JPH10286540A - 地中管路の洗浄装置及び洗浄方法 - Google Patents

地中管路の洗浄装置及び洗浄方法

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JPH10286540A
JPH10286540A JP9110299A JP11029997A JPH10286540A JP H10286540 A JPH10286540 A JP H10286540A JP 9110299 A JP9110299 A JP 9110299A JP 11029997 A JP11029997 A JP 11029997A JP H10286540 A JPH10286540 A JP H10286540A
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Masahiro Fukui
政博 福井
Masahiro Katakuwa
正弘 形鍬
Takanori Takeshita
貴紀 竹下
Tatsuya Tanigawa
達也 谷川
Kiyoshi Kashiwagi
喜世志 柏木
Tetsuji Osugi
哲司 大杉
Tadashi Miyamoto
正 宮本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地中管路内に詰まった被除去物を確実かつ迅
速に洗浄除去することができる地中管路の洗浄装置及び
洗浄方法を提供することにある。 【解決手段】 地中管路Nの開口端5から挿入されて管
路N内に洗浄用の流体を供給する供給ホース1と、供給
ホース1の先端6に設けられると共に流体を管路N内に
噴出する噴射ノズル2と、を備える。さらに、供給ホー
ス1を管路N内に押し込むための押込ロッド3と、押込
ロッド3を供給ホース1に沿わせて連結保持するための
締結部材4…と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケーブル入線孔や
空孔等の地中管路内を洗浄する地中管路の洗浄装置及び
洗浄方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、地中管路(空孔又は入線孔)の点
検を行う場合、先ず管路内に土砂があるかどうかを点検
し、土砂が詰まっているときは管路内にホースを押し込
んで高圧水を噴出して洗浄除去し、その後、管路の点検
が行われていた。また、ケーブルの交換を行う場合、ケ
ーブル入線孔に土砂が詰まっているとケーブルを引出す
ことができないため、上記ホースを入線孔に押し込んで
高圧水にて土砂を洗浄除去し、その後、古いケーブルを
引出し新しいケーブルを入線していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、土砂が
管路の開口端から例えば50m以上も先に詰まっている場
合や地震等によって管路内に多量の土砂が詰まった場
合、従来のホースによる土砂の洗浄除去は困難乃至不可
能であった。つまり、ホースを管路内に押し込んでいく
と、ケーブルや管路内面に摺接して徐々に大きく撓んで
しまうため、長尺(長距離)の押し込みができず土砂の
位置まで押し込むことができなかった。
【0004】そこで、本発明は、地中管路内に詰まった
被除去物を確実かつ迅速に洗浄除去することができる地
中管路の洗浄装置及び洗浄方法を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係る地中管路の洗浄装置は、地中管路の
開口端から挿入されて管路内に洗浄用の流体を供給する
供給ホースと、該供給ホースの先端に設けられると共に
流体を管路内に噴出する噴射ノズルと、上記供給ホース
を管路内に押し込むための押込ロッドと、該押込ロッド
を供給ホースに沿わせて連結保持するための締結部材
と、を備えたものである。
【0006】また、地中管路の開口端から挿入されて管
路内に洗浄用の流体を供給する供給ホースと、該供給ホ
ースの先端に設けられると共に流体を管路内に噴出する
噴射ノズルと、上記供給ホースを管路内に押し込むため
の押込ロッドと、該押込ロッドを供給ホースに沿わせて
連結保持するための締結部材と、を備え、さらに、上記
供給ホース及び押込ロッドを巻取り・引出しするための
リールを設けたものである。
【0007】また、地中管路の開口端から挿入されて管
路内に洗浄用の流体を供給する供給ホースと、該供給ホ
ースの先端に設けられると共に流体を管路内に噴出する
噴射ノズルと、上記供給ホースを管路内に押し込むため
の押込ロッドと、該押込ロッドを供給ホースに沿わせて
連結保持するための締結部材と、管路内の被除去物を吸
引除去するバキューム装置と、該バキューム装置と管路
の開口端とを接続するバキュームホースと、を備えたも
のである。
【0008】また、供給ホース及び押込ロッドを挿通さ
せると共に地中管路の開口端に嵌合可能な筒状の接続具
を備え、さらに、該接続具の外周壁に、接続具の孔部と
連通すると共にバキュームホースと接続可能な接続筒部
を設けたものである。
【0009】また、地中管路内に洗浄用の流体を供給す
る供給ホースと、該供給ホースに外嵌されると共に供給
ホースを管路の開口端から内部に押し込むための挿入ガ
イド管と、該挿入ガイド管及び上記供給ホースの先端に
設けられると共に上記流体を管路内に噴出する噴射ノズ
ルと、を備えたものである。
【0010】また、地中管路内に洗浄用の流体を供給す
る供給ホースと、該供給ホースに外嵌されると共に供給
ホースを管路の開口端から内部に押し込むための挿入ガ
イド管と、該挿入ガイド管及び上記供給ホースの先端に
設けられると共に上記流体を管路内に噴出する噴射ノズ
ルと、を備え、さらに、上記挿入ガイド管を巻取り・引
出しするためのリールを設けたものである。
【0011】また、地中管路内に洗浄用の流体を供給す
る供給ホースと、該供給ホースに外嵌されると共に供給
ホースを管路の開口端から内部に押し込むための挿入ガ
イド管と、該挿入ガイド管及び上記供給ホースの先端に
設けられると共に上記流体を管路内に噴出する噴射ノズ
ルと、管路内の被除去物を吸引除去するバキューム装置
と、該バキューム装置と管路の開口端とを接続するバキ
ュームホースと、を備えたものである。
【0012】また、挿入ガイド管を挿通させると共に地
中管路の開口端に嵌合可能な筒状の接続具を備え、さら
に、該接続具の外周壁に、接続具の孔部と連通すると共
にバキュームホースと接続可能な接続筒部を設けたもの
である。
【0013】また、本発明の地中管路の洗浄方法は、地
中管路内に洗浄用の流体を供給すると共に噴射ノズルを
先端に有する供給ホースと、該供給ホースに沿って締結
される補強用押込ロッドと、から成る洗浄作業ロッド
を、管路の開口端から内部へ押し込みつつ上記噴射ノズ
ルから流体を噴出して管路内の被除去物を開口端側へ排
出するものである。
【0014】また、地中管路内に洗浄用の流体を供給す
ると共に噴射ノズルを先端に有する供給ホースと、該供
給ホースに沿って締結される補強用押込ロッドと、から
成る洗浄作業ロッドを、管路の開口端に挿入し、かつ、
洗浄作業ロッドを挿通させると共にバキュームホースと
接続可能な接続具の一端を上記開口端に嵌合し、その
後、管路内部に洗浄作業ロッドを押し込みつつ上記噴射
ノズルから流体を噴出し、管路内部の被除去物を上記バ
キュームホースを介して外部へ吸引除去するものであ
る。
【0015】また、地中管路内に洗浄用の流体を供給す
る供給ホースと、該供給ホースに外嵌されると共に供給
ホースを管路の開口端から内部に押し込むための挿入ガ
イド管と、該挿入ガイド管及び上記供給ホースの先端に
設けられると共に上記流体を管路内に噴出する噴射ノズ
ルと、から成る洗浄作業ロッドを、管路の開口端から内
部へ押し込みつつ上記噴射ノズルから流体を噴出して管
路内の被除去物を開口端側へ排出するものである。
【0016】また、地中管路内に洗浄用の流体を供給す
る供給ホースと、該供給ホースに外嵌されると共に供給
ホースを管路の開口端から内部に押し込むための挿入ガ
イド管と、該挿入ガイド管及び上記供給ホースの先端に
設けられると共に上記流体を管路内に噴出する噴射ノズ
ルと、から成る洗浄作業ロッドを、管路の開口端に挿入
し、かつ、洗浄作業ロッドを挿通させると共にバキュー
ムホースと接続可能な接続具の一端を上記開口端に嵌合
し、その後、管路内部に洗浄作業ロッドを押し込みつつ
上記噴射ノズルから流体を噴出し、管路内部の被除去物
を上記バキュームホースを介して外部へ吸引除去するも
のである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を示す図面に基
づき、本発明を詳説する。
【0018】図1〜図3は、本発明の地中管路の洗浄装
置の実施の一形態を示し、この洗浄装置は、地中管路N
の開口端5から挿入されて管路N内に洗浄用の流体(例
えば、高圧水や圧縮エアー)を供給する供給ホース1
と、供給ホース1の先端6に設けられると共に流体を管
路N内に噴出する噴射ノズル2と、供給ホース1を管路
N内に押し込むための押込ロッド3と、押込ロッド3を
供給ホース1に沿わせて連結保持するための締結部材4
…と、を備え、さらに、供給ホース1及び(締結され
た)押込ロッド3を巻取り・引出しするためのリール7
が設けられている。
【0019】この地中管路Nには、複数本のケーブルK
…が入線(挿設)されており、管路Nの点検・補修やケ
ーブルK…の交換作業等の際、管路N内部に詰まった土
砂24等の被除去物30を除去するために本発明の洗浄装置
が使用される。
【0020】具体的に説明すると、供給ホース1は、例
えば、プラスチック層や合成繊維層等にて積層された可
撓性の高圧ホースが用いられ、供給ホース1の基端は、
上記リール7に固定されると共に、連結ホース10を介し
て高圧洗浄車9と接続されている。この高圧洗浄車9
は、水を加圧する加圧装置を備えており、加圧装置にて
つくられた洗浄用の流体である高圧水23が、連結ホース
10及び供給ホース1を通って、先端6の噴射ノズル2へ
送られるようにしている。
【0021】噴射ノズル2は、先端から中間15にかけて
が弾丸状に形成されていると共に、中間15は先端側へ縮
径するテーパ状に形成されて段付部16が設けられてい
る。また内部には、流路孔12を有し、その流路孔12の基
端に雌ネジ部11が設けられている。さらに、流路孔12か
ら噴射ノズル2の頂部まで細径の前方噴射孔13が貫設さ
れると共に、流路孔12から段付部16まで後方噴射孔14…
が複数貫設されている。
【0022】そして、供給ホース1先端6に設けられた
連結用の螺着具17の雄ネジ部18に、噴射ノズル2の上記
雌ネジ部11が螺合連結している。なお、噴射ノズル2と
螺着具17との間にシール材(Oリング)19を介装した
り、雄ネジ部18と雌ネジ部11の間にシールテープを介装
するも、望ましい。
【0023】押込ロッド3は、剛性の大きい(腰の強
い)材質で、かつ、中実又は中空に形成され、中空の場
合はその先端が施蓋されている。そして、供給ホース1
の先端から基端までに押込ロッド3を沿わせ、締結部材
4…にて連結保持している。なお、締結部材4は、例え
ば、ビニールテープや紐やゴムチューブ等の可撓部材
や、供給ホース1及び押込ロッド3と嵌合して締付固定
する半割状の締結具等が用いられる。
【0024】そして、(上述した)噴射ノズル2を先端
6に有する供給ホース1と、供給ホース1に沿って連結
保持された押込ロッド3とから、洗浄作業ロッドGが形
成されている。
【0025】また、リール7は、この洗浄作業ロッドG
を巻取り保持する回転枠20と、回転枠20を回転可能に枢
支する支持枠21と、を有し、さらに、巻取り・引出しの
際に洗浄作業ロッドGを案内するガイド部に、引出した
洗浄作業ロッドGの長さを計測する電子計尺機22が付設
されている。
【0026】しかして、この洗浄装置を用いる本発明の
地中管路の洗浄方法及びケーブルK…の交換作業につい
て説明すると、図1と図2に示すように、例えば、地震
発生後は、地中管路Nに亀裂が生じたりして内部に液状
化した土砂24等(被除去物30)が詰まっている場合があ
り、管路Nの点検及びケーブルKの交換前にこの土砂24
を除去する必要がある。
【0027】そこで先ず、管路N内に土砂24が詰まって
いるかどうかを、例えば、ファイバースコープ等によっ
て点検し、その後、土砂24が詰まっている管路Nについ
て洗浄除去作業が行われる。なお、管路Nの開口端5
は、マンホールM内の側壁に設けられている。
【0028】洗浄除去作業では、先ずリール7に巻設さ
れた洗浄作業ロッドGの先端6を引出して噴射ノズル2
を管路Nの開口端5に挿入し、高圧洗浄車9の加圧装置
にて所定の水圧Pに加圧した高圧水を連結ホース10を介
して供給ホース1へ送る。そして、洗浄作業ロッドGを
管路N内部へ押し込みつつ噴射ノズル2から高圧水(洗
浄用の流体)を噴出する。このとき、剛性のある押込ロ
ッド3にて供給ホース1の撓みを抑制しているので、洗
浄作業ロッドGを管路Nに沿って強制的に押し込みする
ことができる。
【0029】そして、図1と図4に示すように、洗浄作
業ロッドGが管路N内部に詰まった土砂24付近に達する
と、噴射ノズル2の前方噴射孔13から噴出した高圧水23
が土砂24に当たって穴を形成していき、噴射ノズル2が
その穴に接近していくことで、噴射ノズル2の後方噴射
孔14…から噴出した高圧水23…が穴近傍の土砂24を後方
へ押し流していく。
【0030】このとき、高圧水23の水圧Pは、40kg/cm2
≦P≦ 100kg/cm2に設定されている。水圧Pが40kg/cm2
未満であると土砂24の除去効率が悪く、 100kg/cm2を越
えるとケーブルKを破損する虞れがある。
【0031】そして、噴射ノズル2が土砂24を通過した
ところ(あるいは管路Nの他方の開口端に達したとこ
ろ)で、リール7にて洗浄作業ロッドGを巻取ってい
き、噴射ノズル2を後方へ移動させつつ後方噴射孔14…
から噴出する高圧水23によって土砂24(泥水)を管路N
の開口端5側のマンホールMへ排出する。このとき、噴
射ノズル2を小刻みに前進後退させながら洗浄作業ロッ
ドGを巻取るもよい。
【0032】その後、管路N内に残留した土砂24が多量
で、ケーブルK…の引出しが未だ困難である場合は、前
方噴射孔13を省略した後方噴射孔14…のみの噴射ノズル
を有する洗浄作業ロッドGに切り換えて、管路N内に押
し込み・引出しする土砂24の排出作業を(1、2回)繰
り返す。
【0033】そして、管路Nに詰まっていた土砂24が大
方排出されたところで、ケーブルK…を引出し、管路N
の点検を行う。このとき、管路Nが再使用可能であれ
ば、この管路Nに新しいケーブルK…を挿設し、補修等
が必要であれば予備の管路Nに新しいケーブルK…を挿
設しておき、その後に補修工事を行う。
【0034】次に、本発明の洗浄装置の他の実施の形態
を説明すると、図5〜図7に示すように、この洗浄装置
は、(上記説明の)リール7にて巻取り・引出しされる
洗浄作業ロッドGを備えると共に、管路N内の被除去物
30(土砂24)を吸引除去するバキューム装置Q(例えば
バキューム車)と、バキューム装置Qと管路Nの開口端
5とを接続するバキュームホース25と、を具備し、さら
に、供給ホース1及び押込ロッド3等から成る洗浄作業
ロッドGを挿通させると共に、管路Nの開口端5に嵌合
可能かつバキュームホース25と接続可能な筒状の接続具
26が設けられている。
【0035】接続具26は、外径寸法の大きい大径部27a
と、管路Nの開口端5に嵌合可能な外径寸法の小さい小
径部27bと、を有する筒本体27を備え、また、筒本体27
は、縦断された半体31,31がヒンジ具32にて相互揺動可
能に連結して成ると共に、大径部27a側の開口端縁には
内鍔部29,29が設けられている。
【0036】さらに、接続具26は、その筒本体27の大径
部27aの外周壁に、筒本体27の孔部と連通すると共に、
バキュームホース25にて外嵌されかつ締付具33にて締付
連結される接続筒部28が設けられている。
【0037】しかして、この洗浄装置を用いる本発明の
洗浄方法を説明すると、リール7から引出した洗浄作業
ロッドG先端6を管路Nの開口端5に挿入し、かつ、上
記接続具26の筒本体27を開いて(半体31,31を相互に揺
動させて)その内部にケーブルK…及び洗浄作業ロッド
Gを挿入し、閉じた接続具26の一端34a、即ち、筒本体
27の小径部27bを管路Nの開口端5に嵌挿する。
【0038】なお、開いた接続具26を閉じる際、接続具
26の他端34bの内鍔部29,29と、ケーブルK及び洗浄作
業ロッドGとの間を略密閉状とするために、ゴムや布等
の蓋部材35を挟み込んで隙間を塞いでいる。なお、予め
蓋部材35を接続具26に付設しておくも、好ましい。ま
た、上記蓋部材35とケーブルKとの間にガイド筒体36を
設け、このガイド筒体36を通して洗浄作業ロッドGを接
続具26内に挿通させるも、好ましい。
【0039】その後、管路N内に洗浄作業ロッドGを押
し込みつつ噴射ノズル2から高圧水23を噴出すると共
に、バキューム装置Qを作動させ、水圧により後方へ押
し流した管路N内の土砂24(泥水)をバキュームホース
25を介して外部(バキューム装置Q)へ強制的に吸引除
去する。この方法によれば、土砂24の除去効率が極めて
高いため、(図3で説明した)噴射ノズル2による1回
の洗浄除去作業で大方の土砂24を排出することができ
る。つまり、噴射ノズル2の交換や洗浄作業ロッドGの
押し込み・引出しの回数が少なくて済む。さらに、マン
ホールM内へ泥水が溜まらないので、作業がしやすくな
る。
【0040】次に、図8と図9に示すように、本発明の
洗浄装置の別の実施の形態を説明すると、この洗浄装置
は、地中管路N内に洗浄用の流体を供給する(上記説明
の)供給ホース1と、供給ホース1に外嵌されると共に
供給ホース1を管路Nの開口端5から内部に押し込むた
めの挿入ガイド管37と、挿入ガイド管37及び供給ホース
1の先端38,6に設けられると共に流体を管路N内に噴
出する噴射ノズル2と、を備え、さらに、挿入ガイド管
37を巻取り・引出しするためのリール7が設けられたも
のである。
【0041】挿入ガイド管37は、例えば、ポリ塩化ビニ
ル等のプラスチックパイプや、FRPとステンレス螺旋
層の複合管等の剛性が大きい(腰が強い)材質にて形成
されており、その先端38開口部には雌ネジ部39が形成さ
れている。
【0042】また、噴射ノズル2は、内部の流路孔12と
連通する前方噴射孔13及び複数の後方噴射孔14…を有
し、外周面には、各後方噴射孔14…から噴出する流体用
のガイド溝40…が形成されている。また、流路孔12の基
端には、供給ホース1先端6に設けられた螺着具17の雄
ネジ部18と螺合連結する雌ネジ部11を有すると共に、噴
射ノズル2の基端面41には、上記挿入ガイド管37の雌ネ
ジ部39と螺合連結する雄ネジ部42を外周面に有する短筒
部43が設けられている。
【0043】そして、噴射ノズル2の雌ネジ部11及び雄
ネジ部42が、供給ホース1先端6の螺着具17の雄ネジ部
18及び挿入ガイド管37先端38の雌ネジ部39に螺合連結し
て、噴射ノズル2が供給ホース1及び挿入ガイド管37に
取付けられている。
【0044】しかして、この洗浄装置を用いる洗浄方法
は、供給ホース1と、挿入ガイド管37と、噴射ノズル2
とが、一体化して成る洗浄作業ロッドGを、管路Nの開
口端5から内部へ押し込みつつ噴射ノズル2から高圧水
23を噴出して、管路N内の土砂24(泥水)を開口端5側
のマンホールMへ排出するものであるが、この場合、供
給ホース1が挿入ガイド管37内に設けられることによっ
て、ケーブルKや管路N内面に対する洗浄作業ロッドG
の摺接面積が減少するので、押込抵抗が小さくなり、長
尺の押し込みが容易となる。また、シンプルな1本の洗
浄作業ロッドGにより取扱いが容易となる。
【0045】また、図9と図10から本発明の洗浄装置の
さらに別の実施の形態を説明すると、この洗浄装置は、
供給ホース1と挿入ガイド管37と噴射ノズル2とが一体
化されて成る洗浄作業ロッドGと、リール7とを備え、
さらに、バキューム装置Qと、バキュームホース25と、
(図6と図7で説明した)接続具26とを、具備してい
る。
【0046】そして、この洗浄装置による洗浄方法は、
洗浄作業ロッドGを管路Nの開口端5に挿入し、かつ、
ケーブルK…及び洗浄作業ロッドGを挿通させた接続具
26の一端34aを管路Nの開口端5に嵌合する。このと
き、洗浄作業ロッドGをガイド筒体36に挿通させると共
に、接続具26他端34bの開口部と、ケーブルK及びガイ
ド筒体36との間に蓋部材35を設ける(図6参照)。
【0047】その後、管路N内に洗浄作業ロッドGを押
し込みつつ噴射ノズル2から高圧水23を噴出すると共
に、バキューム装置Qを作動させて、水圧とバキューム
装置Qによる強制吸引によって管路N内部の土砂24を外
部へ除去し、1回の洗浄除去作業(洗浄作業ロッドGの
押し込み・引出しの1往復)で完了する。
【0048】この方法によれば、洗浄作業ロッドGの操
作性(扱い易さ)及び土砂24の除去効率アップによる作
業性の向上に加え、マンホールM内の足元に土砂24が溜
まらないので作業し易くマンホールM内が汚れないとい
う利点がある。
【0049】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成されるので、次
に記載する効果を奏する。
【0050】(請求項1、2又は3によれば)締結部材
4…にて相互に連結した供給ホース1及び押込ロッド3
を、管路N内部に沿って強制的に押し込むことができ
る。つまり、管路Nが緩やかに左右又は上下にカーブす
る箇所があっても、そのカーブに沿って押し込み可能で
ある。従って、管路Nの開口端5から土砂24等の被除去
物30の位置まで確実に噴射ノズル2を送り込み、噴射ノ
ズル2から噴出する高圧水等の洗浄用の流体にて被除去
物30を管路N内から洗浄除去することができる。
【0051】(請求項2によれば)リール7によって、
供給ホース1及び押込ロッド3の巻取り・引出しを迅速
かつスムースに行うことができる。
【0052】(請求項3によれば)バキューム装置Qに
よって、管路N内の被除去物30をバキュームホース25を
介して外部へ強制的に吸引除去することができる。つま
り、被除去物30の除去効率が極めて高いため、供給ホー
ス1及び押込ロッド3の押し込み・引出しの回数が少な
くて済み、洗浄除去の作業能率が大幅に向上する。ま
た、管路Nの開口端5側にある作業者の足元に被除去物
30(泥水)が流れてこないので、作業がしやすくなる。
【0053】(請求項4によれば)管路Nの開口端5と
バキュームホース25との接続作業を迅速かつ容易に行う
ことができる。
【0054】(請求項5、6又は7によれば)供給ホー
ス1が挿設されて一体化した挿入ガイド管37を、管路N
内部に沿って強制的に押し込むことができる。つまり、
管路Nが緩やかに左右又は上下にカーブする箇所があっ
ても、そのカーブに沿って押し込み可能である。従っ
て、確実に噴射ノズル2を被除去物30の位置まで送り込
み、噴射ノズル2から噴出する高圧水等の洗浄用の流体
にて被除去物30を管路N内から洗浄除去することができ
る。このとき、供給ホース1が挿入ガイド管37内に挿設
されて1本のシンプルなロッドとなっているため、取扱
いが容易であると共に、管路Nへの押込抵抗が小さく長
尺(例えば50m以上)の押込作業も容易となる。
【0055】(請求項6によれば)リール7によって、
供給ホース1を挿設した挿入ガイド管37の巻取り・引出
しを迅速かつスムースに行うことができる。
【0056】(請求項7によれば)バキューム装置Qに
よって、管路N内の被除去物30をバキュームホース25を
介して外部へ強制的に吸引除去することができる。つま
り、被除去物30の除去効率が極めて高いため、挿入ガイ
ド管37の押し込み・引出しの回数が少なくて済み、洗浄
除去の作業能率が大幅に向上する。また、管路Nの開口
端5側にある作業者の足元に被除去物30(泥水)が流れ
てこないので、作業がし易くなる。
【0057】(請求項8によれば)管路Nの開口端5と
バキュームホース25との接続作業を迅速かつ容易に行う
ことができる。
【0058】(請求項9又は10によれば)洗浄作業ロッ
ドGを、管路N内部に沿って強制的に押し込んでその先
端の噴射ノズル2を被除去物30の位置まで確実に送り込
むことができる。そして、噴射ノズル2から噴出する高
圧水等の洗浄用の流体にて被除去物30を管路N内から洗
浄除去することができる。つまり、ケーブルKが入線さ
れた管路N内を洗浄除去してケーブル交換作業を行うこ
とができるので、その管路Nの再使用が可能となり、予
備(空の)管路Nを使用せず確保しておくことができ
る。
【0059】(請求項10によれば)被除去物30の除去効
率が極めて高くなり、洗浄作業ロッドGによる洗浄除去
の作業能率が大幅に向上する。また、管路Nの開口端5
側にある作業者の足元に被除去物30(泥水)が流れてこ
ないので、作業しやすい。
【0060】(請求項11によれば)洗浄作業ロッドG
を、管路N内部に沿って強制的に押し込んでその先端の
噴射ノズル2を被除去物30の位置まで確実に送り込むこ
とができる。そして、噴射ノズル2から噴出する高圧水
等の洗浄用の流体にて被除去物30を管路N内から洗浄除
去することができる。つまり、ケーブルKが入線された
管路N内を洗浄除去してケーブル交換作業を行うことが
できるので、その管路Nの再使用が可能となり、予備
(空の)管路Nを使用せずに確保しておくことができ
る。また、洗浄作業ロッドGは1本のシンプルなロッド
であるため、取扱いが容易であると共に、管路Nへの押
込抵抗が小さく長尺(例えば50m以上)の押込作業も容
易である。
【0061】(請求項12によれば)被除去物30の除去効
率が極めて高くなり、洗浄作業ロッドGによる洗浄除去
の作業能率が大幅に向上する。また、管路Nの開口端5
側にある作業者の足元に被除去物30(泥水)が流れてこ
ないので、作業しやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の地中管路の洗浄装置の実施の一形態を
示す構成説明図である。
【図2】ケーブル等を挿通した地中管路の内部を示す説
明図である。
【図3】洗浄作業ロッドの先端を示す要部一部断面図で
ある。
【図4】土砂の排出状態を示す作用説明図である。
【図5】洗浄装置の他の実施の形態を示す構成説明図で
ある。
【図6】接続具の取付構造を示す要部断面側面図であ
る。
【図7】接続具の正面図である。
【図8】洗浄装置の別の実施の形態を示す構成説明図で
ある。
【図9】洗浄作業ロッドの先端を示す要部一部断面図で
ある。
【図10】洗浄作業ロッドのさらに別の実施の形態を示す
構成説明図である。
【符号の説明】
1 供給ホース 2 噴射ノズル 3 押込ロッド 4 締結部材 5 開口端 6 先端 7 リール 25 バキュームホース 26 接続具 28 接続筒部 30 被除去物 34a 一端 37 挿入ガイド管 38 先端 G 洗浄作業ロッド N 管路 Q バキューム装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷川 達也 大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電 力株式会社内 (72)発明者 柏木 喜世志 大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電 力株式会社内 (72)発明者 大杉 哲司 大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電 力株式会社内 (72)発明者 宮本 正 大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電 力株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地中管路Nの開口端5から挿入されて管
    路N内に洗浄用の流体を供給する供給ホース1と、該供
    給ホース1の先端6に設けられると共に流体を管路N内
    に噴出する噴射ノズル2と、上記供給ホース1を管路N
    内に押し込むための押込ロッド3と、該押込ロッド3を
    供給ホース1に沿わせて連結保持するための締結部材4
    …と、を備えたことを特徴とする地中管路の洗浄装置。
  2. 【請求項2】 地中管路Nの開口端5から挿入されて管
    路N内に洗浄用の流体を供給する供給ホース1と、該供
    給ホース1の先端6に設けられると共に流体を管路N内
    に噴出する噴射ノズル2と、上記供給ホース1を管路N
    内に押し込むための押込ロッド3と、該押込ロッド3を
    供給ホース1に沿わせて連結保持するための締結部材4
    …と、を備え、さらに、上記供給ホース1及び押込ロッ
    ド3を巻取り・引出しするためのリール7を設けたこと
    を特徴とする地中管路の洗浄装置。
  3. 【請求項3】 地中管路Nの開口端5から挿入されて管
    路N内に洗浄用の流体を供給する供給ホース1と、該供
    給ホース1の先端6に設けられると共に流体を管路N内
    に噴出する噴射ノズル2と、上記供給ホース1を管路N
    内に押し込むための押込ロッド3と、該押込ロッド3を
    供給ホース1に沿わせて連結保持するための締結部材4
    …と、管路N内の被除去物30を吸引除去するバキューム
    装置Qと、該バキューム装置Qと管路Nの開口端5とを
    接続するバキュームホース25と、を備えたことを特徴と
    する地中管路の洗浄装置。
  4. 【請求項4】 供給ホース1及び押込ロッド3を挿通さ
    せると共に地中管路Nの開口端5に嵌合可能な筒状の接
    続具26を備え、さらに、該接続具26の外周壁に、接続具
    26の孔部と連通すると共にバキュームホース25と接続可
    能な接続筒部28を設けた請求項3記載の地中管路の洗浄
    装置。
  5. 【請求項5】 地中管路N内に洗浄用の流体を供給する
    供給ホース1と、該供給ホース1に外嵌されると共に供
    給ホース1を管路Nの開口端5から内部に押し込むため
    の挿入ガイド管37と、該挿入ガイド管37及び上記供給ホ
    ース1の先端38,6に設けられると共に上記流体を管路
    N内に噴出する噴射ノズル2と、を備えたことを特徴と
    する地中管路の洗浄装置。
  6. 【請求項6】 地中管路N内に洗浄用の流体を供給する
    供給ホース1と、該供給ホース1に外嵌されると共に供
    給ホース1を管路Nの開口端5から内部に押し込むため
    の挿入ガイド管37と、該挿入ガイド管37及び上記供給ホ
    ース1の先端38,6に設けられると共に上記流体を管路
    内に噴出する噴射ノズル2と、を備え、さらに、上記挿
    入ガイド管37を巻取り・引出しするためのリール7を設
    けたことを特徴とする地中管路の洗浄装置。
  7. 【請求項7】 地中管路N内に洗浄用の流体を供給する
    供給ホース1と、該供給ホース1に外嵌されると共に供
    給ホース1を管路Nの開口端5から内部に押し込むため
    の挿入ガイド管37と、該挿入ガイド管37及び上記供給ホ
    ース1の先端38,6に設けられると共に上記流体を管路
    N内に噴出する噴射ノズル2と、管路N内の被除去物30
    を吸引除去するバキューム装置Qと、該バキューム装置
    Qと管路Nの開口端5とを接続するバキュームホース25
    と、を備えたことを特徴とする地中管路の洗浄装置。
  8. 【請求項8】 挿入ガイド管37を挿通させると共に地中
    管路Nの開口端5に嵌合可能な筒状の接続具26を備え、
    さらに、該接続具26の外周壁に、接続具26の孔部と連通
    すると共にバキュームホース25と接続可能な接続筒部28
    を設けた請求項7記載の地中管路の洗浄装置。
  9. 【請求項9】 地中管路N内に洗浄用の流体を供給する
    と共に噴射ノズル2を先端6に有する供給ホース1と、
    該供給ホース1に沿って締結される補強用押込ロッド3
    と、から成る洗浄作業ロッドGを、管路Nの開口端5か
    ら内部へ押し込みつつ上記噴射ノズル2から流体を噴出
    して管路N内の被除去物30を開口端5側へ排出すること
    を特徴とする地中管路の洗浄方法。
  10. 【請求項10】 地中管路N内に洗浄用の流体を供給する
    と共に噴射ノズル2を先端6に有する供給ホース1と、
    該供給ホース1に沿って締結される補強用押込ロッド3
    と、から成る洗浄作業ロッドGを、管路Nの開口端5に
    挿入し、かつ、洗浄作業ロッドGを挿通させると共にバ
    キュームホース25と接続可能な接続具26の一端34aを上
    記開口端5に嵌合し、その後、管路N内部に洗浄作業ロ
    ッドGを押し込みつつ上記噴射ノズル2から流体を噴出
    し、管路N内部の被除去物30を上記バキュームホース25
    を介して外部へ吸引除去することを特徴とする地中管路
    の洗浄方法。
  11. 【請求項11】 地中管路N内に洗浄用の流体を供給する
    供給ホース1と、該供給ホース1に外嵌されると共に供
    給ホース1を管路Nの開口端5から内部に押し込むため
    の挿入ガイド管37と、該挿入ガイド管37及び上記供給ホ
    ース1の先端38,6に設けられると共に上記流体を管路
    N内に噴出する噴射ノズル2と、から成る洗浄作業ロッ
    ドGを、管路Nの開口端5から内部へ押し込みつつ上記
    噴射ノズル2から流体を噴出して管路N内の被除去物30
    を開口端5側へ排出することを特徴とする地中管路の洗
    浄方法。
  12. 【請求項12】 地中管路N内に洗浄用の流体を供給する
    供給ホース1と、該供給ホース1に外嵌されると共に供
    給ホース1を管路Nの開口端5から内部に押し込むため
    の挿入ガイド管37と、該挿入ガイド管37及び上記供給ホ
    ース1の先端38,6に設けられると共に上記流体を管路
    N内に噴出する噴射ノズル2と、から成る洗浄作業ロッ
    ドGを、管路Nの開口端5に挿入し、かつ、洗浄作業ロ
    ッドGを挿通させると共にバキュームホース25と接続可
    能な接続具26の一端34aを上記開口端5に嵌合し、その
    後、管路N内部に洗浄作業ロッドGを押し込みつつ上記
    噴射ノズル2から流体を噴出し、管路N内部の被除去物
    30を上記バキュームホース25を介して外部へ吸引除去す
    ることを特徴とする地中管路の洗浄方法。
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