JPH10287592A - 粗製テトラシクロドデセン混合物およびその製造方法、精製されたテトラシクロドデセンの製造方法およびその製造装置 - Google Patents
粗製テトラシクロドデセン混合物およびその製造方法、精製されたテトラシクロドデセンの製造方法およびその製造装置Info
- Publication number
- JPH10287592A JPH10287592A JP10811097A JP10811097A JPH10287592A JP H10287592 A JPH10287592 A JP H10287592A JP 10811097 A JP10811097 A JP 10811097A JP 10811097 A JP10811097 A JP 10811097A JP H10287592 A JPH10287592 A JP H10287592A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tcd
- weight
- mixture
- tetracyclododecene
- crude
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】シクロペンタジエン三量体含有量1.0重量%
以下の高純度テトラシクロでデセンを生産性良く得られ
る粗製テトラシクロドドデセン混合物を提供すること
と、そのような粗製テトラシクロドデセン混合物を製造
する方法と、そのような粗製テトラシクロドデセン混合
物から得られる高純度のテトラシクロドデセン及びその
ための製造装置を提供すること。 【解決手段】シクロペンタジエンに対するノルボルネン
のモル比が3.4以上である混合物を、温度170℃か
ら205℃の範囲に、1から10時間保持することによ
って反応させることにより、特定の粗製の目的とする粗
製テトタシクロドデセン混合物が得られる。さらにこの
粗製テトラシクロドデセン混合物を蒸留精製することに
より、高純度テトラシクロドデセンを効率よく製造する
方法が提供される。
以下の高純度テトラシクロでデセンを生産性良く得られ
る粗製テトラシクロドドデセン混合物を提供すること
と、そのような粗製テトラシクロドデセン混合物を製造
する方法と、そのような粗製テトラシクロドデセン混合
物から得られる高純度のテトラシクロドデセン及びその
ための製造装置を提供すること。 【解決手段】シクロペンタジエンに対するノルボルネン
のモル比が3.4以上である混合物を、温度170℃か
ら205℃の範囲に、1から10時間保持することによ
って反応させることにより、特定の粗製の目的とする粗
製テトタシクロドデセン混合物が得られる。さらにこの
粗製テトラシクロドデセン混合物を蒸留精製することに
より、高純度テトラシクロドデセンを効率よく製造する
方法が提供される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は粗製テトラシクロド
デセン混合物およびその製造方法、精製されたテトラシ
クロドデセンの製造方法に関する。更に詳しくは、シク
ロペンタジエン3量体の含有量の少ない、熱可塑性ポリ
マー等の原料として好適な精製テトラシクロドデセンの
製造方法と、熱硬化性ポリマー等の原料や精製テトラシ
クロドデセンの原料として好適な粗製テトラクロドデセ
ン混合物およびその製造方法に関する。
デセン混合物およびその製造方法、精製されたテトラシ
クロドデセンの製造方法に関する。更に詳しくは、シク
ロペンタジエン3量体の含有量の少ない、熱可塑性ポリ
マー等の原料として好適な精製テトラシクロドデセンの
製造方法と、熱硬化性ポリマー等の原料や精製テトラシ
クロドデセンの原料として好適な粗製テトラクロドデセ
ン混合物およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】テトラシクロドデセンまたはそのアルキ
ル誘導体は塗料や熱硬化性または熱可塑性樹脂の原料と
して有用である。また、最近になって、特に透明で、耐
熱性に優れた熱可塑性樹脂として環状オレフィン重合体
樹脂が特開昭51−80400号公報、特開昭60−2
6024号公報、特開平1ー168725号公報、特開
平1−190726号公報、特開平3−14882号公
報、特開平3−122137号公報、特開平4−638
07号公報、特開平2−227424号公報、特開平2
−276842号公報等に開示され、日本ゼオン株式会
社製商標名ZEONEX、三井石油化学工業株式会社製
商標名APEL、APO等が広く射出成形等の成形用材
料として使用されている。これらの環状オレフィン重合
体樹脂の主たる原料は環状オレフィンや環状ジエンであ
り、特に多数の環構造を有するオレフィンの一つである
テトラシクロドデセンは、これを原料とすることにより
特に耐熱性の高い環状オレフィン重合体樹脂が得られる
ことから好適なモノマー原料として使用されている。
ル誘導体は塗料や熱硬化性または熱可塑性樹脂の原料と
して有用である。また、最近になって、特に透明で、耐
熱性に優れた熱可塑性樹脂として環状オレフィン重合体
樹脂が特開昭51−80400号公報、特開昭60−2
6024号公報、特開平1ー168725号公報、特開
平1−190726号公報、特開平3−14882号公
報、特開平3−122137号公報、特開平4−638
07号公報、特開平2−227424号公報、特開平2
−276842号公報等に開示され、日本ゼオン株式会
社製商標名ZEONEX、三井石油化学工業株式会社製
商標名APEL、APO等が広く射出成形等の成形用材
料として使用されている。これらの環状オレフィン重合
体樹脂の主たる原料は環状オレフィンや環状ジエンであ
り、特に多数の環構造を有するオレフィンの一つである
テトラシクロドデセンは、これを原料とすることにより
特に耐熱性の高い環状オレフィン重合体樹脂が得られる
ことから好適なモノマー原料として使用されている。
【0003】テトラシクロドデセン(以下TCDとい
う)類は、原理的には、化学式1で示す反応により、
う)類は、原理的には、化学式1で示す反応により、
【化1】 ノルボルネン(以下NBという)類とシクロペンタジエ
ン(以下CPDという)とのディールスアルダー付加反
応により得られた粗製TCD混合物からNBやCPD等
のTCDよりも低沸点の成分と、不要なTCDと同程度
または高沸点の副生成物成分を蒸留精製により分別して
製造しているが、工業的には、NBとCPDの混合物に
更にエチレンを加え、高圧下で反応させることで系中で
エチレンとCPDからNBを反応中間体として生成させ
ながらTCDの合成を行うという、一段法によるものが
一般的である。その製造方法は特開昭57−15413
3号公報や特開平3−128333号公報等に開示され
ている。
ン(以下CPDという)とのディールスアルダー付加反
応により得られた粗製TCD混合物からNBやCPD等
のTCDよりも低沸点の成分と、不要なTCDと同程度
または高沸点の副生成物成分を蒸留精製により分別して
製造しているが、工業的には、NBとCPDの混合物に
更にエチレンを加え、高圧下で反応させることで系中で
エチレンとCPDからNBを反応中間体として生成させ
ながらTCDの合成を行うという、一段法によるものが
一般的である。その製造方法は特開昭57−15413
3号公報や特開平3−128333号公報等に開示され
ている。
【0004】またこの様な副生成物には、CPD同士の
ディールスアルダー付加反応物であるシクロペンタジエ
ン3量体(以下3Cという)、同4量体(以下4Cとい
う)、同5量体(以下5Cという)等、及びTCDに更
にCPDが付加した化合物等の成分があり、これらの成
分の中には重合反応を阻害したり暴走させたりする成分
が含まれていることが知られている。例えば、3Cには
化学式2と化学式3に示すように、
ディールスアルダー付加反応物であるシクロペンタジエ
ン3量体(以下3Cという)、同4量体(以下4Cとい
う)、同5量体(以下5Cという)等、及びTCDに更
にCPDが付加した化合物等の成分があり、これらの成
分の中には重合反応を阻害したり暴走させたりする成分
が含まれていることが知られている。例えば、3Cには
化学式2と化学式3に示すように、
【化2】
【化3】 対称型と非対称型の2種類の異性体があり、両者はほぼ
15対85程度の一定の割合で存在するが、対称型3C
は重合活性を有するノルボルネン環構造を1分子内に2
個所有することから重合反応時に架橋性反応成分として
働き、対称型3Cを多く含むTCDを重合して熱可塑性
の樹脂を合成ようとすると、重合反応途中の重合体分子
同士が架橋してしまい、反応が制御できない、またはゲ
ル分が発生し重合体の品質が低下するという問題が知ら
れている。
15対85程度の一定の割合で存在するが、対称型3C
は重合活性を有するノルボルネン環構造を1分子内に2
個所有することから重合反応時に架橋性反応成分として
働き、対称型3Cを多く含むTCDを重合して熱可塑性
の樹脂を合成ようとすると、重合反応途中の重合体分子
同士が架橋してしまい、反応が制御できない、またはゲ
ル分が発生し重合体の品質が低下するという問題が知ら
れている。
【0005】TCDの製造方法としては主に一段法によ
る方法が多数開示されている。
る方法が多数開示されている。
【0006】特開昭57−154133号公報には特定
の条件下で、オレフィンとシクロペンタジエンの混合物
を反応させることによる、一段法によるテトラシクロド
デセン類の製造方法が開示されているが、該方法は一段
法であるため、生成物はノルボルネン類を多量に含むシ
クロペンタジエン類の混合物であり、オレフィン類(該
公報中C3=プロピレン)とCPDを直接混合して熱反
応させた場合にはテトラシクロドデセン類(同MTD=
メチルテトラシクロドデセン)の収率が悪く、ノルボル
ネン類(同MNB=メチルノルボルネン)の1/10以
下である。これを補うために、別途ノルボルネン類を追
加で補い(同CPD/MNB=1/1モル比)、プロピ
レンの存在下(同CPDまたはMNBの2〜5倍モル
比)反応を行っているが、生成物中のテトラシクロドデ
セン類(同MTD)100重量部に対する3C(同Tr
im)の含有量が10重量部以上で高い(同モル比で
2.1対18=重量比13.3対100)ものである。
尚、該公報では、CPDの一部がオレフィン類と反応し
て、ノルボルネン類が生成しながら、追加のノルボルネ
ン類にプラスされ、CPDと反応していくが、CPDに
対するノルボルネン類の仕込み比率はモル比で1/1で
あり、それ以上の過剰のノルボルネン類を使用する技術
は開示されていない。また、反応温度は、追加のノルボ
ルネン類を使用しない場合で204〜315℃、追加の
ノルボルネン類を使用する場合で231〜317℃と高
めである。
の条件下で、オレフィンとシクロペンタジエンの混合物
を反応させることによる、一段法によるテトラシクロド
デセン類の製造方法が開示されているが、該方法は一段
法であるため、生成物はノルボルネン類を多量に含むシ
クロペンタジエン類の混合物であり、オレフィン類(該
公報中C3=プロピレン)とCPDを直接混合して熱反
応させた場合にはテトラシクロドデセン類(同MTD=
メチルテトラシクロドデセン)の収率が悪く、ノルボル
ネン類(同MNB=メチルノルボルネン)の1/10以
下である。これを補うために、別途ノルボルネン類を追
加で補い(同CPD/MNB=1/1モル比)、プロピ
レンの存在下(同CPDまたはMNBの2〜5倍モル
比)反応を行っているが、生成物中のテトラシクロドデ
セン類(同MTD)100重量部に対する3C(同Tr
im)の含有量が10重量部以上で高い(同モル比で
2.1対18=重量比13.3対100)ものである。
尚、該公報では、CPDの一部がオレフィン類と反応し
て、ノルボルネン類が生成しながら、追加のノルボルネ
ン類にプラスされ、CPDと反応していくが、CPDに
対するノルボルネン類の仕込み比率はモル比で1/1で
あり、それ以上の過剰のノルボルネン類を使用する技術
は開示されていない。また、反応温度は、追加のノルボ
ルネン類を使用しない場合で204〜315℃、追加の
ノルボルネン類を使用する場合で231〜317℃と高
めである。
【0007】特開平3−128333号公報、特開平6
−72909号公報には、上記と同様の一段法によるT
CD類の製造方法が開示されるが、該技術は特開昭57
−154133号公報に開示される技術に高沸点成分を
添加によること等により蒸留工程の効率化を図ったもの
であり、生成する3Cの量に関して何らの改善をするも
のでは無い。
−72909号公報には、上記と同様の一段法によるT
CD類の製造方法が開示されるが、該技術は特開昭57
−154133号公報に開示される技術に高沸点成分を
添加によること等により蒸留工程の効率化を図ったもの
であり、生成する3Cの量に関して何らの改善をするも
のでは無い。
【0008】ノルボルネン類とCPDからテトラシクロ
ドデセン類を製造する(以下二段法という)方法は、例
えば特開昭47−31970号公報などに開示されてお
り、該公報では、エチリデンノルボルネンとCPDから
エチリデンテトラシクロドデセンを製造しているが、C
PDに対するエチリデンノルボルネンの仕込モル比は1
〜2の間であり、生成物中の3Cの比率は記載されてい
ないが、この方法を本発明者らが追試した結果では、得
られた生成物中のエチリデンテトラシクロドデセン10
0重量部に対する3Cは10重量部以上であった。
ドデセン類を製造する(以下二段法という)方法は、例
えば特開昭47−31970号公報などに開示されてお
り、該公報では、エチリデンノルボルネンとCPDから
エチリデンテトラシクロドデセンを製造しているが、C
PDに対するエチリデンノルボルネンの仕込モル比は1
〜2の間であり、生成物中の3Cの比率は記載されてい
ないが、この方法を本発明者らが追試した結果では、得
られた生成物中のエチリデンテトラシクロドデセン10
0重量部に対する3Cは10重量部以上であった。
【0009】以上の様に、従来から知られている方法で
合成した粗製TCD混合物は3C含有量が多く、通常は
TCD100重量部に対して15重量部以上、少なくと
も10重量部以上含んでいるという不都合があるもので
あった。また、多く生成した3Cを精製工程で減らすの
には工程のロスが多くなるまたは生産効率が低下するも
のである。未反応のNB(沸点96℃)やCPD(沸点
42℃)等の低沸点成分は、目的物質であるTCD(沸
点205℃)に比べて十分に沸点が低いため、蒸留によ
り容易に分別することができる。4C、5C等、及びT
CDに更にCPDが付加した化合物等の高沸点成分は十
分に沸点が高いため、やはり容易に分別することができ
る。しかし3Cについては、対称型と非対称型共に、T
CDと比べてお互いに沸点が比較的近く、40℃程度で
あるためにTCDから不純物としての3Cを除く際に純
度を上げようとするとやや分別しにくいことに由来す
る。確かに、蒸留設備の理論段数を増やして精密蒸留を
することにより、この程度の沸点差であれば留分を分離
することは可能であるが、設備が大型化する、または同
一設備であれば理論段数を多くするために滞留時間を長
く即ち生産性であるフィードレートを落とさざるを得な
くなる、または収率が悪くなるという不都合が生じる。
例えば、TCD100重量部に対して15重量部程度の
3Cを含む粗製TCD混合物から、1重量部以下の3C
含有量の精製TCDを得ようとする場合、6重量部以下
の3Cしか含まない粗製TCD混合物から精製する場合
に比べて、フィードレートが半分以下、または同一フィ
ードレートで精製すると余計に高沸点成分を除去しなけ
ればならず、収率が数十%も低下するという不具合いと
なる。従って従来から知られている方法で合成した粗製
TCD混合物からは高純度のTCD混合物を生産性良く
得られなかった。
合成した粗製TCD混合物は3C含有量が多く、通常は
TCD100重量部に対して15重量部以上、少なくと
も10重量部以上含んでいるという不都合があるもので
あった。また、多く生成した3Cを精製工程で減らすの
には工程のロスが多くなるまたは生産効率が低下するも
のである。未反応のNB(沸点96℃)やCPD(沸点
42℃)等の低沸点成分は、目的物質であるTCD(沸
点205℃)に比べて十分に沸点が低いため、蒸留によ
り容易に分別することができる。4C、5C等、及びT
CDに更にCPDが付加した化合物等の高沸点成分は十
分に沸点が高いため、やはり容易に分別することができ
る。しかし3Cについては、対称型と非対称型共に、T
CDと比べてお互いに沸点が比較的近く、40℃程度で
あるためにTCDから不純物としての3Cを除く際に純
度を上げようとするとやや分別しにくいことに由来す
る。確かに、蒸留設備の理論段数を増やして精密蒸留を
することにより、この程度の沸点差であれば留分を分離
することは可能であるが、設備が大型化する、または同
一設備であれば理論段数を多くするために滞留時間を長
く即ち生産性であるフィードレートを落とさざるを得な
くなる、または収率が悪くなるという不都合が生じる。
例えば、TCD100重量部に対して15重量部程度の
3Cを含む粗製TCD混合物から、1重量部以下の3C
含有量の精製TCDを得ようとする場合、6重量部以下
の3Cしか含まない粗製TCD混合物から精製する場合
に比べて、フィードレートが半分以下、または同一フィ
ードレートで精製すると余計に高沸点成分を除去しなけ
ればならず、収率が数十%も低下するという不具合いと
なる。従って従来から知られている方法で合成した粗製
TCD混合物からは高純度のTCD混合物を生産性良く
得られなかった。
【0010】一方、本発明者らは、検討した結果、TC
D中の3Cの含有量がTCD100重量部に対して1重
量部以下である場合に、重合反応が制御しやすく、品質
の優れた熱可塑性重合体を得られること、即ちこの様な
高純度なTCDが熱可塑性重合体の原料として好適であ
ることを見出した。そして、この様な高純度TCDは付
加型重合、開環重合の両方に好適であることを見いだし
た。
D中の3Cの含有量がTCD100重量部に対して1重
量部以下である場合に、重合反応が制御しやすく、品質
の優れた熱可塑性重合体を得られること、即ちこの様な
高純度なTCDが熱可塑性重合体の原料として好適であ
ることを見出した。そして、この様な高純度TCDは付
加型重合、開環重合の両方に好適であることを見いだし
た。
【0011】以上の様に、TCD100重量部に対する
3C含有量が1重量部以下の高純度TCDは有用なもの
であるにも関わらず、これを生産性良く得られる粗製T
CD混合物、そのような粗製TCD混合物を合成する方
法も知られていなかった。
3C含有量が1重量部以下の高純度TCDは有用なもの
であるにも関わらず、これを生産性良く得られる粗製T
CD混合物、そのような粗製TCD混合物を合成する方
法も知られていなかった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、TC
D100重量部に対する3C含有量1重量部以下の高純
度TCDを生産性良く得られる粗製TCD混合物を提供
することと、そのような粗製TCD混合物を合成する方
法と、そのような粗製TCD混合物から高純度のTCD
を得る方法を提供することにある。
D100重量部に対する3C含有量1重量部以下の高純
度TCDを生産性良く得られる粗製TCD混合物を提供
することと、そのような粗製TCD混合物を合成する方
法と、そのような粗製TCD混合物から高純度のTCD
を得る方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意研究の
結果、特定の組成の粗製TCD混合物から、TCD10
0重量部に対する3C含有量1重量部以下の高純度TC
Dが生産性良く得られること、特定の条件下で合成反応
を行うことにより、そのような特定の組成の粗製TCD
混合物が得られること、そのような特定の粗製TCD混
合物から高純度のTCDが生産性良く得られることを見
出し、本発明を完成するに至った。
結果、特定の組成の粗製TCD混合物から、TCD10
0重量部に対する3C含有量1重量部以下の高純度TC
Dが生産性良く得られること、特定の条件下で合成反応
を行うことにより、そのような特定の組成の粗製TCD
混合物が得られること、そのような特定の粗製TCD混
合物から高純度のTCDが生産性良く得られることを見
出し、本発明を完成するに至った。
【0014】かくして本発明によれば、CPDに対する
NBのモル比が3.4以上である混合物を、温度170
℃から205℃の範囲に、1から10時間保持すること
によって反応させることを特徴とする粗製TCD混合物
の製造方法が提供される。
NBのモル比が3.4以上である混合物を、温度170
℃から205℃の範囲に、1から10時間保持すること
によって反応させることを特徴とする粗製TCD混合物
の製造方法が提供される。
【0015】本発明によれば、上記の製造方法により、
TCDとNBを含んでなる粗製TCD混合物であって、
TCDに対するNBの比率がモル比で2.4以上であっ
て、TCD100重量部に対するに対する3Cの含有量
が6重量部以下であることを特徴とする粗製TCD混合
物が提供される。
TCDとNBを含んでなる粗製TCD混合物であって、
TCDに対するNBの比率がモル比で2.4以上であっ
て、TCD100重量部に対するに対する3Cの含有量
が6重量部以下であることを特徴とする粗製TCD混合
物が提供される。
【0016】また、本発明によれば、上記の粗製TCD
混合物を蒸留することにより、TCD100重量部に対
する3Cの含有量が1重量部以下、ノルボルネンの含有
量が0.5重量部以下である精製されたTCDを製造す
る方法が提供される。
混合物を蒸留することにより、TCD100重量部に対
する3Cの含有量が1重量部以下、ノルボルネンの含有
量が0.5重量部以下である精製されたTCDを製造す
る方法が提供される。
【0017】更に本発明によれば、温度50℃以上に保
温することができる構造のノルボルネン用のリザーバー
タンク、シクロペンタジエン用のリザーバータンク、反
応器、少なくとも一つの精製塔を含んでなり、反応器に
はノルボルネンとシクロペンタジエンが配管を介して供
給されるようになっており、反応器には内容物の撹拌機
と温度170から205℃の範囲で任意の温度に制御で
きるような熱源が取付けられており、反応器には配管を
介して精製塔が接続されており、該精製塔の少なくとも
一つの精製塔の塔頂部に未反応のノルボルネンを主成分
とする留分を回収してノルボルネン用のリザーバータン
クに供給するための50℃以上に保温することができる
配管が設けてあることを特徴とする精製テトラシクロド
デセンの製造装置が提供される。
温することができる構造のノルボルネン用のリザーバー
タンク、シクロペンタジエン用のリザーバータンク、反
応器、少なくとも一つの精製塔を含んでなり、反応器に
はノルボルネンとシクロペンタジエンが配管を介して供
給されるようになっており、反応器には内容物の撹拌機
と温度170から205℃の範囲で任意の温度に制御で
きるような熱源が取付けられており、反応器には配管を
介して精製塔が接続されており、該精製塔の少なくとも
一つの精製塔の塔頂部に未反応のノルボルネンを主成分
とする留分を回収してノルボルネン用のリザーバータン
クに供給するための50℃以上に保温することができる
配管が設けてあることを特徴とする精製テトラシクロド
デセンの製造装置が提供される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に発明を構成する各項目につ
いて詳細に説明する。
いて詳細に説明する。
【0019】本願の粗製TCD混合物の製造方法は、特
定の比率のNBとTCDを、特定の反応条件で反応させ
ることからなる。
定の比率のNBとTCDを、特定の反応条件で反応させ
ることからなる。
【0020】(原料)本発明で用いられるNBはエチレ
ンとCPDのディールスアルダー付加反応により合成し
たものを未精製のまま用いてもよいし、蒸留等の精製に
より純度を高めたものを用いてもよい。また、一般にア
ルドリッチ社等から試薬として入手可能であり、工業的
には、フランスのアトケム社で製造されているNBも入
手できる。
ンとCPDのディールスアルダー付加反応により合成し
たものを未精製のまま用いてもよいし、蒸留等の精製に
より純度を高めたものを用いてもよい。また、一般にア
ルドリッチ社等から試薬として入手可能であり、工業的
には、フランスのアトケム社で製造されているNBも入
手できる。
【0021】NBの純度は、ガスクロマトグラフィーで
測定して、80重量%以上、好ましくは90重量%以上
である。不純物としては、メチルノルボルネン、メチル
シクロヘキセン、CPD等があるが、本発明の趣旨から
は、NB100重量部に対する3Cの含有量が通常4重
量部以下、好ましくは2重量部以下、特に好ましくは1
重量部以下のものを用いる。これよりも3C含有量の多
いNBを用いる場合、TCD合成反応後の粗製TCD混
合物中の3C含有量が多くなり、好ましく無い。
測定して、80重量%以上、好ましくは90重量%以上
である。不純物としては、メチルノルボルネン、メチル
シクロヘキセン、CPD等があるが、本発明の趣旨から
は、NB100重量部に対する3Cの含有量が通常4重
量部以下、好ましくは2重量部以下、特に好ましくは1
重量部以下のものを用いる。これよりも3C含有量の多
いNBを用いる場合、TCD合成反応後の粗製TCD混
合物中の3C含有量が多くなり、好ましく無い。
【0022】本発明で用いるCPDは、原油を蒸留した
C5留分から抽出して得られるものであり、日本ゼオン
株式会社等からジシクロペンタジエンとして入手可能で
ある。通常はジシクロペンタジエンCPDはCPD二量
体であるジシクロペンタジエンとCPDとの混合物であ
り、ジシクロペンタジエンは加熱により容易に分解して
CPDになることから、本発明のディールスアルダー付
加反応の様に常温よりも高い温度で反応を行う場合に
は、ジシクロペンタジエンも分解してシクロペンタジエ
ンとして反応することから、本発明では、CPDとジシ
クロペンタジエンの混合物をCPDと称し、そのモル数
はCPDの量に換算して扱うものとする。
C5留分から抽出して得られるものであり、日本ゼオン
株式会社等からジシクロペンタジエンとして入手可能で
ある。通常はジシクロペンタジエンCPDはCPD二量
体であるジシクロペンタジエンとCPDとの混合物であ
り、ジシクロペンタジエンは加熱により容易に分解して
CPDになることから、本発明のディールスアルダー付
加反応の様に常温よりも高い温度で反応を行う場合に
は、ジシクロペンタジエンも分解してシクロペンタジエ
ンとして反応することから、本発明では、CPDとジシ
クロペンタジエンの混合物をCPDと称し、そのモル数
はCPDの量に換算して扱うものとする。
【0023】CPDの純度はNBと同様の方法で測定し
て、80重量%以上、好ましくは90重量%以上であ
る。不純物としては、5−イソプロペニルノルボルネ
ン、5−ビニルノルボルネン、メチルテトラヒドロイン
デン、メチルシクロペンタジエンダイマー、メチルビシ
クロノナジエンおよび3C等があるが、本発明の趣旨か
らは、3Cの含有量が最も重要であり、TCD100重
量部に対して通常4重量部以下、好ましくは2重量部以
下、特に好ましくは1重量部以下のものを用いる。これ
よりも3C含有量の多いNBを用いる場合、TCD合成
反応後の粗製TCD混合物中の3C含有量が多くなり、
好ましく無い。
て、80重量%以上、好ましくは90重量%以上であ
る。不純物としては、5−イソプロペニルノルボルネ
ン、5−ビニルノルボルネン、メチルテトラヒドロイン
デン、メチルシクロペンタジエンダイマー、メチルビシ
クロノナジエンおよび3C等があるが、本発明の趣旨か
らは、3Cの含有量が最も重要であり、TCD100重
量部に対して通常4重量部以下、好ましくは2重量部以
下、特に好ましくは1重量部以下のものを用いる。これ
よりも3C含有量の多いNBを用いる場合、TCD合成
反応後の粗製TCD混合物中の3C含有量が多くなり、
好ましく無い。
【0024】また、これらのNBやCPDはそれ自体が
重合反応などを起こすモノマーであるため、保存中に、
重合反応等により純度が低下しやすく、これを防止する
目的で、2,6−ジ−t−ブチルフェノール、2,6−
ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール、4ーメトキシ
フェノール、2,2’−ジヒドロキシ−3,3’−ジ−
t−ブチル−5,5’−ジメトキシ−ジフェニルメタ
ン、テトラキス[メチレン−3−(3’,5’−ジ−t
−ブチル−4−ヒドロキシルフェニル)プロピオネー
ト]等のフェノール系重合禁止剤やt−ブチルカテコー
ル、ヒドロキノン、レゾルシン、ピロガロール等のキノ
ン系重合禁止剤やN,N−ジメチルヒドロキシルアミ
ン、N,N−ジエチルヒドロキシルアミン等のヒドロキ
シルアミン系重合禁止剤を添加しておくことが好まし
い。
重合反応などを起こすモノマーであるため、保存中に、
重合反応等により純度が低下しやすく、これを防止する
目的で、2,6−ジ−t−ブチルフェノール、2,6−
ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール、4ーメトキシ
フェノール、2,2’−ジヒドロキシ−3,3’−ジ−
t−ブチル−5,5’−ジメトキシ−ジフェニルメタ
ン、テトラキス[メチレン−3−(3’,5’−ジ−t
−ブチル−4−ヒドロキシルフェニル)プロピオネー
ト]等のフェノール系重合禁止剤やt−ブチルカテコー
ル、ヒドロキノン、レゾルシン、ピロガロール等のキノ
ン系重合禁止剤やN,N−ジメチルヒドロキシルアミ
ン、N,N−ジエチルヒドロキシルアミン等のヒドロキ
シルアミン系重合禁止剤を添加しておくことが好まし
い。
【0025】また、これらの重合禁止剤は、ディールス
アルダー付加反応時にも除去されずに残留してTCDの
合成反応が進行し、その効果として4C、5C等のオリ
ゴマー成分の副生成物を減らすことができるので好まし
い。
アルダー付加反応時にも除去されずに残留してTCDの
合成反応が進行し、その効果として4C、5C等のオリ
ゴマー成分の副生成物を減らすことができるので好まし
い。
【0026】重合禁止剤の添加量は特に限定されない
が、NBとCPDのそれぞれの重量換算で、通常10か
ら10,000ppm、好ましくは50から5,000
ppmである。添加量がこの範囲にあるときに、得られ
る粗製TCD混合物に3C含有量が少なく、TCDの収
率が良く、最適な条件となる。また、これらの重合禁止
剤は単独で用いても2種以上を併用して用いても良い。
が、NBとCPDのそれぞれの重量換算で、通常10か
ら10,000ppm、好ましくは50から5,000
ppmである。添加量がこの範囲にあるときに、得られ
る粗製TCD混合物に3C含有量が少なく、TCDの収
率が良く、最適な条件となる。また、これらの重合禁止
剤は単独で用いても2種以上を併用して用いても良い。
【0027】(反応条件)ディールスアルダー付加反応
に用いるCPDとNBの混合比は、CPDに対してNB
のモル比が3.4以上、好ましくは3.8以上である。
CPDに対してNBのモル比が低くなるに連れ、生成物
としてのTCDの選択率が低くなると同時に3C生成の
選択率が上がり、目的とする3C含有量の少ない粗製T
CD混合物が得られない。
に用いるCPDとNBの混合比は、CPDに対してNB
のモル比が3.4以上、好ましくは3.8以上である。
CPDに対してNBのモル比が低くなるに連れ、生成物
としてのTCDの選択率が低くなると同時に3C生成の
選択率が上がり、目的とする3C含有量の少ない粗製T
CD混合物が得られない。
【0028】反応温度は170℃から205℃、好まし
くは190℃から200℃である。反応温度が170℃
より低いとCPD中に含まれるジシクロペンタジエンが
シクロペンタジエンに分解する反応が十分進行せず、特
に150℃以下では分解反応がほとんど進行しない。そ
のため、TCD生成に供するシクロペンタジエンの量が
極端に少なくなり、TCD生成反応の進行が妨げられる
ので好ましくない。反応温度が205℃より高いとディ
ールスアルダー反応の進行速度は速くなるが3Cに対す
るTCDの選択性が低下し、本発明で目的とする粗製T
CD混合物が得られなくなるので好ましくない。
くは190℃から200℃である。反応温度が170℃
より低いとCPD中に含まれるジシクロペンタジエンが
シクロペンタジエンに分解する反応が十分進行せず、特
に150℃以下では分解反応がほとんど進行しない。そ
のため、TCD生成に供するシクロペンタジエンの量が
極端に少なくなり、TCD生成反応の進行が妨げられる
ので好ましくない。反応温度が205℃より高いとディ
ールスアルダー反応の進行速度は速くなるが3Cに対す
るTCDの選択性が低下し、本発明で目的とする粗製T
CD混合物が得られなくなるので好ましくない。
【0029】反応時間は1から10時間、好ましくは2
から8時間である。反応時間が1時間より短いと反応収
率が低下し、10時間より長いと3Cの含有量が増える
ので好ましくない。ここでいう反応時間は上記反応温度
に保持されている時間のことであり、昇温及び降温に要
する時間については特に制限はなく、反応に用いる装置
の能力にあわせて適宜決めることができる。
から8時間である。反応時間が1時間より短いと反応収
率が低下し、10時間より長いと3Cの含有量が増える
ので好ましくない。ここでいう反応時間は上記反応温度
に保持されている時間のことであり、昇温及び降温に要
する時間については特に制限はなく、反応に用いる装置
の能力にあわせて適宜決めることができる。
【0030】反応装置は上記反応条件を行えるものであ
れば特に制限は無く、公知の装置を用いることができ
る。通常用いられる典型的な装置の概略図を図1に示
す。 (粗製TCD混合物)本発明の製造方法により得られる
粗製TCD混合物が提供されるが、各成分の比率は特定
の範囲にある。TCDに対するNBの比はがモル比で
2.4以上であって、且つTCD100重量部に対する
3Cの含有量が6重量以下でありる。粗製TCD混合物
がこのような組成比となっている時に、この混合物を精
製することにより、3Cの含有量が1.0%以下の高純
度のTCDを生産性良く製造することができる。
れば特に制限は無く、公知の装置を用いることができ
る。通常用いられる典型的な装置の概略図を図1に示
す。 (粗製TCD混合物)本発明の製造方法により得られる
粗製TCD混合物が提供されるが、各成分の比率は特定
の範囲にある。TCDに対するNBの比はがモル比で
2.4以上であって、且つTCD100重量部に対する
3Cの含有量が6重量以下でありる。粗製TCD混合物
がこのような組成比となっている時に、この混合物を精
製することにより、3Cの含有量が1.0%以下の高純
度のTCDを生産性良く製造することができる。
【0031】TCDに対するNBの比率はモル比で2.
4以上、特に好ましくは2.8以上である。混合物中の
比率がこの範囲にある場合に、粗製TCD混合物全体の
液の粘度が適当な流動性を示し、生産性の良い蒸留が可
能となる。上限は特に無いが、通常は7以下、好ましく
は4.5以下、特に好ましくは4.0以下である。多す
ぎると粗製TCD中のTCDの比率が下がるため、一定
量のTCDを精製して得るための粗製TCD混合物の量
が多くなり生産性が低下したり、また、それに伴い必要
とする熱量が多くなる等の点で好ましくない。以上か
ら、モル比は通常2.4以上、好ましくは2.4から
7、特に好ましくは2.4から4.5、最も好ましくは
2.8から4の範囲であり、この範囲にある場合に生産
性が良好である。
4以上、特に好ましくは2.8以上である。混合物中の
比率がこの範囲にある場合に、粗製TCD混合物全体の
液の粘度が適当な流動性を示し、生産性の良い蒸留が可
能となる。上限は特に無いが、通常は7以下、好ましく
は4.5以下、特に好ましくは4.0以下である。多す
ぎると粗製TCD中のTCDの比率が下がるため、一定
量のTCDを精製して得るための粗製TCD混合物の量
が多くなり生産性が低下したり、また、それに伴い必要
とする熱量が多くなる等の点で好ましくない。以上か
ら、モル比は通常2.4以上、好ましくは2.4から
7、特に好ましくは2.4から4.5、最も好ましくは
2.8から4の範囲であり、この範囲にある場合に生産
性が良好である。
【0032】粗製TCD混合物中の3Cの含有量は、T
CD100重量部に対して6重量部以下、好ましくは5
重量部以下、特に好ましくは3重量部以下である。この
ような範囲にある時に、TCD中の3C含有量が1重量
部以下の高純度TCDを生産性良く製造することができ
る。
CD100重量部に対して6重量部以下、好ましくは5
重量部以下、特に好ましくは3重量部以下である。この
ような範囲にある時に、TCD中の3C含有量が1重量
部以下の高純度TCDを生産性良く製造することができ
る。
【0033】粗製TCD混合物中には、その他の成分と
して、CPDやメチルテトラヒドロインデン等の低沸点
成分や、4C、5C、TCDにCPDが付加した化合物
およびシクロペンタジエンの等の高沸点成分を含んでい
ても良い。これらの成分は蒸留により容易にTCDと分
別可能なため、含む量は特に限定されないが、CPDは
TCD100重量部に対して通常10重量部以下、好ま
しくは5重量部以下であり、この範囲にある時に蒸留工
程の生産性が良好である。その他の低沸点成分の量は通
常2重量部以下、好ましくは1重量部以下である。高沸
点成分の量は通常10重量部以下、好ましくは5重量部
以下であるり、この範囲にある時に蒸留工程の生産性が
良好である。
して、CPDやメチルテトラヒドロインデン等の低沸点
成分や、4C、5C、TCDにCPDが付加した化合物
およびシクロペンタジエンの等の高沸点成分を含んでい
ても良い。これらの成分は蒸留により容易にTCDと分
別可能なため、含む量は特に限定されないが、CPDは
TCD100重量部に対して通常10重量部以下、好ま
しくは5重量部以下であり、この範囲にある時に蒸留工
程の生産性が良好である。その他の低沸点成分の量は通
常2重量部以下、好ましくは1重量部以下である。高沸
点成分の量は通常10重量部以下、好ましくは5重量部
以下であるり、この範囲にある時に蒸留工程の生産性が
良好である。
【0034】(製造装置)本発明における粗製TCDは
重合阻害成分となる3Cの含有量が少ないため、そのま
ま重合反応に供することも可能であるが、必要とされる
TCDの純度に応じて蒸留により低沸点成分および高沸
点成分を分別し、精製することができる。図1に本発明
に適した製造層賃の模式図を示す。以下、図1に示した
概略図に従い製造工程及び装置の説明を行う。
重合阻害成分となる3Cの含有量が少ないため、そのま
ま重合反応に供することも可能であるが、必要とされる
TCDの純度に応じて蒸留により低沸点成分および高沸
点成分を分別し、精製することができる。図1に本発明
に適した製造層賃の模式図を示す。以下、図1に示した
概略図に従い製造工程及び装置の説明を行う。
【0035】リザーバータンク、反応器、配管、撹拌
機、精製塔、送液ポンプなどの材質は特に限定されず、
化学プラントに一般的に使用可能な材質、鉄、ステンレ
ス、またはこれらの接液面にガラスライニング、テフロ
ンライニングなどの防腐食処理などを施したもの等を使
用することができる。また、反応器、配管、精製塔中の
原料や生成物は、高温になり、酸素の存在下では酸化劣
化等を受けやすいので、これらの原料や生成物に接触す
る気層部は、窒素ガスなどの不活性ガスで置換して、か
つ装置の運転中も大気中等の酸素が混入しない構造とす
るこたとが好ましく、また必要であることが多い。ノル
ボルネン用のリザーバータンク1と、これと第一精製塔
をつなぐ配管7は内容物であるノルボルネンまたはその
混合物を、最低でも47℃以上、好ましくは50℃以上
に保温制御する必要があり、これ以下である場合は、配
管の詰りやノルボルネンの回収率の低下をきたし、生産
性が低下する。保温する温度の上限は特に無いが、必要
以上に上げれば熱効率が悪くなるので、通常250℃以
下、好ましくは200℃以下で適宜選択されるが、10
0℃以下で十分である。
機、精製塔、送液ポンプなどの材質は特に限定されず、
化学プラントに一般的に使用可能な材質、鉄、ステンレ
ス、またはこれらの接液面にガラスライニング、テフロ
ンライニングなどの防腐食処理などを施したもの等を使
用することができる。また、反応器、配管、精製塔中の
原料や生成物は、高温になり、酸素の存在下では酸化劣
化等を受けやすいので、これらの原料や生成物に接触す
る気層部は、窒素ガスなどの不活性ガスで置換して、か
つ装置の運転中も大気中等の酸素が混入しない構造とす
るこたとが好ましく、また必要であることが多い。ノル
ボルネン用のリザーバータンク1と、これと第一精製塔
をつなぐ配管7は内容物であるノルボルネンまたはその
混合物を、最低でも47℃以上、好ましくは50℃以上
に保温制御する必要があり、これ以下である場合は、配
管の詰りやノルボルネンの回収率の低下をきたし、生産
性が低下する。保温する温度の上限は特に無いが、必要
以上に上げれば熱効率が悪くなるので、通常250℃以
下、好ましくは200℃以下で適宜選択されるが、10
0℃以下で十分である。
【0036】反応により得られた粗製TCD混合物を、
第一精製塔に供給し、その塔頂部より未反応のNBとC
PDの混合物が回収することにより、塔底部より3C、
4C、5CおよびTCDにCPDが付加した化合物等の
高沸点成分を含むTCD(以下1段目の精製TCDと言
う)がそれぞれ得られる。1段目の精製TCDは3Cの
含有量がTCD100重量部に対して6重量部以下であ
り、好ましくは5重量部以下であり、更に好ましくは3
重量部以下である。また、この1段目の精製TCDは、
低沸点成分も含まないため、例えば必要に応じてジシク
ロペンタジエンと混合して熱硬化型の環状オレフィン重
合体樹脂の原料モノマーとして使用することができる。
第一精製塔に供給し、その塔頂部より未反応のNBとC
PDの混合物が回収することにより、塔底部より3C、
4C、5CおよびTCDにCPDが付加した化合物等の
高沸点成分を含むTCD(以下1段目の精製TCDと言
う)がそれぞれ得られる。1段目の精製TCDは3Cの
含有量がTCD100重量部に対して6重量部以下であ
り、好ましくは5重量部以下であり、更に好ましくは3
重量部以下である。また、この1段目の精製TCDは、
低沸点成分も含まないため、例えば必要に応じてジシク
ロペンタジエンと混合して熱硬化型の環状オレフィン重
合体樹脂の原料モノマーとして使用することができる。
【0037】さらに、1段目の精製TCDを第二精製塔
に供給し、精製塔の塔底部から高沸点成分を回収し、塔
頂部から目的とする精製TCDを得ることができるが、
本発明の特徴は、粗製TCD混合物の3C含有量が少な
いため、従って1段目の精製TCD中の3C含有量が少
ないことなどに起因して、精製全体でのTCD(純分と
しての)の回収率が高く、また、副生成物の生成による
ロス分が少なく、非常に生産効率が高いということであ
る。化学式1に示す様にNBとCPDは化学量論的には
1対1のモル比で反応するが、NBよりもCPDが反応
性が高いために、本発明の仕込み比率、温度で反応を行
うことが最も効率が良いことを見い出した。本発明では
化学量論的な比率よりも多く過剰量のNBを仕込んでい
るが、反応の結果残ったNBは第一精製塔で効率的に回
収されて、再度反応系に戻すことができるので殆どロス
とはならない。また、回収したNBにはCPDなどの不
純物を少量含んでいるため、NB用リザーバータンク中
のNBの純度が低下することがあるため、分析手段結果
を元に手動または自動で原料の仕込比率を微調整して目
的の範囲内にコントロールすることもこのましい。
に供給し、精製塔の塔底部から高沸点成分を回収し、塔
頂部から目的とする精製TCDを得ることができるが、
本発明の特徴は、粗製TCD混合物の3C含有量が少な
いため、従って1段目の精製TCD中の3C含有量が少
ないことなどに起因して、精製全体でのTCD(純分と
しての)の回収率が高く、また、副生成物の生成による
ロス分が少なく、非常に生産効率が高いということであ
る。化学式1に示す様にNBとCPDは化学量論的には
1対1のモル比で反応するが、NBよりもCPDが反応
性が高いために、本発明の仕込み比率、温度で反応を行
うことが最も効率が良いことを見い出した。本発明では
化学量論的な比率よりも多く過剰量のNBを仕込んでい
るが、反応の結果残ったNBは第一精製塔で効率的に回
収されて、再度反応系に戻すことができるので殆どロス
とはならない。また、回収したNBにはCPDなどの不
純物を少量含んでいるため、NB用リザーバータンク中
のNBの純度が低下することがあるため、分析手段結果
を元に手動または自動で原料の仕込比率を微調整して目
的の範囲内にコントロールすることもこのましい。
【0038】精製塔の構造によっては、または得られた
粗製TCD混合物中の3Cが例えば1重量部以下である
などの十分に少ない場合には、1段で済ませることも可
能な場合もある。第一精製塔、第二精製塔の運転条件は
特に限定されないが、好ましい条件を以下に示す。
粗製TCD混合物中の3Cが例えば1重量部以下である
などの十分に少ない場合には、1段で済ませることも可
能な場合もある。第一精製塔、第二精製塔の運転条件は
特に限定されないが、好ましい条件を以下に示す。
【0039】第一精製塔の蒸留条件は、塔底部温度が1
20から180℃、好ましくは140から160℃であ
る。温度が180℃より高いとTCDの分解反応また副
反応が生じ、収率が下がり、120℃より低いと低沸点
成分の分別に時間がかかり、生産性を低下させるので好
ましくない。塔底部圧力は150から210Torr、
好ましくは170から190Torrである。150T
orrより低いと分離能が悪くなり、全体の収率が落ち
る。また210Torrより高いと低沸点成分の分別に
時間がかかり、生産性を低下させるので好ましくない。
塔頂部温度は40から60℃、好ましくは45から55
℃である。
20から180℃、好ましくは140から160℃であ
る。温度が180℃より高いとTCDの分解反応また副
反応が生じ、収率が下がり、120℃より低いと低沸点
成分の分別に時間がかかり、生産性を低下させるので好
ましくない。塔底部圧力は150から210Torr、
好ましくは170から190Torrである。150T
orrより低いと分離能が悪くなり、全体の収率が落ち
る。また210Torrより高いと低沸点成分の分別に
時間がかかり、生産性を低下させるので好ましくない。
塔頂部温度は40から60℃、好ましくは45から55
℃である。
【0040】第二精製塔を用いる場合の蒸留条件は、塔
底部温度が110から170℃、好ましくは130から
150℃である。温度が180℃より高いとTCDが分
解してしまい、収率が下がり、110℃より低いと低沸
点成分の分別に時間がかかり、生産性を低下させるので
好ましくない。塔底部圧力は0.5から50Torr、
好ましくは10から30Torrである。50Torr
より高いと低沸点成分の分別に時間がかかり、生産性を
低下させるとともに塔底部温度が高くなり、TCDの分
解反応や副反応が起こり易くなるので好ましくない。塔
頂部温度は70から130℃、好ましくは90から11
0℃である。
底部温度が110から170℃、好ましくは130から
150℃である。温度が180℃より高いとTCDが分
解してしまい、収率が下がり、110℃より低いと低沸
点成分の分別に時間がかかり、生産性を低下させるので
好ましくない。塔底部圧力は0.5から50Torr、
好ましくは10から30Torrである。50Torr
より高いと低沸点成分の分別に時間がかかり、生産性を
低下させるとともに塔底部温度が高くなり、TCDの分
解反応や副反応が起こり易くなるので好ましくない。塔
頂部温度は70から130℃、好ましくは90から11
0℃である。
【0041】また、本発明で得られた粗製TCD混合物
から低沸点成分および高沸点成分を蒸留により分別する
際、未反応のNBは融点が47℃と高いため、冷媒とし
て水を用いるとコンデンサー内に凝固してラインを閉塞
することにより蒸留工程が中断され、好ましくない。N
Bの凝固を防ぐためには40から60℃の温水を流す
か、もしくは、不凍化剤として、溶剤等を添加すること
ができる。溶剤等の中で好ましいものとしてはNBに対
して不凍化効果を持つものであり、NBとは化学反応を
起こさず、相分離することなく混合でき、かつ沸点が5
0〜170℃、好ましくは60〜150℃であるものが
好ましい。沸点が高すぎるとTCDとの分離が難しくな
り、精密蒸留が必要となるので好ましくない。また、沸
点が低すぎるとNBとの混合物として留出されず、添加
の目的が達成されない。溶剤は上記条件を満たすもので
あれば制限は無く、例えば、n−ヘキサン、n−ヘプタ
ン、n−オクタンなどの脂肪族炭化水素、ベンゼン、ト
ルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素、シクロヘキサ
ン、メチルシクロヘキサンなどの脂環族炭化水素、スチ
レンジクロリド、ジクロルエタン、ジクロルエチレン、
テトラクロルエタン、クロルベンゼン、などのハロゲン
化炭化水素などが挙げられる。なかでもトルエンやキシ
レン等の芳香族炭化水素やn−ヘキサンやn−ヘプタン
などの脂肪族炭化水素が好ましく、特にn−ヘキサンや
n−ヘプタンなどの脂肪族炭化水素が好ましく、特にn
−ヘキサンが効果的に使用でき、トルエンの場合に比べ
て0.6倍以下の少ない量で同様の効果が得られる。こ
のことは、本発明のTCDの精製に限らず150から2
50℃の沸点を持つ反応性化合物の精製に適用できる精
製方法である。
から低沸点成分および高沸点成分を蒸留により分別する
際、未反応のNBは融点が47℃と高いため、冷媒とし
て水を用いるとコンデンサー内に凝固してラインを閉塞
することにより蒸留工程が中断され、好ましくない。N
Bの凝固を防ぐためには40から60℃の温水を流す
か、もしくは、不凍化剤として、溶剤等を添加すること
ができる。溶剤等の中で好ましいものとしてはNBに対
して不凍化効果を持つものであり、NBとは化学反応を
起こさず、相分離することなく混合でき、かつ沸点が5
0〜170℃、好ましくは60〜150℃であるものが
好ましい。沸点が高すぎるとTCDとの分離が難しくな
り、精密蒸留が必要となるので好ましくない。また、沸
点が低すぎるとNBとの混合物として留出されず、添加
の目的が達成されない。溶剤は上記条件を満たすもので
あれば制限は無く、例えば、n−ヘキサン、n−ヘプタ
ン、n−オクタンなどの脂肪族炭化水素、ベンゼン、ト
ルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素、シクロヘキサ
ン、メチルシクロヘキサンなどの脂環族炭化水素、スチ
レンジクロリド、ジクロルエタン、ジクロルエチレン、
テトラクロルエタン、クロルベンゼン、などのハロゲン
化炭化水素などが挙げられる。なかでもトルエンやキシ
レン等の芳香族炭化水素やn−ヘキサンやn−ヘプタン
などの脂肪族炭化水素が好ましく、特にn−ヘキサンや
n−ヘプタンなどの脂肪族炭化水素が好ましく、特にn
−ヘキサンが効果的に使用でき、トルエンの場合に比べ
て0.6倍以下の少ない量で同様の効果が得られる。こ
のことは、本発明のTCDの精製に限らず150から2
50℃の沸点を持つ反応性化合物の精製に適用できる精
製方法である。
【0042】こうした精製時の溶剤は反応前にあらかじ
め反応系に添加してもよいし、反応後、蒸留精製を行う
前に混合物に対して添加してもよい。溶剤の添加量につ
いては、NB100重量部に対して、5から40重量
部、好ましくは10から30重量部である。少なすぎる
と添加の効果が得られず、多すぎるとTCDと分別する
際に時間がかかり、エネルギー的なロスが多く、非経済
的である。
め反応系に添加してもよいし、反応後、蒸留精製を行う
前に混合物に対して添加してもよい。溶剤の添加量につ
いては、NB100重量部に対して、5から40重量
部、好ましくは10から30重量部である。少なすぎる
と添加の効果が得られず、多すぎるとTCDと分別する
際に時間がかかり、エネルギー的なロスが多く、非経済
的である。
【0043】(精製TCD)本発明の製造法によって、
TCD100重量部に対する3C含有量が1重量部以下
である高純度の精製TCDを効率良く製造することがで
きる。高純度TCD中の3Cの含有量は、重合反応の原
料として用いる場合TCD100重量部に対して1重量
部以下であることが必要であることを本発明者らは見い
だした。精製TCD中の3Cの量は1重量部以下が必要
であり、好ましくは0.5重量部以下、更に好ましくは
0.2重量部以下である。また、ノルボルネンの含有量
は通常0.5重量部以下、好ましくは0.2重量部以
下、特に好ましくは0.1重量部以下である。この範囲
にある時に、精製TCDを原料とした重合反応が制御し
やすく、ゲル分の発生の少ない質の良い熱可塑性重合体
が得られる。
TCD100重量部に対する3C含有量が1重量部以下
である高純度の精製TCDを効率良く製造することがで
きる。高純度TCD中の3Cの含有量は、重合反応の原
料として用いる場合TCD100重量部に対して1重量
部以下であることが必要であることを本発明者らは見い
だした。精製TCD中の3Cの量は1重量部以下が必要
であり、好ましくは0.5重量部以下、更に好ましくは
0.2重量部以下である。また、ノルボルネンの含有量
は通常0.5重量部以下、好ましくは0.2重量部以
下、特に好ましくは0.1重量部以下である。この範囲
にある時に、精製TCDを原料とした重合反応が制御し
やすく、ゲル分の発生の少ない質の良い熱可塑性重合体
が得られる。
【0044】
【実施例】以下に、実施例を示すが、本発明は実施例に
限られるものではない。原料として、CPDは、日本ゼ
オン(株)製ジシクロペンタジエン(純度94%、3C
の含有量はジシクロペンタジエンとCPDの合計量10
0重量部に対して0.1重量部以下)、NBは、フラン
スのアトケム社製(純度99.5%、3Cの含有量はN
Bの100重量部に対して0.1重量部以下)のものを
用いた。 (実施例1)撹拌機付き耐圧反応器にて、窒素雰囲気
下、NBとCPDの仕込みモル比が4の混合液を仕込ん
だ。実際の反応は、図1に示す反応装置を用い、NB用
のリザーバータンクを55℃に保温した。粗製TCDの
品質を測定するために、第一精製塔に送液せずに全量を
回収して実験をおこなった。反応温度200℃で4時間
保持させた後、冷却して粗製TCD混合物を得た。得ら
れた粗製TCD混合物の組成をガスクロマトグラフィー
で分析した結果を表1に示す。このとき、3Cの含有量
はTCD100重量部に対して5.1重量部であった。
限られるものではない。原料として、CPDは、日本ゼ
オン(株)製ジシクロペンタジエン(純度94%、3C
の含有量はジシクロペンタジエンとCPDの合計量10
0重量部に対して0.1重量部以下)、NBは、フラン
スのアトケム社製(純度99.5%、3Cの含有量はN
Bの100重量部に対して0.1重量部以下)のものを
用いた。 (実施例1)撹拌機付き耐圧反応器にて、窒素雰囲気
下、NBとCPDの仕込みモル比が4の混合液を仕込ん
だ。実際の反応は、図1に示す反応装置を用い、NB用
のリザーバータンクを55℃に保温した。粗製TCDの
品質を測定するために、第一精製塔に送液せずに全量を
回収して実験をおこなった。反応温度200℃で4時間
保持させた後、冷却して粗製TCD混合物を得た。得ら
れた粗製TCD混合物の組成をガスクロマトグラフィー
で分析した結果を表1に示す。このとき、3Cの含有量
はTCD100重量部に対して5.1重量部であった。
【0045】(実施例2〜5)NBとCPDの仕込みモ
ル比と反応時間、反応温度を適宜変えて、それ以外は実
施例1と同じ条件で反応を行った。得られた組成TCD
混合物の組成を表1に示す。
ル比と反応時間、反応温度を適宜変えて、それ以外は実
施例1と同じ条件で反応を行った。得られた組成TCD
混合物の組成を表1に示す。
【0046】(実施例6)実施例1と同一条件で、精製
塔前で抜出すことはせずに、反応後の生成物を精製塔に
送液して運転した。生成した粗製TCD混合物を仕込混
合物総重量×0.2/時間のレートで反応器より抜きだ
し、第一精製塔(理論段数7)に送った。精製塔の運転
条件は、塔底部温度145℃、塔底部圧力180Tor
r、塔頂部温度50℃、塔頂部圧力180Torr、還
流比1.5で行った。コンデンサの冷却水の温度は、4
5℃とした。精製塔の底部より精製TCDを仕込混合物
総重量×0.06/時間のレートで抜き出し、第2精製
塔(理論段数9)にフィードした。第2精製塔の運転条
件は、塔底部温度160℃、塔底部圧力18Torr、
塔頂部温度98℃、塔頂部圧力12Torr、還流比1
.0で行った。このとき、精製塔2の頂部より精製T
CDを仕込混合物総重量×0.05/時間のレートで抜
き出した。得られた精製TCDの3Cの含有量はTCD
100重量部に対して0.15重量部であり、NBの含
有量は0.05重量部以下であった。得られた精製TC
Dの組成を表2に示す。
塔前で抜出すことはせずに、反応後の生成物を精製塔に
送液して運転した。生成した粗製TCD混合物を仕込混
合物総重量×0.2/時間のレートで反応器より抜きだ
し、第一精製塔(理論段数7)に送った。精製塔の運転
条件は、塔底部温度145℃、塔底部圧力180Tor
r、塔頂部温度50℃、塔頂部圧力180Torr、還
流比1.5で行った。コンデンサの冷却水の温度は、4
5℃とした。精製塔の底部より精製TCDを仕込混合物
総重量×0.06/時間のレートで抜き出し、第2精製
塔(理論段数9)にフィードした。第2精製塔の運転条
件は、塔底部温度160℃、塔底部圧力18Torr、
塔頂部温度98℃、塔頂部圧力12Torr、還流比1
.0で行った。このとき、精製塔2の頂部より精製T
CDを仕込混合物総重量×0.05/時間のレートで抜
き出した。得られた精製TCDの3Cの含有量はTCD
100重量部に対して0.15重量部であり、NBの含
有量は0.05重量部以下であった。得られた精製TC
Dの組成を表2に示す。
【0047】(実施例7)実施例1で得られた粗製TC
D混合物に含有するNBに対して20%のトルエンを添
加し、第一精製塔の運転条件を、塔底部温度144℃、
塔底部圧力152Torr、塔頂部温度50℃、塔頂部
圧力148Torr、還流比1.5で行い、コンデンサ
の冷却水の温度は、15℃とした以外は、実施例6と同
じ条件で蒸留を行った。このとき、得られた精製TCD
の純度と3Cの含有量は、実施例6の結果とほぼ同じに
なった。得られた高純度TCDの組成を表2に示す。
D混合物に含有するNBに対して20%のトルエンを添
加し、第一精製塔の運転条件を、塔底部温度144℃、
塔底部圧力152Torr、塔頂部温度50℃、塔頂部
圧力148Torr、還流比1.5で行い、コンデンサ
の冷却水の温度は、15℃とした以外は、実施例6と同
じ条件で蒸留を行った。このとき、得られた精製TCD
の純度と3Cの含有量は、実施例6の結果とほぼ同じに
なった。得られた高純度TCDの組成を表2に示す。
【0048】(実施例8)実施例1で得られた粗製TC
D混合物に含有するNBに対して10%のn−ヘキサン
を添加した以外は、実施例7と同じ条件で蒸留を行っ
た。このとき、得られた精製TCDの純度と3Cの含有
量は、実施例6の結果とほぼ同じになった。得られた高
純度TCDの組成を表2に示す。
D混合物に含有するNBに対して10%のn−ヘキサン
を添加した以外は、実施例7と同じ条件で蒸留を行っ
た。このとき、得られた精製TCDの純度と3Cの含有
量は、実施例6の結果とほぼ同じになった。得られた高
純度TCDの組成を表2に示す。
【0049】(比較例1)従来から行われていたと思わ
れる方法で粗製TCD混合物の合成を行った。すなわ
ち、実施例1と同じ反応器に、NBとCPDの仕込みモ
ル比が1の混合液を仕込み、反応温度250℃で6時間
保持させた後、冷却して粗製TCD混合物を得た。得ら
れた混合物の組成を分析した結果を表1に示す。3Cの
含有量が非常に多いものであった。
れる方法で粗製TCD混合物の合成を行った。すなわ
ち、実施例1と同じ反応器に、NBとCPDの仕込みモ
ル比が1の混合液を仕込み、反応温度250℃で6時間
保持させた後、冷却して粗製TCD混合物を得た。得ら
れた混合物の組成を分析した結果を表1に示す。3Cの
含有量が非常に多いものであった。
【0050】(比較例2〜6)NBとCPDの仕込みモ
ル比と反応時間、反応温度を適宜変えて、それ以外は実
施例1と同じ条件で反応を行った。得られた組成TCD
混合物の組成を表1に示す。いずれも3Cの含量が多
い、または収率の低いものであった。
ル比と反応時間、反応温度を適宜変えて、それ以外は実
施例1と同じ条件で反応を行った。得られた組成TCD
混合物の組成を表1に示す。いずれも3Cの含量が多
い、または収率の低いものであった。
【0051】(比較例7)比較例2で得られた粗製TC
D混合物を用いる以外は実施例6と同条件で蒸留を行っ
た。粗製TCDからのTCDの回収率は95%であっ
た。このとき、3Cの含有量はTCD100重量部に対
して1.2重量部であった。また、ガスクロマトグラフ
ィーを用いて分析した、精製TCDの組成を表1に示
す。
D混合物を用いる以外は実施例6と同条件で蒸留を行っ
た。粗製TCDからのTCDの回収率は95%であっ
た。このとき、3Cの含有量はTCD100重量部に対
して1.2重量部であった。また、ガスクロマトグラフ
ィーを用いて分析した、精製TCDの組成を表1に示
す。
【0052】(比較例8)比較例7で精製TCD中の3
C含有量が多かったため、フィードレートを落した。比
較例2で得られた粗製TCD混合物を用い、実施例6と
同様の条件で行ったが、精製TCD中の3Cの含有量を
TCD100重量部に対して0.6重量部とするために
は、還流比を3.0とし、第二精製塔の塔頂からの抜出
し速度は仕込混合物総重量×0.07/時間のレートま
で落さざるを得なかった。得られた精製TCDの収率は
95%であった。得られた精製TCDの組成を表1に示
す。
C含有量が多かったため、フィードレートを落した。比
較例2で得られた粗製TCD混合物を用い、実施例6と
同様の条件で行ったが、精製TCD中の3Cの含有量を
TCD100重量部に対して0.6重量部とするために
は、還流比を3.0とし、第二精製塔の塔頂からの抜出
し速度は仕込混合物総重量×0.07/時間のレートま
で落さざるを得なかった。得られた精製TCDの収率は
95%であった。得られた精製TCDの組成を表1に示
す。
【0053】(比較例9)比較例8の方法では生産効率
が低下するため、第二精製塔の運転条件において、精製
塔の底部での抜き出し量を増やし、頂部からの精製TC
D抜き出し量を仕込混合物総重量×0.15/時間のレ
ートとした以外は実施例6と同じ条件で蒸留を行った。
得られた粗製TCDからのTCDの回収率は70%であ
った。得られた精製TCDの組成を表1に示す。このと
き、精製TCD中の3Cの含有量はTCD100重量部
に対して0.7重量部であった。抜出し速度を上げるこ
とはできたが、収率が大幅に低下した。
が低下するため、第二精製塔の運転条件において、精製
塔の底部での抜き出し量を増やし、頂部からの精製TC
D抜き出し量を仕込混合物総重量×0.15/時間のレ
ートとした以外は実施例6と同じ条件で蒸留を行った。
得られた粗製TCDからのTCDの回収率は70%であ
った。得られた精製TCDの組成を表1に示す。このと
き、精製TCD中の3Cの含有量はTCD100重量部
に対して0.7重量部であった。抜出し速度を上げるこ
とはできたが、収率が大幅に低下した。
【0054】(樹脂の合成例1)実施例6で得られた精
製TCD10重量部とシクロヘキサン150重量部、分
子量調節剤として1ーヘキセンを0.40重量部、テト
ラブチルスズ0.22重量部、ジブチルエーテル0.4
2重量部および六塩化タングステン0.52重量部を窒
素で置換した重合反応器にいれ、60℃で5分間撹拌し
た。その後、直ちに撹拌したままの前記重合反応器中に
前記精製TCD90重量部と六塩化タングステン0.7
7重量部を等速度で30分間連続的に加え、さらに滴下
終了後30分間撹拌した。
製TCD10重量部とシクロヘキサン150重量部、分
子量調節剤として1ーヘキセンを0.40重量部、テト
ラブチルスズ0.22重量部、ジブチルエーテル0.4
2重量部および六塩化タングステン0.52重量部を窒
素で置換した重合反応器にいれ、60℃で5分間撹拌し
た。その後、直ちに撹拌したままの前記重合反応器中に
前記精製TCD90重量部と六塩化タングステン0.7
7重量部を等速度で30分間連続的に加え、さらに滴下
終了後30分間撹拌した。
【0055】得られた重合体の分子量をシクロヘキサン
を溶媒とするゲル・パーミエーション・クロマトグラフ
ィー(GPC)によるポリイソプレン換算値として測定
したところ、数平均分子量(Mn)は19,200、重
合分子量(Mw)は39,100、分子量分布(Mw/
Mn)は2.04であった。重合反応中及び反応後のい
ずれもゲルの発生は認められず、重合性は良好であっ
た。反応液をアセトン/イソプロピルアルコール(1/
1)中に注ぎ、ポリマーを凝固させ、沈殿を濾別・乾燥
しポリマー97重量部を得た。収率は、97%であっ
た。
を溶媒とするゲル・パーミエーション・クロマトグラフ
ィー(GPC)によるポリイソプレン換算値として測定
したところ、数平均分子量(Mn)は19,200、重
合分子量(Mw)は39,100、分子量分布(Mw/
Mn)は2.04であった。重合反応中及び反応後のい
ずれもゲルの発生は認められず、重合性は良好であっ
た。反応液をアセトン/イソプロピルアルコール(1/
1)中に注ぎ、ポリマーを凝固させ、沈殿を濾別・乾燥
しポリマー97重量部を得た。収率は、97%であっ
た。
【0056】(樹脂の合成例2)比較例7で得られたT
CDを用い、樹脂の合成例1と同一条件で重合した。最
初にTCD10重量部を溶媒、触媒等と60℃で撹拌し
た時点でゲルの発生が認められ、反応の終点では多量の
不溶化したゲルの発生が確認された。シクロヘキサン等
の有機溶媒に不溶のため、分子量は測定できなかった。
CDを用い、樹脂の合成例1と同一条件で重合した。最
初にTCD10重量部を溶媒、触媒等と60℃で撹拌し
た時点でゲルの発生が認められ、反応の終点では多量の
不溶化したゲルの発生が確認された。シクロヘキサン等
の有機溶媒に不溶のため、分子量は測定できなかった。
【0057】
【表1】
【0058】
【表2】
【0059】
【発明の効果】本発明により、各種の用途に応用可能
な、高純度TCDを生産性良く得るための中間原料とし
て好適な粗製TCD混合物と、その得るための製造方法
が提供される。さらに本発明によれば、このような粗製
TCD混合物から、高純度のTCDを生産性良く製造す
ることができる。本発明の製造法によって得られる高純
度TCDは、特に付加重合や開環重合用のモノマー成分
として好適であり、重合反応を制御しやすく、製造され
る重合体中の高分子ゲルの発生の少ないという特徴を有
する。この様にして製造された重合体は、耐熱性の高
い、透明成形材料とすることができ、プラスチックレン
ズ、光学式情報記録媒体基板、情報表示機器などの光学
機器用途、医薬用容器、注射器、試験器具などの医療器
具用途をはじめとして各種の成形材料として好適であ
る。
な、高純度TCDを生産性良く得るための中間原料とし
て好適な粗製TCD混合物と、その得るための製造方法
が提供される。さらに本発明によれば、このような粗製
TCD混合物から、高純度のTCDを生産性良く製造す
ることができる。本発明の製造法によって得られる高純
度TCDは、特に付加重合や開環重合用のモノマー成分
として好適であり、重合反応を制御しやすく、製造され
る重合体中の高分子ゲルの発生の少ないという特徴を有
する。この様にして製造された重合体は、耐熱性の高
い、透明成形材料とすることができ、プラスチックレン
ズ、光学式情報記録媒体基板、情報表示機器などの光学
機器用途、医薬用容器、注射器、試験器具などの医療器
具用途をはじめとして各種の成形材料として好適であ
る。
【0060】
【図1】図1は通常用いられる蒸留装置の概略図であ
る。
る。
1:ノルボルネンのリザーバータンク 2:シクロペンタジエンのリザーバータンク 3:予熱器 4:反応器 5:第一精製塔 6:第二精製塔 7:ノルボルネンの回収のための配管
Claims (4)
- 【請求項1】 シクロペンタジエンに対するノルボルネ
ンのモル比が3.4以上である混合物を、温度170℃
から205℃の範囲に、1から10時間保持することに
よって反応させることを特徴とする粗製テトラシクロド
デセン混合物の製造方法。 - 【請求項2】 テトラシクロドデセンとノルボルネンを
含んでなる粗製テトラシクロドデセン混合物であって、
テトラシクロドデセンに対するノルボルネンの比率がモ
ル比で2.4以上であって、テトラシクロドデセン10
0重量部に対するシクロペンタジエン3量体の含有量が
6重量部以下であることを特徴とする請求項1記載の製
造方法によって得られる粗製テトラシクロドデセン混合
物。 - 【請求項3】請求項2記載の粗製テトラシクロドデセン
混合物を、蒸留することにより、テトラシクロドデセン
100重量部に対してシクロペンタジエン3量体の含有
量が1重量部以下、ノルボルネンの含有量が0.5重量
部以下である精製されたテトラシクロドデセンを製造す
る方法。 - 【請求項4】 温度50℃以上に保温することができる
構造のノルボルネン用のリザーバータンク、シクロペン
タジエン用のリザーバータンク、反応器、少なくとも一
つの精製塔を含んでなり、反応器にはノルボルネンとシ
クロペンタジエンが配管を介して供給されるようになっ
ており、反応器には内容物の撹拌機と温度170から2
05℃の範囲で任意の温度に制御できるような熱源が取
付けられており、反応器には配管を介して精製塔が接続
されており、該精製塔の少なくとも一つの精製塔の塔頂
部に未反応のノルボルネンを主成分とする留分を回収し
てノルボルネン用のリザーバータンクに供給するための
50℃以上に保温することができる配管が設けてあるこ
とを特徴とする精製テトラシクロドデセンの製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10811097A JPH10287592A (ja) | 1997-04-10 | 1997-04-10 | 粗製テトラシクロドデセン混合物およびその製造方法、精製されたテトラシクロドデセンの製造方法およびその製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10811097A JPH10287592A (ja) | 1997-04-10 | 1997-04-10 | 粗製テトラシクロドデセン混合物およびその製造方法、精製されたテトラシクロドデセンの製造方法およびその製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10287592A true JPH10287592A (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=14476156
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10811097A Pending JPH10287592A (ja) | 1997-04-10 | 1997-04-10 | 粗製テトラシクロドデセン混合物およびその製造方法、精製されたテトラシクロドデセンの製造方法およびその製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10287592A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001034541A1 (en) * | 1999-11-10 | 2001-05-17 | Nippon Petrochemicals Co., Ltd. | Process for continuously producing tetracyclododecene compound |
| WO2001034540A1 (en) * | 1999-11-10 | 2001-05-17 | Nippon Petrochemicals Co., Ltd. | Process for continuously producing tetracyclododecene compound |
| JP2001139500A (ja) * | 1999-11-10 | 2001-05-22 | Nippon Petrochem Co Ltd | ノルボルネンおよび高純度テトラシクロドデセンの同時製造方法 |
| JP2001139501A (ja) * | 1999-11-10 | 2001-05-22 | Nippon Petrochem Co Ltd | アルキルテトラシクロドデセンの連続蒸留精製方法 |
| JP2002060430A (ja) * | 2000-08-22 | 2002-02-26 | Nippon Petrochem Co Ltd | エチリデンテトラシクロドデセンを主成分とする重合用組成物およびその製造方法 |
| JP2002128710A (ja) * | 2000-10-23 | 2002-05-09 | Nippon Petrochem Co Ltd | エチリデンテトラシクロドデセンの製造方法 |
| JP2002128712A (ja) * | 2000-10-23 | 2002-05-09 | Nippon Petrochem Co Ltd | エチリデンテトラシクロドデセンの連続蒸留精製方法 |
| JP2008248171A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Mitsui Chemicals Inc | 環状オレフィン系重合体の製造方法 |
| CN115433053A (zh) * | 2022-09-06 | 2022-12-06 | 杭州睿丰融创科技有限公司 | 一种四环十二碳烯与降冰片烯的共产方法 |
-
1997
- 1997-04-10 JP JP10811097A patent/JPH10287592A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001034541A1 (en) * | 1999-11-10 | 2001-05-17 | Nippon Petrochemicals Co., Ltd. | Process for continuously producing tetracyclododecene compound |
| WO2001034540A1 (en) * | 1999-11-10 | 2001-05-17 | Nippon Petrochemicals Co., Ltd. | Process for continuously producing tetracyclododecene compound |
| JP2001139500A (ja) * | 1999-11-10 | 2001-05-22 | Nippon Petrochem Co Ltd | ノルボルネンおよび高純度テトラシクロドデセンの同時製造方法 |
| JP2001139501A (ja) * | 1999-11-10 | 2001-05-22 | Nippon Petrochem Co Ltd | アルキルテトラシクロドデセンの連続蒸留精製方法 |
| US6441259B1 (en) | 1999-11-10 | 2002-08-27 | Nippon Petrochemicals Co., Ltd. | Process for the continuous preparation of tetracyclododecens |
| US6465703B1 (en) | 1999-11-10 | 2002-10-15 | Nippon Petrochemicals Co., Ltd. | Process for the continuous preparation of tetracyclododecens |
| JP4503901B2 (ja) * | 1999-11-10 | 2010-07-14 | 新日本石油株式会社 | テトラシクロドデセン類の連続的製造方法 |
| JP2002060430A (ja) * | 2000-08-22 | 2002-02-26 | Nippon Petrochem Co Ltd | エチリデンテトラシクロドデセンを主成分とする重合用組成物およびその製造方法 |
| JP2002128710A (ja) * | 2000-10-23 | 2002-05-09 | Nippon Petrochem Co Ltd | エチリデンテトラシクロドデセンの製造方法 |
| JP2002128712A (ja) * | 2000-10-23 | 2002-05-09 | Nippon Petrochem Co Ltd | エチリデンテトラシクロドデセンの連続蒸留精製方法 |
| JP2008248171A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Mitsui Chemicals Inc | 環状オレフィン系重合体の製造方法 |
| CN115433053A (zh) * | 2022-09-06 | 2022-12-06 | 杭州睿丰融创科技有限公司 | 一种四环十二碳烯与降冰片烯的共产方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH09249632A (ja) | カルバミン酸エステルを熱分解する方法 | |
| JPH10287592A (ja) | 粗製テトラシクロドデセン混合物およびその製造方法、精製されたテトラシクロドデセンの製造方法およびその製造装置 | |
| JP2000506183A (ja) | ノルボルネンおよびノルボルネン置換誘導体の合成方法 | |
| JP3113428B2 (ja) | テトラシクロドデセン類の製造方法 | |
| JP2904881B2 (ja) | テトラシクロドデセンの製造方法 | |
| JP3991650B2 (ja) | ノルボルネン及びテトラシクロドデセンの同時製造方法 | |
| WO2000001742A1 (en) | Tetracyclododecene compositions and process for producing the same | |
| JPS6339834A (ja) | 4−ヒドロキシアセトフエノンの精製方法 | |
| US12319642B2 (en) | Method of preparing acrylonitrile dimer | |
| JP4471322B2 (ja) | テトラシクロドデセン類の連続的製造方法 | |
| JP4503901B2 (ja) | テトラシクロドデセン類の連続的製造方法 | |
| JP4526142B2 (ja) | ノルボルネンおよび高純度テトラシクロドデセンの同時製造方法 | |
| CN118184479A (zh) | 降冰片烯的制备方法 | |
| EP0625503B1 (en) | Process for preparing diacetoxybutene | |
| JPWO2001034540A1 (ja) | テトラシクロドデセン類の連続的製造方法 | |
| JP4980670B2 (ja) | 環状オレフィンおよびその製法 | |
| JP4422938B2 (ja) | テトラシクロドデセン類の連続的製造方法 | |
| JP2002069010A (ja) | エチリデンテトラシクロドデセンの製造方法 | |
| KR100691411B1 (ko) | 테트라시클로도데센류의 연속적 제조방법 | |
| KR100691414B1 (ko) | 테트라시클로도데센류의 연속적 제조방법 | |
| JPS61167635A (ja) | 3‐シクロヘキセン‐1‐カルボキシアルデヒドの製法 | |
| CN117164422A (zh) | 一种降冰片烯工艺副产物的回收方法及降冰片烯的生产方法 | |
| JP2001139501A (ja) | アルキルテトラシクロドデセンの連続蒸留精製方法 | |
| JPH05112474A (ja) | ノルボルネン環を有する化合物の製造方法 | |
| JP2001278817A (ja) | テトラシクロドデセン類の連続的製造方法 |