JPH10285247A - データ通信装置及び通信端末装置 - Google Patents

データ通信装置及び通信端末装置

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JPH10285247A
JPH10285247A JP9093563A JP9356397A JPH10285247A JP H10285247 A JPH10285247 A JP H10285247A JP 9093563 A JP9093563 A JP 9093563A JP 9356397 A JP9356397 A JP 9356397A JP H10285247 A JPH10285247 A JP H10285247A
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Yasuhiro Fujiyoshi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】端末に1IPアドレスのみを割り当てた場合で
も正常な通信を可能にすると共に、通信端末接続装置の
規模を縮小する。 【解決手段】CATV網2からのデータは伝送媒体接続
部15及び通信端末接続部16を介して通信端末装置13に与
えられる。通信端末接続装置接続部25は通信線14を介し
て伝送されたデータを取り込み、識別子検出部27はこの
データに含まれる識別子を検出する。識別子保持部30は
例えば通信端末接続装置12が通信するサーバのIPアド
レスを保持しており、識別子比較部29は検出された識別
子と識別子保持部30に保持されているIPアドレスとの
比較によって、受信データの本来の宛先を判定する。本
来の宛先が通信端末接続装置12である場合には、経路切
換部28によって通信端末接続装置12にデータは返送され
る。これにより、各サーバは、通信端末接続装置12及び
通信端末装置13に対して通信が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、既存のCATV網
を利用して通信を行うためのケーブルモデムに好適なデ
ータ通信装置及び通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、伝送路として同軸ケーブル及び光
ファイバケーブル等を用いたCATV(ケーブルテレビ
ジョン)が普及している。CATVの大容量性及び双方
向性に着目して、最近ではCATVのマルチメディアへ
の利用が考えられている。また、CATVは大規模化及
び多チャンネル化されてきており、CTAV網をインタ
ーネット等のマルチメディア通信システムにおける伝送
路としても有効に利用することができ、近年、CATV
網を利用したデータ通信システムが構築されつつある。
【0003】LAN(ローカルエリアネットワーク)型
データ通信サービスシステムにおいては、各端末に、一
般のCATV放送用の受信機の外に、通信端末装置とし
てのパーソナルコンピュータ(以下、PCともいう)又
はワークステーション(以下、WSともいう)が設けら
れ、通信端末装置とCATV網とは通信端末接続装置で
あるケーブルモデム(以下、CMともいう)によって接
続される。
【0004】CMとPCとは例えばイーサネット(登録
商標)等の通信線を介して接続される。CMは、CAT
V網上に流れるデータとイーサネットに流れるデータと
の信号形態の変換を行う。ところで、インターネットで
はセキュリティの保全のために伝送データに対する暗号
化が行われている。この暗号化処理等をPCで行うと、
PCの負担が増大する。そこで、このような暗号化及び
その復号化処理をCMにおいて行うシステムが開発され
ている。
【0005】即ち、この場合には、PCをCATV網に
接続するケーブルモデム自身が、PC等と同様に、ネッ
トワーク上の1クライアントとなる。これにより、CM
は、CATV網に接続されたバックボーンの各サーバと
単独で通信することが可能となり、送受信するデータの
暗号化及びその復号化処理並びにケーブルモデムの制御
ソフトフェアのダウンロード等を行うことができる。
【0006】図4はケーブルモデム等の通信端末接続装
置をネットワーク上の1クライアントとして構成した従
来のデータ通信装置を示すブロック図である。
【0007】ケーブルモデム等の通信端末接続装置1は
HFC(Hybrid Fiber and Coaxial)等のCATV網2
に接続されている。通信端末接続装置1の通信網接続部
3は、CATV網2からの通信端末装置6宛のデータを
取り込むと、このデータを通信端末接続部4を介して通
信端末装置6に伝送する。通信端末接続装置1の通信端
末接続部4と通信端末装置6のCM装置接続部7とは、
例えばイーサネットケーブル等の通信線9を介してデー
タを送受する。
【0008】通信端末装置6は、CM装置接続部7を介
して受信したデータを通信処理部8において処理すると
共に、通信処理部8からの送信データをCM装置接続部
7を介して通信端末接続装置1に出力する。
【0009】通信端末接続装置1は、通信端末接続部4
を介して取り込んだ通信端末装置6からの送信データに
ついては、通信網接続部3を介してCATV網2に送出
する。なお、CATV網2を介して入力されたデータが
暗号化されている場合には、通信網接続部3はその復号
化処理を行う。また、通信網接続部3は送出するデータ
を暗号化処理した後にCATV網2に出力することもで
きる。
【0010】更に、通信端末接続装置1は、CATV網
2を介して通信端末接続装置1自信を宛先とするデータ
を通信網接続部3において受信すると、この受信データ
を情報処理部5において処理すると共に、情報処理部5
からの送信データを通信網接続部3を介してCATV網
2に送出する。
【0011】ところで、ネットワーク上の端末に設けた
PCをネットワーク上の1クライアントとして認識させ
るためには、PCがネットワーク上の識別子(例えばI
Pアドレス)を有している必要がある。ケーブルモデム
を単にCATV網とPCとのパケット変換に用いる場合
には、ネットワーク上ではケーブルモデムはPCの機能
の一部として認識されるので、端末はPCについて1つ
の識別子が設定されればよい。
【0012】しかしながら、図4の例のように、ケーブ
ルモデムがCATV網とPCとの間のパケット交換機能
を有するだけでなく、ケーブルモデム自身がネットワー
ク上の1クライアントとして通信を行う場合には、ケー
ブルモデムについてもネットワーク上の識別子を割り当
てる必要がある。即ち、この場合には、1台のPCをネ
ットワークに接続させて動作させるためには、ケーブル
モデム等の通信端末接続装置とPC等の通信端末装置と
で2つのネットワーク上の識別子が必要となる。しか
も、ケーブルモデムがネットワーク上のサーバと通信を
行う機能を有している必要があり、ケーブルモデム装置
の構造が複雑となると言う問題点もあった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来、デ
ータ通信システムにおいて用いられる通信端末接続装置
及び通信端末装置のいずれにもネットワーク上の識別子
を割り当てる必要があり、識別子の枯渇を招来しやすい
という問題点があった。また、通信端末接続装置の構造
が複雑となるという問題点もあった。
【0014】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、1端末に1つの識別子を割り当てるだけ
で、通信端末接続装置及び通信端末装置が夫々ネットワ
ーク上の1クライアントとして通信を行うことを可能に
することができるデータ通信装置及び通信端末装置を提
供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
データ通信装置は、所定の通信線によって接続された通
信端末接続装置と通信端末装置とを具備したものであっ
て、前記通信端末接続装置は、ネットワーク層の所定の
識別子に設定されて、所定の伝送媒体と前記所定の通信
線との間のインターフェース処理を行って前記所定の伝
送媒体と前記通信端末装置との間のデータ通信を可能に
する転送手段を具備し前記通信端末装置は、前記通信端
末接続装置と同一のネットワーク層の識別子に設定され
て、前記転送手段によって転送された情報を前記通信端
末接続装置に返送することが可能な返送手段と、前記転
送手段によって転送された情報に含まれるネットワーク
層以上の層の識別子に基づいて、前記所定の伝送媒体を
介して伝送された情報の宛先を判定する判定手段と、前
記判定手段の判定結果に基づいて前記転送手段によって
転送された情報を前記返送手段によって返送させるか否
かを切換える経路切換手段とを具備したものであり、本
発明の請求項6に係る通信端末装置は、通信端末接続装
置によって所定の伝送媒体に接続されるものであって、
前記通信端末装置は、前記通信端末接続装置と同一のネ
ットワーク層の識別子に設定されて、前記通信端末接続
装置からの情報を前記通信端末接続装置に返送すること
が可能な返送手段と、前記通信端末接続装置からの情報
に含まれるネットワーク層以上の層の識別子に基づい
て、前記所定の伝送媒体を介して伝送された情報の宛先
を判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果に基づ
いて前記通信端末接続装置からの情報を前記返送手段に
よって返送させるか否かを切換える経路切換手段とを具
備したものである。
【0016】本発明の請求項1において、転送手段は、
所定の伝送媒体と所定の通信線との間で情報の授受を行
い、所定の伝送媒体と通信端末装置との間の通信を可能
にする。判定手段は、通信線を介して伝送される情報に
含まれるネットワーク層以上の層の識別子によって、伝
送された情報が通信端末接続装置を宛先とするものか通
信端末装置を宛先とするものかを判定する。この判定結
果によって、伝送された情報の宛先が通信端末接続装置
であることが示された場合には、経路切換手段は、返送
手段を制御して、転送された情報を通信端末接続装置に
返送させる。
【0017】本発明の請求項6において、判定手段は、
通信端末接続装置からの情報に含まれるネットワーク層
以上の層の識別子によって、この情報が本来通信端末接
続装置を宛先とするものであるか通信端末装置を宛先と
するものであるかを判定する。判定結果によって通信端
末接続装置を宛先とするものであることが示された場合
には、経路切換手段は、返送手段によって情報を通信端
末接続装置に返送させる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。図1は本発明に係る
データ通信装置の一実施の形態を示すブロック図であ
る。
【0019】データ通信装置11は、通信端末接続装置12
及び通信端末装置13によって構成されており、通信端末
接続装置12及び通信端末装置13相互間は例えばイーサネ
ット等の通信線14によって接続されている。通信端末接
続装置12は例えばケーブルモデム(CM)によって構成
することができ、通信端末装置13は例えばPCやWSに
よって構成することができる。
【0020】図2は本実施の形態におけるデータ通信装
置をCM,PC,WSによって構成し、伝送媒体として
CATV網を用いたデータ通信システムを示す説明図で
ある。
【0021】図2において、各端末のデータ通信装置
は、通信端末接続装置12及び通信端末装置13を構成する
CM35及びPC,WS36によって構成されている。P
C,WS36はCM35を介してCATV網2に接続され
る。CATV網2としては、光ファイバと同軸ケーブル
とを用いて伝送を行うHFC等が利用される。CATV
網2はケーブルモデム管理装置37を介してインターネッ
ト等のネットワークに接続される。
【0022】各端末のCM35はヘッドエンドの一部とし
て構成されるケーブルモデム管理装置37によって一元管
理される。ケーブルモデム管理装置37は、CATV網2
を介して各端末のCM35に接続されると共に、インター
ネット等のバックボーンのネットワーク回線38にも接続
されており、CATV網2及びネットワーク回線38を介
して各端末とバックボーンとのデータ伝送を可能にす
る。
【0023】バックボーンのネットワーク回線38には、
例えば、セキュリティサーバ39、DHCP(Dynamic Ho
st Configuration Protocol)サーバ40及びTFTP(T
rivial File Transfer Protocol)サーバ41等が接続さ
れている。
【0024】例えば、CATV網2によるデータ伝送の
通信規約にはTCP/IP(Transmission Control Pro
tocol/Internet Protocol)が採用され、CM35とP
C,WS36との間のデータ伝送における通信規約にはイ
ーサネットが採用される。
【0025】ところで、TCP/IPにおいては、あら
ゆる伝送媒体を用いることが可能である。これは、TC
P/IPが伝送媒体に依存しない識別子である論理アド
レス(IPアドレス)を用いるからである。TCP/I
Pは、OSI(Open SystemInterconnection )参照モ
デルのネットワーク層においてIPアドレスをもとに中
継を行う。これに対し、ネットワーク層の下層であるデ
ータリンク層では、例えばイーサネットカードのIDの
ように、各伝送媒体に依存した物理アドレス(MAC
(Medium Access Control )アドレス)を用いて通信を
行う。
【0026】物理層及びデータリンク層においては、同
一伝送媒体に接続されたホスト同士によるパケットの転
送機能を提供する。ネットワーク層(TCP/IPにお
けるインターネット層)では、転送元から転送先までパ
ケットを中継する機能を提供する。ネットワーク層にお
けるパケットの中継には、データリンク層が利用され
る。
【0027】即ち、送信元のネットワーク層では、伝送
データに送信元及び送信先を示すIPアドレスを付加し
てリンク層に与え、リンク層では、IPアドレスに対応
するMACアドレスを付加する。受信側のリンク層にお
いては、IPアドレスを無視して、MACアドレスから
自己に転送されたデータか否かを判断する。受信側のリ
ンク層では自己宛の受信データからMACアドレスを削
除してネットワーク層に与える。
【0028】本実施の形態においては、CATV網2に
接続された各端末には、夫々識別子であるIPアドレス
を1つだけ割り当てるようになっている。即ち、同一端
末内の通信端末接続装置12と通信端末装置13とは相互に
同一のIPアドレスが設定される。更に、本実施の形態
においては、バックボーン内の各サーバは、同一端末内
の通信端末接続装置12及び通信端末装置13へのデータ伝
送に際して、通信端末装置13の物理アドレスを用いるよ
うになっている。従って、バックボーン内の各サーバか
ら同一端末内の通信端末接続装置12と通信端末装置13と
を宛先とするデータについては、送信先として指定する
IPアドレス及び物理アドレスは同一である。
【0029】図1において、CATV網2は通信端末接
続装置12の伝送媒体接続部15に接続される。伝送媒体接
続部15はCATV網2を介して伝送されるデータと通信
端末接続装置12内で処理するデータとのインターフェー
スを行う部分である。本実施の形態においては、伝送媒
体接続部15は、物理層及びデータリンク層における論理
的な処理は行わず、CATV網2と通信端末接続装置12
内のバス(図示せず)との間の電気的な伝送形態の変換
のみを行う。伝送媒体接続部15は、CATV網2を介し
て伝送されたデータを通信端末接続部16に供給すると共
に、経路切換部17からのデータをCATV網2に送出す
るようになっている。
【0030】通信端末接続部16は、通信線14を介して通
信端末装置13との間でデータ伝送を行うようになってい
る。本実施の形態においては、CATV網2を介して伝
送されたデータは、宛先が通信端末接続装置12である場
合及び通信端末装置13である場合のいずれであっても、
伝送媒体接続部15及び通信端末接続部16を介して通信線
14に送出されて通信端末装置13に供給されるようになっ
ている。
【0031】通信端末装置13の通信端末接続装置接続部
25は、OSI参照モデルの物理層及びデータリンク層に
おける処理を行うものであり、通信線14を介して伝送さ
れるデータと通信端末装置13内で処理するデータとのイ
ンターフェースを行うようになっている。通信端末接続
装置接続部25が受信したデータは、識別子検出部27に供
給されると共に、経路切換部28を介して情報処理部31に
も供給される。
【0032】ところで、通信端末接続装置12と通信端末
装置13とは相互にその働きが相違する。従って、例え
ば、これらの装置は通信を必要とするバックボーン内の
サーバが異なる。また、これらの装置において用いられ
るアプリケーションも相互に異なる。従って、例えば、
通信端末接続装置12と通信端末装置13とが通信する相手
を示すIPアドレス又はその通信データのポート番号
等、即ち、OSI参照モデルのネットワーク層以上の層
の識別子によって、バックボーン内のサーバが通信端末
接続装置12と通信端末装置13とのいずれを送信相手とす
るかを判別することができる。
【0033】識別子保持部30は、サーバの通信先が通信
端末接続装置12であることを示す識別子を保持するよう
になっている。例えば、識別子保持部30は、通信端末接
続装置12が通信を行う対象となるサーバのIPアドレス
を保持する。また、例えば、識別子保持部30は、通信端
末装置13においては通常用いられることがないポート番
号を保持する。なお、識別子保持部30にポート番号を保
持させる場合には、サーバは、通信端末接続装置12を宛
先としたことを判別可能とするために、識別子保持部30
に保持されているポート番号を指定する必要がある。
【0034】判定部26を構成する識別子検出部27は、通
信端末接続装置接続部25が受信したデータから識別子で
あるIPアドレス又はポート番号等を検出して識別子比
較部29に出力する。識別子比較部29は検出された識別子
と識別子保持部30に保持されている識別子とを比較する
ことにより、受信データが通信端末接続装置12と通信端
末装置13とのいずれを宛先とするものであるかを判別す
る。例えば、識別子比較部29は識別子保持部30に保持さ
れているIPアドレスと通信端末接続装置接続部25によ
って受信した受信データに含まれる送信元IPアドレス
とを比較することにより、受信データが通信端末接続装
置12を宛先としたものであるか否かを判定する。識別子
比較部29の判定結果は経路切換部28に与えられる。
【0035】経路切換部28は、識別子比較部29によって
受信データが通信端末装置13を宛先とするものと判定さ
れた場合には、通信端末接続装置接続部25の出力を情報
処理部31に供給し、受信データが通信端末接続装置12を
宛先とするものと判定された場合には、受信データを通
信端末接続装置接続部25に供給する。
【0036】情報処理部31は経路切換部28からの受信デ
ータに所定の処理を施すと共に、所定の送信データを作
成して通信端末接続装置接続部25に出力するようになっ
ている。
【0037】経路切換部28から通信端末接続装置接続部
25に戻されたデータ、即ち、通信端末接続装置12を宛先
とすると判定されたデータ及び情報処理部31からの送信
データは、通信端末接続装置接続部25から通信線14を介
して通信端末接続装置12に供給されるようになってい
る。本実施の形態においては、通信端末接続装置接続部
25は、経路切換部28からのデータについては先頭に通信
端末接続装置12の物理アドレスを付加して通信線14に出
力し、情報処理部31からのデータについてはそのまま通
信線14に出力するようになっている。
【0038】通信端末装置13からのデータは通信線14を
介して通信端末接続装置12の通信端末接続部16に供給さ
れると共に、判定部19を構成する識別子検出部20にも供
給される。通信端末接続部16は通信線14を介して受信し
たデータを経路切換部17に出力する。識別子検出部20は
通信線14を介して伝送されたデータの物理アドレスを検
出して識別子比較部24に出力する。識別子保持部22は通
信端末接続装置12自身の物理アドレスを保持している。
識別子比較部21は識別子検出部20で検出された物理アド
レスと識別子保持部22に保持されている物理アドレスと
を比較して、通信線14を介して伝送されたデータの宛先
が通信端末接続装置12自身であるか否かを判定する。識
別子比較部21の判定結果は経路切換部17に与えられる。
【0039】経路切換部17は、識別子比較部21の判定結
果に基づいて、通信線14を介して入力されたデータが通
信端末接続装置12自身を宛先とするものであることが示
された場合には通信端末接続部16からのデータを情報処
理部18に与え、そうでない場合には通信端末接続部16か
らのデータを伝送媒体接続部15を介してCATV網2に
送出させるようになっている。情報処理部18は入力され
たデータに所定の信号処理を施すようになっている。
【0040】次に、このように構成された実施の形態の
動作について図3の説明図を参照して説明する。図3は
バックボーンのサーバから通信端末接続装置12を宛先と
するデータの流れを説明するための説明図である。
【0041】いま、識別子30において通信端末接続装置
12が通信を行うサーバのIPアドレスが保持されている
ものとして説明する。バックボーン内の各サーバのうち
通信端末接続装置12が通信を行うサーバと通信端末装置
13が通信を行うサーバとは異なり、例えば、通信端末接
続装置12はダウンロードするファイルを格納するTFT
Pサーバ41及びIPアドレスの割り当てを行うDHCP
サーバ40等と通信を行い、通信端末装置13は、例えば、
様々な情報を保持するWWWサーバ等と通信を行う。
【0042】先ず、バックボーン内のサーバからデータ
パケットが伝送される場合について説明する。バックボ
ーンに接続されているサーバは、通信端末接続装置12又
は通信端末装置13にデータパケットを送信する場合に
は、ネットワーク層における宛先アドレスとして、通信
端末接続装置12及び通信端末装置13共通に同一IPアド
レスを指定し、送信元アドレスとして各サーバのIPア
ドレスを用いる。また、物理アドレスとしては通信端末
装置13の物理アドレスが指定される。
【0043】ここで、バックボーン上のWWWサーバが
通信端末装置13に対してデータ伝送を行うものとする。
この場合においては、WWWサーバは、データリンク層
における宛先アドレスとして、通信端末装置13のMAC
アドレスを指定する。また、宛先のIPアドレスは通信
端末接続装置12及び通信端末装置13に共通のものが用い
られる。即ち、WWWサーバからの出力データは、先頭
に送信元及び宛先のMACアドレスが配列され、次に送
信元及び宛先のIPアドレスが配列され、最後にデータ
が配列される。
【0044】WWWサーバからのデータはCATV網2
を介して通信端末接続装置12に伝送される。このデータ
は伝送媒体接続部15で受信されて、伝送形態の変換が行
われる。伝送媒体接続部15は受信データを通信端末接続
部16に出力する。通信端末接続部16は入力されたデータ
を通信線14の伝送形態に変換して通信端末装置13に転送
する。
【0045】通信端末装置13の通信端末接続装置接続部
25は通信線14を介してデータを受信する。通信端末接続
装置接続部25は、受信したデータに含まれるMACアド
レスから受信データが通信端末装置13宛のデータである
ことを検出すると、MACアドレス部分を除去してIP
アドレス及びデータ部分を出力する。
【0046】識別子検出部27は通信端末接続装置接続部
25が受信したデータのIPアドレスを検出して識別子比
較部29に出力する。識別子保持部30は通信端末接続装置
12が通信を行うTFTPサーバ及びDHCPサーバ等の
IPアドレスを保持している。識別子比較部29は検出さ
れたIPアドレスが識別子保持部30に保持されたIPア
ドレスに一致しないことから、受信データが通信端末装
置13を宛先とするものであることを判定して、経路切換
部28を制御する。これにより、通信端末接続装置接続部
25の出力は経路切換部28を介して情報処理部31に供給さ
れる。情報処理部31は受信データを用いて所定のデータ
処理を行う。
【0047】次に、TFTPサーバ又はDHCPサーバ
等が通信端末接続装置12に対してデータを送信するもの
とする。この場合でも、同一端末については、サーバ
は、通信端末装置13を宛先とする場合と同様のIPアド
レス及び物理アドレスを宛先アドレスとして用いる。
【0048】サーバからのデータパケットは、CATV
網2を介して伝送され、図3の矢印Aに示すように、通
信端末接続装置12の伝送媒体接続部15において取り込ま
れる。データパケットは伝送媒体接続部15から通信端末
接続部16を介して通信線14に送出されて(図3の矢印
B)、通信端末装置13の通信端末接続装置接続部25に受
信される。通信端末接続装置接続部25は、受信したデー
タに含まれるMACアドレスから受信データが自身の端
末を宛先とするデータであることを検出すると、MAC
アドレス部分を除去してIPアドレス及びデータ部分を
出力する。
【0049】識別子検出部27は、通信端末接続装置接続
部25において受信されたデータに含まれていたIPアド
レスを検出して識別子比較部29に出力する。識別子比較
部29は、受信データに含まれる送信元のIPアドレスと
識別子保持部30が保持しているIPアドレスとを比較す
る。識別子保持部30はTFTPサーバ及びDHCPサー
バ等のIPアドレスを保持しているので、識別子比較部
29は、受信データが本来通信端末接続装置12を宛先とす
るものであるものと判定して、判定結果を経路切換部28
に出力する。
【0050】経路切換部28は通信端末接続装置接続部25
の出力を通信端末接続装置接続部25に戻す。通信端末接
続装置接続部25は、入力されたデータに自己の端末の通
信端末接続装置12のMACアドレスを付加してデータリ
ンク層のデータを再構成し、通信線14を介して通信端末
接続装置12に出力する(図3の矢印C)。通信線14から
のデータは通信端末接続部16及び識別子検出部20に与え
られる。
【0051】識別子検出部20は通信線14を介して入力さ
れたデータの先頭に配列されている物理アドレスを検出
して識別子比較部21に与える。識別子比較部21はこの物
理アドレスが自己の通信端末接続装置12を示すものであ
るか否かを識別子保持部22に保持されている物理アドレ
スと比較することにより検出する。こうして、識別子比
較部21は、通信線14を介して入力されたデータが自己の
通信端末接続装置12を示すものであることを判定する。
通信端末接続部16で受信されたデータは経路切換部17に
よって情報処理部18に供給される。情報処理部18は入力
されたデータに対して所定の信号処理を施す。
【0052】次に、通信端末装置13がバックボーン上の
サーバに対してデータパケットを送出するものとする。
通信端末装置13は例えばWWWサーバを宛先とするデー
タを情報処理部31において作成する。このデータは通信
端末接続装置接続部25に供給されて、ネットワーク層に
おけるIPアドレスの前にリンク層におけるMACアド
レスが付加される。即ち、通信端末接続装置接続部25
は、先頭に送信元及び宛先のMACアドレス並びに送信
元及び宛先のIPアドレスを配列したデータを出力す
る。この場合には、宛先のMACアドレス及びIPアド
レスはWWWサーバを示すものである。
【0053】通信端末装置13から送出されたデータパケ
ットは、通信端末接続装置12の通信端末接続部16に入力
される。識別子検出部20は通信線14を介して入力された
データのうち先頭に配列されたMACアドレスを検出し
て識別子比較部21に出力する。識別子比較部21は、識別
子検出部20によって検出されたMACアドレスが識別子
保持部22に保持されたMACアドレスに一致するか否か
によって、通信線14を介して入力されたデータが自己の
通信端末接続装置12を宛先とするデータであるか否かを
判定する。
【0054】この場合には、検出されたMACアドレス
は識別子保持部22に保持されたMACアドレスと異な
り、通信端末接続部16の出力は経路切換部17を介して伝
送媒体接続部15に供給される。伝送媒体接続部15は入力
されたデータをCATV網2に送出する。
【0055】このように、本実施の形態においては、通
信端末接続装置と通信装置とで共通のIPアドレスを用
いると共に、バックボーン上のサーバに対しては常に通
信端末装置のMACアドレスを用いるようにしており、
バックボーン上のサーバに対して、通信端末接続装置及
び通信端末装置を1台の端末装置として認識させてい
る。そして、ネットワーク層以上の層の識別子によって
送信先が通信端末接続装置であるか又は通信端末装置で
あるかを判定して通信端末接続装置宛のデータを返送す
ることを可能にしており、通信端末接続装置及び通信端
末装置のいずれもバックボーン上のサーバと通信するこ
とができる。このため、通信端末接続装置としてはTC
P/IPプロトコルに対応した構成を有する必要はな
く、通信端末接続装置のソフトウェア構成を著しく削減
することができる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、1
端末に1つの識別子を割り当てるだけで、通信端末接続
装置及び通信端末装置が夫々ネットワーク上の1クライ
アントとして通信を行うことを可能にすることができる
という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ通信装置の一実施の形態を
示すブロック図。
【図2】本実施の形態におけるデータ通信装置をCM,
PC,WSによって構成し、伝送媒体としてCATV網
を用いたデータ通信システムを示す説明図。
【図3】バックボーンのサーバから通信端末接続装置12
を宛先とするデータの流れを説明するための説明図。
【図4】ケーブルモデム等の通信端末接続装置をネット
ワーク上の1クライアントとして構成した従来のデータ
通信装置を示すブロック図。
【符号の説明】
11…データ通信装置、12…通信端末接続装置、13…通信
端末装置、14…通信線、25…通信端末接続装置接続部、
26…判定部、27…識別子検出部、28…経路切換部、29…
識別子比較部、30…識別子保持部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の通信線によって接続された通信端
    末接続装置と通信端末装置とを具備したデータ通信装置
    であって、 前記通信端末接続装置は、ネットワーク層の所定の識別
    子に設定されて、 所定の伝送媒体と前記所定の通信線との間のインターフ
    ェース処理を行って前記所定の伝送媒体と前記通信端末
    装置との間のデータ通信を可能にする転送手段を具備し
    前記通信端末装置は、前記通信端末接続装置と同一のネ
    ットワーク層の識別子に設定されて、 前記転送手段によって転送された情報を前記通信端末接
    続装置に返送することが可能な返送手段と、 前記転送手段によって転送された情報に含まれるネット
    ワーク層以上の層の識別子に基づいて、前記所定の伝送
    媒体を介して伝送された情報の宛先を判定する判定手段
    と、 前記判定手段の判定結果に基づいて前記転送手段によっ
    て転送された情報を前記返送手段によって返送させるか
    否かを切換える経路切換手段とを具備したことを特徴と
    するデータ通信装置。
  2. 【請求項2】 前記判定手段は、前記転送手段によって
    転送された情報からネットワーク層以上の層の識別子を
    検出する識別子検出手段と、 前記通信端末接続装置又は通信端末装置の処理内容に応
    じたネットワーク層以上の層の識別子を保持する識別子
    保持手段と、 前記識別子検出手段が検出した識別子と前記識別子保持
    手段が保持している識別子との比較によって前記転送手
    段によって転送された情報の宛先を判定する比較手段と
    を具備したことを特徴とする請求項1に記載のデータ通
    信装置。
  3. 【請求項3】 前記返送手段は、前記通信端末接続装置
    に返送するデータに前記通信端末接続装置の物理層の識
    別子を付加することを特徴とする請求項1に記載のデー
    タ通信装置。
  4. 【請求項4】 前記通信端末接続装置は、前記通信端末
    装置から前記通信線を介して伝送された情報の宛先をそ
    の情報に含まれる物理層の識別子によって判断すること
    を特徴とする請求項3に記載のデータ通信装置。
  5. 【請求項5】 前記ネットワーク層以上の層の識別子
    は、ネットワーク層の送信元アドレスであるか又はトラ
    ンスポート層のポート番号であることを特徴とする請求
    項1に記載のデータ通信装置。
  6. 【請求項6】 通信端末接続装置によって所定の伝送媒
    体に接続される通信端末装置であって、 前記通信端末装置は、前記通信端末接続装置と同一のネ
    ットワーク層の識別子に設定されて、 前記通信端末接続装置からの情報を前記通信端末接続装
    置に返送することが可能な返送手段と、 前記通信端末接続装置からの情報に含まれるネットワー
    ク層以上の層の識別子に基づいて、前記所定の伝送媒体
    を介して伝送された情報の宛先を判定する判定手段と、 前記判定手段の判定結果に基づいて前記通信端末接続装
    置からの情報を前記返送手段によって返送させるか否か
    を切換える経路切換手段とを具備したことを特徴とする
    通信端末装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009527195A (ja) * 2006-02-13 2009-07-23 オーロラ ネットワークス, インコーポレイテッド 既存および高機能の同軸ネットワークを介したhfcシステムにおける光ノードからのポイントツーマルチポイントの高速データレートの配信システム
JP2010033164A (ja) * 2008-07-25 2010-02-12 Dowango:Kk 情報通信端末および情報通信サーバ

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