JPH10288071A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents
内燃機関の制御装置Info
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- JPH10288071A JPH10288071A JP9230697A JP9230697A JPH10288071A JP H10288071 A JPH10288071 A JP H10288071A JP 9230697 A JP9230697 A JP 9230697A JP 9230697 A JP9230697 A JP 9230697A JP H10288071 A JPH10288071 A JP H10288071A
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Abstract
頼性を高める。 【解決手段】アイドル状態でのエンジン回転数が目標値
となるように燃料噴射量を補正する手段106と、検出
した各種パラメータに基づいてアイドル状態での実相当
噴射量を演算する手段と105と、アイドル状態で所定
の条件が成立した学習許可時にアイドル補正噴射量と実
相当噴射量の偏差に基づいて噴射量誤差を演算、学習す
る手段108とを備える。運転状態に基づいて求めた最
大噴射量を噴射量誤差に基づいて修正し、この最大噴射
量を越えないようにエンジンに供給する燃料噴射量を制
限する手段を備える。また、基本燃料噴射量と噴射量誤
差とから、各種制御パラメータを制御するための目標噴
射量を演算する手段109を備える。
Description
量を制御信号として用いて各種制御パラメータを制御す
る装置に関する。
ジンの負荷と回転数に応じて基本的な燃料噴射量が決定
され、この目標とする噴射量となるように燃料噴射ポン
プが電子的に制御される。
噴射ポンプ、燃料噴射ノズルの生産バラツキや経時劣化
などもあって目標噴射量とは正確に一致しないことがあ
る。この場合には、運転状態に応じて最適な燃料供給特
性とはならず、例えば目標噴射量よりも実際の噴射量が
多ければ、高負荷域などでスモークが過大に発生したり
する。
44号公報にもあるように、ディーゼルエンジンのEG
R量(排気還流量)を運転状態に応じて制御するにあた
り、この目標噴射量を制御信号として用いてEGR量を
制御することがある。この場合にも、実際の噴射量と目
標噴射量とが一致しないと、目標噴射量に基づいてEG
R量を制御すると、不必要にEGRが行われ、スモーク
が増えたりすることがある。
射量の誤差を把握するため、例えばアイドル運転時など
に目標とする所定の回転数を維持するのに必要な燃料噴
射量の補正量を算出し、この補正量に基づいて目標噴射
量を修正し、この修正された目標噴射量に基づいてEG
R量を制御している。
アイドル状態での燃料噴射量の補正量を算出しても、例
えばエアコンやパワステなどの負荷がエンジンに加わっ
た状態では、同じ目標回転数を維持するのに必要な燃料
の噴射量が相違し、補正量はそのときの補機負荷等に応
じて変動する。したがって、このような補正量に基づい
て目標燃料噴射量を修正しても、運転条件によっては実
際の噴射量と一致しなくなる。この場合には、この噴射
量信号に基づいてEGR量を制御すると、実際の噴射量
に対してEGR量が多くなることがあり、スモークの増
大が避けられない。
も、これに基づいて実際にエンジン供給する噴射量を制
御するわけではないので、とくにアクセル全開付近にお
いて経時的な劣化の影響を含めて、燃料が過剰に噴射さ
れるのを回避し、全開領域でのスモークの発生を確実に
基準以下に抑制するのが難しかった。
提案されたもので、燃料の最大噴射量を適正に規制する
ことで、アクセル全開域などでのスモークの発生を確実
に防止することを目的とする。
号となる目標噴射量の信頼性を高め、排気組成などの改
善を図ることを目的とする。
運転状態を検出する手段と、エンジン運転状態に基づい
て燃料噴射量を演算する手段と、エンジンのアイドル状
態を判定する手段と、アイドル状態での各種パラメータ
を検出する手段と、アイドル状態でエンジン回転数が目
標回転数となるようにアイドル燃料噴射量を補正する手
段と、前記検出した各種パラメータに応じてアイドル状
態での目標回転数を維持するのに必要な燃料噴射量に相
当する実相当噴射量を演算する手段と、アイドル状態に
おいて所定の条件が成立したときに燃料噴射量誤差の学
習許可を判定する手段と、学習の許可時に前記アイドル
補正噴射量と実相当噴射量の偏差から噴射量誤差を演算
し学習する手段と、前記検出した運転状態とこの噴射量
誤差とから許容最大噴射量を演算する手段と、前記燃料
噴射量をこの許容最大噴射量に基づいて制限して目標噴
射量とする噴射量修正手段と、この目標噴射量に基づい
て燃料噴射量を制御する手段とを備える。
る手段と、エンジン運転状態に基づいて燃料噴射量を演
算する手段と、エンジンのアイドル状態を判定する手段
と、アイドル状態での各種パラメータを検出する手段
と、アイドル状態でエンジン回転数が目標回転数となる
ようにアイドル燃料噴射量を補正する手段と、前記検出
した各種パラメータに応じてアイドル状態での目標回転
数を維持するのに必要な燃料噴射量に相当する実相当噴
射量を演算する手段と、アイドル状態において所定の条
件が成立したときに燃料噴射量誤差の学習許可を判定す
る手段と、学習の許可時に前記アイドル補正噴射量と実
相当噴射量の偏差から噴射量誤差を演算し学習する手段
と、前記燃料噴射量を噴射量誤差に基づいて修正して制
御目標噴射量とする噴射量修正手段と、この燃料噴射量
修正手段からの目標噴射量に基づいて各種制御パラメー
タを制御する手段とを備える。
手段が、エンジン回転数の積算値、走行距離、経過時間
に関連する重み係数のうち少なくとも一つを用いて、前
記アイドル補正噴射量と実相当噴射量との偏差を加重平
均処理する。
手段は、アイドル補正噴射量と実相当噴射量の偏差に予
め定められた補正値を乗じて噴射量誤差を演算する。
手段は、前記学習許可判定手段が学習不許可のときは、
それまでに学習された噴射量誤差に予め定められた補正
値を乗じて噴射量誤差とする。
が、エンジンが所定の基準回転数範囲にあるアイドル状
態であって、かつ補機負荷等が無負荷であり、この状態
が所定時間以上継続しているときに学習許可を判定す
る。
手段が、スタータスイッチ、イグニッションスイッチ、
パワステスイッチ、電気負荷スイッチ、ニュートラルス
イッチ、エアコンスイッチや、燃料温度、エンジン冷却
水温、車速、電源電圧、エンジン回転数センサのうち、
少なくとも一つを備える。
制御手段が、排気還流率、燃料噴射時期、吸気スワール
制御弁のうち、少なくとも一つを制御する。
し、アイドル状態における補機負荷等を一切考慮しなけ
れば、一定のアイドル回転数を維持するのに必要な燃料
補正量は、そのまま目標噴射量と実際の噴射量との誤差
分に相当する。
のに必要な補正量は、そのときエンジンにかかる補機負
荷の状態等によっても変化する。目標とする燃料噴射量
と実際の噴射量とが一致していたとしても、補機負荷状
態によって燃料の補正量が相違するのである。
て予想される燃料噴射量に相当するアイドル回転数を一
定に維持するのに必要なアイドル実相当噴射量を設定し
ておき、これと補正後の燃料噴射量を比較すれば、補機
負荷等の影響を除いた燃料噴射量の誤差分が正しく判断
できる。
に応じて決定され、したがって補機負荷、電気負荷等に
対応した、実際のアイドル噴射量を正確に反映したもの
となり、また、噴射量誤差は順次学習されていくので、
燃料噴射特性の経時変化などを含む変動要因を補償し、
常に精度よく噴射量誤差を算出できる。
大燃料噴射量を規制することにより、実際のエンジンに
対応した最大燃料噴射量に設定でき、アクセル全開付近
でのスモークが過大になったり、エンジン過負荷になっ
たりすることが確実に回避できる。
修正し、目標噴射量とすれば、これは実際の燃料噴射量
と一致し、したがって、この目標噴射量に基づいて各種
の制御パラメータを制御することにより、実際の燃焼状
態に応じての各種パラメータ制御が行え、排気特性や燃
費特性を悪化させることなく、最良の制御が実現でき
る。
量と実相当噴射量の偏差を演算するにあたり、エンジン
の生産後の回転数の積算値、走行距離、あるいは経過時
間など、燃料噴射量が変動する要因を基にして、加重平
均処理するので、アイドル補正噴射量と実相当噴射量と
の偏差の客観的な正確性が増す。
相当噴射量の偏差に予め定められた補正値を乗じて噴射
量誤差を求めるので、噴射量信号の演算特性の安定性が
高められる。
不許可のときは、それまでに学習された噴射量誤差に基
づいて噴射量誤差を算出するので、最新の情報が無くて
も、前回の情報に基づいて噴射量信号が求められ、信頼
性が維持される。
ン回転がアイドル状態の無負荷で安定しているときにの
み行われるので、外乱による誤差の影響をそれだけ小さ
くして、制御の安定性を高められる。
イグニッションスイッチ、パワステスイッチ、電気負荷
スイッチ、ニュートラルスイッチ、エアコンスイッチ
や、燃料温度、エンジン冷却水温、車速、電源電圧、エ
ンジン回転数センサなどからの入力に応じてアイドル実
相当噴射量を求めることにより、それだけ正確に噴射量
を予測することができる。
対応した噴射量信号により、排気還流率、燃料噴射時
期、吸気スワール制御弁などが制御されるため、運転性
の悪化やスモークの発生などが回避できる。
て添付図面に基づいて説明する。
噴射システムを示す。
回転駆動される燃料噴射ポンプ1の入力軸6aには、燃
料を予圧するフィードポンプ6が取付けられ、さらに同
軸上には入力軸6aと同一的に回転すると共に、軸方向
に往復運動するように連結されたプランジャ2が配置さ
れる。
燃料を送り出し、かつ余剰燃料は図示しない燃料タンク
へと還流され、ポンプ室7の圧力を一定に維持する。
をもつフェイスカム2aが同軸に設けられ、フェイスカ
ム2aがローラ8aに乗り上げる毎にプランジャ2が軸
方向に往復運動する。例えば6気筒エンジンならば、入
力軸6aが1回転すると、この間にフェイスカム2aが
6回だけローラ8aに乗り上げ、プランジャ2が6回往
復運動する。プランジャ2が往復運動すると、その都
度、プランジャ室2bに燃料を吸込み、加圧する。な
お、2kはフェイスカム2aに対抗してプランジャ2を
押し戻すリタンースプリングである。
ランジャ室2bには、前記ポンプ室7からの燃料が、燃
料停止弁10及びプランジャ2に設けたスリット2jを
経由して吸入される。
プランジャ室2bの加圧燃料を燃料噴射ノズルに圧送す
るため、プランジャ2の軸心に沿って、プランジャ室2
bと連通する連通路2cが形成され、この連通路2cは
途中において半径方向に分岐する高圧通路2dをもち、
またその先端部において同じく半径方向に貫通する放出
通路2eが形成される。
2dと選択的に接続するように、プランジャ2の周囲の
シリンダ2fの内周には、エンジン気筒数に対応した数
のポート2gが均等に配置され、各ポート2gにはそれ
ぞれデリバリバルブ2h(1つだけしか図示していな
い)が接続し、このデリバリバルブ2hから図示しない
燃料噴射ノズルへと燃料が圧送される。
し、その都度吸入した燃料を加圧するが、加圧燃料が連
通路2cから高圧通路2dに押し込まれ、このときプラ
ンジャ2の回転位置により連通するポート2gに加圧燃
料が送り込まれ、対応するデリバリバルブ2hを介して
燃料噴射ノズルに燃料が圧送される。
ルスリーブ3が摺動自在に嵌合し、通常は前記放出通路
2eを被覆して閉じているが、プランジャ2の圧縮方向
への移動により、やがて放出通路2eを解放する。これ
により、プランジャ室2bの圧力が解放され、デリバリ
バルブ2hから燃料噴射ノズル11への燃料の圧送が終
了する。
る燃料量は、コントロールスリーブ3の位置により変化
し、プランジャ2の圧縮方向への移動時に、早期に放出
通路2eを解放すれば、燃料噴射量は少なく、逆に放出
通路2eの解放時期が遅くなると、燃料噴射量は多くな
る。
ールスリーブ3の位置を自由に変化させるロータリソレ
ノイド4が設けられ、このロータリソレノイド4にはコ
ントローラ18からの燃料の噴射信号が供給され、これ
に応じてコントロールスリーブ3の位置を変える。な
お、コントロールスリーブ3の位置は位置センサ5によ
って検出され、コントローラ18にフィードバックされ
る。
げるローラ8aは、タイマピストン8によって、そのフ
ェイスカム2aの円周方向の位置が制御される。なお、
図示したタイマピストン8は、説明の便宜上、実際の位
置から90度だけ回転させてある。タイマピストン8の
両側には、低圧室8bと高圧室8cとが設けられ、高圧
室8cの圧力は、コントロールバルブ9によって高圧燃
料の一部を低圧室8bに逃がす量を制御することにより
調整され、これによってタイマピストン8の位置が変化
する。
スカム2aの回転方向にローラ8aの位置を進めると、
フェイスカム2aがローラ8aに乗り上げる位置が相対
的に遅れ、プランジャ2による燃料の加圧開始時期、つ
まり燃料の噴射時期が遅くなり、逆にフェイスカム2a
の回転と反対方向にローラ8aの位置を遅らせると、プ
ランジャ2による加圧開始時期が早まり、燃料噴射時期
が早くなる。
り、運転状態に応じてコントロールバルブ9の作動が制
御され、タイマピストン8の位置が調整され、燃料噴射
時期が進角、遅角制御される。
1の開弁時期及びリフト量を検出するノズルリフトセン
サ12と、燃料噴射ポンプ1に供給される燃料温度を検
出する燃料温度センサ15と、エンジン冷却水温を検出
する冷却水温センサ13と、アクセル開度を検出するア
クセル開度センサ16と、ポンプ回転数を検出する回転
数センサ14などからの信号が入力し、これらに基づい
て燃料噴射量、噴射時期の制御信号を演算し、出力す
る。
噴射量は、単に燃料噴射量を制御するための信号として
用いられる以外に、図示しないが、例えば、ECR量
(排気還流量)、燃料噴射時期、吸気スワールの制御弁
などの制御パラメータを制御するための信号として利用
される。したがって、目標噴射量が正確に実際の噴射量
と一致しないと、この目標噴射量に基づいて例えば排気
還流量などを制御すると、実際の噴射量とのずれにより
排気還流率が実際の燃焼状態と対応しなくなり、燃焼が
不安定となったり、スモークが増大したりする。
正に制限しないと、とくにアクセル全開付近で過剰に燃
料が供給されたときには、スモークが大量に発生した
り、エンジンが過負荷状態に陥ったりする。
図1のブロック図に示すようにして燃料噴射量誤差を学
習し、これに基づいて噴射量を補正し、この噴射量信号
が実際の噴射量を正しく反映するようにする。
アクセル開度(負荷)などを含む運転状態を検知する手
段であり、102はこれらの各出力から基本となる燃料
噴射量を演算する手段である。また、103はアイドル
スイッチなどの出力からアイドル運転状態を判定する手
段、104は例えばスタータスイッチ、イグニッション
スイッチ、パワステスイッチ、電気負荷信号、ニュート
ラルスイッチ、エアコンスイッチや、燃料温度、エンジ
ン冷却水温、車速、電源電圧、エンジン回転数センサか
らの各種パラメータを入力する手段である。
出力に基づいて、さまざまな条件下において、アイドル
運転時に目標回転数を維持するため、実際に噴射してい
ると予想される噴射量を演算する実相当噴射量の演算手
段である。106は上記した燃料噴射量演算手段10
2、アイドル状態判定手段103,各種パラメータ入力
手段104からの信号に基づいてアイドル運転時に目標
回転数と一致するように噴射量を補正する手段である。
また、107はアイドル状態判定手段103と各種パラ
メータ入力手段104の出力に基づいて、後述するよう
に、アイドル運転状態での特定の条件においてのみ燃料
噴射量誤差の学習を行うべく、学習の許可判定を行う手
段である。
105と、アイドル燃料補正手段106と、学習許可判
定手段107との出力に基づいて、学習が許可された運
転状態において、補正されたアイドル燃料噴射量と予測
される実相当噴射量との偏差から燃料噴射量の誤差を演
算する誤差演算手段である。
ときは、非作動時に比較して、アイドル回転数を目標回
転数に維持するのに必要な燃料噴射量は大きくなり、こ
れと同じく、実相当噴射量も入力パラメータにより変化
し、エアコン作動時には非作動時に比較して大きくな
る。したがって、これら噴射量の偏差は、エアコン負荷
等の影響を除いた噴射量の誤差分に相当する。
量誤差演算手段108の出力から、燃料噴射量を噴射量
誤差に基づいて修正し、目標噴射量を設定する噴射量演
算手段である。110はこのようにして最終的に決めら
れた目標噴射量にしたがって各制御パラメータ、例えば
ECR、燃料噴射時期、スワール制御弁などを制御する
制御手段である。
て、運転状態検知手段101からの運転状態を代表する
信号から求めた燃料噴射量の最大値を、誤差演算手段1
08からの噴射量誤差等に基づいて修正し、燃料の最大
噴射量を規定する。そして、最終噴射量設定手段113
で、前記燃料の噴射量が規定の最大噴射量を越えること
のないように制限し、これに基づいて燃料噴射量制御手
段114がエンジンに供給する燃料噴射量を制御する。
フローチャートにしたがって、さらに詳しく説明する。
ローであり、エンジン回転に同期したタイミングで処理
が行われる(Ref同期演算)。
クセル開度Clを読み込み、ステップ3では、これらN
eとClに基づいて、図3に示すようなマップから燃料
噴射量を設定し、これをMqdrvとする。ステップ4
ではこの燃料噴射量Mqdrvについてエンジン冷却水
温等による増量補正を行い、基本燃料噴射量Qsol1
とする。そして、ステップ5ではアイドル状態を判定す
るスイッチ、例えばアクセルの全閉位置を検出するスイ
ッチの出力に基づいてアイドル状態を判定する。アイド
ル状態であるときは、ステップ6に進み、エンジン回転
数Neがアイドル状態での目標回転数Nsetとなるよ
うに燃料噴射量を補正し、この補正後の値をQsol2
とする。
については、図4で説明する。
は、そのままQsol1をQsol2として処理を終了
する。
イドル回転数Nsetを設定するフローである(Ref
同期演算)。
ップ2では、図5のようなテーブルから、Twnに基づ
いて目標アイドル回転数Nsetを設定し(水温が低い
ほど目標回転数は高くなる)、処理を終了する。
に噴射量の誤差分を取り除いた燃料噴射量を演算するフ
ローである(Ref同期演算)。
号を読み込み、ステップ2では燃料噴射量の誤差を学習
するか否かの許可判定を行う。ただし、この学習許可判
定については、図24、図25で詳しく説明する。
るが、この噴射量誤差の具体的な演算内容については、
図26で詳しく説明する。
た制御目標噴射量Qsol_realを演算して、処理
を終了する。この噴射量Qsol_realの演算につ
いては、図7で説明する。
算するフローである(Ref同期演算)。
めた燃料噴射量の誤差Dqsol1と、基本噴射量Qs
ol2を読み込む。次にQsol2からDqsol1を
除いた値(差し引いた値)を目標噴射量Qsol_re
alとして、処理を終了する。つまり、後述するように
求めた噴射量誤差Dqsol1に基づいて基本燃料噴射
量を補正し、制御噴射量信号とする。なお、この目標噴
射量Qsol_realについては、図16で説明する
ように、許容最大噴射量との関係に基づいて、噴射量の
最大値が規制されるようになっている。
噴射量Qsol_realを用いて各種制御パラメー
タ、つまりEGR率や燃料噴射時期、吸気スワール等を
制御するための手順について説明する。
lを用いて目標のEGR率を設定するためのフローであ
る(Ref同期演算)。
e、目標噴射量Qsol_real、エンジン冷却水温
Twnを読み込む。ステップ2ではエンジン回転数Ne
と目標噴射量Qsol_realとから、図9示すよう
なマップを検索し、基本目標EGR率Megrbを演算
する。この場合、目標EGR率は、エンジンの使用頻度
の高い領域、つまり低回転、低負荷(低噴射量)になる
ほど大きくなり、スモークが発生しやすい高出力時には
小さくする。
0で示すような、エンジン冷却水温に対応して目標EG
R率を補正する係数テーブルを検索し、補正係数Keg
r_twを演算する。そして、ステップ4において、基
本目標EGR率と補正係数とから、目標EGR率Meg
rを次式により算出する。
する。ただし、この完爆状態の判定は、図11で説明す
る。ステップ6では完爆状態と判定されたときは、その
まま終了し、完爆状態ではないと判定されたときは、目
標EGR率Megrを0として処理を終了する。
制御が行われ、完爆前は安定した始動性を確保するため
にもEGRは行われない。
で、例えば10ms毎に時間同期したタイミングで演算
される。
み、ステップ2で完爆回転数に相当する完爆判定スライ
スレベルNRPMKと比較し、Neの方が大きいときは
完爆と判断し、ステップ3に進む。ここでは、完爆判定
後のカウンタTmrkbと所定時間TMRKBPとを比
較し、Tmrkbが所定時間よりも大きいときは、ステ
ップ4に進み、完爆したものとして処理を終了する。
さいときは、ステップ6に進み、カウンタTmrkb=
0にクリアし、ステップ7で完爆状態には無いものとし
て処理を終了する。また、ステップ2でNeよりも大き
いときでも、ステップ3でカウンタTmrkbが所定時
間よりも小さいときは、ステップ5でカウンタをインク
リメントし、Tmrkb=Tmrkb+1とし、完爆で
無いと判断する。
(例えば400rpm)以上であって、かつこの状態が
所定時間にわたり継続されたときに完爆したものと判定
するのである。
lを用いて、燃料噴射時期を設定するフローである(1
0ms同期演算)。
噴射量Qsol_realを読み込み、ステップ2で
は、これらに基づいて例えば図13に示すような、噴射
時期マップから目標噴射時期Mitを検索する。この検
索したMitに対して、ステップ3で各種補正を行い、
最終的な目標噴射時期Itsolを設定して処理を終了
する。
realを用いて、吸気系のスワール制御弁の開度を制
御するフローである(10ms同期演算)。
噴射量Qsol_realを読み込み、ステップ2では
Neから、例えば図15に示すように設定したスワール
制御弁切換スライスレベルQscvを演算し、ステップ
3でQsol_realとQscvとを比較し、もし、
Qsol_realが大きいときは、ステップ4に進
み、スワール制御弁をオフにし、逆にQsol_rea
lが小さいときは、ステップ5に移行してスワール制御
弁をオンにして処理を終了する。
l2を許容最大噴射量との関係に基づいて規制し、エン
ジンに供給する最終的な燃料噴射量を設定するためのフ
ローで、エンジン回転に同期して演算される。
18、図19に示すようにして求める最大噴射量Qfu
lを比較し、Qsol2がこれよりも大きいときにはス
テップ2に進み、燃料噴射量QsolにQfulを設定
し、これに対してQsol2が小さいときには、ステッ
プ3に進みQsolにQsol2を設定し、処理を終了
する。
料噴射量Qsolから、実際に噴射量を制御する出力信
号に変換するためのマップで、Qsolが大きくなるほ
ど出力信号(電圧)Uαsolは大きくなる。
大噴射量を演算する基本フローである(Ref同期演
算)。
等の信号を読み込み、ステップ2で誤差学習許可判定を
行う(図24、図25で後で説明する)。ステップ3で
噴射量誤差を演算し(図26によって後で説明する)、
ステップ4で最大噴射量を演算して処理を終える。ただ
し、これについては図19で説明する。
を演算するためのフローである(Ref同期演算)。
み、ステップ2ではこのNeに基づいて、例えば図20
に示すようなテーブルから、限界空気過剰率Klamb
を設定する。ステップ3では後述(図21、図23参
照)するようにして求めた1シリンダ当たりの吸入空気
量Qacを読み込み、ステップ4でこれらQac、Kl
amb、噴射量誤差Dqsollを用いて、最大噴射量
を次式のようにして算出する。
4.7+Dqsoll このようにしてQfulを演算したら処理を終了する。
ーである。
Usを読み込み、ステップ2で図22に示すような、電
圧流量変換テーブルから、このUsに基づいて、吸入空
気量Qas0_dに変換する。さらに、ステップ3でこ
のQas0_dの加重平均処理を行い、Qas0を求
め、処理を終了する。なお、この処理は、例えば4ms
ecJOB等の所定時間間隔で実行する。
ダに流入する空気量を演算するフローである。(Ref
同期演算)。
込み、ステップ2では前記した空気量Qas0とNeと
から、次式のようにして、1吸気行程当たりの吸入空気
量Qac0に変換する。
ただし、KCは定数 ステップ3ではエアフローメータ(吸入空気量計測手
段)から吸気コレクタまでの輸送遅れ分のディレイ処理
を、Qac=Qac0n-Lとして行う。ただしLは定
数。そして、ステップ4では、次式のようにして、コレ
クタ内でのダイナミクス相当の遅れ処理を行い、1シリ
ンダ当たりの吸入空気量Qacを算出するのである。
ただし、KVは定数 このようにして、処理を行い終了する。
要点でもある、燃料噴射量の誤差の演算、学習について
説明する。
を学習することを許可するかどうかを判定するためのフ
ローである(Ref同期演算)。
回転時における種々の条件を検出して行われるもので、
まず、ステップ1でエンジンのスタートスイッチSTS
Wがオンかどうか判断し、オン(始動中)のときはステ
ップ16に進み、学習許可カウンタCtrlrnを所定
値TMRLRN#に設定する。これに対して、オンでな
いときは、ステップ2に進み、イグニッションスイッチ
IGNSWがオンかどうか判断する。オフ(エンジン停
止)のときは、上記したステップ16に進むが、オンの
ときは、ステップ3でアイドルスイッチIDLESWが
オンかどうかを判断する。
4に進んで車速VSPがゼロかどうか判断するが、否の
ときは上記と同じくステップ16に進む。車速がゼロの
ときは(車両停車状態)、ステップ5に進み、エンジン
回転数Neが、アイドル目標回転Nsetに所定値NL
RNH#を加えた値よりも小さいかどうかを判断する。
もし、回転数が低いときは、ステップ6に進むが、否の
ときはステップ16に移行する。
eをアイドル目標回転Nsetから所定値NLRNL#
を引いた値よりも大きいかどうか判断する。回転数がこ
れよりも高いときは、ステップ7に進むが、そうでない
ときは、ステップ16に移行する。
アイドル回転数を基準にして所定の範囲内にあるときは
ステップ7に進む。
LRN#と比較し、電源電圧が所定値以上のときは、ス
テップ8に進み、否のときはステップ16に移行する。
定値TWLRNH#と比較し、所定値よりも低いとき
は、ステップ9に進むが、そうでないときはステップ1
6に移行する。ステップ9では冷却水温Twを、前記し
たTWLRNH#よりも低い所定値TWLRNL#と比
較し、これよりも高いとき、つまりエンジン冷却水温が
所定の範囲にあるときはステップ10に進むが、そうで
ないときはステップ16に移る。
TFLRNH#と比較し、もしこれより低いときはステ
ップ11に進むが、高いときはステップ16に移行す
る。
記TFLRNH#よりは低い所定値TFLRNL#と比
較し、これよりも高いとき、つまり、燃料温度が所定の
範囲にあるときは、ステップ12に進むが、そうでない
ときは、やはりステップ16に移行する。
#よりも高いことを確認したら、ステップ13に進み、
パワステスイッチPWSTSWがオンかどうか判断し、
オフのとき、つまりパワーステアリングが非作動のとき
は、ステップ14に進み、ここで電気負荷、例えばヘッ
ドライトやディフォッガ等がオフのときにステップ15
に進むが、ステップ13、14において、補機等を含む
負荷があるときは、ステップ16に移行する。
どの負荷が無い状態では、ステップ15において、学習
許可状態カウンタCtrlrnをデクリメントし、つま
りCtrlrn=Ctrlrn−1とし、ステップ17
でカウンタCtrlrnがゼロよりも大きいかどうかを
判断する。もし、ゼロならば、ステップ18に進んで学
習許可フラグをセット、すなわち、Flgqln=1と
するが、ゼロよりも大きいときは、ステップ19に進
み、学習許可フラグをクリアし、Flgqln=0にし
て処理を終了する。
アイドル回転中であって、後述するようにニュートラル
スイッチ、エアコンスイッチを除く、補機等の負荷がか
からない状態にあり、かつこの状態が所定時間継続した
ときに学習許可フラグがセットされ、燃料噴射量の誤差
学習が許可される。
の基本フローである(Ref同期演算)。
る学習値反映ゲインGlqfhを演算する。ステップ2
で前記した学習許可フラグFlgqlnの状態を見て、
フラグFlgqln=1ならば、ステップ3に進む、ク
リアされていたらステップ5に移行する。
回転数を維持するのに必要な、実際に供給していると考
えられる燃料噴射量Qsolibを演算する(図28で
詳しく説明する)。さらにステップ4では図29に示す
ようにして、噴射量誤差Dqsol¥を演算する。
llを、Dqsoll=Dqsol¥×Glqfhとし
て算出する。
るための学習値反映ゲインGlqfhを演算するための
フローである(Ref同期演算)。
SWがオンかどうか判断し、否ならばステップ4に移行
するが、オンのときはステップ2で車速VSPがゼロか
どうか判定する。もし車速がゼロでないときは、ステッ
プ4に移るが、ゼロのときはステップ3で学習反映ゲイ
ンGlqfh=1.0として処理を終了する。
えば図28に示すような学習値反映ゲインマップによ
り、エンジン回転数Neと噴射量Qsolとから、学習
値反映ゲインGlqfhを読み込み、処理を終了する。
転条件がアイドル状態に近いほど1.0に近づき、高負
荷、高回転域になるほど小さくなり、噴射量誤差を小さ
く評価する。
に噴射している想定される実相当噴射量Qsolibを
演算するためのフローである(Ref同期演算)。
ッチNeutSWがオンかどうか判断し、オンでニュー
トラル状態ならばステップ2に進み、オフならばステッ
プ5に進む。
Wがオンかどうか判断し、オフならばステップ3に進ん
で、噴射量Qsolib=QSOLL0#とし、またオ
ンならばQsolib=QSOLL1#とする。
オンかどうかを見て、オフならばステップ6に進み、噴
射量Qsolib=QSOLL2#とし、オンならばス
テップ7に進んでQsolib=QSOLL3#とし、
処理を終了する。
いときの方が相対的に大きく、またエアコンスイッチが
オンのときの方が相対的に大きくなる。
を目標回転数に維持するために必要な、予め設計等によ
り想定されたアイドル運転状態での予想噴射量であり、
補機負荷等が増えればそれだけ噴射量は増加する。
らは、ニュートラルスイッチとエアコンスイッチからの
信号は除外されており、したがって、学習が許可された
アイドル状態において、この例では4つの条件につい
て、それぞれ実相当噴射量が設定されることになる。そ
して、後述するように、噴射量誤差の学習は、制御の安
定性、信頼性を高めるために、これら4つの条件ついて
行われたものの荷重平均がとられるようになっている。
とエアコンスイッチとから条件を判定し、実相当噴射量
を算出しているが、この他に、例えばパワステスイッ
チ、電気負荷信号、ニュートラルスイッチ、エアコンス
イッチや、燃料温度、エンジン冷却水温、電源電圧、エ
ンジン回転数センサ等に基づいて、各条件下においてそ
れぞれ予想されるアイドル運転状態での実相当噴射量
を、同じようにして設定することができ、条件が増える
ほど、学習精度の安定性が高まる。
きは、学習許可条件もそれぞれ相違し、実相当噴射量の
入力条件に入ったものについては、学習条件から除外さ
れることになる。
噴射量とに基づいて、噴射量誤差学習値Dqsol¥を
演算するためのフローである(Ref同期演算)。
ン回転の積分値SNeから加重平均時定数補正係数(回
転積分重み補正係数)Klsneを、図31のようなテ
ーブルに基づいて設定する。
動時の不安定な状態での学習ゲインを小さくし、経時的
にエンジンの作動が安定してきた状態では、補正係数が
1.0(補正無し)になる。
spから加重平均時定数補正係数(走行距離重み補正係
数)KLsvspを、例えば図32のようなテーブルか
ら設定する。このテーブル特性についても、エンジン初
期作動時の不安定要素を取り除くためのもので、走行距
離に応じて補正係数が1.0に近づく。
時間SSttmからの加重平均時定数補正係数(経過時
間重み補正係数)Klsstを、図33のようなテーブ
ルから設定する。この場合にも、エンジン初期作動時の
不安定な状態での学習ゲインが小さくなるように設定し
てある。
KLsvsp、Klsstについては、必ずしも全部で
なく、少なくとも一つ求めればよい。
NeutSWがオンかどうか判断し、オンならばステッ
プ5に、またオフならばステップ8に進み、それぞれに
おいて、エアコンスイッチA/CSWがオンかどうか判
断する。
オンならばステップ6に進み、加重平均時定数相当基本
値KlconをKLC0#とし、オフならばステップ7
に進んでKlconをKLC1#にする。また、ステッ
プ8において、エアコンスイッチがオンのときは、ステ
ップ9に進み、加重平均時定数相当基本値Klconを
KLC2#にとし、オフのときはステップ10に進ん
で、KlconをKLC3#にする。
て、学習ゲインを調整し、条件が相違したときの学習誤
差の影響を小さくする。
定数相当基本値Klconと、上記した重み補正係数K
lsne、KLsvsp、Klsstとから、加重平均
時定数相当値Klcを、Klc=Klcon×Klsn
e×KLsvsp×Klsstとして演算する。ステッ
プ12では、このKlcを0以上1以下の値となるよう
に制限、つまりこの範囲を越えるときには、最小値で
0、最大値で1となるように制限する。
2と、実相当噴射量Qsolibとの差をとり、その偏
差をDqsol0とする。すなわち、Dqsol0=Q
sol2−Qsolibとする。
て、目標回転数を維持するのに必要な燃料噴射量と、そ
のときの実相当噴射量とから、燃料噴射量のずれ分Dq
sol0を算出するのである。
値Dqsol¥を、これらずれ分Dqsol0と荷重平
均時定数相当値Klcとを用いて加重平均処理を行って
求める。つまり、Dqsol¥=Dqsol¥n−1×
(1−Klc)+Dqsol0×Klcとして演算す
る。
アイドル運転状態において、そのときの目標アイドル回
転数を維持するために補正された燃料噴射量と、補機負
荷等に応じて設定された実相当噴射量との偏差に基づい
て、燃料噴射量の偏差が求められ、これに補正値が乗算
され、さらに加重平均されることにより、燃料噴射量誤
差の学習値が求められるのである。
射ポンプや燃料噴射ノズルの生産バラツキ、あるいはこ
れらの経時劣化等があるため、制御目標とする燃料噴射
量に対して実際の燃料噴射量との間には誤差が生じる。
に応じて最適な燃料噴射量とはならず、例えばエンジン
高負荷域などで、実際の噴射量が目標噴射量よりも過大
のときは、とくにアクセル全開付近で大量にスモークが
発生したり、エンジン過負荷になったりする。
種制御パラメータ、例えば排気還流率、燃料噴射時期、
吸気スワールなどを制御すれば、実際の燃料噴射量との
誤差分だけ、エンジンの実際の燃焼条件とは対応しなく
なる。したがって、そのときの実際の燃料噴射量に対し
ては過剰な排気還流が行われたり、あるいは噴射時期が
ずれ、これらにより排気中のスモークが増大したりす
る。
が、実際の噴射量を正しく反映するならば、これらの問
題が避けられる。
致させるために、次のようにして目標噴射量が演算され
る。
噴射量が設定され、燃料噴射ポンプより各気筒の燃料噴
射ノズルに燃料が圧送され、噴射される。このときアイ
ドル回転数を一定に維持するため、エンジン回転数が検
出され、この検出した回転数が目標とする一定回転数と
一致するように、燃料噴射量が補正される。
るために演算された目標燃料噴射量と実際に供給される
噴射量とが一致していれば、補正量はゼロとなるはずだ
が、誤差があればそれに対応して補正量が算出される。
ただし、補機負荷等があれば、この補機負荷に応じて燃
料を増量しないとアイドル回転数を一定に維持できな
い。このため、燃料噴射量の補正分には実際の噴射量と
のずれ分に補機負荷等の変化分が含まれてくる。
とするために演算された燃料噴射量と実際の燃料噴射量
との誤差は、単純に補正量だけからは判断できない。
ータ、例えばニュートラルスイッチ、エアコンスイッ
チ、パワステスイッチ、電気負荷信号、冷却水温、燃料
温度などに基づいて、これらの入力条件下において、一
定のアイドル回転数を維持するのに必要な、実際の燃料
噴射量に相当する実相当噴射量を求める。これは、これ
らの補機負荷等があったときに、設計どおりに燃料噴射
が行われたときにアイドル回転数を一定に維持するため
の予想噴射量である。
っている状態では、エンジンに負荷がかかり、アイドル
回転数を一定に維持するのに必要な燃料噴射量は相対的
に増加する。したがって、これらに応じて求めた実相当
噴射量は、それだけ実際の燃料噴射量に近くなる。
のアイドル回転数を一定に維持するために補正した燃料
噴射量と、この実相当噴射量との偏差に基づいて、噴射
量の誤差を演算する。実相当噴射量はそのときの補機負
荷等の条件によって異なった値となり、したがって、補
正後の噴射量からこの実相当噴射量を差し引いたもの
は、補機負荷分等を含まない噴射量誤差分にのみ相当し
たものとなる。
射量との関係に基づいて規定されるが、もし、この設定
された最大値が、実際に要求される最大値よりも大きい
と、アクセル全開付近にりおいて、エンジンには過剰に
燃料が供給されることになり、大量にスモークが発生し
たり、エンジン過負荷になったりする。しかし、吸入空
気量とエンジン回転数等から設定される最大噴射量を、
この燃料噴射誤差分に応じて修正することで、実際の燃
料噴射量との関係から、要求最大噴射量と正しく一致さ
せることができる。したがって、この最大値を越えるこ
とのないように燃料噴射量を制限すれば、アクセル全開
付近でも過剰な燃料が供給されることがなく、大量のス
モークの発生やエンジン過負荷状態を確実に回避でき
る。
いて修正し、目標とする噴射量を算出すると、この目標
噴射量は正確に実際の噴射量と一致するため、この目標
噴射量を、各種制御パラメータ、例えば、燃料噴射時
期、排気還流率、吸気スワール制御等の制御信号に用い
れば、実際にエンジンに供給される燃料噴射量に対応し
た制御が行えるようになり、スモークやパティキュレー
トの発生量が不必要に増加するような問題を解消でき
る。
は、一定の学習条件が成立した状態で行っているが、こ
の学習許可条件として、エンジンの補機負荷や電気負荷
などが少なく、また、エンジン冷却水温や燃料温度、あ
るいは電源電圧等が所定の範囲にあり、かつこれらが所
定の時間にわたり継続しているときを選ぶことにより、
エラーの少ない安定した学習条件とすることができる。
えばニュートラルスイッチとエアコンスイッチとを条件
にして、各条件下において場合分けし、それぞれ求めた
実相当噴射量との比較し、噴射量の誤差を求め、その荷
重平均値として最終的な噴射量誤差を演算し、学習して
いるので、学習値のバラツキを小さくし、信頼性が高め
られる。さらにこの学習にあたり、エンジンの回転数の
積算値、走行距離、生産後の経過時間などを補正値とし
て取り込んでいるので、経時劣化による変動分を加味さ
れ、学習値の安定性や信頼性がそれだけ高まる。
ト。
ャート。
ト。
ト。
ト。
ト。
ート。
ート。
チャート。
ーチャート。
ト。
チャート。
フローチャート。
ート。
ャート。
ト。
ト。
成図。
Claims (8)
- 【請求項1】エンジン運転状態を検出する手段と、 エンジン運転状態に基づいて燃料噴射量を演算する手段
と、 エンジンのアイドル状態を判定する手段と、 アイドル状態での各種パラメータを検出する手段と、 アイドル状態でエンジン回転数が目標回転数となるよう
にアイドル燃料噴射量を補正する手段と、 前記検出した各種パラメータに応じてアイドル状態での
目標回転数を維持するのに必要な燃料噴射量に相当する
実相当噴射量を演算する手段と、 アイドル状態において所定の条件が成立したときに燃料
噴射量誤差の学習許可を判定する手段と、 学習の許可時に前記アイドル補正噴射量と実相当噴射量
の偏差から噴射量誤差を演算し学習する手段と、 前記検出した運転状態とこの噴射量誤差とから許容最大
噴射量を演算する手段と、 前記燃料噴射量をこの許容最大噴射量に基づいて制限し
て目標噴射量とする噴射量修正手段と、 この目標噴射量に基づいて燃料噴射量を制御する手段と
を備えることを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 【請求項2】エンジン運転状態を検出する手段と、 エンジン運転状態に基づいて燃料噴射量を演算する手段
と、 エンジンのアイドル状態を判定する手段と、 アイドル状態での各種パラメータを検出する手段と、 アイドル状態でエンジン回転数が目標回転数となるよう
にアイドル燃料噴射量を補正する手段と、 前記検出した各種パラメータに応じてアイドル状態での
目標回転数を維持するのに必要な燃料噴射量に相当する
実相当噴射量を演算する手段と、 アイドル状態において所定の条件が成立したときに燃料
噴射量誤差の学習許可を判定する手段と、 学習の許可時に前記アイドル補正噴射量と実相当噴射量
の偏差から噴射量誤差を演算し学習する手段と、 前記燃料噴射量を噴射量誤差に基づいて修正して制御目
標噴射量とする噴射量修正手段と、 この燃料噴射量修正手段からの目標噴射量に基づいて各
種制御パラメータを制御する手段とを備えることを特徴
とする内燃機関の制御装置。 - 【請求項3】前記噴射量誤差の演算学習手段が、エンジ
ン回転数の積算値、走行距離、経過時間に関連する重み
係数のうち少なくとも一つを用いて、前記アイドル補正
噴射量と実相当噴射量との偏差を加重平均処理する請求
項1又は2に記載の内燃機関の制御装置。 - 【請求項4】前記噴射量誤差の演算学習手段は、アイド
ル補正噴射量と実相当噴射量の偏差に予め定められた補
正値を乗じて噴射量誤差を演算する請求項1〜3のいず
れか一つに記載の内燃機関の制御装置。 - 【請求項5】前記噴射量誤差の演算学習手段は、前記学
習許可判定手段が学習不許可のときは、それまでに学習
された噴射量誤差に予め定められた補正値を乗じて噴射
量誤差とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の内燃
機関の制御装置。 - 【請求項6】前記学習許可の判定手段が、エンジンが所
定の基準回転数範囲にあるアイドル状態であって、この
状態が所定時間以上継続しているときに学習許可を判定
する請求項1〜5のいずれか一つに記載の内燃機関の制
御装置。 - 【請求項7】前記各種パラメータの検出手段が、スター
タスイッチ、イグニッションスイッチ、パワステスイッ
チ、電気負荷スイッチ、ニュートラルスイッチ、エアコ
ンスイッチや、燃料温度、エンジン冷却水温、車速、電
源電圧、エンジン回転数センサのうち、少なくとも一つ
を備える請求項1〜6のいずれか一つに記載の内燃機関
の制御装置。 - 【請求項8】前記各種制御パラメータの制御手段が、排
気還流率、燃料噴射時期、吸気スワール制御弁のうち、
少なくとも一つを制御する請求項2〜7のいずれか一つ
に記載の内燃機関の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9230697A JP3598725B2 (ja) | 1997-04-10 | 1997-04-10 | 内燃機関の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9230697A JP3598725B2 (ja) | 1997-04-10 | 1997-04-10 | 内燃機関の制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10288071A true JPH10288071A (ja) | 1998-10-27 |
| JP3598725B2 JP3598725B2 (ja) | 2004-12-08 |
Family
ID=14050731
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9230697A Expired - Fee Related JP3598725B2 (ja) | 1997-04-10 | 1997-04-10 | 内燃機関の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3598725B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1156203A2 (en) | 2000-05-18 | 2001-11-21 | Nissan Motor Co., Ltd. | Diesel engine control |
| WO2001088358A1 (en) | 2000-05-18 | 2001-11-22 | Nissan Motor Co., Ltd. | Diesel engine control |
| WO2001088360A1 (en) * | 2000-05-18 | 2001-11-22 | Nissan Motor Co., Ltd. | Diesel engine control |
| WO2002029230A1 (en) | 2000-10-05 | 2002-04-11 | Nissan Motor Co., Ltd. | Control of turbocharger |
| US6510692B2 (en) | 2000-10-05 | 2003-01-28 | Nissan Motor Co., Ltd. | Control of supercharger |
| US6606981B2 (en) | 2000-05-12 | 2003-08-19 | Nissan Motor Co., Ltd. | Diesel engine control |
| US6658847B2 (en) | 2000-10-05 | 2003-12-09 | Nissan Motor Co., Ltd. | Control of supercharger |
-
1997
- 1997-04-10 JP JP9230697A patent/JP3598725B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6606981B2 (en) | 2000-05-12 | 2003-08-19 | Nissan Motor Co., Ltd. | Diesel engine control |
| EP1156203A2 (en) | 2000-05-18 | 2001-11-21 | Nissan Motor Co., Ltd. | Diesel engine control |
| WO2001088358A1 (en) | 2000-05-18 | 2001-11-22 | Nissan Motor Co., Ltd. | Diesel engine control |
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| US6502563B2 (en) | 2000-05-18 | 2003-01-07 | Nissan Motor Co., Ltd. | Diesel engine control |
| US6729303B2 (en) | 2000-05-18 | 2004-05-04 | Nissan Motor Co., Ltd. | Diesel engine control |
| WO2002029230A1 (en) | 2000-10-05 | 2002-04-11 | Nissan Motor Co., Ltd. | Control of turbocharger |
| US6510692B2 (en) | 2000-10-05 | 2003-01-28 | Nissan Motor Co., Ltd. | Control of supercharger |
| US6625985B2 (en) | 2000-10-05 | 2003-09-30 | Nissan Motor Co., Ltd. | Control of turbocharger |
| US6658847B2 (en) | 2000-10-05 | 2003-12-09 | Nissan Motor Co., Ltd. | Control of supercharger |
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| Publication number | Publication date |
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| JP3598725B2 (ja) | 2004-12-08 |
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