JPH10283295A - データ転送システム、及びそのデータ転送方法 - Google Patents

データ転送システム、及びそのデータ転送方法

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JPH10283295A
JPH10283295A JP9082941A JP8294197A JPH10283295A JP H10283295 A JPH10283295 A JP H10283295A JP 9082941 A JP9082941 A JP 9082941A JP 8294197 A JP8294197 A JP 8294197A JP H10283295 A JPH10283295 A JP H10283295A
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JP9082941A
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Hideaki Takechi
秀明 武知
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サーバ装置内の特定のデータ処理装置への負
荷の集中を防ぎ、各データ処理装置の処理効率を向上
し、さらにストライピング配置方式の構成を容易に変更
できること。 【解決手段】 クライアント端末、またはクライアント
端末に接続されたサーバ装置内の変換装置が、そのクラ
イアント端末に割り当てた転送帯域を示す転送帯域情報
とデータ処理装置単位で割り当てた転送帯域を示す個別
転送帯域情報とを保持する。さらに、クライアント端
末、または変換装置が、これらの転送帯域情報と個別転
送帯域情報とに基づいて、転送帯域、及び個別転送帯域
を超えないように複数の各データ処理装置に対してデー
タ転送の要求を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルデータ、
特に動画像データなどのリアルタイム性を有するデータ
を転送するデータ転送システム、及びそのデータ転送方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタルデータを用いたオーディ
オビデオ機器の普及やデータ記録装置の大容量化にとも
ない、利用者などからの要求に応じて映画等のタイトル
を配信するオーディオビデオサーバ装置の開発・実用化
が進んでいる。このようなサーバ装置は、ハードディス
ク等のデータ記録装置を備え、複数の利用者にそれぞれ
設置されるクライアント端末との間で双方向のデータ通
信が可能なデータ転送システムを構成している。このデ
ータ転送システムでは、サーバ装置は上述のタイトルを
構成する動画像データやオーディオデータなどのリアル
タイム性を有するデータ(以下、連続メディアデータと
いう)を蓄積し、要求された連続メディアデータをクラ
イアント端末に逐次転送する。一方、クライアント端末
では、VTRやCRT等により、転送された連続メディ
アデータを入出力し利用者が所望したタイトルを入出力
する。連続メディアデータは、周知のように、在来のテ
キストデータと異なり、そのデータの正当性の要求に加
えて再生時の時間的な正当性を要求するデータである。
それゆえ、連続メディアデータを転送するデータ転送シ
ステムでは、在来の静的なデータ転送と異なり、一定の
転送速度により途切れなくデータを転送することが要求
される。また、一般的にサーバ装置には、そのデータ転
送の処理能力の上限値に対応した最大の転送帯域(転送
速度)が設定されている。従って、サーバ装置がこの最
大の転送帯域を越えるデータ転送を行った場合、データ
転送に遅延や中断が発生する可能性があった。
【0003】従来のデータ転送システムでは、通常、ク
ライアント端末をサーバ装置に接続する際、クライアン
ト端末毎に使用可能な転送帯域を割り当て設定する帯域
割り当て制御を行っている。この帯域割り当て制御を行
うことにより、従来のデータ転送システムでは、サーバ
装置全体での負荷がその最大の転送帯域を超えるのを防
いで、データ転送の遅延や中断の発生を防止している。
さらに、従来のデータ転送システムでは、高速性及び信
頼性を向上するために、サーバ装置内のハードディスク
やCPUなどのデータ処理装置を分散型に構成すること
が知られている。例えば、サーバ装置にストライピング
配置方式及びRAID(Redundant Arrays of Inexpensi
ve Disks)方式を用い、データ転送の高速性及び信頼性
をそれぞれ向上している。すなわち、ストライピング配
置方式では、複数のハードディスクをサーバ装置内に設
けて、データを所定の長さで分割する。そして、分割し
たデータを複数のハードディスクに分散して配置し、デ
ータの入出力時に複数のハードディスクを並列的に動作
させる。このことにより、ストライピング配置方式で
は、単一のハードディスクでは単位時間内に入出力でき
ないデータ量を入出力可能とし、複数のハードディスク
全体で大きな転送帯域を確保して、データ転送の高速性
を向上している。尚、このストライピング配置方式で
は、ハードディスク上に分散して配置され、並列的に入
出力可能な一組のデータの集まりをストライプセットと
呼んでいる。また、RAID方式では、例えばパリティ
ディスクと複数のハードディスクとで構成された複数組
のRAIDをサーバ装置内に設けて、転送されるデータ
毎にデータを修復するためのパリティビットなどを生成
しパリティディスクに記録する。このため、RAID方
式では、データ誤りなどが生じた場合にパリティビット
を用いてデータを修復することが可能となり、データ転
送の信頼性を向上している。このように、従来のデータ
転送システムでは、サーバ装置内のハードディスクやC
PUなどのデータ処理装置を並列化して分散型に構成す
ることにより、サーバ装置自体の処理能力を向上し、よ
ってデータ転送システムの転送帯域、高速性、信頼性な
どの能力を向上していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のデ
ータ転送システムでは、各クライアント端末はサーバ装
置から割り当てられた転送帯域内でそれぞれ独立してサ
ーバ装置にデータを要求していた。このため、複数のク
ライアント端末からサーバ装置内の特定のデータ処理装
置へのデータの要求順序や接続要求のタイミングが一致
したとき、サーバ装置内の特定のハードディスクやRA
ID、あるいはそれらを接続するバスなどの特定のデー
タ処理装置に負荷が集中する恐れがあった。このような
特定のデータ処理装置での負荷の集中を想定して、従来
のデータ転送システムを構成した場合、データ転送での
遅延や中断の発生を防ぐために、個々のデータ処理装置
においてその能力に余裕を持たせて構成する必要があっ
た。その結果、サーバ装置の規模が大きくなってコスト
の上昇を招いた。また、サーバ装置の規模を大きくせず
に従来のデータ転送システムを構成した場合、クライア
ント端末に割り当て可能な転送帯域が小さくなるという
問題点を生じた。
【0005】上述の負荷の集中を低減する方法として、
タイムスロットを用いて各データ処理装置の負荷を平均
化する方法がある。すなわち、あるデータ処理装置から
クライアント端末へのデータ転送を周期的なタイムスロ
ットで区切り、タイムスロットを規則的に各クライアン
ト端末に割り当てる。そして、タイムスロットに基づい
てデータ転送を行うクライアント端末を巡回させること
により、負荷の平均化を図っていた。しかしながら、こ
のタイムスロットを用いて負荷を平均化する方法では、
クライアント端末に割り当てる転送帯域、及びデータ転
送のスケジューリングにおいて、それらの自由度が低く
なった。具体的には、要求する転送速度が異なる複数の
クライアント端末をサーバ装置に接続する場合、あるい
は高速再生、早送り再生、あるいは一時停止などの特殊
な再生を行うために、クライアント端末が転送速度の異
なるデータ転送を要求した場合に柔軟に対応することが
困難であった。上記スケジューリングの自由度の低下を
抑制するために、サーバ装置内のCPUによりデータ転
送のスケジューリングを集中的に管理し、各データ処理
装置の負荷を平均化する方法が知られている。つまり、
特定のデータ処理装置に複数の接続要求が一時的に集中
する場合、CPUは複数の接続要求を時間的に分散さ
せ、それで特定のデータ処理装置に負荷が集中しないよ
う平均化していた。しかしながら、このスケジューリン
グを集中的に管理する方法では、クライアント端末が常
に特定のデータ処理装置に接続要求を行う場合には対応
することができなかった。また、全ての接続要求を所定
の規則に沿ってスケジューリングするための負荷は大き
いものであり、さらにその負荷はデータ処理を分散する
につれ、またクライアント端末の数が増えるにつれて大
きくなった。それゆえ、スケジューリングを集中的に管
理する方法を適用して、多数のクライアント端末がサー
バ装置に接続されるデータ転送システムを構成すること
は難しいものであった。さらに、従来のデータ転送シス
テムには、特定のデータ処理装置に要求(負荷)が集中
する確率は、サーバ装置に接続されるクライアント端末
の数に反比例して小さくなるという理論に基づいて、各
データ処理装置の処理能力の余裕を小さく設定したもの
があった。しかしながら、この理論に基づくものは、各
データ処理装置の処理能力の余裕が小さく設定されてい
るので、クライアント端末からの要求に片寄りがあり、
負荷の集中を生じ易い場合等においては、データ転送を
確実に行うことに関して信頼性に乏しいものとなった。
【0006】さらに、従来のデータ転送システムでは、
クライアント端末がデータを要求するときのデータ単位
は、サーバ装置内のデータ処理装置が処理するときの固
有のデータ単位、例えばハードディスクのストライプセ
ットと特に関連付けられていなかった。このため、デー
タ処理装置はデータの処理単位と異なるデータの要求単
位でクライアント端末から要求され、データ単位を変換
して処理を行う必要があった。その結果、データ処理装
置はその処理効率を最大限に発揮することができず、さ
らに要求されたデータがどの程度の遅延により供給され
るかの幅が大きかった。また、ストライピング配置方式
を用いた従来のデータ転送システムでは、上記説明から
明らかなように、ハードディスクの並列台数を変更する
ことにより、データ転送システム全体としての処理能力
(転送帯域)を変更することが可能であった。しかしな
がら、ハードディスクの並列台数を変更したとき、併せ
てストライプセットのサイズ(ストライプセット長)等
を変更する必要があった。さらに、データを扱うソフト
ウェア(アプリケーションソフト)を新たなストライプ
セットに合わせる処理などを行う必要があった。また、
既に分散して記憶しているデータを新たなストライプセ
ットに合わせて再構成する処理も必要であった。このた
め、従来のデータ転送システムでは、その処理能力を変
更することは容易なものでなかった。
【0007】この発明は、サーバ装置内の特定のデータ
処理装置への負荷の集中を防止し、データの処理を効率
よく行え、かつ所定の遅延時間内にデータ転送を行える
データ転送システム、及びそのデータ転送方法を提供す
ることを目的とする。また、この発明は、サーバ装置内
のデータ処理装置の構成を変更して処理能力を容易に変
更することができるデータ転送システム、及びそのデー
タ転送方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ転送シス
テムでは、複数のクライアント端末、及び複数のデータ
処理装置を有し、前記複数のクライアント端末に接続さ
れたサーバ装置を備え、前記サーバ装置は、一のクライ
アント端末に接続を許可したとき、そのクライアント端
末に割り当てた転送帯域を示す「転送帯域情報」、及び
データ処理装置単位で割り当てた転送帯域を示す「個別
転送帯域情報」をそのクライアント端末と共有し、前記
一のクライアント端末は、転送帯域情報と個別転送帯域
情報とに基づいて、転送帯域及び個別転送帯域を超えな
いように複数の各データ処理装置に対してデータ転送の
要求を行う。このように構成することにより、特定のデ
ータ処理装置に負荷が集中するのを防止できる。
【0009】本発明のデータ転送システムは、複数のク
ライアント端末、及び複数のデータ処理装置と前記複数
の各クライアント端末に接続された変換装置を有するサ
ーバ装置を備え、前記サーバ装置が一のクライアント端
末に接続を許可したとき、そのクライアント端末に接続
された変換装置がそのクライアント端末に割り当てた転
送帯域を示す「転送帯域情報」、及びデータ処理装置単
位で割り当てた転送帯域を示す「個別転送帯域情報」を
保持し、前記一のクライアント端末からサーバ装置にデ
ータ転送の要求が行われたとき、そのクライアント端末
に接続された変換装置が、転送帯域情報と個別転送帯域
情報とに基づいて、転送帯域及び個別転送帯域を超えな
いようにクライアント端末からのデータ転送の要求を複
数の各データ処理装置に対して行う。このように構成す
ることにより、特定のデータ処理装置に負荷が集中する
のを防止できる。
【0010】本発明の別のデータ転送システムは、前記
複数の各データ処理装置がハードディスクを備え、デジ
タルデータが全てのハードディスクに対してストライピ
ング配置方式により記憶され、ストライピング配置方式
における各ハードディスク、及び全てのハードディスク
でのデータ構造により個別転送帯域情報を獲得する。こ
のように構成することにより、特定のデータ処理装置に
負荷が集中するのを防止できる。
【0011】本発明の別のデータ転送システムは、前記
複数のデータ処理装置がバスによって接続された複数の
ハードディスクにより形成された少なくとも1組のRA
IDにより構成され、RAIDにおける各ハードディス
ク、及び全てのハードディスクでのデータ構造により個
別転送帯域情報を獲得する。このように構成することに
より、特定のデータ処理装置に負荷が集中するのを防止
できる。
【0012】本発明のデータ転送システムのデータ転送
方法は、複数のクライアント端末、及び複数のデータ処
理装置を有し、前記複数のクライアント端末に接続され
たサーバ装置を備えたデータ転送システムのデータ転送
方法であって、前記サーバ装置が、現時点での割り当て
可能な転送帯域である処理余力に基づいて、一のクライ
アント端末に接続を許可するステップ、前記一のクライ
アント端末に割り当てた転送帯域を示す「転送帯域情
報」、及びデータ処理装置単位で割り当てた転送帯域を
示す「個別転送帯域情報」をそのクライアント端末にサ
ーバ装置から通知するステップ、及び前記一のクライア
ント端末が、サーバ装置からの転送帯域情報と個別転送
帯域情報とに基づいて、転送帯域及び個別転送帯域を超
えないように複数の各データ処理装置に対してデータ転
送の要求を行うステップを備えている。このように構成
することにより、特定のデータ処理装置に負荷が集中す
るのを防止できる。
【0013】本発明の別のデータ転送システムのデータ
転送方法は、複数のクライアント端末、及び複数のデー
タ処理装置と前記複数の各クライアント端末に接続され
た変換装置を有するサーバ装置を備えたデータ転送シス
テムのデータ転送方法であって、前記サーバ装置が、現
時点での割り当て可能な転送帯域である処理余力に基づ
いて、一のクライアント端末に接続を許可するステッ
プ、前記一のクライアント端末に接続された変換装置
が、そのクライアント端末に割り当てた転送帯域を示す
「転送帯域情報」、及びデータ処理装置単位で割り当て
た転送帯域を示す「個別転送帯域情報」を保持するステ
ップ、及び前記一のクライアント端末に接続された変換
装置が、転送帯域情報と個別転送帯域情報とに基づい
て、転送帯域及び個別転送帯域を超えないようにクライ
アント端末からのデータ転送の要求を複数の各データ処
理装置に対して行うステップを備えている。このように
構成することにより、特定のデータ処理装置に負荷が集
中するのを防止できる。
【0014】本発明の別のデータ転送システムは、複数
のクライアント端末、及び複数のデータ処理装置を有
し、前記複数のクライアント端末に接続されたサーバ装
置を備え、前記複数の各クライアント端末からサーバ装
置に要求されるデジタルデータの単位が、データ処理装
置でのデータ処理の単位と同じデータ構造である。この
ように構成することにより、各データ処理装置は、その
能力を最大限に発揮することができ、データ転送に要す
る遅延時間を保証することができる。
【0015】本発明の別のデータ転送システムは、複数
のクライアント端末、及び複数のデータ処理装置と前記
複数の各クライアント端末に接続された変換装置を有す
るサーバ装置を備え、前記変換装置が、接続されたクラ
イアント端末からサーバ装置に要求されるデジタルデー
タの単位を、データ処理装置でのデータ処理の単位と同
じデータ構造に変換する。このように構成することによ
り、各データ処理装置は、その能力を最大限に発揮する
ことができ、データ転送に要する遅延時間を保証するこ
とができる。
【0016】本発明の別のデータ転送システムは、前記
データ処理装置でのデータ処理の単位が、時間的、及び
空間的の少なくとも一方に同一性を有するデジタルデー
タの集まりの単位である。このように構成することによ
り、各データ処理装置は、その能力を最大限に発揮する
ことができ、データ転送に要する遅延時間を保証するこ
とができる。
【0017】本発明の別のデータ転送システムは、前記
データ処理装置でのデータ処理の単位が、1台のハード
ディスク上の連続したデジタルデータの集まりである。
このように構成することにより、各データ処理装置は、
その能力を最大限に発揮することができ、データ転送に
要する遅延時間を保証することができる。
【0018】本発明の別のデータ転送システムは、前記
データ処理装置でのデータ処理の単位が、1つのバスに
接続された少なくとも1台のハードディスク上の連続し
たデジタルデータの集まりである。このように構成する
ことにより、各データ処理装置は、その能力を最大限に
発揮することができ、データ転送に要する遅延時間を保
証することができる。
【0019】本発明の別のデータ転送システムは、前記
データ処理装置でのデータ処理の単位が、RAIDを構
成する複数のハードディスク上の連続したデジタルデー
タの集まりである。このように構成することにより、各
データ処理装置は、その能力を最大限に発揮することが
でき、データ転送に要する遅延時間を保証することがで
きる。
【0020】本発明の別のデータ転送システムのデータ
転送方法は、複数のクライアント端末、及び複数のデー
タ処理装置を有し、前記複数のクライアント端末に接続
されたサーバ装置を備えたデータ転送システムのデータ
転送方法であって、一のクライアント端末が、サーバ装
置に要求するデジタルデータの単位を、データ処理装置
でのデータ処理の単位と同じデータ構造を有するデジタ
ルデータの集まりの単位に一致させるステップ、及び前
記一のクライアント端末が、データ処理装置でのデータ
処理の単位と同じデータ構造を有するデジタルデータの
集まりの単位により、サーバ装置にデジタルデータを要
求するステップを備えている。このように構成すること
により、各データ処理装置は、その能力を最大限に発揮
することができ、データ転送に要する遅延時間を保証す
ることができる。
【0021】本発明の別のデータ転送システムのデータ
転送方法は、複数のクライアント端末、及び複数のデー
タ処理装置と前記複数の各クライアント端末に接続され
た変換装置を有するサーバ装置を備えたデータ転送シス
テムのデータ転送方法であって、一のクライアント端末
が、サーバ装置にデジタルデータを要求するステップ、
及び前記変換装置が、接続されたクライアント端末から
サーバ装置に要求されるデジタルデータの単位を、デー
タ処理装置でのデータ処理の単位と同じデータ構造を有
するデジタルデータの集まりの単位に変換するステップ
を備えている。このように構成することにより、各デー
タ処理装置は、その能力を最大限に発揮することがで
き、データ転送に要する遅延時間を保証することができ
る。
【0022】本発明の別のデータ転送システムは、複数
のクライアント端末、及び前記複数のクライアント端末
に接続され、使用するデータ記録装置の数を変更できる
サーバ装置を備え、前記複数のデータ記録装置は、デジ
タルデータをストライピング配置方式により分散して配
置し、前記デジタルデータは、一定のデータ長を有する
クラスタにより管理され、前記クラスタの一定のデータ
長は、使用するデータ記録装置の数を変更することによ
り構成できる整数個のストライプセットにおいて、デー
タ長が互いに異なる全てのストライプセット長の公倍数
で定義される。このように構成することにより、サーバ
装置を動作するアプリケーションソフトを変更すること
なく、サーバ装置内のデータ記録装置の数を変更して、
サーバ装置、及びデータ転送システムの能力を容易に変
更できる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明のデータ転送システ
ム、及びそのデータ転送方法を示す好ましい実施例につ
いて図面を参照しながら説明する。
【0024】《第1の実施例》図1は、本発明の第1の
実施例であるデータ転送システムの構成を示すブロック
図である。図2は、図1に示すデータ転送システムでの
デジタルデータのストライピング配置を示す説明図であ
る。図1に示すように、データ転送システムは、デジタ
ルデータを蓄積して配信するサーバ装置1、及び前記サ
ーバ装置1にそれぞれ接続された複数のクライアント端
末2を備えている。サーバ装置1と各クライアント端末
2とは、無線方式、あるいは光ケーブル等を用いた有線
方式の通信路により接続され、デジタルデータの双方向
のデータ通信が可能なものである。デジタルデータに
は、映画等のタイトルを構成する動画像データやオーデ
ィオデータ等のリアルタイム性を有する連続メディアデ
ータが含まれる。尚、複数のクライアント端末2は、利
用者の家庭などに設けられるものであり、同一に構成さ
れるので、図1においては1つのクライアント端末2の
構成を例示する。また、図1では、説明の簡略化のため
に、データ転送におけるデジタルデータの符号・復号化
を行うエンコーダ、デコーダなどの既知の構成、及びク
ライアント端末2に設けられたCRT、スピーカ等につ
いては図示を省略する。サーバ装置1は、複数、例えば
4台のハードディスク3a〜3dと、前記ハードディス
ク3a〜3dにそれぞれ接続された4つのディスクイン
タフェース4a〜4dを有する。これら4組のハードデ
ィスク3a〜3dとディスクインタフェース4a〜4d
は、分散型のデータ処理装置34a〜34dを構成し、
それぞれ最大の転送帯域(KB/秒)が予め設定されて
いる。また、4台のハードディスク3a〜3dは、スト
ライピング配置方式により、複数のブロックに分割され
たデジタルデータを分散、配置して保持している。具体
的には、例えば一連の映像データが、所定のブロック
長、例えば64KB(キロバイト)を有するブロックに
分割され、先頭から順にブロック番号(図2の数字1、
2、3、−−にて図示)を与えられる。そして、分割さ
れた映像データの複数のブロックが、図2に示すよう
に、ブロック番号の順番で4台のハードディスク3a〜
3dに振り分けられ蓄積されている。尚、複数のブロッ
クは、ハードディスク3dに配置された後再びハードデ
ィスク3aに配置され、一連の映像データがハードディ
スク3aから3dに向かう順番で繰り返し配置される。
また、4台のハードディスク3a〜3dにおいて、同時
に入出力可能な4つのブロック、例えば図2の破線で囲
むブロック1〜4が、256KBのストライプセット長
を有するストライプセットを構成している。
【0025】図1に戻って、サーバ装置1内には、その
転送帯域を管理し、各クライアント端末2に接続を許可
するか否かについて判断するCPU5、前記CPU5に
接続された内部バス6、及び各クライアント端末2に接
続された複数のインタフェース装置7が設けられてい
る。CPU5と各インタフェース装置7は、内部バス6
により各ディスクインタフェース4a〜4dに接続され
ている。また、内部バス6は、例えばPCI(Periphera
l Component Interconnect)バスが用いられている。C
PU5は、各クライアント端末2から要求されるデータ
転送の負荷がストライピング配置方式により配列された
4台のハードディスク3a〜3dに均等に分散されるこ
とを前提として、サーバ装置1の転送帯域を管理する。
すなわち、CPU5は、全てのハードディスク3a〜3
dを並列的に動作したときに得られる転送帯域を、接続
されるクライアント端末2に割り当てることができる最
大の転送帯域として管理する。具体的には、CPU5
は、クライアント端末2との接続、または切断を行う毎
に、現時点での割り当て可能な転送帯域である処理余力
(KB/秒)を更新し管理する。そして、CPU5は、
一のクライアント端末2から接続を要求されたとき、C
PU5は現時点での処理余力Aと当該クライアント端末
2が所望する転送帯域Bとを比較することにより、接続
を許可するか否かについて判断する。さらに、CPU5
が一のクライアント端末2に接続の許可を与えたとき、
CPU5はそのクライアント端末2に割り当てた転送帯
域Bを転送帯域情報として通知するだけでなく、サーバ
装置1内のデータ処理装置のデータ長に関する情報(以
下、データ長情報という)をも当該クライアント端末2
に通知する。データ長情報は、各ハードディスク3a〜
3dでのブロック長(例えば64KB)、及び全てのハ
ードディスク3a〜3dにおけるストライプセット長
(例えば256KB)により構成されている。これらの
転送帯域情報、及びデータ長情報は、各クライアント端
末2において、そのデータ転送を制限する転送帯域制限
情報として機能する(詳細は後述)。尚、そのクライア
ント端末2に割り当てたデータ処理装置単位での個別転
送帯域情報は、上記転送帯域情報とデータ長情報によ
り、算出して得ることができる。
【0026】クライアント端末2は、デジタルデータを
記録再生するVTR8、上記インタフェース装置7に接
続されたインタフェース部9、サーバ装置1から転送さ
れたデジタルデータを一時蓄積するためのバッファメモ
リ10を備えている。インタフェース部9は、CPU5
から接続の許可を与えられたとき同時に入力する転送帯
域情報とデータ長情報とを記憶する。そして、VTR8
がデータ転送の要求をサーバ装置1に行う際、インタフ
ェース部9は転送帯域情報とデータ長情報とに基づいて
データ転送の要求を制限する。具体的には、インタフェ
ース部9は、合計の転送速度が転送帯域情報の割り当て
られた転送帯域内の転送速度で、かつ個別の転送速度が
各ハードディスク3a〜3dに対して割り当てられた転
送帯域を均等に分けた場合の帯域を超えない範囲で、各
ハードディスク3a〜3dに対するデータ転送の要求を
行う。このことにより、サーバ装置1内の特定のデータ
処理装置に対して、負荷が集中するのを防止することが
できる。バッファメモリ10は、例えば512KBの容
量を持つメモリで構成されている。
【0027】(サーバ装置1の動作)次に、本実施例の
データ転送システムの動作について説明する。まず、サ
ーバ装置1の動作について図3を参照して説明する。図
3は、図1に示すデータ転送システムでのサーバ装置の
動作を示すフローチャートである。図3に示すように、
CPU5(図1)は、クライアント端末2(図1)から
受信した要求が接続要求及び切断要求のいずれの要求で
あるかについて判断する(ステップS1)。サーバ装置
1(図1)がクライアント端末2から接続要求を入力し
た場合、CPU5は現時点での処理余力Aとクライアン
ト端末2から要求された転送帯域Bとを比較する(ステ
ップS2)。処理余力Aが転送帯域Bに比べて小さい場
合、CPU5はそのクライアント端末2が要求する転送
帯域Bを割り当てることができないと判断して、当該ク
ライアント端末2に接続の拒否を通知する(ステップS
3)。処理余力Aが転送帯域Bに比べて大きい場合、C
PU5はそのクライアント端末2が要求する転送帯域B
を割り当てることができると判断して、CPU5は処理
余力Aから転送帯域Bを減算して新たな処理余力A’と
する(ステップS4)。同時に、CPU5は接続の許可
とともに、ブロック長、ストライプセット長、及び割り
当てた転送帯域Bをクライアント端末2に通知する(ス
テップS5)。このことにより、クライアント端末2が
サーバ装置1からデータを読み出す、あるいはクライア
ント端末2からサーバ装置1にデータを登録するなどの
サーバ装置1とクライアント端末2との間でのデータ転
送が可能となる。サーバ装置1がクライアント端末2か
ら切断要求を入力した場合、CPU5はそのクライアン
ト端末2に割り当てていた転送帯域B’を現時点での処
理余力Aに加算して新たな処理余力A”とする(ステッ
プS6)。そして、CPU5は当該クライアント端末2
に切断の通知を行い(ステップS7)、当該クライアン
ト端末2とサーバ装置1とのデータ転送を停止する。
【0028】(クライアント端末2の動作)次に、図4
を参照してクライアント端末2の動作について説明す
る。図4は、図1に示すデータ転送システムでのクライ
アント端末の動作を示すフローチャートである。尚、下
記の説明では、VTR8(図1)が、例えば256(K
B/秒)の転送速度が要求される連続メディアデータを
再生する場合について説明する。図4に示すように、ク
ライアント端末2(図1)は256(KB/秒)の転送
速度が上限値である転送帯域Bとともに、接続の要求を
サーバ装置1(図1)に出力する(ステップS8)。ク
ライアント端末2がサーバ装置1から接続の許可を得た
場合、インタフェース部9(図1)は、上述したよう
に、所望した転送帯域Bである転送帯域情報と、ブロッ
ク長及びストライプセット長からなるデータ長情報とを
サーバ装置1から入力し保持する。そして、インタフェ
ース部9は、ストライプセット長をブロック長で割るこ
とにより、サーバ装置1内の割り当てられたデータ処理
装置の数N(Nは自然数)を確認する(ステップS1
0)。言い換えれば、インタフェース部9は、サーバ装
置1から接続を許可されたとき、データ転送の要求を行
う前に、使用することができる処理単位の数Nを確認
し、割り当てられたデータ処理装置単位での個別転送帯
域を把握しておく。尚、クライアント端末2が接続の許
可が与えられなかった場合、クライアント端末2は待機
状態に戻る。続いて、VTR8からデータ転送の要求が
発生すると(ステップS11)、インタフェース部9は
VTR8が要求するデジタルデータのアドレス等からそ
のデジタルデータを記憶しているハードディスク(デー
タ処理装置)を特定し判別する(ステップS12)。そ
して、インタフェース部9は判別したデータ処理装置に
VTR8が要求する転送速度でデジタルデータを転送さ
せたとき、そのハードディスクに当該クライアント端末
2に割り当てられた転送帯域Bを各ハードディスクに均
等に割りふった場合の帯域を越える過大な負荷を与える
かどうかについて判別する(ステップS13)。具体的
には、当該データを要求した場合に、256(KB/
秒)÷Nである64(KB/秒)の帯域を越えるかどう
かについて判別する。要求するデジタルデータが上記帯
域を越えない場合、インタフェース部9はそのハードデ
ィスクに過大な負荷を与えないと判断してデータ転送の
要求を行い(ステップS14)、所望のデジタルデータ
を読み出す。要求するデジタルデータが上記帯域を越え
る場合、インタフェース部9はそのハードディスクに過
大な負荷を与えると判断してデータ転送の要求を行わな
い。
【0029】次に、VTR8が高速録画または高速再生
等の特殊再生を行う場合について、具体的に説明する。
例えばVTR8が高速再生を行う場合、クライアント端
末2は一連のデジタルデータを順次でなく64KBのブ
ロック単位で飛ばして読み出し高速再生を行う。 この
ような高速再生を行う場合においても、クライアント端
末2は、転送帯域情報とデータ長情報とに基づいてデー
タ転送を自ら制限する。具体的には、3ブロック飛ばし
て1ブロックのデジタルデータを逐次要求する4倍速相
当の高速再生を行うとき、インタフェース部9は記憶し
ている転送帯域情報、及びデータ長情報に基づいて、転
送帯域情報で示される割り当てられた全ての転送帯域を
使用してデータ転送を要求することを禁止する。それと
いうのは、図2に示す4台のハードディスク3a〜3d
の構成では、割り当てられた全ての転送帯域を使用して
データ転送を行うとき、例えば図2のブロック1、5、
9--が順次読み出されて、一つのハードディスク3aに
負荷が集中するからである。また、2ブロック飛ばして
1ブロックのデジタルデータを逐次要求する3倍速相当
の高速再生を行うとき、インタフェース部9は転送帯域
情報、及びデータ長情報に基づいて、上述の全ての転送
帯域を使用してデータ転送を要求しても特定のハードデ
ィスクに負荷が集中することがないと判断し、全ての転
送帯域を使用してデータ転送の要求を行うことができ
る。
【0030】以上のように、本実施例のデータ転送シス
テムでは、サーバ装置1がクライアント端末2に接続の
許可を与えたとき、そのクライアント端末2に割り当て
た転送帯域を転送帯域情報として通知し、さらにハード
ディスク3a〜3dでのブロック長及びストライプセッ
ト長をデータ長情報としてクライアント端末2に通知し
ている。このことにより、クライアント端末2がデータ
転送の要求をサーバ装置1に行う際、クライアント端末
2は転送帯域情報とデータ長情報に基づいて、特定のハ
ードディスクに負荷の集中を引き起こすか否かの判断を
適宜することができる。このため、ハードディスク3a
〜3dなどの特定のデータ処理装置に過大な負荷を与え
るのを防止できる。さらに、本実施例のデータ転送シス
テムでは、全てのハードディスク3a〜3dを並列的の
動作したときのデータ長であるストライプセット長をク
ライアント端末2が保持して把握している。このため、
特定のハードディスクに負荷の集中を引き起こすことな
く、例えばVTR8が再生を開始する際にバッファメモ
リ10へデジタルデータを満たすキューアップ動作を容
易に行うことができる。つまり、クライアント端末2
は、周知のように、まず再生開始時に再生するデータを
バッファメモリ10に充填するキューアップ動作を行
い、その後VTR8へのデータ供給を開始する。そし
て、バッファメモリ10が再生するデータのバッファリ
ングを必要に応じて行うことにより、VTR8はデータ
を途切れなく再生する。本実施例のデータ転送システム
では、クライアント端末2がストライプセット長を保持
しているので、クライアント端末2はサーバ装置1に一
度に要求できる一連のデータのサイズを判別でき、特定
のハードディスクに負荷の集中を引き起こすことなく、
キューアップ動作を容易に行うことができる。さらに、
クライアント端末2がサーバ装置1から接続の許可を得
た後では、データ転送の要求は、CPU5に関係なく、
クライアント端末2から各ハードディスク3a〜3dに
対して直接行うことができる。このため、本実施例のデ
ータ転送システムでは、CPU5による集中的なスケジ
ューリングを全く必要とせず、分散型のデータ処理に適
したものとなり、多くのクライアント端末2を容易に接
続することができる。
【0031】《第2の実施例》図5は、本発明の第2の
実施例であるデータ転送システムの構成を示すブロック
図である。この第2の実施例では、データ転送システム
の構成において、サーバ装置内の各インタフェース装置
が転送帯域情報及びデータ長情報を保持する構成とし
た。それ以外の各部は、第1の実施例のものと同様であ
るのでそれらの重複した説明は省略する。図5に示すよ
うに、各クライアント端末2に接続されているインタフ
ェース装置7’は、接続されたクライアント端末2が接
続の許可を得たとき、CPU5から転送帯域情報及びデ
ータ長情報を入力して保持する。そして、このクライア
ント端末2とサーバ装置21とが接続された後は、イン
タフェース装置7’が、転送帯域情報とデータ長情報に
基づいて、特定のハードディスクに負荷が集中しないよ
う接続されたクライアント端末2からのデータ転送の要
求を制限する。このように構成することにより、本実施
例のデータ転送システムでは、インタフェース装置7’
がクライアント端末2からのデータ転送の要求を制限し
変換する変換装置として機能する。このため、クライア
ント端末が転送帯域情報とデータ長情報に基づいて、そ
のデータ転送の要求を自ら制限できない従来の構成のク
ライアント端末である場合でも、サーバ装置21内のハ
ードディスク等の特定のデータ処理装置に負荷の集中を
引き起こすことを防止できる。尚、インタフェース装置
7’がデータ転送を制限したときに、インタフェース装
置7’とクライアント端末2との間でデータが途切れが
ないようバッファリングを行うバッファ装置を各インタ
フェース装置7’に設けることがより好ましい構成であ
る。
【0032】《第3の実施例》図6は、本発明の第3の
実施例であるデータ転送システムの構成を示すブロック
図である。この第3の実施例では、データ転送システム
の構成において、サーバ装置内のデータ処理装置でのデ
ータ処理の単位と、クライアント端末からのデジタルデ
ータを要求する単位とをデータ転送単位として一致させ
た。それ以外の各部は、第1の実施例のものと同様であ
るのでそれらの重複した説明は省略する。第1の実施例
との主な相違点は、4台のハードディスク及び4つのデ
ィスクインタフェースの代わりに、SCSI(Small Com
puter System interface)バスにより接続された複数の
ハードディスクでRAID(Redundant Arrays of Inexp
ensive Disks)を形成し、複数組のRAIDとSCSI
バスにより完全分散型のデータ処理装置を構成して、C
PUから各クライアント端末に上記データ転送単位をデ
ータ長情報として通知した。図6に示すように、サーバ
装置31内には、4組のRAID 12〜15が第1〜
第4のSCSIバス16〜19により内部バス6にそれ
ぞれ接続されている。内部バス6に接続されたCPU
5’は、RAID 12〜15と第1〜第4のSCSI
バス16〜19とで構成された4組のデータ処理装置3
4a’〜34d’でのデータ処理単位であるデータ転送
単位20を決定する。各RAID 12〜15は同一に
構成されているので、例えばRAID 12について説
明し、他のRAID 13〜15については説明を省略
する。RAID 12は、データ転送の信頼性を向上す
るためのパリティビットを生成し蓄積するパリティディ
スク12pと、デジタルデータを蓄積する4台のハード
ディスク12a〜12dとで構成されている。これらの
パリティディスク12p及び4台のハードディスク12
a〜12dは、空間的に同一性を有する第1のSCSI
バス16により、互いに接続され内部バス6につながれ
ている。また、各ハードディスク12a〜12d上のデ
ジタルデータは、例えば64KBの長さのブロック単位
で記憶されており、パリティディスク12pでのパリテ
ィビットの算出もまたブロック毎に4台のハードディス
ク12a〜12d分束ねて算出される。すなわち、RA
ID 12においては、データ処理(データの入出力)
は、4つのブロックa〜dで構成され、256KBのデ
ジタルデータの集まりであるデータ転送単位20により
行われる。このデータ転送単位20は、空間的に同一性
を有するいずれか1つのSCSIバス16〜19により
転送されるので、データ転送単位20は空間的に同一性
を有するデジタルデータの集まりとなる。また、このデ
ータ転送単位20を時間的に同一性を有するデジタルデ
ータの集まりで構成してもよい。つまり、複数のハード
ディスクに記憶され、時間的に同一で並列動作すべきデ
ジタルデータのブロックa〜dにより、データ転送単位
20を構成してもよい。
【0033】さらに、データ転送単位20は、CPU
5’から各クライアント端末2にデータ長情報として通
知される。クライアント端末2では、通知されたデータ
転送単位20をインタフェース部9で保持する。クライ
アント端末2がサーバ装置31に蓄積されたデジタルデ
ータを要求するとき、インタフェース部9はデータ転送
単位20、すなわち64KBのブロックを4個からなる
256KBのデジタルデータの集まりで4組のRAID
12〜15のいずれかに蓄積されたデジタルデータの
配信を要求する。そして、要求されたデータ転送単位2
0は、分割されることなく第1〜第4のSCSIバス1
6〜19のいずれか1つのSCSIバスに転送され、そ
のSCSIバスに接続された4台のハードディスクから
64KBのブロックのデジタルデータがそれぞれクライ
アント端末2に出力される。このように構成することに
より、本実施例のデータ転送システムでは、各クライア
ント端末2からのデジタルデータを要求する単位とサー
バ装置31内のハードディスク等のデータ処理装置34
a’〜34d’でのデータ処理の単位とが同一のデータ
構造を有するデータ転送単位20により構成されるの
で、上記データ処理装置34a’〜34d’での処理効
率を向上することができる。尚、第1、第2の実施例の
ものと同様に、CPU5’がサーバ装置31の転送帯域
を管理して、CPU5’から割り当てた転送帯域を示す
転送帯域情報を各クライアント端末2に通知する構成と
してもよい。
【0034】次に、本実施例のデータ転送システムの動
作について図7を参照して説明する。図7は、図6に示
すデータ転送システムでのクライアント端末の動作を示
すフローチャートである。図7に示すように、VTR8
(図6)からデータ転送の要求が発生すると(ステップ
S21)、インタフェース部9(図6)は、データ転送
単位20のブロック長(64KB)毎にデジタルデータ
の要求を登録する(ステップS22)。続いて、インタ
フェース部9は、登録した要求の数がデータ転送単位2
0でのブロックの数と一致するかどうかについて判別す
る(ステップS23)。すなわち、インタフェース部9
は、64KBのデジタルデータを要求する要求の数が、
データ転送単位20でのブロックの数、4個に達したか
どうかについて判別する。登録した要求の数がデータ転
送単位20でのブロックの数と一致する場合、インタフ
ェース部9は、そのデータ転送単位20でデータ転送を
要求する(ステップS24)。登録した要求の数がデー
タ転送単位20でのブロックの数と一致しない場合、ク
ライアント端末2は待機状態に戻る。
【0035】以上のように、本実施例のデータ転送シス
テムでは、空間的、及び時間的の少なくとも一方に同一
性を有するデジタルデータの集まりをデータ転送単位2
0として構成し、さらに各クライアント端末2からのデ
ジタルデータを要求する単位とサーバ装置31内のハー
ドディスク等のデータ処理装置34a’〜34d’での
データ処理の単位に上記データ転送単位20を用いた。
このことにより、上記データ処理装置はその能力を最大
限に発揮することができ、データ転送に要する時間を保
証することができる。さらに、全てのクライアント端末
2が同一のデータ転送単位20でサーバ装置31にデジ
タルデータを要求するので、要求するデジタルデータの
単位が異なる複数の要求がサーバ装置内で交錯すること
によって、データ転送のスケジューリングの時間的な局
所性が低下していた従来のデータ転送システムでの問題
点を解消することができる。すなわち、本実施例のデー
タ転送システムでは、1回のパリティ計算により扱われ
るa〜dまでのブロックの組(データ転送単位20)
が、スケジューリングにより時間的に分割されてしまう
ことがなく、時間的に局所性を持つデータの組が常に1
組で扱われる。このため、複数のクライアント端末2か
ら同時にデータ転送の要求がなされても、データ転送を
予め簡単に予測できる所定の遅延時間内で行うことがで
きる。また、本実施例のデータ転送システムでは、CP
U5’による集中的なスケジューリングを必要とせず、
分散型のデータ処理に適したものとなり、多くのクライ
アント端末2を容易に接続することができる。さらに、
上記のデータ転送単位20は空間的に同一性を持つ各S
CSIバスに対して1つの単位に構成されているので、
データ処理が1つのSCSIバス内で完結することがで
きる。このことにより、1つのSCSIバス上の全ての
ハードディスクには、同時にデータ転送単位20による
データ転送の要求が行われるため、データ転送の効率の
向上が容易に行うことができる。それというのは、近年
のSCSIバスの規格では、例えばディスコネクト動作
を行うことにより、ハードディスクを並列動作させSC
SIバスの使用効率を高めているが、この際一度に多く
のハードディスクを並列動作させたときデータ転送の効
率もまた向上するからである。また、特定のSCSIバ
スに負荷が集中し、このことによりサーバ装置全体のデ
ータ処理に遅延が生じるという従来のデータ転送システ
ムでの問題点に対しても、本実施例でのデータ転送単位
20毎にデータ転送を行うことにより、遅延を一定化さ
せ、データ転送に要する遅延時間を保証することができ
る。
【0036】複数組のRAID 12〜15とSCSI
バスによりサーバ装置のデータ処理装置34a’〜34
d’を構成するという上記の説明以外に、サーバ装置の
データ処理装置を1本のSCSIバスとそれに接続され
た1台のハードディスクにより形成し、上記データ転送
単位20を前記ハードディスク上の連続したデジタルデ
ータの集まりで構成してもよい。このように構成するこ
とにより、クライアント端末などの外部機器からサーバ
装置に入出力されるデジタルデータを分割することによ
る処理効率の低下を防ぐことができる。さらに、SCS
Iバスをパリティディスクを有するRAIDに接続した
構成について説明したが、パリティディスクを持たない
少なくとも1台のハードディスクにSCSIバスを接続
する構成としてもよい。
【0037】《第4の実施例》図8は、本発明の第4の
実施例であるデータ転送システムの構成を示すブロック
図である。この第4の実施例では、データ転送システム
の構成において、サーバ装置内の各インタフェース装置
がデータ長情報であるデータ転送単位及び転送帯域情報
を保持する構成とした。それ以外の各部は、第3の実施
例のものと同様であるのでそれらの重複した説明は省略
する。図8に示すように、各クライアント端末2に接続
されているインタフェース装置7’は、CPU5’から
データ長情報であるデータ転送単位20を入力して保持
する。そして、接続されたクライアント端末2からデジ
タルデータが要求された場合、インタフェース部7’
は、クライアント端末2からの要求単位を64KBのブ
ロックa〜dからなる256KBのデータ転送単位20
に変換して、いずれか1つのSCSIバスに対してデー
タ転送(配信)の要求を行う。このように、本実施例の
データ転送システムでは、サーバ装置41内のインタフ
ェース装置7’がクライアント端末2からのデジタルデ
ータの要求単位をデータ転送単位20に合わせて変換す
る変換装置として機能する。このため、デジタルデータ
を要求する単位が異なる複数のクライアント端末をサー
バ装置41に接続したときでも、サーバ装置41内のデ
ータ処理装置の能力を最大限に発揮することができ、デ
ータ転送に要する遅延時間を保証することができる。
【0038】MPEG(Moving Picture Experts Group)
規格などのデータサイズが必ずしも一定でない可変長の
デジタルデータを処理する場合でも、上記4つの実施例
と同様な効果を得ることができる。
【0039】《第5の実施例》本実施例のデータ転送シ
ステムでは、デジタルデータは同時に入出力可能なスト
ライプセットを単位としてストライピング配置方式によ
りハードディスク等の複数のデータ記録装置に分散して
配置される。これら複数のデータ記録装置には、データ
転送システムを構成した後でデータ記録装置を増設、ま
たは削減することにより、使用するデータ記録装置の数
を変更したものが含まれる。また、デジタルデータは、
一定のデータ長を有するクラスタを単位として管理され
る。クラスタのデータ長は、使用するデータ記録装置の
数を変更することにより構成できる整数個のストライプ
セットにおいて、データ長が互いに異なる全てのストラ
イプセット長の公倍数により定義される。例えばサーバ
装置がデータ記録装置の個数を4台、または5台に変更
して使用できる構成であるとき、Mを1台のデータ記録
装置での単位時間当たりに入出力できるデータ長(K
B)とすると、クラスタのデータ長は、2個のストライ
プセットでの全てのストライプセット長の公倍数、すな
わち4×5×M(KB)となる。このように、本実施例
のデータ転送システムでは、サーバ装置に蓄積するデジ
タルデータをクラスタを用いて管理することにより、サ
ーバ装置を動作するアプリケーションソフトを変更する
ことなく、サーバ装置内のデータ記録装置の数を変更す
ることができる。このため、サーバ装置の能力を容易に
変更することができ、よってデータ転送システムの能力
もまた容易に変更できる。
【0040】本実施例の具体的な構成について図9の
(a)、及び図9の(b)を参照して説明する。尚、下
記の説明では、説明の簡略化のために、4台のハードデ
ィスク、またはさらに4台増設して8台のハードディス
クによりデータ記録装置を構成したデータ転送システム
について説明する。また、クラスタのデータ長を示すブ
ロック数は、並列的に動作させるハードディスクの台数
の4と8の最小公倍数である8とする。図9の(a)及
び図9の(b)は、本発明の第5の実施例であるデータ
転送システムでのデジタルデータのストライピング配置
を示す説明図である。図9の(a)、及び図9の(b)
に示すように、サーバ装置のデータ記録装置は、4台の
ハードディスク53a〜53d、及び8台のハードディ
スク53a〜53hのいずれかにより構成される。4台
のハードディスク53a〜53dを使用する場合、デジ
タルデータは、図9の(a)に示すように、所定のデー
タ長、例えば64KB(キロバイト)を有するブロック
に分割され、先頭から順にブロック番号(図の数字1、
2、3、−−にて図示)を与えられる。そして、分割さ
れたデジタルデータの複数のブロックが、図9の(a)
に示すように、ブロック番号の順番で4台のハードディ
スク53a〜53dに振り分けられ蓄積されている。
尚、複数のブロックは、ハードディスク53dに配置さ
れた後再びハードディスク53aに配置され、デジタル
データがハードディスク53aから53dに向かう順番
で繰り返し配置される。同様に、8台のハードディスク
53a〜53hを使用する場合、デジタルデータは、図
9の(b)に示すように、上記ブロックに分割され、先
頭から順にブロック番号(図の数字1、2、3、−−に
て図示)を与えられる。そして、分割されたデジタルデ
ータの複数のブロックが、図9の(b)に示すように、
ブロック番号の順番で8台のハードディスク53a〜5
3hに振り分けられ蓄積されている。尚、複数のブロッ
クは、ハードディスク53hに配置された後再びハード
ディスク53aに配置され、デジタルデータがハードデ
ィスク53aから53hに向かう順番で繰り返し配置さ
れる。
【0041】図9の(a)、及び図9の(b)にそれぞ
れ示すように、1つのクラスタは、4台のハードディス
ク53a〜53dを使用するときでは2つのストライプ
セットの結合により構成され、8台、全てのハードディ
スク53a〜53hを使用するときでは1つのストライ
プセットにより構成される。一般にアプリケーションか
らハードディスク上にデジタルデータを配置し、記録す
る際には、ストライピング配置が行われているハードデ
ィスクに対しては任意の配置で記録することはできず、
ストライプセットを1単位として記録する必要がある。
これは、ストライプセットより短い単位でデジタルデー
タが配置されていると、そのデジタルデータをアクセス
する際にはハードディスクが並列動作することが保障さ
れないためである。これに対して、本実施例のデータ転
送システムでは、アプリケーションは(使用している)
実際のハードディスクが4台であるか8台であるかを知
ることなく、クラスタ単位でデジタルデータを配置して
いる。このことにより、本実施例のデータ転送システム
では、常にストライプセットの単位でデジタルデータの
配置し、記録することができ、従って再生時のハードデ
ィスクの並列動作を保障することができる。言い換えれ
ば、アプリケーションソフトを変更することなく、サー
バ装置内のデータ記録装置の数を変更することができ
る。このため、サーバ装置の能力を容易に変更すること
ができ、よってデータ転送システムの能力もまた容易に
変更できる。
【0042】尚、上記4台、及び8台のハードディスク
を使用する構成に加えて、8台のうち6台のハードディ
スクを使用してデジタルデータをストライピング配置す
る場合、クラスタのデータ長は4、8、及び6の公倍数
である24の倍数個のブロック数となる。
【0043】
【発明の効果】本発明のデータ転送システムでは、クラ
イアント端末、またはクライアント端末に接続されたサ
ーバ装置内の変換装置が、そのクライアント端末に割り
当てた転送帯域を示す転送帯域情報とデータ処理装置単
位で割り当てた転送帯域を示す個別転送帯域情報とを保
持する。さらに、クライアント端末、または変換装置
が、これらの転送帯域情報と個別転送帯域情報とに基づ
いて、複数の各データ処理装置に対して個別に帯域制限
を行ってデータ転送の要求を行う。このことにより、特
定のデータ処理装置に負荷が集中するのを防止できる。
また、本発明の別のデータ転送システムでは、空間的、
及び時間的の少なくとも一方に同一性を有するデジタル
データの集まりをデータ転送単位とし構成する。さら
に、各クライアント端末からのデジタルデータを要求す
る単位とサーバ装置内のデータ処理装置でのデータ処理
の単位に、上記データ転送単位を用いた。このことによ
り、上記データ処理装置はその能力を最大限に発揮する
ことができ、データ転送に要する遅延時間を保証するこ
とができる。また、本発明の別のデータ転送システムで
は、複数のデータ記録装置が、デジタルデータを同時に
入出力可能なストライプセットを単位としてストライピ
ング配置方式により分散して配置する。さらに、デジタ
ルデータを管理するクラスタは、使用するデータ記録装
置の数を変更することにより構成できる整数個のストラ
イプセットにおいて、データ長が互いに異なる全てのス
トライプセット長の公倍数により定義されている。この
ことにより、サーバ装置を動作するアプリケーションソ
フトを変更することなく、サーバ装置内のデータ記録装
置の数を変更することができる。このため、サーバ装置
の能力を容易に変更することができ、よってデータ転送
システムの能力もまた容易に変更できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例であるデータ転送システ
ムの構成を示すブロック図。
【図2】図1に示すデータ転送システムでのデジタルデ
ータのストライピング配置を示す説明図。
【図3】図1に示すデータ転送システムでのサーバ装置
の動作を示すフローチャート。
【図4】図1に示すデータ転送システムでのクライアン
ト端末の動作を示すフローチャート。
【図5】本発明の第2の実施例であるデータ転送システ
ムの構成を示すブロック図。
【図6】本発明の第3の実施例であるデータ転送システ
ムの構成を示すブロック図。
【図7】図6に示すデータ転送システムでのクライアン
ト端末の動作を示すフローチャート。
【図8】本発明の第4の実施例であるデータ転送システ
ムの構成を示すブロック図。
【図9】本発明の第5の実施例であるデータ転送システ
ムでのデジタルデータのストライピング配置を示す説明
図。
【符号の説明】
1、21、31、41 サーバ装置 2 クライアント端末 3a、3b、3c、3d ハードディスク 4a、4b、4c、4d ディスクインタフェース 5、5’ CPU 7、7’ インタフェース装置 9 インタフェース部 12、13、14、15 RAID 16、17、18、19 SCSIバス 20 データ転送単位 34a〜34d、34a’〜34d’データ処理装置 53a〜53h ハードディスク

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のクライアント端末、及び複数のデ
    ータ処理装置を有し、前記複数のクライアント端末に接
    続されたサーバ装置を備え、 前記サーバ装置は、一のクライアント端末に接続を許可
    したとき、そのクライアント端末に割り当てた転送帯域
    を示す「転送帯域情報」、及びデータ処理装置単位で割
    り当てた転送帯域を示す「個別転送帯域情報」をそのク
    ライアント端末と共有し、 前記一のクライアント端末は、転送帯域情報と個別転送
    帯域情報とに基づいて、転送帯域及び個別転送帯域を超
    えないように複数の各データ処理装置に対してデータ転
    送の要求を行うことを特徴とするデータ転送システム。
  2. 【請求項2】 複数のクライアント端末、及び複数のデ
    ータ処理装置と前記複数の各クライアント端末に接続さ
    れた変換装置を有するサーバ装置を備え、 前記サーバ装置が一のクライアント端末に接続を許可し
    たとき、そのクライアント端末に接続された変換装置が
    そのクライアント端末に割り当てた転送帯域を示す「転
    送帯域情報」、及びデータ処理装置単位で割り当てた転
    送帯域を示す「個別転送帯域情報」を保持し、 前記一のクライアント端末からサーバ装置にデータ転送
    の要求が行われたとき、そのクライアント端末に接続さ
    れた変換装置が、転送帯域情報と個別転送帯域情報とに
    基づいて、転送帯域及び個別転送帯域を超えないように
    クライアント端末からのデータ転送の要求を複数の各デ
    ータ処理装置に対して行うことを特徴とするデータ転送
    システム。
  3. 【請求項3】 前記複数の各データ処理装置がハードデ
    ィスクを備え、デジタルデータが全てのハードディスク
    に対してストライピング配置方式により記憶され、スト
    ライピング配置方式における各ハードディスク、及び全
    てのハードディスクでのデータ構造により個別転送帯域
    情報を獲得することを特徴とした請求項1または2に記
    載のデータ転送システム。
  4. 【請求項4】 前記複数のデータ処理装置がバスによっ
    て接続された複数のハードディスクにより形成された少
    なくとも1組のRAIDにより構成され、RAIDにお
    ける各ハードディスク、及び全てのハードディスクでの
    データ構造により個別転送帯域情報を獲得することを特
    徴とした請求項1または2に記載のデータ転送システ
    ム。
  5. 【請求項5】 複数のクライアント端末、及び複数のデ
    ータ処理装置を有し、前記複数のクライアント端末に接
    続されたサーバ装置を備えたデータ転送システムのデー
    タ転送方法であって、 前記サーバ装置が、現時点での割り当て可能な転送帯域
    である処理余力に基づいて、一のクライアント端末に接
    続を許可するステップ、 前記一のクライアント端末に割り当てた転送帯域を示す
    「転送帯域情報」、及びデータ処理装置単位で割り当て
    た転送帯域を示す「個別転送帯域情報」をそのクライア
    ント端末にサーバ装置から通知するステップ、及び前記
    一のクライアント端末が、サーバ装置からの転送帯域情
    報と個別転送帯域情報とに基づいて、転送帯域及び個別
    転送帯域を超えないように複数の各データ処理装置に対
    してデータ転送の要求を行うステップを具備することを
    特徴とするデータ転送システムのデータ転送方法。
  6. 【請求項6】 複数のクライアント端末、及び複数のデ
    ータ処理装置と前記複数の各クライアント端末に接続さ
    れた変換装置を有するサーバ装置を備えたデータ転送シ
    ステムのデータ転送方法であって、 前記サーバ装置が、現時点での割り当て可能な転送帯域
    である処理余力に基づいて、一のクライアント端末に接
    続を許可するステップ、 前記一のクライアント端末に接続された変換装置が、そ
    のクライアント端末に割り当てた転送帯域を示す「転送
    帯域情報」、及びデータ処理装置単位で割り当てた転送
    帯域を示す「個別転送帯域情報」を保持するステップ、
    及び前記一のクライアント端末に接続された変換装置
    が、転送帯域情報と個別転送帯域情報とに基づいて、転
    送帯域及び個別転送帯域を超えないようにクライアント
    端末からのデータ転送の要求を複数の各データ処理装置
    に対して行うステップを具備することを特徴とするデー
    タ転送システムのデータ転送方法。
  7. 【請求項7】 複数のクライアント端末、及び複数のデ
    ータ処理装置を有し、前記複数のクライアント端末に接
    続されたサーバ装置を備え、 前記複数の各クライアント端末からサーバ装置に要求さ
    れるデジタルデータの単位が、データ処理装置でのデー
    タ処理の単位と同じデータ構造であることを特徴とする
    データ転送システム。
  8. 【請求項8】 複数のクライアント端末、及び複数のデ
    ータ処理装置と前記複数の各クライアント端末に接続さ
    れた変換装置を有するサーバ装置を備え、 前記変換装置が、接続されたクライアント端末からサー
    バ装置に要求されるデジタルデータの単位を、データ処
    理装置でのデータ処理の単位と同じデータ構造に変換す
    ることを特徴とするデータ転送システム。
  9. 【請求項9】 前記データ処理装置でのデータ処理の単
    位が、時間的、及び空間的の少なくとも一方に同一性を
    有するデジタルデータの集まりの単位であることを特徴
    とする請求項7または8に記載のデータ転送システム。
  10. 【請求項10】 前記データ処理装置でのデータ処理の
    単位が、1台のハードディスク上の連続したデジタルデ
    ータの集まりであることを特徴とする請求項7乃至9の
    いずれかに記載のデータ転送システム。
  11. 【請求項11】 前記データ処理装置でのデータ処理の
    単位が、1つのバスに接続された少なくとも1台のハー
    ドディスク上の連続したデジタルデータの集まりである
    ことを特徴とした請求項7乃至9のいずれかに記載のデ
    ータ転送システム。
  12. 【請求項12】 前記データ処理装置でのデータ処理の
    単位が、RAIDを構成する複数のハードディスク上の
    連続したデジタルデータの集まりであることを特徴とし
    た請求項7乃至9のいずれかに記載のデータ転送システ
    ム。
  13. 【請求項13】 複数のクライアント端末、及び複数の
    データ処理装置を有し、前記複数のクライアント端末に
    接続されたサーバ装置を備えたデータ転送システムのデ
    ータ転送方法であって、 一のクライアント端末が、サーバ装置に要求するデジタ
    ルデータの単位を、データ処理装置でのデータ処理の単
    位と同じデータ構造を有するデジタルデータの集まりの
    単位に一致させるステップ、及び前記一のクライアント
    端末が、データ処理装置でのデータ処理の単位と同じデ
    ータ構造を有するデジタルデータの集まりの単位によ
    り、サーバ装置にデジタルデータを要求するステップを
    具備することを特徴とするデータ転送システムのデータ
    転送方法。
  14. 【請求項14】 複数のクライアント端末、及び複数の
    データ処理装置と前記複数の各クライアント端末に接続
    された変換装置を有するサーバ装置を備えたデータ転送
    システムのデータ転送方法であって、 一のクライアント端末が、サーバ装置にデジタルデータ
    を要求するステップ、及び前記変換装置が、接続された
    クライアント端末からサーバ装置に要求されるデジタル
    データの単位を、データ処理装置でのデータ処理の単位
    と同じデータ構造を有するデジタルデータの集まりの単
    位に変換するステップを具備することを特徴とするデー
    タ転送システムのデータ転送方法。
  15. 【請求項15】 複数のクライアント端末、及び前記複
    数のクライアント端末に接続され、使用するデータ記録
    装置の数を変更できるサーバ装置を備え、 前記複数のデータ記録装置は、デジタルデータをストラ
    イピング配置方式により分散して配置し、前記デジタル
    データは、一定のデータ長を有するクラスタにより管理
    され、前記クラスタの一定のデータ長は、使用するデー
    タ記録装置の数を変更することにより構成できる整数個
    のストライプセットにおいて、データ長が互いに異なる
    全てのストライプセット長の公倍数で定義されることを
    特徴とするデータ転送システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002165115A (ja) * 2000-08-30 2002-06-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd ノンリニア放送システム
JP2002373058A (ja) * 2001-06-13 2002-12-26 Sony Corp 情報蓄積装置、通信装置、通信方法および通信システム

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