JPH10283077A - 活線挿入方式の電子装置 - Google Patents

活線挿入方式の電子装置

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JPH10283077A
JPH10283077A JP9086543A JP8654397A JPH10283077A JP H10283077 A JPH10283077 A JP H10283077A JP 9086543 A JP9086543 A JP 9086543A JP 8654397 A JP8654397 A JP 8654397A JP H10283077 A JPH10283077 A JP H10283077A
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power supply
supply pin
control signal
logic level
circuit
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JP9086543A
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Atsushi Kishida
敦 岸田
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源ピン接続による消費電流増加のための突
入電流を最小限に抑えることによって、本体装置内の他
のパッケージの電源電圧の変動を抑えて、活線挿入時の
他パッケージの回路誤動作を防ぐ活線挿入方式の電子装
置を提供することを目的とする。 【解決手段】 プリチャージ用電源ピンと、電源ピン
と、クロック信号に基づいて動作する電子回路とを有
し、本体装置への挿入時にプリチャージ用電源ピンが電
源ピンよりも早く本体装置の電源に接続されてプリチャ
ージされるように構成された活線挿入方式の電子装置に
おいて、電源ピンが電源に接続された時点から一定の時
間が経過するまでは、クロック信号を固定レベルにして
電子回路に出力するクロック信号制御手段を具備して構
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、活線挿入方式の電
子装置に関するものであり、特に、消費電流の大きな電
子装置に用いて好適な活線挿入方式の電子装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】電子交換機などの電子装置において、半
導体集積回路などをプリント配線基板上に搭載した電子
回路パッケージを活線挿入方式により通信装置などの本
体装置に実装可能としている。
【0003】図6は従来の活線挿入方式の電子装置を示
す図である。この図に示すように従来の活線挿入方式の
電子装置は、本体装置に接続される電源ピンVcc、信
号ピンSig、グラウンドピンGND、及びプリチャー
ジ用電源ピンPCHGの活線を有しており、これらの活
線を本体装置に挿入することによって電子回路2に本体
装置から電源が供給されて動作するようになっている。
【0004】ここで、各ピンの長さを、 GND>PCHG>Vcc>Sig としている。
【0005】活線挿入時に、まず、ピンの最も長いグラ
ウンドピンGNDが本体装置のグラウンドに接続され
る。次にプリチャージ用電源ピンPCHGが本体装置の
電源に接続される。これにより、電子回路2に並列に接
続される負荷容量4に電流が流れて電荷が蓄積される。
【0006】電子回路2には、本体装置の電源供給部や
他のパッケージの容量成分から電流が供給されるが、プ
リチャージ用電源ピンPCHGに直列に接続されている
抵抗6と負荷容量4とによる時定数により電源ラインの
電圧が上昇するので、他のパッケージの電源レベルに影
響を与えるような突入電流を防止している。
【0007】そして、電源ピンVccが本体装置の電源
に接続されるまでの間に負荷容量4に十分に電荷を蓄積
させることによって、電源ピンVccが接続された時の
突入電流を抑制している。
【0008】また、上記以外にも、最近では特開平6−
138980号公報に記載されているように、パッケー
ジの活線挿入時に、段階的にパッケージ内の電子回路の
動作をオン制御をして、突入電流を抑制する方法や特開
平5−227658号公報に記載されているように、パ
ッケージの活線挿入時に、スイッチによってパッケージ
内の電子回路へのクロック供給を停止して突入電流を抑
制する方法がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図6に示し
た活線挿入方式の電子装置では、本体装置の消費電流に
対して、活線挿入するパッケージの消費電流が十分小さ
い場合には、この構成で問題はないが、消費電流が本体
装置の消費電流に占める割合が非常に大きい場合には、
プリチャージ後にパッケージの電源レベルが十分なレベ
ルとなり、同時にパッケージ内の電子回路2が動作モー
ドになったときに、消費電流が急激に増加する。
【0010】このときにはパッケージの電源ピンVcc
が既に本体装置の電源に接続されているため急激に増加
する消費電流は、インピーダンスの小さい電源ピンVc
cを通して本体装置の他のパッケージや電源供給部から
供給されることになる。
【0011】このことにより、せっかく活線挿入時にプ
リチャージ用電源ピンPCHGを用いて突入電流を抑え
ても、その後の消費電流の急激な増加による電流を抑え
ることができず、本体装置内の他のパッケージの電源電
圧が大きく変動して、他のパッケージの誤動作を引き起
こす恐れがある。
【0012】特開平6−13890号公報に記載された
構成では、電源ピンが接続された後でパッケージ内の電
子回路の動作をオン制御をしているので、電子回路の消
費電流を抑えているが、電源ピンが接続された時は消費
電流を低減するべく対策が取られていないので、消費電
流の急激な増加による引き込み電流は発生してしまう。
【0013】そのため、この方法でもパッケージの消費
電流が本体装置の消費電流に占める割合が大きい場合に
は、本体装置内の他のパッケージの電源電圧が大きく変
動して、回路の誤動作を引き起こす恐れがある。
【0014】特開平5−227658公報に記載された
構成では、パッケージ挿入後に電子回路へのクロックの
供給を一気に始めてしまうため、消費電流の急激な増加
による引き込み電流を発生して、本体装置内のパッケー
ジの電源電圧が大きく変動して、回路の誤動作を引き起
こす恐れがある。
【0015】このように従来の活線挿入をする構成で
は、挿入するパッケージの消費電流が本体装置の消費電
流に占める割合が大きい場合、電源ピンが接続される時
にパッケージ内の電子回路が一斉に動作モードに入って
しまうと急激な消費電流の増加によって、活線挿入時の
突入電流に似た本体装置から電源ピンVccを通して引
き込み電流が発生してしまい、他のパッケージが誤動作
を引き起こしてしまう恐れがある。
【0016】本発明は、以上の点を鑑みて、プリチャー
ジ用電源ピンを用いて突入電流を抑えた後の電源ピン接
続による消費電流増加のための突入電流を最小限に抑え
ることによって、本体装置内の他のパッケージの電源電
圧の変動を抑えて、活線挿入時の他パッケージの回路誤
動作を防ぐことをができる活線挿入方式の電子装置を提
供することを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の活線挿
入方式の電子装置の原理図である。この図に示すよう
に、プリチャージ用電源ピンPCHGと、電源ピンVc
cと、クロック信号CLKに基づいて動作する電子回路
18とを有し、本体装置への挿入時にプリチャージ用電
源ピンPCHGが電源ピンVccよりも早く本体装置の
電源に接続されて、抵抗20を介して負荷容量22にプ
リチャージされるように構成された活線挿入方式の電子
装置において、電源ピンVccが電源に接続された時点
から一定の時間が経過するまでは、クロック信号CLK
を電子回路18へ出力しないよう制御するクロック信号
制御手段10を具備する。
【0018】以上のように構成された発明では、プリチ
ャージ用電源ピンPCHGが本体装置の電源に接続され
て、本体装置からプリチャージ用電源ピンPCHG及び
抵抗20を通して、電流が流れて、負荷容量22に充電
される。
【0019】この充電は、抵抗20と負荷容量22との
時定数により徐々に行われるので、本体装置の電源から
プリチャージ用電源ピンPCHGを通して流れる突入電
流が抑制される。
【0020】そして、電源ピンVccが本体装置の電源
に接続された時点で、クロック信号制御手段10により
クロック信号を一定の時間が経過するまで、例えば、固
定レベルにして、電子回路18に出力する。
【0021】電子回路18は、電源ピンVccが電源に
接続されて電源電圧が供給されているため、動作を開始
するが、クロック信号CLKが固定レベルなので、電子
回路18での消費電流は抑制される。
【0022】電源ピンVccが本体装置の電源に接続さ
れた時点では、電子回路18の消費電流は抑制されてい
るので、本体装置に搭載された他の電子回路からの電源
ピンVccを通して流れる引き込み電流は抑制される。
【0023】このため、他の電子回路の電源電圧の変動
を抑制することができ、他の電子回路が誤動作すること
がない。また、クロック信号制御手段10は、制御信号
を記憶する記憶手段14と、電源ピンVccが電源に接
続された時点から一定の時間が経過するまでは、制御信
号を第1論理レベルにして記憶手段14に記憶し、該一
定の時間が経過後は、制御信号を第2論理レベルにして
記憶手段14に記憶する制御手段12と、クロック信号
CLKと制御信号とを入力して、該制御信号が第1論理
レベルであれば、前記固定レベルでクロック信号を電子
回路18に出力し、該制御信号が第2論理レベルであれ
ば、クロック信号CLKをそのまま電子回路18に出力
するゲート回路16とで構成するのが望ましい。
【0024】また、クロック信号制御手段10は、制御
信号を記憶する記憶手段14と、電源ピンVccが電源
に接続された直後から一定の時間が経過するまでは、制
御信号を第1論理レベルにして記憶手段14に出力し、
一定の時間が経過後は、前記制御信号を第2論理レベル
にして前記記憶手段に出力する制御手段12と、クロッ
ク信号CLKと制御信号とを入力して、制御信号が第1
論理レベルであれば、固定レベルのクロック信号CLK
を出力し、制御信号が第2論理レベルであれば、クロッ
ク信号をそのまま出力するゲート回路16とで構成して
もよい。
【0025】また、入力信号が第1論理レベルで低消費
電流モードで動作し、入力信号が第2論理レベルで通常
消費電流モードで動作する電子回路を有する活線挿入方
式の電子装置において、電源ピンVccが電源に接続さ
れた時点から一定の時間が経過するまでは、入力信号を
第1論理レベルにして電子回路18に出力するモード制
御手段を具備して構成してもよい。
【0026】さらに、複数のブロック回路に分割され、
各ブロック回路に入力される制御信号が第1論理レベル
で非活性、第2論理レベルで活性となる電子回路を有す
る活線挿入方式の電子装置において、電源ピンが前記電
源に接続された時点から前記ブロック回路に入力する前
記制御信号を順に前記第1論理レベルから前記第2論理
レベルにして活性化するブロック回路制御手段を具備し
て構成してもよい。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。第1実施形態 図2は、本発明の第1実施形態の活線挿入方式の電子装
置の構成図である。
【0028】この活線挿入方式の電子装置又はパッケー
ジ30は、グラウンドピンGND、プリチャージ用電源
ピンPCHG、電源ピンVcc、信号ピンSig、抵抗
32、負荷容量34、プロセッサ36、レジスタ38、
クロック源40、MOSFETスイッチ42、LSI4
4、トライステートバッファ46,48,50,52、
抵抗54,56,58,60、及びSRAM62を具備
する。
【0029】グラウンドピンGNDは、挿入時に本体装
置のグラウンドに接続され、電子装置30内のグラウン
ドラインに接続されている。プリチャージ用電源ピンP
CHGは、挿入時に本体装置の電源に接続され、電子装
置30内の電源ラインから負荷容量34をプリチャージ
して突入電流を抑制するためのものである。
【0030】電源ピンVccは、挿入時に本体装置の電
源に接続され、電子装置30内の電源ラインに接続され
る。信号ピンSigは挿入時に本体装置の信号ラインに
接続され、電子装置30内の信号ラインに接続される。
【0031】これらのピンの長さは上述したように、 GND>PCHG>Vcc>Sig としている。
【0032】抵抗32は、プリチャージ用電源ピンPC
HGと電源ラインとの間に設けられ、負荷容量34を所
定の時定数でプリチャージするものである。負荷容量3
4は、電源ラインとグラウンドラインとの間に設けら
れ、プリチャージ用である。
【0033】プロセッサ36は、図示しないが電源ライ
ン及びグラウンドラインに接続され、電源ラインが電源
電位になった時にパワーオンリセットが掛けられ、一定
時間が経過するまでは、制御信号CNT−SRAM、及
びCNT−CLOCKをハイレベルにし、一定時間経過
後は、ローレベルにするものであり、これらの機能を実
行するためのソフトウェアを搭載している。
【0034】レジスタ38は、図示しないが電源ライン
及びグラウンドラインに接続され、プロセッサ36から
の制御信号CNT−SRAM、CNT−CLOCKを記
憶するためのものであり、例えば、2ビットのセット型
フリップフロップにより構成される。
【0035】クロック源40は、図示しないが電源ライ
ン及びグラウンドラインに接続され、クロック信号CL
Kを生成するものである。MOSFETスイッチ42
は、レジスタ38に記憶された制御信号CNT−CLO
CKによりオン/オフが制御され、例えば、ハイレベル
でオフ、ローレベルでオンする。
【0036】LSI44は、クロック端子CLKに入力
されるクロック信号CLKにより動作する回路であり、
クロック信号が固定レベルの時、消費電流が小さくなる
ものである。
【0037】トライステートバッファ46,48,5
0,52は、制御端子に入力される制御信号CNT−S
RAMがハイレベルの時に出力をハイインピーダンス状
態にするものである。
【0038】トライステートバッファ46の入力端子
は、アドレス信号線に接続され、出力端子は、SRAM
62のアドレス端子Address に接続されている。トライ
ステートバッファ48の入力端子は、チップセレクト信
号線に接続され、出力端子は、SRAM62のチップセ
レクト端子CSに接続されている。
【0039】トライステートバッファ50の入力端子
は、ライトイネーブル信号線に接続され、出力端子は、
SRAM62のライトイネーブル端子WEに接続されてい
る。トライステートバッファ52の入力端子は、出力イ
ネーブル信号線に接続され、出力端子は、SRAM62
の出力イネーブル端子OEに接続されている。
【0040】トライステートバッファ46〜52の入力
端子及びSRAM62のデータ端子Dataは、信号ピンS
ig又は電子装置30内の図示しないが他の電子回路か
らの信号線に接続されている。
【0041】抵抗54,56,58,60は、プルアッ
プ抵抗であり、例えば、数KΩのものを使用する。抵抗
54は、電源ラインとSRAM62のアドレス端子Addr
essに接続されている。抵抗56は、電源ラインとSR
AM62のチップセレクト端子CSに接続されている。
【0042】抵抗58は、電源ラインとSRAM62の
ライトイネーブル端子WEに接続されている。抵抗60
は、電源ラインとSRAM62の出力イネーブル端子OE
に接続されている。
【0043】SRAM62は、チップセレクト信号、ラ
イトイネーブル信号、及び出力イネーブル信号がハイレ
ベルの時に低消費電力モードとなるスタチックランダム
アクセスメモリであり、この時の消費電流は動作モード
時の数分の1以下となる。
【0044】また、電子装置30は図示しないが電源ラ
インの電圧を監視して、電圧が上昇してから電源電圧V
ccに等しくなるまで、ハイレベルの監視信号をレジス
タ38のフリップフロップのセット端子に出力する電源
監視回路を有する。
【0045】図3(a)〜(d)は、図2のタイムチャ
ートであり、同図(a)はプリチャージ用電源ピンPC
HGの電圧、同図(b)はLSI44のクロック端子C
LKの電圧、同図(c)は制御信号CNT−CLOCK
及びCNT−SRAMの電圧、同図(d)は電子装置3
0の消費電流を示す図である。
【0046】以下、図3のタイムチャートを参照しつ
つ、図2に示した第1実施形態の動作説明をする。電子
装置30を本体装置に挿入すると、グラウンドピンGN
Dが本体装置のグラウンドに接続され、時刻t=0にお
いて、プリチャージ用電源ピンPCHGが本体装置の電
源に接続される。
【0047】そして、本体装置の電源からプリチャージ
電源ピンPCHG、及び抵抗32を通って、負荷容量3
4に電荷が充電されるため、抵抗32と負荷容量34と
で決まる時定数により、電源ラインの電圧は、EXP
(A/t)で上昇していく。
【0048】電源監視回路は、時刻t0において、電源
ラインの電圧の上昇を検出してから、電源ラインの電圧
がVccに等しくなる時刻t1まで監視信号をハイレベ
ルにしてレジスタ38のセット端子に出力する。
【0049】レジスタ38は、時刻t0〜t1では、セ
ット端子にハイレベルが入力されてセットされて、制御
信号CNT−CLOCK及びCNT−SRAMをハイレ
ベルで出力する。
【0050】時刻t1において、電源ピンVccが本体
装置の電源に接続されて、電源ラインの電圧は、一気に
本体装置の電源電圧、例えば、5Vに等しくなる。この
電源電圧がプロセッサ36に供給されて、プロセッサ3
6がパワーオンリセットされて、ソフトウェアが起動さ
れる。
【0051】この時刻t1において、ソフトウェアが実
行され、タイマにより時間を計測して、一定の時間が経
過するまでは、制御信号CNT−CLOCK及びCNT
−SRAMをハイレベルして、レジスタ38に出力す
る。
【0052】レジスタ38は、時刻t1から一定の時間
経過するまでは制御信号CNT−CLOCKをMOSF
ETスイッチ42に、及び制御信号CNT−SRAMを
トライステートバッファ46〜52にそれぞれハイレベ
ルで出力する。
【0053】MOSFETスイッチ42は、時刻t1か
ら一定の時間経過するまでは、ハイレベルが入力され
て、オフ状態となり、ローレベルをLSI44のクロッ
ク端子CLKに出力する。
【0054】LSI44のクロック端子CLKは、時刻
t1から一定の時間が経過するまではローレベルで固定
となり、LSI44の消費電流は小さい。一方、トライ
ステートバッファ46〜52は、時刻t1から一定の時
間経過するまでは制御端子に入力される制御信号CNT
−SRAMがハイレベルなので、その出力はハイインピ
ーダンス状態となる。
【0055】抵抗54〜60は、時刻t1から一定の時
間経過するまではトライステートバッファ46〜52の
出力がハイインピーダンス状態なので、電源ラインによ
りプルアップされて、SRAM62のアドレス端子Adre
ss、チップセレクト端子CS、ライトイネーブル端子WE、
及び出力イネーブル端子OEは、ハイレベルになる。
【0056】SRAM62はアドレス端子Adress、チッ
プセレクト端子CS、ライトイネーブル端子WE、及び出力
イネーブル端子OEがハイレベルなので低消費電力モード
となり、時刻t1から一定の時間経過するまでは、SR
AM62の消費電流は小さい。
【0057】このように時刻t1から一定の時間経過す
るまでは、図3(d)に示すように、LSI44及びS
RAM62の消費電流icc1は小さくなり、本体装置
の電源や電源ラインから電源ピンVccを通して、引き
込み電流が急激に流れることはない。
【0058】そして、時刻t1から一定の時間経過する
と、プロセッサ36は、制御信号CNT−CLOCK及
びCNT−SRAMをローレベルにする。レジスタ38
は、制御信号CNT−CLOCK及びCNT−SRAM
をローレベルでMOSFETスイッチ42及びトライス
テートバッファ46〜52に出力する。
【0059】MOSFETスイッチ42は、制御信号C
NT−CLOCKがローレベルなので、スイッチがオン
して、クロック源40からのクロック信号CLKをLS
I44のクロック端子CLKに出力する。LSI44
は、クロック信号CLKに同期、例えば、立上がりエッ
ジに同期して、動作する。
【0060】また、トライステートバッファ46〜52
は、制御端子に入力される制御信号CNT−SRAMが
ローレベルなので、入力信号をそのまま出力する。この
時、入力信号がローレベルならば、電源ラインから抵抗
54〜60を通してグラウンドに電流が流れるが、抵抗
54〜60の抵抗値を数KΩとしているので、流れる電
流は小さく問題はない。
【0061】SRAM62は、トライステートバッファ
46〜52が入力信号をそのまま出力するので、通常の
動作をする。これにより、時刻t1から一定の時間経過
後は、LSI44及びSRAM62は通常動作をして、
消費電流iccが流れるが、電源ピンVccにはクロッ
ク停止時やSRAM62の低消費電力モード時に消費電
流が流れているので、急激に引き込み電流が流れること
がなく、本体装置の電源ラインの電源電圧が大幅に変動
することはない。
【0062】以上説明した第1実施形態によれば、挿入
する電子装置の消費電流が装置本体の消費電流に占める
割合が大きい場合でも、電源供給部から電源ピンVcc
を通って引き込む電流も小さく抑えることが可能であ
り、装置全体の電源変動を抑え、活線挿入時の他の電子
回路の誤動作を防ぐことができる。
【0063】第2実施形態 図4は、本発明の第2実施形態の活線挿入方式の電子装
置の構成図である。この活線挿入方式の電子装置又はパ
ッケージ70は、グラウンドピンGND、プリチャージ
用電源ピンPCHG、電源ピンVcc、信号ピンSi
g、抵抗72、負荷容量74、プロセッサ76、レジス
タ78、及びN個のブロック回路80−i(i=1〜
N)を具備する。
【0064】グラウンドピンGND、プリチャージ用電
源ピンPCHG、電源ピンVcc、信号ピンSigは、
図2中の同一符号のものと同じである。抵抗72及び負
荷容量74は、図2中の抵抗32及び負荷容量34と同
じである。
【0065】プロセッサ76は、図示しないが電源ライ
ン及びグラウンドラインに接続され、電源ラインが電源
電位になった時にパワーオンリセットがかけられて、一
定のインターバルでブロック回路80−i(i=1〜
N)を動作モードに遷移させるために、その動作モード
の遷移を制御する制御信号CNTiの値を徐々にハイレ
ベルにしてゆくものであり、これらの機能を実行するた
めのプログラムが搭載されている。
【0066】レジスタ78は、制御信号CTLiを記憶
するためのものであり、Nビットのセット型フリップフ
ロップなどで構成する。ブロック回路80−i(i=1
〜N)は、電子装置70に搭載される電子回路がN個の
ブロックに分割されており、ブロック分割方法及び分割
数Nは、段階的に動作モードにしてゆき全体の消費を段
階的に制御することにより、引き込み電流を抑制するも
のであれば良い。
【0067】各ブロック回路80−iは、制御信号CN
Tiがローレベルの時は、低消費電流モードもしくは非
活性モードとなり、制御信号CNTiがハイレベルの時
は、動作モードとなるものである。
【0068】例えば、ブロック回路80−iがクロック
に同期して動作し、クロック停止時には低消費電流モー
ドとなる場合は、ブロック回路80−iの入力側で制御
信号CNTiとクロック信号との論理積をとった信号を
クロック信号とする構成とする。
【0069】また、電子装置70は図示しないが電源ラ
インの電圧を監視して、電圧が上昇してから電源電圧V
ccに等しくなるまで、ハイレベルの監視信号をレジス
タ78のフリップフロップのセット端子に出力する電源
監視回路を有する。
【0070】図5(a)〜(d)は、図4のタイムチャ
ートであり、同図(a)はプリチャージ用電源ピンPC
HGの電圧、同図(b)はプリチャージ用電源ピンPC
HGに流れる電流、同図(c)はプリチャージ用電源ピ
ンPCHGのみの場合の電源ピンVccに流れる電流、
同図(d)は図4の電源ピンVccに流れる電流を示す
図である。
【0071】以下、図5のタイムチャートを参照しつ
つ、図4に示した第2実施形態の動作説明をする。電子
装置70を本体装置に挿入すると、グラウンドピンGN
Dが本体装置のグラウンドに接続される。時刻t=0に
おいて、プリチャージ用電源ピンPCHGが本体装置の
電源に接続されて、プリチャージ用電源ピンPCHG、
及び抵抗72を通って、負荷容量74に電荷が充電され
るため、抵抗72と負荷容量74とで決まる時定数によ
り、電源ラインの電圧は、EXP(A/t)で上昇して
いく。
【0072】電源監視回路は、時刻t0において、電源
ラインの電圧の上昇を検出してから、電源ラインの電圧
がVccに等しくなる時刻t1までの間を監視信号をハ
イレベルにしてレジスタ78のセット端子に出力する。
【0073】レジスタ78は、時刻t0〜t1では、セ
ット端子はハイレベルなので、セットされて、制御信号
CNTi(i=1〜N)をハイレベルで出力する。時刻
t1において、電源ピンVccが本体装置の電源に接続
されて、電源ラインの電圧は、一気に本体装置の電源電
圧VCC、例えば、5Vに等しくなる。
【0074】従来は、図5(c)に示すように、電源ピ
ンVccが接続された後、最初はプリチャージによって
負荷容量74に蓄積された電荷が電子回路の消費電流を
供給するが、その後電源ピンVccを通って消費電流が
供給さるために電源供給部から大電流を引き込むことに
なる。
【0075】一方、本実施形態では、この電源電圧がプ
ロセッサ76に供給されて、プロセッサ76がパワーオ
ンリセットされて、ソフトウェアが起動される。この時
刻t1において、ソフトウェアが実行されて、タイマの
制御により制御信号CNTiをi=1からNまで順番に
一定のインターバルでハイレベルにしてゆくとともに、
一旦ハイレベルにした制御信号CNTiはハイレベルを
維持させる。例えば、CNTiがハイレベルになった時
点では、CNTj(j=1〜i−1)がハイレベルとな
り、CNTj(j=i+1〜N)はローレベルのままで
ある。
【0076】レジスタ78は、時刻t1から一定のイン
ターバルで制御信号CNTiをi=1からNの順にハイ
レベルで出力する。ブロック回路80−iは、制御信号
CNTiがハイレベルになると、動作モードで動作す
る。
【0077】この時、ブロック回路80−j(j=1〜
i−1)は、制御信号CNTjがハイレベルなので、動
作モードで動作し、図5(d)に示すように、ブロック
回路80−iが一定のインターバルで動作を開始するこ
とになり、消費電流は階段的に増加する。
【0078】これにより、電源ピンVccに流れる引き
込み電流は階段的に増加して、急激には増加しないため
に、本体装置の電源電圧が大幅に変動することが無くな
る。以上説明した第2実施形態によれば、挿入する電子
装置の消費電流が装置本体の消費電流に占める割合が大
きい場合でも、電源供給部から電源ピンVccを通って
引き込む電流も小さく抑えることが可能であり、装置全
体の電源変動を抑え、活線挿入時の他の電子回路の誤動
作を防ぐことができる。
【0079】本発明は、上記実施形態に限定されず種々
の変形例が可能であり、例えば、以下のようなものがあ
る。第2実施形態では、プロセッサ76により制御信号
CTLiを生成する構成にしたが、パワーオンリセット
されるnビットカウンタとカウンタ値を選択信号とし
て、ハイレベル又はローレベルを出力するN個のセレク
タにより構成してもよい。
【0080】例えば、制御信号CNT1を出力するセレ
クタは、カウンタの値に係わらず、ハイレベルを出力
し、制御信号CNT2を出力するセレクタは、カウンタ
の値が0の時、ローレベルを出力し、それ以外でハイレ
ベルを出力するように構成すればよい。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1及び2記
載の発明によれば、電源ピンが装置本体に接続された時
点から一定の時間が経過するまでは、クロック信号を出
力しないようにするので、電子回路の消費電流が小さく
なり、電源ピンが装置本体に接続されることにより電源
ピンを通して流れる引き込み電流を抑制することができ
る。そのため、装置本体の電子回路の電源ラインの電源
電圧の変動を抑えるができて、誤動作をすることを抑制
することができる。
【0082】請求項3及び4記載の発明によれば、電源
ピンが装置本体に接続された時点から一定の時間が経過
するまでは、電子回路を低消費電流モードにするので、
電子回路の消費電流が小さくなり、電源ピンが装置本体
に接続されることにより電源ピンを通して流れる引き込
み電流を抑制することができる。そのため、装置本体の
電子回路の電源ラインの電源電圧の変動を抑えるができ
て、誤動作をすることを防止することができる。
【0083】請求項5の発明によれば、電源ピンが装置
本体に接続された直後から一定の時間が経過するまで
に、複数のブロック回路を順々に活性化するので、電子
回路の消費電流が段階的に増加し、電源ピンが装置本体
に接続されることにより電源ピンを通して流れる引き込
み電流の急激な変化を抑制することができる。そのた
め、装置本体の電子回路の電源ラインの電源電圧の変動
を抑えるができて、誤動作をすることを防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の活線挿入方式の電子装置の原理図であ
る。
【図2】本発明の第1実施形態による活線挿入方式の電
子装置の構成図である。
【図3】図2のタイムチャートである。
【図4】本発明の第2実施形態による活線挿入方式の電
子装置の構成図である。
【図5】図4のタイムチャートである。
【図6】従来の活線挿入方式の電子装置の構成図であ
る。
【符号の説明】
PCHG プリチャージ用電源ピン Vcc 電源ピン 10 クロック制御手段 12 制御手段 14 記憶手段 16 ゲート回路 18 電子回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリチャージ用電源ピンと、電源ピン
    と、クロック信号に基づいて動作する電子回路とを有
    し、本体装置への挿入時に前記プリチャージ用電源ピン
    が前記電源ピンよりも早く本体装置の電源に接続されて
    プリチャージされるように構成された活線挿入方式の電
    子装置において、 前記電源ピンが前記電源に接続された時点から一定の時
    間が経過するまでは、前記クロック信号を前記電子回路
    へ出力しないように制御するクロック信号制御手段を具
    備したことを特徴とする活線挿入方式の電子装置。
  2. 【請求項2】 前記クロック信号制御手段は、 制御信号を記憶する記憶手段と、 前記電源ピンが前記電源に接続された時点から一定の時
    間が経過するまでは、前記制御信号を第1論理レベルに
    して前記記憶手段に記憶し、該一定の時間が経過後は、
    前記制御信号を第2論理レベルにして前記記憶手段に記
    憶する制御手段と、 前記クロック信号と前記制御信号とを入力して、該制御
    信号が第1論理レベルであれば、クロック信号を前記電
    子回路へ出力せず、該制御信号が第2論理レベルであれ
    ば、前記クロック信号をそのまま前記電子回路へ出力す
    るゲート回路と、 を具備したことを特徴とする請求項1記載の活線挿入方
    式の電子装置。
  3. 【請求項3】 プリチャージ用電源ピンと、電源ピン
    と、入力信号が第1論理レベルで低消費電流モードで動
    作し、入力信号が第2論理レベルで通常消費電流モード
    で動作する電子回路とを有し、本体装置への挿入時に前
    記プリチャージ用電源ピンが前記電源ピンよりも早く本
    体装置の電源に接続されてプリチャージされるように構
    成された活線挿入方式の電子装置において、 前記電源ピンが前記電源に接続された時点から一定の時
    間が経過するまでは、前記入力信号を前記第1論理レベ
    ルにして前記電子回路に出力するモード制御手段を具備
    したことを特徴とする活線挿入方式の電子装置。
  4. 【請求項4】 前記モード制御手段は、 制御信号を記憶する記憶手段と、 前記電源ピンが前記電源に接続された時点から一定の時
    間が経過するまでは、前記制御信号を第3論理レベルに
    して前記記憶手段に記憶し、該一定の時間が経過後は、
    前記制御信号を第4論理レベルにして前記記憶手段に記
    憶する制御手段と、 該制御信号が第3論理レベルであれば、前記入力信号を
    第1論理レベルにして前記電子回路に出力し、該制御信
    号が第4論理レベルであれば、前記入力信号をそのまま
    前記電子回路に出力するゲート回路と、 を具備したことを特徴とする請求項3記載の活線挿入方
    式の電子装置。
  5. 【請求項5】 プリチャージ用電源ピンと、電源ピン
    と、複数のブロック回路に分割され、各ブロック回路に
    入力される制御信号が第1論理レベルで非活性、第2論
    理レベルで活性となる電子回路とを有し、本体装置への
    挿入時に前記プリチャージ用電源ピンが前記電源ピンよ
    りも早く本体装置の電源に接続されるように構成された
    活線挿入方式の電子装置において、 前記電源ピンが前記電源に接続された時点から前記ブロ
    ック回路に入力する前記制御信号を順に前記第1論理レ
    ベルから前記第2論理レベルにして活性化するブロック
    回路制御手段を具備したことを特徴とする活線挿入方式
    の電子装置。
JP9086543A 1997-04-04 1997-04-04 活線挿入方式の電子装置 Withdrawn JPH10283077A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015093850A1 (en) 2013-12-20 2015-06-25 Lg Chem, Ltd. Pre-charging system for a capacitor in a voltage inverter for an electric motor

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015093850A1 (en) 2013-12-20 2015-06-25 Lg Chem, Ltd. Pre-charging system for a capacitor in a voltage inverter for an electric motor
EP3053263A4 (en) * 2013-12-20 2017-06-14 LG Chem, Ltd. Pre-charging system for a capacitor in a voltage inverter for an electric motor

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