JPH10284347A - 真空可変コンデンサ - Google Patents
真空可変コンデンサInfo
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- JPH10284347A JPH10284347A JP9087090A JP8709097A JPH10284347A JP H10284347 A JPH10284347 A JP H10284347A JP 9087090 A JP9087090 A JP 9087090A JP 8709097 A JP8709097 A JP 8709097A JP H10284347 A JPH10284347 A JP H10284347A
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- Diaphragms And Bellows (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 調整ナットの回転トルクを大きくすることな
く、通電能力を増大する。 【解決手段】 第1のベローズ16の外周側に同心状に
第2のベローズ17を設け、その一端を可動側集電導体
4に気密に取り付けるとともに、他端を可動側取付導体
6に取り付け、コンデンサ電流は第2のベローズ17に
流す。
く、通電能力を増大する。 【解決手段】 第1のベローズ16の外周側に同心状に
第2のベローズ17を設け、その一端を可動側集電導体
4に気密に取り付けるとともに、他端を可動側取付導体
6に取り付け、コンデンサ電流は第2のベローズ17に
流す。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、大電力送信機の
発振回路、半導体製造装置用の高周波電源回路、あるい
は誘導加熱装置のタンク回路等に用いられる真空可変コ
ンデンサに関するものである。
発振回路、半導体製造装置用の高周波電源回路、あるい
は誘導加熱装置のタンク回路等に用いられる真空可変コ
ンデンサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】真空可変コンデンサの耐電圧及び静電容
量特性を安定させ、かつ全長の小形化を図ったものとし
て、本出願人が特願平6−233912号で提案したも
のがある。これを図3及び図4によって説明する。図に
おいて、1は内部が真空にされた円筒状の真空容器であ
り、円筒部2の両端に固定側取付導体3と可動側集電導
体4を気密に取り付けて形成している。又、円筒部2
は、セラミック等からなる絶縁円筒2aの両端に銅製の
円筒2b,2cを接合して形成される。固定側取付導体
3の内面側には径が異なる複数の円筒状電極板F1,
F2,…を同心円状に一定間隔をもって取り付けて固定
電極5を形成しており、また固定電極5の各電極板間に
非接触で挿出入される径が異なる複数の円筒状電極板M
1,M2,…を可動側取付導体6に同心状に取り付けて可
動電極7を形成している。
量特性を安定させ、かつ全長の小形化を図ったものとし
て、本出願人が特願平6−233912号で提案したも
のがある。これを図3及び図4によって説明する。図に
おいて、1は内部が真空にされた円筒状の真空容器であ
り、円筒部2の両端に固定側取付導体3と可動側集電導
体4を気密に取り付けて形成している。又、円筒部2
は、セラミック等からなる絶縁円筒2aの両端に銅製の
円筒2b,2cを接合して形成される。固定側取付導体
3の内面側には径が異なる複数の円筒状電極板F1,
F2,…を同心円状に一定間隔をもって取り付けて固定
電極5を形成しており、また固定電極5の各電極板間に
非接触で挿出入される径が異なる複数の円筒状電極板M
1,M2,…を可動側取付導体6に同心状に取り付けて可
動電極7を形成している。
【0003】8は固定側取付導体3の内側中心即ち固定
電極5の軸心部に立設されたガイドピン、9は可動側取
付導体6の中心即ち可動電極7の軸心部に貫通して設け
られたガイド部であり、ガイド部9はガイドピン8と摺
動自在に嵌合する嵌合孔9aを有する。又、可動側集電
導体4の中心には挿通孔4aが設けられ、可動側集電導
体4の内面側には挿通孔4aの周縁部において円筒状の
ねじ受部10の一端が取り付けられ、ねじ受部10の他
端には鍔部10aが設けられている。11はねじ受部1
1aを有する可動リードボルトであり、その一端はガイ
ド部9と一体的に形成された可動リード12の嵌合孔1
2aと嵌合固定され、ねじ部11aはねじ受部10の鍔
部10aに挿通される。嵌合孔9a,12aは連続して
同径に形成されている。13はねじ孔13aを有する調
整ナットであり、可動リードボルト11のねじ部11a
はねじ受部10内においてねじ孔13aと螺合する。
又、調整ナット13の一端は軸受14を介して鍔部10
aの外面側に回転自在に支持される。
電極5の軸心部に立設されたガイドピン、9は可動側取
付導体6の中心即ち可動電極7の軸心部に貫通して設け
られたガイド部であり、ガイド部9はガイドピン8と摺
動自在に嵌合する嵌合孔9aを有する。又、可動側集電
導体4の中心には挿通孔4aが設けられ、可動側集電導
体4の内面側には挿通孔4aの周縁部において円筒状の
ねじ受部10の一端が取り付けられ、ねじ受部10の他
端には鍔部10aが設けられている。11はねじ受部1
1aを有する可動リードボルトであり、その一端はガイ
ド部9と一体的に形成された可動リード12の嵌合孔1
2aと嵌合固定され、ねじ部11aはねじ受部10の鍔
部10aに挿通される。嵌合孔9a,12aは連続して
同径に形成されている。13はねじ孔13aを有する調
整ナットであり、可動リードボルト11のねじ部11a
はねじ受部10内においてねじ孔13aと螺合する。
又、調整ナット13の一端は軸受14を介して鍔部10
aの外面側に回転自在に支持される。
【0004】又、可動リードボルト11の先端にはねじ
穴11bが設けられ、ねじ孔11bには調整ねじ15が
螺合される。調整ナット13にはねじ孔13aより径が
大きな径大孔13bが設けられている。16は可動リー
ド12、可動リードボルト11及びねじ受部10の外周
側に位置し、一端が可動側集電導体4に気密に取り付け
られるとともに、他端が可動リード12に気密に取り付
けられた円筒状の第1のベローズであり、伸縮自在であ
るとともに、その外周側を真空に保つ。
穴11bが設けられ、ねじ孔11bには調整ねじ15が
螺合される。調整ナット13にはねじ孔13aより径が
大きな径大孔13bが設けられている。16は可動リー
ド12、可動リードボルト11及びねじ受部10の外周
側に位置し、一端が可動側集電導体4に気密に取り付け
られるとともに、他端が可動リード12に気密に取り付
けられた円筒状の第1のベローズであり、伸縮自在であ
るとともに、その外周側を真空に保つ。
【0005】なお、真空容器1を全体としてセラミック
等の絶縁筒で形成してもよい。又、ガイドピン8とガイ
ド部9のいずれか一方は絶縁材料で構成する必要があ
り、摺動性を保つために例えばガイドピン8をアルミナ
などのセラミックで形成し、ガイド部9をリン青銅で形
成するとよく、またガイドピン8を金属製としその表面
に滑性の優れたナイロン樹脂をコーティングしてもよ
い。可動リード12は導体で形成する。従って、ガイド
部9を絶縁材料にした場合には、ガイド部9と可動リー
ド12は当然別体となる。
等の絶縁筒で形成してもよい。又、ガイドピン8とガイ
ド部9のいずれか一方は絶縁材料で構成する必要があ
り、摺動性を保つために例えばガイドピン8をアルミナ
などのセラミックで形成し、ガイド部9をリン青銅で形
成するとよく、またガイドピン8を金属製としその表面
に滑性の優れたナイロン樹脂をコーティングしてもよ
い。可動リード12は導体で形成する。従って、ガイド
部9を絶縁材料にした場合には、ガイド部9と可動リー
ド12は当然別体となる。
【0006】上記構成の真空可変コンデンサにおいて、
最大静電容量値を調節する場合、調整ねじ15を可動リ
ードボルト11のねじ穴11bに螺入する前に調整ナッ
ト13を若干回転させ(右ねじの場合には右回転)、ガ
イドピン8の先端8aと可動リードボルト11の上端面
11dが突き当たる最大静電容量位置より若干可動リー
ド12を下方に移動させ、定義された最大静電容量値に
調整する。この若干の調整量は真空可変コンデンサの静
電容量のバラツキの程度で決まる。次に、この状態で調
整ねじ15をその頭部の当接面が調整ナット13のねじ
孔13aと径大孔13bとの間に形成された段部13c
に当接するまでねじ穴11bに螺入し、この当接位置で
調整ねじ15を可動リードボルト11に接着剤等で固定
し、可動リードボルト11の上昇位置を規制する。な
お、調整ねじ15と調整ナット13はフリーである。
最大静電容量値を調節する場合、調整ねじ15を可動リ
ードボルト11のねじ穴11bに螺入する前に調整ナッ
ト13を若干回転させ(右ねじの場合には右回転)、ガ
イドピン8の先端8aと可動リードボルト11の上端面
11dが突き当たる最大静電容量位置より若干可動リー
ド12を下方に移動させ、定義された最大静電容量値に
調整する。この若干の調整量は真空可変コンデンサの静
電容量のバラツキの程度で決まる。次に、この状態で調
整ねじ15をその頭部の当接面が調整ナット13のねじ
孔13aと径大孔13bとの間に形成された段部13c
に当接するまでねじ穴11bに螺入し、この当接位置で
調整ねじ15を可動リードボルト11に接着剤等で固定
し、可動リードボルト11の上昇位置を規制する。な
お、調整ねじ15と調整ナット13はフリーである。
【0007】このように、可動リードボルト11の上昇
位置を規正することにより、製作された真空可変コンデ
ンサの最大静電容量値にバラツキがあっても各真空可変
コンデンサごとに最大静電容量値を調整でき、定義され
た最大静電容量値に合致した品質の真空可変コンデンサ
が得られる。又、調整ナット13を最大静電容量位置よ
りも右ねじの場合左に回そうとしても調整ねじ15が段
部13cに当接し、調整ナット13を左に回すことがで
きないので、調整ねじ15は調整ナット13が可動リー
ドボルト11から抜け出るのを防止するストッパの役目
をするとともに、静電容量値が定義された最大静電容量
値以上になるのを防止する。
位置を規正することにより、製作された真空可変コンデ
ンサの最大静電容量値にバラツキがあっても各真空可変
コンデンサごとに最大静電容量値を調整でき、定義され
た最大静電容量値に合致した品質の真空可変コンデンサ
が得られる。又、調整ナット13を最大静電容量位置よ
りも右ねじの場合左に回そうとしても調整ねじ15が段
部13cに当接し、調整ナット13を左に回すことがで
きないので、調整ねじ15は調整ナット13が可動リー
ドボルト11から抜け出るのを防止するストッパの役目
をするとともに、静電容量値が定義された最大静電容量
値以上になるのを防止する。
【0008】又、真空可変コンデンサの静電容量の調整
においては、調整ナット13を例えば右回転させると可
動リードボルト11は下降し、電極板F1,F2,…と電
極板M1,M2,…の交差長さが減少して静電容量が減少
し、逆に調整ナット13を左回転させると静電容量が増
大する。
においては、調整ナット13を例えば右回転させると可
動リードボルト11は下降し、電極板F1,F2,…と電
極板M1,M2,…の交差長さが減少して静電容量が減少
し、逆に調整ナット13を左回転させると静電容量が増
大する。
【0009】又、真空可変コンデンサでは真空との差圧
により常に可動リードボルト11を上方へ押し上げる力
が働くので、調整ナット13にも同様の力が働き、ねじ
受部10の外面に面圧が生じ、調整ナット13の回転に
は大きな回転トルクを必要とするが、調整ナット13と
ねじ受部10の外面との間に軸受14を設けたので、回
転が容易になり、小さな回転トルクでよい。又、ねじ受
部10を可動側集電導体4よりも内部方向に突出させて
設けたので、可動リードボルト11の移動はねじ受部1
0の鍔部10aの内面に可動リードボルト11の当接面
11cが当接するまでとなり、小形にすることができ
る。又、ガイドピン8とガイド部9を設けたことにより
可動電極7は固定電極5に対して平行に移動し、耐電圧
と静電容量を安定化させることができる。なお、真空可
変コンデンサの電流は固定側取付導体3から固定電極5
及び可動電極7を介してその可動側取付導体6、可動リ
ード12を通り、ベローズ16を介して可動側集電導体
4に流れる。
により常に可動リードボルト11を上方へ押し上げる力
が働くので、調整ナット13にも同様の力が働き、ねじ
受部10の外面に面圧が生じ、調整ナット13の回転に
は大きな回転トルクを必要とするが、調整ナット13と
ねじ受部10の外面との間に軸受14を設けたので、回
転が容易になり、小さな回転トルクでよい。又、ねじ受
部10を可動側集電導体4よりも内部方向に突出させて
設けたので、可動リードボルト11の移動はねじ受部1
0の鍔部10aの内面に可動リードボルト11の当接面
11cが当接するまでとなり、小形にすることができ
る。又、ガイドピン8とガイド部9を設けたことにより
可動電極7は固定電極5に対して平行に移動し、耐電圧
と静電容量を安定化させることができる。なお、真空可
変コンデンサの電流は固定側取付導体3から固定電極5
及び可動電極7を介してその可動側取付導体6、可動リ
ード12を通り、ベローズ16を介して可動側集電導体
4に流れる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、真空
可変コンデンサにおいては、構造上電流が第1のベロー
ズ16に流れるが、第1のベローズ16は薄肉な金属
(例えば銅系又はステンレス系金属に銅をコーティング
したもの)により形成されているために通電能力があま
り大きくなく、従って真空可変コンデンサの通電能力は
第1のベローズ16によって決定されることになる。
可変コンデンサにおいては、構造上電流が第1のベロー
ズ16に流れるが、第1のベローズ16は薄肉な金属
(例えば銅系又はステンレス系金属に銅をコーティング
したもの)により形成されているために通電能力があま
り大きくなく、従って真空可変コンデンサの通電能力は
第1のベローズ16によって決定されることになる。
【0011】一方、近年、半導体製造装置用の高周波電
源の大容量化が進められており、これに伴って真空可変
コンデンサの大電流化も要求されている。このため、ベ
ローズ16の通電能力を高める必要があり、ベローズ1
6の大径化を図り、通電面積を増大する必要があった。
しかしながら、ベローズ16を大径化すると、真空側と
大気側の差圧から生じるベローズ16の自閉力が増大
し、静電容量を調整する調整ナット13の回転トルクも
増大し、調整ナット13をモータにより回転させる場合
にはモータも大形化した。
源の大容量化が進められており、これに伴って真空可変
コンデンサの大電流化も要求されている。このため、ベ
ローズ16の通電能力を高める必要があり、ベローズ1
6の大径化を図り、通電面積を増大する必要があった。
しかしながら、ベローズ16を大径化すると、真空側と
大気側の差圧から生じるベローズ16の自閉力が増大
し、静電容量を調整する調整ナット13の回転トルクも
増大し、調整ナット13をモータにより回転させる場合
にはモータも大形化した。
【0012】この発明は上記のような課題を解決するた
めに成されたものであり、静電容量を調整する調整ナッ
トの回転トルクを高めることなく、通電能力を増大させ
ることができる真空可変コンデンサを得ることを目的と
する。
めに成されたものであり、静電容量を調整する調整ナッ
トの回転トルクを高めることなく、通電能力を増大させ
ることができる真空可変コンデンサを得ることを目的と
する。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る真空可変コンデンサは、第1のベローズの外周側に同
心状に設けられ、一端が可動側集電導体に取り付けられ
るとともに他端が可動側取付導体又は可動リードに取り
付けられ、第1のベローズより大径の電流通電用の筒状
の第2のベローズを設けたものである。
る真空可変コンデンサは、第1のベローズの外周側に同
心状に設けられ、一端が可動側集電導体に取り付けられ
るとともに他端が可動側取付導体又は可動リードに取り
付けられ、第1のベローズより大径の電流通電用の筒状
の第2のベローズを設けたものである。
【0014】請求項2に係る真空可変コンデンサは、第
2のベローズを銅、銀、ステンレスに銅をコーティング
したもの、ステンレスに銀をコーティングしたもののい
ずれかにより形成したものである。
2のベローズを銅、銀、ステンレスに銅をコーティング
したもの、ステンレスに銀をコーティングしたもののい
ずれかにより形成したものである。
【0015】請求項3に係る真空可変コンデンサは、第
1のベローズの外周側に同心状に設けられ、一端が可動
側集電導体に取り付けられるとともに他端が可動側取付
導体又は可動リードに取り付けられた電流通電用の螺旋
状の導線を設けたものである。
1のベローズの外周側に同心状に設けられ、一端が可動
側集電導体に取り付けられるとともに他端が可動側取付
導体又は可動リードに取り付けられた電流通電用の螺旋
状の導線を設けたものである。
【0016】請求項4に係る真空可変コンデンサは、導
線を銅又は銀により形成したものである。
線を銅又は銀により形成したものである。
【0017】請求項5に係る真空可変コンデンサは、導
線を帯状にしたものである。
線を帯状にしたものである。
【0018】
実施形態1 以下、この発明の実施形態1を図面とともに説明する。
図1は実施形態1による真空可変コンデンサの縦断面図
を示し、17は第1のベローズ16の外周側に同心状に
設けられた円筒状の第2のベローズであり、その一端は
可動側集電導体4に気密に取り付けられ、他端は可動側
取付導体6に気密に取り付けられている。他の構成は従
来と同様である。
図1は実施形態1による真空可変コンデンサの縦断面図
を示し、17は第1のベローズ16の外周側に同心状に
設けられた円筒状の第2のベローズであり、その一端は
可動側集電導体4に気密に取り付けられ、他端は可動側
取付導体6に気密に取り付けられている。他の構成は従
来と同様である。
【0019】上記構成において、第2のベローズ17は
第1のベローズ16より大径であるため通電面積が大き
く、また高周波電流の表皮効果などにより電流はほとん
ど第2のベローズ17を流れることになる。このように
第2のベローズ17は通電面積が大きいため、通電能力
が向上し、通電能力が高い真空可変コンデンサが得られ
る。又、第1のベローズ16はほとんど真空側と大気側
を区分するだけの機能を有するだけで良いので、小径で
よく、真空側と大気側の差圧による自閉力も小さいので
調整ナット13の回転トルクも小さくてよい。なお、第
2のベローズ17には自閉力は生じない。又、真空容器
1内の真空は第1及び第2のベローズ16,17により
二重に保たれるので、真空への信頼を高めることができ
る。
第1のベローズ16より大径であるため通電面積が大き
く、また高周波電流の表皮効果などにより電流はほとん
ど第2のベローズ17を流れることになる。このように
第2のベローズ17は通電面積が大きいため、通電能力
が向上し、通電能力が高い真空可変コンデンサが得られ
る。又、第1のベローズ16はほとんど真空側と大気側
を区分するだけの機能を有するだけで良いので、小径で
よく、真空側と大気側の差圧による自閉力も小さいので
調整ナット13の回転トルクも小さくてよい。なお、第
2のベローズ17には自閉力は生じない。又、真空容器
1内の真空は第1及び第2のベローズ16,17により
二重に保たれるので、真空への信頼を高めることができ
る。
【0020】なお、第2のベローズ17は、銅、銀、ス
テンレスに銅をコーティングしたもの、ステンレスに銀
をコーティングしたもののうちのいずれかにより形成す
れば、これらは導電率が高いため、通電能力をより向上
できるからである。
テンレスに銅をコーティングしたもの、ステンレスに銀
をコーティングしたもののうちのいずれかにより形成す
れば、これらは導電率が高いため、通電能力をより向上
できるからである。
【0021】実施形態2 図2は実施形態2による真空可変コンデンサの縦断面図
を示し、18は第1のベローズ16の外周側に同心状に
設けられた螺旋状の導線であり、その一端は可動側集電
導体4に取り付けられるとともに、他端は可動側取付導
体6に取り付けられる。他の構成は従来と同様である。
を示し、18は第1のベローズ16の外周側に同心状に
設けられた螺旋状の導線であり、その一端は可動側集電
導体4に取り付けられるとともに、他端は可動側取付導
体6に取り付けられる。他の構成は従来と同様である。
【0022】上記構成において、コンデンサ電流は第1
のベローズ16及び導線18の双方に流れるので通電面
積が増大し、通電能力が向上する。又、第1のベローズ
16は通電面積を増大するために大径にする必要がな
く、小径のままでよいので、自閉力が小さく、調整ナッ
ト13の回転トルクも小さくてよい。又、導線18は螺
旋状であるので、伸縮性があり、可動電極7の移動に追
従することができる。
のベローズ16及び導線18の双方に流れるので通電面
積が増大し、通電能力が向上する。又、第1のベローズ
16は通電面積を増大するために大径にする必要がな
く、小径のままでよいので、自閉力が小さく、調整ナッ
ト13の回転トルクも小さくてよい。又、導線18は螺
旋状であるので、伸縮性があり、可動電極7の移動に追
従することができる。
【0023】なお、導線18を導電率の高い銅又は銀に
より形成すれば、より通電能力を高めることができる。
又、導線18を帯状とすれば、通電面積が増大し、やは
り通電能力を向上することができる。
より形成すれば、より通電能力を高めることができる。
又、導線18を帯状とすれば、通電面積が増大し、やは
り通電能力を向上することができる。
【0024】なお、上記各実施形態においては、ガイド
ピン8を固定側取付導体3に取り付けるとともに、ガイ
ド部9を可動側取付導体6に取り付けたが、これを逆に
してもよい。又、可動リード12をガイド部9と一体に
したが、別体としてもよい。又、第1のベローズ16の
上端を可動リード12に取り付けたが、可動側取付導体
6に取り付けてもよい。又、第2のベローズ17の上端
及び導線18の上端を可動側取付導体6に取り付けた
が、可動リード12に取り付けてもよい。さらに、可動
リード12と可動リードボルト11を一体にしてもよ
い。
ピン8を固定側取付導体3に取り付けるとともに、ガイ
ド部9を可動側取付導体6に取り付けたが、これを逆に
してもよい。又、可動リード12をガイド部9と一体に
したが、別体としてもよい。又、第1のベローズ16の
上端を可動リード12に取り付けたが、可動側取付導体
6に取り付けてもよい。又、第2のベローズ17の上端
及び導線18の上端を可動側取付導体6に取り付けた
が、可動リード12に取り付けてもよい。さらに、可動
リード12と可動リードボルト11を一体にしてもよ
い。
【0025】
【発明の効果】以上のようにこの発明の請求項1によれ
ば、第1のベローズの外周側に同心状に第2のベローズ
を設けたので、通電面積が増大し、通電能力を高めるこ
とができる。又、差圧により自閉力を発生する第1のベ
ローズは小径でよいので、調整ナットの回転トルクを小
さくすることができる。さらに、ベローズを二重に設け
たので、真空の信頼性を高めることができる。
ば、第1のベローズの外周側に同心状に第2のベローズ
を設けたので、通電面積が増大し、通電能力を高めるこ
とができる。又、差圧により自閉力を発生する第1のベ
ローズは小径でよいので、調整ナットの回転トルクを小
さくすることができる。さらに、ベローズを二重に設け
たので、真空の信頼性を高めることができる。
【0026】請求項2によれば、第2のベローズを導電
率の高い材料により形成したので、通電能力をより高め
ることができる。
率の高い材料により形成したので、通電能力をより高め
ることができる。
【0027】請求項3によれば、第1のベローズの外周
側に同心状に螺旋状の導線を設けたので、通電面積が増
大し、通電能力を向上することができる。又、第1のベ
ローズは小径のままでよいので自閉力を小さくすること
ができ、調整ナットの回転トルクを小さくすることがで
きる。
側に同心状に螺旋状の導線を設けたので、通電面積が増
大し、通電能力を向上することができる。又、第1のベ
ローズは小径のままでよいので自閉力を小さくすること
ができ、調整ナットの回転トルクを小さくすることがで
きる。
【0028】請求項4によれば、導線を導電率のよい材
料により形成したので、通電能力をさらに高めることが
できる。
料により形成したので、通電能力をさらに高めることが
できる。
【0029】請求項5によれば、導線を帯状としたの
で、通電面積を大きくすることができ、通電能力を向上
することができる。
で、通電面積を大きくすることができ、通電能力を向上
することができる。
【図1】この発明の実施形態1による真空可変コンデン
サの縦断面図である。
サの縦断面図である。
【図2】実施形態2による真空可変コンデンサの縦断面
図である。
図である。
【図3】従来の真空可変コンデンサの縦断面図である。
【図4】図3の一部拡大図である。
1…真空容器 2…円筒部 3…固定側取付導体 4…可動側集電導体 5…固定電極 6…可動側取付導体 7…可動電極 8…ガイドピン 9…ガイド部 10…ねじ受部 11…可動リードボルト 12…可動リード 13…調整ナット 16…第1のベローズ 17…第2のベローズ 18…導線
Claims (5)
- 【請求項1】 絶縁部分を有する円筒部の一端に固定側
取付導体を設けるとともに、円筒部の他端に可動側集電
導体を設け、内部を真空にされた真空容器と、固定側取
付導体に同心円状で径の異なる複数の円筒状電極板を取
り付けて形成した固定電極と、この固定電極の各円筒状
電極板間に非接触で挿出入できるように径の異なる複数
の円筒状電極板を可動側取付導体に同心状に取り付けて
形成した可動電極と、固定側取付導体及び可動側取付導
体の中心部に設けられたガイドピン及びこのガイドピン
と電気的に絶縁して摺動自在に嵌合するガイド部と、可
動側集電導体の中心部に設けられた挿通孔に設けられた
ねじ受部と、可動側取付導体に可動リードを介して一体
的に取り付けられるとともに、ねじ受部に挿通された可
動リードボルトと、可動リードボルトと螺合されるとと
もにねじ受部に係止され、回転によって可動電極を固定
電極に対して移動させる調整ナットと、可動リードボル
トの外周側に位置し、一端が可動側集電導体に取り付け
られるとともに、他端が可動側取付導体又は可動リード
に取り付けられた筒状の第1のベローズと、第1のベロ
ーズの外周側に同心状に設けられ、一端が可動側集電導
体に取り付けられるとともに、他端が可動側取付導体又
は可動リードに取り付けられた筒状の第2のベローズを
備えたことを特徴とする真空可変コンデンサ。 - 【請求項2】 第2のベローズを銅、銀、ステンレスに
銅をコーティングしたもの、ステンレスに銀をコーティ
ングしたもののうちのいずれかにより形成したことを特
徴とする請求項1記載の真空可変コンデンサ。 - 【請求項3】 絶縁部分を有する円筒部の一端に固定側
取付導体を設けるとともに、円筒部の他端に可動側集電
導体を設け、内部を真空にされた真空容器と、固定側取
付導体に同心円状で径の異なる複数の円筒状電極板を取
り付けて形成した固定電極と、この固定電極の各円筒状
電極板間に非接触で挿出入できるように径の異なる複数
の円筒状電極板を可動側取付導体に同心状に取り付けて
形成した可動電極と、固定側取付導体及び可動側取付導
体の中心部に設けられたガイドピン及びこのガイドピン
と電気的に絶縁して摺動自在に嵌合するガイド部と、可
動側集電導体の中心部に設けられた挿通孔に設けられた
ねじ受部と、可動側取付導体に可動リードを介して一体
的に取り付けられるとともに、ねじ受部に挿通された可
動リードボルトと、可動リードボルトと螺合されるとと
もにねじ受部に係止され、回転によって可動電極を固定
電極に対して移動させる調整ナットと、可動リードボル
トの外周側に位置し、一端が可動側集電導体に取り付け
られるとともに、他端が可動側取付導体又は可動リード
に取り付けられた筒状の第1のベローズと、第1のベロ
ーズの外周側に同心状に設けられ、一端が可動側集電導
体に取り付けられるとともに、他端が可動側取付導体又
は可動リードに取り付けられた螺旋状の導線を備えたこ
とを特徴とする真空可変コンデンサ。 - 【請求項4】 導線を銅又は銀により形成したことを特
徴とする請求項3記載の真空可変コンデンサ。 - 【請求項5】 導線を帯状としたことを特徴とする請求
項3又は4記載の真空可変コンデンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9087090A JPH10284347A (ja) | 1997-04-07 | 1997-04-07 | 真空可変コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9087090A JPH10284347A (ja) | 1997-04-07 | 1997-04-07 | 真空可変コンデンサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10284347A true JPH10284347A (ja) | 1998-10-23 |
Family
ID=13905264
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9087090A Pending JPH10284347A (ja) | 1997-04-07 | 1997-04-07 | 真空可変コンデンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10284347A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7041930B2 (en) | 2003-12-08 | 2006-05-09 | Kabushiki Kaisha Meidensha | Bellows for use in vacuum capacitor |
| JP2006332388A (ja) * | 2005-05-27 | 2006-12-07 | Meidensha Corp | 真空可変コンデンサ |
| CN105264630A (zh) * | 2013-06-06 | 2016-01-20 | 株式会社明电舍 | 封闭形继电器 |
| CN110240388A (zh) * | 2019-06-06 | 2019-09-17 | 河南工程学院 | 基于电压分级检测的交换电极电渗透污泥脱水系统及方法 |
| US10910184B2 (en) | 2013-06-06 | 2021-02-02 | Meidensha Corporation | Sealed relay |
| CN114121484A (zh) * | 2020-08-26 | 2022-03-01 | 昆山国力电子科技股份有限公司 | 一体式水冷可变陶瓷真空电容器 |
| CN115342965A (zh) * | 2022-09-21 | 2022-11-15 | 内蒙古工业大学 | 一种电容式气体压力传感器结构 |
| WO2023176514A1 (ja) * | 2022-03-17 | 2023-09-21 | 株式会社明電舎 | 真空コンデンサ |
| WO2026023490A1 (ja) * | 2024-07-22 | 2026-01-29 | 株式会社明電舎 | 真空コンデンサ |
| JP7816442B1 (ja) * | 2024-09-04 | 2026-02-18 | 株式会社明電舎 | 真空コンデンサ |
-
1997
- 1997-04-07 JP JP9087090A patent/JPH10284347A/ja active Pending
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7041930B2 (en) | 2003-12-08 | 2006-05-09 | Kabushiki Kaisha Meidensha | Bellows for use in vacuum capacitor |
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| US10910184B2 (en) | 2013-06-06 | 2021-02-02 | Meidensha Corporation | Sealed relay |
| CN110240388B (zh) * | 2019-06-06 | 2023-09-12 | 河南工程学院 | 基于电压分级检测的交换电极电渗透污泥脱水系统及方法 |
| CN110240388A (zh) * | 2019-06-06 | 2019-09-17 | 河南工程学院 | 基于电压分级检测的交换电极电渗透污泥脱水系统及方法 |
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| JP2023136974A (ja) * | 2022-03-17 | 2023-09-29 | 株式会社明電舎 | 真空コンデンサ |
| CN115342965A (zh) * | 2022-09-21 | 2022-11-15 | 内蒙古工业大学 | 一种电容式气体压力传感器结构 |
| WO2026023490A1 (ja) * | 2024-07-22 | 2026-01-29 | 株式会社明電舎 | 真空コンデンサ |
| JP2026015838A (ja) * | 2024-07-22 | 2026-02-03 | 株式会社明電舎 | 真空コンデンサ |
| JP7816442B1 (ja) * | 2024-09-04 | 2026-02-18 | 株式会社明電舎 | 真空コンデンサ |
| WO2026053815A1 (ja) * | 2024-09-04 | 2026-03-12 | 株式会社明電舎 | 真空コンデンサ |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040827 |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041012 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050222 |