JPH10286849A - 予備可塑化式射出装置 - Google Patents
予備可塑化式射出装置Info
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- JPH10286849A JPH10286849A JP10030997A JP10030997A JPH10286849A JP H10286849 A JPH10286849 A JP H10286849A JP 10030997 A JP10030997 A JP 10030997A JP 10030997 A JP10030997 A JP 10030997A JP H10286849 A JPH10286849 A JP H10286849A
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- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 可塑化シリンダと射出シリンダを備えた予備
可塑化式の射出装置において、型締装置に対するシリン
ダの接近・離隔方向の駆動を容易とし、ノズルタッチ等
に際しての微妙な位置調節も高精度に行うことが出来る
ようにすると共に、シリンダの保守点検や修理等に際し
ての作業性を向上せしめること。 【解決手段】 可塑化シリンダとしての第一の加熱シリ
ンダ10を備えたスクリュ装置14と、射出シリンダと
しての第二の加熱シリンダ16を備えたプランジャ装置
20を、型締装置22に対して接近・離隔方向に互いに
独立して移動させて位置決めすることが出来るようにす
ると共に、型締装置22に対する接近・離隔方向に対し
て、第一の加熱シリンダ10の中心軸を平行に設定する
と共に、第二の加熱シリンダ16の中心軸を直角に設定
した。
可塑化式の射出装置において、型締装置に対するシリン
ダの接近・離隔方向の駆動を容易とし、ノズルタッチ等
に際しての微妙な位置調節も高精度に行うことが出来る
ようにすると共に、シリンダの保守点検や修理等に際し
ての作業性を向上せしめること。 【解決手段】 可塑化シリンダとしての第一の加熱シリ
ンダ10を備えたスクリュ装置14と、射出シリンダと
しての第二の加熱シリンダ16を備えたプランジャ装置
20を、型締装置22に対して接近・離隔方向に互いに
独立して移動させて位置決めすることが出来るようにす
ると共に、型締装置22に対する接近・離隔方向に対し
て、第一の加熱シリンダ10の中心軸を平行に設定する
と共に、第二の加熱シリンダ16の中心軸を直角に設定
した。
Description
【0001】
【技術分野】本発明は、樹脂材料の可塑化のプロセスと
射出のプロセスを分離した樹脂製品の射出成形に用いら
れる予備可塑化式射出装置に係り、特にスクリュ式の可
塑化シリンダとプランジャ式の射出シリンダを備えたス
クリュ予備可塑化式の射出装置に関するものである。
射出のプロセスを分離した樹脂製品の射出成形に用いら
れる予備可塑化式射出装置に係り、特にスクリュ式の可
塑化シリンダとプランジャ式の射出シリンダを備えたス
クリュ予備可塑化式の射出装置に関するものである。
【0002】
【背景技術】予備可塑化式の射出装置の一種として、従
来から、特開昭48−18351号公報や実開平2−1
21913号公報等に開示されてるように、スクリュ式
の可塑化シリンダとプランジャ式の射出シリンダを備え
たスクリュ予備可塑化式の射出装置が知られており、樹
脂材料の可塑化の均一性や可塑化能力等に優れているこ
とから広く採用されている。
来から、特開昭48−18351号公報や実開平2−1
21913号公報等に開示されてるように、スクリュ式
の可塑化シリンダとプランジャ式の射出シリンダを備え
たスクリュ予備可塑化式の射出装置が知られており、樹
脂材料の可塑化の均一性や可塑化能力等に優れているこ
とから広く採用されている。
【0003】ところが、従来のスクリュ予備可塑化式の
射出装置においては、前記公報にも示されているよう
に、可塑化シリンダと射出シリンダが一体構造とされて
おり、成形時におけるノズルタッチ調節等に際して、そ
れら両シリンダを型締装置に対して一体的に接近・離隔
方向に移動させなければならないために、速やかな移動
が難しいことに加えてノズルタッチの微妙な調節が困難
であるという不具合があった。
射出装置においては、前記公報にも示されているよう
に、可塑化シリンダと射出シリンダが一体構造とされて
おり、成形時におけるノズルタッチ調節等に際して、そ
れら両シリンダを型締装置に対して一体的に接近・離隔
方向に移動させなければならないために、速やかな移動
が難しいことに加えてノズルタッチの微妙な調節が困難
であるという不具合があった。
【0004】また、従来の予備可塑化式射出装置におい
ては、一般に、可塑化シリンダが射出シリンダの上方に
配置されているために、保守点検や修理等に際してスク
リュやプランジャを着脱しようとする際、十分な作業ス
ペースが確保され難く、作業が面倒であるという問題が
あった。なお、特開昭48−18351号公報に記載さ
れているように、可塑化シリンダと射出シリンダを、両
者の中心軸が略直交するようにして配設したものも提案
されているが、かかる構造のものでも、可塑化シリンダ
と射出シリンダが近接位置して設けられていることか
ら、それら両シリンダ間に十分な作業空間を確保するこ
とが難しいことに加えて、プランジャの基部側には、プ
ランジャを前進駆動するための油圧シリンダ機構が設け
られているために、プランジャの着脱に際して該油圧シ
リンダ機構が邪魔になって、良好な作業性が得られ難い
という問題を有していたのである。
ては、一般に、可塑化シリンダが射出シリンダの上方に
配置されているために、保守点検や修理等に際してスク
リュやプランジャを着脱しようとする際、十分な作業ス
ペースが確保され難く、作業が面倒であるという問題が
あった。なお、特開昭48−18351号公報に記載さ
れているように、可塑化シリンダと射出シリンダを、両
者の中心軸が略直交するようにして配設したものも提案
されているが、かかる構造のものでも、可塑化シリンダ
と射出シリンダが近接位置して設けられていることか
ら、それら両シリンダ間に十分な作業空間を確保するこ
とが難しいことに加えて、プランジャの基部側には、プ
ランジャを前進駆動するための油圧シリンダ機構が設け
られているために、プランジャの着脱に際して該油圧シ
リンダ機構が邪魔になって、良好な作業性が得られ難い
という問題を有していたのである。
【0005】さらに、従来の予備可塑化式射出装置にお
いては、一般に、射出シリンダに挿入されたプランジャ
の前進駆動時におけるプランジャ後方への樹脂漏れを抑
えることが重要な課題であり、そのために、従来では、
例えば、射出シリンダとプランジャの滑動面の隙間が小
さくなるように、プランジャの外径寸法ができるだけ大
きく設定されている。ところが、射出シリンダとプラン
ジャの滑動面の隙間を小さくすると、プランジャの滑動
時に射出シリンダとの滑動面にカジリが生じやすく、損
傷し易いために十分な作動安定性および耐久性を得難い
という問題があった。
いては、一般に、射出シリンダに挿入されたプランジャ
の前進駆動時におけるプランジャ後方への樹脂漏れを抑
えることが重要な課題であり、そのために、従来では、
例えば、射出シリンダとプランジャの滑動面の隙間が小
さくなるように、プランジャの外径寸法ができるだけ大
きく設定されている。ところが、射出シリンダとプラン
ジャの滑動面の隙間を小さくすると、プランジャの滑動
時に射出シリンダとの滑動面にカジリが生じやすく、損
傷し易いために十分な作動安定性および耐久性を得難い
という問題があった。
【0006】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、上述の如き事情
を背景として為されたものであって、請求項1乃至11
に記載の発明の目的とするところは、何れも、可塑化シ
リンダおよび射出シリンダの型締装置に対する接近・離
隔方向の移動が速やかに且つ容易に為され得て、ノズル
タッチ等に際しての微妙な位置調節も容易に行うことの
出来る予備可塑化式射出装置を提供することにある。
を背景として為されたものであって、請求項1乃至11
に記載の発明の目的とするところは、何れも、可塑化シ
リンダおよび射出シリンダの型締装置に対する接近・離
隔方向の移動が速やかに且つ容易に為され得て、ノズル
タッチ等に際しての微妙な位置調節も容易に行うことの
出来る予備可塑化式射出装置を提供することにある。
【0007】また、請求項4に記載の発明は、射出シリ
ンダに対するプランジャの着脱作業性に優れ、装置の保
守点検や修理等を容易に行うことの出来る予備可塑化式
射出装置を提供することも、目的とする。
ンダに対するプランジャの着脱作業性に優れ、装置の保
守点検や修理等を容易に行うことの出来る予備可塑化式
射出装置を提供することも、目的とする。
【0008】更にまた、請求項9乃至11に記載の発明
は、何れも、射出シリンダにおけるプランジャのカジリ
の発生を防止しつつ、射出シリンダにおける樹脂漏れが
抑えられる予備可塑化式射出装置を提供することも、目
的とする。
は、何れも、射出シリンダにおけるプランジャのカジリ
の発生を防止しつつ、射出シリンダにおける樹脂漏れが
抑えられる予備可塑化式射出装置を提供することも、目
的とする。
【0009】
【解決手段】そして、このような課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明の特徴とするところは、
(a)型締装置に対して接近・離隔方向に移動可能に、
且つ該移動方向に対して中心軸が平行に配設された第一
の加熱シリンダを有しており、該第一の加熱シリンダ内
に供給された樹脂材料を、該第一の加熱シリンダに挿入
されたスクリュの回転作動によって前方に送りながら加
熱して可塑化し、該第一の加熱シリンダ先端の吐出ノズ
ルから吐出せしめるスクリュ装置と、(b)前記型締装
置と該スクリュ装置の間において、該スクリュ装置とは
独立して該型締装置に対して接近・離隔方向に移動可能
に、且つ該移動方向に対して中心軸が直交して配設され
た第二の加熱シリンダを有していると共に、前記型締装
置に対してノズルタッチせしめられる射出ノズルを備え
ており、前記スクリュ装置の吐出ノズルがノズルタッチ
されて供給される可塑化された樹脂材料を該第二の加熱
シリンダに貯留せしめると共に、該第二の加熱シリンダ
に挿入されたプランジャの前進作動によって該第二の加
熱シリンダに貯留された樹脂材料を該射出ノズルから射
出せしめるプランジャ装置と、(c)前記スクリュ装置
の吐出ノズルから吐出される可塑化された樹脂材料の、
前記プランジャ装置における前記第二の加熱シリンダへ
の流入を許容すると共に、該第二の加熱シリンダにおけ
る前記射出ノズルからの樹脂材料の流出を阻止して、該
第二の加熱シリンダに該樹脂材料を貯留せしめる一方、
かかる第二の加熱シリンダに対する前記プランジャの移
動に際して、該第二の加熱シリンダから前記第一の加熱
シリンダへの樹脂材料の逆流を阻止すると共に、該第二
の加熱シリンダの射出ノズルからの樹脂材料の射出を許
容する弁手段と、(d)前記スクリュ装置および前記プ
ランジャ装置を、前記型締装置に対する接近・離隔方向
に、それぞれ互いに独立して駆動せしめる駆動手段と
を、有する予備可塑化式射出装置にある。
に、請求項1に記載の発明の特徴とするところは、
(a)型締装置に対して接近・離隔方向に移動可能に、
且つ該移動方向に対して中心軸が平行に配設された第一
の加熱シリンダを有しており、該第一の加熱シリンダ内
に供給された樹脂材料を、該第一の加熱シリンダに挿入
されたスクリュの回転作動によって前方に送りながら加
熱して可塑化し、該第一の加熱シリンダ先端の吐出ノズ
ルから吐出せしめるスクリュ装置と、(b)前記型締装
置と該スクリュ装置の間において、該スクリュ装置とは
独立して該型締装置に対して接近・離隔方向に移動可能
に、且つ該移動方向に対して中心軸が直交して配設され
た第二の加熱シリンダを有していると共に、前記型締装
置に対してノズルタッチせしめられる射出ノズルを備え
ており、前記スクリュ装置の吐出ノズルがノズルタッチ
されて供給される可塑化された樹脂材料を該第二の加熱
シリンダに貯留せしめると共に、該第二の加熱シリンダ
に挿入されたプランジャの前進作動によって該第二の加
熱シリンダに貯留された樹脂材料を該射出ノズルから射
出せしめるプランジャ装置と、(c)前記スクリュ装置
の吐出ノズルから吐出される可塑化された樹脂材料の、
前記プランジャ装置における前記第二の加熱シリンダへ
の流入を許容すると共に、該第二の加熱シリンダにおけ
る前記射出ノズルからの樹脂材料の流出を阻止して、該
第二の加熱シリンダに該樹脂材料を貯留せしめる一方、
かかる第二の加熱シリンダに対する前記プランジャの移
動に際して、該第二の加熱シリンダから前記第一の加熱
シリンダへの樹脂材料の逆流を阻止すると共に、該第二
の加熱シリンダの射出ノズルからの樹脂材料の射出を許
容する弁手段と、(d)前記スクリュ装置および前記プ
ランジャ装置を、前記型締装置に対する接近・離隔方向
に、それぞれ互いに独立して駆動せしめる駆動手段と
を、有する予備可塑化式射出装置にある。
【0010】このような請求項1に記載の発明に従う構
造とされた射出装置においては、第一の加熱シリンダに
よって可塑化シリンダが構成されると共に、第二の加熱
シリンダによって射出シリンダが構成されることとな
り、第一の加熱シリンダを備えたスクリュ装置を第二の
加熱シリンダを備えたプランジャ装置に対してノズルタ
ッチせしめると共に、プランジャ装置を型締装置に対し
てノズルタッチせしめた状態下で、スクリュ装置におい
てスクリュを回転作動させることにより、第一の加熱シ
リンダ内で樹脂材料を可塑化し、可塑化した樹脂材料を
プランジャ装置の第二の加熱シリンダに導いて貯留せし
めた後、プランジャ装置においてプランジャを前進作動
させることにより、樹脂材料が型締装置に対して射出さ
れて成形キャビティに充填せしめられることとなる。
造とされた射出装置においては、第一の加熱シリンダに
よって可塑化シリンダが構成されると共に、第二の加熱
シリンダによって射出シリンダが構成されることとな
り、第一の加熱シリンダを備えたスクリュ装置を第二の
加熱シリンダを備えたプランジャ装置に対してノズルタ
ッチせしめると共に、プランジャ装置を型締装置に対し
てノズルタッチせしめた状態下で、スクリュ装置におい
てスクリュを回転作動させることにより、第一の加熱シ
リンダ内で樹脂材料を可塑化し、可塑化した樹脂材料を
プランジャ装置の第二の加熱シリンダに導いて貯留せし
めた後、プランジャ装置においてプランジャを前進作動
させることにより、樹脂材料が型締装置に対して射出さ
れて成形キャビティに充填せしめられることとなる。
【0011】そこにおいて、かかる射出装置において
は、第一の加熱シリンダを備えたスクリュ装置と、第二
の加熱シリンダを備えたプランジャ装置が、駆動手段に
より、互いに独立して、型締装置に対して接近・離隔方
向に移動せしめられるようになっていることから、それ
らスクリュ装置およびプランジャ装置を型締装置に対し
て速やかに且つ容易に移動させることが出来るのであ
り、ノズルタッチ等に際しての微妙な位置調節の操作性
も向上され得る。
は、第一の加熱シリンダを備えたスクリュ装置と、第二
の加熱シリンダを備えたプランジャ装置が、駆動手段に
より、互いに独立して、型締装置に対して接近・離隔方
向に移動せしめられるようになっていることから、それ
らスクリュ装置およびプランジャ装置を型締装置に対し
て速やかに且つ容易に移動させることが出来るのであ
り、ノズルタッチ等に際しての微妙な位置調節の操作性
も向上され得る。
【0012】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明に従う構造とされた予備可塑化式射出装置
において、前記スクリュ装置におけるスクリュが、回転
中心軸方向に移動可能なレシプロ式スクリュとされてい
ることを、特徴とする。このような構造とされた射出装
置においては、スクリュを連続回転させて、射出中にお
いても溶融樹脂をスクリュ前方に蓄積させることが出来
ることから、大容量の溶融樹脂を均一に可塑化でき、成
形サイクルの向上等が図られ得る。
に記載の発明に従う構造とされた予備可塑化式射出装置
において、前記スクリュ装置におけるスクリュが、回転
中心軸方向に移動可能なレシプロ式スクリュとされてい
ることを、特徴とする。このような構造とされた射出装
置においては、スクリュを連続回転させて、射出中にお
いても溶融樹脂をスクリュ前方に蓄積させることが出来
ることから、大容量の溶融樹脂を均一に可塑化でき、成
形サイクルの向上等が図られ得る。
【0013】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
又は2に記載の発明に従う構造とされた予備可塑化式射
出装置において、前記プランジャ装置が着脱可能とされ
ていると共に、該プランジャ装置を取り外した状態下
で、前記スクリュ装置における第一の加熱シリンダが前
記型締装置に対してノズルタッチ可能とされており、該
スクリュ装置によってインラインスクリュ式の射出装置
が構成されるようになっていることを、特徴とする。こ
のような構造とされた射出装置においては、スクリュ装
置だけによって樹脂材料の可塑化と射出を行うことがで
きるのであり、それ故、樹脂材料や製品の種類等に応じ
て、予備可塑化式射出成形とインラインスクリュ式射出
成形との何れかを選択して採用することが可能となるの
である。
又は2に記載の発明に従う構造とされた予備可塑化式射
出装置において、前記プランジャ装置が着脱可能とされ
ていると共に、該プランジャ装置を取り外した状態下
で、前記スクリュ装置における第一の加熱シリンダが前
記型締装置に対してノズルタッチ可能とされており、該
スクリュ装置によってインラインスクリュ式の射出装置
が構成されるようになっていることを、特徴とする。こ
のような構造とされた射出装置においては、スクリュ装
置だけによって樹脂材料の可塑化と射出を行うことがで
きるのであり、それ故、樹脂材料や製品の種類等に応じ
て、予備可塑化式射出成形とインラインスクリュ式射出
成形との何れかを選択して採用することが可能となるの
である。
【0014】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
乃至3の何れかに記載の発明に従う構造とされた予備可
塑化式射出装置であって、前記プランジャ装置におい
て、前記プランジャの移動方向前方に油圧シリンダ機構
が設けられていると共に、該油圧シリンダ機構のピスト
ンロッドが該プランジャ側に延び出して該プランジャの
基部に連結されており、該油圧シリンダ機構により該プ
ランジャが前進方向に引張駆動せしめられるようになっ
ていることを、特徴とする。このような構造とされた射
出装置においては、プランジャの基部側の構造が簡略化
されることから、プランジャの着脱の作業性が向上され
得るのであり、それによって、装置の保守点検や修理が
容易となるのである。なお、油圧シリンダ機構は、一つ
又は複数設けられ、特にプランジャを軸直角方向に挟ん
だ対称位置に複数設けることによって、プランジャに対
して軸方向の前進駆動力を有利に及ぼすことが可能とな
り、プランジャの前進作動の安定化が有利に図られ得
る。
乃至3の何れかに記載の発明に従う構造とされた予備可
塑化式射出装置であって、前記プランジャ装置におい
て、前記プランジャの移動方向前方に油圧シリンダ機構
が設けられていると共に、該油圧シリンダ機構のピスト
ンロッドが該プランジャ側に延び出して該プランジャの
基部に連結されており、該油圧シリンダ機構により該プ
ランジャが前進方向に引張駆動せしめられるようになっ
ていることを、特徴とする。このような構造とされた射
出装置においては、プランジャの基部側の構造が簡略化
されることから、プランジャの着脱の作業性が向上され
得るのであり、それによって、装置の保守点検や修理が
容易となるのである。なお、油圧シリンダ機構は、一つ
又は複数設けられ、特にプランジャを軸直角方向に挟ん
だ対称位置に複数設けることによって、プランジャに対
して軸方向の前進駆動力を有利に及ぼすことが可能とな
り、プランジャの前進作動の安定化が有利に図られ得
る。
【0015】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
乃至4の何れかに記載の発明に従う構造とされた予備可
塑化式射出装置であって、前記プランジャ装置におい
て、前記スクリュ装置の吐出ノズルがノズルタッチされ
ることにより前記第一の加熱シリンダに接続される供給
通路と、前記射出ノズルに接続された射出通路とが、前
記第二の加熱シリンダへの連通路に対してそれぞれ略直
交するように一点で交差して形成されていると共に、か
かる交差点に配設され、一軸回りの回動作動に基づい
て、該第二の加熱シリンダへの連通路を該供給通路と該
射出通路に対して択一的に接続せしめるロータリバルブ
により、前記弁手段が構成されていることを、特徴とす
る。このような構造とされた射出装置においては、目的
とする弁手段が、単一のロータリバルブにより、簡単な
構造をもって構成されると共に、その切換操作も単純で
容易とされるのである。
乃至4の何れかに記載の発明に従う構造とされた予備可
塑化式射出装置であって、前記プランジャ装置におい
て、前記スクリュ装置の吐出ノズルがノズルタッチされ
ることにより前記第一の加熱シリンダに接続される供給
通路と、前記射出ノズルに接続された射出通路とが、前
記第二の加熱シリンダへの連通路に対してそれぞれ略直
交するように一点で交差して形成されていると共に、か
かる交差点に配設され、一軸回りの回動作動に基づい
て、該第二の加熱シリンダへの連通路を該供給通路と該
射出通路に対して択一的に接続せしめるロータリバルブ
により、前記弁手段が構成されていることを、特徴とす
る。このような構造とされた射出装置においては、目的
とする弁手段が、単一のロータリバルブにより、簡単な
構造をもって構成されると共に、その切換操作も単純で
容易とされるのである。
【0016】また、請求項6に記載の発明は、請求項5
に記載の発明に従う構造とされた予備可塑化式射出装置
において、前記ロータリバルブの外周面に設けられた周
方向に延びる凹溝がバルブハウジングで覆蓋されること
によって、前記加熱シリンダの連通路を前記供給通路と
前記射出通路に対して択一的に接続する接続通路が形成
されている一方、該凹溝の軸方向両側にそれぞれ位置し
て該ロータリバルブの外周面を周方向に連続して形成さ
れた周溝がバルブハウジングで覆蓋されることによっ
て、該接続通路からの漏れ樹脂を捕捉する環状樹脂溜り
が形成されていると共に、該環状樹脂溜りに接続されて
該ロータリバルブの内部を軸方向に延び、該環状樹脂溜
りで捕捉された漏れ樹脂を集めて外部に排出する排出通
路が形成されていることを、特徴とする。このような構
造とされた射出装置においては、請求項5に記載の発明
に従う簡単な構造のロータリバルブを採用するに際し
て、ロータリバルブの摺動面からの漏れ樹脂が有利に集
められて外部に排出されることから、漏れ樹脂の付着等
による作動不良や汚れ等が有利に防止されるのである。
に記載の発明に従う構造とされた予備可塑化式射出装置
において、前記ロータリバルブの外周面に設けられた周
方向に延びる凹溝がバルブハウジングで覆蓋されること
によって、前記加熱シリンダの連通路を前記供給通路と
前記射出通路に対して択一的に接続する接続通路が形成
されている一方、該凹溝の軸方向両側にそれぞれ位置し
て該ロータリバルブの外周面を周方向に連続して形成さ
れた周溝がバルブハウジングで覆蓋されることによっ
て、該接続通路からの漏れ樹脂を捕捉する環状樹脂溜り
が形成されていると共に、該環状樹脂溜りに接続されて
該ロータリバルブの内部を軸方向に延び、該環状樹脂溜
りで捕捉された漏れ樹脂を集めて外部に排出する排出通
路が形成されていることを、特徴とする。このような構
造とされた射出装置においては、請求項5に記載の発明
に従う簡単な構造のロータリバルブを採用するに際し
て、ロータリバルブの摺動面からの漏れ樹脂が有利に集
められて外部に排出されることから、漏れ樹脂の付着等
による作動不良や汚れ等が有利に防止されるのである。
【0017】また、請求項7に記載の発明は、請求項5
又は6に記載の発明に従う構造とされた予備可塑化式射
出装置であって、前記プランジャ装置において、前記型
締装置に対して接近・離隔方向に移動可能に支持され
て、前記ロータリバルブが回動可能に組み付けられたハ
ウジングに対して、該ロータリバルブを挟んだ一方の側
に、前記第二の加熱シリンダが固設されて、前記プラン
ジャが該ロータリバルブ側に向かって前進作動せしめら
れるようになっている一方、該ロータリバルブを挟んで
該第二の加熱シリンダとは反対側に、該プランジャを前
進方向に引張駆動せしめる油圧シリンダ機構が固設され
ていることを、特徴とする。このような構造とされた射
出装置においては、第二の加熱シリンダおよびプランジ
ャと該プランジャを駆動する油圧シリンダ機構とが、ス
ペース的に極めて効率的に配設されることとなり、プラ
ンジャ装置がコンパクトに構成され得るのである。
又は6に記載の発明に従う構造とされた予備可塑化式射
出装置であって、前記プランジャ装置において、前記型
締装置に対して接近・離隔方向に移動可能に支持され
て、前記ロータリバルブが回動可能に組み付けられたハ
ウジングに対して、該ロータリバルブを挟んだ一方の側
に、前記第二の加熱シリンダが固設されて、前記プラン
ジャが該ロータリバルブ側に向かって前進作動せしめら
れるようになっている一方、該ロータリバルブを挟んで
該第二の加熱シリンダとは反対側に、該プランジャを前
進方向に引張駆動せしめる油圧シリンダ機構が固設され
ていることを、特徴とする。このような構造とされた射
出装置においては、第二の加熱シリンダおよびプランジ
ャと該プランジャを駆動する油圧シリンダ機構とが、ス
ペース的に極めて効率的に配設されることとなり、プラ
ンジャ装置がコンパクトに構成され得るのである。
【0018】また、請求項8に記載の発明は、請求項1
乃至7の何れかに記載の発明に従う構造とされた予備可
塑化式射出装置であって、前記型締装置において、可動
盤を固定盤に対して型開閉作動可能に支持せしめる複数
本のタイロッドが設けられていると共に、かかるタイロ
ッドが前記プランジャ装置側に突出させられて、それら
タイロッドにより該プランジャ装置が移動可能に支持せ
しめられていることを、特徴とする。このような構造と
された射出装置においては、型締装置のタイロッドを利
用して、プランジャ装置を型締装置に対して接近・離隔
方向に案内する案内機構が、簡単な構造をもって有利に
構成され得るのである。
乃至7の何れかに記載の発明に従う構造とされた予備可
塑化式射出装置であって、前記型締装置において、可動
盤を固定盤に対して型開閉作動可能に支持せしめる複数
本のタイロッドが設けられていると共に、かかるタイロ
ッドが前記プランジャ装置側に突出させられて、それら
タイロッドにより該プランジャ装置が移動可能に支持せ
しめられていることを、特徴とする。このような構造と
された射出装置においては、型締装置のタイロッドを利
用して、プランジャ装置を型締装置に対して接近・離隔
方向に案内する案内機構が、簡単な構造をもって有利に
構成され得るのである。
【0019】また、請求項9に記載の発明は、請求項1
乃至8の何れかに記載の発明に従う構造とされた予備可
塑化式射出装置であって、前記プランジャ装置におい
て、前記第二の加熱シリンダに挿入された前記プランジ
ャに対して、該プランジャよりも大径のピストンリング
が外挿されて組み付けられていることを、特徴とする。
このような構造とされた射出装置においては、ピストン
リングが第二の加熱シリンダの内周面に滑動可能に嵌め
込まれることにより、第二の加熱シリンダにおける樹脂
漏れが有利に抑制乃至は防止されるのであり、樹脂漏れ
防止のためにプランジャ自体を大径化する必要がないこ
とから、第二の加熱シリンダにおけるプランジャのカジ
リの発生も効果的に防止されるのである。
乃至8の何れかに記載の発明に従う構造とされた予備可
塑化式射出装置であって、前記プランジャ装置におい
て、前記第二の加熱シリンダに挿入された前記プランジ
ャに対して、該プランジャよりも大径のピストンリング
が外挿されて組み付けられていることを、特徴とする。
このような構造とされた射出装置においては、ピストン
リングが第二の加熱シリンダの内周面に滑動可能に嵌め
込まれることにより、第二の加熱シリンダにおける樹脂
漏れが有利に抑制乃至は防止されるのであり、樹脂漏れ
防止のためにプランジャ自体を大径化する必要がないこ
とから、第二の加熱シリンダにおけるプランジャのカジ
リの発生も効果的に防止されるのである。
【0020】また、請求項10に記載の発明は、請求項
1乃至9の何れかに記載の発明に従う構造とされた予備
可塑化式射出装置であって、前記プランジャ装置におい
て、前記第二の加熱シリンダを前記型締装置に対して接
近・離隔方向に移動可能に支持せしめる基台と、前記プ
ランジャの基部との間に、該プランジャを移動方向に案
内するガイド手段が設けられていることを、特徴とす
る。このような構造とされた射出装置においては、駆動
用の油圧シリンダ機構等によって片持支持構造となり易
いプランジャが、ガイド手段によって移動方向に案内さ
れることから、プランジャの移動作動時にも中心軸の位
置が安定し、第二の加熱シリンダに対するカジリの発生
が有利に防止される。
1乃至9の何れかに記載の発明に従う構造とされた予備
可塑化式射出装置であって、前記プランジャ装置におい
て、前記第二の加熱シリンダを前記型締装置に対して接
近・離隔方向に移動可能に支持せしめる基台と、前記プ
ランジャの基部との間に、該プランジャを移動方向に案
内するガイド手段が設けられていることを、特徴とす
る。このような構造とされた射出装置においては、駆動
用の油圧シリンダ機構等によって片持支持構造となり易
いプランジャが、ガイド手段によって移動方向に案内さ
れることから、プランジャの移動作動時にも中心軸の位
置が安定し、第二の加熱シリンダに対するカジリの発生
が有利に防止される。
【0021】また、請求項11に記載の発明は、請求項
1乃至10の何れかに記載の発明に従う構造とされた予
備可塑化式射出装置であって、前記プランジャ装置にお
いて、前記プランジャが前記第二の加熱シリンダに対し
て中心軸合わせされるように、該プランジャが軸直角方
向に小変位可能に支持されていることを、特徴とする。
このような構造とされた射出装置においては、駆動用の
油圧シリンダ機構等によって片持支持構造となり易いプ
ランジャが、第二の加熱シリンダに対して自動的に中心
軸合わせされることから、プランジャの第二の加熱シリ
ンダに対するカジリの発生が有利に防止されるのであ
る。
1乃至10の何れかに記載の発明に従う構造とされた予
備可塑化式射出装置であって、前記プランジャ装置にお
いて、前記プランジャが前記第二の加熱シリンダに対し
て中心軸合わせされるように、該プランジャが軸直角方
向に小変位可能に支持されていることを、特徴とする。
このような構造とされた射出装置においては、駆動用の
油圧シリンダ機構等によって片持支持構造となり易いプ
ランジャが、第二の加熱シリンダに対して自動的に中心
軸合わせされることから、プランジャの第二の加熱シリ
ンダに対するカジリの発生が有利に防止されるのであ
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明を更に具体的に明ら
かにするために、本発明の実施形態について、図面を参
照しつつ、詳細に説明する。
かにするために、本発明の実施形態について、図面を参
照しつつ、詳細に説明する。
【0023】先ず、図1及び図2には、本発明の一実施
形態としての予備可塑化式射出装置の要部が示されてい
る。かかる射出装置は、スクリュ式の可塑化シリンダと
しての第一の加熱シリンダ10およびスクリュ12を備
えたスクリュ装置14と、プランジャ式の射出シリンダ
としての第二の加熱シリンダ16およびプランジャ18
を備えたプランジャ装置20を含んで構成されており、
それらスクリュ装置14とプランジャ装置20が、型締
装置22の固定盤24に対して、それぞれ独立して接近
・離隔方向に移動可能に配設されている。そして、スク
リュ装置14における第一の加熱シリンダ10内で可塑
化された樹脂材料が、プランジャ装置20における第二
の加熱シリンダ16内に導かれて貯留せしめられた後、
型締装置22に装着された金型(図示せず)内の成形キ
ャビティに射出充填されるようになっている。
形態としての予備可塑化式射出装置の要部が示されてい
る。かかる射出装置は、スクリュ式の可塑化シリンダと
しての第一の加熱シリンダ10およびスクリュ12を備
えたスクリュ装置14と、プランジャ式の射出シリンダ
としての第二の加熱シリンダ16およびプランジャ18
を備えたプランジャ装置20を含んで構成されており、
それらスクリュ装置14とプランジャ装置20が、型締
装置22の固定盤24に対して、それぞれ独立して接近
・離隔方向に移動可能に配設されている。そして、スク
リュ装置14における第一の加熱シリンダ10内で可塑
化された樹脂材料が、プランジャ装置20における第二
の加熱シリンダ16内に導かれて貯留せしめられた後、
型締装置22に装着された金型(図示せず)内の成形キ
ャビティに射出充填されるようになっている。
【0024】より詳細には、スクリュ装置14は、イン
ラインスクリュ式の射出装置として従来から採用されて
いるものが、何れも採用可能である。従って、スクリュ
装置14の構造は周知のものであるが、簡単に説明する
と、図1にも示されているように、かかるスクリュ装置
14は、厚肉円筒形状を有するシリンダ筒体27の先端
開口部に吐出ノズル26が取り付けられてなる第一の加
熱シリンダ10を備えており、この第一の加熱シリンダ
10内にスクリュ12が挿入配置されている。なお、第
一の加熱シリンダ10の外周面には、バンドヒータ28
が装着されていると共に、吐出ノズル26の先端部に
は、樹脂材料の吐出口29を有するノズルチップ30が
取り付けられている。そして、これら第一の加熱シリン
ダ10とスクリュ12が、機台32上を型締装置22に
対して接近・離隔方向に往復駆動せしめられるスライド
ベースに固定されて支持されている。また、スクリュ1
2は、油圧モータによって中心軸回りに回転駆動される
ようになっており、第一の加熱シリンダ10内での回転
作動によって、第一の加熱シリンダ10の後部側から供
給される樹脂材料を加熱して可塑化しつつ、前方に送り
出すようになっている。更にまた、スクリュ12は、油
圧シリンダ機構によって中心軸方向に往復駆動されるよ
うになっており、スクリュ12の回転によって前方に送
られた樹脂材料の圧力で後方に押し戻された状態下、か
かるスクリュ12の前進作動によって、可塑化された樹
脂材料を吐出ノズル26を通じて吐出するようになって
いる。なお、樹脂材料の吐出時の逆流を防止するため
に、スクリュ12の先端部分には、逆流防止弁34が装
着されている。
ラインスクリュ式の射出装置として従来から採用されて
いるものが、何れも採用可能である。従って、スクリュ
装置14の構造は周知のものであるが、簡単に説明する
と、図1にも示されているように、かかるスクリュ装置
14は、厚肉円筒形状を有するシリンダ筒体27の先端
開口部に吐出ノズル26が取り付けられてなる第一の加
熱シリンダ10を備えており、この第一の加熱シリンダ
10内にスクリュ12が挿入配置されている。なお、第
一の加熱シリンダ10の外周面には、バンドヒータ28
が装着されていると共に、吐出ノズル26の先端部に
は、樹脂材料の吐出口29を有するノズルチップ30が
取り付けられている。そして、これら第一の加熱シリン
ダ10とスクリュ12が、機台32上を型締装置22に
対して接近・離隔方向に往復駆動せしめられるスライド
ベースに固定されて支持されている。また、スクリュ1
2は、油圧モータによって中心軸回りに回転駆動される
ようになっており、第一の加熱シリンダ10内での回転
作動によって、第一の加熱シリンダ10の後部側から供
給される樹脂材料を加熱して可塑化しつつ、前方に送り
出すようになっている。更にまた、スクリュ12は、油
圧シリンダ機構によって中心軸方向に往復駆動されるよ
うになっており、スクリュ12の回転によって前方に送
られた樹脂材料の圧力で後方に押し戻された状態下、か
かるスクリュ12の前進作動によって、可塑化された樹
脂材料を吐出ノズル26を通じて吐出するようになって
いる。なお、樹脂材料の吐出時の逆流を防止するため
に、スクリュ12の先端部分には、逆流防止弁34が装
着されている。
【0025】また、このようなスクリュ装置14が接近
・離隔可能に対向配置された型締装置22も、樹脂製品
の射出成形に際して従来から採用されているものが、何
れも採用可能であり、その構造は周知のものである。簡
単に説明すると、図1にも示されているように、型締装
置22は、互いに対向配置された固定盤24と可動盤を
備えており、可動盤が、固定盤24に対して、型締シリ
ンダによって接近・離隔方向に往復駆動せしめられるよ
うになっている。そして、この可動盤の往復作動によっ
て、固定盤24に装着される固定金型と可動盤に装着さ
れる可動金型とが、型開閉されるようになっている。ま
た、固定盤24と、可動盤を駆動する型締シリンダとは
対向配置されており、それぞれ機台32によって固定的
に支持されていると共に、それら固定盤24と型締シリ
ンダの対向面間に跨がって四本のタイロッド38が掛け
渡されており、これらのタイロッド38によって可動盤
が支持されて、該可動盤が固定盤24に対して接近・離
隔方向に案内されるようになっている。なお、固定盤2
4の中央部には、射出装置における樹脂材料の射出用の
ノズルが挿入されて、固定盤24に装着される固定金型
に対してノズルタッチせしめられるノズル挿入孔40が
設けられている。
・離隔可能に対向配置された型締装置22も、樹脂製品
の射出成形に際して従来から採用されているものが、何
れも採用可能であり、その構造は周知のものである。簡
単に説明すると、図1にも示されているように、型締装
置22は、互いに対向配置された固定盤24と可動盤を
備えており、可動盤が、固定盤24に対して、型締シリ
ンダによって接近・離隔方向に往復駆動せしめられるよ
うになっている。そして、この可動盤の往復作動によっ
て、固定盤24に装着される固定金型と可動盤に装着さ
れる可動金型とが、型開閉されるようになっている。ま
た、固定盤24と、可動盤を駆動する型締シリンダとは
対向配置されており、それぞれ機台32によって固定的
に支持されていると共に、それら固定盤24と型締シリ
ンダの対向面間に跨がって四本のタイロッド38が掛け
渡されており、これらのタイロッド38によって可動盤
が支持されて、該可動盤が固定盤24に対して接近・離
隔方向に案内されるようになっている。なお、固定盤2
4の中央部には、射出装置における樹脂材料の射出用の
ノズルが挿入されて、固定盤24に装着される固定金型
に対してノズルタッチせしめられるノズル挿入孔40が
設けられている。
【0026】そして、このような型締装置22の固定盤
24に対して、スクリュ装置14が対向配置されてお
り、固定盤24と可動盤の型合わせ中心軸と第一の加熱
シリンダ10の中心軸とが略同一軸上に位置するように
互いに平行に配設され、第一の加熱シリンダ10の中心
軸方向での往復移動によって、該第一の加熱シリンダ1
0が固定盤24に対して接近・離隔方向に相対変位せし
められるようになっている。特に、本実施形態では、第
一の加熱シリンダ10の型締装置22に対する移動スト
ロークが十分に設定されており、第一の加熱シリンダ1
0を型締装置22に接近移動させることにより、第一の
加熱シリンダ10の吐出ノズル26を、型締装置22に
おける固定盤24のノズル挿入孔40を通じて固定金型
に対して直接にノズルタッチさせることが出来るように
なっている。
24に対して、スクリュ装置14が対向配置されてお
り、固定盤24と可動盤の型合わせ中心軸と第一の加熱
シリンダ10の中心軸とが略同一軸上に位置するように
互いに平行に配設され、第一の加熱シリンダ10の中心
軸方向での往復移動によって、該第一の加熱シリンダ1
0が固定盤24に対して接近・離隔方向に相対変位せし
められるようになっている。特に、本実施形態では、第
一の加熱シリンダ10の型締装置22に対する移動スト
ロークが十分に設定されており、第一の加熱シリンダ1
0を型締装置22に接近移動させることにより、第一の
加熱シリンダ10の吐出ノズル26を、型締装置22に
おける固定盤24のノズル挿入孔40を通じて固定金型
に対して直接にノズルタッチさせることが出来るように
なっている。
【0027】要するに、本実施形態の射出装置において
は、スクリュ装置14と型締装置22としては、何れ
も、従来から射出成形機として一般に用いられているイ
ンラインスクリュ式射出成形機が、略そのままの構造で
採用されているのであり、従って、スクリュ装置14を
作動させ、第一の加熱シリンダ10内でのスクリュ12
の回転および往復駆動により、樹脂材料の可塑化と金型
内に形成された成形キャビティへの射出を行うことによ
って、目的とする樹脂成形品を製造することが出来るよ
うになっているのである。そして、このことからも、上
述のスクリュ装置14と型締装置22の具体的構造が、
何れも、当業者にとって容易に理解され得るものであっ
て、特別な説明を必要としないことが明らかである。
は、スクリュ装置14と型締装置22としては、何れ
も、従来から射出成形機として一般に用いられているイ
ンラインスクリュ式射出成形機が、略そのままの構造で
採用されているのであり、従って、スクリュ装置14を
作動させ、第一の加熱シリンダ10内でのスクリュ12
の回転および往復駆動により、樹脂材料の可塑化と金型
内に形成された成形キャビティへの射出を行うことによ
って、目的とする樹脂成形品を製造することが出来るよ
うになっているのである。そして、このことからも、上
述のスクリュ装置14と型締装置22の具体的構造が、
何れも、当業者にとって容易に理解され得るものであっ
て、特別な説明を必要としないことが明らかである。
【0028】換言すれば、本実施形態において、大きな
特徴は、上述の如きインラインスクリュ式の射出成形機
を構成するスクリュ装置14と型締装置22の対向面間
に、特定構造のプランジャ装置20を配設せしめたこと
にある。かかるプランジャ装置20は、図1及び図2に
示されているように、四隅に摺動ブッシュ44が取り付
けられた基台としての矩形平板形状のベース板42を有
しており、型締装置22において固定盤24からスクリ
ュ装置14側に延長されて突出せしめられたタイロッド
38の延長部46に対して各摺動ブッシュ44が外挿さ
れることにより、かかるベース板42が、それら延長部
46で支持および案内されつつ、スクリュ装置14と型
締装置22の対向面間において、型締装置22の固定盤
24に対して接近・離隔方向に移動可能に配設されてい
る。そして、ベース板42における一対角線上の両側に
装着されたノズルタッチ用油圧シリンダ48,48によ
って、かかるベース板42が、固定盤24に対して接近
・離隔方向に往復駆動されるようになっている。
特徴は、上述の如きインラインスクリュ式の射出成形機
を構成するスクリュ装置14と型締装置22の対向面間
に、特定構造のプランジャ装置20を配設せしめたこと
にある。かかるプランジャ装置20は、図1及び図2に
示されているように、四隅に摺動ブッシュ44が取り付
けられた基台としての矩形平板形状のベース板42を有
しており、型締装置22において固定盤24からスクリ
ュ装置14側に延長されて突出せしめられたタイロッド
38の延長部46に対して各摺動ブッシュ44が外挿さ
れることにより、かかるベース板42が、それら延長部
46で支持および案内されつつ、スクリュ装置14と型
締装置22の対向面間において、型締装置22の固定盤
24に対して接近・離隔方向に移動可能に配設されてい
る。そして、ベース板42における一対角線上の両側に
装着されたノズルタッチ用油圧シリンダ48,48によ
って、かかるベース板42が、固定盤24に対して接近
・離隔方向に往復駆動されるようになっている。
【0029】また、ベース板42の中央部分には、スク
リュ装置14側にセンタブロック50が固着されてい
る。このセンタブロック50は、スクリュ装置14の第
一の加熱シリンダ10と型締装置22を結ぶ中心軸上に
位置せしめられており、センタブロック50におけるス
クリュ装置14側には、第一の加熱シリンダ10の吐出
ノズル26がノズルタッチせしめられるノズルタッチ部
52が設けられている一方、型締装置22側には、固定
盤24側に向かって突出し、ノズル挿入孔40に挿通さ
れて固定金型にノズルタッチせしめられる射出ノズル5
4が固設されている。なお、射出ノズル54の外周面に
は、バンドヒータが巻回装着されている。
リュ装置14側にセンタブロック50が固着されてい
る。このセンタブロック50は、スクリュ装置14の第
一の加熱シリンダ10と型締装置22を結ぶ中心軸上に
位置せしめられており、センタブロック50におけるス
クリュ装置14側には、第一の加熱シリンダ10の吐出
ノズル26がノズルタッチせしめられるノズルタッチ部
52が設けられている一方、型締装置22側には、固定
盤24側に向かって突出し、ノズル挿入孔40に挿通さ
れて固定金型にノズルタッチせしめられる射出ノズル5
4が固設されている。なお、射出ノズル54の外周面に
は、バンドヒータが巻回装着されている。
【0030】また、センタブロック50において、左右
方向(水平方向)一方の側(図中、右側)には、厚肉円
筒形状を有し、外周面にバンドヒータ56が装着された
シリンダ筒体58が固着されており、それによって第二
の加熱シリンダ16が構成され、この第二の加熱シリン
ダ16の中心軸が、型締装置に対する接近・離隔方向に
直交する方向、換言すればスクリュ装置14の第一の加
熱シリンダ10と型締装置22を結ぶ中心軸に直交する
方向に延びるように構成されている。そして、かかる第
二の加熱シリンダ16に対して、外方からプランジャ1
8が挿入されている。また、プランジャ18には、第二
の加熱シリンダ16に挿入された先端部分を周方向に延
びる嵌着溝が設けられており、この嵌着溝に対して、プ
ランジャ18本体の外径寸法よりも大径のピストンリン
グ60が外挿されて装着されていることによって、プラ
ンジャ18本体の外径寸法を大きくすることなく、第二
の加熱シリンダ16とプランジャ18の滑動面の隙間が
小さくされている。
方向(水平方向)一方の側(図中、右側)には、厚肉円
筒形状を有し、外周面にバンドヒータ56が装着された
シリンダ筒体58が固着されており、それによって第二
の加熱シリンダ16が構成され、この第二の加熱シリン
ダ16の中心軸が、型締装置に対する接近・離隔方向に
直交する方向、換言すればスクリュ装置14の第一の加
熱シリンダ10と型締装置22を結ぶ中心軸に直交する
方向に延びるように構成されている。そして、かかる第
二の加熱シリンダ16に対して、外方からプランジャ1
8が挿入されている。また、プランジャ18には、第二
の加熱シリンダ16に挿入された先端部分を周方向に延
びる嵌着溝が設けられており、この嵌着溝に対して、プ
ランジャ18本体の外径寸法よりも大径のピストンリン
グ60が外挿されて装着されていることによって、プラ
ンジャ18本体の外径寸法を大きくすることなく、第二
の加熱シリンダ16とプランジャ18の滑動面の隙間が
小さくされている。
【0031】また一方、センタブロック50における左
右方向他方の側(図中、左側)には、第二の加熱シリン
ダ16と同一軸上を反対側に向かって突出する大径の円
形ブロック形状をもって取付部62が一体形成されてお
り、この取付部62に対して、シリンダブロック64が
外挿されて、取付部62に螺着された固定ナット66に
よって締付け固定されている。かかるシリンダブロック
64には、取付部62を上下方向(鉛直方向)に挟んだ
両側に位置して、一対の油圧シリンダ68,68が形成
されており、各油圧シリンダ68のピストンロッド70
が、それぞれ、第二の加熱シリンダ16側に向かって水
平に突出せしめられ、第二の加熱シリンダ16を上下に
挟んだ両側において、第二の加熱シリンダ16の中心軸
と平行に延び出して配設されている。なお、センタブロ
ック50の取付部62には、中心軸上を所定長さで延び
て外端面に開口する放熱用穴63が穿孔されている。
右方向他方の側(図中、左側)には、第二の加熱シリン
ダ16と同一軸上を反対側に向かって突出する大径の円
形ブロック形状をもって取付部62が一体形成されてお
り、この取付部62に対して、シリンダブロック64が
外挿されて、取付部62に螺着された固定ナット66に
よって締付け固定されている。かかるシリンダブロック
64には、取付部62を上下方向(鉛直方向)に挟んだ
両側に位置して、一対の油圧シリンダ68,68が形成
されており、各油圧シリンダ68のピストンロッド70
が、それぞれ、第二の加熱シリンダ16側に向かって水
平に突出せしめられ、第二の加熱シリンダ16を上下に
挟んだ両側において、第二の加熱シリンダ16の中心軸
と平行に延び出して配設されている。なお、センタブロ
ック50の取付部62には、中心軸上を所定長さで延び
て外端面に開口する放熱用穴63が穿孔されている。
【0032】そして、これらの油圧シリンタ68,68
のピストンロッド70,70の先端部に対して、第二の
加熱シリンダ16よりも大径の中央穴72を有するブラ
ケット74が取り付けられ、ナット76,76で締付け
固定されることによって、両ピストンロッド70,70
間に跨がって固着されている。また、このブラケット7
4には、中央穴72の外側開口部に対して円板形状の盲
フランジ78が、取外し可能にボルト固定されており、
この盲フランジ78に対して、第二の加熱シリンダ16
に挿入されたプランジャ18の基端部が取り付けられて
いる。これにより、一対の油圧シリンダ68,68によ
って、プランジャ18が第二の加熱シリンダ16内を前
進・後退駆動せしめられるようになっている。
のピストンロッド70,70の先端部に対して、第二の
加熱シリンダ16よりも大径の中央穴72を有するブラ
ケット74が取り付けられ、ナット76,76で締付け
固定されることによって、両ピストンロッド70,70
間に跨がって固着されている。また、このブラケット7
4には、中央穴72の外側開口部に対して円板形状の盲
フランジ78が、取外し可能にボルト固定されており、
この盲フランジ78に対して、第二の加熱シリンダ16
に挿入されたプランジャ18の基端部が取り付けられて
いる。これにより、一対の油圧シリンダ68,68によ
って、プランジャ18が第二の加熱シリンダ16内を前
進・後退駆動せしめられるようになっている。
【0033】また、プランジャ18は、基部側に形成さ
れた環状の嵌合溝80に対して、盲フランジ78の内面
側に取外し可能にボルト固定された二つ割り構造の環状
フランジ82が係止されることによって、盲フランジ7
8に取り付けられている。なお、環状フランジ82に
は、吊りボルト84が螺着されており、保守点検や修理
等に際して、プランジャ18が取り付けられた盲フラン
ジ78を取り外した際、この吊りボルト84によって、
プランジャ18と盲フランジ78を略水平に吊り下げ支
持することが出来るようになっている。
れた環状の嵌合溝80に対して、盲フランジ78の内面
側に取外し可能にボルト固定された二つ割り構造の環状
フランジ82が係止されることによって、盲フランジ7
8に取り付けられている。なお、環状フランジ82に
は、吊りボルト84が螺着されており、保守点検や修理
等に際して、プランジャ18が取り付けられた盲フラン
ジ78を取り外した際、この吊りボルト84によって、
プランジャ18と盲フランジ78を略水平に吊り下げ支
持することが出来るようになっている。
【0034】ここにおいて、環状フランジ82とプラン
ジャ18の係止部間には、径方向において所定量(例え
ば1mm程度)のクリアランス(ガタツキ)が設定されて
いると共に、軸方向において、プランジャ18の径方向
変位を許容する僅か(例えば0.1mm程度)なクリアラ
ンスが設定されている。これにより、油圧シリンダ6
8,68でピストンロッド70,70を引込作動せしめ
て、プランジャ18を前進方向に引張駆動せしめるに際
し、プランジャ18の第二の加熱シリンダ16に対する
芯ずれが、プランジャ18の径方向変位がクリアランス
分だけ許容されることによって自動的に解消されるよう
になっている。
ジャ18の係止部間には、径方向において所定量(例え
ば1mm程度)のクリアランス(ガタツキ)が設定されて
いると共に、軸方向において、プランジャ18の径方向
変位を許容する僅か(例えば0.1mm程度)なクリアラ
ンスが設定されている。これにより、油圧シリンダ6
8,68でピストンロッド70,70を引込作動せしめ
て、プランジャ18を前進方向に引張駆動せしめるに際
し、プランジャ18の第二の加熱シリンダ16に対する
芯ずれが、プランジャ18の径方向変位がクリアランス
分だけ許容されることによって自動的に解消されるよう
になっている。
【0035】また、ベース板42には、ピストンロッド
70,70との対向部位をピストンロッド70,70の
長手方向に延びるガイドレール86,86が固設されて
いると共に、ブラケット74に対して、これらのガイド
レール86,86に係合するスライダ88が取り付けら
れている。そして、油圧シリンダ68,68によるプラ
ンジャ18の駆動時に、スライダ88,88がガイドレ
ール86,86で案内されることにより、油圧シリンダ
68,68のピストンロッド70,70によって略片持
構造で支持されたプランジャ18の傾きが防止され、中
心軸方向に安定して前進作動せしめられるようになって
いる。なお、このことから明らかなように、本実施形態
では、ガイドレール86とスライダ88によってガイド
手段が構成されている。
70,70との対向部位をピストンロッド70,70の
長手方向に延びるガイドレール86,86が固設されて
いると共に、ブラケット74に対して、これらのガイド
レール86,86に係合するスライダ88が取り付けら
れている。そして、油圧シリンダ68,68によるプラ
ンジャ18の駆動時に、スライダ88,88がガイドレ
ール86,86で案内されることにより、油圧シリンダ
68,68のピストンロッド70,70によって略片持
構造で支持されたプランジャ18の傾きが防止され、中
心軸方向に安定して前進作動せしめられるようになって
いる。なお、このことから明らかなように、本実施形態
では、ガイドレール86とスライダ88によってガイド
手段が構成されている。
【0036】さらに、第二の加熱シリンダ16の中心軸
は、スクリュ装置14における第一の加熱シリンダ10
と型締装置22の両中心軸を結ぶ中心軸線に対して、シ
リンダブロック64の内部で直交しており、この交点を
通ってシリンダブロック64を上下方向に貫通して形成
されたバルブ装着孔90に対して、円形ブロック形状の
ロータリバルブ92が組み込まれている。また、シリン
ダブロック64には、バルブ装着孔90からスクリュ装
置14側に向かって延びてノズルタッチ部52に開口す
る樹脂供給通路94と、バルブ装着孔90から型締装置
22側に向かって延びて射出ノズル54の射出孔96に
接続された樹脂射出通路98、およびバルブ装着孔90
から第二の加熱シリンダ16に向かって延びて連通せし
められた連通路100が、それぞれ形成されており、そ
れら樹脂供給通路94と樹脂射出通路98の各開口部
が、連通路100の開口部に対して、バルブ装着孔90
の内周面において周方向両側にそれぞれ90度ずつ離れ
て位置せしめられている。
は、スクリュ装置14における第一の加熱シリンダ10
と型締装置22の両中心軸を結ぶ中心軸線に対して、シ
リンダブロック64の内部で直交しており、この交点を
通ってシリンダブロック64を上下方向に貫通して形成
されたバルブ装着孔90に対して、円形ブロック形状の
ロータリバルブ92が組み込まれている。また、シリン
ダブロック64には、バルブ装着孔90からスクリュ装
置14側に向かって延びてノズルタッチ部52に開口す
る樹脂供給通路94と、バルブ装着孔90から型締装置
22側に向かって延びて射出ノズル54の射出孔96に
接続された樹脂射出通路98、およびバルブ装着孔90
から第二の加熱シリンダ16に向かって延びて連通せし
められた連通路100が、それぞれ形成されており、そ
れら樹脂供給通路94と樹脂射出通路98の各開口部
が、連通路100の開口部に対して、バルブ装着孔90
の内周面において周方向両側にそれぞれ90度ずつ離れ
て位置せしめられている。
【0037】一方、ロータリバルブ92には、図3にも
示されているように、軸方向中間部分の外周面を略四半
周の長さで周方向に延びる凹溝102が設けられてお
り、この凹溝102がバルブ装着孔90の内周面で覆蓋
されることによって、切換え用樹脂通路としての接続通
路104が形成されている。また、ロータリバルブ92
の上端部には、駆動アーム106が固着されており、こ
の駆動アーム106を介して、ロータリバルブ92が、
シリンダブロック64によって支持された弁切換用油圧
シリンダ108により、中心軸回りに回動せしめられる
ようになっている。そして、かかるロータリバルブ92
が略90度だけ往復回動せしめられることにより、接続
通路104によって、樹脂供給通路94と樹脂射出通路
98の何れか一方が、連通路100に対して、択一的に
切り換えられて接続されるようになっている。なお、こ
のことから明らかなように、本実施形態では、センタブ
ロック50によってバルブハウジングが構成されてい
る。
示されているように、軸方向中間部分の外周面を略四半
周の長さで周方向に延びる凹溝102が設けられてお
り、この凹溝102がバルブ装着孔90の内周面で覆蓋
されることによって、切換え用樹脂通路としての接続通
路104が形成されている。また、ロータリバルブ92
の上端部には、駆動アーム106が固着されており、こ
の駆動アーム106を介して、ロータリバルブ92が、
シリンダブロック64によって支持された弁切換用油圧
シリンダ108により、中心軸回りに回動せしめられる
ようになっている。そして、かかるロータリバルブ92
が略90度だけ往復回動せしめられることにより、接続
通路104によって、樹脂供給通路94と樹脂射出通路
98の何れか一方が、連通路100に対して、択一的に
切り換えられて接続されるようになっている。なお、こ
のことから明らかなように、本実施形態では、センタブ
ロック50によってバルブハウジングが構成されてい
る。
【0038】また、ロータリバルブ92の外周面には、
凹溝102の軸方向両側に位置して周方向に連続して延
びる一対の周溝110,110が設けられており、これ
らの周溝110,110がバルブ装着孔90の内周面で
覆蓋されることによって、接続通路104を挟んだ両側
に環状樹脂溜り112,112が形成されている。更
に、各周溝110の形成部位には、ロータリバルブ92
の内部を径方向に貫通して延びて両端部が周溝110の
底面に開口せしめられた貫通孔114が形成されている
と共に、それらの貫通孔114,114の中間部分に接
続されて、ロータリバルブ92の中心軸上を下方に向か
って延び、ロータリバルブ92の軸方向下端面に開口す
る排出通路116が形成されている。これによって、接
続通路104を流動せしめられる樹脂材料が、ロータリ
バルブ92とバルブ装着孔90の摺接面間を通って漏れ
た際、かかる漏れ樹脂が環状樹脂溜り112,112で
捕捉され、貫通孔114から排出通路116を経て、収
集されて排出されるようになっている。なお、排出通路
116の下方には、シリンダブロック64とブラケット
74の間に亘って、漏れ樹脂の受け皿としての樹脂受け
板120,122が配設されている。
凹溝102の軸方向両側に位置して周方向に連続して延
びる一対の周溝110,110が設けられており、これ
らの周溝110,110がバルブ装着孔90の内周面で
覆蓋されることによって、接続通路104を挟んだ両側
に環状樹脂溜り112,112が形成されている。更
に、各周溝110の形成部位には、ロータリバルブ92
の内部を径方向に貫通して延びて両端部が周溝110の
底面に開口せしめられた貫通孔114が形成されている
と共に、それらの貫通孔114,114の中間部分に接
続されて、ロータリバルブ92の中心軸上を下方に向か
って延び、ロータリバルブ92の軸方向下端面に開口す
る排出通路116が形成されている。これによって、接
続通路104を流動せしめられる樹脂材料が、ロータリ
バルブ92とバルブ装着孔90の摺接面間を通って漏れ
た際、かかる漏れ樹脂が環状樹脂溜り112,112で
捕捉され、貫通孔114から排出通路116を経て、収
集されて排出されるようになっている。なお、排出通路
116の下方には、シリンダブロック64とブラケット
74の間に亘って、漏れ樹脂の受け皿としての樹脂受け
板120,122が配設されている。
【0039】上述の如き構造とされた射出成形機によっ
て目的とする樹脂製品を製造するに際しては、先ず、プ
ランジャ装置20を型締装置22に接近移動させて、型
締装置において型締めされた固定金型に対して射出ノズ
ル54をノズルタッチさせると共に、スクリュ装置14
を型締装置22に接近移動させて、吐出ノズル26をプ
ランジャ装置20のノズルタッチ部52にノズルタッチ
させ、更にプランジャ装置20におけるロータリバルブ
92の接続通路104によって樹脂射出通路98と連通
路100が接続された状態とし、樹脂供給通路94を連
通路100から遮断せしめる。また、プランジャ装置2
0においてプランジャ18を前進端位置に位置せしめる
と共に、スクリュ装置14においてスクリュ12を前進
端位置に位置せしめる。なお、プランジャ装置20に
は、プランジャ18の位置を、前進位置と後退位置の間
の任意の位置で検出する位置センサ126が設けられて
おり、プランジャの位置が確認制御されるようになって
いる。
て目的とする樹脂製品を製造するに際しては、先ず、プ
ランジャ装置20を型締装置22に接近移動させて、型
締装置において型締めされた固定金型に対して射出ノズ
ル54をノズルタッチさせると共に、スクリュ装置14
を型締装置22に接近移動させて、吐出ノズル26をプ
ランジャ装置20のノズルタッチ部52にノズルタッチ
させ、更にプランジャ装置20におけるロータリバルブ
92の接続通路104によって樹脂射出通路98と連通
路100が接続された状態とし、樹脂供給通路94を連
通路100から遮断せしめる。また、プランジャ装置2
0においてプランジャ18を前進端位置に位置せしめる
と共に、スクリュ装置14においてスクリュ12を前進
端位置に位置せしめる。なお、プランジャ装置20に
は、プランジャ18の位置を、前進位置と後退位置の間
の任意の位置で検出する位置センサ126が設けられて
おり、プランジャの位置が確認制御されるようになって
いる。
【0040】かかる状態下、スクリュ装置14を作動せ
しめて、スクリュ12を回転駆動しながら第一の加熱シ
リンダ10に樹脂材料を供給することにより、第一の加
熱シリンダ10内で、樹脂材料を、スクリュ12の回転
によって前方に移送させつつ、ヒータ加熱とスクリュ回
転加熱によって加熱,可塑化すると共に、混練し、前方
に送られた樹脂圧力によるスクリュ12の後退によっ
て、可塑化された樹脂材料をスクリュ12の前方に貯留
せしめる。その後、ロータリバルブ92を切り換え、接
続通路104によって樹脂供給通路94を連通路100
に接続すると共に、スクリュ12を前進駆動せしめて、
スクリュ12の前方に貯留された樹脂材料を、第一の加
熱シリンダ10から射出させ、樹脂供給通路94から接
続通路104および連通路100を経て、プランジャ装
置20における第二の加熱シリンダ16に導く。そし
て、第二の加熱シリンダ16において、シリンダ内に導
かれた樹脂圧力でプランジャ18が所定位置まで後退
し、所定量の可塑化された樹脂材料が貯留せしめられた
ことを位置センサ126で確認した後、ロータリバルブ
92を切り換え、接続通路104によって連通路100
を樹脂射出通路98に接続せしめる。かかる状態下、プ
ランジャ18を前進駆動することにより、第二の加熱シ
リンダ16に貯留された樹脂材料を、連通路100から
接続通路104および射出孔96を通じて、射出ノズル
54から型締装置22で型締めされた金型内の成形キャ
ビティに射出して充填せしめる。その後、一般的な射出
成形と同様に、冷却時間の経過後、型締装置22におい
て金型を型開きし、成形品を取り出すことによって、目
的とする製品を得ることが出来るのである。
しめて、スクリュ12を回転駆動しながら第一の加熱シ
リンダ10に樹脂材料を供給することにより、第一の加
熱シリンダ10内で、樹脂材料を、スクリュ12の回転
によって前方に移送させつつ、ヒータ加熱とスクリュ回
転加熱によって加熱,可塑化すると共に、混練し、前方
に送られた樹脂圧力によるスクリュ12の後退によっ
て、可塑化された樹脂材料をスクリュ12の前方に貯留
せしめる。その後、ロータリバルブ92を切り換え、接
続通路104によって樹脂供給通路94を連通路100
に接続すると共に、スクリュ12を前進駆動せしめて、
スクリュ12の前方に貯留された樹脂材料を、第一の加
熱シリンダ10から射出させ、樹脂供給通路94から接
続通路104および連通路100を経て、プランジャ装
置20における第二の加熱シリンダ16に導く。そし
て、第二の加熱シリンダ16において、シリンダ内に導
かれた樹脂圧力でプランジャ18が所定位置まで後退
し、所定量の可塑化された樹脂材料が貯留せしめられた
ことを位置センサ126で確認した後、ロータリバルブ
92を切り換え、接続通路104によって連通路100
を樹脂射出通路98に接続せしめる。かかる状態下、プ
ランジャ18を前進駆動することにより、第二の加熱シ
リンダ16に貯留された樹脂材料を、連通路100から
接続通路104および射出孔96を通じて、射出ノズル
54から型締装置22で型締めされた金型内の成形キャ
ビティに射出して充填せしめる。その後、一般的な射出
成形と同様に、冷却時間の経過後、型締装置22におい
て金型を型開きし、成形品を取り出すことによって、目
的とする製品を得ることが出来るのである。
【0041】また、型締装置において成形品の取出し後
に再び型閉じおよび型締めを行うと共に、プランジャ装
置20においてロータリバルブ92を切り換えて、スク
リュ装置14における第一の加熱シリンダ10で可塑化
された樹脂材料をプランジャ装置20における第二の加
熱シリンダ16に導くことによって、上述の如き射出成
形工程を繰り返し行い、目的とする製品を連続して射出
成形することが出来るのである。
に再び型閉じおよび型締めを行うと共に、プランジャ装
置20においてロータリバルブ92を切り換えて、スク
リュ装置14における第一の加熱シリンダ10で可塑化
された樹脂材料をプランジャ装置20における第二の加
熱シリンダ16に導くことによって、上述の如き射出成
形工程を繰り返し行い、目的とする製品を連続して射出
成形することが出来るのである。
【0042】なお、そこにおいて、本実施形態では、ス
クリュ装置14におけるスクリュ12が、前方に送られ
た樹脂材料の圧力によって後退可能とされており、スク
リュ12の後退によって第一の加熱シリンダ10内にお
けるスクリュ12の前方に可塑化された樹脂材料が貯留
されるようになっている。それ故、ロータリバルブ92
の切換えによって第一の加熱シリンダ10と第二の加熱
シリンダ16の連通状態が遮断されて、プランジャ18
の前進作動によって第二の加熱シリンダ16内の貯留樹
脂材料が成形キャビティに射出されている工程中におい
ても、スクリュ装置14においてスクリュ12を回転作
動させて樹脂材料の可塑化を連続的に行うことが出来る
のである。
クリュ装置14におけるスクリュ12が、前方に送られ
た樹脂材料の圧力によって後退可能とされており、スク
リュ12の後退によって第一の加熱シリンダ10内にお
けるスクリュ12の前方に可塑化された樹脂材料が貯留
されるようになっている。それ故、ロータリバルブ92
の切換えによって第一の加熱シリンダ10と第二の加熱
シリンダ16の連通状態が遮断されて、プランジャ18
の前進作動によって第二の加熱シリンダ16内の貯留樹
脂材料が成形キャビティに射出されている工程中におい
ても、スクリュ装置14においてスクリュ12を回転作
動させて樹脂材料の可塑化を連続的に行うことが出来る
のである。
【0043】そこにおいて、上述の如き構造とされた射
出成形機においては、スクリュ装置14とプランジャ装
置20が、互いに独立して、型締装置に対して接近・離
隔方向に移動可能とされており、それらスクリュ装置1
4とプランジャ装置20を、各別に移動させて位置決め
することが出来るようになっていることから、両装置1
4,20を別々に移動させることによって、小さな駆動
力で容易に且つ速やかに移動させることが出来るのであ
り、ノズルタッチ等に際しての微妙な位置調節も容易且
つ高精度に行うことが可能となって、全体として作業性
が飛躍的に向上され得るのである。
出成形機においては、スクリュ装置14とプランジャ装
置20が、互いに独立して、型締装置に対して接近・離
隔方向に移動可能とされており、それらスクリュ装置1
4とプランジャ装置20を、各別に移動させて位置決め
することが出来るようになっていることから、両装置1
4,20を別々に移動させることによって、小さな駆動
力で容易に且つ速やかに移動させることが出来るのであ
り、ノズルタッチ等に際しての微妙な位置調節も容易且
つ高精度に行うことが可能となって、全体として作業性
が飛躍的に向上され得るのである。
【0044】また、第一の加熱シリンダ10を備えたス
クリュ装置14と、第二の加熱シリンタ16を備えたプ
ランジャ装置20が独立構造とされ、相互に離隔可能と
されていることから、装置の保守点検や修理に際して、
それら両装置16,20を互いに離隔位置せしめること
によって作業空間を有利に確保することが出来、作業性
が向上される。しかも、第一の加熱シリンダ10と第二
の加熱シリンタ16は、互いに中心軸が直交して配設さ
れていることから、装置の保守点検や修理に際しての作
業空間が一層有利に確保され得るのである。
クリュ装置14と、第二の加熱シリンタ16を備えたプ
ランジャ装置20が独立構造とされ、相互に離隔可能と
されていることから、装置の保守点検や修理に際して、
それら両装置16,20を互いに離隔位置せしめること
によって作業空間を有利に確保することが出来、作業性
が向上される。しかも、第一の加熱シリンダ10と第二
の加熱シリンタ16は、互いに中心軸が直交して配設さ
れていることから、装置の保守点検や修理に際しての作
業空間が一層有利に確保され得るのである。
【0045】加えて、プランジャ装置20において、プ
ランジャ18を駆動する油圧シリンダ68,68が、プ
ランジャ18の前方に配設されて、プランジャを前進方
向に引張駆動するようになっていることから、プランジ
ャ装置全体をコンパクトに構成することが出来ると共
に、プランジャ18の後方に油圧シリンダ機構を配設す
る場合に比して、プランジャ18だけを容易且つ迅速に
取り外すことが出来るのであり、装置の保守点検や修理
に際して優れた作業性が確保される。
ランジャ18を駆動する油圧シリンダ68,68が、プ
ランジャ18の前方に配設されて、プランジャを前進方
向に引張駆動するようになっていることから、プランジ
ャ装置全体をコンパクトに構成することが出来ると共
に、プランジャ18の後方に油圧シリンダ機構を配設す
る場合に比して、プランジャ18だけを容易且つ迅速に
取り外すことが出来るのであり、装置の保守点検や修理
に際して優れた作業性が確保される。
【0046】さらに、プランジャ装置20においては、
プランジャ18の駆動用の油圧シリンダ68,68が、
プランジャ18を上下に挟んだ両側に配設されていると
共に、プランジャ18が取り付けられたブラケット74
を移動方向に案内するガイドレール86,86も、プラ
ンジャ18を上下に挟んだ両側に設けられていることか
ら、油圧シリンダ68,68によるプランジャ18の引
張駆動時におけるプランジャ18の傾き等が効果的に防
止されて、プランジャ18が軸方向に安定して駆動せし
められることとなり、プランジャ18の第二の加熱シリ
ンダ16に対するかじり等の発生が有利に防止されると
共に、第二の加熱シリンダ16からの樹脂漏れも効果的
に防止され得る。
プランジャ18の駆動用の油圧シリンダ68,68が、
プランジャ18を上下に挟んだ両側に配設されていると
共に、プランジャ18が取り付けられたブラケット74
を移動方向に案内するガイドレール86,86も、プラ
ンジャ18を上下に挟んだ両側に設けられていることか
ら、油圧シリンダ68,68によるプランジャ18の引
張駆動時におけるプランジャ18の傾き等が効果的に防
止されて、プランジャ18が軸方向に安定して駆動せし
められることとなり、プランジャ18の第二の加熱シリ
ンダ16に対するかじり等の発生が有利に防止されると
共に、第二の加熱シリンダ16からの樹脂漏れも効果的
に防止され得る。
【0047】しかも、プランジャ18は、ブラケット7
4に対して径方向に微小変位可能に取り付けられてお
り、第二の加熱シリンダ16に対する自動的な芯合わせ
が行われると共に、ピストンリング60によって樹脂漏
れを防止しつつ、プランジャ18の外周面と第二の加熱
シリンダ16の内周面との間のクリアランスが十分に設
定されていることから、プランジャ18の第二の加熱シ
リンダ16に対するかじり等の発生が一層有利に防止さ
れることとなり、極めて安定した作動が実現され得るの
である。
4に対して径方向に微小変位可能に取り付けられてお
り、第二の加熱シリンダ16に対する自動的な芯合わせ
が行われると共に、ピストンリング60によって樹脂漏
れを防止しつつ、プランジャ18の外周面と第二の加熱
シリンダ16の内周面との間のクリアランスが十分に設
定されていることから、プランジャ18の第二の加熱シ
リンダ16に対するかじり等の発生が一層有利に防止さ
れることとなり、極めて安定した作動が実現され得るの
である。
【0048】また、上述の射出装置においては、第一の
加熱シリンダ10と射出ノズル54の各中心軸が同一線
上に位置し、且つ第二の加熱シリンダ16の中心軸に対
して直交するように構成されていることから、可塑化さ
れた樹脂材料の通路長さを全体として十分に短く設定出
来るのであり、しかも、かかる直交点上に配設された一
つのロータリバルブ92によって、樹脂材料の通路の切
換えを簡単な構造の弁手段によって容易に行うことが出
来るのである。
加熱シリンダ10と射出ノズル54の各中心軸が同一線
上に位置し、且つ第二の加熱シリンダ16の中心軸に対
して直交するように構成されていることから、可塑化さ
れた樹脂材料の通路長さを全体として十分に短く設定出
来るのであり、しかも、かかる直交点上に配設された一
つのロータリバルブ92によって、樹脂材料の通路の切
換えを簡単な構造の弁手段によって容易に行うことが出
来るのである。
【0049】以上、本発明の実施形態について詳述して
きたが、これは文字通りの例示であって、本発明は、か
かる実施形態のものに限定して解釈されるものではな
い。
きたが、これは文字通りの例示であって、本発明は、か
かる実施形態のものに限定して解釈されるものではな
い。
【0050】例えば、可塑化された樹脂材料を第一の加
熱シリンダから第二の加熱シリンダに導いて貯留する工
程と、貯留された樹脂材料を第二の加熱シリンダから成
形キャビティに射出する工程とにおいて、樹脂材料の流
通路を切り換える弁手段は、例示の如きロータリバルブ
に限定されるものでなく、樹脂材料の流通路上に配設さ
れた複数のチェック弁や開閉弁等によって構成すること
も出来る。
熱シリンダから第二の加熱シリンダに導いて貯留する工
程と、貯留された樹脂材料を第二の加熱シリンダから成
形キャビティに射出する工程とにおいて、樹脂材料の流
通路を切り換える弁手段は、例示の如きロータリバルブ
に限定されるものでなく、樹脂材料の流通路上に配設さ
れた複数のチェック弁や開閉弁等によって構成すること
も出来る。
【0051】また、スクリュ装置やプランジャ装置を型
締装置に対して駆動する駆動手段およびプランジャを前
進・後退駆動する駆動手段、或いはロータリバルブ92
等の弁の切換駆動手段としては、何れも、油圧シリンダ
の他、電動モータや油圧モータ等、各種の駆動手段が採
用可能である。
締装置に対して駆動する駆動手段およびプランジャを前
進・後退駆動する駆動手段、或いはロータリバルブ92
等の弁の切換駆動手段としては、何れも、油圧シリンダ
の他、電動モータや油圧モータ等、各種の駆動手段が採
用可能である。
【0052】更にまた、プランジャ装置20の支持構造
は、実施形態で示されているような型締装置22のタイ
ロッド38を利用したものに限定されるものでなく、例
えば、スクリュ装置14と同様に、機台32上に移動可
能に設置されたベースによってプランジャ装置20を支
持せしめること等も可能である。
は、実施形態で示されているような型締装置22のタイ
ロッド38を利用したものに限定されるものでなく、例
えば、スクリュ装置14と同様に、機台32上に移動可
能に設置されたベースによってプランジャ装置20を支
持せしめること等も可能である。
【0053】また、プランジャ18に装着されるピスト
ンリング60は、プランジャ18と第二の加熱シリンダ
16の間のクリアランスや樹脂材料の種類等に応じて、
複数本配設しても良い。
ンリング60は、プランジャ18と第二の加熱シリンダ
16の間のクリアランスや樹脂材料の種類等に応じて、
複数本配設しても良い。
【0054】その他、一々列挙はしないが、本発明は、
当業者の知識に基づいて種々なる変更,修正,改良等を
加えた態様において実施され得るものであり、また、そ
のような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限り、
何れも、本発明の範囲内に含まれるものであることは、
言うまでもないところである。
当業者の知識に基づいて種々なる変更,修正,改良等を
加えた態様において実施され得るものであり、また、そ
のような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限り、
何れも、本発明の範囲内に含まれるものであることは、
言うまでもないところである。
【0055】
【発明の効果】上述の説明から明らかなように、請求項
1乃至11に記載の発明に従う構造とされた予備可塑化
式射出装置においては、何れも、可塑化シリンダとして
の第一の加熱シリンダを備えたスクリュ装置と、射出シ
リンダとしての第二の加熱シリンダを備えたプランジャ
装置を、型締装置に対して互いに独立して移動させて位
置決めすることが可能とされていることから、それらス
クリュ装置とプランジャ装置を小さな駆動力で容易に且
つ速やかに移動させることが出来るのであり、ノズルタ
ッチ等に際しての微妙な位置調節も容易且つ高精度に行
うことが出来ると共に、装置の保守点検や修理等に際し
て、それらスクリュ装置とプランジャ装置を互いに離隔
位置せしめることによって作業空間を有利に確保するこ
とが出来、極めて優れた作業性が発揮されるのである。
1乃至11に記載の発明に従う構造とされた予備可塑化
式射出装置においては、何れも、可塑化シリンダとして
の第一の加熱シリンダを備えたスクリュ装置と、射出シ
リンダとしての第二の加熱シリンダを備えたプランジャ
装置を、型締装置に対して互いに独立して移動させて位
置決めすることが可能とされていることから、それらス
クリュ装置とプランジャ装置を小さな駆動力で容易に且
つ速やかに移動させることが出来るのであり、ノズルタ
ッチ等に際しての微妙な位置調節も容易且つ高精度に行
うことが出来ると共に、装置の保守点検や修理等に際し
て、それらスクリュ装置とプランジャ装置を互いに離隔
位置せしめることによって作業空間を有利に確保するこ
とが出来、極めて優れた作業性が発揮されるのである。
【0056】また、請求項4に記載の発明に従う構造と
された予備可塑化式射出装置においては、プランジャの
駆動用シリンダ機構がプランジャの前方に配設されるこ
とにより、プランジャの基部側の構造が簡略化されるこ
とから、プランジャの着脱が容易となり、プランジャを
外しての保守点検や修理等の作業性が飛躍的に向上され
得る。
された予備可塑化式射出装置においては、プランジャの
駆動用シリンダ機構がプランジャの前方に配設されるこ
とにより、プランジャの基部側の構造が簡略化されるこ
とから、プランジャの着脱が容易となり、プランジャを
外しての保守点検や修理等の作業性が飛躍的に向上され
得る。
【0057】更にまた、請求項9乃至11に記載の発明
に従う構造とされた予備可塑化式射出装置においては、
何れも、射出シリンダにおけるプランジャのカジリの発
生の防止と、射出シリンダにおける樹脂漏れの抑制と
が、両立的に有利に達成され得ることとなる。
に従う構造とされた予備可塑化式射出装置においては、
何れも、射出シリンダにおけるプランジャのカジリの発
生の防止と、射出シリンダにおける樹脂漏れの抑制と
が、両立的に有利に達成され得ることとなる。
【図1】本発明の一実施形態としての予備可塑化式射出
装置の要部を示す水平断面図であって、図2におけるI
−I断面に相当する図である。
装置の要部を示す水平断面図であって、図2におけるI
−I断面に相当する図である。
【図2】図1に示された予備可塑化式射出装置の要部を
示す鉛直断面図であって、図1におけるII−II断面に相
当する図である。
示す鉛直断面図であって、図1におけるII−II断面に相
当する図である。
【図3】図1に示された予備可塑化式射出装置における
ロータリバルブを説明するための要部拡大図である。
ロータリバルブを説明するための要部拡大図である。
10 第一の加熱シリンダ 12 スクリュ 14 スクリュ装置 16 第二の加熱シリンダ 18 プランジャ 20 プランジャ装置 22 型締装置 26 吐出ノズル 50 センタブロック 54 射出ノズル 68 油圧シリンダ 70 ピストンロッド 74 ブラケット 92 ロータリバルブ
Claims (11)
- 【請求項1】 型締装置に対して接近・離隔方向に移動
可能に、且つ該移動方向に対して中心軸が平行に配設さ
れた第一の加熱シリンダを有しており、該第一の加熱シ
リンダ内に供給された樹脂材料を、該第一の加熱シリン
ダに挿入されたスクリュの回転作動によって前方に送り
ながら加熱して可塑化し、該第一の加熱シリンダ先端の
吐出ノズルから吐出せしめるスクリュ装置と、 前記型締装置と該スクリュ装置の間において、該スクリ
ュ装置とは独立して該型締装置に対して接近・離隔方向
に移動可能に、且つ該移動方向に対して中心軸が直交し
て配設された第二の加熱シリンダを有していると共に、
前記型締装置に対してノズルタッチせしめられる射出ノ
ズルを備えており、前記スクリュ装置の吐出ノズルがノ
ズルタッチされて供給される可塑化された樹脂材料を該
第二の加熱シリンダに貯留せしめると共に、該第二の加
熱シリンダに挿入されたプランジャの前進作動によって
該第二の加熱シリンダに貯留された樹脂材料を該射出ノ
ズルから射出せしめるプランジャ装置と、 前記スクリュ装置の吐出ノズルから吐出される可塑化さ
れた樹脂材料の、前記プランジャ装置における前記第二
の加熱シリンダへの流入を許容すると共に、該第二の加
熱シリンダにおける前記射出ノズルからの樹脂材料の流
出を阻止して、該第二の加熱シリンダに該樹脂材料を貯
留せしめる一方、かかる第二の加熱シリンダに対する前
記プランジャの移動に際して、該第二の加熱シリンダか
ら前記第一の加熱シリンダへの樹脂材料の逆流を阻止す
ると共に、該第二の加熱シリンダの射出ノズルからの樹
脂材料の射出を許容する弁手段と、 前記スクリュ装置および前記プランジャ装置を、前記型
締装置に対する接近・離隔方向に、それぞれ互いに独立
して駆動せしめる駆動手段とを、有することを特徴とす
る予備可塑化式射出装置。 - 【請求項2】 前記スクリュ装置において、前記スクリ
ュが、回転中心軸方向に移動可能なレシプロ式スクリュ
とされている請求項1に記載の予備可塑化式射出装置。 - 【請求項3】 前記プランジャ装置が着脱可能とされて
いると共に、該プランジャ装置を取り外した状態下で、
前記スクリュ装置における第一の加熱シリンダが前記型
締装置に対してノズルタッチ可能とされており、該スク
リュ装置によってインラインスクリュ式の射出装置が構
成されるようになっている請求項1又は2に記載の予備
可塑化式射出装置。 - 【請求項4】 前記プランジャ装置において、前記プラ
ンジャの移動方向前方に油圧シリンダ機構が設けられて
いると共に、該油圧シリンダ機構のピストンロッドが該
プランジャ側に延び出して該プランジャの基部に連結さ
れており、該油圧シリンダ機構により該プランジャが前
進方向に引張駆動せしめられるようになっている請求項
1乃至3の何れかに記載の予備可塑化式射出装置。 - 【請求項5】 前記プランジャ装置において、前記スク
リュ装置の吐出ノズルがノズルタッチされることにより
前記第一の加熱シリンダに接続される供給通路と、前記
射出ノズルに接続された射出通路とが、前記第二の加熱
シリンダへの連通路に対してそれぞれ略直交するように
一点で交差して形成されていると共に、かかる交差点に
配設され、一軸回りの回動作動に基づいて、該第二の加
熱シリンダへの連通路を該供給通路と該射出通路に対し
て択一的に接続せしめるロータリバルブにより、前記弁
手段が構成されている請求項1乃至4の何れかに記載の
予備可塑化式射出装置。 - 【請求項6】 前記ロータリバルブの外周面に設けられ
た周方向に延びる凹溝がバルブハウジングで覆蓋される
ことによって、前記加熱シリンダの連通路を前記供給通
路と前記射出通路に対して択一的に接続する接続通路が
形成されている一方、該凹溝の軸方向両側にそれぞれ位
置して該ロータリバルブの外周面を周方向に連続して形
成された周溝がバルブハウジングで覆蓋されることによ
って、該接続通路からの漏れ樹脂を捕捉する環状樹脂溜
りが形成されていると共に、該環状樹脂溜りに接続され
て該ロータリバルブの内部を軸方向に延び、該環状樹脂
溜りで捕捉された漏れ樹脂を集めて外部に排出する排出
通路が形成されている請求項5に記載の予備可塑化式射
出装置。 - 【請求項7】 前記プランジャ装置において、前記型締
装置に対して接近・離隔方向に移動可能に支持されて、
前記ロータリバルブが回動可能に組み付けられたハウジ
ングに対して、該ロータリバルブを挟んだ一方の側に、
前記第二の加熱シリンダが固設されて、前記プランジャ
が該ロータリバルブ側に向かって前進作動せしめられる
ようになっている一方、該ロータリバルブを挟んで該第
二の加熱シリンダとは反対側に、該プランジャを前進方
向に引張駆動せしめる油圧シリンダ機構が固設されてい
る請求項5又は6に記載の予備可塑化式射出装置。 - 【請求項8】 前記型締装置において、可動盤を固定盤
に対して型開閉作動可能に支持せしめる複数本のタイロ
ッドが設けられていると共に、かかるタイロッドが前記
プランジャ装置側に突出させられて、それらタイロッド
により該プランジャ装置が移動可能に支持せしめられて
いる請求項1乃至7の何れかに記載の予備可塑化式射出
装置。 - 【請求項9】 前記プランジャ装置において、前記第二
の加熱シリンダに挿入された前記プランジャに対して、
該プランジャよりも大径のピストンリングが外挿されて
組み付けられている請求項1乃至8の何れかに記載の予
備可塑化式射出装置。 - 【請求項10】 前記プランジャ装置において、前記第
二の加熱シリンダを前記型締装置に対して接近・離隔方
向に移動可能に支持せしめる基台と、前記プランジャの
基部との間に、該プランジャを移動方向に案内するガイ
ド手段が設けられている請求項1乃至9の何れかに記載
の予備可塑化式射出装置。 - 【請求項11】 前記プランジャ装置において、前記プ
ランジャが前記第二の加熱シリンダに対して中心軸合わ
せされるように、該プランジャが軸直角方向に小変位可
能に支持されている請求項1乃至10の何れかに記載の
予備可塑化式射出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10030997A JPH10286849A (ja) | 1997-04-17 | 1997-04-17 | 予備可塑化式射出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10030997A JPH10286849A (ja) | 1997-04-17 | 1997-04-17 | 予備可塑化式射出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10286849A true JPH10286849A (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=14270582
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10030997A Pending JPH10286849A (ja) | 1997-04-17 | 1997-04-17 | 予備可塑化式射出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10286849A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003531027A (ja) * | 2000-04-14 | 2003-10-21 | クラウス−マッファイ クンストシュトッフテヒニーク ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 連続的に作動する可塑化ユニットを備えた、射出成形機のための射出ユニット |
| JP2003533365A (ja) * | 2000-03-15 | 2003-11-11 | ドレイ、ロバート、エフ | デュアルシリンダ射出成形装置 |
| JP2018171904A (ja) * | 2017-03-31 | 2018-11-08 | 住友重機械工業株式会社 | 射出成形機 |
| CN109624237A (zh) * | 2019-01-09 | 2019-04-16 | 泰瑞机器股份有限公司 | 特种高分子材料真空锻压模塑成型机 |
-
1997
- 1997-04-17 JP JP10030997A patent/JPH10286849A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003533365A (ja) * | 2000-03-15 | 2003-11-11 | ドレイ、ロバート、エフ | デュアルシリンダ射出成形装置 |
| JP2003531027A (ja) * | 2000-04-14 | 2003-10-21 | クラウス−マッファイ クンストシュトッフテヒニーク ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 連続的に作動する可塑化ユニットを備えた、射出成形機のための射出ユニット |
| US7815838B2 (en) | 2000-04-14 | 2010-10-19 | Kraussmaffei Technologies Gmbh | Method of operating an injection molding machine with continuously operating plasticizing unit |
| JP2018171904A (ja) * | 2017-03-31 | 2018-11-08 | 住友重機械工業株式会社 | 射出成形機 |
| CN109624237A (zh) * | 2019-01-09 | 2019-04-16 | 泰瑞机器股份有限公司 | 特种高分子材料真空锻压模塑成型机 |
| CN109624237B (zh) * | 2019-01-09 | 2023-11-24 | 泰瑞机器股份有限公司 | 特种高分子材料真空锻压模塑成型机 |
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