JPH1028489A - 動物保護カラー作製シート - Google Patents

動物保護カラー作製シート

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JPH1028489A
JPH1028489A JP8186015A JP18601596A JPH1028489A JP H1028489 A JPH1028489 A JP H1028489A JP 8186015 A JP8186015 A JP 8186015A JP 18601596 A JP18601596 A JP 18601596A JP H1028489 A JPH1028489 A JP H1028489A
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neck
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Yoko Okawa
洋子 大川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動物の首回りと、頭部の大きさや形状に適し
た、軽量で安全な、再装着可能な動物保護カラーを、迅
速かつ簡単に提供可能とする。 【解決手段】 中心点Oからの同心円線Gnと、その半
径の大きさを示す半径目盛Rnと、半径方向の第1切断
線Bと、これを基準とする角度線Dnと、その角度目盛
θnとを入れたシート状のカラー本体Aと、前記第1切
断線Bで切断するとともに、動物の首回りに対応する同
心円線Gnで切断し、前記第1切断線Bを角度線Dnに接
合させて前記カラー本体Aを円錐台状に形成したとき、
同カラー本体Aをその位置に固定する接合部材E、Fと
よりなり、かつ、動物の首回りの大きさと、その動物の
頭部の大きさや形状に適すると思われる頂角αを作り出
す為の目安となる角度目盛θnから、切断すべき同心円
線Gnを決定する為の半径目盛Rnが表示されたサイズ決
定シートHを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する利用分野】本発明は、体に創傷や疾患の
ある動物が、これら患部をなめたり四肢でかくことによ
って悪化させるのを防止したい時や、動物の目や耳に洗
浄液等が入るのを防止したい時や、世話をする際、動物
にかみつかれるのを防止したい時などに、動物の首の周
囲に装着する、動物保護カラーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
(従来の技術1)この種の動物保護カラーは、エリザベ
ス・カラーとかアニマル・ネッカーと呼ばれていて、図
14に示すような馬蹄型をしており、両自由端にはそれ
ぞれボタン(Q1)、(Q2)が3列に並んで取り付けて
あり、このボタンの留め位置によって首回りの大きさを
3段階調節することができるようになっている。
【0003】(従来の技術2)この他に、実開平4−9
7559公報記載のものがあり、これは動物に対し、首
と身体の他の部分との接触を防ぐ為のカスタム的に適合
可能な保護カラーアセンブリーであり、首から外した後
も再装着可能である。このカラーアセンブリーは、弾性
体でフレキシブルのフラットなカラー形成シートと、フ
ックおよびループによる固定システムのごとき、取り付
け可能な締結アセンブリーを含んでいる。
【0004】(従来の技術3)治療目的等の為に動物保
護カラーが必要であるにもかかわらず、従来の製品がサ
イズが合わない等の理由で利用できない場合、獣医や飼
い主はその動物の為に動物保護カラーを身近な材料と道
具を用いて手作りしている。動物病院に於いてよく用い
られるのは使用済みレントゲン・フィルムであり、動物
の首に当てがって具合いを確かめながらハサミで馬蹄形
に切り、両自由端を重ねてステイプラーや粘着テープで
固定するという方法が一般的である。一般家庭に於いて
は厚紙や下敷を用いる場合が多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】治療目的等の為に動物
保護カラーの装着が必要となる動物は多種多様である。
愛玩動物として飼育頭数が多いのは犬猫であるが、これ
らでも幼犬・幼猫から成犬・成猫まで体型はさまざまで
ある。また、より小さい鳥類の治療にも動物保護カラー
は必要であり、利用されている。この為、動物保護カラ
ーは個々の動物の首回りに対してちょうど良い大きさで
あるか、または調節可能であることが求められてきた。
しかしながら、従来の技術1は、図14のように、首回
りの調節がわずかにできるだけであるから、装着が必要
な動物の首回りに対して動物保護カラーの首回りが小さ
すぎる場合は、首を締め付けて危険であったり、逆にゆ
ったりしすぎている場合は、首から抜け落ちてしまい、
装着の目的が達成されないという問題点を有していた。
【0006】また、頭部の大きさや形状は動物の種類に
よって異なり、例えばイタチ科の動物であれば鼻が突き
出ていて細長く、首のくびれも顕著ではない。従って、
装着時に於ける動物保護カラーの笠は開きすぎていない
方が望ましく、その開き状況を示す頂角は小さくなる。
これに対し、猫科の動物の多くは、一般的に丸い球状を
していて顔面も平坦であり、首もくびれている。従っ
て、動物保護カラーの笠は、適度に開いている方が望ま
しく、頂角は大きくなる。仮に、動物保護カラーの頂角
が個々の動物に対して大きすぎると、歩行や横臥や食事
等が困難となり、小さすぎると頭部を圧迫し窮屈とな
る。この為、動物保護カラーの頂角は、個々の動物の頭
部の大きさや形状に対して適切であることが求められて
きた。しかしながら、従来の技術1及び従来の技術2に
於いては、動物保護カラーの頂角の大きさについての考
慮がなされておらず、首回りの調節をした結果、頂角が
それに伴って変わるというだけであった。仮に、動物の
首回りを小さく調節すればするほど、頂角は小さくな
り、筒状に近づいていく。その結果、このような動物保
護カラーが適応できる動物の範囲は益々狭められていく
ばかりであった。このように、たとえ首回りの大きさが
適切に調節されたとしても、ある動物にとっては動物保
護カラーの頂角が大きすぎたり、ある動物にとっては小
さすぎたりして不適切であるという問題が生じていた。
【0007】また、従来の技術1は、図14のように、
内周縁(I1)から外周縁(J1)までの距離であるカラ
ーの幅(X1)が一定である為、装着を必要とする動物
にとって、これが狭すぎる場合は、患部に口や四肢が届
き、患部を保護するという装着の目的が達成されず、逆
に、広すぎる場合は、動物の歩行や食事を妨げたり、重
みで動物の首に負担をかけすぎるという問題点を有して
いた。これは従来の技術2に於いても同様であった。
【0008】以上のように、サイズの適さない動物保護
カラーの装着は、動物に一層の不快感を与えることとな
ってしまう上、危険でもあった。従って、動物保護カラ
ーは、動物へのストレスを配慮し、適切なサイズに調節
可能で、不要部分が少なく軽量であり、安全に装着でき
るものが望まれていた。
【0009】従来の技術3に於いては、具合いを見なが
ら適当に作製していく場合がほとんどで、最適サイズの
ものを作製するのは困難であった。作製中失敗すること
も多く、余計な時間がかかり過ぎて迅速な治療行為がで
きないという問題点を有していた。
【0010】動物保護カラーを手作りしようとする場
合、カラー本体の材質は耐水性、可とう性を有している
シート状のものが適しているが、これらの条件に合う材
質や大きさのシートを必要時即座に手に入れるのは困難
であった。また、適切な円を描こうとすると、大き目の
コンパス等が必要になったり、作製に当たっては他にも
筆記具、定規、分度器、ステイプラー等の道具類が必要
となることもあった。さらに、失敗を避ける為には適当
に作るのではなく、動物保護カラーのサイズについて計
算することも必要であった。このような煩わしさを避け
る為、個々の動物に最適なサイズの動物保護カラーを、
少ない道具で簡単に作製する方法が望まれていた。
【0011】動物保護カラーの作製に当たって、その両
自由端をステイプラーや粘着テープで留めるのは簡単な
方法であるが、取り外しが困難であり、動物保護カラー
に付着した汚れを落としにくく、不衛生であるという問
題点を有していた。この為、再装着可能なものが必要で
あった。
【0012】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点を改善するためになされたものであり、その目的
とするところは、動物の首回りの大きさと、その動物の
頭部の大きさや形状に適した、軽量で安全な、しかも再
装着可能な動物保護カラーを、迅速かつ簡単に提供可能
にしようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に於ける動物保護カラー作製シートは、中心
点(O)からの同心円線(G1,G2,・・・,Gn)
と、その半径の大きさを示す半径目盛(R1,R2,・・
・,Rn)と、半径方向の第1切断線(B)と、これを
基準とする角度線(D1,D2,・・・,Dn)と、その
角度目盛(θ1,θ2,・・・,θn)とを入れたシート
状のカラー本体(A)と、前記第1切断線(B)で切断
するとともに、動物の首回りに対応する同心円線(G
1,G2,・・・,Gn)で切断し、前記第1切断線
(B)を角度線(D1,D2,・・・,Dn)に接合させ
て前記カラー本体(A)を円錐台状に形成したとき、同
カラー本体(A)をその位置に固定する接合部材
(E)、(F)とよりなり、かつ、動物の首回りの大き
さと、その動物の頭部の大きさや形状に適すると思われ
る頂角(α)を作り出すための目安となる角度目盛(θ
1,θ2,・・・,θn)から切断すべき同心円線(G1,
G2,・・・,Gn)を決定する為の半径目盛(R1,R
2,・・・,Rn)が表示されたサイズ決定シート(H)
を備えている。
【0014】
【作用】動物の首回りの大きさを実測し、その動物の頭
部の大きさや形状に適すると思われる頂角(α)を作り
出す為の目安となる角度目盛(θn)を決め、サイズ決
定シート(H)の角度目盛(θn)欄から、実測した値
の近似値を選び、その大きさに対応する半径目盛(R
n)を読むことにより、その動物の首回りに最適な動物
保護カラーの内周縁となるべき同心円線(Gn)が判
る。
【0015】カラー本体(A)を第1切断線(B)から
切り始め、半径目盛(Rn)の同心円線(Gn)上を切
り、第1切断線(B)を、決定した角度目盛(θn)の
角度線(Dn)に重ね、カラー本体(A)を円錐台状に
形成し、接合部材(E)、(F)を接合すると、動物の
首回りの大きさと、その動物の頭部の大きさや形状に適
した動物保護カラーを作製することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例によって、図1〜図3を参照して説明する。
【0017】(実施例1)実施例の動物保護カラー作製
シートは以下のようにして作製する。図1は、カラー本
体(A)の表面図である。まず、透明で可とう性を有す
るポリエチレン製のシート状のカラー本体(A)に、中
心点(O)から等間隔に同心円線(G1,G2,・・・,
Gn)を描く。ここでは0.5cm間隔でG1からG20まで
20の同心円線を描いている。
【0018】これら同心円線(G1,G2,・・・,G2
0)には、それぞれの半径の大きさを示す半径目盛(R
1,R2,・・・,R20)を表示する。上記の通り0.5
cm間隔で同心円線を描いているので、半径目盛(R1,
R2,・・・,R20)はそれぞれ0.5cm,1.0cm,
・・・,10.0cmであり、対応する同心円線(G1,
G2,・・・,G20)に単位を省略して表示している。
【0019】次に、カラー本体(A)に、中心点(O)
から半径方向に第1切断線(B)を引き、この線を基準
とする中心角が異なるように角度線(D1,D2,・・
・,Dn)を引き、各角度線(D1,D2,・・・,Dn)
には、それぞれの角度の大きさを示す角度目盛(θ1,
θ2,・・・,θn)を表示する。ここでは、一般的によ
く利用される動物保護カラー(S)の頂角(α)(図1
0参照)を作り出す為に、中心角を60°とする角度線
(D1)から120°とする角度線(D7)まで、10°
間隔に7本の角度線を引いている。従って、角度目盛
(θ1,θ2,・・・,θn)は、それぞれ、60°,7
0°,・・・,120°であり、対応する角度線(D
1,D2,・・・,D7)に表示している。
【0020】また、カラー本体(A)に、中心点(O)
から延びる第2可変切断線(C)を引く。これは、カラ
ー本体(A)を円錐台状に形成した時に、後述する、重
なり合う不要な第2切断部分(M)を切り捨てる為の切
断線であり、どの程度切り捨てるかによってこの第2可
変切断線(C)の位置は変更される。
【0021】そして、カラー本体(A)の第1切断線
(B)の下方に接合部材(E)を取り付ける。
【0022】図2は、図1に示したカラー本体(A)の
裏面図であるが、ここに示すように、カラー本体(A)
の裏面に接合部材(F)を取り付け、同接合部材(F)
と、表面に取り付けた接合部材(E)とを接合させるこ
とによって、カラー本体(A)を円錐台状に形成した
時、同カラー本体(A)をその位置に固定することがで
きるようにする。本実施例では、接合部材(E)には雄
型面状ファスナーを、接合部材(F)には雌型面状ファ
スナーを用いている。面状ファスナーは、軽くてしなや
かで、はさみで容易に切ることができ、かつ、着脱自在
で接合位置の微調節が可能である点で適している。な
お、本実施例に於いて、カラー本体(A)は透明な材質
を用いているので、図2の同心円線は、図1の同心円線
(G1,G2,・・・,G20)が透けて見えていることを
表している。
【0023】図3は、カラー本体(A)の加工時に使用
するサイズ決定シート(H)である。これは、半径目盛
(Rn)の同心円線(Gn)の円周の長さから、角度目盛
(θn)に相当する弧の長さを差し引いた残りの長さを
一覧表にしたものである。即ち、カラー本体(A)を第
1切断線(B)から切り始め、同心円線(Gn)上を切
断して得られる内周縁(I)(図5参照)が動物の首の
周囲に装着されるのであるが、カラー本体(A)は円錐
台状に形成されるのであるから、たわめられて重なり合
った弧の長さだけ、同心円線(Gn)の円周の長さは装
着時に於いて短縮されることとなる。このことから、半
径目盛(Rn)の同心円線(Gn)上を切断して得られる
内周縁(I)を持つ動物保護カラー(S)が適応する動
物の首回りの大きさは、 の計算式で表される。そして、半径目盛(Rn)と角度
目盛(θn)に適宜数値を入れて算出した数値を一覧表
示したのがサイズ決定シート(H)である。なお、本実
施例に於いては、数値は小数点第2位で四捨五入してい
る。
【0024】以下、子猫(K)に装着する場合の動物保
護カラー作製シートの使用方法について、図1から図1
1を参照しながら、具体的数字を挙げて説明する。
【0025】動物保護カラー(S)の装着を必要とする
子猫(K)の首回りの大きさを実測する。この時の実測
値が14cmであったとする。
【0026】子猫(K)の頭部の大きさや形状から判断
して、90°の角度目盛(θ4)を選択し、第1切断線
(B)を角度線(D4)に重ね合わせてカラー本体
(A)を円錐台状に形成することとする。
【0027】図3のサイズ決定シート(H)を参照し
て、90°の角度目盛(θ4)欄から実測値14cmの近
似値を探すと14.1cmという数値があり、これに対応
する半径目盛(Rn)は3.0cmとなっている。これ
は、カラー本体(A)の、半径目盛(Rn)が3.0cm
である同心円線(G6)を選択すれば良いということを
表している。
【0028】図4において、カラー本体(A)を第1切
断線(B)から切り始め、選択された同心円線(G6)
上を切断し、第1切断部分(L)を除去する。なお、図
4から図10においては、選択されなかった角度線(D
n)や同心円線(Gn)や接合部材(E)、(F)につい
ての表示を省略している。
【0029】カラー本体(A)を円錐台状とするべく、
第1切断線(B)を角度線(D4)に重ね合わせた時、
円錐台形の内円周が14.1cmとなることはサイズ決定
シート(H)に示されている通りであるが、これでは実
測値との間に0.1cmの僅差を生じていることになる。
しかしながら、円錐台状に形成して子猫(K)の首に装
着する時、接合部材(E)、(F)で固定する位置を調
節することができるので、この程度の差は難無く解消す
ることができる。
【0030】図5に示すように、カラー本体(A)を円
錐台状に形成すべく、第1切断線(B)を切断すること
によってできた両自由端をスライドさせ、一自由端とな
った第1切断線(B)を角度線(D4)に重ね合わせ
る。
【0031】図5、図6に於いて、重なり合っている第
2切断部分(M)は不要なので、第2可変切断線(C)
を切断することによって除去する。これにより、動物保
護カラー(S)を軽量化することができ、首への負担も
軽減することができる。なお、動物保護カラー(S)に
ついて、子猫(K)の成長に連れ首回りが大きくなるこ
とを想定し、あるいは、他の動物への転用も想定するの
であれば、使用可能な首回りの大きさに余裕を持たせる
為に、第2可変切断線(C)は、角度線(D4)寄りに
引くより、第1切断線(B)寄りに引く方が、将来の再
利用の機会を増すことになる。第2可変切断線(C)
に、「可変」を入れたのはその意味からである。
【0032】図7、図8に於いて、馬蹄形状となったカ
ラー本体(A)を子猫(K)の首に試着させてみる。こ
の時、内周縁(I)から最大の同心円線(G20)までの
幅(V)が、子猫(K)の頭部の大きさに対して長すぎ
るようであれば、不要な幅(W)だけ短くする。ここで
は、1.0cm短くすべきであると判断したとする。
【0033】図8に示すように、最大の同心円線(G2
0)の半径目盛(R20)は10.0cmであるから、1cm
だけ中心点(0)に寄った9cmの半径目盛(R18)の同
心円線(G18)上を切断し、第3切断部分(N)を除去
する。
【0034】以上のようにして、カラー本体(A)は子
猫(K)用の動物保護カラー(S)に作製される。
【0035】図9は、作製した子猫(K)用の動物保護
カラーの展開図である。
【0036】図10は、作製した子猫(K)用の動物保
護カラー(S)を円錐台状に形成した状況を示す側面図
である。
【0037】図11は、作製した子猫(K)用の動物保
護カラー(S)を子猫(K)に装着した状況を示す斜視
図である。
【0038】(実施例2)カラー本体(A)は、動物が
なめたり、かんだりしても安全なように無害であり、視
界を狭めないように透明であり、水に濡れても大丈夫な
ように耐水性が有り、動物が横たわった時、押しつぶさ
れて割れないように可とう性・耐久性が有り、作製を容
易にする為に家庭用のはさみで切断可能なものが望まし
い。これらの条件を考慮すると、カラー本体(A)の材
質は、実施例1に於けるポリエチレンだけでなく、ポリ
プロピレン等、その他の合成樹脂も考えられるが、これ
ら以外でも目的を達しうるものであれば利用可能であ
る。また、通気性を良くする為、カラー本体(A)をメ
ッシュにするか、部分的にメッシュを取り入れることも
できる。
【0039】(実施例3)カラー本体(A)の大きさや
厚さは、装着する動物の種類、月齢、体格等に因って異
なるが、小型動物にあっては小さく薄目のもの、大型動
物にあっては大きく厚目のものといったように適切なも
のを使用すれば良い。カラー本体(A)の最大同心円線
(Gn)の半径目盛(Rn)は、鳥類にあっては10.0
cm程度、小型犬や猫にあっては20.0cm程度であり、
大型犬にあっては30.0cm以上のものが必要となる場
合もある。厚さは、小型動物にあっては0.1mmから
0.3mm、大型動物にあっては0.5mmから1.0mm程
度が適している。しかしながら、柔らかい材質のもので
あれば、より厚みのあるものを利用することもできる。
【0040】(実施例4)接合部材(E)、(F)とし
ては、面状ファスナー以外に、クリップ、フック、ボタ
ン、粘着テープ、板状磁石等を用いることもできる。な
お、本発明の実施例1に於いては、接合部材(E)、
(F)を、それぞれカラー本体(A)の表面、裏面に当
初より取り付けているが、作製者が作製の過程でカラー
本体(A)の適所に取り付けるようにしても良い。
【0041】(実施例5)なお、図12に示すように、
図9に於いて作製された後、動物の首の周囲に接触す
る、動物保護カラー(S)の内周縁(I)に、パッド
(P)を取り付けると、接触部位を保護することができ
る。
【0042】図13は、図12のa−a断面拡大図であ
り、ここに示すように、パッド(P)は、スポンジ、ゴ
ム、シリコン等の緩衝材(T)の内面側に、粘着層
(U)を有しており、この粘着層(U)により動物保護
カラー(S)の内周縁(I)に取り付けられる。なお、
緩衝材(T)の断面はU字形をしていると良いが、板状
であってもこれを折り曲げてU字形にして、内周縁
(I)を挟み込むように取り付けると良い。なお、粘着
層(U)には剥離紙を張り付けておき、使用する際に、
これを剥して粘着層(U)を露出させ、内周縁(I)に
取り付ける方法が簡単で良い。しかし、パッド(P)
は、緩衝材(T)の内面側に必ずしも粘着層(U)を有
している必要はなく、内周縁(I)への取り付けは、上
記以外の方法によってなされても良い。
【0043】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成したので、
以下に記載する効果を奏する。
【0044】装着を必要とする動物の首回りの大きさに
最適な動物保護カラー(S)を作製することができる。
【0045】動物の頭部の大きさや形状に適した動物保
護カラー(S)を作製することができる。
【0046】動物の頭部の大きさに対して、大きめの動
物保護カラー作製シートを利用することによって、カラ
ーの幅(X)を調節することができる。
【0047】不要な第2切断部分(M)や第3切断部分
(N)を切除することによって、動物保護カラー(S)
を軽量化することができ、動物の首にかかる負担を軽減
することができる。
【0048】動物に最適で軽量な動物保護カラー(S)
が提供でき、動物にとって安全である。
【0049】本発明の動物保護カラー作製シートを利用
することにより、必要時即座に、失敗なく動物保護カラ
ー(S)を作製することができる。これにより、迅速な
治療行為ができる。
【0050】また、材料の調達の手間が省け、作製に当
たっては、動物の首回りの計測とはさみは必要である
が、その他の道具や円周率の計算などを必要としない
為、簡単に動物保護カラー(S)を作製することができ
る。
【0051】接合部材として面状ファスナーを用いるこ
とにより、再装着が可能である。これにより、動物保護
カラー(S)に付着した汚れを落とすのに便利であり、
清潔に保つことができる。また、接合位置をずらせるこ
とで首回りの大きさを適宜調節することができる。従っ
て、動物のある程度の成長に対応させることができ、他
の動物への転用も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の動物保護カラー作製シートのカラー
本体の表面図
【図2】実施例1の動物保護カラー作製シートのカラー
本体の裏面図
【図3】実施例1の動物保護カラー作製シートのサイズ
決定シート
【図4】実施例1の動物保護カラーの作製手順を示す表
面図
【図5】実施例1の動物保護カラーの作製手順を示す斜
視図
【図6】実施例1の動物保護カラーの作製手順を示す表
面図
【図7】実施例1の動物保護カラーの作製手順を示す斜
視図
【図8】実施例1の動物保護カラーの作製手順を示す表
面図
【図9】実施例1の動物保護カラーの作製手順を示す表
面図
【図10】実施例1の動物保護カラーの作製手順を示す
側面図
【図11】実施例1の動物保護カラーの使用状態を示す
斜視図
【図12】実施例5の、パッドを装備した動物保護カラ
ーの表面図
【図13】図12のa−a断面拡大図
【図14】従来の動物保護カラーの表面図
【符号の説明】
A カラー本体 B 第1切断線 C 第2可変切断線 D 角度線 E 接合部材 F 接合部材 G 同心円線 H サイズ決定シート I 内周縁 J 外周縁 K 子猫 L 第1切断部分 M 第2切断部分 N 第3切断部分 O 中心点 P パッド Q ボタン R 半径目盛 S 動物保護カラー T 緩衝材 U 粘着層 θ 角度目盛 α 頂角

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中心点(O)からの同心円線(G1,G2,
    ・・・,Gn)と、その半径の大きさを示す半径目盛
    (R1,R2,・・・,Rn)と、半径方向の第1切断線
    (B)と、これを基準とする角度線(D1,D2,・・
    ・,Dn)と、その角度目盛(θ1,θ2,・・・,θn)
    とを入れたシート状のカラー本体(A)と、前記第1切
    断線(B)で切断するとともに、動物の首回りに対応す
    る同心円線(G1,G2,・・・,Gn)で切断し、前記
    第1切断線(B)を角度線(D1,D2,・・・,Dn)
    に接合させて前記カラー本体(A)を円錐台状に形成し
    たとき、同カラー本体(A)をその位置に固定する接合
    部材(E)、(F)とよりなり、かつ、動物の首回りの
    大きさと、その動物の頭部の大きさや形状に適すると思
    われる頂角(α)を作り出す為の目安となる角度目盛
    (θ1,θ2・・・,θn)から、切断すべき同心円線
    (G1,G2,・・・,Gn)を決定する為の半径目盛
    (R1,R2,・・・,Rn)が表示されたサイズ決定シ
    ート(H)を備えていることを特徴とする動物保護カラ
    ー作製シート。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8042494B2 (en) * 2007-08-29 2011-10-25 Linda Markfield Pet protective collar
EP3066917A1 (en) * 2015-03-10 2016-09-14 Paula Ciordia Navarro Shortenable tensioning removable protective collar for quadruped animals

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EP3066917A1 (en) * 2015-03-10 2016-09-14 Paula Ciordia Navarro Shortenable tensioning removable protective collar for quadruped animals
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