JPH10284358A - 表面反応処理後の試料形状のシミュレーション方法、装置および記録媒体 - Google Patents

表面反応処理後の試料形状のシミュレーション方法、装置および記録媒体

Info

Publication number
JPH10284358A
JPH10284358A JP9090834A JP9083497A JPH10284358A JP H10284358 A JPH10284358 A JP H10284358A JP 9090834 A JP9090834 A JP 9090834A JP 9083497 A JP9083497 A JP 9083497A JP H10284358 A JPH10284358 A JP H10284358A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
simulation
reaction gas
reaction
time
flow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9090834A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Hayakawa
康一 早川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP9090834A priority Critical patent/JPH10284358A/ja
Priority to US09/057,530 priority patent/US6049661A/en
Publication of JPH10284358A publication Critical patent/JPH10284358A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C16/00Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes
    • C23C16/44Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the method of coating
    • C23C16/52Controlling or regulating the coating process

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Chemical Vapour Deposition (AREA)
  • ing And Chemical Polishing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】短い計算時間で高精度な表面反応処理後の試料
の形状のシミュレーションを行う。 【解決手段】表面反応に用いる反応ガスのガス供給部に
おける分圧P0 、表面反応を行うチャンバー内での反応
ガスの輸送抵抗R、およびシミュレーション時に数値的
に求める前記反応ガスの流れの大きさJを用いて、式P
S =P0 −R×Jから前記試料表面における表面反応に
用いる反応ガスの分圧PS を算出し、このPS をシミュ
レーションに取り込み、表面反応処理後の試料形状を算
出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は表面反応処理後の試
料形状のシミュレーション方法に関し、特にCVD処
理、あるいはエッチング処理などの表面反応処理後の試
料の形状のシミュレーション方法に関する。また、本発
明はこのシミュレーション方法を好適に実施できるシミ
ュレーション装置、および当該シミュレーション方法の
プログラムが格納された記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造方法の製造工程におい
て、CVD(Chemical Vapor Deposition )工程やドラ
イエッチング工程は広く用いられている方法である。近
年、半導体装置には高速化、高集積化、微細化など、要
求される性能は益々高いものとなっており、上記のCV
Dなどの工程の制御は、それぞれの工程の信頼性を高
め、製造する半導体装置の歩留りなどを改善する上で大
変重要である。
【0003】CVDは、反応チャンバーにシリコンウェ
ハなどの試料を置き、原料ガスを導入し、温度をかける
ことにより原料ガスの化学反応が生じ、シリコン酸化膜
やシリコン窒化膜などの所望する薄膜を試料表面上に堆
積させる方法である。例えば、シリコン酸化膜を堆積さ
せるにはシランと酸素などを含有するガスを導入する。
CVDとしては、常圧CVD、減圧CVDあるいはプラ
ズマCVDなど、様々な方法が知られている。
【0004】ドライエッチングは、真空に引いた反応チ
ャンバーにシリコンウェハなどの試料を置き、エッチャ
ントガスを導入し、高周波電力を加えることで起きる放
電がによりプラズマが発生させ、プラズマ中で生じるイ
オンやラジカルを試料表面に衝突させ、化学反応を起こ
してエッチングする方法である。例えば、四フッ化炭素
から生じるフッ素ラジカルは非常に反応性の高いラジカ
ルであり、シリコン層や酸化シリコン層をエッチングで
きる。ドライエッチングとしては、プラズマエッチン
グ、ケミカルドライエッチング、あるいは反応性イオン
エッチングなど、様々な方法が知られている。
【0005】上記のCVDにおける原料ガス、あるいは
ドライエッチング工程におけるエッチャントガスなど
(以下、これらのガスを総称して反応ガスと呼ぶ)の、
半導体ウェハなどの試料表面(以下単に試料表面と呼
ぶ)における分圧は、チャンバーのガス供給口近傍にお
けるガス圧に比べて低いことが多い。
【0006】図6はチャンバー中でCVDあるいはエッ
チングなどの処理を行う際の反応ガスの流れを示してい
る。ガス供給口60から供給される反応ガスは、試料6
3表面において、化学反応により堆積、あるいはエッチ
ングなどの表面反応により消費されるため、チャンバー
から試料63表面への方向62に反応ガスの流れが生じ
る。チャンバー内の圧力を調整する排気口から未反応の
反応ガスや、表面反応により発生したガスが排気され、
これにともないチャンバー全体では矢印61に方向にガ
スの流れを生じている。この流れの抵抗のために、反応
ガスの試料表面における分圧が低下する。
【0007】図7は上記の反応ガスの分圧と試料表面か
らの距離との関係を示すグラフである。反応ガス分圧は
反応ガス供給口近傍では圧力P0 を有しているが、反応
ガス供給口から試料表面に近づくにつれて徐々に低くな
り、試料表面では圧力PS となることを示す。
【0008】上記の試料表面における反応ガスの分圧の
反応ガス供給口からの低下量は、チャンバーの抵抗と反
応ガスの流れの大きさに依存する。チャンバーの抵抗
は、CVD処理などのプロセス中にはほとんど変化しな
いが、反応ガスの流れの大きさは試料表面での反応ガス
の分子の消費量によって大きく変化する。そのために、
試料表面における反応ガス分圧は、CVD処理などのプ
ロセス中に変化しうるのである。
【0009】上記の試料表面における反応速度、即ちC
VD工程における堆積速度、あるいはエッチング工程に
おけるエッチング速度などは、試料表面への反応ガス分
子の入射数、即ち試料表面での反応ガスの分圧に依存す
る。従って、試料表面における反応ガスの分圧を求める
ことは、CVD処理、あるいはエッチング処理などの処
理後の試料の形状のシミュレーションにとって非常に重
要である。
【0010】上記のCVD処理、あるいはエッチング処
理などの処理後の試料の形状のシミュレーションにおい
て、チャンバー中における反応ガスの輸送の効果をどの
ように取り扱うか、次のような方法が考えられている。
【0011】1.気相中の反応ガスの輸送の効果を考慮
に入れない方法 最も簡単な方法は、気相中の反応ガスの輸送の効果を無
視する方法である。チャンバー中での反応ガスの分圧は
十分に低く、反応ガス分子の平均自由行程がチャンバー
よりも大きい場合には問題がない。
【0012】2.気相中の反応ガスの輸送まで考慮する
方法 試料表面での反応とチャンバー中の反応ガスの流れを同
時にシミュレーションし、試料表面での反応ガスの分圧
を求め、処理後の試料の形状のシミュレーションを行
う。
【0013】3.あらかじめ仮定した反応ガスの流れか
ら分圧低下を計算する方法 平板型の試料表面上での膜成長の実験から求めた成長速
度を用いて、試料表面での反応ガスの分圧を求める方法
である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
3種類の方法において、それぞれ次のような問題があ
る。まず、気相中の反応ガスの輸送の効果を考慮に入れ
ない方法においては、反応ガス分子の平均自由行程がチ
ャンバーよりも大きくない場合には、処理後の試料の形
状のシミュレーションに無視できない効果が現れ、正確
にシミュレーションを行うことが難しくなる。
【0015】気相中の反応ガスの輸送まで考慮する方法
は、シミュレーションに大変時間がかかるという問題が
ある。処理後の試料の形状シミュレーションはミクロの
領域(例えば数μm程度)に注目しているのに対し、チ
ャンバー中での気相中の反応ガスの輸送はマクロの領域
を考慮する必要があるためである。このため、膨大な計
算を行うこととなり、無駄な部分が多い。例えば、チャ
ンバー内における気相中の反応ガスの輸送は流体方程式
(ナビエ−ストークス方程式)を解く方法と、モンテカ
ルロ法を用いる方法があるが、いずれの場合も計算に時
間がかかるという問題がある。
【0016】あらかじめ仮定した反応ガスの流れから分
圧低下を計算する方法は、上記のように計算に時間がか
かることはないという利点があるが、実際の成膜処理に
おいては平坦な表面ではなく、凹凸のある表面に対して
行うこと、また、成膜面の表面積は時間の経過とともに
変化することから、この方法で求めた反応ガス分圧の実
験に使用した平板型試料の表面積と実際の成膜面表面積
とは異なっている。その結果、試料表面での反応ガス分
圧の見積もりが不正確であるという問題がある。
【0017】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
ものであり、従って、本発明の目的は、これまで膨大な
計算時間を必要としたためにシミュレーションに取り込
むことの難しかった、正確な試料表面における反応ガス
分圧を計算し、CVD処理、あるいはエッチング処理な
どの処理後の試料の形状のシミュレーションを行うシミ
ュレーション方法を提供することである。また、本発明
の目的は、このシミュレーション方法を好適に実施でき
るシミュレーション装置、および当該シミュレーション
方法のプログラムが格納された記録媒体を提供すること
である。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の表面反応処理後の試料形状のシミュレーシ
ョン方法は、前記表面反応に用いる反応ガスのガス供給
部における分圧P0 、前記表面反応を行うチャンバー内
での反応ガスの輸送抵抗R、およびシミュレーション時
に数値的に求める前記反応ガスの流れの大きさJを用い
て、式PS =P0 −R×Jから前記試料表面における前
記表面反応に用いる反応ガスの分圧PSを算出し、この
S をシミュレーションに取り込み、前記表面反応処理
後の試料形状を算出する。
【0019】上記の本発明の表面反応処理後の試料形状
のシミュレーション方法によれば、反応ガスの流れの大
きさJを数値的に求め、これにより試料表面における反
応ガス分圧PS を求める。これにより、これまで膨大な
計算時間を必要としたためにシミュレーションに取り込
むことの難しかった、正確な試料表面における反応ガス
分圧を計算し、CVD処理、あるいはエッチング処理な
どの処理後の試料の形状のシミュレーションを行うこと
ができる。ここで、チャンバー内での反応ガスの輸送抵
抗Rは実験、あるいはチャンバー中での反応ガスの流れ
のシミュレーションから求めることができる。
【0020】上記の本発明のシミュレーション方法は、
好適には、前記反応ガスの流れの大きさJを、前記試料
表面で反応した反応ガス分子の数Cを1シミュレーショ
ンステップあたりの時間Δtおよび形状シミュレーショ
ンの計算領域の反応ガスの流入する領域の面積Sで除し
て求めた値とする。または、好適には、前記反応ガスの
流れの大きさJを、前記試料表面1シュミレーションス
テップ時間Δt中に計算領域に流入する反応ガス分子数
と流出する分子数の差Cを1シミュレーションステップ
あたりの時間Δtおよび形状シミュレーションの計算領
域の反応ガスの流入する領域の面積Sで除して求めた値
とする。
【0021】上記の本発明の表面反応処理後の試料形状
のシミュレーション方法によれば、計算領域での反応ガ
ス分子の消費を気相と接している試料の表面積で除した
値を用いており、正味の反応ガスの流れの大きさを用
い、反応ガス分圧を求める。これにより、より正確なシ
ミュレーションを簡便な方法で行うことができる。
【0022】また、上記の目的を達成するため、本発明
の表面反応処理後の試料形状のシミュレーション装置
は、前記試料のモデル化と各種データの加工を行う前処
理手段と、前記表面反応に用いる反応ガスのガス供給部
における分圧P0 、前記表面反応を行うチャンバー内で
の反応ガスの輸送抵抗R、およびシミュレーション時に
数値的に求める前記反応ガスの流れの大きさJを用い
て、式PS =P0 −R×Jから前記試料表面における前
記表面反応に用いる反応ガスの分圧PS を算出し、この
S をシミュレーションに取り込み、前記表面反応処理
後の試料形状を算出するシミュレーションを行う主シュ
ミレーション部と、前記メインプロセッサ部から出力さ
れる試料形状データを所定の出力形式に適合した形に変
換し、出力する後処理手段とを有する。
【0023】上記の本発明の表面反応処理後の試料形状
のシミュレーション装置によれば、反応ガスの流れの大
きさJを数値的に求め、これにより試料表面における反
応ガス分圧PS を求める。これにより、これまで膨大な
計算時間を必要としたためにシミュレーションに取り込
むことの難しかった、正確な試料表面における反応ガス
分圧を計算し、CVD処理、あるいはエッチング処理な
どの処理後の試料の形状のシミュレーションを行うこと
ができる。ここで、チャンバー内での反応ガスの輸送抵
抗Rは実験、あるいはチャンバー中での反応ガスの流れ
のシミュレーションから求めることができる。
【0024】上記の本発明の表面反応処理後の試料形状
のシミュレーション装置は、好適には、前記主シュミレ
ーション部において、前記反応ガスの流れの大きさJと
して、前記試料表面で反応した反応ガス分子の数Cを1
シミュレーションステップあたりの時間Δtおよび形状
シミュレーションの計算領域の反応ガスの流入する領域
の面積Sで除して求めた値を用いてシミュレーションを
行う。または、好適には、前記主シュミレーション部に
おいて、前記反応ガスの流れの大きさJとして、前記反
応ガスの流れの大きさJとして、前記試料表面1シュミ
レーションステップ時間Δt中に計算領域に流入する反
応ガス分子数と流出する分子数の差Cを1シミュレーシ
ョンステップあたりの時間Δtおよび形状シミュレーシ
ョンの計算領域の反応ガスの流入する領域の面積Sで除
して求めた値を用いてシミュレーションを行う。
【0025】上記の本発明の表面反応処理後の試料形状
のシミュレーション装置によれば、計算領域での反応ガ
ス分子の消費を気相と接している試料の表面積で除した
値を用いており、正味の反応ガスの流れの大きさを用
い、反応ガス分圧を求める。これにより、より正確なシ
ミュレーションを簡便な方法で行うシミュレーション装
置を提供することができる。
【0026】また、上記の目的を達成するため、本発明
の記録媒体は、表面反応処理後の試料形状を見積もるに
際して、前記表面反応に用いる反応ガスのガス供給部に
おける分圧P0 、前記表面反応を行うチャンバー内での
反応ガスの輸送抵抗R、およびシミュレーション時に数
値的に求める前記反応ガスの流れの大きさJを用いて、
式PS =P0 −R×Jから前記試料表面における前記表
面反応に用いる反応ガスの分圧PS を算出し、このPS
をシミュレーションに取り込み、前記表面反応処理後の
試料形状を算出するシミュレーション用プログラムが格
納されており、好適には、前記反応ガスの流れの大きさ
Jとして、前記試料表面で反応した反応ガス分子の数C
を1シミュレーションステップあたりの時間Δtおよび
形状シミュレーションの計算領域の反応ガスの流入する
領域の面積Sで除して求めた値を用いるシミュレーショ
ン用プログラム、あるいは、前記反応ガスの流れの大き
さJとして、前記試料表面1シュミレーションステップ
時間Δt中に計算領域に流入する反応ガス分子数と流出
する分子数の差Cを1シミュレーションステップあたり
の時間Δtおよび形状シミュレーションの計算領域の反
応ガスの流入する領域の面積Sで除して求めた値を用い
るシミュレーション用プログラムが格納されている。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る表面反応処理
後の試料形状のシミュレーション装置およびシミュレー
ション方法を添付図面を参照して詳細に説明する。但
し、本発明は、下記の実施形態に限定されるものではな
い。なお、本発明に係る記録媒体は、本発明のシミュレ
ーション方法の手順を示すプログラムが記録されている
ものであることから、ここでの説明は省略する。
【0028】図1は、本発明によってCVD処理、ある
いはエッチング処理などの処理後の試料の形状のシミュ
レーションを行う試料の模式的な断面図である。反応ガ
スの流入する境界11で囲まれた形状シミュレーション
の計算領域12中に、反応ガスが矢印14の方向に流入
する。試料と反応ガスの境界である反応面13を有する
試料は、例えば第1膜15の上層に第2膜16が形成さ
れており、第2膜16の上層に新たな層を形成するか、
第2膜16をエッチングするなどの工程についてシミュ
レーションを行うものである。
【0029】図2は、本発明のシミュレーション装置の
概略構成を示すブロック図である。このシミュレーショ
ン装置20は、おおまかには試料のモデル化と各種デー
タの加工を行うプリプロセッサ21と、プリプロセッサ
からのデータ出力を基にして反応ガス分圧を計算し、形
状シミュレーションを行うメインプロセッサ22と、メ
インプロセッサ22の結果を所定の出力形式に適合した
形に変換し、出力するポストプロセッサ23と、図示せ
ぬ入出力装置とを有している。また、これらのプリプロ
セッサ21、メインプロセッサ22、及びポストプロセ
ッサ23は、例えば1台の装置内に各プロセッサの役割
を果たす手段を有する構成とすることもできる。
【0030】プリプロセッサ21内には、反応ガス供給
口におけるガス圧やその他のパラメータを含む各種デー
タを入力する入力部24と、各種データから解析モデル
を作成し、また、境界などの条件の設定を行うモデル・
条件設定部25を有する。
【0031】上記の各手段の機能および動作について
は、以下のシミュレーション方法の実施例において説明
する。
【0032】実施例1 図3は本実施例のシミュレーション方法の全体の流れを
示すフローチャートである。最初に、プリプロセッサに
おいて、初期設定および試料形状などの試料に関するデ
ータの入力を行う。不変量である反応ガス供給口近傍に
おける反応ガス圧力P0 、チャンバーの輸送抵抗R、反
応時間T、反応時間Tに対して十分小さい1シュミレー
ションステップあたりの時間Δtを決定し、シミュレー
ションを行う試料の形状などの諸条件とともにプリプロ
セッサに入力する。これにより、シミュレーションステ
ップ数N=T/Δtを求められ、また実際に1シミュレ
ーションステップ毎のシミュレーション計算条件を決定
する。また、試料表面への反応ガスの流れの初期値J
(0) =0とし、処理中のシミュレーションステップを示
す変数nの値はn=1とする(ステップST11)。
【0033】以降のステップはメインプロセッサで行わ
れる。第nシミュレーションステップにおける反応ガス
の試料表面における分圧を、第(n−1)シミュレーシ
ョンステップでの反応ガスの流れの値J(n-1) を用い
て、次の式から求める(ステップST12)。
【0034】
【数1】 PS (n) =P0 −R×J(n-1) …(1) ここで、PS (n) は第nシミュレーションステップにお
ける試料表面の反応ガス分圧である。
【0035】上記で求めた第nシミュレーションステッ
プの反応ガス分圧PS (n) を用いて、時間Δtだけ形状
シミュレーションを行う。シミュレーション中に試料表
面で反応した反応ガス分子の総数C(n) を計数し、第n
シミュレーションステップでの反応ガスの流れJ(n)
次の式から求める(ステップST13)。
【0036】
【数2】 J(n) =C(n) /(Δt・S) …(2) ここで、Sは形状シミュレーション領域の反応ガスの流
入する領域の面積である。また、C(n) として、1シュ
ミレーションステップ時間Δt中に計算領域に流入する
反応ガス分子数と流出する分子数の差を用いることもで
きる。
【0037】処理中のシミュレーションステップを1増
やし、n=n+1とする。n≦Nの場合は、ステップS
12に戻り、シミュレーションを続行する。n>Nの場
合には、シミュレーションを終了する(ステップST1
4)。得られたシミュレーション形状結果をポストプロ
セッサに出力する(ステップST15)。
【0038】実施例2 図4および図5は本実施例のシミュレーション方法の全
体の流れを示すフローチャートである。最初に、プリプ
ロセッサにおいて、初期設定おとび試料形状などの試料
に関するデータの入力を行う。不変量である反応ガス供
給口近傍における反応ガス圧力P0 、チャンバーの輸送
抵抗R、反応時間T、反応時間Tに対して十分小さい1
シュミレーションステップあたりの時間Δtを決定し、
シミュレーションを行う試料の形状などの諸条件ととも
にプリプロセッサに入力する。これにより、シミュレー
ションステップ数N=T/Δtを求められ、また実際に
1シミュレーションステップ毎のシミュレーション計算
条件を決定する。また、試料表面への反応ガスの流れの
初期値J(0) =0とし、処理中のシミュレーションステ
ップを示す変数nの値はn=1とする。さらに、変数P
min 、Jmin 、Pmax およびJmaxを用意し、この4つ
の変数の値を全て0に初期化しておく(ステップST2
1)。
【0039】以降のステップはメインプロセッサで行わ
れる。第1シミュレーションステップにおける反応ガス
の試料表面における分圧を、反応ガスの流れの初期値J
(0)を用いて、次の式から求める(ステップST2
2)。
【0040】
【数3】 PS (1) =P0 −R×J(0) …(3) ここで、PS (1) は第1シミュレーションステップにお
ける試料表面の反応ガス分圧である。
【0041】上記で求めた第1シミュレーションステッ
プにおける試料表面の反応ガス分圧PS (1) を用いて、
時間Δtだけ形状シミュレーションを行う。シミュレー
ション中に試料表面で反応した反応ガス分子の総数C
(1) を計数し、第1シミュレーションステップでの反応
ガスの流れJ(1) を次の式から求める(ステップST2
3)。
【0042】
【数4】 J(1) =C(1) /(Δt・S) …(4) ここで、Sは形状シミュレーション領域の反応ガスの流
入する領域の面積である。また、C(1) として、1シュ
ミレーションステップ時間Δt中に計算領域に流入する
反応ガス分子数と流出する分子数の差を用いることもで
きる。このときの反応ガス分圧および反応ガスの流れの
値PS (1) およびJ(1) をそれぞれPmax およびJmax
に代入する。処理中のシミュレーションステップを1増
やし、n=2とする(ステップST24)。
【0043】第nシミュレーションステップでの反応ガ
スの試料表面での分圧PS (n) を、次の式から求める
(ステップST25)。
【0044】
【数5】 PS (n) =P0 −R×(PS (n-1) −Pmin )・(Jmax −Jmin )/(Pmax −Pmin ) …(5)
【0045】上記で求めた第nシミュレーションステッ
プの反応ガス分圧PS (n) を用いて、時間Δtだけ形状
シミュレーションを行う。シミュレーション中に試料表
面で反応した反応ガス分子の総数C(n) を計数し、第n
シミュレーションステップでの反応ガスの流れJ(n)
次の式から求める(ステップST26)。
【0046】
【数6】 J(n) =C(n) /(Δt・S) …(6) ここで、Sは形状シミュレーション領域の反応ガスの流
入する領域の面積である。また、C(n) として、1シュ
ミレーションステップ時間Δt中に計算領域に流入する
反応ガス分子数と流出する分子数の差を用いることもで
きる。
【0047】次に、(PS (n) −Pmin )の絶対値と
(PS (n) −Pmax )の絶対値を比較する(ステップS
T27)。前者が大きい場合にはJmin にJ(n) を、P
min にPS (n) を代入し(ステップST28a)、後者
が大きい場合にはJmax にJ(n) を、Pmax にPS (n)
を代入する(ステップST28b)。
【0048】処理中のシミュレーションステップを1増
やし、n=n+1とする。n≦Nの場合は、ステップS
0に戻り、シミュレーションを続行する。n>Nの場合
には、シミュレーションを終了する(ステップST2
9)。得られたシミュレーション形状結果をポストプロ
セッサに出力する(ステップST30)。
【0049】上記の本発明の実施形態の表面反応処理後
の試料形状のシミュレーション方法によれば、莫大な計
算時間を必要としたためにCVD処理、あるいはエッチ
ング処理などの処理後の試料の形状のシミュレーション
に取り込むことの難しかった正確な試料表面における反
応ガス分圧を計算することができる。これにより、従来
よりも短い計算時間で高精度なCVD処理、あるいはエ
ッチング処理などの処理後の試料の形状のシミュレーシ
ョンを行うことができる。
【0050】また、本発明のシミュレーション装置によ
れば、上記のシミュレーション方法を好適に実施するこ
とができる。
【0051】
【発明の効果】本発明の表面反応処理後の試料形状のシ
ミュレーション方法によれば、莫大な計算時間を必要と
したためにCVD処理、あるいはエッチング処理などの
処理後の試料の形状のシミュレーションに取り込むこと
の難しかった正確な試料表面における反応ガス分圧を計
算することができる。これにより、従来よりも短い計算
時間で高精度なCVD処理、あるいはエッチング処理な
どの処理後の試料の形状のシミュレーションを行うこと
ができる。
【0052】また、本発明のシミュレーション装置によ
れば、上記のシミュレーション方法を好適に実施するこ
とができ、さらに本発明の記録媒体は格納する上記のシ
ミュレーション方法のプログラムを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明によって形状のシミュレーション
を行う試料の模式的な断面図である。
【図2】図2は本発明のシミュレーション装置の概略構
成を示すブロック図である。
【図3】図3は実施例1のシミュレーション方法のフロ
ーチャートである。
【図4】図4は実施例2のシミュレーション方法のフロ
ーチャートである。
【図5】図5は図4の続きを示すフローチャートであ
る。
【図6】図6はチャンバー中での反応ガスの流れを示し
ている。
【図7】図7は反応ガス分圧と試料表面からの距離との
関係を示すグラフである。
【符号の説明】 11…反応ガスの流入する境界、12…シミュレーショ
ンの計算領域、13…反応面、14…反応ガスの流れる
方向、15…第1膜、16…第2膜、20…シミュレー
ション装置、21…プリプロセッサ、22…メインプロ
セッサ、23…ポストプロセッサ、24…入力部、25
…モデル・条件設定部、26…出力部、60…ガス供給
口、61、62…反応ガスの流れる方向、63…試料。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年4月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【数1】 PS (n) =P0 −R×J(n-1) …(1) から算出し、上記反応ガス分圧PS (n) を用いて、時間
Δtだけ形状シミュレーションを行い、シミュレーショ
ン中に試料表面で反応した反応ガス分子の総数あるいは
シミュレーションステップ時間Δt中に計算領域に流
入する反応ガス分子数と流出する分子数の差C(n) を計
数し、形状シミュレーション領域の反応ガスの流入する
領域の面積Sおよびシミュレーショ ステップ時間Δt
を用いて第nシミュレーションステップでの反応ガスの
流れJ(n) を次式
【数2】 J(n) =C(n) /(Δt・S) …(2) から算出し、上記の繰り返しステップをシミュレーショ
ンステップ数がNを越えるまで繰り返す請求項1に記載
のシミュレーション方法。
【数3】 PS (1) =P0 −R×J(0) …(3) から算出し、上記反応ガス分圧PS (1) を用いて、時間
Δtだけ形状シミュレーションを行い、シミュレーショ
ン中に試料表面で反応した反応ガス分子の総数あるいは
シミュレーションステップ時間Δt中に計算領域に流
入する反応ガス分子数と流出する分子数の差C(1) を計
数し、形状シミュレーション領域の反応ガスの流入する
領域の面積Sおよびシミュレーショ ステップ時間Δt
を用いて第シミュレーションステップでの反応ガスの
流れJ(1) を次式
【数4】 J(1) =C(1) /(Δt・S) …(4) から求め、 反応ガス分圧および反応ガスの流れの値PS (1) および
(1) をそれぞれPmax およびJmax に代入し、 処理中のシミュレーションステップを1増やしてn=2
とし、 繰り返しのステップとして、第nシミュレーションステ
ップでの試料表面における反応ガスの分圧PS (n) を、
第(n−1)シミュレーションステップでの反応ガスの
流れの値J(n-1) を用いて、次式
【数5】 PS (n) =P0 −R×(PS (n-1) −Pmin )・(Jmax −Jmin )/(Pmax −Pmin ) …(5) から算出し、上記反応ガス分圧PS (n) を用いて、時間
Δtだけ形状シミュレーションを行い、シミュレーショ
ン中に試料表面で反応した反応ガス分子の総数あるいは
シミュレーションステップ時間Δt中に計算領域に流
入する反応ガス分子数と流出する分子数の差C(n) を計
数し、形状シミュレーション領域の反応ガスの流入する
領域の面積Sおよびシミュレーショ ステップ時間Δt
を用いて第nシミュレーションステップでの反応ガスの
流れJ(n) を次式
【数6】 J(n) =C(n) /(Δt・S) …(6) から算出し、 (PS (n) −Pmin )の絶対値と(PS (n) −Pmax
の絶対値を比較して(PS (n) −Pmin )の絶対値が大
きい場合にはJmin にJ(n) を、Pmin にPS (n) を代
入し、(PS (n) −Pmax )の絶対値が大きい場合には
max にJ(n)を、Pmax にPS (n) を代入し、 上記の繰り返しステップをシミュレーションステップ数
がNを越えるまで繰り返す請求項1に記載のシミュレー
ション方法。
【数1】 PS (n) =P0 −R×J(n-1) …(1) から算出し、上記反応ガス分圧PS (n) を用いて、時間
Δtだけ形状シミュレーションを行い、シミュレーショ
ン中に試料表面で反応した反応ガス分子の総数あるいは
シミュレーションステップ時間Δt中に計算領域に流
入する反応ガス分子数と流出する分子数の差C(n) を計
数し、形状シミュレーション領域の反応ガスの流入する
領域の面積Sおよびシミュレーショ ステップ時間Δt
を用いて第nシミュレーションステップでの反応ガスの
流れJ(n) を次式
【数2】 J(n) =C(n) /(Δt・S) …(2) から算出し、 上記の繰り返しステップをシミュレーションステップ数
がNを越えるまで繰り返す請求項6に記載のシミュレー
ション装置。
【数3】 PS (1) =P0 −R×J(0) …(3) から算出し、上記反応ガス分圧PS (1) を用いて、時間
Δtだけ形状シミュレーションを行い、シミュレーショ
ン中に試料表面で反応した反応ガス分子の総数あるいは
シミュレーションステップ時間Δt中に計算領域に流
入する反応ガス分子数と流出する分子数の差C(1) を計
数し、形状シミュレーション領域の反応ガスの流入する
領域の面積Sおよびシミュレーショ ステップ時間Δt
を用いて第シミュレーションステップでの反応ガスの
流れJ(1) を次式
【数4】 J(1) =C(1) /(Δt・S) …(4) から求め、反応ガス分圧および反応ガスの流れの値PS
(1) およびJ(1) をそれぞれPmax およびJmax に代入
し、処理中のシミュレーションステップを1増やしてn
=2とし、繰り返しのステップとして、第nシミュレー
ションステップでの試料表面における反応ガスの分圧P
S (n) を、第(n−1)シミュレーションステップでの
反応ガスの流れの値J(n-1) を用いて、次式
【数5】 PS (n) =P0 −R×(PS (n-1) −Pmin )・(Jmax −Jmin )/(Pmax -Pmin ) …(5) から算出し、上記反応ガス分圧PS (n) を用いて、時間
Δtだけ形状シミュレーションを行い、シミュレーショ
ン中に試料表面で反応した反応ガス分子の総数あるいは
シミュレーションステップ時間Δt中に計算領域に流
入する反応ガス分子数と流出する分子数の差C(n) を計
数し、形状シミュレーション領域の反応ガスの流入する
領域の面積Sおよびシミュレーショ ステップ時間Δt
を用いて第nシミュレーションステップでの反応ガスの
流れJ(n) を次式
【数6】 J(n) =C(n) /(Δt・S) …(6) から算出し、 (PS (n) −Pmin )の絶対値と(PS (n) −Pmax
の絶対値を比較して(PS (n) −Pmin )の絶対値が大
きい場合にはJmin にJ(n) を、Pmin にPS (n) を代
入し、(PS (n) −Pmax )の絶対値が大きい場合には
max にJ(n)を、Pmax にPS (n) を代入し、 上記の繰り返しステップをシミュレーションステップ数
がNを越えるまで繰り返す請求項6に記載のシミュレー
ション装置。
【数1】 PS (n) =P0 −R×J(n-1) …(1) から算出し、上記反応ガス分圧PS (n) を用いて、時間
Δtだけ形状シミュレーションを行い、シミュレーショ
ン中に試料表面で反応した反応ガス分子の総数あるいは
シミュレーションステップ時間Δt中に計算領域に流
入する反応ガス分子数と流出する分子数の差C(n) を計
数し、形状シミュレーション領域の反応ガスの流入する
領域の面積Sおよびシミュレーショ ステップ時間Δt
を用いて第nシミュレーションステップでの反応ガスの
流れJ(n) を次式
【数2】 J(n) =C(n) /(Δt・S) …(2) から算出し、 上記の繰り返しステップをシミュレーションステップ数
がNを越えるまで繰り返すシミュレーション用プログラ
ムが格納されている請求項11に記載の記録媒体。
【数3】 PS (1) =P0 −R×J(0) …(3) から算出し、上記反応ガス分圧PS (1) を用いて、時間
Δtだけ形状シミュレーションを行い、シミュレーショ
ン中に試料表面で反応した反応ガス分子の総数あるいは
シミュレーションステップ時間Δt中に計算領域に流
入する反応ガス分子数と流出する分子数の差C(1) を計
数し、形状シミュレーション領域の反応ガスの流入する
領域の面積Sおよびシミュレーショ ステップ時間Δt
を用いて第シミュレーションステップでの反応ガスの
流れJ(1) を次式
【数4】 J(1) =C(1) /(Δt・S) …(4) から求め、 反応ガス分圧および反応ガスの流れの値PS (1) および
(1) をそれぞれPma x およびJmax に代入し、 処理中のシミュレーションステップを1増やしてn=2
とし、 繰り返しのステップとして、第nシミュレーションステ
ップでの試料表面における反応ガスの分圧PS (n) を、
第(n−1)シミュレーションステップでの反応ガスの
流れの値J(n-1) を用いて、次式
【数5】 PS (n) =P0 −R×(PS (n-1) −Pmin )・(Jmax −Jmin )/(Pmax −Pmin ) …(5) から算出し、上記反応ガス分圧PS (n) を用いて、時間
Δtだけ形状シミュレーションを行い、シミュレーショ
ン中に試料表面で反応した反応ガス分子の総数あるいは
シミュレーションステップ時間Δt中に計算領域に流
入する反応ガス分子数と流出する分子数の差C(n) を計
数し、形状シミュレーション領域の反応ガスの流入する
領域の面積Sおよびシミュレーショ ステップ時間Δt
を用いて第nシミュレーションステップでの反応ガスの
流れJ(n) を次式
【数6】 J(n) =C(n) /(Δt・S) …(6) から算出し、(PS (n) −Pmin )の絶対値と(PS
(n) −Pmax )の絶対値を比較して(PS (n)
min )の絶対値が大きい場合にはJmin にJ(n) を、
min にPS (n) を代入し、(PS (n) −Pmax )の絶
対値が大きい場合にはJmax にJ(n)を、Pmax にPS
(n) を代入し、 上記の繰り返しステップをシミュレーションステップ数
がNを越えるまで繰り返すシミュレーション用プログラ
ムが格納されている請求項11に記載の記録媒体。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】上記の本発明のシミュレーション方法は、
好適には、前記反応ガスの流れの大きさJを、前記試料
表面で反応した反応ガス分子の数Cを1シミュレーショ
ンステップあたりの時間Δtおよび形状シミュレーショ
ンの計算領域の反応ガスの流入する領域の面積Sで除し
て求めた値とする。または、好適には、前記反応ガスの
流れの大きさJを、前記試料表面1シミュレーション
テップ時間Δt中に計算領域に流入する反応ガス分子数
と流出する分子数の差Cを1シミュレーションステップ
あたりの時間Δtおよび形状シミュレーションの計算領
域の反応ガスの流入する領域の面積Sで除して求めた値
とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】また、上記の目的を達成するため、本発明
の表面反応処理後の試料形状のシミュレーション装置
は、前記試料のモデル化と各種データの加工を行う前処
理手段と、前記表面反応に用いる反応ガスのガス供給部
における分圧P0 、前記表面反応を行うチャンバー内で
の反応ガスの輸送抵抗R、およびシミュレーション時に
数値的に求める前記反応ガスの流れの大きさJを用い
て、式PS =P0 −R×Jから前記試料表面における前
記表面反応に用いる反応ガスの分圧PS を算出し、この
S をシミュレーションに取り込み、前記表面反応処理
後の試料形状を算出するシミュレーションを行う主シミ
ュレーション部と、前記主シミュレーション部から出力
される試料形状データを所定の出力形式に適合した形に
変換し、出力する後処理手段とを有する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】上記の本発明の表面反応処理後の試料形状
のシミュレーション装置は、好適には、前記主シミュレ
ーション部において、前記反応ガスの流れの大きさJと
して、前記試料表面で反応した反応ガス分子の数Cを1
シミュレーションステップあたりの時間Δtおよび形状
シミュレーションの計算領域の反応ガスの流入する領域
の面積Sで除して求めた値を用いてシミュレーションを
行う。または、好適には、前記主シミュレーション部に
おいて、前記反応ガスの流れの大きさJとして、前記反
応ガスの流れの大きさJとして、前記試料表面1シミュ
レーションステップ時間Δt中に計算領域に流入する反
応ガス分子数と流出する分子数の差Cを1シミュレーシ
ョンステップあたりの時間Δtおよび形状シミュレーシ
ョンの計算領域の反応ガスの流入する領域の面積Sで除
して求めた値を用いてシミュレーションを行う。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】また、上記の目的を達成するため、本発明
の記録媒体は、表面反応処理後の試料形状を見積もるに
際して、前記表面反応に用いる反応ガスのガス供給部に
おける分圧P0 、前記表面反応を行うチャンバー内での
反応ガスの輸送抵抗R、およびシミュレーション時に数
値的に求める前記反応ガスの流れの大きさJを用いて、
式PS =P0 −R×Jから前記試料表面における前記表
面反応に用いる反応ガスの分圧PS を算出し、このPS
をシミュレーションに取り込み、前記表面反応処理後の
試料形状を算出するシミュレーション用プログラムが格
納されており、好適には、前記反応ガスの流れの大きさ
Jとして、前記試料表面で反応した反応ガス分子の数C
を1シミュレーションステップあたりの時間Δtおよび
形状シミュレーションの計算領域の反応ガスの流入する
領域の面積Sで除して求めた値を用いるシミュレーショ
ン用プログラム、あるいは、前記反応ガスの流れの大き
さJとして、前記試料表面1シミュレーションステップ
時間Δt中に計算領域に流入する反応ガス分子数と流出
する分子数の差Cを1シミュレーションステップあたり
の時間Δtおよび形状シミュレーションの計算領域の反
応ガスの流入する領域の面積Sで除して求めた値を用い
るシミュレーション用プログラムが格納されている。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】実施例1 図3は本実施例のシミュレーション方法の全体の流れを
示すフローチャートである。最初に、プリプロセッサに
おいて、初期設定および試料形状などの試料に関するデ
ータの入力を行う。不変量である反応ガス供給口近傍に
おける反応ガス圧力P0 、チャンバーの輸送抵抗R、反
応時間T、反応時間Tに対して十分小さい1シミュレー
ションステップあたりの時間Δtを決定し、シミュレー
ションを行う試料の形状などの諸条件とともにプリプロ
セッサに入力する。これにより、シミュレーションステ
ップ数N=T/Δtを求められ、また実際に1シミュレ
ーションステップ毎のシミュレーション計算条件を決定
する。また、試料表面への反応ガスの流れの初期値J
(0) =0とし、処理中のシミュレーションステップを示
す変数nの値はn=1とする(ステップST11)。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】
【数2】 J(n) =C(n) /(Δt・S) …(2) ここで、Sは形状シミュレーション領域の反応ガスの流
入する領域の面積である。また、C(n) として、1シミ
ュレーションステップ時間Δt中に計算領域に流入する
反応ガス分子数と流出する分子数の差を用いることもで
きる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】実施例2 図4および図5は本実施例のシミュレーション方法の全
体の流れを示すフローチャートである。最初に、プリプ
ロセッサにおいて、初期設定おとび試料形状などの試料
に関するデータの入力を行う。不変量である反応ガス供
給口近傍における反応ガス圧力P0 、チャンバーの輸送
抵抗R、反応時間T、反応時間Tに対して十分小さい1
シミュレーションステップあたりの時間Δtを決定し、
シミュレーションを行う試料の形状などの諸条件ととも
にプリプロセッサに入力する。これにより、シミュレー
ションステップ数N=T/Δtを求められ、また実際に
1シミュレーションステップ毎のシミュレーション計算
条件を決定する。また、試料表面への反応ガスの流れの
初期値J(0) =0とし、処理中のシミュレーションステ
ップを示す変数nの値はn=1とする。さらに、変数P
min 、Jmin 、Pmax およびJmaxを用意し、この4つ
の変数の値を全て0に初期化しておく(ステップST2
1)。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】
【数4】 J(1) =C(1) /(Δt・S) …(4) ここで、Sは形状シミュレーション領域の反応ガスの流
入する領域の面積である。また、C(1) として、1シミ
ュレーションステップ時間Δt中に計算領域に流入する
反応ガス分子数と流出する分子数の差を用いることもで
きる。このときの反応ガス分圧および反応ガスの流れの
値PS (1) およびJ(1) をそれぞれPmax およびJmax
に代入する。処理中のシミュレーションステップを1増
やし、n=2とする(ステップST24)。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0046
【補正方法】変更
【補正内容】
【0046】
【数6】 J(n) =C(n) /(Δt・S) …(6) ここで、Sは形状シミュレーション領域の反応ガスの流
入する領域の面積である。また、C(n) として、1シミ
ュレーションステップ時間Δt中に計算領域に流入する
反応ガス分子数と流出する分子数の差を用いることもで
きる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 21/302 H01L 21/302 Z

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面反応処理後の試料形状を見積もるシミ
    ュレーション方法であって、 前記表面反応に用いる反応ガスのガス供給部における分
    圧P0 、前記表面反応を行うチャンバー内での反応ガス
    の輸送抵抗R、およびシミュレーション時に数値的に求
    める前記反応ガスの流れの大きさJを用いて、式PS
    0 −R×Jから前記試料表面における前記表面反応に
    用いる反応ガスの分圧PS を算出し、このPS をシミュ
    レーションに取り込み、前記表面反応処理後の試料形状
    を算出するシミュレーション方法。
  2. 【請求項2】前記反応ガスの流れの大きさJを、前記試
    料表面で反応した反応ガス分子の数Cを1シミュレーシ
    ョンステップあたりの時間Δtおよび形状シミュレーシ
    ョンの計算領域の反応ガスの流入する領域の面積Sで除
    して求めた値とする請求項1に記載のシミュレーション
    方法。
  3. 【請求項3】前記反応ガスの流れの大きさJを、前記試
    料表面に1シュミレーションステップ時間Δt中に計算
    領域に流入する反応ガス分子数と流出する分子数の差C
    を1シミュレーションステップあたりの時間Δtおよび
    形状シミュレーションの計算領域の反応ガスの流入する
    領域の面積Sで除して求めた値とする請求項1に記載の
    シミュレーション方法。
  4. 【請求項4】反応ガス供給口近傍における反応ガス圧力
    0 、チャンバーの輸送抵抗R、反応時間T、反応時間
    Tに対して十分小さい1シュミレーションステップあた
    りの時間Δt、及びシミュレーションステップ数N=T
    /Δtに関し初期設定、並びに試料に関するデータの入
    力を行い、 試料表面への反応ガスの流れの初期値J(0) =0と設定
    し、処理中のシミュレーションステップを示す変数nの
    値をn=1と設定し、 繰り返しのステップとして、第nシミュレーションステ
    ップでの試料表面における反応ガスの分圧PS (n) を、
    第(n−1)シミュレーションステップでの反応ガスの
    流れの値J(n-1) を用いて、次式 【数1】 PS (n) =P0 −R×J(n-1) …(1) から算出し、上記反応ガス分圧PS (n) を用いて、時間
    Δtだけ形状シミュレーションを行い、シミュレーショ
    ン中に試料表面で反応した反応ガス分子の総数あるいは
    1シュミレーションステップ時間Δt中に計算領域に流
    入する反応ガス分子数と流出する分子数の差C(n) を計
    数し、形状シミュレーション領域の反応ガスの流入する
    領域の面積Sおよびシュミレーションステップ時間Δt
    を用いて第nシミュレーションステップでの反応ガスの
    流れJ(n) を次式 【数2】 J(n) =C(n) /(Δt・S) …(2) から算出し、上記の繰り返しステップをシミュレーショ
    ンステップ数がNを越えるまで繰り返す請求項1に記載
    のシミュレーション方法。
  5. 【請求項5】反応ガス供給口近傍における反応ガス圧力
    0 、チャンバーの輸送抵抗R、反応時間T、反応時間
    Tに対して十分小さい1シュミレーションステップあた
    りの時間Δt、及びシミュレーションステップ数N=T
    /Δtに関し初期設定、並びに試料に関するデータの入
    力を行い、 試料表面への反応ガスの流れの初期値J(0) =0と設定
    し、処理中のシミュレーションステップを示す変数nの
    値をn=1と設定し、 変数Pmin 、Jmin 、Pmax およびJmax を用意し、こ
    の4つの変数の値を全て0に初期化し、 繰り返しのステップとして、第1シミュレーションステ
    ップでの試料表面における反応ガスの分圧PS (1) を、
    反応ガスの流れの初期値J(0) を用いて、次式 【数3】 PS (1) =P0 −R×J(0) …(3) から算出し、上記反応ガス分圧PS (1) を用いて、時間
    Δtだけ形状シミュレーションを行い、シミュレーショ
    ン中に試料表面で反応した反応ガス分子の総数あるいは
    1シュミレーションステップ時間Δt中に計算領域に流
    入する反応ガス分子数と流出する分子数の差C(1) を計
    数し、形状シミュレーション領域の反応ガスの流入する
    領域の面積Sおよびシュミレーションステップ時間Δt
    を用いて第nシミュレーションステップでの反応ガスの
    流れJ(1) を次式 【数4】 J(1) =C(1) /(Δt・S) …(4) から求め、反応ガス分圧および反応ガスの流れの値PS
    (1) およびJ(1) をそれぞれPmax およびJmax に代入
    し、 処理中のシミュレーションステップを1増やしてn=2
    とし、 繰り返しのステップとして、第nシミュレーションステ
    ップでの試料表面における反応ガスの分圧PS (n) を、
    第(n−1)シミュレーションステップでの反応ガスの
    流れの値J(n-1) を用いて、次式 【数5】 PS (n) =P0 −R×(PS (n-1) −Pmin )・(Jmax −Jmin )/(Pmax −Pmin ) …(5) から算出し、上記反応ガス分圧PS (n) を用いて、時間
    Δtだけ形状シミュレーションを行い、シミュレーショ
    ン中に試料表面で反応した反応ガス分子の総数あるいは
    1シュミレーションステップ時間Δt中に計算領域に流
    入する反応ガス分子数と流出する分子数の差C(n) を計
    数し、形状シミュレーション領域の反応ガスの流入する
    領域の面積Sおよびシュミレーションステップ時間Δt
    を用いて第nシミュレーションステップでの反応ガスの
    流れJ(n) を次式 【数6】 J(n) =C(n) /(Δt・S) …(6) から算出し、 (PS (n) −Pmin )の絶対値と(PS (n) −Pmax
    の絶対値を比較して(PS (n) −Pmin )の絶対値が大
    きい場合にはJmin にJ(n) を、Pmin にPS (n) を代
    入し、(PS (n) −Pmax )の絶対値が大きい場合には
    max にJ(n)を、Pmax にPS (n) を代入し、 上記の繰り返しステップをシミュレーションステップ数
    がNを越えるまで繰り返す請求項1に記載のシミュレー
    ション方法。
  6. 【請求項6】表面反応処理後の試料形状を見積もるシミ
    ュレーション装置であって、 前記試料のモデル化と各種データの加工を行う前処理手
    段と、 前記表面反応に用いる反応ガスのガス供給部における分
    圧P0 、前記表面反応を行うチャンバー内での反応ガス
    の輸送抵抗R、およびシミュレーション時に数値的に求
    める前記反応ガスの流れの大きさJを用いて、式PS
    0 −R×Jから前記試料表面における前記表面反応に
    用いる反応ガスの分圧PS を算出し、このPS をシミュ
    レーションに取り込み、前記表面反応処理後の試料形状
    を算出するシミュレーションを行う主シュミレーション
    部と、 前記メインプロセッサ部から出力される試料形状データ
    を所定の出力形式に適合した形に変換し、出力する後処
    理手段とを有するシミュレーション装置。
  7. 【請求項7】前記主シュミレーション部において、前記
    反応ガスの流れの大きさJとして、前記試料表面で反応
    した反応ガス分子の数Cを1シミュレーションステップ
    あたりの時間Δtおよび形状シミュレーションの計算領
    域の反応ガスの流入する領域の面積Sで除して求めた値
    を用いてシミュレーションを行う請求項6に記載のシミ
    ュレーション装置。
  8. 【請求項8】前記主シュミレーション部において、前記
    反応ガスの流れの大きさJとして、前記反応ガスの流れ
    の大きさJとして、前記試料表面に1シュミレーション
    ステップ時間Δt中に計算領域に流入する反応ガス分子
    数と流出する分子数の差Cを1シミュレーションステッ
    プあたりの時間Δtおよび形状シミュレーションの計算
    領域の反応ガスの流入する領域の面積Sで除して求めた
    値を用いてシミュレーションを行う請求項6に記載のシ
    ミュレーション装置。
  9. 【請求項9】前記前処理手段および前記主シュミレーシ
    ョン部において、 反応ガス供給口近傍における反応ガス圧力P0 、チャン
    バーの輸送抵抗R、反応時間T、反応時間Tに対して十
    分小さい1シュミレーションステップあたりの時間Δ
    t、及びシミュレーションステップ数N=T/Δtに関
    し初期設定、並びに試料に関するデータの入力を行い、 試料表面への反応ガスの流れの初期値J(0) =0と設定
    し、処理中のシミュレーションステップを示す変数nの
    値をn=1と設定し、 繰り返しのステップとして、第nシミュレーションステ
    ップでの試料表面における反応ガスの分圧PS (n) を、
    第(n−1)シミュレーションステップでの反応ガスの
    流れの値J(n-1) を用いて、次式 【数1】 PS (n) =P0 −R×J(n-1) …(1)から
    算出し、上記反応ガス分圧PS (n) を用いて、時間Δt
    だけ形状シミュレーションを行い、シミュレーション中
    に試料表面で反応した反応ガス分子の総数あるいは1シ
    ュミレーションステップ時間Δt中に計算領域に流入す
    る反応ガス分子数と流出する分子数の差C(n) を計数
    し、形状シミュレーション領域の反応ガスの流入する領
    域の面積Sおよびシュミレーションステップ時間Δtを
    用いて第nシミュレーションステップでの反応ガスの流
    れJ(n) を次式 【数2】 J(n) =C(n) /(Δt・S) …(2) から算出し、 上記の繰り返しステップをシミュレーションステップ数
    がNを越えるまで繰り返す請求項6に記載のシミュレー
    ション装置。
  10. 【請求項10】前記前処理手段および前記主シュミレー
    ション部において、 反応ガス供給口近傍における反応ガス圧力P0 、チャン
    バーの輸送抵抗R、反応時間T、反応時間Tに対して十
    分小さい1シュミレーションステップあたりの時間Δ
    t、及びシミュレーションステップ数N=T/Δtに関
    し初期設定、並びに試料に関するデータの入力を行い、 試料表面への反応ガスの流れの初期値J(0) =0と設定
    し、処理中のシミュレーションステップを示す変数nの
    値をn=1と設定し、 変数Pmin 、Jmin 、Pmax およびJmax を用意し、こ
    の4つの変数の値を全て0に初期化し、 繰り返しのステップとして、第1シミュレーションステ
    ップでの試料表面における反応ガスの分圧PS (1) を、
    反応ガスの流れの初期値J(0) を用いて、次式 【数3】 PS (1) =P0 −R×J(0) …(3) から算出し、上記反応ガス分圧PS (1) を用いて、時間
    Δtだけ形状シミュレーションを行い、シミュレーショ
    ン中に試料表面で反応した反応ガス分子の総数あるいは
    1シュミレーションステップ時間Δt中に計算領域に流
    入する反応ガス分子数と流出する分子数の差C(1) を計
    数し、形状シミュレーション領域の反応ガスの流入する
    領域の面積Sおよびシュミレーションステップ時間Δt
    を用いて第nシミュレーションステップでの反応ガスの
    流れJ(1) を次式 【数4】 J(1) =C(1) /(Δt・S) …(4) から求め、 反応ガス分圧および反応ガスの流れの値PS (1) および
    (1) をそれぞれPmax およびJmax に代入し、 処理中のシミュレーションステップを1増やしてn=2
    とし、 繰り返しのステップとして、第nシミュレーションステ
    ップでの試料表面における反応ガスの分圧PS (n) を、
    第(n−1)シミュレーションステップでの反応ガスの
    流れの値J(n-1) を用いて、次式 【数5】 PS (n) =P0 −R×(PS (n-1) −Pmin )・(Jmax −Jmin )/(Pmax −Pmin ) …(5) から算出し、上記反応ガス分圧PS (n) を用いて、時間
    Δtだけ形状シミュレーションを行い、シミュレーショ
    ン中に試料表面で反応した反応ガス分子の総数あるいは
    1シュミレーションステップ時間Δt中に計算領域に流
    入する反応ガス分子数と流出する分子数の差C(n) を計
    数し、形状シミュレーション領域の反応ガスの流入する
    領域の面積Sおよびシュミレーションステップ時間Δt
    を用いて第nシミュレーションステップでの反応ガスの
    流れJ(n) を次式 【数6】 J(n) =C(n) /(Δt・S) …(6) から算出し、 (PS (n) −Pmin )の絶対値と(PS (n) −Pmax
    の絶対値を比較して(PS (n) −Pmin )の絶対値が大
    きい場合にはJmin にJ(n) を、Pmin にPS (n) を代
    入し、(PS (n) −Pmax )の絶対値が大きい場合には
    max にJ(n)を、Pmax にPS (n) を代入し、 上記の繰り返しステップをシミュレーションステップ数
    がNを越えるまで繰り返す請求項6に記載のシミュレー
    ション装置。
  11. 【請求項11】表面反応処理後の試料形状を見積もるに
    際して、 前記表面反応に用いる反応ガスのガス供給部における分
    圧P0 、前記表面反応を行うチャンバー内での反応ガス
    の輸送抵抗R、およびシミュレーション時に数値的に求
    める前記反応ガスの流れの大きさJを用いて、式PS
    0 −R×Jから前記試料表面における前記表面反応に
    用いる反応ガスの分圧PS を算出し、このPS をシミュ
    レーションに取り込み、前記表面反応処理後の試料形状
    を算出するシミュレーション用プログラムが格納されて
    いる記録媒体。
  12. 【請求項12】前記反応ガスの流れの大きさJとして、
    前記試料表面で反応した反応ガス分子の数Cを1シミュ
    レーションステップあたりの時間Δtおよび形状シミュ
    レーションの計算領域の反応ガスの流入する領域の面積
    Sで除して求めた値を用いるシミュレーション用プログ
    ラムが格納されている請求項11に記載の記録媒体。
  13. 【請求項13】前記反応ガスの流れの大きさJとして、
    前記試料表面に1シュミレーションステップ時間Δt中
    に計算領域に流入する反応ガス分子数と流出する分子数
    の差Cを1シミュレーションステップあたりの時間Δt
    および形状シミュレーションの計算領域の反応ガスの流
    入する領域の面積Sで除して求めた値を用いるシミュレ
    ーション用プログラムが格納されている請求項11に記
    載の記録媒体。
  14. 【請求項14】反応ガス供給口近傍における反応ガス圧
    力P0 、チャンバーの輸送抵抗R、反応時間T、反応時
    間Tに対して十分小さい1シュミレーションステップあ
    たりの時間Δt、及びシミュレーションステップ数N=
    T/Δtに関し初期設定、並びに試料に関するデータの
    入力を行い、 試料表面への反応ガスの流れの初期値J(0) =0と設定
    し、処理中のシミュレーションステップを示す変数nの
    値をn=1と設定し、 繰り返しのステップとして、第nシミュレーションステ
    ップでの試料表面における反応ガスの分圧PS (n) を、
    第(n−1)シミュレーションステップでの反応ガスの
    流れの値J(n-1) を用いて、次式 【数1】 PS (n) =P0 −R×J(n-1) …(1) から算出し、上記反応ガス分圧PS (n) を用いて、時間
    Δtだけ形状シミュレーションを行い、シミュレーショ
    ン中に試料表面で反応した反応ガス分子の総数あるいは
    1シュミレーションステップ時間Δt中に計算領域に流
    入する反応ガス分子数と流出する分子数の差C(n) を計
    数し、形状シミュレーション領域の反応ガスの流入する
    領域の面積Sおよびシュミレーションステップ時間Δt
    を用いて第nシミュレーションステップでの反応ガスの
    流れJ(n) を次式 【数2】 J(n) =C(n) /(Δt・S) …(2) から算出し、 上記の繰り返しステップをシミュレーションステップ数
    がNを越えるまで繰り返すシミュレーション用プログラ
    ムが格納されている請求項11に記載の記録媒体。
  15. 【請求項15】反応ガス供給口近傍における反応ガス圧
    力P0 、チャンバーの輸送抵抗R、反応時間T、反応時
    間Tに対して十分小さい1シュミレーションステップあ
    たりの時間Δt、及びシミュレーションステップ数N=
    T/Δtに関し初期設定、並びに試料に関するデータ形
    状などの入力を行い、 試料表面への反応ガスの流れの初期値J(0) =0と設定
    し、処理中のシミュレーションステップを示す変数nの
    値をn=1と設定し、 変数Pmin 、Jmin 、Pmax およびJmax を用意し、こ
    の4つの変数の値を全て0に初期化し、 繰り返しのステップとして、第1シミュレーションステ
    ップでの試料表面における反応ガスの分圧PS (1) を、
    反応ガスの流れの初期値J(0) を用いて、次式 【数3】 PS (1) =P0 −R×J(0) …(3) から算出し、上記反応ガス分圧PS (1) を用いて、時間
    Δtだけ形状シミュレーションを行い、シミュレーショ
    ン中に試料表面で反応した反応ガス分子の総数あるいは
    1シュミレーションステップ時間Δt中に計算領域に流
    入する反応ガス分子数と流出する分子数の差C(1) を計
    数し、形状シミュレーション領域の反応ガスの流入する
    領域の面積Sおよびシュミレーションステップ時間Δt
    を用いて第nシミュレーションステップでの反応ガスの
    流れJ(1) を次式 【数4】 J(1) =C(1) /(Δt・S) …(4) から求め、 反応ガス分圧および反応ガスの流れの値PS (1) および
    (1) をそれぞれPmax およびJmax に代入し、 処理中のシミュレーションステップを1増やしてn=2
    とし、 繰り返しのステップとして、第nシミュレーションステ
    ップでの試料表面における反応ガスの分圧PS (n) を、
    第(n−1)シミュレーションステップでの反応ガスの
    流れの値J(n-1) を用いて、次式 【数5】 PS (n) =P0 −R×(PS (n-1) −Pmin )・(Jmax −Jmin )/(Pmax −Pmin ) …(5) から算出し、上記反応ガス分圧PS (n) を用いて、時間
    Δtだけ形状シミュレーションを行い、シミュレーショ
    ン中に試料表面で反応した反応ガス分子の総数あるいは
    1シュミレーションステップ時間Δt中に計算領域に流
    入する反応ガス分子数と流出する分子数の差C(n) を計
    数し、形状シミュレーション領域の反応ガスの流入する
    領域の面積Sおよびシュミレーションステップ時間Δt
    を用いて第nシミュレーションステップでの反応ガスの
    流れJ(n) を次式 【数6】 J(n) =C(n) /(Δt・S) …(6) から算出し、 (PS (n) −Pmin )の絶対値と(PS (n) −Pmax
    の絶対値を比較して(PS (n) −Pmin )の絶対値が大
    きい場合にはJmin にJ(n) を、Pmin にPS (n) を代
    入し、(PS (n) −Pmax )の絶対値が大きい場合には
    max にJ(n)を、Pmax にPS (n) を代入し、 上記の繰り返しステップをシミュレーションステップ数
    がNを越えるまで繰り返すシミュレーション用プログラ
    ムが格納されている請求項11に記載の記録媒体。
JP9090834A 1997-04-09 1997-04-09 表面反応処理後の試料形状のシミュレーション方法、装置および記録媒体 Pending JPH10284358A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9090834A JPH10284358A (ja) 1997-04-09 1997-04-09 表面反応処理後の試料形状のシミュレーション方法、装置および記録媒体
US09/057,530 US6049661A (en) 1997-04-09 1998-04-09 Method of simulating shape of sample after surface reaction processing, apparatus and recording medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9090834A JPH10284358A (ja) 1997-04-09 1997-04-09 表面反応処理後の試料形状のシミュレーション方法、装置および記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10284358A true JPH10284358A (ja) 1998-10-23

Family

ID=14009626

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9090834A Pending JPH10284358A (ja) 1997-04-09 1997-04-09 表面反応処理後の試料形状のシミュレーション方法、装置および記録媒体

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6049661A (ja)
JP (1) JPH10284358A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007234867A (ja) * 2006-03-01 2007-09-13 Toshiba Corp 加工形状シミュレーション方法、半導体装置の製造方法及び加工形状シミュレーションシステム

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4938996A (en) * 1988-04-12 1990-07-03 Ziv Alan R Via filling by selective laser chemical vapor deposition
US5230924A (en) * 1988-12-14 1993-07-27 Li Chou H Metallized coatings on ceramics for high-temperature uses
US5204141A (en) * 1991-09-18 1993-04-20 Air Products And Chemicals, Inc. Deposition of silicon dioxide films at temperatures as low as 100 degree c. by lpcvd using organodisilane sources
US5420437A (en) * 1994-01-11 1995-05-30 Siess; Harold E. Method and apparatus for generation and implantation of ions

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007234867A (ja) * 2006-03-01 2007-09-13 Toshiba Corp 加工形状シミュレーション方法、半導体装置の製造方法及び加工形状シミュレーションシステム

Also Published As

Publication number Publication date
US6049661A (en) 2000-04-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20010041543A (ko) 플라스마-처리의 표면 프로파일을 예측하는 방법 및 장치
Ulacia F et al. A two‐dimensional computer simulation for dry etching using Monte Carlo techniques
CN111381498B (zh) 多传感器基于多率变时滞状态空间模型的期望最大化辨识方法
WO2000026730A1 (en) Multidimensional uncertainty analysis
CN112655071A (zh) 学习装置、推断装置以及已学习模型
CN116802653A (zh) 处理的混合物理/机器学习建模
CN113287123B (zh) 搜索装置、搜索程序以及等离子处理装置
CN118504423B (zh) 一种半导体器件刻蚀工艺智能制造方法及设备、储存介质
Xiao et al. Multiscale modeling and neural network model based control of a plasma etch process
Yun et al. Multivariable run-to-run control of thermal atomic layer etching of aluminum oxide thin films
JPH10284358A (ja) 表面反応処理後の試料形状のシミュレーション方法、装置および記録媒体
CN112490123A (zh) 补充刻蚀方法、半导体刻蚀设备
Gobbert et al. A Galerkin method for the simulation of the transient 2-D/2-D and 3-D/3-D linear Boltzmann equation
Bobinac Process simulation and model development in ViennaPS
Doi Numerical analysis of the Poiseuille flow and the thermal transpiration of a rarefied gas through a pipe with a rectangular cross section based on the linearized Boltzmann equation for a hard sphere molecular gas
CN110399654B (zh) 基于Nataf变换的MEMS器件不确定性分析方法
Chao et al. Hybrid differential evolution for estimation of kinetic parameters for biochemical systems
EP1062549A1 (en) Optimization method and device
CN117408185B (zh) 基于自动微分加速发动机燃烧室设计的仿真模拟方法
Ou et al. Run-to-Run Control of an Atomic Layer Etching Process with a Machine Learning-Based Endpoint-Detection Control System
Wolfrum et al. Complexity reduction of a thin film deposition model using a trajectory based nonlinear model reduction technique
CN115293067A (zh) 一种mocvd设备生长结果异常溯源方法及系统
CN115327904B (zh) 二维间歇过程非策略无模型输出反馈最优跟踪控制方法
Wang et al. Integrating run-to-run control with feedback control for a spatial atomic layer etching reactor
Zou et al. Design and Hardware Implementation of a Filtering Algorithm for a Fast-Response MEMS Thermal Gas Flowmeter