1周
回における誤差分だけであることにより、信頼性の高い
高精度な位置計測が可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面を参照して詳細に説明する。図1は、この発
明の一実施の形態に係る月・惑星走行車両位置計測シス
テムの構成を示すもので、月着陸機10は、宇宙空間を
航行して月・惑星、例えば月面上に着陸する。この月着
陸機10には、月面を自由に走行する月面走行車両11
が搭載され、月面に着陸した後、月面走行車両11を月
面に走行可能に降ろして、例えば月着陸機10内より月
面走行車両11遠隔的に走行操作可能に構成される。
【0012】また、月周回軌道には、位置計測用周回衛
星12が配備される。この周回衛星12は、位置情報、
例えば周知の距離データ及び時刻データを含むGPS信
号を上記月着陸機10及び月面走行車両11に送信す
る。
【0013】上記月着陸機10には、図示しない送受信
機が搭載され、該送受信機で周回衛星12からの位置情
報を受信し、先ず予め用意した月地形図に基づいて着陸
した基準位置を特定し、この基準位置を基準として、周
回衛星12からの位置情報の時間履歴により該周回衛星
12の周回軌道要素を検出して周回衛星12に出力す
る。
【0014】また、上記月面走行車両10には、図2に
示すように車輪回転角検出センサ20、太陽センサ21
及び傾斜計22が搭載される。このうち車輪回転角検出
センサ10には、滑り補正部23が接続される。
【0015】滑り補正部23は、月面がリゴリス(砂)
に覆われていることで、月面走行車両11の月面走行に
より、その車輪と月面との間に滑りに基づく走行距離増
分ΔS(rad)を算出する。この滑り補正部23に
は、経路算出部24が接続され、車輪回転角検出センサ
20で検出される月面走行車両11の車輪の回転角が入
力されると、車輪の半径をr、車輪の回転角度増分をΔ
Θ(rad)、車輪と月面との滑り率をαとして、車輪
の走行に伴う月面との間で発生する滑りによる走行距離
増加分をΔSを ΔS=α×ΔΘ×2πr の式に基づいて算出し、経路算出部24に出力する。但
し、月面走行車両11の走行に伴う車輪の滑りがない場
合には、ΔS=ΔΘ×2πの式に基づいて算出される。
【0016】また、上記傾斜計22は、月面走行車両1
1の直交する二軸回りのピッチ及びロール姿勢角を検出
して上記経路算出部24に出力する。さらに、上記太陽
センサ21には、加算器25の一方の入力端が接続さ
れ、月面走行車両11に対する太陽の方向角を検出して
加算器25に出力する。この加算器25の他方の入力端
には、太陽方向算出部26の出力端が接続される。
【0017】この太陽方向算出部26には、その入力端
に月軌道要素及び時刻データが入力され、該月軌道要
素、時刻データ及び月面走行車両の前回位置(後述する
現在位置算出部で算出した前回の現在位置)に基づいて
太陽方向の方位角を算出して加算器25に出力する。加
算器25は、太陽方向方位角から太陽センサ21からの
太陽の方向角を減算して月面走行車両11の上記第1及
び第2の軸と略直交する第3の軸回りのヨー姿勢角を算
出し、上記経路算出部24に出力する。
【0018】なお、上記月軌道要素は、例えば地上局等
を介して最新の情報が上記太陽方向算出部に入力され
る。そして、時刻データとしては、例えば月面走行車両
11に搭載した図示しない時計手段を介して入力され
る。これら月軌道要素及び時刻データとしては、地上局
に限ることなく、他の宇宙航行体から送信されるように
構成してもよい。
【0019】また、上記経路算出部24には、現在位置
算出部27が接続され、時々刻々の月面走行車両11の
進行方向ベクトル(ピッチ、ヨー)に走行距離増分ΔS
をかけて算出した値を積分して、上記前回位置に基づい
て月面走行車両11の3次元経路履歴Sを算出し(図3
参照)、この3次元経路履歴Sを現在位置算出部27の
一方の入力端に出力する。
【0020】現在位置算出部27には、月面位置算出部
28の出力端が接続され、一定の周期で月面走行車両1
1の周回軌道に対する月面位置情報が入力される。これ
により、現在位置算出部28は、3次元経路履歴Sと月
面走行車両11の周回軌道に対する月面位置情報とに基
づいて月面走行車両11の月面における現在位置を算出
する。
【0021】上記月面位置算出部28には、距離検出部
29の出力端が接続される。距離検出部29は、周回衛
星12から位置情報を受信して周回衛星12と月面走行
車両11との距離を算出して月面位置算出部28に出力
する。月面位置算出部28には、周回衛星12からの周
回軌道要素が入力され、該周回軌道要素と周回衛星12
との間の距離情報、及び前回位置に基づいて月面走行車
両11の周回軌道に対する月面位置を算出して、現在位
置算出部27に出力する。
【0022】上記距離検出部29は、周回衛星12の1
周回毎において、月面走行車両11で可視可能な範囲で
3回以上、距離を検出して月面位置検出部28に出力す
る。この月面位置検出部28は、距離情報が入力される
度毎に、入力された最新の距離情報に基づいて月面走行
車両11の周回軌道に対する月面位置を算出し、最新の
月面位置データを現在位置算出部27に出力する。
【0023】なお、上記周回衛星12の周回軌道要素
は、上記月着陸機10と周回衛星12との間の距離情報
に基づいて最新のデータに補正/更新される。上記周回
衛星12からの位置情報としては、周知のGPS信号で
なくともよく、例えば周回衛星12から電波を送信し
て、その電波を受信して相互間の距離を算出する距離検
出部29を構成するようにしてもよい。また、距離検出
部29としては、月面走行車両10から周回衛星12に
送信して、その反射波を受信して、相互間の距離を検出
するように構成してもよい。
【0024】上記構成により、月面走行車両11は、月
面を走行すると、その走行位置毎に上述したように周回
衛星12からの位置情報に基づいて距離検出部29で距
離を算出して月面位置検出部28に出力する。月面位置
算出部28は、距離情報と周回軌道要素と前回位置に基
づいて周回衛星12に対する月面走行車両11の月面位
置を算出し、現在位置検出部27に出力する。
【0025】同時に、車輪回転角検出部20は、車輪の
回転角を検出して滑り補正部23に出力する。滑り補正
部23は、入力した車輪の回転角情報に基づいて上述し
たように ΔS=α×ΔΘ×2πr の演算を実行して走行距離増分ΔSを算出して経路算出
部24に出力する。
【0026】また、傾斜計22は、月面走行車両11の
ピッチ姿勢角及びロール姿勢角を検出して上記経路算出
部24に出力する。さらに、太陽センサ21は、太陽の
方向角を検出して加算器25に出力する。加算器25に
は、太陽方向算出部26で算出される太陽の方位角情報
が入力され、この太陽の方位角と方向角を減算処理して
月面走行車両11のヨー姿勢角を算出し、経路算出部2
4に出力する。
【0027】ここで、上記経路算出部24は、入力した
走行距離増分ΔS、ピッチ及びロール姿勢角情報、ヨー
姿勢角情報と前回位置に基づいて3次元経路履歴Sを算
出し、現在位置算出部27に出力する。現在位置算出部
27は、入力した3次元経路履歴Sと月面走行車両11
の周回軌道に対する月面位置に基づいて月面走行車両1
1の月面上における現在位置を算出する。
【0028】このように、上記月・惑星走行車両位置計
測システムは、月着陸機10の位置を基として、周回衛
星12の位置情報に基づいて周回軌道要素を特定すると
共に、月面走行車両11で周回衛星12との距離を検出
し、その周回軌道要素と距離情報及び月面走行車両11
の前回位置に基づいて月面走行車両11の周回軌道に対
する月面位置を算出する。同時に、月面走行車両11の
ピッチ姿勢角及びロール姿勢角を傾斜計22で検出し、
太陽センサ21で検出した太陽の方向角と月軌道要素及
び時刻データとに基づいて算出した太陽の方位角により
月面走行車両11のヨー姿勢角を検出して、このピッチ
姿勢角、ロール姿勢角及びヨー姿勢角と上記走行距離増
分とに基づいて月面走行車両11の3次元経路履歴を求
め、上記月面走行車両11の周回軌道に対する月面位置
に基づいて月面上の現在位置を算出するように構成し
た。
【0029】これによれば、月面走行車両11の司る走
行位置は、単なる推定でなく、3次元経路履歴に基づい
て計測して、周回衛星12の1周回毎に校正されること
により、多くとも周回衛星12の1周回の時間に生じる
計測誤差分だけの誤差を含む現在位置を検出することが
可能となるために、月面全域に亘って信頼性の高い高精
度に位置計測が実現される。
【0030】従って、今後の宇宙開発の分野における月
探査や開拓の促進に寄与することが可能となる。なお、
上記実施の形態では、月着陸機10を月・惑星基地局と
して構成した場合で説明したが、これに限ることなく、
月面に固定配置した固定局を月・惑星基地局として用い
て構成することも可能である。
【0031】また、上記実施の形態では、周回衛星12
を1台配備するように構成した場合で説明したが、これ
に限ることなく、複数台配備するように構成することも
可能である。この場合には、月面走行車両11から周回
衛星12を可視する範囲が多くなることで、さらに計測
精度の向上が図れることが期待される。
【0032】さらに、上記実施の形態では、月面走行車
両11の走行位置を計測するように構成した場合で説明
したが、これに限ることなく、他の月・惑星上を走行す
る月・惑星走行車両の走行位置を計測するように構成す
ることも可能である。よって、この発明は、上記実施の
形態に限ることなく、その他、この発明の要旨を逸脱し
ない範囲で種々の変形を実施し得ることは勿論のことで
ある。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、構成簡易にして、月・惑星走行車両の走行位置の正
確にして高精度な計測を実現し得るようにした月・惑星
走行車両位置計測システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に係る月・惑星走行車
両位置計測システムの概略構成を説明するために示した
図。
【図2】図1の月面走行車両の位置計測系を示した図。
【図3】図2の経路算出部の算出の概念を示した図。
【符号の説明】
10…月着陸機。 11…月面走行車両。 12…周回衛星。 20…車輪回転角検出センサ。 21…太陽センサ。 22…傾斜計。 23…滑り補正部。 24…経路算出部。 25…加算器。 26…太陽方向算出部。 27…現在位置算出部。 28…月面位置算出部。 29…距離検出部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 月・惑星の周回軌道を航行して、位置情
    報及び周回軌道要素を送出する周回宇宙航行体と、 前記月・惑星上に位置が特定されて配備され、前記周回
    宇宙航行体からの位置情報を受信して、その時間履歴に
    基づいて該周回宇宙航行体の軌道を特定して、前記周回
    宇宙航行体に周回軌道要素として送信する月・惑星基地
    局と、 前記月・惑星上を走行し、前記周回宇宙航行体からの位
    置情報及び周回軌道要素を受信する月・惑星走行車両
    と、 この月・惑星走行車両の車輪の回転角を検出して滑り補
    正を実行し、月・惑星走行車両の走行距離増分を算出す
    る走行距離算出手段と、 前記月・惑星走行車両の月・惑星面と略平行な直交する
    第1及び第2の軸回り姿勢角を検出する傾斜角検出手段
    と、 前記月・惑星走行車両に対する太陽の方向角を検出する
    太陽センサと、 月・惑星軌道要素と時刻データと前記月・惑星走行車両
    の前回位置に基づいて太陽方向の方位角を算出し、前記
    太陽センサで検出した太陽の方向に基づいて前記第1及
    び第2の軸と略直交する第3の軸回り姿勢角を算出する
    姿勢角算出手段と、 前記走行距離算出手段で算出した走行距離増分と前記傾
    斜角検出手段で検出した第1及び第2の軸回り姿勢角と
    前記姿勢角算出手段で算出した第3の軸回り姿勢角とに
    基づいて前記月・惑星走行車両の3次元経路履歴を算出
    する経路履歴算出手段と、 前記月・惑星走行車両と前記周回宇宙航行体との相互間
    の距離を算出し、前記周回宇宙航行体からの周回軌道要
    素及び月・惑星走行車両の前回位置とに基づいて前記月
    ・惑星走行車両の前記周回宇宙航行体の周回軌道に対す
    る月・惑星面上での位置を検出する位置検出手段と、 前記経路履歴算出手段で算出した3次元経路履歴を前記
    位置検出手段で検出した月・惑星位置に基づいて校正し
    て現在位置を算出する現在位置算出手段とを具備したこ
    とを月・惑星走行車両位置計測システム。
  2. 【請求項2】 前記位置検出手段は、月・惑星走行車両
    と周回宇宙航行体との距離を周回宇宙航行体の1周回に
    おいて、該周回宇宙航行体が可視される少なくとも3回
    以上距離を算出し、この距離情報に基づいて前記月・惑
    星走行車両の月・惑星位置を算出することを特徴とする
    請求項1記載の月・惑星走行車両位置計測システム。
  3. 【請求項3】 前記位置検出手段は、電波によるシンジ
    ングシステムを有し、レンジングシステムで距離を測距
    することを特徴とする請求項1又は2記載の月・惑星走
    行車両位置計測システム。
  4. 【請求項4】 前記周回宇宙航行体は、月・惑星の周回
    軌道に複数配備されることを特徴とする請求項1乃至3
    のいずれか記載の月・惑星走行車両位置計測システム。
  5. 【請求項5】 前記月・惑星基地局は、前記月・惑星走
    行車両を月・惑星上に輸送する月・惑星着陸機であるこ
    とを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載の月・惑
    星走行車両位置計測システム。
  6. 【請求項6】 前記月・惑星は、月であることを特徴と
    する請求項1乃至5のいずれか記載の月・惑星走行車両
    位置計測システム。
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