JPH1028713A - スチーム発生装置 - Google Patents

スチーム発生装置

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JPH1028713A
JPH1028713A JP20776296A JP20776296A JPH1028713A JP H1028713 A JPH1028713 A JP H1028713A JP 20776296 A JP20776296 A JP 20776296A JP 20776296 A JP20776296 A JP 20776296A JP H1028713 A JPH1028713 A JP H1028713A
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JP
Japan
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water
steam
buffer chamber
nozzle
heater
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JP20776296A
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English (en)
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Tsuneichi Inishi
常一 以西
Yoshimoto Hirai
義基 平井
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Corona Kogyo Corp
Original Assignee
Corona Kogyo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蒸気と一緒に加熱された水滴が噴射されるの
を防止して、安全に使用できるようにする。 【解決手段】 スチーム発生装置は、水をヒータ11で
加熱して蒸気を発生し、この蒸気をノズル23から放出
させる。スチーム発生装置は、ヒータ11とノズル23
との間に、蒸気の流速を遅くする緩衝室34を設けてい
る。さらに、緩衝室34の入口と出口との間には、入口
から流入される蒸気が、直接に出口に流出するのを阻止
する邪魔板35を配設している。入口から緩衝室34に
流入する蒸気の流速は、緩衝室34で遅くされると共
に、流動する蒸気を邪魔板35に衝突させて、邪魔板3
5で蒸気の流動路36を曲げて出口に流出させるように
構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として、洗顔す
るときに、顔を蒸気で加温するスチーム発生装置に関す
る。ただし、本発明はスチーム発生装置の用途を特定せ
ず、たとえば、風邪等のときに、喉に蒸気を吸引する用
途等にも使用できる。
【0002】
【従来の技術】洗顔するときは、毛穴を大きく開くのが
よい。毛穴は加熱することによって、開かれる。顔に加
温された霧を噴霧して加熱する美顔器は開発されている
(実公昭53−35073号公報、実公昭53−431
07号公報)。これ等の美顔器は、水を霧状に噴霧して
加熱し、あるいは、水を加熱して蒸気を発生させてい
る。これ等の美顔器を使用して顔の毛穴を開き、その
後、洗顔すると理想的な状態で洗顔できる。
【0003】洗顔に使用するスチーム発生装置は、洗顔
装置に一体化して便利に使用できる。本発明者は、スチ
ーム発生装置を組み込んだ、図1に示す装置を開発し
た。この装置は、水カップ1に脱着自在にスチームカバ
ー2を装着し、スチームカバー2に加熱ケース4を設
け、この加熱ケース4にヒータ3を内蔵させている。こ
の洗顔装置は下記のようにして使用する。 水カップ1に所定量の水を入れる。 スチームカバー2を水カップ1に装着して、水カッ
プ1内の水を流入口4Aから小さい加熱ケース4の内部
に流入させる。 加熱ケース4のヒータ3に通電する。ヒータ3は加
熱ケース4内の水を加熱して、これを沸騰させて蒸気を
発生させる。加熱ケース4で発生した蒸気は、蒸気出口
4Bから水カップ1内に流出し、水カップ1内は蒸気で
充満される。この状態で、スチームカバー2のスチーム
穴2Aに顔をあてると、顔は蒸気で加温される。 一定の時間、顔を蒸気で加温した後、ヒータ3の通
電を停止する。 スチームカバー2を水カップ1から取り外す。この
時、加熱ケース4に残留する温水は水カップ1内に流出
する。 送風機5を運転して、気泡発生部材6に加圧空気を
圧送する。気泡発生部材6から噴出される空気は、水カ
ップ1内の水中に無数の気泡を発生させる。この状態で
水カップ1の水に顔をつけると、顔は気泡でもって洗浄
される。 洗顔を完了した後、水カップ1内の水を捨てる。 以上の状態で使用されるこの発明の洗顔装置は、水カッ
プ1の水を、蒸気発生用の水と、洗顔用の水の両方に利
用するので、便利に使用できる特長がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図1に
示す装置は、スチーム発生量を定量化させるのが難しい
欠点がある。それは、水カップに蓄えられる多量の水を
加熱してスチームとするので、極めて長い時間スチーム
を発生させても、水量がそれほど少なくならないからで
ある。スチーム発生装置は、洗顔前に顔を加熱するにし
ても、また喉に吸引させるにしても、蒸気の発生量を定
量化させるのが望ましい。図1の装置で、スチームの発
生量を定量化させるには、時計等を使用して、使用時間
を計測する必要があって手間がかかる欠点がある。
【0005】さらに、図1に示す装置は、使用するにし
たがって、ヒータ部分にスケールが堆積する欠点があ
る。スケールは、水に含まれるカルシウムやマグネシウ
ム等の金属が析出したもので、非常に硬く付着するの
で、簡単に除去できない。スケールが付着すると、熱効
率が低下するばかりでなく、汚れて綺麗に使用できなく
なる欠点がある。スケールの発生をなくするには、水カ
ップに入れる水に溶解しているスケール成分を除去する
必要があるが、水カップには多量の水を充填しているの
で、スケール成分を除去するために、多量の水を処理す
る必要があって経済的でない。とくに、水カップの水
は、ほんの一部を加熱して蒸気とした後、残った水は洗
顔に使用されて毎回廃棄される。このため、多量の水を
処理してスケール成分を除去するのは、極めて不経済で
ある。
【0006】さらに、図1に示す装置は、顔を蒸気で加
熱する用途には便利に使用できるが、たとえば、蒸気を
喉に吸引させる用途には必ずしも便利に使用できない。
蒸気としては使用しない多量の水を、水カップに入れて
使用するからである。
【0007】本発明者は、この欠点を解消するために、
図2に示すスチーム発生装置を開発した。この図に示す
装置は、水カセット8に蒸気として使用する適量の水を
入れ、この水を蒸気発生部9に流入させて蒸気を発生さ
せる。このように、小さい水カセット8で水を補給する
装置は、スケール成分を除去する濾過材14を水カセッ
ト8に充填し、あるいは、図示しないが、水カセットと
蒸気発生部との間に濾過材を充填して、スケール成分を
除去できる。濾過材は、蒸気とする水を処理するので、
寿命が長く低コストに使用できる特長がある。
【0008】ただ、この構造のスチーム発生装置は、ノ
ズル23から蒸気と一緒に加熱された水滴が噴射されや
すい欠点がある。それは、ヒータ11で加熱されて沸騰
した蒸気に加熱された水滴が混ざることがあるからであ
る。万一、蒸気と一緒に加熱水滴が噴射されると、顔や
喉を火傷する可能性がある。
【0009】本発明は、さらにこの欠点を解決すること
を目的に開発されたもので、本発明の重要な目的は、蒸
気と一緒に加熱された水滴が噴射されるのを防止して、
安全に使用できるスチーム発生装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のスチーム発生装
置は、水をヒータ11で加熱して蒸気を発生し、この蒸
気をノズル23から放出させる装置を改良したもので、
下記の独特の構成を備える。本発明の装置は、ヒータ1
1とノズル23との間に、蒸気の流速を遅くする緩衝室
34を設けている。さらに、緩衝室34の入口と出口と
の間には、入口から流入される蒸気が直接に出口に流出
するのを阻止する邪魔板35を配設している。入口から
緩衝室34に流入する蒸気の流速は、緩衝室34で遅く
されると共に、流動する蒸気を邪魔板35に衝突させ
て、邪魔板35で蒸気の流動路36を曲げて出口に流出
させるように構成している。
【0011】さらに、本発明の請求項2に記載するスチ
ーム発生装置は、緩衝室34の底部に入口を設け、上部
で入口とは水平位置の異なる位置に出口を設け、入口と
出口との間に邪魔板35を配設している。この緩衝室3
4は、入口から流入する蒸気の流動路36を、邪魔板3
5で曲げ、邪魔板35と緩衝室34の内面との間を通過
させて、出口から流出されるように構成している。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明
の技術思想を具体化するためのスチーム発生装置を例示
するものであって、本発明はスチーム発生装置を下記の
ものに特定しない。
【0013】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解し易いように、実施例に示される部材に対応する番
号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決す
るための手段の欄」に示される部材に付記している。た
だ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に
特定するものでは決してない。
【0014】図3と図4に示すスチーム発生装置は、洗
顔装置を一緒に組み込んでいる。洗顔装置は、図5の断
面図に示すように、上方を開口している水カップ1と、
この水カップ1の底に配設されている気泡発生部材6
と、この気泡発生部材6に空気を圧送する送風機5とを
備え、この洗顔装置の本体に、スチーム発生装置を内蔵
させている。
【0015】水カップ1は、透明のプラスチック製で、
1〜5リットルの水を収納でき、しかも入れた水が漏れ
ない水密性を有する。水カップ1の上方は、水に顔を浸
漬できる大きさ、すなわち内部に顔を入れることのでき
る大きさに開口され、底部の開口部には、板状の気泡発
生部材6を水密に固定している。
【0016】気泡発生部材6は、これを貫通して空気が
透過できるように、例えば、無機質の粉体、あるいは、
金属性の粒体を、微細な隙間ができる状態に焼結したも
のである。気泡発生部材6は、裏面から上面に空気を透
過させて、上面から水中に空気を噴射して気泡を発生さ
せる。気泡発生部材6の裏面は、ダクト7を介して送風
機5の吹出側に連結されている。
【0017】ダクト7は、気泡発生部材6を逆流する水
が、送風機5に流入しないように、水カップ1の上縁ま
で立ち上がる上昇部を介して送風機5に連結されてい
る。
【0018】さらに、洗顔装置は、気泡発生部材6から
発生する気泡量を調節する調節ツマミ25を本体の上部
に設けている。調節ツマミ25は、図6に示すように、
洗顔装置内部に配設されたバイパス路26を介して、送
風機5に連結されている。調節ツマミ25は、空気路2
7を有し、調節ツマミ25を回動させることにより、こ
こから外部に放出される空気量を調節する。すなわち、
調節ツマミ25は、送風機5から気泡発生部材6に送ら
れる空気の圧力を調節して、気泡発生部材6から発生す
る気泡量を調節できる。
【0019】スチーム発生装置は、本体に脱着自在に装
着されるの水カセット8と、この水カセット8から排出
される水を加熱してスチームとする蒸気発生部9と、こ
の水カセット8を脱着自在に装着する、上方開口のタン
クケース10とを備える。
【0020】タンクケース10は、上方を開口する円筒
状で、底を蒸気発生部9に連結しており、水カセット8
から供給される水を蒸気発生部9に供給する。タンクケ
ース10は、水カセット8から定量の水が供給されて、
常に一定レベルの水面に保持される。タンクケース10
と蒸気発生部9の水面レベルはほぼ同じに保持される。
蒸気発生部9に一時に多量の水が供給されると、ヒータ
11は短時間で水を蒸気にできない。蒸気発生部9がほ
とんど瞬時に水を蒸気に加熱するために、タンクケース
10は、蒸気発生部9に供給する水量を調整する。タン
クケース10が、蒸気発生部9に供給する水量を調整す
るために、タンクケース10は常に一定の水面レベルに
保持される。このことを実現するために、水カセット8
は、タンクケース10の水面が設定値よりも低いときに
水を供給し、水面が設定値よりも高いときは、水を供給
しない。タンクケース10と蒸気発生部9とは、逆U字
状のサイフォン管12で連結されている。
【0021】水カセット8は、タンクケース10に装着
された状態で、上部に水室13を有し、この水室13の
下方には、水室13の水を通過させてタンクケース10
に供給する濾過材14を内蔵している。水カセット8
は、図7に示すように、上下を開口している円筒ケーシ
ング8Aと、この円筒ケーシング8Aに脱着できるが水
密に装着されるキャップ8Bとからなる。この水カセッ
ト8は、円筒ケーシング8Aから外したキャップ8Bに
水を入れ、これを円筒ケーシング8Aに挿入した後、上
下を反転してタンクケース10に装着する。
【0022】キャップ8Bは、プラスチックで一端を閉
塞する円筒状に成形している。キャップ8Bは、たとえ
ば、約100ccの水を補給できる内容積に設計され
る。キャップ8Bは、円筒ケーシング8Aの内側に水密
に挿入できるように、図8の断面図に示すように、外径
を円筒ケーシング8Aの内径にほぼ等しくして、先端部
の外周に設けた溝にOリング15を入れ、このOリング
15で円筒ケーシング8Aに水密に装着される。
【0023】円筒ケーシング8Aは、タンクケース10
に装着する状態で、下部に濾過材14を充填している。
濾過材14は、ここを通過する水に含まれるスケール成
分を除去するもので、たとえば、イオン交換樹脂や、活
性炭等が使用できる。濾過材14は、粒状のものと、一
定の形状に成形したものが使用される。粒状の濾過材1
4を充填する円筒ケーシング8Aは、濾過材14が漏れ
ないように、下端と中間に網材24を張設して、網材2
4の内側に濾過材14を充填している。
【0024】円筒ケーシング8Aは、中心に開閉弁16
を構成する空気パイプ17を配設している。空気パイプ
17は、濾過材14を貫通して、円筒ケーシング8Aの
下端からキャップ8Bの上部まで延長される。空気パイ
プ17は、キャップ8Bの内部に形成される水室13に
空気を供給する。水室13に空気が供給されると、ここ
に蓄えられる水は、濾過材14を通過して円筒ケーシン
グ8Aの下端から排出される。水室13に空気が供給さ
れないと、水室13が気密に密閉されるので、水は濾過
材14を通過して円筒ケーシング8Aから排出されな
い。空気パイプ17は、下端をテーパー状にして開口面
積を大きくしている。下端の開口面積が小さいと、空気
パイプ17の下端が水で閉塞されて、空気パイプ17か
ら空気を水室13に供給できなくなるからである。
【0025】空気パイプ17の下端は、タンクケース1
0の水面レベルを決定する。タンクケース10の水面
が、空気パイプ17の下端よりも低くなると、空気パイ
プ17が水室13に空気を供給し、水面が空気パイプ1
7の下端よりも高くなると、空気パイプ17の下端が水
で閉塞されて水室13に空気が供給されないからであ
る。空気パイプ17の下端は、円筒ケーシング8Aの下
端面よりも数mm高く設定される。タンクケース10の
底部に、数mmの深さに水を蓄えるためである。
【0026】空気パイプ17の下端に空気を供給するた
めに、水カセット8とタンクケース10との間には、空
気の通過できる隙間を設けている。さらに、円筒ケーシ
ング8Aの下端部は、図6と図7に示すように、複数の
脚8aを突出させて、円筒ケーシング8Aの内側に空気
が流入するようにしている。
【0027】空気パイプ17は、水カセット8をタンク
ケース10に装着したときに開弁し、水カセット8をタ
ンクケース10から外すと閉弁する開閉弁16を構成す
る。開閉弁16は、空気パイプ17の上端を閉塞する弁
体18と、この弁体18に連結されて、空気パイプ17
に挿入されているロッド19と、このロッド19を弾性
的に下方に押圧して、弁体18を空気パイプ17の上端
に密着させるスプリング20とを備える。この開閉弁1
6は、スプリング20がロッド19を介して弁体18を
空気パイプ17に押圧して閉弁される。図8に示すよう
に、水カセット8がタンクケース10に装着されると、
タンクケース10に固定された押圧部21がロッド19
を押し上げて、弁体18を空気パイプ17から離して開
弁する。
【0028】弁体18は、円筒状の空気パイプ17の上
端を、隙間なく気密に閉塞できるように、天然または合
成ゴムで円錐状に成形される。ロッド19は、下端のス
プリング20が弁体18を牽引する状態で、弁体18が
空気パイプ17の上端を閉塞できる長さに設計される。
ロッド19の下端には、タンクケース10の押圧部21
に押圧されるように、円柱状のゴム製鍔22を固定して
いる。
【0029】弁体18が空気パイプ17の上端から離れ
て、開閉弁16が開弁されると、水カセット8からタン
クケース10に水が補給される状態となり、タンクケー
ス10には一定の水面レベルに水が蓄えられる。
【0030】タンクケース10の水は、サイフォン管1
2で蒸気発生部9に流入される。蒸気発生部9は、図8
ないし図10で示すように、供給される水を一時蓄えて
加熱する加熱室28と、水を加熱して蒸気にするヒータ
11とを備えている。加熱室28は、サイフォン管12
の排出部の上側に配設されて、水を蒸発させるボイラー
部である。加熱室28は、図10に示すように、ボイラ
ー本体29の内部に設けられ、両側面をヒータ11で密
閉されている。ボイラー本体29とヒータ11は、挟着
ネジ30を介して連結されている。ボイラー本体29と
ヒータ11は、接触面にパッキン31を挟着して、水密
に連結されている。この構造の加熱室28は、水が直接
に側面のヒータ11に接触するため、効率よく水を加熱
できる特長がある。ただ、加熱室は、密閉されたボイラ
ー本体でタンクを形成し、タンクの外周をヒータに接触
させて加熱することもできる。
【0031】加熱室28は、図10に示すように、流入
路32を介してサイフォン管12に連結されている。サ
イフォン管12から供給された水は、この図において、
左右に二分岐された流入路32を通って加熱室28に流
入される。加熱室28に蓄えられた水は、ヒータ11に
よって加熱されて、蒸気となって排出される。加熱室2
8内の水は、タンクケース10の水面と同一水面に保持
される。したがって、ヒータ11が水を蒸気にして、水
が少なくなって加熱室28内の水面レベルが低下する
と、タンクケース10から水が補給される。
【0032】蒸気発生部9は、図8に示すように、緩衝
室34を介してノズル23に連結されている。緩衝室3
4は、加熱室28とノズル23との間に連結されて、蒸
気発生部9で発生する加熱された水滴が、ノズル23か
ら蒸気と一緒に噴射されるのを防止する。緩衝室34
は、蒸気の流速を遅くするために大きな内容積を有す
る。さらに、緩衝室34は、図11の斜視図と図12の
水平断面図に示すように、邪魔板35を設けて、蒸気が
直接に噴射されるのを防止している。邪魔板35は、蒸
気の入口と出口との間に配設されて、入口から流入され
る蒸気が直接に出口から流出するのを阻止する位置に配
設されている。
【0033】これらの図の緩衝室34は、全体を円筒状
として、底部に入口を、上部に出口を設けている。入口
と出口は、水平位置の異なる位置、すなわち、図11に
おいて、入口を左端に、出口を右端に配設している。邪
魔板35は、入口と出口との間にあって、入口を囲むよ
うに湾曲して配設されている。さらに、邪魔板35は、
上端を緩衝室34の天井に連結して、下端を緩衝室34
の底から多少離している。この構造の緩衝室34は、入
口から上向きに勢いよく流入する蒸気を、邪魔板35と
緩衝室34の天井とで囲まれる空間に衝突させて、運動
エネルギーを失い、邪魔板35の両側から漏れて出口に
流動させる。このため、加熱された水滴が蒸気と一緒に
噴射されるのを、極めて効果的に防止できる特長があ
る。
【0034】緩衝室34で水滴を除去された蒸気は、ノ
ズル23から噴射される。スチーム発生装置は、図4に
示すように、本体の上部にノズル23を設けている。ノ
ズル23は、図13の矢印で示すように、開閉自在な構
造となっている。この構造のノズル23は、図14に示
すように、開いた状態でスチームを噴射する。ノズル2
3から放出されるスチームは、顔等を加温する。
【0035】さらに、スチーム発生装置は、図6に示す
ように、ノズル23の開閉に連動して、ヒータ11をO
N、OFFするリミットスイッチ33を内蔵している。
リミットスイッチ33は、ノズル23が開かれた状態で
ONとなり、ヒータ11に通電する。ノズル23が閉じ
られると、リミットスイッチ33はOFFとなって、ヒ
ータ11には通電されなくなり、ノズル23からスチー
ムが噴射されなくなる。このように、リミットスイッチ
33を内蔵するスチーム発生装置は、ノズル23を閉じ
た状態で、ヒータ11をOFFとするため、内部にスチ
ームが充満することなく安全に使用できる特長がある。
【0036】以上の構造のスチーム発生装置は、下記の
ようにして使用する。 (1) 水カセット8をタンクケース10から取り出す。 (2) 水カセット8のキャップ8Bを外して、ここに水
を補給する。 (3) キャップ8Bを円筒ケーシング8Aに挿入して、
水カセット8の水室13に水を補給する。 (4) 水カセット8をタンクケース10に装着する。 (5) タンクケース10に装着された水カセット8は、
弁体18が押し上げられて、開閉弁16が開弁される。 (6) 開閉弁16が開かれると、空気パイプ17を通過
して水室13に空気が供給され、水室13の水が、濾過
材14を通過してタンクケース10に流下する。 (7) タンクケース10の水面が上昇して、空気パイプ
17の下端まで到達すると、空気パイプ17が水面で閉
塞され、空気パイプ17は水室13に空気を供給しなく
なる。このため、水室13が気密に閉塞された状態とな
り、水は濾過材14を流下しなくなる。したがって、タ
ンクケース10の底部に一定の水面レベルで水が蓄えら
れる。 (8) タンクケース10の水は、サイフォン管12を通
過して蒸気発生部9に流入される。 (9) 蒸気発生部9の加熱室28に流入された水は、ヒ
ータ11で加熱されて蒸気となり、緩衝室34を通過し
てノズル23から放出される。蒸気が緩衝室34を通過
するとき、蒸気に混在する加熱された水滴が除去され、
ノズル23からは蒸気のみが噴射される。 (10) 加熱室28内の水が少なくなって、水面レベルが
低下すると、タンクケース10の水面も低下する。サイ
フォン管12で連結されているからである。 (11) タンクケース10の水面が低下すると、空気パイ
プ17の下端が水面から離れ、空気パイプ17を通過し
て、水室13に空気が補給される。 (12) 水室13に供給される空気は、水室13の水を、
濾過材14を通過してタンクケース10に流下させる。
したがって、タンクケース10の水面が上昇する。 (13) タンクケース10の水面が上昇すると、空気パイ
プ17の下端が閉塞されて、水室13から水が補給され
なくなるとともに、サイフォン管12を通過して、加熱
室28に水が補給される。この状態が繰り返されて、タ
ンクケース10と加熱室28は、同一水面レベルに保持
され、ヒータ11が水を蒸気にしてノズル23から放出
する。 (14) 水室13の水がなくなると、ノズル23は蒸気を
放出しなくなる。ヒータ11は、たとえば、約100c
cの水を、約10分間蒸気として放出する。
【0037】スチーム発生装置は、以上のようにして顔
の加温に使用する。図4および図5に示す装置は、洗顔
装置を一体構造としている。この装置は、蒸気で顔を加
熱して、皮膚の毛穴を開いた後、洗顔装置の送風機5を
運転し、気泡発生部材6に加圧空気を圧送して、気泡発
生部材6から空気を噴出させて、水カップ1内の水中に
無数の気泡を発生させ、水カップ1の水に顔をつけて、
顔を気泡で洗浄できる。
【0038】
【発明の効果】本発明のスチーム発生装置は、簡単な構
造で、蒸気と一緒に加熱された水滴がノズルから噴射さ
れるのを防止して、安全に使用できる特長がある。それ
は、本発明のスチーム発生装置が、ヒータとノズルとの
間に、蒸気の流速を遅くする緩衝室を設け、緩衝室の入
口と出口との間に、入口から流入される蒸気が直接に出
口に流出するのを阻止する邪魔板を配設し、入口から流
入する蒸気の流速を、緩衝室で遅くすると共に、流動す
る蒸気を邪魔板に衝突させて、邪魔板で蒸気の流動路を
曲げて出口に流出させるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明者が先に開発したスチーム発生装置を組
み込んだ洗顔装置の断面図
【図2】本発明者が先に開発した洗顔装置を組み込んだ
スチーム発生装置の概略断面図
【図3】本発明の実施例にかかる洗顔装置を組み込んだ
スチーム発生装置の斜視図
【図4】図2に示す装置の水カセットを取り外した状態
を示す斜視図
【図5】図2に示す装置の概略断面図
【図6】図2に示す装置の縦断面図
【図7】図3に示す水カセットの分解斜視図
【図8】図2に示す装置の横断面図
【図9】図8に示す装置の蒸気発生部の拡大断面図
【図10】図9に示す蒸気発生部のA−A線断面図
【図11】本発明の実施例にかかる緩衝室の斜視図
【図12】図10に示す緩衝室のB−B線断面図
【図13】本発明の実施例にかかるノズルが開閉する状
態を示す斜視図
【図14】本発明の実施例にかかるノズルからスチーム
を噴射する状態を示す斜視図
【符号の説明】
1…水カップ 2…スチームカバー 2A…スチーム穴 3…ヒータ 4…加熱ケース 4A…流入口 4
B…蒸気出口 5…送風機 6…気泡発生部材 7…ダクト 8…水カセット 8A…円筒ケーシング 8
B…キャップ 8a…脚 9…蒸気発生部 10…タンクケース 11…ヒータ 12…サイフォン管 13…水室 14…濾過材 15…Oリング 16…開閉弁 17…空気パイプ 18…弁体 19…ロッド 20…スプリング 21…押圧部 22…鍔 23…ノズル 24…網材 25…調節ツマミ 26…バイパス路 27…空気路 28…加熱室 29…ボイラー本体 30…挟着ネジ 31…パッキン 32…流入路 33…リミットスイッチ 34…緩衝室 35…邪魔板 36…流動路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水をヒータ(11)で加熱して蒸気を発生
    し、この蒸気をノズル(23)から放出させるスチーム発生
    装置において、 ヒータ(11)とノズル(23)との間に、蒸気の流速を遅くす
    る緩衝室(34)を設け、緩衝室(34)の入口と出口との間
    に、入口から流入される蒸気が直接に出口に流出するの
    を阻止する邪魔板(35)を配設し、入口から流入する蒸気
    の流速を、緩衝室(34)で遅くすると共に、流動する蒸気
    を邪魔板(35)に衝突させて、邪魔板(35)で蒸気の流動路
    (36)を曲げて出口に流出させるように構成されてなるこ
    とを特徴とするスチーム発生装置。
  2. 【請求項2】 緩衝室(34)の底部に入口が設けられ、上
    部で入口とは水平位置の異なる位置に出口を設け、入口
    と出口との間に邪魔板(35)を配設し、入口から緩衝室(3
    4)に流入する蒸気が、邪魔板(35)と緩衝室(34)の内面と
    の間を通過して、出口から流出されるように構成させて
    なる請求項1に記載されるスチーム発生装置。
JP20776296A 1996-07-17 1996-07-17 スチーム発生装置 Pending JPH1028713A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20140020050A (ko) * 2012-08-07 2014-02-18 코웨이 주식회사 안전 시스템을 포함하는 스팀 발생기
CN114305082A (zh) * 2022-01-27 2022-04-12 广州一为科仪有限公司 一种制作菜肴汤汁的蒸汽汽煲罐

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KR20140020050A (ko) * 2012-08-07 2014-02-18 코웨이 주식회사 안전 시스템을 포함하는 스팀 발생기
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