JPH10287268A - 衝撃吸収装置 - Google Patents
衝撃吸収装置Info
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- JPH10287268A JPH10287268A JP9101300A JP10130097A JPH10287268A JP H10287268 A JPH10287268 A JP H10287268A JP 9101300 A JP9101300 A JP 9101300A JP 10130097 A JP10130097 A JP 10130097A JP H10287268 A JPH10287268 A JP H10287268A
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- shock
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- long groove
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Abstract
(57)【要約】
【課題】衝撃発生時に被衝撃体が剛体に対して相対的に
移動する方向と直交する方向に、衝撃吸収体又は係合ピ
ンが非衝撃時に剛体又は衝撃吸収体に対して相対移動で
き、簡単な構成で被衝撃体の衝撃エネルギを効率良く吸
収できる。 【解決手段】被衝撃体に係合ピン27が衝撃発生時の被
衝撃体の相対的な移動方向と直交する方向に突設され
る。衝撃吸収体28のゴム製の弾性ブロック34はその
前端に設けられた通孔34aを係合ピンに嵌入すること
により被衝撃体に取付けられ、弾性ブロックの後端は剛
体24から所定の間隔をあけて前方に位置する。弾性ブ
ロックには前端が通孔に連通し後端が弾性ブロックの後
端近傍まで延びかつ係合ピンの外径より小さい幅を有す
る長溝34bが形成される。弾性ブロックの外周面のう
ち通孔及び長溝が形成されていない面は剛性を有するア
ウタケース36により覆われる。
移動する方向と直交する方向に、衝撃吸収体又は係合ピ
ンが非衝撃時に剛体又は衝撃吸収体に対して相対移動で
き、簡単な構成で被衝撃体の衝撃エネルギを効率良く吸
収できる。 【解決手段】被衝撃体に係合ピン27が衝撃発生時の被
衝撃体の相対的な移動方向と直交する方向に突設され
る。衝撃吸収体28のゴム製の弾性ブロック34はその
前端に設けられた通孔34aを係合ピンに嵌入すること
により被衝撃体に取付けられ、弾性ブロックの後端は剛
体24から所定の間隔をあけて前方に位置する。弾性ブ
ロックには前端が通孔に連通し後端が弾性ブロックの後
端近傍まで延びかつ係合ピンの外径より小さい幅を有す
る長溝34bが形成される。弾性ブロックの外周面のう
ち通孔及び長溝が形成されていない面は剛性を有するア
ウタケース36により覆われる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の衝突等によ
る衝撃エネルギを吸収する装置に関するものである。
る衝撃エネルギを吸収する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の衝撃吸収装置として、エ
ネルギ吸収部材が多孔質金属体からなり、ピストンが円
錐形又はくさび形に形成され、このピストンが上記エネ
ルギ吸収部材に押込まれたときピストンの運動方向と直
角の方向に多孔質金属体を変形させるように構成された
緩衝装置が開示されている(特開昭50−4957
1)。この緩衝装置では、多孔質金属体に全長にわたっ
て貫通する円筒形開口が形成され、この多孔質金属体は
管状ハウジングに収容された状態で自動車のフレームに
固定される。ハウジングの一端は端壁により閉止され、
他端は中央開口を有する端壁により閉止され、ハウジン
グ内の他端側には空間が形成される。またピストンの一
端はバンパに固定され、他端にはハウジングの空間内に
挿入される先細りの円錐部分が形成される。このピスト
ンの円錐部分の先端には多孔質金属体の円筒形開口と同
径の案内タップが形成され、この案内タップは上記円筒
形開口に挿入される。
ネルギ吸収部材が多孔質金属体からなり、ピストンが円
錐形又はくさび形に形成され、このピストンが上記エネ
ルギ吸収部材に押込まれたときピストンの運動方向と直
角の方向に多孔質金属体を変形させるように構成された
緩衝装置が開示されている(特開昭50−4957
1)。この緩衝装置では、多孔質金属体に全長にわたっ
て貫通する円筒形開口が形成され、この多孔質金属体は
管状ハウジングに収容された状態で自動車のフレームに
固定される。ハウジングの一端は端壁により閉止され、
他端は中央開口を有する端壁により閉止され、ハウジン
グ内の他端側には空間が形成される。またピストンの一
端はバンパに固定され、他端にはハウジングの空間内に
挿入される先細りの円錐部分が形成される。このピスト
ンの円錐部分の先端には多孔質金属体の円筒形開口と同
径の案内タップが形成され、この案内タップは上記円筒
形開口に挿入される。
【0003】このように構成された緩衝装置では、自動
車が衝突すると、バンパがピストンを多孔質金属体内に
押込む。このとき円錐部分が多孔質金属体を横方向に圧
迫し、円錐部分が多孔質金属体を通って進行する間にこ
の多孔質金属体が連続的に変形する。この結果、衝突に
よる衝撃エネルギを吸収するときの減速度は全減速長に
わたって略一定であるので、乗員に与える有害な影響を
減少させることができるようになっている。
車が衝突すると、バンパがピストンを多孔質金属体内に
押込む。このとき円錐部分が多孔質金属体を横方向に圧
迫し、円錐部分が多孔質金属体を通って進行する間にこ
の多孔質金属体が連続的に変形する。この結果、衝突に
よる衝撃エネルギを吸収するときの減速度は全減速長に
わたって略一定であるので、乗員に与える有害な影響を
減少させることができるようになっている。
【0004】一方、低硬度からなる少なくとも1個の環
状突起部が筒の端部内周面に一体的に突設され、この環
状突起部より高硬度に形成されかつ基端から先端に向っ
て細くなるテーパ状に形成された摺動体の基端が案内筒
の一端に固着された状態で案内筒に収容され、摺動体の
面上に適宜溝が形成され、更に筒に案内筒が摺動可能に
嵌入されかつ環状突起部に摺動体の先端が挿入された衝
突エネルギ吸収装置が開示されている(特開昭50−2
1183)。
状突起部が筒の端部内周面に一体的に突設され、この環
状突起部より高硬度に形成されかつ基端から先端に向っ
て細くなるテーパ状に形成された摺動体の基端が案内筒
の一端に固着された状態で案内筒に収容され、摺動体の
面上に適宜溝が形成され、更に筒に案内筒が摺動可能に
嵌入されかつ環状突起部に摺動体の先端が挿入された衝
突エネルギ吸収装置が開示されている(特開昭50−2
1183)。
【0005】このように構成された衝突エネルギ吸収装
置では、摺動体のテーパ角、環状突起部の数及び形状等
により、容易に多種類にわたって摺動体のストロークに
対する衝突による衝撃エネルギ吸収の関係を設定するこ
とができる。この結果、この衝突エネルギ吸収装置を航
空機や車両等の座席前方、座席周囲又はバンパ支持機に
組込むことにより、航空機や車両等の墜落若しくは衝突
の際の衝撃エネルギを効果的に吸収できるようになって
いる。
置では、摺動体のテーパ角、環状突起部の数及び形状等
により、容易に多種類にわたって摺動体のストロークに
対する衝突による衝撃エネルギ吸収の関係を設定するこ
とができる。この結果、この衝突エネルギ吸収装置を航
空機や車両等の座席前方、座席周囲又はバンパ支持機に
組込むことにより、航空機や車両等の墜落若しくは衝突
の際の衝撃エネルギを効果的に吸収できるようになって
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の緩
衝装置や衝突エネルギ吸収装置を、チルトアップ可能な
トラックのキャブ及びリヤアーチ間に適用して、キャブ
の衝撃エネルギを吸収しようとすると、上記従来の緩衝
装置では、ピストンの他端の円錐部分がハウジングの空
間内に挿入されかつこの円錐部分の先端の案内タップが
多孔質金属体の円筒形開口に挿入されているため、また
上記従来の衝突エネルギ吸収装置では、筒に案内筒が摺
動可能に嵌入されかつ環状突起部に摺動体の先端が挿入
されているため、いずれもトラックをチルトアップでき
なくなるという不具合があった。
衝装置や衝突エネルギ吸収装置を、チルトアップ可能な
トラックのキャブ及びリヤアーチ間に適用して、キャブ
の衝撃エネルギを吸収しようとすると、上記従来の緩衝
装置では、ピストンの他端の円錐部分がハウジングの空
間内に挿入されかつこの円錐部分の先端の案内タップが
多孔質金属体の円筒形開口に挿入されているため、また
上記従来の衝突エネルギ吸収装置では、筒に案内筒が摺
動可能に嵌入されかつ環状突起部に摺動体の先端が挿入
されているため、いずれもトラックをチルトアップでき
なくなるという不具合があった。
【0007】本発明の目的は、被衝撃体への衝撃発生時
における被衝撃体の剛体に対する相対的な移動方向と直
交する方向に、衝撃吸収体又は係合ピンが非衝撃時に剛
体又は衝撃吸収体に対して相対移動でき、また非衝撃時
に相対移動した衝撃吸収体又は係合ピンが剛体又は衝撃
吸収体に干渉することなくスムーズに復帰できる衝撃吸
収装置を提供することにある。本発明の別の目的は、比
較的簡単な構成で被衝撃体の衝撃エネルギを効率良く吸
収でき、また衝撃エネルギの吸収特性を容易に変更でき
る衝撃吸収装置を提供することにある。
における被衝撃体の剛体に対する相対的な移動方向と直
交する方向に、衝撃吸収体又は係合ピンが非衝撃時に剛
体又は衝撃吸収体に対して相対移動でき、また非衝撃時
に相対移動した衝撃吸収体又は係合ピンが剛体又は衝撃
吸収体に干渉することなくスムーズに復帰できる衝撃吸
収装置を提供することにある。本発明の別の目的は、比
較的簡単な構成で被衝撃体の衝撃エネルギを効率良く吸
収でき、また衝撃エネルギの吸収特性を容易に変更でき
る衝撃吸収装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
図1〜図3に示すように、被衝撃体13に取付けられか
つ被衝撃体13の後方に設けられた剛体24に圧接され
て被衝撃体13に作用する衝撃エネルギを吸収する衝撃
吸収体28を備えた衝撃吸収装置の改良である。その特
徴ある構成は、被衝撃体13に所定の外径を有する係合
ピン27が被衝撃体13への衝撃発生時に被衝撃体13
の移動方向と直交する方向に突設され、衝撃吸収体28
が、前端に設けられた通孔34aを係合ピン27に嵌入
することにより被衝撃体13に取付けられ後端が剛体2
4から所定の間隔をあけて前方に位置するゴム製の弾性
ブロック34と、弾性ブロック34に形成され前端が通
孔34aに連通し後端が弾性ブロック34の後端又は後
端近傍まで延びかつ係合ピン27の外径より小さい幅を
有する長溝34bと、弾性ブロック34の外周面のうち
通孔34a及び長溝34bが形成されていない面を覆う
剛性を有するアウタケース36とを備えたところにあ
る。
図1〜図3に示すように、被衝撃体13に取付けられか
つ被衝撃体13の後方に設けられた剛体24に圧接され
て被衝撃体13に作用する衝撃エネルギを吸収する衝撃
吸収体28を備えた衝撃吸収装置の改良である。その特
徴ある構成は、被衝撃体13に所定の外径を有する係合
ピン27が被衝撃体13への衝撃発生時に被衝撃体13
の移動方向と直交する方向に突設され、衝撃吸収体28
が、前端に設けられた通孔34aを係合ピン27に嵌入
することにより被衝撃体13に取付けられ後端が剛体2
4から所定の間隔をあけて前方に位置するゴム製の弾性
ブロック34と、弾性ブロック34に形成され前端が通
孔34aに連通し後端が弾性ブロック34の後端又は後
端近傍まで延びかつ係合ピン27の外径より小さい幅を
有する長溝34bと、弾性ブロック34の外周面のうち
通孔34a及び長溝34bが形成されていない面を覆う
剛性を有するアウタケース36とを備えたところにあ
る。
【0009】この請求項1に記載された衝撃吸収装置で
は、被衝撃体13が衝撃を受けると、先ず衝撃吸収体2
8が係合ピン27とともに剛体に向って相対的に移動
し、剛体24に突当ると、剛体24に圧接される。次に
係合ピン27が衝撃吸収体28の弾性ブロック34に対
して相対的に剛体24に向って移動し始める、即ち係合
ピン27が弾性ブロック34の長溝34bを押広げなが
らスライドする。このとき係合ピン27による弾性ブロ
ック34の長溝34bを押広げる力は係合ピン27が長
溝34bのどの位置にあっても同一であるため、係合ピ
ン27のストロークの初期から終期まで係合ピン27に
一定の抗力が作用する。この結果、弾性ブロック34に
より被衝撃体13に発生した衝撃エネルギが効率良く吸
収される。
は、被衝撃体13が衝撃を受けると、先ず衝撃吸収体2
8が係合ピン27とともに剛体に向って相対的に移動
し、剛体24に突当ると、剛体24に圧接される。次に
係合ピン27が衝撃吸収体28の弾性ブロック34に対
して相対的に剛体24に向って移動し始める、即ち係合
ピン27が弾性ブロック34の長溝34bを押広げなが
らスライドする。このとき係合ピン27による弾性ブロ
ック34の長溝34bを押広げる力は係合ピン27が長
溝34bのどの位置にあっても同一であるため、係合ピ
ン27のストロークの初期から終期まで係合ピン27に
一定の抗力が作用する。この結果、弾性ブロック34に
より被衝撃体13に発生した衝撃エネルギが効率良く吸
収される。
【0010】また剛体24の衝撃吸収体28を受ける面
を衝撃吸収体28の圧接面よりも比較的広くしておけ
ば、車両に上下又は左右の振動等が加わっても剛体24
は確実に衝撃吸収体28を受止めることができる。更に
被衝撃体13が衝撃を受けない非衝撃時に、被衝撃体1
3に係合ピン27を介して取付けられた衝撃吸収体28
が上記衝撃発生時における被衝撃体13の移動方向と直
交する方向に剛体24に対してスムーズに相対移動で
き、かつこの相対移動した衝撃吸収体28が剛体24に
干渉することなく、スムーズに復帰できる。
を衝撃吸収体28の圧接面よりも比較的広くしておけ
ば、車両に上下又は左右の振動等が加わっても剛体24
は確実に衝撃吸収体28を受止めることができる。更に
被衝撃体13が衝撃を受けない非衝撃時に、被衝撃体1
3に係合ピン27を介して取付けられた衝撃吸収体28
が上記衝撃発生時における被衝撃体13の移動方向と直
交する方向に剛体24に対してスムーズに相対移動で
き、かつこの相対移動した衝撃吸収体28が剛体24に
干渉することなく、スムーズに復帰できる。
【0011】請求項2に係る発明は、図6及び図7に示
すように、被衝撃体13の後方に設けられた剛体24に
取付けられかつ被衝撃体13に係合して被衝撃体13に
作用する衝撃エネルギを吸収する衝撃吸収体58を備え
た衝撃吸収装置の改良である。その特徴ある構成は、被
衝撃体13に所定の外径を有する係合ピン27が被衝撃
体13への衝撃発生時に被衝撃体13の移動方向と直交
する方向に突設され、衝撃吸収体58が、前面に係合ピ
ン27を収容可能な凹部54aが形成され凹部54aが
係合ピン27より所定の間隔をあけて後方に位置するゴ
ム製の弾性ブロック54と、弾性ブロック54に形成さ
れ前端が凹部54aに連通し後端が弾性ブロック54の
後端又は後端近傍まで延びかつ係合ピン27の外径より
小さい幅を有する長溝54bと、弾性ブロック54の外
周面のうち凹部54a及び長溝54bが形成されていな
い面を覆う剛性を有するアウタケース56とを備えたと
ころにある。
すように、被衝撃体13の後方に設けられた剛体24に
取付けられかつ被衝撃体13に係合して被衝撃体13に
作用する衝撃エネルギを吸収する衝撃吸収体58を備え
た衝撃吸収装置の改良である。その特徴ある構成は、被
衝撃体13に所定の外径を有する係合ピン27が被衝撃
体13への衝撃発生時に被衝撃体13の移動方向と直交
する方向に突設され、衝撃吸収体58が、前面に係合ピ
ン27を収容可能な凹部54aが形成され凹部54aが
係合ピン27より所定の間隔をあけて後方に位置するゴ
ム製の弾性ブロック54と、弾性ブロック54に形成さ
れ前端が凹部54aに連通し後端が弾性ブロック54の
後端又は後端近傍まで延びかつ係合ピン27の外径より
小さい幅を有する長溝54bと、弾性ブロック54の外
周面のうち凹部54a及び長溝54bが形成されていな
い面を覆う剛性を有するアウタケース56とを備えたと
ころにある。
【0012】この請求項2に記載された衝撃吸収装置で
は、被衝撃体13が衝撃を受けると、係合ピン27が衝
撃吸収体58に向って相対的に移動して弾性ブロック5
4の凹部54aに収容された後、弾性ブロック54の長
溝54bを押広げながら剛体24に向ってスライドす
る。このとき係合ピン27による弾性ブロック54の長
溝54bを押広げる力は係合ピン27が長溝54bのど
の位置にあっても同一であるため、係合ピン27のスト
ロークの初期から終期まで係合ピン27に一定の抗力が
作用する。この結果、上記請求項1に係る発明と同様
に、弾性ブロック54により被衝撃体13に発生した衝
撃エネルギが効率良く吸収される。
は、被衝撃体13が衝撃を受けると、係合ピン27が衝
撃吸収体58に向って相対的に移動して弾性ブロック5
4の凹部54aに収容された後、弾性ブロック54の長
溝54bを押広げながら剛体24に向ってスライドす
る。このとき係合ピン27による弾性ブロック54の長
溝54bを押広げる力は係合ピン27が長溝54bのど
の位置にあっても同一であるため、係合ピン27のスト
ロークの初期から終期まで係合ピン27に一定の抗力が
作用する。この結果、上記請求項1に係る発明と同様
に、弾性ブロック54により被衝撃体13に発生した衝
撃エネルギが効率良く吸収される。
【0013】また凹部54aの形成面を係合ピン27の
外径よりも比較的広くしておけば、車両に左右の振動等
が加わっても、係合ピン27を確実に長溝54b内に案
内することができる。更に被衝撃体13が衝撃を受けな
い非衝撃時に、被衝撃体13に取付けられた係合ピン2
7が上記衝撃発生時における被衝撃体13の移動方向と
直交する方向に衝撃吸収体58に対してスムーズに相対
移動でき、かつこの相対移動した係合ピン27が衝撃吸
収体58に干渉することなく、スムーズに復帰できる。
外径よりも比較的広くしておけば、車両に左右の振動等
が加わっても、係合ピン27を確実に長溝54b内に案
内することができる。更に被衝撃体13が衝撃を受けな
い非衝撃時に、被衝撃体13に取付けられた係合ピン2
7が上記衝撃発生時における被衝撃体13の移動方向と
直交する方向に衝撃吸収体58に対してスムーズに相対
移動でき、かつこの相対移動した係合ピン27が衝撃吸
収体58に干渉することなく、スムーズに復帰できる。
【0014】請求項3に係る発明は、請求項2に係る発
明であって、更に図6及び図8に示すように、アウタケ
ース56のうち弾性ブロック54の長溝54bと同一方
向に延びる一対の側面カバー部56b,56bの外面
に、一対の側面カバー部56b,56bを補強する一対
のリブ56d,56dがそれぞれ設けられたことを特徴
とする。この請求項3に記載された衝撃吸収装置では、
アウタケース56の一対の側面カバー部56b,56b
の前端が連結されていない状態で衝撃発生時に係合ピン
27が長溝54bを押広げると、一対の側面カバー部5
6b,56bにこれらのカバー部56b,56bを互い
に離す方向に力が作用するけれども、側面カバー部56
b,56bはリブ56d,56dにより補強されている
ため、変形することはない。
明であって、更に図6及び図8に示すように、アウタケ
ース56のうち弾性ブロック54の長溝54bと同一方
向に延びる一対の側面カバー部56b,56bの外面
に、一対の側面カバー部56b,56bを補強する一対
のリブ56d,56dがそれぞれ設けられたことを特徴
とする。この請求項3に記載された衝撃吸収装置では、
アウタケース56の一対の側面カバー部56b,56b
の前端が連結されていない状態で衝撃発生時に係合ピン
27が長溝54bを押広げると、一対の側面カバー部5
6b,56bにこれらのカバー部56b,56bを互い
に離す方向に力が作用するけれども、側面カバー部56
b,56bはリブ56d,56dにより補強されている
ため、変形することはない。
【0015】
【発明の実施の形態】次に本発明の第1の実施の形態を
図面に基づいて説明する。図1〜図5に示すように、キ
ャブオーバ型のトラック10のキャブ13はその前端下
面が一対の第1空気ばね11を介してシャシフレーム1
4の一対のサイドメンバ14aに載置され、その後端下
面が第2空気ばね12及びフローティングアーチ16を
介してサイドメンバ14aに載置される。キャブ13は
その前端下部が一対のサイドメンバ14aの前端にヒン
ジピン17を介して枢支され、ヒンジピン17を中心に
チルトアップ可能に構成される(図5)。一対のサイド
メンバ14aの前端にはそれぞれ上方に突出する一対の
ロアブラケット18が固着される。これらのブラケット
18の上端にはトーションチューブ(図示せず)の両端
にそれぞれ固着された一対のリンクレバー19の前端が
それぞれ嵌入され、同一軸線上に車幅方向に延びて設け
られた一対のヒンジピン17がそれぞれ挿入される。
図面に基づいて説明する。図1〜図5に示すように、キ
ャブオーバ型のトラック10のキャブ13はその前端下
面が一対の第1空気ばね11を介してシャシフレーム1
4の一対のサイドメンバ14aに載置され、その後端下
面が第2空気ばね12及びフローティングアーチ16を
介してサイドメンバ14aに載置される。キャブ13は
その前端下部が一対のサイドメンバ14aの前端にヒン
ジピン17を介して枢支され、ヒンジピン17を中心に
チルトアップ可能に構成される(図5)。一対のサイド
メンバ14aの前端にはそれぞれ上方に突出する一対の
ロアブラケット18が固着される。これらのブラケット
18の上端にはトーションチューブ(図示せず)の両端
にそれぞれ固着された一対のリンクレバー19の前端が
それぞれ嵌入され、同一軸線上に車幅方向に延びて設け
られた一対のヒンジピン17がそれぞれ挿入される。
【0016】キャブ13のフロアパネル13aの底面に
はトラック10の進行方向に延びて設けられた一対のキ
ャブフレーム13bが固着され(図3及び図5)、一対
のリンクレバー19に対向する一対のキャブフレーム1
3bの底面には略T字状の一対のアッパブラケット21
がそれぞれ固着される(図5)。アッパブラケット21
の下端はリンクレバー19の他端に回動可能に取付けら
れる。またアッパブラケット21の前端には車幅方向に
延びて一対の支持ピン22が設けられ、支持ピン22と
ヒンジピン17とはショックアブソーバ23により連結
される。第1空気ばね11はリンクレバー19の上面と
アッパブラケット21の前端下面との間に装着される。
またキャブ13の背面に対向するように略逆U字状のリ
ヤアーチ24(図1〜図3及び図5)が一対のサイドメ
ンバ14aに架設され、このリヤアーチ24の両側縁に
は一対のリヤブラケット26が固着される。これらのリ
ヤブラケット26には一対の第2空気ばね12を介して
略ハット状に形成されたフローティングアーチ16が取
付けられ、このフローティングアーチ16の両端上面に
一対のキャブフレーム13bが載るように構成される。
はトラック10の進行方向に延びて設けられた一対のキ
ャブフレーム13bが固着され(図3及び図5)、一対
のリンクレバー19に対向する一対のキャブフレーム1
3bの底面には略T字状の一対のアッパブラケット21
がそれぞれ固着される(図5)。アッパブラケット21
の下端はリンクレバー19の他端に回動可能に取付けら
れる。またアッパブラケット21の前端には車幅方向に
延びて一対の支持ピン22が設けられ、支持ピン22と
ヒンジピン17とはショックアブソーバ23により連結
される。第1空気ばね11はリンクレバー19の上面と
アッパブラケット21の前端下面との間に装着される。
またキャブ13の背面に対向するように略逆U字状のリ
ヤアーチ24(図1〜図3及び図5)が一対のサイドメ
ンバ14aに架設され、このリヤアーチ24の両側縁に
は一対のリヤブラケット26が固着される。これらのリ
ヤブラケット26には一対の第2空気ばね12を介して
略ハット状に形成されたフローティングアーチ16が取
付けられ、このフローティングアーチ16の両端上面に
一対のキャブフレーム13bが載るように構成される。
【0017】一対のキャブフレーム13bの後端下面に
は所定の外径を有する一対の係合ピン27がそれぞれ突
設され、これらの係合ピン27には一対の衝撃吸収体2
8がリヤアーチ24に対向してそれぞれ取付けられる
(図1〜図3及び図5)。係合ピン27はトラック10
の衝突時にキャブ13が後退する方向と直交する方向の
うちキャブフレーム13bの後端下面から下方に向って
突設される(図1〜図3)。係合ピン27の上端は取付
孔29aが形成されたベースプレート29に溶着され、
キャブフレーム13bの後端内面には補強板31を介し
てナット32が溶着される(図3)。ベースプレート2
9の取付孔29aにボルト33を挿通し、このボルト3
3をナット32を螺合することにより係合ピン27がキ
ャブフレーム13bの後端下面に取付けられる。また係
合ピン27の下部周面には平行キーが後方に向って突設
される(図1〜図3)。
は所定の外径を有する一対の係合ピン27がそれぞれ突
設され、これらの係合ピン27には一対の衝撃吸収体2
8がリヤアーチ24に対向してそれぞれ取付けられる
(図1〜図3及び図5)。係合ピン27はトラック10
の衝突時にキャブ13が後退する方向と直交する方向の
うちキャブフレーム13bの後端下面から下方に向って
突設される(図1〜図3)。係合ピン27の上端は取付
孔29aが形成されたベースプレート29に溶着され、
キャブフレーム13bの後端内面には補強板31を介し
てナット32が溶着される(図3)。ベースプレート2
9の取付孔29aにボルト33を挿通し、このボルト3
3をナット32を螺合することにより係合ピン27がキ
ャブフレーム13bの後端下面に取付けられる。また係
合ピン27の下部周面には平行キーが後方に向って突設
される(図1〜図3)。
【0018】衝撃吸収体28はゴムにより形成され前端
に係合ピン27に嵌入可能な通孔34aが形成された弾
性ブロック34と、弾性ブロック34に形成され前端が
通孔34aに連通しかつ後端が弾性ブロック34の後端
近傍まで延びる長溝34bと、弾性ブロック34の外周
面のうち通孔34a及び長溝34bが形成されていない
面を覆う剛性を有するアウタケース36とを備える(図
1〜図3)。弾性ブロック34はトラック10の進行方
向に延びる直方体状に形成される。通孔34aは弾性ブ
ロック34の上面から下面に貫通して鉛直方向に延びる
孔であり、通孔34aの孔径は係合ピン27の外径と略
同一に形成される。また長溝34bは弾性ブロック34
の上面から下面に貫通する孔であり、その幅は係合ピン
27の外径より小さくかつ平行キー27aの幅と略同一
に形成される。弾性ブロック34は係合ピン27に平座
金27b及び通孔34aを嵌入して、係合ピン27にC
型軸用止め輪27cを嵌着することにより、係合ピン2
7に取付けられる(図3)。また平行キー27aは長溝
34bの前端に挿入され(図1)、これにより弾性ブロ
ック34が係合ピン27を中心とする回転を阻止できる
ように構成される。
に係合ピン27に嵌入可能な通孔34aが形成された弾
性ブロック34と、弾性ブロック34に形成され前端が
通孔34aに連通しかつ後端が弾性ブロック34の後端
近傍まで延びる長溝34bと、弾性ブロック34の外周
面のうち通孔34a及び長溝34bが形成されていない
面を覆う剛性を有するアウタケース36とを備える(図
1〜図3)。弾性ブロック34はトラック10の進行方
向に延びる直方体状に形成される。通孔34aは弾性ブ
ロック34の上面から下面に貫通して鉛直方向に延びる
孔であり、通孔34aの孔径は係合ピン27の外径と略
同一に形成される。また長溝34bは弾性ブロック34
の上面から下面に貫通する孔であり、その幅は係合ピン
27の外径より小さくかつ平行キー27aの幅と略同一
に形成される。弾性ブロック34は係合ピン27に平座
金27b及び通孔34aを嵌入して、係合ピン27にC
型軸用止め輪27cを嵌着することにより、係合ピン2
7に取付けられる(図3)。また平行キー27aは長溝
34bの前端に挿入され(図1)、これにより弾性ブロ
ック34が係合ピン27を中心とする回転を阻止できる
ように構成される。
【0019】アウタケース36は弾性ブロック34を収
容可能な長方形枠状に形成され(図1及び図2)、弾性
ブロック34の後面を覆う後面カバー部36aと、弾性
ブロック34の前面を覆う前面カバー部36bと、弾性
ブロック34の両側面を覆う一対の側面カバー部36
c,36cとを有する。上記各カバー部36a〜36c
は弾性ブロック34の厚さと同一の幅を有する鋼等の金
属製のフラットバーを折曲げて溶接することにより一体
的に形成され、弾性ブロック34はアウタケース36に
収容した状態でアウタケース36に接着される。また弾
性ブロック34の後端はリヤアーチ24の前面から所定
の間隔をあけて前方に位置する(図1及び図3)。リア
アーチ24の前面には補強部材37が溶着され(図1〜
図37)、衝撃発生時に補強部材37が衝撃吸収体28
の後面を受けて(図2)リヤアーチ24の変形を阻止す
るように構成される。
容可能な長方形枠状に形成され(図1及び図2)、弾性
ブロック34の後面を覆う後面カバー部36aと、弾性
ブロック34の前面を覆う前面カバー部36bと、弾性
ブロック34の両側面を覆う一対の側面カバー部36
c,36cとを有する。上記各カバー部36a〜36c
は弾性ブロック34の厚さと同一の幅を有する鋼等の金
属製のフラットバーを折曲げて溶接することにより一体
的に形成され、弾性ブロック34はアウタケース36に
収容した状態でアウタケース36に接着される。また弾
性ブロック34の後端はリヤアーチ24の前面から所定
の間隔をあけて前方に位置する(図1及び図3)。リア
アーチ24の前面には補強部材37が溶着され(図1〜
図37)、衝撃発生時に補強部材37が衝撃吸収体28
の後面を受けて(図2)リヤアーチ24の変形を阻止す
るように構成される。
【0020】このように構成された衝撃吸収装置の動作
を説明する。トラック10が衝突してキャブ13がシャ
シフレーム14に対して相対的に後退し始めると、先ず
係合ピン27が衝撃吸収体28とともにリヤアーチ24
に対して相対的に図1の実線矢印で示す方向に移動し、
衝撃吸収体28の後面が補強部材37に圧接される(図
2)。次に係合ピン27が図1の破線矢印で示す方向に
移動し始め、弾性ブロック34の長溝34bを押広げな
がらスライドする(図2)。このとき係合ピン27に作
用する抗力と係合ピン27のストロークとを乗じた値が
弾性ブロック34により吸収されるエネルギとなるが、
係合ピン27による弾性ブロック34の長溝34bを押
広げる力は長溝34bのどの位置にあっても同一である
ため、係合ピン27はそのストロークの初期から終期ま
で一定の抗力が得られる(図4)。この結果、弾性ブロ
ック34によりキャブ13に発生した衝撃エネルギが効
率良く吸収される。また弾性ブロック34の弾性率、係
合ピン27の外径、長溝34bの幅及び長さを変えるだ
けで、キャブ13の衝撃エネルギの吸収特性を容易に変
更できる。
を説明する。トラック10が衝突してキャブ13がシャ
シフレーム14に対して相対的に後退し始めると、先ず
係合ピン27が衝撃吸収体28とともにリヤアーチ24
に対して相対的に図1の実線矢印で示す方向に移動し、
衝撃吸収体28の後面が補強部材37に圧接される(図
2)。次に係合ピン27が図1の破線矢印で示す方向に
移動し始め、弾性ブロック34の長溝34bを押広げな
がらスライドする(図2)。このとき係合ピン27に作
用する抗力と係合ピン27のストロークとを乗じた値が
弾性ブロック34により吸収されるエネルギとなるが、
係合ピン27による弾性ブロック34の長溝34bを押
広げる力は長溝34bのどの位置にあっても同一である
ため、係合ピン27はそのストロークの初期から終期ま
で一定の抗力が得られる(図4)。この結果、弾性ブロ
ック34によりキャブ13に発生した衝撃エネルギが効
率良く吸収される。また弾性ブロック34の弾性率、係
合ピン27の外径、長溝34bの幅及び長さを変えるだ
けで、キャブ13の衝撃エネルギの吸収特性を容易に変
更できる。
【0021】またリアアーチ24の衝撃吸収体28を受
ける面を衝撃吸収体28の圧接面よりも比較的広くして
おけば、トラック10に上下又は左右の振動等が加わっ
てもリヤアーチ24は確実に衝撃吸収体28を受止める
ことができる。更にトラック10の点検・整備のために
キャブ13をチルトアップするときには、キャブ13の
背面に取付けられたキャブロック装置40(図5)内の
フック(図示せず)をリヤアーチ24に取付けられたア
イボルト(図示せず)から解除すると、図示しない油圧
シリンダによりキャブ13がヒンジピン17を中心に図
5の実線矢印で示す方向に回転する。このとき係合ピン
27に取付けられた衝撃吸収体28の後端はリヤアーチ
24の前面に溶着された補強部材37から所定の間隔を
あけて前方に位置するため、キャブ13をスムーズにチ
ルトアップできる。更にチルトアップしたキャブ13を
元に戻すときには、上記衝撃吸収体28は補強部材37
に干渉することなくスムーズに復帰する。このように本
発明の衝撃吸収装置はキャブ13のチルトに対して何ら
支障をきたすことはない。
ける面を衝撃吸収体28の圧接面よりも比較的広くして
おけば、トラック10に上下又は左右の振動等が加わっ
てもリヤアーチ24は確実に衝撃吸収体28を受止める
ことができる。更にトラック10の点検・整備のために
キャブ13をチルトアップするときには、キャブ13の
背面に取付けられたキャブロック装置40(図5)内の
フック(図示せず)をリヤアーチ24に取付けられたア
イボルト(図示せず)から解除すると、図示しない油圧
シリンダによりキャブ13がヒンジピン17を中心に図
5の実線矢印で示す方向に回転する。このとき係合ピン
27に取付けられた衝撃吸収体28の後端はリヤアーチ
24の前面に溶着された補強部材37から所定の間隔を
あけて前方に位置するため、キャブ13をスムーズにチ
ルトアップできる。更にチルトアップしたキャブ13を
元に戻すときには、上記衝撃吸収体28は補強部材37
に干渉することなくスムーズに復帰する。このように本
発明の衝撃吸収装置はキャブ13のチルトに対して何ら
支障をきたすことはない。
【0022】図6〜図8は本発明の第2の実施の形態を
示す。図6〜図8において図1〜図6と同一符号は同一
部品を示す。この実施の形態では、一対の衝撃吸収体5
8がリヤアーチ24の前面にそれぞれ取付けられる(図
6及び図7)。衝撃吸収体58はゴムにより形成され前
面に係合ピン27を収容可能な凹部54aが形成された
弾性ブロック54と、弾性ブロック54に形成され前端
が凹部54aに連通しかつ後端が弾性ブロック54の後
端近傍まで延びる長溝54bと、弾性ブロック54の外
周面のうち凹部54a及び長溝54bが形成されていな
い面を覆う剛性を有するアウタケース56とを備える
(図6〜図8)。
示す。図6〜図8において図1〜図6と同一符号は同一
部品を示す。この実施の形態では、一対の衝撃吸収体5
8がリヤアーチ24の前面にそれぞれ取付けられる(図
6及び図7)。衝撃吸収体58はゴムにより形成され前
面に係合ピン27を収容可能な凹部54aが形成された
弾性ブロック54と、弾性ブロック54に形成され前端
が凹部54aに連通しかつ後端が弾性ブロック54の後
端近傍まで延びる長溝54bと、弾性ブロック54の外
周面のうち凹部54a及び長溝54bが形成されていな
い面を覆う剛性を有するアウタケース56とを備える
(図6〜図8)。
【0023】凹部54aは弾性ブロック54の前面にそ
の開口部を係合ピン27の外径より広くかつ奥に向うに
従って先細りに形成され(図6)、かつ係合ピン27を
収容可能に構成される。長溝54bは凹部54aに連通
し後端が弾性ブロック54の後端近傍まで延びかつ係合
ピン27の外径より小さい幅を有する(図6及び図
8)。アウタケース56は弾性ブロック54の後面を覆
うベース部56aと、弾性ブロック54の両側面を覆う
一対の側面カバー部56b,56bとを有する(図6〜
図8)。ベース部56aの上下方向の長さは弾性ブロッ
ク54の上下方向の厚さより大きく形成され、ベース部
56aの上部及び下部には取付孔56c,56cがそれ
ぞれ形成される(図7)。またベース部56aの幅はリ
ヤアーチ24の幅と略同一に形成される(図6)。
の開口部を係合ピン27の外径より広くかつ奥に向うに
従って先細りに形成され(図6)、かつ係合ピン27を
収容可能に構成される。長溝54bは凹部54aに連通
し後端が弾性ブロック54の後端近傍まで延びかつ係合
ピン27の外径より小さい幅を有する(図6及び図
8)。アウタケース56は弾性ブロック54の後面を覆
うベース部56aと、弾性ブロック54の両側面を覆う
一対の側面カバー部56b,56bとを有する(図6〜
図8)。ベース部56aの上下方向の長さは弾性ブロッ
ク54の上下方向の厚さより大きく形成され、ベース部
56aの上部及び下部には取付孔56c,56cがそれ
ぞれ形成される(図7)。またベース部56aの幅はリ
ヤアーチ24の幅と略同一に形成される(図6)。
【0024】一対の側面カバー部56b,56bは弾性
ブロック54の厚さと同一の幅を有する鋼等の金属製の
フラットバーにより形成され(図8)、かつ互いに平行
になるようにそれらの基端がベース部56aに溶着され
る(図6)。また一対の側面カバー部56b,56bの
外面からベース部56aの前面にかけて弾性ブロック5
4の長溝54bと同一方向に延びる一対のリブ56d,
56dがそれぞれ溶着される(図6及び図8)。弾性ブ
ロック54はアウタケース56に収容された状態でアウ
タケース56に接着され、ベース部56aの取付孔56
c,56cにボルト59,59を挿通し、これらのボル
ト59,59をリヤアーチ24の内面に補強板61を介
して溶着されたナット62,62に螺合することによ
り、アウタケース56がリヤアーチ24に取付けられる
(図7)。また弾性ブロック54の前端、即ち凹部54
aは係合ピン27より所定の間隔をあけて後方に位置す
る(図6及び図7)。
ブロック54の厚さと同一の幅を有する鋼等の金属製の
フラットバーにより形成され(図8)、かつ互いに平行
になるようにそれらの基端がベース部56aに溶着され
る(図6)。また一対の側面カバー部56b,56bの
外面からベース部56aの前面にかけて弾性ブロック5
4の長溝54bと同一方向に延びる一対のリブ56d,
56dがそれぞれ溶着される(図6及び図8)。弾性ブ
ロック54はアウタケース56に収容された状態でアウ
タケース56に接着され、ベース部56aの取付孔56
c,56cにボルト59,59を挿通し、これらのボル
ト59,59をリヤアーチ24の内面に補強板61を介
して溶着されたナット62,62に螺合することによ
り、アウタケース56がリヤアーチ24に取付けられる
(図7)。また弾性ブロック54の前端、即ち凹部54
aは係合ピン27より所定の間隔をあけて後方に位置す
る(図6及び図7)。
【0025】このように構成された衝撃吸収装置の動作
を説明する。トラック(図示せず)が衝突してキャブ1
3がシャシフレーム(図示せず)に対して相対的に後退
し始めると、係合ピン27は図6の実線矢印で示す方向
に移動し始める、即ち係合ピン27は弾性ブロック54
の凹部54aに収容された後に、長溝54bを押広げな
がらスライドする。このとき第1の実施の形態と同様
に、係合ピン27に作用する抗力と係合ピン27のスト
ロークとを乗じた値が弾性ブロック54により吸収され
るエネルギとなるが、係合ピン27による弾性ブロック
54の長溝54bを押広げる力は長溝54bのどの位置
にあっても同一であるため、係合ピン27はそのストロ
ークの初期から終期まで一定の抗力が得られる。この結
果、弾性ブロック54によりキャブ13に発生した衝撃
エネルギが効率良く吸収される。
を説明する。トラック(図示せず)が衝突してキャブ1
3がシャシフレーム(図示せず)に対して相対的に後退
し始めると、係合ピン27は図6の実線矢印で示す方向
に移動し始める、即ち係合ピン27は弾性ブロック54
の凹部54aに収容された後に、長溝54bを押広げな
がらスライドする。このとき第1の実施の形態と同様
に、係合ピン27に作用する抗力と係合ピン27のスト
ロークとを乗じた値が弾性ブロック54により吸収され
るエネルギとなるが、係合ピン27による弾性ブロック
54の長溝54bを押広げる力は長溝54bのどの位置
にあっても同一であるため、係合ピン27はそのストロ
ークの初期から終期まで一定の抗力が得られる。この結
果、弾性ブロック54によりキャブ13に発生した衝撃
エネルギが効率良く吸収される。
【0026】また係合ピン27が長溝54bをスライド
するときに係合ピン27が長溝54bを押広げるため、
一対の側面カバー部56b,56bにこれらの側面カバ
ー部56b,56bを互いに離す方向に力が作用する。
一方、弾性ブロック54の前面には凹部54aが形成さ
れているため、弾性ブロック54前面はアウタケース5
6にて覆われない、即ちアウタケース56の一対の側面
カバー部56b,56bの前端は連結されていない状態
にある。従って、このままではアウタケース56が弾性
ブロック54の外形の変形を阻止する機能を発揮できな
い恐れがあるけれども、これらの側面カバー部56b,
56bは一対のリブ56d,56dによりそれぞれ補強
されているため、上記弾性ブロック54の外形の変形を
阻止するする機能を十分に発揮できる。
するときに係合ピン27が長溝54bを押広げるため、
一対の側面カバー部56b,56bにこれらの側面カバ
ー部56b,56bを互いに離す方向に力が作用する。
一方、弾性ブロック54の前面には凹部54aが形成さ
れているため、弾性ブロック54前面はアウタケース5
6にて覆われない、即ちアウタケース56の一対の側面
カバー部56b,56bの前端は連結されていない状態
にある。従って、このままではアウタケース56が弾性
ブロック54の外形の変形を阻止する機能を発揮できな
い恐れがあるけれども、これらの側面カバー部56b,
56bは一対のリブ56d,56dによりそれぞれ補強
されているため、上記弾性ブロック54の外形の変形を
阻止するする機能を十分に発揮できる。
【0027】また凹部54aの形成面を係合ピン27の
外径よりも比較的広くしたので、トラックに左右の振動
等が加わっても、係合ピン27を確実に長溝54b内に
案内することができる。またトラックの点検・整備のた
めにキャブ13をチルトアップすると、係合ピン27は
リヤアーチ24の前面に取付けられた衝撃吸収体58の
前面より所定の間隔をあけて前方に位置するため、キャ
ブ13をスムーズにチルトアップできる。更にチルトア
ップしたキャブ13を元に戻すときには、上記係合ピン
27は衝撃吸収体58に干渉することなくスムーズに復
帰する。
外径よりも比較的広くしたので、トラックに左右の振動
等が加わっても、係合ピン27を確実に長溝54b内に
案内することができる。またトラックの点検・整備のた
めにキャブ13をチルトアップすると、係合ピン27は
リヤアーチ24の前面に取付けられた衝撃吸収体58の
前面より所定の間隔をあけて前方に位置するため、キャ
ブ13をスムーズにチルトアップできる。更にチルトア
ップしたキャブ13を元に戻すときには、上記係合ピン
27は衝撃吸収体58に干渉することなくスムーズに復
帰する。
【0028】図9は本発明の第3の実施の形態を示す。
図9において図1と同一符号は同一部品を示す。この実
施の形態では、係合ピン87が三角柱状に形成され、弾
性ブロック84の通孔84aが係合ピン87に相応する
三角柱状の孔に形成されたことを除いて、上記第1の実
施の形態と同一に構成される。係合ピン87はその三角
柱の角部が長溝34bに位置するように弾性ブロック8
4に設けられる。このように構成することにより、係合
ピン87に平行キーを突設しなくても、弾性ブロック8
4が係合ピン87を中心に回転することを阻止できる。
図9において図1と同一符号は同一部品を示す。この実
施の形態では、係合ピン87が三角柱状に形成され、弾
性ブロック84の通孔84aが係合ピン87に相応する
三角柱状の孔に形成されたことを除いて、上記第1の実
施の形態と同一に構成される。係合ピン87はその三角
柱の角部が長溝34bに位置するように弾性ブロック8
4に設けられる。このように構成することにより、係合
ピン87に平行キーを突設しなくても、弾性ブロック8
4が係合ピン87を中心に回転することを阻止できる。
【0029】なお、上記第1〜第3の実施の形態では、
本発明の衝撃吸収装置をキャブ及びリヤアーチ間に設け
たが、バンパ及びシャシフレーム間、或いはその他の被
衝撃体及び剛体間に設けてもよい。また、上記第1〜第
3の実施の形態では、係合ピンをトラックの衝突時にキ
ャブが後退する方向と直交する方向のうちキャブフレー
ムの後端下面から下方に向って突設したが、係合ピンを
トラックの衝突時にキャブが後退する方向と直交する方
向のうち上方又はその他の方向に向って突設してもよ
い。この場合、弾性ブロックも通孔に係合ピンが係合す
る方向に回転した状態でリヤアーチに取付けられる。ま
た、上記第1〜第3の実施の形態では、前端が通孔又は
凹部に連通する長溝の後端を弾性ブロックの後端近傍ま
で延びて設けたが、前端が通孔又は凹部に連通する長溝
の後端を弾性ブロックの後端まで延びて設けてもよい。
更に、上記第1及び3の実施の形態では、係合ピンを円
柱状及び三角柱状にそれぞれ形成したが、四角柱状又は
その他の多角柱状に形成してもよい。
本発明の衝撃吸収装置をキャブ及びリヤアーチ間に設け
たが、バンパ及びシャシフレーム間、或いはその他の被
衝撃体及び剛体間に設けてもよい。また、上記第1〜第
3の実施の形態では、係合ピンをトラックの衝突時にキ
ャブが後退する方向と直交する方向のうちキャブフレー
ムの後端下面から下方に向って突設したが、係合ピンを
トラックの衝突時にキャブが後退する方向と直交する方
向のうち上方又はその他の方向に向って突設してもよ
い。この場合、弾性ブロックも通孔に係合ピンが係合す
る方向に回転した状態でリヤアーチに取付けられる。ま
た、上記第1〜第3の実施の形態では、前端が通孔又は
凹部に連通する長溝の後端を弾性ブロックの後端近傍ま
で延びて設けたが、前端が通孔又は凹部に連通する長溝
の後端を弾性ブロックの後端まで延びて設けてもよい。
更に、上記第1及び3の実施の形態では、係合ピンを円
柱状及び三角柱状にそれぞれ形成したが、四角柱状又は
その他の多角柱状に形成してもよい。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、被
衝撃体に係合ピンを被衝撃体への衝撃発生時における被
衝撃体の移動方向と直交する方向に突設し、弾性ブロッ
クをその前端に形成された通孔を係合ピンに嵌入して被
衝撃体に取付け、弾性ブロックの後端が剛体から所定の
間隔をあけて前方に位置し、弾性ブロックに前端が通孔
に連通し後端が弾性ブロックの後端又は後端近傍まで延
びかつ係合ピンの外径より小さい幅を有する長溝を形成
し、更に弾性ブロックの外周面のうち通孔及び長溝が形
成されていない面を剛性を有するアウタケースが覆うよ
うに構成したので、被衝撃体が衝撃を受けると、衝撃吸
収体が係合ピンとともに剛体に向って相対的に移動して
剛体に圧接された後、係合ピンが弾性ブロックの長溝を
押広げながら剛体に向ってスライドする。このとき係合
ピンにはこの係合ピンのストロークの初期から終期まで
一定の抗力が作用する。この結果、弾性ブロックにより
被衝撃体に発生した衝撃エネルギを効率良く吸収でき
る。
衝撃体に係合ピンを被衝撃体への衝撃発生時における被
衝撃体の移動方向と直交する方向に突設し、弾性ブロッ
クをその前端に形成された通孔を係合ピンに嵌入して被
衝撃体に取付け、弾性ブロックの後端が剛体から所定の
間隔をあけて前方に位置し、弾性ブロックに前端が通孔
に連通し後端が弾性ブロックの後端又は後端近傍まで延
びかつ係合ピンの外径より小さい幅を有する長溝を形成
し、更に弾性ブロックの外周面のうち通孔及び長溝が形
成されていない面を剛性を有するアウタケースが覆うよ
うに構成したので、被衝撃体が衝撃を受けると、衝撃吸
収体が係合ピンとともに剛体に向って相対的に移動して
剛体に圧接された後、係合ピンが弾性ブロックの長溝を
押広げながら剛体に向ってスライドする。このとき係合
ピンにはこの係合ピンのストロークの初期から終期まで
一定の抗力が作用する。この結果、弾性ブロックにより
被衝撃体に発生した衝撃エネルギを効率良く吸収でき
る。
【0031】また剛体の衝撃吸収体を受ける面を衝撃吸
収体の圧接面よりも比較的広くしておけば、車両に上下
又は左右の振動等が加わっても剛体は確実に衝撃吸収体
を受止めることができる。また非衝撃時に衝撃吸収体が
係合ピンとともに上記衝撃発生時における被衝撃体の移
動方向と直交する方向に剛体に対してスムーズに相対移
動でき、かつこの相対移動した衝撃吸収体が剛体に干渉
することなく、スムーズに復帰できる。この結果、本発
明の衝撃吸収装置はチルトアップ可能なトラックのキャ
ブ及びリヤアーチ間に設けることが可能となる。またゴ
ムにより形成された弾性ブロックの弾性率、係合ピンの
外径、長溝の幅及び長さを変えるだけで、被衝撃体の衝
撃エネルギの吸収特性を容易に変更できる。更に係合ピ
ン及び衝撃吸収体を含む衝撃エネルギ吸収に必要な主要
部品を被衝撃体側に集約することができるため、剛体側
への部品変更が少なく部品コストの低減に効果的であ
る。
収体の圧接面よりも比較的広くしておけば、車両に上下
又は左右の振動等が加わっても剛体は確実に衝撃吸収体
を受止めることができる。また非衝撃時に衝撃吸収体が
係合ピンとともに上記衝撃発生時における被衝撃体の移
動方向と直交する方向に剛体に対してスムーズに相対移
動でき、かつこの相対移動した衝撃吸収体が剛体に干渉
することなく、スムーズに復帰できる。この結果、本発
明の衝撃吸収装置はチルトアップ可能なトラックのキャ
ブ及びリヤアーチ間に設けることが可能となる。またゴ
ムにより形成された弾性ブロックの弾性率、係合ピンの
外径、長溝の幅及び長さを変えるだけで、被衝撃体の衝
撃エネルギの吸収特性を容易に変更できる。更に係合ピ
ン及び衝撃吸収体を含む衝撃エネルギ吸収に必要な主要
部品を被衝撃体側に集約することができるため、剛体側
への部品変更が少なく部品コストの低減に効果的であ
る。
【0032】一方、被衝撃体に所定の外径を有する係合
ピンを被衝撃体への衝撃発生時における被衝撃体の移動
方向と直交する方向に突設し、ゴム製の弾性ブロックの
前面に係合ピンを収容可能なかつ係合ピンより所定の間
隔をあけて後方に位置する凹部を形成し、弾性ブロック
に前端が凹部に連通し後端が弾性ブロックの後端又は後
端近傍まで延びかつ係合ピンの外径より小さい幅を有す
る長溝を形成し、弾性ブロックの外周面のうち凹部及び
長溝が形成されていない面を剛性を有するアウタケース
が覆うように構成すれば、被衝撃体が衝撃を受けたとき
に、係合ピンが衝撃吸収体に向って相対的に移動して弾
性ブロックの凹部に収容された後、弾性ブロックの長溝
を押広げながら剛体に向ってスライドする。このとき係
合ピンにはこの係合ピンのストロークの初期から終期ま
で一定の抗力が作用するので、上記と同様の効果が得ら
れる。
ピンを被衝撃体への衝撃発生時における被衝撃体の移動
方向と直交する方向に突設し、ゴム製の弾性ブロックの
前面に係合ピンを収容可能なかつ係合ピンより所定の間
隔をあけて後方に位置する凹部を形成し、弾性ブロック
に前端が凹部に連通し後端が弾性ブロックの後端又は後
端近傍まで延びかつ係合ピンの外径より小さい幅を有す
る長溝を形成し、弾性ブロックの外周面のうち凹部及び
長溝が形成されていない面を剛性を有するアウタケース
が覆うように構成すれば、被衝撃体が衝撃を受けたとき
に、係合ピンが衝撃吸収体に向って相対的に移動して弾
性ブロックの凹部に収容された後、弾性ブロックの長溝
を押広げながら剛体に向ってスライドする。このとき係
合ピンにはこの係合ピンのストロークの初期から終期ま
で一定の抗力が作用するので、上記と同様の効果が得ら
れる。
【0033】また非衝撃時に係合ピンが上記衝撃発生時
における被衝撃体の移動方向と直交する方向に衝撃吸収
体に対してスムーズに相対移動でき、かつこの相対移動
した係合ピンが衝撃吸収体に干渉することなく、スムー
ズに復帰できる。この結果、本発明の衝撃吸収装置はチ
ルトアップ可能なトラックのキャブ及びリヤアーチ間に
設けることが可能となる。また凹部の形成面を係合ピン
の外径よりも比較的広くしておけば、車両に左右の振動
等が加わっても、係合ピンを確実に長溝内に案内するこ
とができる。更にアウタケースのうち弾性ブロックの長
溝と同一方向に延びる一対の側面カバー部の外面に、一
対の側面カバー部を補強する一対のリブをそれぞれ設け
れば、係合ピンが弾性ブロックの長溝を押広げるときに
発生する弾性ブロックの外形を変形させようとする力を
リブにて補強された側面カバー部により抑えることがで
きる。即ちリブにて補強されたアウタケースは弾性ブロ
ックの外形の変形を阻止する機能を十分に発揮できる。
における被衝撃体の移動方向と直交する方向に衝撃吸収
体に対してスムーズに相対移動でき、かつこの相対移動
した係合ピンが衝撃吸収体に干渉することなく、スムー
ズに復帰できる。この結果、本発明の衝撃吸収装置はチ
ルトアップ可能なトラックのキャブ及びリヤアーチ間に
設けることが可能となる。また凹部の形成面を係合ピン
の外径よりも比較的広くしておけば、車両に左右の振動
等が加わっても、係合ピンを確実に長溝内に案内するこ
とができる。更にアウタケースのうち弾性ブロックの長
溝と同一方向に延びる一対の側面カバー部の外面に、一
対の側面カバー部を補強する一対のリブをそれぞれ設け
れば、係合ピンが弾性ブロックの長溝を押広げるときに
発生する弾性ブロックの外形を変形させようとする力を
リブにて補強された側面カバー部により抑えることがで
きる。即ちリブにて補強されたアウタケースは弾性ブロ
ックの外形の変形を阻止する機能を十分に発揮できる。
【図1】本発明第1実施形態の衝撃吸収装置を示す図3
のA−A線断面図。
のA−A線断面図。
【図2】被衝撃体であるキャブに衝撃が加わって後方に
移動し、これに伴って係合ピンが長溝内を移動している
状態を示す図1に対応する断面図。
移動し、これに伴って係合ピンが長溝内を移動している
状態を示す図1に対応する断面図。
【図3】図5のB部拡大断面図。
【図4】その係合ピンが通孔から長溝内を移動するスト
ロークに対して係合ピンに作用する抗力の変化を示す
図。
ロークに対して係合ピンに作用する抗力の変化を示す
図。
【図5】その衝撃吸収装置を含むトラックの要部断面
図。
図。
【図6】本発明の第2実施形態を示す図7のC−C線断
面図。
面図。
【図7】その衝撃吸収装置を含む図3に対応する断面
図。
図。
【図8】図7のD−D線断面図。
【図9】本発明の第3実施形態を示す図1に対応する断
面図。
面図。
13 キャブ(被衝撃体) 24 リヤアーチ(剛体) 27,87 係合ピン 28,58 衝撃吸収体 34,54,84 弾性ブロック 34a,84a 通孔 34b,54b 長溝 36,56 アウタケース 54a 凹部 56b 側面カバー部 56d リブ
Claims (3)
- 【請求項1】 被衝撃体(13)に取付けられかつ前記被衝
撃体(13)の後方に設けられた剛体(24)に圧接されて前記
被衝撃体(13)に作用する衝撃エネルギを吸収する衝撃吸
収体(28)を備えた衝撃吸収装置において、 前記被衝撃体(13)に所定の外径を有する係合ピン(27,8
7)が前記被衝撃体(13)への衝撃発生時に前記被衝撃体(1
3)の移動方向と直交する方向に突設され、 前記衝撃吸収体(28)が、 前端に設けられた通孔(34a,84a)を前記係合ピン(27,87)
に嵌入することにより前記被衝撃体(13)に取付けられ後
端が前記剛体(24)から所定の間隔をあけて前方に位置す
るゴム製の弾性ブロック(34,84)と、 前記弾性ブロック(34,84)に形成され前端が前記通孔(34
a,84a)に連通し後端が前記弾性ブロック(34,84)の後端
又は後端近傍まで延びかつ前記係合ピン(27,87)の外径
より小さい幅を有する長溝(34b)と、 前記弾性ブロック(34,84)の外周面のうち前記通孔(34a,
84a)及び前記長溝(34b)が形成されていない面を覆う剛
性を有するアウタケース(36)とを備えたことを特徴とす
る衝撃吸収装置。 - 【請求項2】 被衝撃体(13)の後方に設けられた剛体(2
4)に取付けられかつ前記被衝撃体(13)に係合して前記被
衝撃体(13)に作用する衝撃エネルギを吸収する衝撃吸収
体(58)を備えた衝撃吸収装置において、 前記被衝撃体(13)に所定の外径を有する係合ピン(27)が
前記被衝撃体(13)への衝撃発生時に前記被衝撃体(13)の
移動方向と直交する方向に突設され、 前記衝撃吸収体(58)が、 前面に前記係合ピン(27)を収容可能な凹部(54a)が形成
され前記凹部(54a)が前記係合ピン(27)より所定の間隔
をあけて後方に位置するゴム製の弾性ブロック(54)と、 前記弾性ブロック(54)に形成され前端が前記凹部(54a)
に連通し後端が前記弾性ブロック(54)の後端又は後端近
傍まで延びかつ前記係合ピン(27)の外径より小さい幅を
有する長溝(54b)と、 前記弾性ブロック(54)の外周面のうち前記凹部(54a)及
び前記長溝(54b)が形成されていない面を覆う剛性を有
するアウタケース(56)とを備えたことを特徴とする衝撃
吸収装置。 - 【請求項3】 アウタケース(56)のうち弾性ブロック(5
4)の長溝(54b)と同一方向に延びる一対の側面カバー部
(56b,56b)の外面に、前記一対の側面カバー部(56b,56b)
を補強する一対のリブ(56d,56d)がそれぞれ設けられた
請求項2記載の衝撃吸収装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9101300A JPH10287268A (ja) | 1997-04-18 | 1997-04-18 | 衝撃吸収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9101300A JPH10287268A (ja) | 1997-04-18 | 1997-04-18 | 衝撃吸収装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10287268A true JPH10287268A (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=14296974
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9101300A Pending JPH10287268A (ja) | 1997-04-18 | 1997-04-18 | 衝撃吸収装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10287268A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7210704B2 (en) | 2004-08-17 | 2007-05-01 | Hyundai Mobis Co., Ltd. | Knee bolster of vehicle |
| JP2007269043A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-18 | Isuzu Motors Ltd | キャブバッククロスメンバ |
| KR100889117B1 (ko) | 2007-10-08 | 2009-03-16 | 현대자동차주식회사 | 캐빈 리어부의 차체 조립 구조 및 조립 방법 |
| EP3663173A1 (de) * | 2018-12-07 | 2020-06-10 | MAN Truck & Bus SE | Vorrichtung zum lagern eines hinteren bereichs eines fahrerhauses eines nutzfahrzeugs |
-
1997
- 1997-04-18 JP JP9101300A patent/JPH10287268A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7210704B2 (en) | 2004-08-17 | 2007-05-01 | Hyundai Mobis Co., Ltd. | Knee bolster of vehicle |
| JP2007269043A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-18 | Isuzu Motors Ltd | キャブバッククロスメンバ |
| KR100889117B1 (ko) | 2007-10-08 | 2009-03-16 | 현대자동차주식회사 | 캐빈 리어부의 차체 조립 구조 및 조립 방법 |
| EP3663173A1 (de) * | 2018-12-07 | 2020-06-10 | MAN Truck & Bus SE | Vorrichtung zum lagern eines hinteren bereichs eines fahrerhauses eines nutzfahrzeugs |
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