JPH10285168A - パス切替システム - Google Patents

パス切替システム

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JPH10285168A
JPH10285168A JP8318197A JP8318197A JPH10285168A JP H10285168 A JPH10285168 A JP H10285168A JP 8318197 A JP8318197 A JP 8318197A JP 8318197 A JP8318197 A JP 8318197A JP H10285168 A JPH10285168 A JP H10285168A
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JP
Japan
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path
congestion
router
address
edge device
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Application number
JP8318197A
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English (en)
Inventor
Youjirou Ara
庸二郎 荒
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 MPOAプロトコルが動作するATMネット
ワークにおいて、デフォルトルートの輻輳状態から復帰
させる。 【解決手段】 デフォルトルート上の各ルータ11〜1
4内の輻輳検出部は、各ルータの持つ各インタフェース
毎に設けられた送信バッファ及び受信バッファの状態を
監視する。監視の結果、輻輳を検出した場合、NHRT
制御パス又はMPOA制御パスにより輻輳通知メッセー
ジを転送する。輻輳通知メッセージを受信したエッジデ
バイス21は、ターゲットプロトコルアドレスを用い
て、MPOAプロトコルによるショートカットパスへの
切替えを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパス切替システムに
関し、特にMPOA(Multi Protocol Over ATM)を
採用したATM(Asynchronous Transfer Mode)ネット
ワークにおけるパス切替システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図9にMPOAネットワークの一般的な
構成例、図10、図11に従来技術によるルータ、エッ
ジデバイスの構成を示す。図9において、MPOA(Mu
lti Protocol Over ATM)は、ATM上でIP(Inte
rnet Protocol )のようなインターネットワーキングプ
ロトコルを動作させるための一つの手法として、ATM
Forum にて標準化が進められている。MPOAネットワ
ークは、同様にATMForum で標準化されたLAN−Em
ulation によるEmulated LAN(以下E−LANとす
る)401及び402と、既存LAN(本例ではEthern
et)上のパケットをE−LANにより転送するためのエ
ッジデバイス21及び22と、E−LAN同士の間を接
続するルータ11、12、13及び14とにより構成さ
れる。
【0003】エッジノードであるエッジデバイス21、
22にはMPOAプロトコルのクライアントとして動作
するMPOA Client(MPC)201が実装され、ル
ータ11,12,13,14にはMPOAプロトコルの
サーバとして動作するMPOA Server(MPS)10
1が実装される。MPOAでは、ATMネットワークに
対してパケットの入側となるエッジデバイス21のMP
C201がMPOAプロトコルによりパケットの出側と
なるエッジデバイス22のATMアドレスを解決するこ
とにより、入側エッジデバイス21と出側エッジデバイ
ス22との間に直接ATMのVC(Virtual Channel )
301を設定しパケットを転送する。なお、501,5
02,503はルータ間のデータパスである。
【0004】図10において、ルータ11は、メッセー
ジ処理部111を含むMPS101と、NHRP制御パ
スとのインタフェースをなすNHRP制御パスIF部1
13と、MPOA制御パスとのインタフェースをなすM
POA制御パスIF部114と、E−LANとのインタ
フェースをなすE−LANIF104と、他のルータと
のインタフェースをなすルータ間IF103と、宛先I
Pアドレスに対する次の転送先のIPアドレス、ホスト
/ルータの別、インタフェース番号、インタフェース種
別等が記述されているルーティングテーブル108と、
ルーティングテーブル108を参照してデータパケット
の宛先IPアドレスに対する転送先を決定するルーティ
ング処理部102とを含んで構成されている。
【0005】E−LANIF104は、E−LANに送
信すべきパケットを一時記憶する送信バッファ部105
と、E−LANから受信したパケットを一時記憶する受
信バッファ部106と、LEC(LAN Emulation Cl
ient)107とを含んで構成されている。LEC107
は、Ethernet上の端末のMAC(Media Access Contro
l)アドレスを図示せぬLES(LAN Emulation Ser
ver)から取得するものである。これにより、ATM通
信を行うためのシグナリングが行われる。
【0006】ルータ間IF103は、E−LANに送信
すべきパケットを一時記憶する送信バッファ部105
と、E−LANから受信したパケットを一時記憶する受
信バッファ部106とを含んで構成されている。
【0007】なお、他のルータ12〜14も、以上のル
ータ11と同様の構成であるものとする。
【0008】図11において、エッジデバイス21は、
出力処理部207及び入力処理部209並びにパス切替
制御部213を有するMPC201と、LEC107を
有するE−LANIF203と、ショートカットパスと
のインタフェースをなすショートカットIF204と、
MPOA制御パスとのインタフェースをなすMPOA制
御パスIF部205と、Ethernetとのインタフェースを
なすブリッジ部202とを含んで構成されている。
【0009】MPC201内の出力処理部207は、Et
hernetに出力すべきパケットを一時記憶する出力キャッ
シュ208を有している。また、MPC201内の入力
処理部209はEthernetから入力されたパケットを一時
記憶する入力キャッシュ210及びカウンタ211を有
している。
【0010】なお、他のエッジデバイス22も以上のエ
ッジデバイス21と同様の構成であるものとする。
【0011】以下、ルーティングプロトコルがIPの場
合に関して動作を説明する。図9において、エッジデバ
イス21にEthernet801により接続されたホスト31
から、エッジデバイス22に同様にEthernet802によ
り接続されたホスト32宛てにIPパケットを送信する
場合を考える。ホスト31からエッジデバイス21に送
出されるパケットの宛先MACアドレスはルータ11の
MACアドレス、宛先IPアドレスはホスト32のIP
アドレスとなる。最初のパケットが入側エッジノード2
1で受信された段階では、MPC31は出側エッジデバ
イス22のATMアドレスを知らないため、パケットは
E−LANIF203に渡され、E−LAN401上を
宛先MACアドレスに基づいてルータ11に転送され
る。
【0012】ルータ11内のルーティング処理部102
は、データパケットの宛先IPアドレスに対する転送先
をルーティングテーブル108を参照して決定する。ル
ーティングテーブル108には宛先IPアドレスに対す
る次の転送先のIPアドレス、ホスト/ルータの別、イ
ンタフェース番号、インタフェース種別(E−LANか
ルータ間データパスか)が記述されている。この情報
は、ルータ間で交換されるルーティングプロトコルで動
的に設定されるか、予め固定的に設定される。
【0013】ルータ11、12及び13での転送処理に
より、パケットはルータ11−データパス601−ルー
タ12−データパス602−ルータ13−データパス6
03−ルータ14のルートで転送される。
【0014】ルータ14ではパケットの宛先IPアドレ
スから次の転送先がホスト32であり、ホスト32には
E−LAN402に接続されたエッジデバイス22を経
由して到達できることを認識する。そしてルータ14は
宛先MACアドレスをホスト32のMACアドレスとし
たパケットをE−LAN402によりエッジデバイス2
2に転送する。エッジデバイス22では宛先MACアド
レスに基づいてパケットをホスト32に転送する。この
ように初期のパケットについては、エッジノード21−
ルータ11−ルータ12−ルータ13−ルータ14−エ
ッジノード22を通るルート1(デフォルトパス)によ
り転送される。
【0015】エッジノードであるエッジデバイス21の
MPC201内の入力処理部209では、Ethernet80
1から受信したパケットの宛先MACアドレスがルータ
11のものについて、宛先のIPアドレスをモニタし、
宛先IPアドレス毎にカウンタ211によりパケット数
のカウントを行う。このカウントの結果、ある単位時間
あたりのパケット数が予め設定された閾値を超えた場
合、宛先IPアドレスに到達するための、ATMネット
ワークの出側のエッジデバイス22のATMアドレスを
解決するため、ルータ11上のMPS101に対してM
POAのアドレス解決要求(MPOA Resolution Req
uest)を行う。
【0016】アドレス解決要求は、ルータ11のMPS
101においてIETF(InternetEngeneering Task F
orce )にて標準化が進められているNHRP(Next Ho
p Resolution Protocol)のアドレス解決要求(NHR
P Resolution Request)に変換され、出側のエッジデ
バイス22が接続されたE−LAN402上のルータ1
4内のMPS101まで転送される。ルータ14内のM
PS101はエッジデバイス22がショートカットパス
から受信したパケットをホスト32に転送するために必
要な情報(エッジデバイス21のATMアドレス、ルー
タ14とホスト32のMACアドレス)をキャッシュ設
定要求(MPOA Imposition Request)によりエッジ
デバイス22の出力キャッシュ208に設定した後、エ
ッジデバイス22のATMアドレスをアドレス解決応答
(NHRP Resolution Reply)によりルータ11のM
PS101に応答する。この応答はルータ11のMPS
101でMPOAのアドレス解決応答(MPOA Reso
lution Reply)に変換され、エッジデバイス21のMP
C201に転送される。
【0017】なお、上述したMPC−MPS間のアドレ
ス解決要求、MPS−MPS間のアドレス解決要求、M
PS−MPC間のキャッシュ設定要求については、E−
LANやルータ−ルータ間のデータパスとは別に設定さ
れたMPOA制御パス701、702、又はNHRP制
御パス601、602、603によって転送される。
【0018】エッジデバイス21のMPC201では、
ホスト32宛てのエッジデバイス22のATMアドレス
が解決されると、エッジデバイス21とエッジデバイス
22との間にVC301を設定する。このVCのVCI
(Virtual Channel Identifier)値は入力キャッシュ2
10に記録される。以後、Ethernet801から受信した
パケットで宛先MACアドレスがルータ11、宛先IP
アドレスがホスト32を示すパケットについては、エッ
ジデバイス21の入力処理部209が入力キャッシュ2
10を参照し、E−LAN401ではなくVC301に
転送する。
【0019】エッジデバイス22では、VC301から
受信したパケットについては、出力処理部207が出力
キャッシュ208を参照し、宛先MACアドレスをホス
ト32、送信元MACアドレスをルータ12に設定して
ホスト32宛てに転送する。このように、一旦、出側の
エッジデバイス22のATMアドレスが解決されるとパ
ケットは、エッジデバイス21−エッジデバイス22を
通るルート2(ショートカットパス)により転送され
る。
【0020】上記のような動作により、トラフィック量
の多い特定のホスト間のデータフローについては、ショ
ートカットパスにより直接転送が行うことができるた
め、このようなトラフィック量の多い特定ホスト間のデ
ータフローの品質確保、デフォルトパス上のルータのデ
ータ転送に関する負荷の低減を図ることができる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】この従来のパス切替シ
ステムでは、パスの切替えのトリガを、エッジデバスイ
のカウンタが閾値を超えることとしている。通常、IP
レイヤ以上のTCP(Transmission Control Protoco
l) レイヤやアプリケーションレイヤではホスト間でウ
インドゥ制御を行っており、ホスト間のパスが混雑し遅
延が増加すると、ウインドゥサイズによっては送信側ホ
ストからのパケットの送出が規制されるため、スループ
ットが低下する。デフォルトパス上のルータが複数のエ
ッジデバイス間のデフォルトルートとして共用されてい
るような場合、ルータ間のパスが空いている状態では、
デフォルトルート上のパケットの遅延は小さく、必要な
スループットが得られる。したがって、閾値が適切な値
に設定されていれば、カウンタの値が閾値を超えるため
にショートカットパスへの切替えが発生する。
【0022】一方、ルータ間のパスが混雑している状態
では、デフォルトパスによるパケットの転送のスループ
ットが得られず、エッジノードのカウンタが閾値を超え
にくくなる。このため、同じアプリケーションで、同じ
閾値が設定されていても、ショートカットパスへの切替
えが発生しない可能性がある。
【0023】このように、MPOAでは、デフォルトル
ートが混雑していると、ショートカットパスへの切替え
が発生しにくくなる。特に、デフォルトルート上のルー
タの転送負荷を軽減させる目的でMPOAを用いようと
しても、デフォルトルートに複数のエッジノードからの
トラフィックが集中しているような状況では、転送負荷
が改善できない場合が発生するという欠点がある。
【0024】本発明は、上述した従来の欠点を解決する
ためになされたものであり、その目的は、MPOAネッ
トワークにおいて、デフォルトルートが混雑している場
合に、輻輳の要因となったパケットの転送経路をショー
トカットパスへ切替えることにより、デフォルトルート
を輻輳状態から復帰させることのできるパス切替システ
ムを提供することである。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明によるパス切替シ
ステムは、デフォルトパスとショートカットパスとを有
しこれらパスを用いてパケットの転送が行われるネット
ワークにおけるパス切替システムであって、前記デフォ
ルトパスの輻輳状態の検出に応答してパケットの転送経
路を該デフォルトパスから前記ショートカットパスに切
替えるパス切替制御手段を含むことを特徴とする。
【0026】また、前記パス切替手段は、前記デフォル
トパスにより転送されるパケットを一時記憶するバッフ
ァの記憶状態に応じて輻輳を検出する輻輳検出手段と、
この輻輳検出に応答して転送経路を前記デフォルトパス
から前記ショートカットパスに切替えるパス切替え手段
とを含むことを特徴とする。
【0027】さらに、前記ネットワークは、前記パケッ
トの送出元及び受取先であるエッジデバイスと、前記パ
ケットを中継するルータとを含み、前記輻輳検出手段は
ルータに設けられ、前記パス切替え手段はエッジデバイ
スに設けられ、前記輻輳検出手段による輻輳検出を前記
パス切替え手段に通知することを特徴とする。
【0028】そして、前記輻輳検出手段から前記パス切
替え手段への輻輳検出の通知は、制御パス又はデータパ
スを用いて行われることを特徴とする。
【0029】要するに本発明は、デフォルトルート上の
ルータに、輻輳を検出する機能と、輻輳を検出した場合
に輻輳の要因となったパケットの入側エッジデバイスに
輻輳を通知する機能と、入側エッジデバイスにおける輻
輳通知の受信をトリガとしてショートカットパスへの切
替動作を起動させる機能とを設けているのである。
【0030】こうすることにより、MPOAネットワー
クのデフォルトルート上のルータで輻輳が発生しても、
輻輳の要因となったパケットの入側エッジデバイスに輻
輳を通知し、入側エッジデバイスにてMPOAプロトコ
ルによるショートカットパスへの切替が発生するため、
デフォルトルートを輻輳状態から復帰させることができ
るのである。
【0031】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の一形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0032】図1は本発明によるパス切替システムの実
施の一形態を示すブロック図である。同図において、図
9と同等部分については同一符号が付されており、その
部分の詳細な説明は省略する。
【0033】ここで、図1中のルータの内部構成が図2
に示されている。図2において、図10と同等部分につ
いては同一符号が付されており、その部分の詳細な説明
は省略する。
【0034】また、図1中のエッジデバイスの内部構成
が図3に示されている。図2において、図11と同等部
分については同一符号が付されており、その部分の詳細
な説明は省略する。
【0035】まず、図2を参照するとルータは、図10
ですでに示した構成要素の他に、輻輳検出部109、輻
輳通知生成部110、輻輳通知転送部112を含んで構
成されている。輻輳検出部109は送信バッファ10
5、受信バッファ106の輻輳状態を検出する。輻輳通
知生成部110は、輻輳検出部109が輻輳を検出した
場合に輻輳通知メッセージを生成する。輻輳通知転送部
112は、このルータの輻輳通知生成部109や他のル
ータから輻輳通知を受信すると、ルーティングテーブル
108を参照して他のルータや入側エッジデバイスにN
HRP制御パスやMPOA制御パスを経由して輻輳通知
を転送する。
【0036】また図3を参照するとエッジデバイスは、
図11ですでに示した構成要素の他に、輻輳通知処理部
214を含んで構成されている。輻輳通知処理部214
は、MPSからMPOA用の制御パスによって受信した
輻輳通知を解析して、パス切替制御部213に対してデ
フォルトパスからショートカットパスへの切替を指示す
る。
【0037】次に、図1を参照し、本システムを有する
ネットワーク構成における動作について説明する。
【0038】図1のように、ホスト31からホスト32
にパケットを転送する際に、ルータ13において輻輳が
発生した場合(図中の×印)について説明する。ルータ
13の輻輳検出部109はルータの持つ各インタフェー
ス毎に設けられた送信バッファ105、受信バッファ1
06を監視し、輻輳を検出する。これは、例えば、バッ
ファをメモリにより構成し、パケットをバッファの先頭
アドレスから順番に書込み、読出しを行う方式とし、最
初のパケットが書込まれているバッファのアドレスと最
後のパケットが書込まれているバッファのアドレスとを
比較することによって検出することができる。つまり、
両アドレスの差がメモリの容量に近ければ輻輳状態であ
ると判断できる。
【0039】次に、輻輳のあったバッファ内のパケット
のIPヘッダの情報からパケットの送信元IPアドレス
と宛先IPアドレスとのペア(データフロー)を検出
し、ショートカットパスに切替えるデータフローを決定
する。どのデータフロー対してショートカットへの切替
えを行うかについては、例えば、バッファ内にパケット
が最も多く存在するデータフローに対してのみ行うこと
が考えられる。
【0040】ここで、輻輳が発生したバッファ内に最も
多く存在するデータフローの送信元IPアドレスと宛先
アドレスとが、それぞれホスト31、ホスト32のIP
アドレスであったとすると、輻輳検出部109は、この
組合せを輻輳通知生成部110に転送する。輻輳通知生
成部110はホスト31のIPアドレスを宛先プロトコ
ルアドレスとし、ホスト32のIPアドレスをターゲッ
トプロトコルアドレスとした、図4のような輻輳通知メ
ッセージを生成し輻輳通知転送部112に送出する。こ
のメッセージフォーマットは、NHRPのメッセージの
新しいメッセージタイプとしている。
【0041】図4において、本実施形態のパス切替シス
テムにおける輻輳通知メッセージは、「Fixed Header」
(operation type=134)と、「Common Header 」
と、「CIE」とから構成されている。
【0042】「Common Header 」は、「Src Proto Len
」と「Dest Proto Len」と、「Flags 」と、「Request
ID」と、「Source NBMA Address 」と、「Sou
rce Protocol Address 」と、「Dest Protocol Address
」とを含んで構成されている。
【0043】CIE(Client Information Entry)は、
「Code」と、「Prefix」と、「Maxmum Transmission Un
it」と、「Holding Time」と「Cli Addr T/L」と、「Cl
i Proto Len 」と、「Preference」と、「Client NB
MA Address 」と、「Client NBMA Sub Addres
s 」と、「Client Protocol Address 」とを含んで構成
されている。「unused」の部分は使用しない。
【0044】なお、「Source NBMA Address 」
(送信元NBMAアドレス)は輻輳を検出したMPSの
ATMアドレスに、「Source Protocol Address 」(送
信元プロトコルアドレス)は輻輳を検出したMPSのI
Pアドレスに、「Dest Protocol Address 」(宛先プロ
トコルアドレス)は輻輳通知を送信する宛先IPアドレ
スに、「Client Protocol Address 」(ターゲットプロ
トコルアドレス)は輻輳通知を受信したエッジデバイス
がショートカットパスを設定する際に使用する宛先IP
デバイスに、夫々設定するものとする。
【0045】以上のフォーマットによる輻輳通知メッセ
ージは、図1においては矢印で示されている。図1に戻
り、輻輳通知転送部112では、ルーティングテーブル
108を参照し、宛先プロトコルアドレス(ホスト3
1)に対する次の転送先はルータ12と判断できる。こ
のため、このメッセージをNHRPのメッセージと同様
にルータ間のNHRP制御パス602に転送する。
【0046】ルータ12の輻輳通知転送部112では、
ルーティングテーブル108を参照し、輻輳通知メッセ
ージに記述された宛先プロトコルアドレス(ホスト3
1)に対する次の転送先はルータ11と判断できる。こ
のため、このメッセージをNHRP制御パス601によ
りルータ11に転送する。
【0047】ルータ11の輻輳通知転送部112では、
ルーティングテーブル108を参照し、輻輳通知メッセ
ージに記述された宛先プロトコルアドレス(ホスト3
1)がエッジデバイス21を経由して到達できると判断
できる。このため、このメッセージをMPOA制御パス
701によりエッジデバイス21に転送する。
【0048】ルータ11からの輻輳通知メッセージをM
POA制御パス701により受信したエッジデバイス2
1では、このメッセージを輻輳通知処理部214にて処
理する。輻輳通知処理部214では、このメッセージの
ターゲットプロトコルアドレス(ホスト32)を取り出
し、パス切替制御部213にこのアドレスを含んだ切替
指示要求を送ることでデフォルトパスからショートカッ
トパスへの切替を指示する。
【0049】パス切替制御部213は、切替指示要求を
受信すると、輻輳通知処理部214から指示されたター
ゲットIPアドレス(ホスト32)について、カウンタ
値が閾値を越えたときと同様に、MPOAのアドレス解
決要求により出側のエッジデバイス22のATMアドレ
スを解決し、エッジデバイス21−エッジデバイス22
間にショートカットVC301を設定し、このVCIを
入力キャッシュ210に記録する。以後、入力処理部2
09では、入力キャッシュ210を参照し、宛先IPア
ドレスがホスト32のデータパケットについてはショー
トカットパス2により転送する。
【0050】次に、本発明によるパス切替システムの他
の実施形態について、図5〜図8を参照して説明する。
【0051】上述した実施形態と本実施形態との違いを
説明する。まず図5のルータの構成において、輻輳通知
転送部112は、このルータの輻輳通知生成部110や
他のルータから輻輳通知を受信すると、ルーティング処
理部102にメッセージ100を転送し、E−LAN又
はルータ間データパスを経由して輻輳通知を転送する。
【0052】また、図6のエッジデバイスの構成におい
て、輻輳通知検出部215は、E−LANからブリッジ
部に転送されるIPパケットのモニタを行う。ここで、
図7に示すような輻輳通知メッセージを検出した場合
は、このパケットをブリッジ側には転送せずに解析し
て、パス切替制御部213に対してデフォルトパスから
ショートカットパスへの切替を指示する。輻輳通知検出
部215は図7のような特定のメッセージのみを検出で
きるものとし、ルータに必要とされるようなすべてのI
Pの処理は必要としない。
【0053】図7において、本実施形態のパス切替シス
テムにおける輻輳通知メッセージは、「Version 」と、
「IHL(Internet Header Length)」と、「TOS
(TypeOf Service )」と、「Length」と、「Identific
ation」と、「Flag」と、「Flagment Offset 」と、
「TTL(Time To Live)」と、「Protocol」と、「He
ader Checksum 」と、「Source IP Address 」と、「De
st IP Address 」と、「Target IP Address 」とから構
成されている。
【0054】なお、「Source IP Address 」(送信元I
P)は輻輳を検出したMPSのIPアドレスに、「Dest
IP Address 」(宛先IPアドレス)は輻輳通知を送信
する宛先IPアドレスに、「Target IP Address 」は
(ターゲットIPアドレス)は輻輳通知を受信したエッ
ジデバイスがショートカットパスを設定する際に使用す
る宛先IPアドレスに、夫々設定するものとする。「Pr
otocol」のプロトコルIDは新規のものを使用するもの
とする。
【0055】以上のフォーマットによる輻輳通知のメッ
セージは、図8においては矢印で示されている。
【0056】次に、図8を参照し、本システムの動作に
ついて説明する。
【0057】本システムの動作は、輻輳通知メッセージ
がルータ間のデータパスやE−LANを通って、通常の
データパケットと同様に転送されること以外は上述した
図1〜図4の実施形態における動作と同じである。
【0058】図8において、輻輳通知生成部110はホ
スト31のIPアドレスを宛先IPアドレスに、ホスト
32のIPアドレスをターゲットIPアドレスに設定し
た図7のような輻輳通知メッセージを生成し、輻輳通知
転送部112に送出する。このメッセージフォーマット
は、IP上にオーバーレイした新しいプロトコルタイプ
としている。輻輳通知転送部112はこのメッセージを
ルーティング処理部102に転送する。ルーティング処
理部102はルーティングテーブル108を参照し、宛
先IPアドレス(ホスト31)に対する次の転送先はル
ータ12と判断できる。このため、このメッセージを通
常のデータパケットとしてルータ間データパス502に
転送する。
【0059】ルータ12、ルータ11内の各ルーティン
グ処理部102では、ルーティングテーブル108を参
照し、この輻輳通知メッセージを通常のデータパケット
として転送する。この結果、輻輳通知メッセージはルー
タ間データパス501、E−LAN401を経由して転
送される。
【0060】エッジデバイス21では、輻輳通知を輻輳
通知検出部215にて検出し、このメッセージのターゲ
ットIPアドレス(ホスト32)を取出し、パス切替制
御部213にこのアドレスを含んだ切替指示要求を送る
ことでデフォルトパスからショートカットパスへの切替
を指示する。
【0061】以上のように本実施形態によるシステム
は、輻輳通知を通常のデータパケットとして転送するた
め、途中のルータは輻輳通知についての処理を必要とし
ないのである。
【0062】すなわち、本システムではデフォルトパス
上のルータに輻輳を検出しエッジデバイスに通知する機
能と、エッジデバイスへの輻輳通知をトリガに輻輳の要
因となったホスト間のデータフローをショートカットパ
スに切替える機能とを設けているのである。このためM
POAのデフォルトルートが輻輳した場合でも輻輳状態
から復帰できるのである。
【0063】また、輻輳の要因となったホスト間の第2
のデータフローをショートカットパスへ切替えるため、
第1のホスト間のデフォルトルート上のスループットが
向上し、エッジデバイスでの単位時間あたりのパケット
のカウント値が増加する。このため、デフォルトルート
が混雑せずにスループットが得られるような状態では、
MPOAによるショートカットパスへの切替が発生する
ようなあるホスト間の第1のデータフローがあるとき、
デフォルトルート上の別のホスト間の第2のデータフロ
ーに起因した輻輳により、第1のデータフローのスルー
プットが得られなくなり、ショートカットパスへの切替
が発生しないような状態になっているときに、この第1
のデータフローについてもショートカットへ切替られる
のである。
【0064】請求項の記載に関連して本発明は更に次の
態様をとりうる。
【0065】(6)前記ネットワークは、マルチプロト
コルオーバATMネットワークであることを特徴とする
請求項1〜5のいずれかに記載のパス切替システム。
【0066】(7)前記ショートカットパスは、エッジ
デバイス同士を直接接続するパスであることを特徴とす
る請求項1〜6のいずれかに記載のパス切替システム。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、デフォル
トパスの輻輳状態の検出に応答してパケットの転送経路
をそのデフォルトパスからショートカットパスに切替え
ることにより、デフォルトパスが輻輳した場合でも輻輳
状態から復帰できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態によるパス切替システム
の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の中のルータの内部構成を示すブロック図
である。
【図3】図1中のエッジデバイスの内部構成を示すブロ
ック図である。
【図4】図1のパス切替システムにおける輻輳通知メッ
セージのフォーマットを示す図である。
【図5】本発明の他の実施の形態によるパス切替システ
ムのルータの内部構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の他の実施の形態によるパス切替システ
ムのエッジデバイスの内部構成を示すブロック図であ
る。
【図7】本発明の他の実施の形態によるパス切替システ
ムにおける輻輳通知メッセージのフォーマットを示す図
である。
【図8】本発明の他の実施の形態によるパス切替システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図9】従来のパス切替システムの構成を示すブロック
図である。
【図10】図9のパス切替システムにおけるルータの構
成を示すブロック図である。
【図11】図9のパス切替システムにおけるエッジデバ
イスの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
11〜14 ルータ 21,22 エッジデバイス 31,32 ホスト 401,402 E−LAN 101 MPS 201 MPC

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デフォルトパスとショートカットパスと
    を有しこれらパスを用いてパケットの転送が行われるネ
    ットワークにおけるパス切替システムであって、前記デ
    フォルトパスの輻輳状態の検出に応答してパケットの転
    送経路を該デフォルトパスから前記ショートカットパス
    に切替えるパス切替制御手段を含むことを特徴とするパ
    ス切替システム。
  2. 【請求項2】 前記パス切替手段は、前記デフォルトパ
    スにより転送されるパケットを一時記憶するバッファの
    記憶状態に応じて輻輳を検出する輻輳検出手段と、この
    輻輳検出に応答して転送経路を前記デフォルトパスから
    前記ショートカットパスに切替えるパス切替え手段とを
    含むことを特徴とする請求項1記載のパス切替システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記ネットワークは、前記パケットの送
    出元及び受取先であるエッジデバイスと、前記パケット
    を中継するルータとを含み、前記輻輳検出手段はルータ
    に設けられ、前記パス切替え手段はエッジデバイスに設
    けられ、前記輻輳検出手段による輻輳検出を前記パス切
    替え手段に通知することを特徴とする請求項2記載のパ
    ス切替システム。
  4. 【請求項4】 前記輻輳検出手段から前記パス切替え手
    段への輻輳検出の通知は、制御パスを用いて行われるこ
    とを特徴とする請求項3の記載のパス切替システム。
  5. 【請求項5】 前記輻輳検出手段から前記パス切替え手
    段への輻輳検出の通知は、データパスを用いて行われる
    ことを特徴とする請求項3の記載のパス切替システム。
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