JPH10285984A - 駆動装置 - Google Patents

駆動装置

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JPH10285984A
JPH10285984A JP9085271A JP8527197A JPH10285984A JP H10285984 A JPH10285984 A JP H10285984A JP 9085271 A JP9085271 A JP 9085271A JP 8527197 A JP8527197 A JP 8527197A JP H10285984 A JPH10285984 A JP H10285984A
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Nobuhiro Takao
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モータ起動当初から移動子の位置に応じた回
転駆動制御を行い、かつ位置信号用の多芯信号線を不要
とすることで、配線作業性の向上を図る。 【解決手段】 モータ21側の位置検出手段26で検出
した位置信号bを、結合手段27を介してモータ駆動用
の電力線23の駆動電力上に重畳し、ドライバ22側の
位置信号再生手段29で、重畳された各位置信号bを再
生し、モータ駆動手段33は、この再生した位置信号e
に応じたモータ駆動出力dによってモータ21を駆動す
るため、従来の逆起電圧による位置信号の生成の場合の
ように、移動子24の位置に応じた回転駆動制御が可能
な回転速度範囲に制限があるということがなく、かつ従
来のような位置信号用の多芯信号線を必要としないこと
から、その配線作業がなくなってその作業性を大幅に向
上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、検出されたモータ
移動子の位置に応じて回転速度制御などが行われるブラ
シレス電動機などの駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の駆動装置は、ブラシレス
電動機の回転速度制御などに用いられ、ホール素子など
の位置検出素子によってモータ移動子の位置を検出し、
そのモータ移動子の位置に応じたモータ駆動が行われる
ようになっており、このような駆動装置を図8に示して
いる。
【0003】図8は、従来の駆動装置の構成を示すブロ
ック図である。
【0004】図8において、偏差信号などの制御信号a
が入力されると共に位置信号bが入力される制御手段1
は駆動回路2に接続され、三相信号などの駆動信号cを
制御手段1から駆動回路2に出力するようになってい
る。これらの制御手段1および駆動回路2でモータ駆動
手段3が構成されており、駆動回路2からはモータ4を
駆動するモータ駆動出力dが供給可能になっている。ま
た、これらの制御手段1および駆動回路2を有するドラ
イバ5内には、制御手段1および駆動回路2に対して電
力供給する電源6が配設されている。
【0005】また、このモータ4には、回転駆動可能な
移動子7と、この移動子7の外周側に設けられ、上記駆
動回路2からのモータ駆動出力dが巻線(図示せず)に
供給されて移動子7を回転させ得る移動磁界pを発生さ
せる固定子8と、この固定子8側に配設され、移動子7
が所定の対向位置に来たときに位置信号bを出力するホ
ール素子などから構成されて移動子7の位置を検出する
位置検出手段9とが設けられている。この場合、位置検
出手段9は、ドライバ5内の電源6から電力供給線10
を介して電力供給されていると共に、位置検出手段9か
ら制御手段1に信号線11を介して接続されており、移
動子7の位置を示す位置信号bを位置検出手段9から制
御手段1に出力可能になっている。このように、ドライ
バ5とモータ4の間には、モータ駆動出力dのための動
力線12と、位置検出手段9のための電力供給線10
と、位置信号bのための信号線11とが設けられて、ド
ライバ5によってモータ4が所定速度で駆動制御可能に
構成されている。
【0006】上記構成により、モータ4を回転駆動する
に際して、まず、制御信号aと、移動子7の位置を示す
位置信号bとが制御手段1に入力され、制御手段1から
は、位置信号bに基づいて移動子7の位置に応じた駆動
信号cを駆動回路2に出力する。駆動回路2では、駆動
信号cに基づいたモータ駆動出力dを固定子8の各巻線
(図示せず)に供給する。このモータ駆動出力dによっ
て、固定子8は移動磁界pを発生させて移動子7を、所
定速度で回転駆動させる。このときにも、位置検出手段
9は、ドライバ5側の電源6から電力供給線10を介し
て電力供給をうけていると共に、信号線11を介して制
御手段1に位置信号bを出力している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
位置検出手段9は、信号線11として、モータ4とドラ
イバ5間を接続する位置信号b用の多芯の信号線を必要
とするというだけではなく、これらの信号線11の配線
作業に手間がかかるという問題があった。
【0008】また、移動子7の位置検出にはモータ4の
逆起電圧を検出する位置検出回路を用いる方法もある
が、この位置検出回路では、上記のような多芯の信号線
は必要としないものの、モータ起動時の移動子7が低速
度回転時にはモータ4の逆起電圧がレベルが低く検出で
きないために、モータ起動当初から移動子7の位置に応
じた回転駆動制御ができないという問題があった。
【0009】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
で、モータ起動当初から移動子の位置に応じた回転駆動
制御を行うことができ、かつ、位置信号用の多芯信号線
を不要とすることで、配線作業性の向上を図ることがで
きる駆動装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の駆動装置は、モ
ータ移動子の位置に応じた駆動が行われる駆動装置にお
いて、モータとモータ駆動制御部とがモータ駆動用動力
線で接続され、モータ側に、モータ移動子の位置を検出
する位置検出手段と、この位置検出手段からの位置信号
をモータ駆動用動力線の駆動電力上に重畳する結合手段
とが設けられ、モータ駆動制御部側に、モータ駆動用動
力線の駆動電力上に結合手段により重畳された位置信号
を再生する位置信号再生手段と、この位置信号再生手段
で再生した位置信号に応じてモータを駆動するモータ駆
動手段とが設けられていることを特徴とするものであ
る。
【0011】この構成により、モータ側の位置検出手段
で検出した位置信号を、結合手段を介してモータ駆動用
動力線の駆動電力上に重畳し、モータ駆動制御部側の位
置信号再生手段で、重畳された位置信号を再生し、この
再生した位置信号に応じてモータを駆動するので、モー
タ起動当初から移動子の位置に応じた回転駆動制御を行
うことが可能で、かつ従来のような位置信号用の多芯の
信号線を必要とせず、その配線作業がなくなってその作
業性の向上も可能となる。
【0012】また、本発明の駆動装置は、モータ移動子
の位置に応じた駆動が行われる駆動装置において、モー
タとモータ駆動制御部とがモータ駆動用動力線で接続さ
れ、モータ側に、モータ移動子の位置を検出する位置検
出手段と、この位置検出手段からの位置信号をモータ駆
動用動力線の駆動電力上に重畳する結合手段と、位置検
出手段用の駆動電力をモータ駆動用動力線の駆動電力か
ら生成する電力生成手段とが設けられ、モータ駆動制御
部側に、モータ駆動用動力線の駆動電力上に結合手段に
より重畳された位置信号を再生する位置信号再生手段
と、この位置信号再生手段で再生した位置信号に応じて
モータを駆動するモータ駆動手段とが設けられているこ
とを特徴とするものである。
【0013】この構成により、位置検出手段用の駆動電
力をモータ駆動用動力線の駆動電力から生成するので、
従来のように、モータとモータ駆動制御部との間に位置
検出手段用の電力供給線が必要なくなって、その配線作
業の作業性の向上も図られることになる。
【0014】さらに、好ましくは、本発明の駆動装置に
おけるモータ駆動制御部は、位置信号再生手段で再生し
た位置信号に応じた、少なくともモータ停止時の移動子
の位置を記憶する記憶手段を有し、モータ起動時には、
記憶手段からの出力に応じてモータを駆動し、モータ起
動後は、位置信号再生手段で再生した位置信号に応じて
モータを駆動することを特徴とする。
【0015】この構成により、記憶手段は装置の電源が
オフされても、例えば内部電源などによってモータ停止
時の移動子の位置を位置信号再生手段からの位置信号と
して記憶しているので、モータ起動時に、モータ停止時
の移動子の位置に応じた記憶手段からの位置信号でモー
タを起動することが可能となり、モータ起動時によりス
ムーズにモータ駆動させることが可能となる。
【0016】さらに、好ましくは、本発明の駆動装置に
おけるモータ駆動制御部は、モータを所定時間同期駆動
する同期駆動手段を有し、モータ起動時には同期駆動手
段の出力に応じてモータを同期駆動し、モータ起動後は
位置信号再生手段の出力に応じてモータを駆動すること
を特徴とする。
【0017】この構成により、モータ起動時には同期駆
動手段の出力に応じてモータを同期駆動するので、モー
タ起動時のモータ駆動をよりスムーズに行うことが可能
となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る駆動装置の実
施形態について図面を参照して説明するが、本発明は以
下に示す実施形態に限定されるものではない。
【0019】(実施形態1)図1は本発明の実施形態1
の駆動装置の構成を示すブロック図である。
【0020】図1において、モータ21とモータ駆動制
御部としてのドライバ22とがモータ駆動用動力線23
で接続されている。このモータ21側には、所定の極数
に着磁されており、その中心に回転軸が設けられて回転
駆動可能な移動子(回転子)24と、ドライバ22から
のモータ駆動出力dが供給されることで移動子24を回
転させるように作用する固定子25と、この固定子25
側に配設されて移動子24の回転位置を検出する位置検
出手段26と、この位置検出手段26からの移動子24
の位置信号bをモータ駆動用動力線23の駆動電力上に
重畳する結合手段27と、この位置検出手段26に用い
る駆動電力をモータ駆動用動力線23の駆動電力から生
成する電力生成手段28とが設けられている。
【0021】また、ドライバ22側には、モータ駆動用
動力線23の駆動電力上に結合手段27により重畳され
た位置信号を再生する位置信号再生手段29と、偏差信
号などの制御信号aが入力されると共に位置信号再生手
段29からの位置信号eが入力され、この位置信号eに
応じた三相信号などの駆動信号cを出力する制御手段3
0と、この制御手段30に接続されており、制御手段3
0からの駆動信号cが入力され、モータ駆動出力dをモ
ータ駆動用動力線23に出力する駆動回路31と、これ
らの制御手段30および駆動回路31に対して所定電圧
で電力供給する電源32とが設けられている。これらの
制御手段30および駆動回路31でモータ駆動手段33
が構成されており、この位置信号再生手段29で再生し
た位置信号eに応じたモータ駆動出力dによってモータ
21の移動子24を所定の速度制御で回転駆動するよう
になっている。
【0022】図2は、図1の駆動装置のモータ21の具
体的構成を示す回路図であり、図3は図1の駆動装置の
ドライバ22の具体的構成を示す回路図である。
【0023】図2において、モータ駆動用動力線23
は、電力線23u,23v,23wにより構成されてお
り、これらの電力線23u,23v,23wはそれぞれ
各極の巻線34u,34v,34wの各一端にそれぞれ
接続されていると共に、各極の巻線34u,34v,3
4wの各他端はそれぞれ互いに接続されてスター結線さ
れている。また、固定子25は、移動子24の外周側に
設けられており、ドライバ22からのモータ駆動出力d
1〜d3が電力線23u,23v,23wをそれぞれ介
して、スター結線された各極の巻線34u,34v,3
4wにそれぞれ供給されることで移動子24を回転させ
得る移動磁界pを発生させるようになっている。この固
定子25側に配設され、移動子24が所定の対向位置に
来たときに所定出力の位置信号b1〜b3を出力する各
ホール素子などから構成され、移動子24の回転位置を
検出する位置検出手段26は、その各出力端がそれぞ
れ、結合手段27の各結合コンデンサ27u,27v,
27wをそれぞれ介して各電力線23u,23v,23
wにそれぞれ接続されており、位置検出手段26からの
各位置信号b1〜b3をそれぞれ、各結合コンデンサ2
7u,27v,27wをそれぞれ通して各電力線23
u,23v,23wの駆動電力に重畳するようになって
いる。
【0024】また、電力生成手段28は、同一の通電方
向に接続された整流用ダイオード35,36の直列回路
と、同一の通電方向に接続された整流用ダイオード3
7,38の直列回路と、同一の通電方向に接続された整
流用ダイオード39,40の直列回路と、平滑用コンデ
ンサ41とが並列接続されて構成されている。また、こ
れらの整流用ダイオード35,36の接続点と、整流用
ダイオード37,38の接続点と、整流用ダイオード3
9,40の接続点とがそれぞれ、各電力線23u,23
v,23wにそれぞれ接続されて、各電力線23u,2
3v,23wからそれぞれ交流電力を入力するようにな
っている。さらに、整流用ダイオード35,37,39
のカソード側の接続点と、整流用ダイオード36,3
8,40のアノード側の接続点とはそれぞれ、位置検出
手段26の両電力供給端にそれぞれ接続されて、位置検
出手段26に直流電力を供給するようになっている。
【0025】さらに、図3において、ドライバ22側の
位置信号再生手段29は以下のように回路構成となって
おり、各電力線23u,23v,23wにそれぞれ重畳
された各位置信号f1〜f3を再生して取り出すように
なっている。比較器42,43の一方入力端は互いに接
続されていると共に電力線23uに接続されており、比
較器42の他方入力端には閾値g1の基準電圧が入力さ
れ、また、比較器43の他方入力端には閾値g2の基準
電圧が入力されている。また、比較器42の出力端はア
ンドゲート44の一方入力端に接続され、また、比較器
43の出力端はDフリップフロップ45のR端子、Dフ
リップフロップ46のクロック端子およびフリップフロ
ップ47の入力端に接続されている。さらに、このDフ
リップフロップ45のQ出力端子はアンドゲート44の
他方入力端に接続され、また、アンドゲート44の出力
端はフリップフロップ47の入力端に接続されている。
また同様に、比較器48,49の一方入力端は互いに接
続されていると共に電力線23vに接続されており、比
較器48の他方入力端には閾値g1の基準電圧が入力さ
れ、また、比較器49他方入力端には閾値g2の基準電
圧が入力されている。また、比較器48の出力端はアン
ドゲート50の一方入力端に接続され、また、比較器4
9の出力端はDフリップフロップ51のR端子、Dフリ
ップフロップ45のクロック端子およびフリップフロッ
プ47の入力端に接続されている。さらに、Dフリップ
フロップ51のQ出力端子はアンドゲート50の他方入
力端に接続され、また、アンドゲート50の出力端はフ
リップフロップ47の入力端に接続されている。さらに
同様に、比較器52,53の一方入力端は互いに接続さ
れていると共に電力線23wに接続されており、比較器
52の他方入力端には閾値g1の基準電圧が入力され、
また、比較器53の他方入力端には閾値g2の基準電圧
が入力されている。また、比較器52の出力端はアンド
ゲート54の一方入力端に接続され、また、比較器53
の出力端はDフリップフロップ46のR端子、Dフリッ
プフロップ51のクロック端子およびフリップフロップ
47の入力端に接続されている。さらに、このDフリッ
プフロップ46のQ出力端子はアンドゲート54の他方
入力端に接続され、また、アンドゲート54の出力端は
フリップフロップ47の入力端に接続されている。
【0026】また、制御手段30は以下のような回路構
成となっており、位置信号再生手段29で再生された位
置信号e1〜e3に応じた三相信号などの駆動信号c1
〜c6をそれぞれ出力するようになっている。つまり、
フリップフロップ47の各出力端がそれぞれ接続される
マトリックス回路55の一方の出力端はそれぞれ各アン
ドゲート56,57,58の一方入力端にそれぞれ接続
され、また、偏差信号などの制御信号aが入力されるパ
ルス幅制御部(PWM)59の出力端はアンドゲート5
6,57,58の他方入力端に接続されて、各アンドゲ
ート56,57,58でそれぞれアンド処理されて、各
駆動信号c2,c4,c6をそれぞれ出力するようにな
っている。また、マトリックス回路55の他方の出力端
からは各駆動信号c1,c3,c5をそれぞれ出力する
ようになっている。
【0027】さらに、駆動回路31は以下のような回路
構成となっており、制御手段30からの駆動信号c1〜
c6に基づいて駆動回路31内の後述するスイッチング
素子をスイッチング制御することで、スター結線の多相
巻線34u,34v,34wに位相の異なる交流電力を
供給するようになっている。つまり、駆動回路31は、
スイッチング素子としての駆動用トランジスタ60,6
1の直列回路とフライホイール・ダイオード62,63
の直列回路とが並列接続されており、これらのフライホ
イール・ダイオード62,63の接続点は駆動用トラン
ジスタ60,61の接続点に接続されると共に電力線2
3uを介してモータ21の巻線34uの一方端に接続さ
れ、また、スイッチング素子としての駆動用トランジス
タ64,65の直列回路とフライホイール・ダイオード
66,67の直列回路とが並列接続されており、これら
のフライホイール・ダイオード66,67の接続点は駆
動用トランジスタ64,65の接続点に接続されると共
に電力線23vを介してモータ21の巻線34vの一方
端に接続され、さらに、スイッチング素子としての駆動
用トランジスタ68,69の直列回路とフライホイール
・ダイオード70,71の直列回路とが並列接続されて
おり、これらのフライホイール・ダイオード70,71
の接続点は駆動用トランジスタ68,69の接続点に接
続されると共に電力線23wを介してモータ21の巻線
34wの一方端に接続されて構成されている。これらの
フライホイール・ダイオード62,63、フライホイー
ル・ダイオード66,67およびフライホイール・ダイ
オード70,71は全て、直流電源としてのバッテリー
72の+側から電流が流れ込んでくる方向に対して阻止
する方向に接続(ダイオードのカソード側がバッテリー
72の+側に接続)されていると共に、駆動用トランジ
スタ60,61、駆動用トランジスタ64,65および
駆動用トランジスタ68,69のうちのオンしている素
子がオフしたときに、駆動用トランジスタを保護すべ
く、多相巻線34u,34v,34wに流れる電流を循
環させて逃がすように構成されている。
【0028】また、バッテリー72の+側端は位置信号
再生手段29の比較器42,48,52に接続され、ま
た、バッテリー72の−側端は位置信号再生手段29の
比較器43,49,53に接続されており、位置信号再
生手段29に直流電力を供給するようになっている。
【0029】上記構成により、以下、その動作を説明す
る。
【0030】図4および図5は、図1〜図3の駆動装置
の各要部の信号波形を示すタイムチャートである。この
場合、図4および図5のタイムタクトも同一であり、例
えば図4の位置信号b1の時点xと図5の信号i1の時
点yとは同時点である。
【0031】モータ21の移動子を回転駆動するに際し
て、まず、制御手段30に偏差信号などの制御信号aと
位置信号e1〜e3が入力されると、制御手段30は位
置信号e1〜e3に応じた各三相信号の各駆動信号c1
〜c6を駆動回路31に出力する。駆動回路31に各駆
動信号c1〜c6が入力されると、駆動回路31は、モ
ータ駆動用動力線23の各電力線23u,23v,23
wにそれぞれ各モータ駆動出力d1〜d3をそれぞれ出
力する。これらの各モータ駆動出力d1〜d3のうち例
えば、図4のモータ駆動出力d1の波形A1は、駆動用
トランジスタ60がオンで駆動用トランジスタ61がオ
フしている状態であり、また、図4のモータ駆動出力d
1の波形B1は、駆動用トランジスタ60がオフで駆動
用トランジスタ61がオンしている状態であり、さら
に、図4のモータ駆動出力d1の波形C1は、駆動用ト
ランジスタ61がオンからオフして、フライホイール・
ダイオード62に固定子25の巻線34uから循環電流
が流れている状態であり、さらに、図4のモータ駆動出
力d1の波形D1は、駆動用トランジスタ60,61が
共にオフしている状態である。また、モータ駆動出力d
2の波形A2〜D2およびモータ駆動出力d3の波形A
3〜D3についても上記モータ駆動出力d1の波形A1
〜D1と同様に作用している。このとき、波形D1部の
電圧レベルが漸増または漸減しているのは、複数の極か
らなる磁石などから構成された移動子が固定子内を移動
すると、各巻線34u,34v,34wには逆起電力が
発生するため、直流電源であるバッテリー72の電極電
位を基準とした各巻線34u,34v,34wの合成さ
れた逆起電力波形がモータ駆動出力d1〜d3にそれぞ
れ現れるからである。なお、図4に示すモータ駆動出力
d1〜d3における波形zの高さの略中間位置が閾値g
1または閾値g2となっている。
【0032】次に、駆動回路31からの各モータ駆動出
力d1〜d3がそれぞれ、各電力線23u,23v,2
3wをそれぞれ介して固定子25の各極の各巻線34
u,34v,34wにそれぞれ入力されると、固定子2
5の各極は移動子24の移動磁界pを発生させ、これに
より、移動子24は移動して回転駆動することになる。
移動子24が移動すると、固定子25側に配設されたホ
ール素子などの位置検出手段26と対向することになっ
て、位置検出手段26から図4に示すような位置信号b
1〜b3がそれぞれ出力されることになる。位置検出手
段26からの位置信号b1〜b3はそれぞれ、結合手段
27の各結合コンデンサ27u,27v,27wをそれ
ぞれ通して各電力線23u,23v,23wの駆動電力
に重畳されることになる。言い替えると、各結合コンデ
ンサ27u,27v,27wはそれぞれ、位置信号b1
〜b3をそれぞれ入力して微分し、各電力線23u,2
3v,23wの駆動電力に位置信号f1〜f3をそれぞ
れ重畳することになる。
【0033】このとき、位置検出手段26は、モータ駆
動用動力線23の各電力線23u,23v,23wから
取り出される駆動交流電力を電力生成手段28で整流、
平滑して生成した駆動用直流電力の供給を受けており、
図示していない電源回路で、その供給された駆動用直流
電圧を所定の電圧に降圧、安定化させて内部電源として
利用している。
【0034】さらに、ドライバ22側の位置信号再生手
段29では、電力線23uの駆動電力に重畳された位置
信号f1は比較器42,43の各一方入力端に入力さ
れ、また、電力線23vの駆動電力に重畳された位置信
号f2は比較器48,49の各一方入力端に入力され、
さらに、電力線23wの駆動電力に重畳された位置信号
f3は比較器52,53の各一方入力端に入力される。
これらの比較器42,48,52は閾値g1を基準と
し、また、比較器43,49,53は閾値g2を基準と
して、比較器42,43、比較器48,49および比較
器52,53はそれぞれ比較信号h1〜h6をそれぞれ
出力する。これらの比較信号h1〜h6のうち比較信号
h1,h3,h5はそれぞれ各アンドゲート44,5
0,54の一方入力端にそれぞれ入力される。また、比
較信号h2,h4,h6はそれぞれ各Dフリップフロッ
プ45,51,46にそれぞれ入力される。各Dフリッ
プフロップ45,51,46の各出力端子からの信号は
それぞれ各アンドゲート44,50,54の他方入力端
にそれぞれ入力された後、その各出力端子からはそれぞ
れ、図5に示すような信号i1〜i3がそれぞれ出力さ
れることになる。このようにして、これらの信号i1〜
i3および比較信号h2,h4,h6がそれぞれフリッ
プフロップ47に入力されることになる。このフリップ
フロップ47からは、位置検出手段26から出力された
各位置信号b1〜b3と同様の各位置信号e1〜e3を
それぞれ再生して制御手段30のマトリックス回路55
にそれぞれ出力する。
【0035】さらに、制御手段30では、マトリックス
回路55に各位置信号e1〜e3がそれぞれ入力される
と、マトリックス回路55は、駆動回路31の駆動用ト
ランジスタ60,61、駆動用トランジスタ64,65
および駆動用トランジスタ68,69を駆動するための
デューティサイクル100パーセントの三相信号c1,
c3,c5および三相信号j1〜j3をそれぞれ出力す
る。一方、制御手段30のパルス幅変調回路59は、偏
差信号などの制御信号aが入力されて各アンドゲート5
6,57,58の他方入力端子にパルス幅変調信号kを
出力する。これらのパルス幅変調信号kと三相信号j1
〜j3がそれぞれ、各アンドゲート56,57,58に
それぞれ入力されることになる。各アンドゲート56,
57,58の出力端子からそれぞれ出力される三相信号
c2,c4,c6はそれぞれ、駆動回路31の下アーム
の駆動用トランジスタ61,65,69の各ベースにそ
れぞれ入力され、また、マトリックス回路55からの三
相信号c1,c3,c5はそれぞれ、駆動回路31の上
アームの駆動用トランジスタ60,64,68の各ベー
スにそれぞれ入力される。このようにして、制御手段3
0からの三相信号c1〜c6がそれぞれ駆動用トランジ
スタ60,61、駆動用トランジスタ64,65および
駆動用トランジスタ68,69の各ベースにそれぞれ入
力されると、これらの駆動用トランジスタ60,61、
駆動用トランジスタ64,65および駆動用トランジス
タ68,69がそれぞれスイッチング制御されてバッテ
リー72からの直流電力が位相の異なるモータ駆動用交
流電力に変換されて、各位置信号b1〜b3にそれぞれ
応じた各モータ駆動出力d1〜d3をそれぞれ出力する
ことで、固定子25の各極に移動磁界を発生させて、モ
ータ21の移動子24は所定の方向に所定の速度で移動
して回転駆動することになる。
【0036】したがって、モータ21側の位置検出手段
26で検出した位置信号b1〜b3をそれぞれ、結合手
段27を介してモータ駆動用の各電力線23u,23
v,23wの駆動電力上にそれぞれ重畳し、ドライバ2
2側の位置信号再生手段29で、重畳された各位置信号
f1〜f3(b1〜b3)を再生し、この再生した位置
信号e1〜e3に応じてモータ21を駆動するため、従
来の逆起電圧による位置信号の生成の場合のように、移
動子24の位置に応じた回転駆動制御が可能な回転速度
範囲に制限があるということがなく、かつ従来のような
位置信号用の多芯信号線を必要としないことから、その
配線作業がなくなってその作業性を大幅に向上させるこ
とができる。
【0037】また、位置検出手段26に用いる直流駆動
電力をモータ駆動用の電力線23u,23v,23wの
交流電力から整流、平滑して生成するため、従来のよう
に、モータ21とドライバ22との間に位置検出手段2
6用の電力供給線が必要なくなって、配線作業の作業性
をいっそう向上させることができる。
【0038】(実施形態2)本実施形態2では、上記実
施形態1に加えて、モータ停止時の移動子の位置を記憶
する記憶手段を設け、モータ起動時に記憶情報を用いて
起動させる場合である。
【0039】図6は、本発明の実施形態2のモータ駆動
装置の構成を示すブロック図であり、図1の実施形態1
と同様の作用効果を奏する部材には同一の符号を付けて
その説明を省略する。
【0040】図6において、ドライバ22a側の位置信
号再生手段29の出力端には、少なくともモータ停止時
に再生された位置信号e1〜e3に応じた移動子の位置
を記憶する記憶手段80を介して制御手段30に接続さ
れており、モータ起動時には、記憶手段80からの出力
に応じてモータを起動させ、モータ起動後は、位置信号
再生手段29で再生した位置信号e1〜e3にそれぞれ
応じてモータを駆動させるようになっている。また、ド
ライバ22a内には、この記憶手段80に対して所定電
圧で電力供給可能な内部電源81が設けられている。
【0041】上記構成により、ドライバ22aの電源が
オフされたときにも、少なくともモータ停止時の移動子
24の位置を、EEPROMなどの記憶手段80により
記憶させておき、モータ起動時に、その記憶手段80か
らの出力に基づいた所定の相から固定子25を励磁して
移動子24を移動させると共に、電力生成手段28を介
して位置検出手段26に電力を供給して位置信号b1〜
b3をそれぞれ出力させ、モータの起動後は、位置信号
b1〜b3をそれぞれ再生する位置信号再生手段29か
らの位置信号e1〜e3に基づいてモータ21を回転駆
動する。
【0042】つまり、記憶手段80はドライバ22の電
源がオフされると、ドライバ22aの内部電源81がオ
フするまでに、位置信号再生手段から位置信号e1〜e
3をそれぞれ入力してモータ停止時の位置信号e1〜e
3をそれぞれ記憶する。モータ起動時に、ドライバ22
aの電源がオンされると、記憶手段80はモータ停止時
に記憶した位置信号e1〜e3をそれぞれ制御手段30
にそれぞれ出力する。また、モータ起動時に、偏差信号
などの制御信号aが制御手段30に入力されると、制御
手段30は駆動回路31に各三相信号の駆動信号c1〜
c6をそれぞれ出力する。この駆動回路31に各駆動信
号c1〜c6がそれぞれ入力されると、駆動回路31か
ら各駆動出力d1〜d3がそれぞれ各電力線23u,2
3v,23wをそれぞれ介して固定子25の各極の各巻
線34u,34v,34wにそれぞれ入力することで、
移動子24が移動し始めることになる。このようにし
て、移動子24が移動すると、位置信号再生手段29は
位置検出手段26からの位置信号b1〜b3と同様の位
置信号e1〜e3をそれぞれ再生して記憶手段80に入
力する。この記憶手段80は、記憶した位置信号e1〜
e3と、再生された位置信号e1〜e3とを比較し、そ
の比較結果に差があれば、移動子24が移動したと判断
して、その後は、記憶していた位置信号e1〜e3に代
えて、再生された位置信号e1〜e3を制御手段30に
出力するようにしたため、上記実施形態1と同様に、図
4および図5に従ってモータ駆動されることになる。な
お、このとき、上記比較結果に差があれば、記憶してい
た位置信号e1〜e3に代えて、再生された位置信号e
1〜e3を記憶手段80に記憶させると共に、その記憶
した再生位置信号e1〜e3を制御手段30に出力する
ようにしてもよい。
【0043】したがって、記憶手段80は装置の電源が
オフされても、例えば内部電源81などによってモータ
停止時の移動子24の位置を位置信号再生手段29から
の位置信号e1〜e3として記憶しているため、モータ
起動時に、モータ停止時の移動子の位置に応じた記憶手
段80からの出力でモータ21をよりスムーズに起動さ
せることができる。
【0044】(実施形態3)本実施形態3では、モータ
起動時は同期駆動手段からの同期駆動出力に応じてモー
タを同期駆動し、モータ起動後は位置信号再生手段の出
力に応じてモータ駆動する場合である。
【0045】図7は、本発明の実施形態3のモータ駆動
装置の構成を示すブロック図であり、図1の実施形態1
と同様の作用効果を奏する部材には同一の符号を付けて
その説明を省略する。
【0046】図7において、位置信号再生手段29と制
御手段30との間に、モータ21を所定時間同期駆動す
る同期駆動手段82が配設されており、制御手段30は
駆動回路31を介して、モータ起動時は同期駆動手段8
2からの出力に応じて所定時間同期駆動させ、モータ起
動後は位置信号再生手段29の出力に応じてモータ駆動
させるようになっている。
【0047】上記構成により、モータ起動時に、同期駆
動手段82は、起動信号lが入力されると、モータの自
起動周波数以下の位置信号mを制御手段30に所定時間
だけ出力する。また、モータ起動時に、偏差信号などの
制御信号aが制御手段30に入力されると、制御手段3
0は駆動回路31に、位置信号mと同じ周波数の各三相
信号の駆動信号c1〜c6を出力する。駆動回路31に
駆動信号c1〜c6が入力されると、駆動回路31から
駆動出力d1〜d3がそれぞれ各電力線23u,23
v,23wをそれぞれ介して固定子25の各巻線34
u,34v,34wにそれぞれ入力することで、移動子
24が移動し始めることになる。このようにして、移動
子24が位置信号mに同期して連続的に移動すると、位
置信号再生手段29は位置検出手段26からの各位置信
号b1〜b3と同様の各位置信号e1〜e3をそれぞれ
再生し、これらの各位置信号e1〜e3をそれぞれ同期
駆動手段82を介して制御手段30にそれぞれ入力する
ことになる。
【0048】さらに、この同期駆動手段82は一定時間
が経過すると、上記位置信号mに代えて、位置信号再生
手段29で再生された位置信号e1〜e3を制御手段3
0に出力するため、上記実施形態1と同様に図4および
図5のタイムチャートに従ってモータ21の移動子24
を回転駆動させることができる。
【0049】したがって、モータ起動時の所定時間だけ
同期駆動手段82の出力に応じてモータ21を同期駆動
するため、よりスムーズにモータ起動を行うことができ
て、その後は、移動子24の位置信号e1〜e3に応じ
たモータ駆動を効率良く行うことができる。
【0050】なお、上記実施形態3では、モータ起動時
に、同期駆動手段82からモータ21の自起動周波数以
下の位置信号mを制御手段30に一定時間出力し、その
後は、位置信号再生手段29が、位置検出手段26から
の各位置信号b1〜b3と同様の各位置信号e1〜e3
をそれぞれ再生して制御手段30に出力するように構成
したが、その一定時間が経過する前に、各電力線23
u,23v,23wからの逆起電圧の値が、予め定めら
れた値になると、同期駆動手段82は上記位置信号mに
代えて、再生された各位置信号e1〜e3を制御手段3
0に出力するようにすることもできる。また、この同期
駆動手段82を制御手段30と駆動回路31との間に接
続して設け、制御手段30は、モータ起動時には、同期
駆動手段82によって駆動回路31を同期駆動させ、モ
ータ起動後には、位置信号再生手段29からの各位置信
号e1〜e3に基づいてモータ21を回転駆動させるよ
うにすることもできる。
【0051】また、上記実施形態1〜3では、モータ2
1内の電力生成手段28は結合手段27の接続位置によ
りもドライバ22側に接続する構成としたが、結合手段
27の接続位置によりも固定子25側に接続することも
できる。また、上記実施形態1〜3では、電力生成手段
28の整流部は三相ブリッジに代えて単相ブリッジとす
ることもできる。さらに、上記実施形態1〜3では、駆
動回路31の下アームの駆動用トランジスタ61,6
5,69がパルス幅変調されたが、駆動回路31の上ア
ームの駆動用トランジスタ60,64,68をパルス幅
変調することで制御することもできる。さらに、上記実
施形態1〜3では、位置検出手段26はブラシレス・D
Cモータの位置検出手段として説明したが、インバータ
で駆動されるモータの速度検出手段として用いることも
できる。
【0052】さらに、上記実施形態1〜3では、制御手
段30と位置信号再生手段29とはハード構成とした
が、これらの制御手段30と位置信号再生手段29の一
部はソフト構成とすることもできる。
【0053】この場合、制御手段30はマイクロコンピ
ュータで構成し、位置信号e1〜e3がマイクロコンピ
ュータに入力されると、マイクロコンピュータは位置信
号e1〜e3の割込み処理を行い、駆動回路31の駆動
用トランジスタ60,64,68のベースに対して、デ
ューティサイクル100パーセントの三相信号c1,c
3,c5を出力するようになっている。また、このマイ
クロコンピュータは偏差信号などの制御信号aを入力し
てA/D変換し、制御信号aの値に基づいたパルス幅変
調信号kと、位置信号e1〜e3の割込み処理で得られ
た三相信号j1〜j3とのアンド処理を行って、駆動回
路31の駆動用トランジスタ61,65,69の各ベー
スに対してそれぞれ、パルス幅変調された各三相信号c
2,c4,c6をそれぞれ出力するようになっている。
【0054】また、位置信号再生手段29は、比較器4
2,43、比較器48,49および比較器52,53以
外はマイクロコンピュータで構成し、各電力線23u,
23v,23wの駆動電力にそれぞれ重畳された位置信
号f1〜f3はそれぞれ、比較器42,43の入力端
子、比較器48,49の入力端子および比較器52,5
3の入力端子にそれぞれ入力される。これらの比較器4
2,48,52はそれぞれ閾値g1を基準とし、比較器
43,49,53はそれぞれ閾値g2を基準として比較
信号h1〜h6をそれぞれ出力するようになっている。
これらの比較信号h1〜h6がそれぞれマイクロコンピ
ュータに入力されると、マイクロコンピュータはこれら
の比較信号h1〜h6の割込み処理とアンド処理などの
論理処理を行って、位置検出手段26から出力された各
位置信号b1〜b3と同様の各位置信号e1〜e3をそ
れぞれ再生するようになっている。
【0055】
【発明の効果】以上のように請求項1によれば、位置検
出手段で検出した移動子の位置信号をモータ駆動用動力
線を利用して電送するため、モータとモータ駆動制御部
との間の多芯信号線を必要とせず、その作業工数がなく
なってその作業性を向上させることができ、モータ起動
当初から移動子の位置に応じた回転駆動制御を行うこと
ができる。
【0056】また、請求項2によれば、位置検出手段用
の駆動電力をモータ駆動用動力線の駆動電力から生成す
るため、従来のように、モータとモータ駆動制御部との
間の位置検出手段用の駆動電力線が必要なくなって、そ
の配線作業の作業性をいっそう向上させることができ
る。
【0057】さらに、請求項3によれば、記憶手段は装
置の電源がオフされても、例えば内部電源などによって
モータ停止時の移動子の位置を位置信号再生手段からの
位置信号として記憶しているため、モータ起動時に、モ
ータ停止時の移動子の位置に応じた記憶手段からの出力
でモータをよりスムーズに起動させることができる。
【0058】さらに、請求項4によれば、モータ起動時
には同期駆動手段の出力に応じてモータを同期駆動する
ため、モータをよりスムーズに起動させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の駆動装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】図1の駆動装置のモータ21の具体的構成を示
す回路図である。
【図3】図1の駆動装置のドライバ22の具体的構成を
示す回路図である。
【図4】図1〜図3の駆動装置の各要部の信号波形を示
すタイムチャートである。
【図5】図1〜図3の駆動装置の各要部の信号波形を示
すタイムチャートである。
【図6】本発明の実施形態2の駆動装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図7】本発明の実施形態3の駆動装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図8】従来の駆動装置の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
21 モータ 22,22a,22b ドライバ 23 モータ駆動用動力線 23u,23v,23w 電力線 24 移動子 25 固定子 26 位置検出手段 27 結合手段 27u,27v,27w 結合コンデンサ 28 電力生成手段 29 位置信号再生手段 30 制御手段 31 駆動回路 32 電源 33 モータ駆動手段 34u,34v,34w 巻線 35,36,37,38,39,40 整流用ダイオ
ード 41 平滑用コンデンサ 42,43,48,49,52,53 比較器 44,50,54,56,57,58 アンドゲート 45,46,51 Dフリップフロップ 47 フリップフロップ 55 マトリックス回路 59 パルス幅制御部(PWM) 60,61,64,65,68,69 駆動用トラン
ジスタ 62,63,66,67,70,71 フライホイー
ル・ダイオード 72 バッテリー 80 記憶手段 81 内部電源 82 同期駆動手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ移動子の位置に応じた駆動が行わ
    れる駆動装置において、 モータとモータ駆動制御部とがモータ駆動用動力線で接
    続され、前記モータ側に、モータ移動子の位置を検出す
    る位置検出手段と、この位置検出手段からの位置信号を
    前記モータ駆動用動力線の駆動電力上に重畳する結合手
    段とが設けられ、 前記モータ駆動制御部側に、前記モータ駆動用動力線の
    駆動電力上に前記結合手段により重畳された位置信号を
    再生する位置信号再生手段と、この位置信号再生手段で
    再生した位置信号に応じてモータを駆動するモータ駆動
    手段とが設けられていることを特徴とする駆動装置。
  2. 【請求項2】 モータ移動子の位置に応じた駆動が行わ
    れる駆動装置において、 モータとモータ駆動制御部とがモータ駆動用動力線で接
    続され、前記モータ側に、モータ移動子の位置を検出す
    る位置検出手段と、この位置検出手段からの位置信号を
    前記モータ駆動用動力線の駆動電力上に重畳する結合手
    段と、前記位置検出手段用の駆動電力を前記モータ駆動
    用動力線の駆動電力から生成する電力生成手段とが設け
    られ、 前記モータ駆動制御部側に、前記モータ駆動用動力線の
    駆動電力上に前記結合手段により重畳された位置信号を
    再生する位置信号再生手段と、この位置信号再生手段で
    再生した位置信号に応じてモータを駆動するモータ駆動
    手段とが設けられていることを特徴とする駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記モータ駆動制御部は、前記位置信号
    再生手段で再生した位置信号に応じた、少なくともモー
    タ停止時の移動子の位置を記憶する記憶手段を有し、モ
    ータ起動時には、前記記憶手段からの出力に応じてモー
    タを駆動し、モータ起動後は、前記位置信号再生手段で
    再生した位置信号に応じてモータを駆動することを特徴
    とする請求項1または2記載の駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記モータ駆動制御部は、モータを所定
    時間同期駆動する同期駆動手段を有し、モータ起動時に
    は前記同期駆動手段の出力に応じてモータを同期駆動
    し、モータ起動後は前記位置信号再生手段の出力に応じ
    てモータを駆動することを特徴とする請求項1または2
    記載の駆動装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005341764A (ja) * 2004-05-28 2005-12-08 Sumitomo Electric Ind Ltd モータ駆動装置
JP2007089243A (ja) * 2005-09-20 2007-04-05 Yaskawa Electric Corp モータ制御システム
JP2011004449A (ja) * 2009-06-16 2011-01-06 Panasonic Corp マトリクスコンバータ回路
JP2018174602A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 日立アプライアンス株式会社 圧縮機および圧縮機を搭載した機器

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