JPH10287105A - 荒地走行用重荷重用空気入りラジアルタイヤ - Google Patents
荒地走行用重荷重用空気入りラジアルタイヤInfo
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Abstract
ープ性とショルダー部の耐カット性とを両立させる。 【解決手段】破断伸び4%以下のスチールコードfから
なるベルト層7を、カーカス最大幅SWの0.6以下の
ベルト幅をもつ上部側ベルト層(A)7Aと、ショルダ
ー部1Aまで延びるベルト幅をもつ下部側ベルト層
(B)7Bとから構成する。下部側ベルト層(B)7B
のスチールコードfの傾斜角度βが上部側ベルト層
(A)7Aのそれよりも大きく、また下部側ベルト層
(B)7Bと上部側ベルト層(A)7Aのスチールコー
ド1本当たりの曲げ剛性Mb2,Mb1 と単位当たりのス
チールコードfの本数N2,N1 との積との比(Mb2・N
2 )/(Mb1・N1 )が0.2〜0.65の範囲になっ
ている。
Description
用空気入りラジアルタイヤに関し、更に詳しくは、タイ
ヤ耐久性を低下させることなく、エンベロープ性とショ
ルダー部の耐カット性とを両立するようにした荒地走行
用重荷重用空気入りラジアルタイヤに関する。
される重荷重用空気入りラジアルタイヤは、荒地を走行
する時トレッド部に路面上の砕石等の様々な突起物によ
り衝撃やカット傷を受ける。そのため、トレッド部の構
造には、路面上の突起物を包み込むように追従するエン
ベロープ性と共に、カット傷がタイヤ内面まで容易に達
しない耐カット性が求められている。
りラジアルタイヤは、トレッド部のベルト層の補強コー
ドに破断伸び4%以下の非伸長性スチールコードを使用
することにより、耐カット性を確保している。また、上
記ベルト層の全幅を一般のラジアルタイヤに使用される
ベルト層よりも狭くし、ショルダー部の曲げ剛性を小さ
くすることにより、エンベロープ性を有するようにして
いる。しかし、このようにベルト層全幅を狭くすること
により、エンベロープ性は得られるものの、ショルダー
部での耐カット性が悪化するという問題があった。
として、図5に示すように、トレッド部11、サイドウ
ォール部12、カーカス層14、ベルト層17を備えた
荒地走行用重荷重用空気入りラジアルタイヤにおいて、
トレッド部11に配置された複数のベルト層17の内、
最内層のベルト層17Xのベルト幅のみをショルダー部
11Aまで延ばして広くするようにした技術が提案され
ている。しかし、曲げ剛性の高いベルト層のエッジが、
変形の激しいショルダー部11A内まで深く延在してい
ると、エッジセパレーションを起こし易くなる。そのた
め、ベルト耐久性を維持しようとすると、ベルト層17
Xをショルダー部11A内へ深く延ばすことができず、
ショルダー部の耐カット性を大きく改善することができ
ないという問題があった。また、曲げ剛性の高いベルト
層をショルダー部11Aまで延ばすため、エンベロープ
性の低下は避けられない。
すように、ベルト層17の最外側に破断伸び6%以上の
伸長性スチールコードを配列したベルト層17Yをショ
ルダー部11Aまで幅広に設けるようにした技術の提案
がある。しかし、ベルト層17の外側にベルト層17Y
を追加することにより、トレッド部の肉厚が増加して発
熱量が増大するため、エッジ部にセパレーションが発生
し易くなり、ベルト耐久性が低下する問題を必ずしも解
決するものではなかった。
ト耐久性を低下させることなく、エンベロープ性とショ
ルダー部の耐カット性とを両立させるようにした荒地走
行用重荷重用空気入りラジアルタイヤを提供することに
ある。
明は、左右のビード部間にカーカス層を装架し、トレッ
ド部のカーカス層外周に破断伸び4%以下のスチールコ
ードからなる少なくとも2層のベルト層を配置し、該ベ
ルト層を、前記カーカス層のタイヤ断面でのカーカス最
大幅SWの0.6以下のベルト幅をもつ少なくとも1層
の上部側ベルト層(A)と、両端部がそれぞれトレッド
ショルダー部まで延在するベルト幅をもつ少なくとも1
層の下部側ベルト層(B)とから構成し、該下部側ベル
ト層(B)のスチールコードのタイヤ周方向に対する傾
斜角度を前記上部側ベルト層(A)のそれよりも大きく
し、かつ前記下部側ベルト層(B)のスチールコード1
本当たりの曲げ剛性Mb2 と該ベルト層(B)の単位当
たりのスチールコードの本数N2 との積と、前記上部側
ベルト層(A)のスチールコード1本当たりの曲げ剛性
Mb1 と該ベルト層(A)の単位当たりのスチールコー
ドの本数N1 との積との比r=(Mb2・N2 )/(Mb1
・N1 )を0.2〜0.65の範囲にしたことを特徴と
する。
ベルト層(B)と幅狭の上部側ベルト層(A)における
スチールコード1本当たりの曲げ剛性と単位幅当たりの
スチールコード本数との積の比rを上記のような範囲に
して、下部側ベルト層(B)の積の値を上部側ベルト層
(A)のそれよりも小さくすることにより、下部側ベル
ト層(B)をテンションメンバーとして作用させなが
ら、その曲げ剛性を小さくすることができるので、下部
側ベルト層(B)をショルダー部側まで延在させても、
ショルダー部側を変形し易くすることができる。従っ
て、エンベロープ性の確保が可能になる。
小さくなるので、従来の剛性が高いベルト層よりもエッ
ジセパレーションを改善することができる。その上、幅
広にした下部側ベルト層(B)のスチールコードの傾斜
角度を従来よりも大きくすることにより、ベルトエッジ
に作用する接地時の主歪み成分と、非接地時の主歪み成
分の方向差を小さくすることができる。その結果、下部
側ベルト層(B)のエッジに集中する主歪み成分の方向
差に起因するエッジセパレーションの発生を抑えること
ができる。従って、ベルト耐久性を維持しながら、従来
のベルト層をショルダー部まで延ばしたものよりも、更
にベルト層をショルダー部内深くまで延ばすことができ
る。そのため、ショルダー部の耐カット性を大きく向上
することができる。更に、従来のように新たなベルト層
を追加せずに済むので、トレッド部における発熱量の増
加を招くことがなく、ベルト耐久性が低下することがな
い。
の図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の
荒地走行用重荷重用空気入りラジアルタイヤの一例を示
し、1はトレッド部、2はサイドウォール部、3はビー
ド部、CLはタイヤセンターラインである。タイヤ内側
には左右のビード部3間に1層のカーカス層4が装架さ
れ、その両端部4aがビードコア5の周りにビードフィ
ラー6を挟み込むようにしてタイヤ内側から外側に折り
返されている。トレッド部1のカーカス層外周側には、
テンションメンバーとして作用する3層のベルト層7が
埋設されている。トレッド面1aには、タイヤ周方向に
延びる周方向溝8が設けられている。
ヤ断面でのカーカス最大幅SWの0.6倍以下のベルト
幅WA をもつ2層の上部側ベルト層(A)7Aと、両端
部がそれぞれショルダー部1Aまで延在するベルト幅W
B をもつ1層の下部側ベルト層(B)7Bとから構成さ
れている。下部側ベルト層(B)7Bが1番ベルト層
に、上部側ベルト層(A)7Aが2,3番ベルト層に配
置されている。上部側ベルト層(A)7Aは、直径が
0.26mm〜0.38mmの複数のスチールフィラメント
を撚り合わせた非伸長性スチールコードを配列した構成
になっている。下部側ベルト層(B)7Bは、それより
も素線径が小さい、直径が0.15mm〜0.22mmの複
数のスチールフィラメントを撚り合わせた非伸長性スチ
ールコードを配列して構成されている。なお、ここで言
う非伸長性スチールコードとは、破断時の伸びが4%以
下、好ましくは3%以下のスチールコードである。
るスチールコード1本当たりの曲げ剛性Mb2(kgf・mm2)
とそのベルト層(B)の単位幅当たりのスチールコード
本数N2 (本/50mm)との積Mb2・N2 と、上部側ベル
ト層(A)7Aを構成するスチールコード1本当たりの
曲げ剛性Mb1(kgf・mm2)とそのベルト層(A)の単位幅
当たりのスチールコード本数N1 (本/50mm)との積M
b1・N1 との比r=(Mb2・N2 )/(Mb1・N1 )
が、0.2〜0.65の範囲になっている。ここで言う
曲げ剛性Mb は、下記の式により求めることができる。
するスチールフィラメントの直径(mm)、nは1本のス
チールコードを構成するスチールフィラメントの本数で
ある。各ベルト層7A,7A,7Bは、図2に示すよう
に、層間でスチールコードfが互いにタイヤ周方向Tに
対する傾きを逆向きにして交差するように配置されてい
る。下部側ベルト層(B)7Bのスチールコードfのタ
イヤ周方向Tに対する傾斜角度βが、上部側ベルト層
(A)7Aのスチールコードfのタイヤ周方向Tに対す
る傾斜角度αよりも大きくなっている。また、各ベルト
層の単位幅当たりの破断強力(kgf/50mm)を略同じにし
ている。
まで延在する下部側ベルト層(B)7Bと幅狭の上部側
ベルト層(A)7Aにおいて、スチールコード1本当た
りの曲げ剛性と単位幅当たりのスチールコード本数との
積の比rを上記のような範囲にして、下部側ベルト層
(B)7Bの積の値を上部側ベルト層(A)7Aのそれ
よりも小さくすることにより、下部側ベルト層(B)7
Bの曲げ剛性を低くすることができるので、下部側ベル
ト層(B)をショルダー部1A側まで延ばしながら、そ
のショルダー部1A側が変形し易くなる。従って、エン
ベロープ性を確保することができる。しかも、積の比r
の下限値を上記のようにすることで、下部側ベルト層
(B)7Bがテンションメンバーとしての働きを損なう
ようなことがない。
性が小さくなるので、従来の剛性が高いベルト層よりも
エッジセパレーションを改善することができる。しか
も、下部側ベルト層(B)7Bのスチールコードfの傾
斜角度を従来よりも大きくすることにより、ベルトエッ
ジに作用する接地反力による主歪み成分と内圧による主
歪み成分とからなる接地歪み成分と、非接地時に加わる
内圧による主歪み成分(非接地歪み成分)の方向差を小
さくすることができる。即ち、ベルト層のスチールコー
ドfのエッジには、接地時にその反力によりベルト層を
幅方向に拡げようとするベルト幅方向の主歪み成分Εc
と、タイヤ内圧によりスチールコードfの軸方向と直交
する方向に主歪み成分Εi が生じる。また、非接地時に
は内圧のみによる主歪み成分Εi がスチールコードfの
エッジに生じる。図3(a)に示すように、従来の20
°前後の低い傾斜角度を採用したベルト層のスチールコ
ードfのエッジには、接地歪み成分Eと非接地歪み成分
Εi とが逆方向となる。それに対して、傾斜角度を大き
くしたベルト層のスチールコードfのエッジには、図3
(b)に示すように、接地歪み成分Eと非接地歪み成分
Εi との方向差を小さく(角度θが小さくなる)した歪
みが作用する。そのエッジには、上記のような歪みが繰
り返し作用するため、方向差を小さくする方向に向かわ
せることで、下部側ベルト層(B)7Bのエッジセパレ
ーションの抑制効果を得ることができる。その結果、図
5の従来タイヤと同じレベルのベルト耐久性を維持しな
がら、下部側ベルト層(B)7Bを図5のベルト層17
Xよりもショルダー部1A内深くまで延ばすことができ
る。従って、ショルダー部1Aの耐カット性を大きく改
善することが可能になる。また、従来のように新たなベ
ルト層を追加するのではなく、テンションメンバーとし
て作用するベルト層のスチールコード構造を変更するだ
けでよいため、トレッド部における発熱量の増加を招く
ことがなく、ベルト耐久性の低下を招くことがない。
2未満であると、曲げ剛性が低くなり過ぎて、テンショ
ンメンバーとして作用することが難しくなる。逆に0.
65を越えると、曲げ剛性が高くなり過ぎるため、ショ
ルダー部側が変形し難くなり、エンベロープ性が悪化
し、かつベルト耐久性が低下する。上限値は、好ましく
は0.6にするのがよい。
7Aのベルト幅WA は、上述したようにカーカスライン
最大幅SWの0.6倍以下にすることができるが、下限
値としては0.4SWにするのがよい(0.4≦WA /
SW≦0.6)。WA /SWが0.4より小さく、ベル
ト実効幅が狭い状態では、内圧が加えられた状態におい
てタイヤ形状を維持することが難しくなる。逆に0.6
より大きいとエンベロープ性が低下する。
とカーカスライン最大幅SWとの比WB /SWとして
は、上記比WA /SWよりも0.2以上大きくするのが
よい。ベルト幅WB の上限としては、カーカスライン最
大幅SWに対し、その比WB /SWを0.9(カーカス
最大幅SWに対し、タイヤセンターラインCLからタイ
ヤ幅方向に0.45SWの位置)にすることができる。
ドfのタイヤ周方向に対する傾斜角度βとしては、25
°〜37°にするのが好ましい。傾斜角度βが25°未
満では、接地歪み成分Eの方向と非接地歪み成分Ei の
方向差を効果的に小さくすることができないため、幅広
にしたベルト層(B)にエッジセパレーションが発生し
易くなる。逆に37°を越えると、ベルト層のタガ効果
の低下、及びトレッド縦断面方向のタイヤ曲げ剛性増加
によるベルト耐久性低下の問題が生じる。また、接地歪
み成分Eの方向がスチールコードfの軸線方向に近づく
ため、そのエッジを開口させる作用が働き、エッジセパ
レーションの原因になる。上部側ベルト層(A)のスチ
ールコードfのタイヤ周方向に対する傾斜角度αは、従
来と同様であり、18°〜22°にすることができる。
ト層7を3層設けた例を示したが、それに限定されず、
少なくとも2層設けたものであればよい。即ち、少なく
とも1層の上部側ベルト層(A)とその内側に配置され
る少なくとも1層の下部側ベルト層(B)を有するもの
であればよい。この幅広にする下部側ベルト層(B)
は、上述した実施形態のように最内層の1番ベルト層に
1層配置するのが好ましいが、ベルト層の層数に応じて
1層〜3層設けることができる。また、カーカス層4に
ついては、上述した実施形態では1層設けた例を示した
が、それ以上設けたものであってもよく、少なくとも1
層あればよい。
以上の荒地を走行する建設車両、例えばローダー等に用
いられる重荷重用空気入りラジアルタイヤに好適に使用
することができる。
3番ベルト層に上部側ベルト層(A)を配置し、下部側
べルト層(B)のスチールコードの傾斜角度βを上部側
ベルト層(A)のそれよりも大きくした図1に示す構成
の荒地走行用重荷重用空気入りラジアルタイヤにおい
て、比rを表1のように変えた本発明タイヤ1〜3と比
較タイヤ1,2、本発明タイヤ2において、下部側べル
ト層(B)のスチールコードの傾斜角度βを上部側ベル
ト層(A)のそれと同じにした比較タイヤ3、3層のベ
ルト層を共に上部側ベルト層(A)にすると共にベルト
最内層を幅広にした図5に示す構成の従来タイヤ1、及
び3層のベルト層を共に上部側ベルト層(A)にし、か
つ伸長性スチールコードを配列した幅広の保護用ベルト
層を最外層に配置した図6に示す構成の従来タイヤ2と
をそれぞれ作製した。タイヤサイズは共に20.5R2
5である。
構成、及び従来タイヤ2で使用した保護用ベルト層の構
成は以下の通りである。また、各試験タイヤ共に、2,
3番ベルト層に配置した上部側ベルト層の構造は共通で
あり、その構成は以下の通りである。
0.15 スチールコード破断強力:270kgf/コード スチールコード曲げ剛性:65 kgf・mm2 スチールコード破断伸び:2.5% スチールコード傾斜角度:31° スチールコード埋設本数:25本/50mm ベルト幅:395mm
る。
7.00(2.0)のリムに装着し、空気圧を500kP
a にして、以下に示す測定条件により、耐カット性、エ
ンベロープ性、発熱性及びベルト耐久性の評価試験を行
ったところ、表1に示す結果を得た。また、本発明タイ
ヤ1〜3と比較タイヤ1,2のエンベロープ性とベルト
耐久性について、それらの結果をプロットした表を図4
(a),(b)に示す。なお、比(Mb2・N2 )/(M
b1・N1 )を0.2未満(0.15)にしてタイヤを作
製したところ、テンションメンバーとして作用する下部
側ベルト層の作製が不可能であった。
し、砕石場においてトレッド部(ショルダー部)に貫通
傷が発生するまでの走行時間を測定し、その結果を従来
タイヤ1を100とする指数値で評価した。この値が大
きい程、耐カット性が優れている。
突起を有する回転ドラム試験機に取付け、速度10km/
h、荷重9500kgf の条件下で走行させ、ショルダー
部が半円状突起に乗り上げた時の衝撃加速度を測定し、
その結果を従来タイヤ1を100とする指数値で評価し
た。この値が小さい程、エンベロープ性が優れている。
0kgの条件下で速度を5km/h、10km/h、15km/hと増
加させ、その時の温度上昇を測定し、その結果を従来タ
イヤ1を100とする指数値で評価した。この値が大き
い程、温度上昇を小さく、発熱量が低いことを示す。
に固定した回転ドラム試験機の回転ドラムに取付け、荷
重9500kg、速度8km/hの条件下で、ベルト故障が発
生するまでの走行時間を測定し、その結果を従来タイヤ
1を100とする指数値で評価した。この値が大きい
程、ベルト耐久性が優れている。
と同レベルのベルト耐久性と低発熱性を維持しながら、
エンベロープ性とショルダー部の耐カット性を両立でき
ることが判る。なお、ベルト耐久性は90以上あれば問
題ない。また、エンベロープ性は85以下であれば良好
であると言える。
層(B)をショルダー部まで延在させると共に、その幅
広の下部側ベルト層(B)と幅狭の上部側ベルト層
(A)におけるスチールコード1本当たりの曲げ剛性と
単位幅当たりのスチールコード本数との積の比を上記の
ような範囲にすることで、エンベロープ性とショルダー
部の耐カット性とを両立させることができる。また、下
部側ベルト層(B)の曲げ剛性が小さくなるので、従来
の剛性が高いベルト層よりもエッジセパレーションを向
上したベルト層にすることができ、更に下部側ベルト層
(B)のスチールコードの傾斜角度を大きくすることに
より、下部側ベルト層(B)のエッジに集中する応力の
方向差に起因するエッジセパレーションの発生を抑える
ことができる。また、従来のように新たなベルト層を追
加せずに済むので、トレッド部における発熱量の増加を
招くことがない。そのため、ベルト層をショルダー部内
まで深く延ばすして耐カット性を大きく向上してもベル
ト耐久性の低下を招くことがない。
タイヤの一例を示すタイヤ子午線半断面図である。
ち、ショルダー部まで延びるベルト層において、スチー
ルコードのエッジに作用する主歪み成分の説明図、
(b)はショルダー部まで延び、スチールコードの傾斜
角度を従来よりも高くしたベルト層において、スチール
コードのエッジに作用する主歪み成分の説明図である。
変えてエンベロープ性を測定した結果を示すグラフ図、
(b)は比(Mb2・N2 )/(Mb1・N1 )を変えてベ
ルト耐久性を測定した結果を示すグラフ図である。
イヤの一例を示すタイヤ子午線要部断面図である。
イヤの他の例を示すタイヤ子午線要部断面図である。
層(A) 7B 下部側ベルト層(B) T タイヤ周方向 f スチールコード α,β 傾斜角度
Claims (6)
- 【請求項1】 左右のビード部間にカーカス層を装架
し、トレッド部のカーカス層外周に破断伸び4%以下の
スチールコードからなる少なくとも2層のベルト層を配
置し、該ベルト層を、前記カーカス層のタイヤ断面での
カーカス最大幅SWの0.6以下のベルト幅をもつ少な
くとも1層の上部側ベルト層(A)と、両端部がそれぞ
れトレッドショルダー部まで延在するベルト幅をもつ少
なくとも1層の下部側ベルト層(B)とから構成し、該
下部側ベルト層(B)のスチールコードのタイヤ周方向
に対する傾斜角度を前記上部側ベルト層(A)のそれよ
りも大きくし、かつ前記下部側ベルト層(B)のスチー
ルコード1本当たりの曲げ剛性Mb2 と該ベルト層
(B)の単位当たりのスチールコードの本数N2 との積
と、前記上部側ベルト層(A)のスチールコード1本当
たりの曲げ剛性Mb1 と該ベルト層(A)の単位当たり
のスチールコードの本数N1 との積との比r=(Mb2・
N2 )/(Mb1・N1 )を0.2〜0.65の範囲にし
た荒地走行用重荷重用空気入りラジアルタイヤ。 - 【請求項2】 前記下部側ベルト層(B)のスチールコ
ードを構成する各スチールフィラメントの素線径を前記
上部側ベルト層(A)のそれよりも小さくした請求項1
に記載の荒地走行用重荷重用空気入りラジアルタイヤ。 - 【請求項3】 前記上部側ベルト層(A)のベルト幅W
A と前記カーカスライン最大幅SWとの比WA /SWを
0.4〜0.6、前記下部側ベルト層(B)のベルト幅
WB と該カーカスライン最大幅SWとの比WB /SWを
前記比WA /SWよりも0.2以上大きくする請求項1
または2に記載の荒地走行用重荷重用空気入りラジアル
タイヤ。 - 【請求項4】 前記比WB /SWが、WA /SW+0.
2≦WB /SW≦0.9である請求項3に記載の荒地走
行用重荷重用空気入りラジアルタイヤ。 - 【請求項5】 前記下部側ベルト層(B)のスチールコ
ードのタイヤ周方向に対する傾斜角度βが25°〜37
°、前記上部側ベルト層(A)のスチールコードのタイ
ヤ周方向に対する傾斜角度αが18°〜22°である請
求項1,2,3または4に記載の荒地走行用重荷重用空
気入りラジアルタイヤ。 - 【請求項6】 前記上部側ベルト層(A)と下部側ベル
ト層(B)の単位幅当たりの破断強力が略同じである請
求項1,2,3,4または5に記載の荒地走行用重荷重
用空気入りラジアルタイヤ。
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|---|---|---|---|
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| JP3238997 | 1997-02-17 | ||
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| JP3848777B2 JP3848777B2 (ja) | 2006-11-22 |
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|---|---|
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1998
- 1998-02-17 JP JP03444298A patent/JP3848777B2/ja not_active Expired - Fee Related
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